JPH11163450A - 波長可変光源 - Google Patents
波長可変光源Info
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- JPH11163450A JPH11163450A JP9329344A JP32934497A JPH11163450A JP H11163450 A JPH11163450 A JP H11163450A JP 9329344 A JP9329344 A JP 9329344A JP 32934497 A JP32934497 A JP 32934497A JP H11163450 A JPH11163450 A JP H11163450A
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- H01S5/10—Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
- H01S5/14—External cavity lasers
- H01S5/141—External cavity lasers using a wavelength selective device, e.g. a grating or etalon
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- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/08—Construction or shape of optical resonators or components thereof
- H01S3/081—Construction or shape of optical resonators or components thereof comprising three or more reflectors
- H01S3/0811—Construction or shape of optical resonators or components thereof comprising three or more reflectors incorporating a dispersive element, e.g. a prism for wavelength selection
- H01S3/0812—Construction or shape of optical resonators or components thereof comprising three or more reflectors incorporating a dispersive element, e.g. a prism for wavelength selection using a diffraction grating
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- H01S3/10—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
- H01S3/105—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling the mutual position or the reflecting properties of the reflectors of the cavity, e.g. by controlling the cavity length
- H01S3/1055—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling the mutual position or the reflecting properties of the reflectors of the cavity, e.g. by controlling the cavity length one of the reflectors being constituted by a diffraction grating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 出射光の分解能を高めることができ、かつ、
自然放出光が除去された極めて波長純度の高いレーザ光
のみを出射する波長可変光源を提供する。 【解決手段】 光増幅素子11と、光増幅素子11の一
方の端面11a側に配置された第1の光反射手段12
と、光増幅素子11の他方の端面11b側に配置され光
増幅素子11の出射光より所定の波長の光を選択し出射
する波長選択素子13と、波長選択素子13からの出射
光を反射させ第1の光反射手段12と共に光共振器を構
成する第2の光反射手段14と、第2の光反射手段14
をその軸の回りに回転させる第1の回転機構15と、第
2の光反射手段14をその外方に設けられた第2の軸1
6aの回りに回転させる第2の回転機構16とを備えた
ことを特徴とする。
自然放出光が除去された極めて波長純度の高いレーザ光
のみを出射する波長可変光源を提供する。 【解決手段】 光増幅素子11と、光増幅素子11の一
方の端面11a側に配置された第1の光反射手段12
と、光増幅素子11の他方の端面11b側に配置され光
増幅素子11の出射光より所定の波長の光を選択し出射
する波長選択素子13と、波長選択素子13からの出射
光を反射させ第1の光反射手段12と共に光共振器を構
成する第2の光反射手段14と、第2の光反射手段14
をその軸の回りに回転させる第1の回転機構15と、第
2の光反射手段14をその外方に設けられた第2の軸1
6aの回りに回転させる第2の回転機構16とを備えた
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モードホップする
ことなく波長を変化させることができ、しかも、自然放
出光を除去することにより極めて波長純度の高い光を出
射することができる波長可変光源に関するものである。
ことなく波長を変化させることができ、しかも、自然放
出光を除去することにより極めて波長純度の高い光を出
射することができる波長可変光源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の波長可変光源を示す概略
構成図であり、図において、1は2つの端面1a、1b
のうち一方の端面1aが反射面とされ他方の端面1bに
反射防止膜が形成された半導体レーザ、2は半導体レー
ザ1の端面1b側に配置された回折格子、3は回折格子
2により回折された出射光のうち所望の波長の出射光に
対し垂直に設けられ該出射光を反射させて元に戻す全反
射鏡、4は中心軸Cの回りに回転する回転機構、5は回
転機構4と全反射鏡3とを結合する支持棒、6は半導体
レーザ1の端面1a側に配置された光ファイバ、7は半
導体レーザ1と回折格子2との間に配置されたコリメー
トレンズ、8は半導体レーザ1と光ファイバ6との間に
配置された集光レンズである。
構成図であり、図において、1は2つの端面1a、1b
のうち一方の端面1aが反射面とされ他方の端面1bに
反射防止膜が形成された半導体レーザ、2は半導体レー
ザ1の端面1b側に配置された回折格子、3は回折格子
2により回折された出射光のうち所望の波長の出射光に
対し垂直に設けられ該出射光を反射させて元に戻す全反
射鏡、4は中心軸Cの回りに回転する回転機構、5は回
転機構4と全反射鏡3とを結合する支持棒、6は半導体
レーザ1の端面1a側に配置された光ファイバ、7は半
導体レーザ1と回折格子2との間に配置されたコリメー
トレンズ、8は半導体レーザ1と光ファイバ6との間に
配置された集光レンズである。
【0003】また、Aは半導体レーザ1からのレーザ光
の光軸Axと回折格子2の回折面2aとの交点、9は仮
想反射面であり、点Aから半導体レーザ1の端面1aま
での物理的位置に対し、半導体レーザ1の屈折率n1と
コリメートレンズ7の屈折率n2を考慮したときの半導
体レーザ1の端面1aの点Aからの仮想的な位置におけ
る反射面である。
の光軸Axと回折格子2の回折面2aとの交点、9は仮
想反射面であり、点Aから半導体レーザ1の端面1aま
での物理的位置に対し、半導体レーザ1の屈折率n1と
コリメートレンズ7の屈折率n2を考慮したときの半導
体レーザ1の端面1aの点Aからの仮想的な位置におけ
る反射面である。
【0004】この仮想反射面9の面方向の延長線と回折
格子2の回折面2aの延長線の交点は、回転機構4の中
心軸Cに一致するようになっている。また、Bは回折格
子2からの回折光Dと全反射鏡3との交点、αは半導体
レーザ1より出射されるレーザ光の回折面2aへの入射
角、βは全反射鏡3の反射面3aに垂直に入射する波長
λのレーザ光の回折面2aからの出射角である。
格子2の回折面2aの延長線の交点は、回転機構4の中
心軸Cに一致するようになっている。また、Bは回折格
子2からの回折光Dと全反射鏡3との交点、αは半導体
レーザ1より出射されるレーザ光の回折面2aへの入射
角、βは全反射鏡3の反射面3aに垂直に入射する波長
λのレーザ光の回折面2aからの出射角である。
【0005】ここで、点Aから半導体レーザ1の端面1
aまでの物理長Lは、点Aから半導体レーザ1の反射面
1bまでの距離をL1、半導体レーザ1の共振器長をL
2とすると次式で表される。 L=L1+L2 ……(1) また、点Aから仮想反射面9までの距離L’は、コリメ
ートレンズ7の厚みをL3とすると次式で表される。 L’=(L1−L3)+L2×n1+L3×n2 ……(2) ここで、n1は半導体レーザ1の屈折率、n2コリメー
トレンズ7の屈折率である。
aまでの物理長Lは、点Aから半導体レーザ1の反射面
1bまでの距離をL1、半導体レーザ1の共振器長をL
2とすると次式で表される。 L=L1+L2 ……(1) また、点Aから仮想反射面9までの距離L’は、コリメ
ートレンズ7の厚みをL3とすると次式で表される。 L’=(L1−L3)+L2×n1+L3×n2 ……(2) ここで、n1は半導体レーザ1の屈折率、n2コリメー
トレンズ7の屈折率である。
【0006】この波長可変光源では、半導体レーザ1の
端面1aと全反射鏡3とで構成される光共振器と、半導
体レーザ1の光増幅作用によりレーザ発振が行われる。
発振するレーザ光の波長λは、次式により求めることが
できる。 SINα+SINβ=m×N×λ ……(3) ここで、mは回折格子2における回折次数、Nは回折格
子2の単位長さ当たりの溝本数である。
端面1aと全反射鏡3とで構成される光共振器と、半導
体レーザ1の光増幅作用によりレーザ発振が行われる。
発振するレーザ光の波長λは、次式により求めることが
できる。 SINα+SINβ=m×N×λ ……(3) ここで、mは回折格子2における回折次数、Nは回折格
子2の単位長さ当たりの溝本数である。
【0007】全反射鏡3は、回転機構4と支持棒5で結
合されており、回転機構4を中心軸Cの回りに回転させ
ると全反射鏡3の反射面3aに垂直に入射する回折格子
2からの回折光Dの出射角が変化する。そのため、
(3)式よりレーザ光の発振波長λが変化する。以上に
より、回転機構4を回転させることにより、全反射鏡3
の反射面3aの位置が変化し、波長可変光源より出射さ
れるレーザ光の発振波長λを変化させることができる。
合されており、回転機構4を中心軸Cの回りに回転させ
ると全反射鏡3の反射面3aに垂直に入射する回折格子
2からの回折光Dの出射角が変化する。そのため、
(3)式よりレーザ光の発振波長λが変化する。以上に
より、回転機構4を回転させることにより、全反射鏡3
の反射面3aの位置が変化し、波長可変光源より出射さ
れるレーザ光の発振波長λを変化させることができる。
【0008】また、この波長可変光源では、出射される
レーザ光の発振波長λを変えた場合、レーザ光の縦モー
ドが常に一定のモードで発振するため、波長λが変化し
てもモードホップが起こらない。この波長可変光源に用
いられている方式はSINバー方式といわれ、一般的に
よく知られている方式である。
レーザ光の発振波長λを変えた場合、レーザ光の縦モー
ドが常に一定のモードで発振するため、波長λが変化し
てもモードホップが起こらない。この波長可変光源に用
いられている方式はSINバー方式といわれ、一般的に
よく知られている方式である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の波長
可変光源では、波長λの分解能を高めたい場合、回転機
構4の回転分解能を非常に高くする必要がある。したが
って、高分解能の波長可変光源を得ようとすると、高回
転分解能の回転機構が必要になるが、この回転機構は構
造が非常に複雑になり、非常に高価なものになってしま
うという問題点があった。また、従来の波長可変光源で
は、図6に示すように、回折格子2により選択された波
長のレーザ光10aと半導体レーザ1からの自然放出光
10bを同時に出力するため、出力される波長の純度が
低下してしまうという問題点があった。
可変光源では、波長λの分解能を高めたい場合、回転機
構4の回転分解能を非常に高くする必要がある。したが
って、高分解能の波長可変光源を得ようとすると、高回
転分解能の回転機構が必要になるが、この回転機構は構
造が非常に複雑になり、非常に高価なものになってしま
うという問題点があった。また、従来の波長可変光源で
は、図6に示すように、回折格子2により選択された波
長のレーザ光10aと半導体レーザ1からの自然放出光
10bを同時に出力するため、出力される波長の純度が
低下してしまうという問題点があった。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、出射光の分解能を高回転分解能の回転機構
を用いることなく高めることができ、かつ、自然放出光
が除去された極めて波長純度の高いレーザ光のみを出射
することのできる波長可変光源を提供することを目的と
する。
のであって、出射光の分解能を高回転分解能の回転機構
を用いることなく高めることができ、かつ、自然放出光
が除去された極めて波長純度の高いレーザ光のみを出射
することのできる波長可変光源を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な波長可変光源を採用した。すなわ
ち、光増幅素子と、該光増幅素子の一方の出射端面側に
配置された第1の光反射手段と、前記光増幅素子の他方
の出射端面側に配置され該光増幅素子の出射光より所定
の波長の光を選択し出射する波長選択素子と、該波長選
択素子からの出射光を反射させ前記第1の光反射手段と
共に光共振器を構成する第2の光反射手段と、該第2の
光反射手段をその軸の回りに回転させる第1の回転機構
と、前記第2の光反射手段をその外方に設けられた第2
の軸の回りに回転させる第2の回転機構とを備えたもの
である。
に、本発明は次の様な波長可変光源を採用した。すなわ
ち、光増幅素子と、該光増幅素子の一方の出射端面側に
配置された第1の光反射手段と、前記光増幅素子の他方
の出射端面側に配置され該光増幅素子の出射光より所定
の波長の光を選択し出射する波長選択素子と、該波長選
択素子からの出射光を反射させ前記第1の光反射手段と
共に光共振器を構成する第2の光反射手段と、該第2の
光反射手段をその軸の回りに回転させる第1の回転機構
と、前記第2の光反射手段をその外方に設けられた第2
の軸の回りに回転させる第2の回転機構とを備えたもの
である。
【0012】前記第1の回転機構と第2の回転機構と
を、結合手段により結合してもよい。また、前記第2の
光反射手段の光反射率を小さくし、該第2の光反射手段
より透過光を取り出す構成としてもよい。また、前記第
2の光反射手段の透過光側に、該透過光を光伝送路に入
射させる光結合手段を設けてもよい。また、前記第1の
回転機構に、前記第2の光反射手段、前記光結合手段及
び前記光伝送路を支持する支持手段を設けてもよい。
を、結合手段により結合してもよい。また、前記第2の
光反射手段の光反射率を小さくし、該第2の光反射手段
より透過光を取り出す構成としてもよい。また、前記第
2の光反射手段の透過光側に、該透過光を光伝送路に入
射させる光結合手段を設けてもよい。また、前記第1の
回転機構に、前記第2の光反射手段、前記光結合手段及
び前記光伝送路を支持する支持手段を設けてもよい。
【0013】また、前記第2の軸を、前記第1の光反射
手段の反射面の延長線と前記波長選択素子の出射面の延
長線との交点と、前記波長選択素子との間に設けてもよ
い。また、前記第2の光反射手段の反射面の延長線を、
前記第1の光反射手段の反射面の延長線と前記波長選択
素子の出射面の延長線との交点を通る構成としてもよ
い。さらに、前記第2の光反射手段に設けられた案内部
材と、前記第1の光反射手段の反射面の延長線と前記波
長選択素子の出射面の延長線との交点に設けられ前記案
内部材を移動可能に支持する支持部材と、前記案内部材
に設けられ該案内部材を前記支持部材に当接する弾性部
材とを有する構成としてもよい。
手段の反射面の延長線と前記波長選択素子の出射面の延
長線との交点と、前記波長選択素子との間に設けてもよ
い。また、前記第2の光反射手段の反射面の延長線を、
前記第1の光反射手段の反射面の延長線と前記波長選択
素子の出射面の延長線との交点を通る構成としてもよ
い。さらに、前記第2の光反射手段に設けられた案内部
材と、前記第1の光反射手段の反射面の延長線と前記波
長選択素子の出射面の延長線との交点に設けられ前記案
内部材を移動可能に支持する支持部材と、前記案内部材
に設けられ該案内部材を前記支持部材に当接する弾性部
材とを有する構成としてもよい。
【0014】本発明の波長可変光源では、前記第2の光
反射手段に、その軸の回りに回転させる第1の回転機構
と、前記第2の光反射手段をその外方に設けられた第2
の軸の回りに回転させる第2の回転機構とを設けたこと
により、これら第1及び第2の回転機構により前記第2
の光反射手段の反射面の位置および角度を高精度で制御
することが可能になる。これにより、これら第1及び第
2の回転機構の回転精度が低い場合であっても、高い波
長分解能を実現することが可能になる。
反射手段に、その軸の回りに回転させる第1の回転機構
と、前記第2の光反射手段をその外方に設けられた第2
の軸の回りに回転させる第2の回転機構とを設けたこと
により、これら第1及び第2の回転機構により前記第2
の光反射手段の反射面の位置および角度を高精度で制御
することが可能になる。これにより、これら第1及び第
2の回転機構の回転精度が低い場合であっても、高い波
長分解能を実現することが可能になる。
【0015】また、これら第1及び第2の回転機構によ
り前記第2の光反射手段の反射面の位置および角度を制
御するので、前記第2の軸が前記第2の光反射手段の反
射面の延長線と前記波長選択素子の出射面の延長線の交
点と、レーザ光の光軸と前記波長選択素子の回折面との
交点を結ぶ直線の中点にあるとき、該反射面上での光軸
の相対位置が移動しない構成とすることが可能になり、
自然放出光を除去した高い波長分解能の増幅光を簡単に
取り出すことが可能になる。
り前記第2の光反射手段の反射面の位置および角度を制
御するので、前記第2の軸が前記第2の光反射手段の反
射面の延長線と前記波長選択素子の出射面の延長線の交
点と、レーザ光の光軸と前記波長選択素子の回折面との
交点を結ぶ直線の中点にあるとき、該反射面上での光軸
の相対位置が移動しない構成とすることが可能になり、
自然放出光を除去した高い波長分解能の増幅光を簡単に
取り出すことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の波長可変光源の各実施形
態について図面に基づき説明する。
態について図面に基づき説明する。
【0017】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の
実施形態の波長可変光源を示す構成図であり、図におい
て、11は光増幅素子、12は光増幅素子11の一方の
出射端面11a側に配置された第1の光反射手段、13
は光増幅素子11の他方の出射端面11b側に配置され
光増幅素子11の出射光より所定の波長の光を選択し出
射する波長選択素子、14は波長選択素子13からの出
射光を反射させ第1の光反射手段12と共に光共振器を
構成する第2の光反射手段である。
実施形態の波長可変光源を示す構成図であり、図におい
て、11は光増幅素子、12は光増幅素子11の一方の
出射端面11a側に配置された第1の光反射手段、13
は光増幅素子11の他方の出射端面11b側に配置され
光増幅素子11の出射光より所定の波長の光を選択し出
射する波長選択素子、14は波長選択素子13からの出
射光を反射させ第1の光反射手段12と共に光共振器を
構成する第2の光反射手段である。
【0018】また、15は第2の光反射手段14をその
回転軸14aの回りに回転させる第1の回転機構、16
は第2の光反射手段14を回転軸(第2の軸)16aの
回りに回転させることにより該第2の光反射手段14の
位置を移動させる第2の回転機構、17は第1の回転機
構15と第2の回転機構16を結合する結合手段、18
は光伝送路、19は第2の光反射手段14から出射され
る透過光を光伝送路18に入射させる光結合手段であ
る。
回転軸14aの回りに回転させる第1の回転機構、16
は第2の光反射手段14を回転軸(第2の軸)16aの
回りに回転させることにより該第2の光反射手段14の
位置を移動させる第2の回転機構、17は第1の回転機
構15と第2の回転機構16を結合する結合手段、18
は光伝送路、19は第2の光反射手段14から出射され
る透過光を光伝送路18に入射させる光結合手段であ
る。
【0019】また、Gは光増幅素子11からの出射光の
光軸と波長選択素子13の出射面との交点、Hは第1の
光反射手段12の反射面の延長線と波長選択素子13の
出射面の延長線との交点、Iは点Gと点Hの中点、αは
波長選択素子13の出射面の法線と光増幅素子11から
の出射光の光軸とのなす角、βは波長選択素子13の出
射面の法線と第2の光反射手段14からの反射光の光軸
とのなす角である。
光軸と波長選択素子13の出射面との交点、Hは第1の
光反射手段12の反射面の延長線と波長選択素子13の
出射面の延長線との交点、Iは点Gと点Hの中点、αは
波長選択素子13の出射面の法線と光増幅素子11から
の出射光の光軸とのなす角、βは波長選択素子13の出
射面の法線と第2の光反射手段14からの反射光の光軸
とのなす角である。
【0020】第1の回転機構14の回転軸14aは点J
上に置かれており、第2の光反射手段14は点Jを中心
に回転する構成である。また、第2の回転機構16の回
転軸16aは点I上に置かれており、第2の光反射手段
14は点Iを中心とした円周上を移動する構成である。
ここで、直線JIの長さは直線GIおよび直線HIと同
一であり、また直線GHと直線JHのなす角はβであ
る。
上に置かれており、第2の光反射手段14は点Jを中心
に回転する構成である。また、第2の回転機構16の回
転軸16aは点I上に置かれており、第2の光反射手段
14は点Iを中心とした円周上を移動する構成である。
ここで、直線JIの長さは直線GIおよび直線HIと同
一であり、また直線GHと直線JHのなす角はβであ
る。
【0021】この波長可変光源では、第1の光反射手段
12と第2の光反射手段14とにより構成される光共振
器と、光増幅素子11の光増幅作用により、レーザ発振
が行われる。
12と第2の光反射手段14とにより構成される光共振
器と、光増幅素子11の光増幅作用により、レーザ発振
が行われる。
【0022】レーザ光が発振する波長λは、上述した
(3)式に示すように、波長選択素子13の出射面の法
線と光増幅素子11からの出射光の光軸とのなす角αお
よび角βにより決定される。また、第2の回転機構16
を回転軸16aの回りに回転させた場合、第1の回転機
構15は常に第2の光反射手段14の反射面の延長線が
点Hを通過するように回転する。すなわち、角βが変化
することにより波長可変光源が発振するレーザ光の波長
λが変化する。
(3)式に示すように、波長選択素子13の出射面の法
線と光増幅素子11からの出射光の光軸とのなす角αお
よび角βにより決定される。また、第2の回転機構16
を回転軸16aの回りに回転させた場合、第1の回転機
構15は常に第2の光反射手段14の反射面の延長線が
点Hを通過するように回転する。すなわち、角βが変化
することにより波長可変光源が発振するレーザ光の波長
λが変化する。
【0023】ここで、第2の回転機構16の回転角(直
線GHと直線JIがなす角)をθとすると、θとβの間
には次のような関係がある。 θ=2β ……(4) すなわち、従来の波長可変光源では、図5に示すように
点Cを中心に全反射鏡3を回転させるのに対して、本実
施形態の波長可変光源では、点Iを中心に第2の光反射
手段14を回転させる。本実施形態の波長可変光源の波
長分解能を従来のものと同一とした場合、第2の光反射
手段14の回転精度は、従来の全反射鏡3の回転精度の
1/2でよい。
線GHと直線JIがなす角)をθとすると、θとβの間
には次のような関係がある。 θ=2β ……(4) すなわち、従来の波長可変光源では、図5に示すように
点Cを中心に全反射鏡3を回転させるのに対して、本実
施形態の波長可変光源では、点Iを中心に第2の光反射
手段14を回転させる。本実施形態の波長可変光源の波
長分解能を従来のものと同一とした場合、第2の光反射
手段14の回転精度は、従来の全反射鏡3の回転精度の
1/2でよい。
【0024】また、本実施形態の波長可変光源では、波
長λを変化させるために点Iを中心に第2の光反射手段
14の位置を変化させた時、レーザ光の光軸と第2の光
反射手段14との交点Jは、第2の光反射手段14上で
の相対位置が変わることがない。したがって、第2の光
反射手段14の透過光側に、該透過光を光伝送路18に
入射させる光結合手段19を設けたことで、波長選択素
子13からの出射光を信号光とすることが可能となり、
図2に示すように、自然放出光を含まない極めて波長純
度の高いレーザ光10aのみを信号光として取り出すこ
とができる。
長λを変化させるために点Iを中心に第2の光反射手段
14の位置を変化させた時、レーザ光の光軸と第2の光
反射手段14との交点Jは、第2の光反射手段14上で
の相対位置が変わることがない。したがって、第2の光
反射手段14の透過光側に、該透過光を光伝送路18に
入射させる光結合手段19を設けたことで、波長選択素
子13からの出射光を信号光とすることが可能となり、
図2に示すように、自然放出光を含まない極めて波長純
度の高いレーザ光10aのみを信号光として取り出すこ
とができる。
【0025】以上説明したように、本実施形態の波長可
変光源によれば、波長を変化させる際の第2の光反射手
段14の回転精度を従来の全反射鏡の回転精度の1/2
として波長分解能を従来と同様に保つことができる。ま
た、光増幅素子11から発生する自然放出光を含まない
極めて波長純度の高いレーザ光10aを出射する波長可
変光源を提供することができる。
変光源によれば、波長を変化させる際の第2の光反射手
段14の回転精度を従来の全反射鏡の回転精度の1/2
として波長分解能を従来と同様に保つことができる。ま
た、光増幅素子11から発生する自然放出光を含まない
極めて波長純度の高いレーザ光10aを出射する波長可
変光源を提供することができる。
【0026】[第2の実施形態]図3は本発明の第2の
実施形態の波長可変光源を示す構成図であり、図におい
て、21は光増幅素子11の一方の端面11a側にある
仮想反射面であり、光増幅素子11の屈折率を1に換算
した時の第1の反射面(第1の光反射手段)の位置であ
る。ここでは、第1の反射面としては、光増幅素子11
の端面11aを使用する。
実施形態の波長可変光源を示す構成図であり、図におい
て、21は光増幅素子11の一方の端面11a側にある
仮想反射面であり、光増幅素子11の屈折率を1に換算
した時の第1の反射面(第1の光反射手段)の位置であ
る。ここでは、第1の反射面としては、光増幅素子11
の端面11aを使用する。
【0027】また、22は第2の反射面(第2の光反射
手段)、23は第1の回転機構15と第2の回転機構1
6とを機械的に結合する支持棒(結合手段)、24はレ
ンズ(光結合手段)、25は支持台(支持手段)であ
る。第1の回転機構15には支持台25が設けられ、該
支持台25には第2の反射面22、レンズ24及び光伝
送路18が設置されている。レンズ24および光伝送路
18は、第2の反射面22に垂直に入射し該第2の反射
面22を透過する光をレンズ24で集光し光伝送路18
に入射するように設置されている。
手段)、23は第1の回転機構15と第2の回転機構1
6とを機械的に結合する支持棒(結合手段)、24はレ
ンズ(光結合手段)、25は支持台(支持手段)であ
る。第1の回転機構15には支持台25が設けられ、該
支持台25には第2の反射面22、レンズ24及び光伝
送路18が設置されている。レンズ24および光伝送路
18は、第2の反射面22に垂直に入射し該第2の反射
面22を透過する光をレンズ24で集光し光伝送路18
に入射するように設置されている。
【0028】光増幅素子11としては、端面11aに高
反射膜が施され、端面11bに反射防止膜が施された半
導体レーザが好適に用いられる。また、回折格子2とし
ては、溝本数が900本/mmの回折格子が、また第2
の反射面22は反射率50%以下の反射鏡が好適に用い
られる。また、光伝送路18は、光ファイバまたは光導
波路のいずれか1種が好適に用いられる。
反射膜が施され、端面11bに反射防止膜が施された半
導体レーザが好適に用いられる。また、回折格子2とし
ては、溝本数が900本/mmの回折格子が、また第2
の反射面22は反射率50%以下の反射鏡が好適に用い
られる。また、光伝送路18は、光ファイバまたは光導
波路のいずれか1種が好適に用いられる。
【0029】この波長可変光源では、光増幅素子11の
端面11bから出射された光はレンズ7により平行光と
され、光増幅素子11の端面11aと第2の反射面22
により構成される光共振器と、光増幅素子11の光増幅
作用により、レーザ発振が行われる。レーザ発振する波
長は、回折格子2に対する光増幅素子11からのレーザ
光の入射角と、第2の反射面22に対して垂直に入射す
るレーザ光の回折格子2における出射角に依存する。
端面11bから出射された光はレンズ7により平行光と
され、光増幅素子11の端面11aと第2の反射面22
により構成される光共振器と、光増幅素子11の光増幅
作用により、レーザ発振が行われる。レーザ発振する波
長は、回折格子2に対する光増幅素子11からのレーザ
光の入射角と、第2の反射面22に対して垂直に入射す
るレーザ光の回折格子2における出射角に依存する。
【0030】ここで、第2の回転機構16を回転軸16
aの回りに回転させることにより、第1の回転機構15
の位置を点Iを中心に回転移動させた時の第2の反射面
22の延長線が常に点Hを通過するように、第2の反射
面22が第1の回転機構15により制御される。
aの回りに回転させることにより、第1の回転機構15
の位置を点Iを中心に回転移動させた時の第2の反射面
22の延長線が常に点Hを通過するように、第2の反射
面22が第1の回転機構15により制御される。
【0031】本実施形態の波長可変光源においても、上
述した第1の実施形態の波長可変光源と同様に、波長を
変化させる際の第2の反射面22の回転精度を従来の全
反射鏡の回転精度の1/2として波長分解能を従来と同
様に保つことができる。また、光増幅素子11から発生
する自然放出光を含まない極めて波長純度の高いレーザ
光を出射する波長可変光源を提供することができる。
述した第1の実施形態の波長可変光源と同様に、波長を
変化させる際の第2の反射面22の回転精度を従来の全
反射鏡の回転精度の1/2として波長分解能を従来と同
様に保つことができる。また、光増幅素子11から発生
する自然放出光を含まない極めて波長純度の高いレーザ
光を出射する波長可変光源を提供することができる。
【0032】[第3の実施形態]図4は本発明の第3の
実施形態の波長可変光源を示す構成図であり、図におい
て、31は半導体レーザ(光増幅素子)、32は仮想反
射面であり半導体レーザ31の屈折率を1に換算した時
の第1の反射面の位置である。第1の反射面は半導体レ
ーザ31の端面31aを使用する。
実施形態の波長可変光源を示す構成図であり、図におい
て、31は半導体レーザ(光増幅素子)、32は仮想反
射面であり半導体レーザ31の屈折率を1に換算した時
の第1の反射面の位置である。第1の反射面は半導体レ
ーザ31の端面31aを使用する。
【0033】また、33は第2の反射面22の背面に設
けられた長尺のガイド棒(案内部材)、34は第2の反
射面22の延長線と回折格子2の回折面(出射面)の延
長線との交点Hに設けられガイド棒33をその長手方向
に移動可能に支持するガイド(支持部材)、35はガイ
ド棒33に設けられ該ガイド棒33をガイド34に圧接
するバネ(弾性部材)である。半導体レーザ31として
は、一方の端面31aに高反射膜が施され、他方の端面
31bに反射防止膜が施された半導体レーザが好適に用
いられる。
けられた長尺のガイド棒(案内部材)、34は第2の反
射面22の延長線と回折格子2の回折面(出射面)の延
長線との交点Hに設けられガイド棒33をその長手方向
に移動可能に支持するガイド(支持部材)、35はガイ
ド棒33に設けられ該ガイド棒33をガイド34に圧接
するバネ(弾性部材)である。半導体レーザ31として
は、一方の端面31aに高反射膜が施され、他方の端面
31bに反射防止膜が施された半導体レーザが好適に用
いられる。
【0034】この波長可変光源では、半導体レーザ31
の端面31bから出射された光はレンズ7により平行光
とされ、半導体レーザ31の端面31aと第2の反射面
22により構成される光共振器と、半導体レーザ31の
光増幅作用により、レーザ発振が行われる。レーザ発振
する波長は、回折格子2に対する半導体レーザ31から
のレーザ光の入射角と、第2の反射面22に対して垂直
に入射するレーザ光の回折格子2における出射角に依存
する。
の端面31bから出射された光はレンズ7により平行光
とされ、半導体レーザ31の端面31aと第2の反射面
22により構成される光共振器と、半導体レーザ31の
光増幅作用により、レーザ発振が行われる。レーザ発振
する波長は、回折格子2に対する半導体レーザ31から
のレーザ光の入射角と、第2の反射面22に対して垂直
に入射するレーザ光の回折格子2における出射角に依存
する。
【0035】ここで、第2の回転機構16を回転軸16
aの回りに回転させることにより、第1の回転機構15
の位置を点Iを中心に回転移動させた時の第2の反射面
22の延長線が、ガイド棒33、ガイド34およびバネ
35により常に点Hを通過するように、第2の反射面2
2が第1の回転機構15により制御される。
aの回りに回転させることにより、第1の回転機構15
の位置を点Iを中心に回転移動させた時の第2の反射面
22の延長線が、ガイド棒33、ガイド34およびバネ
35により常に点Hを通過するように、第2の反射面2
2が第1の回転機構15により制御される。
【0036】本実施形態の波長可変光源においても、上
述した第1及び第2の実施形態の波長可変光源と同様
に、波長を変化させる際の第2の反射面22の回転精度
を従来の全反射鏡の回転精度の1/2として波長分解能
を従来と同様に保つことができる。また、半導体レーザ
31から発生する自然放出光を含まない極めて波長純度
の高いレーザ光を出射する波長可変光源を提供すること
ができる。
述した第1及び第2の実施形態の波長可変光源と同様
に、波長を変化させる際の第2の反射面22の回転精度
を従来の全反射鏡の回転精度の1/2として波長分解能
を従来と同様に保つことができる。また、半導体レーザ
31から発生する自然放出光を含まない極めて波長純度
の高いレーザ光を出射する波長可変光源を提供すること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の波長可変光
源によれば、前記第2の光反射手段に、その軸の回りに
回転させる第1の回転機構と、前記第2の光反射手段を
その外方に設けられた第2の軸の回りに回転させる第2
の回転機構とを設けたので、これら第1及び第2の回転
機構により前記第2の光反射手段の反射面の位置および
角度を高精度で制御することができる。したがって、こ
れら第1及び第2の回転機構の回転精度が低い場合であ
っても、高い波長分解能を実現することができる。
源によれば、前記第2の光反射手段に、その軸の回りに
回転させる第1の回転機構と、前記第2の光反射手段を
その外方に設けられた第2の軸の回りに回転させる第2
の回転機構とを設けたので、これら第1及び第2の回転
機構により前記第2の光反射手段の反射面の位置および
角度を高精度で制御することができる。したがって、こ
れら第1及び第2の回転機構の回転精度が低い場合であ
っても、高い波長分解能を実現することができる。
【0038】また、これら第1及び第2の回転機構によ
り前記第2の光反射手段の反射面の位置および角度を制
御することとしたので、該反射面上での光軸の相対位置
が移動しない構成とすることができ、自然放出光を除去
した高い波長分解能の増幅光を簡単に取り出すことがで
きる。
り前記第2の光反射手段の反射面の位置および角度を制
御することとしたので、該反射面上での光軸の相対位置
が移動しない構成とすることができ、自然放出光を除去
した高い波長分解能の増幅光を簡単に取り出すことがで
きる。
【図1】 本発明の第1の実施形態の波長可変光源を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の波長可変光源の出
射光の波長と光出力との関係を示す模式図である。
射光の波長と光出力との関係を示す模式図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態の波長可変光源を示
す構成図である。
す構成図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態の波長可変光源を示
す構成図である。
す構成図である。
【図5】 従来の波長可変光源を示す構成図である。
【図6】 従来の波長可変光源の出射光の波長と光出力
との関係を示す模式図である。
との関係を示す模式図である。
2 回折格子 7 コリメートレンズ 11 光増幅素子 11a、11b 出射端面 12 第1の光反射手段 13 波長選択素子 14 第2の光反射手段 14a 回転軸 15 第1の回転機構 16 第2の回転機構 16a 回転軸(第2の軸) 17 結合手段 18 光伝送路 19 光結合手段 21 仮想反射面 22 第2の反射面(第2の光反射手段) 23 支持棒(結合手段) 24 レンズ(光結合手段) 25 支持台(支持手段) 31 半導体レーザ(光増幅素子) 31a、31b 出射端面 32 仮想反射面 33 ガイド棒(案内部材) 34 ガイド(支持部材) 35 バネ(弾性部材) G 光増幅素子からの出射光と波長選択素子の出射面と
の交点 H 第1の光反射手段の反射面の延長線と波長選択素子
の出射面の延長線との交点 I 中点 J 点 α 波長選択素子の出射面の法線と光増幅素子の出射光
の光軸のなす角 β 波長選択素子の出射面の法線と第2の光反射手段の
反射光の光軸のなす角
の交点 H 第1の光反射手段の反射面の延長線と波長選択素子
の出射面の延長線との交点 I 中点 J 点 α 波長選択素子の出射面の法線と光増幅素子の出射光
の光軸のなす角 β 波長選択素子の出射面の法線と第2の光反射手段の
反射光の光軸のなす角
Claims (8)
- 【請求項1】 光増幅素子と、 該光増幅素子の一方の出射端面側に配置された第1の光
反射手段と、 前記光増幅素子の他方の出射端面側に配置され該光増幅
素子の出射光より所定の波長の光を選択し出射する波長
選択素子と、 該波長選択素子からの出射光を反射させ前記第1の光反
射手段と共に光共振器を構成する第2の光反射手段と、 該第2の光反射手段をその軸の回りに回転させる第1の
回転機構と、 前記第2の光反射手段をその外方に設けられた第2の軸
の回りに回転させる第2の回転機構と、を備えたことを
特徴とする波長可変光源。 - 【請求項2】 前記第1の回転機構と第2の回転機構と
を、結合手段により結合したことを特徴とする請求項1
記載の波長可変光源。 - 【請求項3】 前記第2の光反射手段の光反射率を小さ
くし、該第2の光反射手段より透過光を取り出すことを
特徴とする請求項1記載の波長可変光源。 - 【請求項4】 前記第2の光反射手段の透過光側に、該
透過光を光伝送路に入射させる光結合手段を設けたこと
を特徴とする請求項3記載の波長可変光源。 - 【請求項5】 前記第1の回転機構に、前記第2の光反
射手段、前記光結合手段及び前記光伝送路を支持する支
持手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の波長可
変光源。 - 【請求項6】 前記第2の軸は、前記第1の光反射手段
の反射面の延長線と前記波長選択素子の出射面の延長線
との交点と、前記波長選択素子との間に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の波長可変光源。 - 【請求項7】 前記第2の光反射手段の反射面の延長線
は、前記第1の光反射手段の反射面の延長線と前記波長
選択素子の出射面の延長線との交点を通る構成としたこ
とを特徴とする請求項1記載の波長可変光源。 - 【請求項8】 前記第2の光反射手段に設けられた案内
部材と、前記第1の光反射手段の反射面の延長線と前記
波長選択素子の出射面の延長線との交点に設けられ前記
案内部材を移動可能に支持する支持部材と、前記案内部
材に設けられ該案内部材を前記支持部材に当接する弾性
部材とを有することを特徴とする請求項1記載の波長可
変光源。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9329344A JPH11163450A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 波長可変光源 |
EP98309645A EP0920094A1 (en) | 1997-11-28 | 1998-11-25 | Variable wavelength laser light source |
US09/200,506 US6047008A (en) | 1997-11-28 | 1998-11-25 | Variable wavelength laser light source |
CA002254468A CA2254468C (en) | 1997-11-28 | 1998-11-25 | Variable wavelength laser light source |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9329344A JPH11163450A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 波長可変光源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11163450A true JPH11163450A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18220412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9329344A Pending JPH11163450A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 波長可変光源 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6047008A (ja) |
EP (1) | EP0920094A1 (ja) |
JP (1) | JPH11163450A (ja) |
CA (1) | CA2254468C (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US20010040910A1 (en) * | 2000-03-23 | 2001-11-15 | Zhang Guangzhi Z. | Continuously grating-tuned external cavity laser with automatic suppression of source spontaneous emission and amplified spontaneous emission |
JP2001284715A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-12 | Ando Electric Co Ltd | 外部共振器型レーザ光源 |
US20050270856A1 (en) * | 2004-06-03 | 2005-12-08 | Inphase Technologies, Inc. | Multi-level format for information storage |
US7739577B2 (en) * | 2004-06-03 | 2010-06-15 | Inphase Technologies | Data protection system |
US8071260B1 (en) * | 2004-06-15 | 2011-12-06 | Inphase Technologies, Inc. | Thermoplastic holographic media |
US7623279B1 (en) | 2005-11-22 | 2009-11-24 | Inphase Technologies, Inc. | Method for holographic data retrieval by quadrature homodyne detection |
US7704643B2 (en) * | 2005-02-28 | 2010-04-27 | Inphase Technologies, Inc. | Holographic recording medium with control of photopolymerization and dark reactions |
US7675025B2 (en) * | 2005-05-26 | 2010-03-09 | Inphase Technologies, Inc. | Sensing absolute position of an encoded object |
US20060280096A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-12-14 | Inphase Technologies, Inc. | Erasing holographic media |
US20060281021A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-12-14 | Inphase Technologies, Inc. | Illuminative treatment of holographic media |
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US7548358B2 (en) * | 2005-05-26 | 2009-06-16 | Inphase Technologies, Inc. | Phase conjugate reconstruction of a hologram |
US20060291022A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-12-28 | Inphase Technologies, Inc. | Optical delay line in holographic drive |
US20060279819A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-12-14 | Inphase Technologies, Inc. | Laser mode stabilization using an etalon |
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US7633662B2 (en) | 2005-05-26 | 2009-12-15 | Inphase Technologies, Inc. | Holographic drive head alignments |
US7813017B2 (en) * | 2005-10-21 | 2010-10-12 | Inphase Technologies, Inc. | Method and system for increasing holographic data storage capacity using irradiance-tailoring element |
US7739701B1 (en) | 2005-11-22 | 2010-06-15 | Inphase Technologies, Inc. | Data storage cartridge loading and unloading mechanism, drive door mechanism and data drive |
US7773276B2 (en) * | 2006-03-07 | 2010-08-10 | Inphase Technologies, Inc. | Method for determining media orientation and required temperature compensation in page-based holographic data storage systems using data page Bragg detuning measurements |
WO2007103569A2 (en) | 2006-03-09 | 2007-09-13 | Inphase Technologies, Inc. | External cavity laser |
US20070242589A1 (en) * | 2006-04-13 | 2007-10-18 | Inphase Technologies, Inc. | Stabilizing holographic disk medium against vibrations and/or controlling deflection of disk medium |
US20070248890A1 (en) * | 2006-04-20 | 2007-10-25 | Inphase Technologies, Inc. | Index Contrasting-Photoactive Polymerizable Materials, and Articles and Methods Using Same |
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