JPH11163831A - Cdma/tdd移動通信システムにおける初期同期方法及び送受信装置 - Google Patents

Cdma/tdd移動通信システムにおける初期同期方法及び送受信装置

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JPH11163831A
JPH11163831A JP34582097A JP34582097A JPH11163831A JP H11163831 A JPH11163831 A JP H11163831A JP 34582097 A JP34582097 A JP 34582097A JP 34582097 A JP34582097 A JP 34582097A JP H11163831 A JPH11163831 A JP H11163831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長周期拡散符号の同期の獲得時間を短縮
し、周波数利用効率を低下をさせずに、置局設計を容易
にすることができるようにすること。 【解決手段】 所定の短周期拡散符号のみによる相関検
出を行い、長周期拡散符号の周期に同期して挿入され
た、短周期拡散符号のみで拡散されたシンボル102を
特定する。つぎに、これと同じ位置に多重された、上下
回線の切替えのタイミングを示すもう一つの短周期拡散
符号を特定する。これらの短周期拡散符号のみで拡散さ
れたシンボルから、長周期拡散符号の同期、上下回線の
切替えの同期、および伝送フレームの同期を獲得する。
これにより、長周期拡散符号の同期の獲得時間を短縮
し、周波数利用効率を低下をさせずに、置局設計を容易
にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報を拡散符号で拡
散して広い帯域で伝送するスペクトル拡散通信によって
多元接続を行い、かつ同一の無線周波数を時分割して上
り回線と下り回線を交互に通信するCDMA/TDD移
動通信システムにおける初期同期方法及び送受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CDMA(Code Division Mult
iple Access:符号分割多元接続)を用いた移動通信シ
ステムとしては、北米標準IS−95が知られている。
IS−95は複信方式として、FDD(Frequency Divi
sion Duplex:周波数分割複信方式)を用いている。複
信方式には、ほかにTDD(Time Division Duplex):
時分割複信方式)が知られている。TDDは、送受信同
一帯域方式であり、ピンポン方式とも呼ばれ、同一の無
線周波数を時間分割して上り回線と下り回線を交互に通
信する方式である。
【0003】多元アクセス方式とは、同一の帯域で複数
の局が同時に通信を行う際の回線接続方式のことであ
る。CDMAとは、情報信号のスペクトルを、拡散符号
で拡散して広い帯域で伝送するスペクトル拡散通信によ
って多元接続を行う技術である。
【0004】直接拡散方式とは、拡散において拡散符号
を情報信号に乗じる方式である。直接拡散CDMAで
は、複数の通信回線が同一の周波数を共有するため受信
端でのそれぞれの通信波の強さを同一にする問題(遠近
問題)があり、この克服がCDMA伝送システム実現の
前提になる。
【0005】遠近問題は、異なる位置に配置された多数
の移動局からの電波を同時に受信する基地局における受
信で厳しくなり、このため移動局側では各伝送路の状態
に応じた送信パワー制御が必須のものになる。
【0006】図10は、基地局とその通信エリア内の移
動局を模式的に表したブロック図を示す。但し、基地局
数が3個の場合の例である。
【0007】図10において、901,902,903
は基地局、904は移動局、905は基地局901の通
信エリアであるセル、906は基地局902の通信エリ
アであるセル、910は基地局903の通信エリアであ
るセルである。通信エリアは、およそのものであり、伝
搬環境によりその大きさや形が変化する。
【0008】移動局904は、電源を入れたとき、ま
ず、基地局901〜903の拡散符号の同期を獲得しな
くてはならない。それぞれの基地局901〜903から
の信号が合成された信号波の中から、基地局901、ま
たは基地局902、場合によっては基地局903の信号
の抽出、及び拡散符号の同期の獲得を開始する。
【0009】この、初期同期の獲得について図11を参
照して説明する。図11は、各セルのフレームと長周期
拡散符号のタイミング図である。
【0010】IS−95では、基地局901〜903は
それぞれお互いに同期しており、どのセル905〜91
0も伝送フレームの基本タイミングは同じである。拡散
符号は、短周期拡散符号と長周期拡散符号を重畳して使
用している。短周期拡散符号は例えば64ビット、長周
期拡散符号は例えば40960ビットである。
【0011】下り回線では、長周期拡散符号はシステム
で共通で1種類のみである。各セル905〜910は、
その1種類の長周期拡散符号を、位相を変位させて(符
号の先頭のタイミングをずらして)使用している。
【0012】各セル905〜910は、その位相の変位
量で区別される。一般には、セル905〜910の基本
フレームk,k+1,k+2のタイミングと長周期拡散
符号のタイミングとは一致しない。
【0013】システムにはいくつかの物理チャネルがあ
るが、通信チャネルのフレーム(通信フレーム)のタイ
ミング、及びSYNCチャネル(同期チャネル)を除く
各種制御チャネルのフレーム(制御フレーム)のタイミ
ングは、基本フレームk,k+1,k+2に一致してい
る。
【0014】SYNCチャネルのフレーム(SYNCフ
レーム)k′,k′+1,k′+2のタイミングだけ
は、基本フレームk,k+1,k+2には一致せず、長
周期拡散符号のタイミングに一致している。
【0015】SYNCチャネルに用いる短周期拡散符号
の種類はシステムで共通の1種類のみである。移動局9
04は、長周期拡散符号とそのSYNCチャネルの短周
期拡散符号を重畳した拡散符号を用いて、受信信号の相
関検出を行う。相関値があるしきい値を超えるまでタイ
ミングを少しずつ変化させていく。
【0016】これによって、移動局904は、セル90
5、またはセル906、場合によってはセル910の長
周期拡散符号のタイミングを検出する。SYNCチャネ
ルのフレームk′,k′+1,k′+2のタイミング
は、長周期拡散符号のタイミングと一致しているので、
長周期拡散符号のタイミングに合わせて、SYNCチャ
ネルを復調・復号することができる。
【0017】SYNCチャネルでは、基本フレームk,
k+1,k+2とのタイミングと当該セル(図10の配
置ではセル905)の長周期拡散符号のタイミングとの
差、及び近隣セル(図10ではセル906又は910)
の長周期拡散符号のタイミングとの差を報知している。
したがって、移動局904は基本フレームk,k+1,
k+2のタイミングを知ることができ、各種制御チャネ
ルを復調・復号することが可能になる。
【0018】また、近隣セル906又は910の各種制
御チャネルの復調・復号も可能になり、当初SYNCチ
ャネルを検出したセル905の受信レベルとその近隣セ
ル906又は910の受信レベルを比較することができ
る。そして、受信レベルの大きいセル905の制御チャ
ネルを選択して受信していく。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の初
期同期方法においては、長周期拡散符号長が例えば32
768チップ(26.667[ms])であるとすすと、3
2768個(オーバーサンプリングを考えるとそれ以
上)のタイミングについて相関検出を繰り返す必要があ
る。この場合、短周期拡散符号長(例えば256チッ
プ)の部分相関の検出だけでも、32768回繰り返し
た場合、(1/1.2288[MHz])×(256/2)×3
2768=6.82[s]と長くなる。平均値は、その半分
になるが、それでも3〜4[s]であり、実際、呼接続処
理まで含めてを最大15[s]と長く規定されている。こ
のことから長周期拡散符号のタイミングの検出に時間が
かかることになる。
【0020】また、SYNCチャネルの送信電力は、通
信チャネルの送信電力の半分である。セル内の同時接続
通信チャネル数を20とした場合、周波数利用効率は、
1/40だけ低下している。このことからSYNCチャ
ネルを必要とするため、その分周波数利用効率が下がる
ことになる。
【0021】更に、FDDでは、上り回線と下り回線の
周波数帯域が異なり、それぞれの回線が連続しているの
に対して、TDDでは、同一の周波数帯域に上り回線と
下り回線を交互に繰り返している。移動局での下り回線
の受信を考えた場合、受信すべき信号の存在する区間と
受信すべき信号が存在しない区間とが繰り返されること
になる。移動局が基地局との同期を確立する以前の段階
では、移動局はその上り回線と下り回線の切換えのタイ
ミングがわからない。即ち、TDDの場合に、移動局
が、上下回線の切換えのタイミングを把握することがで
きなくなる。
【0022】更には、上り回線と下り回線の切換えのタ
イミングとフレームのタイミングとを同期させた場合、
長周期拡散符号のタイミングは、フレーム内のいくつか
の上下回線の切換えタイミングに制限されることにな
る。このような制限は基地局の置局設計を困難にするこ
とにつながる。即ち、TDDの場合に、上下回線の切換
えタイミングとフレームタイミングを合わせた場合に、
長周期拡散符号のタイミングがいくつかに制限されてし
まうことになる。
【0023】本発明は、長周期拡散符号の同期の獲得時
間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせずに、置局設
計を容易にすることができるCDMA/TDD移動通信
システムにおける初期同期方法及び送受信装置を提供す
ることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の構成とした。
【0025】請求項1記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける初期同期方法は、システムで共通の短
周期拡散符号のみによる相関検出を行い、この相関値の
高いシンボルを検出することにより長周期拡散符号の周
期に同期して短周期拡散符号のみで拡散したシンボルを
検出し、この検出されたシンボルと同位置に多重した上
下回線の切換えのタイミングを示すもう1つの短周期拡
散符号を検出することにより、前記長周期拡散符号の同
期と前記上下回線の切換えの同期を取るようにした。
【0026】この方法により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの初期同期方法を得る
ことができる。
【0027】請求項2記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける初期同期方法は、請求項1記載の初期
同期方法において、伝送フレームの先頭スロットに信号
の空きシンボルを配置し、長周期拡散符号の同期と上下
回線の切換えの同期を取った後、相関値の低いシンボル
を検出することにより前記空きシンボルを検出し、この
検出によって前記伝送フレームに同期を取るようにし
た。
【0028】この方法により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの初期同期方法を得る
ことができる。
【0029】請求項3記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける初期同期方法は、請求項1記載の初期
同期方法において、伝送フレームの先頭スロットに同期
した制御チャネル1にあって、QPSK変調による同相
−直交成分が正の位相の短周期拡散符号のみで拡散した
第1のシンボルを配置し、前記伝送フレームの先頭に同
期した制御チャネル2にあって、前記同相−直交成分が
負の位相の短周期拡散符号のみで拡散した第2のシンボ
ルを配置し、前記第1及び第2のシンボルの位相が大き
く異なるスロットを検出することにより前記伝送フレー
ムの同期を取るようにした。
【0030】この方法により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの初期同期方法を得る
ことができる。
【0031】請求項4記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける初期同期方法は、請求項1記載の初期
同期方法において、伝送フレームの先頭スロットに同期
した制御チャネルの長周期拡散符号及び短周期拡散符号
を重畳した重畳符号で拡散したシンボルの内のパイロッ
トシンボルのパターンをスロット毎に異なる構成とし、
前記重畳符号で拡散されたシンボルを検波することによ
り伝送フレームに同期を取るようにした。
【0032】この方法により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの初期同期方法を得る
ことができる。
【0033】請求項5記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける送受信装置は、システムで共通の第1
の短周期拡散符号と、受信信号の短周期拡散符号のみで
拡散されたシンボルと同タイミングの第2の短周期拡散
符号と、長周期拡散符号と、長周期拡散符号及び短周期
拡散符号を重畳した重畳符号とを生成する拡散符号生成
手段と、前記受信信号に対して、前記第1の短周期拡散
符号のみによる相関検出を行い、この相関値の高いシン
ボルを検出することにより前記受信信号の短周期拡散符
号のみで拡散されたシンボルを検出し、この検出された
シンボルと同位置に多重した上下回線の切換えのタイミ
ングを示すもう1つの短周期拡散符号を検出する逆拡散
手段と、を具備する構成とした。
【0034】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの送受信装置を得るこ
とができる。
【0035】請求項6記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける送受信装置は、請求項5記載の送受信
装置において、逆拡散手段が、受信信号における伝送フ
レームの先頭スロットに配置された信号の空きシンボル
に対して、第2の短周期拡散符号による相関検出を行う
構成とした。
【0036】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの送受信装置を得るこ
とができる。
【0037】請求項7記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける送受信装置は、請求項5記載の送受信
装置において、逆拡散手段が、伝送フレームの先頭スロ
ットに同期した制御チャネル1に配置された、QPSK
変調による同相−直交成分が正の位相の短周期拡散符号
のみで拡散された第1のシンボルと、前記伝送フレーム
の先頭に同期した制御チャネル2に配置された、前記同
相−直交成分が負の位相の短周期拡散符号のみで拡散さ
れた第2のシンボルとの位相が大きく異なるスロットを
検出する構成とした。
【0038】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの送受信装置を得るこ
とができる。
【0039】請求項8記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける送受信装置は、請求項5記載の送受信
装置において、逆拡散手段が、伝送フレームの先頭スロ
ットに同期した制御チャネルに重畳符号で拡散されたシ
ンボルにあってスロット毎に異なる構成とされたパイロ
ットシンボルのパターンを判定する構成とした。
【0040】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの送受信装置を得るこ
とができる。
【0041】請求項9記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける送受信装置は、請求項5乃請求項8の
いずれかに記載の送受信装置が、移動局装置である構成
とした。
【0042】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの移動局装置を得るこ
とができる。
【0043】請求項1記載のCDMA/TDD移動通信
システムにおける送受信装置は、長周期拡散符号と短周
期拡散符号を重畳した符号で拡散したシンボルと、所定
の周期で長周期拡散符号を重畳しない短周期拡散符号の
みで拡散したシンボルとを送信する手段を、具備する構
成とした。
【0044】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの送受信装置を得るこ
とができる。
【0045】請求項11記載のCDMA/TDD移動通
信システムにおける送受信装置は、請求項10記載の送
受信装置が、基地局装置である構成とした。
【0046】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせず、置
局設計の容易な移動通信システムの基地局装置を得るこ
とができる。
【0047】請求項12記載のCDMA/TDD移動通
信システムにおける無線伝送装置は、請求項1乃請求項
4のいずれかに記載の初期同期方法に基づいて、長周期
拡散符号と短周期拡散符号を重畳した符号で拡散された
シンボル及び、所定の周期で長周期拡散符号を重畳しな
い短周期拡散符号のみで拡散したシンボルを送信する送
信装置と、長周期拡散符号と短周期拡散符号を重畳した
符号で逆拡散し、短周期拡散符号で逆拡散する受信装置
と、を具備する構成とした。
【0048】この構成により、長周期拡散符号の同期の
獲得時間を短縮し、周波数利用効率を低下をさせないよ
うにすることができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明のCDMA/TDD
移動通信システムにおける初期同期方法及び送受信装置
の実施の形態を図面を用いて具体的に説明する。
【0050】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るCDMA/TDD移動通信システムにおけ
る初期同期方法を説明するための制御チャネルのスロッ
トのシンボル構成図を示す。但し、CDMA/TDD移
動通信システムの構成は、既に従来例でその構成を説明
した図10を参照する。
【0051】即ち、図10において、901,902,
903は基地局、904は移動局、905は基地局90
1の通信エリアであるセル、906は基地局902の通
信エリアであるセル、910は基地局903の通信エリ
アであるセルである。通信エリアは、およそのものであ
り、伝搬環境によりその大きさや形が変化する。
【0052】移動局904は、電源を入れたとき、ま
ず、基地局901〜903の拡散符号の同期を獲得しな
くてはならない。それぞれの基地局901〜903から
の信号が合成された信号波の中から、基地局901、ま
たは基地局902、場合によっては基地局903の信号
の抽出、及び拡散符号の同期の獲得を開始する。
【0053】この初期同期の獲得について図2を参照図
に加えて説明する。図2は、各セルのフレーム及びスロ
ットと長周期拡散符号とのタイミング図である。
【0054】図2においては、基本フレームkを8分割
してスロットSlot0〜Slot7とした。また、T
DDのため、下り回線と上り回線とが交互に繰り返され
ている。偶数番のスロット(Slot0, Slot2,
Slot4, Slot6)を下り回線、奇数番のスロ
ット(Slot1, Slot3, Slot5, Slo
t7)を上り回線とする。
【0055】基地局901〜903はそれぞれ互いに同
期しており、どのセル905〜910も伝送フレームの
タイミングは同じである。したがって、スロットSlo
t0〜Slot7のタイミング(上り回線と下り回線の
切換えのタイミング)は、どのセル905〜910にお
いても一致している。
【0056】拡散符号は、短周期拡散符号と長周期拡散
符号を重畳して使用する。下り回線では、長周期拡散符
号はシステムで共通で1種類のみである。各セル905
〜910はこの1種類の長周期拡散符号を、位相を変位
させて(符号の先頭のタイミングをずらして)使用して
いる。
【0057】各セル905〜910は、その位相に変位
量で区別される。一般には、セル905〜910の基本
フレームk−1,k,k+1のタイミングと長周期拡散
符号のタイミングとは一致しない。
【0058】図1の下り回線のチャネル構成例は、制御
チャネル(制御ch)数が4、通信チャネル(通信c
h)数が6の例である。また、各スロットSlot0〜
Slot7における各チャネルの信号の長さが、スロッ
ト長よりも若干短いのはガードタイムを設けているため
である。
【0059】ガードタイムは、上り回線と下り回線の信
号が伝搬遅延により重なることを防ぐ目的で設けられ
る。また、制御チャネル及び通信チャネルを示すシンボ
ル(長方形状で示した)において、白色部分101は、
信号を送信しないシンボル、黒色部分102は、短周期
拡散符号のみで拡散したシンボル、灰色部分103は、
短周期拡散符号と長周期拡散符号を重畳した符号で拡散
されたシンボルである。
【0060】通信チャネルは、全てのシンボルが短周期
拡散符号と長周期拡散符号とを重畳した符号で拡散され
ている。制御チャネルは、制御チャネル3と制御チャネ
ル4が、全てのシンボルが短周期拡散符号と長周期拡散
符号とを重畳した符号で拡散されている。
【0061】制御チャネル1は、いくつかのシンボルが
短周期拡散符号のみで拡散され、残りのシンボルは短周
期拡散符号と長周期拡散符号とを重畳した符号で拡散さ
れている。制御チャネル2は、いくつかのシンボルが短
周期拡散符号のみで拡散され、残りのシンボルは送信さ
れない。また、長周期拡散符号は共通であるが、短周期
拡散符号は各チャネルでそれぞれ異なる。
【0062】図1は、長周期拡散符号の先頭が、Slo
t2の途中(これを時刻t1で示し、第jシンボルとす
る)まで変位された例である。制御チャネル1は、Sl
ot2にある、長周期拡散符号の先頭の直前のシンボル
(第j−1シンボル)が短周期拡散符号のみで拡散され
る。また、Slot0、Slot4、Slot6の第j
−1シンボルも同様に短周期拡散符号のみで拡散され
る。
【0063】図3は、図1に示す制御チャネル1のスロ
ットのシンボル構成図を示す。これは、1スロットが2
0シンボルで構成された例である。第1シンボルから第
4シンボルまでの4シンボル301は、パイロットシン
ボルPLである。第5シンボルから第19シンボルまで
の15シンボルのうち第k(この例ではk=9)シンボ
ル303を除く、302と304の14シンボルは、情
報シンボルINFOである。第20シンボル305は、
ガードタイムGTであり、信号は送信されない。
【0064】301、302、304は、短周期拡散符
号と長周期拡散符号とを重畳した符号で拡散される。3
03は、短周期拡散符号のみで拡散される。制御チャネ
ル1で用いる短周期拡散符号は、予め決められたシステ
ムにおいて共通の符号である。この短周期拡散符号をS
C0とする。
【0065】長周期拡散符号の位相変位量は、下り回線
のスロット(Slot0、Slot2、Slot4、S
lot6)のうちの1スロットのパイロットシンボル(第
1シンボルから第4シンボル)と、その直後のシンボル
(第5シンボル)を除く第6シンボルから第20シンボル
の15シンボルのどれか1つに同期しているものとす
る。この場合、長周期拡散符号の位相変位量は、60通
りになる。
【0066】図4は、図1に示す制御チャネル2のスロ
ットのシンボル構成図を示す。図3に同じく、1スロッ
トが20シンボルで構成される例である。第1シンボル
から第19シンボルまでの19シンボルのうち第k(こ
の例ではk=9)シンボル402を除く、401と40
3の18シンボルは、NULLシンボルである。第20
シンボル404は、ガードタイムGTである。
【0067】401、403、404は信号が送信され
ない。402は短周期拡散符号のみで拡散される。kは
5から19までの15通りの整数値を取り得る。制御チ
ャネル2で用いる短周期拡散符号としては、15種類用
意される。これらの短周期拡散符号をSC1、SC2、
SC3、…、SC15とする。kの値に応じて、15種
類のうちの1つ、SCk−4を用いる。即ち、図4では
k=9であるからSC5を用いる。
【0068】移動局904は、電源投入時は基地局90
1〜903と同期が取れていない。したがって、長周期
拡散符号のタイミングや、スロットのタイミング(上り
回線と下り回線の切換えのタイミング)を知らない。
【0069】まず、第1段階として、短周期拡散符号S
C0での逆拡散を行う。相関値の高いシンボルが40シ
ンボル置きに現れる。1フレーム長(160シンボル)の
中に現れる相関値の高い4シンボルのそれぞれの直後の
シンボルが長周期拡散符号の先頭の候補であることがわ
かる。
【0070】次に、第2段階として、その短周期拡散符
号SC0の相関値の高いシンボルについて、短周期拡散
符号SC1〜SC15での逆拡散を行う。どれか1つの
符号の相関値が高く検出される。その符号番号(1〜1
5)に応じてkの値(5〜19)が決まる。これによっ
て、短周期拡散符号のみで拡散されたシンボルがスロッ
トの第kシンボルであることがわかる。即ち、上り回線
と下り回線の切換えのタイミングがわかる。
【0071】最後に、第3段階として、長周期拡散符号
の先頭位置の候補のそれぞれについて、下り回線区間に
おいて、長周期拡散符号と短周期拡散符号を重畳した符
号での逆拡散を行う。これによって、4つの候補のうち
どれが長周期拡散符号の先頭であるかがわかる。
【0072】これらによって、移動局904は、長周期
拡散符号のタイミングと上下回線の切換えタイミングを
知ることができる。
【0073】即ち、第1段階により長周期拡散符号のタ
イミングは、4つの候補に絞られるため、長周期拡散符
号の同期の獲得時間は大きく短縮される。
【0074】また、制御チャネル1と制御チャネル2を
合わせて、1スロットに2シンボル分だけを、長周期拡
散符号のタイミング及びスロットのタイミングの同期獲
得のために使用しているので、20シンボル全てをフレ
ーム同期のためのSYNCチャネルとする場合に比べ
て、同期獲得ための利用効率の低下の度合いは、1/1
0に低減される。
【0075】また、第2段階により、上下回線の切換え
のタイミングを知ることができる。また、制御チャネル
2を設けることで、長周期拡散符号の先頭をスロット中
の第6シンボルから第20シンボルまでの15通りに設
定できる。
【0076】このように、実施の形態1によれば、短周
期拡散符号と長周期拡散符号を重畳して用いるCDMA
/TDD移動通信システムにおいて、ある所定の周期で
長周期拡散符号を重畳しない短周期拡散符号のみで拡散
したシンボルを配置し、この短周期拡散符号のみで拡散
されたシンボルを検出することにより、長周期拡散符号
の同期と上下回線の切換えの同期の獲得を行うような初
期同期方法とすることにより、同期獲得時間を短縮する
ことができる。
【0077】なお、上述では各スロットの短周期拡散符
号のみで拡散されるシンボル数が1の場合について記述
したが、短周期拡散符号のみで拡散されるシンボル数は
複数であってもよい。
【0078】また、短周期拡散符号のみで拡散されるシ
ンボルは、長周期拡散符号の先頭の直前のシンボルであ
る場合について記述したが、予め長周期拡散符号のタイ
ミングとの関係が規定されていれば、直前のシンボルに
限らなくてもよい。
【0079】更に、制御チャネル2は第kシンボル以外
を送信しないとしたが、制御チャネル1と同様に、他の
シンボル情報をのせて送信してもよい。
【0080】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2に係るCDMA/TDD移動通信システムにおけ
る初期同期方法を説明するための制御チャネルのスロッ
トのシンボル構成図を示す。但し、この図5に示す実施
の形態2において図1に示した実施の形態1の各部に対
応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0081】上述で説明した実施の形態1に示す初期同
期方式により、移動局904は、長周期拡散符号の同期
と上下回線の切換えのタイミングの同期とを獲得でき
る。しかしここまででは、移動局904は、まだスロッ
ト番号を認識できておらず、伝送フレームの同期は獲得
していない。
【0082】実施の形態2では、更に、短周期拡散符号
のみで拡散されたシンボルの有無や同相成分−直交成分
平面での位相によって、伝送フレームの同期を獲得する
方式について述べる。
【0083】まず、短周期拡散符号のみで拡散されたシ
ンボルの有無により、伝送フレームの同期を獲得する方
式について述べる。図5は、制御チャネル1と制御チャ
ネル2のフレーム構成例であるが、制御チャネル1のス
ロットのシンボル構成は実施の形態1で説明した図3と
同様である。制御チャネル2は、図5に示すようにスロ
ット0では全て信号を送信しないシンボルとする。
【0084】移動局904は、実施の形態1で説明した
初期同期方法により、長周期拡散符号の同期と上下回線
の切換えのタイミングの同期とを獲得したのち、制御チ
ャネル2が送信されていないスロットを探す。
【0085】制御チャネル2に用いられている拡散符号
SCm(m=1〜15)の相関値が大きくは現れないス
ロットを検出したら、それがスロット0であり、そのス
ロットの先頭が伝送フレームの先頭であることがわか
る。
【0086】次に、短周期拡散符号のみで拡散されたシ
ンボルの同相成分−直交成分平面での位相により、伝送
フレームの同期を獲得する方式について説明する。図6
に、制御チャネル1と制御チャネル2のフレーム構成の
他の例を示す。
【0087】QPSK(Quadriphase Phase Shift Ke
ying)変調を仮定する。各シンボルの同相成分−直交成
分平面での位相は、各成分が正であれば「0」、負であ
れば「1」と表現すると、「00、01、10、11」
の4通りになる。
【0088】制御チャネル1、制御チャネル2のスロッ
トのシンボル構成は、それぞれ図3、図4と同様であ
る。例えば、制御チャネル1の短周期拡散符号SC0の
みで拡散されたシンボルの位相を「00」とする。ま
た、例えば、制御チャネル2はスロット0では短周期拡
散符号SCmのみで拡散されたシンボルの位相を「1
1」として、それ以外のスロット2、スロット4、スロ
ット6では短周期拡散符号SCmのみで拡散されたシン
ボルの位相を「00」とする。
【0089】移動局904は、実施の形態1で説明した
初期同期方法により、長周期拡散符号の同期と上下回線
の切換えのタイミングの同期とを獲得したのち、各スロ
ットの制御チャネル1と制御チャネル2の短周期拡散符
号のみで拡散されたシンボルの同相成分−直交成分平面
での位相差の時系列を調べる。制御チャネル1と制御チ
ャネル2の位相差のパターンが、逆位相、同位相、同位
相、同位相の順となるスロット群を検出したら、それの
スロット群の最初のスロットがスロット0であり、その
スロットの先頭が伝送フレームの先頭であることがわか
る。
【0090】これによって、制御チャネルの長周期拡散
符号と短周期拡散符号を重畳した符号で拡散されたシン
ボルで、伝送フレームの同期に関しての情報を送信する
ことなく、伝送フレームの同期の獲得が可能になる。
【0091】即ち、初期同期の獲得に関する以外の制御
情報を伝送している制御チャネルの一部に短周期拡散符
号のみで拡散されたシンボルを配置することで、長周期
拡散符号の同期、上下回線の切換えタイミングの同期、
及び伝送フレームの同期の獲得が可能になり、初期同期
獲得のための周波数利用効率の低下の割合の小さい初期
同期方法が得られる。
【0092】このように、実施の形態2によれば、短周
期拡散符号と長周期拡散符号を重畳して用いるCDMA
/TDDによる移動通信システムにおいて、ある所定の
周期で長周期拡散符号を重畳しない短周期拡散符号のみ
で拡散したシンボルを配置し、その短周期拡散符号のみ
で拡散されたシンボルを検出することにより、長周期拡
散符号の同期と上下回線の切換えの同期、及び伝送フレ
ームの同期の獲得を行うような初期同期方法とすること
により、周波数利用効率を高めることができる。
【0093】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3に係るCDMA/TDD移動通信システムにおけ
る初期同期方法を説明するための制御チャネルのパイロ
ットシンボルの位相パターンの構成図を示す。但し、図
7(a)は1フレームを8分割してスロット0,2,
4,6を下り回線とした場合のパターン例であり、図7
(b)は1フレームを16分割してスロット0,2,
4,6,806,12,14を下り回線とした場合のパ
ターン例であり、図7(c)は1フレームを32分割し
てスロット0,2,4,6,806,12,14,1
6,18,20,22,24,26,28,30を下り
回線とした場合のパターン例である。
【0094】ここで、実施の形態1で説明した初期同期
方法により、移動局904は、長周期拡散符号の同期と
上下回線の切換えのタイミングの同期とを獲得できる。
しかしここまででは、移動局904は、まだスロット番
号を認識できておらず、伝送フレームの同期は獲得して
いない。
【0095】ここでは、更に、短周期拡散符号と長周期
拡散符号を重畳した符号で拡散されたシンボルのうちパ
イロットシンボルの同相成分−直交成分平面での位相の
パターンによって、伝送フレームの同期を獲得する方式
について述べる。
【0096】QPSK変調を仮定する。各シンボルの同
相成分−直交成分平面での位相は、各成分が正であれば
「0」、負であれば「1」と表現すると、「00、0
1、10、11」の4通りになる。制御チャネル1、制
御チャネル2のスロットのシンボル構成は、それぞれ図
3、図4と同様である。
【0097】基地局901〜903は、制御チャネル1
の各スロットのパイロットシンボルを図7(a)に示す
パターンで送信する。
【0098】移動局904は、実施の形態1で説明した
初期同期方法により、長周期拡散符号の同期と上下回線
の切換えのタイミングの同期とを獲得したのち、制御チ
ャネル1について、長周期拡散符号と短周期拡散符号を
重畳した符号で逆拡散を行う。
【0099】パイロットシンボルのパターンが図7
(a)のようであれば、パイロットシンボルの第1シン
ボル及び第2シンボルの位相、第3シンボル及び第4シ
ンボルの位相を比較し、パイロットシンボルのパターン
を判定する。これによって、そのスロットが、スロット
0、スロット2、スロット4、スロット6のどれである
のかがわかる。即ち、伝送フレームの同期を獲得でき
る。
【0100】また、図7(b)及び(c)の場合も、1
フレームを8分割した場合と同様に、各スロットのパイ
ロットシンボルのパターンを判定することで、移動局9
04はスロット番号を認識して、伝送フレームの同期を
獲得することができる。
【0101】ここでは、パイロットシンボルの第1シン
ボルと第2シンボルは、全て位相「00」のパターン例
を示したが、スロット毎にパターンが異なれば、どのよ
うなパターンであってもよい。
【0102】また、実施の形態2に示した、伝送フレー
ムの同期の獲得方式と併用してもよい。
【0103】これによって、制御チャネルの長周期拡散
符号と短周期拡散符号を重畳した符号で拡散されたシン
ボルのうちのパイロットシンボルのパターンをスロット
毎に異なる構成とすることで、1スロットを検波するだ
けで、伝送フレームの同期の獲得が可能になる。
【0104】また、複数スロットの検波を行うことで、
初期同期獲得の信頼性を高めることができる。
【0105】このように、実施の形態3によれば、短周
期拡散符号と長周期拡散符号を重畳して用いるCDMA
/TDDによる移動通信システムにおいて、ある所定の
周期で長周期拡散符号を重畳しない短周期拡散符号のみ
で拡散したシンボルを配置し、その短周期拡散符号のみ
で拡散されたシンボルの検出により、長周期拡散符号の
同期と上下回線の切換えの同期を獲得し、長周期拡散符
号と短周期拡散符号を重畳した符号で拡散されたシンボ
ルの検波を行うことでフレームの同期の獲得を行う初期
同期方式とすることにより、周波数利用効率を高めるこ
とができる。
【0106】(実施の形態4)図8は、本発明の実施の
形態4に係るCDMA/TDD移動通信システムにおけ
る送受信装置の初期同期部のブロック図を示す。但し、
送受信装置は移動局装置であるとする。
【0107】図8において、801は受信信号である。
802は拡散符号生成手段であり、短周期拡散符号SC
1〜SC15を生成する第1符号生成手段803と、短
周期拡散符号SC0を生成する第2符号生成手段804
と、長周期拡散符号LCを生成する第3符号生成手段8
05と、長周期拡散符号と重畳する短周期拡散符号SC
20を生成する第4符号生成手段806とで構成されて
いる。
【0108】807は受信信号801と各候補タイミン
グの長周期拡散符号と短周期拡散符号を重畳する排他的
論理和手段、808は拡散符号を切換える切換手段、8
09は拡散符号と受信信号の相関値を計算する逆拡散手
段、810は相関値から初期同期を獲得する初期同期手
段である。
【0109】このような構成において、基地局901〜
903からは、実施の形態1及び3で説明した制御チャ
ネル1と制御チャネル2が送信されているものとする。
【0110】まず、第1段階として、初期同期手段81
0は、切換手段808に対して、第2符号生成手段80
4の生成する短周期拡散符号SC0を逆拡散手段809
へ出力するように指示する。この指示によって、短周期
拡散符号SC0が逆拡散手段809へ出力される。
【0111】逆拡散手段809は、受信信号801と短
周期拡散符号SC0との相関値を各チップを先頭とする
1シンボル分ずつ1スロット長にわたって計算する。こ
こで、必要に応じて複数スロット分のそれぞれのチップ
を先頭とする相関値を積分して信頼性を高めてもよい。
【0112】ひときわ大きな相関値が得られるタイミン
グが、短周期拡散符号SC0のみで拡散されたシンボル
の先頭位置である。スロットにおけるそのシンボルの直
後のシンボルの先頭位置が長周期拡散符号の先頭位置の
候補である。
【0113】次に、第2段階として、初期同期手段81
0は、拡散符号生成手段802に対し、上記の短周期拡
散符号SC0のみで拡散されたシンボルと同じシンボル
タイミングで、第1符号生成手段803で生成される短
周期拡散符号SC1〜15を順々に生成するように指示
する。
【0114】また、切換手段808に対して、第1符号
生成手段803が順々に生成する短周期拡散符号SC1
〜15を逆拡散手段809へ出力するように指示する。
この指示によって、短周期拡散符号SC1〜15が順々
に逆拡散手段809へ出力される。
【0115】逆拡散手段809は、受信信号801の短
周期拡散符号SC0のみで拡散されたシンボルと同じシ
ンボルについて、短周期拡散符号SC1〜15の各符号
との相関値を順々に計算していく。
【0116】ここで、必要に応じて各符号数回ずつ相関
値を積分して信頼性を高めてもよい。ひときわ大きな相
関値が得られる短周期拡散符号SCmが検出される。実
施の形態1で説明したように、この短周期拡散符号SC
mのみで拡散されたシンボルは、スロットの第m+4シ
ンボルであるから、これによって、スロットの先頭位置
がわかる。即ち、上下回線の切換えタイミングの同期が
獲得できる。
【0117】次に、第3段階として、初期同期手段81
0は、拡散符号生成手段802に対し、これまでにわか
った長周期拡散符号のタイミングの候補位置それぞれに
ついて順々に、第3符号生成手段805で長周期拡散符
号LCを生成するように指示する。また、切換手段80
8に対しては、第3符号生成手段805の生成する長周
期拡散符号LCと第3符号生成手段806の生成する短
周期拡散符号SC20を排他的論理和手段807で重畳
した信号を、逆拡散手段809へ出力するように指示す
る。
【0118】これらの指示によって、長周期拡散符号L
C及び短周期拡散符号SC20が逆拡散手段809へ出
力される。
【0119】逆拡散手段809は、受信信号801と、
各候補タイミングの長周期拡散符号LC及び短周期拡散
符号SC20を重畳した符号との相関値を順々に計算し
ていく。必要に応じて各候補タイミング数回ずつ相関値
を積分して信頼性を高めてもよい。ひときわ大きな相関
値が得られる候補タイミングが検出される。これが長周
期拡散符号LCのタイミングであり、長周期拡散符号L
Cのタイミングの同期が獲得できる。
【0120】最後に、第4段階として、初期同期手段8
10は、拡散符号生成手段802に対して、長周期拡散
符号LCのタイミングについて第3符号生成手段805
で長周期拡散符号LCを生成するように指示する。ま
た、切換手段808に対して、第3符号生成手段805
の生成する長周期拡散符号LCと第4符号生成手段80
6の生成する短周期拡散符号SC20を排他的論理和手
段807で重畳した信号を切換手段808へ出力するよ
うに指示する。
【0121】この指示によって、長周期拡散符号LC及
び短周期拡散符号SC20が重畳された信号が切換手段
808を介して逆拡散手段809へ出力される。
【0122】逆拡散手段809は受信信号801と、長
周期拡散符号LC及び短周期拡散符号SC20を重畳し
た符号との相関値を計算していく。検出した相関値から
同相成分−直交成分平面状での位相を求め、パイロット
シンボルについてその位相パターンを判定する。
【0123】必要に応じて複数フレームのパイロットシ
ンボルの位相を判定して信頼性を高めてもよい。パイロ
ットシンボルパターンが一致すればスロット番号がわか
る。これによって伝送フレームのタイミングの同期が獲
得できる。
【0124】これによって、長周期拡散符号LC及び短
周期拡散符号SC20を重畳した符号で拡散されたシン
ボルと、短周期拡散符号SC20のみで拡散さえれたシ
ンボルの両方を逆拡散することができる。
【0125】このように、実施の形態4によれば、CD
MA/TDDによる移動通信システムにおいて、移動局
装置に、長周期拡散符号及び短周期拡散符号を重畳した
符号で逆拡散する手段と、短周期拡散符号で逆拡散する
手段とを備え、実施の形態1〜3の何れかに記載の初期
同期方法を用いて初期同期の獲得を行うことにより、初
期同期獲得時間を短縮し、周波数利用効率の高い移動通
信システムを得ることができる。
【0126】(実施の形態5)図9は、本発明の実施の
形態5に係るCDMA/TDD移動通信システムにおけ
る送受信装置の初期同期部のブロック図を示す。但し、
送受信装置は基地局装置であるとする。
【0127】図9において、901は長周期拡散符号L
Cを生成する第1符号生成手段である。902は短周期
拡散符号SC20を生成する第2符号生成手段、903
は短周期拡散符号SC0を生成する第3符号生成手段、
904は短周期拡散符号SC5を生成する第4符号生成
手段、905は短周期拡散符号SC21を生成する第5
符号生成手段、906は短周期拡散符号SC22を生成
する第6符号生成手段である。
【0128】907は長周期拡散符号LC及び短周期拡
散符号SC20を重畳する排他的論理和手段、908は
長周期拡散符号LC及び短周期拡散符号SC21を重畳
する排他的論理和手段、909は長周期拡散符号LC及
び短周期拡散符号SC22を重畳する排他的論理和手段
である。
【0129】910は制御チャネル1の拡散符号を切換
える切換手段である。911は制御チャネル1の拡散を
行う第1拡散手段、912は制御チャネル2の拡散を行
う第2拡散手段、913は通信チャネル1の拡散を行う
第3拡散手段、914は通信チャネル2の拡散を行う第
4拡散手段である。915は拡散信号を合成する多重手
段である。
【0130】このような構成において、第1符号生成手
段901は、長周期拡散符号LCを生成し、第2符号生
成手段902は、長周期拡散符号LCと排他的論理和手
段907で重畳する短周期拡散符号SC20を生成す
る。それらを重畳した符号を切換手段910に入力す
る。
【0131】第3符号生成手段903は、短周期拡散符
号のみで拡散するシンボルの短周期拡散符号SC0を生
成する。切換手段910は、図5のスロット構成例に従
い、長周期拡散符号LCと短周期拡散符号SC20を重
畳した符号と、短周期拡散符号SC0とを切換えて第1
拡散手段911に接続する。
【0132】また、図7(a)に示されるパイロットシ
ンボルパターン例に従ったパイロットシンボルを含む制
御情報1′が第1拡散手段911に入力される。第1拡
散手段911は、制御情報1′を切換えられた拡散符号
で拡散して、多重手段915に入力する。
【0133】第4符号生成手段904は、図6のスロッ
ト構成に従い、短周期拡散符号SC5を生成して、第2
拡散手段912に入力する。この例では、第9シンボル
が対象であるので短周期拡散符号SC5を生成するが、
一般には第kシンボルが対象であれば、短周期拡散符号
SCk−4を生成する。第2拡散手段912は、制御情
報2′を短周期拡散符号SC5で拡散して、多重手段9
15に入力する。
【0134】第5符号生成手段905は、短周期拡散符
号SC21を生成する。排他的論理和手段908は、長
周期拡散符号LCと重畳して第3拡散手段913に入力
する。第3拡散手段913は、通信情報1′を短周期拡
散符号SC21と長周期拡散符号LCを重畳した符号で
拡散して、多重手段915に入力する。
【0135】第6符号生成手段906は、短周期拡散符
号SC22を生成する。排他的論理和手段909は、長
周期拡散符号LCと重畳して第4拡散手段914に入力
する。第4拡散手段914は、通信情報2′を短周期拡
散符号SC22と長周期拡散符号LCを重畳した符号で
拡散して、多重手段915に入力する。
【0136】多重手段915は、制御チャネル1、制御
チャネル2、通信チャネル1、通信チャネル2を多重し
て、送信信号を生成する。これによって、図1に示す信
号系列が生成される。
【0137】これによって、長周期拡散符号の同期、上
下回線の切換えタイミングの同期、及び伝送フレームの
同期の獲得のための時間が短縮されるとともに、初期同
期獲得のための周波数利用効率の低下の割合の小さい無
線伝送装置が得られるこのように、実施の形態5によれ
ば、実施の形態1〜3の何れかに記載の初期同期方法に
基づいて、長周期拡散符号と短周期拡散符号を重畳した
符号で拡散されたシンボルと、ある所定の周期で長周期
拡散符号を重畳しない短周期拡散符号のみで拡散したシ
ンボルを送出する手段を備えた、CDMA/TDDによ
る移動通信システムの基地局装置により、初期同期の獲
得時間を短縮することができるとともに周波数利用効率
を高めることができる。
【0138】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
係るCDMA/TDD移動通信システムにおける無線伝
送装置は、実施の形態5で説明した図9に示す基地局装
置のような無線送信装置と、実施の形態4で説明した移
動局装置のような無線受信装置とで構成される。
【0139】即ち、実施の形態6の無線伝送装置は、実
施の形態1〜3で説明した初期同期方法により、長周期
拡散符号の同期、上下回線の切り換えのタイミングの同
期、及び伝送フレームの同期の獲得を行う。
【0140】これによって、長周期拡散符号の同期、上
下回線の切換えタイミングの同期、及び伝送フレームの
同期の獲得のための時間が短縮されるとともに、初期同
期獲得のための周波数利用効率の低下の割合の小さい無
線伝送装置が得られるこのように、実施の形態6によれ
ば、実施の形態1〜3の何れかに記載の初期同期方法に
基づいて、長周期拡散符号と短周期拡散符号を重畳した
符号で拡散されたシンボルと、ある所定の周期で長周期
拡散符号を重畳しない短周期拡散符号のみで拡散したシ
ンボルを送出する手段を備えた、CDMA/TDDによ
る無線通信の送信装置と、長周期拡散符号と短周期拡散
符号を重畳した符号で逆拡散する手段と、短周期拡散符
号で逆拡散する手段とを備え、実施の形態1〜3の何れ
かに記載の初期同期方法を用いて初期同期の獲得を行
う、CDMA/TDDによる無線通信の受信装置とを備
えた、無線伝送装置により、初期同期の獲得時間を短縮
することができるとともに周波数利用効率を高めること
ができる。ができる。
【0141】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、短周期
拡散符号と長周期拡散符号を重畳して用いる、CDMA
/TDDによる移動通信システムにおいて、ある所定の
周期で長周期拡散符号を重畳しない短周期拡散符号のみ
で拡散したシンボルを配置し、その短周期拡散符号のみ
で拡散されたシンボルの検出により、長周期拡散符号の
同期と上下回線の切換えの同期の獲得を行うような初期
同期方法により、初期同期の獲得時間を短縮することが
できるとともに周波数利用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るCDMA/TDD
移動通信システムにおける初期同期方法を説明するため
の制御チャネルのスロットのシンボル構成図
【図2】実施の形態1の初期同期方法における各セルの
フレーム及びスロットと長周期拡散符号とのタイミング
【図3】実施の形態1の初期同期方法における制御チャ
ネル1のスロットのシンボル構成図
【図4】実施の形態1の初期同期方法における制御チャ
ネル2のスロットのシンボル構成図
【図5】本発明の実施の形態2に係るCDMA/TDD
移動通信システムにおける初期同期方法を説明するため
の制御チャネルのスロットのシンボル構成図
【図6】実施の形態2の初期同期方法を説明するための
制御チャネルのスロットの他のシンボル構成図
【図7】(a) 本発明の実施の形態3に係るCDMA
/TDD移動通信システムにおける初期同期方法を説明
するための制御チャネルのパイロットシンボルの位相パ
ターンにおいて、1フレームを8分割したスロットを下
り回線とした場合のパターン構成図(b) 1フレーム
を16分割したスロットを下り回線とした場合のパター
ン構成図。(c) 1フレームを32分割したスロット
を下り回線とした場合のパターン構成図
【図8】本発明の実施の形態4に係るCDMA/TDD
移動通信システムにおける送受信装置の初期同期部のブ
ロック図
【図9】本発明の実施の形態5に係るCDMA/TDD
移動通信システムにおける送受信装置の初期同期部のブ
ロック図
【図10】基地局とその通信エリア内の移動局を模式的
に表したブロック図
【図11】従来のCDMA/TDD移動通信システムの
初期同期方法における各セルのフレームと長周期拡散符
号のタイミング図
【符号の説明】
802 拡散符号生成手段 809 逆拡散手段 915 多重手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムで共通の短周期拡散符号のみに
    よる相関検出を行い、この相関値の高いシンボルを検出
    することにより長周期拡散符号の周期に同期して短周期
    拡散符号のみで拡散したシンボルを検出し、この検出さ
    れたシンボルと同位置に多重した上下回線の切換えのタ
    イミングを示すもう1つの短周期拡散符号を検出するこ
    とにより、前記長周期拡散符号の同期と前記上下回線の
    切換えの同期を取ることを特徴とするCDMA/TDD
    移動通信システムにおける初期同期方法。
  2. 【請求項2】 伝送フレームの先頭スロットに信号の空
    きシンボルを配置し、長周期拡散符号の同期と上下回線
    の切換えの同期を取った後、相関値の低いシンボルを検
    出することにより前記空きシンボルを検出し、この検出
    によって前記伝送フレームに同期を取ることを特徴とす
    る請求項1記載のCDMA/TDD移動通信システムに
    おける初期同期方法。
  3. 【請求項3】 伝送フレームの先頭スロットに同期した
    制御チャネル1にあって、QPSK変調による同相−直
    交成分がある特定の位相である、第1の短周期拡散符号
    のみで拡散した第1のシンボルを配置し、前記伝送フレ
    ームの先頭に同期した制御チャネルにあって、前記同相
    −直交成分が前記第1の短周期拡散符号のみで拡散した
    第2のシンボルを配置し、前記第1及び第2のシンボル
    のQPSK変調による同相−直交成分の位相差の時系列
    パターンが、予め定められたパターンに一致するスロッ
    トを検出することにより前記伝送フレームの同期を取る
    ことを特徴とする請求項1記載のCDMA/TDD移動
    通信システムにおける初期同期方法。
  4. 【請求項4】 伝送フレームの先頭スロットに同期した
    制御チャネルの長周期拡散符号及び短周期拡散符号を重
    畳した重畳符号で拡散したシンボルの内のパイロットシ
    ンボルのパターンをスロット毎に異なる構成とし、前記
    重畳符号で拡散されたシンボルを検波することにより伝
    送フレームに同期を取ることを特徴とする請求項1記載
    のCDMA/TDD移動通信システムにおける初期同期
    方法。
  5. 【請求項5】 システムで共通の第1の短周期拡散符号
    と、受信信号の短周期拡散符号のみで拡散されたシンボ
    ルと同タイミングの第2の短周期拡散符号と、長周期拡
    散符号と、長周期拡散符号及び短周期拡散符号を重畳し
    た重畳符号とを生成する拡散符号生成手段と、前記受信
    信号に対して、前記第1の短周期拡散符号のみによる相
    関検出を行い、この相関値の高いシンボルを検出するこ
    とにより前記受信信号の短周期拡散符号のみで拡散され
    たシンボルを検出し、この検出されたシンボルと同位置
    に多重した上下回線の切換えのタイミングを示すもう1
    つの短周期拡散符号を検出する逆拡散手段と、を具備し
    て構成されることを特徴とするCDMA/TDD移動通
    信システムにおける送受信装置。
  6. 【請求項6】 逆拡散手段が、受信信号における伝送フ
    レームの先頭スロットに配置された信号の空きシンボル
    に対して、第2の短周期拡散符号による相関検出を行う
    ことを特徴とする請求項5記載のCDMA/TDD移動
    通信システムにおける送受信装置。
  7. 【請求項7】 逆拡散手段が、伝送フレームの先頭スロ
    ットに同期した制御チャネル1に配置された、QPSK
    変調による同相−直交成分がある特定の位相である、第
    1の短周期拡散符号のみで拡散された第1のシンボル
    と、前記伝送フレームの先頭に同期した制御チャネルに
    配置された、第2の短周期拡散符号のみで拡散された第
    2のシンボルのQPSK変調による同相−直交成分の位
    相差の時系列パターンが、予め定められたパターンに一
    致するスロットを検出することにより前記伝送フレーム
    の同期を取ることを特徴とする請求項5記載のCDMA
    /TDD移動通信システムにおける送受信装置。
  8. 【請求項8】 逆拡散手段が、伝送フレームの先頭スロ
    ットに同期した制御チャネルに重畳符号で拡散されたシ
    ンボルにあってスロット毎に異なる構成とされたパイロ
    ットシンボルのパターンを判定することを特徴とする請
    求項5記載のCDMA/TDD移動通信システムにおけ
    る送受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃請求項8のいずれかに記載の
    送受信装置が、移動局装置であることを特徴とするCD
    MA/TDD移動通信システムにおける送受信装置。
  10. 【請求項10】 長周期拡散符号と短周期拡散符号を重
    畳した符号で拡散したシンボルと、所定の周期で長周期
    拡散符号を重畳しない短周期拡散符号のみで拡散したシ
    ンボルとを送信する手段を、具備して構成されることを
    特徴とするCDMA/TDD移動通信システムにおける
    送受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の送受信装置が、基地
    局装置であることを特徴とするCDMA/TDD移動通
    信システムにおける送受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃請求項4のいずれかに記載
    の初期同期方法に基づいて、長周期拡散符号と短周期拡
    散符号を重畳した符号で拡散されたシンボル及び、所定
    の周期で長周期拡散符号を重畳しない短周期拡散符号の
    みで拡散したシンボルを送信する送信装置と、長周期拡
    散符号と短周期拡散符号を重畳した符号で逆拡散し、短
    周期拡散符号で逆拡散する受信装置と、を具備して構成
    されることを特徴とする無線伝送装置。
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