JPH11166681A - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPH11166681A
JPH11166681A JP9332108A JP33210897A JPH11166681A JP H11166681 A JPH11166681 A JP H11166681A JP 9332108 A JP9332108 A JP 9332108A JP 33210897 A JP33210897 A JP 33210897A JP H11166681 A JPH11166681 A JP H11166681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipe joint
collet
cam
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9332108A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Omichi
康之 大道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9332108A priority Critical patent/JPH11166681A/ja
Publication of JPH11166681A publication Critical patent/JPH11166681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 継手本体に挿入される管を受容し、自動的に
把持するコレットを有する管継手において、管の縮径を
工数を増大することなしに防止しうる管継手を提供す
る。 【解決手段】 一端に開口端12を有し、この開口端1
2に向かってテーパー状に内径が縮小する包囲カム14
が備えられた管継手本体1と、上記包囲カム14と係合
して径方向に自在に撓むと共に、横断面形状が弧状の少
なくとも一つの腕部22を備え、該腕部22はその径方
向内側に突出し、内部に延在する管4に係合して把持す
る内向きの刃25を有する歯部24を備え、該刃25
が、管4が接続された際に、包囲カム14表面からの押
圧力により管4の表面に噛み込むようになされたコレッ
ト2とからなる管継手であって、管継手本体1には、接
続されるべき管4の管壁を内面から上記コレット2と共
に挟持する内筒部16が一体的に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管継手に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、継手本体に挿入される管を受
容し、自動的に把持するコレットを有する管継手が使用
されている。このような継手としては、図3に示すよう
に、一端に開口端を有し、この開口端に向かってテーパ
ー状に内径が縮小する包囲カムa2が備えられた管継手
本体aと、上記包囲カムa2と係合して径方向に自在に
撓むと共に、横断面形状が弧状の少なくとも一つの腕部
b1を備え、該腕部b1はその径方向内側に突出し、内
部に延在する管に係合して把持する内向きの刃b2を有
する歯部b3を備え、該刃b2が、管が接続された際
に、包囲カム表面a2からの押圧力により管の表面に噛
み込むようになされたコレットbとからなる管継手(特
開平6−193787号公報)が知られている。
【0003】このように構成することによって、突出す
る刃b2が管に対する腕部b1の把持力を高めるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した継手
は、長期にわたって使用すると、使用する樹脂の材質に
よっては、特にポリエチレンを使用する場合、腕部b1
の把持力によって、縮径するという問題があった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決し、継手本体
に挿入される管を受容し、自動的に把持するコレットを
有する管継手において、管の縮径を工数を増大すること
なしに防止しうる管継手を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の管継手は、一端
に開口端を有し、この開口端に向かってテーパー状に内
径が縮小する包囲カムが備えられた管継手本体と、上記
包囲カムと係合して径方向に自在に撓むと共に、横断面
形状が弧状の少なくとも一つの腕部を備え、該腕部はそ
の径方向内側に突出し、内部に延在する管に係合して把
持する内向きの刃を有する歯部を備え、該刃が、管が接
続された際に、包囲カム表面からの押圧力により管の表
面に噛み込むようになされたコレットとからなる管継手
であって、管継手本体には、接続されるべき管の管壁を
内面から上記コレットと共に挟持する内筒部が一体的に
設けられているものである。
【0007】(作用)本発明の管継手は、一端に開口端
部を有し、この開口端に向かってテーパー状に内径が縮
小する包囲カムが備えられた管継手本体と、上記包囲カ
ムと係合して径方向に自在に撓むと共に、横断面形状が
弧状の少なくとも一つの腕部を備え、該腕部はその径方
向内側に突出し、内部に延在する管に係合して把持する
内向きの刃を有する歯部を備え、該刃が、管が接続され
た際に、包囲カム表面からの押圧力により管の表面に噛
み込むようになされたコレットとからなる管継手である
から、継手本体に挿入される管を受容し、自動的に把持
しうる。また、管継手本体には、接続されるべき管の管
壁を内面から上記コレットと共に挟持する内筒部が一体
的に設けられているものであるから、挿入される管の縮
径を工数を増大することなしに防止しうる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の管継手の一例を示す断
面図である。
【0009】図1において、1は継手本体、2はコレッ
ト、12は開口部、14は包囲カム、16は内筒部、2
2は腕部、24は歯部、25は刃である。図1に示した
ように、本発明の管継手は、継手本体1とコレット2と
からなる。
【0010】継手本体1は、一端に開口端12を有し、
この開口端12から継手本体1内に延びる通孔13が設
けられている。通孔13にはパッキン3が設けられ、管
が挿入され、突設部15に突設したときに、通孔13の
内部壁面をシールする。一方、継手本体1の開口端12
向かってテーパー状に内径が縮小する包囲カム14が備
えられており、さらに、接続されるべき管の管壁を内面
から上記コレット2と共に挟持する内筒部16が一体的
に設けられている。内筒部16の外径は、接続されるべ
き管の最小径に略等しくなされ、管がコレット2の内側
を通じて継手本体1の通孔13内に嵌入されたとき、内
筒部16が管壁の内面から上記コレット2と共に挟持す
る。
【0011】コレット2には、スリット28が設けら
れ、上記包囲カム14と係合して径方向に自在に撓むよ
うになされている。さらに、コレット2には、横断面形
状が弧状の腕部22を備え、該腕部22には歯部24が
備えられている。歯部24には、腕部22の径方向内側
に突出し、内部に延在する管に係合して把持する内向き
の刃25を有する。コレット2は、その一端が継手本体
1の開口端から通孔13内に突出し、さらに他端にはフ
ランジ部26が設けられ、コレット2を作業者が容易に
手で扱って、継手本体1内に嵌着できるようになされて
いる。
【0012】前記刃25は、管が接続された際に、包囲
カム14表面からの押圧力により管の表面に噛み込むよ
うになされている。
【0013】図2は本発明の管継手に管を接続した状態
を示す断面図である。図2において、1は継手本体、2
はコレット、4は管である。
【0014】図2に示したように、図1に示した管継手
のコレット2の内面と継手本体1の内筒部16の間の通
孔13にポリエチレン製管4を挿入する。管4が、継手
本体1の突設部15に突設したときに、通孔13の内部
壁面がパッキン3によりシールされ、管4の管壁を内面
から上記コレット2と共に挟持される。
【0015】そしてコレット2に設けられた刃25によ
り把持され、包囲カム14表面からの押圧力により管4
の表面に噛み込む。そして管4が継手に装着固定され
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の管継手続部構造は上述した通り
の構成であるから、継手本体に挿入される管を受容し、
自動的に把持するとともに、水密性に優れたものとな
る。また、管継手本体には、接続されるべき管の管壁を
内面から上記コレットと共に挟持する内筒部が一体的に
設けられているものであるから、挿入される管の縮径を
工数を増大することなしに防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管継手を示す部分断面図である。
【図2】本発明の管継手に、管を挿入した状態を示す部
分断面図である。
【図3】従来の管継手を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 継手本体 12 開口端 14 包囲カム 16 内筒部 2 コレット 22 腕部 24 歯部 25 刃 4 管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口端を有し、この開口端に向か
    ってテーパー状に内径が縮小する包囲カムが備えられた
    管継手本体と、 上記包囲カムと係合して径方向に自在に撓むと共に、横
    断面形状が弧状の少なくとも一つの腕部を備え、該腕部
    はその径方向内側に突出し、内部に延在する管に係合し
    て把持する内向きの刃を有する歯部を備え、該刃が、管
    が接続された際に、包囲カム表面からの押圧力により管
    の表面に噛み込むようになされたコレットとからなる管
    継手であって、管継手本体には、接続されるべき管の管
    壁を内面から上記コレットと共に挟持する内筒部が一体
    的に設けられていることを特徴とする管継手。
JP9332108A 1997-12-02 1997-12-02 管継手 Pending JPH11166681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9332108A JPH11166681A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9332108A JPH11166681A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 管継手

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Publication Number Publication Date
JPH11166681A true JPH11166681A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18251250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9332108A Pending JPH11166681A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 管継手

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JP (1) JPH11166681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030004905A (ko) * 2001-07-07 2003-01-15 현대자동차주식회사 원 푸쉬 인 피팅 타입 튜브연결부재
KR20030092288A (ko) * 2002-05-29 2003-12-06 현대자동차주식회사 튜브 연결구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030004905A (ko) * 2001-07-07 2003-01-15 현대자동차주식회사 원 푸쉬 인 피팅 타입 튜브연결부재
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