JPH11165414A - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH11165414A
JPH11165414A JP33456497A JP33456497A JPH11165414A JP H11165414 A JPH11165414 A JP H11165414A JP 33456497 A JP33456497 A JP 33456497A JP 33456497 A JP33456497 A JP 33456497A JP H11165414 A JPH11165414 A JP H11165414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
element substrate
recording
support plate
ink jet
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33456497A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamane
徹 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP33456497A priority Critical patent/JPH11165414A/ja
Publication of JPH11165414A publication Critical patent/JPH11165414A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドの不均一な反りを防止して、高印
字品質を保つ。 【解決手段】 複数の記録素子(発熱抵抗層)および接
続電極が配設された記録素子基板と、記録素子を駆動す
る複数の駆動素子30および接続電極15が配設されて
いる駆動素子基板11と、両基板を支持する支持板12
と、支持板12の駆動素子基板取付部の側方に位置し両
基板を位置決めする位置決めピン13と、両基板の接続
電極とを圧接させる圧着板とを有する。そして、支持板
12には、駆動素子基板取付部と位置決めピン13との
間で前面から後方に向かって切れ込む切り欠き部14が
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録素子が形成さ
れた記録素子基板と、外部から入力される電気信号にし
たがって記録素子を駆動するための駆動素子が形成され
た駆動素子基板とが圧接されているインクジェット記録
ヘッドおよびインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のインクジェット記録装置等
に用いられる記録ヘッドの構成について説明する。
【0003】従来のインクジェット記録ヘッドの一例と
しては、インクに吐出エネルギーを付与するための記録
素子を含む記録素子ユニットと、この記録素子を駆動す
る駆動素子を含む駆動素子ユニットが組み合わされた構
成のものがある。
【0004】記録素子ユニットの一例は、図9に示すよ
うに、記録素子基板1に、記録素子であるHfB2層等
の複数の発熱抵抗層44と、この発熱抵抗層44とそれ
ぞれ対応する接続電極(個別電極)45と、共通電極4
6と、発熱抵抗層44と接続電極45および共通電極4
6とをそれぞれ接続する配線パターン47とが形成され
ている。接続電極45および共通電極46および配線パ
ターン47はアルミニウムなど導電性の物質からなる。
そして、接続電極45上を除いてこれらの表面に、耐酸
化性をもつ絶縁層として感光性ポリイミド層48が形成
され、さらにその一部の表面に耐キャビテーション層で
あるTa層49が形成されている。
【0005】このような記録素子ユニットは、発熱抵抗
層(HfB2層)44に電流を流すことにより当該発熱
抵抗層44から熱エネルギーを発生させるものである。
すなわち、接続電極45およびパターン配線47と、パ
ターン配線47および共通電極46とを介して、発熱抵
抗層44に図示しない外部回路から駆動電流を供給する
ことにより、発熱抵抗層44に熱エネルギーを発生させ
る。このインクジェット記録ヘッドにおいては、発熱抵
抗層44の熱エネルギーによってインクが吐出して記録
が行われる。
【0006】通常は、図9に示すように、発熱抵抗層4
4と、それに付随する接続電極45およびパターン配線
47が、1つの記録素子基板1上に複数組形成されてい
る。このように、1つの記録素子ユニットに複数の発熱
抵抗層44を設けることにより、複数ドットの記録を同
時に行うことができ、インクジェット記録装置の記録の
高速化を図ることができる。特に、高密度・高速記録の
要請が高い今日においては、主走査方向の1ラインの記
録を同時に行うために、多数の記録素子(発熱抵抗層)
44が高密度に配置された記録素子ユニットが用いられ
てきている。
【0007】このように1つの記録素子ユニットに複数
の記録素子44を配置して複数ドットの記録を同時に行
う場合には、記録素子44のそれぞれについて個別にO
N−OFFを制御しなければならない。このような制御
を行うために、インクジェット記録ヘッドにスイッチン
グ手段である駆動素子30が用いられる。この駆動素子
30を記録素子ユニット内に形成することも可能ではあ
るが、記録素子44と駆動素子30とをともに同一基板
(記録素子基板1)上に形成した場合、記録素子44と
駆動素子30とのいずれか一方に不良が生ずるとインク
ジェット記録ヘッド全体が動作しなくなってしまうとい
う問題がある。そこで、通常は、記録素子基板1から独
立した別の基板(駆動素子基板11)を用い、この駆動
素子基板11に駆動素子30を設けて、記録素子基板1
と駆動素子基板11とを電気的に接続する構成が採用さ
れている。
【0008】特開平3−121851には、記録素子基
板1と駆動素子基板11とが電気的に接続された構成が
開示されていいる。これは図9と実質的に同様の構成を
有し、記録素子基板の接続電極上に凸状に隆起するバン
プ状電極(図示せず)が形成され、記録素子基板1と駆
動素子基板11が圧接法により接合されている。
【0009】また、特開平1−302829には、図1
0に示すように、電気的接続部材50を用いて記録素子
基板1と駆動素子基板11とが接続されている構成が開
示されている。
【0010】この構成では、記録素子基板1に、発熱抵
抗層等の記録素子44と、接続電極45と、共通電極4
6および配線パターン47とがそれぞれ複数設けられ、
駆動素子基板11に、駆動素子30と、接続電極15と
がそれぞれ複数個ずつ設けられている。両基板1,11
とも各接続電極45,15間には絶縁膜51が配設され
ている。そして、両基板1,11の接続電極45,15
が対向的に位置し、両接続電極45,15の間隙に電気
的接続部材50が配設されている。電気的接続部材50
は、導電体52と絶縁性の保持体53が交互に並んで設
けられている。導電体52のピッチは、接続電極45,
15のピッチよりも狭く設定されている。互いに対向す
る接続電極45,15同士が導電体52を介して導通
し、対向位置にない接続電極45,15に関しては、絶
縁性の保持体53により遮断されるため導通しない。こ
うして、記録素子基板1と駆動素子基板11との電気的
接続が行なわれる。
【0011】次に、記録素子基板1を含む記録素子ユニ
ットと、駆動素子基板11を含む駆動素子ユニットとを
結合した構成のインクジェット記録ヘッドについて、図
11〜16を参照して説明する。
【0012】図11,12は、インクジェット記録ヘッ
ドの記録素子ユニットを示す斜視図であり、図11
(a)は前面プレートをはずした状態の上方から見た斜
視図、図11(b)はその下方から見た斜視図である。
【0013】図9に示す記録素子(発熱抵抗層)44お
よび接続電極45が形成された記録素子基板1が記録素
子基板ベース2上に固定され、記録素子基板1上には、
記録素子44に対応してインク吐出を行うためのノズル
3aが多数形成された天板3が載置されている。この記
録素子ユニットの前面が、ノズル3aの開口端が配列さ
れたノズル面となっている。ノズル3aには、インクジ
ョイント4およびエルボ5を介してインクが供給され
る。記録素子基板ベース2には、記録素子ユニットを駆
動素子ユニットに対して位置決めするための位置決め丸
穴6および位置決め長穴7が配置されている。図12に
示すように、記録素子基板1、天板3、記録素子基板ベ
ース2の前面に、前面プレート8が取り付けられてい
る。
【0014】一方、図13に示すように、駆動素子30
および接続電極15が設けられている駆動素子基板11
には、図示しない外部回路が接続される電気コネクタ9
および回路基板10が設けられている。回路基板10と
駆動素子基板11との間はワイヤボンディング等の手段
で電気的に接続されている。駆動素子基板11と回路基
板10は、支持板60上に固定されており、支持板60
上には、記録素子ユニットに対する位置決めを行うため
の位置決めピン61が配設されている。
【0015】図14には、前記した構成の記録素子ユニ
ットと駆動素子ユニットとが結合された状態が示されて
いる。そして、図15は、図14の状態から前面プレー
ト8を取りはずした状態を示す斜視図である。また、図
16(a)〜(c)は、図14に示した記録ヘッドの組
立時の状態を順を追って模式的に示す断面図である。こ
のとき、記録素子基板1の接続電極45と、駆動素子基
板11上の接続電極15とが当接して電気的接続が行わ
れ、位置決めピン61が位置決め丸穴6および位置決め
長穴7に挿入されている。そして、支持板60上の回路
基板10に支柱17が設けられ、この支柱17が凹部1
6aに嵌合するようにして、圧着板16が支持板60上
に配設され、記録素子基板11の接続電極45と駆動素
子基板11の接続電極15とは、圧着板16により弾性
部材18を介して押圧され、互いに圧接している。
【0016】図16に示すように、支持板60上の支柱
17に実質的に垂直に軸21が固定されており、この軸
21を中心として圧着板16が揺動可能である。ハンド
ル22が揺動されると、軸23を介してカム24が揺動
し、このカムの動きに連動して圧着板16が移動する。
圧着板16には、インク供給チューブ25の一端が接続
され、このインク供給チューブ25の他端は、不図示の
インクタンクに連通している。
【0017】駆動素子ユニットに記録素子ユニットを取
り付ける際には、まずハンドル22を回してカム24を
倒し、圧着板16が開いた状態とする。そこで、この開
いた隙間に記録素子ユニットを挿入する(図16(a)
参照)。そして、位置決め丸穴6および位置決め長穴7
に位置決めピン61を挿入することによって、記録素子
ユニットを駆動素子ユニットに対し位置合わせする(図
16(b)参照)。次に、ハンドル22を回し、カム2
4を起こして、圧着板16を閉じて記録素子ユニットに
当接させる。なお、具体的には、圧着板16に固着され
ている弾性部材18が、記録素子ユニット上面に密着す
る。これによって、記録素子基板1の接続電極45と駆
動素子基板11の接続電極15とが接続される(図16
(c)参照)。また、圧着板16に接続されているイン
ク供給チューブ25が記録素子ユニットのインクジョイ
ント4に接続されて、ノズル3aに連通する。こうし
て、インク供給チューブ25を介してノズル3aにイン
クが供給される。
【0018】また、以上述べたような公知の構成のイン
クジェット記録ヘッドを、ヘッド固定筐体20に複数個
固定して、それぞれの記録ヘッドから異なる色のインク
を吐出するようにしてカラー印字を行う構成も従来知ら
れている。この構成において、ヘッドユニットをヘッド
固定筐体20に固定する方法としては、図17,18に
模式的に示すように、ヘッド固定筐体20の片側をヘッ
ド突き当て面として、その反対側(図18右側)からヘ
ッドユニット固定バネ26で記録ヘッドに付勢して押え
込む方法が従来知られている。この方法では、駆動素子
基板支持板12がヘッド固定筐体20に固定されること
になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
記録ヘッドにおいて、前記した通り記録素子基板1と駆
動素子基板11との圧接を行うと、その圧接力により図
19に示すように支持板60に反りδが生じ、そのた
め、記録素子基板1にも反りが生じる。図17,18に
示すように、複数の記録ヘッドを配列した場合には、個
々のヘッドユニットの反り量に差が生じるため、色ずれ
が発生し、印字品位を著しく低下するという課題があっ
た。
【0020】このように支持板60に反りが生じる作用
を以下に説明する。
【0021】例えば、図20に示すように、支持板60
の長手方向両端部に位置決めピン61が存在せずヘッド
固定筐体20に対する固定面も存在しない状態におい
て、支持板60に押圧力が加わった場合を図21に模式
的に示している。弾性部材18によって接続電極15の
真上に押圧力が加わるとすると、押圧力は図19の破線
で囲まれた領域に加わる。このような場合、支持板60
の反りは単純な片持ち梁としてモデル化して求めること
ができ、支持板60はノズル3aの列の直線性を崩すこ
とのない長手方向に均一な反り量δの反り(図21参
照)となる。反り量が均一であるため、色ずれも一様で
印字品質にあまり影響を及ぼさない。
【0022】一方、図13に示した従来の通常の構成の
支持板60に押圧力を加えた場合の反りをモデル化した
模式図を図19,22に示している。記録素子基板1と
駆動素子基板11の電気的接続を図るため、図15,1
7に示すハンドル22を操作して圧着板16による押圧
力を発生させた場合には、図19の破線で囲まれた領域
に弾性部材18を介して押圧力が加わる。破線で囲まれ
た領域の長手方向両側には記録素子ユニットを位置決め
するための位置決めピン61が配置されている。また、
記録へッドがヘッド固定筐体20に固定される際、ヘッ
ド固定筐体20に固定される面(斜線部)が存在する。
このような構成の場合、位置決めピン61が配置されて
いるため、押圧力が加わる領域が支持板60の長手方向
全域にわたっておらず、また支持板60の両端がヘッド
固定筐体20に固定されてほとんど移動しないので、支
持板60は、長手方向に沿って一様ではなく不均一な反
りを生じる。この反りの大きさは個々の記録ヘッドによ
って微妙に異なる。そしてこの反りは、図22に示すよ
うに、記録素子基板1に伝播され、結果的にはノズル3
aの直線性を損ない、図17,18に示すように複数の
ヘッドユニットを配列してカラー印字を行う場合、記録
ヘッドごとに反り量が異なるため、色ずれを起こし、印
字品位を著しく低下させる原因となっている。
【0023】そこで本発明の目的は、記録ヘッドの不均
一な反りを防止して、高印字品質を保ち得るインクジェ
ット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置を提供す
ることにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、外部か
ら供給される電気信号にしたがってインクを被記録媒体
に吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドであっ
て、前記インクに吐出エネルギーを付与するための複数
の記録素子および接続電極が配設された記録素子基板
と、前記複数の記録素子をそれぞれ駆動するための複数
の駆動素子および接続電極が配設されている駆動素子基
板と、前記記録素子基板および前記駆動素子基板を支持
する支持板と、前記支持板の前記記録素子基板および前
記駆動素子基板取付部の側方に位置し前記記録素子基板
と前駆駆動素子基板とを互いに位置決めする位置決め手
段と、前記記録素子基板の接続電極と前記駆動素子基板
の接続電極とを圧接させる圧接手段と、前記支持板の、
前記記録素子基板および前記駆動素子基板取付部と前記
位置決め手段との間で前面から後方に向かって形成され
ている切り欠き部とを有することにある。
【0025】そして、前記切り欠き部の長さが、前記駆
動素子基板の前端面から前記圧接手段取付け用の支柱ま
での距離の50%以上であることが好ましい。
【0026】また、前記切り欠き部と前記駆動素子基板
の側面との間の距離が、前記駆動素子基板の長手方向の
長さの15%以下であることが好ましい。
【0027】本発明の他の特徴は、外部から供給される
電気信号にしたがってインクを被記録媒体に吐出して記
録を行うインクジェット記録ヘッドであって、前記イン
クに吐出エネルギーを付与するための複数の記録素子お
よび接続電極が配設された記録素子基板と、前記複数の
記録素子をそれぞれ駆動するための複数の駆動素子およ
び接続電極が配設されている駆動素子基板と、前記記録
素子基板および前記駆動素子基板を支持する支持板と、
前記支持板の前記記録素子基板および前記駆動素子基板
取付部の側方に位置し前記記録素子基板と前駆駆動素子
基板とを互いに位置決めする位置決め手段と、前記記録
素子基板の接続電極と前記駆動素子基板の接続電極とを
圧接させる圧接手段と、前記支持板の前記位置決め手段
よりも後方位置で、前記支持板の両側面からそれぞれ内
側に向かって形成されている切り欠き部とを有すること
にある。
【0028】この場合、前記切り欠き部の幅が、前記駆
動素子基板の前端面から前記圧接手段取付け用の支柱ま
での距離の50%以上であることが好ましい。
【0029】また、前記切り欠き部と前記駆動素子基板
の側面との間の距離が、前記駆動素子基板の長手方向の
長さの15%以下であることが好ましい。
【0030】本発明のさらに他の特徴は、外部から供給
される電気信号にしたがってインクを被記録媒体に吐出
して記録を行うインクジェット記録ヘッドであって、前
記インクに吐出エネルギーを付与するための複数の記録
素子および接続電極が配設された記録素子基板と、前記
複数の記録素子をそれぞれ駆動するための複数の駆動素
子および接続電極が配設されている駆動素子基板と、前
記記録素子基板および前記駆動素子基板を支持する支持
板と、前記支持板の前記記録素子基板および前記駆動素
子基板取付部の側方に位置し前記記録素子基板と前駆駆
動素子基板とを互いに位置決めする位置決め手段と、前
記記録素子基板の接続電極と前記駆動素子基板の接続電
極とを圧接させる圧接手段と、前記支持板の前記記録素
子基板および前記駆動素子基板取付部よりも外側位置に
設けられており、該取付部よりも板厚の薄い薄肉部とを
有することにある。
【0031】この場合は、前記薄肉部の幅が、前記駆動
素子基板の前端面から前記圧接手段取付け用の支柱まで
の距離の50%以上であることが好ましい。
【0032】また、前記薄肉部内側端部と前記駆動素子
基板の側面との間の距離が、前記駆動素子基板の長手方
向の長さの15%以下であることが好ましい。
【0033】なお、以上の構成のインクジェット記録ヘ
ッドにおいて、前記記録素子基板の前面の長手方向に沿
って、複数のノズルが配列されている。
【0034】前記記録素子基板が記録素子基板ベースに
支持され、該記録素子基板ベースが前記支持板に取り付
けられている。
【0035】前記記録素子基板と、前記記録素子基板ベ
ースとを含む記録素子ユニットと、前記駆動素子基板
と、前記支持板と、前記圧接手段と、前記圧接手段と前
記支持板との間に介在する弾性部材とを含む駆動素子ユ
ニットとからなり、前記記録素子基板ベースが前記支持
板に取り付けられることにより、両ユニットが結合され
ている。
【0036】前記記録素子が、インク吐出のための熱エ
ネルギーを発生する発熱抵抗層である。
【0037】本発明のインクジェット記録装置は、前記
のいずれかのインクジェット記録ヘッドを搭載したもの
である。
【0038】このようなインクジェット記録ヘッドまた
はインクジェット記録装置によると、支持板に加わる押
圧力を切り欠き部または薄肉部が逃がすことにより、支
持板の反りを防止することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0040】図1は本発明の第1の実施形態のインクジ
ェット記録ヘッド全体を示す斜視図である。このインク
ジェット記録ヘッドは、記録素子ユニットと駆動素子ユ
ニットとが組み込まれた構成であり、支持板を除く駆動
素子ユニットと記録素子ユニットとは、図9〜16に示
す従来のインクジェット記録ヘッドと実質的に同一の構
成である。すなわち、記録素子ユニットは、図11,1
2に示したものと同様に、記録素子(発熱抵抗層)44
および接続電極45が形成された記録素子基板1が記録
素子基板ベース2上に固定され、記録素子基板1上には
ノズル3aを有する天板3が載置されている。この記録
素子ユニットの前面が、ノズル3aの開口端が配列され
たノズル面となっている。ノズルには、インクジョイン
ト4およびエルボ5を介してインクが供給される。記録
素子基板ベース2には、図11に示す構成と同様に、記
録素子ユニットを駆動素子ユニットに対して位置決めす
るための位置決め丸穴6および位置決め長穴7が配置さ
れている。この記録素子基板1、天板3、記録素子基板
ベース2の前面に、前面プレート8が取り付けられてい
る。
【0041】図2には、本実施形態の駆動素子ユニット
の平面図が示されている。駆動素子30および接続電極
15が設けられている駆動素子基板11には、図示しな
い外部回路が接続される電気コネクタ9および回路基板
10が設けられている。回路基板10と駆動素子基板1
1との間はワイヤボンディング等により電気的に接続さ
れている。駆動素子基板11と回路基板10は、支持板
12上に固定されており、支持板12上には、記録素子
ユニットに対する位置決め手段である位置決めピン13
が配設されている。そして、本実施形態の支持板12
は、図13に示す従来例とは異なり、駆動素子基板11
の取付部と位置決めピン13との間に、切り欠き部14
が設けられている。
【0042】そして、図1に示すように、前記した構成
の記録素子ユニットと駆動素子ユニットとが結合されて
いる。記録素子基板1の接続電極45(図9参照)と、
駆動素子基板11上の接続電極15とが当接して電気的
接続が行われ、位置決めピン13が位置決め丸穴6およ
び位置決め長穴7に挿入されている。そして、回路基板
10上に支柱17が設けられ、この支柱17が凹部16
aに嵌合するようにして、圧接手段である圧着板16が
支持板12上に配設され、記録素子基板1の接続電極4
5と駆動素子基板11の接続電極15とが、圧着板16
により弾性部材18(図16参照)を介して押圧され、
互いに圧接している。なお、駆動素子ユニットに記録素
子ユニットを取り付ける構成および方法は、図16に示
す従来例と実質的に同じであるので説明は省略する。
【0043】図3は、本実施形態のインクジェット記録
ヘッドにおいて、記録素子ユニットと駆動素子ユニット
との電気的導通をとるための押圧力を加えたときの、支
持板12の反りを模式的に示す斜視図であり、図3
(b)は図3(a)の断面矢視図である。
【0044】この支持板12の駆動素子基板取付部付近
には、押圧力により反りが生じる。しかし、切り欠き部
14により、駆動素子基板取付部とその両外側とが分離
されているため、両切り欠き部14の内側の領域(駆動
素子基板取付部を含む)のみに反りを生じ、記録素子ユ
ニットの位置決め丸穴6および位置決め長穴7と嵌合す
る位置決めピン13が設けられた部分や、図18に示す
例と同様にインクジェット記録へッドがヘッド固定筐体
20に固定される際にヘッド固定筐体20に固定される
部分は、押圧力の影響を受けず反りは生じない。反りを
生じる部分(駆動素子基板取付部付近)に関しては、そ
の反りを妨げるものがないため、反り量δは長手方向に
ほぼ均一となり、従来例(図22参照)のようにノズル
3a列の直線性が損なわれることはない。
【0045】この切り欠き部14は、その幅にかかわら
ず前記のような効果が得られるが、長さW1(図2参
照)は、支柱17列の中心線(図2では2点鎖線で示
す)と支持板12の前端面との間の間隔Wの50%以上
であることが望ましく、理想的には100%以上がよ
い。また、切り欠き部14の位置は、切り欠き部14と
駆動素子基板11の距離L1が、駆動素子基板1の長さ
Lの15%(0.15×L)以下である位置が望ましい
(図2参照)。
【0046】このように本発明は、支持板12の駆動素
子基板取付部と位置決めピン13との間に切り欠き部1
4を設けることにより、インクジェット記録ヘッドに加
わる押圧力による支持板12の反りに伴ってノズル列の
直線性が損なわれることを防ぐるものである。
【0047】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図4は本実施形態の駆動素子ユニットの平面図
である。本実施例はこの駆動素子ユニットの切り欠き部
32に特徴を有するものであり、それ以外の構成は第1
の実施形態と実質的に同じであるるので説明は省略す
る。
【0048】第1の実施形態においては、支持板12の
駆動素子基板取付部と位置決めピン13との間に切り欠
き部14が設けられているが、本実施形態では、図4に
示すように、支持板32の、駆動素子基板取付部の側方
で位置決めピン33よりも回路基板10側(図面上側)
に側面から切れ込む切り欠き部34が設けられている。
【0049】第1の実施形態においては、支持板12の
位置決めピン13付近は押圧力によって反ることがな
く、駆動素子基板取付部は押圧力によって反る。このた
め、位置決めピン13と駆動素子基板取付部との相対位
置が押圧力によって微妙に変動する。押圧力が大きい場
合には、この相対位置の変動が駆動素子基板11と記録
素子基板1との位置決めに影響を及ぼすおそれがある。
【0050】そこで、本実施形態はこの点を克服するも
のである。図5は、本実施形態の駆動素子ユニットに押
圧力が加わった際の、反りの状態を模式的に示した斜視
図である。図示するように、押圧力がこの駆動素子ユニ
ットに加わった場合、支持板32は位置決めピン33付
近と駆動素子基板取付部付近とが一緒に支持板32の幅
方向に反りを生じるが、支持板32の長手方向には反り
を生じないため、ノズル3a列の直線性を損なうことは
ない。このように本実施形態は、位置決めピン33と駆
動素子基板11との相対位置が押圧力によって変動する
ことがなく、ノズル3a列の直線性を損なう方向には反
りを生じない。
【0051】この切り欠き部34は、第1の実施形態の
切り欠き部14と同様に、切り欠き部34と駆動素子基
板11の距離L2が、駆動素子基板1の長さLの15%
(0.15×L)以下となる位置にあることが望まし
い。また、切り欠き部34の有効幅W2は、支柱17列
の中心線と支持板12の前端面との間の間隔Wの50%
以上であることが望ましく、理想的には100%以上が
よい。なお、図4のように切り欠き部34が支持板32
前端面と支柱17列の中心線との間に収まっているとき
は、有効幅W2とは切り欠き部34の幅そのものを指
す。
【0052】図6には、図4の例よりも大きな切り欠き
部35を有する支持板36を含む駆動素子ユニットを示
している。この構成によっても、図4に示す構成と同様
の作用効果を奏する。なお、このように支柱17の列よ
りも後方にまで及ぶ切り欠き部35を有する場合は、図
6に示すように切欠部35前端から支柱17列までの距
離W2が、切り欠き部35の有効幅W2となる。
【0053】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図7(a)は本実施形態の駆動素子ユニットの
平面図であり、図7(b)はこの駆動素子ユニットを図
7(a)中の矢印方向から見た断面矢視図である。本実
施形態はこの駆動素子ユニットの薄肉部に特徴を有する
ものであり、それ以外の構成は第1,2の実施形態と実
質的に同じであるので説明は省略する。
【0054】本実施形態においては、第1,2の実施形
態のように支持板に切り欠き部は設けられておらず、支
持板40の、駆動基板取付部の側方で位置決めピン41
よりも回路基板10側に、板厚の薄い薄肉部42が設け
られている。このような構成にすると、支持板40の駆
動素子基板取付部に加わる押圧力の影響は、薄肉部42
または薄肉部42とそれ以外の部分との境界部に集中
し、相対的に厚肉で剛性の高い部分(駆動素子基板取付
部付近)は押圧力の影響をあまり受けず、ノズル3a列
の直線性を損なうような反りを生じることはない。この
薄肉部42は、第1,2の実施形態の切り欠き部と同様
に、薄肉部42と駆動素子基板11の距離L3が、駆動
素子基板1の長さLの15%(0.15×L)以下とな
る位置にあることが望ましい。また、薄肉部34の有効
幅W3は、支柱17列の中心線と支持板12の前端面と
の間の間隔Wの50%以上であることが望ましく、理想
的には100%以上がよい。
【0055】また、図8に示すように、図7に示す実施
形態よりも後方まで至るように大きな薄肉部43を形成
すると、加工コスト上有利である。また、本構成は、第
1、第2の実施形態に比べ、駆動素子ユニットのヘッド
固定筐体20(図18参照)への固定領域を大きくする
ことができ、設計上の自由度を拡大するものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
記録素子と駆動素子とをそれぞれ別々の基板上に形成し
たインクジェット記録ヘッドにおいて、両基板の接続電
極を接続するための押圧力に起因する駆動素子基板支持
板の反りに伴ってヘッド内のノズル列の直線性が損なわ
れることを防止できる。ひいては、複数のヘッドを搭載
したインクジェット記録装置において、印字品位を飛躍
的に高める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のインクジェット記録
ヘッドの斜視図である。
【図2】第1の実施形態の駆動素子ユニットの上面図で
ある。
【図3】(a)は第1の実施形態の駆動素子ユニットの
模式的斜視図、(b)は(a)の矢印方向から見た模式
的側面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の駆動素子ユニットの
上面図である。
【図5】第2の実施形態の駆動素子ユニットの模式的斜
視図である。
【図6】第2の実施形態の駆動素子ユニットの他の例の
上面図である。
【図7】(a)は第3の実施形態の駆動素子ユニットの
上面図、(b)は(a)の矢印方向から見た模式的断面
図である。
【図8】第3の実施形態の駆動素子ユニットの他の例の
上面図、(b)は(a)の矢印方向から見た模式的断面
図である。
【図9】(a)は従来より用いられている記録素子基板
の模式的平面図、(b)はその模式的正面図である。
【図10】(a)は従来より用いられているインクジェ
ット記録ヘッドの接続部の分解図、(b)はその組立図
である。
【図11】(a)は従来より用いられている記録素子ユ
ニットの前面プレートを外した状態の上方から見た斜視
図、(b)はその下方から見た斜視図である。
【図12】図11(a)に示す記録素子ユニットに前面
プレートを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図13】従来の駆動素子ユニットの斜視図である。
【図14】従来のインクジェット記録ヘッドの斜視図で
ある。
【図15】図14に示すインクジェット記録ヘッドの前
面プレートを外した状態の斜視図である。
【図16】図14に示すインクジェット記録ヘッドの組
立工程を示す模式的側面図である。
【図17】複数のインクジェット記録ヘッドを備えた印
字ユニットの斜視図である。
【図18】図18に示す印字ユニットの模式的正面図で
ある。
【図19】従来の支持板の模式的斜視図である。
【図20】位置決めピンおよび固定面のない支持板を含
む駆動素子ユニットの平面図である。
【図21】位置決めピンおよび固定面のない支持板の模
式的斜視図である。
【図22】従来のインクジェット記録ヘッドの模式的正
面図である。
【符号の説明】
1 記録素子基板 2 記録素子基板ベース 3 天板 3a ノズル 4 インクジョイント 5 エルボ 6 位置決め丸穴 7 位置決め長穴 8 前面プレート 9 電気コネクタ 10 回路基板 11 駆動素子基板 12、32、40 支持板 13、33、41 位置決めピン(位置決め手段) 14、34、35 切り欠き部 15 接続電極 16 圧着板(圧接手段) 16a 凹部 17 支柱 18 弾性部材 20 ヘッド固定筺体 22 ハンドル 24 カム 25 インク供給チューブ 26 ヘッドユニット固定バネ 30 駆動素子 42、43 薄肉部 44 記録素子(発熱抵抗層) 45 接続電極 46 共通電極 47 配線パターン 48 絶縁層(ポリイミド層) 49 耐キャビテーション層(Ta層) 50 電気的接続部材 51 絶縁膜 52 導電体 53 保持体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される電気信号にしたがっ
    てインクを被記録媒体に吐出して記録を行うインクジェ
    ット記録ヘッドであって、 前記インクに吐出エネルギーを付与するための複数の記
    録素子および接続電極が配設された記録素子基板と、 前記複数の記録素子をそれぞれ駆動するための複数の駆
    動素子および接続電極が配設されている駆動素子基板
    と、 前記記録素子基板および前記駆動素子基板を支持する支
    持板と、 前記支持板の前記記録素子基板および前記駆動素子基板
    取付部の側方に位置し前記記録素子基板と前駆駆動素子
    基板とを位置決めする位置決め手段と、 前記記録素子基板の接続電極と前記駆動素子基板の接続
    電極とを圧接させる圧接手段と、 前記支持板の、前記記録素子基板および前記駆動素子基
    板取付部と前記位置決め手段との間で前面から後方に向
    かって形成されている切り欠き部とを有することを特徴
    とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記切り欠き部の長さが、前記駆動素子
    基板の前端面から前記圧接手段取付け用の支柱までの距
    離の50%以上である請求項1に記載のインクジェット
    記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記切り欠き部と前記駆動素子基板の側
    面との間の距離が、前記駆動素子基板の長手方向の長さ
    の15%以下である請求項1または2に記載のインクジ
    ェット記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 外部から供給される電気信号にしたがっ
    てインクを被記録媒体に吐出して記録を行うインクジェ
    ット記録ヘッドであって、 前記インクに吐出エネルギーを付与するための複数の記
    録素子および接続電極が配設された記録素子基板と、 前記複数の記録素子をそれぞれ駆動するための複数の駆
    動素子および接続電極が配設されている駆動素子基板
    と、 前記記録素子基板および前記駆動素子基板を支持する支
    持板と、 前記支持板の前記記録素子基板および前記駆動素子基板
    取付部の側方に位置し前記記録素子基板と前駆駆動素子
    基板とを互いに位置決めする位置決め手段と、 前記記録素子基板の接続電極と前記駆動素子基板の接続
    電極とを圧接させる圧接手段と、 前記支持板の前記位置決め手段よりも後方位置で、前記
    支持板の両側面からそれぞれ内側に向かって形成されて
    いる切り欠き部とを有することを特徴とするインクジェ
    ット記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記切り欠き部の幅が、前記駆動素子基
    板の前端面から前記圧接手段取付け用の支柱までの距離
    の50%以上である請求項4に記載のインクジェット記
    録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記切り欠き部と前記駆動素子基板の側
    面との間の距離が、前記駆動素子基板の長手方向の長さ
    の15%以下である請求項4または5に記載のインクジ
    ェット記録ヘッド。
  7. 【請求項7】 外部から供給される電気信号にしたがっ
    てインクを被記録媒体に吐出して記録を行うインクジェ
    ット記録ヘッドであって、 前記インクに吐出エネルギーを付与するための複数の記
    録素子および接続電極が配設された記録素子基板と、 前記複数の記録素子をそれぞれ駆動するための複数の駆
    動素子および接続電極が配設されている駆動素子基板
    と、 前記記録素子基板および前記駆動素子基板を支持する支
    持板と、 前記支持板の前記記録素子基板および前記駆動素子基板
    取付部の側方に位置し前記記録素子基板と前駆駆動素子
    基板とを互いに位置決めする位置決め手段と、 前記記録素子基板の接続電極と前記駆動素子基板の接続
    電極とを圧接させる圧接手段と、 前記支持板の前記記録素子基板および前記駆動素子基板
    取付部よりも外側位置に設けられており、該取付部より
    も板厚の薄い薄肉部とを有することを特徴とするインク
    ジェット記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記薄肉部の幅が、前記駆動素子基板の
    前端面から前記圧接手段取付け用の支柱までの距離の5
    0%以上である請求項7に記載のインクジェット記録ヘ
    ッド。
  9. 【請求項9】 前記薄肉部内側端部と前記駆動素子基板
    の側面との間の距離が、前記駆動素子基板の長手方向の
    長さの15%以下である請求項7または8に記載のイン
    クジェット記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記記録素子基板の前面の長手方向に
    沿って複数のノズルが配列されている請求項1〜9のい
    ずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記記録素子基板が記録素子基板ベー
    スに支持され、該記録素子基板ベースが前記支持板に取
    り付けられている請求項1〜10のいずれか1項に記載
    のインクジェット記録ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記記録素子基板と、前記記録素子基
    板ベースとを含む記録素子ユニットと、 前記駆動素子基板と、前記支持板と、前記圧接手段と、
    前記圧接手段と前記支持板との間に介在する弾性部材と
    を含む駆動素子ユニットとからなり、 前記記録素子基板ベースが前記支持板に取り付けられる
    ことにより、両ユニットが結合されている請求項11に
    記載のインクジェット記録ヘッド。
  13. 【請求項13】 前記記録素子が、インク吐出のための
    熱エネルギーを発生する発熱抵抗層である請求項1〜1
    2のいずれか1項に記載のインクジェット記録記録ヘッ
    ド。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
    のインクジェット記録ヘッドを搭載したインクジェット
    記録装置。
JP33456497A 1997-12-04 1997-12-04 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 Pending JPH11165414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33456497A JPH11165414A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33456497A JPH11165414A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11165414A true JPH11165414A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18278820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33456497A Pending JPH11165414A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11165414A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004223832A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置。
CN107000436A (zh) * 2014-10-06 2017-08-01 惠普工业印刷有限公司 打印头芯片组件

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004223832A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Fuji Xerox Co Ltd インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置。
CN107000436A (zh) * 2014-10-06 2017-08-01 惠普工业印刷有限公司 打印头芯片组件
JP2017530041A (ja) * 2014-10-06 2017-10-12 ヒューレット−パッカード インダストリアル プリンティング リミテッド プリントヘッド・ダイ・アセンブリ
EP3204232A4 (en) * 2014-10-06 2018-05-02 HP Scitex Ltd Printhead die assembly
CN107000436B (zh) * 2014-10-06 2019-01-15 惠普工业印刷有限公司 打印头芯片组件
US11179933B2 (en) 2014-10-06 2021-11-23 Hp Scitex Ltd. Printhead die assembly

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0344809B1 (en) Liquid emission recording head, substrate therefor and liquid emission recording apparatus utilizing said head
JP4288399B2 (ja) マルチノズルインクジェットヘッド及びその製造方法
US7810907B2 (en) Board for inkjet printing head and inkjet printing head using the same
JPH10278282A (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JP3845970B2 (ja) インク噴射装置
JP2003159795A (ja) 記録装置
US6371604B1 (en) Ink jet recording head assembly having an urging member for contacting components thereof, the urging member having an ink supply mechanism, and ink jet head cartridge and ink jet apparatus having the same
JP4151250B2 (ja) 記録装置
JP2003080793A (ja) 記録装置
EP0861725B1 (en) Ink-jet printhead
JP4124055B2 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ
JPH11165414A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP3079688B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JPH10100401A (ja) インクジェットヘッド
JPH1110850A (ja) 記録装置及びその製造方法
JPH09286103A (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP2809907B2 (ja) インクジェットヘッド用の圧電アクチュエータ
KR100472463B1 (ko) 잉크젯 프린트 헤드
JPH10250053A (ja) インク噴射装置およびその製造方法
JP3747629B2 (ja) インクジェット記録装置における印字ヘッドの接続構造
JPH11147311A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP3690031B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JPH11309862A (ja) インクジェット噴射装置
JP3560311B2 (ja) 記録ヘッドおよびこれを用いる記録装置
JP2000079687A (ja) 記録ヘッド及び該ヘッドを有する記録装置