JPH11163904A - 情報掲示装置 - Google Patents

情報掲示装置

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JPH11163904A
JPH11163904A JP32629797A JP32629797A JPH11163904A JP H11163904 A JPH11163904 A JP H11163904A JP 32629797 A JP32629797 A JP 32629797A JP 32629797 A JP32629797 A JP 32629797A JP H11163904 A JPH11163904 A JP H11163904A
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JP
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memory
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time
bus
data
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Application number
JP32629797A
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English (en)
Inventor
Yasuo Hamamoto
康男 浜本
Hidetoshi Takeda
英俊 武田
Hiroyuki Kaminaka
浩之 上仲
Yoshifumi Yanagawa
良文 柳川
Mitsuhiro Miyashita
充弘 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394シリアルバス等において、バスの使
用状態、使用予定等をバス上の任意のノードに提供する
ことができる情報掲示装置を提供する。 【解決手段】 シリアルバスに接続された情報掲示装置
は、シリアルバスに接続された任意のノード、すなわち
ディジタルTV、ディジタルVCR、パーソナルコンピ
ュータ等が読み書き可能な第1のメモリ上に形成された
第1のテーブルをシリアルバスに提供すると共に、第1
のテーブルに第1から第Nのデータが書き込まれた時刻
を記憶する第2のメモリとを備え、第1のテーブルがシ
リアルバス上のアドレス空間に割り当てられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE1394シリアル
バス等における、バスに接続された任意のノードから読
み書き可能な多目的の情報掲示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、IEEE1394シリアルバス等のISO/IE
C13213準拠シリアルバスを用い、ディジタルVCR(VTR、
ビデオテープレコーダともいう)、パーソナルコンピュ
ータ等のAVC機器を複数接続してネットワークを形成
し、機器間のデータ伝送を行うシステムがある。
【0003】ディジタルTVとディジタルVCRとパーソナ
ルコンピュータがIEEE1394シリアルバスで相互に接続さ
れた従来のネットワークを図9に示す。IEEE1394では、
アイソクロナス伝送と呼ばれる伝送帯域及び伝送チャン
ネルを確保した伝送が可能である。IEEE1394を用いたア
イソクロナス伝送は、IEEE Std 1394-1995の規格書"IEE
E Standard for a High Performance Serial BUS"に、
詳しく記されている。この従来のIEEE1394ネットワーク
には情報掲示装置は存在しない。
【0004】以下に、図9を参照しながら、従来のIEEE
1394ネットワークでのデータのアイソクロナス伝送の一
例について説明する。図9は、複数のAVC機器が相互接
続されたIEEE1394ネットワークを表している。図9にお
いて、2は第1のディジタルTV、3は第1のディジタル
VCR、4は第2のディジタルVCR、5はパーソナルコンピ
ュータであり、いずれの機器もIEEE1394シリアルバスの
ノードになる機能を装備している。6は、お互いを接続
しているIEEE1394シリアルバスを示している。
【0005】IEEE1394を用いてノードを相互接続した場
合、各ノードにはphysical_IDと呼ばれる識別番号が自
動的に割り振られる。この場合、第1のディジタルTVが
physical_ID = 3、第1のディジタルVCRがphysical_ID
= 2、第2のディジタルVCRがphysical_ID = 1、パーソ
ナルコンピュータがphysical_ID = 0となっている。映
像・音声などのように、リアルタイム性が必要なデータ
は、IEEE1394では通常アイソクロナス伝送と呼ばれる伝
送帯域及び伝送チャンネルを確保した伝送方式を用いて
伝送される。
【0006】アイソクロナス伝送では、サイクルマスタ
(Cycle Master、以下、CMと略記する)と呼ばれるノー
ドが125μsec周期でサイクルスタートパケット(図12
の12)をバス全体にブロードキャストする。サイクル
スタートパケットがブロードキャストされると、アイソ
クロナスパケットの送信を行うことができる。
【0007】この時、バス上にはアイソクロナス資源マ
ネージャ(Isochronous Resource Manager、以下、IRM
と略記する)と呼ばれるシリアルバス管理装置が必ず存
在する。アイソクロナス伝送を行うには、IRMの提供す
る帯域確保用のレジスタ(BANDWIDTH_AVAILABLEレジス
タ)とチャンネル確保用のレジスタ(CHANNELS_AVAILAB
LEレジスタ)を用いてアイソクロナス資源の確保を宣言
しなければならない。
【0008】図10及び11は、BANDWIDTH_AVAILABLE
レジスタとCHANNELS_AVAILABLEレジスタのビット割り振
りを示している。これらのレジスタは、ISO/IEC13213で
定義されるCSR空間にシリアルバス依存レジスタとして
割り当てられている。BANDWIDTH_AVAILABLEレジスタ
は、図10に示されるように、32ビット(1クワドレッ
ト)のレジスタで、上位19ビットは予約領域であり、下
位13ビット(bw_remaining)が意味を持つ。bw_remaining
は、現在割り当て可能なアイソクロナス帯域幅を示して
おり、初期値は1001100110011b(=4915d)である。これ
は、1572.864Mbpsで1クワドレットを送信する時間を1
として定義されており、上述の125μsecは6144dに相当
する。アイソクロナス伝送に割り当て可能な時間は約10
0μsecでこれがデフォルトの4915dである。ここで、数
字の末尾に付したbは2進数表記を示し、dは10進数表
記を示している。
【0009】アイソクロナス伝送を開始するためには、
このレジスタの値を書き直さなければならない。たとえ
ば、125μsecのうち、10μsecを確保したいなら、10μs
ec =492dであるから、bw_remainingを4915d-492d = 442
3d(1000101000111b)と書き直すことにより帯域確保を行
う。
【0010】また、アイソクロナス伝送を行うには、伝
送チャンネルの確保も行わなければならない。伝送チャ
ンネルの確保は、図11に示すCHANNELS_AVAILABLEレジ
スタを用いて行う。このレジスタは、64ビット(2クワ
ドレット)で構成されており、上位32ビットがchannels
_available_hi、下位32ビットがchannels_available_lo
として定義されている。IEEE1394のアイソクロナスチャ
ンネルは第0〜63チャンネルの計64チャンネルが使
用可能である。CHANNELS_AVAILABLEレジスタは、初期値
が111111111111111111111111111111111111111111111111
1111111111111111bとなっており全64チャンネルが未
使用であることを表している。たとえば、第1チャンネ
ルを確保したいならCHANNELS_AVAILABLEレジスタを1111
11111111111111111111111111111111111111111111111111
1111111101bと書き換える。すなわち、各ビットは、0
〜63のチャンネルの使用状態を表しており、1が未使
用、0が使用と定義されている。
【0011】アイソクロナス伝送を行うには、前述のBA
NDWIDTH_AVAILABLEレジスタとCHANNELS_AVAILABLEレジ
スタにおいて、伝送帯域幅(125μsec中の時間)と伝送
チャンネルを確保した後に、図12(a)に示すようにサ
イクルスタートパケット12に続くアイソクロナスギャ
ップと呼ばれるギャップ時間の後に、アイソクロナスパ
ケットを伝送する。図12(a)において、13はバス調
停期間(バスアービトレーション期間)と呼ばれる期間
である。1個のバスに対して複数のノードが同時にパケ
ット伝送のリクエストを行った場合に、ただ1つのノー
ドがパケットの送信を行う権利を獲得する。14は、デ
ータプレフィックス期間と呼ばれる期間で、この直後に
パケットが送信されることを示す。15は、アイソクロ
ナスパケットでこの期間に伝送データが送信される。1
6は、データエンドと呼ばれる期間でパケットの伝送が
終了したことを示す。アイソクロナスパケットの伝送可
能な時間は、サイクルスタート後約100μsecであり、図
12(b)に示すように、この期間に複数のチャンネルの
パケットを伝送することができる。
【0012】図9の場合、第1のディジタルTVがIRMと
なっており、BANDWIDTH_AVAILABLEレジスタとCHANNELS_
AVAILABLEレジスタをIEEE1394シリアルバス6に提供し
ている。第1のディジタルVCRから第2のディジタルVCR
にアイソクロナス伝送を用いて、ディジタルデータの伝
送(ダビング)を行う場合、前述の手順により伝送帯域
及び伝送チャンネルの確保を行ってから伝送が開始され
る。たとえば、第1のディジタルVCR及び第2のディジ
タルVCRがS100(IEEE1394で98.304Mbpsの伝送規格)の
伝送能力を有する物理層を有しており、40Mbpsの帯域を
チャンネル0で伝送する場合、40Mbps = 2500dに相当す
るから、bw_remaining = 4915d-2500d = 2415d = 01001
01101111bとし、channels_available_loの第0ビットを
0bにしてから、アイソクロナス伝送を開始する。このよ
うに、IEEE1394では伝送帯域及び伝送チャンネルの確保
を行った上で確実なデータ伝送を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報掲
示装置が存在しない上記のような構成のIEEE1394ネット
ワークでは、複数の利用者が複数の機器をネットワーク
上で使用する場合、誰がどの機器をいつ頃どのように使
用する予定であるか(又は使用中であるか)といった情
報を知ることができないために不都合が生じることがあ
る。
【0014】たとえば、未来のある時間にバスに接続さ
れたセットップボックスからディジタルVCRへ番組をタ
イマー録画予約しているとき、録画予約時間の直前に他
のノードがバスを占有しており予約時間になってもバス
を解放しなければ、タイマー予約がされているにもかか
わらずタイマー録画は実行されないといった不都合を生
じる。
【0015】本発明は上記のような問題点に鑑み、IEEE
1394シリアルバス等において、バスの使用状態、使用予
定等をバス上の任意のノードに提供することができる情
報掲示装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による情報掲示装
置は、シリアルバス上で任意のノードが第1から第N
(Nは自然数)のデータを読み書き可能な第1のメモリ
上に形成された第1のテーブルをシリアルバスに提供す
る手段と、第1から第Nのデータが書き込まれた時刻を
記憶する第2のメモリとを備え、第1のテーブルがシリ
アルバス上のアドレス空間に割り当てられていることを
特徴とする。第1から第Nのデータは、好ましくは、少
なくとも8ビット又は16ビット文字コードを含むデー
タである。また、第1のメモリの一領域が第2のメモリ
として割り当てられていることが好ましい。また、シリ
アルバス上の基準時刻と同一の時刻を計時する時計を備
え、第1から第Nのデータのうちいずれかのデータが書
き込まれた瞬間の時計の示す時刻を第2のメモリに記憶
する構成も好ましい。
【0017】また、第1から第Nのデータのうちいずれ
かのデータが書き込まれた後、第1から第M(Mは自然
数)の経過時間のうちいずれかの経過時間が経過したこ
とを判断し、いずれかの経過時間が経過した後に第1か
ら第Nのデータのうち所定のデータを第2のメモリから
消去することが好ましい。この場合も、第1から第Mの
経過時間を記憶する第3のメモリを備えており、さらに
はこの第3のメモリが第1のメモリの一領域に割り当て
られていることが好ましい。
【0018】あるいは、シリアルバス上の基準時刻と同
一の時刻を計時する時計を備え、時計が第1から第L
(Lは自然数)の時刻のうちいずれかの時刻を示してい
ることを判断し、いずれかの時刻に第1から第Nのデー
タのうち所定のデータを第2のメモリから消去する構成
としても良い。この場合も、第1から第Lの時刻を記憶
する第4のメモリを備え、第1のメモリの一領域が第4
のメモリとして割り当てられていることが好ましい。
【0019】また、第1から第Nのデータのうち所定の
データを消去する第1から第K(Kは自然数)の条件を
示す第1から第Kのセキュリティ情報を記憶する第5の
メモリを備えている構成も好ましい。第5のメモリも第
1のメモリの一領域に割り当てることが好ましい。
【0020】また、第1から第Nのデータの優先順位を
示す第1から第J(Jは自然数)の優先順位情報を記憶
する第6のメモリを備えている構成も好ましい。この場
合も、第1のメモリの一領域を第6のメモリとして割り
当てることが好ましい。
【0021】また、複数のシリアルバスに接続され、前
述の第1のテーブルを提供する手段が複数のシリアルバ
スに対して同一のテーブルを提供する構成が好ましい。
さらに、複数のシリアルバスに同一の基準時刻を提供す
ることも好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1
の実施形態に係る情報掲示装置の構成を示している。図
1において、101はCPUであり、ノードを管理す
る。102はシステムコントローラであり、CPU10
1、メモリ104〜109、時計103、及びシリアル
バスコントローラ110のインターフェース機能を有す
る。シリアルバスコントローラ110はIEEE1394シリア
ルバスのデータ伝送を制御する。第1〜6のメモリ10
4〜109はIEEE1394シリアルバス6のアドレス空間に
提供され、情報掲示装置として機能する。
【0023】図2は、本発明の情報掲示装置を含むバス
構成を示している。1は情報掲示装置、2は第1のディ
ジタルTV、3は第1のディジタルVCR、4は第2の
ディジタルVCR、5はパーソナルコンピュータであ
る。1〜5のそれぞれの機器は、IEEE1394シリアルバス
のノードとなる機能を有しており、IEEE1394のアイソク
ロナス伝送を行うことができる。図1の第1〜6のメモ
リは情報掲示装置1のCSR空間にマッピングされてお
り、他のノードから読み書きすることができる。
【0024】例えば、これらのメモリは、他のノードか
ら図5のように認識される。第1のメモリは、8ビット
又は16ビット文字コードを用いて、情報をバスに掲示
するために使われる。第2のメモリは、第1のメモリに
情報が書かれた時刻(write_time)を示すために使われ
る。第3又は第4のメモリは、第1のメモリの情報を消
去又は内容変更して良い時刻又は時間(erase_time)を示
すのに使われる。IEEE1394では、バスの基準時刻はCSR
空間にマッピングされたBUS_TIMEレジスタにより管理さ
れている。
【0025】BUS_TIMEレジスタの定義を図13に示す。
このレジスタは32ビットの秒単位のカウンタであり、約
136年間の時刻をカウントすることができる。32ビット
をsecond_count_hiとsecond_count_loとに分けて定義し
ているが、特に意味はない。write_time及びerase_time
は、BUS_TIMEレジスタの定義と同一の定義を用いても良
い。
【0026】第5のメモリは、データを消去又は内容変
更可能な条件(security)を示すのに使われる。第6のメ
モリは、第1のメモリの内容の優先順(priority)を示す
のに使われる。これらのメモリのビット数は特に規定さ
れない。機器の構成に応じて最適なビット数が割り振ら
れれば良い。このような構成を有する#0から#Nまで
の情報掲示メモリがバスに提供される。
【0027】図6は、情報掲示メモリの使用例を表して
いる。情報掲示メモリ#0において、write_time =10
月9日21:00、erase_time =10月10日14:0
0となっており、この情報は10月9日21:00に書
き込まれ、10月10日14:00になったら消去又は
内容変更してよいことを示している。このerase_time
は、()内に示すように、絶対時刻での代わりにwrite_
timeからの相対時間を記述するようにしても良い。IEEE
1394では、先に記したように秒単位の32ビットカウン
タを用いて基準時刻を計時するが、理解を容易にするた
めに図6では月日及び24時間表示で記述している。実
際に第2及び第3のメモリに書かれる値は、BUS_TIMEレ
ジスタと同一の32ビット表記でも構わないし、文字コ
ードなどのコードで記述しても構わない。security及び
priorityは図7(a)及び(b)に示すように、例えば、それ
ぞれ8ビットで定義されており、8ビットの数値がそれ
ぞれのレベルを示している。
【0028】securityは、erase_timeが来なくてもその
データを消去又は内容変更しても良い条件を示す。例え
ば、securityレベル0は、誰でも消去又は内容変更可
能、レベル1は特権1を持つ人が消去又は内容変更可
能、レベル255は特権255を持つ人が消去又は内容
変更可能という具合に定義すればよい。特権0から25
5の定義はシステムに依存して自由に決めればよい。
【0029】priorityはデータ内容の優先度を示す。pr
iorityのレベルもシステムで自由に決めればよい。例え
ば、レベル0は最下位の優先度、レベル255は最上位
の優先度であると定義すればよい。
【0030】8ビット又は16ビット文字コードの領域
は、バスを使用する人に伝えたいメッセージを記述す
る。情報掲示メモリ#1のwrite_time =10月9日2
3:00、erase_time =10月12日24:00となっ
ており、この情報は10月9日23:00に書き込ま
れ、10月12日24:00になったら消去又は内容変
更してよいことを示している。
【0031】このように記述された情報掲示メモリの内
容は、バス上の任意のノードから自由に参照することが
できる。バス上の機器の使用者は、#0から#Nの掲示
内容を参照することにより他の使用者の予定が把握でき
る。例えば図6の例では、#0で、10月10日(火)
13:00〜14:00まで第1のディジタルVCRと
第2のディジタルVCRを使用者Aが使う予定があり、
伝送帯域は50Mbpsの確保を行いたいということ
と、#1では、10月11日(水)13:00から2
0:00まで第1のディジタルTVは修理のため使用不
可能になるということが分かる。
【0032】他の使用者はこの情報を考慮して自分の使
用予定を立てることが可能になる。例えば、10月10
日(火)13:00〜14:00まで第1のディジタル
VCRと第2のディジタルVCRを使用者Aが使う予定
であるから、その妨げにならないようにバス使用計画を
立てる事が可能となる。
【0033】この掲示内容のうち、write_timeは情報掲
示メモリに書き込む使用者が値を書き込むようにしても
良いが、図1に示すように、本発明の情報掲示装置は時
計103を具備しているので、書き込まれた瞬間の時刻
をCPU101が自動的に判断し、自動的にwrite_time
を書き込むようにするのが望ましい。同様に、情報掲示
メモリの内容の消去についても、使用者が所定の時刻に
消去するようにしても良いが、CPU101が消去時刻
を判断し、その時刻になったら自動的にデータを消去す
るようにするのが望ましい。あるいは、securityビット
の特定のレベルに消去条件を対応させておき、その条件
を満たすかどうかをCPU101が判断し、条件が満た
されたら自動消去しても良い。
【0034】また、第2から第6のメモリの内容は、他
の有益な内容に変更しても良い。さらに複数のメモリを
実装してより多くの情報をバスに提供できるようにして
も良い。また、第1から第6のメモリは物理的に個別の
メモリを実装する必要はなく、例えば第1のメモリのみ
を実装しておき、第2から第6のメモリは第1のメモリ
の特定の領域に割り当てても構わない。
【0035】以上のように本発明の第1の実施形態によ
れば、バス上に任意のノードが参照可能な情報掲示装置
を備えているので、この装置にバス上の機器の使用予定
などを書き込んでおき、バスの使用者はこの情報掲示装
置を参照することにより、他の使用者の妨害とならない
ような使用計画を立てることができる。
【0036】つぎに、本発明の第2の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の第
2の実施形態に係る情報掲示装置の構成を示している。
図3において、101はCPUでありノードを管理す
る。102はシステムコントローラであり、CPU10
1、メモリ104〜109、時計103、及びシリアル
バスコントローラ110〜112とのインターフェース
機能を有する。シリアルバスコントローラ110〜11
2は、IEEE1394シリアルバスのデータ伝送を制御する。
第1から第6のメモリ104〜109はIEEE1394シリア
ルバス6のアドレス空間に提供され、複数のバスに対す
る情報掲示装置として機能する。
【0037】図4は、本発明の情報掲示装置を含むバス
構成を示している。11は情報掲示装置、2は第1のデ
ィジタルTV、3は第1のディジタルVCR、4は第2
のディジタルVCR、5はパーソナルコンピュータ、7
は第1のSTB、8は第3のディジタルVCR、9は第
2のSTB、10はプリンターである。それぞれの機器
は、IEEE1394シリアルバスのノードとなる機能を有して
おり、IEEE1394のアイソクロナス伝送を行うことができ
る。
【0038】図3の第1から第6のメモリは情報掲示装
置11のCSR空間にマッピングされており、任意のバス
(BUS_ID = 0,1,2)の任意のノードから読み書きできるよ
うになっている。これらのメモリは、任意のノードから
例えば図5のように認識される。第1のメモリは、8ビ
ット文字コード又は16ビット文字コードを用いて、情
報をバスに掲示するために使われる。第2のメモリは、
第1のメモリに情報が書かれた時刻(write_time)を示す
ために使われる。第3又は第4のメモリは、第1のメモ
リの情報を消去して良い時刻又は時間(erase_time)を示
すのに使われる。IEEE1394では、バスの基準時刻はCSR
空間にマッピングされたBUS_TIMEレジスタにより管理さ
れている。
【0039】BUS_TIMEレジスタの定義を図13に示す。
このレジスタは32ビットの秒単位のカウンタであり、約
136年間の時刻をカウントすることができる。32ビット
をsecond_count_hiとsecond_count_loとに分けて定義し
ているが、特に意味はない。write_time及びerase_time
は、BUS_TIMEレジスタの定義と同一の定義を用いても良
い。本実施形態では、図3の時計103がすべてのバス
に対して同一の基準時刻(BUS_TIME)を提供している。
【0040】第5のメモリは、データを消去可能な条件
(security)を示すのに使われる。第6のメモリは、第1
のメモリの内容の優先順(priority)を示すのに使われ
る。これらのメモリのビット数は特に規定はしない。機
器の構成に応じて最適のビット数が割り振られれば良
い。このような構成の情報掲示メモリが#0から#Nま
で、BUS_ID = 0,1,2のバスに提供される。
【0041】図8は、情報掲示メモリの使用例を表して
いる。情報掲示メモリ#0において、write_time =10
月9日21:00、erase_time =10月10日14:0
0となっており、この情報が10月9日21:00に書
き込まれ、10月10日14:00になったら消去又は
内容変更してよいことを示している。このerase_time
は、()内に示すように絶対時刻に代えてwrite_timeか
らの相対時間を記述するようにしても良い。IEEE1394で
は、先に記したように秒単位の32ビットカウンタを用
いて基準時刻を計時するが、理解を容易にするために、
図8では月日及び24時間表示で記述している。実際
に、第2及び第3のメモリに書かれる値は、BUS_TIMEレ
ジスタと同一の32ビット表記でも構わないし、文字コ
ードなどのコードで記述しても構わない。security及び
priorityは、例えば図7(a)及び(b)に示すように、それ
ぞれ8ビットで定義しおり、8ビットの数値がそれぞれ
のレベルを示す。
【0042】securityは、erase_timeが来なくてもその
データを消去又は内容変更しても良い条件を示す。例え
ば、securityレベル0は、誰でも消去又は内容変更可
能、レベル1は特権1を持つ人が消去又は内容変更可
能、レベル255は特権255を持つ人が消去又は内容
変更可能という具合に定義すればよい。特権0から25
5の定義はシステムに依存して自由に決めればよい。
【0043】priorityはデータ内容の優先度を示す。pr
iorityのレベルもシステムで自由に決めればよい。例え
ば、レベル0は最下位の優先度、レベル255は最上位
の優先度であると定義すればよい。
【0044】8ビット又は16ビット文字コードの領域
は、バスを使用する人に伝えたいメッセージを記述す
る。情報掲示メモリ#1のwrite_time =10月9日2
3:00、erase_time =10月12日24:00となっ
ており、この情報は、10月9日23:00に書き込ま
れ、10月12日24:00になったら消去又は内容変
更してよいことを示している。
【0045】このように記述された情報掲示メモリの内
容は、任意のバス上の任意のノードから自由に参照する
ことができる。バス上の機器の使用者は、#0から#N
の掲示内容を参照することにより他の使用者の予定が把
握できる。例えばこの例では、#0で、10月10日
(火)13:00から14:00まで第1のSTBと第
2のディジタルVCRを使用者Aが使う予定があり、伝
送帯域は50Mbpsの確保を行いたいということと、
#1では、10月11日(水)13:00から20:0
0まで第2のSTBとパーソナルコンピュータを使用者
Bが使う予定があり、伝送帯域は10Mbpsの確保を
行いたいということが分かる。
【0046】第1のSTBと第2のディジタルVCR
は、それぞれ、BUS_ID = 1, BUS_ID =0のバスに接続さ
れており、第2のSTBとパーソナルコンピュータは、
それぞれ、BUS_ID = 2、BUS_ID = 0のバスに接続されて
いるが、情報掲示装置11が同一の時刻をそれぞれのバ
スの基準時刻としてそれぞれのバスに対して提供してい
るので、バス間の時刻のずれは生じない。
【0047】他の使用者はこの情報を考慮して自分の使
用予定を立てることが可能になる。たとえ、使用予定が
バスをまたいで機器を使用する予定であっても、バスの
基準時刻が全てのバスで同一であるのでバス間の時刻差
は考慮する必要がない。例えば、10月10日(火)1
3:00から14:00まで第1のSTBと第2のディ
ジタルVCRを使用者Aが使う予定であれば、その妨害
とならないようにバス使用計画を立てることが可能とな
る。
【0048】この掲示内容のうち、write_timeは情報掲
示メモリに書き込む使用者が値を書き込むようにしても
良いが、図3に示すように、本発明の情報掲示装置は、
時計103を具備しているので、書き込まれた瞬間の時
刻をCPU101が判断し、自動的にwrite_timeを書き
込むようにするのが望ましい。同様に、情報掲示メモリ
の内容の消去についても、使用者が所定の時刻に消去す
るようにしても良いが、CPU101が消去時刻を判断
し、その時刻になったら自動的にデータを消去するよう
にするのが望ましい。あるいは、securityビットの特定
のレベルに消去条件を対応させておき、その条件を満た
すかどうかをCPU101が判断し、条件が満たされた
ら自動消去しても良い。
【0049】また、第2から第6のメモリの内容は、他
の有益な内容に変更しても良い。さらに複数のメモリを
実装してより多くの情報をバスに提供できる用にしても
良い。また、第1から第6のメモリは物理的に個々のメ
モリを実装する必要はなく、例えば第1のメモリのみを
実装しておき、第2から第6のメモリは第1のメモリの
特定の領域に割り当てても構わない。
【0050】以上のように本発明の第2の実施形態によ
れば、複数のバス上に任意のノードが参照可能な同一の
情報掲示メモリを設置しているので、この装置に複数の
バス上の機器の使用予定などを書き込んで置き、バスの
使用者はこの情報掲示装置を参照することにより、他の
使用者の妨害とならないバスをまたいだ使用計画を立て
ることができる。個々のバスの基準時刻は情報掲示装置
が提供しているので、バス間の時刻差も生じない。
【0051】また、第1及び第2の実施形態では、情報
掲示用のメモリに書き込みを行ったノード又は者を表す
ビットを設けていないが、必要なら設けてもよい。ま
た、第1及び第2の実施形態では、8ビット文字コード
又は16ビット文字コードでデータを記述しているが、
他の文字コードや他の符号で記述してもよい。さらに、
IEEE1394シリアルバスに代えて他のバスを用いても良
い。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明の情報掲示装置によ
れば、IEEE1394等で従来行うことができなかったバスの
使用予定等の情報提供を行うことができ、バスに接続さ
れた任意のノードに情報を提供することができるので、
バス使用の衝突などを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報掲示装置の
ブロック図
【図2】図1の情報掲示装置のバス構成図
【図3】本発明の第2の実施形態に係る情報掲示装置の
ブロック図
【図4】図3の情報掲示装置を含むバス構成図
【図5】本発明の情報掲示装置のメモリ割り当てを示す
【図6】図1の情報掲示装置の情報掲示メモリの使用例
を示す図
【図7】(a) 本発明の情報掲示装置のsecurityビット
の対応図 (b) 本発明の情報掲示装置のpriorityビットの対応図
【図8】図3の情報掲示装置の情報掲示メモリの使用例
を示す図
【図9】従来のIEEE1394ネットワークのバス構成図
【図10】従来のIEEE1394のBANDWIDTH_AVAILABLEレジ
スタのビット構成図
【図11】従来のIEEE1394のCHANNELS_AVAILABLEレジス
タのビット構成図
【図12】従来のIEEE1394のアイソクロナス伝送の状態
【図13】IEEE1394のBUS_TIMEレジスタのビット構成図
【符号の説明】
1 情報掲示装置 2 第1のディジタルTV 3 第1のディジタルVCR 4 第2のディジタルVCR 5 パーソナルコンピュータ 6 IEEE1394シリアルバス 7 第1のSTB 8 第3のディジタルVCR 9 第2のSTB 10 プリンター 11 情報掲示装置 12 サイクルスタートパケット 13 調停期間 14 データプレフィックス期間 15 アイソクロナスパケット 16 データエンド期間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 良文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮下 充弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルバス上で任意のノードが第1か
    ら第Nのデータを読み書き可能な第1のメモリ上に形成
    された第1のテーブルを前記シリアルバスに提供する手
    段と、前記第1から第Nのデータが書き込まれた時刻を
    記憶する第2のメモリとを備え、前記第1のテーブルが
    前記シリアルバス上のアドレス空間に割り当てられてい
    ることを特徴とする情報掲示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1から第Nのデータが、少なくと
    も8ビット又は16ビット文字コードを含むデータであ
    る請求項1記載の情報掲示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のメモリの一領域が前記第2の
    メモリとして割り当てられている請求項1又は2記載の
    情報掲示装置。
  4. 【請求項4】 シリアルバス上の基準時刻と同一の時刻
    を計時する時計を備え、前記第1から第Nのデータのう
    ちいずれかのデータが書き込まれた瞬間の前記時計の示
    す時刻を前記第2のメモリに記憶する請求項1、2又は
    3記載の情報掲示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1から第Nのデータのうちいずれ
    かのデータが書き込まれた後、第1から第Mの経過時間
    のうちいずれかの経過時間が経過したことを判断し、前
    記いずれかの経過時間が経過した後に前記第1から第N
    のデータのうち所定のデータを第2のメモリから消去す
    る請求項1から4のいずれか1項記載の情報掲示装置。
  6. 【請求項6】 前記第1から第Mの経過時間を記憶する
    第3のメモリを備えている請求項5記載の情報掲示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1のメモリの一領域が前記第3の
    メモリとして割り当てられている請求項6記載の情報掲
    示装置。
  8. 【請求項8】 シリアルバス上の基準時刻と同一の時刻
    を計時する時計を備え、前記時計が第1から第Lの時刻
    のうちいずれかの時刻を示していることを判断し、前記
    いずれかの時刻に前記第1から第Nのデータのうち所定
    のデータを第2のメモリから消去する請求項1から4の
    いずれか1項記載の情報掲示装置。
  9. 【請求項9】 前記第1から第Lの時刻を記憶する第4
    のメモリを備えている請求項8記載の情報掲示装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のメモリの一領域が前記第4
    のメモリとして割り当てられている請求項9記載の情報
    掲示装置。
  11. 【請求項11】 前記第1から第Nのデータのうち所定
    のデータを消去する第1から第Kの条件を示す第1から
    第Kのセキュリティ情報を記憶する第5のメモリを備え
    ている請求項1から10のいずれか1項記載の情報掲示
    装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のメモリの一領域が前記第5
    のメモリとして割り当てられている請求項11記載の情
    報掲示装置。
  13. 【請求項13】 前記第1から第Nのデータの優先順位
    を示す第1から第Jの優先順位情報を記憶する第6のメ
    モリを備えている請求項1から10のいずれか1項記載
    の情報掲示装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のメモリの一領域が前記第6
    のメモリとして割り当てられている請求項13記載の情
    報掲示装置。
  15. 【請求項15】 複数のシリアルバスに接続され、前記
    第1のテーブルを提供する手段が前記複数のシリアルバ
    スに対して同一のテーブルを提供する請求項1から14
    のいずれか1項記載の情報掲示装置。
  16. 【請求項16】 複数のシリアルバスに同一の基準時刻
    を提供する請求項15記載の情報掲示装置。
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