JPH11165718A - シート状ワーク受渡機構 - Google Patents

シート状ワーク受渡機構

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JPH11165718A
JPH11165718A JP30126497A JP30126497A JPH11165718A JP H11165718 A JPH11165718 A JP H11165718A JP 30126497 A JP30126497 A JP 30126497A JP 30126497 A JP30126497 A JP 30126497A JP H11165718 A JPH11165718 A JP H11165718A
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JP
Japan
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sheet
work
bag
roller
defective product
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Application number
JP30126497A
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English (en)
Inventor
Kiyochika Itou
精近 伊藤
Sotoji Toyoshita
外司 土用下
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TOKYO WINDER SHOJI KK
Original Assignee
TOKYO WINDER SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状のワークを前工程から後工程の搬送
コンベアに確実に受け渡すことのできるシート状ワーク
受渡機構を提供することを課題とする。 【解決手段】 前工程である製袋機2から送り出される
袋体1を後工程の搬送コンベア5上に載せるためのワー
ク受渡機構100が、搬送コンベア5の投入部近傍に下
部ローラ101と上部ローラ102を備え、上部ローラ
102をエアシリンダ112によって上下動可能とする
とともに、下部ローラ101を駆動モータによって回転
駆動可能とし、エアシリンダ112と駆動モータを、制
御装置によって製袋機2のカッター4の動作に同期して
作動するよう制御する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製袋機で製造され
た袋体等のシート状ワークを積み重ねる装置等に備えて
好適なシート状ワーク受渡機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、レトルト食品やスナック
菓子等を内部に収納して密封する容器として樹脂製の袋
体が用いられている。この袋体は、樹脂製のシートを重
ね合わせた状態でその端部を溶着することによって矩形
に形成されたシート状のものである。通常、このような
袋体(シート状ワーク)は、いわゆる製袋機で三方の端
部のみを溶着したものが製造される。そして、この袋体
の前記三方以外の溶着されていない端部からレトルト食
品等を収納し密封した後、市場に出荷している。
【0003】製袋機で袋体を製造するには、予め商品名
や絵柄等が所定間隔毎に印刷された樹脂製のシートを、
まず折り畳んで重ね合わせ、次いで袋体の端部となる位
置を溶着し、しかる後にカッターでシートを所定の大き
さに切り離す。そして、製袋機で製造された袋体は、所
定枚数ごと(例えば100枚ごと)に積み重ね、バンド
等で束ねて出荷する。
【0004】上記製袋機は、近年の技術の進歩により高
速化が図られ、毎分200枚もの袋体を多数列で製造可
能なものも提供されている。しかし、製造された袋体を
整頓して束ねる作業は依然として手作業で行われている
のが現状である。このため、製袋機の加工速度が向上し
ても、実際の袋体の製造速度は作業者の整頓作業の速度
に律速されてしまっていた。
【0005】しかも、製袋機が高速化されると、袋体を
100枚毎に束ねる場合、100枚目と、次のロット
(束)となる101枚目との間の切り替え作業にもスピ
ードが要求されるため、この点においても袋体の製造速
度の高速化には限界があった。また、袋体が多数列で製
造される場合には、作業者を複数人配置しなければなら
ないが、これら作業者を配置する作業スペースの確保が
困難であるため、なおさら整頓作業の遅延化を助長し、
また作業者の人数が多くなればそれに伴って人員コスト
の増加を招くのは当然のことである。
【0006】本発明者らは、上記のような問題を解決す
ることを目的として、袋体を自動的に積み重ねて整頓す
ることによってシート状ワークの整頓作業の効率化を図
ることのできるシート状ワーク積層装置の開発を試み
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置の開発に際しては、以下のような問題が存在し
た。すなわち、袋体を自動的に積み重ねて整頓する装置
には、製袋機から排出される袋体が高速で送り込まれる
こととなるが、樹脂製の袋体は軽量でしかも軟弱である
ことが多い。さらに、袋体は印刷や溶着等の工程を経て
おり、インキの溶剤成分や加熱後の収縮応力等によりま
くれやすい状態となっていることも多い。このために、
製袋機から送り出されるときに作用する空気抵抗によっ
て袋体がまくれたり、装置の各部分に当たったりして、
袋体の挙動が不安定になることがある。さらに、製袋機
における切断時には、カッターの刃の傾斜などにより袋
体に応力が作用しており、袋体が切り離された瞬間に応
力が開放され、その結果袋体が意図しない方向に跳ね飛
ばされてしまうこともある。袋体の挙動が不安定になる
と、袋体を後工程のシート状ワーク積層装置に精度良く
受け渡すことができず、それによって袋体をきれいに整
頓して積み重ねることができなかったり、袋体が装置の
各部に引っかかって装置の稼働率の低下を招く等の問題
が生じる。
【0008】また、このような問題を回避するために、
例えばチャック機構等の複雑な機構を採用したのでは、
高速化が困難であるだけでなく装置の大型化およびコス
トの上昇を招くために好ましくない。
【0009】ところで製袋機では、ロール状に巻かれた
シートを繰り出していくことによって、このシートから
袋体を製造している。製袋機で使用中のロールのシート
がなくなったときには次のロールに交換する必要がある
が、このときには使用中のシートの後端部に、次のロー
ルのシートの前端部を粘着テープ等でつなぎ合わせる等
しており、このようなシートのつなぎ目の部分から形成
された袋体は不良品となる。また、これ以外にもシート
がずれる等した場合にも袋体は不良品となる。現状の技
術では、製袋機側にはCCDカメラ等からなる検査機構
が備えられ、製袋機から送り出される袋体が不良品であ
る場合にはこれを検出できるようになっている。しか
し、このような製袋機の後工程側に設置しようとしてい
るシート状ワーク積層装置側では、不良品の検出に対応
できていないのが現状であり、不良品を良品に混入させ
ることなく確実に仕分けて排出することのできる技術の
開発が早急に要求されている。
【0010】上記したような問題は、袋体を積み重ねる
ための装置だけでなく、例えば紙製のカードやステッカ
ー、各種フィルム、フレキシブル基板等、軽量でしかも
柔軟なシート状ワーク、特に印刷や加熱等の工程を経て
まくれやすい状態となっているもの等、を高速で取り扱
う装置であればいずれも共通する問題である。
【0011】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、シート状のワークを前工程から後工程の搬
送コンベアに確実に受け渡すことのできるシート状ワー
ク受渡機構を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
前工程から送り出されるシート状ワークを後工程の搬送
コンベア上に載せるための機構であって、前記搬送コン
ベアの投入部近傍に上部ローラと下部ローラとからなる
上下一対のローラが備えられて、前記上下のローラの少
なくともいずれか一方は駆動源によって回転駆動可能と
されてなり、前記駆動源の作動が制御手段によって制御
される構成となっていることを特徴としている。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ート状ワーク受渡機構において、前記上部ローラは、移
動機構によって前記下部ローラに当接する位置とこれか
ら離間した位置との間で移動可能とされ、前記制御手段
では、前記シート状ワークが前記前工程から排出される
までに前記上部ローラを下降させることによって、前記
シート状ワークの後端部を前記上下一対のローラで挟み
込んで把持させた後、前記駆動源で前記上部ローラまた
は下部ローラを回転駆動させることによって、前記前工
程から排出された前記シート状ワークを前記搬送コンベ
ア上に送り出すよう、前記移動機構と前記駆動源とを制
御する構成とされていることを特徴としている。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のシート状ワーク受渡機構において、前記上下一対
のローラが、前工程から送り出されるシート状ワークの
後端部を前記上部ローラと下部ローラとで挟み込んで把
持したときに、少なくともその前端部が前記搬送コンベ
ア上に到達するような位置に設置されていることを特徴
としている。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載のシート状ワーク受渡機構において、
前記前工程が、連続するシートから前記シート状ワーク
を所定の大きさに切り出す切断機構であり、かつ、前記
後工程が、前記シート状ワークを積み重ねるシート状ワ
ーク積層装置であることを特徴としている。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載のシート状ワーク受渡機構において、
前記シート状ワーク受渡機構には、前記前工程で不良品
の発生を検知した信号を受け取ったときに、前記不良品
を前記搬送コンベアに投入せずに排出する不良品排出機
構が備えられていることを特徴としている。
【0017】請求項6に係る発明は、請求項5記載のシ
ート状ワーク受渡機構において、前記不良品排出機構
が、前記前工程で不良品の発生を検知した信号を受け取
ったときに、前記不良品が前記上下一対のローラに到達
するまでに、前記上部ローラを下降させて前記上下一対
のローラを閉じるよう、前記制御手段で前記移動機構を
制御する構成とされていることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート状ワー
ク受渡機構の実施の形態の一例を、図1ないし図15を
参照して説明する。ここでは、シート状ワーク受渡機構
を、例えば製袋機に付随させて設置するシート状ワーク
積層装置に備える場合の例を用いて説明する。
【0019】[製袋機および積層装置の構造について]
図1ないし図14に示すものは、製袋機及びそれに付随
して設置されたシート状ワーク積層装置である。これら
の図において、符号1は袋体(シート状ワーク)、2は
袋体1を製造するための製袋機、3は製袋機2で製造さ
れた袋体1を所定枚数ずつ積層させる積層装置(シート
状ワーク積層装置)、をそれぞれ示している。
【0020】袋体1は、ナイロンやポリチレン等の樹脂
製のシート材を重ね合わせて形成されたものであり、シ
ート状となっている。
【0021】図1に示すように、製袋機2では、樹脂製
のシートSを折り畳んで重ね合わせ、さらに所定の位置
を溶着した後、図示しない所定の大きさに切断すること
により袋体1,1,…を製造するようになっている。こ
のとき、シートSは、まず縦方向カッター(図示なし)
でシートSの幅方向所定間隔ごとに、シートSの連続す
る方向(図1において符号(イ)で示した部分)に沿っ
て切断する。この後、カッター4で幅方向(図1におい
て符号(ロ)で示した部分)にシートSを切断すること
により、複数列の袋体1,1,…をシートSから完全に
切り離すようになっている。なお、この製袋機2におい
ては、袋体1を、例えば4列の並列状態で製造し、積層
装置3に送り出すようになっている。
【0022】積層装置3には、製袋機2側に、製袋機2
から複数列並列状態で送り出されてくる袋体1,1,…
を搬送する搬送コンベア5が設けられている。図2およ
び図3に示すように、搬送コンベア5は、枠体5aに設
けられたローラ7,7間に無端ベルト8が設けられ、こ
の無端ベルト8が図示しない駆動モータ等の駆動手段に
よって循環駆動される構成となっている。そして、図2
に示したように、この搬送コンベア5は、ボールネジ機
構9によって昇降駆動されるようになっており、上昇さ
せた状態では、その搬送面が前工程の製袋機2から送り
出される袋体1,1,…と略同レベルとなり、下降させ
た状態では、搬送コンベア5上に所定枚数の袋体1を積
み重ねたときに、その上面が製袋機2から送り出される
袋体1,1,…と略同レベルに達するようになってい
る。
【0023】図3に示したように、枠体5aの側面に
は、図示しないエアコンプレッサ等の負圧発生手段に接
続された吸引ダクト10が、ローラ7,7に掛け渡され
た上下の無端ベルト8,8間の空間に望むよう設けられ
ている。そして、無端ベルト8には、その表面に多数の
穴11が形成されている。これにより、上下の無端ベル
ト8,8と枠体5aとで囲まれた空間内の空気を吸引ダ
クト10で吸い出すことによって、無端ベルト8上に搭
載された袋体1を、穴11,11,…で吸引してその表
面に吸着させつつ搬送するようになっている。
【0024】図2ないし図5に示すように、積層装置3
には、搬送コンベア5で搬送されてきた袋体1を受け取
って積み重ね、次工程に搬送するための積層部20が、
搬送コンベア5の送出側端部に接して配置されている。
積層部20は、フレーム21によりその外枠が構成され
ており、さらにこのフレーム21には、並列状態で搬送
されてくる袋体1の各列を仕切る仕切板24が設けられ
ている。
【0025】図4ないし図6に示すように、積層部20
には、搬送コンベア5の送出側端部5Aの前方に所定間
隔を隔てた位置に、搬送コンベア5から送り出される袋
体1を止めるストッパ26,26,…が設けられてい
る。各ストッパ26は、フレーム21のスライドシャフ
ト21aに沿って移動自在に設けられた支持部材27に
取り付けられている。支持部材27は、搬送コンベア5
の搬送方向に移動可能にフレーム21に取り付けられて
おり、ストッパ26の位置を前記搬送方向に調整できる
ようになっている。これによりストッパ26は、搬送方
向および幅方向に位置調整ができるようになっている。
【0026】図6に示したように、搬送コンベア5の送
出側端部5Aのほぼ直下位置には、ストッパ26に対向
するように後方プッシャ28が設けられている。この後
方プッシャ28は、エアシリンダ29等によって、スト
ッパ26側に向けて所定ストロークで往復駆動されるよ
うになっている。
【0027】これらストッパ26,26,…に対向する
位置であって、かつ無端ベルト8の下方には、仮受フォ
ーク30が設けられている。図7に示すように、仮受フ
ォーク30は、複数の棒材30aが平行に配設された櫛
歯状のものである。図2に示したように、この仮受フォ
ーク30は、その基端部が、搬送コンベア5の下側に取
り付けられてその搬送方向と平行に伸縮駆動されるエア
シリンダ31に連結されている。仮受フォーク30は、
エアシリンダ31を伸縮駆動させることによって、搬送
コンベア5の送出側端部5Aからストッパ26,26,
…側に向けて略水平方向に突出・退去可能となってお
り、これを搬送コンベア5の送出側端部5Aから突出さ
せた状態では、搬送コンベア5で搬送されてきた袋体1
を受け取るようになっている。
【0028】図4に示したように、搬送コンベア5の送
出側端部5Aの前方であって、かつその下方位置、言い
換えれば、前記仮受フォーク30を突出させた位置のさ
らに下方位置には、仮受フォーク30上の袋体1を受け
取り、これを次工程側の受け台に受け渡すための受取フ
ォーク(ワーク受取部材)33が設けられている。図4
および図7に示したように、受取フォーク33は、仮受
フォーク30と同様に、複数本の棒材33aを互いに平
行に配設した櫛歯状となっている。この受取フォーク3
3は、その基端部33bがヒンジ部材34を介して、昇
降シャフト35に取り付けられている。この、受取フォ
ーク33は、下降端位置まで下降させた状態では、その
先端部33cが受け台38に達するようになっている。
これにより、受取フォーク33は、昇降シャフト35に
よって昇降駆動されるようになっており、下降動作時に
は、下降端位置の若干上方位置において先端部33cが
受け台38に当たり、さらに下降端位置に向けて下降す
ると、受取フォーク33がヒンジ部材34を中心に回動
して基端部33b側から受け台38側の先端部33c側
に向けて漸次高くなるよう傾斜する構成となっている。
【0029】また、受取フォーク33の下降端位置の近
傍には、受取フォーク33上の袋体1を後方から押して
受け台38側に移動させるための押出フォーク(押出部
材)39が備えられている。この押出フォーク39は、
下降端位置で傾斜状態となる受取フォーク33よりも下
方に位置する支持部材40に、複数本の押出部材41が
一体に取り付けられた構成となっている。支持部材40
は、ボールネジ42等からなる駆動手段によって、傾斜
状態の受取フォーク33と平行に進退駆動されるように
なっている。また、前記押出部材41は、受取フォーク
33の各棒材とは交差しない位置に設けられており、支
持部材40から上方に向けて延出するよう設けられた本
体41aと、本体41aから受け台38側に向けて突出
するよう取り付けられた押出ブロック41bとから形成
されている。これにより、押出フォーク39はボールネ
ジ42等の駆動手段によって押出部材41が進退駆動さ
れる構造となっている。
【0030】図4に示したように、搬送コンベア5から
送られてくる各列の袋体1を仕切るために、前記仕切板
24は、フレーム21の上部に設けられた2本の支持シ
ャフト46,46に、それぞれブッシュ47を介して支
持されている。ブッシュ47は、支持シャフト46に沿
って移動自在とされており、ボルト等の図示しない固定
部材で任意の位置に固定できるようになっている。これ
により仕切板24は、その位置が搬送コンベア5の幅方
向において調整可能となっている。
【0031】各仕切板24は、上下方向においては、搬
送コンベア5の無端ベルト8の上面レベルから受取フォ
ーク33の下降端位置の下方部分まで、長さ方向におい
ては、搬送コンベア5の送出側端部5A近傍から受け台
38近傍位置までの全体を覆うようになっている。すな
わちこれにより、仮受フォーク30及び受取フォーク3
3上に袋体1が積層される部分と、受取フォーク33の
昇降経路と、押出フォーク39による袋体1の受取フォ
ーク33上における移動経路の側方全体が、仕切板24
によって覆われるようになっている。
【0032】そして、各仕切板24には図示しないバイ
ブレータが装着されており、ステンレス板などからなる
仕切板24を微振動させることができるようになってい
る。
【0033】図6に示したように、このような積層部2
0においては、取り扱う袋体1が軟弱であるため、搬送
コンベア5から袋体1が積層部20に安定した挙動で送
り出されるよう、以下のような送り出し機構50が搬送
コンベア5の送出側端部5Aの近傍に設けられている。
送り出し機構50としては、製袋機2側から搬送されて
くる袋体1の各列毎に対応して、ピンチローラ51と、
押さえ機構52とが設けられている。
【0034】図8に示すように、ピンチローラ51は、
搬送コンベア5の送出側端部5Aに隣接して設けられて
おり、搬送コンベア5の搬送面よりも所定寸法上方に突
出する下側ローラ53と、前記搬送面よりも所定寸法下
方に突出する上側ローラ54とが、搬送コンベア5の幅
方向において交互に配設され、かつそれぞれ回転自在に
軸支された構成となっている。このピンチローラ51に
より、搬送コンベア5から送り出された袋体1は、その
幅方向において波形に矯正されるようになっている。
【0035】図5および図6に示したように、押さえ機
構52は、フレーム21に固定された支持部材55にブ
ラケット56を介して、鉛直下方に向けて伸縮駆動する
よう取り付けられたエアシリンダ57と、エアシリンダ
57の先端部に取り付けられた押し板58とから構成さ
れている。押し板58は、搬送コンベア5の連続する方
向に延在する短冊状で、搬送コンベア5側とストッパ2
6側の端部がそれぞれ上方に湾曲形成されている。そし
て、エアシリンダ57は、搬送コンベア5の送出側端部
5Aの近傍に図示しないセンサによって、搬送コンベア
5によって搬送されてくる袋体1の後端部1bを検知
し、その検知信号に基づいて所定時間(例えば0.2
秒)経過した後、下方に向けて伸縮駆動され、押し板5
8を所定位置まで下降させた後、直ちに上昇させて元の
位置に復帰させるようになっている。
【0036】図1ないし図3、および図9に示すよう
に、このような積層装置3と、その前工程である製袋機
2との間には、ワーク受渡機構(シート状ワーク受渡機
構)100が備えられている。ワーク受渡機構100
は、積層装置3の搬送コンベア5の投入部近傍に、上下
一対の下部ローラ101と上部ローラ102とを備えた
構成となっている。
【0037】図9および図10に示すように、下部ロー
ラ101は、搬送コンベア5の無端ベルト8(図9のみ
に図示)と略同じ幅を有しており、その回転軸101a
の両端部が、搬送コンベア5にこれを跨ぐように取り付
けられた門型の支持フレーム103に回動自在に軸支さ
れている。回転軸101aの端部には、従動プーリ10
4が設けられている。そして、支持フレーム103に
は、下部ローラ101を回転駆動させるための駆動モー
タ(駆動源)105が設けられており、駆動モータ10
5の駆動軸105aに設けられた駆動プーリ106と、
従動プーリ104とは駆動ベルト107によって連結さ
れている。これにより、駆動モータ105を作動させる
と、駆動プーリ106,駆動ベルト107,従動プーリ
104を介してその回転駆動力が伝達され、下部ローラ
101が所定の方向に所定の速度で回転駆動されるよう
になっている。
【0038】一方、図10に示したように、上部ローラ
102は、下部ローラ101と平行に延在する支持軸1
10に、所定幅を有した複数のローラ部材111が所定
間隔ごとにそれぞれ回動自在に設けられたものである。
この上部ローラ102は、エアシリンダ112とガイド
ロッド113と支持部材114とからなる上下動機構
(移動機構)115によって上下動自在に設けられてい
る。エアシリンダ112は、その伸縮ロッド112aが
鉛直下方に向けて伸縮するよう、シリンダ本体112b
が側面視L字型のブラケット116を介して支持フレー
ム103に取り付けられている。また、ガイドロッド1
13は、エアシリンダ112の両側に、それぞれエアシ
リンダ112の伸縮ロッド112aと平行に延在するよ
う配置されており、その下端部がブラケット116に固
定され、上端部は支持フレーム103に設置されたガイ
ド部材117に上下動自在に支持されている。これによ
り、上部ローラ102は、エアシリンダ112を伸縮駆
動させることによって、鉛直方向に上下動するようにな
っており、その下降端位置では、各ローラ部材111が
上部ローラ102の上面に当接するようになっている。
【0039】図9に示したように、このような下部ロー
ラ101と上部ローラ102は、製袋機2のカッター4
よりも搬送コンベア5側に所定寸法寄った位置に、下部
ローラ101の上面側が、カッター4の下刃120より
も下方で、かつ搬送コンベア5の搬送面よりも若干上方
に位置するよう設置されている。さらに、これら下部ロ
ーラ101と上部ローラ102は、袋体1の後端部を挟
み込んだときに、その前端部の所定長が搬送コンベア5
の無端ベルト8上に載るような位置にセットされてい
る。
【0040】さらに、上記ワーク受渡機構100には、
製袋機2のカッター4の上刃121の位置を検出し、こ
れに基づいて下部ローラ101と上部ローラ102の動
作を制御する制御装置(図示なし)が備えられている。
この制御装置(図示なし)における制御のため、図11
に示すように、上刃121の原位置(上端位置;図中符
号(イ)の位置)と、上刃121の刃先の上端121b
が下刃120に達する位置(すなわち袋体1を完全に切
断し終わる位置;図中符号(ハ)とに、それぞれ上刃1
21を検出するセンサー(図示なし)をセットしてお
く。
【0041】この制御装置(図示なし)では、図1に示
したように、製袋機2の縦方向カッター(図示なし)で
幅方向所定間隔ごとに切断されて送り出されてきたシー
トSをカッター4で切断するときに、以下のような制御
を行う。すなわち、制御装置(図示なし)では、図12
(a)に示すように、カッター4の上刃121が、原位
置(図中符号(イ)の位置)から下降し始めたことをセ
ンサーで検出した時点で、エアシリンダ112を伸長駆
動させ、これによって上部ローラ102を下降させる。
このとき、図12(b)に示すように、上刃121の刃
先の下端121aが下刃120に達するよりも以前に、
上部ローラ102が下部ローラ101に当接するよう、
エアシリンダ112の作動スピードを設定しておく。
【0042】そして、図12(c)に示すように、カッ
ター4の上刃121がさらに下降し、刃先の下端121
aが下刃120に達して(図11および図12中符号
(ロ)の位置)シートSを切断し始め、さらに、図13
(a)に示すように、刃先の上端121b(図11参
照)が下刃120に達した(図中符号(ハ)の位置)こ
とをセンサー(図示なし)で検出した時点で、袋体1が
シートSから切り離されていると判断し、続いて駆動モ
ータ105(図10参照)を作動させて下部ローラ10
1を回転駆動させる。これにより、下部ローラ101と
上部ローラ102との間で挟み込まれた各袋体1は、前
方の搬送コンベア5の無端ベルト8上に送り出されるこ
ととなる。
【0043】次いで、製袋機2では、袋体1を切り出し
たカッター4は、上刃121が下降端位置に達した後に
原位置(図中符号(イ)の位置)に向けて上昇を始める
が、制御装置(図示なし)では、前記作動させた駆動モ
ータ105を、予め設定した所定時間が経過した後に停
止させる。これとともに、図13(b)に示すように、
エアシリンダ112を収縮駆動させて上部ローラ102
を上昇させ、下部ローラ101から引き離し、上刃12
1が原位置(図中符号(イ)の位置)に復帰するまでの
間に元の位置に戻す。
【0044】ワーク受渡機構100の制御装置(図示な
し)では、下部ローラ101の駆動モータ105と、上
部ローラ102のエアシリンダ112とを以上のように
して制御して、製袋機2から排出された袋体1を搬送コ
ンベア5に受け渡す構成となっている。
【0045】[袋体の積層方法について]次に、上記説
明した積層装置3において、製袋機2で製造された袋体
1,1,…を積層させる方法について説明する。図1に
示したように、製袋機2から並んで送り出されてくる複
数列の袋体1,1,…は、前述の如く、隣り合う袋体
1,1どうしが互いに接しており、しかも各袋体1の後
端部1bは幅方向に切断されておらず、後方のシートS
につながった状態となっている。
【0046】これら製袋機2から積層装置3に送り出さ
れてきた袋体1,1,…は、ワーク受渡機構100の下
部ローラ101と上部ローラ102との間を通り、その
前端部1aが自重により斜め下方に垂れ下がり、搬送コ
ンベア5の無端ベルト8上に載った状態となる。
【0047】そして、図12(a)に示したように、各
袋体1を製袋機2から所定寸法送り出した時点で、製袋
機2では、その後端部1b側をカッター4で切断するた
め、上刃121を下降させる。ワーク受渡機構100の
制御装置(図示なし)では、カッター4の上刃121
が、原位置(図中符号(イ)の位置)から下降し始めた
ことをセンサーで検出した時点で、エアシリンダ112
を伸長駆動させ、これによって上部ローラ102を下降
させる。そして、図12(b)に示したように、上部ロ
ーラ102が下部ローラ101に当接すると、製袋機2
から送り出された袋体1の後端部1bが挟み込まれて固
定された状態となる。
【0048】図12(c)に示したように、カッター4
の上刃121がさらに下降し、刃先の下端121aが下
刃120に達して(図中符号(ロ)の位置)シートSを
切断し始める。すると、カッター4の上刃121は斜め
になっているため、シートSから切り出される各袋体1
には応力が作用し、通常であれば袋体1は斜め下方に切
り落とされることとなる。ところが、ここでは、製袋機
2から送り出された袋体1の後端部1bが、上部ローラ
102と下部ローラ101とによって挟み込まれて把持
されているので、カッター4による応力が作用しても、
これによって各袋体1の向きが変わってしまったりする
ことは何ら生じない。
【0049】さらにカッター4が下降して、上刃121
の刃先の上端121b(図11参照)が下刃120に達
すると(図中符号(ハ)の位置)、横4列の袋体1がシ
ートSから完全に切り出された状態となる。この状態に
おいても、切り出された袋体1,1,…は、上部ローラ
102と下部ローラ101とで挟み込まれて保持されて
いる。
【0050】そして、上刃121の刃先の上端121b
が下刃120に達した(図中符号(ハ)の位置)ことを
センサー(図示なし)で検出した時点で、図13(a)
に示したように、駆動モータ105(図10参照)を作
動させて下部ローラ101を回転駆動させる。すると、
下部ローラ101と上部ローラ102との間で挟み込ま
れた各袋体1は、前方に送り出され、その後端部1bも
搬送コンベア5の無端ベルト8上に載置されることとな
る。このときには、下部ローラ101と上部ローラ10
2との間に袋体1が挟み込まれているときからその前端
部1aが搬送コンベア5の無端ベルト8上に載っている
ため、下部ローラ101が回転駆動されて袋体1が前方
に送り出されると同時に、袋体1は前端部1a側から後
端部1b側に向けて順次無端ベルト8に吸着されてい
き、これによって袋体1がずれることなく無端ベルト8
上に移載されることとなる。
【0051】このようにして、図13(b)に示したよ
うに後方のシートSから切り離された袋体1,1,…
は、ワーク受渡機構100によって搬送コンベア5上に
受け渡され、高速で循環駆動されている無端ベルト8の
表面に吸着され、直ちに搬送されていく。
【0052】一方、袋体1を切り出した製袋機2のカッ
ター4は、上刃121が下端に達した後に原位置(図中
符号(イ)の位置)に向けて上昇を始めるが、ワーク受
渡機構100では、袋体1を送り出すために作動させて
いた前記駆動モータ105(図10参照)を所定時間経
過後に停止させるとともに、エアシリンダ112の収縮
駆動により上部ローラ102を上昇させて下部ローラ1
01から引き離し、カッター4の上刃121が原位置
(図中符号(イ)の位置)に復帰するまでの間に、上部
ローラ102を元の位置に戻す。
【0053】ワーク受渡機構100では、上記動作を製
袋機2から順次送り出されてくる袋体1に対して繰り返
して行う。
【0054】図3に示したように、無端ベルト8上に落
下した各袋体1は、吸引ダクト10からの吸引力によっ
て無端ベルト8の表面に吸着される。ところで、上記し
たような袋体1は、製袋機2から毎分200枚といった
高速度で製造されるため、製袋機2からは前後に間隔を
ほとんど空けずに連続的に送り出されてくることとな
る。このため、製袋機2からの送り出し速度よりも無端
ベルト8の送り速度を速めておくことにより、製袋機2
から各列において前後して送り出されてくる袋体1,1
間に、無端ベルト8の送り方向に間隔を空けることがで
きるようになっている。
【0055】図6に示したように、搬送コンベア5によ
って積層部20側に搬送されてきた袋体1,1,…は、
搬送コンベア5の送出側端部5Aから順次送り出され
る。このとき、送出側端部5Aの近傍に設けられた送り
出し機構50によって、袋体1は以下のようにして送り
出されるようになっている。
【0056】まず、図8に示したように、各列の袋体1
は、ピンチローラ51の下側ローラ53と上側ローラ5
4とによって波形に矯正され、その状態で送り出され
る。これにより、各袋体1は前後方向に撓まずにほぼま
っすく飛び出していくこととなる。もちろん、各袋体1
は、飛び出した後に、それ自身の弾性により波形から元
に戻るようになっている。
【0057】図6に示したように、搬送コンベア5から
飛び出した袋体1は、互いに隣接する仕切板24,24
間のストッパ26側に向けて送り出されていく。そし
て、ストッパ26に向けて送り出された袋体1の後端が
図示しないセンサを通過して所定時間後に、押さえ機構
52のエアシリンダ57が伸長駆動され、前方のストッ
パ26に当たってその移動が止められた袋体1が、押し
板58によって下方に押し下げられる。このようにして
袋体1を押し下げた押し板58は、直ちにエアシリンダ
57の収縮駆動により元の位置に戻される。
【0058】一方、搬送コンベア5から送り出される袋
体1を受け取る積層部20においては、まず、仮受けフ
ォーク30をエアシリンダ31の駆動により搬送コンベ
ア5の送出側端部5Aから突出させた状態としておく。
これにより、搬送コンベア5から前記のようにして送り
出された落下した袋体1は仮受けフォーク30上に一旦
載置されることとなる。このようにして各列の袋体1を
搬送コンベア5から積層部20側に順次送り出していく
と、仮受けフォーク30上に袋体1が積み重ねられてい
く。
【0059】そして、前記搬送コンベア5上に設けられ
た図示しないセンサのカウントにより、仮受けフォーク
30上に所定枚数の袋体1が積層された時点で、昇降シ
ャフト35を駆動させて受取フォーク33を上昇させ、
仮受フォーク30の直下に位置させる。続いて、仮受フ
ォーク30をエアシリンダ31(図2参照)で後退させ
ると、仮受フォーク30上の袋体1,1,…は、後方プ
ッシャ28によって抑えられて後退することなく、直下
の受取フォーク33に移載される。
【0060】この後は、受取フォーク33上に積層され
た袋体1,1,…に、引き続き前記と同様にして、搬送
コンベア5から送り出される袋体1を積み重ねていく。
このとき、積層された袋体1の枚数が増加するに伴っ
て、受取フォーク33を徐々に下降させていく。
【0061】ところで、各列の袋体1を仮受フォーク3
0あるいは受取フォーク33上に積層させていくときに
は、エアシリンダ(図示なし)によってストッパ26側
に向けて連続的に往復駆動されている後方プッシャ28
によって、積み重ねられた袋体1,1,…がストッパ2
6側に押し付けられ、これによって袋体1の送り出し方
向に揃えられるようになっている。また、袋体1の幅方
向においては、その両側にバイブレータによって微振動
する仕切板24、24が設けられているので、積み重ね
られた袋体1,1,…は微振動によりその幅方向に揃え
られるようになっている。
【0062】そして、受取フォーク33上に一束にまと
めるべき所定枚数の袋体1が積層された時点で、エアシ
リンダ31で仮受フォーク30を突出させ、この後に搬
送コンベア5から新たに送り出されてくる袋体1を受け
取る。
【0063】一方、図4に示したように、所定枚数の袋
体1が積層された受取フォーク33は、昇降シャフト3
5で下降させる。この受取フォーク33が所定の位置ま
で下降すると、その先端部33cが受け台38に当た
り、ヒンジ部材34によって受取フォーク33は先端部
33c側が上方となるように傾斜する。すると、受取フ
ォーク33上の積層状態の袋体1,1,…も一体に傾
き、下方となる側の端部が押出フォーク39に当たって
これに支持される状態となる。
【0064】次いで、ボールネジ42等の駆動機構によ
って押出フォーク39を駆動させ、受取フォーク33上
の袋体1,1,…を受け台38側に押し出していく。そ
して、これら各列の積層状態の袋体1,1,…が受け台
38上に搬送された後には、所定枚数が積み重ねられた
袋体1,1,…をバンド等で束ねればよい。
【0065】[不良品排出機構について]ところで、図
14(a)に示すように、製袋機2では、樹脂製のシー
トSを折り畳んで重ね合わせて所定の位置を溶着した後
に、カッター4で切断する前段で、図示しないCCDカ
メラ等を用いた検査機構によって袋体1の検査を行うよ
うになっている。この検査では、ロールから繰り出され
るシートSの終端部と、次のロールから繰り出されるシ
ートSの前端部とを粘着テープ等で接続したつなぎ目の
部分が存在する袋体1や、ピッチズレ等のズレが生じて
しまっている袋体1等を、不良品Fとして自動的に検出
するようになっている。なお、袋体1が例えば開閉自在
なチャックを備えている場合や、いわゆるスタンディン
グ袋等、折り畳み可能な底部を備えている場合には、チ
ャックや底部を形成するためのチャック材やシート材に
ついてもつなぎ目があり、検査機構ではこれらのつなぎ
目についても同様に不良品Fとして検出できるようにな
っている。
【0066】そして、製袋機2の検査機構では、不良品
Fを検出したときには不良品検出信号を発し、これに基
づいて、図14(c)に示すように、シートSを袋体1
の一枚分の寸法だけ送り出した時点では、カッター4で
シートSを切断しないようにし、さらにシートSを袋体
1の一枚分の寸法だけ送り出し、しかる後にシートSを
カッター4で切断するようにする。すなわちこれによ
り、不良品Fが発生したときには、製袋機2からは袋体
1の二枚分の長さを有した不良品Fが送り出されること
となる。
【0067】一方、積層装置3のワーク受渡機構100
には、不良品排出機構が備えられており、この不良品排
出機構では、製袋機2の検査機構から不良品検出信号を
受け取ると、これに同期して、上部ローラ102を上下
動させる上下動機構115のエアシリンダ112を、制
御装置(図示なし)で以下のように制御する。図14
(a)に示したように、制御装置(図示なし)では、不
良品検出信号を受けると、当該不良品Fの一つ前で処理
中の袋体1の後端部をカッター4で切断した後に、下部
ローラ101を回転駆動させて搬送コンベア5上に送り
出した時点で、図14(b)に示すように、上部ローラ
102を上昇させないよう、エアシリンダ112を伸ば
したままにしておく。これにより上部ローラ102は下
部ローラ101に当接した状態を維持し、上部ローラ1
02と下部ローラ101とがいわば「閉じた」状態とな
っている。
【0068】図14(c)に示すように、この状態で不
良品Fを送り出すと、上部ローラ102と下部ローラ1
01が閉じているので、不良品Fは搬送コンベア5に投
入されず、自重により搬送コンベア5と製袋機2の隙間
から下方に垂れ下がる。そして、製袋機2から2枚分の
長さを有した不良品Fを送り出した時点で、カッター4
でシートSを切断する。すると、切断された不良品Fは
搬送コンベア5と製袋機2の隙間から落下し、その下方
にセットされた不良品箱(図示なし)等に収められるよ
うになっている。
【0069】このようにして不良品Fを排出した後、製
袋機2から送り出されてくる次の袋体1も不良品Fであ
る場合は、その検出信号を受けて、ワーク受渡機構10
0の制御装置(図示なし)では、上部ローラ102を下
降させたままの状態としておく。一方、不良品の袋体1
を排出した後、製袋機2から送り出されてくる次の袋体
1が良品である場合、すなわち製袋機2から不良品検出
信号が発せられない場合、ワーク受渡機構100の制御
装置(図示なし)では、上部ローラ102を上昇させて
元の位置に復帰させ、次の袋体1を迎える状態とする。
そして、この後は、前記した通常の運転状態に戻る。
【0070】ワーク受渡機構100の不良品排出機構で
は、上記のようにして不良品Fを搬送コンベア5に投入
せずに排出するようになっている。
【0071】上述したように、前工程である製袋機2か
ら送り出される袋体1を後工程の積層装置3の搬送コン
ベア5上に載せるためのワーク受渡機構100では、搬
送コンベア5の投入部近傍に下部ローラ101と上部ロ
ーラ102が備えられ、上部ローラ102がエアシリン
ダ112からなる上下動機構115によって上下動自在
とされるとともに、下部ローラ101が駆動モータ10
5によって回転駆動自在とされた構成となっている。そ
して、エアシリンダ112と駆動モータ105は、制御
装置(図示なし)によって、製袋機2のカッター4の動
作に同期して作動するよう制御される構成となってい
る。これにより、製袋機2から送り出された袋体1をカ
ッター4で切断する前に下部ローラ101と上部ローラ
102とで挟み込んで把持しておき、そして、袋体1を
カッター4で切断した後に下部ローラ101を回転駆動
させて前方の搬送コンベア5上に送り出すことができ
る。したがって、各袋体1は、カッター4によって切断
時に作用する応力や、空気抵抗、各部との接触等の影響
を受けることなく、安定した挙動で搬送コンベア5に送
り出されることとなり、この袋体1を精度良く確実に搬
送コンベア5に受け渡すことができる。この結果、袋体
1が積層装置3の各部にひっかかったりするのを防止す
ることができ、円滑に積み重ね作業を行うことができ、
積層装置3の稼働率を向上させることができる。しか
も、このようなワーク受渡機構100は、下部ローラ1
01,上部ローラ102を作動させるための機構がエア
シリンダ112と駆動モータ105のみの簡易な構成で
あり、チャック機構等の複雑な機構を採用する必要もな
いので、装置の大型化およびコストの上昇を最小限に抑
えることができ、動作の高速化にも容易に対応すること
ができる。
【0072】しかも、下部ローラ101と上部ローラ1
02が、製袋機2から送り出された袋体1の後端部1b
を挟み込んで把持したときに、その前端部1Aが搬送コ
ンベア5上に到達するような位置に設置された構成とな
っている。これにより、下部ローラ101を回転駆動さ
せて袋体1を前方に送り出すと同時に、袋体1は前端部
1a側から無端ベルト8に直ちに吸着されることとな
る。したがって、袋体1がずれることなく無端ベルト8
上に移載することができ、これによって前記効果をより
顕著なものとすることができる。
【0073】さらに、上記ワーク受渡機構100を具備
している積層装置3では、製袋機2から送り出された袋
体1,1,…を、積層部20において各列毎に崩れるこ
となく自動的にかつ確実に整頓して積層させることがで
きる。これにより、従来自動化を図ることができずに手
作業に頼っていた袋体1の積層作業を自動化することが
でき、作業の大幅な効率化と高速化を図り、人員コスト
の削減を図るとともに、高性能な製袋機2にも対応させ
ることが可能となる。この結果、袋体1の大幅な製造コ
スト低減に寄与することができる。
【0074】加えて、上記ワーク受渡機構100は、不
良品排出機構(図示なし)を備え、この不良品排出機構
(図示なし)は、製袋機2から不良品検出信号を受けた
ときに、上部ローラ102を下降させて上部ローラ10
2と下部ローラ101とを閉じるよう制御手段(図示な
し)で制御することにより、不良品Fを搬送コンベア5
に投入せずに排出する構成となっている。これにより、
製袋機2の検査機構(図示なし)で検出した不良品Fを
後工程の積層装置3の積層部20に送り込むことなく選
別して排出することが可能となり、より一層の作業効率
化を図ることが可能となる。しかも、不良品排出機構
は、ワーク受渡機構100を構成する上部ローラ102
の上下動機構115を制御するのみの構成となってお
り、不良品排出のための何ら特別な部材を備える必要も
ないので、コスト上昇を抑えて機能向上を図ることがで
きる。
【0075】なお、上記実施の形態において、ワーク受
渡機構100の構成およびその制御方法については、上
記のものに何ら限定するものではなく、本発明に係る主
旨を逸脱しない範囲内であれば、他の構成および制御方
法を採用することが可能である。例えば、下部ローラ1
01,上部ローラ102の設置位置等については、袋体
1を確実に受け渡すことができるよう、各種条件に応じ
て最適なものに設定するのは言うまでもない。また、下
部ローラ101,上部ローラ102を作動させる機構に
ついても、駆動モータ105,エアシリンダ112以外
のものを採用しても良い。
【0076】また、上記実施の形態では、上部ローラ1
02を上下動可能とする構成としたが、この構成を廃し
て、上部ローラ102と下部ローラ101とが常に対向
する構成とすることも可能である。このような構成とし
た場合には、製袋機2から送り出されてくる袋体1に同
期させて、下部ローラ101を袋体1の送り速度と略等
速度で回転駆動させ、袋体1がカッター4の切断位置ま
で送り出された時点で、下部ローラ101を停止させる
構成とすればよい。このような構成では、言い換えれ
ば、袋体1をカッター4で切断するために停止させると
きだけ下部ローラ101を停止させれば良く、制御も容
易に行うことが可能である。ただしこの場合には、取り
扱うシート状ワークの性質によっては、下部ローラ10
1と上部ローラ102との間にワークが確実に導かれる
よう、ガイド部材等を設ける必要がある。
【0077】さらに、上記実施の形態において、ワーク
受渡機構100に不良品排出機構を備える構成とした
が、その構成については、所要の機能を発揮できるので
あれば他のいかなる構成を用いても良い。例えば、上記
実施の形態では、不良品Fを排出するために、不良品F
が検出されたときには上部ローラ102を下降させて上
部ローラ102と下部ローラ101とを閉じる構成とし
たが、このときに不良品Fが上方に舞い上がったりする
のを防ぎ、確実に下方に排出されるよう、補助機構を備
えるようにしても良い。このような補助機構としては、
例えば、図15(a)に示すように、製袋機2とワーク
受渡機構100との間に、上方から下方に吹き付けるエ
アブロー131を備え、不良品Fを検出したときには、
その検出信号に同期させて、エアブロー131によって
下方に向けてエアを吹き付け、これによって製袋機2か
ら送り出される不良品Fを下方に確実に落下させる構成
としても良い。また、このエアブロー131に代えて、
補助機構として、図15(b)に示すように、製袋機2
から送り出される不良品Fが上方に舞い上がらないよう
にガイドするガイド部材132や、図15(c)に示す
ように、エアシリンダ133によって下方に向けて伸縮
駆動される押し下げ部材134等を備えても良い。これ
以外にも、補助機構として、不良品Fが製袋機2から送
り出されるときに、下部ローラ101を逆回転させるよ
うにしてもよい。
【0078】また、上記実施の形態では、不良品排出機
構として、上部ローラ102を下降させる構成とした
が、これに代えて、前記押し下げ部材134を、製袋機
2から送り出される不良品Fの動きに同期させて下降さ
せるような構成としても良い。もちろん、上記以外に
も、不良品Fのみを確実に排出できるのであれば、他の
機構を不良品排出機構として採用しても良い。
【0079】さらに、不良品排出機構は、製袋機2から
不良品検出信号を受けることによって作動する構成とな
っており、製袋機2で検出する不良の種類は何ら問うも
のではなく、上記した不良以外のものであっても良い。
【0080】さらに加えて、積層装置3の各部の構造に
ついては、上記のものに何ら限定するものではなく、本
願発明が意図する機能を発揮できるのであれば他のいか
なる構成を採用しても良い。
【0081】また、上記実施の形態においては、積層装
置3において、例えば4列の袋体1を積層させる構成と
したが、もちろん、これが1列、2列、3列、あるいは
5列以上であってもよく、それに対応して仕切板24等
を設ければ同様の効果を得ることができる。
【0082】加えて、上記実施の形態では、ワーク受渡
機構100を積層装置3に備え、前工程には製袋機2
が、後工程には積層装置3の積層機構20が配置された
構成を例として用いたが、ワーク受渡機構100を適用
する対象としてはこれ以外であっても良く、前工程や後
工程の装置が他の装置であっても良い。もちろん、ワー
ク受渡機構100で受け渡した後の搬送コンベアにおけ
るワークの後工程への搬送方向も、上下方向、あるいは
ワーク受渡機構100による受渡方向と直交する左右方
向等、他の方向であっても良い。
【0083】さらに加えて、ワーク受渡機構100で取
り扱うワークについては、上記実施の形態で挙げた樹脂
製の袋体1に限らず、シート状ワークであるのならば、
例えば紙製のカードやステッカー、各種フィルム、フレ
キシブル基板等、他の材質、他のものであっても良い。
【0084】これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また
上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものと
しても良いのは言うまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るシ
ート状ワーク受渡機構によれば、搬送コンベアの投入部
近傍に上部ローラと下部ローラとからなる上下一対のロ
ーラが備えられ、上下のローラの少なくともいずれか一
方は駆動源によって回転駆動可能とされてなり、移動機
構と駆動源の作動が制御手段によって制御される構成と
なっている。そして、請求項2に係るシート状ワーク受
渡機構によれば、制御部が、シート状ワークが前工程か
ら排出されるまでに、上部ローラを下降させることによ
ってシート状ワークの後端部を上下一対のローラで挟み
込んで把持しておき、この後、駆動源で上部ローラまた
は下部ローラを回転駆動させることによって、前工程か
ら排出されたシート状ワークを搬送コンベア上に送り出
すよう制御する構成となっている。これにより、前工程
から排出されるシート状ワークを上下のローラで一旦挟
み込んで把持した後、ローラを駆動させてシート状ワー
クを送り出すことができるので、前工程の影響を何ら受
けることなく、シート状ワークの挙動を安定させること
ができる。したがって、シート状ワークを精度良く確実
に後工程に受け渡すとともに、シート状ワークが後工程
の各部と干渉してひっかったりするのを防止することが
でき、装置の稼働率を向上させることができる。しか
も、シート状ワーク受渡機構が簡易な構成であり、チャ
ック機構等の複雑な機構を採用する必要もないので、装
置の大型化およびコストの上昇を最小限に抑えることが
できる。
【0086】請求項3に係るシート状ワーク受渡機構に
よれば、上下一対のローラが、前工程から送り出される
シート状ワークの後端部を挟み込んで把持したときに、
その前端部が搬送コンベア上に到達するような位置に設
置された構成となっている。これにより、ローラを回転
駆動させてシート状ワークを送り出すときには、その前
端部が既に搬送コンベア上に載っているので、シート状
ワークをより安定して受け渡すことができる。
【0087】請求項4に係るシート状ワーク受渡機構に
よれば、前工程が、連続するシートからシート状ワーク
を所定の大きさに切り出す切断機構であり、後工程がシ
ート状ワークを積み重ねるシート状ワーク積層装置であ
る構成となっている。これにより、上記シート状ワーク
受渡機構を例えば製袋機等に好適に用いることができ
る。
【0088】請求項5に係るシート状ワーク受渡機構に
よれば、シート状ワーク受渡機構には、前工程で不良品
の発生を検知した信号を受け取ったときには、不良品を
前記搬送コンベアに投入せずに排出する不良品排出機構
が備えられた構成となっている。これにより、前工程で
検出した不良品を後工程に送り込むことなく選別して排
出することが可能となり、より一層の作業効率化を図る
ことが可能となる。
【0089】請求項6に係るシート状ワーク受渡機構に
よれば、不良品排出機構が、制御手段で上部ローラを下
降させて上下一対のローラを閉じるよう移動機構を制御
する構成となっている。これにより、不良品排出のため
に特別な部材を用いることなく、本発明に係るシート状
ワーク受渡機構を構成する部品のみを利用して不良品排
出機構を実現できるので、コスト上昇を抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシート状ワーク受渡機構の実施
の形態を示す図であって、ワーク受渡機構を備えた積層
装置に前工程からシート状ワークを受け渡す部分を示す
斜視図である。
【図2】 同、前記積層装置の全体を示す側面図であ
る。
【図3】 図2の平面図である。
【図4】 前記積層装置の要部を示す側断面図である。
【図5】 図4の平面図である。
【図6】 前記積層装置に備えたワーク押さえ機構を示
す側面図である。
【図7】 同積層装置に備えたワーク受取部材と押出部
材を含む部分を示す斜視図である。
【図8】 同積層装置の搬送コンベアの送出側端部に備
えたピンチローラを示す斜視図および正面図である。
【図9】 前記ワーク受渡機構を示す側面図である。
【図10】 同ワーク受渡機構の正面図である。
【図11】 同ワーク受渡機構の制御に用いる、前工程
のカッターの刃の位置を示す図である。
【図12】 同ワーク受渡機構における作動順序を示す
図である。
【図13】 図12に続く状態を示す図である。
【図14】 前記ワーク受渡機構に備えた不良品排出機
構の作動順序を示す図である。
【図15】 前記不良品排出機構の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 袋体(シート状ワーク) 3 積層装置(シート状ワーク積層装置) 4 カッター(切断機構) 5 搬送コンベア 100 ワーク受渡機構(シート状ワーク受渡機構) 101 下部ローラ 102 上部ローラ 105 駆動モータ(駆動源) 115 上下動機構(移動機構)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程から送り出されるシート状ワーク
    を後工程の搬送コンベア上に載せるための機構であっ
    て、 前記搬送コンベアの投入部近傍に上部ローラと下部ロー
    ラとからなる上下一対のローラが備えられて、前記上下
    のローラの少なくともいずれか一方は駆動源によって回
    転駆動可能とされてなり、前記駆動源の作動が制御手段
    によって制御される構成となっていることを特徴とする
    シート状ワーク受渡機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシート状ワーク受渡機構
    において、 前記上部ローラは、移動機構によって前記下部ローラに
    当接する位置とこれから離間した位置との間で移動可能
    とされ、 前記制御手段では、 前記シート状ワークが前記前工程から排出されるまでに
    前記上部ローラを下降させることによって、前記シート
    状ワークの後端部を前記上下一対のローラで挟み込んで
    把持させた後、 前記駆動源で前記上部ローラまたは下部ローラを回転駆
    動させることによって、前記前工程から排出された前記
    シート状ワークを前記搬送コンベア上に送り出すよう、 前記移動機構と前記駆動源とを制御する構成とされてい
    ることを特徴とするシート状ワーク受渡機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のシート状ワーク
    受渡機構において、前記上下一対のローラが、前工程か
    ら送り出されるシート状ワークの後端部を前記上部ロー
    ラと下部ローラとで挟み込んで把持したときに、少なく
    ともその前端部が前記搬送コンベア上に到達するような
    位置に設置されていることを特徴とするシート状ワーク
    受渡機構。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のシ
    ート状ワーク受渡機構において、前記前工程が、連続す
    るシートから前記シート状ワークを所定の大きさに切り
    出す切断機構であり、かつ、前記後工程が、前記シート
    状ワークを積み重ねるシート状ワーク積層装置であるこ
    とを特徴とするシート状ワーク受渡機構。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のシ
    ート状ワーク受渡機構において、前記シート状ワーク受
    渡機構には、前記前工程で不良品の発生を検知した信号
    を受け取ったときに、前記不良品を前記搬送コンベアに
    投入せずに排出する不良品排出機構が備えられているこ
    とを特徴とするシート状ワーク受渡機構。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシート状ワーク受渡機構
    において、前記不良品排出機構が、前記前工程で不良品
    の発生を検知した信号を受け取ったときに、前記不良品
    が前記上下一対のローラに到達するまでに、前記上部ロ
    ーラを下降させて前記上下一対のローラを閉じるよう、
    前記制御手段で前記移動機構を制御する構成とされてい
    ることを特徴とするシート状ワーク受渡機構。
JP30126497A 1997-10-01 1997-10-31 シート状ワーク受渡機構 Pending JPH11165718A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100432415B1 (ko) * 2001-09-03 2004-05-28 강권구 비닐 포장기의 비닐 컷팅장치

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