JPH11168103A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11168103A
JPH11168103A JP34706497A JP34706497A JPH11168103A JP H11168103 A JPH11168103 A JP H11168103A JP 34706497 A JP34706497 A JP 34706497A JP 34706497 A JP34706497 A JP 34706497A JP H11168103 A JPH11168103 A JP H11168103A
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JP
Japan
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film
conductive
insulating film
forming
plug
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JP34706497A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Sasaki
和久 佐々木
Taro Muraki
太郎 村木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電プラグに発生しがちなリセスを防止し、
導電プラグが開孔から突出することなく層間絶縁膜との
平坦性を向上させる。 【解決手段】 下層にトランジスタが形成された層間絶
縁膜8上にシリコン窒化膜31を介してシリコン酸化膜
32を形成する。ここで、シリコン酸化膜32を、後工
程で形成されるタングステンプラグ(Wプラグ)33に
生じるリセス量を見込んで、このリセス量と同等の膜
厚、例えば100nm程度に形成する。続いてコンタク
ト孔11を形成した後、このコンタクト孔11内にシリ
コン窒化膜31をストッパーとしてWプラグ33を充填
形成し、シリコン酸化膜32を除去して、Wプラグ33
をシリコン窒化膜31の表面に対して平坦化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトプラグ
を介して接続される配線層を備えた半導体装置及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時では、半導体素子の微細化及び高集
積化が進行している。それに伴って、コンタクト孔やビ
ア孔等の開孔内の寄生抵抗及び寄生容量の低減化を促進
することが必要となる。そこで、高融点金属からなる導
電プラグを開孔内に充填形成する技術が開発されてい
る。具体的には、例えばタングステン(W)等の高融点
金属をTiやTiN等の下地膜を介して開孔内を含む全
面に形成し、この高融点金属の全面を異方性エッチング
することにより高融点金属を開孔内のみに埋め込んで導
電プラグを形成して、続いてアルミニウム合金等からな
る配線層を導電プラグと接続されるようにパターン形成
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、導電プラグ
を充填形成する際の異方性エッチング時に、開孔内の高
融点金属が過剰にエッチングされてしまい、その結果と
して導電プラグに所謂リセスが生じるという問題があ
る。このリセスの発生により、後に形成される配線層の
被覆段差性(ステップ・カバレッジ)が低下し、配線に
断線等が生じ易くなって信頼性を低下させる主な原因の
一つとなっている。
【0004】上述の問題に対処するため、例えば特開平
2−297935号公報には、コンタクト孔内にタング
ステン・シリサイド膜及びシリコン酸化膜を介してノン
ドープの多結晶シリコン膜を堆積形成し、この多結晶シ
リコン膜とシリコン酸化膜をストッパーとしてエッチバ
ックする技術が開示されている。この手法によれば、エ
ッチバックプロセスのマージンフリーが実現されると言
うものの、コンタクト孔内に絶縁膜であるシリコン酸化
膜が残存するため、コンタクト抵抗の増加や導通不良等
の発生が危惧される。
【0005】また、特開平7−240466号公報に
は、シリコン窒化膜をストッパー膜として形成し、Wプ
ラグを充填形成した後にストッパー膜を除去する技術が
開示されている。この手法によれば、リセスの発生は抑
止されるものの、Wプラグがコンタクト孔から突出した
凸形状に形成されてしまうため、依然として平坦性に乏
しく、後に形成される配線層の断線等を抑止することは
困難である。
【0006】そこで、本発明の目的は、導電プラグに発
生しがちなリセスを防止し、導電プラグが開孔から突出
することなく層間絶縁膜との平坦性を向上させ、電気特
性の高い高信頼性を有する半導体装置及びその製造方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
導電領域上に層間絶縁膜が形成され、前記層間絶縁膜上
には配線層が加工形成されており、前記層間絶縁膜に形
成された開孔を充填する導電プラグを通じて前記配線層
が前記導電領域と接続されてなる半導体装置において、
前記導電プラグの上面が前記層間絶縁膜の上面と略同一
平面にある。
【0008】本発明の半導体装置の一態様例において
は、前記層間絶縁膜上に下地絶縁膜が形成されており、
前記導電プラグの上面が前記下地絶縁膜の上面とほぼ同
一平面にある。
【0009】本発明の半導体装置の一態様例において
は、少なくとも前記開孔の内壁面を覆う下地導電膜が形
成されており、前記導電プラグが前記下地導電膜を介し
て前記開孔を充填する。
【0010】本発明の半導体装置の一態様例において
は、前記下地導電膜が相異なる導電材からなる2層構造
とされている。
【0011】本発明の半導体装置の製造方法は、下層に
半導体基板又は導電膜が存する第1の絶縁膜上に第2の
絶縁膜を形成する第1の工程と、前記第1及び第2の絶
縁膜に、前記下層の表面の一部が露出するように開孔を
形成する第2の工程と、前記開孔の内壁面を含む前記第
2の絶縁膜の表面に下地導電膜を形成する第3の工程
と、前記開孔内を埋め込むように前記下地導電膜上に第
1の導電膜を形成する第4の工程と、前記第2の絶縁膜
をストッパーとして前記第1の導電膜を研磨し、前記第
1の導電膜を前記開孔内のみに充填して導電プラグを形
成して、前記導電プラグの表面を前記第2の絶縁膜の表
面と略同一平面となるように平坦化する第5の工程と、
平坦化された前記第2の絶縁膜及び前記導電プラグの表
面に第2の導電膜を形成する第6の工程と、前記第2の
導電膜を加工して、前記導電プラグを介して前記下層と
接続される配線層を形成する第7の工程とを有する。
【0012】本発明の半導体装置の製造方法の一態様例
においては、前記第5の工程の後、前記第6の工程の前
に、平坦化された前記第2の絶縁膜及び前記導電プラグ
の表面に更に他の下地導電膜を形成する第8の工程を更
に有し、前記第7の工程において、前記他の下地導電膜
を介して前記導電プラグと接続されるように前記配線層
を形成する。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法において
は、前記第3の工程において、前記下地導電膜を相異な
る導電材からなる2層構造に形成する。
【0014】本発明の半導体装置の製造方法は、下層に
半導体基板又は導電膜が存する絶縁膜に、前記下層の表
面の一部が露出するように開孔を形成する第1の工程
と、前記開孔の内壁面を含む前記絶縁膜の表面に下地導
電膜を形成する第2の工程と、前記開孔内を埋め込むよ
うに前記下地導電膜上に第1の導電膜を形成する第3の
工程と、前記絶縁膜をストッパーとして当該絶縁膜上の
前記第1の導電膜を除去し、前記第1の導電膜を前記開
孔内のみに充填して導電プラグを形成する第4の工程
と、前記絶縁膜の表面が前記導電プラグの表面とほぼ同
一平面となるように、当該絶縁膜の表層部位を除去して
平坦化する第5の工程と、平坦化された前記絶縁膜及び
前記導電プラグの表面に第2の導電膜を形成する第6の
工程と、前記第2の導電膜を加工して、前記導電プラグ
を介して前記下層と接続される配線層を形成する第7の
工程とを有する。
【0015】本発明の半導体装置の製造方法の一態様例
においては、前記第2の工程において、前記下地導電膜
を相異なる導電材からなる2層構造に形成する。
【0016】本発明の半導体装置は、下層に半導体基板
又は導電膜が存する第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形
成する第1の工程と、前記第2の絶縁膜上に第3の絶縁
膜を形成する第2の工程と、前記下層の表面の一部が露
出するように絶縁膜第1、第2及び第3の絶縁膜に開孔
を形成する第3の工程と、前記開孔の内壁面を含む前記
第3の絶縁膜の表面に下地導電膜を形成する第4の工程
と、前記開孔内を埋め込むように前記下地導電膜上に第
1の導電膜を形成する第5の工程と、前記第3の絶縁膜
をストッパーとして当該第3の絶縁膜上の前記第1の導
電膜をエッチングして除去し、前記第1の導電膜を前記
開孔内のみに充填して導電プラグを形成する第6の工程
と、前記第3の絶縁膜を除去する第7の工程とを有し、
前記第2の工程において、後の前記第6の工程における
前記エッチングの際に前記導電プラグに生じる膜厚の目
減り量を見込んで、当該目減り量とほぼ等しい膜厚とな
るように前記第3の絶縁膜を形成し、前記第7の工程に
おいて、前記第3の絶縁膜を除去することにより前記第
2の絶縁膜の表面を前記導電プラグの表面とほぼ同一平
面とする。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法の一態様例
においては、前記第4の工程において、前記下地導電膜
を相異なる導電材からなる2層構造に形成する。
【0018】
【作用】本発明においては、導電プラグを開孔内に埋め
込み形成する際に、導電プラグの上面が層間絶縁膜の上
面と略同一平面となるように形成する。具体的には、シ
リコン窒化膜等をストッパーとして化学機械研磨により
導電プラグの材料膜となる導電膜を研磨したり、エッチ
ングによりリセスが生じた導電プラグを形成した後、今
度は層間絶縁膜をリセス分だけエッチングしたり、導電
プラグのリセス分を見込んで開孔形成前に層間絶縁膜上
に当該リセス分の膜厚に絶縁膜を形成し、導電プラグの
形成後にこの絶縁膜を除去する。これらの手法により、
実質的に導電プラグのリセスが解消され、開孔から突出
することもないため、後に形成する配線層に断線等の不
都合を生ぜしめることなく信頼性の高い半導体装置が実
現することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの具体的
な実施形態について、半導体装置の構成をその製造方法
と共に図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】(第1の実施形態)初めに、第1の実施形
態について説明する。この第1の実施形態においては、
半導体装置としてMOSトランジスタを例示し、その製
造方法を説明する。図1及び図2は、この第1の実施形
態のMOSトランジスタの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【0021】先ず、図1(a)に示すように、例えば1
0Ω/cm2 程度の比抵抗を有するp型のシリコン半導
体基板1を用意し、このシリコン半導体基板1上に、素
子分離構造として所謂LOCOS法によりフィールド酸
化膜3を形成して素子形成領域2を画定する。なお、こ
のフィールド酸化膜3の代わりに、フィールドシールド
素子分離法により、絶縁膜内に導電膜が埋設されてな
り、この導電膜により直下のシリコン半導体基板の部位
を所定電位に固定して素子分離を行うフィールドシール
ド素子分離構造を形成してもよい。
【0022】続いて、シリコン半導体基板1の表面に、
ドーズ量が1.0〜2.0×1012/cm2 程度、加速
エネルギーが15〜30keV程度の条件でホウ素
(B)をイオン注入し、P型の不純物層6を形成する。
【0023】続いて、フィールド酸化膜3により互いに
分離されて相対的に画定された素子形成領域2の不純物
層6の表面に熱酸化を施してシリコン酸化膜を膜厚15
nm程度に形成し、続いてCVD法により不純物がドー
プされた多結晶シリコン膜を膜厚300nm程度に堆積
する。
【0024】続いて、多結晶シリコン膜及びシリコン酸
化膜をフォトリソグラフィー及びそれに続くドライエッ
チングによりパターニングして、素子形成領域2にシリ
コン酸化膜及び多結晶シリコン膜を電極形状に残してゲ
ート酸化膜4及びゲート電極5を形成する。
【0025】ここで、ゲート電極5上にキャップ絶縁膜
(不図示)を形成し、パターニングに用いたフォトレジ
ストを灰化処理して除去した後、キャップ絶縁膜上を含
む全面にCVD法によりシリコン酸化膜を堆積形成し、
このシリコン酸化膜の全面を異方性エッチングして、ゲ
ート酸化膜4、ゲート電極5及びキャップ絶縁膜の側面
にのみシリコン酸化膜を残してサイドウォール絶縁膜
(不図示)を形成してもよい。
【0026】続いて、図1(b)に示すように、ゲート
電極5をマスクとして、ゲート電極5の両側のシリコン
半導体基板1の表面領域にイオン注入により不純物、例
えばリン(P)や砒素(As)等のn型不純物をドーズ
量が1.0〜2.0×1012/cm2 程度、加速エネル
ギーが10〜30keV程度の条件で導入し、ソース/
ドレインとなる一対の不純物拡散層7を形成する。
【0027】次に、図1(c)に示すように、フィール
ド酸化膜3を含むシリコン半導体基板1の全面にCVD
法によりシリコン酸化膜を堆積形成し、ゲート酸化膜4
及びゲート電極5を埋め込む層間絶縁膜8を膜厚500
nm程度に堆積し、続いて層間絶縁膜8上にシリコン窒
化膜9を形成する。続いて、シリコン窒化膜9及び層間
絶縁膜8をパターニングし、不純物拡散層7の表面の一
部を露出させるコンタクト孔11を形成する。
【0028】次に、図2(a)に示すように、コンタク
ト孔11の内壁を覆うように全面にTiWやTi/Ti
Nの2層膜等の下地膜12をCVD法により形成する。
下地膜12の膜厚としては、例えばTiWの場合には1
00nm程度、Ti/TiNの場合にはTiが150n
m程度、TiNが30nm程度とする。なお、下地膜1
2としては、TiW/TiNの2層膜としても好適であ
る。続いて、CVD法により下地膜12を介したコンタ
クト孔11内を埋め込むように全面に高融点金属膜、こ
こではタングステン膜(W膜)13を膜厚600nm程
度に堆積形成する。
【0029】次に、図2(b)に示すように、タングス
テン膜13を下層のシリコン窒化膜9をストッパーとし
て化学機械研磨法(CMP法)により研磨し、タングス
テン膜13をコンタクト孔11内のみに充填させてコン
タクトプラグ(Wプラグ)14を形成する。このとき、
コンタクトプラグ14がCMP法による研磨により形成
されるためにリセスの発生が抑止され、シリコン窒化膜
9の表面とコンタクトプラグ14の表面とが平坦化され
て両者がほぼ同一の平面内に存するようになる。
【0030】次に、図2(c)に示すように、全面に再
び下地膜12を先程とほぼ同等の膜厚に形成した後、こ
の下地膜12上にスパッタ法によりアルミニウム合金膜
を形成する。そして、このアルミニウム合金膜をフォト
リソグラフィー及びそれに続くドライエッチングにより
パターニングし、コンタクトプラグ14を通じて下層の
不純物拡散層7と電気的に接続されてなる帯状の配線層
15を加工形成する。
【0031】しかる後、更なる上層の層間絶縁膜や配線
層等を形成する後工程を経て、MOSトランジスタを完
成させる。なお、下地膜12を形成した後の諸々の熱処
理により、下地膜12と不純物拡散層7との界面がシリ
サイド化されて、下地膜12の材料に応じたシリサイド
層が形成されることになる。例えば、不純物拡散層7と
の界面にTi膜が存する場合にはチタンシリサイド層と
なり、TiW膜が存する場合にはチタンタングステンシ
リサイド膜となる。
【0032】このように、第1の実施形態においては、
コンタクトプラグ14をコンタクト孔11内に埋め込み
形成する際に、コンタクトプラグ14の上面がシリコン
窒化膜9の上面と略同一平面となるように形成する。具
体的には、シリコン窒化膜9をストッパーして化学機械
研磨によりコンタクトプラグ14の材料膜となるタング
ステン膜を研磨する。この手法により、実質的にコンタ
クトプラグ14のリセスが解消され、コンタクト孔11
から突出することもないため、後に形成する配線層15
に断線等の不都合を生ぜしめることなく信頼性の高いM
OSトランジスタが実現することになる。
【0033】従って、第1の実施形態によれば、コンタ
クトプラグ14に発生しがちなリセスを防止し、コンタ
クトプラグ14がコンタクト孔11から突出することな
く層間絶縁膜8及びシリコン窒化膜9との平坦性を向上
させ、電気特性の高い高信頼性を有するMOSトランジ
スタを提供することができる。
【0034】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。この第2の実施形態におい
ては、第1の実施形態の場合と同様に、MOSトランジ
スタの製造方法を例示するが、コンタクトプラグの形成
工程に若干相違がある点で異なる。図3〜図5は、第2
の実施形態のMOSトランジスタの製造方法の主要工程
を示す概略断面図である。なお、第1の実施形態のMO
Sトランジスタと同一の構成要素等については同一の符
号を記して説明を省略する。
【0035】先ず、図3(a)に示すように、例えば1
0Ω/cm2 程度の比抵抗を有するp型のシリコン半導
体基板1を用意し、このシリコン半導体基板1上に、素
子分離構造として所謂LOCOS法によりフィールド酸
化膜3を形成して素子形成領域2を画定する。なお、こ
のフィールド酸化膜3の代わりに、フィールドシールド
素子分離法により、絶縁膜内に導電膜が埋設されてな
り、この導電膜により直下のシリコン半導体基板の部位
を所定電位に固定して素子分離を行うフィールドシール
ド素子分離構造を形成してもよい。
【0036】続いて、シリコン半導体基板1の表面に、
ドーズ量が1.0〜2.0×1012/cm2 程度、加速
エネルギーが15〜30keV程度の条件でホウ素
(B)をイオン注入し、P型の不純物層6を形成する。
【0037】続いて、フィールド酸化膜3により互いに
分離されて相対的に画定された素子形成領域2の不純物
層6の表面に熱酸化を施してシリコン酸化膜を膜厚15
nm程度に形成し、続いてCVD法により不純物がドー
プされた多結晶シリコン膜を膜厚300nm程度に堆積
する。
【0038】続いて、多結晶シリコン膜及びシリコン酸
化膜をフォトリソグラフィー及びそれに続くドライエッ
チングによりパターニングして、素子形成領域2にシリ
コン酸化膜及び多結晶シリコン膜を電極形状に残してゲ
ート酸化膜4及びゲート電極5を形成する。
【0039】ここで、ゲート電極5上にキャップ絶縁膜
(不図示)を形成し、パターニングに用いたフォトレジ
ストを灰化処理して除去した後、キャップ絶縁膜上を含
む全面にCVD法によりシリコン酸化膜を堆積形成し、
このシリコン酸化膜の全面を異方性エッチングして、ゲ
ート酸化膜4、ゲート電極5及びキャップ絶縁膜の側面
にのみシリコン酸化膜を残してサイドウォール絶縁膜
(不図示)を形成してもよい。
【0040】次に、図3(b)に示すように、ゲート電
極5をマスクとして、ゲート電極5の両側のシリコン半
導体基板1の表面領域にイオン注入により不純物、例え
ばリン(P)や砒素(As)等のn型不純物をドーズ量
が1.0〜2.0×1012/cm2 程度、加速エネルギ
ーが10〜30keV程度の条件で導入し、ソース/ド
レインとなる一対の不純物拡散層7を形成する。
【0041】次に、図3(c)に示すように、フィール
ド酸化膜3を含むシリコン半導体基板1の全面にCVD
法によりシリコン酸化膜を堆積形成し、ゲート酸化膜4
及びゲート電極5を埋め込む層間絶縁膜8を膜厚500
nm程度に堆積する。続いて、層間絶縁膜8をパターニ
ングし、不純物拡散層7の表面の一部を露出させるコン
タクト孔11を形成する。
【0042】次に、図4(a)に示すように、コンタク
ト孔11の内壁を覆うように全面にTiWやTi/Ti
Nの2層膜等の下地膜12をCVD法により形成する。
下地膜12の膜厚としては、例えばTiWの場合には1
00nm程度、Ti/TiNの場合にはTiが150n
m程度、TiNが30nm程度とする。なお、下地膜1
2としては、TiW/TiNの2層膜としても好適であ
る。続いて、CVD法により下地膜12を介したコンタ
クト孔11内を埋め込むように全面に高融点金属膜、こ
こではタングステン膜(W膜)13を膜厚400nm程
度に堆積形成する。
【0043】次に、図4(b)に示すように、層間絶縁
膜8をストッパーとして、タングステン膜13の全面を
異方性ドライエッチング(エッチバック)し、タングス
テン膜13をコンタクト孔11内のみに充填させてコン
タクトプラグ(Wプラグ)21を形成する。この場合、
エッチングが進んで層間絶縁膜8が露出するとエッチャ
ントがコンタクト孔11内に局在化し、タングステン膜
13のエッチングレートが急激に増加してリセスが発生
して、図4(b)の如くコンタクトプラグ21の上面が
層間絶縁膜8の表面に対して凹状に形成される。
【0044】次に、図4(c)に示すように、ほぼ層間
絶縁膜8のみがエッチングされる条件で全面をエッチバ
ックする。このとき、層間絶縁膜8のエッチバック量を
コンタクトプラグ21に生じたリセス量とほぼ同じとな
るようにする。例えば、コンタクトプラグ21に生じた
リセス量が100nm程度であれば、層間絶縁膜8も同
様にその表層を100nm程度エッチング除去する。こ
れにより、層間絶縁膜8の表面とコンタクトプラグ21
の表面とが平坦化されて両者がほぼ同一の平面内に存す
るようになる。
【0045】次に、図5に示すように、全面に再び下地
膜12を先程とほぼ同等の膜厚に形成した後、この下地
膜12上にスパッタ法によりアルミニウム合金膜を形成
する。そして、このアルミニウム合金膜をフォトリソグ
ラフィー及びそれに続くドライエッチングによりパター
ニングし、コンタクトプラグ21を通じて下層の不純物
拡散層7と電気的に接続されてなる帯状の配線層15を
加工形成する。
【0046】しかる後、第1の実施形態と同様に、更な
る上層の層間絶縁膜や配線層等を形成する後工程を経
て、MOSトランジスタを完成させる。
【0047】このように、第2の実施形態においては、
コンタクトプラグ21をコンタクト孔11内に埋め込み
形成する際に、コンタクトプラグ21の上面が層間絶縁
膜8の上面と略同一平面となるように形成する。具体的
には、全面のエッチバックによりリセスを有するコンタ
クトプラグ21を形成した後、今度は層間絶縁膜8をリ
セス分だけドライエッチングする。この手法により、実
質的にコンタクトプラグ21のリセスが解消され、コン
タクト孔11から突出することもないため、後に形成す
る配線層15に断線等の不都合を生ぜしめることなく信
頼性の高いMOSトランジスタが実現することになる。
【0048】従って、第2の実施形態によれば、コンタ
クトプラグ21に発生しがちなリセスを除去し、コンタ
クトプラグ21がコンタクト孔11から突出することな
く層間絶縁膜8との平坦性を向上させ、電気特性の高い
高信頼性を有するMOSトランジスタを提供することが
できる。
【0049】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。この第3の実施形態におい
ては、第1の実施形態の場合と同様に、MOSトランジ
スタの製造方法を例示するが、コンタクトプラグの形成
工程に若干相違がある点で異なる。図6〜図8は、第3
の実施形態のMOSトランジスタの製造方法の主要工程
を示す概略断面図である。なお、第1の実施形態のMO
Sトランジスタと同一の構成要素等については同一の符
号を記して説明を省略する。
【0050】先ず、図6(a)に示すように、例えば1
0Ω/cm2 程度の比抵抗を有するp型のシリコン半導
体基板1を用意し、このシリコン半導体基板1上に、素
子分離構造として所謂LOCOS法によりフィールド酸
化膜3を形成して素子形成領域2を画定する。なお、こ
のフィールド酸化膜3の代わりに、フィールドシールド
素子分離法により、絶縁膜内に導電膜が埋設されてな
り、この導電膜により直下のシリコン半導体基板の部位
を所定電位に固定して素子分離を行うフィールドシール
ド素子分離構造を形成してもよい。
【0051】続いて、シリコン半導体基板1の表面に、
ドーズ量が1.0〜2.0×1012/cm2 程度、加速
エネルギーが15〜30keV程度の条件でホウ素
(B)をイオン注入し、P型の不純物層6を形成する。
【0052】続いて、フィールド酸化膜3により互いに
分離されて相対的に画定された素子形成領域2の不純物
層6の表面に熱酸化を施してシリコン酸化膜を膜厚15
nm程度に形成し、続いてCVD法により不純物がドー
プされた多結晶シリコン膜を膜厚300nm程度に堆積
する。
【0053】続いて、多結晶シリコン膜及びシリコン酸
化膜をフォトリソグラフィー及びそれに続くドライエッ
チングによりパターニングして、素子形成領域2にシリ
コン酸化膜及び多結晶シリコン膜を電極形状に残してゲ
ート酸化膜4及びゲート電極5を形成する。
【0054】ここで、ゲート電極5上にキャップ絶縁膜
(不図示)を形成し、パターニングに用いたフォトレジ
ストを灰化処理して除去した後、キャップ絶縁膜上を含
む全面にCVD法によりシリコン酸化膜を堆積形成し、
このシリコン酸化膜の全面を異方性エッチングして、ゲ
ート酸化膜4、ゲート電極5及びキャップ絶縁膜の側面
にのみシリコン酸化膜を残してサイドウォール絶縁膜
(不図示)を形成してもよい。
【0055】次に、図6(b)に示すように、ゲート電
極5をマスクとして、ゲート電極5の両側のシリコン半
導体基板1の表面領域にイオン注入により不純物、例え
ばリン(P)や砒素(As)等のn型不純物をドーズ量
が1.0〜2.0×1012/cm2 程度、加速エネルギ
ーが10〜30keV程度の条件で導入し、ソース/ド
レインとなる一対の不純物拡散層7を形成する。
【0056】次に、図6(c)に示すように、フィール
ド酸化膜3を含むシリコン半導体基板1の全面にCVD
法によりシリコン酸化膜を堆積形成し、ゲート酸化膜4
及びゲート電極5を埋め込む層間絶縁膜8を膜厚500
nm程度に堆積する。続いて、層間絶縁膜8上にシリコ
ン窒化膜31を膜厚100nm程度に堆積し、さらにこ
のシリコン窒化膜上にシリコン酸化膜32を堆積する。
ここで、シリコン酸化膜32を、後工程で形成されるコ
ンタクトプラグ33に生じるリセス量を見込んで、この
リセス量と同等の膜厚、例えば100nm程度に形成す
る。続いて、シリコン酸化膜32、シリコン窒化膜31
及び層間絶縁膜8をパターニングし、不純物拡散層7の
表面の一部を露出させるコンタクト孔11を形成する。
【0057】次に、図7(a)に示すように、コンタク
ト孔11の内壁を覆うように全面にTiWやTi/Ti
Nの2層膜等の下地膜12をCVD法により形成する。
下地膜12の膜厚としては、例えばTiWの場合には1
00nm程度、Ti/TiNの場合にはTiが150n
m程度、TiNが30nm程度とする。なお、下地膜1
2としては、TiW/TiNの2層膜としても好適であ
る。続いて、CVD法により下地膜12を介したコンタ
クト孔11内を埋め込むように全面に高融点金属膜、こ
こではタングステン膜(W膜)13を膜厚400nm程
度に堆積形成する。
【0058】次に、図7(b)に示すように、シリコン
酸化膜32をストッパーとして、タングステン膜13の
全面を異方性ドライエッチング(エッチバック)し、タ
ングステン膜13をコンタクト孔11内のみに充填させ
てコンタクトプラグ(Wプラグ)33を形成する。この
場合、エッチングが進んでシリコン酸化膜32が露出す
るとエッチャントがコンタクト孔11内に局在化し、タ
ングステン膜13のエッチングレートが急激に増加して
リセスが発生して、コンタクトプラグ33の上面がシリ
コン酸化膜32の表面に対して凹状に形成される。
【0059】次に、図7(c)に示すように、シリコン
酸化膜32をエッチバックにより除去し、シリコン窒化
膜31を露出させる。ここで、このシリコン酸化膜32
は、既述したようにコンタクトプラグ33のリセス量を
予め見込んで当該リセス量と同等の膜厚に形成されてい
る。従ってこのシリコン酸化膜32を除去すれば、図7
(b)の如くシリコン窒化膜31とコンタクトプラグ3
3とが平坦化されて両者がほぼ同一の平面内に存するよ
うになる。
【0060】次に、図8に示すように、全面に再び下地
膜12を先程とほぼ同等の膜厚に形成した後、この下地
膜12上にスパッタ法によりアルミニウム合金膜を形成
する。そして、このアルミニウム合金膜をフォトリソグ
ラフィー及びそれに続くドライエッチングによりパター
ニングし、コンタクトプラグ21を通じて下層の不純物
拡散層7と電気的に接続されてなる帯状の配線層15を
加工形成する。
【0061】しかる後、第1の実施形態と同様に、更な
る上層の層間絶縁膜や配線層等を形成する後工程を経
て、MOSトランジスタを完成させる。
【0062】このように、第3の実施形態においては、
コンタクトプラグ33をコンタクト孔11内に埋め込み
形成する際に、コンタクトプラグ33の上面がシリコン
窒化膜31の上面と略同一平面となるように形成する。
具体的には、コンタクトプラグ33のリセス分を見込ん
でコンタクト孔11の形成前にシリコン窒化膜31上に
当該リセス分の膜厚に絶縁膜であるシリコン酸化膜32
を形成し、コンタクトプラグ33の形成後にこのシリコ
ン酸化膜32を除去する。これらの手法により、実質的
にコンタクトプラグ33のリセスが解消され、コンタク
ト孔11から突出することもないため、後に形成する配
線層15に断線等の不都合を生ぜしめることなく信頼性
の高いMOSトランジスタが実現することになる。
【0063】従って、第3の実施形態によれば、コンタ
クトプラグ33に発生しがちなリセスを防止し、コンタ
クトプラグ33がコンタクト孔11から突出することな
く層間絶縁膜8及びシリコン窒化膜31との平坦性を向
上させ、電気特性の高い高信頼性を有するMOSトラン
ジスタを提供することができる。
【0064】なお、第1、第2及び第3の実施形態で
は、MOSトランジスタについて説明したが、本発明は
これに限定されることなく、EEPROMやDRAM等
の半導体メモリやCMOSインバータなどの高集積化が
要求される全ての半導体装置の製造方法に適用可能であ
る。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、導電プラグに発生しが
ちなリセスを防止し、導電プラグが開孔から突出するこ
となく層間絶縁膜との平坦性を向上させ、電気特性の高
い高信頼性を有する半導体装置及びその製造方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるMOSトラン
ジスタの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図2】図1に引き続き、本発明の第1の実施形態にお
けるMOSトランジスタの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態におけるMOSトラン
ジスタの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図4】図3に引き続き、本発明の第2の実施形態にお
けるMOSトランジスタの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図5】図4に引き続き、本発明の第2の実施形態にお
けるMOSトランジスタの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態におけるMOSトラン
ジスタの製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図7】図6に引き続き、本発明の第3の実施形態にお
けるMOSトランジスタの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【図8】図7に引き続き、本発明の第3の実施形態にお
けるMOSトランジスタの製造方法を工程順に示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン半導体基板 2 素子形成領域 3 フィールド酸化膜 4 ゲート酸化膜 5 ゲート電極 6 P型の不純物層 7 不純物拡散層 8 層間絶縁膜 9,31 シリコン窒化膜 11 コンタクト孔 12 下地膜 13 タングステン膜 14,21,33 コンタクトプラグ 15 配線層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電領域上に層間絶縁膜が形成され、前
    記層間絶縁膜上には配線層が加工形成されており、前記
    層間絶縁膜に形成された開孔を充填する導電プラグを通
    じて前記配線層が前記導電領域と接続されてなる半導体
    装置において、 前記導電プラグの上面が前記層間絶縁膜の上面と略同一
    平面にあることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記層間絶縁膜上に下地絶縁膜が形成さ
    れており、前記導電プラグの上面が前記下地絶縁膜の上
    面とほぼ同一平面にあることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記開孔の内壁面を覆う下地
    導電膜が形成されており、前記導電プラグが前記下地導
    電膜を介して前記開孔を充填することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記下地導電膜が相異なる導電材からな
    る2層構造とされていることを特徴とする請求項3に記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 下層に半導体基板又は導電膜が存する第
    1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する第1の工程と、 前記第1及び第2の絶縁膜に、前記下層の表面の一部が
    露出するように開孔を形成する第2の工程と、 前記開孔の内壁面を含む前記第2の絶縁膜の表面に下地
    導電膜を形成する第3の工程と、 前記開孔内を埋め込むように前記下地導電膜上に第1の
    導電膜を形成する第4の工程と、 前記第2の絶縁膜をストッパーとして前記第1の導電膜
    を研磨し、前記第1の導電膜を前記開孔内のみに充填し
    て導電プラグを形成して、前記導電プラグの表面を前記
    第2の絶縁膜の表面と略同一平面となるように平坦化す
    る第5の工程と、 平坦化された前記第2の絶縁膜及び前記導電プラグの表
    面に第2の導電膜を形成する第6の工程と、 前記第2の導電膜を加工して、前記導電プラグを介して
    前記下層と接続される配線層を形成する第7の工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第5の工程の後、前記第6の工程の
    前に、平坦化された前記第2の絶縁膜及び前記導電プラ
    グの表面に更に他の下地導電膜を形成する第8の工程を
    更に有し、 前記第7の工程において、前記他の下地導電膜を介して
    前記導電プラグと接続されるように前記配線層を形成す
    ることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記第3の工程において、前記下地導電
    膜を相異なる導電材からなる2層構造に形成することを
    特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 下層に半導体基板又は導電膜が存する絶
    縁膜に、前記下層の表面の一部が露出するように開孔を
    形成する第1の工程と、 前記開孔の内壁面を含む前記絶縁膜の表面に下地導電膜
    を形成する第2の工程と、 前記開孔内を埋め込むように前記下地導電膜上に第1の
    導電膜を形成する第3の工程と、 前記絶縁膜をストッパーとして当該絶縁膜上の前記第1
    の導電膜を除去し、前記第1の導電膜を前記開孔内のみ
    に充填して導電プラグを形成する第4の工程と、 前記絶縁膜の表面が前記導電プラグの表面とほぼ同一平
    面となるように、当該絶縁膜の表層部位を除去して平坦
    化する第5の工程と、 平坦化された前記絶縁膜及び前記導電プラグの表面に第
    2の導電膜を形成する第6の工程と、 前記第2の導電膜を加工して、前記導電プラグを介して
    前記下層と接続される配線層を形成する第7の工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の工程において、前記下地導電
    膜を相異なる導電材からなる2層構造に形成することを
    特徴とする請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 下層に半導体基板又は導電膜が存する
    第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する第1の工程
    と、 前記第2の絶縁膜上に第3の絶縁膜を形成する第2の工
    程と、 前記下層の表面の一部が露出するように絶縁膜第1、第
    2及び第3の絶縁膜に開孔を形成する第3の工程と、 前記開孔の内壁面を含む前記第3の絶縁膜の表面に下地
    導電膜を形成する第4の工程と、 前記開孔内を埋め込むように前記下地導電膜上に第1の
    導電膜を形成する第5の工程と、 前記第3の絶縁膜をストッパーとして当該第3の絶縁膜
    上の前記第1の導電膜をエッチングして除去し、前記第
    1の導電膜を前記開孔内のみに充填して導電プラグを形
    成する第6の工程と、 前記第3の絶縁膜を除去する第7の工程とを有し、 前記第2の工程において、後の前記第6の工程における
    前記エッチングの際に前記導電プラグに生じる膜厚の目
    減り量を見込んで、当該目減り量とほぼ等しい膜厚とな
    るように前記第3の絶縁膜を形成し、 前記第7の工程において、前記第3の絶縁膜を除去する
    ことにより前記第2の絶縁膜の表面を前記導電プラグの
    表面とほぼ同一平面とすることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第4の工程において、前記下地導
    電膜を相異なる導電材からなる2層構造に形成すること
    を特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方
    法。
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