JPH1116261A - ミニディスク・コンパクトディスク兼用ディスクプレーヤのメディア検出機構及びそのメディア検出方法 - Google Patents

ミニディスク・コンパクトディスク兼用ディスクプレーヤのメディア検出機構及びそのメディア検出方法

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JPH1116261A
JPH1116261A JP9163075A JP16307597A JPH1116261A JP H1116261 A JPH1116261 A JP H1116261A JP 9163075 A JP9163075 A JP 9163075A JP 16307597 A JP16307597 A JP 16307597A JP H1116261 A JPH1116261 A JP H1116261A
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裕明 梨本
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晶雄 日下
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昭次 森岡
Masaya Nawata
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 メディア・イン検出手段101でメディ
アが挿入されたことを検出し、MDカートリッジ検出手
段102でメディアがMDカートリッジMであることを
検出し、コンパクトディスク検出手段103でメディア
がコンパクトディスクであるこことを検出し、大径のコ
ンパクトディスク検出手段104でコンパクトディスク
が大径のコンパクトディスクCであることを検出し、小
径のコンパクトディスク検出手段105でコンパクトデ
ィスクが小径のコンパクトディスクC1であることを検
出するようにした。 【効果】 メディア・イン検出手段でメディアが挿入さ
れたことを先に検出するようにしたので、メディア検出
機構によるメディア検出動作を信頼性良く確実に行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミニディスク・コン
パクトディスク兼用ディスクプレーヤのメディア検出機
構及びメディア検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスク・コンパクトディスク兼用
ディスクプレーヤのローディング機構として、例えば
特開平7−296499号公報「ミニディスク及びコン
パクト兼用ディスクプレーヤー」、また、ミニディスク
単体のローディング機構として、例えば後述の図13
で示す機構が知られている。上記は、同公報図1に示
される通り、コンパクトディスを搬入するためにコンパ
クトディスクトレー20をベースプレート16にスライ
ド可能に配置し、ミニディスクを収納したミニディスク
カートリッジ(以下、「MDカートリッジ」と略記す
る。)を搬入するためにミニディスクトレー34をコン
パクトディスクトレー20内にスライド可能に配置し、
さらに、コンパクトディスクトレー20の側壁部の一部
を開放してミニディスクカートリッジ挿入開口部51を
設け、ミニディスクトレー34の側壁部の一部を開放し
てミニディスクカートリッジ挿入開口部50を設けたも
のである。すなわち、ミニディスク及びコンパクトディ
スクの回転部分をシャーシにそれぞれ縦配置し、これら
の回転部分の間にミニディスク及びコンパクトディスク
兼用のピックアップをスライド可能に配置し、コンパク
トディスク用トレーの中にミニディスク用トレーを配置
したものである。
【0003】図21(a)〜(d)は従来のミニディス
ク単体のローディング機構の一例を示す図である。
(a)は、従来のミニディスク単体のローディング機構
200にミニディスクカートリッジ201(以下、「M
Dカートリッジ201」と略記する。)を挿入する前の
状態を示す。ローディング機構200は、ミニディスク
ホルダ202と、このミニディスクホルダ202にスラ
イド可能に取付けた搬送フレーム203と、この搬送フ
レーム203を移動させるための搬送手段(不図示)と
からなる。MDカートリッジ201は、搬送のための凹
部201a,201aと、シャッタ201bを備える。
搬送フレーム203は、MDカートリッジ201の凹部
201a,201aに嵌合させるための一対のクランパ
204,204と、このクランパ204,204を外方
へ向って力を掛けた引張りばね205,205とを備え
る。なお、矢印aはMDカートリッジ201の挿入方向
を示す。
【0004】(b)は、ミニディスクホルダ202にM
Dカートリッジ201を挿入すると、MDカートリッジ
201でクランパ204,204の先端を矢印bの如く
外方へ押し開くことを示す。(c)は、更にMDカート
リッジ201を押し込むと、クランパ204,204の
先端は矢印cの如くMDカートリッジ201の凹部20
1a,201aに嵌合したことを示す。(d)は、搬送
手段(不図示)で搬送フレーム203を矢印dの如く移
動させ、MDカートリッジ201のローディングを完了
したことを示す。なお、上記説明ではローディングのみ
の動作を説明し、MDカートリッジ201のシャッタ2
01bを開放する動作を省略したが、ローディングを完
了するまでにシャッタ201bを開放するための機構が
付加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の技術
では、トレー方式なので奥行きが必要であり、ミニディ
スク・コンパクトディスク兼用ディスクプレーヤの小型
化をすることは困難である。また、MDカートリッジと
コンパクトディスクとにそれぞれ専用のトレーが必要で
あり、コストも嵩む。上記の技術では、MDカートリ
ッジのローディング専用の機構なので、コンパクトディ
スクをローディングする別の機構が必要であり、兼用デ
ィスクプレーヤのローディング機構にすることは難し
い。
【0006】これらの課題を解決するためにミニディス
ク、大型のコンパクトディスク及び小型のコンパクトデ
ィスクの3つのメディアを検出する機構の開発が必要に
なった。そこで、本発明の目的は、上記3つのメディア
を確実に判別することのできるミニディスク・コンパク
トディスク兼用ディスクプレーヤのメディア検出機構及
びメディア検出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ミニディスク・コンパクトディスク兼用
ディスクプレーヤのパネルに設けたコンパクトディスク
の挿入孔から挿入する大径又は小径のコンパクトディス
クと、前記パネルに設けたミニディスクカートリジの挿
入孔から挿入するミニディスクカートリジ(以下、「M
Dカートリッジと略記する。)との3種類のメディアを
それぞれ検出するメディア検出機構を備えた形式のミニ
ディスク・コンパクトディスク兼用ディスクプレーヤに
おいて、メディア検出機構を、いずれかのメディアが挿
入されたことを検出するメディア・イン検出手段と、メ
ディアがMDカートリッジであることを検出するMDカ
ートリッジ検出手段と、メディアがコンパクトディスク
であることを検出するコンパクトディスク検出手段と、
コンパクトディスクが大径のコンパクトディスクである
ことを検出する大径のコンパクトディスク検出手段と、
コンパクトディスクが小径のコンパクトディスクである
ことを検出する小径のコンパクトディスク検出手段とか
らミニディスク・コンパクトディスク兼用ディスクプレ
ーヤのメディア検出機構を構成した。
【0008】メディア・イン検出手段でメディアが挿入
されたことを検出し、MDカートリッジ検出手段でメデ
ィアがMDカートリッジであることを検出し、コンパク
トディスク検出手段でメディアがコンパクトディスクで
あることを検出し、大径のコンパクトディスク検出手段
でコンパクトディスクが大径のコンパクトディスクであ
ることを検出し、小径のコンパクトディスク検出手段で
コンパクトディスクが小径のコンパクトディスクである
ことを検出するようにした。メディア・イン検出手段で
メディアが挿入されたことを先に検出するようにしたの
で、メディア検出機構によるメディア検出動作を信頼性
良く確実に行うことができる。
【0009】請求項2は、大径又は小径のコンパクトデ
ィスクと、ミニディスクカートリジとの3種類のメディ
アをそれぞれ検出するミニディスク・コンパクトディス
ク兼用ディスクプレーヤのメディア検出方法おいて、い
ずれかのメディアが挿入されたときに、先ずメディアが
挿入されたことをメディア・インスイッチで検出し、次
に、このメディアがミニディスクカートリッジである
か、あるいは、コンパクトディスクであるかどうかをミ
ニディスク・インスイッチで判別し、次に、メディアが
コンパクトディスクであるときに、このコンパクトディ
スクが大径のコンパクトディスクであるか、あるいは、
小径のコンパクトディスクであるかどうかを大径のコン
パクトディスク・検出スイッチ及び小径のコンパクトデ
ィスク・検出スイッチで判別することを特徴とする。従
って、大径又は小径のコンパクトディスクと、ミニディ
スクカートリジとの3種類のメディアの判別を信頼性良
く確実に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るミニディスク・コンパ
クトディスク兼用ディスクプレーヤの分解斜視図であ
る。ミニディスク・コンパクトディスク兼用ディスクプ
レーヤ1は、箱型の筐体2と、この筐体2の前面に取付
けたパネル3と、筐体2の上面を覆う上部カバー4と、
筐体2に浮して取付けたシャーシとしてのフローティン
グシャーシ5と、このフローティングシャーシ5に回転
可能に取付けたメカユニット10と、このメカユニット
10を水平旋回させるための回転機構30と、ミニディ
スクを収納したMDカートリッジ及びコンパクトディス
クを押さえるためのクランプユニット40と、MDカー
トリッジ及びコンパクトディスクをパネル3の内部に搬
入するためのローディング機構50と、MDカートリッ
ジ及びコンパクトディスクを判別するためのメディア検
出機構100(図13参照)とからなる。
【0011】パネル3は、大径のコンパクトディスク
(12cmコンパクトディスク)及び小径のコンパクト
ディスク(8cmコンパクトディスク)の挿入口7と、
このコンパクトディスクの挿入口7の一部に一体的に形
成したMDカートリッジの挿入口7aとを備える。フロ
ーティングシャーシ5は、メカユニット10を水平旋回
可能に支持する支持部5aを備える。
【0012】図2は本発明に係るミニディスク・コンパ
クトディスク兼用ディスクプレーヤの平面図であり、メ
カユニット10及び回転機構30を示す。メカユニット
10は、略矩形の旋回フレーム11と、この旋回フレー
ム11に設けたミニディスク用回転ユニット12と、こ
のミニディスク用回転ユニット12に対向して設けたコ
ンパクトディスク用回転ユニット13と、これらの回転
ユニット12,13の間に移動可能に配置したミニディ
スク及びコンパクトディスク兼用ピックアップ14と、
この兼用ピックアップ14を駆動するための送り機構1
5とからなる。
【0013】旋回フレーム11は、フローティングシャ
ーシ5の支持部5aに嵌合する孔11aと、回転機構3
0に嵌合するカム溝11bとを備える。ミニディスク用
回転ユニット12は、旋回フレーム11に取付けたモー
タ18、このモータ18に取付けたターンテーブル19
とからなる。コンパクトディスク用回転ユニット13
は、旋回フレーム11に取付けたモータ21、このモー
タ21に取付けたターンテーブル22とからなる。送り
機構15は、旋回フレーム11に取付けた送りモータ2
3と、この送りモータ23にギヤ群24を介して接続し
たコンパクトディスク兼用ピックアップ14を移動する
ための送りねじ25とからなる。
【0014】回転機構30は、フローティングシャーシ
5に取付けたモータ31と、このモータ31にギヤ群3
2を介して接続したカムギヤ33と、このカムギヤ33
の動きを旋回フレーム11に伝える伝達レバー34とか
らなる。カムギヤ33は、ギヤ群32に噛み合うギヤ部
33aと、伝達レバー34に嵌合するカム溝33bとか
らなる。伝達レバー34は、板状のレバー本体34a
と、フローティングシャーシ5に回転可能に取付けた支
持部34bと、旋回フレーム11のカム溝11bに嵌合
させた第1のピン34cと、カムギヤ33のカム溝33
bに嵌合させた第2のピン34dとからなる。モータ3
1を回転することでギヤ群32を介してカムギヤ33が
回転し、このカムギヤ33のカム溝33bに嵌合した第
2のピン34dにより伝達レバー34が回転し、この伝
達レバー34の第1のピン34cにより旋回フレーム1
1を水平旋回させるものである。
【0015】図3は本発明に係るクランプユニット及び
ローディング機構の平面図であり、図4は本発明に係る
クランプユニット及びローディング機構の側面図であ
る。クランプユニット40は、一端をフローティングシ
ャーシ5に所定の角度内で回転可能に取付けたクランプ
ホルダ41と、このクランプホルダ41の他端に取付け
た板ばね42と、この板ばね42に回転可能に保持した
クランパ43と、クランプホルダ41と上部カバー4と
の間に掛け渡した引張りばね44,44と、クランプホ
ルダ41を作動させるための駆動手段(不図示)とから
なる。
【0016】ローディング機構50は、フローティング
シャーシ5に回転可能に取付けた第1のローラユニット
51と、この第1のローラユニット51に回転可能に取
付けた第2のローラユニット52と、これらのローラユ
ニット51,52を回転させるための駆動部53と、第
1のローラユニット51に接続したレベル調整手段とし
ての回転レバー54と、第2ローラユニット52からタ
ーンテーブル19寄りに設けたミニディスクホルダ90
とからなる。
【0017】第1のローラユニット51は、フローティ
ングシャーシ5に所定の角度内で回転可能に取付けた第
1ローラフレーム56と、この第1ローラフレーム56
の左右の側板間に回転可能に取付けた第1ローラ57
と、第1ローラフレーム56に回転可能に取付けた伝達
軸58とからなる。
【0018】第1ローラフレーム56は、伝達軸58に
連結した中間ギヤ59,61と、フローティングシャー
シ5との間に掛け渡した反転ばね62とを備える。な
お、56aは第2ローラユニット52と嵌合させるため
の孔、56b,56b(一方のみ図示)は第1ローラフ
レーム56をフローティングシャーシ5に回転可能に支
持する支持部である。第1ローラ57は、ローラ軸63
と、このローラ軸63に長尺に取付け、且つ、中央部を
鼓状に形成したゴムローラ64と、ローラ軸63の一端
に回転可能に取付け、且つ、ゴムローラ64の端部の径
よりわずかに太径に形成したフリーローラ65、ローラ
軸63の他端に取付けた最終ギヤ66とからなる。この
際、第1ローラ57は、大径のコンパクトディスク(1
2cmコンパクトディスク)を搬送できるように長尺に
形成されている。伝達軸58は、軸本体68と、この軸
本体68の中間に取付けた駆動ギヤ69と、軸本体68
の両端に取付けた伝達ギヤ71,72とからなる。
【0019】第2ローラユニット52は、第1ローラフ
レーム56の内側に設けられており、且つ、軸本体68
に図示せぬカラーを介して回転可能に取り付けた第2ロ
ーラフレーム73と、この第2ローラフレーム73の左
右の側板間に回転可能に取付けた第2ローラ74と、第
2ローラフレーム73を跳ね上げるための跳ね上げレバ
ー75とからなる。この際、第2ローラ74はMDカー
トリッジを搬送できるように短尺に形成されていると共
に、第1ローラ57に略平行に設けられている。
【0020】第2ローラフレーム73は、図示左側の伝
達ギヤ72を介して伝達軸58に連結した中間ギヤ77
を備える。なお、73aは第1ローラフレームの孔に嵌
合した凸片、73bは跳ね上げレバー75に嵌合させた
嵌合溝である。第2ローラ74は、ローラ軸79と、こ
のローラ軸79に取付けた樹脂ローラ81と、この樹脂
ローラ81の一端よりに被せたゴムローラ82と、この
ゴムローラ82側でローラ軸79の一端に取付けた最終
ギヤ83とからなる。跳ね上げレバー75は、第1ロー
ラフレーム56に回転可能に取付けた軸部75aと、M
Dカートリッジを送り込むことで作動させるレバー部7
5bと、第2フレームを跳ね上げる作動部75cとから
なる。85は跳ね上げレバー75を所定の位置に戻すた
めにレバー部75bと第1ローラフレーム56との間に
掛け渡したトーションばねである。
【0021】駆動部53は、フローティングシャーシ5
に取付けたモータ86と、このモータ86の軸86aに
取付けたウォームギヤ87と、このウォームギヤ87に
噛み合わせた連結ギヤ88とからなる。なお、連結ギヤ
88は、先に説明した駆動ギヤ69に噛み合わせたもの
である。コンパクトディスクを第1のローラ57に搬送
し、MDカートリッジを第2のローラ74で搬送するよ
うにしたので、容易に一つの駆動部53で第1のローラ
57及び第2のローラ74を駆動することができる。第
1ローラ57の長さの範囲内に第2のローラ74を設け
たので、ローディング機構50を小型化・軽量化するこ
とができる。
【0022】図5は本発明に係るローディング機構の側
面図であり、回転レバー54、第1ローラフレーム56
及び反転ばね62の相互の関係を示す。回転レバー54
は、ローラ軸63に嵌合させたU溝54aと、フローテ
ィングシャーシ5に回転可能に取付けた支点54bと、
図示せぬ駆動手段に嵌合させる駆動ピン54cとからな
る。この際、第1ローラフレーム56を回転可能に支持
する支持部56b,56bと、第2ローラフレーム73
を回転可能に支持する軸本体68とは略同一軸線上にあ
る。駆動手段(不図示)で回転レバー54の駆動ピン5
4cを白抜き矢印A方向に横スライドさせると、回転レ
バー54は支点54bを中心に回転する。第1ローラフ
レーム56は、白抜き矢印B方向に支持部56bを中心
にして第2ローラフレーム73とともに回転し、反転ば
ね62の力を借りて2点鎖線で示すように変位すること
を示す。
【0023】図6は本発明に係るローディング機構の要
部側面図であり、第1ローラフレーム56、第2ローラ
フレーム73及び跳ね上げレバー75の相互の関係を示
す。第2ローラフレーム73は図示せぬカラーを介して
伝達軸58に回転可能に取付けたことを示す。凸片73
aと孔56aとが嵌合状態にあることを示す。作動部7
5cは嵌合溝73bに嵌合し、レバー部75bに白抜き
矢印D方向の力が働くと軸部75aを中心に時計方向に
回転するので第2ローラフレーム73が軸本体68を中
心に白抜き矢印E方向に回転する。第2ローラフレーム
73が跳ね上がり、第2ローラフレーム73の凸片73
aが孔56aに接触することで、第2ローラフレーム7
3によって第1ローラフレーム56も跳ね上がることを
示す。トーションばね85がレバー部75bと第1ロー
ラフレーム56との間に掛け渡してあるので、白抜き矢
印D方向の力を除去すれば所定の位置に復帰することを
示す。
【0024】図7は本発明に係るミニディスクホルダの
平面図である。ミニディスクホルダ90は、ホルダ本体
91と、このホルダ本体91に回転可能に取付けたシャ
ッタ開閉ユニット92とからなる。ホルダ本体91は、
シャッタ開閉ユニット92の支軸91aと、MDカート
リッジの側面をガイドするサイドガイド部91b,91
cと、MDカートリッジを引っ掛かりなく搬入するため
の前面案内部91d,91eとを備える。シャッタ開閉
ユニット92は、支軸91aに一定範囲で回転可能に取
付けた開閉ホルダ93と、この開閉ホルダ93に取付け
たシャッタ開閉ばね片94と、ホルダ本体91と開閉ホ
ルダ93との間に掛け渡した引張りばね95とからな
る。開閉ホルダ93は、MDカートリッジのロック解除
片93aと、支軸91aに嵌合するための嵌合孔93b
を備える。
【0025】以上に述べたミニディスク・コンパクトデ
ィスク兼用ディスクプレーヤのローディング機構50の
作用を次に説明する。図8(a)〜(c)は本発明に係
るローディング機構の作用説明図(第1)であり、パネ
ル3に設けた挿入孔7aからMDカートリッジMを挿入
した姿を示す。なお、(a)はミニディスク・コンパク
トディスク兼用ディスクプレーヤ1の正面を示し、
(b)は平面を示し、(c)は側面を示す。(a)は、
MDカートリッジMが挿入孔7aのみから挿入可能であ
ることを示し、挿入孔7からは挿入できないことを示
す。(b)は、メカユニット10がMDカートリッジM
をローディング可能な位置にあることを示し、MDカー
トリッジMを、挿入孔7aによりパネル3に対して横方
向の位置は規制することができるので、MDカートリッ
ジMとターンテーブル19との横方向の位置は一致する
ことを示す。(c)は、ローディング機構50の直前ま
でMDカートリッジMを挿入したことを示す。
【0026】図9(a)〜(c)は本発明に係るローデ
ィング機構の作用説明図(第2)である。(a)は、M
DカートリッジMを矢印の如く挿入することで、跳ね
上げレバー75(図6参照)を動作させ、第2ローラユ
ニット52を跳ね上げるとともに第2ローラフレーム7
3の凸片73aで第1ローラユニット51を押上げたこ
とを示す。MDカートリッジMが所定の位置まで挿入さ
れると後述する検出スイッチでMDカートリッジMを検
知し、第1ローラ57は矢印の如く回転し、第2ロー
ラ74は矢印の如く第1ローラ57とは逆回転する。
(図3、図4で説明したように、第1ローラユニット5
1は2個の中間ギヤ59,61(図3参照)を備え、第
2ローラユニット52は1個の中間ギヤ79(図3参
照)を備えているため、第1ローラ57と第2ローラ7
4とは常に逆回転する。)
【0027】(b)は、第2ローラ74をMDカートリ
ッジMの上面に接触させてターンテーブル19の方向へ
MDカートリッジMを搬送することを示し、MDカート
リッジM自身で第1ローラ57をさらに上方に押上げな
がら矢印の如く移動することを示す。なお、第1ロー
ラ57は、第2ローラ74と逆回転しているが、MDカ
ートリッジMの上面は第1ローラのフリーローラ65が
当っている。従って、第1ローラ57は、ミニディスク
Mの搬送の妨げにはならない。(c)は、MDカートリ
ッジMを所定の位置まで搬送後第2ローラ74を停止さ
せ、回転レバー54を作動させターンテーブル19にチ
ャッキングするとともに、クランプユニット40を回転
させる。すなわち、回転レバー54及び第1ローラを介
して第2ローラ74とクランパ43とでMDカートリッ
ジMをクランプしたことを示す。
【0028】第2ローラ74を第1ローラ57及びレベ
ル調整手段(回転レバー54)を介してシャーシ(フロ
ーティングシャーシ5)側に取付けたので、MDカート
リッジMを所定の位置まで搬送させた後に、第2ローラ
74をクランプ手段として機能させることができる。一
方、(a)〜(c)に示したMDカートリッジMの搬送
の途中でMDカートリッジMはシャッタを開放する動作
をするので、次図に基づいて説明する。
【0029】図10(a)〜(e)は本発明に係るロー
ディング機構の作用説明図(第3)であり、MDカート
リッジMのシャッタ開閉動作を示す。(a)において、
MDカートリッジMは、ハウジングM1と、このハウジ
ングM1にスライド可能に取付けたシャッタM2とを備
える。ハウジングM1は、シャッタM2のロックを解除
するシャッタ解除溝M3と、このシャッタ解除溝M3に
設けたロック部M4を備え、シャッタM2は、シャッタ
M2を移動するための孔M5を備える。ホルダ本体91
に矢印の如くMDカートリッジMをに挿入すると、ハ
ウジングM1の一方の先端部がロック解除片93aに接
触したことを示す。
【0030】(b)は、ホルダ本体91にMDカートリ
ッジMをさらに搬入すると、ハウジングM1の一方の先
端部がロック解除片93aを押し、矢印の如く回転す
ることを示す。(c)は、ホルダ本体91にMDカート
リッジMをさらに搬入すると、シャッタ開閉ユニット9
2は、MDカートリッジMの挿入方向と平行になり、ロ
ック解除片93aはシャッタ解除溝M3に嵌合すること
を示す。
【0031】(d)は、ホルダ本体91にMDカートリ
ッジMをさらに搬入すると、ロック解除片93aはロッ
クボタンM4を押すとともにシャッタM2の孔M5にシ
ャッタ開閉ばね片94が嵌合する。(e)は、ホルダ本
体91にMDカートリッジMを所定の位置まで搬入する
ことで、シャッタM2を開放したことを示す。ミニディ
スクホルダ90にMDカートリッジMのシャッタ開閉ユ
ニット92を設け、このシャッタ開閉ユニット92をM
DカートリッジMで使用姿に起こし、それ以外は待機位
置に納るように回転可能に構成したので、ローディング
機構の奥行きを小さくすることができる。
【0032】図11(a)〜(c)は本発明に係るロー
ディング機構の作用説明図(第4)であり、パネル3に
設けた挿入孔7から大径のコンパクトディスクとしての
12cmコンパクトディスクCを挿入した姿を示す。な
お、(a)はミニディスク・コンパクトディスク兼用デ
ィスクプレーヤ1の正面を示し、(b)は平面を示し、
(c)は側面を示す。(a)は、12cmコンパクトデ
ィスクCが挿入孔7から挿入可能であることを示す。
(b)は、12cmコンパクトディスクCが挿入される
と、後述する検出スイッチによって、12cmコンパク
トディスクCであることを検知し、回転機構30によっ
てメカユニット10を所定の位置まで回転させたことを
示す。(c)は、ローディング機構50の直前まで12
cmコンパクトディスクCを挿入した状態を示す。
【0033】図12(a),(b)は本発明に係るロー
ディング機構の作用説明図(第5)である。(a)は、
第1ローラ57が矢印の如く回転し、第1ローラ57
を12cmコンパクトディスクCの下面に接触させて1
2cmコンパクトディスクCを矢印の如く搬送するこ
とを示す。なお、第2ローラ74は、矢印の如く第1
ローラ57とは逆回転しているが、第2ローラ74のレ
ベルは低い。従って、第2ローラ74は、12cmコン
パクトディスクCの搬送の妨げにはならない。(b)
は、12cmコンパクトディスクCを所定の位置まで搬
送後、回転レバー54を作動させターンテーブル22に
チャッキングするとともに、クランプユニット40を回
転させ12cmコンパクトディスクCをクランプしたこ
とを示す。なお、小径のコンパクトディスク(8cmコ
ンパクトディスク)も、図11,図12に示した手順で
第1ローラ57で搬送できる。
【0034】尚、本実施例ではレベル調整手段を回転方
式として第1・第2ローラユニットを回転させたが、必
ずしも回転する必要はなく第1・第2ローラユニットを
上下スライドさせてもよい。
【0035】図13から図20にて本発明の要部となる
メディア検出機構100について説明する。図13は本
発明に係るメディア検出機構の平面図である。メディア
検出機構100は、カバー4の下面に形成したものであ
り、大径のコンパクトディスク(12cmコンパクトデ
ィスク)、小径のコンパクトディスク(8cmコンパク
トディスク)及びMDカートリジの3種類のいずれかの
メディアが挿入されたことを検出するメディア・イン検
出手段101と、メディアがMDカートリッジであるこ
とを検出するMDカートリッジ検出手段102と、メデ
ィアがコンパクトディスクであるこことを検出するコン
パクトディスク検出手段103と、コンパクトディスク
が大径のコンパクトディスクであることを検出する大径
のコンパクトディスク検出手段104と、コンパクトデ
ィスクが小径のコンパクトディスクであることを検出す
る小径のコンパクトディスク検出手段105とからな
る。
【0036】メディア・イン検出手段101は、カバー
4の下面にシフト可能に支持したゴムローラ111と、
このゴムローラ111によって回転するメディア検出レ
バー112及び補助レバー113と、メディア検出レバ
ー112で作動するメディア・インスイッチ114とか
らなる。MDカートリッジ検出手段102は、カバー4
の下面に回転可能に支持したMD検出アーム115と、
このMD検出アーム115で作動するミニディスク・イ
ンスイッチとしてのMDインスイッチ116とからな
る。コンパクトディスク検出手段103は、カバー4の
下面にシフト可能に支持したゴムローラ118と、この
ゴムローラ118によって回転するMD/CD検出レバ
ー119と、このMD/CD検出レバー119で作動す
るMD/CDインスイッチ121とからなる。後述する
ように、コンパクトディスク検出手段103は、MDカ
ートリッジ検出手段102の機能も有する。なお、MD
はミニディスク、CDはコンパクトディスクを意味す
る。(以下、同じ。)
【0037】大径のコンパクトディスク検出手段104
は、カバー4の下面に回転可能に支持した12cmCD
検出アーム123と、このアーム123で作用するロッ
ク解除レバー124と、このレバー124でスライドす
るスライドアーム125と、このアーム125で作動す
る大径のコンパクトディスク・検出スイッチとしての1
2cmCDスイッチ126とからなる。123aはCD
検出アーム123のピンを示す。小径のコンパクトディ
スク検出手段105は、スライドアーム125の両端に
嵌合した第1ストップアーム128及び第2ストップア
ーム129と、第2ストップアーム129に回転可能に
取り付けた動作レバー131と、このレバー131で回
転する回転アーム132と、このアーム132でスライ
ドする検出アーム133と、このアーム133で作動す
る小径のコンパクトディスク・検出スイッチとしてのM
D/8cmCDスイッチ134とからなる。128aは
第1ストップアーム128のピン、129aは第2スト
ップアーム129のピン、131aは動作レバー131
のピンを示す。後述するように、検出アーム133及び
MD/8cmCDスイッチ134は、MDカートリッジ
のプレイ位置検出の機能も合せ持つ。
【0038】以上に述べたメディア検出機構100の作
用を次に説明する。図14は本発明に係るメディア検出
機構の作用説明図(第1)である。挿入孔7a(図13
参照)からMDカートリッジMを挿入すると、ゴムロー
ラ111はMDカートリッジMで挿入方向に倒され、メ
ディア検出レバー112を押すことでメディア・インス
イッチ114はオフとなり、MDカートリッジMかが挿
入されたことを検知する。メディア・インスイッチ11
4がオフとなったことでローディングモータ(図2参
照)が回転し、MDカートリッジMの搬送がスタートす
る。
【0039】図15(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第2)である。(a)は、
MDカートリッジMが搬送されることでMD検出アーム
115は反時計方向に回転し、MDインスイッチ116
がオンとなったことを示す。また、ゴムローラ118で
MD/CD検出レバー119を押し、MD/CD検出レ
バー119は時計方向に回転し、MD/CDインスイッ
チ121がオフとなったことを示す。これらの2つ動作
でメディアがMDカートリッジMであることを認識す
る。(b)は、さらに、MDカートリッジMで検出アー
ム133を搬送方向に押し下げ、MD/8cmCDスイ
ッチ134をオフしたことを示す。この動作で、MDカ
ートリッジMがプレイ位置に到達したことを認識する。
そして、MDカートリッジMをターンテーブル19(図
2参照)にチャッキングし、メディア・インスイッチ1
14、MDインスイッチ116及びMD/CDインスイ
ッチ121は初期状態に戻ったことを示す。
【0040】図16は本発明に係るメディア検出機構の
作用説明図(第3)である。挿入孔7(図13参照)か
ら12cmコンパクトディスクCを挿入すると、ゴムロ
ーラ111は12cmコンパクトディスクCで挿入方向
に倒され、メディア検出レバー112を押すことでメデ
ィア・インスイッチ114はオフとなり、12cmコン
パクトディスクCが挿入されたことを検知する。メディ
ア・インスイッチ114がオフとなったことでローディ
ングモータ(図2参照)が回転し、12cmコンパクト
ディスクCの搬送がスタートする。なお、ここでの図示
を省略するものの、8cmコンパクトディスクを挿入し
たときも、メディア検出レバー112を押すことで、メ
ディア・インスイッチ114はオフとなる。従って、メ
ディア・インスイッチ114は3種類のメディアの挿入
を検出する。
【0041】図17(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第4)である。(a)は、
12cmコンパクトディスクCが搬送されるとゴムロー
ラ118でMD/CD検出レバー119を押し、MD/
CD検出レバー119は時計方向に回転し、MD/CD
インスイッチ121はオフとなったことを示す。一方、
MDインスイッチ116がオフのままであることを示
す。同様に、8cmコンパクトディスクの挿入によりM
D/CDインスイッチ121はオフになる。これらの動
作でメディアが12cmコンパクトディスクC・8cm
コンパクトディスクであることを検出する。また、12
cmコンパクトディスクCの外周で12cmCD検出ア
ーム123のピン123aを押すことでロック解除レバ
ー124を引張り、スライドアーム125を開放したこ
とを示す。(b)は、12cmコンパクトディスクCの
外周が第1ストップアーム128のピン128a及び第
2ストップアーム129のピン129aまで到達したこ
とを示す。
【0042】図18(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第5)である。(a)は、
さらに、12cmコンパクトディスクCが搬送され、ス
ライドアーム125で12cmCDスイッチ126をオ
ンしたことを示す。すなわち、12cmコンパクトディ
スクCの外周でピン129aを押していくことで、第2
ストップアーム129は反時計方向に回転する。第2ス
トップアーム129が反時計方向に回転することで、ス
ライドアーム125は図面左方向に移動する。スライド
アーム125が移動することで、第1ストップアーム1
28も時計方向に回転し、最終的に、12cmCDスイ
ッチ126をオンする。これらの動作で、12cmコン
パクトディスクCがプレイ位置に到達したことを認識す
る。(b)は、図示せぬ駆動源でスライドアーム125
を、さらに、図面左方向に移動し、ピン128a及び1
29aを12cmコンパクトディスクCの外周から開放
してから、12cmコンパクトディスクCをターンテー
ブル22(図2参照)にチャッキングした状態を示し、
メディア・インスイッチ114及びMD/CDインスイ
ッチ121は初期状態に戻ったことを示す。
【0043】図19(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第6)であり、小径のコン
パクトディスクとしての8cmコンパクトディスクC1
の場合の動きを示す。8cmコンパクトディスクC1
は、12cmコンパクトディスクC(図15参照)と同
様に図15及び図16(a)に示した順で搬送された
後、本図(a)に示す状態になる。(a)は、8cmコ
ンパクトディスクC1の外周が検出アーム123のピン
123aに届かないことを示す。また、搬送された8c
mコンパクトディスクC1の外周が第1ストップアーム
128のピン128a、第2ストップアーム129のピ
ン129a及び動作レバー131のピン131aに接触
したことを示す。8cmコンパクトディスクC1の外周
が、動作レバー131のピン131aに接触することで
回転アーム132は回転して検出アーム132を押し、
MD/8cmCDスイッチ134をオフする。これらの
動作で、8cmコンパクトディスクC1がプレイ位置に
到達したことを認識する。
【0044】(b)は、図示せぬ駆動源でスライドアー
ム125を、さらに、図面左方向に移動し、ピン128
a、129a及び131aを8cmコンパクトディスク
C1の外周から開放してから、8cmコンパクトディス
クC1をターンテーブル22(図2参照)にチャッキン
グした状態を示し、MD/CDインスイッチ121は初
期状態に戻ったことを示す。
【0045】図20は本発明に係るメディア検出機構の
フローチャート図であり、ST01〜ST09は、それ
ぞれのステップ番号を示す。 ST01;MDカートリッジM、12cmコンパクトデ
ィスクC又は8cmコンパクトディスクC1のいずれか
のメディアを挿入する。 ST02;メディア・インスイッチ114は、メディア
(MDカートリッジM、12cmコンパクトディスクC
又は8cmコンパクトディスクC1)があるかどうかを
検出する。Y(YES)ならばST03へ進み、N(N
O)ならば初期状態に戻す。 ST03;ローディングモータ86をスタートさせる。 ST04;MDスイッチは、メディアがMDカートリッ
ジMであるか12cmコンパクトディスクC(又は8c
mコンパクトディスクC1)あるかどうかを検出する。
YならばST05へ進み、NならばST07に進む。
【0046】ST05;MD/CDインスイッチ121
でMDカートリッジMがローディング途中であることを
検出する。YならばST06へ進み、Nならばリセット
される。なお、MD/CDインスイッチ121は、後述
するように、12cmコンパクトディスクC(又は8c
mコンパクトディスクC1)の検出にも使用する。 ST06;MD/8cmCDスイッチ121でMDカー
トリッジMがプレイ位置に到達したことを検出する。Y
ならばCD用のターンテーブル19へ進み、Nならばリ
セットされる。なお、MD/8cmCDスイッチ121
は、後述するように、8cmコンパクトディスクC1の
検出にも使用する。
【0047】ST07;MD/CDインスイッチ121
で12cmコンパクトディスクCがローディング途中で
あることを検出する。YならばST08へ進み、Nなら
ばローディングモータ86をストップして初期状態に戻
す。 ST08;12cmCDスイッチ126は、搬入された
コンパクトディスクが12cmコンパクトディスクCで
あるか8cmコンパクトディスクC1であるかどうかを
判断し、12cmCDがプレイ位置に到達したことを検
出する。YならばCD用のターンテーブル22へ進み、
NならばST09に進む。 ST09;MD/8cmCDスイッチ134で8cmコ
ンパクトディスクC1であるかどうかを検出し、8cm
コンパクトディスクC1がプレイ位置に到達したことを
検出する。YならばCD用のターンテーブル22へ進
み、Nならばリセットされる。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ミニディスク・コンパクトディスク
兼用ディスクプレーヤのパネルに設けたコンパクトディ
スクの挿入孔から挿入する大径又は小径のコンパクトデ
ィスクと、パネルに設けたミニディスクカートリジの挿
入孔から挿入するミニディスクカートリジとの3種類の
メディアをそれぞれ検出するメディア検出機構を備えた
形式のミニディスク・コンパクトディスク兼用ディスク
プレーヤにおいて、メディア検出機構を、いずれかのメ
ディアが挿入されたことを検出するメディア・イン検出
手段と、メディアがMDカートリッジであることを検出
するMDカートリッジ検出手段と、メディアがコンパク
トディスクであることを検出するコンパクトディスク検
出手段と、コンパクトディスクが大径のコンパクトディ
スクであることを検出する大径のコンパクトディスク検
出手段と、コンパクトディスクが小径のコンパクトディ
スクであることを検出する小径のコンパクトディスク検
出手段とからミニディスク・コンパクトディスク兼用デ
ィスクプレーヤのメディア検出機構を構成した。メディ
ア・イン検出手段でメディアが挿入されたことを先に検
出するようにしたので、メディア検出機構によるメディ
ア検出動作を信頼性良く確実に行うことができる。
【0049】請求項2は、大径又は小径のコンパクトデ
ィスクと、ミニディスクカートリジとの3種類のメディ
アをそれぞれ検出するミニディスク・コンパクトディス
ク兼用ディスクプレーヤのメディア検出方法おいて、い
ずれかのメディアが挿入されたときに、先ずメディアが
挿入されたことをメディア・インスイッチで検出し、次
に、このメディアがミニディスクカートリッジである
か、あるいは、コンパクトディスクであるかどうかをミ
ニディスク・インスイッチで判別し、次に、メディアが
コンパクトディスクであるときに、このコンパクトディ
スクが大径のコンパクトディスクであるか、あるいは、
小径のコンパクトディスクであるかどうかを大径のコン
パクトディスク・検出スイッチ及び小径のコンパクトデ
ィスク・検出スイッチで判別するようにしたので、大径
又は小径のコンパクトディスクと、ミニディスクカート
リジとの3種類のメディアの判別を信頼性良く確実に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミニディスク・コンパクトディス
ク兼用ディスクプレーヤの分解斜視図
【図2】本発明に係るミニディスク・コンパクトディス
ク兼用ディスクプレーヤの平面図
【図3】本発明に係るクランプユニット及びローディン
グ機構の平面図
【図4】本発明に係るクランプユニット及びローディン
グ機構の側面図
【図5】本発明に係るローディング機構の側面図
【図6】本発明に係るローディング機構の要部側面図
【図7】本発明に係るミニディスクホルダの平面図
【図8】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第1)
【図9】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第2)
【図10】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第3)
【図11】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第4)
【図12】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第5)
【図13】本発明に係るメディア検出機構の平面図
【図14】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第1)
【図15】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第2)
【図16】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第3)
【図17】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第4)
【図18】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第5)
【図19】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第6)
【図20】本発明に係るメディア検出機構のフローチャ
ート図
【図21】従来のミニディスク単体のローディング機構
の説明図
【符号の説明】
1…ミニディスク・コンパクトディスク兼用ディスクプ
レーヤ、3…パネル、7…挿入孔、7a…挿入孔、10
0…メディア検出機構、101…メディア・イン検出手
段、102…MDカートリッジ検出手段、103…コン
パクトディスク検出手段、104…大径のコンパクトデ
ィスク検出手段、105…小径のコンパクトディスク検
出手段、114…メディア・インスイッチ、116…ミ
ニディスク・インスイッチ(MDインスイッチ)、12
6…大径のコンパクトディスク・検出スイッチ(12c
mCDスイッチ)、134…コンパクトディスク・検出
スイッチ(MD/8cmCDスイッチ)、C…大径のコ
ンパクトディスク(12cmコンパクトディスク)、C
1…小径のコンパクトディスク(8cmコンパクトディ
スク)、M…ミニディスクカートリジ(MDカートリ
ジ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 昭次 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 縄田 昌也 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミニディスク・コンパクトディスク兼用
    ディスクプレーヤのパネルに設けたコンパクトディスク
    の挿入孔から挿入する大径又は小径のコンパクトディス
    クと、前記パネルに設けたミニディスクカートリジの挿
    入孔から挿入するミニディスクカートリジとの3種類の
    メディアをそれぞれ検出するメディア検出機構を備えた
    形式のミニディスク・コンパクトディスク兼用ディスク
    プレーヤにおいて、 前記メディア検出機構は、いずれかの前記メディアが挿
    入されたことを検出するメディア・イン検出手段と、前
    記メディアがミニディスクカートリッジであることを検
    出するミニディスクカートリッジ検出手段と、前記メデ
    ィアが前記コンパクトディスクであることを検出するコ
    ンパクトディスク検出手段と、前記コンパクトディスク
    が大径のコンパクトディスクであることを検出する大径
    のコンパクトディスク検出手段と、前記コンパクトディ
    スクが小径のコンパクトディスクであることを検出する
    小径のコンパクトディスク検出手段とからなることを特
    徴とするミニディスク・コンパクトディスク兼用ディス
    クプレーヤのメディア検出機構。
  2. 【請求項2】 大径又は小径のコンパクトディスクと、
    ミニディスクカートリジとの3種類のメディアをそれぞ
    れ検出するミニディスク・コンパクトディスク兼用ディ
    スクプレーヤのメディア検出方法おいて、 いずれかの前記メディアが挿入されたときに、先ず前記
    メディアが挿入されたことをメディア・インスイッチで
    検出し、次に、このメディアが前記ミニディスクカート
    リッジであるか、あるいは、前記コンパクトディスクで
    あるかどうかをミニディスク・インスイッチで判別し、
    次に、前記メディアがコンパクトディスクであるとき
    に、このコンパクトディスクが大径のコンパクトディス
    クであるか、あるいは、小径のコンパクトディスクであ
    るかどうかを大径のコンパクトディスク・検出スイッチ
    及び小径のコンパクトディスク・検出スイッチで判別す
    ることを特徴とするミニディスク・コンパクトディスク
    兼用ディスクプレーヤのメディア検出方法。
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