JPH1116445A - 電子機器のキースイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の側壁面に備えたキースイッチの構
造を部品点数の少ない低コストで、しかも操作性のよい
ものにする。 【解決手段】 電子機器の本体１の側壁面に設けた挿通
口１ｃに外部操作できるようにゴムキー７を挿通して設
けるとともにゴムキー７をこのゴムキーの本体内側にお
ける先端部に一体成型して設けた可曲部３ｂを介して回
路基板２上に取り付け、かつゴムキー７の下面に可動電
気接点７ｂを設けるとともに可動電気接点７ｂに対向す
るように回路基板２上に固定電気接点２ｂを設け、かつ
本体１の内面にリブ８を設けてゴムキー７の押し込み操
作に基づいてゴムキー７をリブ８に摺接させることによ
りゴムキー７を下方に移動させ、可動電気接点７ｂを固
定電気接点２ｂに接触させる構成の電子機器のキースイ
ッチ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は電子機機器の側面に
設けられるキースイッチの改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図８は従来のキースイッチを備えた電子
機器の一部を破断面とした要部平面図を示し、又図９は
同電子機器の一部を破断面とした前面図を示している。
これらの図から明らかなように、この電子機器では、本
体１内に上面に適宜等間隔で複数の固定電気接点（図示
せず）を形成した回路基板２を水平に配置し、この回路
基板２の上面に上記固定電気接点に対向する複数のゴム
キー４・・・・・を一体成型したゴム膜体３を貼着して
いる。

【０００３】上記各ゴムキー４は薄肉の可曲部３ａを介
してゴム膜体３に一体に形成されており、下端に可動電
気接点４ａを備えるとともに上端を本体１の上壁１ａに
設けたキー挿口１ｂを通して本体１の上面上に臨出させ
ている。従って、ゴムキー４を、その上端より押圧する
と、上記可曲部３ａが変形することによって、ゴムキー
４の下端に固着した可動接点４ａが回路基板２上の固定
電気接点に接触し、この固定電気接点をＯＮするように
なっている。又、同電子機器では、上記回路基板２の端
部に機械式のプッシュスイッチ５を設け、このプッシュ
スイッチ５を電子機器本体１の側面に備えたプラスチッ
クボタン６の操作でＯＮ、ＯＦＦするようになってい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の構造では、特に、電子機器本体の側面に設けたプラス
チックボタンとプッシュスイッチとの関係によるキース
イッチの構造では、上記回路基板２上に固定電気接点と
これに対向するゴムキー４のスイッチ部品以外にプッシ
ュスイッチ等の部品点数の多い部品を使用する必要があ
り、コストアップになるとの問題点を有していた。又、
スイッチの入力ストロークが短いため、スイッチ取付け
時の傾き等により常時キースイッチが入力された状態に
なることがあって、スイッチ取付け時及び組立時の管理
が厳しく、又作業効率が悪いと言った欠点があった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記従来のキー
スイッチの問題点に基づいて発明されたものであり、請
求項１に記載された発明の電子機器のキースイッチは、
電子機器の本体の側壁面に設けた挿通口に外部操作でき
るようにゴムキーを挿通して設けるとともに該ゴムキー
をこのゴムキーの本体内側における先端部に一体成型し
て設けた可曲部を介して回路基板上に取り付け、かつ上
記ゴムキーの下面に可動電気接点を設けるとともに該可
動電気接点に対向するように上記回路基板上に固定電気
接点を設け、かつ上記本体の内面にリブを設けて上記ゴ
ムキーの押し込み操作に基づいて該ゴムキーをリブに摺
接させることにより該ゴムキーを下方に移動させ、上記
可動電気接点を固定電気接点に接触させる構成としたこ
とを特徴としている。

【０００６】この構成によれば、ゴムキーを押し込み操
作することにより、該ゴムキーはリブとの摺接により前
進するとともに下方に移動し、下面に設けた可動電気接
点を回路基板に形成されている固定電気接点に接触させ
ることになる。その結果、従来のようなプッシュスイッ
チやプラスチックボタンを廃止することができ、部品の
コストダウン及び作業性、信頼性を向上させることがで
きる。

【０００７】又、請求項２に記載された発明の電子機器
のキースイッチは、請求項１に記載された電子機器のキ
ースイッチにおいて、上記ゴムキーの非操作位置におけ
る可動電気接点と固定電気接点の位置関係を、上記固定
電気接点が可動電気接点に比較してゴムキーの押し込み
方向と同一方向にゴムキーの略々ストローク分偏位して
設けられた関係となる構成としたことを特徴としてい
る。

【０００８】この構成によれば、ゴムキーを押し込み操
作することにより、該ゴムキーはリブとの摺接により前
進するとともに下方に移動し、このゴムキーの移動にと
もなって下面に設けた可動電気接点は回路基板に形成さ
れている固定電気接点にその全面で接触させることにな
る。その結果、可動電気接点と固定電気接点をゴムキー
の移動ストロークに関係なく、可動電気接点をその全面
で固定電気接点に接触させることができ、信頼性の向上
を図ることができる。

【０００９】又、請求項３に記載された発明の電子機器
のキースイッチは、請求項１に記載された電子機器のキ
ースイッチにおいて、上記リブとゴムキーの摺接する面
を相互に傾斜面とするとともにその一方に曲面突起を設
けたことを特徴としている。

【００１０】この構成によれば、ゴムキーを押し込み操
作すれば、ゴムキーとリブの傾斜面は曲面突起を介して
接触することになり、この両者間の接触摩擦を軽減する
ことになる。その結果、ゴムキーの摩擦抵抗を抑制する
ことができ、ゴムキーの操作をより円滑に実行すること
ができる。

【００１１】又、請求項４に記載された発明の電子機器
のキースイッチは、側壁面に設けた挿通口に外部操作で
きるようにゴムキーを挿通して設けるとともに該ゴムキ
ーをこのゴムキーの本体内側における先端部に一体成型
して設けた可曲部を介して回路基板上に取り付け、かつ
上記ゴムキーの下面に可動電気接点を設けるとともに該
可動電気接点に対向するように上記回路基板上に固定電
気接点を設け、かつ上記本体の内面にリブを設けて上記
ゴムキーの押し込み操作に基づいて該ゴムキーをリブに
摺接させることにより該ゴムキーを下方に移動させ、上
記可動電気接点を固定電気接点に接触させる構成とし、
かつ固定電気接点と上記挿通口の間において上記ゴムキ
ーの下面又は上記回路基板の上面に支点突起を設け、上
記ゴムキーの下方への移動時にゴムキーの下面を支持す
るようにしたことを特徴としている。

【００１２】この構成によれば、ゴムキーを押し込み操
作することにより、該ゴムキーはリブとの摺接により前
進するとともに下方に移動し、このゴムキーの下方への
移動傾斜は支点突起にてより円滑に実行され、下面に設
けた可動電気接点を回路基板に形成されている固定電気
接点に着実に接触させることになる。その結果、可動電
気接点と固定電気接点を着実に接触させることができ信
頼性を高めることができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って詳細に説明する。

【００１４】［構 成］ 第１の実施形態；図１は本発明の第１の実施形態のキー
スイッチを備えた電子機器の一部を破断面とした要部上
面図であり、図２は同電子機器の一部を破断面とした正
面図を示している。これらの図において、電子機器は、
従来と同様に、本体１内に上面に適宜等間隔で複数の固
定電気接点２ａを形成した回路基板２を水平に配置し、
この回路基板２の上面に上記固定電気接点に対向する複
数のゴムキー４・・・・・を一体成型したゴム膜体３を
貼着している。

【００１５】上記各ゴムキー４は薄肉の可曲部３ａを介
してゴム膜体３に一体に形成されており、下端に可動電
気接点４ａを備えるとともに上端を本体１の上壁１ａに
設けたキー挿口１ｂを通して本体１の上面上に臨出させ
ている。従って、ゴムキー４を、その上端より押圧する
と、上記可曲部３ａが変形することによって、ゴムキー
４の下端に固着した可動接点４ａが回路基板２上の固定
電気接点に接触し、この固定電気接点をＯＮするように
なっている。

【００１６】本発明は上記従来と同一の構成に加えて、
ゴム膜体３の端部に可曲部３ｂを介してゴムキー７を一
体成型して設けている。そして、このゴムキー７は可曲
部３ｂとは反対側の端部を本体１の側面に設けた挿通口
１ｃを通して本体１の側面に臨出させ、外部より押し込
み操作できるようになっている。又、このゴムキー７は
可曲部３ｂ側の端部の上面を斜めに切断して摺接部７ａ
とするとともに該摺接部７ａを本体１の上壁内面に備え
られ傾斜面８ａを有する当接リブ８に対向させている。
更に、このゴムキー７は摺接部７ａと反対側の下面に可
動電気接点７ｂを備え、上記回路基板２上に形成した固
定電気接点２ｂに対峙させている。

【００１７】第１の実施形態にかかるキースイッチは上
述のように構成されるものであり、ゴムキー７を矢印Ａ
の方向に押すと、該ゴムキー７はその方向に押し込ま
れ、摺接部７ａを当接リブ８に当接させて該当接リブ８
に沿ってゴムキー７の先端部を矢印Ｂで示す下方に移動
させる。その結果、可動電気接点７ｂが固定電気接点２
ｂに接触し、この固定電気接点２ｂを含む電気回路を閉
成する。

【００１８】第２の実施形態；図３は本発明の第２の実
施形態のキースイッチを備えた電子機器の一部を破断面
とした正面図を示している。この実施形態では上記第１
の実施形態のものにおいて、当接リブ８の傾斜面８ａに
曲面突起８ｂを設け、該曲面突起８ｂを以て上記ゴムキ
ー７の摺接部７ａに当接させている。従って、この実施
形態ではゴムキー７の摺接部７ａが当接リブ８に対して
曲面突起８ｂと接するだけであるから、摩擦抵抗が少な
く、ゴムキー７の操作が軽くなる。

【００１９】第３の実施形態；図４は本発明の第３の実
施形態のキースイッチを備えた電子機器の一部を破断面
とした正面図を示している。この実施形態では上記第１
の実施形態のものにおいて、ゴムキー７に設けられる可
動電気接点７ｂと固定電気接点２ｂの位置関係を、可動
電気接点２ｂが固定電気接点７ｂに対して寸法ｋだけゴ
ムキー７の押し込み方向と同一方向に偏位させた構造と
なっている。従って、この実施形態ではゴムキー７の押
し込みによって、該ゴムキーの摺接部７ａが当接リブ８
の傾斜面８ａに沿って移動することにより可動電気接点
７ｂがゴムキー７の押し込み方向に寸法ｋだけ移動し、
そして、可動電気接点７ｂが固定電気接点２ｂに当接す
るときには、その全面において固定電気接点２ｂに接触
する。

【００２０】第４の実施形態；図５は本発明の第４の実
施形態のキースイッチを備えた電子機器の一部を破断面
とした正面図を示している。この実施形態では本体１の
側壁において挿通口１ｃの上部に位置する内面にリブ１
ｄを設けた構成となっている。従って、この構成によれ
ば、ゴムキー７を押し込んだ時に、該ゴムキー７にリブ
１ｄが作用してゴムキー７の潜込みを防止することがで
きる。

【００２１】第５の実施形態；図６は本発明の第５の実
施形態のキースイッチを備えた電子機器の一部を破断面
とした正面図を示している。この実施形態では、上記ゴ
ムキー７の操作面７ｃを傾斜面とすることにより、ゴム
キーの操作性の向上を図っている。

【００２２】第６の実施形態；図７は本発明の第６の実
施形態のキースイッチを備えた電子機器の一部を破断面
とした正面図を示している。この実施形態では、本体１
内において、上記ゴムキー７の可動電気接点７ｂの手前
下面に支点突起７ｄを設けている。従って、ゴムキー７
を押し込み摺接部７ａが当接リブ８の傾斜面８ａに当接
してゴムキー７が下方に移動する際、該ゴムキー７が上
記支点突起７ｄを支点に回転し、容易に固定電気接点２
ｂとの接触を実行することができる。

【００２３】

【発明の効果】本発明は上述のように構成されるもので
あり、請求項１に記載された発明の電子機器のキースイ
ッチは、電子機器の本体の側壁面に設けた挿通口に外部
操作できるようにゴムキーを挿通して設けるとともに該
ゴムキーをこのゴムキーの本体内側における先端部に一
体成型して設けた可曲部を介して回路基板上に取り付
け、かつ上記ゴムキーの下面に可動電気接点を設けると
ともに該可動電気接点に対向するように上記回路基板上
に固定電気接点を設け、かつ上記本体の内面に当接リブ
を設けて上記ゴムキーの押し込み操作に基づいて該ゴム
キーを当接リブに摺接させることにより該ゴムキーを下
方に移動させ、上記可動電気接点を固定電気接点に接触
させる構成である。

【００２４】この発明によれば、ゴムキーを押し込み操
作することにより、該ゴムキーは当接リブとの摺接によ
り前進するとともに下方に移動し、下面に設けた可動電
気接点を回路基板に形成されている固定電気接点に接触
させることになる。従って、従来のようなプッシュスイ
ッチやプラスチックボタンを廃止することができ、部品
のコストダウン及び作業性、信頼性を向上させることが
できる。

【００２５】又、請求項２に記載された発明の電子機器
のキースイッチは、請求項１に記載された電子機器のキ
ースイッチにおいて、上記ゴムキーの非操作位置におけ
る可動電気接点と固定電気接点の位置関係を、上記固定
電気接点が可動電気接点に比較してゴムキーの押し込み
方向と同一方向にゴムキーの略々ストローク分偏位して
設けられた関係となる構成である。

【００２６】この発明によれば、ゴムキーを押し込み操
作することにより、該ゴムキーは当接触ブとの摺接によ
り前進するとともに下方に移動し、このゴムキーの移動
にともなって下面に設けた可動電気接点は回路基板に形
成されている固定電気接点にその全面で接触させること
になる。従って、可動電気接点と固定電気接点をゴムキ
ーの移動ストロークに関係なく、可動電気接点をその全
面で固定電気接点に接触させることができ、信頼性の向
上を図ることができる。

【００２７】又、請求項３に記載された発明の電子機器
のキースイッチは、請求項１に記載された電子機器のキ
ースイッチにおいて、上記当接リブとゴムキーの摺接す
る面を相互に傾斜面とするとともにその一方に曲面突起
を設けた構成である。

【００２８】この発明によれば、ゴムキーを押し込み操
作すれば、ゴムキーと当接触リブの傾斜面は曲面突起を
介して接触することになり、この両者間の接触摩擦を軽
減することになる。従って、ゴムキーの摩擦抵抗を抑制
することができ、ゴムキーの操作をより円滑に実行する
ことができる。

【００２９】又、請求項４に記載された発明の電子機器
のキースイッチは、側壁面に設けた挿通口に外部操作で
きるようにゴムキーを挿通して設けるとともに該ゴムキ
ーをこのゴムキーの本体内側における先端部に一体成型
して設けた可曲部を介して回路基板上に取り付け、かつ
上記ゴムキーの下面に可動電気接点を設けるとともに該
可動電気接点に対向するように上記回路基板上に固定電
気接点を設け、かつ上記本体の内面にリブを設けて上記
ゴムキーの押し込み操作に基づいて該ゴムキーを当接リ
ブに摺接させることにより該ゴムキーを下方に移動さ
せ、上記可動電気接点を固定電気接点に接触させる構成
とし、かつ固定電気接点と上記挿通口の間において上記
ゴムキーの下面又は上記回路基板の上面に支点突起を設
け、上記ゴムキーの下方への移動時にゴムキーの下面を
支持するようにした構成である。

【００３０】この発明によれば、ゴムキーを押し込み操
作することにより、該ゴムキーは当接リブとの摺接によ
り前進するとともに下方に移動し、このゴムキーの下方
への移動は支点突起にてより円滑に実行され、下面に設
けた可動電気接点を回路基板に形成されている固定電気
接点に着実に接触させることになる。従って、信頼性の
高いキースイッチを提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態のキースイッチを備え
た電子機器の一部を破断面とした要部上面図である。

【図２】同電子機器の一部を破断面とした正面図であ
る。

【図３】本発明の第２の実施形態のキースイッチを備え
た電子機器の一部を破断面とした正面図である。

【図４】本発明の第３の実施形態のキースイッチを備え
た電子機器の一部を破断面とした正面図である。

【図５】本発明の第４の実施形態のキースイッチを備え
た電子機器の一部を破断面とした正面図である。

【図６】本発明の第５の実施形態のキースイッチを備え
た電子機器の一部を破断面とした正面図である。

【図７】本発明の第６の実施形態のキースイッチを備え
た電子機器の一部を破断面とした正面図である。

【図８】従来のキースイッチを備えた電子機器の一部を
破断面とした要部上面図である。

【図９】従来のキースイッチを備えた電子機器の一部を
破断面とした正面図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ 回路基板 ２ａ 固定電気接点 ２ｂ 固定電気接点 ３ ゴム膜体 ７ ゴムキー ７ａ 摺接部 ７ｂ 可動電気接点 ７ｄ 支点突起 ８ 傾斜リブ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】電子機器の本体の側壁面に設けた挿通口に
   外部操作できるようにゴムキーを挿通して設けるととも
   に該ゴムキーをこのゴムキーの本体内側における先端部
   に一体成型して設けた可曲部を介して回路基板上に取り
   付け、かつ上記ゴムキーの下面に可動電気接点を設ける
   とともに該可動電気接点に対向するように上記回路基板
   上に固定電気接点を設け、かつ上記本体の内面にリブを
   設けて上記ゴムキーの押し込み操作に基づいて該ゴムキ
   ーをリブに摺接させることにより該ゴムキーを下方に移
   動させ、上記可動電気接点を固定電気接点に接触させる
   構成としたことを特徴とする電子機器のキースイッチ。
2. 【請求項２】上記ゴムキーの非操作位置における可動電
   気接点と固定電気接点の位置関係を、上記固定電気接点
   が可動電気接点に比較してゴムキーの押し込み方向と同
   一方向にゴムキーの略々ストローク分偏位して設けられ
   た関係となる構成としたことを特徴とする請求項１に記
   載された電子機器のキースイッチ。
3. 【請求項３】上記リブとゴムキーの摺接する面を相互に
   傾斜面とするとともにその一方に曲面突起を設けたこと
   を特徴とする請求項１に記載された電子機器のキースイ
   ッチ。
4. 【請求項４】電子機器の本体の側壁面に設けた挿通口に
   外部操作できるようにゴムキーを挿通して設けるととも
   に該ゴムキーをこのゴムキーの本体内側における先端部
   に一体成型して設けた可曲部を介して回路基板上に取り
   付け、かつ上記ゴムキーの下面に可動電気接点を設ける
   とともに該可動電気接点に対向するように上記回路基板
   上に固定電気接点を設け、かつ上記本体の内面にリブを
   設けて上記ゴムキーの押し込み操作に基づいて該ゴムキ
   ーをリブに摺接させることにより該ゴムキーを下方に移
   動させ、上記可動電気接点を固定電気接点に接触させる
   構成とし、かつ固定電気接点と上記挿通口の間において
   上記ゴムキーの下面又は上記回路基板の上面に支点突起
   を設け、上記ゴムキーの下方への移動時にゴムキーの下
   面を支持するようにしたことを特徴とする電子機器のキ
   ースイッチ。