JPH11161997A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH11161997A
JPH11161997A JP9327819A JP32781997A JPH11161997A JP H11161997 A JPH11161997 A JP H11161997A JP 9327819 A JP9327819 A JP 9327819A JP 32781997 A JP32781997 A JP 32781997A JP H11161997 A JPH11161997 A JP H11161997A
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light
light beam
light source
optical
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JP9327819A
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Yoshitaka Takahashi
義孝 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】波長のことなる2種の光源を用い、対物レンズ
を共通化した光ピックアップ装置において、2種の光記
録媒体の双方に対して、情報の記録や再生等を良好に行
い得るようにする。 【解決手段】基板厚さ:t1の薄い光記録媒体10A
と、基板厚さ:t2(>t1) の厚い光記録媒体10B
の双方に対して、情報の記録、再生、消去の1以上を行
い得る光ピックアップ装置であって、セットされた光記
録媒体に応じた光源からの光束を光記録媒体に集光照射
する各光源からの光束に対し対物レンズ9を共通化し、
第1の光源2側から対物レンズ9に入射する光束を制限
する第1の開口制限部材8と、第2の光源13側から対
物レンズ9に入射する光束を制限する第2の開口制限部
材7とを有し、これら第1および第2の開口制限部材の
一方は、波長:λ1,λ2の光の一方を透過させ、他方を
反射させる波長選択透過膜により開口制限を行うもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ピックアップ装
置、より詳細には、基板厚さが異なる2種の光記録媒体
に、情報の記録、再生、消去の1以上を行い得る光ピッ
クアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光情報記録媒体として、従来から知られ
たコンパクトディスク(CD−RやCD−ROM等、以
下、CDと記する)の他に、より高い記録密度を達成し
たデジタルビデオディスク(以下、DVDと記する)が
実用化された。これら2種の光記録媒体は、使用波長が
異なり、基板の厚さも異なる。このため、従来から知ら
れているCD用の光ピックアップ装置では、DVDに対
する情報記録等を行うことができないし、DVD用に設
計された光ピックアップ装置では、CDに対する情報記
録等を適正に行うことができない。CD−RとDVDの
双方に対し情報の記録・再生等を可能とするためには、
CD用の光ピックアップ装置とDVD用の光ピックアッ
プ装置とを同一装置内に搭載し、光記録媒体に応じて光
ピックアップ装置を選択して使用するようにすればよい
が、このようにすると装置が大型化し、コストも高くつ
く。
【0003】このような観点から、光記録媒体に応じて
発光波長の異なる2種の光源を用意し、光ピックアップ
装置の光学系の一部を共通化する試みがなされている。
この場合に、対物レンズの共通化に伴い以下の如き問題
が生じる。即ち、例えば、DVDに対して所望の光学性
能を発揮するように設計された対物レンズをCD用に用
いると、使用波長の違いや基板厚さの違いにより、波面
収差(球面収差)が劣化して集光スポットにサイドロー
ブを生じ、ピーク強度の低下、スポット径の拡大を招
き、CDに対する情報の記録・再生等を良好に行うこと
が難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、DVDと
CD等の場合のように、基板厚さの異なる2種の光記録
媒体に対し、波長の異なる2種の光源を用い、対物レン
ズを共通化して、各光記録媒体に情報の記録や再生等を
行いうる光ピックアップ装置において、2種の光記録媒
体の双方に対して、情報の記録や再生等を良好に行い得
るようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の光ピックアッ
プ装置は「基板厚さ:t1の薄い光記録媒体と、基板厚
さ:t2(>t1) の厚い光記録媒体の双方に対して、
情報の記録、再生、消去の1以上を行い得る光ピックア
ップ装置」であって、第1及び第2の光源と、対物レン
ズと、光路合流手段と、信号検出手段と、第1および第
2の開口制限部材とを有する。「第1の光源」は、薄い
光記録媒体用に用いられ、発光波長:λ1の光を放射す
る。「第2の光源」は、厚い光記録媒体用に用いられ、
発光波長:λ2の光を放射する。第1および第2の光源
としては半導体レーザを用いることができる。「対物レ
ンズ」は、セットされた光記録媒体に応じた光源からの
光束を光記録媒体に集光照射するレンズであって、各光
源からの光束に共通して用いられる。「光路合流手段」
は、第1および第2の光源からの各光束の光路を対物レ
ンズに向けて合流させる手段である。「信号検出手段」
は、セットされた光記録媒体からの戻り光束により制御
用信号または制御用信号と情報信号を検出する手段であ
る。制御用信号は、フォーカシングやトラッキングを行
うための信号であり、情報信号は再生信号等である。
「第1の開口制限部材」は、第1の光源側から対物レン
ズに入射する光束を制限する。「第2の開口制限部材」
は、第2の光源側から対物レンズに入射する光束を制限
する。そして、これら第1および第2の開口制限部材の
一方は「波長:λ1,λ2の光の一方を透過させ、他方を
反射させる波長選択透過膜により開口制限を行う」もの
である。
【0006】波長選択透過膜は、透明平行平板の片面に
形成される。波長選択透過膜は、これを「透明平行平板
の光源側面」に形成することができる(請求項2)。あ
るいは、波長選択透過膜を形成された透明平行平板(波
長選択透過膜の形成は光源側でもセットされた光記録媒
体側でもよい)を、入射光束の光軸に対して傾けて配備
することができる(請求項3)。この場合、透明平行平
板に形成された開口形状を楕円形とし、透明平行平板
を、入射光束の光軸に直交する平面に対して、上記楕円
形の長軸方向に傾け、上記平面に対する開口の射影が略
円形状となるように傾き角を定めることができる(請求
項4)。
【0007】上記請求項1〜4の任意の1に記載の光ピ
ックアップ装置において、対物レンズを、薄い光記録媒
体に適合するように設計し、第2の開口制限部材に、波
長:λ1の光を透過させ、波長:λ2の光を反射させる波
長選択透過膜を形成し、この波長選択透過膜により、第
2の光源からの光束に対する開口制限を行うことができ
る(請求項5)。この場合、第1の光源からの光束に対
する第1のカップリングレンズにより、第1の光源から
の光束を実質的な平行光束とし、第2の光源からの光束
をカップリングする第2のカップリングレンズにより、
第2の光源からの光束を所定の発散性光束とすることが
できる(請求項6)。
【0008】上記請求項1〜6の任意の1に記載の光ピ
ックアップにおいて、「第1の光源と、薄い光記録媒体
からの戻り光束を受光する第1の戻り光束受光部と、第
1の光源から射出する光束の光路と第1の戻り光束受光
部へ向かう戻り光束の光路とを分離する第1の光路分離
手段と」を第1の光源・受光部ユニットとしてユニット
化し、「第2の光源と、厚い光記録媒体からの戻り光束
を受光する第2の戻り光束受光部と、第2の光源から射
出する光束の光路と第2の戻り光束受光部へ向かう戻り
光束の光路とを分離する第2の光路分離手段と」を、第
2の光源・受光部ユニットとしてユニット化することが
できる(請求項7)。
【0009】これら請求項1〜7の任意の1に記載され
た光ピックアップ装置における「光路合流手段」として
は「波長:λ1の光束を透過させ、波長:λ2の光束を反
射させる透過・反射機能を持つプリズム」を用いること
ができる(請求項8)。また、上記請求項1〜8の任意
の1に記載の光ピックアップ装置において、薄い光記録
媒体を基板厚さ:t1=0.6mmのディスク、厚い光
記録媒体を基板厚さ:t2=1.2mmのディスクと
し、波長:λ1=650nm,λ2=780nmとし、第
1の開口制限部材の開口数を0.6、第2の開口制限部
材の開口数を0.5に設定することができる(請求項
9)。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の光ピックアッ
プ装置の実施の1形態を説明図として示す。図1(a)
において、符号10Aは「薄い光記録媒体」、符号10
Bは「厚い光記録媒体」を示している。この実施の形態
において、薄い光記録媒体はDVDで基板厚さ:0.6
mmであり、厚い光記録媒体8はCDで基板厚さ:1.
2mmである。第1の光源・受光部ユニット1は、第1
の光源2と、第1の光路分離手段3と、第1の戻り光束
受光部11とをユニット化したものである。第1の光源
2は発光波長:λ1 =650nmの半導体レーザチッ
プ、第1の光路分離手段3はホログラム、第1の戻り光
束受光部11は受光手段である。第2の光源・受光部ユ
ニット12は、第2の光源13と、第2の光路分離手段
14と、第2の戻り光束受光部15とをユニット化した
ものである。第2の光源13は発光波長:λ2 =785
nmの半導体レーザチップ、第2の光路分離手段14は
ホログラム、第1の戻り光束受光部15は受光手段であ
る。符号4は「第1の光源用のカップリングレンズ」、
符号16は「第2の光源用のカップリングレンズ」を示
し、符号5は「光路合流手段」、符号6は偏向プリズ
ム、符号7は「第2の開口制限部材」、符号8は「第1
の開口制限部材」、符号9は「対物レンズ」を示す。
【0011】図1(a)に示すように、薄い光記録媒体
10Aがセットされたときには、第1の光源・受光部ユ
ニット1の光源2を点灯させ、第2の光源・受光部ユニ
ット12における第2の光源13は点灯させない。第1
の光源2から放射された光束は第1の光路分離手段3に
入射する。第1の光路分離手段3には、図2(a)に示
すように3種のホログラムA,B,Cが形成されてお
り、各ホログラムは入射光束の一部をそれぞれ偏向させ
るが、一部は0次光としてホログラムの影響を受けずに
第1の光路分離手段3を透過する。この実施の形態で
は、第1の光源2から放射され、第1の光路分離手段3
を直進的に透過する上記0次光を光記録媒体10Aに照
射する。
【0012】第1の光路分離手段3を直進的に透過した
前記0次光は、カップリングレンズ4によりカップリン
グされて「平行光束」となり、光路合流手段5に入射す
る。光路合流手段5は「ダイクロイックフィルタ膜」を
有するプリズムであり、ダイクロイックフィルタ膜は、
図2(c)に示すような透過率の分光特性を有してい
る。第1の光源2から放射される光の波長:λ1 は65
0nmであるから、第1の光源2側から光路合流手段5
に入射した光は略100%が光路合流手段5を透過し、
偏向プリズム6により光路を90度屈曲され、第2およ
び第1の開口制限部材7,8を介して対物レンズ9に入
射し、集束性の光束に変換され、薄い光記録媒体10A
の厚み:0.6mmの透明基板を透過して、記録面上に
光スポットとして集光する。記録面による反射光束は
「戻り光束」となって、対物レンズ9、偏向プリズム6
を介して光路合流手段5を透過すると、カップリングレ
ンズ4を透過して集束光束となり、第1の光路分離手段
3に入射し、一部はホログラムにより偏向される。図2
(a)に示す3種のホログラムA,B,Cに入射した戻
り光束部分は、それぞれ異なる方向へ偏向されて往路の
光束光路と「光路分離」される。第1の戻り光束受光部
11には、図2(b)に示すように、受光領域E,F,
G,Hが形成されている。図2(a)のホログラムAに
入射した戻り光束部分は偏向されて受光領域A,Bの境
界部分に集光し、ホログラムAとホログラムB,Cとの
境界部を「ナイフエッジ」とするナイフエッジ法による
フォーカス誤差信号(受光領域E,Fの出力:e,fの
差:e−f)を発生させる。また、ホログラムB,Cに
入射した戻り光束部分は、それぞれ受光領域G,Hに集
光し、これらの出力:g,hの差:g−hは、プッシュ
プル法によるトラック誤差信号となる。また、記録面に
記録された情報を再生する再生信号としては、例えば、
信号:e+f+g+hあるいはその一部が用いられる。
【0013】図1(a)において、薄い光記録媒体10
Aに換えて、厚い光記録媒体10Bがセットされるとき
は、第2の光源13が用いられる。第2の光路分離手段
14も、上に説明した第1の光路分離手段3と同様のホ
ログラムで構成され、第2の光源13から放射され、第
2の光路分離手段14を直進的に透過する0次光により
光記録媒体10Bの照射が行われる。第2の光源13か
らの光束は、第2の光路分離手段14を直進的に透過し
た0次光部分が、第2の光源用のカップリングレンズ1
6により光源13からの発散光束の発散性を弱められて
「所望の発散性を持った光束」となり、光路合流手段5
に入射する。
【0014】光路合流手段5のダイクロイックフィルタ
膜は、図2(c)に示すような透過率の分光特性を有
し、第2の光源13から放射される光束の波長:λ2
785nmであるから、第2の光源13側から光路合流
手段5に入射した光は略100%が光路合流手段5によ
り反射され、偏向プリズム6により光路を屈曲され、第
2および第1の開口制限部材7,8を介して対物レンズ
9に入射し、集束性の光束に変換され、厚い光記録媒体
10Bの厚み:1.2mmの透明基板を透過して、記録
面上に光スポットとして集光する。このとき、光記録媒
体10Bの厚さを補償するために、カップリングレンズ
16により光束を所定の発散性光束として対物レンズ9
に入射させ、対物レンズによる結像点を光軸上で伸ばす
ことにより厚い光記録媒体の記録面上に良好に集光させ
るのである。記録面による反射光束は「戻り光束」とな
って、対物レンズ9、偏向プリズム6を介して光路合流
手段5により反射されると、カップリングレンズ16を
透過して集束光束となり、第2の光路分離手段14に入
射し、一部はホログラムにより偏向される。第2の光路
分離手段14のホログラム構成も、第1の光路分離手段
14のものと同様のものであり、第2の光路分離手段1
4に入射した戻り光束部分は、各ホログラムによりそれ
ぞれ異なる方向へ偏向されて往路の光束光路と「光路分
離」される。第2の戻り光束受光部15には、第1の戻
り光束受光部11と同様の受光領域が形成され、第1の
戻り光束受光部11と同様にして「ナイフエッジ法によ
るフォーカス誤差信号」と「プッシュプル法によるトラ
ック誤差信号」あるいはこれらの信号と「再生信号」を
発生させる。
【0015】図1の実施の形態においては、第1および
第2の光路分離手段11,14として通常のホログラム
を用い、光源側からの光束のうち、ホログラムを0次光
として透過した光を光記録媒体の照射に利用する。これ
でも十分であるが、上記第1および第2の光路分離手段
として、偏光性ホログラムと1/4波長板を利用する
と、各光源からの光束を極めて有効に利用することがで
きる。偏光性ホログラムは、格子構造によるホログラム
を有し、ホログラム作用が、格子と平行な偏光成分にの
み作用し、格子と直交する偏光成分の光は透過させるよ
うなホログラムであり、例えば、雑誌:OplusE
1991年3月号第86頁以下に説明されたような、材
料にLiNbO3 を用いたものや、雑誌:光学第20巻
第8号(1991年8月)第500頁以下に開示された
狭ピッチで深溝のデュアルグレーテイング等を利用でき
る。
【0016】さて、対物レンズ9は、第1の光源2から
の光束に適合して設計され、カップリングレンズ4は、
対物レンズ9と共働して薄い光記録媒体10Aの記録面
上に良好な光スポットを形成するように設計されてい
る。一方、第2の光源13用のカップリングレンズ16
は、前述のように、第2の光源からの光束を「発散性の
光束」とする。なお、上記第1および第2の光路分離手
段3,14と、第1および第2の戻り光束受光部11,
15とは「信号検出手段」を構成する。
【0017】第1の開口制限部材8は、第1の光源2か
らの光束に対し、対物レンズ9の開口数が0.6相当と
なるように開口径を定められ、第2の開口制限部材7
は、第2の光源13からの光束に対し、対物レンズ9の
開口数が0.5相当となるように開口径を定められてい
る。図1(b)に示すように、第1の開口制限部材8は
「リング状の遮光部材」であり、開口径:Xは、前述の
ように、対物レンズ9の開口数が0.6相当となるよう
に開口径を定められている。一方、第2の開口制限部材
7は、円形状の透明平行平板7aの片面に波長選択透過
膜7bを円環状に形成したものである。この波長選択透
過膜7bの開口径(内径):YはY<Xであり、外径
は、第1の開口制限部材8の開口径:Xよりも大きく設
定されている。波長選択透過膜7bは、波長:λ1=6
50nmの光を100%透過し、波長:λ2=785n
mの光は100%反射するような透過率の分光特性を有
している。このような波長選択透過膜7bは、例えば、
図2(c)に示すような分光特性を持つ「ダイクロイッ
クフィルタ膜」として実現できる。
【0018】従って、薄い光記録媒体10Aがセットさ
れているとき、第1の光源2からの光束は、前記開口
径:Xより大きい光束径の平行光束として第2の開口制
限部材7を透過し、第1の開口制限部材8により光束径
を開口径:Xに等しく制限されて対物レンズ9に対して
開口数:0.6の光束となり、光記録媒体10Aの記録
面上に光スポットとして集光する。対物レンズ9は、第
1の光源からの光に対して、薄い光記録媒体10Aの基
板の厚さを考慮して最適化されているので、光スポット
は記録面上に良好に形成される。このときの光スポット
の光強度分布は、図3(a)に示すように「きれいなガ
ウス型分布」となる。一方、厚い光記録媒体10Bがセ
ットされているとき、第2の光源13からの光束は、第
2の開口制限部材7により、光束径を開口径:Yに等し
く制限され、対物レンズ9に対して開口数:0.5の光
束となり、光記録媒体10Bの記録面上に光スポットと
して集光する。対物レンズ9による球面収差(波面収
差)は、一般に、対物レンズの光軸から離れた部分にお
いて顕著に発生するものであるから、第2の開口制限部
材7による開口制限がないと、上記波面収差により、記
録面上に形成される光スポットの光強度分布は、図3
(b)に「破線」で示すようになり、波面収差が劣化し
て「サイドローブ」を生じ、ピーク強度の低下、スポッ
ト径の拡大を招き、情報の記録・再生等を良好に行うこ
とが難しい。しかし、第2の開口制限部材7による開口
制限で、波面収差劣化の原因となる対物レンズ周辺部の
光束を遮断することにより、波面収差の劣化が有効に防
止される結果、図3(b)に実線で示すように、この場
合にも「きれいなガウス型分布」の光強度分布を持った
良好な光スポットを得ることができる。
【0019】上述の図1〜図3に即して説明した光ピッ
クアップ装置は、基板厚さ:t1(=0.6mm)の薄い
光記録媒体10Aと、基板厚さ:t2(=1.2mm)の
厚い光記録媒体10Bの双方に対して、情報の記録、再
生、消去の1以上を行い得る光ピックアップ装置であっ
て、薄い光記録媒体10A用に用いられる、発光波長:
λ1(=650nm)の第1の光源2と、厚い光記録媒
体10B用に用いられる、発光波長:λ2(=785n
m)の第2の光源13と、セットされた光記録媒体に応
じた光源からの光束を光記録媒体に集光照射する、各光
束に共通の対物レンズ9と、第1および第2の光源から
の各光束の光路を対物レンズに向けて合流させる光路合
流手段5と、セットされた光記録媒体からの戻り光束に
より制御用信号または制御用信号と情報信号を検出する
信号検出手段3,14,11,15と、第1の光源側か
ら対物レンズに入射する光束を制限する第1の開口制限
部材8と、第2の光源側から対物レンズに入射する光束
を制限する第2の開口制限部材7とを有し、これら第1
および第2の開口制限部材の一方は、波長:λ1,λ2
光の一方を透過させ、他方を反射させる波長選択透過膜
7bにより開口制限を行うものである(請求項1)。
【0020】また、波長選択透過膜7bは、透明平行平
板7aの光源側面に形成され(請求項2)、対物レンズ
9は「薄い光記録媒体に適合する」ように設計され、第
2の開口制限部材7は、波長:λ1の光を透過させ、波
長:λ2の光を反射させる波長選択透過膜により開口制
限を行う(請求項5)。第1の光源2からの光束に対す
る第1のカップリングレンズ4は、第1の光源2からの
光束を実質的な平行光束とし、第2の光源13からの光
束をカップリングする第2のカップリングレンズ16
は、第2の光源からの光束を発散性光束とする(請求項
6)。
【0021】さらに、第1の光源2と、薄い光記録媒体
10Aからの戻り光束を受光する第1の戻り光束受光部
11と、第1の光源から射出する光束の光路と第1の戻
り光束受光部11へ向かう戻り光束の光路とを分離する
第1の光路分離手段3とが、第1の光源・受光部ユニッ
ト1としてユニット化され、第2の光源13と、厚い光
記録媒体10Bからの戻り光束を受光する第2の戻り光
束受光部15と、第2の光源13から射出する光束の光
路と第2の戻り光束受光部15へ向かう戻り光束の光路
とを分離する第2の光路分離手段14とが、第2の光源
・受光部ユニット12としてユニット化されている(請
求項7)。
【0022】また、光路合流手段5は、波長:λ1,λ2
のうち短波長:λ1の光束を透過させ、長波長:λ2の光
束を反射させる透過・反射特性を持つプリズムである
(請求項8)。そして、薄い光記録媒体10Aは基板厚
さ:t1=0.6mmのディスクで、厚い光記録媒体1
0Bは基板厚さ:t2=1.2mmのディスクであり、
波長:λ1=650nm,λ2=780nmであって、第
1の開口制限部材8の開口数が0.6、第2の開口制限
部材7の開口数が0.5に設定されている(請求項
9)。
【0023】図1に即して説明した実施の形態で、第2
の開口制限部材7における波長選択透過膜7bは「透明
平行平板の光源側面」に形成されている(請求項2)。
このように、波長選択透過膜7bを透明平行平板7aの
光源側面に形成することには以下の如き技術的意義があ
る。波長選択透過膜7bは、波長:λ2 の光に対しては
反射率100%の反射膜である。従って、図4(a)に
示すように、波長選択透過膜7bを透明平行平板7aに
おける光源とは逆側、即ち、対物レンズ側に形成したと
すると、波長:λ2の光が光源側から入射し、波長選択
透過膜7bで反射されたのち、波長選択透過膜7bと透
明平行平板7aの入射側面との間で反射を繰り返しつつ
「迷光」として戻り光束受光部に入射すると、制御用信
号や情報信号にノイズとして作用するおそれがある。上
記実施の形態のように、波長選択透過膜7bを透明平行
平板7aの光源側に配備すれば、上記迷光の影響を有効
に軽減できる。このような迷光の影響を防止するには、
図4(b)に示すように、第2の開口制限部材7の透明
平行平板7aを、入射光束の光軸に対して傾ければよい
(請求項3)。このようにすれば、波長選択透過膜によ
る反射光を「戻り光束受光部とは異なる方向」へ導くこ
とにより、上記反射光が迷光として影響するのを防止す
ることができる。
【0024】上記のように、第2の開口制限部材7を入
射光束の光軸に対して傾ける場合、開口径状が円形であ
ると、第2の開口制限部材を傾けたことにより、入射光
束に対する開口径状が「楕円形状」となってしまう。光
記録媒体の記録面上に形成される光スポットのスポット
形状は円形状に近いことが好ましく、上記の如く、光束
が楕円形状に開口制限されると、光スポットの形状も楕
円形状になる(光スポットの長軸方向は、開口制限の短
軸方向と対応する)。これを避けるには、透明平行平板
7aに形成された開口形状(波長選択透過膜7bの内径
の形状)を図5に示すように楕円形とし、透明平行平板
7aを入射光束の光軸に直交する平面に対して楕円の長
軸方向に傾け「上記平面に対する開口の射影が略円形状
となる」ように傾き角を定めれば良い(請求項4)。即
ち、図のように、楕円形の開口の長軸径を「a」、短軸
径を「b」とすると、傾き角:θを「関係:b=a・c
osθ」が満足されるように定めればよい。
【0025】また、上に説明した実施の形態では、第2
の開口制限部材が、波長:λ1(=650nm)の光を
透過させ、波長:λ2(=785nm)の光を反射させ
る波長選択透過膜により開口制限を行っている。このよ
うにすることには以下の如き技術的意義がある。波長:
λ1(=650nm)の光と、λ2(=785nm)の光
とでは、形成する光スポットのスポット径が異なり、波
長:λ1 の光による光スポットの方がスポット径が小さ
いので、波長:λ1 の光に対する波面収差の許容度は小
さい。即ち、波長:λ1 の光に対する波面収差の劣化は
最小限に抑えられる必要がある。もし、波長選択透過膜
による開口制限において、上記実施の形態とは逆に、波
長:λ1(=650nm)の光を反射させて開口制限を
行うようにすると、波長選択透過膜を形成する透明平行
平板の表面精度を極めて高精度にする必要が生じるので
ある。即ち、図6に示すように、透明平行平板7aの表
面に欠損等により微小な凹部700がある場合を考え、
この欠損部700を有する表面を透過した波面と、上記
表面で反射した波面合と考える。欠損部700の深さを
「D」とし、これに平面的な「入射波面」を考えると、
上記表面で反射された反射波面では、欠損部の無い部分
と欠損部とで、光路長に「2D」の差を生じるので、反
射波面では波面形状が欠損部を2倍に強調するのに対
し、透過波面では上記光路長の差は「D」ですむから、
波面の劣化は反射波面の場合に比して少ない。従って、
欠損部700等による透明平行平板7a表面の凹凸によ
る波面収差の劣化は、反射の場合が「より大き」くな
る。このため、上記実施の形態においては、波面収差の
劣化に対して厳しい、波長:λ1 の光が波長選択透過膜
を透過するようにしているのである。
【0026】上に説明したように、反射と透過とでは一
般に、反射の場合の方が波面劣化が大きい。上に説明し
た実施の形態では、第1の光源2からの光束の光路と、
第2の光源13からの光束の光路とを合流させる光路合
流手段5では、前述の如く、ダイクロイックフィルタ膜
による光束の透過と反射とを利用して光路合流を行って
いる。従って、ダイクロイックフィルタ膜を形成された
プリズム面に波長オーダーの微小な凹凸がある場合に
は、ダイクロイックフィルタ膜による透過と反射により
波面劣化が生じることになる。そこで、上記実施の形態
では、波長:λ1とλ2のうちで波面収差の劣化に対して
厳しい、短波長:λ1の光束が光路合流手段5を透過
し、波面劣化に対して比較的許容度が高い長波長:λ2
の光束が、光路合流手段5により反射されるようにし、
波長:λ2の光束に比して、波長:λ1の光束での波面劣
化がより少なくなるようにしているのである(請求項
8)。
【0027】なお、上記実施の形態では、第1の開口制
限部材8と第2の開口制限部材7とを別体に形成した
が、第1の開口制限部材が行うべき開口制限に対応した
開口径の遮光膜と、第2の開口制限部材が行うべき開口
制限に応じた開口径の波長選択透過膜とを共通の透明基
板に設けることにより、第1および第2の開口制限部材
を一体として構成することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な光ピックアップ装置を実現することができる。
この発明の光ピックアップ装置は上記のように、発光波
長の異なる2つの光源からの光束に対し、これら光束を
対応する光記録媒体の記録面に集光させる対物レンズを
共通化し、且つ、各光源からの光束を適切に開口制限す
るので、厚い光記録媒体にも薄い光記録媒体にも適正な
光スポットを形成することができ、従って、情報の記
録、再生、消去の1以上を各光記録媒体に対して良好に
実行することができる。
【0029】また、請求項2〜4記載の発明の光ピック
アップ装置では、迷光の影響を有効に軽減・除去でき
る。請求項5,8記載の発明の光ピックアップ装置で
は、より小さい光スポットを形成する光における波面収
差の劣化を有効に軽減して良好な光スポット形成を実現
できる。請求項7記載の発明の光ピックアップ装置は、
光源と光路分離手段と、戻り光束受光部とをユニット化
することにより光ピックアップ装置をコンパクト化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ピックアップ装置の実施の1形態
を説明するための図である。
【図2】上記実施の形態における光路分離手段と戻り光
束受光部と、光路合流手段とを説明するための図であ
る。
【図3】開口制限部材の効果を説明するための図であ
る。
【図4】請求項2,3記載の発明の実施の形態を説明す
るための図である。
【図5】請求項4記載の発明の実施の形態を説明するた
めの図である。
【図6】請求項5記載の発明の効果を説明するための図
である。
【符号の説明】
2 第1の光源 13 第2の光源 5 光路合流手段 7 第2の開口制限部材 7b 波長選択透過膜 8 第1の開口制限部材 9 対物レンズ 10A 薄い光記録媒体 10B 厚い光記録媒体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板厚さ:t1の薄い光記録媒体と、基板
    厚さ:t2(>t1) の厚い光記録媒体の双方に対し
    て、情報の記録、再生、消去の1以上を行い得る光ピッ
    クアップ装置であって、 薄い光記録媒体用に用いられる、発光波長:λ1の第1
    の光源と、 厚い光記録媒体用に用いられる、発光波長:λ2の第2
    の光源と、 セットされた光記録媒体に応じた光源からの光束を上記
    光記録媒体に集光照射する、上記各光源からの光束に共
    通の対物レンズと、 上記第1および第2の光源からの各光束の光路を上記対
    物レンズに向けて合流させる光路合流手段と、 上記セットされた光記録媒体からの戻り光束により制御
    用信号または制御用信号と情報信号を検出する信号検出
    手段と、 第1の光源側から上記対物レンズに入射する光束を制限
    する第1の開口制限部材と、 第2の光源側から上記対物レンズに入射する光束を制限
    する第2の開口制限部材とを有し、 これら第1および第2の開口制限部材の一方は、波長:
    λ1,λ2の光の一方を透過させ、他方を反射させる波長
    選択透過膜により開口制限を行うものであることを特徴
    とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ピックアップ装置におい
    て、 波長選択透過膜が、透明平行平板の光源側面に形成され
    ていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光ピックアップ装
    置において、 波長選択透過膜が、透明平行平板に形成され、上記透明
    平行平板は、入射光束の光軸に対して傾いていることを
    特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光ピックアップ装置におい
    て、 透明平行平板に形成された開口形状が楕円形であり、上
    記透明平行平板は、入射光束の光軸に直交する平面に対
    して、上記楕円形の長軸方向に傾けられ、上記平面に対
    する開口の射影が略円形状となるように傾き角が定めら
    れたことを特徴とする光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    光ピックアップ装置において、 対物レンズは、薄い光記録媒体に適合するように設計さ
    れ、 第2の開口制限部材が、波長:λ1の光を透過させ、波
    長:λ2の光を反射させる波長選択透過膜により開口制
    限を行うことを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光ピックアップ装置におい
    て、 第1の光源からの光束に対する第1のカップリングレン
    ズが、第1の光源からの光束を実質的な平行光束とし、
    第2の光源からの光束をカップリングする第2のカップ
    リングレンズは、第2の光源からの光束を所定の発散性
    光束とすることを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の任意の1に記載の光ピック
    アップ装置において、 第1の光源と、薄い光記録媒体からの戻り光束を受光す
    る第1の戻り光束受光部と、第1の光源から射出する光
    束の光路と上記第1の戻り光束受光部へ向かう戻り光束
    の光路とを分離する第1の光路分離手段とが、第1の光
    源・受光部ユニットとしてユニット化され、 第2の光源と、厚い光記録媒体からの戻り光束を受光す
    る第2の戻り光束受光部と、第2の光源から射出する光
    束の光路と上記第2の戻り光束受光部へ向かう戻り光束
    の光路とを分離する第2の光路分離手段とが、第2の光
    源・受光部ユニットとしてユニット化されていることを
    特徴とする光ピックアップ装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の任意の1に記載の光ピック
    アップ装置において、 光路合流手段が、波長:λ1の光束を透過させ、波長:
    λ2の光束を反射させる透過・反射機能を持つプリズム
    であることを特徴とする光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8の任意の1に記載の光ピック
    アップ装置において、 薄い光記録媒体は、基板厚さ:t1=0.6mmのディ
    スクであり、厚い光記録媒体は、基板厚さ:t2=1.
    2mmのディスクであり、波長:λ1=650nm,λ2
    =780nmであって、第1の開口制限部材の開口数が
    0.6、第2の開口制限部材の開口数が0.5に設定さ
    れることを特徴とする光ピックアップ装置。
JP9327819A 1997-10-30 1997-11-28 光ピックアップ装置 Pending JPH11161997A (ja)

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US10/004,426 US6480455B2 (en) 1997-10-30 2001-12-06 Optical pickup device applicable to two kinds of recording media with minimized deterioration of a beam spot

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7512055B2 (en) 2004-05-25 2009-03-31 Konica Minolta Opto, Inc. Objective optical element and optical pickup apparatus
US7518965B2 (en) 2004-06-09 2009-04-14 Sharp Kabushiki Kaisha Reduced thickness optical pickup device with contact avoiding part for avoiding contact between opening-regulating filter and turning mirror
JP2013054146A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Nikon Corp 対物レンズユニット及びこの対物レンズユニットを有する走査型顕微鏡

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