JPH11164072A - 原稿読み取り装置およびキャリアシート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿情報の読み取り、及び、読み取った情報
の処理を容易に行うことができる原稿読み取り装置およ
びキャリアシートを提供する。 【解決手段】 原稿により、センサ７がＯＮしたことを
検知するとフィードローラ４を回転させて原稿を搬送
し、センサ８のＯＮ後、さらに、読み取り位置まで原稿
を搬送する。センサ８の検知タイミングにより、原稿の
所定の部分から画情報の読み取りを開始し、読み取った
データは、メモリ部に蓄積しておく。原稿先端で読み取
ったマークと、原稿読み取り装置内に保存してある特定
マークの情報を比較し、これが一致すれば、その特定マ
ークに応じて設定してある条件にて、原稿の読み取りや
送信等の動作を自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、原稿読み取り装置
およびキャリアシート、より詳細には、ファクシミリや
複写機等に用いられる原稿読み取り装置において、原稿
情報の読み取り、および、その読み取った後の情報を処
理するための制御方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】本発明に関する従来技術として、例え
ば、特開平５−７５７７４号公報や実開平５−１８１６
４号公報に開示されものがある。特開平５−７５７７４
号公報に開示されたものは、ファクシミリ等に用いる単
葉原稿を挟持して搬送するキャリアシートに関するもの
で、挟み込む原稿の一部分をマスキングして読み取らな
いようにするために、キャリアシートの透明カバーの特
定部分に印刷を施すというものである。さらに、キャリ
アシートに付加情報を印刷し、挟み込む原稿情報以外の
内容を追加することも開示されている。

【０００３】また、実開平５−１８１６４号公報に開示
されたものは、キャリアシートのカバー部と台紙部の間
に粘着材や凹凸や高摩擦部材を配置して挟まれ原稿のず
れを防止するというものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記特開平５−７５７
７４号公報のものは、キャリアシートのカバー部分に透
明の材質を用い、その一部分を白色等に印刷することに
よって印刷の下側になる原稿の画情報を読み取らないよ
うにするというものである。この場合、定型の伝票等を
特定の宛先に送信するときや複写を行うときに、伝票上
の指定部分の情報を削除することが可能になり、原稿の
厚さによる緑部の読み取りも防止できる反面、専用のフ
ォーマットに対応するため、原稿が異なると使用できな
いという不具合が生じる。

【０００５】また、実開平５−１８１６４号公報のもの
は、原稿のずれを防止することはできるが、防止するた
めの手段として用いられている粘着材や凹凸を原稿外の
領域で画情報として読み取ってしまい、送信する際に、
データを増加させてしまうという不具合を起こす。

【０００６】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、原稿情報の読み取り、および、読み取っ
た情報の処理を容易に行うことができる原稿読み取り装
置およびキャリアシートを提供することを目的としてな
されたものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、ファ
クシミリ等の原稿読み取り装置において、原稿または原
稿を搬送するためのキャリアシートに設けられマークを
画情報として読み取るためのマーク読み取り手段と、あ
らかじめ格納されたパターン情報と前記マークとを比較
して該マークを判別するマーク判別手段と、該マーク判
別手段の判別結果に基づいて前記原稿に対する読み取り
や発呼などの処理をあらかじめ設定されたモードに従っ
て実行するように制御する原稿処理制御手段とを有する
ことを特徴とし、原稿を装置にセットする際に、プリフ
ィードを行って特定の原稿が挿入されたことを検知した
場合には、その後の読み取りや送信動作に、予め設定さ
れた条件を付加して送信動作を行うことができるように
したものである。

【０００８】請求項２の発明は、請求項１に記載の原稿
読み取り装置に用いられるキャリアシートであって、台
紙と透明のカバーとからなり、原稿を前記台紙と前記カ
バーとの間に挟んで前記原稿の情報を前記原稿読み取り
装置に読み取らせるためのキャリアシートにおいて、前
記台紙の原稿載置面に前記原稿の情報や地肌と区別可能
な図柄を有することを特徴とし、請求項１に記載の原稿
読み取り装置の動作と連動して原稿領域外の読み取りを
防ぐことができるようにしたものである。

【０００９】請求項３の発明は、請求項１に記載の原稿
読み取り装置に用いられるキャリアシートであって、台
紙と透明のカバーとからなり、原稿を前記台紙と前記カ
バーとの間に挟んで前記原稿の情報を前記原稿読み取り
装置に読み取らせるためのキャリアシートにおいて、請
求項１に記載の原稿読み取り装置に読み取り可能なマー
クであって表示および非表示の切り換えが自在なマーク
を有するとともに、ドロップアウトカラーを用いて使用
方法が表示されている表示部を有することを特徴とし、
キャリアシートの一部分を用いて原稿を読み取る時の付
加条件の設定を可能にすることができ、また、キャリア
シートの使用上の説明等を、直接、キャリアシート上に
ドロップアウトカラーで表示して利便性を高めることが
できるようにしたものである。

【００１０】

【発明の実施の形態】図１は、本発明による原稿読み取
り装置の一実施例を説明するための要部構成図で、図
中、１は搬送ローラ、２は背面ローラ、３は対向コロ、
４はフィードローラ、５は分離パッド、６は圧板、７，
８はセンサ、９は密着センサ、１０は光源、１１は光電
変換素子である。

【００１１】以下、図１を用いて、分離部と、搬送ロー
ラ，背面ローラ，ＣＩＳ（密着イメージセンサ）を用い
た搬送部とからなる分離パット方式の原稿読み取り装置
の概略構成を説明する。

【００１２】原稿搬送部は分離部と搬送部とからなる。
分離部はフィードローラ４と分離パット５とからなり、
各々の材質と原稿間の摩擦係数よりフィードローラと原
稿の間の摩擦係数を大きくすることにより、積載された
原稿の下側から一枚ずつ原稿を繰り出すようになってい
る。

【００１３】分離部によって順次搬送される原稿は、搬
送ローラ１により、読み取り部（密着センサ９と背面ロ
ーラ２の圧接部分）に所定の速度で搬送され、これに同
期して、光電変換素子１１が制御され、電気的な信号に
変換される。

【００１４】また、原稿が読み取り部分を通過した後、
背面ローラ２にて排紙トレー（図示せず）まで搬送さ
れ、排紙される。これらのローラの駆動は、モータやギ
ア等からなる駆動系（図示せず）によって行われ、ま
た、原稿の位置検出については、フィードローラ４に原
稿があることを検知するセンサ７、読み取り位置に原稿
が達したことを検知するセンサ８によって行う。制御部
は、これらのセンサ情報によってローラを駆動し、読み
取り光学系を同期するタイミングで制御する。

【００１５】背面ローラ２は、原稿の搬送を行う他に、
原稿の浮き上がりを防止して正確に画像を読み取るため
に、原稿主走査方向（原稿搬送方向（副走査方向）と直
交する方向）の読み取り幅の全幅にゴム部を有し、ま
た、原稿幅が読み取り幅よりも小さい時に原稿外を白と
読み取るように、白色ゴムにて形成されている。これ
は、ファクシミリ等で電送時間を短縮するために、地肌
の白により、圧縮コード化を可能にするためである。

【００１６】図２は、本発明が適用されるキャリアシー
トの一例を説明するための斜視図で、図２（Ａ）は全体
図で、図２（Ｂ）は、図２（Ａ）のＢ部拡大図で、図
中、２１はキャリアシート、２２はカバー、２３は台
紙、２４は特定マーク、２５は溶着部である。

【００１７】搬送部の許容厚さ以下の薄紙原稿や、許容
長さ以下の短い原稿を搬送するために用いるキャリアシ
ートがある。キャリアシートは、原稿の画情報を読み取
ることができるように、透明な樹脂フィルムなどの材料
で形成するカバー部分と原稿を挟み込むための台紙部分
とからなり、主走査方向の一端でカバー部分と台紙部分
を溶着や接着で固定している。また、挟み込んだ原稿が
ずれないため、および、原稿搬送装置の分離部分にて、
カバー部分，台紙部分，原稿が分離されないために、カ
バー部分と台紙部分との固定された部分以外の所では、
微粘着の接着剤等を塗布して用いることもある。通常、
分離部分は、原紙と原紙の間の摩擦係数を基準に分離条
件を設定しているため、キャリアシート自体を分離する
ことはない。

【００１８】図２に示した例は、キャリアシート２１の
搬送方向先端に原稿読み取り装置本体の読み取り部分で
認識可能な特定マーク２４を付けたもので、キャリアシ
ート２１が使用されていることを原稿読み取り装置が識
別することができる。すなわち、センサ７がＯＮしたこ
とを検知するとフィードローラ４を回転させて原稿を搬
送し、センサ８のＯＮ後、さらに、読み取り位置まで原
稿を搬送し、原稿搬送の停止後、コピーや送信等の読み
取り開始信号を待つように原稿読み取り装置の制御を設
定する。

【００１９】センサ８のＯＮ後の搬送距離については、
キャリアシート２１の先端部分の特定マーク２４が読み
取り位置に到着するための長さにより設定し、キャリア
シート２１を用いないで搬送する原稿の先端部分の読み
取り情報を欠落されないためと、キャリアシート２１の
マーク読み取りのために、センサ８の検知タイミングに
よって所定の部分から画情報の読み取りを開始し、読み
取ったデータは、メモリ部に蓄積しておく。原稿先端で
読み取った情報と、原稿読み取り装置内に保存してある
キャリアシート２１の特定マーク２４の情報を比較し、
これが一致すれば、キャリアシート２１使用状態の制御
に切り替える。

【００２０】このように、読み取り先端での画情報で判
断を行うため、キャリアシート２１の特定マーク２４
は、原稿幅方向に渡るバーコードのような白黒パターン
や特定の位置に黒部分を設けること、白から黒に到るま
での段階的な濃度差を有する帯状にするなどの方法を用
いる。

【００２１】以上のような方法により、原稿を識別する
ことが可能となるため、キャリアシート２１毎に、異な
った特定マーク２４を付ければ、複数のキャリアシート
２１のそれぞれを個別に認識することが可能となり、事
前に、原稿読み取り装置に特定マーク２４毎の原稿の読
み取り条件や発呼条件等の条件の設定を行うことによ
り、送信等の動作を自動的に行うことが可能となる。

【００２２】これらの特定マーク２４については、一定
間隔の黒点など使用者が定めたものを読み取り、そのデ
ータを原稿読み取り装置に格納しておくことにより、キ
ャリアシート２１を用いないで搬送する原稿の先端にそ
れらのマークを使用者が追加して使用することも可能で
ある。

【００２３】請求項１の発明は、上述のように、読み取
り原稿に設けられたマークを読み取り、あらかじめ保存
されているマークと比較し、これに一致すれば、そのマ
ーク毎に設定された条件で、その読み取り原稿に対する
処理が行われるようにしたものである。

【００２４】図３は、本発明によるキャリアシートの一
実施例を説明するための要部構成図で、図中、２３ａは
図柄部、２６は原稿、２７は先端マーク、２８はタブ、
２８ａは後端マークで、その他、図２に示した実施例と
同じ作用をする部分には、図２に示した実施例と同じ符
号が付してある。

【００２５】通常、台紙２３は、白色等の材質を用いて
読み取らないようにしているが、図３に示した実施例の
ように、台紙２３に、斜線やドットパターンなどの画情
報として読み取る図柄を使用するようにしてもよい。こ
の場合、前述の特定マーク２４と合わせて使用すること
により、読み取った画情報から図柄部分をキャンセル
（白色情報に置き換える等）することができ、センサ
７，８による原稿長さの検知よりもキャリアシート２１
に挟み込まれ原稿の長さを正確に検出することができる
ので、通信時間の短縮や受信側の記録紙の節約が可能に
なる。

【００２６】また、キャリアシート２１に挟み込まれた
原稿が厚い場合には、原稿の周囲の縁の読み取り光源に
よる影を読み取って画情報の圧縮の妨げとなることがあ
るが、台紙２３に図柄を使用することにより、原稿周囲
の境界も図柄との関係で消去できるので、上述のような
不具合現象を防ぐこともできる。

【００２７】請求項２の発明は、上述のように、キャリ
アシートを構成する台紙の原稿載置面を原稿と区別可能
な図柄にしたもので、これにより、原稿の長さを正確に
検出することができるようにしたものである。

【００２８】また、図３に示した実施例は、キャリアシ
ート２１の台紙２３の特定部分にマークを出したり消し
たりすることにより、モードを切り替えることができる
ようにしたもので、キャリアシート２１の後端部分に折
り返し可能なタブ２８を設け、これをカバー２２との間
に折り返すことにより、タブ２８の裏面に付けられた後
端マーク２８ａを読み取ることができるようにしたもの
である。この後端マーク２８ａを読み取ることにより、
後続ページがセットされていなくても、通信規格で許さ
れた時間内で回線を切ることを行わず、後続ページの待
機状態にするというようなことができるので、キャリア
シート２１が一枚しかない場合などには、排出されたキ
ャリアシート２１に、次の原稿２６をセットし直して原
稿読み取り装置に挿入することが可能となるため、ペー
ジ毎に発呼する必要がなくなる。

【００２９】他の実施例として、図３に示したように、
原稿先端側の台紙２３上に先端マーク２７を設けて原稿
を挟む位置で先端マーク２７を出したり、原稿２６で隠
すことにより、読み取りの線密度を変更したり、前述の
自動発呼を行うことを停止することができる。例えば、
特定の宛先に自動発呼するようにプログラムされたキャ
リアシート２１しかない場合でも、この先端マーク２７
が読み取られると、プログラムをキャンセルするか否か
を表示部に表示することにより、マニュアル発呼に切り
替えるなどの制御を行うことも可能となる。このような
キャリアシート２１において、ドロップアウトカラー、
例えば、読み取り光源の発光波長との関係で読み取り不
可能な水色，黄色などにより、使用方法などを印刷する
ことにより、利便性を高めることも可能である。

【００３０】請求項３の発明は、上述のように、台紙上
のマークを表示したり隠したりすることができるように
し、さらに、ドロップアウトカラーにて使用方法を印刷
したもので、これにより、使用者の利便性を高めること
ができるようにしたものである。

【００３１】

【発明の効果】請求項１の発明は、ファクシミリ等の原
稿読み取り装置において、原稿または原稿を搬送するた
めのキャリアシートに設けられマークを画情報として読
み取るためのマーク読み取り手段と、あらかじめ格納さ
れたパターン情報と前記マークとを比較して該マークを
判別するマーク判別手段と、該マーク判別手段の判別結
果に基づいて前記原稿に対する読み取りや発呼などの処
理をあらかじめ設定されたモードに従って実行するよう
に制御する原稿処理制御手段とを有するので、原稿情報
読み取り開始時に特定のマークが有ることを認識した場
合、そのマークに応じた制御方法を用いて原稿の読み取
りやコピー／送信などの動作を行うことが可能となり、
これにより、繰り返して同じ動作を行うような場合に、
使用者の操作上の入力作業を省略することができる。

【００３２】請求項２の発明は、請求項１に記載の原稿
読み取り装置に用いられるキャリアシートであって、台
紙と透明のカバーとからなり、原稿を前記台紙と前記カ
バーとの間に挟んで前記原稿の情報を前記原稿読み取り
装置に読み取らせるためのキャリアシートにおいて、前
記台紙の原稿載置面に前記原稿の情報や地肌と区別可能
な図柄を有するので、キャリアシート先端に設けられた
特定のマークを認識した際に、原稿の大きさにかかわら
ず、原稿領域内だけの読み取りが可能となり、これによ
り、送信情報を必要な部分だけにすることができ、情報
圧縮や送信時間の短縮を行うことができる。

【００３３】請求項３の発明は、請求項１に記載の原稿
読み取り装置に用いられるキャリアシートであって、台
紙と透明のカバーとからなり、原稿を前記台紙と前記カ
バーとの間に挟んで前記原稿の情報を前記原稿読み取り
装置に読み取らせるためのキャリアシートにおいて、請
求項１に記載の原稿読み取り装置に読み取り可能なマー
クであって表示および非表示の切り換えが自在なマーク
を有するとともに、ドロップアウトカラーを用いて使用
方法が表示されている表示部を有するので、付加情報を
キャリアシートに与えることができ、請求項１に記載の
原稿読み取り装置を用いることにより、使用者の操作上
の入力作業をより一層省略することが可能となり、誤操
作を防止し、利便性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明による原稿読み取り装置の一実施例を
説明するための要部構成図である。

【図２】 本発明が適用されるキャリアシートの一例を
説明するための斜視図である。

【図３】 本発明によるキャリアシートの一実施例を説
明するための要部構成図である。

【符号の説明】

１…搬送ローラ、２…背面ローラ、３…対向コロ、４…
フィードローラ、５…分離パッド、６…圧板、７，８…
センサ、９…密着センサ、１０…光源、１１…光電変換
素子、２１…キャリアシート、２２…カバー、２３…台
紙、２３ａ…図柄部、２４…特定マーク、２５…溶着
部、２６…原稿、２７…先端マーク、２８…タブ、２８
ａ…後端マーク。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ファクシミリ等の原稿読み取り装置にお
   いて、原稿または原稿を搬送するためのキャリアシート
   に設けられマークを画情報として読み取るためのマーク
   読み取り手段と、あらかじめ格納されたパターン情報と
   前記マークとを比較して該マークを判別するマーク判別
   手段と、該マーク判別手段の判別結果に基づいて前記原
   稿に対する読み取りや発呼などの処理をあらかじめ設定
   されたモードに従って実行するように制御する原稿処理
   制御手段とを有することを特徴とする原稿読み取り装
   置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の原稿読み取り装置に用
   いられるキャリアシートであって、台紙と透明のカバー
   とからなり、原稿を前記台紙と前記カバーとの間に挟ん
   で前記原稿の情報を前記原稿読み取り装置に読み取らせ
   るためのキャリアシートにおいて、前記台紙の原稿載置
   面に前記原稿の情報や地肌と区別可能な図柄を有するこ
   とを特徴とするキャリアシート。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の原稿読み取り装置に用
   いられるキャリアシートであって、台紙と透明のカバー
   とからなり、原稿を前記台紙と前記カバーとの間に挟ん
   で前記原稿の情報を前記原稿読み取り装置に読み取らせ
   るためのキャリアシートにおいて、請求項１に記載の原
   稿読み取り装置に読み取り可能なマークであって表示お
   よび非表示の切り換えが自在なマークを有するととも
   に、ドロップアウトカラーを用いて使用方法が表示され
   ている表示部を有することを特徴とするキャリアシー
   ト。