JPH11165393A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

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JPH11165393A
JPH11165393A JP9334510A JP33451097A JPH11165393A JP H11165393 A JPH11165393 A JP H11165393A JP 9334510 A JP9334510 A JP 9334510A JP 33451097 A JP33451097 A JP 33451097A JP H11165393 A JPH11165393 A JP H11165393A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱線反射性を有し、断熱効果により室内の冷暖
房効果を高め省エネルギーに寄与する、建築物の内装材
料として好適な化粧材を提供する。 【解決手段】基材1上に設けた化粧層2と前記基材1と
の間に、セラミック中空ビーズ層等の熱線反射材料層3
を設けた化粧材である。セラミック中空ビーズ層等の熱
線反射材料層3は、高い熱線反射性能を有し、表裏間で
の熱伝達を遮断するので、室内の冷暖房状態を積極的に
保持し、省エネルギーに寄与することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧材に関する。
更に詳しくは、熱線反射性を有し、断熱効果により室内
の冷暖房効果を高め省エネルギーに寄与する、建築物の
内装材料として好適な化粧材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅等の建築物には、壁紙・壁材や造作
材、建具、家具・什器・備品類等、様々な箇所に各種の
化粧材が使用されている。係る化粧材には、所望の絵柄
の印刷やエンボス、ワイピング等の組合せによる各種の
美麗な意匠性を有するものが提供されている。しかし近
年では、健康意識や生活環境意識の高まりを受けて、意
匠性以外に高度の機能性を有する化粧材の提供が、社会
的に求められる様になっている。
【0003】現代社会に要求される住環境の高機能性と
しては、高耐久性、省エネルギー、バリアフリーの3つ
が柱とされている。このうちバリアフリーは主として間
取りや住設機器等の設計上の問題であるが、高耐久性及
び省エネルギーに関しては、材料面からの対策も求めら
れている。
【0004】例えば高耐久性に関しては、躯体として鉄
骨や単板積層材等の高強度で耐久性に優れた材料の使用
が増加しつつある他、内装材としても例えばフッ素樹脂
コートによって耐汚染性を向上したり、電離放射線硬化
樹脂コートによって耐磨耗性を向上するなどして、耐久
性を高める試みが盛んに行われている。
【0005】省エネルギーに関しても、例えば太陽電池
や太陽熱温水パネル、夜間電力を利用した給湯システム
等の、エネルギー供給面からの対策に加えて、内外壁材
を発泡樹脂や無機質材等の断熱性材質から構成したり、
内壁と外壁との間に発泡樹脂やグラスウール等の断熱材
を充填する等の、材料面からの対策も種々試みられる様
になっている。
【0006】しかしながら、内外壁材を断熱性材質から
構成する方法では、従来の材料と比較して壁材の強度や
耐久性が必然的に低下し、従来と同等の強度を持たせよ
うとすれば壁材の厚みや重量が増してしまうので、その
兼ね合いを取るのが難しいという問題点がある。一方、
内外壁間に断熱材を充填する方法は、施工が面倒であ
り、壁内の配線・配管等のメンテナンス性を悪化させる
等の問題点もある。
【0007】また、これら断熱材料を使用する方法は、
単に室内外の間の熱の伝達を遅延させるのみであって、
室内の冷暖房状態を積極的に保持しようとするものでは
ないから、その効果には自ずと限界があり、更に優れた
省エネルギー効果を発揮する材料の出現に対する社会的
な要望は、ますます強くなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記した問題点を解決しようとするものであ
り、熱線反射機能によって熱伝達を遮断し、室内の冷暖
房状態を積極的に維持し、以て省エネルギーに寄与する
ことのできる、建築物の内装材料として好適な化粧材を
提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧材は、基材
と、熱線反射材料層と、化粧層とを具備することを特徴
とするものである。
【0010】また特に、本発明の化粧材は、前記熱線反
射材料層が、セラミック中空ビーズ層であることを特徴
とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の化粧材は、図1に例示す
る如く、適宜の化粧材用の基材1上に、熱線反射材料層
3と、絵柄印刷等の化粧層2とが設けられて構成され
る。基材1は、従来より広く使用されているあらゆる種
類の化粧材用の基材を適宜使用することができる。具体
的には、化粧板用としては例えば木材単板、合板、集成
材、パーティクルボード、中密度繊維板等の各種木質基
材、石膏ボード、セメント板等の無機系基材、金属系や
合成樹脂系等の板材乃至成形材等、化粧シート用として
は例えば紙、織布又は不織布、金属箔、合成樹脂フィル
ム又はシート類等、壁紙用としては例えば無機紙又は難
燃紙等の壁紙用原紙等を使用することができる。
【0012】化粧層2は、化粧材に所望の意匠性を付与
する目的で設けられるものであって、従来の化粧材にも
使用されている公知の任意の表面化粧手段で構成するこ
とができる。代表的なものは例えば木目柄、石目柄、抽
象柄等の絵柄印刷層22であって、例えばグラビア印刷
法、オフセット印刷法、凸版印刷法、スクリーン印刷
法、静電印刷法、インクジェット印刷法等の従来公知の
任意の印刷方法によって形成される。また、単なる着色
インキによる絵柄印刷層22以外にも、例えば艶状態の
異なる複数のインキ乃至塗料の組み合わせによる艶変化
模様や、金属粉又はパール顔料等を含有する光輝性イン
キ又は金属蒸着層等による光輝性模様、盛り上げ印刷又
は発泡印刷、エンボス23等による凹凸模様であっても
よく、勿論それらの複数の組み合わせであってもよい。
【0013】熱線反射材料層3に使用する熱線反射材料
は、熱線を反射する機能を有する材質であれば何であっ
ても良いが、例えばアルミニウム箔等の金属箔の様に、
単に幾何光学的に熱線を反射する材料であると、その表
面上に設ける化粧層2が障碍となって十分な効果が得ら
れない場合があり、意匠上の制約を受け、外観上好まし
くない場合も多い。従って、外部から受けた熱線のエネ
ルギーを再度熱線として放射する機能を有する材料を使
用することが好ましい。具体的には、例えば二酸化珪
素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、
酸化マグネシウム等の金属酸化物や、窒化珪素、窒化硼
素、窒化アルミニウム等の窒化物、珪酸アルミニウム、
珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム等の各種珪酸塩類、
ガラス類等に代表されるセラミックス材料を使用するこ
とが好ましい。
【0014】上記セラミックス材料は、例えば球状、針
状、柱状、平板状、不定形状等の任意形状の粉末状であ
っても良いが、外部から受けた熱線を効率よく逆方向に
再放射(再帰放射、すなわち反射)させる様に、球状と
することが最も好ましい。中でも粒径1〜50μm、よ
り好ましくは5〜30μm程度の球形ビーズ状とする
と、熱線の再帰放射率が高く、しかも塗工液中での安定
性や塗工性、塗膜の強度等にも問題がなく化粧材の生産
性に優れるので好適である。また特に、中心部に空隙を
有する中空ビーズ状とすると、内壁面での反射効果が加
わることにより熱線反射性が更に高まると同時に、熱伝
導性も低下するので、化粧材の断熱性能を更に向上する
ことができ、しかも見掛け上の密度を減じて塗工性が安
定し、化粧材全体の軽量化やコスト削減にも寄与するこ
とができる。
【0015】上記した粒子状の熱線反射材料は、適当な
結着剤樹脂と共に適当な溶媒中に分散し、適宜の方法で
塗工、固化させることにより、層状の熱線反射材料層3
として基材1上に形成することができる。粒子状の熱線
反射材料は、熱線反射材料層3の内部で隙間無く層状に
配列する程度に添加することが好ましく、これによって
熱線反射材料の粒子層、例えばセラミックス中空ビーズ
層、を形成する。結着剤樹脂の種類には特に制限はない
が、塗工作業上の労働衛生問題や大気汚染問題等の各種
の観点から、水を主たる希釈剤として塗工可能な水性樹
脂を採用することが好ましい。
【0016】特に、硬質で比較的粗大な粒子の熱線反射
材料を使用しても塗膜に用途上十分な強度や耐久性を持
たせられる様に、結着剤樹脂としては柔軟でしかも強度
や弾力性に富む樹脂を使用することが好ましく、前述し
た条件との兼ね合いから、例えばアクリル系、スチレン
系、アクリル−スチレン系、アクリル−酢酸ビニル系、
エチレン−酢酸ビニル系、ラテックス系等の水性エマル
ジョン樹脂を使用することが最も好ましい。
【0017】図1に示した例では、基材1上に熱線反射
材料層3と化粧層2とが順次積層された構成となってい
るが、これら各層の積層順序は、必ずしも上記の順序に
限定されるものではない。すなわち、熱線反射材料層3
が多少とも透視性を備えている限りにおいて、絵柄印刷
層等の化粧層2が熱線反射材料層3の裏側、すなわち基
材1と熱線反射材料層3との層間にあっても良いし、更
に基材1も透視性の材質からなる場合には、化粧層2は
基材1の裏側に設けることも可能である。同様にして、
基材1が熱線透過性である限りにおいて、熱線反射材料
層3は基材1の裏側に設けられていても良い。
【0018】また、上記した3種類の構成層は、そのう
ち2種類以上が単一の層によって兼用されていても良
い。例えば、粒子状の熱線反射材料を熱線透過性の材質
中に分散させて板状やシート状等に成形することによっ
て、熱線反射材料層3を兼ねた基材層1とすることもで
きる。また、粒子状の熱線反射材料を添加した塗工剤を
適宜着色して基材1上に塗布したり、熱線反射材料層3
の表面にエンボスを施す等の手段により、化粧層2を兼
ねた熱線反射材料層3とすることもできる。
【0019】また逆に、本発明の趣旨に反しない限りに
おいて、上記した3種類の構成層以外の任意の構成層を
付加しても、勿論差し支えはない。例えば、図2に示す
例は、基材1上に設けた熱線反射材料層3の上に、表面
に弾力性のある触感を持たせ、且つ深いエンボス23の
形成を可能とする為の発泡樹脂層21を設け、その表面
に絵柄印刷層22、透明な樹脂からなる表面保護層4を
順次積層後、エンボス23を施してなる化粧材である。
この化粧材は、住宅又はオフィスビル等の内壁面に使用
する為の壁紙として好適である。
【0020】上記発泡樹脂層21は、従来公知の如く、
例えばポリ塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、エチレン
−酢酸ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂等の熱可塑性樹脂を、有機系、無機系又はマ
イクロカプセル型等の発泡剤と、その他の適宜の添加剤
と共に、適当な可塑剤又は希釈剤等で分散させた発泡性
樹脂組成物を塗工し、乾燥後加熱発泡して形成される。
勿論、従来公知の発泡抑制剤又は発泡促進剤等を使用し
たケミカルエンボス法の適用も可能である。発泡樹脂層
21は、それ自体ある程度の断熱性を有しているので、
熱線反射材料層3との併用によりその断熱効果を更に向
上する作用をも有する。
【0021】また、表面保護層4は、少なくとも熱線透
過性でしかも下地を透視可能な透明性を有する材質であ
ればよく、具体的には例えばポリ塩化ビニル樹脂、アク
リル系樹脂、ウレタン系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、エポキシ系樹脂、電離放射線硬化性樹
脂等の各種の透明合成樹脂を使用することができる。表
面保護層の形成方法にも特に制限はなく、例えば塗工
法、接着剤法、熱ラミネート法、ドライラミネート法、
エクストルーダーラミネート法、サンドラミネート法
等、従来公知の任意の方法で設けることができる。
【0022】上記化粧材においても、各種の変形例が考
えられる。例えば、基材1上に熱線反射材料層3と発泡
樹脂層21とを別個に形成する代わりに、発泡樹脂層2
1を形成する為の発泡性樹脂組成物中に粒子状の熱線反
射材料を分散しておくことにより、熱線反射材料層3を
兼ねた発泡樹脂層21とすることもできる。
【0023】また、発泡樹脂層21を高倍率で発泡させ
る場合や、発泡樹脂層21中に着色剤や隠蔽顔料、充填
剤等を大量に添加する場合には、発泡樹脂層21に十分
な熱線透過性が得られない場合があるから、熱線反射材
料として空隙率の大きな中空ビーズを使用し、比重の差
を利用して熱線反射材料粒子を発泡樹脂層21の表面近
傍に濃集させるか、又は発泡樹脂層21の表面上に熱線
反射材料層3を形成する(図3参照)ことによって、発
泡樹脂層21による隠蔽の影響を防止し、十分な熱線反
射効果を容易に実現することができる。
【0024】本発明の化粧材は、基材1として板状乃至
成形体状のものを使用した化粧板乃至化粧成形材として
は、例えば壁材、天井材、床材、各種造作材、建具材、
家具材等として使用される。また、基材1としてシート
状乃至フィルム状のものを使用した化粧シートとして
は、例えば別途用意した板状乃至成形体状の基材の表面
に貼付して上記した化粧板乃至成形材としての各種用途
に使用される。また、基材1として壁紙用原紙を使用し
た壁紙としては、建築物の壁面や天井面等に直接貼付し
たり、或いは、適宜の板状基材の表面に貼付した壁パネ
ルや天井パネル等として、建築物の壁面や天井面等に施
工して使用される。
【0025】
【実施例】<実施例1>坪量90g/m2 の難燃性裏打
紙の表面に、アクリル樹脂系水性エマルジョン(固形分
比30%)100重量部に対してシリカを主成分とする
セラミックス中空ビーズ(平均粒径20μm、空隙率6
0%)を15重量%混合した水性塗工剤を乾燥後の膜厚
70μmに塗工し乾燥して熱線反射材料層を形成後、表
面に水性アクリル系インキを使用してグラビア印刷法に
て抽象柄の絵柄を印刷し、更にエポキシ系硬化剤を添加
した水性アクリル系樹脂を乾燥後の膜厚20μmに塗工
して、本発明の化粧材を作製した。
【0026】<実施例2>坪量90g/m2 の難燃性裏
打紙の表面に、アクリル樹脂系水性エマルジョン(固形
分比30%)100重量部に対してシリカを主成分とす
るセラミックス中空ビーズ(平均粒径20μm、空隙率
60%)を15重量%混合した水性塗工剤を乾燥後の膜
厚70μmに塗工し乾燥して熱線反射材料層を形成後、
マイクロカプセル発泡剤を3重量%添加した水性アクリ
ル系樹脂を乾燥後の塗布量160g/m2 に塗工して発
泡性樹脂層を形成し、発泡させない温度条件で十分乾燥
した。更に、水性アクリル系インキを使用してグラビア
印刷法にて抽象柄の絵柄を印刷後、エポキシ系硬化剤を
添加した水性アクリル系樹脂を乾燥後の膜厚20μmに
塗工し、乾燥後加熱して発泡性樹脂層を発泡させ、表面
にエンボスを施して、本発明の化粧材を作製した。
【0027】<実施例3>上記実施例2において、熱線
反射材料層と発泡性樹脂層の積層順序を逆にし、その他
は全く同一の要領にて本発明の化粧材を作製した。
【0028】<実施例4>坪量90g/m2 の難燃性裏
打紙の表面に、アクリル樹脂系水性エマルジョン(固形
分比30%)100重量部に対して、シリカを主成分と
するセラミックス中空ビーズ(平均粒径20μm、空隙
率60%)を3重量%と、マイクロカプセル発泡剤を3
重量%とをそれぞれ混合した水性塗工剤を、乾燥後の膜
厚が200μmとなる様に塗工し、比重差を利用してセ
ラミックス中空ビーズを塗工層の表層付近に十分濃集さ
せ層状に配列させた後に十分乾燥させ、その後表面に水
性アクリル系インキを使用してグラビア印刷法にて抽象
柄の絵柄を印刷し、更にエポキシ系硬化剤を添加した水
性アクリル系樹脂を乾燥後の膜厚20μmに塗工乾燥
し、加熱発泡後表面にエンボスを施して、本発明の化粧
材を作製した。
【0029】<比較例1>上記実施例1において、アク
リル系水性エマルジョンにセラミックス中空ビーズを添
加せずに、他は同一要領にて化粧材を作製した。
【0030】<比較例2>上記実施例4において、アク
リル系水性エマルジョンにセラミックス中空ビーズを添
加せずに、他は同一要領にて化粧材を作製した。
【0031】<性能比較>上記実施例1〜4及び比較例
1〜2の化粧材を使用して、それぞれ厚さ3mmのラワ
ン合板の表面に貼付し、室温20℃の室内で遠赤外線放
射型電気ストーブ(800W)から60cm離れた位置
に化粧材貼付面をストーブ側に向けて設置し、10分後
の表裏面の温度を、表面側は放射温度計、裏面側は熱電
対にてそれぞれ測定したところ、以下の通りであり、本
発明の化粧材の優れた断熱効果を確認することができ
た。
【0032】
【0033】
【発明の効果】本発明の化粧材は、基材上に、熱線反射
材料層と、化粧層とを設けて構成したことにより、高い
熱線反射性能を有し、表裏間での熱伝達を遮断するの
で、室内の冷暖房状態を積極的に保持し、省エネルギー
に寄与することができる。しかも、化粧材の強度や重
量、厚味等の面で悪影響を及ぼすこともなく、特殊な施
工方法も不要であり、従来の同種の化粧材と全く同一の
要領で施工することによって、高い省エネルギー効果と
いう高機能性を有する住宅等の建築物を、極めて容易に
実現することができるという優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧材の実施の形態を示す側断面図で
ある。
【図2】本発明の化粧材の実施の形態を示す側断面図で
ある。
【図3】本発明の化粧材の実施の形態を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】 1‥‥基材 2‥‥化粧層 21‥‥発泡樹脂層 22‥‥絵柄印刷層 23‥‥エンボス 3‥‥熱線反射材料層 31‥‥セラミック中空ビーズ 4‥‥表面保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04F 13/08 E04F 13/08 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、熱線反射材料層と、化粧層とを具
    備する化粧材。
  2. 【請求項2】前記熱線反射材料層が、セラミック中空ビ
    ーズ層である請求項1に記載の化粧材。
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