JPH11162561A - 車両用コネクタ - Google Patents
車両用コネクタInfo
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- JPH11162561A JPH11162561A JP34081297A JP34081297A JPH11162561A JP H11162561 A JPH11162561 A JP H11162561A JP 34081297 A JP34081297 A JP 34081297A JP 34081297 A JP34081297 A JP 34081297A JP H11162561 A JPH11162561 A JP H11162561A
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- JP
- Japan
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- connector
- cable
- hole
- mating
- fitted
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コネクタの位置を微調整ができる車両用コネク
タを提供すること。 【解決手段】コネクタは、コネクタ3と相手コネクタ7
とを電気的に接続する。前記コネクタ3は、前記相手コ
ネクタ7のコネクタ部7a,7bの両側に形成した位置
決め突起7c,7dに嵌合する位置決め穴3d,3fを
形成すると共に、ケーブル5で接続した端子8,9を備
え、かつ両端に弾性部材6を圧嵌する貫通孔3aを穿設
している。前記相手コネクタ7は、ケーブル13で接続
した端子10,11を備えている。前記弾性部材6は、
前記コネクタ3を電気機器に固定する止具4を挿入する
嵌合穴6bを穿設すると共に、該嵌合穴6bの内壁に凹
凸部6aを形成している。
タを提供すること。 【解決手段】コネクタは、コネクタ3と相手コネクタ7
とを電気的に接続する。前記コネクタ3は、前記相手コ
ネクタ7のコネクタ部7a,7bの両側に形成した位置
決め突起7c,7dに嵌合する位置決め穴3d,3fを
形成すると共に、ケーブル5で接続した端子8,9を備
え、かつ両端に弾性部材6を圧嵌する貫通孔3aを穿設
している。前記相手コネクタ7は、ケーブル13で接続
した端子10,11を備えている。前記弾性部材6は、
前記コネクタ3を電気機器に固定する止具4を挿入する
嵌合穴6bを穿設すると共に、該嵌合穴6bの内壁に凹
凸部6aを形成している。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のハ
ンドルとステアリングコラムとの間の電気接続をする車
両用コネクタに関する。
ンドルとステアリングコラムとの間の電気接続をする車
両用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば特開昭63−245881号公報に開示された技術が
ある。この従来の技術は、自動車のハンドルとステアリ
ングコラムとを、電気接続用の渦巻状コイルテープを有
する車両用回転コネクタを介在させて電気接続してい
る。ハンドルは、コネクタ部嵌合用の電気接続穴と、位
置決め用突起嵌入穴を下面に穿設している。回転コネク
タの上ケースは、前記ハンドルの下面の電気接続穴に嵌
合するコネクタ部と、突起嵌入穴に嵌合する位置決め突
起を上面に形成している。
ば特開昭63−245881号公報に開示された技術が
ある。この従来の技術は、自動車のハンドルとステアリ
ングコラムとを、電気接続用の渦巻状コイルテープを有
する車両用回転コネクタを介在させて電気接続してい
る。ハンドルは、コネクタ部嵌合用の電気接続穴と、位
置決め用突起嵌入穴を下面に穿設している。回転コネク
タの上ケースは、前記ハンドルの下面の電気接続穴に嵌
合するコネクタ部と、突起嵌入穴に嵌合する位置決め突
起を上面に形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のハンドルとステアリングコラムとの電気接続装
置は、前記コネクタ部と、前記位置決め突起とが回転コ
ネクタの上ケースに一体成形したものであり、互いに移
動することができず、位置の微調整ができないという問
題点がある。
た従来のハンドルとステアリングコラムとの電気接続装
置は、前記コネクタ部と、前記位置決め突起とが回転コ
ネクタの上ケースに一体成形したものであり、互いに移
動することができず、位置の微調整ができないという問
題点がある。
【0004】本発明は、コネクタの位置を微調整ができ
る車両用コネクタを提供することを目的とする。
る車両用コネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、コネクタと相手コネクタとを電気的に接続
するコネクタにおいて、前記コネクタは、前記相手コネ
クタのコネクタ部の両側に形成した位置決め突起に嵌合
する位置決め穴を形成すると共に、ケーブルで接続した
端子を備え、かつ両端に弾性部材を圧嵌する貫通孔を穿
設し、前記相手コネクタは、ケーブルで接続した端子を
備え、前記弾性部材は、前記コネクタを電気機器に固定
する止具を挿入する嵌合穴を穿設すると共に、該嵌合穴
の内壁に凹凸部を形成したことでなる。
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、コネクタと相手コネクタとを電気的に接続
するコネクタにおいて、前記コネクタは、前記相手コネ
クタのコネクタ部の両側に形成した位置決め突起に嵌合
する位置決め穴を形成すると共に、ケーブルで接続した
端子を備え、かつ両端に弾性部材を圧嵌する貫通孔を穿
設し、前記相手コネクタは、ケーブルで接続した端子を
備え、前記弾性部材は、前記コネクタを電気機器に固定
する止具を挿入する嵌合穴を穿設すると共に、該嵌合穴
の内壁に凹凸部を形成したことでなる。
【0006】また、請求項2の発明は、回転コネクタ内
に渦巻き状に収納した柔軟ケーブルによって、ハンドル
側と車体側とを電気的に接続するコネクタにおいて、前
記回転コネクタは、上ケースの上面に、前記ハンドルの
下面に設置した相手コネクタに嵌合するコネクタを載設
し、該コネクタは、前記相手コネクタのコネクタ部の両
側に形成した位置決め突起に嵌合する位置決め穴を形成
すると共に、ケーブルで接続した端子を備え、前記相手
コネクタは、ケーブルで接続した端子を備えたことでな
る。
に渦巻き状に収納した柔軟ケーブルによって、ハンドル
側と車体側とを電気的に接続するコネクタにおいて、前
記回転コネクタは、上ケースの上面に、前記ハンドルの
下面に設置した相手コネクタに嵌合するコネクタを載設
し、該コネクタは、前記相手コネクタのコネクタ部の両
側に形成した位置決め突起に嵌合する位置決め穴を形成
すると共に、ケーブルで接続した端子を備え、前記相手
コネクタは、ケーブルで接続した端子を備えたことでな
る。
【0007】また、請求項3の発明は、前記請求項1、
又は2の発明において、前記相手コネクタは、複数でな
るコネクタ部と、コネクタ部とを形成し、コネクタは、
前記コネクタ部に嵌合する接続部と、前記コネクタ部に
嵌合する接続部を形成したことでなる。
又は2の発明において、前記相手コネクタは、複数でな
るコネクタ部と、コネクタ部とを形成し、コネクタは、
前記コネクタ部に嵌合する接続部と、前記コネクタ部に
嵌合する接続部を形成したことでなる。
【0008】また、請求項4の発明は、前記請求項2、
又は3の発明において、前記上ケースは、上面に第1貫
通穴を穿設し、前記コネクタは、両端に弾性部材を圧嵌
する貫通孔を穿設し、前記弾性部材は、前記コネクタを
前記上ケースに固定する止具を挿入する嵌合穴を穿設す
ると共に、該嵌合穴の内側に凹凸部を形成したことでな
る。
又は3の発明において、前記上ケースは、上面に第1貫
通穴を穿設し、前記コネクタは、両端に弾性部材を圧嵌
する貫通孔を穿設し、前記弾性部材は、前記コネクタを
前記上ケースに固定する止具を挿入する嵌合穴を穿設す
ると共に、該嵌合穴の内側に凹凸部を形成したことでな
る。
【0009】また、請求項5の発明は、前記請求項4の
発明において、前記弾性部材は、ゴム材料、又は軟質樹
脂でなる。
発明において、前記弾性部材は、ゴム材料、又は軟質樹
脂でなる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、図1、乃至図5に基づき本
発明の実施形態を詳述する。以下、本発明の一実施形態
として、自動車の回転コネクタ2のコネクタ3とハンド
ル12の相手コネクタ7とにおける実施形態を詳述す
る。
発明の実施形態を詳述する。以下、本発明の一実施形態
として、自動車の回転コネクタ2のコネクタ3とハンド
ル12の相手コネクタ7とにおける実施形態を詳述す
る。
【0011】1は、回転コネクタ2の上ケースであり、
上面1aにコネクタ3をビス等の止具4で固着し、かつ
第1位置決め突起(図示せず)を突設している。該上ケ
ース1は、上面1aに止具4を挿入する第1貫通穴1b
とケーブル5を挿通する第2貫通穴1cを穿設してい
る。第1貫通穴1bは、止具4の数と同数穿設する。第
2貫通穴1cは、ケーブル5の数と同数穿設する。
上面1aにコネクタ3をビス等の止具4で固着し、かつ
第1位置決め突起(図示せず)を突設している。該上ケ
ース1は、上面1aに止具4を挿入する第1貫通穴1b
とケーブル5を挿通する第2貫通穴1cを穿設してい
る。第1貫通穴1bは、止具4の数と同数穿設する。第
2貫通穴1cは、ケーブル5の数と同数穿設する。
【0012】前記回転コネクタ2は、ハンドル(図示せ
ず)に一体に回転する上ケース1と、コンビネーション
スイッチのベース(図示せず)に固着した下ケース(図
示せず)とでなる略ドーナツ形状のケース体内に、渦巻
き状のフレキシブルケーブルを備えたものである。該回
転コネクタ2は、中央にステアリングシャフト(図示せ
ず)を挿通するシャフト挿通孔(図示せず)を穿設して
いる。
ず)に一体に回転する上ケース1と、コンビネーション
スイッチのベース(図示せず)に固着した下ケース(図
示せず)とでなる略ドーナツ形状のケース体内に、渦巻
き状のフレキシブルケーブルを備えたものである。該回
転コネクタ2は、中央にステアリングシャフト(図示せ
ず)を挿通するシャフト挿通孔(図示せず)を穿設して
いる。
【0013】前記コネクタ3は、上ケース1の上面1a
に突設した第1位置決め突起に対し、前記シャフト挿通
孔のほぼ対向位置に配置する。回転コネクタ2にハンド
ル12に接続するとき、前記第1位置決め突起と基準穴
が基準位置となり、コネクタ3と相手コネクタ7とが微
調整可能な第2位置決め部となる。
に突設した第1位置決め突起に対し、前記シャフト挿通
孔のほぼ対向位置に配置する。回転コネクタ2にハンド
ル12に接続するとき、前記第1位置決め突起と基準穴
が基準位置となり、コネクタ3と相手コネクタ7とが微
調整可能な第2位置決め部となる。
【0014】該コネクタ3は、両端部に弾性部材6及び
前記止具4を挿入する貫通孔3aを穿設し、略中央部に
相手コネクタ7のコネクタ部7a,7bに嵌合する穴状
の接続部3b,3c、該接続部3b,3cの両側に位置
決め突起7c,7dが嵌合する位置決め穴3d,3fを
複数穿設している。尚、コネクタ3、及び相手コネクタ
7は、互いに嵌合し合えばよく、どちらが雄型でも雌型
でもよい。
前記止具4を挿入する貫通孔3aを穿設し、略中央部に
相手コネクタ7のコネクタ部7a,7bに嵌合する穴状
の接続部3b,3c、該接続部3b,3cの両側に位置
決め突起7c,7dが嵌合する位置決め穴3d,3fを
複数穿設している。尚、コネクタ3、及び相手コネクタ
7は、互いに嵌合し合えばよく、どちらが雄型でも雌型
でもよい。
【0015】前記貫通穴3aには、弾性部材6を圧入
し、該弾性部材6に止具4が挿入される。接続部3bに
は、例えばエアバッグ用ケーブル5aを抱き加締めして
接続した1つの雄型の端子8を内設している。接続部3
cには、例えばホーンやその他ハンドル12に設置した
電気装置用ケーブル5bに抱き加締めして接続する複数
の雄型の端子9を内設している。尚、接続部3b,3c
は、1つであってもよい。位置決め穴3d,3fは、例
えば円筒形状でなる。位置決め穴3d,3f及び位置決
め突起7c,7dは、互いに嵌合し合う形状であればよ
く、その形状は特に限定しない。
し、該弾性部材6に止具4が挿入される。接続部3bに
は、例えばエアバッグ用ケーブル5aを抱き加締めして
接続した1つの雄型の端子8を内設している。接続部3
cには、例えばホーンやその他ハンドル12に設置した
電気装置用ケーブル5bに抱き加締めして接続する複数
の雄型の端子9を内設している。尚、接続部3b,3c
は、1つであってもよい。位置決め穴3d,3fは、例
えば円筒形状でなる。位置決め穴3d,3f及び位置決
め突起7c,7dは、互いに嵌合し合う形状であればよ
く、その形状は特に限定しない。
【0016】止具4は、ビスやボルトナットやネジ等で
なる。ケーブル5は、回転コネクタ2内の渦巻き状ケー
ブルに接続したケーブル5a,5b等でなる。弾性部材
6は、貫通孔3aに圧嵌する略円筒状の部材で、例えば
変形し元の形状に復元し、かつ緩衝機能を有するゴムや
軟質樹脂等でなる。該弾性部材6は、内壁に複数の凹凸
部6aを形成している。該凹凸部6aは、コネクタ3に
矢印Aの横方向の付加が加わったときに、変形又は屈曲
して該コネクタ3が矢印A方向に微動することを許容す
るための部材である。該凹凸部6aは、山形状でも、リ
ング形状でもよく、その形状は特に限定しない。
なる。ケーブル5は、回転コネクタ2内の渦巻き状ケー
ブルに接続したケーブル5a,5b等でなる。弾性部材
6は、貫通孔3aに圧嵌する略円筒状の部材で、例えば
変形し元の形状に復元し、かつ緩衝機能を有するゴムや
軟質樹脂等でなる。該弾性部材6は、内壁に複数の凹凸
部6aを形成している。該凹凸部6aは、コネクタ3に
矢印Aの横方向の付加が加わったときに、変形又は屈曲
して該コネクタ3が矢印A方向に微動することを許容す
るための部材である。該凹凸部6aは、山形状でも、リ
ング形状でもよく、その形状は特に限定しない。
【0017】相手コネクタ7は、前記コネクタ3の形状
に対向した形状の前記コネクタ部7a,7b、及び位置
決め突起7c,7dを有し、ハンドル12にネジ等で固
着される。コネクタ部7aは、接続部3bに嵌合する筒
状になっており、端子8が嵌合する雌型の端子10を配
設している。コネクタ部7bは、接続部3cに嵌合する
筒状になっており、各端子9が嵌合する各雌型の端子1
1を配設している。位置決め突起7c,7dは、位置決
め穴3d,3fに嵌合する棒状のもので、先端が略円錐
形状になっている。
に対向した形状の前記コネクタ部7a,7b、及び位置
決め突起7c,7dを有し、ハンドル12にネジ等で固
着される。コネクタ部7aは、接続部3bに嵌合する筒
状になっており、端子8が嵌合する雌型の端子10を配
設している。コネクタ部7bは、接続部3cに嵌合する
筒状になっており、各端子9が嵌合する各雌型の端子1
1を配設している。位置決め突起7c,7dは、位置決
め穴3d,3fに嵌合する棒状のもので、先端が略円錐
形状になっている。
【0018】端子10,11は、ばね性を有する導電性
金属板材で形成する。該端子10は、例えばエアバッグ
装置(図示せず)に接続したケーブル13を抱き加締め
している。前記端子11は、ハンドル12に設置したホ
ーンやその他の電気装置に接続したケーブル13を抱き
加締めしている。
金属板材で形成する。該端子10は、例えばエアバッグ
装置(図示せず)に接続したケーブル13を抱き加締め
している。前記端子11は、ハンドル12に設置したホ
ーンやその他の電気装置に接続したケーブル13を抱き
加締めしている。
【0019】ハンドル12は、ケーブル13の挿通する
挿通穴12aと、上ケース1の上面1aに突設した第1
位置決め突起が嵌合する基準穴(図示せず)とを穿設し
ている。尚、ハンドル12は、ハンドル本体の下面に取
付けた板部材でもよい。
挿通穴12aと、上ケース1の上面1aに突設した第1
位置決め突起が嵌合する基準穴(図示せず)とを穿設し
ている。尚、ハンドル12は、ハンドル本体の下面に取
付けた板部材でもよい。
【0020】本発明の実施形態は、以上のような構成で
あり、組付手順と共に作用を詳述する。端子10,11
をケーブル13に加締固定し、挿通穴12aに挿入し
て、該端子10,11をコネクタ部7a,7b内に配置
する。端子10,11は、ケーブル13で接続している
ので、相手コネクタ7をハンドル12に対して移動させ
ることができる。相手コネクタ7をハンドル12に固定
する。
あり、組付手順と共に作用を詳述する。端子10,11
をケーブル13に加締固定し、挿通穴12aに挿入し
て、該端子10,11をコネクタ部7a,7b内に配置
する。端子10,11は、ケーブル13で接続している
ので、相手コネクタ7をハンドル12に対して移動させ
ることができる。相手コネクタ7をハンドル12に固定
する。
【0021】端子8,9をケーブル5に加締固定し、第
2貫通穴1cに挿入して、該端子8,9を接続部3b,
3cに配置する。貫通孔3aに弾性部材6を圧入し、該
弾性部材6に止具4を挿入して、コネクタ3を上ケース
1に固定する。回転コネクタ2をコンビネーションスイ
ッチと共にステアリングコラムにネジ止めする。
2貫通穴1cに挿入して、該端子8,9を接続部3b,
3cに配置する。貫通孔3aに弾性部材6を圧入し、該
弾性部材6に止具4を挿入して、コネクタ3を上ケース
1に固定する。回転コネクタ2をコンビネーションスイ
ッチと共にステアリングコラムにネジ止めする。
【0022】まず、上ケース1の第1位置決め突起に、
ハンドル12の下面に穿設した基準穴を嵌合する。次に
位置決め突起7c,7dの先端を位置決め穴3d,3f
に挿入し、ハンドル12を押圧して、位置決め突起7
c,7dを位置決め穴3d,3fに完全に嵌合させる。
すると、コネクタ部7a,7bは、位置決め突起7c,
7dが位置決め穴3d,3fに案内されて下降すること
で、該コネクタ部7a,7bを接続部3b,3cにスム
ーズに嵌合し、相手コネクタ7がコネクタ3に嵌合され
る。ハンドル12をステアリングシャフトにネジ止めす
る。
ハンドル12の下面に穿設した基準穴を嵌合する。次に
位置決め突起7c,7dの先端を位置決め穴3d,3f
に挿入し、ハンドル12を押圧して、位置決め突起7
c,7dを位置決め穴3d,3fに完全に嵌合させる。
すると、コネクタ部7a,7bは、位置決め突起7c,
7dが位置決め穴3d,3fに案内されて下降すること
で、該コネクタ部7a,7bを接続部3b,3cにスム
ーズに嵌合し、相手コネクタ7がコネクタ3に嵌合され
る。ハンドル12をステアリングシャフトにネジ止めす
る。
【0023】このとき、ハンドル12の下面に設置した
相手コネクタ7や基準穴等の寸法誤差でその設置位置が
ずれ、コネクタ3に矢印Aの横方向の外力が付加される
ことがある。該コネクタ3に矢印A方向に付加が加わる
と、貫通穴3aの内壁が弾性部材6を押圧して凹凸部6
aが変形して、コネクタ3が長さS移動して位置を微調
整すると共に、前記付加等を吸収してガタ付きを防止す
る緩衝機能を有する。これにより、第1の位置決め部と
なる基準穴に対して第2の位置決め部となる相手コネク
タ7等の設置位置がずれていたとき、コネクタ3と相手
コネクタ7とを嵌合できないという不具合を解消でき
る。尚、端子8,9は、ケーブル5で接続しているの
で、コネクタ3と共に移動させることが可能である。
相手コネクタ7や基準穴等の寸法誤差でその設置位置が
ずれ、コネクタ3に矢印Aの横方向の外力が付加される
ことがある。該コネクタ3に矢印A方向に付加が加わる
と、貫通穴3aの内壁が弾性部材6を押圧して凹凸部6
aが変形して、コネクタ3が長さS移動して位置を微調
整すると共に、前記付加等を吸収してガタ付きを防止す
る緩衝機能を有する。これにより、第1の位置決め部と
なる基準穴に対して第2の位置決め部となる相手コネク
タ7等の設置位置がずれていたとき、コネクタ3と相手
コネクタ7とを嵌合できないという不具合を解消でき
る。尚、端子8,9は、ケーブル5で接続しているの
で、コネクタ3と共に移動させることが可能である。
【0024】次に本発明のその他の実施形態を前述した
実施形態の符号を利用して詳述する。前述した本発明の
実施形態は、回転する自動車のハンドル側と車体側とを
電気接続する回転コネクタの一実施形態を詳述したもの
である。本発明の外の実施形態としては、上ケース1が
固定体として機能させ、又前記ハンドル12も固定体と
して機能させることにも適用される。そして、このコネ
クタの結合構成は外の各種電気機器に使用できる。
実施形態の符号を利用して詳述する。前述した本発明の
実施形態は、回転する自動車のハンドル側と車体側とを
電気接続する回転コネクタの一実施形態を詳述したもの
である。本発明の外の実施形態としては、上ケース1が
固定体として機能させ、又前記ハンドル12も固定体と
して機能させることにも適用される。そして、このコネ
クタの結合構成は外の各種電気機器に使用できる。
【0025】この場合、回転コネクタ2の上ケース1に
相当する電気機器、又ハンドル12に相当する電気機器
に、位置決め突起と該位置決め突起に嵌合する穴を形成
して、前記位置決め突起と穴とを第1位置決め部とし、
前記位置決め穴3d,3fと位置決め突起7c,7dと
でなる位置決め部を位置を微調整可能な第2位置決め部
とする。前記コネクタ3と相手コネクタ7は、弾性部材
6の変形により位置を微調整できる。
相当する電気機器、又ハンドル12に相当する電気機器
に、位置決め突起と該位置決め突起に嵌合する穴を形成
して、前記位置決め突起と穴とを第1位置決め部とし、
前記位置決め穴3d,3fと位置決め突起7c,7dと
でなる位置決め部を位置を微調整可能な第2位置決め部
とする。前記コネクタ3と相手コネクタ7は、弾性部材
6の変形により位置を微調整できる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。請求項1の発明は、コネ
クタと相手コネクタとを電気的に接続するコネクタにお
いて、前記コネクタは、前記相手コネクタのコネクタ部
の両側に形成した位置決め突起に嵌合する位置決め穴を
形成すると共に、ケーブルで接続した端子を備え、かつ
両端に弾性部材を圧嵌する貫通孔を穿設し、前記相手コ
ネクタは、ケーブルで接続した端子を備え、前記弾性部
材は、前記コネクタを電気機器に固定する止具を挿入す
る嵌合穴を穿設すると共に、該嵌合穴の内壁に凹凸部を
形成したことで、電気機器のコネクタの設置位置を微調
整できると共に、その設置位置を正確にすることができ
る。
ので、次のような効果がある。請求項1の発明は、コネ
クタと相手コネクタとを電気的に接続するコネクタにお
いて、前記コネクタは、前記相手コネクタのコネクタ部
の両側に形成した位置決め突起に嵌合する位置決め穴を
形成すると共に、ケーブルで接続した端子を備え、かつ
両端に弾性部材を圧嵌する貫通孔を穿設し、前記相手コ
ネクタは、ケーブルで接続した端子を備え、前記弾性部
材は、前記コネクタを電気機器に固定する止具を挿入す
る嵌合穴を穿設すると共に、該嵌合穴の内壁に凹凸部を
形成したことで、電気機器のコネクタの設置位置を微調
整できると共に、その設置位置を正確にすることができ
る。
【0027】請求項2の発明は、回転コネクタ内に渦巻
き状に収納した柔軟ケーブルによって、ハンドル側と車
体側とを電気的に接続するコネクタにおいて、前記回転
コネクタは、上ケースの上面に、前記ハンドルの下面に
設置した相手コネクタに嵌合するコネクタを載設し、該
コネクタは、前記相手コネクタのコネクタ部の両側に形
成した位置決め突起に嵌合する位置決め穴を形成すると
共に、ケーブルで接続した端子を備え、前記相手コネク
タは、ケーブルで接続した端子を備えたことで、コネク
タの設置位置を正確にできると共に、回転コネクタとハ
ンドルの組付作業及び位置決めを簡素化することができ
る。
き状に収納した柔軟ケーブルによって、ハンドル側と車
体側とを電気的に接続するコネクタにおいて、前記回転
コネクタは、上ケースの上面に、前記ハンドルの下面に
設置した相手コネクタに嵌合するコネクタを載設し、該
コネクタは、前記相手コネクタのコネクタ部の両側に形
成した位置決め突起に嵌合する位置決め穴を形成すると
共に、ケーブルで接続した端子を備え、前記相手コネク
タは、ケーブルで接続した端子を備えたことで、コネク
タの設置位置を正確にできると共に、回転コネクタとハ
ンドルの組付作業及び位置決めを簡素化することができ
る。
【0028】請求項3の発明は、前記請求項1、又は2
の発明において、前記相手コネクタは、複数でなるコネ
クタ部と、コネクタ部とを形成し、コネクタは、前記コ
ネクタ部に嵌合する接続部と、前記コネクタ部に嵌合す
る接続部を形成したことで、複数種の電気装置のケーブ
ルをコネクタに取り付けるときに、誤接続することを防
止できる。
の発明において、前記相手コネクタは、複数でなるコネ
クタ部と、コネクタ部とを形成し、コネクタは、前記コ
ネクタ部に嵌合する接続部と、前記コネクタ部に嵌合す
る接続部を形成したことで、複数種の電気装置のケーブ
ルをコネクタに取り付けるときに、誤接続することを防
止できる。
【0029】請求項4の発明は、前記請求項2、又は3
の発明において、前記上ケースは、上面に第1貫通穴を
穿設し、前記コネクタは、両端に弾性部材を圧嵌する貫
通孔を穿設し、前記弾性部材は、前記コネクタを前記上
ケースに固定する止具を挿入する嵌合穴を穿設すると共
に、該嵌合穴の内側に凹凸部を形成したことで、上ケー
スに設置したコネクタの位置とハンドルに設置した相手
コネクタの位置がずれていた場合、その位置をずらして
微調整することが可能となる。これにより、ステアリン
グシャフトとステアリングコラムとの寸法誤差等で、コ
ネクタと相手コネクタとを嵌合できないという不具合を
解消できる。
の発明において、前記上ケースは、上面に第1貫通穴を
穿設し、前記コネクタは、両端に弾性部材を圧嵌する貫
通孔を穿設し、前記弾性部材は、前記コネクタを前記上
ケースに固定する止具を挿入する嵌合穴を穿設すると共
に、該嵌合穴の内側に凹凸部を形成したことで、上ケー
スに設置したコネクタの位置とハンドルに設置した相手
コネクタの位置がずれていた場合、その位置をずらして
微調整することが可能となる。これにより、ステアリン
グシャフトとステアリングコラムとの寸法誤差等で、コ
ネクタと相手コネクタとを嵌合できないという不具合を
解消できる。
【0030】請求項5の発明は、前記請求項4の発明に
おいて、前記弾性部材は、ゴム材料、又は軟質樹脂でな
ることで、コネクタに加わる振動や衝撃やガタ付きを吸
収させることができる。
おいて、前記弾性部材は、ゴム材料、又は軟質樹脂でな
ることで、コネクタに加わる振動や衝撃やガタ付きを吸
収させることができる。
【図1】本発明の実施形態を示す図面で、コネクタと相
手コネクタの一部断面を有する分解側面図である。
手コネクタの一部断面を有する分解側面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す図面で、図1の矢視X
−X線方向断面図である。
−X線方向断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す図面で、図1の矢視Y
−Y線方向断面図である。
−Y線方向断面図である。
【図4】本発明の実施形態を示す図面で、コネクタと相
手コネクタとの嵌合状態を示す断面図である。
手コネクタとの嵌合状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態を示す図面で、コネクタの平
面図である。
面図である。
1 上ケース 1a 上面 1b 第1貫通穴 2 回転コネクタ 3 コネクタ 3a 貫通孔 3b,3c 接続穴 3d,3f 位置決め穴 4 止具 5,13 ケーブル 6 弾性部材 6a 凹凸部 6b 嵌合穴 7 相手コネクタ 7a,7b コネクタ部 7c,7d 位置決め突起 8,9,10,11 端子 12 ハンドル
Claims (5)
- 【請求項1】 コネクタ(3)と相手コネクタ(7)と
を電気的に接続するコネクタにおいて、 前記コネクタ(3)は、前記相手コネクタ(7)のコネ
クタ部(7a),(7b)の両側に形成した位置決め突
起(7c),(7d)に嵌合する位置決め穴(3d),
(3f)を形成すると共に、ケーブル(5)で接続した
端子(8),(9)を備え、かつ両端に弾性部材(6)
を圧嵌する貫通孔(3a)を穿設し、前記相手コネクタ
(7)は、ケーブル(13)で接続した端子(10)、
(11)を備え、 前記弾性部材(6)は、前記コネクタ(3)を電気機器
に固定する止具(4)を挿入する嵌合穴(6b)を穿設
すると共に、該嵌合穴(6b)の内壁に凹凸部(6a)
を形成したことを特徴とする車両用コネクタ。 - 【請求項2】 回転コネクタ(2)内に渦巻き状に収納
した柔軟ケーブルによって、ハンドル(12)側と車体
側とを電気的に接続するコネクタにおいて、前記回転コ
ネクタ(2)は、上ケース(1)の上面(1a)に、前
記ハンドル(12)の下面に設置した相手コネクタ
(7)に嵌合するコネクタ(3)を載設し、 該コネクタ(3)は、前記相手コネクタ(7)のコネク
タ部(7a),(7b)の両側に形成した位置決め突起
(7c),(7d)に嵌合する位置決め穴(3d),
(3f)を形成すると共に、ケーブル(5)で接続した
端子(8),(9)を備え、 前記相手コネクタ(7)は、ケーブル(13)で接続し
た端子(10),(11)を備えたことを特徴とする車
両用コネクタ。 - 【請求項3】 前記請求項1、又は2の発明において、 前記相手コネクタ(7)は、複数でなるコネクタ部(7
a)と、コネクタ部(7b)とを形成し、 コネクタ部(3)は、前記コネクタ部(7a)に嵌合す
る接続部(3b)と、前記コネクタ部(7b)に嵌合す
る接続部(3c)を形成したことを特徴とする車両用コ
ネクタ。 - 【請求項4】 前記請求項2、又は3の発明において、 前記ケース(1)は、上面(1a)に第1貫通穴(1
b)を穿設し、 前記コネクタ(3)は、両端に弾性部材(6)を圧嵌す
る貫通孔(3a)を穿設し、 前記弾性部材(6)は、前記コネクタ(3)を前記上ケ
ース(1)に固定する止具(4)を挿入する嵌合穴(6
b)を穿設すると共に、該嵌合穴(6b)の内壁に凹凸
部(6a)を形成したことを特徴とする車両用コネク
タ。 - 【請求項5】 前記請求項4の発明において、 前記弾性部材(6)は、ゴム材料、又は軟質樹脂でなる
ことを特徴とする車両用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34081297A JPH11162561A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 車両用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34081297A JPH11162561A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 車両用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11162561A true JPH11162561A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18340527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34081297A Pending JPH11162561A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 車両用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11162561A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009259682A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Smk Corp | フローティング構造を有するコネクタ |
CN109244755A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-01-18 | 浩亭(珠海)制造有限公司 | 连接框架和连接器 |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP34081297A patent/JPH11162561A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009259682A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Smk Corp | フローティング構造を有するコネクタ |
EP2110896A3 (en) * | 2008-04-18 | 2010-07-14 | SMK Corporation | Connector assembly having floating structure |
JP4623748B2 (ja) * | 2008-04-18 | 2011-02-02 | Smk株式会社 | フローティング構造を有するコネクタ |
CN109244755A (zh) * | 2018-10-22 | 2019-01-18 | 浩亭(珠海)制造有限公司 | 连接框架和连接器 |
CN109244755B (zh) * | 2018-10-22 | 2024-01-12 | 浩亭(珠海)制造有限公司 | 连接框架和连接器 |
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