JPH1116237A - リング状ディスク・クランプ、それを作成する方法およびディスク・ドライブ・システム - Google Patents
リング状ディスク・クランプ、それを作成する方法およびディスク・ドライブ・システムInfo
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- JPH1116237A JPH1116237A JP10140266A JP14026698A JPH1116237A JP H1116237 A JPH1116237 A JP H1116237A JP 10140266 A JP10140266 A JP 10140266A JP 14026698 A JP14026698 A JP 14026698A JP H1116237 A JPH1116237 A JP H1116237A
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- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
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- G11B17/02—Details
- G11B17/038—Centering or locking of a plurality of discs in a single cartridge
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ディスク・スタックをスピンドル・モータに
固定するためのリング状ディスク・クランプを提供する
こと。 【解決手段】 リング状ディスク・クランプ400は、
焼きばめディスク・クランプと呼ばれ、スピンドル・モ
ータのハブ33に挿入する前に、加熱することにより膨
張させなければならない。スピンドル・モータのハブに
挿入した後、外部軸方向荷重415がディスク・クラン
プに加わる。外部荷重を加えながらディスク・クランプ
が冷却するとき、クランプは収縮し、スピンドル・モー
タのハブにグリップ力を提供する。次に、外部荷重を除
去する。リング状ディスク・クランプは、上面403
と、ディスク・スタックと接触する下面と、ハブと接触
する内周面413とを有する。内周面は、ハブに局部的
なグリップ力を提供するように最適化されたハブ接触領
域406でハブの外径(外側円筒面)414と接触す
る。
固定するためのリング状ディスク・クランプを提供する
こと。 【解決手段】 リング状ディスク・クランプ400は、
焼きばめディスク・クランプと呼ばれ、スピンドル・モ
ータのハブ33に挿入する前に、加熱することにより膨
張させなければならない。スピンドル・モータのハブに
挿入した後、外部軸方向荷重415がディスク・クラン
プに加わる。外部荷重を加えながらディスク・クランプ
が冷却するとき、クランプは収縮し、スピンドル・モー
タのハブにグリップ力を提供する。次に、外部荷重を除
去する。リング状ディスク・クランプは、上面403
と、ディスク・スタックと接触する下面と、ハブと接触
する内周面413とを有する。内周面は、ハブに局部的
なグリップ力を提供するように最適化されたハブ接触領
域406でハブの外径(外側円筒面)414と接触す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
回転記憶ディスクを有するディスク・ドライブに関す
る。より詳細には、本発明は、1つまたは複数の回転記
憶ディスクをスピンドル・モータのハブに固定してディ
スク・スタックを構成するために使用されるクランプに
関する。
回転記憶ディスクを有するディスク・ドライブに関す
る。より詳細には、本発明は、1つまたは複数の回転記
憶ディスクをスピンドル・モータのハブに固定してディ
スク・スタックを構成するために使用されるクランプに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク・ドライブは、通常、ハ
ブ上の積み重ねられた1つまたは複数のディスクを有す
る。各ディスク間にはスペーサが入れられる。ディスク
とスペーサは、一般に、ディスク・スタックと呼ばれ
る。ディスク・スタックという用語は、1枚のディスク
だけを有しスペーサのないディスク・ドライブにも適用
される。ディスク・クランプは、ディスクを適切な場所
に保持するためにディスク・スタックに圧縮荷重を提供
する。圧縮荷重は、ディスク・スタックのディスク内径
に作用し、ハブの軸と平行な方向である。この圧縮荷重
は、軸の方向に作用するため、軸方向荷重と呼ばれるこ
とがある。
ブ上の積み重ねられた1つまたは複数のディスクを有す
る。各ディスク間にはスペーサが入れられる。ディスク
とスペーサは、一般に、ディスク・スタックと呼ばれ
る。ディスク・スタックという用語は、1枚のディスク
だけを有しスペーサのないディスク・ドライブにも適用
される。ディスク・クランプは、ディスクを適切な場所
に保持するためにディスク・スタックに圧縮荷重を提供
する。圧縮荷重は、ディスク・スタックのディスク内径
に作用し、ハブの軸と平行な方向である。この圧縮荷重
は、軸の方向に作用するため、軸方向荷重と呼ばれるこ
とがある。
【0003】従来のディスク・クランプは、様々な構成
で利用することができる。既知のディスク・クランプの
1つのタイプは、円形プレートを介してハブ内のねじ穴
を通るねじを利用して軸方向荷重を提供する。残念なが
ら、円形プレートとねじは、ディスク・スタックの高さ
を大きくし、小さくて薄いディスク・ドライブを作成す
るのに望ましくないことがある。さらに、個々のねじが
局部的な歪みを作りだし、ディスクの内径を歪ませる作
用を持つ。ディスクは、実際に内径が波状になることが
ある。この現象は、ディスクの形がポテトチップスの形
に似ているため、「ポテトチップ現象」と呼ばれること
がある。通常、ディスクのそれぞれのねじは、ディスク
表面のローブを不均一なまたは歪んだディスク表面にす
る。このようにディスク表面が曲げられると、ヘッド・
アセンブリがディスク表面を横切って移動するととき
に、変換器(すなわち、読み取り/書き込み変換器)の
飛行高度を一定に維持するのがきわめて難しい。したが
って、ポテトチップ現象が発生すると、飛行高度が変化
し、変換器からの信号の変動を補償するためにしばしば
データ・チャネルが使用される。
で利用することができる。既知のディスク・クランプの
1つのタイプは、円形プレートを介してハブ内のねじ穴
を通るねじを利用して軸方向荷重を提供する。残念なが
ら、円形プレートとねじは、ディスク・スタックの高さ
を大きくし、小さくて薄いディスク・ドライブを作成す
るのに望ましくないことがある。さらに、個々のねじが
局部的な歪みを作りだし、ディスクの内径を歪ませる作
用を持つ。ディスクは、実際に内径が波状になることが
ある。この現象は、ディスクの形がポテトチップスの形
に似ているため、「ポテトチップ現象」と呼ばれること
がある。通常、ディスクのそれぞれのねじは、ディスク
表面のローブを不均一なまたは歪んだディスク表面にす
る。このようにディスク表面が曲げられると、ヘッド・
アセンブリがディスク表面を横切って移動するととき
に、変換器(すなわち、読み取り/書き込み変換器)の
飛行高度を一定に維持するのがきわめて難しい。したが
って、ポテトチップ現象が発生すると、飛行高度が変化
し、変換器からの信号の変動を補償するためにしばしば
データ・チャネルが使用される。
【0004】第2の既知のタイプのディスク・クランプ
は、ばねとして働くベル形部品を含む。通常、ねじが、
ベル形部品の中心にある穴を介してハブのねじ穴に通
る。残念ながら、ハブにねじ穴用の十分な材料を提供す
るには高さが必要である。さらに、ハブの中心にねじを
取り付けると、ベル形部品が、ねじを締めるにつれて平
らになる。締め付けている間にディスクと接触するベル
形部品の縁は、ディスク表面を半径方向外側に横切って
移動する。ディスクに対するディスク・クランプの動き
によって歪みが生じ、ディスクの形が円錐形になり、デ
ィスクの半径方向に荷重が生じる。この現象は、ディス
ク・ドロッピングと呼ばれることがある。
は、ばねとして働くベル形部品を含む。通常、ねじが、
ベル形部品の中心にある穴を介してハブのねじ穴に通
る。残念ながら、ハブにねじ穴用の十分な材料を提供す
るには高さが必要である。さらに、ハブの中心にねじを
取り付けると、ベル形部品が、ねじを締めるにつれて平
らになる。締め付けている間にディスクと接触するベル
形部品の縁は、ディスク表面を半径方向外側に横切って
移動する。ディスクに対するディスク・クランプの動き
によって歪みが生じ、ディスクの形が円錐形になり、デ
ィスクの半径方向に荷重が生じる。この現象は、ディス
ク・ドロッピングと呼ばれることがある。
【0005】既知の第3のタイプのディスク・クランプ
は、ねじを使用せずにハブの上部に取り付けられる熱収
縮リングである。このタイプのディスク・クランプは、
焼きばめディスク・クランプと呼ばれることもある。リ
ングの内径がハブの外径よりも大きくなるようにリング
が加熱される。次に、工具を使って加熱したリングをデ
ィスク・スタックの上部に移動し、加熱したリングに締
付け力を加える。リングが冷えると締付け力がリング上
に持続される。既知の焼きばめディスク・クランプは、
ディスク表面の歪みを最小限に抑え、ディスク・クラン
プを収容するために必要な高さを最小にするように設計
することができるが、このような焼きばめディスク・ク
ランプは、ねじによって固定しないためハブから滑るこ
とがありえる。この滑りは、一般に、ディスク・クラン
プとハブの間の摩擦力が、ディスク・クランプに加わる
軸方向荷重(またはクランプによって加えられる残留ス
タック負荷)よりも小さい場合に起こる。これにより、
焼きばめディスク・クランプを使用するときは、ハブと
クランプの間の摩擦係数が、滑りを防ぐことができるほ
ど十分に大きくなければならない。さらに、滑りは、デ
ィスク・スタックの質量が大きくなるほどまたスピンド
ル・モータにかかる衝撃荷重が大きくなるほど起きやす
くなる。
は、ねじを使用せずにハブの上部に取り付けられる熱収
縮リングである。このタイプのディスク・クランプは、
焼きばめディスク・クランプと呼ばれることもある。リ
ングの内径がハブの外径よりも大きくなるようにリング
が加熱される。次に、工具を使って加熱したリングをデ
ィスク・スタックの上部に移動し、加熱したリングに締
付け力を加える。リングが冷えると締付け力がリング上
に持続される。既知の焼きばめディスク・クランプは、
ディスク表面の歪みを最小限に抑え、ディスク・クラン
プを収容するために必要な高さを最小にするように設計
することができるが、このような焼きばめディスク・ク
ランプは、ねじによって固定しないためハブから滑るこ
とがありえる。この滑りは、一般に、ディスク・クラン
プとハブの間の摩擦力が、ディスク・クランプに加わる
軸方向荷重(またはクランプによって加えられる残留ス
タック負荷)よりも小さい場合に起こる。これにより、
焼きばめディスク・クランプを使用するときは、ハブと
クランプの間の摩擦係数が、滑りを防ぐことができるほ
ど十分に大きくなければならない。さらに、滑りは、デ
ィスク・スタックの質量が大きくなるほどまたスピンド
ル・モータにかかる衝撃荷重が大きくなるほど起きやす
くなる。
【0006】図1または図2は、従来のN形焼きばめデ
ィスク・クランプ1の2つの図である。図1は、リング
状のディスク・クランプ1の示すディスク・クランプ1
の平面図である。ディスク・クランプ1は、内径部分ま
たは内側脚6、外径部分または外側脚8、および適合部
分またはクロス部材7を含む。クロス部材7は、内側脚
6と外側脚8に接続され、N形のディスク・クランプ1
を構成する。図2は、ディスク・クランプ1の断面図で
ある。内径部分は、ハブ・グリップ部2を有する。外径
部分または外側脚8は、ディスク接触部分4と自由端5
とを有する。クロス部材または適合部分7は、外側脚8
のディスク接触部分4の近くの部分からの内側脚6まで
斜めに延びる。ディスク・クランプ1のハブ・グリップ
部分2は、プレロードと冷却中のディスク・クランプ1
の収縮の結果、ハブ3と接触する。内側脚6は、ディス
クと接触しない。ディスク・クランプ1の外側脚8のデ
ィスク接触部分4は、ディスクと接触する。クロス部材
7の厚さと、クロス部材7と内側脚6(または外側脚
8)の間の角度9は、軸方向荷重がディスクの歪みを最
小にするようにクロス部材7のコンプライアンス(また
は堅さ)を変更するように変化させることができる。
ィスク・クランプ1の2つの図である。図1は、リング
状のディスク・クランプ1の示すディスク・クランプ1
の平面図である。ディスク・クランプ1は、内径部分ま
たは内側脚6、外径部分または外側脚8、および適合部
分またはクロス部材7を含む。クロス部材7は、内側脚
6と外側脚8に接続され、N形のディスク・クランプ1
を構成する。図2は、ディスク・クランプ1の断面図で
ある。内径部分は、ハブ・グリップ部2を有する。外径
部分または外側脚8は、ディスク接触部分4と自由端5
とを有する。クロス部材または適合部分7は、外側脚8
のディスク接触部分4の近くの部分からの内側脚6まで
斜めに延びる。ディスク・クランプ1のハブ・グリップ
部分2は、プレロードと冷却中のディスク・クランプ1
の収縮の結果、ハブ3と接触する。内側脚6は、ディス
クと接触しない。ディスク・クランプ1の外側脚8のデ
ィスク接触部分4は、ディスクと接触する。クロス部材
7の厚さと、クロス部材7と内側脚6(または外側脚
8)の間の角度9は、軸方向荷重がディスクの歪みを最
小にするようにクロス部材7のコンプライアンス(また
は堅さ)を変更するように変化させることができる。
【0007】前述のように、ハブ3とディスク・クラン
プ1のハブ・グリップ部分2の間の摩擦係数は、ディス
ク・クランプ1がハブ3から滑らないように十分に大き
くなければならない。アルミニウム合金からなり11
3.5kg(250ポンド)の締付け力を提供する従来
のディスク・クランプ1は、やはりアルミニウム合金か
らなるハブ3から滑るのを防ぐために、摩擦係数が0.
4よりも大きくなくてはならい場合もある。ディスク・
クランプ1とハブ3の間に十分大きな摩擦係数を提供す
るために、ディスク・クランプ1を故意に酸化し(たと
えば、5,000〜10,000Å)、ディスク・クラ
ンプ1上に酸化アルミニウムの表面被覆を形成した。デ
ィスク・クランプ1を酸化するとディスク・クランプ1
とハブ3の間の摩擦係数が大きくなり滑る確率が最小に
なるが、ディスク・クランプ1の酸化によって、ディス
ク表面が汚染され、ディスク・ドライブの性能に悪影響
を及ぼすことがある。より具体的には、ディスク・クラ
ンプ1からの酸化粒子が、ディスク表面に落ちる。これ
は、ディスク・ドライブに記憶されたデータの損失を招
くことがある。
プ1のハブ・グリップ部分2の間の摩擦係数は、ディス
ク・クランプ1がハブ3から滑らないように十分に大き
くなければならない。アルミニウム合金からなり11
3.5kg(250ポンド)の締付け力を提供する従来
のディスク・クランプ1は、やはりアルミニウム合金か
らなるハブ3から滑るのを防ぐために、摩擦係数が0.
4よりも大きくなくてはならい場合もある。ディスク・
クランプ1とハブ3の間に十分大きな摩擦係数を提供す
るために、ディスク・クランプ1を故意に酸化し(たと
えば、5,000〜10,000Å)、ディスク・クラ
ンプ1上に酸化アルミニウムの表面被覆を形成した。デ
ィスク・クランプ1を酸化するとディスク・クランプ1
とハブ3の間の摩擦係数が大きくなり滑る確率が最小に
なるが、ディスク・クランプ1の酸化によって、ディス
ク表面が汚染され、ディスク・ドライブの性能に悪影響
を及ぼすことがある。より具体的には、ディスク・クラ
ンプ1からの酸化粒子が、ディスク表面に落ちる。これ
は、ディスク・ドライブに記憶されたデータの損失を招
くことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、スピンドル・モータのハブに局部的なグリップ力を
提供するディスク・クランプを提供することにある。
は、スピンドル・モータのハブに局部的なグリップ力を
提供するディスク・クランプを提供することにある。
【0009】また、本発明の別の目的は、ディスク・ク
ランプとハブの間の摩擦係数が小さいときに大きなグリ
ップ力を提供するディスク・クランプを提供することに
ある。
ランプとハブの間の摩擦係数が小さいときに大きなグリ
ップ力を提供するディスク・クランプを提供することに
ある。
【0010】さらに、本発明のもう1つの目的は、ディ
スク・クランプとハブの間の摩擦係数を大きくするため
に故意の酸化を必要としないディスク・クランプを提供
することにある。
スク・クランプとハブの間の摩擦係数を大きくするため
に故意の酸化を必要としないディスク・クランプを提供
することにある。
【0011】
【発明を解決するための手段】少なくとも1つのディス
クをスピンドル・モータのハブに固定するためのリング
状ディスク・クランプについて説明する。このディスク
・クランプは、中立曲げ軸と、内周領域と、外周領域と
を含む。内周領域は、上面と内周面とを含む。上面と中
立曲げ軸の間の内周面には、ハブ接触領域がある。この
ハブ接触領域は、局部的なグリップ力をハブに提供する
ように位置決めされる。外周領域は、ディスク接触領域
を有する。
クをスピンドル・モータのハブに固定するためのリング
状ディスク・クランプについて説明する。このディスク
・クランプは、中立曲げ軸と、内周領域と、外周領域と
を含む。内周領域は、上面と内周面とを含む。上面と中
立曲げ軸の間の内周面には、ハブ接触領域がある。この
ハブ接触領域は、局部的なグリップ力をハブに提供する
ように位置決めされる。外周領域は、ディスク接触領域
を有する。
【0012】また、リング状ディスク・クランプを作成
する方法を説明する。上面、下面および内周面を有する
リングが提供される。リングの中立曲げ軸を決定する。
ハブ上に局部的なグリップ力を提供するために、中立曲
げ軸とリングの上面の間の内周面にハブ接触領域を形成
する。ディスク接触領域がリングの下面に形成される。
する方法を説明する。上面、下面および内周面を有する
リングが提供される。リングの中立曲げ軸を決定する。
ハブ上に局部的なグリップ力を提供するために、中立曲
げ軸とリングの上面の間の内周面にハブ接触領域を形成
する。ディスク接触領域がリングの下面に形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の様々な実施形態は、ディ
スク・ドライブまたはダイレクト・アクセス記憶装置
(「DASD」)の様々な機械的構成で使用することが
できる。図3は、ディスク・ドライブ10の分解図であ
る。回転式アクチュエータが示されているが、本明細書
で説明する発明は、線形アクチュエータを備えたディス
ク・ドライブにも適用できることに注意されたい。ディ
スク・ドライブ10は、ハウジング12と、組立後にフ
レーム16内に取り付けられるハウジング・カバー14
とを含む。アクチュエータ・シャフト18上のハウジン
グ12には、アクチュエータ・アーム・アセンブリ20
が回転式に取り付けられる。アクチュエータ・アーム・
アセンブリ20の一端は、複数のアーム23を有するE
字形ブロックまたはくし状構造物22を含む。それぞれ
のロード・スプリング24の端部には、磁気変換器(図
示せず)を支持するスライダ26が取り付けられる。ア
クチュエータ・アーム・アセンブリ20、対向するロー
ド・スプリング24およびスライダ26の他端には、ボ
イス・コイル28がある。
スク・ドライブまたはダイレクト・アクセス記憶装置
(「DASD」)の様々な機械的構成で使用することが
できる。図3は、ディスク・ドライブ10の分解図であ
る。回転式アクチュエータが示されているが、本明細書
で説明する発明は、線形アクチュエータを備えたディス
ク・ドライブにも適用できることに注意されたい。ディ
スク・ドライブ10は、ハウジング12と、組立後にフ
レーム16内に取り付けられるハウジング・カバー14
とを含む。アクチュエータ・シャフト18上のハウジン
グ12には、アクチュエータ・アーム・アセンブリ20
が回転式に取り付けられる。アクチュエータ・アーム・
アセンブリ20の一端は、複数のアーム23を有するE
字形ブロックまたはくし状構造物22を含む。それぞれ
のロード・スプリング24の端部には、磁気変換器(図
示せず)を支持するスライダ26が取り付けられる。ア
クチュエータ・アーム・アセンブリ20、対向するロー
ド・スプリング24およびスライダ26の他端には、ボ
イス・コイル28がある。
【0014】ハウジング12内には、一対の磁石30が
取り付けられる。一対の磁石30とボイス・コイル28
が、アクチュエータ・シャフト20のまわりで回転する
ようにアクチュエータ・アセンブリ20に力を加えるボ
イス・コイル・モータを構成する。また、ハウジング1
2内には、スピンドル・シャフト32が取り付けられ
る。スピンドル・シャフト32には、ハブ33が取り付
けられる。ハブ33にはいくつかのディスク40が取り
付けられる。図2に示したように、ハブ33には8枚の
ディスクが離間した位置関係で取り付けられる。本明細
書で説明するクランプは、任意の数のディスク40を有
するディスク・スタック38に利用できることに留意さ
れたい。また、図3には、アクチュエータ・アーム・ア
センブリ20との間で電気信号を伝えるフレキシブル・
ケーブル36を示す。
取り付けられる。一対の磁石30とボイス・コイル28
が、アクチュエータ・シャフト20のまわりで回転する
ようにアクチュエータ・アセンブリ20に力を加えるボ
イス・コイル・モータを構成する。また、ハウジング1
2内には、スピンドル・シャフト32が取り付けられ
る。スピンドル・シャフト32には、ハブ33が取り付
けられる。ハブ33にはいくつかのディスク40が取り
付けられる。図2に示したように、ハブ33には8枚の
ディスクが離間した位置関係で取り付けられる。本明細
書で説明するクランプは、任意の数のディスク40を有
するディスク・スタック38に利用できることに留意さ
れたい。また、図3には、アクチュエータ・アーム・ア
センブリ20との間で電気信号を伝えるフレキシブル・
ケーブル36を示す。
【0015】図4は、ディスク・スタック38の分解図
である。ハブ33は、第1のディスク40を配置するハ
ブ33のフランジ34を有する。次に、第1のディスク
40上にスペーサ・リング42が配置される。ディスク
・スタック38は、必要な数のディスクがディスク・ス
タック38を構成するまで、ディスク40とスペーサ・
リング42を交互に配置することにより構成される。ス
ペーサ・リング42は、ディスク・スタック38のディ
スク40間のスペースを維持する。図4は、3枚のディ
スク40を備えたディスク・スタックを示す。ディスク
・スタック38の最後のディスク40上で、ハブ33の
フランジ34とリング・クランプ44の間にディスク4
0とスペーサ・リング42を固定するためにディスク・
クランプ44が使用される。ディスク40を1枚しかも
たないディスク・スタック38にはスペーサ・リング4
2がなく、1つのディスク・スタックのハブ33は短く
なることに注意されたい。
である。ハブ33は、第1のディスク40を配置するハ
ブ33のフランジ34を有する。次に、第1のディスク
40上にスペーサ・リング42が配置される。ディスク
・スタック38は、必要な数のディスクがディスク・ス
タック38を構成するまで、ディスク40とスペーサ・
リング42を交互に配置することにより構成される。ス
ペーサ・リング42は、ディスク・スタック38のディ
スク40間のスペースを維持する。図4は、3枚のディ
スク40を備えたディスク・スタックを示す。ディスク
・スタック38の最後のディスク40上で、ハブ33の
フランジ34とリング・クランプ44の間にディスク4
0とスペーサ・リング42を固定するためにディスク・
クランプ44が使用される。ディスク40を1枚しかも
たないディスク・スタック38にはスペーサ・リング4
2がなく、1つのディスク・スタックのハブ33は短く
なることに注意されたい。
【0016】図5ないし図7は、ディスク・クランプ4
00の1つの実施形態を示す。図5に、ディスク・クラ
ンプ400の平面図を示し、図6にディスク・クランプ
400の断面図を示し、図7にディスク・クランプ40
0の拡大断面図を示す。ディスク・クランプ400は、
ほぼリング状であり、内周領域408と外周領域409
とを有する。内周領域408は、ハブ33の外周表面を
掴むためのハブ接触領域406を有し、外周領域409
は、ディスク接触領域407を有する。
00の1つの実施形態を示す。図5に、ディスク・クラ
ンプ400の平面図を示し、図6にディスク・クランプ
400の断面図を示し、図7にディスク・クランプ40
0の拡大断面図を示す。ディスク・クランプ400は、
ほぼリング状であり、内周領域408と外周領域409
とを有する。内周領域408は、ハブ33の外周表面を
掴むためのハブ接触領域406を有し、外周領域409
は、ディスク接触領域407を有する。
【0017】ハブ接触領域406の位置は、ディスク・
クランプ400のハブからの滑りに影響し、通常、ディ
スク・クランプ400の上面411とディスク・クラン
プ400の中立曲げ軸の間に配置される。さらに、ハブ
接触領域406は、ハブ33上に局部的なグリップ力を
提供できるような小ささである。ディスク・クランプ4
00が提供するグリップ力を適切な場所に局在化するこ
とにより、ディスク・クランプ400の全体的な締付け
力を大きくすることができる。したがって、ディスク・
クランプ400は、従来技術のディスク・クランプ1
(図1および図2参照)よりも小さな摩擦係数でも滑る
ことがほとんどない。「中立曲げ軸」は、軸方向外部荷
重がディスク・クランプ400の上面403に加わると
きに半径方向の動きが最小になるようなディスク・クラ
ンプ400の軸のことを指す。中立曲げ軸は、ディスク
・クランプ400の幾何学形状に依存する。
クランプ400のハブからの滑りに影響し、通常、ディ
スク・クランプ400の上面411とディスク・クラン
プ400の中立曲げ軸の間に配置される。さらに、ハブ
接触領域406は、ハブ33上に局部的なグリップ力を
提供できるような小ささである。ディスク・クランプ4
00が提供するグリップ力を適切な場所に局在化するこ
とにより、ディスク・クランプ400の全体的な締付け
力を大きくすることができる。したがって、ディスク・
クランプ400は、従来技術のディスク・クランプ1
(図1および図2参照)よりも小さな摩擦係数でも滑る
ことがほとんどない。「中立曲げ軸」は、軸方向外部荷
重がディスク・クランプ400の上面403に加わると
きに半径方向の動きが最小になるようなディスク・クラ
ンプ400の軸のことを指す。中立曲げ軸は、ディスク
・クランプ400の幾何学形状に依存する。
【0018】ディスク接触領域406の最適位置(すな
わち、滑ることなく最高の残留スタック荷重を与える位
置)は、通常、ディスク・クランプ400の中立曲げ軸
よりも少し上の位置である。ディスク接触領域406の
最適位置に影響する要因には、ディスク・クランプ40
0のハブ接触領域406との摩擦係数と、ディスク・ク
ランプ400の回転剛性があり、これは、ディスク・ク
ランプ400の幾何学形状にも依存する。通常、ディス
ク・クランプ400とハブの間の摩擦係数が大きくなる
ほど、ハブ接触領域406の最適位置は、中立曲げ軸か
ら上方に移動する。一般に、ハブ接触領域406が、上
面411の近くに位置決めされると、より小さな摩擦係
数で中立曲げ軸の位置またはその近くに位置決めされた
ときよりも摩擦係数が大きくても、ディスク・クランプ
400が滑ることがあり得る。リング・クランプ400
のさらに詳しい作用のしかたは後で考察する。
わち、滑ることなく最高の残留スタック荷重を与える位
置)は、通常、ディスク・クランプ400の中立曲げ軸
よりも少し上の位置である。ディスク接触領域406の
最適位置に影響する要因には、ディスク・クランプ40
0のハブ接触領域406との摩擦係数と、ディスク・ク
ランプ400の回転剛性があり、これは、ディスク・ク
ランプ400の幾何学形状にも依存する。通常、ディス
ク・クランプ400とハブの間の摩擦係数が大きくなる
ほど、ハブ接触領域406の最適位置は、中立曲げ軸か
ら上方に移動する。一般に、ハブ接触領域406が、上
面411の近くに位置決めされると、より小さな摩擦係
数で中立曲げ軸の位置またはその近くに位置決めされた
ときよりも摩擦係数が大きくても、ディスク・クランプ
400が滑ることがあり得る。リング・クランプ400
のさらに詳しい作用のしかたは後で考察する。
【0019】1つの実施形態では、ハブ接触領域406
が、Al−2024からなるアルミニウム合金ハブ33
と、Al−7075からなるアルミニウム合金ディスク
・クランプ400との摩擦係数に最適化された。代替の
実施形態では、ディスク・クランプを酸化させることに
より、アルミニウム・ハブ33とディスク・クランプ4
00の摩擦係数を大きくすることができ、その結果、ハ
ブ接触領域406の最適位置が上面411の近くに移動
する。一般に、ハブ接触領域406が上面411に近づ
くほど、ハブ接触領域406が半径方向内側に移動する
ため、ディスク・クランプ400の回転による半径方向
の締付け力が大きくなる。この半径方向の力は、焼きば
めによる力に加わり、ディスク・クランプ400の全体
のグリップ力を高める。他の実施形態では、ハブ33と
ディスク・クランプ400が、アルミニウム合金に代用
できる鋼などのアルミニウム合金以外の材料で作成する
こともできる。
が、Al−2024からなるアルミニウム合金ハブ33
と、Al−7075からなるアルミニウム合金ディスク
・クランプ400との摩擦係数に最適化された。代替の
実施形態では、ディスク・クランプを酸化させることに
より、アルミニウム・ハブ33とディスク・クランプ4
00の摩擦係数を大きくすることができ、その結果、ハ
ブ接触領域406の最適位置が上面411の近くに移動
する。一般に、ハブ接触領域406が上面411に近づ
くほど、ハブ接触領域406が半径方向内側に移動する
ため、ディスク・クランプ400の回転による半径方向
の締付け力が大きくなる。この半径方向の力は、焼きば
めによる力に加わり、ディスク・クランプ400の全体
のグリップ力を高める。他の実施形態では、ハブ33と
ディスク・クランプ400が、アルミニウム合金に代用
できる鋼などのアルミニウム合金以外の材料で作成する
こともできる。
【0020】外周領域409は、ディスク接触領域40
7を含む。図7に示した実施形態では、ディスク接触領
域407が、ディスク・クランプ400の下面410に
配置され、他の状況ではほぼ平坦かまたは平面の底面4
10上の段状領域を形成する。段状領域のサイズは変化
してもよい。従来技術の図1および図2に示したN型デ
ィスク・クランプ1と違い、ディスク・クランプ400
は、下面410にリング状の溝を含む。図7に示した実
施形態では、リング状の溝が、ディスク・クランプ40
0の剛性を高めるように充填される。
7を含む。図7に示した実施形態では、ディスク接触領
域407が、ディスク・クランプ400の下面410に
配置され、他の状況ではほぼ平坦かまたは平面の底面4
10上の段状領域を形成する。段状領域のサイズは変化
してもよい。従来技術の図1および図2に示したN型デ
ィスク・クランプ1と違い、ディスク・クランプ400
は、下面410にリング状の溝を含む。図7に示した実
施形態では、リング状の溝が、ディスク・クランプ40
0の剛性を高めるように充填される。
【0021】1つの実施形態では、ディスク・クランプ
400の上面411が、環状のテーパ面405、環状の
上面403、環状の溝402、環状の上面401、およ
び環状のテーパ面404を有する。テーパ面405、上
面403および環状の溝402は、内周領域408上に
形成され、上面401とテーパ面404は、外周領域4
09上で形成される。
400の上面411が、環状のテーパ面405、環状の
上面403、環状の溝402、環状の上面401、およ
び環状のテーパ面404を有する。テーパ面405、上
面403および環状の溝402は、内周領域408上に
形成され、上面401とテーパ面404は、外周領域4
09上で形成される。
【0022】図8および図9は、ディスク・クランプ4
00が機能する様子をより詳細に示す。ディスク・クラ
ンプ400は、一般に、焼きばめディスク・クランプと
呼ばれる。ハブ33上にディスク40とスペーサ・リン
グ42を積み重ねることによりディスク・スタック38
を構成した後で、ディスク・クランプ400を使用して
ディスク・スタック38を完成させる。ディスク・クラ
ンプ400をディスク・スタック38に差し込む前、デ
ィスク・クランプ400は、図8に示したように、ディ
スク・クランプ400の内径がハブ33の外径よりも大
きくなるように加熱される。次に、図9に示したよう
に、加熱されたディスク・クランプ400が、ディスク
・スタック38内の最も上のディスク40の上面に配置
される。また、軸方向外部荷重とも呼ばれるクランプ荷
重を、荷重機構(図示せず)によってディスク・クラン
プ400の点415に加える。ディスク・クランプ40
0は、ハブ33とディスク40を含むディスク・スタッ
ク38よりも質量が小さい。その結果、ディスク・クラ
ンプ400の熱をハブ33とディスク40を介して放散
することにより、ディスク・クランプ400は迅速に冷
却する。ディスク・クランプ400の冷却と415に加
えられる軸方向外部荷重によって、ディスク・クランプ
400がハブ33に焼きばめされる(すなわち接触す
る)。より具体的には、ハブ接触領域406におけるグ
リップ力(すなわち、軸方向荷重が除去されディスク・
クランプ400が焼きばめされた後でハブ33に加わる
力)が、ハブ接触領域406においてハブ33に加えら
れる。
00が機能する様子をより詳細に示す。ディスク・クラ
ンプ400は、一般に、焼きばめディスク・クランプと
呼ばれる。ハブ33上にディスク40とスペーサ・リン
グ42を積み重ねることによりディスク・スタック38
を構成した後で、ディスク・クランプ400を使用して
ディスク・スタック38を完成させる。ディスク・クラ
ンプ400をディスク・スタック38に差し込む前、デ
ィスク・クランプ400は、図8に示したように、ディ
スク・クランプ400の内径がハブ33の外径よりも大
きくなるように加熱される。次に、図9に示したよう
に、加熱されたディスク・クランプ400が、ディスク
・スタック38内の最も上のディスク40の上面に配置
される。また、軸方向外部荷重とも呼ばれるクランプ荷
重を、荷重機構(図示せず)によってディスク・クラン
プ400の点415に加える。ディスク・クランプ40
0は、ハブ33とディスク40を含むディスク・スタッ
ク38よりも質量が小さい。その結果、ディスク・クラ
ンプ400の熱をハブ33とディスク40を介して放散
することにより、ディスク・クランプ400は迅速に冷
却する。ディスク・クランプ400の冷却と415に加
えられる軸方向外部荷重によって、ディスク・クランプ
400がハブ33に焼きばめされる(すなわち接触す
る)。より具体的には、ハブ接触領域406におけるグ
リップ力(すなわち、軸方向荷重が除去されディスク・
クランプ400が焼きばめされた後でハブ33に加わる
力)が、ハブ接触領域406においてハブ33に加えら
れる。
【0023】図10は、ハブ33に焼きばめする前のデ
ィスク・クランプ400の拡大図を示し、図11は、ハ
ブ33に焼きばめした後のディスク・クランプ400の
拡大図を示す。加熱したディスク・クランプ400を、
ディスク40とハブ33を含むディスク・スタック38
に適用するとき、ディスク・クランプ400の内周面4
13の直径は、ハブ33の外径(外側円筒面)414よ
りも大きい。ディスク・クランプ400を加熱したとき
のディスク・クランプ400とハブ33の間の空間のた
めに、ディスク・クランプ400は、ハブ33にじゃま
されることなくディスク40の上面に容易に挿入され
る。上面401および403が、ディスク40の上面と
実質上共面または平行であることに注意されたい。
ィスク・クランプ400の拡大図を示し、図11は、ハ
ブ33に焼きばめした後のディスク・クランプ400の
拡大図を示す。加熱したディスク・クランプ400を、
ディスク40とハブ33を含むディスク・スタック38
に適用するとき、ディスク・クランプ400の内周面4
13の直径は、ハブ33の外径(外側円筒面)414よ
りも大きい。ディスク・クランプ400を加熱したとき
のディスク・クランプ400とハブ33の間の空間のた
めに、ディスク・クランプ400は、ハブ33にじゃま
されることなくディスク40の上面に容易に挿入され
る。上面401および403が、ディスク40の上面と
実質上共面または平行であることに注意されたい。
【0024】ディスク・クランプ400が冷却し、軸方
向外部荷重がディスク・クランプ400に加わると、デ
ィスク・クランプ400は、図11に回転角度417で
示したように回転する。ディスク・クランプ400が、
冷却によって収縮するにつれて、ハブ接触領域406は
ハブ33と接触するようになる。415に加えられた外
部荷重は、収縮力とあいまって、ディスク・クランプ4
00を半径方向内側に回転させ(回転角度417で示し
たように)、上面401と上面403をずらし(距離4
16で示したように)、ディスク・クランプ400が、
ディスク接触領域406においてハブ33にグリップ力
を加える。ディスク・クランプ400を挿入した後で、
415に外部から加えていた荷重を除去する。一般に、
ディスク・クランプ400は、ハブ33とディスク・ク
ランプ400の間の摩擦が残留スタック荷重により提供
される力よりも大きい場合に、ハブ33を適切に掴みす
べてのディスク40を固定してディスク・スタック38
を構成するが、そうでない場合は、ディスク・クランプ
がハブ33から滑ることがある。残留スタック荷重によ
り提供される力は、外部から加えた荷重を除去した後で
ディスク・スタック38に残る力のことを指す。摩擦力
は、通常、ハブ接触領域406であらゆる半径方向に加
わる力の他に、ハブ33とディスク・クランプ400の
間の摩擦係数に依存する。ハブ接触領域406を最適な
位置の近くに局在化させることによって、ディスク・ク
ランプ400は、ハブ33とディスク・クランプ400
の間に大きな摩擦係数を必要としなくなり、ディスク・
クランプがハブ33から滑って外れる可能性が低下する
とともに、ディスク・スタック38により強い締付け力
を生成する強いグリップ力を提供することができる。さ
らに、ハブ33とディスク・クランプ400の間の摩擦
係数を大きくするためにディスク・クランプ400を酸
化しない場合は、アルミニウムの酸化に関連した欠点が
ディスク・ドライブの性能に影響を及ぼすことはなく、
すなわち、ディスク・クランプ400から落ちる酸化粒
子によってディスク40が汚染されることがない。
向外部荷重がディスク・クランプ400に加わると、デ
ィスク・クランプ400は、図11に回転角度417で
示したように回転する。ディスク・クランプ400が、
冷却によって収縮するにつれて、ハブ接触領域406は
ハブ33と接触するようになる。415に加えられた外
部荷重は、収縮力とあいまって、ディスク・クランプ4
00を半径方向内側に回転させ(回転角度417で示し
たように)、上面401と上面403をずらし(距離4
16で示したように)、ディスク・クランプ400が、
ディスク接触領域406においてハブ33にグリップ力
を加える。ディスク・クランプ400を挿入した後で、
415に外部から加えていた荷重を除去する。一般に、
ディスク・クランプ400は、ハブ33とディスク・ク
ランプ400の間の摩擦が残留スタック荷重により提供
される力よりも大きい場合に、ハブ33を適切に掴みす
べてのディスク40を固定してディスク・スタック38
を構成するが、そうでない場合は、ディスク・クランプ
がハブ33から滑ることがある。残留スタック荷重によ
り提供される力は、外部から加えた荷重を除去した後で
ディスク・スタック38に残る力のことを指す。摩擦力
は、通常、ハブ接触領域406であらゆる半径方向に加
わる力の他に、ハブ33とディスク・クランプ400の
間の摩擦係数に依存する。ハブ接触領域406を最適な
位置の近くに局在化させることによって、ディスク・ク
ランプ400は、ハブ33とディスク・クランプ400
の間に大きな摩擦係数を必要としなくなり、ディスク・
クランプがハブ33から滑って外れる可能性が低下する
とともに、ディスク・スタック38により強い締付け力
を生成する強いグリップ力を提供することができる。さ
らに、ハブ33とディスク・クランプ400の間の摩擦
係数を大きくするためにディスク・クランプ400を酸
化しない場合は、アルミニウムの酸化に関連した欠点が
ディスク・ドライブの性能に影響を及ぼすことはなく、
すなわち、ディスク・クランプ400から落ちる酸化粒
子によってディスク40が汚染されることがない。
【0025】前述のように、ハブ接触領域406は、大
きな残留スタック荷重を提供し同時に滑りを防ぐように
最適化される。通常、ディスク・スタック38の質量が
大きくなるとき(たとえば、ディスク・スタック38が
多数のディスクを備えるとき)に、より高い残留スタッ
ク荷重が必要となる。ハブ接触領域406は、一般に、
ハブ33に加わるグリップ力を最適位置のまわりに局在
化することができる小さな領域である。前述のように、
ハブ接触領域406の最適位置は、通常、ディスク・ク
ランプ400の中立曲げ軸よりも少し上に配置され、摩
擦係数とディスク・クランプ400の回転剛性の両方に
依存する。より小さなハブ接触領域406を提供するこ
とによって、ディスク・クランプ400によってハブ3
3に加えられるグリップ力が最適位置に近くに局在化す
るように設計することができる(すなわち、中立曲げ軸
の近くにおいて、ハブ33とディスク・クランプ400
の間の摩擦係数とディスク・クランプ400の回転剛性
を考慮する)。1つの実施形態では、中立曲げ軸とハブ
接触領域406の最適位置は、有限要素モデリングを利
用したソフトウェアを通じてコンピュータによってシミ
ュレートされる。
きな残留スタック荷重を提供し同時に滑りを防ぐように
最適化される。通常、ディスク・スタック38の質量が
大きくなるとき(たとえば、ディスク・スタック38が
多数のディスクを備えるとき)に、より高い残留スタッ
ク荷重が必要となる。ハブ接触領域406は、一般に、
ハブ33に加わるグリップ力を最適位置のまわりに局在
化することができる小さな領域である。前述のように、
ハブ接触領域406の最適位置は、通常、ディスク・ク
ランプ400の中立曲げ軸よりも少し上に配置され、摩
擦係数とディスク・クランプ400の回転剛性の両方に
依存する。より小さなハブ接触領域406を提供するこ
とによって、ディスク・クランプ400によってハブ3
3に加えられるグリップ力が最適位置に近くに局在化す
るように設計することができる(すなわち、中立曲げ軸
の近くにおいて、ハブ33とディスク・クランプ400
の間の摩擦係数とディスク・クランプ400の回転剛性
を考慮する)。1つの実施形態では、中立曲げ軸とハブ
接触領域406の最適位置は、有限要素モデリングを利
用したソフトウェアを通じてコンピュータによってシミ
ュレートされる。
【0026】1つの実施形態では、ディスク・クランプ
400は、約24.2mmの内径と、約32mmの外径
と、約1、91mmの高さを持つ。さらに、上面401
と403の間に形成された溝は、約57°の角度を有
し、約1.15mmの深さである。この実施形態では、
ハブ接触領域406は、上面401よりも約0.45m
m下に配置され、約590kg(約1300lbs)の
グリップ力を提供する。中立曲げ軸は、上面401より
も約1.0mm下でもよい。Al−2024からなるハ
ブ33とAl−7075からなるディスク・クランプ4
00の場合、摩擦係数は約0.25である。
400は、約24.2mmの内径と、約32mmの外径
と、約1、91mmの高さを持つ。さらに、上面401
と403の間に形成された溝は、約57°の角度を有
し、約1.15mmの深さである。この実施形態では、
ハブ接触領域406は、上面401よりも約0.45m
m下に配置され、約590kg(約1300lbs)の
グリップ力を提供する。中立曲げ軸は、上面401より
も約1.0mm下でもよい。Al−2024からなるハ
ブ33とAl−7075からなるディスク・クランプ4
00の場合、摩擦係数は約0.25である。
【0027】ハブ接触領域406を形成するディスク・
クランプ400の内周面413は、小さなハブ接触領域
406を作成する様々な多くの形状をもつことができ
る。図11は、テーパ領域419と比較的平坦な領域4
20の間のディスク・クランプ400の内周面413に
形成されたハブ接触領域406を示す。テーパ領域42
1は、平坦領域420よりも下に形成される。
クランプ400の内周面413は、小さなハブ接触領域
406を作成する様々な多くの形状をもつことができ
る。図11は、テーパ領域419と比較的平坦な領域4
20の間のディスク・クランプ400の内周面413に
形成されたハブ接触領域406を示す。テーパ領域42
1は、平坦領域420よりも下に形成される。
【0028】図12は、ディスク・クランプ700の内
周面713に形成された段状領域723を示す。段状領
域723は、段領域720と段領域721の間にある。
ハブ接触領域706は、段状領域723の上部の角に配
置される。テーパ領域719は、段状領域720よりも
上に配置され、テーパ領域722は、段状領域720よ
りも下に配置される。
周面713に形成された段状領域723を示す。段状領
域723は、段領域720と段領域721の間にある。
ハブ接触領域706は、段状領域723の上部の角に配
置される。テーパ領域719は、段状領域720よりも
上に配置され、テーパ領域722は、段状領域720よ
りも下に配置される。
【0029】図13は、ディスク・クランプ800の内
周面813に形成された半円形領域822によって形成
されたハブ接触領域825を示す。半円形領域822
は、比較的平坦な領域821と823の間にある。平坦
領域821の上にはテーパ領域819が配置され、平坦
領域823の下にはテーパ領域824が配置される。図
14は、ディスク・クランプ900の内周面913に形
成されたハブ接触領域914を示す。ハブ接触領域91
4は、上側のテーパ領域919と下側のテーパ領域92
0によって形成される。
周面813に形成された半円形領域822によって形成
されたハブ接触領域825を示す。半円形領域822
は、比較的平坦な領域821と823の間にある。平坦
領域821の上にはテーパ領域819が配置され、平坦
領域823の下にはテーパ領域824が配置される。図
14は、ディスク・クランプ900の内周面913に形
成されたハブ接触領域914を示す。ハブ接触領域91
4は、上側のテーパ領域919と下側のテーパ領域92
0によって形成される。
【0030】図15は、ディスク・クランプ1000の
内周面1013上のテーパ領域1019と1020の間
で形成されたハブ接触領域1014を示す。テーパ領域
1020の下には、比較的平坦な領域1021ともう1
つのテーパ領域1022がある。
内周面1013上のテーパ領域1019と1020の間
で形成されたハブ接触領域1014を示す。テーパ領域
1020の下には、比較的平坦な領域1021ともう1
つのテーパ領域1022がある。
【0031】図16は、内周面1113の比較的平坦な
領域1120と1121の間に形成されたハブ接触領域
1106を示す。平坦領域1120の上には、テーパ領
域1119が配置され、平坦領域1121の下には、テ
ーパ領域1122が配置される。
領域1120と1121の間に形成されたハブ接触領域
1106を示す。平坦領域1120の上には、テーパ領
域1119が配置され、平坦領域1121の下には、テ
ーパ領域1122が配置される。
【0032】図10ないし図16に示した実施形態は、
ハブ接触領域がディスク・クランプとハブの間に比較的
小さな接触領域を提供することを示す。図10ないし図
16に示したハブ接触領域は、通常、ディスク・クラン
プの中立曲げ軸とディスク・クランプの上面の間で形成
されることに注意されたい。通常、ハブ接触領域の最適
な位置は、ディスク・クランプの中立曲げ軸よりも少し
上にある。ディスク・クランプの内周面に比較的小さな
ハブ接触領域を形成することによって、ハブに加わるグ
リップ力が局在化される。その結果、本発明のディスク
・クランプは、ディスク・スタックにより強い締付け力
を提供することができる。ある一定の状況で、衝撃荷重
を受けた(たとえば、落下した)ときに、ディスク・ス
タック内のディスクが、ディスク・スタックの中心軸か
らずれる(すなわち、ディスク・スタックの中心軸から
半径方向内側または外側に移動する)のを防ぐように、
締付け力はさらに強くすることが望ましい。
ハブ接触領域がディスク・クランプとハブの間に比較的
小さな接触領域を提供することを示す。図10ないし図
16に示したハブ接触領域は、通常、ディスク・クラン
プの中立曲げ軸とディスク・クランプの上面の間で形成
されることに注意されたい。通常、ハブ接触領域の最適
な位置は、ディスク・クランプの中立曲げ軸よりも少し
上にある。ディスク・クランプの内周面に比較的小さな
ハブ接触領域を形成することによって、ハブに加わるグ
リップ力が局在化される。その結果、本発明のディスク
・クランプは、ディスク・スタックにより強い締付け力
を提供することができる。ある一定の状況で、衝撃荷重
を受けた(たとえば、落下した)ときに、ディスク・ス
タック内のディスクが、ディスク・スタックの中心軸か
らずれる(すなわち、ディスク・スタックの中心軸から
半径方向内側または外側に移動する)のを防ぐように、
締付け力はさらに強くすることが望ましい。
【0033】以上の説明において、本発明を特定の実施
例に関して説明した。
例に関して説明した。
【0034】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0035】(1)少なくとも1つのディスクをスピン
ドル・モータのハブに固定するためのリング状ディスク
・クランプであって、中立曲げ軸と、上面と内周面を有
し、中立曲げ軸と上面の間でハブに局部的なグリップ力
を提供するように位置決めされたハブ接触領域を配置し
た内周領域と、ディスク接触領域を有する外周領域とを
含むリング状ディスク・クランプ。 (2)ハブ接触領域の位置が、ハブとリング状ディスク
・クランプの間の摩擦係数とリング状ディスク・クラン
プの回転剛性とに基づいて、ハブからのリング状ディス
ク・クランプの滑りを減少させるように最適化される上
記(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (3)中立曲げ軸が、コンピュータ・シミュレート有限
要素モデリングによって決定される上記(1)に記載の
リング状ディスク・クランプ。 (4)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも1
つのテーパ面と少なくとも1つの平坦面を有する上記
(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (5)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも2
つのテーパ面を含む上記(1)に記載のリング状ディス
ク・クランプ。 (6)内周面が、ハブ接触領域を形成する少なくとも1
つの段状面と少なくとも1つの平坦面とを含む上記
(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (7)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも2
つの段状面を含み、ハブ接触領域が、段状領域の上側部
分によって形成されている上記(1)に記載のリング状
ディスク・クランプ。 (8)内周面が、ハブ接触領域を形成する半円形面を含
む上記(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (9)外周領域が、さらに上面を含み、外周領域の上面
が、溝により内周領域の上面から離されている上記
(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (10)ディスク接触領域が、段状領域によって形成さ
れる上記(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (11)スピンドル・シャフトに取り付けられ、外側円
筒面を有するハブを含むスピンドル・モータと、ハブの
外側円筒面に取り付けられた内径を有する少なくとも1
つのディスクと、リング状ディスク・クランプとを含
み、リング状ディスク・クランプが、中立曲げ軸と上面
と内周面を有し、中立曲げ軸と上面の間でハブに局部的
なグリップ力を提供するように位置決めされたハブ接触
領域を有する内周領域と、ディスク接触領域を有する外
周領域とを含むディスク・ドライブ・システム。 (12)ハブ接触領域の位置が、ハブとリング状ディス
ク・クランプ間の摩擦係数とリング状ディスク・クラン
プの回転剛性とに基づき、リング状ディスク・クランプ
のハブからの滑りを減少させるように最適化された上記
(11)に記載のディスク・ドライブ・システム。 (13)中立曲げ軸が、コンピュータ・シミュレート有
限要素モデリングによって決定される上記(11)に記
載のディスク・ドライブ・システム。 (14)内周表面が、ハブ接触領域を構成する少なくと
も1つのテーパ面と少なくとも1つの平坦面を有する上
記(11)に記載のディスク・ドライブ・システム。 (15)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも
2つのテーパ面を含む上記(11)に記載のディスク・
ドライブ・システム。 (16)内周面が、ハブ接触領域を形成する少なくとも
1つの段状面と少なくとも1つの平坦面とを含む上記
(11)に記載のディスク・ドライブ・システム。 (17)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも
2つの段状面を含み、ハブ接触領域が、段状領域の上側
部によって形成された上記(11)に記載のディスク・
ドライブ・システム。 (18)内周面が、ハブ接触領域を形成する半円形面を
含む上記(11)に記載のディスク・ドライブ・システ
ム。 (19)外周領域が、さらに、溝によって内周領域の上
面から分離された上面を含む上記(11)に記載のディ
スク・ドライブ・システム。 (20)ディスク接触領域が、段状領域によって形成さ
れた上記(11)に記載のディスク・ドライブ・システ
ム。 (21)ディスク・スタックをスピンドル・モータのハ
ブに固定するリング状ディスク・クランプを作成する方
法であって、(a)上面、下面および内周面を有するリ
ングを提供する段階と、(b)リングの中立曲げ軸を決
定する段階と、(c)中立曲げ軸と上面との間の内周面
にハブ接触領域を形成して、ハブに局部的なグリップ力
を提供する段階と、(d)下面にディスク接触領域を形
成する段階とを含む方法。 (22)上面に溝を形成する段階をさらに含む上記(2
1)に記載の方法。 (23)段階(c)が、ハブとリング状ディスク・クラ
ンプ間の摩擦係数とリング状ディスク・クランプの回転
剛性とに基づき、リング状ディスク・クランプのハブか
らの滑りを減少させようにハブ接触領域の位置を最適化
する段階を含む上記(21)に記載の方法。 (24)段階(b)が、有限要素モデリングを実行する
段階を含む上記(21)に記載の方法。
ドル・モータのハブに固定するためのリング状ディスク
・クランプであって、中立曲げ軸と、上面と内周面を有
し、中立曲げ軸と上面の間でハブに局部的なグリップ力
を提供するように位置決めされたハブ接触領域を配置し
た内周領域と、ディスク接触領域を有する外周領域とを
含むリング状ディスク・クランプ。 (2)ハブ接触領域の位置が、ハブとリング状ディスク
・クランプの間の摩擦係数とリング状ディスク・クラン
プの回転剛性とに基づいて、ハブからのリング状ディス
ク・クランプの滑りを減少させるように最適化される上
記(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (3)中立曲げ軸が、コンピュータ・シミュレート有限
要素モデリングによって決定される上記(1)に記載の
リング状ディスク・クランプ。 (4)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも1
つのテーパ面と少なくとも1つの平坦面を有する上記
(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (5)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも2
つのテーパ面を含む上記(1)に記載のリング状ディス
ク・クランプ。 (6)内周面が、ハブ接触領域を形成する少なくとも1
つの段状面と少なくとも1つの平坦面とを含む上記
(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (7)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも2
つの段状面を含み、ハブ接触領域が、段状領域の上側部
分によって形成されている上記(1)に記載のリング状
ディスク・クランプ。 (8)内周面が、ハブ接触領域を形成する半円形面を含
む上記(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (9)外周領域が、さらに上面を含み、外周領域の上面
が、溝により内周領域の上面から離されている上記
(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (10)ディスク接触領域が、段状領域によって形成さ
れる上記(1)に記載のリング状ディスク・クランプ。 (11)スピンドル・シャフトに取り付けられ、外側円
筒面を有するハブを含むスピンドル・モータと、ハブの
外側円筒面に取り付けられた内径を有する少なくとも1
つのディスクと、リング状ディスク・クランプとを含
み、リング状ディスク・クランプが、中立曲げ軸と上面
と内周面を有し、中立曲げ軸と上面の間でハブに局部的
なグリップ力を提供するように位置決めされたハブ接触
領域を有する内周領域と、ディスク接触領域を有する外
周領域とを含むディスク・ドライブ・システム。 (12)ハブ接触領域の位置が、ハブとリング状ディス
ク・クランプ間の摩擦係数とリング状ディスク・クラン
プの回転剛性とに基づき、リング状ディスク・クランプ
のハブからの滑りを減少させるように最適化された上記
(11)に記載のディスク・ドライブ・システム。 (13)中立曲げ軸が、コンピュータ・シミュレート有
限要素モデリングによって決定される上記(11)に記
載のディスク・ドライブ・システム。 (14)内周表面が、ハブ接触領域を構成する少なくと
も1つのテーパ面と少なくとも1つの平坦面を有する上
記(11)に記載のディスク・ドライブ・システム。 (15)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも
2つのテーパ面を含む上記(11)に記載のディスク・
ドライブ・システム。 (16)内周面が、ハブ接触領域を形成する少なくとも
1つの段状面と少なくとも1つの平坦面とを含む上記
(11)に記載のディスク・ドライブ・システム。 (17)内周面が、ハブ接触領域を構成する少なくとも
2つの段状面を含み、ハブ接触領域が、段状領域の上側
部によって形成された上記(11)に記載のディスク・
ドライブ・システム。 (18)内周面が、ハブ接触領域を形成する半円形面を
含む上記(11)に記載のディスク・ドライブ・システ
ム。 (19)外周領域が、さらに、溝によって内周領域の上
面から分離された上面を含む上記(11)に記載のディ
スク・ドライブ・システム。 (20)ディスク接触領域が、段状領域によって形成さ
れた上記(11)に記載のディスク・ドライブ・システ
ム。 (21)ディスク・スタックをスピンドル・モータのハ
ブに固定するリング状ディスク・クランプを作成する方
法であって、(a)上面、下面および内周面を有するリ
ングを提供する段階と、(b)リングの中立曲げ軸を決
定する段階と、(c)中立曲げ軸と上面との間の内周面
にハブ接触領域を形成して、ハブに局部的なグリップ力
を提供する段階と、(d)下面にディスク接触領域を形
成する段階とを含む方法。 (22)上面に溝を形成する段階をさらに含む上記(2
1)に記載の方法。 (23)段階(c)が、ハブとリング状ディスク・クラ
ンプ間の摩擦係数とリング状ディスク・クランプの回転
剛性とに基づき、リング状ディスク・クランプのハブか
らの滑りを減少させようにハブ接触領域の位置を最適化
する段階を含む上記(21)に記載の方法。 (24)段階(b)が、有限要素モデリングを実行する
段階を含む上記(21)に記載の方法。
【図1】従来のディスク・クランプの平面図である。
【図2】従来のディスク・クランプの拡大断面図であ
る。
る。
【図3】ディスク・クランプの1つの実施形態を実現す
るディスク・ドライブの分解図である。
るディスク・ドライブの分解図である。
【図4】ディスク・クランプの1つの実施形態を実現す
るディスク・スタックの分解図である。
るディスク・スタックの分解図である。
【図5】ディスク・クランプの1つの実施形態の平面図
である。
である。
【図6】ディスク・クランプの1つの実施形態の断面図
である。
である。
【図7】ディスク・クランプの1つの実施形態の拡大断
面図である。
面図である。
【図8】ディスク・スタックのハブに差し込まれた膨張
したディスク・クランプの1つの実施形態の断面図であ
る。
したディスク・クランプの1つの実施形態の断面図であ
る。
【図9】ディスク・スタック上に完全に組み立てた後の
ディスク・クランプの1つの実施形態の断面図である。
ディスク・クランプの1つの実施形態の断面図である。
【図10】ディスク・スタック上に差し込まれた膨張し
たディスク・クランプの1つの実施形態の拡大断面図で
ある。
たディスク・クランプの1つの実施形態の拡大断面図で
ある。
【図11】ディスク・スタック上に完全に組み立てた後
のディスク・クランプの1つの実施形態の拡大断面図で
ある。
のディスク・クランプの1つの実施形態の拡大断面図で
ある。
【図12】ディスク・スタック上に組み立てた後のディ
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
【図13】ディスク・スタック上に組み立てた後のディ
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
【図14】ディスク・スタック上に組み立てた後のディ
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
【図15】ディスク・スタック上に組み立てた後のディ
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
【図16】ディスク・スタック上に組み立てた後のディ
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
スク・クランプの実施形態の拡大断面図である。
10 ディスク・ドライブ 32 スピンドル・シャフト 33 ハブ 40 ディスク 400 ディスク・クランプ 401 上面 402 溝 403 上面 404 テーパ面 405 テーパ面 406 ハブ接触領域 407 ディスク接触領域 408 内周領域 409 外周領域 410 下面 411 上面 413 内周面 414 ハブの外径(ハブの外側円筒面) 419 テーパ領域 420 平坦領域 421 テーパ領域
フロントページの続き (72)発明者 エドアルド・ガトマイタン・カンラス アメリカ合衆国95120 カリフォルニア州 サンノゼ シーハン・コート 7112
Claims (24)
- 【請求項1】少なくとも1つのディスクをスピンドル・
モータのハブに固定するためのリング状ディスク・クラ
ンプであって、 中立曲げ軸と、 上面と内周面を有し、中立曲げ軸と上面の間でハブに局
部的なグリップ力を提供するように位置決めされたハブ
接触領域を配置した内周領域と、 ディスク接触領域を有する外周領域とを含むリング状デ
ィスク・クランプ。 - 【請求項2】ハブ接触領域の位置が、ハブとリング状デ
ィスク・クランプの間の摩擦係数とリング状ディスク・
クランプの回転剛性とに基づいて、ハブからのリング状
ディスク・クランプの滑りを減少させるように最適化さ
れる請求項1に記載のリング状ディスク・クランプ。 - 【請求項3】中立曲げ軸が、コンピュータ・シミュレー
ト有限要素モデリングによって決定される請求項1に記
載のリング状ディスク・クランプ。 - 【請求項4】内周面が、ハブ接触領域を構成する少なく
とも1つのテーパ面と少なくとも1つの平坦面を有する
請求項1に記載のリング状ディスク・クランプ。 - 【請求項5】内周面が、ハブ接触領域を構成する少なく
とも2つのテーパ面を含む請求項1に記載のリング状デ
ィスク・クランプ。 - 【請求項6】内周面が、ハブ接触領域を形成する少なく
とも1つの段状面と少なくとも1つの平坦面とを含む請
求項1に記載のリング状ディスク・クランプ。 - 【請求項7】内周面が、ハブ接触領域を構成する少なく
とも2つの段状面を含み、ハブ接触領域が、段状領域の
上側部分によって形成されている請求項1に記載のリン
グ状ディスク・クランプ。 - 【請求項8】内周面が、ハブ接触領域を形成する半円形
面を含む請求項1に記載のリング状ディスク・クラン
プ。 - 【請求項9】外周領域が、さらに上面を含み、外周領域
の上面が、溝により内周領域の上面から離されている請
求項1に記載のリング状ディスク・クランプ。 - 【請求項10】ディスク接触領域が、段状領域によって
形成される請求項1に記載のリング状ディスク・クラン
プ。 - 【請求項11】スピンドル・シャフトに取り付けられ、
外側円筒面を有するハブを含むスピンドル・モータと、 ハブの外側円筒面に取り付けられた内径を有する少なく
とも1つのディスクと、 リング状ディスク・クランプとを含み、 リング状ディスク・クランプが、 中立曲げ軸と上面と内周面を有し、中立曲げ軸と上面の
間でハブに局部的なグリップ力を提供するように位置決
めされたハブ接触領域を有する内周領域と、 ディスク接触領域を有する外周領域とを含むディスク・
ドライブ・システム。 - 【請求項12】ハブ接触領域の位置が、ハブとリング状
ディスク・クランプ間の摩擦係数とリング状ディスク・
クランプの回転剛性とに基づき、リング状ディスク・ク
ランプのハブからの滑りを減少させるように最適化され
た請求項11に記載のディスク・ドライブ・システム。 - 【請求項13】中立曲げ軸が、コンピュータ・シミュレ
ート有限要素モデリングによって決定される請求項11
に記載のディスク・ドライブ・システム。 - 【請求項14】内周表面が、ハブ接触領域を構成する少
なくとも1つのテーパ面と少なくとも1つの平坦面を有
する請求項11に記載のディスク・ドライブ・システ
ム。 - 【請求項15】内周面が、ハブ接触領域を構成する少な
くとも2つのテーパ面を含む請求項11に記載のディス
ク・ドライブ・システム。 - 【請求項16】内周面が、ハブ接触領域を形成する少な
くとも1つの段状面と少なくとも1つの平坦面とを含む
請求項11に記載のディスク・ドライブ・システム。 - 【請求項17】内周面が、ハブ接触領域を構成する少な
くとも2つの段状面を含み、ハブ接触領域が、段状領域
の上側部によって形成された請求項11に記載のディス
ク・ドライブ・システム。 - 【請求項18】内周面が、ハブ接触領域を形成する半円
形面を含む請求項11に記載のディスク・ドライブ・シ
ステム。 - 【請求項19】外周領域が、さらに、溝によって内周領
域の上面から分離された上面を含む請求項11に記載の
ディスク・ドライブ・システム。 - 【請求項20】ディスク接触領域が、段状領域によって
形成された請求項11に記載のディスク・ドライブ・シ
ステム。 - 【請求項21】ディスク・スタックをスピンドル・モー
タのハブに固定するリング状ディスク・クランプを作成
する方法であって、(a)上面、下面および内周面を有
するリングを提供する段階と、(b)リングの中立曲げ
軸を決定する段階と、(c)中立曲げ軸と上面との間の
内周面にハブ接触領域を形成して、ハブに局部的なグリ
ップ力を提供する段階と、(d)下面にディスク接触領
域を形成する段階とを含む方法。 - 【請求項22】上面に溝を形成する段階をさらに含む請
求項21に記載の方法。 - 【請求項23】段階(c)が、ハブとリング状ディスク
・クランプ間の摩擦係数とリング状ディスク・クランプ
の回転剛性とに基づき、リング状ディスク・クランプの
ハブからの滑りを減少させようにハブ接触領域の位置を
最適化する段階を含む請求項21に記載の方法。 - 【請求項24】段階(b)が、有限要素モデリングを実
行する段階を含む請求項21に記載の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US08/865344 | 1997-05-29 | ||
US08/865,344 US5940244A (en) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | Shrink-fit disk-clamp for hard disk drives |
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JPH1116237A true JPH1116237A (ja) | 1999-01-22 |
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