JPH11165805A - パッカーコンテナ - Google Patents

パッカーコンテナ

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JPH11165805A
JPH11165805A JP28178898A JP28178898A JPH11165805A JP H11165805 A JPH11165805 A JP H11165805A JP 28178898 A JP28178898 A JP 28178898A JP 28178898 A JP28178898 A JP 28178898A JP H11165805 A JPH11165805 A JP H11165805A
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packer
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waste
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container body
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弘国 吉川
Katsuyoshi Katagiri
勝儀 片桐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貨物を積降できる駆動部を備えた荷役自動車に
積載可能とすること。 【解決手段】パッカーコンテナ201は、コンテナ本体
202と、パッカー203と、廃棄物排出部材204、
エンジン254を備えた油圧装置205、操作部206
を備え、また、前壁202bにフック受け部202gが
固着され、吊上フック71を設けた荷役自動車7のフッ
クをこのフック受け部202gに係止させることがで
き、パッカーコンテナ201が積み降ろし自在になって
おり、フック受け部202gに、通常使用されているフ
ックロール又はアームロールを係止でき、底板202a
の裏面に、前方に伸縮自在な支持脚202h、後方に車
輪230cを左右一対設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビン、空き缶など
の廃棄物を収集可能なパッカーコンテナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機構を備えた塵芥収集コンテ
ナには、特開昭55−7143号に示すものがある。こ
れは、コンテナ本体(1)の後部に塵芥排出用の後部開
閉扉(4)を備え、コンテナ本体(1)の前部上方に開
閉蓋(6)を備えた投入口(5)を設け、その投入口
(5)から投入された塵芥を圧縮する塵芥圧縮機構
(7)をコンテナ本体(1)内に装備し、その塵芥圧縮
機構(7)の圧縮板(8)上端とコンテナ壁間に常時緩
むことなく圧縮板(8)に随動する遮蔽部材(13)を
配装し、油圧ユニット(12)は外部電源により作動で
きるものを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、後部開閉扉
(4)、投入口(5)及び開閉蓋(6)の配置や構造か
ら、自動車に積載して塵芥を投入、圧縮、排出できる構
造ではなくて、当初から、地面に設置した状態で上方か
らしかごみを投入できない等、限定された条件下でのみ
塵芥を投入、圧縮、排出できるものであり、大型ごみが
圧縮、破砕ができない等、用途が極めて限定されている
ものである。特に、廃棄物収集分野において、広く普及
しているフックロール、アームロール、ワイヤなどを備
えた荷役自動車を全く活用することができない不都合が
ある。
【0004】そこで、本発明は、塵芥を投入、圧縮、排
出できるようにするとともに、フックロールなどを備え
た荷役自動車への積み降ろしを可能とし、荷役自動車の
適用範囲を拡大させることを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記諸課題に鑑み、請求
項1記載の発明は、吊上部材をコンテナ本体の前端部に
設け、該コンテナ本体の下部に車輪を設けて荷役自動車
に積載可能な構造とし、パッカーを前記コンテナ本体の
後端部に設け、廃棄物排出部材を前記コンテナ本体の内
部に設け、前記パッカー及び廃棄物排出部材を駆動する
駆動部を設け、該駆動部は駆動源としての内燃機関を備
えたことを特徴とするパッカーコンテナである。これに
より、コンテナの荷役自動車への積み降ろし、廃棄物の
圧縮可能性を両立させることができ、上記課題が達成で
きる。また、一般廃棄物、産業廃棄物に限らず、あらゆ
る用途に使用でき、荷役自動車の有効活用を図ることが
できる。特に、広く普及しているフックロール、アーム
ロール、ワイヤなどを備え、貨物等を積み降ろしできる
荷役自動車を、いわゆるパッカー車(パッカーと自動車
とが固着し一体化したもの)よりも格段に機能を強化で
きるのである。例えば、いろいろな種類のパッカーコン
テナを用意し、これらを交換して使用することができ
る。
【0006】ここにいうパッカーは、廃棄物を少なくと
も投入、圧縮、排出できる構造であり、駆動方式はレシ
プロ式構造、ロータリー式構造などが例示されるが、こ
れに限定されるわけではなく、他の構造も実施可能であ
る。ここにいう駆動部は、液圧駆動部(例えば、油圧シ
リンダ、油圧ホース、リミットスイッチ等)、駆動源を
含み構成されたもの等が挙げられる。前記駆動部は独自
駆動源を使用することが好適である。地上に置いた状態
でパッカー及び廃棄物排出部材を駆動できる利点があ
る。自動車の駆動源と共通化できるようにすることもあ
る。例えば、自動車に積載するとき、或いは地面に置い
て使用するときいずれも、パッカーコンテナの独自駆動
源を利用することができるようにしても良い。また、例
えば自動車に積載するときは、自動車の駆動源を利用
し、地面に置いて使用するときには、独自駆動源又は外
部駆動源を利用することができるようにしても良い。つ
まり、様々なタイプのパッカーコンテナを用途に応じて
自動車に積み降ろしすることができるので、荷役自動車
の使用範囲が拡大するのである。パッカーが故障して
も、パッカーコンテナを交換するだけで良く、荷役自動
車は継続使用できる利点もある。なお、内燃機関として
は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等が挙げら
れ、空冷式、水冷式或いは2サイクル、4サイクル等を
問わない。また、内燃機関に消音や排気浄化のためマフ
ラを取付けることが好適である。マフラは後述の消音ボ
ックスの内部或いは外部で取り付け可能である。
【0007】ここにいう吊上部材は、例えば、フックを
掛け止めできるフック受け部、ワイヤを繋着できるリン
グ、連結器等が挙げられ、フックロール、アームロー
ル、又はワイヤ等を備えパッカーコンテナを積み降ろし
できる駆動部を備えた荷役自動車に適用できるものであ
れば良い。なお、荷役自動車にフック受け部、パッカー
コンテナにフックを設けても良い。さらに、ここにいう
廃棄物排出部材は、代表的には、コンテナ本体内を往復
動可能なものであり、車輪を備え、油圧シリンダで前後
方向に移動する移動台車が例示できる。
【0008】請求項2記載の発明は、操作部と、前記駆
動部の駆動状態を検出する検出部と、該操作部及び検出
部に応答して前記駆動部を制御する制御装置と、を備
え、前記駆動部へ駆動力を供給する内燃機関が前記コン
テナ本体の前端部に設けられたことを特徴とする請求項
1に記載のパッカーコンテナである。これにより、請求
項1と同様の課題を達成できる上、操作性が向上するこ
とになる。
【0009】請求項3記載の発明は、前記駆動部は、液
圧アクチュエータと、該液圧アクチュエータに駆動力を
供給する液圧駆動源とを備えたことを特徴とする請求項
2に記載のパッカーコンテナである。これにより、請求
項1と同様の課題を達成できる上、好適な動力を供給す
ることができる。
【0010】請求項4記載の発明は、前記駆動部は、廃
棄物を圧縮する圧縮部と、前記廃棄物を前記コンテナ本
体に詰め込む詰め込み駆動部と、前記パッカーを開閉す
るパッカー開閉駆動部と、を備え、さらに、該パッカー
開閉駆動部は、前記パッカーを前記コンテナ本体下部に
着脱自在にロックさせるロック装置と接続されたことを
特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のパッカーコ
ンテナである。これにより、請求項1と同様の課題を達
成できる上、パッカーコンテナを荷役自動車に積降する
際にパッカー特に駆動部に加わる衝撃を緩和することが
でき、耐久性の向上に資するものである。
【0011】請求項5記載の発明は、前記荷役自動車の
車載駆動源に前記駆動部を接続可能とし、前記車載駆動
源からも駆動力を供給可能としたことを特徴とする請求
項1乃至4いずれかに記載のパッカーコンテナである。
これにより荷役自動車から動力を取り込むこともでき
る。これにより請求項1記載の発明と同様の課題が達成
される上、荷役自動車の駆動源を利用することもできる
利点がある。
【0012】ここにいう車載駆動源に動力部を脱着可能
に接続させる構造としては、代表的には、例えば、自動
車に装着可能な補助ミッション(P.T.O)及び油圧
ポンプ等を備えたものなどが挙げられるが、これに限定
されるわけではなく、他の構成も採用が可能である。
【0013】請求項6記載の発明は、前記内燃機関を防
音ボックス内部に配設したことを特徴とする請求項1乃
至5いずれかに記載のパッカーコンテナである。これに
より、請求項1と同様の課題が達成される上、内燃機関
の運転に伴い発生する騒音を低減することができる。
【0014】請求項7記載の発明は、前記パッカー内部
の上部に脱臭装置を設けたことを特徴とする請求項1乃
至6いずれかに記載のパッカーコンテナである。これに
より、請求項1と同様の課題が達成される上、パッカー
内部にこもる悪臭を排出でき、作業環境を向上させるこ
とができる。
【0015】請求項8記載の発明は、前記コンテナ本体
の前端部の内部上部に脱臭装置を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至7いずれかに記載のパッカーコンテナで
ある。これにより、請求項1と同様の課題が達成される
上、内燃機関近辺にこもる悪臭を排出でき、作業環境を
向上させることができる。さらに、請求項9記載の発明
は、前記コンテナ本体の前部の支持脚が伸縮自在である
ことを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載のパッ
カーコンテナである。これにより、荷役自動車へ積み下
ろしの際、支障がなくなるし、また、パッカーコンテナ
を荷役自動車からおろした場合、高さ調整がきわめて容
易となる。支持脚駆動装置としては、自動又は手動が挙
げられる。支持脚駆動装置は、油圧駆動等が挙げられ
る。操作部の操作に応答させて、コンピュータで支持脚
の高さを自動制御しても良い。なお、支持脚を伸縮自在
とする場合、前記パッカーコンテナの駆動源としては、
前述の内燃機関のほか、電気モータ等でも良い。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態の説明)以下、図
1乃至図6を参照して、本発明の第1実施形態であるパ
ッカーコンテナ1について説明する。このパッカーコン
テナ1は、鉄鋼製で箱型に形成されたコンテナ本体2
と、その後部に開閉自在に設けられたパッカー3とを備
えている。このコンテナ本体2は、底板2aと、そこか
ら垂直に立ち上がる前壁2b、右側壁2c、左側壁2
d、上壁2eとから構成されている。パッカー3は、開
閉自在な後壁としての機能を果たすものであり、これに
よりコンテナ本体2に概ね閉じられた内部空間を形成す
ることができ、この内部空間に一時的に廃棄物を貯留し
排出することが可能である。また、前壁2bの上部にフ
ック受け部2gが固着されている。吊上フック71等を
設けた荷役自動車7にこのフック受け部2gを係止させ
ることができ(図7及び図8参照)、パッカーコンテナ
1が積み降ろし自在になっている。ここで、フックロー
ルに代えて、アームロールでも良い。又は、フック受け
部2gに代え又はフック受け部2gとともに、ワイヤ係
止部材(図示略)を設けた荷役自動車(図示略)に対し
ては、図1の点線で示す通りワイヤ取付部材2kを設
け、ワイヤで吊り上げることもできる。底板2aの裏面
に、案内凸部20、前方に支持脚2h、後方に車輪2i
が左右一対設けられている。
【0017】レシプロ式構造のパッカー3の構成につい
て図2乃至図4を参照して説明する。図2のパッカー3
の外観に示す通り、パッカー3は上壁2eの後端部に左
右一対設けたヒンジ31に接続された開閉蓋32を備
え、ヒンジ31により回動可能となり、コンテナ本体2
の内部空間を開閉自在とし、廃棄物の出し入れや悪臭の
拡散などを防止するものである。開閉蓋32は甲羅状に
後ろ方向に外方に膨らんだカバー形状に形成されたもの
である。ヒンジ33は右側壁2c及び左側壁2dに各々
左右一対固定され、また、ヒンジ34は開閉蓋32の側
面下部に各々左右一対固定されている。左右一対のパッ
カー開閉シリンダ35は、その上端がヒンジ33に接続
されるとともに、その下端がヒンジ34に接続されてい
る。
【0018】開閉蓋32の左右両側には、パッカー開閉
シリンダ35の上側にこれと略平行にスライドシリンダ
36が設けられている。これらパッカー開閉シリンダ3
5及びスライドシリンダ36は、図2及び図3に示す通
り、開閉蓋32の外部に配設されたものであるが、内部
に配設することもできる。スライド溝30aはスライダ
37とスライドシリンダ36を連結させるために設けた
ものである。また、開閉蓋32の底面に車輪30cが形
成され、パッカーコンテナ1の荷役自動車7への積み降
ろしを容易としている。図3及び図4に示す通り、開閉
蓋32の内部の下部に横方向に広がる廃棄物受皿30d
が形成されている。開閉蓋32の内部空間に配設された
スライダ37は、スライド溝30aに沿って斜め上下方
向にスライドシリンダ36により駆動されることができ
るものである。スライダ37の下端部にプレス板38を
回動することができるプレスシリンダ39が配置されて
いる。プレス板38とプレスシリンダ39はヒンジ39
aを介して連結されている。
【0019】図1に示すパッカーコンテナ1の内部に
は、廃棄物を外部に排出する廃棄物排出部材4が設けら
れている。この廃棄物排出部材4は、ヒンジ41を介し
て前壁2b内側部分と接続するピストンロッド42を備
えた排出多段シリンダ43と、排出多段シリンダ43の
後端とヒンジ44を介して接続するとともに車輪45を
備え廃棄物を送り出すことができる排出部材46とから
構成されている。排出多段シリンダ43の伸縮により排
出部材46が前後方向に往復移動できるようになってい
る。排出部材46は、パッカーコンテナ1の内部空間に
貯留された廃棄物を後方に向かって排出できるよう、移
動壁の機能を果たすことができる形状及び構造になって
いる。この排出部材46は傾斜面を後部に備え、廃棄物
の排出を円滑としている。なお、パッカーコンテナ1内
部の前方の底板2aに油圧装置5が固設され、また、開
閉蓋32に操作スイッチ部6が設けられている。プレス
板38は廃棄物受皿30dに適合した形状である。
【0020】パッカーコンテナ1の内部空間の前方部に
配設された油圧装置5を図5に示す油圧基本回路を参照
して説明する。油圧装置5は、油圧ポンプ及びエンジン
E等を備えた油圧ポンプユニット51を備え、これと接
続する排出多段シリンダ油圧部54、パッカー開閉シリ
ンダ油圧部55、スライドシリンダ油圧部56、プレス
シリンダ油圧部59等の各種の油圧アクチュエータから
構成されたものである。これらの油圧アクチュエータ
は、ソレノイドバルブ、絞り弁、逆止め弁から構成され
ているが、油圧装置5の構成は適宜変更が可能である。
本実施形態では、エンジンEで駆動することができるよ
うになっている。これにより、油圧装置5に適宜動力を
供給できる。また、石油類の燃焼などによって駆動力を
発生できる小型エンジンEの内燃機関を搭載して、これ
から動力を取り込んだりするものである。エンジンEは
燃料タンク(図示略)を備え、マフラ(図示略)を備え
た排気筒65(図1等参照)が接続され、そこから排気
が外部に排出できるようになっている。さらに、油圧装
置5は、パッカーコンテナ1を荷役自動車7に積載した
場合、荷役自動車7から動力を取り込むこともできるよ
うに切換装置を設けても良い。荷役自動車7に積載した
ときに、荷役自動車7に備えられた補助トランスミッシ
ョン(P.T.O.)、油圧ポンプから動力の供給を受
けることができるように、バルブや配管などがされるこ
ともある。なお、駆動源としては、エンジンEを採用で
きる。また、これら単独でも良いし、車載動力源等との
あらゆる組み合わせも可能である。つまり、パッカーコ
ンテナ1に備えた独自駆動源であるエンジンEで常時駆
動できるようにしても良いし、外部駆動源のみに依存さ
せても良いし、或いは外部駆動源と独自動力源であるエ
ンジンEとを切り換えて接続できるもの、外部駆動源と
エンジンEを組み合わせたもの等、あらゆる可能性を含
むものである。
【0021】荷役自動車7について図7を参照して説明
する。この荷役自動車7は、運転席にコントロールスイ
ッチ72、P.T.O.を操作するPTOレバー73、
荷台部分に、ダンプアーム74と、リフトシリンダ7
5、ソレノイドバルブ76、リフトシリンダ75で回動
(図8(a)〜(e))されるリフトアーム77とを備
えている。リフトアーム77の先端には、前述した吊上
フック71が設けられ、これによりパッカーコンテナ1
が積み降ろし可能となる。またダンプアーム74は後端
部を中心として回動可能となっている(図8(f)
(g)参照)。また、ロックシリンダ79、コンテナ本
体2をロック可能なコンテナロック80が設けられてい
る。荷役自動車7の後端部には、パッカーコンテナ1の
底面に設けた案内凸部20を案内するヒンジローラ81
が設けられ、またパッカーコンテナ1を係止するコンテ
ナフック82が設けられている。83はジャッキであ
る。なお、ダンプアーム74のダンプもできる(図8
(g)(h)参照)。
【0022】本実施形態であるパッカーコンテナ1の動
作について図6を参照して説明すると、まず、パッカー
3が閉じたままの状態で、廃棄物を廃棄物受皿30dに
投入する。スライドシリンダ36(図2参照)を伸ば
し、スライダ37を下降させ、廃棄物を押し込む。プレ
ス板38を回動させ、廃棄物を圧縮し、コンテナ本体2
内部に押し込む。パッカー開閉シリンダ35(図2参
照)を伸ばし、パッカー3を開ける。排出多段シリンダ
43(図1参照)を伸ばし、排出部材46(図1参照)
を後方に移動させ、廃棄物を排出する。これらの動作
は、操作スイッチ部6(図1参照)の押しボタンなどの
操作によって実行することができる。
【0023】パッカーコンテナ1を荷役自動車7に積み
降ろしする場合は、吊上フック71の先端をフック受け
部2gに取付け、パッカーコンテナ1を吊り上げたり吊
り下げたりすることで、荷役自動車7へのパッカーコン
テナ1の積み降ろしを実行する(図8(a)(f)参
照)。このとき、車輪2i、車輪30cの働きで、パッ
カー3の底面の円滑な運動を確保し、円滑な作業ができ
る。また、案内凸部20でパッカーコンテナ1の底面の
円滑な動きを確保できる。なお、図8(a)は固縛状
態、同(b)は開放状態、同(c)は離脱状態、同
(d)は離脱完了状態、同(e)は装着状態、同(f)
は装着完了状態を各々示し、同(g)(h)はダンプ状
態を示す。
【0024】以上の通り、本実施形態によれば、廃棄物
を収集及び廃棄しようとする者は、パッカーコンテナ1
を荷役自動車7に載せても地面に置いても使用できる。
しかも、一般の家庭廃棄物のみならず、産業用廃棄物な
どにも幅広く適用できる。産業廃棄物の取り扱い用に幅
広く普及しているフックロール、アームロール、ワイヤ
などを備えた荷役自動車7を自在に活用することができ
る点は非常に大きな効果である。さらに、昨今問題とな
っているペットボトルなど、従来では他のごみと混じっ
ていたが、本実施形態により圧縮収集が可能となるので
ある。さらに家屋解体で生じる廃棄物を破砕しながら回
収できる。したがって、収集対象物の範囲を拡大できる
とともに収集効率を格段に向上させることができる。な
お、密閉性が高いので、残飯の処理などにおいて悪臭を
有効に防止できることも利点である。
【0025】(第2実施形態の説明)パッカーコンテナ
1の第2実施形態であるパッカーコンテナ101を図9
乃至図12を参照して説明する。これは、レシプロ式構
造のパッカー3の変形例である、ロータリー式構造を備
えたパッカー103を設けたものであり、またこれに伴
い油圧基本回路を若干変更しているが、残りの構成は概
ね前述のパッカーコンテナ1と同様であるから、この変
形例の特徴のみ説明し、共通する部分の説明は、対応す
る部品の番号を100番台とし説明は割愛する。
【0026】パッカー103の構成について図9及び図
10を参照して説明する。図9に示す通り、ヒンジ13
1乃至パッカー開閉シリンダ135は前述実施形態と同
様な構造である。パッカー103の内部に押し込み板1
37を回動させる押し込み板モータ136が設けられて
いる。また、押し込み板137の下方において、プレス
板138を回動することができるプレス板モータ139
が配置されている。
【0027】図11に示す通り、上述した変更に伴い、
押し込み板モータ136及びプレス板モータ139に対
応して、各々、押し込み板モータ油圧部156及びプレ
ス板モータ油圧部159が設けられていることが異なっ
ている。
【0028】本実施形態であるパッカーコンテナ101
の動作について図12を参照して説明すると、まず、パ
ッカー103が閉じたままの状態で、押し込み板137
を時計方向に回動して前方に退避させ、プレス板138
を時計方向に回動させ、廃棄物を廃棄物受皿130dに
投入する。押し込み板137を反時計方向に、また、プ
レス板138を時計方向に回動させ、廃棄物を押し込
む。プレス板138を更に回動させ、廃棄物を圧縮し、
押し込み板137を反時計方向に回動させる。さらに、
プレス板138を時計方向に回動させて、押し込み板1
37を時計方向に回動させ、廃棄物をコンテナ本体10
2(図9参照)内部に詰め込む。廃棄物の排出について
は前述実施形態と同様である。これらの動作は、操作ス
イッチ部106(図9参照)の押しボタンなどの操作に
よって実行することができる。また、荷役自動車7(図
示略)上でも地面上でも廃棄物の圧縮及び排出作業がで
きる。
【0029】(第3実施形態の説明)第3実施形態であ
るパッカーコンテナ201について図13乃至図31を
参照して説明する。本実施形態は第1実施形態をさらに
改良して詳細に説明するものであり、電子制御装置29
0の詳細も含めて説明する。パッカーコンテナ201の
構成は基本的には前述のパッカーコンテナ1と同様であ
るから、この本形態の特徴を中心として説明し、共通す
る部分の説明は、対応する部品の番号を200番台とし
説明は適宜割愛する。
【0030】このパッカーコンテナ201は、鉄鋼製で
箱型に形成されたコンテナ本体202を備えている。こ
のコンテナ本体202は、裏面に断面角型で長尺の2条
の案内凸部202mを備えた底板202aと、そこから
垂直に立ち上がる、右側壁202c、左側壁202d、
上壁202eとから構成され、前面は開放されている
が、着脱自在な前カバー202bで覆うことができるよ
うになっている。パッカー203は、開閉自在な後壁と
しての機能を果たすものであり、これにより閉じられた
内部空間を形成することができる。この内部空間に一時
的に廃棄物を貯留することが可能である。また、前端面
202fに固定された2本の柱202jにフックを掛け
止めできるフック受け部202gが固着されている。荷
役自動車7に設けられた吊上フック71をこのフック受
け部202gに係止させることができ(図7及び図8参
照)、パッカーコンテナ201が積み降ろし自在になっ
ている。底板202aの裏面前方に伸縮自在でなる支持
脚202hが設けられている。
【0031】この支持脚202hは、伸縮自在な構造で
あり、これは、パッカーコンテナ201を荷役自動車7
に積載させる場合に、邪魔にならないよう縮める必要が
あり、一方、荷役自動車7から、下ろして地面に置く場
合には、汚水がたまらないようにする等のため、伸長さ
せてコンテナ本体202の前端部を高くする必要がある
からである。この支持脚202hは、図18に示す通
り、コンテナ本体202の底面に垂直方向に固定された
角型の外筒208と、この外筒208にスライド可能に
内嵌され下端部に接地板209aを設けた角型の内筒2
09と、外筒208の内部に垂直方向に固定された油圧
シリンダ219と、からなるものである。電子制御装置
290からの駆動信号によってソレノイドバルブ279
d(図29参照)が駆動制御され、これにより、油圧シ
リンダ219のロッドが伸縮自在となり、従って、支持
脚202hが伸縮自在となっている。この支持脚202
hに代えて、図19に示す通り、手動の支持脚202
h’としても良い。即ち、支持脚202h’は、コンテ
ナ本体202の底面に垂直方向に固定された角型の外筒
208’と、この外筒208’にスライド可能に内嵌さ
れ下端部に接地板209a’を設けた角型の内筒20
9’と、外筒208’及び内筒209’に穿孔された複
数の丸孔229’と、この丸孔229’に貫通させるピ
ン部材249a’とからなるものである。ピンに取手を
設けてなるピン部材249a’(図20(a)参照)の
脱着により、支持脚202h’が伸縮自在となり、その
高さを適宜調整することができるようになっている。ピ
ン部材249a’は、変更形態として、図20(b)乃
至(e)に示す通り、ピン部材249b’,249
c’,249d’,249e’等、様々な形態で実施可
能である。
【0032】レシプロ式構造のパッカー203の構成に
ついて図13乃至図22を参照して説明する。パッカー
203の外観に示す通り、パッカー203は上壁202
eの後端部に左右一対設けたヒンジ231に接続された
開閉蓋232を備え、ヒンジ231により回動可能とな
り、コンテナ本体202の内部空間を開閉自在とし、廃
棄物の出し入れや悪臭の拡散などを防止するものであ
る。開閉蓋232は廃棄物を排出するための排出口23
2aを備えている。また、開閉蓋232の底面に一対の
車輪230cが形成され、パッカーコンテナ201の荷
役自動車7への積み降ろしを容易としている。開閉蓋2
32の内部の下部に横方向に広がる下凸状の湾曲面を備
えた廃棄物受皿230dが形成されている。ヒンジ23
3は右側壁202c及び左側壁202dに各々左右一対
固定され、左右一対のパッカー開閉シリンダ235は、
その上端がヒンジ233に接続されている。下端が後述
のロック装置210と接続されている。開閉蓋232の
左右両側には、パッカー開閉シリンダ235の下側にこ
れと略平行にスライドシリンダ236が設けられてい
る。スライドシリンダ236の下端は固定されている。
開閉蓋232の内部空間に配設されたスライド板237
の両端は、スライドシリンダ236の上端と連結部23
6aを介して接続されている。スライド溝230aに沿
って、斜め上下方向に連結部236aが移動できるよう
になっている。プレス板238(図16参照)を回動さ
せ、廃棄物を廃棄物受皿230dに押しつけて圧縮する
ことができる1本のプレスシリンダ239が、スライド
板237に設けたヒンジ239aと、プレス板238に
設けたヒンジ239bを介して接続されている。なお、
これらパッカー開閉シリンダ235及びスライドシリン
ダ236等は、保護のため、カバー247(図13及び
図16では内部を見せるために図示略)で覆われてい
る。カバー247は、取手が付けられ、L字状のレバー
248で開閉自在となっている。
【0033】パッカー開閉シリンダ235のピストンロ
ッド235aは、パッカー203左右側壁に一対設けら
れたロック装置210と接続され、このロック装置21
0は、パッカー203を、コンテナ本体202の後部両
側に設けたフック受けリブ220の下端部と係脱自在と
されている。つまり、パッカー203が閉じられるとロ
ック装置210がフック受けリブ220にロックされ、
パッカー203が開けられるとロック装置210がフッ
ク受けリブ220からアンロックされるようになってい
る。このロック装置210は、フック受けリブ220と
係脱可能なフック211と、パッカー左右側壁中央部に
ある第1固定台212及び下方にある第2固定台213
と、それらに取りつけられピストンロッド235aとフ
ック211との間に介装されたリンク機構214と、パ
ッカー203とフック211とを連結してフック211
を上方に付勢するスプリング218とからなるものであ
る。また、このリンク機構214は第1固定台212に
取りつけられた第1テコ部215と、第2固定台213
に取りつけられた第2テコ部216と、それらを連結す
るリンク217とから構成されている。また、第1テコ
部215は、右端に第1ヒンジ部215a、左端に第2
ヒンジ部215b、その中間に支点215cを備えてい
る。また第2テコ部216は、右端に第1ヒンジ部21
6a、その左側に支点216cを備えている。
【0034】図22(a)のロック状態において、パッ
カー開閉シリンダ235のピストンロッド235aが退
避位置(上方位置)にあり、フック211がフック受け
リブ220に掛け止めされている。図22(b)のアン
ロック状態において、パッカー開閉シリンダ235のピ
ストンロッド235aが伸長して行くと、第1テコ部2
15が時計方向に、第2テコ部216が反時計方向に回
動するとともにリンク217が上方へ移動する。第1ヒ
ンジ部215aが第1固定台212に当たるまで、パッ
カー203は開かない。そして、第1ヒンジ部215a
が第1固定台212に当たって動きが規制され、リンク
機構214の動きが止まる。そうすると、パッカー開閉
シリンダ235の駆動力がパッカー203に伝わって、
パッカー203が反時計方向に回動して行くこととな
る。パッカー203が完全に開くとパッカー開閉シリン
ダ235は停止する。そして、前述と逆の動作を行っ
て、図22(a)のロック状態となる。
【0035】さらに、パッカー開閉シリンダ235、ス
ライドシリンダ236、プレスシリンダ239のそれぞ
れの上限及び下限を画定するリミットスイッチ280
a,280b、281a,281b、282a,282
b(図13参照)がおのおの設けられている(図29参
照)。パッカー203後部下部前面に自動復帰式構造の
安全バーを備えた安全装置225が横架されている。ま
た、パッカー203の下部にドレイン230eが設けら
れている。蓋付きの塵取り形状のドレイン202pが設
けられている。
【0036】図15の点線で示す通り、パッカーコンテ
ナ201の内部には、廃棄物を外部に排出する廃棄物排
出部材204が設けられている。この廃棄物排出部材2
04は、ヒンジ241を介して前端面202f内側部分
と接続するピストンロッド242を備えた排出多段シリ
ンダ243と、排出多段シリンダ243の後端とヒンジ
244を介して接続するとともに車輪245を備え廃棄
物を送り出すことができる排出部材246とから構成さ
れている。排出多段シリンダ243の伸縮により排出部
材246が前後方向に往復移動できるようになってい
る。排出部材246は、パッカーコンテナ201の内部
空間に貯留された廃棄物を後方に向かって排出できるよ
う、移動壁の機能を果たすことができる形状及び構造に
なっている。排出多段シリンダ243の前後の限界を画
定するリミットスイッチ283a,283bが設けられ
ている(図29参照)。なお、パッカーコンテナ201
内部前方の底板202aの上面側に油圧装置205が固
設され、前述の各シリンダを駆動できるようになってい
る。プレス板238は廃棄物受皿230dに適合した形
状である。
【0037】さらに、図15に示す通り、パッカー20
3の内部上部には、パッカー203にこもる悪臭を除去
するための脱臭装置221が設けられている。図21
(a)(b)に示す通り、この脱臭装置221は、中空
で角型のハウジング222の上部に排気筒223を設
け、底部に網目状のベッド224を設け、その上にフィ
ルタ226を敷き、その上部に脱臭剤227を充填し、
その上面をフィルタ228で覆い、排気筒223の下部
にファン229を設け、さらに、側面にヒンジ222a
で接続された開閉蓋222bを設けてなるものである。
脱臭剤227としては、活性炭などが好適である。同様
の脱臭装置221は、コンテナ本体202の前端部内部
の上部、つまり、エンジン254(図23及び図24参
照)或いは油圧装置205の上部に設置されている(図
15参照)。
【0038】油圧装置205について図23乃至図28
を参照して説明する。この油圧装置205は、駆動源電
圧AC三相200V、制御電圧AC単相100V、検出
系はDC24V、作動油はISOVG32相当、最高使
用圧力13.7MPa(140Kgf/cm)に設定
してある。油圧装置205は、図23乃至図26に示す
通り、ベースプレート250上に設けられたオイルタン
ク251、オイルタンク251の油を、ストレーナ25
2を介して汲み上げるギアポンプ253、ギアポンプ2
53を駆動させるエンジン254を備えている。このエ
ンジン254は、4サイクル空冷OHV横軸ガソリンエ
ンジンが挙げられるが、その他、立型水冷4サイクルデ
ィーゼルエンジン等、様々な構造のものが採用できる。
ギアポンプ253とエンジン254とは、フレキシブル
・カップリング259により直結されている。直結のほ
か、ホイールやベルトを介在させて、シェーン・カップ
リング等で接続することが考えられる。このエンジン2
54は、燃料タンク(図示略)等を備え、排気筒265
と接続されている。また、このエンジン254は、図2
3及び図24に示す通り、着脱自在式或いは固定式の防
音ボックス268で覆われ、70db程度まで、エンジ
ン254から発生する騒音が低減されるようになってい
る。材質は鉄で内側に鉛等の防音部材269が貼りつけ
られている。エンジン254が固定される床面には、ゴ
ム等の防振部材(図示略)が貼りつけられている。防音
ボックス268の表面には、所要な点検部(燃料計、モ
ニターランプ、パイロットランプ、エンジン非常停止装
置等)や給油口を片側に集約的に配置したパネル273
が設けられ、エンジン254の点検等が迅速簡単に実行
できる。オイルタンク251上面には、リターンフィル
タ255、フロートスイッチ256、側面に温度計付油
面計257、注油口兼用エアブリーザ258が設けられ
ている。ギアポンプ253にPライン、リターンフィル
タ255にTラインが接続されている。それらラインは
マニホールド260と接続されている。マニホールド2
60の上部にリリーフ弁261(図26参照)が接続さ
れ、リリーフ弁261の上にアンローディングプレート
262(図26参照)が設けられている。アンローディ
ングプレート262の上にソレノイドバルブ263が設
けられている。アンローディングプレート262近くに
圧力計264、ゲージコック266が設けられている。
なお、油圧装置205等からの汚水を溜めておく汚水溜
め(図示略)が設置されている。また、エンジン254
と油圧装置205にはそれぞれバッテリ(図示略)が接
続されている。
【0039】バルブモジュール270について図27及
び図28(a)〜(c)を参照して説明する。このバル
ブモジュール270は、サブプレート271の上に固定
されたものである。サブプレート271の中をPライ
ン、Tラインが通っている。押出バルブモジュール27
4は、油圧経路A1及びB1を介装させて、排出多段シ
リンダ243と接続されている。この押出バルブモジュ
ール274は、アンチキャビテーション274a、スロ
ットルバルブ274b、カウンターバランスバルブ27
4c、パイロットチェックバルブ274d、ソレノイド
バルブ274eから構成されている。パッカーバルブモ
ジュ−ル275は、油圧経路A2及びB2を介装させ
て、左右一対のパッカー開閉シリンダ235と接続され
ている。このパッカーバルブモジュ−ル275は、スロ
ットルバルブ275a、パイロットチェックバルブ27
5b、ソレノイドバルブ275cから構成されている。
スライダバルブモジュール276は、油圧経路A3及び
B3を介装させて、左右一対のスライドシリンダ236
と接続されている。このスライダバルブモジュール27
6は、パイロットチェックバルブ276a、ソレノイド
バルブ276bから構成されている。プレスバルブモジ
ュール279は、油圧経路A4及びB4を介装させて、
一本のプレスシリンダ239と接続されている。このプ
レスバルブモジュール279は、ボルト279a、パイ
ロットチェックバルブ279b、圧力計279c、ソレ
ノイドバルブ279dから構成されている。
【0040】第3実施形態のパッカーコンテナ201に
ついて、制御装置の一例として、電子制御装置290が
挙げられるが、これについて図29を参照して説明す
る。電子制御装置290は、8ビットの処理容量を備え
たCPU291、256バイト以内の容量に設定された
RAM292、7.5キロバイト以内の容量(プログラ
ム領域3.5キロバイト、データ領域4.0キロバイト
以内)に設定されたROM293、入出力インタフェー
ス294がバス295により相互に接続されたものであ
り、パッカーコンテナ201の油圧制御等を司っている
ものである。図示は略すがカウンタ、タイマ等も備えて
いる。LSIロジックよりなるものでも良い。安全装置
225、リミットスイッチ280a,280b、281
a,281b、282a,282b、283a,283
b、フロートスイッチ256、圧力計264、温度計付
油面計257、圧力計279cからの各種信号が入出力
インタフェース294を介して入力されるようになって
いる。操作部296の各種スイッチ301から321の
押し下げに応答して各種の信号が入出力インタフェース
294を介して入力されるようになっている。また、電
子制御装置290からコマンド信号が入出力インタフェ
ース294を介して、エンジン254、ソレノイドバル
ブ263,274e,275c,276b,279d、
ファン229に出力されるようになっている。
【0041】パッカーコンテナ201前端にある操作部
296に設けられた各種スイッチ301乃至321につ
いて図30を参照して説明する。電源ボタン301は、
電源をオンにするものである。油圧上昇ランプ302
は、油圧が上限レベルを超えると点灯し、油圧低下ラン
プ303は下限レベルを下回ると点灯し、運転者に警告
を発するものである。単独―連動切り替えボタン304
は、単独操作と連動操作の切り替えを行わせるものであ
る。連動操作は、例えば、スライドから圧縮までの一連
の操作をあらかじめ定められた手順で行うものである。
排出出ボタン305は、排出多段シリンダ243を駆動
させて、排出部材246を後方に移動させて廃棄物を押
し出させるものである。パッカー開放ボタン306は、
パッカー開閉シリンダ235を駆動させてパッカー20
3を回動させ廃棄物の排出を可能とさせるものである。
スライダ上昇ボタン307は、スライドシリンダ236
を駆動させスライド板237を上昇させるものである。
プレス戻しボタン308は、プレスシリンダ239を駆
動させプレス板238を初期位置に戻させるものであ
る。P/U運転ボタン309は、エンジン254の運転
を開始させるものである。リセットボタン310は、安
全装置225の検知に応答して、油圧装置205を初期
状態にリセットさせるものである。積込ボタン311
は、パッカーコンテナ201を廃棄物が積み込める状態
にさせるものである。排出戻しボタン312は、排出多
段シリンダ243を駆動させて、排出部材246を初期
位置(前方位置)に戻させるものである。パッカー閉鎖
ボタン313は、パッカー開閉シリンダ235を駆動さ
せてパッカー203を回動させパッカーコンテナ201
の後端を閉鎖させるものである。スライダ下降ボタン3
14は、スライドシリンダ236を駆動させスライド板
237を下降させるものである。プレス出ボタン315
は、プレスシリンダ239を駆動させプレス板238で
廃棄物を圧縮させるものである。P/U運転ボタン31
6は、エンジン254の運転を停止させるものである。
非常停止ボタン317は、油圧装置205の緊急停止を
させるものである。脚伸長ボタン318aは、支持脚2
02hの長さを設定された高さまで伸ばすものである。
パッカーコンテナ201を地面に置いた場合、後傾させ
て、汚水を排出させるため等である。脚短縮ボタン31
8bは、支持脚202hの長さを設定された高さまで短
縮させるものである。荷役自動車7に乗せる場合に、邪
魔にならないようにするためである。脱臭ボタン319
は、ファン229を所定時間作動させるものである。な
お、においセンサ(図示略)を設けて、臭いがある場合
だけ作動させるようにしても良い。動力切換ボタン32
0は、動力源をエンジン254から車載動力源(荷役自
動車7に備えられているもの)へ切りかえるものであ
る。荷役自動車7に取りつけられた場合でも駆動できる
ようにするためである。動力切換ボタン321は、動力
源を車載動力源からエンジン254へ切りかえるもので
ある。パッカーコンテナ201を地面においた場合、外
部動力に頼らずに駆動できるようにするためである。
【0042】パッカーコンテナ201後端にある操作部
206に設けられた各種スイッチ401乃至406,4
18a,418b,419,420,421について図
31を参照して説明する。油圧上昇ランプ401は、油
圧が上限レベルを超えると点灯し、運転者に警告を発す
るものである。P/U運転ボタン402は、エンジン2
54の運転を開始させるものである。連動サイクル起動
ボタン403は、スライドから圧縮までの一連の操作を
あらかじめ定められた手順で行うものである。1サイク
ル起動ボタン404は、パッカー203の開放から排出
多段シリンダ243を駆動させて、排出部材246を後
方に移動させて廃棄物を押し出させるまでのサイクルを
実行させるものである。排出サイクル起動ボタン405
は、廃棄物の排出開始から終了までのサイクルを実行さ
せるものである。パッカーセットボタン406は、パッ
カーコンテナ201を廃棄物が積み込める状態にさせる
ものである。ボタン418a,418b,419,42
0,421は前述のボタン318a,318b,31
9,320,321に対応するものである。
【0043】また、上述の実施形態では、駆動源はエン
ジン254のみでも適用可能であるが、エンジン254
に加えて、オプションとして、車載動力源500と油圧
シリンダとを切換装置400により切換接続することも
可能である。即ち、図32に示す通り、油圧装置205
のポンプPとタンクTは、それぞれ、切換弁601,6
02を介してパッカー開閉シリンダ235、スライドシ
リンダ236、排出多段シリンダ243、及び車載動力
源500のポンプPとタンクTと接続されている。ま
た、油圧装置205のポンプPとタンクTは、それぞ
れ、切換弁700を介して、プレスシリンダ239及び
車載動力源500のポンプPとタンクTと接続されてい
る。
【0044】パッカーコンテナ201の動作について、
第1実施形態のパッカーコンテナ1と概ね同様であるか
ら、図6を参照しながらその一作動態様を説明する。 (1)廃棄物を収集する場合は、廃棄物を排出口232
aから廃棄物受皿230dへ投入する。 (2)スライドシリンダ236を駆動させると、自動的
にロック装置210がアンロック状態となり、そして、
スライド板237、プレス板238、及びプレスシリン
ダ239を下降させ、廃棄物を廃棄物受皿230dへ押
しこむ。 (3)スライドシリンダ236が下限に達すると、プレ
スシリンダ239を回動させプレス板238を時計方向
に回動させて廃棄物を圧縮する。 (4)スライドシリンダ236を駆動させて、スライド
板237、プレス板238、及びプレスシリンダ239
を上昇させ、廃棄物をコンテナ本体202の内部へ詰め
込む。プレスシリンダ239を回動させプレス板238
を反時計方向に回動させて、元の位置に戻す。 (5)パッカー開閉シリンダ235を駆動させて、パッ
カー203全体を反時計方向に回動させる。 (6)排出多段シリンダ243を伸長させ、排出部材2
46を後方に移動させて、排出部材246により廃棄物
を外部に排出させ、排出し終わったなら、排出多段シリ
ンダ243を縮小させ、排出部材246を前方に移動さ
せて、元の位置まで戻る。作業が終わると、パッカー開
閉シリンダ235を駆動させて、パッカー203全体を
時計方向に回動させ、ロック装置210がロック状態と
なり、パッカー203がコンテナ本体202へ確実に固
定される。第3実施形態の効果は第1実施形態の効果と
概ね同様であるが、ロック装置210により、荷役自動
車7への積み降ろしの際、パッカー203への衝撃を緩
和できる効果等がある。
【0045】(パッカー車との比較)以上述べた第1実
施形態乃至第3実施形態のパッカーコンテナ1、10
1、201について、パッカー車と比較して有利な効果
は次の通りである。 (1)パッカー車では工場等に置いて使用できないが、
本実施形態では工場等に置いて使用でき、しかも回収作
業が容易である。 (2)パッカー車ではパッカーに故障が生じると自動車
と一緒に全部廃棄しなければならないが、本実施形態で
は、パッカーに故障が生じた場合、パッカーコンテナの
みを交換でき、故障が生じていない荷役自動車をそのま
ま継続使用できるし、一方、荷役自動車が故障しても、
パッカーコンテナをそのまま使用できる。 (3)パッカー車では廃棄物が満タンになり処分場が夕
方に終わってしまうと収集作業はそれ以上できないが、
本実施形態によれば、満タンとなったパッカーコンテナ
を空のパッカーコンテナと交換することで処分場の営業
時間外にも廃棄物収集ができる利点が生じる。
【0046】なお、本発明は、上述の実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範
囲に於て、改変等を加えることが出来るものであり、そ
れらの改変等も本発明の技術的範囲に含まれることとな
る。例えば、上述した各種油圧シリンダに代えて、空気
圧シリンダ或いはボールシリンダ等、様々に改変するこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1乃至8記載の発明によれば、内
燃機関の働きにより、地面に設置しても、自動車に積載
しても塵芥を投入、圧縮、排出でき、廃棄物収集範囲が
拡大し、収集も効率的となる。さらに、フックロールな
どを備えた荷役自動車に適用が可能であり、既存の設備
を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のパッカーコンテナ1の構造を示
す正面図である。
【図2】同パッカーコンテナ1のパッカー3の正面図で
ある。
【図3】パッカー3の外部構造の右側面図である。
【図4】パッカー3の内部構造の正面図である。
【図5】油圧装置5の油圧基本回路図である。
【図6】パッカーコンテナ1の動作を示す作動フローチ
ャートである。
【図7】荷役自動車7の構造を示す説明図である。
【図8】(a)〜(h)は、荷役自動車7の動作を示す
説明図である。
【図9】第2実施形態であるパッカーコンテナ101の
構造を示す正面図である。
【図10】パッカー103の外部構造の右側面図であ
る。
【図11】油圧装置105の油圧基本回路図である。
【図12】パッカーコンテナ101の動作を示す作動フ
ローチャートである。
【図13】第3実施形態であるパッカーコンテナ201
の外観を示す斜視図である。
【図14】同パッカーコンテナ201の外観を示す別の
角度から見た斜視図である。
【図15】同パッカーコンテナ201の正面図である。
【図16】同パッカーコンテナ201の右側面図であ
る。
【図17】同パッカーコンテナ201の左側面図であ
る。
【図18】同パッカーコンテナ201の支持脚202h
の内部構造を示す部分断面図である。
【図19】同パッカーコンテナ201の支持脚202
h’の斜視図である。
【図20】(a)は、ピン部材249a’の斜視図、
(b)は、ピン部材249b’の斜視図、(c)は、ピ
ン部材249c’の平面図、(d)は、ピン部材249
d’の左側面図、(e)は、ピン部材249e’の斜視
図である。
【図21】(a)は脱臭装置221の斜視図、(b)は
脱臭装置221の部分断面図である。
【図22】(a)(b)は、同パッカーコンテナ201
のロック装置の動作を示す正面図である。
【図23】油圧装置205の平面図である。
【図24】油圧装置205の正面図である。
【図25】油圧装置205の左側面図である。
【図26】油圧装置205のエンジン部分を含む部分の
油圧回路図である。
【図27】油圧装置205のバルブモジュール270を
含む部分の油圧回路図である。
【図28】(a)はバルブモジュール270の底面図、
(b)は同正面図、(c)は平面図、(d)は同右側面
図である。
【図29】パッカーコンテナ201の電子制御装置29
0のブロック図である。
【図30】パッカーコンテナ201の各種スイッチを示
す正面図である。
【図31】パッカーコンテナ201の各種スイッチを示
す正面図である。
【図32】切換装置400の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…パッカーコンテナ 2…コンテナ本体 2a…底板 2b…前壁 2c…右側壁 2d…左側壁 2e…上壁 2g…フック受け部 2h…支持脚 2i…車輪 2k…ワイヤ取付部材 3…パッカー 30a…スライド溝 30c…車輪 30d…廃棄物受皿 31…ヒンジ 32…開閉蓋 33…ヒンジ 34…ヒンジ 35…パッカー開閉シリンダ 36…スライドシリンダ 37…スライダ 38…プレス板 39…プレスシリンダ 4…廃棄物排出部材 41…ヒンジ 42…ピストンロッド 43…排出多段シリンダ 44…ヒンジ 45…車輪 46…排出部材 5…油圧装置 51…油圧ポンプユニット 54…排出多段シリンダ油圧部 55…パッカー開閉シリンダ油圧部 56…スライドシリンダ油圧部 59…プレスシリンダ油圧部 6…操作スイッチ部 7…荷役自動車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月5日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】油圧装置205について図23乃至図28
を参照して説明する。この油圧装置205は、制御電圧
AC単相100V、検出系はDC24V、作動油はIS
OVG32相当、最高使用圧力13.7MPa(140
Kgf/cm )に設定してある。油圧装置205は、
図23乃至図26に示す通り、ベースプレート250上
に設けられたオイルタンク251、オイルタンク251
の油を、ストレーナ252を介して汲み上げるギアポン
プ253、ギアポンプ253を駆動させるエンジン25
4を備えている。このエンジン254は、4サイクル空
冷OHV横軸ガソリンエンジンが挙げられるが、その
他、立型水冷4サイクルディーゼルエンジン等、様々な
構造のものが採用できる。ギアポンプ253とエンジン
254とは、フレキシブル・カップリング259により
直結されている。直結のほか、ホイールやベルトを介在
させて、シェーン・カップリング等で接続することが考
えられる。このエンジン254は、燃料タンク(図示
略)等を備え、排気筒265と接続されている。また、
このエンジン254は、図23及び図24に示す通り、
着脱自在式或いは固定式の防音ボックス268で覆わ
れ、70db程度まで、エンジン254から発生する騒
音が低減されるようになっている。材質は鉄で内側に鉛
等の防音部材269が貼りつけられている。エンジン2
54が固定される床面には、ゴム等の防振部材(図示
略)が貼りつけられている。防音ボックス268の表面
には、所要な点検部(燃料計、モニターランプ、パイロ
ットランプ、エンジン非常停止装置等)や給油口を片側
に集約的に配置したパネル273が設けられ、エンジン
254の点検等が迅速簡単に実行できる。オイルタンク
251上面には、リターンフィルタ255、フロートス
イッチ256、側面に温度計付油面計257、注油口兼
用エアブリーザ258が設けられている。ギアポンプ2
53にPライン、リターンフィルタ255にTラインが
接続されている。それらラインはマニホールド260と
接続されている。マニホールド260の上部にリリーフ
弁261(図26参照)が接続され、リリーフ弁261
の上にアンローディングプレート262(図26参照)
が設けられている。アンローディングプレート262の
上にソレノイドバルブ263が設けられている。アンロ
ーディングプレート262近くに圧力計264、ゲージ
コック266が設けられている。なお、油圧装置205
等からの汚水を溜めておく汚水溜め(図示略)が設置さ
れている。また、エンジン254と油圧装置205には
それぞれバッテリ(図示略)が接続されている。
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、上述の実施形態では、駆動源はエン
ジン254のみでも適用可能であるが、エンジン254
に加えて、オプションとして、車載動力源500と油圧
シリンダとを切換装置400により切換接続することも
可能である。即ち、図32に示す通り、油圧装置205
のポンプPとタンクTは、それぞれ、切換弁601,6
02を介してパッカー開閉シリンダ235、スライドシ
リンダ236、排出多段シリンダ243、及び車載動力
源500のポンプPとタンクTと接続されている。ま
た、油圧装置205のポンプPとタンクTは、それぞ
れ、切換弁700を介して、プレスシリンダ239及び
車載動力源500のポンプPとタンクTと接続されてい
る。こうしてエンジン254で駆動される油圧装置20
5、又は車載動力源500からの動力が選択的にパッカ
ー開閉シリンダ235、スライドシリンダ236、排出
多段シリンダ243、プレスシリンダ239に供給され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65F 9/00 B65F 9/00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊上部材をコンテナ本体の前端部に設
    け、該コンテナ本体の下部に車輪を設けて荷役自動車に
    積載可能な構造とし、 パッカーを前記コンテナ本体の後端部に設け、 廃棄物排出部材を前記コンテナ本体の内部に設け、 前記パッカー及び廃棄物排出部材を駆動する駆動部を設
    け、 該駆動部は駆動源としての内燃機関を備えたことを特徴
    とするパッカーコンテナ。
  2. 【請求項2】 操作部と、 前記駆動部の駆動状態を検出する検出部と、 該操作部及び検出部に応答して前記駆動部を制御する制
    御装置と、を備え、 前記駆動部へ駆動力を供給する前記内燃機関が前記コン
    テナ本体の前端部に設けられたことを特徴とする請求項
    1に記載のパッカーコンテナ。
  3. 【請求項3】 前記駆動部は、液圧アクチュエータと、
    該液圧アクチュエータに駆動力を供給する液圧駆動源と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のパッカーコ
    ンテナ。
  4. 【請求項4】 前記駆動部は、 廃棄物を圧縮する圧縮部と、 前記廃棄物を前記コンテナ本体に詰め込む詰め込み駆動
    部と、 前記パッカーを開閉するパッカー開閉駆動部と、を備
    え、 さらに、該パッカー開閉駆動部は、前記パッカーを前記
    コンテナ本体下部に着脱自在にロックさせるロック装置
    と接続されたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか
    に記載のパッカーコンテナ。
  5. 【請求項5】 前記荷役自動車の車載駆動源に前記駆動
    部を接続可能とし、前記車載駆動源からも駆動力を供給
    可能としたことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに
    記載のパッカーコンテナ。
  6. 【請求項6】 前記内燃機関を防音ボックス内部に配設
    したことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の
    パッカーコンテナ。
  7. 【請求項7】 前記パッカー内部の上部に脱臭装置を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の
    パッカーコンテナ。
  8. 【請求項8】 前記コンテナ本体の前端部の内部上部に
    脱臭装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至7いず
    れかに記載のパッカーコンテナ。
  9. 【請求項9】 前記コンテナ本体の前部の支持脚が伸縮
    自在であることを特徴とする請求項1乃至8いずれかに
    記載のパッカーコンテナ。
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