JP3055862B2 - 腕時計 - Google Patents

腕時計

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JP3055862B2
JP3055862B2 JP6329959A JP32995994A JP3055862B2 JP 3055862 B2 JP3055862 B2 JP 3055862B2 JP 6329959 A JP6329959 A JP 6329959A JP 32995994 A JP32995994 A JP 32995994A JP 3055862 B2 JP3055862 B2 JP 3055862B2
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Japan
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mirror
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mirror body
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Inventor
清博 小熊
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株式会社クワイエットノイズ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の利用分野】本発明は腕時計に関し、詳しくは、
腕バンドと一体になると共に表面が鏡面からなる鏡面体
と、この鏡面体の一端に開方向に回動可能に取り付けて
なると共に前記鏡面体の鏡面を覆う時計本体とからなる
腕時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計は時計本体に腕バンドが一
体に設けられ、表面に現れる時計本体の時刻用針と時刻
用文字を見ることによって時刻が判断されている。従っ
て、商談の際、時刻を知るには、時計本体を見なければ
ならず、商談の相手に不快感を与えるおそれがある。こ
のような場合に、商談の相手に不快感を与えることな
く、時刻を知ることができれば非常に便利である。ま
た、時計本体は表面の透明ガラスが露出しているので、
その透明ガラス面が接触してキズつくこともあり、時計
本体の透明ガラスを覆うことができれば時計本体の透明
ガラス面がキズつくこともない。その上、時計本体は、
その表面に時刻用針と時刻用文字が設けられているの
で、デザイン的に時計本体の表面を装飾するにも制約が
ある。時計本体の表面を制約なく装飾することができれ
ば、デザイン的に時計本体の見栄えが外観上向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来あ
る腕時計においては、時刻を知るには、時計本体を見な
ければならず、商談の相手に不快感を与えるおそれがあ
り、また、時計本体の透明ガラス面が接触してキズつく
こともあり、デザイン的に装飾するにも制約が生じると
いう問題点があった。本発明は、相手側に時計本体を見
ていることを解らせる事なく、時刻を知ることができ、
時計本体の透明ガラス面のキズつくことが防止でき、更
に、デザイン的に装飾することができる腕時計を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の腕時計は、腕バンドと一体になると共に表面が鏡
面からなる鏡面体と、この鏡面体の一端に開方向に回動
可能に取り付けてなると共に前記鏡面体の鏡面を覆う時
計本体とからなり、この時計本体には、前記鏡面体の鏡
面に対向する対向面に左方向に回転する時刻用針と、前
記鏡面体の鏡面を覆った際に前記鏡面体に係脱可能に係
止する係止部と、時計本体の回動角度を規制するストッ
パ部とを設け、前記鏡面体には前記時計本体の係止部が
係止する非係止部と、時計本体のストッパ部が当接する
筒とを設け、前記鏡面体の一端に固定し、時計本体のス
トッパ部が当接する筒に、前記時計本体に固定した筒を
軸で摩擦力により開方向に回動可能に取り付け、前記時
計本体を開方向に回動した際、時計本体の回動角度を規
制するストッパ部が鏡面体の筒に当接し、前記鏡面体の
鏡面に前記時計本体の対向面が写ると共に、腕バンドと
一体になる鏡面体に右方向に回転する時刻用針が写り、
この鏡面体に写る時刻用針により正方向の時刻がわかる
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の腕時計によれば、前記時計本体を開方
向に回動した際、前記鏡面体の鏡面に前記時計本体の対
向面が反射して写り、鏡面体の鏡面には時計本体の時刻
用針が右方向に回転するので、それを見ることによって
相手側に知られず時刻を知ることができる。時計本体
は、鏡面体に係脱可能に係止する係止部を鏡面体の非係
止部に係止すると、鏡面体の鏡面を覆うので、時計本体
が鏡面体によって覆われ、時計本体の表面が露出するこ
とがない。
【0006】
【実施例】本発明にかかる一実施例を図1乃至図5に基
ずいて説明する。腕時計Wは、図1に示すように、腕バ
ンド1、1と一体になると共に表面が鏡面21からなる
鏡面体2と、この鏡面体2の一端に開方向に回動可能に
取り付けてなると共に前記鏡面体2の鏡面21を覆う時
計本体3とからなり、この時計本体3には、前記鏡面体
2の鏡面21に対向する対向面に左方向に回転する時刻
用針31と、前記鏡面体2の鏡面21を覆った際に前記
鏡面体2に係脱可能に係止する係止部32とを設け、前
記鏡面体2には前記時計本体3の係止部32が係止する
非係止部22を設けてなるものである。
【0007】鏡面体2は、図2に示すように、円形状
で、その表面が鏡面21からなり、鏡面21には、顔な
どを写すことができる。鏡面体2の両側である一端23
と他端24には、それぞれに腕バンド1、1が一体に取
り付けられ、この腕バンド1、1を使用者の腕に巻回し
て鏡面体2を腕に固定している。鏡面体2の一端23に
は、鏡面体2の鏡面21を覆う時計本体3が開方向に回
動可能に取り付けられ、鏡面体2の他端24には、時計
本体3の係止部32が係止する非係止部22が設けられ
ている。鏡面体2の非係止部22は、左右一対の突片2
2a、22aからなり、突片22a、22a間の隙間2
2bに時計本体3の係止部32が嵌入し、係止部32と
左右一対の突片22a、22aとの摩擦力によって、時
計本体3の係止部32が係脱可能に係止する。
【0008】時計本体3には、図3に示すように、前記
鏡面体2の鏡面21に対向する対向面に左方向に回転す
る時刻用針31が設けられいいる。時刻用針31は、長
針31a、短針31b、秒針31cからなり、これらが
図示矢印の左方向に回転する。さらに、時計本体3の対
向面には、対向面の外周に時刻用針31の回転する方向
に沿って1から12までの時刻用数字が記載されてい
る。この数字は鏡面体2側を12として、鏡面体2に写
った際に正常な数字となるように逆形状からなってい
る。これら時刻用針31等は透明ガラスによって覆わ
れ、時計本体3を開方向に回動すると、時計本体3の時
刻用針31と1から12までの数字等が鏡面体2の鏡面
21に右方向に回転するように写り、使用者は鏡面体2
の鏡面21を見ることによって時刻が分かる。時計本体
3には、1から12までの数字が記載されているが、こ
れに限らず、目盛りであってもよい。時計本体3の係止
部32は、時計本体3によって鏡面体2の鏡面21を覆
った際、鏡面体2の非係止部22である左右一対の突片
22a、22a間の隙間22bに嵌入する突部からなっ
ている。時計本体3は、図4に示すように、鏡面体2の
一端23に固定した筒25に時計本体3に固定した筒を
軸40で矢印方向に回動可能に取り付けてなる。この時
計本体3は鏡面体2に対して、最大90度まで回動し、
図5に示すように、時計本体3に形成したストッパ部3
3が鏡面体2の筒25に当接する。そのため時計本体3
は鏡面体2に対して、最大90度まで回動してそれ以上
は回動しない。また、時計本体3の筒は軸40に摩擦力
によって回動可能に取り付けられているので、鏡面体2
に対して、最大90度以内であれば、例えば45度、6
0度の位置に時計本体3を固定することができる。
【0009】上記構成にかかる腕時計によれば、時計本
体3によって鏡面体2の鏡面21を覆い、時計本体3の
係止部32を鏡面体2の非係止部22に係止すると、係
止部32と非係止部22の摩擦力によって、時計本体3
が鏡面体2に固定状態となる。 時計本体3は対向面と
は反対側の裏側が表面に現れるので、時計本体3の裏側
全面に装飾を行うことができ、デザイン的に見栄えが良
好になる。そして、時計本体3を摩擦力に抗して開方向
に回動し、45度の位置に時計本体3を固定すると、図
1に示すように、時計本体3の対向面が鏡面体2の鏡面
21に写る。このとき、鏡面体2の鏡面21には、時計
本体3の時刻用針31、1から12までの数字等が右方
向に回転するように写るので、使用者は鏡面体2の鏡面
21を見ることによって時刻が分かる。更に、時計本体
3を摩擦力に抗して開方向に90度の位置まで回動する
と、鏡面体2の鏡面21には、時計本体3の時刻用針3
1、1から12までの数字等の写る部分が減少する。そ
の空白部分はカガミとして使用することができ、使用者
の顔などを写すことができるので、このカガミの部分を
例えば化粧の際のカガミとして使用することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、腕バンドと一体になる
と共に表面が鏡面からなる鏡面体と、この鏡面体の一端
に開方向に回動可能に取り付けてなると共に前記鏡面体
の鏡面を覆う時計本体とからなり、この時計本体には、
前記鏡面体の鏡面に対向する対向面に左方向に回転する
時刻用針と、前記鏡面体の鏡面を覆った際に前記鏡面体
に係脱可能に係止する係止部と、時計本体の回動角度を
規制するストッパ部とを設け、前記鏡面体には前記時計
本体の係止部が係止する非係止部と、時計本体のストッ
パ部が当接する筒とを設け、前記鏡面体の一端に固定
し、時計本体のストッパ部が当接する筒に、前記時計本
体に固定した筒を軸で摩擦力により開方向に回動可能に
取り付け、前記時計本体を開方向に回動した際、時計本
体の回動角度を規制するストッパ部が鏡面体の筒に当接
し、前記鏡面体の鏡面に前記時計本体の対向面が写ると
共に、腕バンドと一体になる鏡面体に右方向に回転する
時刻用針が写り、この鏡面体に写る時刻用針により正方
向の時刻がわかる。従って,使用者は相手側に時計本体
の時刻用針を見ていることを知らせずに時刻を知ること
ができる。また、鏡面体の非係止部に前記時計本体の係
止部が係止すると、時計本体によって鏡面体の鏡面を覆
った状態となり、時計本体の対向面に位置する時刻用針
が表面に現れることがないので、時計本体の対向面のキ
ズつきが防止でき、更に、時計本体をデザイン的に装飾
することができる。その上、時計本体を開方向に回動す
ると、鏡面体の鏡面をカガミとしても利用することがで
きる。更に、前記鏡面体の一端に固定し、時計本体のス
トッパ部が当接する筒に、前記時計本体に固定した筒を
軸で摩擦力により開方向に回動可能に取り付けているた
め、時計本体を開方向に45度、60度の位置に回動し
た際、時計本体は摩擦力でその位置に固定でき、使用者
は鏡面体を見ることにより、時刻がわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる腕時計において時計本体を開方
向に回動しているさいの斜視図図である。
【図2】図1に示す腕時計の時計本体を90度回動した
際の平面図である。
【図3】図2に示す腕時計の正面図である。
【図4】図1に示す腕時計の時計本体で鏡面体を覆った
際の側面図である。
【図5】図4のA部分の拡大図である。
【符号の説明】
1、1 腕バンド 21 鏡面 2 鏡面体 3 時計本体 31 時刻用針 32 係止部 22 非係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 47/02 G04B 19/00 G04B 37/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕バンドと一体になると共に表面が鏡面
    からなる鏡面体と、この鏡面体の一端に開方向に回動可
    能に取り付けてなると共に前記鏡面体の鏡面を覆う時計
    本体とからなり、 この時計本体には、前記鏡面体の鏡面に対向する対向面
    に左方向に回転する時刻用針と、前記鏡面体の鏡面を覆
    った際に前記鏡面体に係脱可能に係止する係止部と、時
    計本体の回動角度を規制するストッパ部とを設け、 前記鏡面体には前記時計本体の係止部が係止する非係止
    部と、時計本体のストッパ部が当接する筒とを設け、 前記鏡面体の一端に固定し、時計本体のストッパ部が当
    接する筒に、前記時計本体に固定した筒を軸で摩擦力に
    より開方向に回動可能に取り付け、 前記時計本体を開方向に回動した際、時計本体の回動角
    度を規制するストッパ部が鏡面体の筒に当接し、前記鏡
    面体の鏡面に前記時計本体の対向面が写ると共に、腕バ
    ンドと一体になる鏡面体に右方向に回転する時刻用針が
    写り、この鏡面体に写る時刻用針により正方向の時刻が
    わかることを特徴とする腕時計。
  2. 【請求項2】 前記時計本体には時刻用針の回転方向に
    沿って時刻用文字が設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の腕時計。
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CN102576213A (zh) * 2010-06-21 2012-07-11 王冠国际资产公司 用于方便地更换饰物壳体盖的系统和方法

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