JPH11167332A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11167332A
JPH11167332A JP9331891A JP33189197A JPH11167332A JP H11167332 A JPH11167332 A JP H11167332A JP 9331891 A JP9331891 A JP 9331891A JP 33189197 A JP33189197 A JP 33189197A JP H11167332 A JPH11167332 A JP H11167332A
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JP
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image forming
drum
image
image carrier
shaft
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JP9331891A
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Atsushi Munakata
篤 宗像
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成ユニットの交換やメンテナンス時に
おける像担持体と像担持体支持軸の回転方向の位相合わ
せが不要で、像担持体支持軸の位置を高精度に規制する
ことができるとともに、画像形成ユニットの着脱操作性
を高めることができる画像形成装置を提供することに。 【構成】 少なくとも像担持体を有して装置本体に対し
て挿抜可能に構成された画像形成ユニットと、装置本体
上に支持されたドラム軸(像担持体支持軸)33を有す
る画像形成装置において、前記画像形成ユニットを装置
本体に挿入する動作に連動して前記像担持体の前記ドラ
ム軸33に対する回転方向の位相が所定の位相になるよ
う構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
によって画像形成を行う画像形成装置であって、特に高
速でフルカラー画像形成が可能な所謂タンデム型の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、電子写真プロセスを経てフルカラ
ー画像を形成するフルカラー画像形成装置が実用化され
ている。中でも、高速のフルカラー画像形成を実現する
ために紙搬送方向に複数の画像形成部を配したタンデム
型の構成を有するものが出現している。
【0003】上記タンデム型の構成を有するフルカラー
画像形成装置では、高いメンテナンス性を確保するた
め、像担持体、露光手段、現像手段、クリーニング手
段、帯電手段等を含む画像形成ユニットを各色の画像形
成部毎に設け、各画像形成ユニットを本体に対して挿脱
自在とした構成が一般的に採用されている。
【0004】一方、記録材はベルト状の転写体によって
搬送され、各色の画像形成部を通過して順次フルカラー
画像の転写を受ける。
【0005】ところで、カラー画像形成装置の場合、画
像品位を決定する要素の1つとして「色ずれ」がある。
この「色ずれ」は各色の画像位置が副走査方向や主走査
方向にずれたり、相対的に平行でない場合に発生する。
そして、前述のタンデム型の画像形成装置では、従来の
1ドラム型フルカラー画像形成装置と異なり、各色の複
数の画像形成部が独立しているために色ずれが発生し易
い。
【0006】色ずれのうち副走査方向のものに注目する
と、その発生原因は例えば静的なものとして各ドラム間
距離や露光位置のずれ、又、動的なものして感光ドラム
や転写体の回転速度変動等が考えられる。
【0007】上記色ずれの原因のうち静的なものに関し
ては、例えば露光タイミングを電気的に調整することで
補正可能である。
【0008】しかしながら、動的な原因に関しては補正
が困難であり、感光ドラムや転写体の回転速度変動を極
力抑える必要がある。従って、感光ドラムに関しても、
先ずドラム軸の回転速度変動が十分小さいことが必要で
ある。
【0009】更に、タンデム型の画像形成装置では、記
録材が転写体に吸着されたまま各感光ドラムを通過する
ため、転写材の突入や抜け等によって感光ドラムに回転
方向の外乱が作用する。又、画像形成中の記録材が画像
形成部上流側の搬送ローラに押されたり、画像形成部下
流側の定着装置に突入することによる回転方向の外乱も
感光ドラムに作用する。
【0010】従って、ドラム軸が等角速度回転していて
も、感光ドラムとドラム軸の拘束力が十部でないと感光
ドラム上で角速度変動が生じる。このため、感光ドラム
とドラム軸の固定方法は感光ドラムの回転速度変動に大
きな影響を与える。
【0011】しかしながら、タンデム型の画像形成装置
では、感光ドラムを含む画像形成ユニットが装置本体に
対して引き出し可能に構成されているため、感光ドラム
とドラム軸は分離可能でなければならず、又、画像形成
中は両者は強固に固定される必要があり、従来からその
固定方法に関して種々の工夫がなされてきた。
【0012】図15及び図16に従来から実用化されて
いる感光ドラム31とドラム軸33の固定構造を示す。
尚、図15は感光ドラムとドラム軸の固定構造を示す分
解斜視図、図16は図15のC−C線断面図である。
【0013】図15において、34はドラム軸33に圧
入されたピンであり、ドラムフランジ32の内周部には
前記ピン34に係合するV溝36(図16参照)が2箇
所に形成されている。そして、ドラムフランジ32の一
端内周部の2個所には突起37が突設されており、ドラ
ム軸33には突起37が係合するスリワリ38が2箇所
に形成されている。
【0014】又、39はドラム軸33に着脱自在なノブ
であって、このノブ39はこれに対して回転自在なガイ
ド部材40を介してドラム軸33の中心に加工された不
図示のタップ穴に締結される。
【0015】以上の構成において、ドラムフランジ32
をドラム軸33に圧接することによってドラムシリンダ
31とドラム軸33とが回転方向にガタ無く固定され
る。
【0016】上述したように、従来は内周部に突設した
突起37を有するドラムフランジ32とスリワリ38を
有するドラム軸33を利用して、ドラムフランジ32を
ドラム軸33に圧接する力の伝達をドラム軸33の表面
から突出しない領域で行っている。これは、ドラムシリ
ンダ31とドラム軸33の着脱を芯決め板14の外側か
ら行うことができるようにするためである。
【0017】又、画像形成ユニットやドラム軸33の前
側の位置を規制する芯決め板14に通常の軸受14aを
用いてドラム軸33を嵌合保持させることができるた
め、画像形成ユニットやドラムシリンダ31の位置決め
を高精度に行うことができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の固定構造に
よれば、ドラムシリンダ31とドラム軸33を着脱自在
に固定することができ、画像形成時にはドラムシリンダ
31とドラム軸33の締結を強固に行うことができる
が、以下のような問題があった。
【0019】即ち、ドラムフランジ32の内周に突設し
た2個所の突起37に係合するドラム軸33のスリワリ
38の回転方向の位相が適切でない場合やドラム軸33
のピン34と該ピン34に係合するドラムフランジ32
のV溝36の回転方向の位相が適切でない場合には、ド
ラムシリンダ31をドラム軸33に挿入することができ
ない。
【0020】従って、ドラムシリンダ31或は画像形成
ユニットを本体に挿入する際にドラムシリンダ31又は
ドラム軸33の回転方向の位相を所定の位相に合わせる
必要がある。特に、タンデム型のように画像形成ユニッ
トが複数設けられている場合は、位相合わせを各画像形
成ユニットの全てに対して行う必要があり、その作業が
非常に煩雑であった。
【0021】又、上記位相合わせ作業を一般ユーザーに
委ねることは実質的に不可能であるため、画像形成ユニ
ットをカートリッジ化し、交換作業をユーザーに委ねる
装置においては、図15及び図16に示したドラムシリ
ンダ31とドラム軸33の固定構造を採用することがで
きなかった。
【0022】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、画像形成ユニットの交換やメ
ンテナンス時における像担持体と像担持体支持軸の回転
方向の位相合わせが不要で、像担持体支持軸の位置を高
精度に規制することができるとともに、画像形成ユニッ
トの着脱操作性を高めることができる画像形成装置を提
供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、少なくとも像担持体を有し
て装置本体に対して挿抜可能に構成された画像形成ユニ
ットと、装置本体上に支持された像担持体支持軸を有す
る画像形成装置において、前記画像形成ユニットを装置
本体に挿入する動作に連動して前記像担持体の前記像担
持体支持軸に対する回転方向の位相が所定の位相になる
よう構成したことを特徴とする。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記画像形成ユニットを記録材搬送方向に
複数配設したことを特徴とする。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記像担持体又はドラムフランジを前記像
担持体支持軸の突起部又は段差部に軸方向に圧接して像
担持体と像担持体支持軸とを固定することを特徴とす
る。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記像担持体支持軸の外周部の少なくとも
1箇所に突設された突起と、該突起に係合するリードカ
ム状のガイド部を有するドラムフランジによって像担持
体を回転させることを特徴とする。
【0027】請求項5記載の発明は、少なくとも像担持
体を有して装置本体に対して挿抜可能に構成された画像
形成ユニットと、装置本体上に支持された像担持体支持
軸を有し、前記像担持体支持軸の外周部の少なくとも1
箇所に突設された突起と該突起に係合する溝部を有する
ドラムフランジの両者を像担持体支持軸方向に圧接する
ことによって像担持体支持軸に対して像担持体を拘束
し、前記突起とドラムフランジの圧接手段を、ドラムフ
ランジの像担持体支持軸外周部から内周側へ突出した少
なくとも1個所の突起と、該突起と遊合する像担持体支
持軸に設けられたスリワリ部と、像担持体支持軸表面か
ら突出しない領域で前記ドラムフランジの突出部を像担
持体支持軸の軸方向に加圧する部材とで構成して成る画
像形成装置において、前記画像形成ユニットを装置本体
に挿入する動作に連動して前記像担持体の前記像担持体
支持軸に対する回転方向の位相が所定の位相になるよう
構成したことを特徴とする。
【0028】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記像担持体支持軸の外周部から突出した
少なくとも1個所の突起と該突起に係合するリードカム
状のガイド部を有するドラムフランジによって前記像担
持体を回転させることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0030】<実施の形態1>図7は本発明に係る電子
写真方式のフルカラータンデム型画像形成装置の断面
図、図8は同画像形成装置の画像形成ユニットの断面図
である。
【0031】本実施の形態に係る画像形成装置は、マゼ
ンタ、シアン、イエロー及びブラックの4色のトナーを
重ね合わせてフルカラー画像を形成するカラー電子写真
複写機であり、図中、10C,10M,10Y,10K
はそれぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの
画像形成部であり、8は転写ベルトである。
【0032】而して、カセット1に収納された記録紙
は、給紙ローラ2により給紙された後、搬送ローラ3に
より搬送されてレジストローラ7に到達する。そして、
記録紙は、レジストローラ7により斜行等が補正され、
適当なタイミングで転写ベルト8に向かって送り出され
る。尚、転写ベルト8は絶縁性樹脂のシート材で構成さ
れており、該転写ベルト8の下側に配置された帯電器1
1によってシート表面が帯電される。
【0033】一方、不図示の原稿読取装置或はコンピュ
ータ等の不図示の出力装置から送られた画像情報信号に
よって感光ドラム13C,13M,13Y,13K上に
はそれぞれ各色に対応した潜像が形成される。
【0034】そして、レジストローラ7より送り出され
た記録紙は、帯電された転写ベルト8上に静電吸着さ
れ、転写ベルト8によって各色画像形成ユニット10
C,10M,10Y,10Kの下を通過しながら搬送さ
れていく。
【0035】ところで、各画像形成ユニット10(10
C,10M,10Y,10K)においては、図8に示す
ように、感光ドラム13(13C,13M,13Y,1
3K)周りに帯電器12(12C,12M,12Y,1
2K)、現像器16(16C,16M,16Y,16
K)、クリーナ17(17C,17M,17Y,17
K)が配置されており、本体上に固定されている各LE
Dアレイ15(15C,15M,15Y,13K)によ
って感光ドラム13の表面を露光することによって電子
写真プロセスを経て感光ドラム13の表面に各色のトナ
ー像が形成される。
【0036】転写ベルト8に静電吸着されて搬送された
記録紙上には、転写ベルト8と感光ドラム13C,13
M,13Y,13Kが近接する転写部において各色の画
像が順次転写される。そして、4色の画像の転写を受け
た記録紙は、分離帯電器21によって転写ベルト8から
剥され、定着ローラ対18,19に達する。ここで、定
着ローラ18は不図示のヒータによって加熱されてお
り、各色のトナーは定着ローラ18の熱によって溶融し
て記録紙上に定着され、記録紙上には所望のフルカラー
画像が形成される。そして、定着ローラ対18,19に
よってトナー画像が表面に定着された記録紙は、装置外
に排出されて排紙トレイ20上に積載される。
【0037】尚、画像形成ユニット10(10C,10
M,10Y,10K)はレール22上に支持されてお
り、装置手前側へ引き出すことが可能である。
【0038】次に、感光ドラム10(10C,10M,
10Y,10K)のドラムシリンダ31とドラム軸33
の固定構造を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0039】図1はドラムシリンダとドラム軸の固定構
造を示す分解斜視図、図2はドラムシリンダとドラム軸
が固定されている状態を示す断面図、図3はドラムシリ
ンダとこれと同位相にあるドラム軸が分離した状態を示
す断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5はドラム
シリンダ及びドラム軸の側面図、図6はドラムシリンダ
及びドラム軸の平面図である。
【0040】図1において、31はドラムシリンダであ
り、これの端部にはドラムフランジ32が圧入されてい
る。又、33はドラム軸であり、このドラム軸33には
ピン34が圧入されており、ピン34の両端はドラム軸
33の外周面から所定量だけ突出している。
【0041】ドラムフランジ32には前記ピン34が遊
合する溝部35が2個所に形成され、この溝部35の終
端部は図3及び図4に示すようにV字状のテーパ部36
を構成している。そして、後述する付勢手段によってテ
ーパ部36がドラム軸33のピン34に圧接されること
によってドラムフランジ32はドラム軸33に対して回
転方向にガタ無く拘束される。
【0042】ここで、ドラムシリンダ31の付勢手段に
ついて説明する。
【0043】前記ドラムフランジ32の手前側内周面の
相対向する部位には2つの突起37が突設されており、
ドラム軸33には前記突起37が遊合するスリワリ38
が2箇所に形成されている。
【0044】又、図1において、39はノブであり、そ
の先端にはネジ部39aが形成されており、このネジ部
39aはドラム軸33の内部に加工された雌ネジ33a
に螺着される。40はノブ39上に回転自在に支持され
たガイド部材であり、このガイド部材40の外径はドラ
ム軸33の内径よりやや小さく設定されている。そし
て、ガイド部材40には2個所に突起40aが突設され
ており、この突起40aはドラム軸33に形成された前
記スリワリ38に係合する。尚、ガイド部材40の突起
40aの外径はこの突起40aがドラム軸33の外周面
から突出しない値に設定されている。
【0045】ドラムフランジ32の突起37とドラム軸
33のスリワリ38の方向が一致している場合、ドラム
フランジ32はドラム軸33に挿入され、これに形成さ
れたV溝状の前記テーパ部36がドラム軸33に圧入さ
れたピン34に突き当たるまで挿入される。
【0046】次に、ノブ39にガイド部材40を貫通
し、ノブ39のネジ部39aをドラム軸33の雌ネジ3
3aに締結していく。尚、このとき、ガイド部材40の
突起40aとドラム軸33のスリワリ38の方向は予め
一致させておく。
【0047】而して、ガイド部材40の回転方向はドラ
ム軸33のスリワリ38によって規制されるが、ガイド
部材40とノブ39は回転自在であるため、ノブ39を
ドラム軸33に締結する操作に支障は生じない。そし
て、ノブ39をドラム軸33に締結していくと、ガイド
部材40は順次ドラム軸33の奥側へ移動し、最終的に
はガイド部材40の突起40aとドラムフランジ32の
突起37が当接し、ドラムフランジ32はドラム軸33
に対して軸方向奥側へ圧接される。
【0048】次に、本発明の要旨を構成するドラムフラ
ンジ32とドラム軸33の回転方向の位相を合わせる機
構について説明する。
【0049】図3及び図4に示すように、ドラムフラン
ジ32の先端部はリードカム状のテーパ部41を構成し
ており、ドラムフランジ32がドラム軸33に挿入され
ると、ドラム軸33から突出したピン34がドラムフラ
ンジ32のカム状テーパ部41に当接するため、ドラム
フランジ32が回転する。ドラム軸33のピン34とド
ラムフランジ32の溝部35の回転方向の位相が一致
し、ピン34が溝部35にガイドされ始めた時点では、
ドラムフランジ32の突起37とドラム軸33のスリワ
リ38は未だ係合していない。既にドラムフランジ32
とドラム軸33の位相は一致しているため、この状態で
ドラムフランジ32を更に押し込んでいくとドラムフラ
ンジ32のテーパ部36とドラム軸33のピン34が当
接する。
【0050】そして、その後は前述のようにガイド部材
40を貫通したノブ39をドラム軸33の雌ネジ33a
に締結していくことによってドラムフランジ32とドラ
ム軸33の固定が完了する。
【0051】而して、本実施の形態では、ドラムフラン
ジ32をドラム軸33に圧接する力の伝達をガイド部材
40によってドラム軸33の断面内で行っているため、
ドラムフランジ32の外側でドラム軸33の位置決めを
行う芯決め板14の軸受14aとしてドラム軸33の外
径に等しい通常の軸受を用いることができるとともに、
ドラムシリンダ31とドラム軸33の着脱を芯決め板1
4の外側から行うことができる。
【0052】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図9乃至図14に基づいて説明する。
【0053】図9はドラムシリンダとドラム軸の構造を
示す分解斜視図、図10はドラムシリンダとドラム軸が
固定されている状態を示す断面図、図11はドラムシリ
ンダとこれと同位相にあるドラム軸が分離した状態を示
す断面図、図12は図11のB−B線断面図、図13は
ドラムシリンダ及びドラム軸の側面図、図14はドラム
シリンダ及びドラム軸の平面図である。
【0054】本実施の形態に係る画像形成装置の基本構
成や動作は実施の形態1に係る画像形成装置のそれと同
様であるため、これについての説明は省略し、以下、ド
ラムシリンダとドラム軸の固定構造について説明する。
【0055】図9において、31はドラムシリンダであ
り、これの端部にはドラムフランジ32が圧入されてい
る。又、33はドラム軸であり、このドラム軸33には
ピン34が圧入されており、ピン34の両端はドラム軸
33の外周面から所定量だけ突出している。
【0056】ドラムフランジ32には前記ピン34が遊
合する溝部35が2個所に形成され、この溝部35の終
端部は図11及び図12に示すようにV字状のテーパ部
36を構成している。
【0057】而して、本実施の形態では、ドラム軸33
の位置を規制する芯決め板14を取り外した後、ドラム
フランジ32とドラム軸33の締結を解除するようにし
ている。そのため、ドラム軸33の先端外周部にはネジ
33bが刻設されており、このネジ33bにナット部材
42を同部に締め込むことによってドラムフランジ32
とドラム軸33の回転方向の固定をガタ無く行うことが
できる。
【0058】又、ドラムフランジ32の先端部には、前
記実施の形態1と同様に、リードカム状のテーパ部41
が形成されており、ドラムフランジ32がドラム軸33
に挿入されると、ドラム軸33から突出したピン34が
ドラムフランジ32のカム状テーパ部41に当接するた
め、ドラムフランジ32が回転する。ドラム軸33のピ
ン34とドラムフランジ32の溝部35の回転方向の位
相が一致し、ピン34が溝部35にガイドされ、更に挿
入されると、V字状のテーパ部36がピン34に当接す
る。
【0059】そして、その後はナット42をドラム軸3
3に締結することによってドラム軸33とドラムフラン
ジ32の固定が完了する。
【0060】尚、実施の形態1,2では、ドラム軸が装
置本体を貫通しているものとして説明したが、例えばド
ラム軸がドラムシリンダを貫通せず、奥側のドラムフラ
ンジに駆動伝達するタイプの装置においても、奥側のド
ラムフランジとドラム軸で同様の機構を実現して同様の
効果を得ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、少なくとも像担持体を有して装置本体に対して
挿抜可能に構成された画像形成ユニットと、装置本体上
に支持された像担持体支持軸を有する画像形成装置にお
いて、前記画像形成ユニットを装置本体に挿入する動作
に連動して前記像担持体の前記像担持体支持軸に対する
回転方向の位相が所定の位相になるよう構成したため、
画像形成ユニットの交換やメンテナンス時における像担
持体と像担持体支持軸の回転方向の位相合わせが不要
で、像担持体支持軸の位置を高精度に規制することがで
きるとともに、画像形成ユニットの着脱操作性を高める
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置にお
けるドラムシリンダとドラム軸の固定構造を示す分解斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置にお
けるドラムシリンダとドラム軸が固定されている状態を
示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置にお
けるドラムシリンダとこれと同位相にあるドラム軸が分
離した状態を示す断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のド
ラムシリンダ及びドラム軸の側面図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のド
ラムシリンダ及びドラム軸の平面図である。
【図7】本発明に係る電子写真方式のフルカラータンデ
ム型画像形成装置の断面図である。
【図8】本発明に係る電子写真方式のフルカラータンデ
ム型画像形成装置の画像形成ユニットの断面図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置にお
けるドラムシリンダとドラム軸の固定構造を示す分解斜
視図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置に
おけるドラムシリンダとドラム軸が固定されている状態
を示す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置に
おけるドラムシリンダとこれと同位相にあるドラム軸が
分離した状態を示す断面図である。
【図12】図11のB−B線断面図である。
【図13】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の
ドラムシリンダ及びドラム軸の側面図である。
【図14】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の
ドラムシリンダ及びドラム軸の平面図である。
【図15】従来の画像形成装置における感光ドラムとド
ラム軸の固定構造を示す分解斜視図である。
【図16】図15のC−C線断面図である。
【符号の説明】
10 画像形成ユニット 14 芯決め板 13 感光ドラム(像担持体) 31 ドラムシリンダ 32 ドラムフランジ 33 ドラム軸(像担持体支持軸) 34 ピン 35 溝部 36 テーパ部 37 突起 38 スリワリ 40 ガイド部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも像担持体を有して装置本体に
    対して挿抜可能に構成された画像形成ユニットと、装置
    本体上に支持された像担持体支持軸を有する画像形成装
    置において、 前記画像形成ユニットを装置本体に挿入する動作に連動
    して前記像担持体の前記像担持体支持軸に対する回転方
    向の位相が所定の位相になるよう構成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成ユニットを記録材搬送方向
    に複数配設したことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体又はドラムフランジを前記
    像担持体支持軸の突起部又は段差部に軸方向に圧接して
    像担持体と像担持体支持軸とを固定することを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体支持軸の外周部の少なくと
    も1箇所に突設された突起と、該突起に係合するリード
    カム状のガイド部を有するドラムフランジによって像担
    持体を回転させることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも像担持体を有して装置本体に
    対して挿抜可能に構成された画像形成ユニットと、装置
    本体上に支持された像担持体支持軸を有し、前記像担持
    体支持軸の外周部の少なくとも1箇所に突設された突起
    と該突起に係合する溝部を有するドラムフランジの両者
    を像担持体支持軸方向に圧接することによって像担持体
    支持軸に対して像担持体を拘束し、前記突起とドラムフ
    ランジの圧接手段を、ドラムフランジの像担持体支持軸
    外周部から内周側へ突出した少なくとも1個所の突起
    と、該突起と遊合する像担持体支持軸に設けられたスリ
    ワリ部と、像担持体支持軸表面から突出しない領域で前
    記ドラムフランジの突出部を像担持体支持軸の軸方向に
    加圧する部材とで構成して成る画像形成装置において、 前記画像形成ユニットを装置本体に挿入する動作に連動
    して前記像担持体の前記像担持体支持軸に対する回転方
    向の位相が所定の位相になるよう構成したことを特徴と
    する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体支持軸の外周部から突出し
    た少なくとも1個所の突起と該突起に係合するリードカ
    ム状のガイド部を有するドラムフランジによって前記像
    担持体を回転させることを特徴とする請求項5記載の画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1536297A2 (en) * 2003-11-28 2005-06-01 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge, mounting method of electrophotographic photosensitive drum and replacing method of the photosensitive drum
JP2008112188A (ja) * 2008-01-18 2008-05-15 Mitsubishi Chemicals Corp 画像形成方法及び画像形成装置
US7751748B2 (en) 2005-01-07 2010-07-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device

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