JPH06190096A - ゴルフ練習装置および人工芝ユニット - Google Patents

ゴルフ練習装置および人工芝ユニット

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JPH06190096A
JPH06190096A JP34480992A JP34480992A JPH06190096A JP H06190096 A JPH06190096 A JP H06190096A JP 34480992 A JP34480992 A JP 34480992A JP 34480992 A JP34480992 A JP 34480992A JP H06190096 A JPH06190096 A JP H06190096A
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JP
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plate
upper plate
lower plate
artificial turf
golf
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JP34480992A
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Yasuo Harashima
泰雄 原島
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/36Training appliances or apparatus for special sports for golf
    • A63B69/3661Mats for golf practice, e.g. mats having a simulated turf, a practice tee or a green area
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/36Training appliances or apparatus for special sports for golf
    • A63B69/3661Mats for golf practice, e.g. mats having a simulated turf, a practice tee or a green area
    • A63B2069/3664Mats for golf practice, e.g. mats having a simulated turf, a practice tee or a green area with bristles, the length of which can be adjusted

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェアウェイ上やグリーン上をも想定した練
習をすることのできるゴルフ練習装置を提供する。 【構成】 上面板2に人工芝ユニット18を設け、上面
板2と底面板3との間に傾斜機構を設ける。傾斜機構
は、支持部15方向に揺動可能とされたパンタグラフ式
ジャッキ(昇降手段)6と、モータ(昇降駆動手段)1
4と、上面板2を支持する支持部15と、球面ジョイン
ト(接合部材)7,16からなる。人工芝ユニット18
は、多数の孔が開設された上板19と、その下方の下板
20とからなり、上板19と下板20には人工芝が設け
られ、下板20の人工芝は上板19の孔を貫通され、上
板19と下板20はロボット(移動手段)21によって
上下移動または水平移動の少なくとも一方の移動が可能
とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ練習装置に関
し、特に、ティーショットからグリーン上までのゴルフ
の練習を可能とすることのできるゴルフ練習装置につい
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ゴルフ練習場や自宅の庭などでゴ
ルフの練習をする場合、練習設備はいわゆる打ちっぱな
し用であるために、その練習内容は第1打目のティーシ
ョットになる。人によっては、さらにパット用練習装置
を購入してパットの練習をする場合もある。
【0003】一方、実際のゴルフでは第1打目のティー
ショットの後の第2打目がいきなりパットになることは
稀であり、通常はティーショットから始まってボールが
カップに入るまでには数打必要である。すなわち、第2
打目以降の数打は、フェアウェイ上にあるボールを打つ
ことになる。
【0004】フェアウェイにはたとえば爪先上がりや爪
先下がりなど様々な形状があり、プレーヤーはそのとき
どきのフェアウェイの形状に応じて、時にはオープンス
タンスで打ったり、時にはクラブを短く持って打ったり
しなければならない。
【0005】また、グリーンについても、芝状態はフラ
ットであったりラフであったり、また芝目は順目であっ
たり逆目であったりと、それぞれのグリーンについて様
々である。
【0006】したがって、ゴルフの腕前を上達させるに
は、フェアウェイを想定した練習や様々のグリーンを想
定した練習もしなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在のゴルフ
練習設備ではフェアウェイ用のものはなく、また前記の
ようなパット用練習装置では実際のグリーンを再現でき
ない。すなわち、今日において可能なゴルフの練習はテ
ィーショットおよび単一種のパット程度であり、フェア
ウェイやグリーンを想定した練習はできない。
【0008】したがって、実際のゴルフのコースを想定
した練習は不可能であり、ゴルフの腕前がなかなか上達
しない場合も多い。
【0009】確かに、ゴルフ雑誌等で研究することも可
能であるが、理論を直ちに自分のものとして実行するこ
とは困難であり、得た理論をコース上で実践することに
よってゴルフの練習しているのが実際である。
【0010】そこで、本発明の目的は、フェアウェイや
グリーンを想定した練習をすることのできるゴルフ練習
装置を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、第1打目から
グリーン上までの状態を再現することのできるゴルフ練
習装置を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0014】すなわち、本発明のゴルフ練習装置は、上
面板と、この上面板と対向する底面板と、上面板と底面
板との間に設けられた傾斜機構とからなり、この傾斜機
構によって上面板が傾斜可能とされているものである。
【0015】この場合において、前記の傾斜機構は、上
面板を昇降させる少なくとも1つの昇降手段と、この昇
降手段を昇降させるたとえばモータなどの昇降駆動手段
と、上面板を下方から支持する支持部と、昇降手段と支
持部の上部に設けられて、上面板を揺動可能とする接合
部材とすることができる。
【0016】さらに、この場合において、前記の昇降手
段は、底面板に固定されて、支持部方向に揺動可能とさ
れたパンタグラフ式ジャッキとすることができる。
【0017】ここで、前記のパンタグラフ式ジャッキ
に、上面板の水平位置を検知する原点センサと、パンタ
グラフ式ジャッキの上死点を検知する上死点センサおよ
び下死点を検知する下死点センサを取り付けることがで
きる。
【0018】また、前記のパンタグラフ式ジャッキに、
パンタグラフ式ジャッキの左右の関節部を貫通するねじ
の先端が衝接して、前記ねじの螺進が防止される衝止部
材を設けることができる。
【0019】本発明の人工芝ユニットは、多数の孔が開
設された上板と、この上板の下方に位置する下板とから
なり、上板と下板には人工芝が設けられ、下板の人工芝
は上板に開設された孔を貫通しており、上板と下板は移
動手段によって上下移動または水平移動の少なくとも一
方の移動が可能とされている。そして、上板と下板が相
対的に上下移動されることで、上板と下板の人工芝の上
面が同一および異なる平面を形成し、上板と下板が相対
的に水平移動されることで、下板に設けられた人工芝が
傾斜するようにされているものである。
【0020】そして、この人工芝ユニットは前記ゴルフ
練習装置の上面板に設けることができる。
【0021】
【作用】上記のような構成のゴルフ練習装置によれば、
ティーショットを想定した練習をするときには、ゴルフ
練習装置の上面板に乗ってこの上面板を水平にし、上面
板上の任意の位置に置かれたゴルフボールをクラブで打
つことができる。
【0022】フェアウェイ上を想定した練習をするとき
には、たとえば爪先上がりや爪先下がりなど様々なフェ
アウェイの傾斜を再現するために上面板を任意の角度お
よび方向に傾斜させて、上面板上の任意の位置に置かれ
たゴルフボールをクラブで打つことができる。
【0023】ここで、パンタグラフ式ジャッキに衝止部
材が設けられているゴルフ練習装置によれば、万一セン
サが故障した場合でもねじの螺進が防止されるので、ね
じの先端が側面のカバーを突き破って装置外部に突出す
ることを未然に防止することができる。
【0024】また、上記のような構成の人工芝ユニット
によれば、グリーン上を想定した練習をするときに、移
動手段を作動させて、上板と下板の人工芝上面を同一面
とすることでフラットな状態の芝を再現したり、上板と
下板の人工芝上面を異ならせることで間欠的な人工芝と
し、ラフな状態の芝を再現したり、また、下板の人工芝
を傾斜させることで順目または逆目の芝目を再現したり
して、任意の位置に置かれたゴルフボールをクラブで打
つことができる。
【0025】そして、この人工芝ユニットをゴルフ練習
装置の上面板に設けると、上面板を傾斜させることによ
って、たとえば爪先上がりのフラットな芝等を再現する
ことができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明に係るゴルフ練習装置を示す斜
視図、図2はそのゴルフ練習装置の内部構造を示す斜視
図、図3はその内部構造の要部斜視図、図4はそのゴル
フ練習装置の人工芝ユニットを示す平面図、そして図
5、図6および図7はその人工芝ユニットの断面図であ
る。
【0027】まず、本実施例のゴルフ練習装置の構成に
ついて説明する。
【0028】本実施例のゴルフ練習装置1は、上面板2
と、この上面板2と対向する底面板3と、上面板2の外
周と底面板3の外周により形成される側面を被うカバー
4と、上面板2と底面板3との間に位置し、この上面板
2を傾斜させるための傾斜機構5と、上面板の一部に組
み込まれた人工芝ユニット18とからなる。
【0029】上面板2と底面板3の間に設けられた傾斜
機構5は、図2に示すように、2つのパンタグラフ式ジ
ャッキ(昇降手段)6と、このパンタグラフ式ジャッキ
6をそれぞれ昇降させるための2つのモータ(昇降駆動
手段)14と、1つの支持部15とからなる。
【0030】2つのパンタグラフ式ジャッキ6はともに
支持部15方向に揺動可能に底面板3に固定され、同じ
く底面板3に固定された支持部15と共に、これらの上
部にそれぞれ設けられた球面ジョイント(接合部材)
7,16で上面板2を下方から揺動自在に支持してい
る。
【0031】なお、一方のパンタグラフ式ジャッキ6は
上面板2の一辺の中央部を、他方のパンタグラフ式ジャ
ッキ6は上面板2の他辺の中央部を支持し、また、支持
部15は上面板2の面中央部を支持している。
【0032】支持部15はスペーサ17と、このスペー
サ17の上部の球面ジョイント16からなっており、パ
ンタグラフ式ジャッキ6およびモータ14は図3に示す
ような構造からなっている。
【0033】すなわち、パンタグラフ式ジャッキ6は、
菱形関節付わくを構成する2本ずつの上わく8および下
わく9と、これらを相互に接続する上下左右4箇所の関
節部10と、左右の関節部10を貫通してこのパンタグ
ラフ式ジャッキ6を伸縮させるためのボールねじ(ね
じ)11と、上部の球面ジョイント7からなる。
【0034】ボールねじ11の突出端側にはボールねじ
11の螺進状態を検知するセンサ12が取り付けられて
おり、このセンサ12は上面板2の水平位置を検知する
原点センサ12aと、パンタグラフ式ジャッキ6の昇降
の上限と下限を検知する上死点センサ12bおよび下死
点センサ12cとから構成されている。
【0035】そして、このボールねじ11の先端を被う
ようにストッパ(衝止部材)13が設けられ、万一前記
のセンサ12が故障しても、このストッパ13にボール
ねじ11の先端が衝接することで、それ以上の螺進が防
止されるようになっている。
【0036】ボールねじ11の他端側はモータ14に接
続され、このモータ14が回転することによるねじ作用
によって左右の関節部10の間隔が変化して、パンタグ
ラフ式ジャッキ6が伸縮するようになっている。
【0037】このモータ14は上面板操作手段(図示せ
ず)によってそれぞれ独立に回転され、したがって、2
つのパンタグラフ式ジャッキ6はそれぞれ独立に伸縮可
能とされている。
【0038】上面板2に組み込まれた人工芝ユニット1
8は、図4に示すような多数の孔19aが開設された上
板19と、この上板19の下方に位置する下板20と、
この下板20を垂直方向および水平方向に移動させるた
めのロボット(移動手段)21とからなる。
【0039】そして、上板19と下板20には人工芝2
2が設けられ、下板20に形成された人工芝22は上板
19に開設された孔19aを貫通しており、図5に示す
ように、下板20が下降しているときには、下板20の
人工芝22は上板19の人工芝22と共に平面を形成す
るようになっている。
【0040】ここで、図6に示すように、ロボット21
によって下板20が上昇すると、下板20の人工芝22
が上板19の人工芝22より上方に位置するようにな
り、さらに、図7に示すように、下板20が水平に移動
することによって、下板20の人工芝22が、貫通して
いる上板19の孔19aによって曲げられるようになっ
ている。
【0041】次に、本実施例のゴルフ練習装置1の作用
について説明する。
【0042】使用者は、このゴルフ練習装置1の上面板
2の上に乗って、上面板2に組み込まれた人工芝ユニッ
ト18を前にして、人工芝22上の任意の位置にゴルフ
ボール(図示せず)をおく。
【0043】そして、ティーショットを想定した練習を
するときには、水平の地面を再現するために、上面板操
作手段を操作してモータ14を回転させ、パンタグラフ
式ジャッキ6に設けられた原点センサ12aを作用させ
て上面板2を水平にする。そして、人工芝22上のゴル
フボールをクラブで打つ。
【0044】また、フェアウェイ上を想定した練習をす
るときには、上面板操作手段を操作してモータ14を回
転させ、パンタグラフ式ジャッキ6を伸縮させて任意の
位置で停止させることによって、上面板2を任意の角度
に傾斜させる。
【0045】ここで、前記のように、2つのパンタグラ
フ式ジャッキ6は、ともに上面板2の面中央部を支持し
ている支持部15の方向に揺動可能な状態で上面板2を
支持しており、上面板2との接合部にはいずれも球面ジ
ョイント7,16が用いられている。
【0046】したがって、一方のパンタグラフ式ジャッ
キ6を原点位置に固定しつつ他方のパンタグラフ式ジャ
ッキ6を伸縮させることによって上面板2を傾斜させる
ことのみならず、両方のパンタグラフ式ジャッキ6をそ
れぞれ独立に伸縮させることが可能になる。
【0047】よって、本実施例のゴルフ練習装置1で
は、上面板2を任意の角度に傾斜させることのみなら
ず、任意の方向にも傾斜させることができ、たとえば爪
先上がりや爪先下がりなど様々なフェアウェイの傾斜を
再現することができる。
【0048】そして、このように任意の角度および方向
に上面板2を傾斜させた後に、クラブで人工芝22上の
ゴルフボールを打つことによって行う。
【0049】この場合において、パンタグラフ式ジャッ
キ6には上死点センサ12bおよび下死点センサ12c
が設けられているので上面板2の傾斜可能な範囲がわか
り、容易に角度設定ができる。
【0050】さらに、前記のように、ボールねじ11の
先端を被うようにストッパ13が設けられているので、
万一センサ12が故障しても、このストッパ13によっ
てボールねじ11の螺進が防止される。したがって、ボ
ールねじ11の先端がカバー4を突き破って装置外部に
突出することを未然に防止することができる。
【0051】グリーン上を想定した練習をするときに
は、人工芝ユニット操作手段(図示せず)を操作してロ
ボット21を作動させ、人工芝ユニット18の下板20
を垂直方向や水平方向に移動させる。
【0052】すなわち、図5のように、下板20を下降
させて、上板19と下板20の人工芝22で平面を形成
することで、フラットな状態の芝を再現できる。また、
図6のように、下板20を上昇させ間欠的な人工芝22
とすることで、ラフな状態の芝を再現できる。さらに、
図7のように、下板20を水平移動させて下板20の人
工芝22を傾斜させることで、順目または逆目の芝目を
再現できる。そして、これと同時に上面板2を傾斜させ
ることによって、たとえば爪先上がりのフラットな芝等
を再現することができる。
【0053】そして、このように任意の状態に人工芝ユ
ニット18を設定した後に、クラブで人工芝22上のゴ
ルフボールを打てばよい。
【0054】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0055】たとえば、本実施例の傾斜機構は2つのパ
ンタグラフ式ジャッキと1つの支持部にて構成されてい
るが、パンタグラフ式ジャッキ以外であっても昇降が可
能な装置であればよく、また、その数は1つでも、3つ
以上であってもよく、たとえば1つのパンタグラフ式ジ
ャッキを用いて支持部の接合部材を上面板と線接触させ
ることも可能である。さらには、たとえば支持部自体が
上面板を揺動させるような機構を備えた傾斜機構とする
こともできる。
【0056】また、本実施例においての人工芝ユニット
は上面板の全面に組み込むこともできるし、一部とする
こともできる。さらに、本実施例の人工芝ユニットは下
板が移動手段によって上下左右に移動可能とされている
が、逆に上板のほうを移動可能とすることもできる。
【0057】そして、この上面板に組み込まれた人工芝
ユニットは、上面板から分離して抽出して単独のものと
することが可能である。
【0058】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下
記の通りである。
【0059】(1).すなわち、本発明のゴルフ練習装置に
よれば、たとえば昇降手段と昇降駆動手段と支持部と接
合部材とからなる傾斜機構などによって上面板が傾斜可
能とされているので、ティーショットを想定した練習は
上面板を水平にして、フェアウェイ上を想定した練習は
上面板を任意の角度および方向に傾斜させて、ゴルフボ
ールをクラブで打つことによって行うことができる。。
【0060】(2).ここで、この昇降手段が支持部方向に
揺動可能とされたパンタグラフ式ジャッキからなるゴル
フ練習装置によれば、複数のパンタグラフ式ジャッキを
それぞれ独立に伸縮させることが可能になるので、上面
板を任意の角度に傾斜させることのみならず、任意の方
向にも傾斜させることができる。したがって、たとえば
爪先上がりや爪先下がりなど、様々なフェアウェイの傾
斜を再現することができる。
【0061】(3).そして、昇降手段をパンタグラフ式ジ
ャッキとすることで、ゴルフ練習装置の高さを低くする
ことができるので、これをゴルフ練習場などに設置した
場合でも、容易に、また、心理的に気軽に上面板の上に
立つことができる。
【0062】(4).また、このパンタグラフ式ジャッキに
上死点センサと下死点センサとが取り付けられたゴルフ
練習装置によれば、パンタグラフ式ジャッキが上死点ま
たは下死点に至った場合には昇降が停止されるので、上
面板の傾斜可能な範囲がわかり、上面板の角度設定が容
易にできることになる。
【0063】(5).このパンタグラフ式ジャッキに左右の
関節部を貫通するねじの螺進を防止する衝止部材が設け
られているゴルフ練習装置によれば、万一センサが故障
してもねじの螺進がこの衝止部材によって防止されるの
で、ねじの先端が側面のカバーを突き破って装置外部に
突出することを未然に防止することができる。
【0064】(6).本発明の人工芝ユニットによれば、移
動手段を作動させて、上板と下板の人工芝上面を同一面
とすることでフラットな状態の芝を再現することができ
る。また、上板と下板の人工芝上面を異ならせることで
間欠的な人工芝とし、ラフな状態の芝を再現することが
できる。さらに、下板の人工芝を傾斜させることで順目
または逆目の芝目を再現することができる。したがっ
て、グリーン上を想定した練習をするときに、種々の芝
の状態を再現することができる。
【0065】(7).この人工芝ユニットが上面板に設けら
れているゴルフ練習装置によれば、上面板を傾斜させる
ことによって、たとえば爪先上がりのフラットな芝等を
再現することができる。
【0066】(8).したがって、本発明のゴルフ練習装置
によれば、第1打目からグリーン上までの種々の状態を
再現することができるので、実際のゴルフのコースを想
定した練習が可能になる。
【0067】(9).また、本発明のゴルフ練習装置によれ
ば、付帯設備が不要で設置場所を選ばないので、たとえ
ばゴルフ練習場の2階や3階などへの設置や自宅の庭な
どへの設置も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるゴルフ練習装置を示す斜
視図である。
【図2】図1のゴルフ練習装置の内部構造を示す斜視図
である。
【図3】図1のゴルフ練習装置の内部構造を示す要部斜
視図である。
【図4】図1のゴルフ練習装置の人工芝ユニットを示す
平面図である。
【図5】図4の人工芝ユニットの断面図である。
【図6】図4の人工芝ユニットの断面図である。
【図7】図4の人工芝ユニットの断面図である。
【符号の説明】 1 ゴルフ練習装置 2 上面板 3 底面板 4 カバー 5 傾斜機構 6 パンタグラフ式ジャッキ(昇降手段) 7 球面ジョイント(接合部材) 8 上わく 9 下わく 10 関節部 11 ボールねじ(ねじ) 12 センサ 12a 原点センサ 12b 上死点センサ 12c 下死点センサ 13 ストッパ(衝止部材) 14 モータ(昇降駆動手段) 15 支持部 16 球面ジョイント(接合部材) 17 スペーサ 18 人工芝ユニット 19 上板 19a 孔 20 下板 21 ロボット(移動手段) 22 人工芝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面板と、前記上面板と対向する底面板
    と、前記上面板と前記底面板との間に設けられた傾斜機
    構とからなり、前記傾斜機構によって前記上面板が傾斜
    可能とされていることを特徴とするゴルフ練習装置。
  2. 【請求項2】 前記傾斜機構は、前記上面板を昇降させ
    る少なくとも1つの昇降手段と、前記昇降手段を昇降さ
    せる昇降駆動手段と、前記上面板を下方から支持する支
    持部と、前記昇降手段と前記支持部の上部に設けられ、
    前記上面板を揺動可能とする接合部材とからなることを
    特徴とする請求項1記載のゴルフ練習装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段は、前記底面板に固定さ
    れ、前記支持部方向に揺動可能とされたパンタグラフ式
    ジャッキからなることを特徴とする請求項2記載のゴル
    フ練習装置。
  4. 【請求項4】 前記パンタグラフ式ジャッキに、前記上
    面板の水平位置を検知する原点センサと、前記パンタグ
    ラフ式ジャッキの上死点を検知する上死点センサと、前
    記パンタグラフ式ジャッキの下死点を検知する下死点セ
    ンサが取り付けられていることを特徴とする請求項3記
    載のゴルフ練習装置。
  5. 【請求項5】 前記パンタグラフ式ジャッキに、前記パ
    ンタグラフ式ジャッキの左右の関節部を貫通するねじの
    先端が衝接して、前記ねじの螺進が防止される衝止部材
    が設けられていることを特徴とする請求項3または4記
    載のゴルフ練習装置。
  6. 【請求項6】 多数の孔が開設された上板と、前記上板
    の下方に位置する下板とからなり、前記上板と前記下板
    には人工芝が設けられ、前記下板の前記人工芝は前記上
    板に開設された前記孔を貫通し、前記上板と前記下板は
    移動手段によって上下移動または水平移動の少なくとも
    一方の移動が可能とされ、前記上板と前記下板が相対的
    に上下移動されることで、前記上板と前記下板の前記人
    工芝の上面が同一および異なる平面を形成し、前記上板
    と前記下板が相対的に水平移動されることで、前記下板
    に設けられた前記人工芝が傾斜することを特徴とする人
    工芝ユニット。
  7. 【請求項7】 前記ゴルフ練習装置の前記上面板に、多
    数の孔が開設された上板と、前記上板の下方に位置する
    下板とからなり、前記上板と前記下板には人工芝が設け
    られ、前記下板の前記人工芝は前記上板に開設された前
    記孔を貫通し、前記上板と前記下板は移動手段によって
    上下移動または水平移動の少なくとも一方の移動が可能
    とされ、前記上板と前記下板が相対的に上下移動される
    ことで、前記上板と前記下板の前記人工芝の上面が同一
    および異なる平面を形成し、前記上板と前記下板が相対
    的に水平移動されることで、前記下板に設けられた前記
    人工芝が傾斜する人工芝ユニットが設けられていること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴル
    フ練習装置。
JP34480992A 1992-12-24 1992-12-24 ゴルフ練習装置および人工芝ユニット Pending JPH06190096A (ja)

Priority Applications (1)

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