JPH11164260A - サブピクチャ表示制御システム、サブピクチャデータ生成装置、サブピクチャ合成表示装置及びサブピクチャデータ生成方法 - Google Patents
サブピクチャ表示制御システム、サブピクチャデータ生成装置、サブピクチャ合成表示装置及びサブピクチャデータ生成方法Info
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- JPH11164260A JPH11164260A JP9323429A JP32342997A JPH11164260A JP H11164260 A JPH11164260 A JP H11164260A JP 9323429 A JP9323429 A JP 9323429A JP 32342997 A JP32342997 A JP 32342997A JP H11164260 A JPH11164260 A JP H11164260A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常表示または強制表示のいずれかを選択で
きるサブピクチャの表示制御を行い、利便性の向上を図
ったサブピクチャ表示制御システムを提供する。 【解決手段】 表示制御指定手段１１は、表示／不表示
にできる通常表示、またはユーザの指示に拘らず必ず表
示される強制表示、のいずれか一方の表示制御を指定す
る。表示制御コマンド生成手段１２は、通常表示が指定
された場合は通常表示コマンド、または強制表示が指定
された場合は強制表示コマンド、のいずれか一方の表示
制御コマンドを生成する。サブピクチャデータ生成手段
１３は、表示制御コマンドをサブピクチャの実データに
付加して、サブピクチャデータを生成する。サブピクチ
ャ合成表示手段２１は、映像データと、サブピクチャデ
ータと、を混合し、表示制御にもとづいて、映像にサブ
ピクチャを重ね合わせて合成表示する。
きるサブピクチャの表示制御を行い、利便性の向上を図
ったサブピクチャ表示制御システムを提供する。 【解決手段】 表示制御指定手段１１は、表示／不表示
にできる通常表示、またはユーザの指示に拘らず必ず表
示される強制表示、のいずれか一方の表示制御を指定す
る。表示制御コマンド生成手段１２は、通常表示が指定
された場合は通常表示コマンド、または強制表示が指定
された場合は強制表示コマンド、のいずれか一方の表示
制御コマンドを生成する。サブピクチャデータ生成手段
１３は、表示制御コマンドをサブピクチャの実データに
付加して、サブピクチャデータを生成する。サブピクチ
ャ合成表示手段２１は、映像データと、サブピクチャデ
ータと、を混合し、表示制御にもとづいて、映像にサブ
ピクチャを重ね合わせて合成表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はサブピクチャ表示制
御システム、サブピクチャデータ生成装置、サブピクチ
ャ合成表示装置及びサブピクチャデータ生成方法に関
し、特に映像に重ね合わせて表示されるサブピクチャの
表示制御を行うサブピクチャ表示制御システム、映像に
重ね合わせて表示されるサブピクチャのサブピクチャデ
ータを生成するサブピクチャデータ生成装置、映像に重
ね合わせて表示されるサブピクチャの合成表示制御を行
うサブピクチャ合成表示装置及び映像に重ね合わせて表
示されるサブピクチャのサブピクチャデータの生成を行
うサブピクチャデータ生成方法に関する。
御システム、サブピクチャデータ生成装置、サブピクチ
ャ合成表示装置及びサブピクチャデータ生成方法に関
し、特に映像に重ね合わせて表示されるサブピクチャの
表示制御を行うサブピクチャ表示制御システム、映像に
重ね合わせて表示されるサブピクチャのサブピクチャデ
ータを生成するサブピクチャデータ生成装置、映像に重
ね合わせて表示されるサブピクチャの合成表示制御を行
うサブピクチャ合成表示装置及び映像に重ね合わせて表
示されるサブピクチャのサブピクチャデータの生成を行
うサブピクチャデータ生成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビデオ信号をディジタル化して記
録した光ディスクであるディジタルビデオディスク（以
下、ＤＶＤと記す。）が実用化されている。
録した光ディスクであるディジタルビデオディスク（以
下、ＤＶＤと記す。）が実用化されている。
【０００３】このＤＶＤのフォーマットでは、主映像の
圧縮された画像データの他に、オーディオデータとサブ
ピクチャデータとが多重化されて記録される。サブピク
チャとは、主に映像と重ね合わせて表示される字幕やメ
ニューのように文字として使用される副映像のことをい
う。
圧縮された画像データの他に、オーディオデータとサブ
ピクチャデータとが多重化されて記録される。サブピク
チャとは、主に映像と重ね合わせて表示される字幕やメ
ニューのように文字として使用される副映像のことをい
う。
【０００４】ＤＶＤフォーマットに沿ったサブピクチャ
データは、ヘッダと、可変長符号化された画像データ
と、その表示のためのコマンド列と、から構成される。
データは、ヘッダと、可変長符号化された画像データ
と、その表示のためのコマンド列と、から構成される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
サブピクチャを表示する場合、従来は表示／不表示にで
きる通常表示、またはユーザの指示に拘らず必ず表示さ
れる強制表示、のいずれか一方を指定して表示形態を変
えるといったことができなかったので、利便性に欠ける
といった問題があった。
サブピクチャを表示する場合、従来は表示／不表示にで
きる通常表示、またはユーザの指示に拘らず必ず表示さ
れる強制表示、のいずれか一方を指定して表示形態を変
えるといったことができなかったので、利便性に欠ける
といった問題があった。
【０００６】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、通常表示または強制表示のいずれかを選択で
きるサブピクチャの表示制御を行い、利便性の向上を図
ったサブピクチャ表示制御システムを提供することを目
的とする。
のであり、通常表示または強制表示のいずれかを選択で
きるサブピクチャの表示制御を行い、利便性の向上を図
ったサブピクチャ表示制御システムを提供することを目
的とする。
【０００７】また、本発明の他の目的は、通常表示また
は強制表示のいずれかを選択できるサブピクチャデータ
を生成するサブピクチャデータ生成装置を提供すること
である。
は強制表示のいずれかを選択できるサブピクチャデータ
を生成するサブピクチャデータ生成装置を提供すること
である。
【０００８】さらに、本発明の他の目的は、通常表示ま
たは強制表示のいずれかが選択されたサブピクチャを表
示するサブピクチャ合成表示装置を提供することであ
る。さらにまた、本発明の他の目的は、通常表示または
強制表示のいずれかを選択できるサブピクチャデータの
生成を行い、利便性の向上を図ったサブピクチャデータ
生成方法を提供することを目的とする。
たは強制表示のいずれかが選択されたサブピクチャを表
示するサブピクチャ合成表示装置を提供することであ
る。さらにまた、本発明の他の目的は、通常表示または
強制表示のいずれかを選択できるサブピクチャデータの
生成を行い、利便性の向上を図ったサブピクチャデータ
生成方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、映像に重ね合わせて表示されるサブピク
チャの表示制御を行うサブピクチャ表示制御システムに
おいて、表示／不表示にできる通常表示、またはユーザ
の指示に拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一
方の表示制御を指定する表示制御指定手段と、前記通常
表示が指定された場合は通常表示コマンド、または前記
強制表示が指定された場合は強制表示コマンド、のいず
れか一方の表示制御コマンドを生成する表示制御コマン
ド生成手段と、前記表示制御コマンドを前記サブピクチ
ャの実データに付加して、サブピクチャデータを生成す
るサブピクチャデータ生成手段と、から構成されるサブ
ピクチャデータ生成装置と、映像データと、前記サブピ
クチャデータと、を混合し、前記表示制御にもとづい
て、前記映像に前記サブピクチャを重ね合わせて合成表
示するサブピクチャ合成表示手段を含むサブピクチャ合
成表示装置と、を有することを特徴とするサブピクチャ
表示制御システムが提供される。
決するために、映像に重ね合わせて表示されるサブピク
チャの表示制御を行うサブピクチャ表示制御システムに
おいて、表示／不表示にできる通常表示、またはユーザ
の指示に拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一
方の表示制御を指定する表示制御指定手段と、前記通常
表示が指定された場合は通常表示コマンド、または前記
強制表示が指定された場合は強制表示コマンド、のいず
れか一方の表示制御コマンドを生成する表示制御コマン
ド生成手段と、前記表示制御コマンドを前記サブピクチ
ャの実データに付加して、サブピクチャデータを生成す
るサブピクチャデータ生成手段と、から構成されるサブ
ピクチャデータ生成装置と、映像データと、前記サブピ
クチャデータと、を混合し、前記表示制御にもとづい
て、前記映像に前記サブピクチャを重ね合わせて合成表
示するサブピクチャ合成表示手段を含むサブピクチャ合
成表示装置と、を有することを特徴とするサブピクチャ
表示制御システムが提供される。
【００１０】ここで、表示制御指定手段は、表示／不表
示にできる通常表示、またはユーザの指示に拘らず必ず
表示される強制表示、のいずれか一方の表示制御を指定
する。表示制御コマンド生成手段は、通常表示が指定さ
れた場合は通常表示コマンド、または強制表示が指定さ
れた場合は強制表示コマンド、のいずれか一方の表示制
御コマンドを生成する。サブピクチャデータ生成手段
は、表示制御コマンドをサブピクチャの実データに付加
して、サブピクチャデータを生成する。サブピクチャ合
成表示手段は、映像データと、サブピクチャデータと、
を混合し、表示制御にもとづいて、映像にサブピクチャ
を重ね合わせて合成表示する。
示にできる通常表示、またはユーザの指示に拘らず必ず
表示される強制表示、のいずれか一方の表示制御を指定
する。表示制御コマンド生成手段は、通常表示が指定さ
れた場合は通常表示コマンド、または強制表示が指定さ
れた場合は強制表示コマンド、のいずれか一方の表示制
御コマンドを生成する。サブピクチャデータ生成手段
は、表示制御コマンドをサブピクチャの実データに付加
して、サブピクチャデータを生成する。サブピクチャ合
成表示手段は、映像データと、サブピクチャデータと、
を混合し、表示制御にもとづいて、映像にサブピクチャ
を重ね合わせて合成表示する。
【００１１】また、映像に重ね合わせて表示されるサブ
ピクチャのサブピクチャデータの生成を行うサブピクチ
ャデータ生成方法において、表示／不表示にできる通常
表示、またはユーザの指示に拘らず必ず表示される強制
表示、のいずれか一方の表示制御を指定し、前記通常表
示が指定された場合は通常表示コマンド、または前記強
制表示が指定された場合は強制表示コマンド、のいずれ
か一方の表示制御コマンドを生成し、前記表示制御コマ
ンドを前記サブピクチャの実データに付加して、前記サ
ブピクチャデータを生成することを特徴とするサブピク
チャデータ生成方法が提供される。
ピクチャのサブピクチャデータの生成を行うサブピクチ
ャデータ生成方法において、表示／不表示にできる通常
表示、またはユーザの指示に拘らず必ず表示される強制
表示、のいずれか一方の表示制御を指定し、前記通常表
示が指定された場合は通常表示コマンド、または前記強
制表示が指定された場合は強制表示コマンド、のいずれ
か一方の表示制御コマンドを生成し、前記表示制御コマ
ンドを前記サブピクチャの実データに付加して、前記サ
ブピクチャデータを生成することを特徴とするサブピク
チャデータ生成方法が提供される。
【００１２】ここで、通常表示または強制表示のいずれ
か一方の表示制御を指定した後に、通常表示コマンドま
たは強制表示コマンドのいずれか一方の表示制御コマン
ドをサブピクチャの実データに付加して、サブピクチャ
データを生成する。
か一方の表示制御を指定した後に、通常表示コマンドま
たは強制表示コマンドのいずれか一方の表示制御コマン
ドをサブピクチャの実データに付加して、サブピクチャ
データを生成する。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本発明のサブピクチャ表示
制御システムの原理図である。サブピクチャ表示制御シ
ステム１は、サブピクチャデータ生成装置１０と、サブ
ピクチャ合成表示装置２０と、から構成される。
を参照して説明する。図１は本発明のサブピクチャ表示
制御システムの原理図である。サブピクチャ表示制御シ
ステム１は、サブピクチャデータ生成装置１０と、サブ
ピクチャ合成表示装置２０と、から構成される。
【００１４】サブピクチャデータ生成装置１０は、映像
に重ね合わせて表示されるサブピクチャのサブピクチャ
データを生成する。サブピクチャ合成表示装置２０は、
サブピクチャの合成表示制御を行う。
に重ね合わせて表示されるサブピクチャのサブピクチャ
データを生成する。サブピクチャ合成表示装置２０は、
サブピクチャの合成表示制御を行う。
【００１５】表示制御指定手段１１は、パソコン等に該
当し、表示／不表示にできる通常表示、またはユーザの
指示に拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一方
の表示制御をＧＵＩ（グラフィック・ユーザ・インタフ
ェース）を用いて指定する。
当し、表示／不表示にできる通常表示、またはユーザの
指示に拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一方
の表示制御をＧＵＩ（グラフィック・ユーザ・インタフ
ェース）を用いて指定する。
【００１６】表示制御コマンド生成手段１２は、通常表
示が指定された場合は通常表示コマンド、または強制表
示が指定された場合は強制表示コマンド、のいずれか一
方の表示制御コマンドを生成する。
示が指定された場合は通常表示コマンド、または強制表
示が指定された場合は強制表示コマンド、のいずれか一
方の表示制御コマンドを生成する。
【００１７】サブピクチャデータ生成手段１３は、表示
制御コマンドをサブピクチャの実データに付加して、サ
ブピクチャデータを生成する。ここで一般に、ＤＶＤフ
ォーマットに沿ったサブピクチャデータは、ヘッダと、
可変長符号化された画像データと、表示コマンド列と、
から構成される。
制御コマンドをサブピクチャの実データに付加して、サ
ブピクチャデータを生成する。ここで一般に、ＤＶＤフ
ォーマットに沿ったサブピクチャデータは、ヘッダと、
可変長符号化された画像データと、表示コマンド列と、
から構成される。
【００１８】したがって、表示制御コマンドは、この表
示コマンド列に付加することになる。なお、ここでのサ
ブピクチャの実データとは、ヘッダ及び可変長符号化さ
れた画像データのことを意味する。
示コマンド列に付加することになる。なお、ここでのサ
ブピクチャの実データとは、ヘッダ及び可変長符号化さ
れた画像データのことを意味する。
【００１９】サブピクチャ合成表示手段２１は、映像デ
ータと、サブピクチャデータと、を混合する。そして、
映像にサブピクチャを重ね合わせて、サブピクチャの通
常表示または強制表示の表示制御にもとづき、エンコー
ド作業中の合成画像２１ａを表示する。
ータと、サブピクチャデータと、を混合する。そして、
映像にサブピクチャを重ね合わせて、サブピクチャの通
常表示または強制表示の表示制御にもとづき、エンコー
ド作業中の合成画像２１ａを表示する。
【００２０】次に本発明のサブピクチャ表示制御システ
ム１をＤＶＤシステムのサブピクチャ符号化装置に適用
した場合について説明する。図２はサブピクチャ符号化
装置の構成を示す図である。本発明の表示制御指定手段
１１は、コンピュータ１１に対応する。また、コンピュ
ータ１１は表示制御コマンド生成手段１２をも含む。さ
らに、サブピクチャデータ生成手段１３は、可変長符号
化器１３ａ、復号化器１３ｂに対応する。そして、サブ
ピクチャ合成表示手段２１はビデオ混合器２１に対応す
る。
ム１をＤＶＤシステムのサブピクチャ符号化装置に適用
した場合について説明する。図２はサブピクチャ符号化
装置の構成を示す図である。本発明の表示制御指定手段
１１は、コンピュータ１１に対応する。また、コンピュ
ータ１１は表示制御コマンド生成手段１２をも含む。さ
らに、サブピクチャデータ生成手段１３は、可変長符号
化器１３ａ、復号化器１３ｂに対応する。そして、サブ
ピクチャ合成表示手段２１はビデオ混合器２１に対応す
る。
【００２１】可変長符号化器１３ａは、ＶＴＲ（ビデオ
テープレコーダ）によって再生されたサブピクチャ用の
ビデオ信号Ｓｓを可変長符号化する。そして、ＤＶＤフ
ォーマットにしたがったサブピクチャ用符号化データに
変換する。
テープレコーダ）によって再生されたサブピクチャ用の
ビデオ信号Ｓｓを可変長符号化する。そして、ＤＶＤフ
ォーマットにしたがったサブピクチャ用符号化データに
変換する。
【００２２】タイムコードリーダ１４は、タイムコード
ＴＣの値を判別し、その情報を出力する。タイムコード
ＴＣとは、サブピクチャ用のビデオ信号Ｓｓを再生する
ＶＴＲからの再生タイムコードのことであり、サブピク
チャ用のビデオ信号Ｓｓにおける時刻情報を示す。
ＴＣの値を判別し、その情報を出力する。タイムコード
ＴＣとは、サブピクチャ用のビデオ信号Ｓｓを再生する
ＶＴＲからの再生タイムコードのことであり、サブピク
チャ用のビデオ信号Ｓｓにおける時刻情報を示す。
【００２３】コンピュータ１１には、このタイムコード
リーダ１４からのタイムコードＴＣ値と、サブピクチャ
符号化指示データＤｃとが入力される。ここでサブピク
チャ符号化指示データＤｃとは、本発明の通常表示また
は強制表示の指示データに該当する。これらの指示デー
タはいったん記録媒体１１ａに格納される。
リーダ１４からのタイムコードＴＣ値と、サブピクチャ
符号化指示データＤｃとが入力される。ここでサブピク
チャ符号化指示データＤｃとは、本発明の通常表示また
は強制表示の指示データに該当する。これらの指示デー
タはいったん記録媒体１１ａに格納される。
【００２４】その後、コンピュータ１１は、指示データ
に対応する表示制御コマンド（すなわち、通常表示コマ
ンドまたは強制表示コマンドのいずれか）を生成し、可
変長符号化器１３ａを制御して、サブピクチャ用のビデ
オ信号Ｓｓの符号化を実行させる。なお、記録媒体１１
ａはコンピュータ１１に内蔵されたものでも、外部のも
のでもよい。
に対応する表示制御コマンド（すなわち、通常表示コマ
ンドまたは強制表示コマンドのいずれか）を生成し、可
変長符号化器１３ａを制御して、サブピクチャ用のビデ
オ信号Ｓｓの符号化を実行させる。なお、記録媒体１１
ａはコンピュータ１１に内蔵されたものでも、外部のも
のでもよい。
【００２５】復号化器１３ｂは、可変長符号化器１３ａ
によって得られるサブピクチャ用符号化データを復号化
してビデオ信号に変換する。ビデオ混合器２１は、この
復号化器１３ｂによって得られるビデオ信号と、背景画
像となる他のビデオ信号Ｓｂと、を合成してエンコード
結果の確認のためのモニタ出力信号Ｓｍ（合成画像２１
ａ）を出力する。
によって得られるサブピクチャ用符号化データを復号化
してビデオ信号に変換する。ビデオ混合器２１は、この
復号化器１３ｂによって得られるビデオ信号と、背景画
像となる他のビデオ信号Ｓｂと、を合成してエンコード
結果の確認のためのモニタ出力信号Ｓｍ（合成画像２１
ａ）を出力する。
【００２６】次にサブピクチャ符号化装置１ａを含むＤ
ＶＤオーサリングシステムの構成について説明する。Ｄ
ＶＤオーサリングとは、符号化データをＤＶＤフォーマ
ットにしたがった形式で多重化することにより、ＤＶＤ
に対して記録するデータを編集、作成する作業のことを
いう。
ＶＤオーサリングシステムの構成について説明する。Ｄ
ＶＤオーサリングとは、符号化データをＤＶＤフォーマ
ットにしたがった形式で多重化することにより、ＤＶＤ
に対して記録するデータを編集、作成する作業のことを
いう。
【００２７】図３はＤＶＤオーサリングシステムの構成
を示す図である。ビデオ圧縮符号化装置１０２は、主映
像用のビデオ信号Ｓｖを圧縮符号化する。オーディオ符
号化装置１０３は、オーディオ信号Ｓａを符号化する。
サブピクチャ符号化装置１ａは、サブピクチャ用のビデ
オ信号Ｓｓを符号化する。
を示す図である。ビデオ圧縮符号化装置１０２は、主映
像用のビデオ信号Ｓｖを圧縮符号化する。オーディオ符
号化装置１０３は、オーディオ信号Ｓａを符号化する。
サブピクチャ符号化装置１ａは、サブピクチャ用のビデ
オ信号Ｓｓを符号化する。
【００２８】ナビゲーションデータ生成部１０４は、各
符号化装置１０２、１０３、１ａにより得られる情報に
もとづいてディスク（ＤＶＤ）の再生に必要なデータで
あるナビゲーションデータを生成する。
符号化装置１０２、１０３、１ａにより得られる情報に
もとづいてディスク（ＤＶＤ）の再生に必要なデータで
あるナビゲーションデータを生成する。
【００２９】多重化器１０１は、各符合化装置１０２、
１０３、１ａより出力される符合列とナビゲーションデ
ータ生成部１０４によって、生成されるナビゲーション
データとを多重化してＤＶＤ信号列Ｓｄに変換する。
１０３、１ａより出力される符合列とナビゲーションデ
ータ生成部１０４によって、生成されるナビゲーション
データとを多重化してＤＶＤ信号列Ｓｄに変換する。
【００３０】ここで、ナビゲーションデータは通常再
生、特殊再生、サーチに必要な情報と、音声と字幕の切
替え等に使用されるメニューに関する情報を含むもので
ある。なお、オーディオ符号化装置１０３はオーディオ
信号Ｓａを圧縮するものでもよいし、圧縮しないもので
あってもよい。
生、特殊再生、サーチに必要な情報と、音声と字幕の切
替え等に使用されるメニューに関する情報を含むもので
ある。なお、オーディオ符号化装置１０３はオーディオ
信号Ｓａを圧縮するものでもよいし、圧縮しないもので
あってもよい。
【００３１】また、このＤＶＤオーサリングシステム１
００では、ディスクに記録される情報となる主映像用の
ビデオ信号Ｓｖ、オーディオ信号Ｓａ、サブピクチャ用
のビデオ信号Ｓｓはそれぞれビデオ圧縮符号化装置１０
２、オーディオ符号化装置１０３、サブピクチャ符号化
装置１ａによって独立に符号化される。
００では、ディスクに記録される情報となる主映像用の
ビデオ信号Ｓｖ、オーディオ信号Ｓａ、サブピクチャ用
のビデオ信号Ｓｓはそれぞれビデオ圧縮符号化装置１０
２、オーディオ符号化装置１０３、サブピクチャ符号化
装置１ａによって独立に符号化される。
【００３２】したがって、各符号化装置１０２、１０
３、１ａは符号化して得られた符号化データを蓄積して
おき、この蓄積した符号化データを多重化時に符合列と
して出力することになる。
３、１ａは符号化して得られた符号化データを蓄積して
おき、この蓄積した符号化データを多重化時に符合列と
して出力することになる。
【００３３】そして、多重化時には各符合化装置１０
２、１０３、１ａより出力される符合列と、ナビゲーシ
ョンデータ生成部１０４によって生成されるナビゲーシ
ョンデータと、は多重化器１０１によって多重化され
て、ＤＶＤ信号列Ｓｄに変換されディスク製造工程に送
られる。
２、１０３、１ａより出力される符合列と、ナビゲーシ
ョンデータ生成部１０４によって生成されるナビゲーシ
ョンデータと、は多重化器１０１によって多重化され
て、ＤＶＤ信号列Ｓｄに変換されディスク製造工程に送
られる。
【００３４】次に表示制御指定手段１１について説明す
る。図４は表示制御指定手段１１のＧＵＩ例を示す図で
ある。このＧＵＩを用いて強制表示とするサブピクチャ
を指定する。
る。図４は表示制御指定手段１１のＧＵＩ例を示す図で
ある。このＧＵＩを用いて強制表示とするサブピクチャ
を指定する。
【００３５】画面１１ａに複数のサブピクチャの表示期
間をタイムコードで示すリストが列挙されている。サブ
ピクチャの特定にはこのタイムコードで示すリストを使
用する。
間をタイムコードで示すリストが列挙されている。サブ
ピクチャの特定にはこのタイムコードで示すリストを使
用する。
【００３６】例えば、タイムコード１１ｂをマウスまた
はキーボードにより選択し、下部にあるForcedly ON/OF
F ボタン１１ｃをクリックする。この操作により強制表
示／通常表示を切り替える。強制表示に指定されたタイ
ムコードには識別のための表示がなされる。図の例では
強制表示に指定されたタイムコードに“Ｆ”という文字
が表示されている。
はキーボードにより選択し、下部にあるForcedly ON/OF
F ボタン１１ｃをクリックする。この操作により強制表
示／通常表示を切り替える。強制表示に指定されたタイ
ムコードには識別のための表示がなされる。図の例では
強制表示に指定されたタイムコードに“Ｆ”という文字
が表示されている。
【００３７】ここで指定された内容はタイムコードと強
制表示／通常表示を示す符合とを対比させたファイルと
して保存される。例えば図２で説明した記憶媒体１１ａ
にテキストファイルとして保存してもよいし、他の情報
を含ませて保存してもよい。
制表示／通常表示を示す符合とを対比させたファイルと
して保存される。例えば図２で説明した記憶媒体１１ａ
にテキストファイルとして保存してもよいし、他の情報
を含ませて保存してもよい。
【００３８】一方、表示制御コマンド生成手段１２は、
上記のファイルの内容により、通常表示を指示するコマ
ンドまたは強制表示を指示するコマンドを表示コマンド
列に組み込む。
上記のファイルの内容により、通常表示を指示するコマ
ンドまたは強制表示を指示するコマンドを表示コマンド
列に組み込む。
【００３９】そして、サブピクチャデータ生成手段１３
は、あらかじめ可変長符号化を施したデータに対して、
ヘッダと表示コマンド列とを付加してサブピクチャデー
タとして出力する。
は、あらかじめ可変長符号化を施したデータに対して、
ヘッダと表示コマンド列とを付加してサブピクチャデー
タとして出力する。
【００４０】以上説明したように、本発明のサブピクチ
ャ表示制御システム１は、通常表示または強制表示のい
ずれかの表示制御を指定した後に、表示制御コマンドを
サブピクチャの実データに付加してサブピクチャデータ
を生成し、この表示制御にもとづいて、映像とサブピク
チャとを再生表示する構成とした。
ャ表示制御システム１は、通常表示または強制表示のい
ずれかの表示制御を指定した後に、表示制御コマンドを
サブピクチャの実データに付加してサブピクチャデータ
を生成し、この表示制御にもとづいて、映像とサブピク
チャとを再生表示する構成とした。
【００４１】これにより、サブピクチャの通常表示また
は強制表示を指定できるので、利便性の向上を図ること
が可能になる。次に本発明のサブピクチャデータ生成方
法について説明する。図５は本発明のサブピクチャデー
タ生成方法の処理手順を示すフローチャートである。 〔Ｓ１〕表示／不表示にできる通常表示、またはユーザ
の指示に拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一
方の表示制御を指定する。 〔Ｓ２〕通常表示が指定された場合は通常表示コマン
ド、または強制表示が指定された場合は強制表示コマン
ド、のいずれか一方の表示制御コマンドを生成する。 〔Ｓ３〕表示制御コマンドをサブピクチャの実データに
付加して、サブピクチャデータを生成する。
は強制表示を指定できるので、利便性の向上を図ること
が可能になる。次に本発明のサブピクチャデータ生成方
法について説明する。図５は本発明のサブピクチャデー
タ生成方法の処理手順を示すフローチャートである。 〔Ｓ１〕表示／不表示にできる通常表示、またはユーザ
の指示に拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一
方の表示制御を指定する。 〔Ｓ２〕通常表示が指定された場合は通常表示コマン
ド、または強制表示が指定された場合は強制表示コマン
ド、のいずれか一方の表示制御コマンドを生成する。 〔Ｓ３〕表示制御コマンドをサブピクチャの実データに
付加して、サブピクチャデータを生成する。
【００４２】以上説明したように、本発明のサブピクチ
ャデータ生成方法は、通常表示または強制表示のいずれ
かの表示制御を指定した後に、表示制御コマンドをサブ
ピクチャの実データに付加してサブピクチャデータを生
成するものとした。
ャデータ生成方法は、通常表示または強制表示のいずれ
かの表示制御を指定した後に、表示制御コマンドをサブ
ピクチャの実データに付加してサブピクチャデータを生
成するものとした。
【００４３】これにより、サブピクチャの通常表示また
は強制表示を指定できるので、利便性の向上を図ること
が可能になる。
は強制表示を指定できるので、利便性の向上を図ること
が可能になる。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサブピク
チャ表示制御システムは、通常表示または強制表示のい
ずれかの表示制御を指定した後に、表示制御コマンドを
サブピクチャの実データに付加してサブピクチャデータ
を生成し、この表示制御にもとづいて、映像とサブピク
チャとを再生表示する構成とした。これにより、サブピ
クチャの通常表示または強制表示を指定できるので、利
便性の向上を図ることが可能になる。
チャ表示制御システムは、通常表示または強制表示のい
ずれかの表示制御を指定した後に、表示制御コマンドを
サブピクチャの実データに付加してサブピクチャデータ
を生成し、この表示制御にもとづいて、映像とサブピク
チャとを再生表示する構成とした。これにより、サブピ
クチャの通常表示または強制表示を指定できるので、利
便性の向上を図ることが可能になる。
【００４５】また、本発明のサブピクチャデータ生成方
法は、通常表示または強制表示のいずれかの表示制御を
指定した後に、表示制御コマンドをサブピクチャの実デ
ータに付加してサブピクチャデータを生成するものとし
た。これにより、サブピクチャの通常表示または強制表
示を指定できるので、利便性の向上を図ることが可能に
なる。
法は、通常表示または強制表示のいずれかの表示制御を
指定した後に、表示制御コマンドをサブピクチャの実デ
ータに付加してサブピクチャデータを生成するものとし
た。これにより、サブピクチャの通常表示または強制表
示を指定できるので、利便性の向上を図ることが可能に
なる。
【図１】本発明のサブピクチャ表示制御システムの原理
図である。
図である。
【図２】サブピクチャ符号化装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図３】ＤＶＤオーサリングシステムの構成を示す図で
ある。
ある。
【図４】表示制御指定手段のＧＵＩ例を示す図である。
【図５】本発明のサブピクチャデータ生成方法の処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
１……サブピクチャ表示制御システム、１０……サブピ
クチャデータ生成装置、１１……表示制御指定手段、１
２……表示制御コマンド生成手段、１３……サブピクチ
ャデータ生成手段、２０……サブピクチャ合成表示装
置、２１……サブピクチャ合成表示手段、２１ａ……合
成画像。
クチャデータ生成装置、１１……表示制御指定手段、１
２……表示制御コマンド生成手段、１３……サブピクチ
ャデータ生成手段、２０……サブピクチャ合成表示装
置、２１……サブピクチャ合成表示手段、２１ａ……合
成画像。
Claims (5)
- 【請求項１】 映像に重ね合わせて表示されるサブピク
チャの表示制御を行うサブピクチャ表示制御システムに
おいて、 表示／不表示にできる通常表示、またはユーザの指示に
拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一方の表示
制御を指定する表示制御指定手段と、前記通常表示が指
定された場合は通常表示コマンド、または前記強制表示
が指定された場合は強制表示コマンド、のいずれか一方
の表示制御コマンドを生成する表示制御コマンド生成手
段と、前記表示制御コマンドを前記サブピクチャの実デ
ータに付加して、サブピクチャデータを生成するサブピ
クチャデータ生成手段と、から構成されるサブピクチャ
データ生成装置と、 映像データと、前記サブピクチャデータと、を混合し、
前記表示制御にもとづいて、前記映像に前記サブピクチ
ャを重ね合わせて合成表示するサブピクチャ合成表示手
段を含むサブピクチャ合成表示装置と、 を有することを特徴とするサブピクチャ表示制御システ
ム。 - 【請求項２】 前記表示制御指定手段は、グラフィック
・ユーザ・インタフェースにより、前記表示制御を指定
することを特徴とする請求項１記載のサブピクチャ表示
制御システム。 - 【請求項３】 映像に重ね合わせて表示されるサブピク
チャのサブピクチャデータを生成するサブピクチャデー
タ生成装置において、 表示／不表示にできる通常表示、またはユーザの指示に
拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一方の表示
制御を指定する表示制御指定手段と、 前記通常表示が指定された場合は通常表示コマンド、ま
たは前記強制表示が指定された場合は強制表示コマン
ド、のいずれか一方の表示制御コマンドを生成する表示
制御コマンド生成手段と、 前記表示制御コマンドを前記サブピクチャの実データに
付加して、サブピクチャデータを生成するサブピクチャ
データ生成手段と、 を有することを特徴とするサブピクチャデータ生成装
置。 - 【請求項４】 映像に重ね合わせて表示されるサブピク
チャの合成表示制御を行うサブピクチャ合成表示装置に
おいて、 映像データと、サブピクチャデータと、を混合し、表示
／不表示にできる通常表示、またはユーザの指示に拘ら
ず必ず表示される強制表示、のいずれか一方の表示制御
にもとづいて、前記映像に前記サブピクチャを重ね合わ
せて合成表示するサブピクチャ合成表示手段を有するこ
とを特徴とするサブピクチャ合成表示装置。 - 【請求項５】 映像に重ね合わせて表示されるサブピク
チャのサブピクチャデータの生成を行うサブピクチャデ
ータ生成方法において、 表示／不表示にできる通常表示、またはユーザの指示に
拘らず必ず表示される強制表示、のいずれか一方の表示
制御を指定し、 前記通常表示が指定された場合は通常表示コマンド、ま
たは前記強制表示が指定された場合は強制表示コマン
ド、のいずれか一方の表示制御コマンドを生成し、 前記表示制御コマンドを前記サブピクチャの実データに
付加して、前記サブピクチャデータを生成することを特
徴とするサブピクチャデータ生成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323429A JPH11164260A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | サブピクチャ表示制御システム、サブピクチャデータ生成装置、サブピクチャ合成表示装置及びサブピクチャデータ生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9323429A JPH11164260A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | サブピクチャ表示制御システム、サブピクチャデータ生成装置、サブピクチャ合成表示装置及びサブピクチャデータ生成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164260A true JPH11164260A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18154587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9323429A Pending JPH11164260A (ja) | 1997-11-25 | 1997-11-25 | サブピクチャ表示制御システム、サブピクチャデータ生成装置、サブピクチャ合成表示装置及びサブピクチャデータ生成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164260A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007129599A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Sharp Corp | データ送信装置、画像表示装置、ｏｓｄデータ表示システム、及びプログラム |
-
1997
- 1997-11-25 JP JP9323429A patent/JPH11164260A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007129599A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Sharp Corp | データ送信装置、画像表示装置、ｏｓｄデータ表示システム、及びプログラム |
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