JP3424229B2 - ミニディスク及びコンパクトディスクの兼用ディスクプレーヤ - Google Patents

ミニディスク及びコンパクトディスクの兼用ディスクプレーヤ

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JP3424229B2
JP3424229B2 JP16307597A JP16307597A JP3424229B2 JP 3424229 B2 JP3424229 B2 JP 3424229B2 JP 16307597 A JP16307597 A JP 16307597A JP 16307597 A JP16307597 A JP 16307597A JP 3424229 B2 JP3424229 B2 JP 3424229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミニディスク及びコ
ンパクトディスクの兼用ディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスク及びコンパクトディスクの
兼用ディスクプレーヤのローディング機構として、例え
ば特開平7−296499号公報「ミニディスク及び
コンパクト兼用ディスクプレーヤー」、また、ミニディ
スク単体のローディング機構として、例えば後述の図
13で示す機構が知られている。上記は、同公報図1
に示される通り、コンパクトディスを搬入するためにコ
ンパクトディスクトレー20をベースプレート16にス
ライド可能に配置し、ミニディスクを収納したミニディ
スクカートリッジ(以下、「MDカートリッジ」と略記
する。)を搬入するためにミニディスクトレー34をコ
ンパクトディスクトレー20内にスライド可能に配置
し、さらに、コンパクトディスクトレー20の側壁部の
一部を開放してミニディスクカートリッジ挿入開口部5
1を設け、ミニディスクトレー34の側壁部の一部を開
放してミニディスクカートリッジ挿入開口部50を設け
たものである。すなわち、ミニディスク及びコンパクト
ディスクの回転部分をシャーシにそれぞれ縦配置し、こ
れらの回転部分の間にミニディスク及びコンパクトディ
スク兼用のピックアップをスライド可能に配置し、コン
パクトディスク用トレーの中にミニディスク用トレーを
配置したものである。
【0003】図21(a)〜(d)は従来のミニディス
ク単体のローディング機構の一例を示す図である。 (a)は、従来のミニディスク単体のローディング機構
200にミニディスクカートリッジ201(以下、「M
Dカートリッジ201」と略記する。)を挿入する前の
状態を示す。ローディング機構200は、ミニディスク
ホルダ202と、このミニディスクホルダ202にスラ
イド可能に取付けた搬送フレーム203と、この搬送フ
レーム203を移動させるための搬送手段(不図示)と
からなる。MDカートリッジ201は、搬送のための凹
部201a,201aと、シャッタ201bを備える。
搬送フレーム203は、MDカートリッジ201の凹部
201a,201aに嵌合させるための一対のクランパ
204,204と、このクランパ204,204を外方
へ向って力を掛けた引張りばね205,205とを備え
る。なお、矢印aはMDカートリッジ201の挿入方向
を示す。
【0004】(b)は、ミニディスクホルダ202にM
Dカートリッジ201を挿入すると、MDカートリッジ
201でクランパ204,204の先端を矢印bの如く
外方へ押し開くことを示す。 (c)は、更にMDカートリッジ201を押し込むと、
クランパ204,204の先端は矢印cの如くMDカー
トリッジ201の凹部201a,201aに嵌合したこ
とを示す。 (d)は、搬送手段(不図示)で搬送フレーム203を
矢印dの如く移動させ、MDカートリッジ201のロー
ディングを完了したことを示す。なお、上記説明ではロ
ーディングのみの動作を説明し、MDカートリッジ20
1のシャッタ201bを開放する動作を省略したが、ロ
ーディングを完了するまでにシャッタ201bを開放す
るための機構が付加される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の技術
では、トレー方式なので奥行きが必要であり、ミニディ
スク及びコンパクトディスクの兼用ディスクプレーヤを
小型化することは困難である。また、MDカートリッジ
とコンパクトディスクとにそれぞれ専用のトレーが必要
であり、コストも嵩む。上記の技術では、MDカート
リッジのローディング専用の機構なので、コンパクトデ
ィスクをローディングする別の機構が必要であり、兼用
ディスクプレーヤのローディング機構にすることは難し
い。
【0006】これらの課題を解決するためにミニディス
ク、大径のコンパクトディスク及び小径のコンパクトデ
ィスクの3つのメディアを検出する機構の開発が必要に
なった。そこで、本発明の目的は、上記3つのメディア
を確実に判別することができ、ミニディスク及びコンパ
クトディスクの兼用ディスクプレーヤを小型化・軽量化
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
(1)ミニディスクを収納したミニディスクカートリッ
ジと直径12cmの第1のコンパクトディスクと直径8
cmの第2のコンパクトディスクとを選択的に1つの筐
体内に挿入して、前記ミニディスクまたは前記第1ある
いは前記第2のコンパクトディスクに記録された情報を
読取るミニディスク及びコンパクトディスクの兼用ディ
スクプレーヤにおいて、前記ミニディスクカートリッジ
の挿入口と、前記第1及び第2のコンパクトディスクの
挿入口とを有し、前記ミニディスクカートリッジの挿入
口の中央位置を前記第1及び第2のコンパクトディスク
の挿入口の中央位置より変位させたディスク挿入口を有
するパネルと、前記ミニディスクを回転させるミニディ
スク用回転ユニットと、前記第1または第2のコンパク
トディスクを回転させるコンパクトディスク用回転ユニ
ットと、前記ミニディスク用回転ユニットと前記コンパ
クトディスク用回転ユニットとの間に移動自在に配置し
たミニディスク及びコンパクトディスクの兼用ピックア
ップと、前記ミニディスク用回転ユニットと前記コンパ
クトディスク用回転ユニットと前記兼用ピックアップと
を取付けた水平旋回自在の旋回フレームと、前記ディス
ク挿入口 より挿入されたメディアが前記ミニディスクカ
ートリッジであるか、前記第1または第2のコンパクト
ディスクであるかを検出するメディア検出手段と、前記
メディア検出手段によって検出されたメディアに応じ
て、前記ミニディスク用回転ユニットまたは前記コンパ
クトディスク用回転ユニットを所定の位置に臨ませるた
めに前記旋回フレームを旋回させる回転機構とを備えて
構成したことを特徴とするミニディスク及びコンパクト
ディスクの兼用ディスクプレーヤを提供する。
【0008】(2)前記ディスク挿入口は、前記ミニデ
ィスクカートリッジの挿入口と前記第1及び第2のコン
パクトディスクの挿入口とが連結して一体的な開口とし
て形成されていることを特徴とする上記(1)記載のミ
ニディスク及びコンパクトディスクの兼用ディスクプレ
ーヤを提供する。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るミニディスク及びコン
パクトディスクの兼用ディスクプレーヤの分解斜視図で
ある。ミニディスク及びコンパクトディスクの兼用ディ
スクプレーヤ1は、箱型の筐体2と、この筐体2の前面
に取付けたパネル3と、筐体2の上面を覆う上部カバー
4と、筐体2に浮して取付けたシャーシとしてのフロー
ティングシャーシ5と、このフローティングシャーシ5
に回転可能に取付けたメカユニット10と、このメカユ
ニット10を水平旋回させるための回転機構30と、ミ
ニディスクを収納したMDカートリッジ及びコンパクト
ディスクを押さえるためのクランプユニット40と、M
Dカートリッジ及びコンパクトディスクをパネル3の内
部に搬入するためのローディング機構50と、MDカー
トリッジ及びコンパクトディスクを判別するためのメデ
ィア検出機構100(図13参照)とからなる。
【0011】パネル3は、大径のコンパクトディスク
(12cmコンパクトディスク)及び小径のコンパクト
ディスク(8cmコンパクトディスク)の挿入口7と、
このコンパクトディスクの挿入口7の一部に一体的に形
成したMDカートリッジの挿入口7aとを備える。フロ
ーティングシャーシ5は、メカユニット10を水平旋回
可能に支持する支持部5aを備える。
【0012】図2は本発明に係るミニディスク及びコン
パクトディスクの兼用ディスクプレーヤの平面図であ
り、メカユニット10及び回転機構30を示す。メカユ
ニット10は、略矩形の旋回フレーム11と、この旋回
フレーム11に設けたミニディスク用回転ユニット12
と、このミニディスク用回転ユニット12に対向して設
けたコンパクトディスク用回転ユニット13と、これら
の回転ユニット12,13の間に移動可能に配置したミ
ニディスク及びコンパクトディスク兼用ピックアップ1
4と、この兼用ピックアップ14を駆動するための送り
機構15とからなる。
【0013】旋回フレーム11は、フローティングシャ
ーシ5の支持部5aに嵌合する孔11aと、回転機構3
0に嵌合するカム溝11bとを備える。ミニディスク用
回転ユニット12は、旋回フレーム11に取付けたモー
タ18、このモータ18に取付けたターンテーブル19
とからなる。コンパクトディスク用回転ユニット13
は、旋回フレーム11に取付けたモータ21、このモー
タ21に取付けたターンテーブル22とからなる。送り
機構15は、旋回フレーム11に取付けた送りモータ2
3と、この送りモータ23にギヤ群24を介して接続し
たミニディスク及びコンパクトディスク兼用ピックアッ
プ14を移動するための送りねじ25とからなる。
【0014】回転機構30は、フローティングシャーシ
5に取付けたモータ31と、このモータ31にギヤ群3
2を介して接続したカムギヤ33と、このカムギヤ33
の動きを旋回フレーム11に伝える伝達レバー34とか
らなる。カムギヤ33は、ギヤ群32に噛み合うギヤ部
33aと、伝達レバー34に嵌合するカム溝33bとか
らなる。伝達レバー34は、板状のレバー本体34a
と、フローティングシャーシ5に回転可能に取付けた支
持部34bと、旋回フレーム11のカム溝11bに嵌合
させた第1のピン34cと、カムギヤ33のカム溝33
bに嵌合させた第2のピン34dとからなる。モータ3
1を回転することでギヤ群32を介してカムギヤ33が
回転し、このカムギヤ33のカム溝33bに嵌合した第
2のピン34dにより伝達レバー34が回転し、この伝
達レバー34の第1のピン34cにより旋回フレーム1
1を水平旋回させるものである。
【0015】図3は本発明に係るクランプユニット及び
ローディング機構の平面図であり、図4は本発明に係る
クランプユニット及びローディング機構の側面図であ
る。クランプユニット40は、一端をフローティングシ
ャーシ5に所定の角度内で回転可能に取付けたクランプ
ホルダ41と、このクランプホルダ41の他端に取付け
た板ばね42と、この板ばね42に回転可能に保持した
クランパ43と、クランプホルダ41と上部カバー4と
の間に掛け渡した引張りばね44,44と、クランプホ
ルダ41を作動させるための駆動手段(不図示)とから
なる。
【0016】ローディング機構50は、フローティング
シャーシ5に回転可能に取付けた第1のローラユニット
51と、この第1のローラユニット51に回転可能に取
付けた第2のローラユニット52と、これらのローラユ
ニット51,52を回転させるための駆動部53と、第
1のローラユニット51に接続したレベル調整手段とし
ての回転レバー54と、第2のローラユニット52から
ターンテーブル19寄りに設けたミニディスクホルダ9
0とからなる。
【0017】第1のローラユニット51は、フローティ
ングシャーシ5に所定の角度内で回転可能に取付けた第
1のローラフレーム56と、この第1のローラフレーム
56の左右の側板間に回転可能に取付けた第1のローラ
57と、第1のローラフレーム56に回転可能に取付け
た伝達軸58とからなる。
【0018】第1のローラフレーム56は、伝達軸58
に連結した中間ギヤ59,61と、フローティングシャ
ーシ5との間に掛け渡した反転ばね62とを備える。な
お、56aは第2のローラユニット52と嵌合させるた
めの孔、56b,56bは第1のローラフレーム56を
フローティングシャーシ5に回転可能に支持する支持部
である。第1のローラ57は、ローラ軸63と、このロ
ーラ軸63に長尺に取付け、且つ、中央部を鼓状に形成
したゴムローラ64と、ローラ軸63の一端に回転可能
に取付け、且つ、ゴムローラ64の端部の径よりわずか
に太径に形成したフリーローラ65、ローラ軸63の他
端に取付けた最終ギヤ66とからなる。この際、第1の
ローラ57は、大径のコンパクトディスク(12cmコ
ンパクトディスク)を搬送できるように長尺に形成され
ている。伝達軸58は、軸本体68と、この軸本体68
の中間に取付けた駆動ギヤ69と、軸本体68の両端に
取付けた伝達ギヤ71,72とからなる。
【0019】第2のローラユニット52は、第1のロー
ラフレーム56の内側に設けられており、且つ、軸本体
68に図示せぬカラーを介して回転可能に取り付けた第
2のローラフレーム73と、この第2のローラフレーム
73の左右の側板間に回転可能に取付けた第2のローラ
74と、第2のローラフレーム73を跳ね上げるための
跳ね上げレバー75とからなる。この際、第2のローラ
74はMDカートリッジを搬送できるように短尺に形成
されていると共に、第1のローラ57に略平行に設けら
れている。
【0020】第2のローラフレーム73は、図示左側の
伝達ギヤ72を介して伝達軸58に連結した中間ギヤ7
7を備える。なお、73aは第1のローラフレームの孔
に嵌合した凸片、73bは跳ね上げレバー75に嵌合さ
せた嵌合溝である。第2のローラ74は、ローラ軸79
と、このローラ軸79に取付けた樹脂ローラ81と、こ
の樹脂ローラ81の一端よりに被せたゴムローラ82
と、このゴムローラ82側でローラ軸79の一端に取付
けた最終ギヤ83とからなる。跳ね上げレバー75は、
第1のローラフレーム56に回転可能に取付けた軸部7
5aと、MDカートリッジを送り込むことで作動させる
レバー部75bと、第2フレームを跳ね上げる作動部7
5cとからなる。85は跳ね上げレバー75を所定の位
置に戻すためにレバー部75bと第1のローラフレーム
56との間に掛け渡したトーションばねである。
【0021】駆動部53は、フローティングシャーシ5
に取付けたモータ86と、このモータ86の軸86aに
取付けたウォームギヤ87と、このウォームギヤ87に
噛み合わせた連結ギヤ88とからなる。なお、連結ギヤ
88は、先に説明した駆動ギヤ69に噛み合わせたもの
である。コンパクトディスクを第1のローラ57に搬送
し、MDカートリッジを第2のローラ74で搬送するよ
うにしたので、容易に一つの駆動部53で第1のローラ
57及び第2のローラ74を駆動することができる。第
1のローラ57の長さの範囲内に第2のローラ74を設
けたので、ローディング機構50を小型化・軽量化する
ことができる。
【0022】図5は本発明に係るローディング機構の側
面図であり、回転レバー54、第1のローラフレーム5
6及び反転ばね62の相互の関係を示す。回転レバー5
4は、ローラ軸63に嵌合させたU溝54aと、フロー
ティングシャーシ5に回転可能に取付けた支点54b
と、図示せぬ駆動手段に嵌合させる駆動ピン54cとか
らなる。この際、第1のローラフレーム56を回転可能
に支持する支持部56b,56bと、第2のローラフレ
ーム73を回転可能に支持する軸本体68とは略同一軸
線上にある。駆動手段(不図示)で回転レバー54の駆
動ピン54cを白抜き矢印A方向に横スライドさせる
と、回転レバー54は支点54bを中心に回転する。第
1のローラフレーム56は、白抜き矢印B方向に支持部
56bを中心にして第2のローラフレーム73とともに
回転し、反転ばね62の力を借りて2点鎖線で示すよう
に変位することを示す。
【0023】図6は本発明に係るローディング機構の要
部側面図であり、第1のローラフレーム56、第2のロ
ーラフレーム73及び跳ね上げレバー75の相互の関係
を示す。第2のローラフレーム73は図示せぬカラーを
介して伝達軸58に回転可能に取付けたことを示す。凸
片73aと孔56aとが嵌合状態にあることを示す。作
動部75cは嵌合溝73bに嵌合し、レバー部75bに
白抜き矢印D方向の力が働くと軸部75aを中心に時計
方向に回転するので第2のローラフレーム73が軸本体
68を中心に白抜き矢印E方向に回転する。第2のロー
ラフレーム73が跳ね上がり、第2のローラフレーム7
3の凸片73aが孔56aに接触することで、第2のロ
ーラフレーム73によって第1のローラフレーム56も
跳ね上がることを示す。トーションばね85がレバー部
75bと第1のローラフレーム56との間に掛け渡して
あるので、白抜き矢印D方向の力を除去すれば所定の位
置に復帰することを示す。
【0024】図7は本発明に係るミニディスクホルダの
平面図である。ミニディスクホルダ90は、ホルダ本体
91と、このホルダ本体91に回転可能に取付けたシャ
ッタ開閉ユニット92とからなる。ホルダ本体91は、
シャッタ開閉ユニット92の支軸91aと、MDカート
リッジの側面をガイドするサイドガイド部91b,91
cと、MDカートリッジを引っ掛かりなく搬入するため
の前面案内部91d,91eとを備える。シャッタ開閉
ユニット92は、支軸91aに一定範囲で回転可能に取
付けた開閉ホルダ93と、この開閉ホルダ93に取付け
たシャッタ開閉ばね片94と、ホルダ本体91と開閉ホ
ルダ93との間に掛け渡した引張りばね95とからな
る。開閉ホルダ93は、MDカートリッジのロック解除
片93aと、支軸91aに嵌合するための嵌合孔93b
を備える。
【0025】以上に述べたミニディスク及びコンパクト
ディスクの兼用ディスクプレーヤのローディング機構5
0の作用を次に説明する。図8(a)〜(c)は本発明
に係るローディング機構の作用説明図(第1)であり、
パネル3に設けた挿入口7aからMDカートリッジMを
挿入した姿を示す。なお、(a)はミニディスク及びコ
ンパクトディスクの兼用ディスクプレーヤ1の正面を示
し、(b)は平面を示し、(c)は側面を示す。 (a)は、MDカートリッジMが挿入口7aのみから挿
入可能であることを示し、挿入口7からは挿入できない
ことを示す。 (b)は、メカユニット10がMDカートリッジMをロ
ーディング可能な位置にあることを示し、MDカートリ
ッジMを、挿入口7aによりパネル3に対して横方向の
位置は規制することができるので、MDカートリッジM
とターンテーブル19との横方向の位置は一致すること
を示す。 (c)は、ローディング機構50の直前までMDカート
リッジMを挿入したことを示す。
【0026】図9(a)〜(c)は本発明に係るローデ
ィング機構の作用説明図(第2)である。 (a)は、MDカートリッジMを矢印の如く挿入する
ことで、跳ね上げレバー75(図6参照)を動作させ、
第2のローラユニット52を跳ね上げるとともに第2の
ローラフレーム73の凸片73aで第1のローラユニッ
ト51を押上げたことを示す。MDカートリッジMが所
定の位置まで挿入されると後述する検出スイッチでMD
カートリッジMを検知し、第1のローラ57は矢印の
如く回転し、第2のローラ74は矢印の如く第1のロ
ーラ57とは逆回転する。(図3、図4で説明したよう
に、第1のローラユニット51は2個の中間ギヤ59,
61(図3参照)を備え、第2のローラユニット52は
1個の中間ギヤ79(図3参照)を備えているため、第
1のローラ57と第2のローラ74とは常に逆回転す
る。)
【0027】(b)は、第2のローラ74をMDカート
リッジMの上面に接触させてターンテーブル19の方向
へMDカートリッジMを搬送することを示し、MDカー
トリッジM自身で第1のローラ57をさらに上方に押上
げながら矢印の如く移動することを示す。なお、第1
のローラ57は、第2のローラ74と逆回転している
が、MDカートリッジMの上面は第1のローラのフリー
ローラ65が当っている。従って、第1のローラ57
は、ミニディスクMの搬送の妨げにはならない。 (c)は、MDカートリッジMを所定の位置まで搬送後
第2のローラ74を停止させ、回転レバー54を作動さ
せターンテーブル19にチャッキングするとともに、ク
ランプユニット40を回転させる。すなわち、回転レバ
ー54及び第1のローラを介して第2のローラ74とク
ランパ43とでMDカートリッジMをクランプしたこと
を示す。
【0028】第2のローラ74を第1のローラ57及び
レベル調整手段(回転レバー54)を介してシャーシ
(フローティングシャーシ5)側に取付けたので、MD
カートリッジMを所定の位置まで搬送させた後に、第2
のローラ74をクランプ手段として機能させることがで
きる。一方、(a)〜(c)に示したMDカートリッジ
Mの搬送の途中でMDカートリッジMはシャッタを開放
する動作をするので、次図に基づいて説明する。
【0029】図10(a)〜(e)は本発明に係るロー
ディング機構の作用説明図(第3)であり、MDカート
リッジMのシャッタ開閉動作を示す。 (a)において、MDカートリッジMは、ハウジングM
1と、このハウジングM1にスライド可能に取付けたシ
ャッタM2とを備える。ハウジングM1は、シャッタM
2のロックを解除するシャッタ解除溝M3と、このシャ
ッタ解除溝M3に設けたロック部M4を備え、シャッタ
M2は、シャッタM2を移動するための孔M5を備え
る。ホルダ本体91に矢印の如くMDカートリッジM
をに挿入すると、ハウジングM1の一方の先端部がロッ
ク解除片93aに接触したことを示す。
【0030】(b)は、ホルダ本体91にMDカートリ
ッジMをさらに搬入すると、ハウジングM1の一方の先
端部がロック解除片93aを押し、矢印の如く回転す
ることを示す。 (c)は、ホルダ本体91にMDカートリッジMをさら
に搬入すると、シャッタ開閉ユニット92は、MDカー
トリッジMの挿入方向と平行になり、ロック解除片93
aはシャッタ解除溝M3に嵌合することを示す。
【0031】(d)は、ホルダ本体91にMDカートリ
ッジMをさらに搬入すると、ロック解除片93aはロッ
クボタンM4を押すとともにシャッタM2の孔M5にシ
ャッタ開閉ばね片94が嵌合する。 (e)は、ホルダ本体91にMDカートリッジMを所定
の位置まで搬入することで、シャッタM2を開放したこ
とを示す。ミニディスクホルダ90にMDカートリッジ
Mのシャッタ開閉ユニット92を設け、このシャッタ開
閉ユニット92をMDカートリッジMで使用姿に起こ
し、それ以外は待機位置に納るように回転可能に構成し
たので、ローディング機構の奥行きを小さくすることが
できる。
【0032】図11(a)〜(c)は本発明に係るロー
ディング機構の作用説明図(第4)であり、パネル3に
設けた挿入口7から大径のコンパクトディスクとしての
12cmコンパクトディスクCを挿入した姿を示す。な
お、(a)はミニディスク及びコンパクトディスクの兼
用ディスクプレーヤ1の正面を示し、(b)は平面を示
し、(c)は側面を示す。 (a)は、12cmコンパクトディスクCが挿入口7か
ら挿入可能であることを示す。 (b)は、12cmコンパクトディスクCが挿入される
と、後述する検出スイッチによって、12cmコンパク
トディスクCであることを検知し、回転機構30によっ
てメカユニット10を所定の位置まで回転させたことを
示す。 (c)は、ローディング機構50の直前まで12cmコ
ンパクトディスクCを挿入した状態を示す。
【0033】図12(a),(b)は本発明に係るロー
ディング機構の作用説明図(第5)である。 (a)は、第1のローラ57が矢印の如く回転し、第
1のローラ57を12cmコンパクトディスクCの下面
に接触させて12cmコンパクトディスクCを矢印の
如く搬送することを示す。なお、第2のローラ74は、
矢印の如く第1のローラ57とは逆回転しているが、
第2のローラ74のレベルは低い。従って、第2のロー
ラ74は、12cmコンパクトディスクCの搬送の妨げ
にはならない。 (b)は、12cmコンパクトディスクCを所定の位置
まで搬送後、回転レバー54を作動させターンテーブル
22にチャッキングするとともに、クランプユニット4
0を回転させ12cmコンパクトディスクCをクランプ
したことを示す。なお、小径のコンパクトディスク(8
cmコンパクトディスク)も、図11,図12に示した
手順で第1のローラ57で搬送できる。
【0034】尚、本実施例ではレベル調整手段を回転方
式として第1・第2のローラユニットを回転させたが、
必ずしも回転する必要はなく第1・第2のローラユニッ
トを上下スライドさせてもよい。
【0035】図13から図20にて本発明の要部となる
メディア検出機構100について説明する。図13は本
発明に係るメディア検出機構の平面図である。メディア
検出機構100は、カバー4の下面に形成したものであ
り、大径のコンパクトディスク(12cmコンパクトデ
ィスク)、小径のコンパクトディスク(8cmコンパク
トディスク)及びMDカートリジの3種類のいずれかの
メディアが挿入されたことを検出するメディア・イン検
出手段101と、メディアがMDカートリッジであるこ
とを検出するMDカートリッジ検出手段102と、メデ
ィアがコンパクトディスクであるこことを検出するコン
パクトディスク検出手段103と、コンパクトディスク
が大径のコンパクトディスクであることを検出する大径
のコンパクトディスク検出手段104と、コンパクトデ
ィスクが小径のコンパクトディスクであることを検出す
る小径のコンパクトディスク検出手段105とからな
る。
【0036】メディア・イン検出手段101は、カバー
4の下面にシフト可能に支持したゴムローラ111と、
このゴムローラ111によって回転するメディア検出レ
バー112及び補助レバー113と、メディア検出レバ
ー112で作動するメディア・インスイッチ114とか
らなる。MDカートリッジ検出手段102は、カバー4
の下面に回転可能に支持したMD検出アーム115と、
このMD検出アーム115で作動するミニディスク・イ
ンスイッチとしてのMDインスイッチ116とからな
る。コンパクトディスク検出手段103は、カバー4の
下面にシフト可能に支持したゴムローラ118と、この
ゴムローラ118によって回転するMD/CD検出レバ
ー119と、このMD/CD検出レバー119で作動す
るMD/CDインスイッチ121とからなる。後述する
ように、コンパクトディスク検出手段103は、MDカ
ートリッジ検出手段102の機能も有する。なお、MD
はミニディスク、CDはコンパクトディスクを意味す
る。(以下、同じ。)
【0037】大径のコンパクトディスク検出手段104
は、カバー4の下面に回転可能に支持した12cmCD
検出アーム123と、このアーム123で作用するロッ
ク解除レバー124と、このレバー124でスライドす
るスライドアーム125と、このアーム125で作動す
る大径のコンパクトディスク・検出スイッチとしての1
2cmCDスイッチ126とからなる。123aはCD
検出アーム123のピンを示す。小径のコンパクトディ
スク検出手段105は、スライドアーム125の両端に
嵌合した第1ストップアーム128及び第2ストップア
ーム129と、第2ストップアーム129に回転可能に
取り付けた動作レバー131と、このレバー131で回
転する回転アーム132と、このアーム132でスライ
ドする検出アーム133と、このアーム133で作動す
る小径のコンパクトディスク・検出スイッチとしてのM
D/8cmCDスイッチ134とからなる。128aは
第1ストップアーム128のピン、129aは第2スト
ップアーム129のピン、131aは動作レバー131
のピンを示す。後述するように、検出アーム133及び
MD/8cmCDスイッチ134は、MDカートリッジ
のプレイ位置検出の機能も合せ持つ。
【0038】以上に述べたメディア検出機構100の作
用を次に説明する。図14は本発明に係るメディア検出
機構の作用説明図(第1)である。挿入口7a(図13
参照)からMDカートリッジMを挿入すると、ゴムロー
ラ111はMDカートリッジMで挿入方向に倒され、メ
ディア検出レバー112を押すことでメディア・インス
イッチ114はオフとなり、MDカートリッジMかが挿
入されたことを検知する。メディア・インスイッチ11
4がオフとなったことでローディングモータ(図2参
照)が回転し、MDカートリッジMの搬送がスタートす
る。
【0039】図15(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第2)である。 (a)は、MDカートリッジMが搬送されることでMD
検出アーム115は反時計方向に回転し、MDインスイ
ッチ116がオンとなったことを示す。また、ゴムロー
ラ118でMD/CD検出レバー119を押し、MD/
CD検出レバー119は時計方向に回転し、MD/CD
インスイッチ121がオフとなったことを示す。これら
の2つ動作でメディアがMDカートリッジMであること
を認識する。 (b)は、さらに、MDカートリッジMで検出アーム1
33を搬送方向に押し下げ、MD/8cmCDスイッチ
134をオフしたことを示す。この動作で、MDカート
リッジMがプレイ位置に到達したことを認識する。そし
て、MDカートリッジMをターンテーブル19(図2参
照)にチャッキングし、メディア・インスイッチ11
4、MDインスイッチ116及びMD/CDインスイッ
チ121は初期状態に戻ったことを示す。
【0040】図16は本発明に係るメディア検出機構の
作用説明図(第3)である。挿入口7(図13参照)か
ら12cmコンパクトディスクCを挿入すると、ゴムロ
ーラ111は12cmコンパクトディスクCで挿入方向
に倒され、メディア検出レバー112を押すことでメデ
ィア・インスイッチ114はオフとなり、12cmコン
パクトディスクCが挿入されたことを検知する。メディ
ア・インスイッチ114がオフとなったことでローディ
ングモータ(図2参照)が回転し、12cmコンパクト
ディスクCの搬送がスタートする。なお、ここでの図示
を省略するものの、8cmコンパクトディスクを挿入し
たときも、メディア検出レバー112を押すことで、メ
ディア・インスイッチ114はオフとなる。従って、メ
ディア・インスイッチ114は3種類のメディアの挿入
を検出する。
【0041】図17(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第4)である。 (a)は、12cmコンパクトディスクCが搬送される
とゴムローラ118でMD/CD検出レバー119を押
し、MD/CD検出レバー119は時計方向に回転し、
MD/CDインスイッチ121はオフとなったことを示
す。一方、MDインスイッチ116がオフのままである
ことを示す。同様に、8cmコンパクトディスクの挿入
によりMD/CDインスイッチ121はオフになる。こ
れらの動作でメディアが12cmコンパクトディスクC
・8cmコンパクトディスクであることを検出する。ま
た、12cmコンパクトディスクCの外周で12cmC
D検出アーム123のピン123aを押すことでロック
解除レバー124を引張り、スライドアーム125を開
放したことを示す。 (b)は、12cmコンパクトディスクCの外周が第1
ストップアーム128のピン128a及び第2ストップ
アーム129のピン129aまで到達したことを示す。
【0042】図18(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第5)である。 (a)は、さらに、12cmコンパクトディスクCが搬
送され、スライドアーム125で12cmCDスイッチ
126をオンしたことを示す。すなわち、12cmコン
パクトディスクCの外周でピン129aを押していくこ
とで、第2ストップアーム129は反時計方向に回転す
る。第2ストップアーム129が反時計方向に回転する
ことで、スライドアーム125は図面右方向に移動す
る。スライドアーム125が移動することで、第1スト
ップアーム128も時計方向に回転し、最終的に、12
cmCDスイッチ126をオンする。これらの動作で、
12cmコンパクトディスクCがプレイ位置に到達した
ことを認識する。 (b)は、図示せぬ駆動源でスライドアーム125を、
さらに、図面右方向に移動し、ピン128a及び129
aを12cmコンパクトディスクCの外周から開放して
から、12cmコンパクトディスクCをターンテーブル
22(図2参照)にチャッキングした状態を示し、メデ
ィア・インスイッチ114及びMD/CDインスイッチ
121は初期状態に戻ったことを示す。
【0043】図19(a),(b)は本発明に係るメデ
ィア検出機構の作用説明図(第6)であり、小径のコン
パクトディスクとしての8cmコンパクトディスクC1
の場合の動きを示す。8cmコンパクトディスクC1
は、12cmコンパクトディスクC(図15参照)と同
様に図15及び図16(a)に示した順で搬送された
後、本図(a)に示す状態になる。 (a)は、8cmコンパクトディスクC1の外周が検出
アーム123のピン123aに届かないことを示す。ま
た、搬送された8cmコンパクトディスクC1の外周が
第1ストップアーム128のピン128a、第2ストッ
プアーム129のピン129a及び動作レバー131の
ピン131aに接触したことを示す。8cmコンパクト
ディスクC1の外周が、動作レバー131のピン131
aに接触することで回転アーム132は回転して検出ア
ーム133を押し、MD/8cmCDスイッチ134を
オフする。これらの動作で、8cmコンパクトディスク
C1がプレイ位置に到達したことを認識する。
【0044】(b)は、図示せぬ駆動源でスライドアー
ム125を、さらに、図面右方向に移動し、ピン128
a、129a及び131aを8cmコンパクトディスク
C1の外周から開放してから、8cmコンパクトディス
クC1をターンテーブル22(図2参照)にチャッキン
グした状態を示し、MD/CDインスイッチ121は初
期状態に戻ったことを示す。
【0045】図20は本発明に係るメディア検出機構の
フローチャート図であり、ST01〜ST09は、それ
ぞれのステップ番号を示す。ST01;MDカートリッ
ジM、12cmコンパクトディスクC又は8cmコンパ
クトディスクC1のいずれかのメディアを挿入する。S
T02;メディア・インスイッチ114は、メディア
(MDカートリッジM、12cmコンパクトディスクC
又は8cmコンパクトディスクC1)があるかどうかを
検出する。Y(YES)ならばST03へ進み、N(N
O)ならば初期状態に戻す。ST03;ローディングモ
ータ86をスタートさせる。ST04;MDインスイッ
チ116は、メディアがMDカートリッジMであるか1
2cmコンパクトディスクC(又は8cmコンパクトデ
ィスクC1)あるかどうかを検出する。YならばST0
5へ進み、NならばST07に進む。
【0046】ST05;MD/CDインスイッチ121
でMDカートリッジMがローディング途中であることを
検出する。YならばST06へ進み、Nならばリセット
される。なお、MD/CDインスイッチ121は、後述
するように、12cmコンパクトディスクC(又は8c
mコンパクトディスクC1)の検出にも使用する。ST
06;MD/8cmCDスイッチ134でMDカートリ
ッジMがプレイ位置に到達したことを検出する。Yなら
ばMD用のターンテーブル19へ進み、Nならばリセッ
トされる。なお、MD/8cmCDスイッチ134は、
後述するように、8cmコンパクトディスクC1の検出
にも使用する。
【0047】ST07;MD/CDインスイッチ121
で12cmコンパクトディスクCがローディング途中で
あることを検出する。YならばST08へ進み、Nなら
ばローディングモータ86をストップして初期状態に戻
す。ST08;12cmCDスイッチ126は、搬入さ
れたコンパクトディスクが12cmコンパクトディスク
Cであるか8cmコンパクトディスクC1であるかどう
かを判断し、12cmCDがプレイ位置に到達したこと
を検出する。YならばCD用のターンテーブル22へ進
み、NならばST09に進む。ST09;MD/8cm
CDスイッチ134で8cmコンパクトディスクC1で
あるかどうかを検出し、8cmコンパクトディスクC1
がプレイ位置に到達したことを検出する。YならばCD
用のターンテーブル22へ進み、Nならばリセットされ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明は、ミニディスクを収納したミニ
ディスクカートリッジと直径12cmの第1のコンパク
トディスクと直径8cmの第2のコンパクトディスクと
を選択的に1つの筐体内に挿入して、ミニディスクまた
は第1あるいは第2のコンパクトディスクに記録された
情報を読取るミニディスク及びコンパクトディスクの兼
用ディスクプレーヤにおいて、ミニディスクカートリッ
ジの挿入口と、第1及び 第2のコンパクトディスクの挿
入口とを有し、ミニディスクカートリッジの挿入口の中
央位置を第1及び第2のコンパクトディスクの挿入口の
中央位置より変位させたディスク挿入口を有するパネル
と、ミニディスクを回転させるミニディスク用回転ユニ
ットと、第1または第2のコンパクトディスクを回転さ
せるコンパクトディスク用回転ユニットと、ミニディス
ク用回転ユニットとコンパクトディスク用回転ユニット
との間に移動自在に配置したミニディスク及びコンパク
トディスクの兼用ピックアップと、ミニディスク用回転
ユニットとコンパクトディスク用回転ユニットと前記兼
用ピックアップとを取付けた水平旋回自在の旋回フレー
ムと、ディスク挿入口より挿入されたメディアがミニデ
ィスクカートリッジであるか、第1または第2のコンパ
クトディスクであるかを検出するメディア検出手段と、
メディア検出手段によって検出されたメディアに応じ
て、ミニディスク用回転ユニットまたはコンパクトディ
スク用回転ユニットを所定の位置に臨ませるために旋回
フレームを旋回させる回転機構とを備えて構成したの
で、3つのメディアを確実に判別することができ、ミニ
ディスク及びコンパクトディスクの兼用ディスクプレー
ヤを小型化・軽量化することができる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミニディスク及びコンパクトディ
スクの兼用ディスクプレーヤの分解斜視図
【図2】本発明に係るミニディスク及びコンパクトディ
スクの兼用ディスクプレーヤの平面図
【図3】本発明に係るクランプユニット及びローディン
グ機構の平面図
【図4】本発明に係るクランプユニット及びローディン
グ機構の側面図
【図5】本発明に係るローディング機構の側面図
【図6】本発明に係るローディング機構の要部側面図
【図7】本発明に係るミニディスクホルダの平面図
【図8】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第1)
【図9】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第2)
【図10】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第3)
【図11】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第4)
【図12】本発明に係るローディング機構の作用説明図
(第5)
【図13】本発明に係るメディア検出機構の平面図
【図14】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第1)
【図15】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第2)
【図16】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第3)
【図17】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第4)
【図18】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第5)
【図19】本発明に係るメディア検出機構の作用説明図
(第6)
【図20】本発明に係るメディア検出機構のフローチャ
ート図
【図21】従来のミニディスク単体のローディング機構
の説明図
【符号の説明】
1…ミニディスク及びコンパクトディスクの兼用ディス
クプレーヤ、3…パネル、7…挿入口、7a…挿入口、
100…メディア検出機構、101…メディア・イン検
出手段、102…MDカートリッジ検出手段、103…
コンパクトディスク検出手段、104…大径のコンパク
トディスク検出手段、105…小径のコンパクトディス
ク検出手段、114…メディア・インスイッチ、116
…ミニディスク・インスイッチ(MDインスイッチ)、
126…大径のコンパクトディスク・検出スイッチ(1
2cmCDスイッチ)、134…コンパクトディスク・
検出スイッチ(MD/8cmCDスイッチ)、C…大径
のコンパクトディスク(12cmコンパクトディス
ク)、C1…小径のコンパクトディスク(8cmコンパ
クトディスク)、M…ミニディスクカートリジ(MDカ
ートリジ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 縄田 昌也 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−275048(JP,A) 特開 平7−182831(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04 313 G11B 17/04 413

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミニディスクを収納したミニディスクカー
    トリッジと直径12cmの第1のコンパクトディスクと
    直径8cmの第2のコンパクトディスクとを選択的に1
    つの筐体内に挿入して、前記ミニディスクまたは前記第
    1あるいは第2のコンパクトディスクに記録された情報
    を読取るミニディスク及びコンパクトディスクの兼用デ
    ィスクプレーヤにおいて、 前記ミニディスクカートリッジの挿入口と、前記第1及
    び第2のコンパクトディスクの挿入口とを有し、前記ミ
    ニディスクカートリッジの挿入口の中央位置を前記第1
    及び第2のコンパクトディスクの挿入口の中央位置より
    変位させたディスク挿入口を有するパネルと、 前記ミニディスクを回転させるミニディスク用回転ユニ
    ットと、 前記第1または第2のコンパクトディスクを回転させる
    コンパクトディスク用回転ユニットと、 前記ミニディスク用回転ユニットと前記コンパクトディ
    スク用回転ユニットとの間に移動自在に配置したミニデ
    ィスク及びコンパクトディスクの兼用ピックアップと、 前記ミニディスク用回転ユニットと前記コンパクトディ
    スク用回転ユニットと前記兼用ピックアップとを取付け
    た水平旋回自在の旋回フレームと、 前記ディスク挿入口より挿入されたメディアが前記ミニ
    ディスクカートリッジであるか、前記第1または第2の
    コンパクトディスクであるかを検出するメディア検出手
    段と、 前記メディア検出手段によって検出されたメディアに応
    じて、前記ミニディスク用回転ユニットまたは前記コン
    パクトディスク用回転ユニットを所定の位置に臨ませる
    ために前記旋回フレームを旋回させる回転機構とを備え
    て構成したことを特徴とするミニディスク及びコンパク
    トディスクの兼用ディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】前記ディスク挿入口は、前記ミニディスク
    カートリッジの挿入口と前記第1及び第2のコンパクト
    ディスクの挿入口とが連結して一体的な開口として形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のミニディス
    ク及びコンパクトディスクの兼用ディスクプレーヤ。
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