JP2002232827A - 映像音声編集システム - Google Patents

映像音声編集システム

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JP2002232827A
JP2002232827A JP2000386581A JP2000386581A JP2002232827A JP 2002232827 A JP2002232827 A JP 2002232827A JP 2000386581 A JP2000386581 A JP 2000386581A JP 2000386581 A JP2000386581 A JP 2000386581A JP 2002232827 A JP2002232827 A JP 2002232827A
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JP2000386581A
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English (en)
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Takeshi Kameyama
健 亀山
Naritoshi Ueishi
成鋭 上石
Kazuo Kajimoto
一夫 梶本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体の価格を抑え、かつ編集機能の
拡張に対して柔軟に対応できるシステム構成を有する映
像音声編集システムを提供する。 【解決手段】 ノンリニア編集機サーバ1では、映像編
集情報が受信されれば映像編集情報が蓄積データ管理部
14にて解析される。解析された映像編集情報に応じ
て、デコーダ121及びデコーダ122のいずれか、又
は、デコーダ121及びデコーダ122の両方に、対応
する映像音声蓄積データが読み出され、映像データが再
生される。再生された映像データに対しては、映像音声
合成部123にて映像編集情報に基づく処理が行われ
る。ここで、2つの映像データが合成されることによ
り、1映像分のデータが作成される。処理された1映像
データがエンコーダ124にてエンコードされ、ノンリ
ニア編集機クライアント2にエンコードされた1映像デ
ータが送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続された複数の装置により映像データを編集する
映像音声編集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、放送などの分野で、コンピュ
ータ、ハードディスク等からなるノンリニア編集装置が
用いられて、収集された複数の映像、音声を表すデータ
が蓄積され、蓄積されたデータが放送内容等に合わせて
編集されている。以下では、1台のコンピュータにて実
現される第1の従来例のノンリニア編集装置について図
26を用いて説明し、ネットワークに接続された複数台
のコンピュータにて実現される第2の従来例のノンリニ
ア編集システムについて図27を用いて説明する。
【0003】図26は、第1の従来例のノンリニア編集
装置の全体構成を示すブロック図である。本ノンリニア
編集装置では、編集に先立って、編集の対象となる映
像、音声を表す蓄積データが所定のフォーマット(例え
ば、DVCPRO、MPEG規格等に準拠するフォーマ
ット)にて記憶部255に蓄積されている。ユーザは、
編集に関する入力を行うための操作入力部251、編集
に伴う表示を行うための編集作業用表示部253を用い
て複数の映像を並べる順序、複数の映像の接続方法等を
指示し、これらの指示に応じて映像編集情報作成部25
2にて映像編集情報が作成される。作成された映像編集
情報に基づいて蓄積データ管理部254により記憶部2
55から必要となる映像音声蓄積データの読み出しが指
示され、映像効果機能部256にて映像(及びこの映像
に伴う音声、以下同様)が編集され映像に映像効果(及
び音声効果、映像効果又は音声効果を特殊効果とも呼
ぶ)が加えられる。編集後の映像は、編集映像用表示部
?257に表示され、また、ビデオデッキ258にセッ
トされた磁気テープに記録され、磁気テープに記録され
た映像が放送に用いられることとなる。
【0004】映像効果機能部256は、より詳しくは、
各々が映像をデコードすることのできる2台のデコーダ
261、262、及び、デコードされた映像に処理を施
すための映像音声合成部263を含んでおり、この映像
効果機能部256にて、1台のデコーダにてデコードさ
れた1本の映像に対して色変更処理、モザイク処理や、
フェードイン、フェードアウト等の画面切替え効果を付
加する処理(エフェクト処理)を施し、また、2台のデ
コーダにて並列にデコードされた2本の映像に対して、
ワイプ方式(ある表示画像に対して右から左へ、又は上
から下へと他の表示画像を重ねることにより表示画像を
切替える方式)、ディゾルブ方式(ある表示画像から他
の表示画像へと順次濃度を変えていくことにより表示画
像を切替える方式)等の画面切替え効果を付加する処理
(エフェクト処理)に伴う映像の合成、ピクチャ・イン
・ピクチャ(ある映像上に縮小された他の映像をはめ込
むこと)による映像の合成がなされる。
【0005】以上のような第1の従来例のノンリニア編
集装置に対し、映像音声蓄積データを1台のコンピュー
タ(ノンリニア編集機サーバ)にて集中的に管理させ、
この映像音声蓄積データを複数台のコンピュータ(ノン
リニア編集機クライアント)からリモート編集できるよ
うに構成したものが、第2の従来例のノンリニア編集シ
ステムである。
【0006】図27は、第2の従来例のノンリニア編集
システムの全体構成を示すブロック図である。本ノンリ
ニア編集システムは、映像音声蓄積データを集中的に管
理するノンリニア編集機サーバ6、複数のユーザに対応
して設置されるノンリニア編集機クライアント7、8
(特に2台示しているが一般に複数台設置される)、な
らびに、ノンリニア編集機サーバ6及びノンリニア編集
機クライアント7、8を接続し必要なデータをやり取り
するためのネットワーク9を含んでいる。
【0007】ユーザは、ノンリニア編集機クライアント
7(ノンリニア編集機クライアント8についても同様)
にて、操作入力部71、編集作業用表示部72(第1の
従来例のノンリニア編集装置と同様の機能を有する各部
に同様の名称を付している)を用いて編集に関する情報
を入力し、映像編集情報作成部73ではこれらの入力に
応じて映像編集情報が作成される。ノンリニア編集機ク
ライアント7側で作成されたこれらの映像編集情報は、
ノンリニア編集機サーバ6の蓄積データ管理部61に送
られ、蓄積データ管理部61により、映像編集情報に基
づく映像音声蓄積データが記憶部62から読み出されノ
ンリニア編集機クライアント7に向けて転送される。
【0008】ノンリニア編集機クライアント7の映像効
果機能部74は、デコーダ741、742及び映像音声
合成部743を含み、転送されてきた映像音声蓄積デー
タをデコードし、上述の第1の従来例のノンリニア編集
装置の映像効果機能部206と同様の映像効果をデコー
ドされた映像に付加する。これらのようにして編集され
た映像は、編集映像用表示部75に表示され、また、ビ
デオデッキ76にセットされた磁気テープ等に記録され
ることとなる。
【0009】これらのような、第2の従来例のノンリニ
ア編集システムでは、第1の従来例のノンリニア編集装
置に比べ、編集を所望する複数のユーザに対して、映像
音声蓄積データがより効率的に管理されているといえ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来一
般にこれらのノンリニア編集システムにて用いられる映
像効果機能部は高価であり、第2の従来例のノンリニア
編集システムにて、ノンリニア編集機クライアントを複
数台設置するものとすると、システム全体の価格は、設
置されるノンリニア編集機クライアントの数に応じて高
価なものとなる。また、新たな画像合成方法やエフェク
ト方法が考案された場合において、クライアントすべて
に当該画像合成処理やエフェクト処理を実現するための
構成を追加せねばならず、柔軟性に欠けるという問題が
ある。
【0011】そこで、本発明はかかる問題点に鑑みてな
されたものであり、システム全体の価格を抑え、かつ機
能拡張に対して柔軟に対応できるシステム構成を有する
映像音声編集システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のクライアントと、ネットワークで
接続された編集サーバとから構成される映像音声編集シ
ステムにおける、編集サーバであって、特定の映像音声
ストリームの特定のフレームについて、フレームの合成
又は特殊効果の付加のいずれかを含む編集処理をするよ
う指示する編集情報をいずれかのクライアントから受信
する編集情報受信手段と、前記特定の映像音声ストリー
ムを取得する映像音声ストリーム取得手段と、取得した
映像音声ストリームについて前記編集処理を行う編集手
段と、編集後の映像音声ストリームを前記編集情報を送
信したクライアントに送信する送信手段とを備える。
【0013】また、本発明は、複数のクライアントと、
ネットワークで接続された編集サーバ及びコンテンツサ
ーバとから構成される映像音声編集システムにおける、
編集サーバであって、特定の映像音声ストリームの特定
のフレームについて、フレームの合成又は特殊効果の付
加のいずれかの指示を含む編集情報、及び編集後の映像
音声ストリームの送信先のクライアント番号をコンテン
ツサーバから受信する編集情報受信手段と、映像音声ス
トリームを蓄積するコンテンツサーバから前記特定の映
像音声ストリームを受信する映像音声ストリーム受信手
段と、前記編集情報よりフレームの合成又は特殊効果を
付加する指示のみを抽出し、当該指示に従って、前記受
信した映像音声ストリームについて特定のフレームの合
成又は特殊効果の付加を実施する編集手段と、編集後の
映像音声ストリームを前記クライアント番号で特定され
るクライアントへ送信する送信手段とを備える。
【0014】また、本発明は、複数のクライアントと、
ネットワークで接続された編集サーバ及びコンテンツサ
ーバとから構成される映像音声編集システムにおける、
コンテンツサーバであって、映像音声ストリームを記憶
する映像音声ストリーム記憶手段と、特定の映像音声ス
トリームの特定のフレームについて、フレームの合成、
特殊効果の付加、又はフレームの送信のいずれかの指示
を含む編集情報をいずれかのクライアントから受信する
編集情報受信手段と、前記編集情報でフレームの合成又
は特殊効果の指示する特定のフレームを前記映像音声ス
トリーム記憶手段から読みだして、前記編集情報ととも
に編集サーバへ送信し、前記編集情報でフレームの送信
を指示する特定のフレームを前記映像音声ストリーム記
憶手段から読み出して、前記編集情報を送信したクライ
アントへ送信する送信手段とを備える。
【0015】また、本発明は、スクリプトを実行して映
像音声編集を行う複数の編集クライアントと、ネットワ
ークで接続された編集サーバとから構成される映像音声
編集システムにおける、編集サーバであって、特殊効果
ごとの処理内容を定めたスクリプトを蓄積するスクリプ
ト記憶手段と、編集クライアントから、スクリプトの種
類を指定したスクリプトの取得要求を受信するスクリプ
ト取得要求受付け手段と、前記スクリプト記憶手段から
指定されたスクリプトを読み出し、スクリプトの取得要
求を送信した編集クライアントへ、読み出したスクリプ
トを送信するスクリプト送信手段とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 <第1の実施形態>本実施の形態は、映像編集機サーバ
において、画像合成やエフェクト付加を行う映像編集を
行うノンリニア映像編集システムに関する。 (構成)図1は、本発明の実施例の1つであるノンリニ
ア編集システムの全体構成を示すブロック図であり、図
2は、ネットワーク5でのデータのやり取りを示す図で
ある。
【0017】図1に示すように、本ノンリニア編集シス
テムは、映像音声蓄積データを集中的に管理しノンリニ
ア編集機クライアント側にて作成された映像編集情報に
基づく映像の編集を行うノンリニア編集機サーバ1、映
像編集情報を作成しまたノンリニア編集機サーバ側で編
集された映像を表示するためのノンリニア編集機クライ
アント2〜4、ならびに、ノンリニア編集機サーバ1及
びノンリニア編集機クライアント2〜4間で必要なデー
タをやり取りするためのネットワーク5を含んでいる。
(ネットワーク5には、図示しないノンリニア編集機サ
ーバ1及びノンリニア編集機クライアント2〜4のデー
タの送受信に要する装置が含まれるものとする。) ノンリニア編集機サーバ1は、所定のフォーマットの映
像音声蓄積データを記憶する記憶部11、1本の映像に
対して色変更処理、モザイク処理や、フェードイン、フ
ェードアウト等の画面切替え効果を付加する処理(エフ
ェクト処理)を施し、2本の映像に対してワイプ、ディ
ゾルブ等の画面切替え効果を付加する処理(エフェクト
処理)に伴う映像の合成、ピクチャ・イン・ピクチャに
よる映像の合成、又は音声合成や音声効果の付加を行う
映像効果機能部12、必要に応じて編集後の映像をセッ
トされた磁気テープ等に記録するビデオデッキ13、及
び、記憶部11内の映像音声蓄積データを管理し映像音
声蓄積データの読み出し、書き込み等を指示する蓄積デ
ータ管理部14を含んでいる。より詳細には、映像効果
機能部12は、各々が記憶部11の映像音声蓄積データ
をデコードし映像(及びこの映像に伴う音声、以下同
様)を生成する2台のデコーダ121、122、上記の
ような映像に対する処理を実際に行う映像音声合成部1
23、及び、これらの処理が施された映像を(上記のフ
ォーマットと同一又は異なる)所定のフォーマットのデ
ータにエンコードするエンコーダ124を含んでいる。
【0018】また、ノンリニア編集機クライアント2
(ノンリニア編集機クライアント3、4についても同
様)は、映像の編集に関するデータを入力する操作入力
部21、これらの入力に応じて映像編集情報を作成する
映像編集情報作成部22、ノンリニア編集機サーバ1の
エンコーダ124に対応するデコーダ23、ならびに、
映像の編集に関するデータを入力するための表示及びデ
コーダ23にてデコードされた映像の表示を行う表示部
24を含んでいる。
【0019】図2に示すように、本ノンリニア編集シス
テムでは、ノンリニア編集機クライアント2(又はノン
リニア編集機クライアント3、4)のユーザにより映像
の編集に関するデータが入力され、これらのデータに基
づく映像編集情報が作成され、ノンリニア編集機クライ
アント2からノンリニア編集機サーバ1に送られる。ノ
ンリニア編集機サーバ1では送られてきた映像編集情報
に基づいて映像の編集が行われ、編集後の編集結果映像
が再度エンコードされノンリニア編集機サーバ1からノ
ンリニア編集機クライアント2に転送される。ノンリニ
ア編集機クライアント2では、転送されてくる編集結果
映像がリアルタイムにデコードされ表示されることとな
る。
【0020】これらのような本ノンリニア編集システム
では、実際、次に図3、図4に示すような映像編集情報
を用いることができる。図3は、映像編集情報の例を示
す図であり、図4は、図3に示す映像編集情報を図式化
したものを示す図である。実際のユーザの操作に際して
は、図4に示すような映像編集情報を表示部24に表示
しつつ、映像の編集に関するデータを入力することがで
きる。
【0021】図3に示すように、映像編集情報は、映像
表示を開始する時刻を指示するための”映像表示開始時
刻”、映像表示を終了する時刻を指示するための”映像
表示終了時刻”、表示映像が含まれるファイルを特定す
るための”表示映像ファイル名”、ファイル内の映像の
中の表示すべき開始フレームを指示するための”ファイ
ルの表示開始フレーム番号”、ファイル内の映像の中の
表示すべき終了フレームを指示するための”ファイルの
表示終了フレーム番号”、及び、映像を切替える際の方
式を指示する”映像切替え方式”の6項目からなるデー
タを含むものとしている。
【0022】ここでは、開始時刻、終了時刻、表示開始
フレーム番号及び表示終了フレーム番号を、時、分、
秒、フレーム番号の各数値を”:”及び”.”にて区切
ることにより示しており、”VideoClip
1”、”VideoClip2”、”VideoCli
p3”は(記憶部11に記憶されている)表示映像に対
応する映像音声蓄積データのファイル名である。また、
ファイル内の映像のフレーム番号は、00:00:0
0.00からはじまるものとし、1秒間のフレーム数を
30個とする。また、1つのファイル内のデータは、1
つの映像音声ストリームを構成するものとする。
【0023】”WIPE”、”DISOLVE”は映像
切替え方式の名称を示している。”WIPE”はワイプ
方式により表示画像を切替えることを指示するものであ
り、”DISOLVE”はディゾルブ方式により表示画
像を切替えることを指示するものである。実際、図4に
図式化して示すように、これらの映像編集情報によっ
て、時刻00:00:00.00から時刻00:00:
15.00までの間VideoClip1を表示し、時
刻00:00:14.00から時刻00:00:23.0
0までの間VideoClip2を表示し、時刻00:
00:22.00から時刻00:00:28.00までの
間VideoClip3を表示することが指示され、ま
た、時刻00:00:14.00から時刻00:00:
15.00までの1秒間でワイプ方式によりVideo
1をVideo2に切替え、時刻00:00:22.0
0から時刻00:00:23.00までの1秒間でディ
ゾルブ方式によりVideo2をVideo3に切替え
ることが指示される。
【0024】図5は、ワイプ方式により、映像データが
切替えられるときの映像データの合成例を示す。同図に
示すように、時間経過とともに、Video2の映像が
Video1の映像に画面上部から順に置き換わってい
く様子が示されている。(動作)本ノンリニア編集シス
テムを構成するノンリニア編集機クライアント2及びノ
ンリニア編集機サーバ1では、それぞれ、図6、図7に
示すような制御が用いられて、以上のように説明してき
た映像編集が行われる。
【0025】図6は、ノンリニア編集機クライアント2
(ノンリニア編集機クライアント3、4についても同
様)での制御の手順を示すフローチャートであり、図7
は、ノンリニア編集機サーバ1での制御の手順を示すフ
ローチャートである。映像の編集に際して、ノンリニア
編集機クライアント2では、図6に示すように、まず、
ユーザにより操作入力部21(図1参照)、表示部24
が用いられて編集に関する情報が入力され、映像編集情
報作成部22にて上述のような映像編集情報が作成され
る(S701)。作成された映像編集情報はノンリニア
編集機サーバ1に送られ、映像編集情報に基づく映像の
再生が要求され(S702)、この後、送られた映像編
集情報に基づく編集後の映像データ(及び音声データ、
以下同様)が受信されたか否かが判定される(S70
3)。編集後の映像データが受信されなければ(S70
3にてNo)引き続きこの受信が待たれ、編集後の映像
データが受信されればS704へと処理が進められる。
【0026】S704では、デコーダ23により編集後
の映像データがデコードされ、デコードされた映像が表
示部24に表示される。続いて、映像編集情報に指定さ
れた映像がすべて表示されたか否かが判定され(S70
5)、指定された映像がすべて表示されたのでなければ
(S705にてNo)S703へと処理が移され、指定
された映像がすべて表示されていれば(S705にてY
es)本処理は終了する。
【0027】ノンリニア編集機サーバ1では、図7に示
すように、映像編集情報が受信されたか否かが判定され
(S901)、映像編集情報が受信されなければ(S9
01にてNo)引き続きこの受信が待たれ、(ノンリニ
ア編集機クライアント2でのS702の処理により送信
された)映像編集情報が受信されれば(S901にてY
es)映像編集情報が蓄積データ管理部14にて解析さ
れる(S902)。
【0028】解析された映像編集情報に応じて、デコー
ダ121及びデコーダ122のいずれか、又は、デコー
ダ121及びデコーダ122の両方に、対応する映像音
声蓄積データが読み出され、映像データが再生される
(S903)。再生された映像データに対しては、映像
音声合成部123にて映像編集情報に基づく処理が行わ
れ(S904)、処理を終えた映像データがエンコーダ
124にてエンコードされ(S905)、ノンリニア編
集機クライアント2にエンコードされた映像データが送
信される(S906)。(ノンリニア編集機クライアン
ト2では、このノンリニア編集機サーバ1からの送信に
応じて上述のS704の処理等が行われる。) 続いて、映像編集情報にて指定された映像がすべて再生
されたか否かが判定される(S907)。指定された映
像がすべて再生されたのでなければ(S907にてN
o)S903へと処理が移され、指定された映像がすべ
て再生されていれば(S907にてYes)本処理は終
了する。 (まとめ)以上のように、本ノンリニア編集システムで
は、ノンリニア編集機クライアント2(又はノンリニア
編集機クライアント3、4)にて、ユーザの入力に基づ
いて映像編集情報が作成されこの映像編集情報がノンリ
ニア編集機サーバ1に送信される。映像音声蓄積データ
を管理するノンリニア編集機サーバ1では、受信された
映像編集情報に応じて、(ワイプ、ディゾルブなどの映
像切替え、ピクチャ・イン・ピクチャ画像の再生等に伴
う)複数の映像を同時に用いての編集処理が行われ、編
集後の映像が、エンコードされ、映像編集情報が作成さ
れたノンリニア編集機クライアントに送信される。これ
らのようにしてノンリニア編集機クライアントに送信さ
れてきた編集後の映像は、デコードされ、表示されるこ
ととなる。
【0029】従って、ノンリニア編集機クライアントで
は、画像合成やエフェクト処理は行われることなく1映
像分の映像データが表示されるのみであるので、これら
に要する構成は、従来に比べて簡素化されたものとな
り、(例えば、エンコーダ124ではMotion―J
PEG規格等に準拠するフォーマットでエンコードが行
われるものとした場合)現行一般に普及しているパーソ
ナルコンピュータに対して特殊なハードウェアを付加す
ることなくソフトウェアのみによって実装することがで
きることとなる。これらは、ノンリニア編集機クライア
ント1台に要するコストを低減させ、(ノンリニア編集
機クライアントが複数台設置される)ノンリニア編集シ
ステムのより安価な構築が可能となることを示してい
る。また、新たな画像合成方法やエフェクト方法が考案
された場合でも、当該画像合成処理やエフェクト処理を
実現するための構成をサーバにのみ追加すれば、クライ
アントの構成の変更が不要であり柔軟性のあるシステム
とすることができる。
【0030】また、第2の従来例のノンリニア編集シス
テムでは、(ワイプ、ディゾルブ等の映像切替えを行う
ときのように)複数の映像を合成して1つの映像を生成
する場合、合成に必要となる複数の映像データのすべて
をノンリニア編集機サーバ6からノンリニア編集機クラ
イアント7に転送する必要があり、これらの作業をリア
ルタイムに行うためには、必要となる複数の映像データ
は同時に転送されなくてはならない。つまり、第2の従
来例のノンリニア編集システムでは、転送される複数の
映像分の映像データによりネットワークに対する負荷が
著しく大きくなることがある。
【0031】これに対して、本ノンリニア編集システム
では、ノンリニア編集機サーバからノンリニア編集機ク
ライアントへは、(従来編集前の複数映像分の映像デー
タが送信されていたのに対し)編集後の1映像分の映像
データが送信されるため、ネットワークに対する負荷は
より小さいものとなる。実際、映像音声蓄積データがD
VCPRO50規格に準拠するフォーマットで符号化さ
れているものとすると1映像あたり約50Mbpsの通
信帯域が必要となり、ピクチャ・イン・ピクチャにより
2映像を合成する場合、上述の第2の従来例のノンリニ
ア編集システムではネットワーク上2映像分に対応する
約100Mbpsの通信帯域を必要としたが、本実施例
のノンリニア編集システムでは1映像分に対応する約5
0Mbpsの通信帯域のみを要することとなる。
【0032】さらに、本ノンリニア編集システムでは、
ノンリニア編集機サーバ1はデコーダ121、122及
びエンコーダ124を有するものであり、ノンリニア編
集機クライアント2〜4のデコーダには映像音声蓄積デ
ータのフォーマットにかかわりなくエンコーダ124に
対応するデコードを行わせればよいこととなり、映像音
声蓄積データをDVCPRO規格のフォーマットのデー
タとして記憶させデコーダ121、122にDVCPR
O規格のフォーマットのデータを対応させ、エンコーダ
124及びノンリニア編集機クライアント2〜4のデコ
ーダにMPEG規格のフォーマットのデータを対応させ
ることができる。これによって、映像音声蓄積データは
低圧縮率で高画質の映像データとして記憶されるものと
し、ネットワーク5上エンコーダ124、デコーダ23
間では高圧縮率で低画質の映像データがやり取りされる
ものとすることができ、より効率的に映像音声蓄積デー
タが用いられることとなる。また、このような本ノンリ
ニア編集システムにて映像音声蓄積データのフォーマッ
トが変更された際には、ノンリニア編集機クライアント
側のデコーダ(に対応するプログラム)を変更すること
なく、デコーダ121、122を変更することのみによ
って、ノンリニア編集システム全体がこの映像音声蓄積
データのフォーマットの変更に対応することができる。 (変形例)続いて、上述の実施例のノンリニア編集シス
テムの変形例の1つであるノンリニア編集システムにつ
いて説明する。 (1)映像の縮小について 図8は、変形例の1つであるノンリニア編集システムの
全体構成を示すブロック図である。本変形例のノンリニ
ア編集システムは、図1に示すノンリニア編集システム
の映像効果機能部12に映像縮小部125を付加したも
のである。(本変形例のノンリニア編集システムの他の
各部の動作等は上述のノンリニア編集システムに準ずる
ものとしその説明を省略する。)この映像縮小部125
は、エンコーダ124でのエンコードに先立って、映像
を縮小させるよう映像データを加工するものであり、映
像縮小部125にて生成される映像データは、上述のよ
うな第1の実施例のノンリニア編集システムに比べてよ
り小さなサイズを有するものとなる。これによると、映
像の解像度は小さくなるものの、ノンリニア編集機クラ
イアントでの映像のデコードに要する負荷及びネットワ
ークの負荷を低下させることができることとなる。実
際、エンコーダ124ではMotion―JPEG規格
に準拠するフォーマットでエンコードが行われるものと
する場合、縦、横の画面の大きさを1/2とすることに
より、エンコーダ124での再圧縮(再符号化)後のデ
ータサイズを約1/4とすることができることとなる。
(音声データについてはサンプリング周波数を下げるこ
とによってデータサイズを小さくすることができる。) (2)映像データの数 なお、上述の実施の形態のノンリニア編集システムで
は、ノンリニア編集機サーバはデコーダを2台有するも
のとして2つの映像が映像効果機能部での編集に用いら
れるものとしたが、ノンリニア編集機サーバがデコーダ
を2台有しデコードされた映像データを必要に応じて一
時的に記憶させるものとして、また、ノンリニア編集機
サーバがデコーダを3台以上有するものとして、3以上
の映像が映像効果機能部での編集に用いられるものとす
ることができる。 (3)画像合成を伴わないエフェクト処理について 本実施の形態では、2本の映像データを合成することに
よって、ネットワークの負荷を削減する実施例について
説明したが、1本の映像データに対してフェードインや
フェードアウト等のエフェクト処理を施す場合において
も有用な効果を有する。すなわち、ノンリニア編集機サ
ーバにおいて、エフェクト処理を一括して行うことによ
り、ノンリニア編集機クライアント側でエフェクト処理
を不要とし、ノンリニア編集機クライアントの構成を簡
易なものにできるとともに、新規なエフェクト方法が開
発された場合でもノンリニア編集機サーバ側で当該エフ
ェクトを実現する機能を追加すればクライアントの構成
の変更を不要にすることができる。 (4)エフェクト処理 本実施の形態では、映像効果機能部12内の映像音声合
成部123の詳細について説明を省略したが、より詳細
に説明すると以下の2通りの構成が考えられる。
【0033】図9は、エフェクト又は画像合成ごとに専
用の処理装置を設ける例を示す。同図に示すように、映
像音声合成部123は、エフェクト又は画像合成の種類
ごとに専用の実行部181a等を有する。指定部199
で指定されるエフェクト又は画像合成の種類に対応する
実行部が選択されて、当該選択された実行部が、デコー
ダ121、122から送られる映像データに対してエフ
ェクト又は画像合成処理を行う。
【0034】図10は、エフェクト又は画像合成のため
のスクリプトを実行する汎用の処理装置による例を示
す。同図に示すように、映像音声合成部123は、エフ
ェクト又は画像処理の内容を定めたスクリプトを蓄積す
るスクリプト記憶部190と、画像メモリ192と、ス
クリプトを解釈し実行するスクリプト実行部191とを
有する。スクリプト実行部191は、指定部199で指
定されるエフェクト又は画像合成の種類に対応するスク
リプトをスクリプト記憶部190から読み出す。そし
て、スクリプト実行部191は、デコーダ121、12
2から送られて画像メモリ192に格納されている映像
データに対して、読み出したスクリプトを実行し、実行
結果であるエフェクト又は画像合成処理された映像デー
タを出力する。 <第2の実施形態>第1の実施の形態では、1台のノン
リニア編集機が、映像音声データを蓄積するとともに、
画像合成やエフェクト処理を行うものとしたが、第2の
実施形態は、映像音声データを蓄積するコンテンツサー
バと、画像合成やエフェクト処理を行うエフェクトサー
バの2種類のサーバを有するノンリニア映像編集システ
ムに関する。 (システムの概要)まず、本実施の形態に係る映像編集
システムの各装置の役割について説明する。図11
(a)は、映像編集情報で定められる映像音声ファイル
AとBの構成を示す。同図に示すように、映像音声ファ
イルA(素材A)は、フレーム群A−1とフレーム群A
−2とからなり、映像音声ファイルB(素材B)は、フ
レーム群B−1とフレーム群B−2とからなる。この映
像編集情報に従うと、最初にフレーム群A−1が表示さ
れ、次にフレーム群A−2とフレーム群B−1とが、画
面を構成する比率を順次B−1群に切替えながら同時に
表示され(ワイプ処理)、その後、フレーム群B−2が
表示される。
【0035】図11(b)は、この映像編集システムの
データの流れを示す。同図に示すように、ノンリニア編
集機クライアント2〜4は、上述のような映像編集情報
をコンテンツサーバ430に送信する。コンテンツサー
バ430は、映像編集情報で定められている表示すべき
映像音声フレームのうち、エフェクト処理が不要なフレ
ーム群A−1及びB−2については、直接、映像編集情
報を送信したノンリニア編集機クライアントへ送り、エ
フェクト処理が不要なフレーム群A−2、B−1につい
ては、当該フレーム群とエフェクトの種別とを含むエフ
ェクト処理要求メッセージをエフェクトサーバ420へ
送る。
【0036】エフェクトサーバ420は、エフェクト処
理要求メッセージを受信し、エフェクト処理要求メッセ
ージに含まれるフレーム群に指定されるエフェクト処理
を実行し、その結果得られるエフェクト処理されたフレ
ーム群をノンニリア編集機クライアントへ送信する。ノ
ンリニア編集機クライアントは、フレーム群A−1及び
B−2をコンテンツサーバ430から受信し、フレーム
群A−2及びB−1をエフェクト処理して作成した新た
なフレーム群をエフェクトサーバ420から受信する。 (構成)図12は、本実施の形態に係るノンリニア編集
システムの構成を示すブロック図である。本システム
が、図1に示す第1の実施形態の構成と異なる点は、コ
ンテンツサーバが映像音声データを蓄積し、エフェクト
サーバが、画像合成やエフェクトの処理を行う点であ
る。以下、第1の実施形態と異なる点について説明す
る。
【0037】ノンリニア編集機クライアント2〜4の映
像編集情報作成部22で作成された映像編集情報は、コ
ンテンツサーバ430に送られる。コンテンツサーバ4
30は、映像編集情報解釈部422と、送信制御部42
1と、映像音声蓄積データを蓄積する記録部11とを備
える。映像編集情報解釈部422は、受信した映像編集
情報で定められる映像音声フレームのうち、画像合成や
エフェクト処理が必要か否かを調べる。そして、映像編
集情報解釈部422は、画像合成やエフェクト処理が不
要な映像音声フレーム(すなわち、単に送信を要求して
いる映像音声フレーム)については、当該映像音声フレ
ームをクライアントへ直接送信するように送信制御部4
21を指示し、画像合成やエフェクト処理が必要な映像
音声フレームについては、エフェクトサーバ420にお
いて処理させるように送信制御部421を指示する。例
えば、図3に示す映像編集情報がコンテンツサーバに送
られた場合について説明する。
【0038】映像編集情報解釈部422は、時間帯0
0:00:00.00〜00:00:13.29は、画
像合成やエフェクト処理が不要なので、自装置に蓄積さ
れているVideoClip1ファイルの00:00:
40.03フレーム〜00:00:54.02フレーム
をノンリニア編集機クライアントに直接送信するように
送信制御部421を指示する。
【0039】映像編集情報解釈部422は、時間帯0
0:00:14:00〜00:00:15.00は、エ
フェクト処理が必要なので、VideoClip1の0
0:00:54.03フレーム〜00:00:55.0
3フレーム及びVideoClip2の50:00:0
0.00フレーム〜51:00:00.00フレームを
エフェクトサーバにおいて処理させるように送信制御部
421を指示する。
【0040】映像編集情報解釈部422は、時間帯0
0:00:15.01〜00:00:23.00は、画
像合成やエフェクト処理が不要なので、自装置に蓄積さ
れているVideoClip2の00:00:51.0
1フレーム〜00:00:59.00フレームをノンリ
ニア編集機クライアントに直接送信するように送信制御
部421を指示する。
【0041】送信制御部421は、ノンリニア編集機ク
ライアントへ直接、映像音声フレームを送信する場合に
は、記録部11よりそのフレームを読み出して、映像編
集情報を送信したノンリニア編集機クライアント2〜4
を送信する。送信制御部421は、エフェクトサーバに
処理をさせる場合には、記録部11よりそのフレームを
読み出して、当該フレームと、クライアントと、エフェ
クトの種類からなるエフェクト処理要求メッセージを送
信する。 (動作)次に、本実施の形態に係るノンリニア編集シス
テムの動作を説明する。図13は、本実施の形態に係る
ノンリニア編集システムの動作手順を示すフロチャート
である。
【0042】ノンリニア編集機クライアントの映像編集
情報作成部22は、映像編集情報を作成する(ステップ
S601)。次に、ノンリニア編集機クライアントは、
作成した映像編集情報をコンテンツサーバ430に送信
する(ステップS602)。コンテンツサーバ430
は、映像編集情報を受信する(ステップS603)。
【0043】コンテンツサーバ430の映像編集情報解
釈部422は、受信した映像編集情報で定められる映像
音声フレームのうち、画像合成やエフェクト処理が必要
な映像音声フレームを特定する(ステップS604)。
送信制御部421は、画像合成やエフェクト処理が不要
な映像音声フレームについては、当該映像音声フレーム
を記録部11より読み出して、ノンリニア編集機クライ
アントへ送信する(ステップS605)。
【0044】送信制御部421は、画像合成やエフェク
ト処理が必要な映像音声フレームについては、当該映像
音声フレームを記録部11より読み出して、当該映像音
声フレームを含むエフェクト処理要求メッセージを作成
して、当該エフェクト処理要求メッセージをエフェクト
サーバ420へ送信する(ステップS606)。エフェ
クトサーバ420は、エフェクト処理要求メッセージを
受信する(ステップS607)。
【0045】エフェクトサーバ420の映像効果機能部
12は、エフェクト処理要要求メッセージに含まれる映
像音声フレームを、当該メッセージに含まれるエフェク
ト又は画像合成の種類に従って、エフェクト処理又は画
像合成を行う(S608)。エフェクトサーバ420
は、エフェクト処理又は画像合成された映像音声フレー
ムをノンリニア編集機クライアントへ送信する(S60
9)。
【0046】ノンリニア編集機クライアントは、映像音
声フレームを受信する(ステップS610)。ノンリニ
ア編集機クライアントは、受信した映像音声フレームを
デコードし、表示する(S611)。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係るノンリニ
ア映像編集システムでは、エフェクトサーバが画像合成
処理やエフェクト処理を行う構成を備えるものとすれば
よいので、クライアトごとに当該構成を持たせる必要が
なく、システムの価格を低くすることができるととも
に、新たなエフェクト方法等が開発された場合でもサー
バだけ構成を変更すればよいので、柔軟性に富んだシス
テムとすることができる。
【0047】また、映像音声データを蓄積するコンテン
ツサーバと画像合成処理やエフェクト処理を行うエフェ
クトサーバに機能を分担させるので、1台のサーバ装置
ですべて行うよりも負荷が分散されるので、より多数の
クライアントからの映像送信要求を同時に処理すること
ができる。また、2本分の映像データが同時にネットワ
ークを流れるのは、コンテンツサーバとエフェクトサー
バの間のみであるので、エフェクトサーバとクライアン
ト間及びクライアントとコンテンツサーバ間では、第1
の実施形態と同様にネットワークの負荷を削減すること
ができる。 (変形例) (1)エフェクト処理要求について 本実施の形態では、コンテンツサーバにおいて、ノンリ
ニア編集機クライアントから受信した映像編集情報から
エフェクト処理要求メッセージを作成して当該メッセー
をエフェクトサーバに送信するものとしたが、これに限
定するものではない。コンテンツサーバでは、受信した
映像編集情報をそのままエフェクトサーバに送信し、エ
フェクトサーバでは、この映像編集情報よりエフェクト
処理又は画像合成処理について指示した部分を抽出し
て、当該指示に応じてエフェクト処理又は画像合成処理
を行うものとしてもよい。 <第3の実施形態>本実施の形態は、サーバにおいてエ
フェクトスクリプトを集中管理し、クライアントはサー
バからエフェクトスクリプトをダウンロードし、これを
用いて映像編集を行う映像編集システムに関する。 (ノンリニア映像編集システム)まず、本実施の形態に
係るノンリニア映像編集システムの概要について説明す
る。図14は、本実施の形態に係るノンリニア映像編集
システムの構成を示すブロック図である。ノンリニア映
像編集システム10は、ノンリニア編集機サーバ100
と、エフェクトスクリプト作成装置200と、ノンリニ
ア編集機クライアント300と、ネットワーク12とか
ら構成される。
【0048】ノンリニア編集機サーバ100は、映像音
声データにエフェクトを付加する処理を記述したエフェ
クトスクリプトと、蓄積しているエフェクトスクリプト
の一覧情報と、所定の映像音声データにエフェクトが付
加されたサンプルデータを蓄積し、クライアントから送
られた映像音声データにエフェクトを付加してプレビュ
ーデータを作成する。
【0049】エフェクトスクリプト作成装置200は、
エフェクトスクリプトを作成し、作成したエフェクトス
クリプトをノンリニア編集機サーバ10へ送り、蓄積さ
せる。ノンリニア編集機クライアント300は、ノンリ
ニア編集機サーバ100からエフェクト一覧情報、エフ
ェクトスクリプト、サンプルデータ及びプレビューデー
タを取得して、これらのデータに基づいて、編集処理を
行う。 (エフェクトスクリプト作成装置の構成)図15は、エ
フェクトスクリプト作成装置200の構成を示すブロッ
ク図である。エフェクトスクリプト作成装置200は、
エフェクトスクリプト作成部201と、エフェクトスク
リプト登録要求部202と、通信処理部203と、表示
部204とから構成される。
【0050】エフェクトスクリプト作成部201は、ユ
ーザエフェクトスクリプトを作成する。エフェクトスク
リプト登録要求部202は、エフェクトスクリプト登録
要求メッセージを作成する。エフェクトスクリプト登録
要求メッセージは、図16(a)に示すように、メッセ
ージ種別(=1)と、端末番号と、提供者識別番号と、
エフェクトの名前と、エフェクトスクリプトとからな
る。端末番号は、各クライアントを識別するために付け
られた番号である。提供者識別番号は、エフェクトスク
リプトを提供するユーザを識別するために付けられた番
号である。エフェクトの名前は、エフェクト処理の内容
を文字で簡単に表わしたもので、提供者が任意に命名す
る。
【0051】通信処理部203は、ノンリニア編集機サ
ーバ100との間でネットワーク12を通じて、エフェ
クトスクリプト登録要求メッセージの送信及び対応する
応答メッセージを受信する。表示部204は、エフェク
トスクリプトを登録した旨の応答メッセージを表示す
る。 (ノンリニア編集機クライアントの構成)図17は、ノ
ンリニア編集機クライアント300の構成を示す。ノン
リニア編集機クライアント300は、通信処理部301
と、エフェクト一覧情報取得要求部302と、サンプル
データ取得要求部303と、エフェクトスクリプト取得
要求部304と、プレビューデータ取得要求部305
と、エフェクトスクリプト記憶部306と、エフェクト
編集部307と、映像データ記憶部308と、表示部3
09と、操作入力部310とから構成される。
【0052】操作入力部310は、エフェクト一覧情報
の取得要求が入力された場合にエフェクト一覧情報取得
要求部302に処理を指示し、エフェクトスクリプトの
登録番号を指定したサンプルデータの取得要求が入力さ
れた場合にサンプルデータ取得要求部303に処理を指
示し、エフェクトスクリプトの登録番号を指定したエフ
ェクトスクリプトの取得要求が入力された場合にエフェ
クトスクリプト取得要求部304に処理を指示し、エフ
ェクトスクリプトの登録番号と映像音声データを指定し
たプレビューデータの取得要求が入力された場合にプレ
ビューデータ取得要求部305に処理を指示する。
【0053】通信処理部301は、ノンリニア編集機サ
ーバ100との間でネットワーク12を通じて、エフェ
クト一覧情報取得要求メッセージと、サンプルデータの
取得要求メッセージと、エフェクトスクリプトの取得要
求メッセージと、プレビューデータの取得要求メッセー
ジの通信、及びこれらに対する応答メッセージの通信を
行う。
【0054】エフェクト一覧情報取得要求部302は、
ノンリニア編集機サーバ100に蓄積されているエフェ
クトスクリプトの一覧を表わすエフェクト一覧情報の取
得要求メッセージを作成する。エフェクト一覧情報の取
得要求メッセージは、図16(b)に示すように、メッ
セージ種別(=2)と、端末番号と、利用者識別番号と
からなる。
【0055】サンプルデータ取得要求部303は、ノン
リニア編集機サーバ100に蓄積されているサンプルデ
ータの取得要求メッセージを作成する。図16(c)に
示すように、サンプルデータの取得要求メッセージは、
メッセージ種別(=3)と、端末番号と、利用者識別番
号と、エフェクトスクリプトの登録番号とからなる。エ
フェクトスクリプト取得要求部304は、ノンリニア編
集機サーバ100に蓄積されているエフェクトスクリプ
トの取得要求のメッセージ作成を行う。エフェクトスク
リプトの取得要求のメッセージは、図16(d)に示す
ように、メッセージ種別(=4)と、端末番号と、利用
者識別番号と、エフェクトスクリプトの登録番号とから
なる。
【0056】また、エフェクトスクリプト取得要求部3
04は、ノンリニア編集機サーバ100から受信したエ
フェクトスクリプトをエフェクトスクリプト記憶部30
6に格納する。プレビューデータ取得要求部305は、
指定された映像音声データを映像音声データ記憶部30
8から読み出して、当該映像音声データに指定されたエ
フェクトが付加されたプレビューデータの取得要求のメ
ッセージ作成を行う。プレビューデータの取得要求のメ
ッセージは、図16(e)に示すように、端末番号と、
利用者識別番号と、エフェクトスクリプトの登録番号
と、映像音声データとからなる。
【0057】エフェクトスクリプト記憶部306は、ノ
ンリニア編集機サーバ100より取得したエフェクトス
クリプトを記憶する。映像音声データ記憶部308は、
映像音声データを記憶する。エフェクト処理部307
は、操作入力部310からの映像音声データとエフェク
トの種類の選択に従って、映像音声データ記憶部308
から選択された映像音声データを読み出し、エフェクト
スクリプト記憶部306から選択されたエフェクトスク
リプトを読み出し、当該映像音声データを対象として当
該エフェクトスクリプトを実行してエフェクトが付加さ
れた映像音声データを得る。
【0058】エフェクトスクリプト統合処理部311
は、エフェクト処理部307において選択できるスクリ
プトのメニューに、ノンリニア編集機サーバ100より
取得したエフェクトスクリプトを追加する。表示部30
9は、エフェクトスクリプトの取得完了した旨の表示、
受信したエフェクト一覧情報の表示、受信したプレビュ
ーデータ、受信したサンプルデータ、を取得要求したエ
フェクトスクリプトを取得した旨の表示、及びエフェク
ト処理部307でエフェクトが付加された映像を表示す
る。 (ノンリニア編集機サーバの構成)図18は、ノンリニ
ア編集機サーバの構成を示すブロック図である。ノンリ
ニア編集機サーバ100は、通信処理部101と、要求
解析処理部102と、エフェクトスクリプト登録処理部
103と、エフェクト一覧情報提供処理部104と、サ
ンプルデータ提供処理部105と、エフェクトスクリプ
ト提供処理部106と、プレビューデータ提供処理部1
07と、エフェクトスクリプト記憶部108と、エフェ
クトスクリプト管理情報記憶部109と、サンプルデー
タ記憶部110と、サンプルデータ作成部111と、課
金処理部112と、プレビューデータ作成部113とか
ら構成される。
【0059】通信処理部101は、ノンリニア編集機ク
ライアント300及びエフェクトスクリプト作成装置2
00との間でネットワーク12を通じて、メッセージの
受信、及びこれらに対する応答メッセージの送信を行
う。要求解析処理部102は、通信処理部101を介し
て受信したメッセージを解析し、取得した要求に対応す
る処理を行う。すなわち、受信したメッセージがエフェ
クトスクリプトの登録要求メッセージならエフェクトス
クリプト登録処理部103に、エフェクト一覧情報の取
得要求メッセージならエフェクト一覧情報提供処理部1
04に、エフェクトスクリプト取得要求メッセージなら
エフェクトスクリプト提供処理部106に、プレビュー
データの取得要求メッセージならプレビューデータ提供
処理部107に、サンプルデータの取得要求メッセージ
ならサンプルデータ提供処理部105に、それぞれ処理
を行うよう指示を送る。
【0060】エフェクトスクリプト記憶部108は、エ
フェクトスクリプト作成装置200から送られたエフェ
クトスクリプトを記憶する。エフェクトスクリプト管理
情報記憶部109は、エフェクトスクリプト管理情報を
記憶する。図19は、エフェクトスクリプト管理情報の
例を示す。同図に示すように、エフェクトスクリプト管
理情報は、エフェクトスクリプトごとに、登録順に付け
られる登録番号と、エフェクトの名前と、登録したユー
ザを識別するための提供者識別番号と、エフェクトスク
リプトのダウンロード料金と、ダウンロードしたユーザ
を識別するための利用者識別番号と、エフェクトスクリ
プトのエフェクトスクリプト記憶部108におけるアド
レスと、サンプルデータのサンプルデータ記憶部110
におけるアドレスとで構成される。
【0061】エフェクトスクリプト登録処理部103
は、エフェクトスクリプト登録要求メッセージに含まれ
る端末番号より送信元の確認処理を行ない、エフェクト
スクリプト登録要求メッセージに含まれる提供者識別番
号より送信ユーザの確認処理を行う。また、エフェクト
スクリプト登録処理部103は、エフェクトスクリプト
登録要求メッセージからエフェクトスクリプトを取出し
て、エフェクトスクリプト記憶部108に格納する。
【0062】また、エフェクトスクリプト登録処理部1
03は、エフェクトスクリプト登録要求メッセージに基
づいて、エフェクトスクリプト管理情報記憶部109内
のエフェクトスクリプト管理情報を更新する。すなわ
ち、新たな登録番号に対応させて、エフェクトスクリプ
ト登録要求メッセージに含まれるエフェクトの名前と提
供者識別番号と、ダウンロード料金のデフォルト値(1
00円)と、エフェクトスクリプトのアドレスを追記す
る。なお、利用者識別番号は、未利用につき、なにもな
い状態である。
【0063】また、エフェクトスクリプト登録処理部1
03は、エフェクトエフェクトスクリプトを提供したエ
フェクトスクリプト作成装置200に対して登録が完了
した旨の応答メッセージを作成する。エフェクト一覧情
報提供処理部104は、エフェクト一覧情報提供処理部
104は、エフェクトスクリプト登録要求メッセージに
含まれる端末番号より送信元の確認処理を行ない、エフ
ェクトスクリプト登録要求メッセージに含まれる利用者
識別番号より、送信ユーザの確認処理を行う。エフェク
ト一覧情報提供処理部104は、エフェクトスクリプト
管理情報記憶部109内のエフェクトスクリプト管理情
報の一部であるエフェクト一覧情報を取得し、取得した
エフェクト一覧情報からなる応答メッセージを作成す
る。図20は、エフェクト一覧情報の例を示す。同図に
示すように、エフェクト一覧情報は、エフェクトスクリ
プトごとに、登録番号と、エフェクトの名前と、登録し
たユーザを識別するための提供者識別番号と、ダウンロ
ード料金とからなる。
【0064】サンプルデータ提供処理部105は、サン
プルデータ取得要求メッセージに含まれる端末番号より
送信端末の確認処理を行ない、サンプルデータ取得要求
メッセージに含まれる利用者識別番号より送信ユーザの
確認処理を行う。サンプルデータ提供処理部105は、
エフェクトスクリプト管理情報記憶部109内のエフェ
クトスクリプト管理情報を参照して、サンプルデータ取
得要求メッセージに含まれる登録番号に対応するサンプ
ルデータのアドレスを特定する。そして、サンプルデー
タ提供処理部105は、サンプルデータ記憶部110か
ら特定したアドレスのサンプルデータを読み出し、当該
サンプルデータからなる応答メッセージを作成する。
【0065】エフェクトスクリプト提供処理部106
は、エフェクトスクリプト取得要求メッセージに含まれ
る端末番号より送信端末の確認処理を行ない、エフェク
トスクリプト取得要求メッセージに含まれる利用者識別
番号より送信ユーザの確認処理を行う。エフェクトスク
リプト提供処理部106は、エフェクトスクリプト管理
情報記憶部109を参照して、エフェクトスクリプト取
得要求メッセージに含まれる登録番号に対応するエフェ
クトスクリプトのアドレスを特定する。そして、エフェ
クトスクリプト提供処理部106は、エフェクトスクリ
プト記憶部108から特定したアドレスのエフェクトス
クリプトを読み出して、当該エフェクトスクリプトから
なる応答メッセージを作成する。
【0066】プレビューデータ提供処理部107は、プ
レビューデータ取得要求メッセージに含まれる端末番号
より送信元の確認処理を行ない、プレビューデータ取得
要求メッセージに含まれる利用者識別番号より送信ユー
ザの確認処理を行う。プレビューデータ提供処理部10
7は、プレビューデータ取得要求メッセージに含まれる
映像音声データと、エフェクトスクリプトの登録番号を
プレビューデータ作成部113に送る。また、プレビュ
ーデータ提供処理部107は、プレビューデータ作成部
113から送られるプレビューデータからなる応答メッ
セージを作成する。
【0067】サンプルデータ作成部111は、エフェク
トスクリプトを映像音声データに適用したらどのような
ものになるかを利用者が知ることができるように、取得
したエフェクトスクリプトを所定の映像音声データに適
用して、サンプルデータを作成し、作成したサンプルデ
ータをサンプルデータ記憶部110に格納し、当該サン
プルデータのサンプルデータ記憶部110におけるアド
レスをエフェクトスクリプト管理情報記憶部109に書
き込む。
【0068】サンプルデータ記憶部110は、作成され
たサンプルデータを記憶する。プレビューデータ作成部
113は、エフェクトスクリプト管理情報記憶部109
を参照して、通知された登録番号に対応するエフェクト
スクリプトのアドレスを特定し、エフェクトスクリプト
記憶部108から、当該アドレスのエフェクトスクリプ
トを読み出す。そして、プレビューデータ作成部113
は、プレビュー用の映像音声データに対して読み出した
エフェクトスクリプトを実行させて、プレビューデータ
を作成し、プレビューデータ提供処理部107に送る。
【0069】課金処理部112は、エフェクトスクリプ
トを取得したユーザー及びエフェクトスクリプトを登録
したユーザーに対して、請求及び支払を行うための課金
情報を作成する。すなわち、課金処理部112は、エフ
ェクトスクリプト管理情報を参照して、利用者識別番号
で特定される利用者に対してダウンロード料金を請求
し、提供者識別番号で特定される利用者に対してダウン
ロード料金にダウンロードした利用者の人数を乗じた額
を支払うべき旨を定めた課金情報を作成する。 (エフェクトスクリプトの登録処理)図21は、エフェ
クトスクリプト作成装置200からノンリニア編集機サ
ーバ100へエフェクトスクリプトを送り、登録する処
理手順を示す。
【0070】エフェクトスクリプト作成装置200のエ
フェクトスクリプト作成部201は、エフェクトスクリ
プトを作成する(ステップS500)。エフェクトスク
リプト作成装置200のエフェクトスクリプト登録要求
部202は、図16(a)に示すような、メッセージ種
別(=1)と、端末番号と、提供者識別番号と、エフェ
クトの名前、エフェクトスクリプトとからなるエフェク
トスクリプト登録要求メッセージを作成する(ステップ
S501)。
【0071】エフェクトスクリプト作成装置200内の
通信処理部203は、ノンリニア編集機サーバ100へ
エフェクトスクリプト登録要求メッセージを送信する
(ステップS502)。ノンリニア編集機サーバ100
の通信処理部101で受信したエフェクトスクリプト登
録要求メッセージは、要求解析処理部102で解析され
てエフェクトスクリプト登録処理部103に送られる
(ステップS503)。
【0072】エフェクトスクリプト登録処理部103
は、エフェクトスクリプト登録要求メッセージに含まれ
る端末番号より、送信元の確認処理を行う(ステップS
504)。そして、エフェクトスクリプト登録処理部1
03は、エフェクトスクリプト登録要求メッセージに含
まれる利用者識別番号より、送信ユーザの確認処理を行
う(ステップS505)。
【0073】そして、エフェクトスクリプト登録処理部
103は、エフェクトスクリプト登録要求メッセージか
らエフェクトスクリプトを抽出して、エフェクトスクリ
プト記憶部108に格納する(ステップS506)。エ
フェクトスクリプト登録処理部103は、エフェクトス
クリプト登録要求メッセージに基づいて、エフェクトス
クリプト管理情報記憶部109内のエフェクトスクリプ
ト管理情報を更新する(ステップS507)。
【0074】サンプルデータ作成部111は、取得した
エフェクトスクリプトを所定の映像音声データに適用し
てサンプルデータを作成し、作成したサンプルデータを
サンプルデータ記憶部110に格納し、当該サンプルデ
ータのサンプルデータ記憶部110におけるアドレスを
エフェクトスクリプト管理情報記憶部110に書き込む
(ステップS508)。
【0075】そして、エフェクトスクリプト登録処理部
103は、エフェクトスクリプトを登録要求したエフェ
クトスクリプト作成装置200に対して、エフェクトス
クリプトを登録した旨の応答メッセージの作成処理を行
う(ステップS509)。エフェクトスクリプト登録処
理部103は、通信処理部101を介して、エフェクト
スクリプトを提供したエフェクトスクリプト作成装置2
00に、応答メッセージの送信を行う(ステップS51
0)。
【0076】エフェクトスクリプト作成装置200内の
通信処理部203は、ノンリニア編集機サーバ100か
ら応答メッセージを受信する(ステップS511)。エ
フェクトスクリプト登録要求部202は、エフェクトス
クリプトを登録した旨の応答メッセージを表示部204
に表示させる(ステップS512)。 (エフェクト一覧情報の取得)図22は、ノンリニア編
集機クライアント300がノンリニア編集機サーバ10
0からエフェクト一覧情報を取得する処理手順を示す。
【0077】ノンリニア編集機クライアント300の操
作入力部310よりエフェクト一覧情報の取得要求が入
力された場合、エフェクト一覧情報取得要求部302
は、図16(b)に示すような、メッセージ種別(=
2)と、端末番号と、利用者識別番号とからなるエフェ
クト一覧情報の取得要求メッセージの作成を行う(ステ
ップS801)。
【0078】ノンリニア編集機クライアント300は、
通信処理部301により、エフェクト一覧情報取得要求
メッセージの送信を行う(ステップS802)。ノンリ
ニア編集機サーバ100の通信処理部101で受信した
エフェクトスクリプト登録要求メッセージは、要求解析
処理部102で解析されてエフェクト一覧情報提供処理
部104に送られる(ステップS803)。
【0079】エフェクト一覧情報提供処理部104は、
エフェクトスクリプト登録要求メッセージに含まれる端
末番号より、送信元の確認処理を行う(ステップS80
4)。そして、エフェクト一覧情報提供処理部104
は、エフェクトスクリプト登録要求メッセージに含まれ
る利用者識別番号より、送信ユーザの確認処理を行う
(ステップS805)。
【0080】エフェクト一覧情報提供処理部104は、
エフェクトスクリプト管理情報記憶部109内のエフェ
クトスクリプト管理情報の一部であるエフェクト一覧情
報を取得する(ステップS806)。そして、エフェク
ト一覧情報提供処理部104は、取得したエフェクト一
覧情報からなる応答メッセージを作成する(ステップS
807)。
【0081】ノンリニア編集機サーバ100は、通信処
理部101を用いてエフェクト一覧情報の取得要求を行
ったノンリニア編集機クライアント300へ応答メッセ
ージを送信する(ステップS808)。ノンリニア編集
機クライアント300は、通信処理部301によりエフ
ェクト一覧情報からなる応答メッセージを受信する(ス
テップS809)。
【0082】ノンリニア編集機クライアント300は、
受信したエフェクト一覧情報を表示部309により表示
する(ステップS810)。(サンプルデータの取得)
図23は、ノンリニア編集機クライアント300がノン
リニア編集機サーバ100からサンプルデータを取得す
る処理手順を示す。
【0083】ノンリニア編集機クライアント300の操
作入力部310より、サンプルデータの取得要求が入力
された場合、サンプルデータ取得要求部303は、図1
6(c)に示すような、メッセージ種別(=3)と、端
末番号と、利用者識別番号と、エフェクトスクリプトの
登録番号とからなるサンプルデータの取得要求のメッセ
ージ作成を行う(ステップS1001)。
【0084】ノンリニア編集機クライアント300は、
通信処理部301を用いてノンリニア編集機サーバ10
0へ、サンプルデータの取得要求メッセージの送信を行
う(ステップS1002)。ノンリニア編集機サーバ1
00の通信処理部101で受信したサンプルデータの取
得要求メッセージは、要求解析処理部102で解析され
てサンプルデータ提供処理部105に送られる(ステッ
プS1003)。
【0085】サンプルデータ提供処理部105は、サン
プルデータ取得要求メッセージに含まれる端末番号よ
り、送信端末の確認処理を行う(ステップS100
4)。そして、サンプルデータ提供処理部105は、サ
ンプルデータ取得要求メッセージに含まれる利用者識別
番号より、送信ユーザの確認処理を行う(ステップS1
005)。
【0086】サンプルデータ提供処理部105は、エフ
ェクトスクリプト管理情報記憶部109を参照して、サ
ンプルデータ取得要求メッセージに含まれるエフェクト
スクリプトの登録番号に対応するサンプルデータのアド
レスを特定し、当該アドレスのサンプルデータをサンプ
ルデータ記憶部110から読み出す(ステップS100
6)。
【0087】サンプルデータ提供処理部105は、読み
出したサンプルデータからなる応答メッセージを作成す
る(ステップS1007)。ノンリニア編集機サーバ1
00は、通信処理部101を用いてサンプルデータの取
得要求を行ったノンリニア編集機クライアント300へ
応答メッセージを送信する(ステップS1008) ノンリニア編集機クライアント300は、通信処理部3
01によりサンプルデータからなる応答メッセージを受
信する(ステップS1009)。
【0088】ノンリニア編集機クライアント300は、
受信したサンプルデータを表示部309により表示する
(ステップS1010)。 (エフェクトスクリプトの取得)図24は、ノンリニア
編集機クライアント300がノンリニア編集機サーバ1
00からエフェクトスクリプトを取得する処理手順を示
す。
【0089】ノンリニア編集機クライアント300の操
作入力部310より、エフェクトスクリプトの取得要求
が入力された場合、エフェクトスクリプト取得要求部3
04は、図16(d)に示すように、メッセージ種別
(=4)と、端末番号と、利用者識別番号と、エフェク
トスクリプトの登録番号とからなるエフェクトスクリプ
トの取得要求のメッセージ作成を行う(ステップS12
01)。
【0090】ノンリニア編集機クライアント300は、
通信処理部301を用いてノンリニア編集機サーバ10
0へ、エフェクトスクリプトの取得要求メッセージの送
信を行う(ステップS1202)。ノンリニア編集機サ
ーバ100の通信処理部101で受信したエフェクトス
クリプトの取得要求メッセージは、要求解析処理部10
2で解析されてエフェクトスクリプト提供処理部106
に送られる(ステップS1203)。
【0091】エフェクトスクリプト提供処理部106
は、エフェクトスクリプト取得要求メッセージに含まれ
る端末番号より送信端末の確認処理を行う(ステップS
1204)。そして、エフェクトスクリプト提供処理部
106は、エフェクトスクリプト取得要求メッセージに
含まれる利用者識別番号より送信ユーザの確認処理を行
う(ステップS1205)。
【0092】エフェクトスクリプト提供処理部106
は、エフェクトスクリプト管理情報記憶部109を参照
して、エフェクトスクリプト取得要求メッセージに含ま
れる登録番号に対応するエフェクトスクリプトのアドレ
スを特定し、エフェクトスクリプト記憶部108から、
当該アドレスのエフェクトスクリプトを読み出す(ステ
ップS1206)。
【0093】エフェクトスクリプト提供処理部106
は、エフェクトスクリプト管理情報記憶部109内の、
読み出されたエフェクトスクリプトに対応する利用者識
別番号欄にエフェクトスクリプト取得メッセージに含ま
れる利用者識別番号を追記する(ステップS120
7)。エフェクトスクリプト提供処理部106は、エフ
ェクトスクリプトからなる応答メッセージを作成する
(ステップS1208)。
【0094】ノンリニア編集機サーバ100は、通信処
理部101を用いてエフェクトスクリプトの取得要求を
行ったノンリニア編集機クライアント300へ応答メッ
セージを送信する(ステップS1209)。ノンリニア
編集機クライアント300は、通信処理部301により
エフェクトスクリプトからなる応答メッセージを受信す
る(ステップS1210)。
【0095】エフェクトスクリプト取得要求部304
は、受信したエフェクトスクリプトをエフェクトスクリ
プト記憶部306に格納し(ステップS1211)、エ
フェクトスクリプト統合処理部311は、エフェクト処
理部307において選択できるスクリプトに、受信した
新たなスクリプトを追加する(ステップS1212)。
そして、エフェクトスクリプト取得要求部304は、要
求したエフェクトスクリプトを取得し、編集で利用でき
るようになった旨を表示部309に表示させる(ステッ
プS1213)。 (プレビューデータの取得)図25は、ノンリニア編集
機クライアント300がノンリニア編集機サーバ100
からプレビユーデータを取得する処理手順を示す。
【0096】ノンリニア編集機クライアント300の操
作入力部310より、映像音声データと登録番号を指定
したプレビューデータの取得要求が入力された場合、プ
レビューデータ取得要求部305は、当該映像音声デー
タを映像音声データ記憶部308から読み出して、端末
番号と、利用者識別番号と、エフェクトスクリプトの登
録番号と、映像音声データとからなるプレビューデータ
の取得要求のメッセージ作成を行う(ステップS110
1)。
【0097】ノンリニア編集機クライアント300は、
通信処理部301を用いてノンリニア編集機サーバ10
0へ、プレビューデータの取得要求メッセージの送信を
行う(ステップS1102)。ノンリニア編集機サーバ
100の通信処理部101で受信したプレビューデータ
の取得要求メッセージは、要求解析処理部102で解析
されてプレビューデータ提供処理部107に送られる
(ステップS1103)。
【0098】プレビューデータ提供処理部107は、プ
レビューデータ取得要求メッセージに含まれる端末番号
より、送信元の確認処理を行う(ステップS110
4)。そして、プレビューデータ提供処理部107は、
プレビューデータ取得要求メッセージに含まれる利用者
識別番号より送信ユーザの確認処理を行う(ステップS
1105)。
【0099】プレビューデータ提供処理部107は、プ
レビューデータ取得要求メッセージに含まれる映像デー
タと、エフェクトスクリプトの登録番号をプレビューデ
ータ作成部113に送り、プレビューデータ作成部11
3は、エフェクトスクリプト管理情報記憶部109を参
照して通知された登録番号に対応するエフェクトスクリ
プトのアドレスを特定し、エフェクトスクリプト記憶部
108から、当該アドレスのエフェクトスクリプトを読
み出す(ステップS1106)。
【0100】プレビューデータ作成部113は、プレビ
ューデータ取得要求メッセージに含まれる映像音声デー
タに対してエフェクトスクリプトを実行させて、プレビ
ューデータを作成する(ステップS1107)。プレビ
ューデータ提供処理部107は、プレビューデータから
なる応答メッセージを作成する(ステップS110
8)。
【0101】ノンリニア編集機サーバ100は、通信処
理部101を用いてプレビューデータの取得要求を行っ
たノンリニア編集機クライアント300へ応答メッセー
ジを送信する(ステップS1109)。ノンリニア編集
機クライアント300は、通信処理部301によりプレ
ビューデータからなる応答メッセージを受信する(ステ
ップS1110)。
【0102】ノンリニア編集機クライアント300は、
受信したプレビューデータを表示部309により表示す
る(ステップS1111)。 (まとめ)以上のように、本実施の形態に係るノンリニ
ア映像編集システムでは、サーバにおいてエフェクトス
クリプトを蓄積し、当該スクリプトを要求に応じてクラ
イアントへ送出するので、クライアントごとにエフェク
ト処理を行う専用の装置を備える必要がなく、新たなエ
フェクト手法が考案された場合でもサーバにそのスクリ
プトを登録するだけで、すべてのクライアントでそのエ
フェクトスクリプトを利用することができる。
【0103】さらに、パワーユーザやメーカは、エフェ
クトスクリプト作成装置で新規なエフェクトスクリプト
を作成した場合、当該スクリプトをサーバに登録し、他
人に使用させることにより、収益を得ることができ、パ
ワーユーザやメーカにとって利便性に優れている。 (変形例) (1)クライアントの機能について 本実施の形態では、クライアントは、エフェクトスクリ
プトを作成するものか、エフェクトスクリプトを利用す
るものかのいずれかとしたが、これに限定するものでは
なく、エフェクトスクリプトの作成と利用の両方の機能
を有するものであってもよい。 (2)ダウンロード料金について 本実施の形態では、ダウンロード料金について、料金ア
ップする例について特に説明しなかったが、エフェクト
スクリプトをダウンロードしたユーザ数が一定数以上に
なると、当該エフェクトスクリプトのダウンロード料金
をアップするものとしてもよい。 (3)映像音声データについて 本実施の形態では、映像音声データは圧縮符号化されて
蓄積されているものとして説明しなかったが、圧縮符号
化されているものであってもよい。この場合には、ノン
リニア編集機クライアントでは、圧縮符号化された映像
音声蓄積データが映像音声データ記憶部308に記録さ
れ、当該映像音声データを表示又はエフェクト処理等を
する場合には、当該映像音声データをデコードして表示
するものとなる。そして、サーバでは、受信したプレビ
ューデータの取得要求メッセージに含まれる圧縮符号化
された映像音声データをデコードしてエフェクト処理を
行い、エフェクト処理後の映像音声データをエンコード
し、クライアントへ送ることになる。 (4)エフェクト処理について 本実施の形態では、エフェクトスクリプトを実行する処
理は基本的に各ノンリニア編集機クライアントが行な
い、プレビューデータの作成に関してのみについてエフ
ェクトスクリプトをノンリニア編集機サーバにおいて実
行するものとしたが、これに限定するものではない。例
えば、本実施の形態のようにノンリニア編集機サーバが
エフェクトプログラムをノンリニア編集機クライアント
に提供するのではなく、ノンリニア編集機サーバは、ノ
ンリニア編集機クライアントからの映像データとエフェ
クトの種類を指定したエフェクト処理要求を受けて、当
該要求に応じてエフェクトスクリプトを実行し、エフェ
クトスクリプトの実行の結果得られるエフェクトが付加
された映像データをエフェクト処理要求を送信したクラ
イアントに送るものとしてもよい。 (5)エフェクトスクリプト管理情報 本実施の形態では、エフェクトスクリプトの利用に伴う
課金処理を行うため、エフェクトスクリプト管理情報
に、提供者識別番号と、利用者識別番号を含めるものと
したが、これに限定するものではない。例えば、提供者
識別番号の代わりに提供者が使用したクライアントの番
号を含めるものとし、利用者識別番号の代わりに利用者
が使用したクライアントの番号を含めるものとしてもよ
い。また、エフェクトスクリプト管理情報に、上記提供
者識別番号、提供者の使用したクライアントの番号、利
用者識別番号、利用者の使用したクライアントの番号の
いずれをも含めるものとしてもよい。 (6)その他 第1〜第3の実施形態では、ノンリニア映像編集システ
ムについて説明したが、本発明は、リニアな映像編集シ
ステムにも適用でき、静止画の編集システムにも適用で
きることは当然である。
【0104】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、複数のクライアントと、ネットワークで接続された
編集サーバとから構成される映像音声編集システムにお
ける、編集サーバであって、特定の映像音声ストリーム
の特定のフレームについて、フレームの合成又は特殊効
果の付加のいずれかを含む編集処理をするよう指示する
編集情報をいずれかのクライアントから受信する編集情
報受信手段と、前記特定の映像音声ストリームを取得す
る映像音声ストリーム取得手段と、取得した映像音声ス
トリームについて前記編集処理を行う編集手段と、編集
後の映像音声ストリームを前記編集情報を送信したクラ
イアントに送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0105】これにより、編集サーバが、映像音声スト
リームの編集処理を一括集中して行うので、編集クライ
アントごとに専用の装置を持つ必要がなくシステム全体
の価格を安価にできるとともに、新規な画像合成や映像
効果の手法が考案された場合でも、編集サーバにそのた
めの装置を設けるだけでよく、編集クライアントはその
ままでよいので、柔軟性に富む。
【0106】ここで、前記編集サーバは、さらに、映像
音声ストリームを記憶する映像音声ストリーム記憶手段
を含み、前記映像音声ストリーム取得手段は、前記受信
した編集情報が、特定の2以上の映像音声ストリームに
含まれる特定のビデオフレームどうしの合成処理を指示
するものである場合に、前記特定の2以上の映像音声ス
トリームを前記映像音声ストリーム記憶手段から読み出
し、前記編集手段は、前記編集処理として、前記読み出
した2以上の映像音声ストリームの特定のビデオフレー
ムどうしを合成することを特徴としてもよい。
【0107】これにより、編集サーバから編集クライア
ントへは、従来では合成前の複数の映像音声ストリーム
が送信されていたのに対して、本発明では合成後の1つ
の映像音声ストリームが送信されるので、ネットワーク
の負荷を低減することができる。ここで、前記編集手段
は、さらに、合成後のビデオフレームの解像度を減少さ
せることを特徴としてもよい。
【0108】これにより、解像度が減少したデータ量の
少ない映像音声ストリームが編集クライアントへ送信さ
れるので、ネットワークの負荷を低下させることができ
るともに、編集クライアントでは、映像音声ストリーム
のデコードに要する負荷を低下させることができる。こ
こで、前記編集サーバであって、さらに、映像音声スト
リームを記憶する映像音声ストリーム記憶手段を備え、
前記映像音声ストリーム取得手段は、前記受信した編集
情報が特定の1以上の映像音声ストリームの特定のフレ
ームについて、特殊効果を付加する指示を含むものであ
る場合には、前記映像ストリーム記憶手段より前記特定
の1以上の映像音声ストリームを読み出し、前記編集手
段は、前記編集処理として、前記読み出した1以上の映
像音声ストリームの特定のフレームに特殊効果を付加す
ることを特徴としてもよい。
【0109】これにより、編集サーバでは、一括管理し
ている映像音声ストリームに対してクライアントから送
られた編集情報に従って、映像効果を付加する処理を行
うので、例えば、映像音声ストリームを1台の編集サー
バで一元管理し、クライアントから編集サーバに対し
て、当該映像音声ストリームの編集を指示することとす
ることができる。
【0110】ここで、前記映像音声ストリーム取得手段
は、前記受信した編集情報が特定の1以上の映像音声ス
トリームの特定のフレームについて、特殊効果を付加す
る指示を含むものである場合には、いずれかのクライア
ントから前記特定の1以上の映像音声ストリームを受信
し、前記編集手段は、前記編集処理として、前記受信し
た1以上の映像音声ストリームの特定のフレームに特殊
効果を付加することを特徴としてもよい。
【0111】これにより、クライアントごとに所有して
いる個別の映像音声ストリームに対して、編集サーバで
一括して映像効果を付加する処理を行うので、例えば、
ユーザがビデオカメラで撮影したようなユーザ独自の映
像音声ストリームをクライアントに入力して、クライア
ントから編集サーバに送ることによって、そのユーザ独
自の映像音声ストリームに映像効果を付加させることが
できる。
【0112】また、本発明は、複数のクライアントと、
ネットワークで接続された請求項1記載の編集サーバと
から構成される映像音声編集システムであって、前記ク
ライアントは、特定の映像音声ストリームの特定のフレ
ームについて、フレームの合成又は特殊効果の付加のい
ずれかを含む編集処理をするよう指示する編集情報を作
成する編集情報作成手段と、前記作成された編集情報を
編集サーバへ送信する編集情報送信手段と、編集後の映
像音声ストリームを編集サーバから受信する映像音声ス
トリーム受信手段と、受信した編集後の映像音声ストリ
ームを再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
【0113】これにより、価格を安価にできるととも
に、柔軟性に優れたシステムを構築することができる。
また、本発明は、複数のクライアントと、ネットワーク
で接続された編集サーバ及びコンテンツサーバとから構
成される映像音声編集システムにおける、編集サーバで
あって、特定の映像音声ストリームの特定のフレームに
ついて、フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれか
の指示を含む編集情報、及び編集後の映像音声ストリー
ムの送信先のクライアント番号をコンテンツサーバから
受信する編集情報受信手段と、映像音声ストリームを蓄
積するコンテンツサーバから前記特定の映像音声ストリ
ームを受信する映像音声ストリーム受信手段と、前記編
集情報よりフレームの合成又は特殊効果を付加する指示
のみを抽出し、当該指示に従って、前記受信した映像音
声ストリームについて特定のフレームの合成又は特殊効
果の付加を実施する編集手段と、編集後の映像音声スト
リームを前記クライアント番号で特定されるクライアン
トへ送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0114】これにより、編集サーバでは、映像効果を
付加する指示に応じた処理のみを行うので、編集サーバ
で、すべてのフレームを送信するために必要な処理をも
行う方式に比べて、編集サーバの処理負担を軽減するこ
とができる。また、本発明は、複数のクライアントと、
ネットワークで接続された編集サーバ及びコンテンツサ
ーバとから構成される映像音声編集システムにおける、
コンテンツサーバであって、映像音声ストリームを記憶
する映像音声ストリーム記憶手段と、特定の映像音声ス
トリームの特定のフレームについて、フレームの合成、
特殊効果の付加、又はフレームの送信のいずれかの指示
を含む編集情報をいずれかのクライアントから受信する
編集情報受信手段と、前記編集情報でフレームの合成又
は特殊効果の指示する特定のフレームを前記映像音声ス
トリーム記憶手段から読みだして、前記編集情報ととも
に編集サーバへ送信し、前記編集情報でフレームの送信
を指示する特定のフレームを前記映像音声ストリーム記
憶手段から読み出して、前記編集情報を送信したクライ
アントへ送信する送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0115】これにより、コンテンツサーバでは、映像
効果が不要なフレームをそのままクライアントへ送信す
るので、編集サーバですべてのフレームの送信のための
処理をも行う方式に比べて、編集サーバの処理負担を軽
減することができる。また、本発明は、複数のクライア
ントと、ネットワークで接続された前記編集サーバ及び
前記コンテンツサーバとから構成される映像音声編集シ
ステムであって、前記クライアントは、特定の映像音声
ストリームの特定のフレームについて、フレームの合
成、特殊効果の付加、又はフレームの送信のいずれかの
指示を含む編集情報を作成する編集情報作成手段と、前
記編集情報をコンテンツサーバへ送信する編集情報送信
手段と、映像音声ストリームを編集サーバ又はコンテン
ツサーバから受信する受信手段と、受信した映像音声ス
トリームを再生する再生手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0116】これにより、編集サーバとコンテンツサー
バに処理負荷を分散させたシステムを構築することがで
きる。また、本発明は、スクリプトを実行して映像音声
編集を行う複数の編集クライアントと、ネットワークで
接続された編集サーバとから構成される映像音声編集シ
ステムにおける、編集サーバであって、特殊効果ごとの
処理内容を定めたスクリプトを蓄積するスクリプト記憶
手段と、編集クライアントから、スクリプトの種類を指
定したスクリプトの取得要求を受信するスクリプト取得
要求受付け手段と、前記スクリプト記憶手段から指定さ
れたスクリプトを読み出し、スクリプトの取得要求を送
信した編集クライアントへ、読み出したスクリプトを送
信するスクリプト送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0117】これにより、編集クライアントは、編集サ
ーバで一括して蓄積し管理しているスクリプトを取得
し、当該スクリプトを実行することにより、映像効果が
付加された映像音声ストリームを取得することができる
ので、編集クライアントごとに映像効果ごとの個別の専
用の装置を備える必要がなく、新たな映像効果の手法が
考案された場合でも編集サーバにそのスクリプトを登録
するだけで、すべての編集クライアントでその映像効果
を利用することができる。
【0118】ここで、前記編集サーバであって、さら
に、編集クライアントから、前記スクリプト記憶手段に
記憶されているスクリプトの一覧情報の取得要求を受信
するスクリプト一覧取得要求受付け手段と、前記スクリ
プト記憶手段に記憶されているスクリプトの一覧を記憶
する一覧情報記憶手段と、前記一覧情報記憶手段からス
クリプトの一覧を読み出して、前記編集クライアントへ
送信する一覧情報送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0119】これにより、編集クライアントは、編集サ
ーバが蓄積しているスクリプトの一覧を取得できるの
で、編集クライアントを使用するユーザは、どのような
スクリプトが蓄積されているかを知って、必要なスクリ
プトの取得を要求することができる。ここで、前記編集
サーバであって、さらに、前記スクリプト記憶手段から
スクリプトを読み出して、所定の映像ストリームに読み
出したスクリプトを実行させて、実行結果としてのサン
プルデータを作成するサンプルデータ作成手段と、編集
クライアントから、特殊効果の種類を指定したサンプル
データの取得要求を受信するサンプルデータ取得要求受
付け手段と、指定された特殊効果のスクリプトの実行結
果であるサンプルデータを送信するサンプルデータ送信
手段とを備えたことを特徴とする。
【0120】これにより、編集クライアントは、所定の
映像音声ストリームに指定したスクリプトを実行した結
果得られるサンプルデータを取得できるので、編集クラ
イアントを使用するユーザは、そのスクリプトによる映
像効果を目で見て確かめて、必要なスクリプトを選択す
ることができる。ここで、前記編集サーバであって、さ
らに、編集クライアントから、映像音声ストリームとと
もにスクリプトの種類を指定したプレビューデータの取
得要求を受信するプレビューデータ取得要求受付け手段
と、指定されたスクリプトを前記スクリプト記憶手段か
ら読み出し、受信した映像音声ストリームを対象とし
て、読み出したスクリプトを実行し、実行結果としての
プレビューデータを作成するプレビューデータ作成手段
と、前記編集クライアントへ前記プレビューデータを送
信するプレビューデータ送信手段とを備えたことを特徴
とする。
【0121】これにより、編集クライアントのユーザ
は、自己が所有している映像音声ストリームに対して指
定したスクリプトを実行した結果得られるプレビューデ
ータを取得できるので、編集クライアントを使用するユ
ーザは、そのスクリプトによる映像効果を目で見て確か
めて、必要なスクリプトを選択することができる。ここ
で、編集サーバを要素とする前記映像音声編集システム
は、ネットワークを介して前記編集サーバに接続された
スクリプト作成クライアントをさらに含むものであっ
て、前記編集サーバは、さらに、スクリプト作成クライ
アントから送られるスクリプトを受信する登録要求受付
け手段と、受信したスクリプトを前記スクリプト記憶手
段に格納するスクリプト格納手段とを備えたことを特徴
とする。
【0122】これにより、編集サーバは、ネットワーク
に接続されたクライアントからスクリプト受信して記憶
するので、編集クライアントのユーザに対して要求によ
り当該スクリプトを提供することができ、作成されたス
クリプトを迅速かつ容易に流通させることができる。こ
こで、前記編集サーバであって、さらに、前記スクリプ
ト記憶手段に記憶されているスクリプトごとに、当該ス
クリプトを送信した提供者の識別番号及び当該スクリプ
トを受信した利用者の識別番号からなる利用情報を記憶
する利用情報記憶手段と、前記利用情報に基づき、スク
リプトを送信した提供者への支払額及びスクリプトを受
信した利用者への請求額を定めた課金情報を作成する課
金情報作成手段とを備えたことを特徴とする。
【0123】これにより、スクリプトの売買に関して支
払額及び請求額を自動的に算出できるので、スクリプト
の流通をより容易にすることができる。ここで、前記課
金情報作成手段は、前記利用情報で示される受信した利
用者が多いスクリプトほど、そのスクリプトを送信した
提供者への支払額及びそのスクリプトを受信した利用者
への請求額を増加させることを特徴としてもよい。
【0124】これにより、利用実績に基づくスクリプト
の適切な価格を決めることができるので、スクリプトの
流通をより適切に行うことができる。また、本発明は、
スクリプトを実行して映像音声編集を行う複数の編集ク
ライアントと、ネットワークで接続された請求項10記
載の編集サーバと、スクリプト作成クライアントから構
成される映像音声編集システムであって、前記編集クラ
イアントは、スクリプトの種類を指定したスクリプトの
取得要求を編集サーバへ送信する送信手段と、編集サー
バから取得要求したスクリプトを受信する受信手段とを
備え、前記スクリプト作成クライアントは、特殊効果ご
との処理内容を定めたスクリプトを作成するスクリプト
作成手段と、前記作成したスクリプトを編集サーバへ送
信するスクリプト送信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0125】これにより、編集クライアントごとに映像
効果ごとの専用の装置を備える必要がなく、新たな映像
効果の手法が考案された場合でも編集サーバにそのスク
リプトを登録するだけですべての編集クライアントでそ
の映像効果を利用することができるシステムを構築する
ことができる。また、本発明は、複数のクライアント
と、ネットワークで接続された編集サーバとから構成さ
れる映像音声編集システムにおける、編集サーバの編集
方法であって、特定の映像音声ストリームの特定のフレ
ームについて、フレームの合成又は特殊効果の付加のい
ずれかを含む編集処理をするよう指示する編集情報をい
ずれかのクライアントから受信する編集情報受信ステッ
プと、前記特定の映像音声ストリームを取得する映像音
声ストリーム取得ステップと、取得した映像音声ストリ
ームについて前記編集処理を行う編集ステップと、編集
後の映像音声ストリームを前記編集情報を送信したクラ
イアントに送信する送信ステップとを含むことを特徴と
する。
【0126】これにより、編集サーバが、映像音声スト
リームの編集処理を一括集中して行うので、編集クライ
アントごとに専用の装置を持つ必要がなくシステム全体
の価格を安価にできるとともに、新規な画像合成や映像
効果の手法が考案された場合でも、編集サーバにそのた
めの装置を設けるだけでよく、編集クライアントはその
ままでよいので、柔軟性に富む。
【0127】また、本発明は、複数のクライアントと、
ネットワークで接続された編集サーバ及びコンテンツサ
ーバとから構成される映像音声編集システムにおける、
編集サーバの編集方法であって、特定の映像音声ストリ
ームの特定のフレームについて、フレームの合成又は特
殊効果の付加のいずれかの指示を含む編集情報、及び編
集後の映像音声ストリームの送信先のクライアント番号
をコンテンツサーバから受信する編集情報受信ステップ
と、映像音声ストリームを蓄積するコンテンツサーバか
ら前記特定の映像音声ストリームを受信する映像音声ス
トリーム受信ステップと、前記編集情報よりフレームの
合成又は特殊効果を付加する指示のみを抽出し、当該指
示に従って、前記受信した映像音声ストリームについて
特定のフレームの合成又は特殊効果の付加を実施する編
集ステップと、編集後の映像音声ストリームを前記クラ
イアント番号で特定されるクライアントへ送信する送信
ステップとを含むことを特徴とする。
【0128】これにより、編集サーバでは、映像効果を
付加する指示に応じた処理のみを行うので、編集サーバ
で、すべてのフレームを送信するために必要な処理をも
行う方式に比べて、編集サーバの処理負担を軽減するこ
とができる。また、本発明は、複数のクライアントと、
ネットワークで接続された編集サーバ及びコンテンツサ
ーバとから構成される映像音声編集システムにおける、
コンテンツサーバにおける編集方法であって、特定の映
像音声ストリームの特定のフレームについて、フレーム
の合成、特殊効果の付加、又はフレームの送信のいずれ
かの指示を含む編集情報をいずれかのクライアントから
受信する編集情報受信ステップと、前記編集情報でフレ
ームの合成又は特殊効果の指示する特定のフレームを、
映像音声ストリームを記憶している映像音声ストリーム
記憶手段から読み出して、前記編集情報とともに編集サ
ーバへ送信し、前記編集情報でフレームの送信を指示す
る特定のフレームを前記映像音声ストリーム記憶手段か
ら読み出して、前記編集情報を送信したクライアントへ
送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0129】これにより、コンテンツサーバでは、映像
効果が不要なフレームをそのままクライアントへ送信す
るので、編集サーバですべてのフレームの送信のための
処理をも行う方式に比べて、編集サーバの処理負担を軽
減することができる。また、本発明は、スクリプトを実
行して映像音声編集を行う複数の編集クライアントと、
ネットワークで接続された編集サーバとから構成される
映像音声編集システムにおける、編集サーバの編集方法
であって、編集クライアントから、特殊効果ごとの処理
内容を定めたスクリプトの種類を指定したスクリプトの
取得要求を受信するスクリプト取得要求受付けステップ
と、前記スクリプトを蓄積するスクリプト記憶手段から
指定されたスクリプトを読み出し、スクリプトの取得要
求を送信した編集クライアントへ、読み出したスクリプ
トを送信するスクリプト送信ステップとを含むことを特
徴とする。
【0130】これにより、編集クライアントは、編集サ
ーバで一括して蓄積し管理しているスクリプトを取得
し、当該スクリプトを実行することにより、映像効果が
付加された映像音声ストリームを取得することができる
ので、編集クライアントごとに映像効果ごとの個別の専
用の装置を備える必要がなく、新たな映像効果の手法が
考案された場合でも編集サーバにそのスクリプトを登録
するだけで、すべての編集クライアントでその映像効果
を利用することができる。
【0131】また、本発明は、複数のクライアントコン
ピュータと、ネットワークで接続されたサーバコンピュ
ータとから構成される映像音声編集システムにおける、
サーバコンピュータに編集処理を行わせるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、前記プログラムは、特定の映像音声ストリームの特
定のフレームについて、フレームの合成又は特殊効果の
付加のいずれかを含む編集処理をするよう指示する編集
情報をいずれかのクライアントから受信する編集情報受
信ステップと、前記特定の映像音声ストリームを取得す
る映像音声ストリーム取得ステップと、取得した映像音
声ストリームについて前記編集処理を行う編集ステップ
と、編集後の映像音声ストリームを前記編集情報を送信
したクライアントに送信する送信ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0132】これにより、編集サーバが、映像音声スト
リームの編集処理を一括集中して行うので、編集クライ
アントごとに専用の装置を持つ必要がなくシステム全体
の価格を安価にできるとともに、新規な画像合成や映像
効果の手法が考案された場合でも、編集サーバにそのた
めの装置を設けるだけでよく、編集クライアントはその
ままでよいので、柔軟性に富む。
【0133】また、本発明は、複数のクライアントコン
ピュータと、ネットワークで接続されたサーバコンピュ
ータ及びコンテンツコンピュータとから構成される映像
音声編集システムにおける、サーバコンピュータに編集
処理を行わせるプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、前記プログラムは、特定
の映像音声ストリームの特定のフレームについて、フレ
ームの合成又は特殊効果の付加のいずれかの指示を含む
編集情報、及び編集後の映像音声ストリームの送信先の
クライアント番号をコンテンツサーバから受信する編集
情報受信ステップと、映像音声ストリームを蓄積するコ
ンテンツサーバから前記特定の映像音声ストリームを受
信する映像音声ストリーム受信ステップと、前記編集情
報よりフレームの合成又は特殊効果を付加する指示のみ
を抽出し、当該指示に従って、前記受信した映像音声ス
トリームについて特定のフレームの合成又は特殊効果の
付加を実施する編集ステップと、編集後の映像音声スト
リームを前記クライアント番号で特定されるクライアン
トへ送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0134】これにより、編集サーバでは、映像効果を
付加する指示に応じた処理のみを行うので、編集サーバ
で、すべてのフレームを送信するために必要な処理をも
行う方式に比べて、編集サーバの処理負担を軽減するこ
とができる。また、本発明は、複数のクライアントコン
ピュータと、ネットワークで接続されたサーバコンピュ
ータ及びコンテンツサーバとから構成される映像音声編
集システムにおける、コンテンツサーバコンピュータに
編集処理を行わせるプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムは、
特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
フレームの合成、特殊効果の付加、又はフレームの送信
のいずれかの指示を含む編集情報をいずれかのクライア
ントから受信する編集情報受信ステップと、前記編集情
報でフレームの合成又は特殊効果の指示する特定のフレ
ームを、映像音声ストリームを記憶している映像音声ス
トリーム記憶手段から読み出して、前記編集情報ととも
に編集サーバへ送信し、前記編集情報でフレームの送信
を指示する特定のフレームを前記映像音声ストリーム記
憶手段から読み出して、前記編集情報を送信したクライ
アントへ送信する送信ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0135】これにより、コンテンツサーバでは、映像
効果が不要なフレームをそのままクライアントへ送信す
るので、編集サーバですべてのフレームの送信のための
処理をも行う方式に比べて、編集サーバの処理負担を軽
減することができる。また、本発明は、スクリプトを実
行して映像音声編集を行う複数のクライアントコンピュ
ータと、ネットワークで接続されたサーバコンピュータ
とから構成される映像音声編集システムにおける、サー
バコンピュータに編集処理を行わせるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前
記プログラムは、編集クライアントから、特殊効果ごと
の処理内容を定めたスクリプトの種類を指定したスクリ
プトの取得要求を受信するスクリプト取得要求受付けス
テップと、前記スクリプトを蓄積するスクリプト記憶手
段から指定されたスクリプトを読み出し、スクリプトの
取得要求を送信した編集クライアントへ、読み出したス
クリプトを送信するスクリプト送信ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0136】これにより、編集クライアントは、編集サ
ーバで一括して蓄積し管理しているスクリプトを取得
し、当該スクリプトを実行することにより、映像効果が
付加された映像音声ストリームを取得することができる
ので、編集クライアントごとに映像効果ごとの個別の専
用の装置を備える必要がなく、新たな映像効果の手法が
考案された場合でも編集サーバにそのスクリプトを登録
するだけで、すべての編集クライアントでその映像効果
を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るノンリニア編集シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】ネットワーク5でのデータのやり取りを示す。
【図3】映像編集情報の例を示す。
【図4】図3に示す映像編集情報を図式化したものを示
す。
【図5】ワイプ方式により、映像データが切替えられる
ときの映像データの合成例を示す。
【図6】ノンリニア編集機クライアント2〜4での制御
手順を示すフロチャートである。
【図7】ノンリニア編集機サーバ1での制御手順を示す
フロチャートである。
【図8】変形例の1つであるノンリニア編集システムの
全体構成を示すブロック図である。
【図9】エフェクトごとに専用の処理装置を設ける例を
示す。
【図10】エフェクトスクリプトを実行する汎用の処理
装置による例を示す
【図11】図11(a)は、映像編集情報で定められる
映像音声ファイルAとBの構成を示し、図11(b)
は、この映像編集システムのデータの流れを示す。
【図12】本発明の実施の形態に係るノンリニア編集シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るノンリニア編集シ
ステムの動作手順を示すフロチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係るノンリニア映像編
集システムの構成を示すブロック図である。
【図15】エフェクトスクリプト作成装置200の構成
を示すブロック図である。
【図16】図16(a)は、エフェクトスクリプト登録
要求メッセージを示し、図16(b)は、エフェクト一
覧情報の取得要求メッセージを示し、図16(c)は、
サンプルデータの取得要求メッセージを示し、図16
(d)は、エフェクトスクリプトの取得要求メッセージ
を示し、図16(e)は、プレビューデータの取得要求
メッセージを示す。
【図17】ノンリニア編集機クライアント300の構成
を示す。
【図18】ノンリニア編集機サーバの構成を示すブロッ
ク図である。
【図19】エフェクトスクリプト管理情報の例を示す。
【図20】エフェクト一覧情報の例を示す。
【図21】エフェクトスクリプト作成装置200からノ
ンリニア編集機サーバ100へエフェクトスクリプトを
送り、登録する処理手順を示す。
【図22】ノンリニア編集機クライアント300がノン
リニア編集機サーバ100からエフェクト一覧情報を取
得する処理手順を示す。
【図23】ノンリニア編集機クライアント300がノン
リニア編集機サーバ100からサンプルデータを取得す
る処理手順を示す。
【図24】ノンリニア編集機クライアント300がノン
リニア編集機サーバ100からエフェクトスクリプトを
取得する処理手順を示す。
【図25】ノンリニア編集機クライアント300がノン
リニア編集機サーバ100からプレビユーデータを取得
する処理手順を示す。
【図26】第1の従来例のノンリニア編集装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図27】第2の従来例のノンリニア編集システムの全
体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 ノンリニア編集機サーバ 101 通信処理部 102 要求解析処理部 103 エフェクトスクリプト登録処理部 104 エフェクト一覧情報提供処理部 105 サンプルデータ提供処理部 106 エフェクトスクリプト提供処理部 107 プレビューデータ提供処理部 108 エフェクトスクリプト記憶部 109 エフェクトスクリプト管理情報記憶部 110 サンプルデータ記憶部 111 サンプルデータ作成部 112 課金処理部 113 プレビューデータ作成部 121 デコーダ 122 デコーダ 123 映像音声合成部 124 エンコーダ 125 映像縮小部 181a 実行部 190 スクリプト記憶部 191 スクリプト実行部 192 画像メモリ 199 指定部 200 エフェクトスクリプト作成装置 201 エフェクトスクリプト作成部 202 エフェクトスクリプト登録要求部 203 通信処理部 204 表示部 206 映像効果機能部 251 操作入力部 252 映像編集情報作成部 254 蓄積データ管理部 255 記憶部 256 映像効果機能部 258 ビデオデッキ 261 デコーダ 263 映像音声合成部 300 ノンリニア編集機クライアント 301 通信処理部 302 エフェクト一覧情報取得要求部 303 サンプルデータ取得要求部 304 エフェクトスクリプト取得要求部 305 プレビューデータ取得要求部 306 エフェクトスクリプト記憶部 307 エフェクト処理部 308 映像音声データ記憶部 309 表示部 310 操作入力部 311 エフェクトスクリプト統合処理部 420 エフェクトサーバ 421 送信制御部 422 映像編集情報解釈部 430 コンテンツサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶本 一夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C023 AA14 AA16 AA21 AA27 DA04 5C053 FA14 JA12 LA14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアントと、ネットワークで
    接続された編集サーバとから構成される映像音声編集シ
    ステムにおける、編集サーバであって、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれかを含む編
    集処理をするよう指示する編集情報をいずれかのクライ
    アントから受信する編集情報受信手段と、 前記特定の映像音声ストリームを取得する映像音声スト
    リーム取得手段と、 取得した映像音声ストリームについて前記編集処理を行
    う編集手段と、 編集後の映像音声ストリームを前記編集情報を送信した
    クライアントに送信する送信手段とを備えたことを特徴
    とする編集サーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の編集サーバは、さらに、 映像音声ストリームを記憶する映像音声ストリーム記憶
    手段を含み、 前記映像音声ストリーム取得手段は、前記受信した編集
    情報が、特定の2以上の映像音声ストリームに含まれる
    特定のビデオフレームどうしの合成処理を指示するもの
    である場合に、前記特定の2以上の映像音声ストリーム
    を前記映像音声ストリーム記憶手段から読み出し、 前記編集手段は、前記編集処理として、前記読み出した
    2以上の映像音声ストリームの特定のビデオフレームど
    うしを合成して、1の映像音声ストリームを生成するこ
    とを特徴とする編集サーバ。
  3. 【請求項3】 前記編集手段は、さらに、合成後のビデ
    オフレームの解像度を減少させ、 前記送信手段は、前記ビデオフレームの解像度が減少さ
    れた映像音声ストリームを送信することを特徴とする請
    求項2記載の編集サーバ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の編集サーバであって、さ
    らに、 映像音声ストリームを記憶する映像音声ストリーム記憶
    手段を備え、 前記映像音声ストリーム取得手段は、前記受信した編集
    情報が特定の1以上の映像音声ストリームの特定のフレ
    ームについて、特殊効果を付加する指示を含むものであ
    る場合には、前記映像ストリーム記憶手段より前記特定
    の1以上の映像音声ストリームを読み出し、 前記編集手段は、前記編集処理として、前記読み出した
    1以上の映像音声ストリームの特定のフレームに特殊効
    果を付加することを特徴とする編集サーバ。
  5. 【請求項5】 前記映像音声ストリーム取得手段は、前
    記受信した編集情報が特定の1以上の映像音声ストリー
    ムの特定のフレームについて、特殊効果を付加する指示
    を含むものである場合には、いずれかのクライアントか
    ら前記特定の1以上の映像音声ストリームを受信し、 前記編集手段は、前記編集処理として、前記受信した1
    以上の映像音声ストリームの特定のフレームに特殊効果
    を付加することを特徴とする請求項1記載の編集サー
    バ。
  6. 【請求項6】 複数のクライアントと、ネットワークで
    接続された請求項1記載の編集サーバとから構成される
    映像音声編集システムであって、 前記クライアントは、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれかを含む編
    集処理をするよう指示する編集情報を作成する編集情報
    作成手段と、 前記作成された編集情報を編集サーバへ送信する編集情
    報送信手段と、 編集後の映像音声ストリームを編集サーバから受信する
    映像音声ストリーム受信手段と、 受信した編集後の映像音声ストリームを再生する再生手
    段とを備えることを特徴とする映像音声編集システム。
  7. 【請求項7】 複数のクライアントと、ネットワークで
    接続された編集サーバ及びコンテンツサーバとから構成
    される映像音声編集システムにおける、編集サーバであ
    って、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれかの指示を
    含む編集情報、及び編集後の映像音声ストリームの送信
    先のクライアント番号をコンテンツサーバから受信する
    編集情報受信手段と、 映像音声ストリームを蓄積するコンテンツサーバから前
    記特定の映像音声ストリームを受信する映像音声ストリ
    ーム受信手段と、 前記編集情報よりフレームの合成又は特殊効果を付加す
    る指示のみを抽出し、当該指示に従って、前記受信した
    映像音声ストリームについて特定のフレームの合成又は
    特殊効果の付加を実施する編集手段と、 編集後の映像音声ストリームを前記クライアント番号で
    特定されるクライアントへ送信する送信手段とを備えた
    ことを特徴とする編集サーバ。
  8. 【請求項8】 複数のクライアントと、ネットワークで
    接続された編集サーバ及びコンテンツサーバとから構成
    される映像音声編集システムにおける、コンテンツサー
    バであって、 映像音声ストリームを記憶する映像音声ストリーム記憶
    手段と、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成、特殊効果の付加、又はフレームの送信
    のいずれかの指示を含む編集情報をいずれかのクライア
    ントから受信する編集情報受信手段と、 前記編集情報でフレームの合成又は特殊効果の指示する
    特定のフレームを前記映像音声ストリーム記憶手段から
    読み出して、前記編集情報とともに編集サーバへ送信
    し、前記編集情報でフレームの送信を指示する特定のフ
    レームを前記映像音声ストリーム記憶手段から読み出し
    て、前記編集情報を送信したクライアントへ送信する送
    信手段とを備えたことを特徴とするコンテンツサーバ。
  9. 【請求項9】 複数のクライアントと、ネットワークで
    接続された請求項7記載の編集サーバ及び請求項8記載
    のコンテンツサーバとから構成される映像音声編集シス
    テムであって、 前記クライアントは、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成、特殊効果の付加、又はフレームの送信
    のいずれかの指示を含む編集情報を作成する編集情報作
    成手段と、 前記編集情報をコンテンツサーバへ送信する編集情報送
    信手段と、 映像音声ストリームを編集サーバ又はコンテンツサーバ
    から受信する受信手段と、 受信した映像音声ストリームを再生する再生手段とを備
    えたことを特徴とする映像音声編集システム。
  10. 【請求項10】 スクリプトを実行して映像音声編集を
    行う複数の編集クライアントと、ネットワークで接続さ
    れた編集サーバとから構成される映像音声編集システム
    における、編集サーバであって、 特殊効果ごとの処理内容を定めたスクリプトを蓄積する
    スクリプト記憶手段と、 編集クライアントから、スクリプトの種類を指定したス
    クリプトの取得要求を受信するスクリプト取得要求受付
    け手段と、 前記スクリプト記憶手段から指定されたスクリプトを読
    み出し、スクリプトの取得要求を送信した編集クライア
    ントへ、読み出したスクリプトを送信するスクリプト送
    信手段とを備えたことを特徴とする編集サーバ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の編集サーバであっ
    て、さらに、 編集クライアントから、前記スクリプト記憶手段に記憶
    されているスクリプトの一覧情報の取得要求を受信する
    スクリプト一覧取得要求受付け手段と、 前記スクリプト記憶手段に記憶されているスクリプトの
    一覧を記憶する一覧情報記憶手段と、 前記一覧情報記憶手段からスクリプトの一覧を読み出し
    て、前記編集クライアントへ送信する一覧情報送信手段
    とを備えたことを特徴とする編集サーバ。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の編集サーバであっ
    て、さらに、 前記スクリプト記憶手段からスクリプトを読み出して、
    所定の映像ストリームに読み出したスクリプトを実行さ
    せて、実行結果としてのサンプルデータを作成するサン
    プルデータ作成手段と、 編集クライアントから、特殊効果の種類を指定したサン
    プルデータの取得要求を受信するサンプルデータ取得要
    求受付け手段と、 指定された特殊効果のスクリプトの実行結果であるサン
    プルデータを送信するサンプルデータ送信手段とを備え
    たことを特徴とする編集サーバ。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の編集サーバであっ
    て、さらに、 編集クライアントから、映像音声ストリームとともにス
    クリプトの種類を指定したプレビューデータの取得要求
    を受信するプレビューデータ取得要求受付け手段と、 指定されたスクリプトを前記スクリプト記憶手段から読
    み出し、受信した映像音声ストリームを対象として、読
    み出したスクリプトを実行し、実行結果としてのプレビ
    ューデータを作成するプレビューデータ作成手段と、 前記編集クライアントへ、前記プレビューデータを送信
    するプレビューデータ送信手段と、 を備えたことを特徴とする編集サーバ。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の編集サーバを要素と
    する前記映像音声編集システムは、ネットワークを介し
    て前記編集サーバに接続されたスクリプト作成クライア
    ントをさらに含ものであって、 前記編集サーバは、さらに、 スクリプト作成クライアントから送られるスクリプトを
    受信する登録要求受付け手段と、 受信したスクリプトを前記スクリプト記憶手段に格納す
    るスクリプト格納手段とを備えたことを特徴とする編集
    サーバ。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の編集サーバであっ
    て、さらに、 前記スクリプト記憶手段に記憶されているスクリプトご
    とに、当該スクリプトを送信した提供者の識別番号及び
    当該スクリプトを受信した利用者の識別番号からなる利
    用情報を記憶する利用情報記憶手段と、 前記利用情報に基づき、スクリプトを送信した提供者へ
    の支払額及びスクリプトを受信した利用者への請求額を
    定めた課金情報を作成する課金情報作成手段とを備えた
    ことを特徴とする編集サーバ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の編集サーバであっ
    て、 前記課金情報作成手段は、前記利用情報で示される受信
    した利用者が多いスクリプトほど、そのスクリプトを送
    信した提供者への支払額及びそのスクリプトを受信した
    利用者への請求額を増加させることを特徴とする編集サ
    ーバ。
  17. 【請求項17】 スクリプトを実行して映像音声編集を
    行う複数の編集クライアントと、ネットワークで接続さ
    れた請求項10記載の編集サーバと、スクリプト作成ク
    ライアントから構成される映像音声編集システムであっ
    て、 前記編集クライアントは、 スクリプトの種類を指定したスクリプトの取得要求を編
    集サーバへ送信する送信手段と、 編集サーバから取得要求したスクリプトを受信する受信
    手段とを備え、 前記スクリプト作成クライアントは、 特殊効果ごとの処理内容を定めたスクリプトを作成する
    スクリプト作成手段と、 前記作成したスクリプトを編集サーバへ送信するスクリ
    プト送信手段とを備えることを特徴とする映像音声編集
    システム。
  18. 【請求項18】 複数のクライアントと、ネットワーク
    で接続された編集サーバとから構成される映像音声編集
    システムにおける、編集サーバの編集方法であって、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれかを含む編
    集処理をするよう指示する編集情報をいずれかのクライ
    アントから受信する編集情報受信ステップと、 前記特定の映像音声ストリームを取得する映像音声スト
    リーム取得ステップと、 取得した映像音声ストリームについて前記編集処理を行
    う編集ステップと、 編集後の映像音声ストリームを前記編集情報を送信した
    クライアントに送信する送信ステップとを含むことを特
    徴とする編集方法。
  19. 【請求項19】 複数のクライアントと、ネットワーク
    で接続された編集サーバ及びコンテンツサーバとから構
    成される映像音声編集システムにおける、編集サーバの
    編集方法であって、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれかの指示を
    含む編集情報、及び編集後の映像音声ストリームの送信
    先のクライアント番号をコンテンツサーバから受信する
    編集情報受信ステップと、 映像音声ストリームを蓄積するコンテンツサーバから前
    記特定の映像音声ストリームを受信する映像音声ストリ
    ーム受信ステップと、 前記編集情報よりフレームの合成又は特殊効果を付加す
    る指示のみを抽出し、当該指示に従って、前記受信した
    映像音声ストリームについて特定のフレームの合成又は
    特殊効果の付加を実施する編集ステップと、 編集後の映像音声ストリームを前記クライアント番号で
    特定されるクライアントへ送信する送信ステップとを含
    むことを特徴とする編集方法。
  20. 【請求項20】 複数のクライアントと、ネットワーク
    で接続された編集サーバ及びコンテンツサーバとから構
    成される映像音声編集システムにおける、コンテンツサ
    ーバにおける編集方法であって、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成、特殊効果の付加、又はフレームの送信
    のいずれかの指示を含む編集情報をいずれかのクライア
    ントから受信する編集情報受信ステップと、 前記編集情報でフレームの合成又は特殊効果の指示する
    特定のフレームを、映像音声ストリームを記憶している
    映像音声ストリーム記憶手段から読み出して、前記編集
    情報とともに編集サーバへ送信し、前記編集情報でフレ
    ームの送信を指示する特定のフレームを前記映像音声ス
    トリーム記憶手段から読み出して、前記編集情報を送信
    したクライアントへ送信する送信ステップとを含むこと
    を特徴とする編集方法。
  21. 【請求項21】 スクリプトを実行して映像音声編集を
    行う複数の編集クライアントと、ネットワークで接続さ
    れた編集サーバとから構成される映像音声編集システム
    における、編集サーバの編集方法であって、 編集クライアントから、特殊効果ごとの処理内容を定め
    たスクリプトの種類を指定したスクリプトの取得要求を
    受信するスクリプト取得要求受付けステップと、 前記スクリプトを蓄積するスクリプト記憶手段から指定
    されたスクリプトを読み出し、スクリプトの取得要求を
    送信した編集クライアントへ、読み出したスクリプトを
    送信するスクリプト送信ステップとを含むことを特徴と
    する編集方法。
  22. 【請求項22】 複数のクライアントコンピュータと、
    ネットワークで接続されたサーバコンピュータとから構
    成される映像音声編集システムにおける、サーバコンピ
    ュータに編集処理を行わせるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれかを含む編
    集処理をするよう指示する編集情報をいずれかのクライ
    アントから受信する編集情報受信ステップと、 前記特定の映像音声ストリームを取得する映像音声スト
    リーム取得ステップと、 取得した映像音声ストリームについて前記編集処理を行
    う編集ステップと、 編集後の映像音声ストリームを前記編集情報を送信した
    クライアントに送信する送信ステップとを含むことを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 複数のクライアントコンピュータと、
    ネットワークで接続されたサーバコンピュータ及びコン
    テンツコンピュータとから構成される映像音声編集シス
    テムにおける、サーバコンピュータに編集処理を行わせ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体であって、 前記プログラムは、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成又は特殊効果の付加のいずれかの指示を
    含む編集情報、及び編集後の映像音声ストリームの送信
    先のクライアント番号をコンテンツサーバから受信する
    編集情報受信ステップと、 映像音声ストリームを蓄積するコンテンツサーバから前
    記特定の映像音声ストリームを受信する映像音声ストリ
    ーム受信ステップと、 前記編集情報よりフレームの合成又は特殊効果を付加す
    る指示のみを抽出し、当該指示に従って、前記受信した
    映像音声ストリームについて特定のフレームの合成又は
    特殊効果の付加を実施する編集ステップと、 編集後の映像音声ストリームを前記クライアント番号で
    特定されるクライアントへ送信する送信ステップとを含
    むことを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒
    体。
  24. 【請求項24】 複数のクライアントコンピュータと、
    ネットワークで接続されたサーバコンピュータ及びコン
    テンツサーバとから構成される映像音声編集システムに
    おける、コンテンツサーバコンピュータに編集処理を行
    わせるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記プログラムは、 特定の映像音声ストリームの特定のフレームについて、
    フレームの合成、特殊効果の付加、又はフレームの送信
    のいずれかの指示を含む編集情報をいずれかのクライア
    ントから受信する編集情報受信ステップと、 前記編集情報でフレームの合成又は特殊効果の指示する
    特定のフレームを、映像音声ストリームを記憶している
    映像音声ストリーム記憶手段から読み出して、前記編集
    情報とともに編集サーバへ送信し、前記編集情報でフレ
    ームの送信を指示する特定のフレームを前記映像音声ス
    トリーム記憶手段から読み出して、前記編集情報を送信
    したクライアントへ送信する送信ステップとを含むこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 スクリプトを実行して映像音声編集を
    行う複数のクライアントコンピュータと、ネットワーク
    で接続されたサーバコンピュータとから構成される映像
    音声編集システムにおける、サーバコンピュータに編集
    処理を行わせるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 編集クライアントから、特殊効果ごとの処理内容を定め
    たスクリプトの種類を指定したスクリプトの取得要求を
    受信するスクリプト取得要求受付けステップと、 前記スクリプトを蓄積するスクリプト記憶手段から指定
    されたスクリプトを読み出し、スクリプトの取得要求を
    送信した編集クライアントへ、読み出したスクリプトを
    送信するスクリプト送信ステップとを含むことを特徴と
    するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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