JPH11164921A - ゴルフ練習台 - Google Patents
ゴルフ練習台Info
- Publication number
- JPH11164921A JPH11164921A JP33302497A JP33302497A JPH11164921A JP H11164921 A JPH11164921 A JP H11164921A JP 33302497 A JP33302497 A JP 33302497A JP 33302497 A JP33302497 A JP 33302497A JP H11164921 A JPH11164921 A JP H11164921A
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- JP
- Japan
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- shot
- shot table
- tilting
- jack
- practice
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、左足
上がり等の斜面ショットの練習を自由に行うことのでき
るゴルフ練習台を提供する。 【解決手段】 ゴルフ練習用のショット台１と、ショッ
ト台１を下方の固定部２から３点以上で傾動自在に支持
する傾動ジャッキ３とを備えて、ショット台１を任意の
傾斜角度に傾斜させることにより斜面ショットの練習を
行う。
上がり等の斜面ショットの練習を自由に行うことのでき
るゴルフ練習台を提供する。 【解決手段】 ゴルフ練習用のショット台１と、ショッ
ト台１を下方の固定部２から３点以上で傾動自在に支持
する傾動ジャッキ３とを備えて、ショット台１を任意の
傾斜角度に傾斜させることにより斜面ショットの練習を
行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜面ショットの練
習が可能なゴルフ練習台に関するものである。
習が可能なゴルフ練習台に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ゴルフの愛好家の殆どは、ゴルフ練習場
に通ってボールを実際に打つことにより、ゴルフコース
でのプレーを想定した練習を行っている。
に通ってボールを実際に打つことにより、ゴルフコース
でのプレーを想定した練習を行っている。
【０００３】一般のゴルフ練習場は、平坦な固定床面上
を複数の打席に区画した構成を有しており、通常、各打
席における使用者がスタンスを取る位置にはゴムマット
が敷かれており、更にボールを置く位置にはゴム製のテ
ィーを通す穴を形成した人工芝マットが備えてあり、ま
た、人工芝マットの前方にはボール供給装置を備えてい
る場合もある。
を複数の打席に区画した構成を有しており、通常、各打
席における使用者がスタンスを取る位置にはゴムマット
が敷かれており、更にボールを置く位置にはゴム製のテ
ィーを通す穴を形成した人工芝マットが備えてあり、ま
た、人工芝マットの前方にはボール供給装置を備えてい
る場合もある。
【０００４】打席の使用者は、人工芝マット上或いは穴
に通したゴム製のティー上にボールを置き、ゴムマット
上にスタンスをとって、所要のクラブでボールをヒット
することによりショットの練習を行う。
に通したゴム製のティー上にボールを置き、ゴムマット
上にスタンスをとって、所要のクラブでボールをヒット
することによりショットの練習を行う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】一方、通常のゴルフコ
ースの殆どは、地形の起伏を利用したものとなっている
ためにアンジュレーションを有しており、このためにシ
ョットしたボールが落下して止った位置から次のウッド
或いはアイアンによるショットを行う際に、爪先下が
り、爪先上がり、左足下がり、左足上がりといった平坦
面でのショットとは異なる状況でのショット、即ち斜面
ショットが必要になってくる。
ースの殆どは、地形の起伏を利用したものとなっている
ためにアンジュレーションを有しており、このためにシ
ョットしたボールが落下して止った位置から次のウッド
或いはアイアンによるショットを行う際に、爪先下が
り、爪先上がり、左足下がり、左足上がりといった平坦
面でのショットとは異なる状況でのショット、即ち斜面
ショットが必要になってくる。
【０００６】例えば爪先下がりの場合はスライスボール
が出やすく、爪先上がりの場合はフックボールが出やす
く、また左足下がりの場合はボールが上がりにくく、左
足上がりの場合はボールが上がって距離が出にくい現象
がある。このため、プレーヤーは、爪先下がり、爪先上
がり、左足下がり、左足上がりといった状況に応じて、
スタンスの位置やクラブの選択等を経験と感で調節しな
がら対処している。またパターによるショットの場合
も、傾斜に応じてパッティングの方向と強弱の調節を行
うようにしている。
が出やすく、爪先上がりの場合はフックボールが出やす
く、また左足下がりの場合はボールが上がりにくく、左
足上がりの場合はボールが上がって距離が出にくい現象
がある。このため、プレーヤーは、爪先下がり、爪先上
がり、左足下がり、左足上がりといった状況に応じて、
スタンスの位置やクラブの選択等を経験と感で調節しな
がら対処している。またパターによるショットの場合
も、傾斜に応じてパッティングの方向と強弱の調節を行
うようにしている。
【０００７】従って、ゴルフコースと同じように傾斜面
でのショットの練習をゴルフ練習場でしたいという希望
は殆どのゴルファーが持っているが、通常のゴルフ練習
場では前記したように打席が固定の平坦面となっている
ために、平坦面以外の斜面ショットの練習を行うことは
できない。
でのショットの練習をゴルフ練習場でしたいという希望
は殆どのゴルファーが持っているが、通常のゴルフ練習
場では前記したように打席が固定の平坦面となっている
ために、平坦面以外の斜面ショットの練習を行うことは
できない。
【０００８】また、従来の練習用パターグリーンの場合
も同様に傾斜面に対処するためのパッティング練習を行
うが、自在の傾斜を持たせることはできない。
も同様に傾斜面に対処するためのパッティング練習を行
うが、自在の傾斜を持たせることはできない。
【０００９】本発明は、斯かる従来の問題点を解決すべ
くなしたもので、爪先下がり、爪先上がり、左足下が
り、左足上がり等の斜面ショットの練習を自由に行うこ
とのできるゴルフ練習台を提供することを目的としてい
る。
くなしたもので、爪先下がり、爪先上がり、左足下が
り、左足上がり等の斜面ショットの練習を自由に行うこ
とのできるゴルフ練習台を提供することを目的としてい
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、ゴルフ練習用のショット台と、該ショット台を下方
の固定部から３点以上で傾動自在に支持する傾動ジャッ
キとを備えたことを特徴とするゴルフ練習台、に係るも
のである。
は、ゴルフ練習用のショット台と、該ショット台を下方
の固定部から３点以上で傾動自在に支持する傾動ジャッ
キとを備えたことを特徴とするゴルフ練習台、に係るも
のである。
【００１１】請求項２に記載の発明は、ゴルフ練習用の
ショット台と、該ショット台を下方の固定部から３点以
上で傾動自在に支持する傾動ジャッキと、該傾動ジャッ
キ頭部に備えられて前記ショット台の傾動を許容するピ
ンジョイントと、前記傾動ジャッキ脚部を支持して前記
ショット台の水平方向の移動を許容する自由接続手段
と、前記ショット台の中心下部の固定部に備えられた上
下スライド用ブッシュ軸と、該上下スライド用ブッシュ
軸と前記ショット台との間に備えられてショット台を傾
動自在に支持する自由軸受とを備えたことを特徴とする
ゴルフ練習台、に係るものである。
ショット台と、該ショット台を下方の固定部から３点以
上で傾動自在に支持する傾動ジャッキと、該傾動ジャッ
キ頭部に備えられて前記ショット台の傾動を許容するピ
ンジョイントと、前記傾動ジャッキ脚部を支持して前記
ショット台の水平方向の移動を許容する自由接続手段
と、前記ショット台の中心下部の固定部に備えられた上
下スライド用ブッシュ軸と、該上下スライド用ブッシュ
軸と前記ショット台との間に備えられてショット台を傾
動自在に支持する自由軸受とを備えたことを特徴とする
ゴルフ練習台、に係るものである。
【００１２】請求項３に記載の発明は、ショット台の内
側に、更に３点以上の内側傾動ジャッキにより傾動自在
に支持された内側ショット台を備えていることを特徴と
する請求項１又は２に記載のゴルフ練習台、に係るもの
である。
側に、更に３点以上の内側傾動ジャッキにより傾動自在
に支持された内側ショット台を備えていることを特徴と
する請求項１又は２に記載のゴルフ練習台、に係るもの
である。
【００１３】請求項４に記載の発明は、ショット台の近
傍に、傾動ジャッキに接続されてショット台の傾斜方
向、傾斜角度を選定できる操作盤を備えていることを特
徴とする請求項１又は２又は３に記載のゴルフ練習台、
に係るものである。
傍に、傾動ジャッキに接続されてショット台の傾斜方
向、傾斜角度を選定できる操作盤を備えていることを特
徴とする請求項１又は２又は３に記載のゴルフ練習台、
に係るものである。
【００１４】請求項１及び２に記載の発明では、傾動ジ
ャッキによりショット台を任意に傾動させ得るようにし
ているので、爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、左
足上がり等の斜面ショットの練習を容易且つ効率的に行
うことができる。
ャッキによりショット台を任意に傾動させ得るようにし
ているので、爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、左
足上がり等の斜面ショットの練習を容易且つ効率的に行
うことができる。
【００１５】請求項３に記載の発明では、大角度の斜面
ショットを練習する際に、ショット台と内側ショット台
とによって傾斜角度を分散させることにより、固定床と
ショット台との間、及びショット台と内側ショット台と
の間の段差を小さくして乗り移りを容易、安全なものと
することができる。
ショットを練習する際に、ショット台と内側ショット台
とによって傾斜角度を分散させることにより、固定床と
ショット台との間、及びショット台と内側ショット台と
の間の段差を小さくして乗り移りを容易、安全なものと
することができる。
【００１６】請求項４に記載の発明では、操作盤の操作
によってショット台及び内側ショット台の傾斜方向、傾
斜角度を容易に設定できる。
によってショット台及び内側ショット台の傾斜方向、傾
斜角度を容易に設定できる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【００１８】図１〜図３は、請求項１、２及び４に記載
の発明を実施する形態の一例を示したもので、ゴルフ練
習用のショット台１が、下方の固定部２において平面三
角形の頂点に位置するように設けた傾動ジャッキ３によ
り傾動自在に支持されている。
の発明を実施する形態の一例を示したもので、ゴルフ練
習用のショット台１が、下方の固定部２において平面三
角形の頂点に位置するように設けた傾動ジャッキ３によ
り傾動自在に支持されている。
【００１９】前記傾動ジャッキ３は、固定部２に備えた
モータ４により昇降するジャッキ軸５を備えており、該
ジャッキ軸５の上端にはショット台１の傾動を許容する
ためのピンジョイント６を備えている。更に、傾動ジャ
ッキ３と固定部２との間には、ショット台１の傾動によ
るピンジョイント６相互の水平方向の間隔の変化を許容
するように傾動ジャッキ３を支持するスプリング７等か
らなる自由接続手段を設けている。
モータ４により昇降するジャッキ軸５を備えており、該
ジャッキ軸５の上端にはショット台１の傾動を許容する
ためのピンジョイント６を備えている。更に、傾動ジャ
ッキ３と固定部２との間には、ショット台１の傾動によ
るピンジョイント６相互の水平方向の間隔の変化を許容
するように傾動ジャッキ３を支持するスプリング７等か
らなる自由接続手段を設けている。
【００２０】更に、前記ショット台１の中心部と、下部
の固定部２との間には、前記ショット台１の昇降は許容
するが、水平方向の移動と回転とを規制するようにした
センター支柱１１が備えられている。
の固定部２との間には、前記ショット台１の昇降は許容
するが、水平方向の移動と回転とを規制するようにした
センター支柱１１が備えられている。
【００２１】センター支柱１１は、固定部２上に鉛直に
固定された複数（図３では４本）の上下スライド用ブッ
シュ軸１２と、該上下スライド用ブッシュ軸１２に沿っ
て昇降が可能な昇降ブロック１３と、該昇降ブロック１
３と前記ショット台１との間に備えられて前記ショット
台１を傾動自在に支持する十字式軸受１４等からなる自
由軸受とを備えている。
固定された複数（図３では４本）の上下スライド用ブッ
シュ軸１２と、該上下スライド用ブッシュ軸１２に沿っ
て昇降が可能な昇降ブロック１３と、該昇降ブロック１
３と前記ショット台１との間に備えられて前記ショット
台１を傾動自在に支持する十字式軸受１４等からなる自
由軸受とを備えている。
【００２２】十字式軸受１４等からなる自由軸受は、図
３に示すように、直交したＸ方向軸１５ａとＹ方向軸１
５ｂを有する十字軸１５の前記Ｘ方向軸１５ａを、軸受
１６により昇降ブロック１３上にＡ方向に回動可能に取
付け、またＹ方向軸１５ｂを、軸受１７によりショット
台１の下面に取付けてショット台１をＢ方向に回動可能
にしている。
３に示すように、直交したＸ方向軸１５ａとＹ方向軸１
５ｂを有する十字軸１５の前記Ｘ方向軸１５ａを、軸受
１６により昇降ブロック１３上にＡ方向に回動可能に取
付け、またＹ方向軸１５ｂを、軸受１７によりショット
台１の下面に取付けてショット台１をＢ方向に回動可能
にしている。
【００２３】従って、前記センター支柱１１によれば、
傾動ジャッキ３の伸縮によりショット台１を傾動させた
際に、ショット台１が水平方向に移動したり、回転しな
いようになっている。
傾動ジャッキ３の伸縮によりショット台１を傾動させた
際に、ショット台１が水平方向に移動したり、回転しな
いようになっている。
【００２４】前記ショット台１上の使用者がスタンスを
取る位置には、ゴムマット１８が敷かれており、更にボ
ールを置く位置にはゴム製のティーを通す穴１９を形成
した人工芝マット２０が備えてある。
取る位置には、ゴムマット１８が敷かれており、更にボ
ールを置く位置にはゴム製のティーを通す穴１９を形成
した人工芝マット２０が備えてある。
【００２５】更に、ショット台１の外周には、前記ショ
ット台１と略同一高さを有している固定床２１が設けら
れており、使用者は固定床２１からショット台１上に移
動してショットの練習を行うようになっている。また、
前記ショット台１の周縁とそれに対向する固定床２１の
下部には、ショット台１と固定床２１との間での噛み込
みを防止するための噛み込み防止板２２が備えられてい
る。
ット台１と略同一高さを有している固定床２１が設けら
れており、使用者は固定床２１からショット台１上に移
動してショットの練習を行うようになっている。また、
前記ショット台１の周縁とそれに対向する固定床２１の
下部には、ショット台１と固定床２１との間での噛み込
みを防止するための噛み込み防止板２２が備えられてい
る。
【００２６】更に、図２に示すように、前記ショット台
１に近い固定床２１上等には、前記傾動ジャッキ３を作
動させて、爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、左足
上がり、或いはそれ等の複合した斜面ショットの練習を
行う際に、ショット台１の傾斜方向、傾斜角度を指示す
るようにした操作盤２３が備えてあり、該操作盤２３
は、ボタン操作等によって斜面ショットの傾斜方向や傾
斜角度が段階的に選定できるようになっていることが好
ましい。
１に近い固定床２１上等には、前記傾動ジャッキ３を作
動させて、爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、左足
上がり、或いはそれ等の複合した斜面ショットの練習を
行う際に、ショット台１の傾斜方向、傾斜角度を指示す
るようにした操作盤２３が備えてあり、該操作盤２３
は、ボタン操作等によって斜面ショットの傾斜方向や傾
斜角度が段階的に選定できるようになっていることが好
ましい。
【００２７】以下、図１〜図３に示した実施の形態例の
作用を説明する。
作用を説明する。
【００２８】図１に実線で示すように、ショット台１を
水平な状態にしておけば、ゴム製のティー或いは人工芝
マット２０の上にボールを置き、ゴムマット１８上にス
タンスを取ることにより、従来と同様の水平面でのショ
ットの練習を行うことができる。
水平な状態にしておけば、ゴム製のティー或いは人工芝
マット２０の上にボールを置き、ゴムマット１８上にス
タンスを取ることにより、従来と同様の水平面でのショ
ットの練習を行うことができる。
【００２９】爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、左
足上がり等の斜面ショットを練習する場合には、操作盤
２３を操作して、ショット台１を所定の方向に所定の角
度で傾斜させる。
足上がり等の斜面ショットを練習する場合には、操作盤
２３を操作して、ショット台１を所定の方向に所定の角
度で傾斜させる。
【００３０】例えば図１の仮想線のように前下がりに傾
斜させた場合には、前下がりの斜面ショットを練習する
ことができる。この時、ショット台１の傾斜によって人
工芝マット２０上に安定してボールが停止しない場合に
は、人工芝マット２０に、図２に示すような縦横の小さ
い溝２０’を形成するなどの方法を採用することができ
る。
斜させた場合には、前下がりの斜面ショットを練習する
ことができる。この時、ショット台１の傾斜によって人
工芝マット２０上に安定してボールが停止しない場合に
は、人工芝マット２０に、図２に示すような縦横の小さ
い溝２０’を形成するなどの方法を採用することができ
る。
【００３１】又、上記したようにショット台１を傾動さ
せる時、固定床２１よりショット台１の方が沈み込む
と、段差によって打ったボールが跳ね返る虞れがあるの
で、必ずショット台１の打球方向が固定床２１に対して
同一レベル以上になるように傾動制御させる。
せる時、固定床２１よりショット台１の方が沈み込む
と、段差によって打ったボールが跳ね返る虞れがあるの
で、必ずショット台１の打球方向が固定床２１に対して
同一レベル以上になるように傾動制御させる。
【００３２】前記ショット台１は、３点に備えた傾動ジ
ャッキ３にて傾動を行わせるようになっているので、簡
単な制御によってショット台１を任意に傾動させること
ができ、また傾動ジャッキ３にはピンジョイント６を備
えているので、ショット台１の傾動に追随することがで
き、更に傾動ジャッキ３と固定部２との間にスプリング
７を備えているので、傾動ジャッキ３の伸縮によってシ
ョット台１を傾動させる際にピンジョイント６間の距離
が変化しても、傾動ジャッキ３がスプリング７等からな
る自由接続手段にて傾動することにより許容することが
できる。
ャッキ３にて傾動を行わせるようになっているので、簡
単な制御によってショット台１を任意に傾動させること
ができ、また傾動ジャッキ３にはピンジョイント６を備
えているので、ショット台１の傾動に追随することがで
き、更に傾動ジャッキ３と固定部２との間にスプリング
７を備えているので、傾動ジャッキ３の伸縮によってシ
ョット台１を傾動させる際にピンジョイント６間の距離
が変化しても、傾動ジャッキ３がスプリング７等からな
る自由接続手段にて傾動することにより許容することが
できる。
【００３３】この時、ショット台１の中心部がセンター
支柱１１によって支持されているので、前記ショット台
１が水平方向に移動したり、回転したりすることが防止
される。センター支柱１１は、傾動ジャッキ３の伸縮に
よってショット台１が上下に移動すると、上下スライド
用ブッシュ軸１２により追従して昇降ブロック１３が昇
降し、又ショット台１の傾動に対しては十字式軸受１４
等からなる自由継手により自由に追随することができ
る。
支柱１１によって支持されているので、前記ショット台
１が水平方向に移動したり、回転したりすることが防止
される。センター支柱１１は、傾動ジャッキ３の伸縮に
よってショット台１が上下に移動すると、上下スライド
用ブッシュ軸１２により追従して昇降ブロック１３が昇
降し、又ショット台１の傾動に対しては十字式軸受１４
等からなる自由継手により自由に追随することができ
る。
【００３４】図４〜図６は、請求項３に記載の発明を実
施する形態の一例を示したもので、前記図１及び図２と
同様に構成されたショット台１の中央部に、下方に突出
するように凹部２４を形成し、該凹部２４内に、前記傾
動ジャッキ３と同様の構成を有した内側傾動ジャッキ２
５により３点を支持すると共に、前記センター支柱１１
と同様の上部センター支柱２６により傾動自在に支持さ
れた内側ショット台２７を備えている。
施する形態の一例を示したもので、前記図１及び図２と
同様に構成されたショット台１の中央部に、下方に突出
するように凹部２４を形成し、該凹部２４内に、前記傾
動ジャッキ３と同様の構成を有した内側傾動ジャッキ２
５により３点を支持すると共に、前記センター支柱１１
と同様の上部センター支柱２６により傾動自在に支持さ
れた内側ショット台２７を備えている。
【００３５】図４〜図６の形態例によれば、例えば図６
に示すように１０゜の前下がりの斜面ショットを練習す
る際に、ショット台１を３゜傾斜させ、内側ショット台
２７をショット台１に対して７゜傾斜させることによっ
て計１０゜の傾きとすることかでき、従ってこのように
ショット台１と内側ショット台２７により傾斜角度を分
散させることにより、斜面ショットの際の段差を小さく
して乗り移りを容易、安全なものとすることができる。
に示すように１０゜の前下がりの斜面ショットを練習す
る際に、ショット台１を３゜傾斜させ、内側ショット台
２７をショット台１に対して７゜傾斜させることによっ
て計１０゜の傾きとすることかでき、従ってこのように
ショット台１と内側ショット台２７により傾斜角度を分
散させることにより、斜面ショットの際の段差を小さく
して乗り移りを容易、安全なものとすることができる。
【００３６】また外側のショット台１は大形になること
から、この台上ではパッティングの練習も可能となる。
また上記した装置をスクリーンのゴルフコース映像に向
って行うゴルフプレーシュミレーションゲームと連動さ
せることで、ゴルフ場でのプレーをより良く模擬したプ
レーも可能となる。
から、この台上ではパッティングの練習も可能となる。
また上記した装置をスクリーンのゴルフコース映像に向
って行うゴルフプレーシュミレーションゲームと連動さ
せることで、ゴルフ場でのプレーをより良く模擬したプ
レーも可能となる。
【００３７】尚、本発明は上記実施の形態例に示したも
のに限定されるものではなく、傾動ジャッキ３は３点以
上の任意の数とすることができること、ショット台１及
び内側ショット台２７の形状は、矩形或いは円形等の種
々の形状とすることができること、その他本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、
等は勿論である。
のに限定されるものではなく、傾動ジャッキ３は３点以
上の任意の数とすることができること、ショット台１及
び内側ショット台２７の形状は、矩形或いは円形等の種
々の形状とすることができること、その他本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること、
等は勿論である。
【００３８】
【発明の効果】請求項１及び２に記載の発明によれば、
傾動ジャッキによりショット台を任意に傾動させること
ができるので、爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、
左足上がり等の斜面ショットの練習を容易且つ効率的に
行うことができる効果がある。またパターについても自
由自在な傾斜が得られるので、傾斜に応じたパットの練
習を行うことができる。
傾動ジャッキによりショット台を任意に傾動させること
ができるので、爪先下がり、爪先上がり、左足下がり、
左足上がり等の斜面ショットの練習を容易且つ効率的に
行うことができる効果がある。またパターについても自
由自在な傾斜が得られるので、傾斜に応じたパットの練
習を行うことができる。
【００３９】請求項３に記載の発明によれば、斜面ショ
ットを練習する際に、ショット台と内側ショット台とに
よって傾斜角度を分散させることにより、斜面ショット
の際の段差を小さくして乗り移りを容易、安全なものと
することができる効果がある。
ットを練習する際に、ショット台と内側ショット台とに
よって傾斜角度を分散させることにより、斜面ショット
の際の段差を小さくして乗り移りを容易、安全なものと
することができる効果がある。
【００４０】請求項４に記載の発明によれば、操作盤の
操作によってショット台及び内側ショット台の傾斜方
向、傾斜角度を容易に設定できる効果がある。
操作によってショット台及び内側ショット台の傾斜方
向、傾斜角度を容易に設定できる効果がある。
【図１】請求項１、２及び４に記載の発明を実施する形
態の一例を示す一部切断側面図である。
態の一例を示す一部切断側面図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図１のセンター支柱の構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】請求項３に記載の発明を実施する形態の一例を
示す切断側面図である。
示す切断側面図である。
【図５】図４の平面図である。
【図６】図４の形態例におけるショット台の傾斜例を示
す概略図である。
す概略図である。
１ ショット台 ２ 固定部 ３ 傾動ジャッキ ６ ピンジョイント ７ スプリング（自由接続手段） １２ 上下スライド用ブッシュ軸 １４ 十字式軸受（自由軸受） ２３ 操作盤 ２５ 内側傾動ジャッキ ２７ 内側ショット台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野出木 貴夫 東京都港区元赤坂１丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 藤木 勉 東京都港区元赤坂１丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 田中 敏明 東京都港区元赤坂１丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 原 俊夫 東京都品川区大井一丁目22番13号 石川島 検査計測株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 ゴルフ練習用のショット台と、該ショッ
ト台を下方の固定部から３点以上で傾動自在に支持する
傾動ジャッキとを備えたことを特徴とするゴルフ練習
台。 - 【請求項２】 ゴルフ練習用のショット台と、該ショッ
ト台を下方の固定部から３点以上で傾動自在に支持する
傾動ジャッキと、該傾動ジャッキ頭部に備えられて前記
ショット台の傾動を許容するピンジョイントと、前記傾
動ジャッキ脚部を支持して前記ショット台の水平方向の
移動を許容する自由接続手段と、前記ショット台の中心
下部の固定部に備えられた上下スライド用ブッシュ軸
と、該上下スライド用ブッシュ軸と前記ショット台との
間に備えられてショット台を傾動自在に支持する自由軸
受とを備えたことを特徴とするゴルフ練習台。 - 【請求項３】 ショット台の内側に、更に３点以上の内
側傾動ジャッキにより傾動自在に支持された内側ショッ
ト台を備えていることを特徴とする請求項１又は２に記
載のゴルフ練習台。 - 【請求項４】 ショット台の近傍に、傾動ジャッキに接
続されてショット台の傾斜方向、傾斜角度を選定できる
操作盤を備えていることを特徴とする請求項１又は２又
は３に記載のゴルフ練習台。
Priority Applications (1)
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1997
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