JP2004103225A - 2波長光源モジュールを採用した光ピックアップ - Google Patents

2波長光源モジュールを採用した光ピックアップ Download PDF

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Abstract

【課題】2波長光源モジュールを採用した光ピックアップを提供する。
【解決手段】相異なる波長の第1及び第2光を出射する第1及び第2光源が単一パッケージ化された光源モジュールと、第1及び/または第2光が収束または発散光形態で対物レンズに入射されて有限光学系とするコリメーティングレンズと、第1及び第2光の進路上に配されて第1及び第2光のうちいずれか一方の光に対してだけレンズとして機能を果たして第1及び第2光源の光の進行方向に沿った位置公差を補正する第1光学素子とを含むことを特徴とする。本発明による光ピックアップによれば、光源モジュール内の2つの光源の光進行軸に沿った位置公差を補正でき、付加的に前記第1光学素子が2つの光の進行光軸を一致させる作用を果たすか、2つの光の進行光軸を一致させるための別途の第2光学素子をさらに備える場合には、光源モジュールから出射される2つの光の進行軸も一致させうる。
【選択図】図1

Description

 本発明は光ピックアップに係り、さらに詳細には相異なる波長の光を出射する2つの光源が1つのパッケージの中に一体型に構成された2波長光源モジュールを採用した光ピックアップに関する。
 一般的に、DVD(Digital Versatile Disc)とCD(Compact Disc)とを互換できる光ピックアップはDVD用光源とCD用光源とをそれぞれ使用する構成よりなっている。この場合、DVDとCDの特性に合うように光学レンズなどを構成して2つの光源をそれぞれ組み立てなければならないので、光学系が複雑になって設置空間の制約が多くなる。
 近来、DVD及びCDのための相異なる波長の光を出射する2つの光源(2つの半導体レーザ(LD)チップ)を1つのパッケージの中に一体型に構成した光源モジュール(以下、TWIN−LDとする)が開発されているが、光源モジュール内で2つの光源間の位置差が相当なものであるために、このような光源モジュールは再生用光ピックアップの一部に使われているだけであって記録用光ピックアップには使われていない実情である。
 本発明は前記のような点を勘案して案出されたものであり、光源モジュール内の2つの光源間の位置公差に起因した問題点を補完するように光学系を構成し、再生用だけではなく記録用にも適用できる有限光学系構造の2波長光源モジュールを備える光ピックアップを提供するところにその目的がある。
 前記目的を達成するための本発明による光ピックアップは、相異なる波長の第1及び第2光を出射する第1及び第2光源が単一パッケージ化された光源モジュールと、前記第1及び第2光を集束させて記録媒体の記録面上に光スポットを形成する対物レンズと、前記第1及び/または第2光が収束または発散光形態で前記対物レンズに入射されて有限光学系とするコリメーティングレンズと、前記第1及び第2光の進路を変換する光路変換器と、記録媒体から反射されて前記対物レンズ及び光路変換器を経由して入射される第1及び第2光を受光して情報信号及び/または誤差信号を検出するための光検出器と、前記第1及び第2光の進路上に配され、前記第1及び第2光のうちいずれか一方の光に対してだけレンズとして機能を果たし、前記第1及び第2光源の光の進行方向に沿った位置公差を補正する第1光学素子とを含むことを特徴とする。
 ここで、前記コリメーティングレンズは前記光源モジュール側から入射される第1及び/または第2光を平行光に近い収束または発散光に変えられる。
 また、前記コリメーティングレンズは15mm以下の短い焦点距離を有しうる。
 前記第1及び第2光の進路上に配され、前記第1及び第2光の進行光軸を一致させるための第2光学素子をさらに含みうる。
 代案として、前記第1光学素子は前記第1及び第2光の進行光軸を一致させる機能を兼ねるようにもなりうる。
 前記第1光学素子は前記光路変換器と対物レンズ間に配され、透過型偏光ホログラムタイプにも構成しうる。
 前記対物レンズは−1/5〜−1/20間の横倍率を有しうる。
 前記第1及び第2光のうちいずれか一方の光は赤色波長領域の光であり、他方の光は近赤外線波長領域の光であり、本発明による光ピックアップはDVD系の光ディスクのうち少なくとも一部及びCD系の光ディスクのうち少なくとも一部を互換して記録及び/または再生するのに使われうる。
 本発明による光ピックアップは有限光学系構造であり、光源モジュールから出射された相異なる波長の2つの光のうちいずれか一方の光に対してだけレンズとして機能を果たす第1光学素子を備える。
 また、本発明による光ピックアップは前記光学素子が前記2つの光の進行軸を一致させる作用を行ったり、2つの光の進行軸を一致させるための別途の第2光学素子をさらに備える。
 このような、本発明による光ピックアップは光源モジュール内の2つの光源光の進行軸に沿った位置公差を補正でき、また光源モジュールから出射される2つの光の進行軸を一致させうる。
 前記のような本発明による光ピックアップはマルチ記録用に使われうる。
 すなわち、本発明による光ピックアップは相異なる波長の光を利用する相異なるフォーマットの光ディスク、例えばDVD系の光ディスクのうち少なくとも一部及びCD系の光ディスクのうち少なくとも一部どちらも記録及び/または再生できる。
 また、本発明による光ピックアップは有限光学系構造であるので、前記第1光学素子の焦点距離を比較的短くでき、光源モジュール内の2光源の光の進行方向に沿った相対的な位置公差を補正するための十分な調整範囲を確保できる。
 また、本発明による光ピックアップは有限光学系構造であるから、装置のサイズを小型化できる。
 図1は本発明の望ましい第1実施例による2波長光源モジュールを備える光ピックアップの光学的構成を概略的に示した図面であり、図2及び図3は本発明による光ピックアップに適用される2波長光源モジュール内での位置公差を説明するための図面である。
 図1を参照すれば、本発明の第1実施例による光ピックアップは、相異なる波長の第1及び第2光11a,13aを出射する第1及び第2光源11,13が単一パッケージ化された光源モジュール10と、前記第1及び第2光11a,13aを集束させて光ディスク1の記録面上に光スポットを形成させる対物レンズ35と、前記第1及び/または第2光11a,13aが収束または発散光形態で前記対物レンズ35に入射される有限光学系とするコリメーティングレンズ31と、前記第1及び第2光11a,13aの進路を変換する光路変換器と、光ディスク1から反射されて前記対物レンズ35及び光路変換器を経由して入射される第1及び第2光11a,13aを受光して情報信号及び/または誤差信号を検出するための光検出器39と、前記第1及び第2光源11,13の光の進行方向に沿った位置公差を補正するように前記第1及び第2光11a,13aのうちいずれか一方の光に対してだけレンズとして機能を果たす第1光学素子50とを含んで構成される。
 また、本発明の望ましい第1実施例による光ピックアップは、光の進行方向をz軸とする時、光源モジュール10内で第1光源11と第2光源13のx−y平面内の位置公差dx,dyによる第1及び第2光11a,13aの相対的な光軸ズレが補正されて前記第1及び第2光11a,13aの進行光軸を一致させる第2光学素子70をさらに備えられる。
 前記光源モジュール10は2つの半導体レーザチップが単一パッケージ化されたTWIN−LDでありうる。
 本発明の一実施例による光ピックアップが、例えばDVD系の光ディスクのうち少なくとも一部1a(以下、DVD)及びCD系の光ディスクのうち少なくとも一部1b(以下、CD)をどちらも互換採用して記録及び/または再生できるように、前記第1光源11としては赤色波長領域、例えば650nm波長の第1光11aを出射するDVD用半導体レーザチップを備え、前記第2光源13としては近赤外線波長領域、例えば780nm波長の第2光13aを出射するCD用半導体レーザチップを備えられる。
 光の進行方向に沿った軸をz軸とする時、光源モジュール10内で第1光源11と第2光源13間には図2に示されたように、z軸に沿った位置公差dzが存在する。
 また図3に示されたように、光源モジュール10内で第1光源11と第2光源13間にはx−y平面内に位置公差dx,dyが存在する。図3でp1は第1光源11の発光位置、p2は第2光源13の発光位置を示す。
 図3でLは第1及び第2光源11,13間の間隔であり、DVD用半導体レーザチップとCD用半導体レーザチップとからなるTWIN−LDの場合、前記間隔Lはほぼ110±10μmである。
 一方、後述するように、第1及び第2光11a,13aのうちいずれか一方の光に対してレンズとして役割を果たす第1光学素子50の焦点距離を短くできるように本発明の一実施例による光ピックアップは有限光学系構造とできる。
 このために、前記コリメーティングレンズ31は第1及び/または第2光11a,13aを収束または発散光形態、さらに望ましくは平行光に近い収束または発散光に変えて対物レンズ35に入射させうるように設計及び配される。
 上記の通りに、前記コリメーティングレンズ31を光源モジュール10側から発散光形態で入射される第1及び/または第2光11a,13aを平行光に近い収束または発散光に変えるように設計及び配置を行えば、本発明の一実施例による光ピックアップは有限光学系構造を有し、前記対物レンズ35には平行光に近い収束または発散光形態の第1及び/または第2光11a,13aが入射される。
 この時、前記対物レンズ35は入射される収束または発散光形態の第1及び/または第2光11a,13aを光ディスク1上の記録面上に集束して光スポットを形成できるように、−1/5〜−1/20間、さらに望ましくは−1/10の横倍率を有し、DVD 1a及びCD 1bに対する物体面と上面間の距離を同一に構成できる。
 ここで、対物レンズの横倍率が−1/10というのは、物体面(第1及び第2光源11,13の位置に該当する)に位置した所定高さの物体が上面(光ディスク1の記録面に該当する)に結像される時、その像を本来の物体サイズの1/5まで縮少させうるということを意味する。
 一方、短い焦点距離を有するコリメーティングレンズを使用する場合には、長い焦点距離を有するコリメーティングレンズを使用する場合より光源から出射される光量のうち対物レンズに入射する光量の比率が高まるので光効率を向上できる。
 従って、本発明による光ピックアップの光効率を向上させるために、前記コリメーティングレンズ31は一般的な再生専用光ピックアップに使われるコリメーティングレンズより短い焦点距離を有することが望ましい。
 すなわち、一般的なCD記録再生、DVD再生用光ピックアップに採用されるコリメーティングレンズの焦点距離が20〜25mmである点を考慮する時、前記コリメーティングレンズ31はこれより短い焦点距離、例えば15mm以下の焦点距離を有することが望ましい。
 上記の通りに、短い焦点距離を有するコリメーティングレンズ31を備えれば、光効率が向上するために、本発明による光ピックアップをCD 1bの記録だけでなく、DVD 1aの記録も可能なように構成するのがさらに容易になる。
 前記コリメーティングレンズ31は図1に示されたように光源モジュール10と光路変換器間に配され、図11に示されたように光路変換器と対物レンズ35間に配されることもある。
 一方、図1は前記光源モジュール10及び光検出器39が光源モジュール10から出射された第1及び第2光11a,13aが光路変換器を透過して光ディスク1方向に進み、光ディスク1から反射された第1及び第2光11a,13aが光路変換器から反射されて光検出器39に向かうように配された例を示す。
 前記光路変換器としては、入射される第1及び第2光11a,13aを所定割合で透過及び反射させるプレート型ビームスプリッタ33を備えられる。前記プレート型ビームスプリッタ33は第1及び第2光11a,13aの反射角度が45°以下、例えば30°になるように配されうる。本発明による光ピックアップを構成する残りの光学部品もこのようなプレート型ビームスプリッタ33の配置に対応して配されることはもちろんである。
 ここで、前記プレート型ビームスプリッタ33の入射/反射角度はプレート型ビームスプリッタの光学特性、すなわち透過/反射率、光学部品配置の制限いかん(主にスリム型の場合)を考慮して決定される。
 記録機器である場合、プレート型ビームスプリッタの透過/反射率は90:10または10:90ほどであり、複屈折まで考慮すれば2つの直交するは線形偏光、すなわちP偏光とS偏光の透過率ができるだけ類似しているのが望ましいが、プレート型ビームスプリッタの反射面のコーティング特性は入射角度が小さいほど所望する分光特性を満足しやすい。
 従って、本発明のプレート型ビームスプリッタ33のように、反射角度が45°以下になるように配すれば、プレート型ビームスプリッタのコーティング設計がたやすく、一部のスリム型のように光学部品の配置が制限される場合にも対応できる。
 ここで、前記プレート型ビームスプリッタ33は必ず反射角度が45°以下になるように配される必要はない。すなわち、前記プレート型ビームスプリッタ33は反射角度が45°になるように配されることもある。
 一方、前記光路変換器としては、プレート型ビームスプリッタ33の代わりにキュービック型ビームスプリッタを備えることもある。
 前記第1光学素子50としては、前記第1及び第2光11a,13aの進路上に配されて第1及び第2光11a,13aのうちのいずれか一方の光はそのまま透過させ、他の光に対してはレンズとして役割を果たすべく適切に光学的なパワーが付与されたホログラム素子を備えられる。
 前記第1光学素子50は、例えば本発明の第1実施例による互換型光ピックアップをなす全体光学系が前記第1光源11から出射された第1光11aに対して最適フォーカスが合わされるならば、第2光源13の光の進行軸に沿った位置公差(光の進行軸に対して第1光源11から第2光源13がずれた公差)を補正するように設けられたことが望ましい。
 ここで、第1光11aに対してデフォーカスが合わせられるということは、例えば本発明による光ピックアップが非点収差法によりフォーカスエラー信号を検出できる場合、第1光11aに対して対物レンズ35と光ディスク1の記録面間の距離がオンフォーカスの状態である時、光検出器39に受光される第1光11aのビーム形状がほぼ円形になるように光ピックアップ光学系全体を配するということを意味する。
 前記とは反対に、本発明による光ピックアップが第2光源13から出射された第2光13aに対してデフォーカスが合わせられるならば、前記第1光学素子50は第1光源11の進行軸に沿った位置公差を補正するように設けられたことが望ましい。
 このように設けられた第1光学素子50を進行光軸方向、すなわちz軸方向に微細調整すれば、第1及び第2光源11,13間の進行光軸に沿った位置公差を補正できる。
 この時、本発明による光ピックアップが有限光学系構造であるので、前記第1光学素子50の焦点距離を短くできる。
 このように、本発明による光ピックアップを有限光学系構造に形成し、第1光学素子50の焦点距離を短くするならば、第1光学素子50の位置をz軸方向に沿ってわずかに移動させても、第1及び第2光源11,13間の進行光軸に沿った位置公差を補正できるので、z軸方向に沿った位置公差を補正するための調整範囲が小さいために、第1光学素子50を調整するための空間の確保が容易である。
 このように、本発明による光ピックアップを有限光学系に構成すれば、無限光学系に構成する時に比べて第1光学素子50の焦点距離を短くでき、従って第1及び第2光源11,13間の進行光軸に沿った位置公差の補正を所望する調整範囲を確保しつつ可能にする。
 また、前記のような本発明による光ピックアップを有限光学系に構成し、第1光学素子50の焦点距離を短くするならば、第1光学素子50を単独でz軸方向に沿って狭い範囲内でだけ動かしてもz軸位置公差を全て補正できるので、残りの光学素子を前記第1光学素子50と相互補完的な作用をせずに互いに独立的に構成できるメリットがある。これは第1光学素子50だけでz軸位置公差を全て補正できるので、他の光学素子にz軸位置公差補正のための機能を付与する必要がないためである。
 図1では前記第1光学素子50がコリメーティングレンズ31と光路変換器間に配されるものと図示されているので、前記第1光学素子50は光路変換器と光検出器39間、さらに望ましくは光路変換器と集束レンズ36間に配されることも可能である。
 前記第2光学素子70は前記第1及び第2光11a,13aの進路上に配され、第1及び第2光源11,13のうち本発明による光ピックアップの光学系の中心光軸cからずれて配される光源から出射された光と前記中心光軸c上に配された光源から出射された光の進行光軸を互いに一致させる。図1は前記第2光学素子70が光路変換器と光検出器39間に配される例を示す。前記第2光学素子70は光源モジュール10と光路変換器間に配されることも可能である。
 前記第2光学素子70としては、第1及び第2光11a,13aのうち一方の光はそのまま透過させて他方の光は+1次または−1次に回折させ、第1及び第2光11a,13aの進行光軸を互いに一致させるホログラム素子を備えられる。この時、第2光学素子70をなすホログラム素子には光学的なパワーなくして位置係数だけ付与される。
 図1は前記第1光源11が前記中心光軸c上に配され、第2光源13が第1光源11に対してx−y平面内で位置公差を有する場合を例示したものである。この場合、第2光学素子70は図4及び図5に示されたように、波長がλ1である第1光11aに対しては作用なしにそのまま透過させ、波長がλ2である第2光13aに対してはホログラム素子として作用を果たして第2光13aを+1次または−1次に回折させることにより、第2光13aが屈折されて第1光11aと同じ光軸に進むように設けられる。
 図4は前記第2光学素子70が受光部側、すなわち光路変換器と光検出器39間に配される時の第1及び第2光11a,13aの進行を示す。
 図5は前記第2光学素子70が送光部、方向すなわち光源モジュール10と光路変換器間に配される時の第1及び第2光11a,13aの進行を示す。前記第2光学素子70を送光部方向に配する場合には、後述する実施例で説明するように、第2光学素子70をグレーティング20と一体に形成したり、光源モジュール10のカバーガラスに代替することも可能である。もちろん、第2光学素子70を光源モジュール10のカバーガラスとして使用する場合には、光源モジュール10の製作段階で事前に第2光学素子70を回転方向及びz軸方向に調整して光源モジュール10の第1及び第2光源11,13から出射された第1及び第2光11a,13aの進行光軸を一致させる。
 一方、本発明による光ピックアップは3ビーム法によるトラックキングエラー信号検出が可能なように前記光源モジュール10から出射された第1及び第2光11a,13aのうち少なくともいずれか一方の光を少なくとも3つのビームに分岐させるグレーティング20をさらに備えられる。
 例えば、本発明による光ピックアップが第1光11aに対してだけ3ビーム法によるトラックキングエラー信号を検出できる場合、前記グレーティング20は図6に示されたように、入射される第1光11aは少なくとも3つのビームに分岐させ、第2光13aはそのまま直進透過させるように設けられる。
 反対に、本発明による光ピックアップが第2光13aに対してだけ3ビーム法によるトラックキングエラー信号を検出できる場合、前記グレーティング20は入射される第1光11aはそのまま直進透過させ、第2光13aは少なくとも3つのビームに分岐させるように設けられることもある。
 ここで、前記第2光学素子70が光源モジュール10と光路変換器間に配される場合、前記第2光学素子70は前記グレーティング20と一体型に形成されることもある。第2光学素子70がグレーティング20が一体型に形成される実施例については図面を参照して説明する本発明の実施例による光ピックアップの光学的構成から十分に応用できるものであるので、図示及びより詳細な説明を省略する。
 本発明による光ピックアップが第1及び第2光11a,13aどちらにもついて3ビーム法によるトラックキングエラー信号を検出できる場合、前記グレーティング20は図7に示されたように、第1光11aは3つのビームに分岐させて第2光13aはそのまま直進透過させる第1グレーティング21と、入射される第1光11aはそのまま直進透過させて第2光13aは3つのビームに分岐させる第2グレーティング23とよりなる。図7では前記第1及び第2グレーティング21,23が透明部材の両面に形成されて一体化した構造であると図示されているので、前記第1及び第2グレーティング21,23は互いに分離されることもある。
 ここで、前記第2光学素子70が光源モジュール10と光路変換器間に配される場合、前記第2光学素子70は前記第1及び第2グレーティング21,23のうち少なくともいずれか1つと一体型に形成されることもある。第2光学素子70と第1及び第2グレーティング21,23とのうち少なくともいずれか1つが一体型に形成される実施例については図面を参照に説明する本発明の実施例による光ピックアップの光学的構成から十分に応用できるものであるので図示を省略する。
 本発明の第1実施例による光ピックアップは第1及び第2光11a,13aのうち一方の光についてデフォーカスを合わせるための調整レンズ37をさらに備えることが望ましい。
 前記調整レンズ37は、前記光検出器39に受光される光スポットを適正サイズとする検出レンズとして使われうる。
 また、前記調整レンズ37は、本発明の第1実施例による光ピックアップが非点収差法によりフォーカスエラー信号を検出するようにする非点収差レンズとして機能を果たすべく設けられることもある。
 すなわち、前記調整レンズ37は検出レンズ及び非点収差レンズの機能を兼ねることもある。
 例えば、第1光学素子50による進行方向軸に沿った位置公差の調整対象が第2光源13ならば、前記調整レンズ37は第1光11aに対してデフォーカスを合わせるのに使われる。すなわち、本発明による光ピックアップがDVD及びCD互換型ならば、前記調整レンズ37はDVDに対するデフォーカスを調整するのに使われ、第1光学素子50はCDに対するデフォーカスを調整するのに使われる。
 一方、図1に示されたように、コリメーティングレンズ31が光源モジュール10と光路変換器間に配される場合、受光部側には平行光に近い収束または発散光形態で入射される第1及び第2光11a,13aを集束するための集束レンズ36をさらに備えることが望ましい。図1で参照符号34は反射ミラーである。
 前記のような構成を有する本発明の第1実施例による光ピックアップで第1及び第2光源11,13の位置公差は、例えば次の通り補正できる。
 まず、第1光学素子50が第2光13aに対してだけレンズ機能を果たすように設けられ、前記第1及び第2光源11,13の光の進行方向軸をz軸とする時、前記第1光源11から出射される第1光11aに対してデフォーカスが合わせられるように本発明の第1実施例による光ピックアップ光学系を配する。
 その後、前記第2光13aに対してだけレンズとして役割を果たす第1光学素子50を前記z軸に沿って調整して第2光13aに対するデフォーカスを合わせれば、前記第1及び第2光源11,13の前記z軸に沿った位置公差が補正される。
 ここで、第1光学素子50が第1光11aに対してだけレンズ機能を果たすように設けられた場合には、本発明の第1実施例による光ピックアップ光学系を第2光13aに対してデフォーカスが合わせられるように配した後、第1光学素子50を利用して第1光11aに対するデフォーカスを合わせればよい。
 本発明の第1実施例による光ピックアップが中心光軸cからずれて配される光源の位置公差を補正するための光学素子、例えば第2光学素子70をさらに備える場合には、第1及び第2光源11,13のx−y平面内での位置公差dx,dyは次の通り補正できる。
 まず、前記第1及び第2光源11,13から出射されて光ディスク1から反射された第1及び第2光11a,13aのうちいずれか一方の光、すなわち中心光軸c上に配された光源から出射された光のスポットが前記光検出器39の中央に受光さるべく、前記光検出器39の位置を調整する。
 その後、前記第2光学素子70を回転方向及び/または前記z軸方向に調整し、残りの光のスポットも光検出器39の中央に受光させれば、第1及び第2光源11,13の位置公差が補正され、前記第1及び第2光11a,13aの進行光軸が一致する。この時、前記第2光学素子70は一方の光はそのまま透過させて残りの光は少なくとも2回屈折させる。
 以下では、本発明による光ピックアップの他の実施例について説明する。本発明の他の実施例の場合にも前述の位置公差補正方法が適用される。
 図8は本発明の第2実施例による光ピックアップの光学的配置構成を示したものであり、第1及び第2光11a,13aの進行光軸を一致させるための第2光学素子170が光源モジュール10と光路変換器間に配され、光源モジュール10のカバーガラス役割を果たすべく設けられた点に特徴がある。ここで、図1と実質的に同一機能を果たす部材は同一参照符号で表して反復する説明を省略する。
 図8に示されたように、第2光学素子170が光源モジュール10のカバーガラス役割を果たすべく設けられる場合には、光源モジュール10の製作段階で事前に第2光学素子170をθ軸とz軸方向に調整して第1及び第2光11a,13aの進行光軸を一致させる。
 一方、図9は本発明の第3実施例による光ピックアップの光学的構成を示し、1つの光学素子150だけを備える場合を示す。ここで、図1と実質的に同一機能を果たす部材は同一参照符号で表して反復説明を省略する。
 前記光学素子150は第1及び第2光源11,13の進行光軸に沿った位置公差dzを補正する機能を果たし、図9に示されたように、第1及び第2光11a,13aの進行光軸を一致させる機能を兼ねることがさらに望ましい。前記光学素子150は図9に示されたようにコリメーティングレンズ31と光路変換器間に配されることが望ましく、光路変換器と光検出器39間、さらに望ましくは光路変換器と集束レンズ36間に配されることもある。
 本発明の第3実施例で適用される光学素子150については先の実施例での第1及び/または第2光学素子50,70から十分に類推できるので、ここでは詳細な説明を省略する。
 図10は本発明の第4実施例による光ピックアップの光学的構成を示す。本実施例は、第1光学素子250を光路変換器と対物レンズ35間に配した点に特徴がある。ここで、前述の実施例と実質的に同一または類似の機能を果たす部材は同一参照符号で表して反復説明は省略する。
 図10に示された本発明の第4実施例でのように、前記第1光学素子250が光路変換器と対物レンズ35間の光路上に配される場合には、前記第1光学素子250は第1及び第2光11a,13aのうち進行光軸に沿った位置公差補正対象の光に対してだけ作用し、他の光に対しては作用しない透過型偏光ホログラムタイプに構成されることが望ましい。
 進行光軸に沿った位置公差補正対象の光が第2光13aであり、前記第1光学素子250が第2光13aに対してだけ作用を行う場合を例に挙げてみれば次の通りである。
 前記第1光学素子250は第1光11aをそのまま透過させつつ第2光13aに対しては1つの偏光成分についてだけレンズとして役割を果たす偏光ホログラム251と、入射される光の偏光を変える波長板253、望ましくは第2光13aの波長に対する1/4波長板からなりうる。
 前記第1及び第2光源11,13として半導体レーザチップを備え、半導体レーザとしてはP偏光及びS偏光のうちいずれか1つの偏光が優勢なレーザ光ビームが出射される点を考慮する時、前記第1光学素子250は光源モジュール10方向または光ディスク1から反射された後のいずれか一方向に進む第2光13aに対してだけレンズとして機能を果たす。
 例えば、光源モジュール10側から主にS偏光の第2光13aが出射され、前記第1光学素子250のホログラムがS偏光の第2光13aに対してだけレンズとしての役割を果たすと仮定する。
 この場合、光源モジュール10側から入射される第1光11aは第1光学素子250をそのまま透過する。この第1光11aは光ディスク1から反射された後でも第1光学素子250をそのまま透過する。一方、光源モジュール10側から入射されるS偏光の第2光13aは第1光学素子250の偏光ホログラム251により集束または発散され、波長板253を経由しつつ1つの円板光に変わる。1つの円板光の第2光13aは光ディスク1から反射されつつ直交する他の円板光になる。他の円板光の第2光13aは波長板253を経由しつつP偏光になり、第1光学素子250の偏光ホログラム251をそのまま透過する。
 もちろん、波長板253の存在により第1光11aの偏光が変わるが、第1光学素子250の偏光ホログラム251がS偏光であって第2光13aの波長と同じ波長の光に対してだけレンズとしての役割を果たすために、波長板253による第1光11aの偏光変化は問題にならない。
 ここで、前記第1光学素子250は進行光軸に沿った位置公差補正の対象光が第1光11aである場合には第1光11aに対してだけ作用を果たすべく設けられる。
上記の通りに、第1光学素子250が透過型偏光ホログラムタイプである場合、光路変換器として、プレート型ビームスプリッタ233を備えるか、キュービック型偏光ビームスプリッタを備えることもある。プレート型ビームスプリッタ233は前記第1光学素子250により進行方向を軸に沿った位置公差補正対象の光に対しては偏光状態によって選択的に透過または反射させ、他の光については所定割合で透過及び反射させる鏡面を有する。
 一方、本発明による光ピックアップは、図11に示されたように、光源モジュール10から出射された第1及び第2光11a,13aが光路変換器で反射されて光ディスク1方向に進むように配されることもある。もちろん、このような光学的配置を有し、前記光路変換器がプレート型ビームスプリッタ33構造である場合には、光ディスク1から反射されてプレート型ビームスプリッタ33を透過した第1及び第2光11a,13aに発生するコマ収差を補正するように調整レンズ37’を前記プレート型ビームスプリッタ33の傾く方向と反対側に傾くように配することが望ましい。
図11では光源モジュール10側から入射される発散光形態の第1及び第2光11a,13aを平行光に近い収束または発散光に変えるためのコリメーティングレンズ31’を光路変換器と対物レンズ35間に配した例を示す。コリメーティングレンズ31’を光路変換器と対物レンズ35間に配する場合、先の実施例でのように集束レンズ36は省略できる。
 ここで、光源モジュール10から出射された第1及び第2光11a,13aが光路変換器から反射されて光ディスク1方向に進む光ピックアップの実施例は図11の構成に限定されず、前述した多様な実施例を基に多様に変形できる。
 また、本発明による2波長光源モジュールを採用した光ピックアップの光学的構成は請求範囲の技術的思想の範囲内で多様に変形できる。
 本発明による光ピックアップを利用すれば、マルチ記録用、例えばCD及びDVD互換型光記録及び/または再生機器を実現できて装置を小型化できる。
本発明の望ましい第1実施例による2波長光源モジュールを採用した光ピックアップの光学的構成を概略的に示した図面である。 図1の光源モジュールでの第1及び第2光源間の光の進行方向軸(z軸)に沿った位置公差を示した図面である。 図1の光源モジュールの第1及び第2光源間のx−y平面内での位置公差を示した図面である。 図1の第2光学素子が受光部側、すなわち光路変換器と光検出器間に配される時の第1及び第2光の進行を示した図面である。 図1の第2光学素子が送光部方向、すなわち光源モジュールと光路変換器間に配される時の第1及び第2光の進行を示した図面である。 図1のグレーティングの第1実施例を示した図面である。 図1のグレーティングの第2実施例を示した図面である。 本発明の第2実施例による光ピックアップの光学的配置構成を示した図面である。 本発明の第3実施例による光ピックアップの光学的構成を示した図面である。 本発明の第4実施例による光ピックアップの光学的構成を示した図面である。 本発明の第5実施例による光ピックアップの光学的構成を示した図面である。
符号の説明
1  光ディスク
1a  DVD
1b  CD
10  光源モジュール
11  第1光源
11a  第1光
13  第2光源
13a  第2光
20  グレーティング
33  プレート型スプリッタ
34  反射ミラー
35  対物レンズ
36  収束レンズ
37  調整レンズ
39  光検出器
50  第1光学素子
  中心光軸

Claims (21)

  1.  相異なる波長の第1及び第2光を出射する第1及び第2光源が単一パッケージ化された光源モジュールと、
     前記第1及び第2光を集束させて記録媒体の記録面上に光スポットを形成させる対物レンズと、
     前記第1及び/または第2光が収束または発散光形態で前記対物レンズに入射されて有限光学系とするコリメーティングレンズと、
     前記第1及び第2光の進路を変換する光路変換器と、
     記録媒体から反射されて前記対物レンズ及び光路変換器を経由して入射される第1及び第2光を受光して情報信号及び/または誤差信号を検出するための光検出器と、
     前記第1及び第2光の進路上に配され、前記第1及び第2光のうちいずれか一方の光に対してだけレンズとして機能を果たし、前記第1及び第2光源の光の進行方向に沿った位置公差を補正する第1光学素子とを含むことを特徴とする光ピックアップ。
  2.  第1波長を有する第1光と第2波長を有する第2光とを発生させる2波長光源モジュールと、
     前記第1及び第2光のうち一方を収束/発散光に変え、第1及び第2光のうちいずれか1つに対して単にレンズとして作用し、第1及び第2光を対物レンズに向け、記録媒体から反射されて対物レンズを通過した第1及び第2光を反射させる光路コンバータと、
     記録媒体の記録面上に前記第1及び第2光を集束させ、それを通して戻って来る第1及び第2光が前記光路コンバータから反射させる対物レンズと、
     前記記録媒体から反射され、前記対物レンズを経由して前記光路コンバータにより反射された第1及び第2光を受信して情報信号及び/または誤差信号を検出する光検出器とを備えることを特徴とする光ピックアップ。
  3.  前記光路コンバータは、
     前記第1及び/または第2光が収束または発散光形態で前記対物レンズに入射されて有限光学系とするコリメーティングレンズと、
     前記第1及び第2光の進路上に配され、前記第1及び第2光のうちいずれか一方の光に対してだけレンズとして機能を果たし、前記第1及び第2光源の光の進行方向に沿った位置差を補正する第1光学素子とを備え、
     前記第1光学素子は前記コリメーティングレンズと光路変換器間及び光路変換器と光検出器間のうちいずれか一ヵ所に配され、
     前記光路変換器は第1及び第2光の光路を変換することを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ。
  4.  前記コリメーティングレンズは前記光源モジュール側から入射される第1及び/または第2光を平行光に近い収束または発散光に変えることを特徴とする請求項1または3に記載の光ピックアップ。
  5.  前記コリメーティングレンズは15mm以下の短い焦点距離を有することを特徴とする請求項1または3に記載の光ピックアップ。
  6.  前記第1及び第2光の進路上に配され、前記第1及び第2光の進行光軸を一致させるための第2光学素子をさらに含むことを特徴とする請求項1または3に記載の光ピックアップ。
  7.  前記第2光学素子は前記光源と光路変換器間や前記光路変換器と光検出器間に配されることを特徴とする請求項6に記載の光ピックアップ。
  8.  前記第2光学素子は前記光源モジュールのカバーガラスの役割を兼ねることを特徴とする請求項6に記載の光ピックアップ。
  9.  前記第1光学素子は前記第1及び第2光の進行光軸を一致させる機能を兼ねることを特徴とする請求項1または3に記載の光ピックアップ。
  10.  前記第1光学素子は前記コリメーティングレンズと光路変換器間や前記光路変換器と光検出器間に配されることを特徴とする請求項1、3ないし9のうちいずれか1項に記載の光ピックアップ。
  11.  前記第1光学素子は前記光路変換器と対物レンズ間に配され、透過型偏光ホログラムタイプであることを特徴とする請求項1、3ないし9のうちのいずれか1項に記載の光ピックアップ。
  12.  前記第1及び第2光のうちいずれか一方の光は回折により少なくとも3つのビームに分岐させ、残りの光は直進透過させる第1グレーティングをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載の光ピックアップ。
  13.  前記第1グレーティングを直進透過する波長の光は回折により少なくとも3つのビームに分岐させ、前記第1グレーティングにより回折/分岐される波長の光は直進透過させる第2グレーティングをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の光ピックアップ。
  14.  前記第1及び第2グレーティングは一体型よりなることを特徴とする請求項13に記載の光ピックアップ。
  15.  前記対物レンズは−1/5〜−1/20間の横倍率を有することを特徴とする請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載の光ピックアップ。
  16.  前記光検出器の方に進む第1及び第2光のうちいずれか一方の光のデフォーカスを合わせるための調整レンズをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載の光ピックアップ。
  17.  前記調整レンズは非点収差レンズや検出レンズとして機能を果たすことを特徴とする請求項16に記載の光ピックアップ。
  18.  前記第1及び第2光のうちいずれか一方の光は赤色波長領域の光であり、他方の光は近赤外線波長領域の光であり、DVD系の光ディスクのうち少なくとも一部及びCD系の光ディスクのうち少なくとも一部を互換して記録及び/または再生できることを特徴とする請求項1ないし9のうちのいずれか1項に記載の光ピックアップ。
  19.  前記コリメーティングレンズは前記光源モジュールと光路変換器間及び前記光路変換器と対物レンズ間のうちのいずれか一ヵ所に配されることを特徴とする請求項1または3に記載の光ピックアップ。
  20.  前記第1光学素子は前記第1及び第2光の進路上に配され、前記第1及び第2光のうちいずれか1つは透過させて他方に対してはレンズとして機能を果たすホログラム光学素子を含むことを特徴とする請求項1または3に記載の光ピックアップ。
  21.  前記光路変換器はプレート型ビームスプリッタであり、
     前記調整レンズは前記記録媒体から反射されて前記プレート型ビームスプリッタにより反射された第1及び第2光に発生したコマ収差を補正するためにプレート型ビームスプリッタが傾いた方向と反対に傾いたことを特徴とする請求項16に記載の光ピックアップ。

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