JPH11166983A - 回転ベゼルの回転防止装置及びこれを備えた機器 - Google Patents

回転ベゼルの回転防止装置及びこれを備えた機器

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JPH11166983A
JPH11166983A JP33333697A JP33333697A JPH11166983A JP H11166983 A JPH11166983 A JP H11166983A JP 33333697 A JP33333697 A JP 33333697A JP 33333697 A JP33333697 A JP 33333697A JP H11166983 A JPH11166983 A JP H11166983A
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JP
Japan
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bezel
rotating
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rotation
rotating bezel
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JP33333697A
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Kazuhiro Shiho
和洋 志甫
Hitoshi Toyoshima
仁 豊嶋
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体に対して回転可能に構成された回転ベゼ
ルを備えた種々の機器において、回転ベゼルの回転を防
止することのできる構造を提供する。 【解決手段】 時計ケース10の側面部にヒンジ部13
が形成され、このヒンジ部13に挿通されたヒンジ軸は
ベゼル蓋部材20のヒンジ部23に共通に挿通され、ベ
ゼル蓋部材20を時計ケース10に対して回動自在に構
成する。ベゼル蓋部材20は、環状の枠部21と、この
内側に固着された透明な窓部22とから構成されてい
る。枠部21の内面上には回転ベゼル15におけるロー
レット15bを備えた外縁形状に合致する形状に形成さ
れた段差面21aが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転ベゼルの回転防
止装置及びこれを備えた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計などにおいては、本体であ
る時計ケースの表示部の周りに環状の回転ベゼルを回転
可能に取付け、表示部内の指針と回転ベゼルの表面に描
かれた目盛りなどのベゼル表示との関係によって、或る
時点からの経過時間などを容易に知ることができるよう
になっている。特に、ダイバーズウォッチやスポーツウ
ォッチなどには外装デザインも兼ねた回転ベゼルが多く
装着されている。
【0003】回転ベゼルの多くは、時計ケースの外周部
に嵌合し、板ばねなどによって時計ケースに対する回転
角度を保持する軽い保持力を受けており、回転ベゼルを
回転させると軽いクリック感が得られるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記回転ベ
ゼルは、例えば、ダイバーズウォッチにおいて水中への
潜水時間を計測する指標になるという重要な役目があ
り、ダイバーの生命を握っているといっても過言ではな
い。しかし、上述のように回転ベゼルは軽い力で簡単に
回転してしまうことから、潜水中において回転ベゼルが
何かに接触して回転してしまい、目印である回転ベゼル
の回転ずれにより潜水時間を誤認してしまう恐れがある
という問題点がある。また、種々の競技におけるタイム
レースなどにおいても、同様に回転ベゼルが何かに接触
することにより経過時間を誤認するという恐れがある。
【0005】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、本体に対して回転可能に構成され
た回転ベゼルを備えた種々の機器において、回転ベゼル
の回転を防止することのできる構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、本体に対して回転可能に取り
付けられた回転ベゼルの回転防止装置であって、前記本
体に対して前記回転ベゼルの回転方向に係合する本体係
合部と、前記回転ベゼルに対して前記回転ベゼルの回転
方向に係合するベゼル係合部とを備えていることを特徴
とする。
【0007】この手段によれば、本体係合部にて本体に
回転方向に係合し、ベゼル係合部にて回転ベゼルに回転
方向に係合するため、回転ベゼルを本体に対して回転方
向に規制することができるので、回転ベゼルの回転を防
止することができる。
【0008】ここで、前記本体係合部は、前記本体に対
して回転防止装置を開閉可能に接合するヒンジ機構であ
ることが好ましい。
【0009】この手段によれば、回転防止装置が本体に
対してヒンジ機構により開閉可能に接合されているの
で、回転防止装置の携帯や着脱などの取り扱いが容易に
なる。
【0010】また、前記回転ベゼルの回転目盛りを視認
可能に構成されている回転防止装置であることが好まし
い。
【0011】この手段によれば、回転防止装置を係合さ
せても回転ベゼルの回転目盛りが視認可能になっている
ので、回転ベゼルの機能を損なうことがない。この場
合、回転ベゼルの回転目盛りとは、文字、数字、図形そ
の他の目盛り表示を言い、視認可能にするための構造と
しては、回転ベゼルにおける目盛り表示の表示面を外部
に露出させるように構成された構造、回転ベゼルの表示
面を視認可能にする窓部を設けた構造などが考えられ
る。
【0012】さらに、前記ベゼル係合部は前記回転ベゼ
ルの外周に形成された回転操作用の凹凸部に係合するよ
うに構成されていることが好ましい。
【0013】この手段によれば、回転ベゼルの回転操作
用の凹凸部に係合するベゼル係合部を設けたことによ
り、回転ベゼルに特別な係合構造を設けることなく構成
でき、ベゼルデザインを良好に保つことができるととも
に、部品の共用化、製造コストの低減などを図ることが
できる。
【0014】上記各手段においては、さらに、前記回転
ベゼルを被覆するカバー形状に形成されていることが望
ましい。
【0015】この手段によれば、回転防止装置を回転ベ
ゼルのカバーとしても用いることができる。
【0016】次に、本体と、該本体に対して回転可能に
取り付けられた回転ベゼルの回転防止装置とを備えた機
器であって、前記回転防止装置は、前記本体に対して前
記回転ベゼルの回転方向に係合する本体係合部と、前記
回転ベゼルに対して前記回転ベゼルの回転方向に係合す
るベゼル係合部とを備えていることを特徴とする。
【0017】ここで、前記本体係合部は、前記本体に対
して前記回転防止装置を開閉可能に接合するヒンジ機構
であることが好ましい。
【0018】また、前記回転防止装置は、前記回転ベゼ
ルの回転目盛りを視認可能に構成されていることが好ま
しい。
【0019】さらに、前記ベゼル係合部は、前記回転ベ
ゼルの外周に形成された回転操作用の凹凸部に係合する
ように構成されていることが好ましい。
【0020】また、前記本体に対して前記回転ベゼルの
回転中心軸とは異なる位置及び方向を有する中心軸の周
りに回動可能に取り付けられた回動部材を備え、前記本
体係合部は前記回動部材に対して係合するように構成さ
れていることが好ましい。
【0021】この手段によれば、本体に対して回転ベゼ
ルの回転中心軸とは異なる位置及び方向を有する中心軸
の周りに回動する回動部材に対し、回転防止装置の本体
係合部が係合するように構成されているため、回転防止
装置を本体に容易に装着することができるとともに、回
動部材の中心軸が回転ベゼルの回転中心軸とは異なる位
置及び方向を備えているために確実に回転ベゼルの回転
を防止することができる。
【0022】上記各手段においては、前記本体には表示
部が形成され、前記回転ベゼルは前記表示部の外縁部に
沿って環状に形成され、前記回転防止装置は前記表示部
及び前記回転ベゼルを覆うカバー形状に形成されている
ことが望ましい。
【0023】この手段によれば、回転防止装置を表示部
と回転ベゼルを覆うためのカバーとしても用いることが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。以下に説明する各実
施形態はすべて、機器である腕時計の表示部の外縁部に
沿って装着された環状の回転ベゼルの回転を防止するた
めのものであるが、本発明に係る回転ベゼルの回転防止
装置及びこれを備えた機器としては、腕時計に限定され
るものではなく、回転ベゼルを備えたものであればどの
ような機器であってもよく、また、回転ベゼルは表示部
の周りに環状に形成されたものでなくてもよく、本体の
任意の場所に回転可能に取り付けられているものであれ
ばよい。
【0025】(第1実施形態)図1は本発明に係る回転
ベゼルの回転防止装置及びこれを備えた機器の第1実施
形態を示す平面図である。本体である時計ケース10の
中央部には円形の見切り線を備えた時刻表示部11が形
成され、この時刻表示部11内には文字板や指針が収容
されており、さらにこれらは透明なカバーガラスで覆わ
れている。時計ケース10の図示上下端にはそれぞれ一
対のカンが形成されており、これらのカンに図示しない
ばね棒を介してベルト12が取り付けられている。
【0026】時刻表示部11の外縁部に沿って環状の回
転ベゼル15が回転可能に取り付けられている。回転ベ
ゼル15は、その上面に図形、記号、文字、数字などか
らなる目盛り表示を備えた表示面15aが設けられ、ま
た、回転ベゼル15の外縁部には凹凸形状のローレット
15bが形成されている。回転ベゼル15は、ローレッ
ト15bに指をかけて軽く回転させることができるよう
になっている。
【0027】時計ケース10の側面部にはヒンジ部13
が形成されており、このヒンジ部13には図示しないヒ
ンジ軸が挿通され、このヒンジ軸はベゼル蓋部材20の
ヒンジ部23に共通に挿通され、ベゼル蓋部材20を時
計ケース10に対して回動自在に取り付けしている。
【0028】ベゼル蓋部材20は、時計ケース10の前
面全体をほぼ覆うように回転ベゼル15の外径よりも一
回り大きな外径を備えた平面視円形の形状を備えてい
る。ベゼル蓋部材20は、金属製若しくは有色の合成樹
脂製の環状の枠部21と、この枠部21の内側に固着さ
れた透明なガラス、透明樹脂などからなる窓部22とか
ら構成されている。ここで、枠部21の内面上には回転
ベゼル15におけるローレット15bを備えた外縁形状
に合致する形状に形成された段差面21aが設けられて
いる。
【0029】本実施形態においては、回転ベゼル15を
所望の回転角度に回転させてセットし、その後、ベゼル
蓋部材20を回転ベゼル15の上から回動させて被せ、
回転ベゼル15の外縁とベゼル蓋部材20の段差面21
aとを係合させる。ベゼル蓋部材20が回転ベゼル15
に係合していると、回転ベゼル15は回転が防止される
ので、回転ベゼル15のセット位置が狂うことはない。
また、ベゼル蓋部材20は回転ベゼル15を完全に覆う
ため、回転ベゼル15の保護カバーとしても機能する。
さらに、本実施形態のベゼル蓋部材20の窓部22は腕
時計のカバーガラスを覆っているので、腕時計のカバー
ガラスの保護カバーとしても用いることができる。
【0030】この実施形態において、回転ベゼル15が
任意の回転停止位置にあっても常にベゼル蓋部材20の
段差面21aが回転ベゼル15のローレット15bに嵌
合するように、回転ベゼル15の回転停止位置と回転ベ
ゼル15のローレット15bの形状並びにベゼル蓋部材
20の段差面21aの形状を相互に合わせて製作してお
くことが好ましい。
【0031】また、ベゼル蓋部材20を回動させて回転
ベゼル15の上に被せていくとき、回転ベゼル15のロ
ーレット15bとベゼル蓋部材20の段差面21aとが
スムーズに噛み合うように、回転ベゼル15のローレッ
ト15bの外縁角部と、ベゼル蓋部材20の段差面21
aの段差部との少なくとも一方に、テーパー面を形成し
ておくことが好ましい。
【0032】(第2実施形態)次に、図2を参照して本
発明に係る第2実施形態について説明する。この実施形
態において、上記の第1実施形態と同様の部分には同符
号を付し、その説明は省略する。この実施形態において
は、時計ケース10の側方斜め下に取付部16が形成さ
れ、この取付部16に鎖17が取り付けられ、この鎖1
7はベゼル蓋部材20に設けられた取付部24に接続さ
れている。
【0033】時計ケース10の前面上に装着された回転
ベゼル15の外縁部近傍の外側における時計ケース10
の表面上には係合穴18が形成されており、この係合穴
18に係合する係合突起25がベゼル蓋部材20の段差
面21aの外側に形成されている。ベゼル蓋部材20を
時計ケース10の表面上に被せるとき、係合突起25が
係合穴18に係合するように回転位置を合わせないと装
着できないようになっており、常に一定の姿勢でベゼル
蓋部材20を装着できるようになっている。
【0034】この実施形態では、係合穴18と係合突起
25によってベゼル蓋部材20が時計ケース10に対し
て回転方向に係合しており、ベゼル蓋部材20を装着す
ると回転ベゼル15は時計ケース10に対して回転でき
なくなる。
【0035】なお、この実施形態では時計ケース10と
ベゼル蓋部材20とは鎖17にて連結されているが、鎖
17を設けずに、全く別体に構成してもよい。また、係
合穴18と係合突起25との係合はベゼル蓋部材20を
ほぼ完全に時計ケース10に対して位置決めするように
なっており、ベゼル蓋部材20を回転ベゼル15の回転
方向にはもちろんのこと、回転半径方向にも位置決めし
ているが、このような時計ケース10とベゼル蓋部材2
0との係合部構造としては、少なくともベゼル蓋部材2
0を回転ベゼル15の回転方向に係合、規制させるよう
になっていればよい。
【0036】(第3実施形態)次に、図3を参照して本
発明に係る第3実施形態について説明する。この実施形
態においても、上記第1実施形態又は第2実施形態と同
様の部分には同一符号を付し、その説明は省略する。こ
の実施形態は、時計ケース10の前面上に円形のベゼル
蓋部材20を装着し、このベゼル蓋部材20を時計ケー
ス10の両側部にヒンジ接合された2つの回動部材1
9,19によって保持したものである。ベゼル蓋材20
の枠部21の裏面上には先の実施形態と同様の、回転ベ
ゼル15に係合する段差面21aが形成されている。
【0037】ベゼル蓋部材20の枠部21においては、
12時方向に透明なガラス、合成樹脂などで形成された
小窓部21cが設けられ、また、図示左右側部には回動
部材19に嵌合する嵌合凹部21d,21dが形成され
ている。一方、時計ケース10には、上記の回動部材1
9が図示一点鎖線で示す回転軸19aを中心に回動自在
に取り付けられており、回動部材19を前面側に回動さ
せたとき、ベゼル蓋部材20の嵌合凹部21dに嵌合す
るようになっている。ここで、回動部材19は、嵌合凹
部21dに嵌合した状態を維持するためのスナップ機
構、フック機構などによってベゼル蓋部材20を或る程
度の保持力により保持するように構成されていることが
好ましい。
【0038】この実施形態では、ベゼル蓋部材20の枠
部21に小窓部21cが設けられているので、ベゼル蓋
部材20を装着している状態でも小窓部21cから回転
ベゼル15の表示面15aの一部を視認することがで
き、回転ベゼルの最小限の機能を用いることができる。
もちろん、小窓部のみではなく、より広範囲の窓部領域
を形成して回転ベゼル15の表示面の多く又は全部を視
認できるように構成することも可能である。
【0039】また、ベゼル蓋部材20は時計ケース10
の両側部に設けられた回動部材19によって嵌合固定さ
れるようになっているので、腕時計の携帯性を損なうこ
ともなく、また、ベゼル蓋部材20の装着も容易に行う
ことができる。ここで、回動部材19を1つのみ設けて
もよく、或いは3つ以上設けてもよい。
【0040】(第4実施形態)次に、図4を参照して本
発明に係る第4実施形態について説明する。この実施形
態においても第3実施形態と同様の部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。
【0041】本実施形態では、時計ケース10の両側部
に回転軸26aを中心に回動自在にヒンジ接合により取
り付けられた一対のベゼル固定部材26,26が設けら
れ、これらのベゼル固定部材26の裏面上には上述の各
実施形態におけるベゼル蓋部材20の段差面21aと同
様の段差面26aが形成されている。
【0042】回転ベゼル15を所定の回転角度に設定し
た後、左右一対のベゼル固定部材26を前方に回動させ
て回転ベゼル15の両側部に係合させると、図示のよう
に回転ベゼル15の回転を停止させることができる。こ
こで、ベゼル固定部材26には上記第3実施形態の回動
部材19と同様のスナップ機構、フック機構などを設け
てもよい。
【0043】この実施形態では、回転ベゼル15の左右
両側部のみをベゼル固定部材26によって押さえるだけ
で回転ベゼル15の回転を停止させることができ、回転
ベゼル15の表示部15aも部分的に隠されるだけであ
る。
【0044】この実施形態では一対のベゼル固定部材2
6を設けているが、ベゼル固定部材を一つのみ設けても
よく、或いは三つ以上設けてもよい。
【0045】(第5実施形態)次に、図5を参照して本
発明に係る第5実施形態について説明する。この実施形
態においても、上記各実施形態と同様の部分には同一符
号を付し、その説明は省略する。
【0046】この実施形態では、時計ケース10上に取
り付けられた回転ベゼル15の上に環状のベゼル蓋リン
グ30が嵌合固定されている。このベゼル蓋リング30
は、回転ベゼル15の外縁部のみを覆うように構成され
ていて、時刻表示部11と回転ベゼル15の表示面15
aはそのまま露出させるようになっている。ベゼル蓋リ
ング30の外縁部の裏面側には環状の合成ゴムなどの弾
性素材からなる弾性リング31が固着されており、ベゼ
ル蓋リング30を回転ベゼル15の上方に被せると、弾
性リング31が回転ベゼル15の外縁のローレット15
bに係合し、嵌合状態でベゼル蓋リング30が保持され
るようになっている。
【0047】ベゼル蓋リング30の外縁の2ヶ所には係
合突起32,32が形成され、これらの係合突起32に
嵌合する係合凹部10bが時計ケース10に設けられて
いる。ベゼル蓋リング30を装着する場合には、2つの
係合突起32を時計ケース10の係合凹部10bに嵌合
させるようにしてベゼル蓋リング30を回転ベゼル15
の上に押圧させる。
【0048】本実施形態では、ベゼル蓋リング30の裏
面側に弾性リング31が固着されているので、弾性リン
グ31の弾性素材が回転ベゼル15の外縁部に係合して
回転ベゼルの回転を防止するようになっている。このベ
ゼル蓋リング30によれば回転ベゼル15の任意の回転
角度に対して適用させることができ、簡単な構造で回転
ベゼルの回転を防止することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
体係合部にて本体に回転方向に係合し、ベゼル係合部に
て回転ベゼルに回転方向に係合するため、回転ベゼルを
本体に対して回転方向に規制することができるので、回
転ベゼルの回転を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転ベゼルの回転防止装置及びこ
れを備えた機器の第1実施形態の構造を示す平面図であ
る。
【図2】本発明に係る第2実施形態の構造を示す平面図
である。
【図3】本発明に係る第3実施形態の構造を示す平面図
である。
【図4】本発明に係る第4実施形態の構造を示す平面図
である。
【図5】本発明に係る第5実施形態の構造を示す平面図
である。
【符号の説明】
10 時計ケース 10b 係合凹部 11 時刻表示部 12 バンド 13,23 ヒンジ部 15 回転ベゼル 15a 表示面 15b ローレット 16,24 取付部 17 鎖 18 係合穴 19 回動部材 20 ベゼル蓋部材 21 枠部 21a,26b 段差面 22 窓部 25,32 係合突起 26 ベゼル固定部材 30 ベゼル蓋リング 31 弾性リング

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に対して回転可能に取り付けられた
    回転ベゼルの回転防止装置であって、前記本体に対して
    前記回転ベゼルの回転方向に係合する本体係合部と、前
    記回転ベゼルに対して前記回転ベゼルの回転方向に係合
    するベゼル係合部とを備えている回転ベゼルの回転防止
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記本体係合部は、
    前記本体に対して回転防止装置を開閉可能に接合するヒ
    ンジ機構である回転ベゼルの回転防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記回転ベゼルの回
    転目盛りを視認可能に構成されている回転ベゼルの回転
    防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ベゼル係合部は
    前記回転ベゼルの外周に形成された回転操作用の凹凸部
    に係合するように構成されている回転ベゼルの回転防止
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項において、前記回転ベゼルを被覆するカバー形状に形
    成されている回転ベゼルの回転防止装置。
  6. 【請求項6】 本体と、該本体に対して回転可能に取り
    付けられた回転ベゼルの回転防止装置とを備えた機器で
    あって、前記回転防止装置は、前記本体に対して前記回
    転ベゼルの回転方向に係合する本体係合部と、前記回転
    ベゼルに対して前記回転ベゼルの回転方向に係合するベ
    ゼル係合部とを備えている機器。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記本体係合部は、
    前記本体に対して前記回転防止装置を開閉可能に接合す
    るヒンジ機構である機器。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記回転防止装置
    は、前記回転ベゼルの回転目盛りを視認可能に構成され
    ている機器。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記ベゼル係合部
    は、前記回転ベゼルの外周に形成された回転操作用の凹
    凸部に係合するように構成されている機器。
  10. 【請求項10】 請求項6において、前記本体に対して
    前記回転ベゼルの回転中心軸とは異なる位置及び方向を
    有する中心軸の周りに回動可能に取り付けられた回動部
    材を備え、前記本体係合部は前記回動部材に対して係合
    するように構成されている機器。
  11. 【請求項11】 請求項6から請求項10までのいずれ
    か1項において、前記本体には表示部が形成され、前記
    回転ベゼルは前記表示部の外縁部に沿って環状に形成さ
    れ、前記回転防止装置は前記表示部及び前記回転ベゼル
    を覆うカバー形状に形成されている機器。
JP33333697A 1997-12-03 1997-12-03 回転ベゼルの回転防止装置及びこれを備えた機器 Withdrawn JPH11166983A (ja)

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JP33333697A JPH11166983A (ja) 1997-12-03 1997-12-03 回転ベゼルの回転防止装置及びこれを備えた機器

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523372A (ja) * 2004-12-08 2008-07-03 エテルナ エスアー ダイバーズ腕時計
JP2010190676A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Seiko Instruments Inc 時計
US8212781B2 (en) 2001-11-30 2012-07-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Electronic device with bezel feature for receiving input
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