JPH11161663A - 動画再生制御方法およびその方法が適用される画像表示装置 - Google Patents
動画再生制御方法およびその方法が適用される画像表示装置Info
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- JPH11161663A JPH11161663A JP9328595A JP32859597A JPH11161663A JP H11161663 A JPH11161663 A JP H11161663A JP 9328595 A JP9328595 A JP 9328595A JP 32859597 A JP32859597 A JP 32859597A JP H11161663 A JPH11161663 A JP H11161663A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/92—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N5/9201—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/102—Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
- G11B27/105—Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
-
- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
- G11B27/28—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
- G11B27/30—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
- G11B27/3027—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/34—Indicating arrangements
Abstract
(57)【要約】
【課題】ＤＶＤビデオタイトルとインターネットで提供
されるＨＴＭＬファイルとを融合させた新たなサービス
の実現を図る。 【解決手段】ＤＶＤビデオの再生中にリモコンのＷｅｂ
ボタンが押されると、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６
は、現在再生されているビデオオブジェクトユニットの
ナビパックからＵＲＬを取り出し、そのＵＲＬを、ＷＷ
Ｗブラウザ１１７に表示したいインターネットアドレス
として渡す。これにより、そのＵＲＬに対応するＨＴＭ
Ｌコンテンツが外部サーバから取得されて、画面表示さ
れる。したがって、再生中のシーンの動画映像毎に、そ
れに対応するＨＴＭＬコンテンツを順次インターネット
を通じて取得してそれを再生中のシーンに連動して表示
することが可能となる。
されるＨＴＭＬファイルとを融合させた新たなサービス
の実現を図る。 【解決手段】ＤＶＤビデオの再生中にリモコンのＷｅｂ
ボタンが押されると、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６
は、現在再生されているビデオオブジェクトユニットの
ナビパックからＵＲＬを取り出し、そのＵＲＬを、ＷＷ
Ｗブラウザ１１７に表示したいインターネットアドレス
として渡す。これにより、そのＵＲＬに対応するＨＴＭ
Ｌコンテンツが外部サーバから取得されて、画面表示さ
れる。したがって、再生中のシーンの動画映像毎に、そ
れに対応するＨＴＭＬコンテンツを順次インターネット
を通じて取得してそれを再生中のシーンに連動して表示
することが可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は動画再生制御方法お
よびその方法が適用される画像表示装置に関し、特にＤ
ＶＤビデオなどの動画データをインタラクティブに再生
するための動画再生制御方法および画像表示装置に関す
る。
よびその方法が適用される画像表示装置に関し、特にＤ
ＶＤビデオなどの動画データをインタラクティブに再生
するための動画再生制御方法および画像表示装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、コンピュータおよびマルチメディ
ア技術の発達に伴い、いわゆるマルチメディア対応のコ
ンピュータシステムが種々開発されている。この種のコ
ンピュータシステムでは、テキストデータやグラフィッ
クスデータの他に、動画や音声データを再生するための
機能が設けられている。
ア技術の発達に伴い、いわゆるマルチメディア対応のコ
ンピュータシステムが種々開発されている。この種のコ
ンピュータシステムでは、テキストデータやグラフィッ
クスデータの他に、動画や音声データを再生するための
機能が設けられている。
【０００３】このようなコンピュータのマルチメディア
化に伴い、最近では、ＣＤ−ＲＯＭに代わる新たな蓄積
メディアとしてＤＶＤが注目されている。１枚のＤＶＤ
−ＲＯＭメディアには、片面で現在のＣＤ−ＲＯＭの約
７倍にあたる４．７Ｇバイト程度のデータを記録するこ
とができ、両面記録では９．４Ｇバイト程度のデータを
記録できる。このＤＶＤ−ＲＯＭメディアを使用するこ
とにより、大量の映像情報を含む映画などの動画像をコ
ンピュータ上で高品質に再生することが可能となる。
化に伴い、最近では、ＣＤ−ＲＯＭに代わる新たな蓄積
メディアとしてＤＶＤが注目されている。１枚のＤＶＤ
−ＲＯＭメディアには、片面で現在のＣＤ−ＲＯＭの約
７倍にあたる４．７Ｇバイト程度のデータを記録するこ
とができ、両面記録では９．４Ｇバイト程度のデータを
記録できる。このＤＶＤ−ＲＯＭメディアを使用するこ
とにより、大量の映像情報を含む映画などの動画像をコ
ンピュータ上で高品質に再生することが可能となる。
【０００４】ＤＶＤ−ＲＯＭメディアに記録されるビデ
オ情報のデータ構造はＤＶＤビデオ規格で定められてい
る。ビデオ情報は、大別すると、プレゼンテーションデ
ータとナビゲーションデータの２種類のデータに分けら
れる。
オ情報のデータ構造はＤＶＤビデオ規格で定められてい
る。ビデオ情報は、大別すると、プレゼンテーションデ
ータとナビゲーションデータの２種類のデータに分けら
れる。
【０００５】プレゼンテーションデータは再生されるビ
デオオブジェクトの集合であり、ビデオ、サブピクチ
ャ、およびオーディオから構成されている。ビデオデー
タはＭＰＥＧ２方式で圧縮符号化される。また、サブピ
クチャおよびオーディオの符号化方式としては、ランレ
ングス符号化およびＡＣ−３などがサポートされてい
る。サブピクチャはビットマップデータであり、映画の
字幕や、メニュー画面上の選択肢の表示などに用いられ
る。１つのビデオオブジェクトには、１チャネルのビデ
オデータ、最大８チャネルまでのオーディオデータ、最
大３２チャネルまでのサブピクチャデータを含ませるこ
とができる。
デオオブジェクトの集合であり、ビデオ、サブピクチ
ャ、およびオーディオから構成されている。ビデオデー
タはＭＰＥＧ２方式で圧縮符号化される。また、サブピ
クチャおよびオーディオの符号化方式としては、ランレ
ングス符号化およびＡＣ−３などがサポートされてい
る。サブピクチャはビットマップデータであり、映画の
字幕や、メニュー画面上の選択肢の表示などに用いられ
る。１つのビデオオブジェクトには、１チャネルのビデ
オデータ、最大８チャネルまでのオーディオデータ、最
大３２チャネルまでのサブピクチャデータを含ませるこ
とができる。
【０００６】ナビゲーションデータは、プレゼンテーシ
ョンデータの再生手順を制御する再生制御データであ
る。タイトル再生時には、このナビゲーションデータが
解釈されることにより、動画データの再生順序、再生方
法などが決定され、それに従って動画の再生が行われ
る。また、ナビゲーションデータには、ナビゲーション
コマンドを埋め込むことができる。ナビゲーションコマ
ンドは、ビデオデータの再生内容や再生順序を変更する
ためのものである、このナビゲーションコマンドを用い
ることにより、タイトル作成者はそのタイトルの中に種
々の分岐構造を定義することができ、よりインタラクテ
ィブなタイトルを作成することが可能となる。
ョンデータの再生手順を制御する再生制御データであ
る。タイトル再生時には、このナビゲーションデータが
解釈されることにより、動画データの再生順序、再生方
法などが決定され、それに従って動画の再生が行われ
る。また、ナビゲーションデータには、ナビゲーション
コマンドを埋め込むことができる。ナビゲーションコマ
ンドは、ビデオデータの再生内容や再生順序を変更する
ためのものである、このナビゲーションコマンドを用い
ることにより、タイトル作成者はそのタイトルの中に種
々の分岐構造を定義することができ、よりインタラクテ
ィブなタイトルを作成することが可能となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このようなＤＶＤビデ
オ規格のタイトルが世の中に出回り始めた一方で、最近
では、インターネットを用いた情報の流通が盛んに行わ
れている。このインターネットの普及により、世界各地
のありとあらゆる情報をＷＷＷブラウザによって見るこ
とが可能となっている。
オ規格のタイトルが世の中に出回り始めた一方で、最近
では、インターネットを用いた情報の流通が盛んに行わ
れている。このインターネットの普及により、世界各地
のありとあらゆる情報をＷＷＷブラウザによって見るこ
とが可能となっている。
【０００８】このような環境から、ＤＶＤビデオタイト
ルとインターネット技術とを融合させた新たなコンテン
ツの作成が求められ始めている。しかし、ＤＶＤビデオ
とインターネットは互いに全く独立した技術であり、ま
たＤＶＤビデオ規格は非常に細かく規定されているた
め、インターネットと融合するための規格の修正なども
難しい。このため、現状では、ＤＶＤビデオタイトルと
インターネットとを融合させることは非常に困難であっ
た。
ルとインターネット技術とを融合させた新たなコンテン
ツの作成が求められ始めている。しかし、ＤＶＤビデオ
とインターネットは互いに全く独立した技術であり、ま
たＤＶＤビデオ規格は非常に細かく規定されているた
め、インターネットと融合するための規格の修正なども
難しい。このため、現状では、ＤＶＤビデオタイトルと
インターネットとを融合させることは非常に困難であっ
た。
【０００９】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ＤＶＤビデオ規格を変更することなく、その
規格の有効利用および簡単な拡張のみによってＤＶＤビ
デオタイトルとインターネットとを融合できるように
し、ＤＶＤビデオタイトルと、インターネットで提供さ
れるＨＴＭＬファイルなどのハイパーメディアコンテン
ツとを融合させた新たなサービスを実現し得る動画再生
制御方法および画像表示装置を提供することを目的とす
る。
のであり、ＤＶＤビデオ規格を変更することなく、その
規格の有効利用および簡単な拡張のみによってＤＶＤビ
デオタイトルとインターネットとを融合できるように
し、ＤＶＤビデオタイトルと、インターネットで提供さ
れるＨＴＭＬファイルなどのハイパーメディアコンテン
ツとを融合させた新たなサービスを実現し得る動画再生
制御方法および画像表示装置を提供することを目的とす
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、所定の再生単位毎にそれを構成するビデ
オデータの再生を制御するための管理情報を含む動画像
ストリームが格納された蓄積媒体から前記動画像ストリ
ームを読み出して動画像を画面表示する画像表示装置に
おいて使用される動画再生制御方法であって、前記管理
情報には、再生中のビデオデータの映像に関連するハイ
パーメディア情報を外部から取得するために必要な識別
情報が埋め込まれており、前記識別情報で指定されたハ
イパーメディア情報を外部から取得し、前記動画像の再
生に連動して、その再生中の映像に関連するハイパーメ
ディア情報を画面表示することを特徴とする。
め、本発明は、所定の再生単位毎にそれを構成するビデ
オデータの再生を制御するための管理情報を含む動画像
ストリームが格納された蓄積媒体から前記動画像ストリ
ームを読み出して動画像を画面表示する画像表示装置に
おいて使用される動画再生制御方法であって、前記管理
情報には、再生中のビデオデータの映像に関連するハイ
パーメディア情報を外部から取得するために必要な識別
情報が埋め込まれており、前記識別情報で指定されたハ
イパーメディア情報を外部から取得し、前記動画像の再
生に連動して、その再生中の映像に関連するハイパーメ
ディア情報を画面表示することを特徴とする。
【００１１】この動画再生制御方法においては、ＤＶＤ
ビデオ規格の動画像ストリーム内には１ＧＯＰまたは２
ＧＯＰ（０．４秒から１秒）のビデオデータ単位でナビ
ゲーションバックと称される管理情報が含まれているこ
とに着眼し、その管理情報の空き領域にハイパーメディ
ア情報を取得するための識別情報を埋め込む方式が採用
されている。これにより、再生中のシーンに対応するハ
イパーメディア情報の識別情報をリアルタイムに認識す
ることができるので、再生中のシーンの動画映像毎に、
それに対応するＨＴＭＬコンテンツなどのハイパーメデ
ィア情報を順次インターネットを通じて取得してそれを
再生中のシーンに連動して表示することが可能となり、
ＤＶＤビデオタイトルと、インターネットで提供される
ＨＴＭＬコンテンツとを融合させた新たなサービスを実
現することができる。
ビデオ規格の動画像ストリーム内には１ＧＯＰまたは２
ＧＯＰ（０．４秒から１秒）のビデオデータ単位でナビ
ゲーションバックと称される管理情報が含まれているこ
とに着眼し、その管理情報の空き領域にハイパーメディ
ア情報を取得するための識別情報を埋め込む方式が採用
されている。これにより、再生中のシーンに対応するハ
イパーメディア情報の識別情報をリアルタイムに認識す
ることができるので、再生中のシーンの動画映像毎に、
それに対応するＨＴＭＬコンテンツなどのハイパーメデ
ィア情報を順次インターネットを通じて取得してそれを
再生中のシーンに連動して表示することが可能となり、
ＤＶＤビデオタイトルと、インターネットで提供される
ＨＴＭＬコンテンツとを融合させた新たなサービスを実
現することができる。
【００１２】また、ＤＶＤビデオ規格で定められている
ナビゲーションコマンドを拡張することなどによって
も、再生中のシーンに対応する動画映像に関連するＨＴ
ＭＬコンテンツを画面表示することができる。
ナビゲーションコマンドを拡張することなどによって
も、再生中のシーンに対応する動画映像に関連するＨＴ
ＭＬコンテンツを画面表示することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図１には、本発明の一実施形態に係
る画像表示装置のハードウェアおよびソフトウェアの基
本構成が示されている。
施形態を説明する。図１には、本発明の一実施形態に係
る画像表示装置のハードウェアおよびソフトウェアの基
本構成が示されている。
【００１４】この画像表示装置は、デジタルビデオプレ
ーヤやセットトップボックス、あるいはパーソナルコン
ピュータとして使用されるものであり、コンピュータグ
ラフィクス、および動画像などを専用のディスプレイモ
ニタや家庭用ＴＶに表示する機能を有する。
ーヤやセットトップボックス、あるいはパーソナルコン
ピュータとして使用されるものであり、コンピュータグ
ラフィクス、および動画像などを専用のディスプレイモ
ニタや家庭用ＴＶに表示する機能を有する。
【００１５】この画像表示装置には、ＤＶＤビデオ情報
を再生するために必要な主なハードウェアとして、ＤＶ
Ｄメディアからそれに記録された情報を読み出すＤＶＤ
ドライブ１１１、このＤＶＤドライブ１１１から読み出
されたＭＰＥＧ２プログラムストリームから構成される
ＤＶＤビデオ情報（ビデオ、サブピクチャ、オーディ
オ）をデコードするＭＰＥＧ２デコーダ１１２、ディス
プレイモニタを制御するＶＧＡコントローラ１１３、リ
モコンコントローラ１１４、およびインターネット接続
のための通信装置（ＩＳＤＮカードまたはモデム）１０
０などが設けられている。
を再生するために必要な主なハードウェアとして、ＤＶ
Ｄメディアからそれに記録された情報を読み出すＤＶＤ
ドライブ１１１、このＤＶＤドライブ１１１から読み出
されたＭＰＥＧ２プログラムストリームから構成される
ＤＶＤビデオ情報（ビデオ、サブピクチャ、オーディ
オ）をデコードするＭＰＥＧ２デコーダ１１２、ディス
プレイモニタを制御するＶＧＡコントローラ１１３、リ
モコンコントローラ１１４、およびインターネット接続
のための通信装置（ＩＳＤＮカードまたはモデム）１０
０などが設けられている。
【００１６】ＤＶＤメディアには、ＤＶＤビデオタイト
ルを構成するナビゲーションデータ３０１およびプレゼ
ンテーションデータ３０２に加え、ＤＶＤビデオと連動
表示するためのＨＴＭＬファイルなどが格納されてい
る。このＨＴＭＬファイルは例えばＤＶＤビデオタイト
ルの内容などを説明するための初期画面などとして用い
られるものであり、画像表示装置のメモリ上にダウンロ
ードされる。
ルを構成するナビゲーションデータ３０１およびプレゼ
ンテーションデータ３０２に加え、ＤＶＤビデオと連動
表示するためのＨＴＭＬファイルなどが格納されてい
る。このＨＴＭＬファイルは例えばＤＶＤビデオタイト
ルの内容などを説明するための初期画面などとして用い
られるものであり、画像表示装置のメモリ上にダウンロ
ードされる。
【００１７】ＤＶＤ−ＲＯＭメディア上のタイトル再生
は、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６によって制御され
る。このＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、ＤＶＤビ
デオの再生と連動してＨＴＭＬコンテンツを画面表示す
るために、ＷＷＷブラウザ１１７とのインターフェース
機能を有している。
は、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６によって制御され
る。このＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、ＤＶＤビ
デオの再生と連動してＨＴＭＬコンテンツを画面表示す
るために、ＷＷＷブラウザ１１７とのインターフェース
機能を有している。
【００１８】ＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、実際
には前述の各種ハードウェアを制御するためのドライバ
群と、それらドライバ群を用いてタイトル再生を行うア
プリケーションプログラムなどから構成されるが、この
ＤＶＤ再生制御プログラム１１６の機能はナビゲーショ
ンマネージャ２０１とプレゼンテーションエンジン２０
２とに分類される。ナビゲーションマネージャ２０１
は、ナビゲーションデータ３０１およびユーザからの指
示を解読してどのようにプレゼンテーションデータを再
生するかを決定する。また、ナビゲーションマネージャ
２０１は、連動表示すべきＨＴＭＬコンテンツの所在を
示すＵＲＬなどのアドレス情報をナビゲーションデータ
３０１から取り出し、それをＷＷＷブラウザ１１７に通
知する機能も有している。動画映像に関連するＨＴＭＬ
コンテンツの所在を示すＵＲＬは、ＭＰＥＧ２ストリー
ム内に１ＧＯＰまたは２ＧＯＰ（０．４秒から１秒）の
ビデオデータ単位で含まれているナビゲーションバック
の空き領域などに埋め込まれている。ＨＴＭＬコンテン
ツを連動表示するか否かは、ユーザからの指示によって
決定される。ユーザからの指示は、リモコンドライバ１
１８を介してナビゲーションマネージャ２０１に入力さ
れる。また、キーボードやマウス操作を用いてユーザか
らの指示をナビゲーションマネージャ２０１に通知する
こともできる。
には前述の各種ハードウェアを制御するためのドライバ
群と、それらドライバ群を用いてタイトル再生を行うア
プリケーションプログラムなどから構成されるが、この
ＤＶＤ再生制御プログラム１１６の機能はナビゲーショ
ンマネージャ２０１とプレゼンテーションエンジン２０
２とに分類される。ナビゲーションマネージャ２０１
は、ナビゲーションデータ３０１およびユーザからの指
示を解読してどのようにプレゼンテーションデータを再
生するかを決定する。また、ナビゲーションマネージャ
２０１は、連動表示すべきＨＴＭＬコンテンツの所在を
示すＵＲＬなどのアドレス情報をナビゲーションデータ
３０１から取り出し、それをＷＷＷブラウザ１１７に通
知する機能も有している。動画映像に関連するＨＴＭＬ
コンテンツの所在を示すＵＲＬは、ＭＰＥＧ２ストリー
ム内に１ＧＯＰまたは２ＧＯＰ（０．４秒から１秒）の
ビデオデータ単位で含まれているナビゲーションバック
の空き領域などに埋め込まれている。ＨＴＭＬコンテン
ツを連動表示するか否かは、ユーザからの指示によって
決定される。ユーザからの指示は、リモコンドライバ１
１８を介してナビゲーションマネージャ２０１に入力さ
れる。また、キーボードやマウス操作を用いてユーザか
らの指示をナビゲーションマネージャ２０１に通知する
こともできる。
【００１９】プレゼンテーションエンジン２０２は、ナ
ビゲーションマネージャ２０１からの指示に応じて動画
のタイトル再生を行う。ＷＷＷブラウザ１１７は、ＨＴ
ＴＰと称されるプロトコルを用いて外部のＷＷＷサーバ
と通信するためのＷＷＷクライアントであり、通信装置
１００を介して外部のＷＷＷサーバからＨＴＭＬファイ
ルを受け取り、それをＶＧＡコントローラ１１３を用い
て画面表示する。
ビゲーションマネージャ２０１からの指示に応じて動画
のタイトル再生を行う。ＷＷＷブラウザ１１７は、ＨＴ
ＴＰと称されるプロトコルを用いて外部のＷＷＷサーバ
と通信するためのＷＷＷクライアントであり、通信装置
１００を介して外部のＷＷＷサーバからＨＴＭＬファイ
ルを受け取り、それをＶＧＡコントローラ１１３を用い
て画面表示する。
【００２０】この図１のシステムにおいては、ユーザか
らＨＴＭＬコンテンツの表示指示が入力されると、ナビ
ゲーションマネージャ２０１は、現在再生中の動画映像
に関連するＨＴＭＬコンテンツの所在を示すＵＲＬをナ
ビゲーションデータ３０１から取り出し、それをＷＷＷ
ブラウザ１１７に通知する。これにより、そのＵＲＬで
指定されたＨＴＭＬコンテンツがＷＷＷブラウザ１１７
によって取得され、それが動画映像と共に画面表示され
る。この場合、前述したようにＵＲＬをナビゲーション
バックの空き領域に埋め込んでおくことにより、再生中
のシーンに対応する動画映像毎に、それに対応するＨＴ
ＭＬコンテンツなどのハイパーメディア情報を順次イン
ターネットを通じて取得および表示することが可能とな
る。また、ＤＶＤビデオ規格で定められているナビゲー
ションコマンドを拡張することなどによっても、再生中
のシーンに対応する動画映像に関連するＨＴＭＬコンテ
ンツのＵＲＬをナビゲーションデータ３０１から取り出
すことができる。これらＵＲＬの埋め込み方法などの詳
細については、図３以降で説明する。
らＨＴＭＬコンテンツの表示指示が入力されると、ナビ
ゲーションマネージャ２０１は、現在再生中の動画映像
に関連するＨＴＭＬコンテンツの所在を示すＵＲＬをナ
ビゲーションデータ３０１から取り出し、それをＷＷＷ
ブラウザ１１７に通知する。これにより、そのＵＲＬで
指定されたＨＴＭＬコンテンツがＷＷＷブラウザ１１７
によって取得され、それが動画映像と共に画面表示され
る。この場合、前述したようにＵＲＬをナビゲーション
バックの空き領域に埋め込んでおくことにより、再生中
のシーンに対応する動画映像毎に、それに対応するＨＴ
ＭＬコンテンツなどのハイパーメディア情報を順次イン
ターネットを通じて取得および表示することが可能とな
る。また、ＤＶＤビデオ規格で定められているナビゲー
ションコマンドを拡張することなどによっても、再生中
のシーンに対応する動画映像に関連するＨＴＭＬコンテ
ンツのＵＲＬをナビゲーションデータ３０１から取り出
すことができる。これらＵＲＬの埋め込み方法などの詳
細については、図３以降で説明する。
【００２１】次に、本実施形態の画像処理装置の具体的
なシステム構成を説明する。このシステムには、図２に
示されているように、ＰＣＩバス１０、ＣＰＵ１１、主
メモリ（ＭＥＭ）１２、ＨＤＤ１３、ＡＴＡＰＩまたは
ＳＣＳＩインタフェースから構成されるＤＶＤインター
フェース１６、およびオーディオコントローラ１７と、
前述のＤＶＤドライブ１１１、ＤＶＤデコーダ１１２、
ＶＧＡコントローラ１１３、リモコンコントローラ１１
４、および通信装置１００とが設けられている。
なシステム構成を説明する。このシステムには、図２に
示されているように、ＰＣＩバス１０、ＣＰＵ１１、主
メモリ（ＭＥＭ）１２、ＨＤＤ１３、ＡＴＡＰＩまたは
ＳＣＳＩインタフェースから構成されるＤＶＤインター
フェース１６、およびオーディオコントローラ１７と、
前述のＤＶＤドライブ１１１、ＤＶＤデコーダ１１２、
ＶＧＡコントローラ１１３、リモコンコントローラ１１
４、および通信装置１００とが設けられている。
【００２２】ＤＶＤドライブ１１１は、ＤＶＤメディア
に蓄積されたＤＶＤビデオストリームを、最大で１０．
０８Ｍｂｐｓの転送レートで読み出す。このＤＶＤドラ
イブ１１１は、光ディスクからなるＤＶＤメディア、モ
ータ、ピックアップ、ピックアップドライブ、サーボコ
ントローラ、エラー検出および訂正のためのＥＣＣ回路
を含むドライブコントローラなどから構成されている。
モータ、ピックアップ、ピックアップドライブ、サーボ
コントローラ、およびドライブコントローラは、ＤＶＤ
メディアを駆動し、そのＤＶＤメディアに記録されたデ
ータを読み出すためのドライブ装置として機能する。
に蓄積されたＤＶＤビデオストリームを、最大で１０．
０８Ｍｂｐｓの転送レートで読み出す。このＤＶＤドラ
イブ１１１は、光ディスクからなるＤＶＤメディア、モ
ータ、ピックアップ、ピックアップドライブ、サーボコ
ントローラ、エラー検出および訂正のためのＥＣＣ回路
を含むドライブコントローラなどから構成されている。
モータ、ピックアップ、ピックアップドライブ、サーボ
コントローラ、およびドライブコントローラは、ＤＶＤ
メディアを駆動し、そのＤＶＤメディアに記録されたデ
ータを読み出すためのドライブ装置として機能する。
【００２３】ＤＶＤメディアには、例えば、片面で１３
５分程度の映画を記録させることができる。この映画情
報を構成するプレゼンテーションデータには、主映像
（ビデオ）、３２チャネルまでの副映像（サブピクチ
ャ）、および８チャネルまでの音声（オーディオ）を含
ませることができる。
５分程度の映画を記録させることができる。この映画情
報を構成するプレゼンテーションデータには、主映像
（ビデオ）、３２チャネルまでの副映像（サブピクチ
ャ）、および８チャネルまでの音声（オーディオ）を含
ませることができる。
【００２４】ＭＰＥＧ２規格では、ＭＰＥＧ２で符号化
されたデータに、他の符号化データを含ませることがこ
とができ、それら符号化データは１本のＭＰＥＧ２プロ
グラムストリームとして扱われる。
されたデータに、他の符号化データを含ませることがこ
とができ、それら符号化データは１本のＭＰＥＧ２プロ
グラムストリームとして扱われる。
【００２５】ビデオの符号化にはＭＰＥＧ２を使用し、
サブピクチャおよびオーディオの符号化にはそれぞれラ
ンレングス符号化およびＤＯＬＢＹ ＡＣ３が使用され
る。この場合でも、それら符号化されたビデオ、サブピ
クチャ、およびオーディオは、１本のＭＰＥＧ２プログ
ラムストリームとして扱われる。
サブピクチャおよびオーディオの符号化にはそれぞれラ
ンレングス符号化およびＤＯＬＢＹ ＡＣ３が使用され
る。この場合でも、それら符号化されたビデオ、サブピ
クチャ、およびオーディオは、１本のＭＰＥＧ２プログ
ラムストリームとして扱われる。
【００２６】ＭＰＥＧ２規格の符号化処理は可変レート
符号化であり、単位時間当りに記録／再生する情報量を
異ならせることができる。よって、動きの激しいシーン
ほど、それに対応するフレーム群を構成するＭＰＥＧス
トリームの転送レートを高くすることによって、高品質
の動画再生が可能となる。
符号化であり、単位時間当りに記録／再生する情報量を
異ならせることができる。よって、動きの激しいシーン
ほど、それに対応するフレーム群を構成するＭＰＥＧス
トリームの転送レートを高くすることによって、高品質
の動画再生が可能となる。
【００２７】図３には、本実施形態で用いられるＤＶＤ
ビデオ情報の記録フォーマットの一例が示されている。
この記録フォーマットはＤＶＤビデオ規格に対応するも
のである。
ビデオ情報の記録フォーマットの一例が示されている。
この記録フォーマットはＤＶＤビデオ規格に対応するも
のである。
【００２８】図３に示されているように、ＤＶＤ−ＲＯ
Ｍメディアのボリュームスペースは、ボリュームおよび
ファイル管理のためのボリューム・ファイル構造、ＤＶ
Ｄビデオ情報を構成するＤＶＤビデオゾーン、およびＤ
ＶＤビデオ以外のその他のファイルエリアから構成され
ており、その他のファイルエリアには、前述の初期画面
用などのＨＴＭＬファイルが格納されている。
Ｍメディアのボリュームスペースは、ボリュームおよび
ファイル管理のためのボリューム・ファイル構造、ＤＶ
Ｄビデオ情報を構成するＤＶＤビデオゾーン、およびＤ
ＶＤビデオ以外のその他のファイルエリアから構成され
ており、その他のファイルエリアには、前述の初期画面
用などのＨＴＭＬファイルが格納されている。
【００２９】ＤＶＤビデオゾーンは、ビデオマネージャ
（ＶＭＧ）と、１以上のＤＶＤビデオタイトルセット
（ＶＴＳ＃１〜ＶＴＳ＃ｎ）とから構成される。ＶＭＧ
には、ビデオマネージャインフォメーション（ＶＭＧ
Ｉ）、メニュー用のビデオオブジェクトセット（ＶＯＢ
Ｓ）、およびバックアップ用のビデオマネージャインフ
ォメーション（ＶＭＧＩ）が含まれる。
（ＶＭＧ）と、１以上のＤＶＤビデオタイトルセット
（ＶＴＳ＃１〜ＶＴＳ＃ｎ）とから構成される。ＶＭＧ
には、ビデオマネージャインフォメーション（ＶＭＧ
Ｉ）、メニュー用のビデオオブジェクトセット（ＶＯＢ
Ｓ）、およびバックアップ用のビデオマネージャインフ
ォメーション（ＶＭＧＩ）が含まれる。
【００３０】ＶＭＧＩは、ＤＶＤメディア上に存在する
全てのＤＶＤビデオタイトルセット（ＶＴＳ＃１〜＃
ｎ）の目次情報として使用されるものであり、各ビデオ
タイトルセット（ＶＴＳ）に関するサーチ情報およびパ
レンタル属性情報などを含む。ＶＭＧ内にメニュー用の
ビデオオブジェクトセット（ＶＯＢＳ）が含まれている
場合には、ＶＭＧＩは、そのメニューの再生制御のため
の情報としてプログラムチェインフォメーション（ＰＧ
ＣＩ）も含む。このＰＧＣＩは、メニュー用の各ビデオ
オブジェクト（ＶＯＢ）を構成する複数のセルの再生順
序を示すものであり、タイトル作成者はここに前述のナ
ビゲーションコマンド（プレコマンド、ポストコマン
ド、ボタンコマンド、セルコマンド）を埋め込むことが
できる。
全てのＤＶＤビデオタイトルセット（ＶＴＳ＃１〜＃
ｎ）の目次情報として使用されるものであり、各ビデオ
タイトルセット（ＶＴＳ）に関するサーチ情報およびパ
レンタル属性情報などを含む。ＶＭＧ内にメニュー用の
ビデオオブジェクトセット（ＶＯＢＳ）が含まれている
場合には、ＶＭＧＩは、そのメニューの再生制御のため
の情報としてプログラムチェインフォメーション（ＰＧ
ＣＩ）も含む。このＰＧＣＩは、メニュー用の各ビデオ
オブジェクト（ＶＯＢ）を構成する複数のセルの再生順
序を示すものであり、タイトル作成者はここに前述のナ
ビゲーションコマンド（プレコマンド、ポストコマン
ド、ボタンコマンド、セルコマンド）を埋め込むことが
できる。
【００３１】プレコマンドは、ＰＧＣＩによって再生順
序が規定されるセル群（ＰＧＣ内のセル）の再生を開始
する前に実行されるナビゲーションコマンド群であり、
ＰＧＣ再生前の初期設定などに用いられる。ポストコマ
ンドはＰＧＣ内の全てのセルの再生が終了したときに実
行されるナビゲーションコマンド群であり、次に再生す
るＰＧＣへの分処理などに用いられる。セルコマンド
は、ＰＧＣ内の該当するセルの再生が終了した時点で実
行されるナビゲーションコマンド群であり、特定セルの
繰り返し再生などに用いられる。ボタンコマンドは、メ
ニュー画面中の選択アイテムであるボタンがユーザ操作
によって確定された時点で実行されるナビゲーションコ
マンド群であり、メニューアイテムの実行などに用いら
れる。
序が規定されるセル群（ＰＧＣ内のセル）の再生を開始
する前に実行されるナビゲーションコマンド群であり、
ＰＧＣ再生前の初期設定などに用いられる。ポストコマ
ンドはＰＧＣ内の全てのセルの再生が終了したときに実
行されるナビゲーションコマンド群であり、次に再生す
るＰＧＣへの分処理などに用いられる。セルコマンド
は、ＰＧＣ内の該当するセルの再生が終了した時点で実
行されるナビゲーションコマンド群であり、特定セルの
繰り返し再生などに用いられる。ボタンコマンドは、メ
ニュー画面中の選択アイテムであるボタンがユーザ操作
によって確定された時点で実行されるナビゲーションコ
マンド群であり、メニューアイテムの実行などに用いら
れる。
【００３２】各ビデオタイトルセット（ＶＴＳ）は、ビ
デオタイトルセットインフォメーション（ＶＴＳＩ）、
メニュー用のビデオオブジェクトセット（ＶＯＢＳ）、
タイトルを構成するビデオオブジェクトセット（ＶＯＢ
Ｓ）、およびバックアップ用のビデオタイトルセットイ
ンフォメーション（ＶＴＳＩ）から構成される。
デオタイトルセットインフォメーション（ＶＴＳＩ）、
メニュー用のビデオオブジェクトセット（ＶＯＢＳ）、
タイトルを構成するビデオオブジェクトセット（ＶＯＢ
Ｓ）、およびバックアップ用のビデオタイトルセットイ
ンフォメーション（ＶＴＳＩ）から構成される。
【００３３】ＶＴＳＩは、そのＶＴＳ内のメニューおよ
びタイトルの再生制御情報であり、そのタイトルのサー
チ情報、およびメニュー及びタイトル内におけるセル再
生順序を管理するプログラムチェインインフォメーショ
ン（ＰＧＣＩ）を含む。このＰＧＣＩにも、前述のナビ
ゲーションコマンド（プレコマンド、ポストコマンド、
ボタンコマンド、セルコマンド）が埋め込まれている。
また、このＶＴＳ内のＰＧＣＩには、タイトル内の各シ
ーンの映像に関連するＨＴＭＬコンテンツの所在を示す
複数のＵＲＬを埋め込むことができる。
びタイトルの再生制御情報であり、そのタイトルのサー
チ情報、およびメニュー及びタイトル内におけるセル再
生順序を管理するプログラムチェインインフォメーショ
ン（ＰＧＣＩ）を含む。このＰＧＣＩにも、前述のナビ
ゲーションコマンド（プレコマンド、ポストコマンド、
ボタンコマンド、セルコマンド）が埋め込まれている。
また、このＶＴＳ内のＰＧＣＩには、タイトル内の各シ
ーンの映像に関連するＨＴＭＬコンテンツの所在を示す
複数のＵＲＬを埋め込むことができる。
【００３４】タイトルを構成するビデオオブジェクトセ
ット（ＶＯＢＳ）は、セルと称される多数のビデオオブ
ジェクト（セル＃１，＃２，…）を含んでいる。各セル
（ビデオオブジェクト）は多数のビデオオブジェクトユ
ニットからなり、その先頭にはナビパック（ＮＡＶＩ）
が存在する。つまり、ナビパックから次のナビパックま
でが１つのセル（ビデオオブジェクト）となる。このナ
ビパックは前述したように１ＧＯＰまたは２ＧＯＰ
（０．５秒から１秒）のビデオデータ単位で含まれてい
る。各ナビパックは対応するビデオオブジェクトの再生
を制御するためのもの管理情報であり、ディスクサーチ
インフォメーション（ＤＳＩ）パックおよびプレゼンテ
ーションコントロールインフォメーション（ＰＣＩ）パ
ックから構成されている。ＤＳＩパックは、早送り・巻
き戻しなどの特殊再生時における再生開始アドレスの検
索情報などとして用いられる。ＰＣＩパックは、マルチ
アングル再生時のアングル切り替えや、ユーザからの指
示に応じてナビゲーションコマンド（ボタンコマンド）
を実行させるためのハイライト情報の表示に用いられ
る。本実施形態では、ＤＳＩパックまたはＰＣＩパック
の空き領域に、対応するビデオオブジェクトの映像に関
連するＨＴＭＬコンテンツの所在を示すＵＲＬが埋め込
まれている。
ット（ＶＯＢＳ）は、セルと称される多数のビデオオブ
ジェクト（セル＃１，＃２，…）を含んでいる。各セル
（ビデオオブジェクト）は多数のビデオオブジェクトユ
ニットからなり、その先頭にはナビパック（ＮＡＶＩ）
が存在する。つまり、ナビパックから次のナビパックま
でが１つのセル（ビデオオブジェクト）となる。このナ
ビパックは前述したように１ＧＯＰまたは２ＧＯＰ
（０．５秒から１秒）のビデオデータ単位で含まれてい
る。各ナビパックは対応するビデオオブジェクトの再生
を制御するためのもの管理情報であり、ディスクサーチ
インフォメーション（ＤＳＩ）パックおよびプレゼンテ
ーションコントロールインフォメーション（ＰＣＩ）パ
ックから構成されている。ＤＳＩパックは、早送り・巻
き戻しなどの特殊再生時における再生開始アドレスの検
索情報などとして用いられる。ＰＣＩパックは、マルチ
アングル再生時のアングル切り替えや、ユーザからの指
示に応じてナビゲーションコマンド（ボタンコマンド）
を実行させるためのハイライト情報の表示に用いられ
る。本実施形態では、ＤＳＩパックまたはＰＣＩパック
の空き領域に、対応するビデオオブジェクトの映像に関
連するＨＴＭＬコンテンツの所在を示すＵＲＬが埋め込
まれている。
【００３５】１つのセルは、ある一定時間例えば、０．
５秒から１秒の動画再生に必要な１５フレーム分の情報
を構成するものであり、前述したようにＭＰＥＧ２プロ
グラムストリームのＧＯＰ（Ｇｒｏｕｐ ｏｆ ｐｉｃ
ｔｕｒｅ）を単位として構成される。各セルには、ビデ
オパック（Ｖ）、サブピクチャパック（Ｓ）、およびオ
ーディオパック（Ａ）が多重化されて記録されている。
これらビデオパック（Ｖ）、サブピクチャパック
（Ｓ）、およびオーディオパック（Ａ）は、それぞれ符
号化されたビデオ、サブピクチャ、オーディオのデータ
単位である。これらパックのデータサイズは固定である
が、１つのセルに含ませることができるパック数は可変
である。したがって、動きの激しいシーンに対応するセ
ルほど、多数のビデオパックが含まれることになる。
５秒から１秒の動画再生に必要な１５フレーム分の情報
を構成するものであり、前述したようにＭＰＥＧ２プロ
グラムストリームのＧＯＰ（Ｇｒｏｕｐ ｏｆ ｐｉｃ
ｔｕｒｅ）を単位として構成される。各セルには、ビデ
オパック（Ｖ）、サブピクチャパック（Ｓ）、およびオ
ーディオパック（Ａ）が多重化されて記録されている。
これらビデオパック（Ｖ）、サブピクチャパック
（Ｓ）、およびオーディオパック（Ａ）は、それぞれ符
号化されたビデオ、サブピクチャ、オーディオのデータ
単位である。これらパックのデータサイズは固定である
が、１つのセルに含ませることができるパック数は可変
である。したがって、動きの激しいシーンに対応するセ
ルほど、多数のビデオパックが含まれることになる。
【００３６】以上のフォーマットにおいては、ＶＭＧ
Ｉ、ＶＴＳＩ、ＰＧＣＩ、ＰＣＩ、およびＤＳＩはナビ
ゲーションデータを構成し、また、各メニューおよびタ
イトルのためのビデオパック、サブピクチャパック、お
よびオーディオパックはプレゼンテーションデータを構
成する。
Ｉ、ＶＴＳＩ、ＰＧＣＩ、ＰＣＩ、およびＤＳＩはナビ
ゲーションデータを構成し、また、各メニューおよびタ
イトルのためのビデオパック、サブピクチャパック、お
よびオーディオパックはプレゼンテーションデータを構
成する。
【００３７】また、本実施形態では、ＰＧＣＩやＰＣＩ
に埋め込まれた前述のナビゲーションコマンドの中のボ
タンコマンドなども、該当するＶＴＳ内のＰＧＣＩやＶ
ＭＧ内のＰＧＣＩに埋め込まれたＵＲＬを指定するため
のコマンドとして使用されている。これにより、動画再
生画面上にＨＴＭＬコンテンツとの連動を示すボタンを
表示し、そのボタンが選択されたときに、コマンド実行
によって対応するＨＴＭＬコンテンツを外部から取得し
て画面表示することが可能となる。
に埋め込まれた前述のナビゲーションコマンドの中のボ
タンコマンドなども、該当するＶＴＳ内のＰＧＣＩやＶ
ＭＧ内のＰＧＣＩに埋め込まれたＵＲＬを指定するため
のコマンドとして使用されている。これにより、動画再
生画面上にＨＴＭＬコンテンツとの連動を示すボタンを
表示し、そのボタンが選択されたときに、コマンド実行
によって対応するＨＴＭＬコンテンツを外部から取得し
て画面表示することが可能となる。
【００３８】次に、図２のシステムの各ユニットについ
て説明する。ＣＰＵ１１は、このシステム全体の動作を
制御するものであり、システムメモリ（ＭＥＭ）１２に
格納されたオペレーティングシステムおよび実行対象の
アプリケーションプログラムを実行する。ＤＶＤメディ
アに記録されたＤＶＤビデオタイトルの再生は、ＣＰＵ
１１にＤＶＤ再生制御プログラム１１６を実行させるこ
とによって開始される。
て説明する。ＣＰＵ１１は、このシステム全体の動作を
制御するものであり、システムメモリ（ＭＥＭ）１２に
格納されたオペレーティングシステムおよび実行対象の
アプリケーションプログラムを実行する。ＤＶＤメディ
アに記録されたＤＶＤビデオタイトルの再生は、ＣＰＵ
１１にＤＶＤ再生制御プログラム１１６を実行させるこ
とによって開始される。
【００３９】ＤＶＤインタフェース１６は、ＨＤＤやＣ
Ｄ−ＲＯＭなどの周辺装置をＰＣＩバス１０に接続する
ための周辺インタフェースであり、この実施形態では、
ＤＶＤドライブ１１１との間のデータ転送を行う。
Ｄ−ＲＯＭなどの周辺装置をＰＣＩバス１０に接続する
ための周辺インタフェースであり、この実施形態では、
ＤＶＤドライブ１１１との間のデータ転送を行う。
【００４０】オーディオコントローラ１７は、ＣＰＵ１
１の制御の下にサウンドデータの入出力制御を行うもの
であり、サウンド出力のために、ＰＣＭ音源１７１、Ｆ
Ｍ音源１７２、マルチプレクサ１７３、およびＤ／Ａコ
ンバータ１７４を備えている。マルチプレクサ１７３に
は、ＰＣＭ音源１７１およびＦＭ音源１７２からの出力
と、ＤＶＤデコーダ１１２から転送されるデジタルオー
ディオデータが入力され、それらの１つが選択される。
なお、このオーディオコントローラ１７のＤ／Ａコンバ
ータに相当する機能はＤＶＤデコーダ１１２にも設けら
れており、オーディオコントローラ１７を使用せずに、
直接アナログ音声信号を出力することもできる。
１の制御の下にサウンドデータの入出力制御を行うもの
であり、サウンド出力のために、ＰＣＭ音源１７１、Ｆ
Ｍ音源１７２、マルチプレクサ１７３、およびＤ／Ａコ
ンバータ１７４を備えている。マルチプレクサ１７３に
は、ＰＣＭ音源１７１およびＦＭ音源１７２からの出力
と、ＤＶＤデコーダ１１２から転送されるデジタルオー
ディオデータが入力され、それらの１つが選択される。
なお、このオーディオコントローラ１７のＤ／Ａコンバ
ータに相当する機能はＤＶＤデコーダ１１２にも設けら
れており、オーディオコントローラ１７を使用せずに、
直接アナログ音声信号を出力することもできる。
【００４１】デジタルオーディオデータは、ＤＶＤドラ
イブ１１１から読み出されたオーディオデータをデコー
ドしたものである。ＤＶＤデコーダ１１１からオーディ
オコントローラ１７へのデジタルオーディオデータの転
送には、オーディオバス１８ａが用いられ、ＰＣＩバス
１０は使用されない。従って、コンピュータシステムの
性能に影響を与えることなくデジタルオーディオデータ
の高速転送が可能となる。
イブ１１１から読み出されたオーディオデータをデコー
ドしたものである。ＤＶＤデコーダ１１１からオーディ
オコントローラ１７へのデジタルオーディオデータの転
送には、オーディオバス１８ａが用いられ、ＰＣＩバス
１０は使用されない。従って、コンピュータシステムの
性能に影響を与えることなくデジタルオーディオデータ
の高速転送が可能となる。
【００４２】ＤＶＤデコーダ１１２は、ＣＰＵ１１の制
御の下に、メモリ１２を介して、あるいはＤＶＤ−ＲＯ
Ｍドライブ１１１から直接にＭＰＥＧ２プログラムスト
リームを読み出し、それをビデオ、サブピクチャ、およ
びオーディオパケットに分離した後、それらをそれぞれ
デコード処理し同期化して出力する。このＤＶＤデコー
ダ１１２は、図示のように、トランザクション制御部、
ＦＩＦＯバッファ、およびＭＰＥＧ２デコーダを備えて
いる。トランザクション制御部は、ＤＶＤデコーダ１１
２をＰＣＩバス１０上にトランザクションを発行するバ
スマスタ（イニシエータ）として動作させるためのもの
であり、メモリ１２またはＤＶＤ−ＲＯＭドライブ１１
１からＭＰＥＧ２プログラムストリームをリードするた
めのバスサイクルを実行する。このＭＰＥＧ２プログラ
ムストリームはＦＩＦＯバッファを介してＭＰＥＧ２デ
コーダに送られ、そこで、ビデオ、サブピクチャ、およ
びオーディオパケットへの分離と、それらのデコード処
理が行われる。
御の下に、メモリ１２を介して、あるいはＤＶＤ−ＲＯ
Ｍドライブ１１１から直接にＭＰＥＧ２プログラムスト
リームを読み出し、それをビデオ、サブピクチャ、およ
びオーディオパケットに分離した後、それらをそれぞれ
デコード処理し同期化して出力する。このＤＶＤデコー
ダ１１２は、図示のように、トランザクション制御部、
ＦＩＦＯバッファ、およびＭＰＥＧ２デコーダを備えて
いる。トランザクション制御部は、ＤＶＤデコーダ１１
２をＰＣＩバス１０上にトランザクションを発行するバ
スマスタ（イニシエータ）として動作させるためのもの
であり、メモリ１２またはＤＶＤ−ＲＯＭドライブ１１
１からＭＰＥＧ２プログラムストリームをリードするた
めのバスサイクルを実行する。このＭＰＥＧ２プログラ
ムストリームはＦＩＦＯバッファを介してＭＰＥＧ２デ
コーダに送られ、そこで、ビデオ、サブピクチャ、およ
びオーディオパケットへの分離と、それらのデコード処
理が行われる。
【００４３】デコードされたオーディオデータは、前述
したようにデジタルオーディオデータとしてオーディオ
バス１８ａを介してオーディオコントローラ１７に転送
されたり、あるいは直接外部のＤＳＰなどに出力され
る。デコードされたビデオおよびサブピクチャは合成さ
れて、デジタルＹＵＶデータとしてＶＧＡコントローラ
１１３のデジタルＹＵＶ入力ポートに送られる。この場
合、ＤＶＤデコーダ１１２からＶＧＡコントローラ１１
３へのデジタルＹＵＶデータの転送には、ビデオバス１
８ｂが用いられ、ＰＣＩバス１０は使用されない。従っ
て、デジタルＹＵＶデータの転送についても、デジタル
オーディオデータと同様に、コンピュータシステムの性
能に影響を与えることなく高速に行うことができる。
したようにデジタルオーディオデータとしてオーディオ
バス１８ａを介してオーディオコントローラ１７に転送
されたり、あるいは直接外部のＤＳＰなどに出力され
る。デコードされたビデオおよびサブピクチャは合成さ
れて、デジタルＹＵＶデータとしてＶＧＡコントローラ
１１３のデジタルＹＵＶ入力ポートに送られる。この場
合、ＤＶＤデコーダ１１２からＶＧＡコントローラ１１
３へのデジタルＹＵＶデータの転送には、ビデオバス１
８ｂが用いられ、ＰＣＩバス１０は使用されない。従っ
て、デジタルＹＵＶデータの転送についても、デジタル
オーディオデータと同様に、コンピュータシステムの性
能に影響を与えることなく高速に行うことができる。
【００４４】ビデオバス１８ｂとしては、ＶＥＳＡ規格
のＶＡＦＣ（ＶＥＳＡ Ａｄｖａｎｃｅｄ Ｆｅａｔｕ
ｒｅ Ｃｏｎｎｅｃｔｏｒ）、ＶＭ−Ｃｈａｎｎｅｌ
（ＶＥＳＡ Ｍｅｄｉａ Ｃｈａｎｎｅｌ）、Ｓ３ Ｌ
ＢＰのインターフェース、またはＺＶポートなどを利用
することができる。
のＶＡＦＣ（ＶＥＳＡ Ａｄｖａｎｃｅｄ Ｆｅａｔｕ
ｒｅ Ｃｏｎｎｅｃｔｏｒ）、ＶＭ−Ｃｈａｎｎｅｌ
（ＶＥＳＡ Ｍｅｄｉａ Ｃｈａｎｎｅｌ）、Ｓ３ Ｌ
ＢＰのインターフェース、またはＺＶポートなどを利用
することができる。
【００４５】ＶＧＡコントローラ１１３は、ＣＰＵ１１
の制御の下に、このシステムのディスプレイモニタとし
て使用されるＣＲＴディスプレイやＬＣＤを制御するも
のであり、ＶＧＡ仕様のテキストおよびグラフィクス表
示の他、動画表示をサポートする。このＶＧＡコントロ
ーラ１１３には、図示のように、グラフィックス表示制
御回路１９１、ビデオ表示制御回路１９２、マルチプレ
クサ１９３、およびＤ／Ａコンバータ１９４等が設けら
れている。
の制御の下に、このシステムのディスプレイモニタとし
て使用されるＣＲＴディスプレイやＬＣＤを制御するも
のであり、ＶＧＡ仕様のテキストおよびグラフィクス表
示の他、動画表示をサポートする。このＶＧＡコントロ
ーラ１１３には、図示のように、グラフィックス表示制
御回路１９１、ビデオ表示制御回路１９２、マルチプレ
クサ１９３、およびＤ／Ａコンバータ１９４等が設けら
れている。
【００４６】グラフィックス表示制御回路１９１は、Ｖ
ＧＡ互換のグラフィックスコントローラであり、ビデオ
メモリ（ＶＲＡＭ）２０に描画されたＶＧＡのグラフィ
クスデータをＲＧＢビデオデータに変換して出力する。
ビデオ表示制御回路１９２は、デジタルＹＵＶデータを
貯えるビデオバッファ、及び同バッファに貯えられたＹ
ＵＶデータをＲＧＢビデオデータに変換するＹＵＶ−Ｒ
ＧＢ変換回路等をもつ。
ＧＡ互換のグラフィックスコントローラであり、ビデオ
メモリ（ＶＲＡＭ）２０に描画されたＶＧＡのグラフィ
クスデータをＲＧＢビデオデータに変換して出力する。
ビデオ表示制御回路１９２は、デジタルＹＵＶデータを
貯えるビデオバッファ、及び同バッファに貯えられたＹ
ＵＶデータをＲＧＢビデオデータに変換するＹＵＶ−Ｒ
ＧＢ変換回路等をもつ。
【００４７】マルチプレクサ１９３は、グラフィックス
表示制御回路１９１とビデオ表示制御回路１９２の出力
データの一方を選択、またはグラフィックス表示制御回
路１９１からのＨＴＭＬコンテンツなどのＶＧＡグラフ
ィクス上にビデオ表示制御回路１９２からのＤＶＤビデ
オを合成してＬＣＤおよびＤ／Ａコンバータ１９４に送
る。Ｄ／Ａコンバータ１９４は、マルチプレクサ１９４
からのビデオデータをアナログＲＧＢ信号に変換して、
ＣＲＴディスプレイに出力する。
表示制御回路１９１とビデオ表示制御回路１９２の出力
データの一方を選択、またはグラフィックス表示制御回
路１９１からのＨＴＭＬコンテンツなどのＶＧＡグラフ
ィクス上にビデオ表示制御回路１９２からのＤＶＤビデ
オを合成してＬＣＤおよびＤ／Ａコンバータ１９４に送
る。Ｄ／Ａコンバータ１９４は、マルチプレクサ１９４
からのビデオデータをアナログＲＧＢ信号に変換して、
ＣＲＴディスプレイに出力する。
【００４８】また、ＶＧＡコントローラ１１３は、デジ
タルＹＵＶデータとオーディオデータをＮＴＳＣ方式の
ＴＶ信号に変換して外部のＴＶ受像機のビデオ入力に出
力する機能も有している。
タルＹＵＶデータとオーディオデータをＮＴＳＣ方式の
ＴＶ信号に変換して外部のＴＶ受像機のビデオ入力に出
力する機能も有している。
【００４９】図４には、ＤＶＤビデオとＨＴＭＬコンテ
ンツとの連動表示画面の一例が示されている。図４
（ａ）に示されているように、画面上には、ＤＶＤ再生
制御プログラム１１６によって提供されるＤＶＤビデオ
と、ＷＷＷブラウザ１１７によって提供されるＨＴＭＬ
コンテンツとが同時に表示されている。この状態で、例
えばユーザがリモコンユニット上に設けられたＷｅｂ表
示用キーを押すことなどによるリモコン操作でＨＴＭＬ
コンテンツの連動表示を指定するための入力操作や、Ｄ
ＶＤビデオの映像上に表示されているＷｅｂボタンをリ
モコン、キーボード、マウスなどによって選択する操作
などを行うと、図４（ｂ）に示されているように、現在
再生中の動画映像に関連するＨＴＭＬコンテンツが自動
的に外部のＷＷＷサーバから取得されて画面表示され
る。
ンツとの連動表示画面の一例が示されている。図４
（ａ）に示されているように、画面上には、ＤＶＤ再生
制御プログラム１１６によって提供されるＤＶＤビデオ
と、ＷＷＷブラウザ１１７によって提供されるＨＴＭＬ
コンテンツとが同時に表示されている。この状態で、例
えばユーザがリモコンユニット上に設けられたＷｅｂ表
示用キーを押すことなどによるリモコン操作でＨＴＭＬ
コンテンツの連動表示を指定するための入力操作や、Ｄ
ＶＤビデオの映像上に表示されているＷｅｂボタンをリ
モコン、キーボード、マウスなどによって選択する操作
などを行うと、図４（ｂ）に示されているように、現在
再生中の動画映像に関連するＨＴＭＬコンテンツが自動
的に外部のＷＷＷサーバから取得されて画面表示され
る。
【００５０】もちろん、同一のＨＴＭＬコンテンツがハ
ードディスクなどにキャッシュされていれば、ＷＷＷサ
ーバに対するアクセスなしでそのＨＴＭＬコンテンツが
画面表示されることになる。また、ＷＷＷブラウザ１１
７は予め起動されている必要はない。つまり、この場合
には、ＷＷＷブラウザ１１７が起動されてない状態でユ
ーザがリモコン操作でＨＴＭＬコンテンツの連動表示を
指定するための入力操作や、ＤＶＤビデオの映像上に表
示されているＷｅｂボタンを選択する操作などを行う
と、その時に、初めて現在再生中の動画映像に関連する
ＨＴＭＬコンテンツが自動的に外部のＷＷＷサーバから
取得されて画面表示されることになる。
ードディスクなどにキャッシュされていれば、ＷＷＷサ
ーバに対するアクセスなしでそのＨＴＭＬコンテンツが
画面表示されることになる。また、ＷＷＷブラウザ１１
７は予め起動されている必要はない。つまり、この場合
には、ＷＷＷブラウザ１１７が起動されてない状態でユ
ーザがリモコン操作でＨＴＭＬコンテンツの連動表示を
指定するための入力操作や、ＤＶＤビデオの映像上に表
示されているＷｅｂボタンを選択する操作などを行う
と、その時に、初めて現在再生中の動画映像に関連する
ＨＴＭＬコンテンツが自動的に外部のＷＷＷサーバから
取得されて画面表示されることになる。
【００５１】なお、図４の例では、ＤＶＤビデオによっ
て再生中のシーンの映像には自動車が含まれており、こ
の自動車についての仕様などについての文字および画像
をＨＴＭＬコンテンツとして連動表示する場合が示され
ている。
て再生中のシーンの映像には自動車が含まれており、こ
の自動車についての仕様などについての文字および画像
をＨＴＭＬコンテンツとして連動表示する場合が示され
ている。
【００５２】次に、本実施形態によるＤＶＤビデオとＨ
ＴＭＬコンテンツとの連動表示処理のための具体的な方
法について説明する。まず、ＤＶＤビデオ規格のビデオ
オブジェクトにＵＲＬを持たせる方法とその場合の再生
方法について解説する。
ＴＭＬコンテンツとの連動表示処理のための具体的な方
法について説明する。まず、ＤＶＤビデオ規格のビデオ
オブジェクトにＵＲＬを持たせる方法とその場合の再生
方法について解説する。
【００５３】ＤＶＤビデオ規格では図３で説明したよう
に、ビデオデータであるビデオオブジェクトのファイル
群と、そのデータの管理情報や、再生手順を記述する制
御情報ファイル群から成り立っている。また、ビデオオ
ブジェクトはＭＰＥＧ２プログラムストリームであり、
前述したように、サブストリームとしてビデオデータの
管理情報であるＰＣＩやＤＳＩを持っている。これらを
含んだナビパックはビデオオブジェクトユニットと呼ば
れる１ＧＯＰまたは２ＧＯＰ分（０．５秒から１秒）の
ビデオデータを含んだビデオデータの先頭に必ず存在す
るので、そのＰＣＩやＤＳＩのリザーブ領域にＵＲＬを
埋め込む事により、そのストリームが再生中に関連付け
られるインターネットアドレスを指定する事ができる。
に、ビデオデータであるビデオオブジェクトのファイル
群と、そのデータの管理情報や、再生手順を記述する制
御情報ファイル群から成り立っている。また、ビデオオ
ブジェクトはＭＰＥＧ２プログラムストリームであり、
前述したように、サブストリームとしてビデオデータの
管理情報であるＰＣＩやＤＳＩを持っている。これらを
含んだナビパックはビデオオブジェクトユニットと呼ば
れる１ＧＯＰまたは２ＧＯＰ分（０．５秒から１秒）の
ビデオデータを含んだビデオデータの先頭に必ず存在す
るので、そのＰＣＩやＤＳＩのリザーブ領域にＵＲＬを
埋め込む事により、そのストリームが再生中に関連付け
られるインターネットアドレスを指定する事ができる。
【００５４】そのデータを埋め込んだ場合の再生例を以
下に具体的に説明する。ＤＶＤビデオの再生中にリモコ
ンのＷｅｂボタンを押すと、図５のフローチャートで示
す以下の手順で関連するＨＴＭＬコンテンツの表示が行
われる。
下に具体的に説明する。ＤＶＤビデオの再生中にリモコ
ンのＷｅｂボタンを押すと、図５のフローチャートで示
す以下の手順で関連するＨＴＭＬコンテンツの表示が行
われる。
【００５５】すなわち、ＤＶＤ再生制御プログラム１１
６は、ボタンが押されたときに、現在再生されているビ
デオオブジェクトユニットのナビパック（ＮＶ ＰＣ
Ｋ）を取得する（ステップＳ１０１）。次いで、ＤＶＤ
再生制御プログラム１１６は、ＮＶ ＰＣＫにインター
ネットアドレス（ＵＲＬ）があるかどうかを判断する
（ステップＳ１０２）。もしインターネットアドレスが
なければそのまま再生を継続する（ステップＳ１０
３）。
６は、ボタンが押されたときに、現在再生されているビ
デオオブジェクトユニットのナビパック（ＮＶ ＰＣ
Ｋ）を取得する（ステップＳ１０１）。次いで、ＤＶＤ
再生制御プログラム１１６は、ＮＶ ＰＣＫにインター
ネットアドレス（ＵＲＬ）があるかどうかを判断する
（ステップＳ１０２）。もしインターネットアドレスが
なければそのまま再生を継続する（ステップＳ１０
３）。
【００５６】一方、もしインターネットアドレス（ＵＲ
Ｌ）が含まれていれば、ＤＶＤ再生制御プログラム１１
６は、現在再生しているＤＶＤビデオの位置や状態をす
べて保存して、ポーズ（または停止）状態に入る（ステ
ップＳ１０４，Ｓ１０５）。それと同時に、ＤＶＤ再生
制御プログラム１１６は、インターネットアドレスを引
数としてＷＷＷブラウザ１１７を起動するか、または起
動しているＷＷＷブラウザ１１７に表示したいインター
ネットアドレスとしてその情報を渡す（ステップＳ１０
６）。そして、ＷＷＷブラウザ１１７を閉じたとき、あ
るいは再生開始がユーザによって指定されたとき、ある
いは一定時間経過した後に、ＤＶＤ再生制御プログラム
１１６は、ＤＶＤビデオの再生を再開する。
Ｌ）が含まれていれば、ＤＶＤ再生制御プログラム１１
６は、現在再生しているＤＶＤビデオの位置や状態をす
べて保存して、ポーズ（または停止）状態に入る（ステ
ップＳ１０４，Ｓ１０５）。それと同時に、ＤＶＤ再生
制御プログラム１１６は、インターネットアドレスを引
数としてＷＷＷブラウザ１１７を起動するか、または起
動しているＷＷＷブラウザ１１７に表示したいインター
ネットアドレスとしてその情報を渡す（ステップＳ１０
６）。そして、ＷＷＷブラウザ１１７を閉じたとき、あ
るいは再生開始がユーザによって指定されたとき、ある
いは一定時間経過した後に、ＤＶＤ再生制御プログラム
１１６は、ＤＶＤビデオの再生を再開する。
【００５７】ＤＶＤビデオの再生を一時的に中断するの
はＤＶＤビデオの内容を見逃すことを防ぐためである
が、ＤＶＤビデオの再生を続けながらブラウザを表示す
ることももちろん可能である。
はＤＶＤビデオの内容を見逃すことを防ぐためである
が、ＤＶＤビデオの再生を続けながらブラウザを表示す
ることももちろん可能である。
【００５８】次に、ＤＶＤ−ＶＩＤＥＯ規格のビデオオ
ブジェクトのナビパックにインターネットアドレス情報
（ＵＲＬ）の代わりにＩＤをもたせた場合の再生方法に
ついて説明する。
ブジェクトのナビパックにインターネットアドレス情報
（ＵＲＬ）の代わりにＩＤをもたせた場合の再生方法に
ついて説明する。
【００５９】この場合、プロバイダなどの外部の特定の
サーバや画像表示装置内に予めダウンロードされている
ＩＤとＵＲＬとの対応テーブルを参照することにより、
ＩＤに対応するＵＲＬの検出が行われることになる。も
ちろん、この対応テーブルは、ＤＶＤメディア内部に設
けておくことも可能である。
サーバや画像表示装置内に予めダウンロードされている
ＩＤとＵＲＬとの対応テーブルを参照することにより、
ＩＤに対応するＵＲＬの検出が行われることになる。も
ちろん、この対応テーブルは、ＤＶＤメディア内部に設
けておくことも可能である。
【００６０】Ｗｅｂボタンが押された後の処理は、図６
のフローチャートに示す手順に従って以下のように行わ
れる。すなわち、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、
ボタンが押されたときに、まず、現在再生されているビ
デオオブジェクトユニットのナビパック（ＮＶ ＰＣ
Ｋ）を取得し（ステップＳ２０１）、そのＮＶ ＰＣＫ
にＩＤが入っているかどうかをチェックする（ステップ
Ｓ２０２）。もしＩＤが入ってなければそのまま通常通
りに再生を続ける（ステップＳ２０３）。
のフローチャートに示す手順に従って以下のように行わ
れる。すなわち、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、
ボタンが押されたときに、まず、現在再生されているビ
デオオブジェクトユニットのナビパック（ＮＶ ＰＣ
Ｋ）を取得し（ステップＳ２０１）、そのＮＶ ＰＣＫ
にＩＤが入っているかどうかをチェックする（ステップ
Ｓ２０２）。もしＩＤが入ってなければそのまま通常通
りに再生を続ける（ステップＳ２０３）。
【００６１】一方、ＩＤが入っていれば、ＷＷＷブラウ
ザ１１７を用いることなどにより、プロバイダなどの予
め固定された外部のサーバに接続して、そこにＩＤを送
る（ステップＳ２０４）。プロバイダ側にあらかじめ、
ＩＤとそのＩＤに関連したインターネットアドレス情報
（ＵＲＬ）を管理しており、そのＩＤから関連インター
ネットアドレスを検索して自動的にその関連付けられた
ＨＴＭＬファイルを取得してＷＷＷブラウザ１１７に送
ることにより、ＨＴＭＬコンテンツの表示がＷＷＷブラ
ウザ１１７によって行われる（ステップＳ２０６，Ｓ２
０７）。また、ＩＤとＵＲＬとの対応テーブルが画像表
示装置内にダウンロードされている場合には、ＤＶＤ再
生制御プログラム１１６が対応テーブルからＵＲＬを取
得し、それをＷＷＷブラウザ１１７に送ればよい。
ザ１１７を用いることなどにより、プロバイダなどの予
め固定された外部のサーバに接続して、そこにＩＤを送
る（ステップＳ２０４）。プロバイダ側にあらかじめ、
ＩＤとそのＩＤに関連したインターネットアドレス情報
（ＵＲＬ）を管理しており、そのＩＤから関連インター
ネットアドレスを検索して自動的にその関連付けられた
ＨＴＭＬファイルを取得してＷＷＷブラウザ１１７に送
ることにより、ＨＴＭＬコンテンツの表示がＷＷＷブラ
ウザ１１７によって行われる（ステップＳ２０６，Ｓ２
０７）。また、ＩＤとＵＲＬとの対応テーブルが画像表
示装置内にダウンロードされている場合には、ＤＶＤ再
生制御プログラム１１６が対応テーブルからＵＲＬを取
得し、それをＷＷＷブラウザ１１７に送ればよい。
【００６２】ＩＤとＩＤに関連したインターネットアド
レス情報（ＵＲＬ）との対応テーブルは図７に示したよ
うなものが考えられる。図７（Ａ）は、単純にＩＤとＵ
ＲＬを一対一で管理したものである。例えば、ＴＯＫＹ
Ｏ００１というＩＤに対しては、“ｈｔｔｐ：／／ｗｗ
ｗ．ｔｏｋｙｏ．ｃｏ．ｊｐ／……／ｔｏｓ００１．ｈ
ｔｍ”というＵＲＬが検索されることになる。
レス情報（ＵＲＬ）との対応テーブルは図７に示したよ
うなものが考えられる。図７（Ａ）は、単純にＩＤとＵ
ＲＬを一対一で管理したものである。例えば、ＴＯＫＹ
Ｏ００１というＩＤに対しては、“ｈｔｔｐ：／／ｗｗ
ｗ．ｔｏｋｙｏ．ｃｏ．ｊｐ／……／ｔｏｓ００１．ｈ
ｔｍ”というＵＲＬが検索されることになる。
【００６３】図７（Ｂ）は、各ＩＤ毎に複数のＵＲＬが
対応づけられている例であり、ＩＤに対してリンク先の
ＵＲＬを条件によってみつけるようなコマンドが用いら
れている。
対応づけられている例であり、ＩＤに対してリンク先の
ＵＲＬを条件によってみつけるようなコマンドが用いら
れている。
【００６４】この例では、“Ｉｆ Ｔｏｄａｙ ＞ ９
８１２３１ Ｊｕｍ ２”はＴｏｄａｙ（今日の日付を
数値化したもの）が９８１２３１（９８／１２／３１）
よりも大きい（日付が後である）ならば、“ｈｔｔｐ：
／／…ｔｏｓ０００２．ｈｔｍ”にリンクして、そうで
なければ“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００１．ｈｔ
ｍ”にリンクしなさいということをし示している。Ｊｕ
ｍｐ２はそこの二つ目のパラメータを参照しなさいとい
う意味である。
８１２３１ Ｊｕｍ ２”はＴｏｄａｙ（今日の日付を
数値化したもの）が９８１２３１（９８／１２／３１）
よりも大きい（日付が後である）ならば、“ｈｔｔｐ：
／／…ｔｏｓ０００２．ｈｔｍ”にリンクして、そうで
なければ“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００１．ｈｔ
ｍ”にリンクしなさいということをし示している。Ｊｕ
ｍｐ２はそこの二つ目のパラメータを参照しなさいとい
う意味である。
【００６５】また、“Ｉｆ ＧＰＲＭＯ＞３ Ｊｕｍｐ
２”は、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６または画像
表示装置がもつゼネラルパラメータの一つであるＧＰＲ
Ｍ［０］の値が３より大きければ、“ｈｔｔｐ：／／…
ｔｏｓ０００２．ｈｔｍ”にリンクして、そうでなけれ
ば“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００１．ｈｔｍ”にリ
ンクしなさいということを示している。このようなゼネ
ラルパラメータをＩＤと一緒に送信することにより、画
像表示装置に登録された国番号や、現在再生中のＤＶＤ
ビデオのパレンタルレベルに応じてリンク先のＵＲＬを
変えることが可能となる。
２”は、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６または画像
表示装置がもつゼネラルパラメータの一つであるＧＰＲ
Ｍ［０］の値が３より大きければ、“ｈｔｔｐ：／／…
ｔｏｓ０００２．ｈｔｍ”にリンクして、そうでなけれ
ば“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００１．ｈｔｍ”にリ
ンクしなさいということを示している。このようなゼネ
ラルパラメータをＩＤと一緒に送信することにより、画
像表示装置に登録された国番号や、現在再生中のＤＶＤ
ビデオのパレンタルレベルに応じてリンク先のＵＲＬを
変えることが可能となる。
【００６６】また、上記の再生方法で、ＩＤを取得した
ときに、その先に読み込まれるであろうＨＴＭＬコンテ
ンツを検索し、その時点であらかじめ読み込みを開始し
ておくことにより、その先そのＨＴＭＬコンテンツのペ
ージを開くときには、遅延なくページを表示する事が可
能となる。このときのＩＤとＵＲＬの対応テーブルの例
が図７（Ｃ）であり、各ＩＤ毎に先読みすべきページの
個数とそれぞれのＵＲＬとを一組にして管理している。
ときに、その先に読み込まれるであろうＨＴＭＬコンテ
ンツを検索し、その時点であらかじめ読み込みを開始し
ておくことにより、その先そのＨＴＭＬコンテンツのペ
ージを開くときには、遅延なくページを表示する事が可
能となる。このときのＩＤとＵＲＬの対応テーブルの例
が図７（Ｃ）であり、各ＩＤ毎に先読みすべきページの
個数とそれぞれのＵＲＬとを一組にして管理している。
【００６７】例えば、ＩＤ＝ＴＯＫＹＯ００１について
は、現在再生中のシーンに対応するＨＴＭＬコンテンツ
のＵＲＬとして“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００１．
ｈｔｍ”が登録されていると共に、今後再生されるシー
ンに関連するＨＴＭＬコンテンツの個数を示す数字とし
て“３”が、そしてそれらＨＴＭＬコンテンツそれぞれ
のＵＲＬとして“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００２．
ｈｔｍ”、“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００３．ｈｔ
ｍ”、および“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００４．ｈ
ｔｍ”が登録されている。また、先読みすべきＨＴＭＬ
コンテンツが無い合には、ＨＴＭＬコンテンツの個数を
示す数字として“０”が登録されることになる。
は、現在再生中のシーンに対応するＨＴＭＬコンテンツ
のＵＲＬとして“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００１．
ｈｔｍ”が登録されていると共に、今後再生されるシー
ンに関連するＨＴＭＬコンテンツの個数を示す数字とし
て“３”が、そしてそれらＨＴＭＬコンテンツそれぞれ
のＵＲＬとして“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００２．
ｈｔｍ”、“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００３．ｈｔ
ｍ”、および“ｈｔｔｐ：／／…／ｔｏｓ０００４．ｈ
ｔｍ”が登録されている。また、先読みすべきＨＴＭＬ
コンテンツが無い合には、ＨＴＭＬコンテンツの個数を
示す数字として“０”が登録されることになる。
【００６８】図７（Ｃ）のテーブルを使用したときの処
理の流れを示すのが図８のフローチャートである。図８
（ａ）はサーバ側の処理で、図８（ｂ）は画像表示装置
側の処理を示す。
理の流れを示すのが図８のフローチャートである。図８
（ａ）はサーバ側の処理で、図８（ｂ）は画像表示装置
側の処理を示す。
【００６９】ＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、まず
ＩＤを送る（ステップＳ４０１）。それを受け取ったサ
ーバ側ではＩＤから関連情報の検索を開始し、ＩＤに対
応するＵＲＬおよびそのＵＲＬで指定されるＨＴＭＬフ
ァイルの検索を行い、ＨＴＭＬファイルをみつけられれ
ば取得し、それらＵＲＬとＨＴＭＬファイルをＩＤに対
応する関連情報として画像表示装置側に送信する（ステ
ップＳ３０１，Ｓ３０２，Ｓ３０３）。ＵＲＬアドレス
が送信されてきたら、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６
は、そのＵＲＬアドレスで指定されたＨＴＭＬファイル
を表示するようにＷＷＷブラウザ１１７に要求する（ス
テップＳ４０２，Ｓ４０３）。
ＩＤを送る（ステップＳ４０１）。それを受け取ったサ
ーバ側ではＩＤから関連情報の検索を開始し、ＩＤに対
応するＵＲＬおよびそのＵＲＬで指定されるＨＴＭＬフ
ァイルの検索を行い、ＨＴＭＬファイルをみつけられれ
ば取得し、それらＵＲＬとＨＴＭＬファイルをＩＤに対
応する関連情報として画像表示装置側に送信する（ステ
ップＳ３０１，Ｓ３０２，Ｓ３０３）。ＵＲＬアドレス
が送信されてきたら、ＤＶＤ再生制御プログラム１１６
は、そのＵＲＬアドレスで指定されたＨＴＭＬファイル
を表示するようにＷＷＷブラウザ１１７に要求する（ス
テップＳ４０２，Ｓ４０３）。
【００７０】サーバは続いて、テーブルを参照して先読
みすべきＵＲＬアドレスの個数を取得しそれを画像表示
装置側に送信する（ステップＳ３０５）。次に、サーバ
はもしその個数が０でなければ、その個数分だけのＵＲ
Ｌアドレスを画像表示装置側に送信する（ステップＳ３
０５）。ＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、サーバか
ら先読みするＵＲＬの個数をうけとり、その数が０でな
いなら、ＵＲＬアドレスを受信し、それら各ＵＲＬに対
応するＨＴＭＬファイルが既に画像表示装置内にキャッ
シュされているか否かを調べる（ステップＳ４０４〜Ｓ
４０７）。
みすべきＵＲＬアドレスの個数を取得しそれを画像表示
装置側に送信する（ステップＳ３０５）。次に、サーバ
はもしその個数が０でなければ、その個数分だけのＵＲ
Ｌアドレスを画像表示装置側に送信する（ステップＳ３
０５）。ＤＶＤ再生制御プログラム１１６は、サーバか
ら先読みするＵＲＬの個数をうけとり、その数が０でな
いなら、ＵＲＬアドレスを受信し、それら各ＵＲＬに対
応するＨＴＭＬファイルが既に画像表示装置内にキャッ
シュされているか否かを調べる（ステップＳ４０４〜Ｓ
４０７）。
【００７１】すでに画像表示装置内にキャッシュされて
いるならば、ＷＷＷブラウザ１１７を用いてＵＲＬに対
応するＨＴＭＬファイルをサーバから取得させ、それを
画像表示装置内にキャッシュする（ステップＳ４０
８）。
いるならば、ＷＷＷブラウザ１１７を用いてＵＲＬに対
応するＨＴＭＬファイルをサーバから取得させ、それを
画像表示装置内にキャッシュする（ステップＳ４０
８）。
【００７２】なお、このような先読みは、ＩＤとＵＲＬ
の対応テーブル内に先読みすべきＵＲＬを登録しておく
方法だけによらず、現在再生中のシーンに対応するＨＴ
ＭＬファイルのＵＲＬと今後再生されるシーンに関連す
るＨＴＭＬファイルのＵＲＬとを対応づけるテーブルを
サーバや画像表示装置内、あるいはＤＶＤメディア上で
管理しておくことによっても実現できる。また、ナビゲ
ーションパックに、先読みすべきＵＲＬを含めて複数の
ＵＲＬを登録しておくようにしてもよい。
の対応テーブル内に先読みすべきＵＲＬを登録しておく
方法だけによらず、現在再生中のシーンに対応するＨＴ
ＭＬファイルのＵＲＬと今後再生されるシーンに関連す
るＨＴＭＬファイルのＵＲＬとを対応づけるテーブルを
サーバや画像表示装置内、あるいはＤＶＤメディア上で
管理しておくことによっても実現できる。また、ナビゲ
ーションパックに、先読みすべきＵＲＬを含めて複数の
ＵＲＬを登録しておくようにしてもよい。
【００７３】次に、ボタンコマンドを用いてＵＲＬにリ
ンクする方法について説明する。ＤＶＤビデオ規格で
は、ＰＣＩの中にハイライトすべき矩形とその矩形が選
択されたときに実行するナビゲーションコマンド（Ｎａ
ｖｉｇａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍａｎｄ）等を記述すること
により、ボタンを定義する事ができる。このＮａｖｉｇ
ａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍａｎｄには指定されたＵＲＬにリ
ンクするというコマンドは存在しないが、このコマンド
を新たに定義すること等により、ボタンが選択された場
合にあるＵＲＬにリンクすることが可能となる。これに
より、図４で説明したように、ＵＲＬにリンクするとい
うボタン（Ｗｅｂリンクボタン）をＤＶＤビデオの画面
上に表示することができ、そのときに、リモコン等によ
りそのボタンを選択し確定すると、指定されたＵＲＬに
対応するＨＴＭＬコンテンツを表示することができる。
ンクする方法について説明する。ＤＶＤビデオ規格で
は、ＰＣＩの中にハイライトすべき矩形とその矩形が選
択されたときに実行するナビゲーションコマンド（Ｎａ
ｖｉｇａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍａｎｄ）等を記述すること
により、ボタンを定義する事ができる。このＮａｖｉｇ
ａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍａｎｄには指定されたＵＲＬにリ
ンクするというコマンドは存在しないが、このコマンド
を新たに定義すること等により、ボタンが選択された場
合にあるＵＲＬにリンクすることが可能となる。これに
より、図４で説明したように、ＵＲＬにリンクするとい
うボタン（Ｗｅｂリンクボタン）をＤＶＤビデオの画面
上に表示することができ、そのときに、リモコン等によ
りそのボタンを選択し確定すると、指定されたＵＲＬに
対応するＨＴＭＬコンテンツを表示することができる。
【００７４】ここで、ＤＶＤビデオ規格のナビゲーショ
ンコマンドについて簡単に説明する。ナビゲーションコ
マンドは、プレコマンドエリア、ポストコマンドエリ
ア、ボタンコマンドエリア、セルコマンドエリアと称さ
れる４種類のコマンドエリアで使用することができる。
各エリアのナビゲーションコマンドは１から３のインス
トラクションの組み合わせによって実現される。インス
トラクションは大別すると、以下の６つのグループに分
類される。
ンコマンドについて簡単に説明する。ナビゲーションコ
マンドは、プレコマンドエリア、ポストコマンドエリ
ア、ボタンコマンドエリア、セルコマンドエリアと称さ
れる４種類のコマンドエリアで使用することができる。
各エリアのナビゲーションコマンドは１から３のインス
トラクションの組み合わせによって実現される。インス
トラクションは大別すると、以下の６つのグループに分
類される。
【００７５】（１）Ｇｏｔｏ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ
Ｇｒｏｕｐ：プレコマンドエリアおよびポストコマン
ドエリアには複数のナビゲーションコマンドを定義する
ことができる。Ｇｏｔｏ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ Ｇ
ｒｏｕｐは、それらナビゲーションコマンドの実行順序
の変更に使用されるものであり、Ｇｏｔｏ Ｉｎｓｔｒ
ｕｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕｐが属するエリアの中で次に実
行すべきナビゲーションコマンドの番号を指示する。
Ｇｒｏｕｐ：プレコマンドエリアおよびポストコマン
ドエリアには複数のナビゲーションコマンドを定義する
ことができる。Ｇｏｔｏ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ Ｇ
ｒｏｕｐは、それらナビゲーションコマンドの実行順序
の変更に使用されるものであり、Ｇｏｔｏ Ｉｎｓｔｒ
ｕｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕｐが属するエリアの中で次に実
行すべきナビゲーションコマンドの番号を指示する。
【００７６】（２）Ｌｉｎｋ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ
Ｇｒｏｕｐ：このインストラクションは、現在のドメ
イン内における遷移を指示する。 （３）Ｊｕｍｐ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕ
ｐ：このインストラクションは、ドメインを越えた遷移
を指示する。
Ｇｒｏｕｐ：このインストラクションは、現在のドメ
イン内における遷移を指示する。 （３）Ｊｕｍｐ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕ
ｐ：このインストラクションは、ドメインを越えた遷移
を指示する。
【００７７】（４）Ｃｏｍｐａｒｅ Ｉｎｓｔｒｕｃｔ
ｉｏｎ Ｇｒｏｕｐ：このインストラクションは、値を
比較してＴＲＵＥなら次のＩｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎを実
行し、Ｆａｌｓｅならば無視するように指示する。
ｉｏｎ Ｇｒｏｕｐ：このインストラクションは、値を
比較してＴＲＵＥなら次のＩｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎを実
行し、Ｆａｌｓｅならば無視するように指示する。
【００７８】（５）ＳｅｔＳｙｓｔｅｍ Ｉｎｓｔｒｕ
ｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕｐ：このインストラクションは、
ナビゲーションパラメータの設定を指示する。 （６）Ｓｅｔ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕｐ：
このインストラクションは、特定の演算を行うために用
いられる。
ｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕｐ：このインストラクションは、
ナビゲーションパラメータの設定を指示する。 （６）Ｓｅｔ Ｉｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ Ｇｒｏｕｐ：
このインストラクションは、特定の演算を行うために用
いられる。
【００７９】これらの６種類のグループに分類されるＩ
ｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎの１以上の組み合わせが一つのコ
マンドとなる。組み合わせ方は、１５種類ある。このよ
うなナビゲーションコマンドの拡張例としては、具体的
には以下のような方法が考えられる。
ｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎの１以上の組み合わせが一つのコ
マンドとなる。組み合わせ方は、１５種類ある。このよ
うなナビゲーションコマンドの拡張例としては、具体的
には以下のような方法が考えられる。
【００８０】（その１） 「Ｊｕｍｐコマンド等の既存のコマンドの拡張」図９
（ａ）は、ＤＶＤビデオ規格のナビゲーションコマンド
に存在するＪｕｍｐコマンドである。Ｊｕｍｐオペラン
ドにＪｕｍｐ先を指定する事によりタイトルやメニュー
にＪｕｍｐすることができる。図９（ｃ）もＪｕｍｐコ
マンドの一つであり、Ｃｏｍｐａｒｅ＆Ｊｕｍｐコマン
ドである。比較した結果ＴＲＵＥならＪｕｍｐするとい
うコマンドである。
（ａ）は、ＤＶＤビデオ規格のナビゲーションコマンド
に存在するＪｕｍｐコマンドである。Ｊｕｍｐオペラン
ドにＪｕｍｐ先を指定する事によりタイトルやメニュー
にＪｕｍｐすることができる。図９（ｃ）もＪｕｍｐコ
マンドの一つであり、Ｃｏｍｐａｒｅ＆Ｊｕｍｐコマン
ドである。比較した結果ＴＲＵＥならＪｕｍｐするとい
うコマンドである。
【００８１】これら図９（ａ）および図９（ｃ）のＪｕ
ｍｐコマンドをそれぞれ図９（ｂ）および図９（ｄ）の
ように拡張して、“ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドおよび
“ＥＱ＆ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドを規定する。
ｍｐコマンドをそれぞれ図９（ｂ）および図９（ｄ）の
ように拡張して、“ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドおよび
“ＥＱ＆ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドを規定する。
【００８２】これら“ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドおよび
“ＥＱ＆ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドのＯｐｅｒａｎｎｄ
にはＵＲＬが記述してあるところのアドレスを指定する
ように規定する。こうする事により、ボタンが押された
ときには、指定された場所にリンクできる。特に、“Ｅ
Ｑ＆ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドの場合には、条件によっ
てリンク先のＵＲＬを動的に変更することが可能とな
る。
“ＥＱ＆ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドのＯｐｅｒａｎｎｄ
にはＵＲＬが記述してあるところのアドレスを指定する
ように規定する。こうする事により、ボタンが押された
ときには、指定された場所にリンクできる。特に、“Ｅ
Ｑ＆ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドの場合には、条件によっ
てリンク先のＵＲＬを動的に変更することが可能とな
る。
【００８３】Ｗｅｂリンクボタンが選択されると、これ
ら“ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドおよび“ＥＱ＆Ｊｕｍｐ
ＵＲＬ”コマンドが実行され、対応するＵＲＬがＰＧＣ
Ｉなどから取得されてそれがＷＷＷブラウザ１１７に渡
されることにより、ＨＴＭＬコンテンツの表示が可能と
なる。
ら“ＪｕｍｐＵＲＬ”コマンドおよび“ＥＱ＆Ｊｕｍｐ
ＵＲＬ”コマンドが実行され、対応するＵＲＬがＰＧＣ
Ｉなどから取得されてそれがＷＷＷブラウザ１１７に渡
されることにより、ＨＴＭＬコンテンツの表示が可能と
なる。
【００８４】（その２） 「既存のコマンドを用いて、リンク先のＰＧＣ等の情報
を拡大解釈する方法」ビデオオブジェクトの再生順を管
理するＰＧＣにリンクして再生開始位置を指定するコマ
ンドは存在するので、このコマンドのリンク先として、
ＵＲＬが書いてあるエリアを用いることにより、ＵＲＬ
が書いてあるエリアをＰＧＣであるとかのようにみなす
ことが可能となる。つまり、再生順番を管理するための
単位をビデオオブジェクトではなく、外部接続情報であ
るように拡張する方法であり、これにより既存のフォー
マットをあまり拡張することなく、外部と接続して他の
情報を表示できるという新たなことができる。
を拡大解釈する方法」ビデオオブジェクトの再生順を管
理するＰＧＣにリンクして再生開始位置を指定するコマ
ンドは存在するので、このコマンドのリンク先として、
ＵＲＬが書いてあるエリアを用いることにより、ＵＲＬ
が書いてあるエリアをＰＧＣであるとかのようにみなす
ことが可能となる。つまり、再生順番を管理するための
単位をビデオオブジェクトではなく、外部接続情報であ
るように拡張する方法であり、これにより既存のフォー
マットをあまり拡張することなく、外部と接続して他の
情報を表示できるという新たなことができる。
【００８５】以下、図１０を使って具体的に説明する。
図１０（ａ）は、ＰＧＣの構造である。Ｐｒｏｇｒａｍ
Ｃｈａｉｎ Ｇｅｎｅｒａｌ ＩｎＦｏｒｍａｔｉｏ
ｎの構造が図１０（ｂ）、図１０（ｂ）のＰＧＣ Ｃｏ
ｎｔｅｎｔｓの構成が図１０（ｃ）となっている。図１
０（ｃ）にはＲｅｓｅｒｖｅｄエリアが２バイト存在す
るので、そこに図１０（ｄ）のようにＵＲＬが記述され
ている位置を示すポインタを記述するようにする。
図１０（ａ）は、ＰＧＣの構造である。Ｐｒｏｇｒａｍ
Ｃｈａｉｎ Ｇｅｎｅｒａｌ ＩｎＦｏｒｍａｔｉｏ
ｎの構造が図１０（ｂ）、図１０（ｂ）のＰＧＣ Ｃｏ
ｎｔｅｎｔｓの構成が図１０（ｃ）となっている。図１
０（ｃ）にはＲｅｓｅｒｖｅｄエリアが２バイト存在す
るので、そこに図１０（ｄ）のようにＵＲＬが記述され
ている位置を示すポインタを記述するようにする。
【００８６】これにより、ＰＧＣへのリンクコマンドの
実行時に、ＵＲＬを取り出してそれに対応するＨＴＭＬ
ファイルをサーバから取得して表示することが可能とな
る。 （その３） 「ＤＶＤメディアにＤＶＤビデオと一緒にＵＲＬテーブ
ルのファイルを格納しておき、Ｎｏｐコマンドの時に画
像表示装置内にダウンロードされているＵＲＬテーブル
を参照する方法」ＤＶＤビデオ規格のナビゲーションコ
マンドにはＮｏｐコマンド、すなわち何もしないという
コマンドが存在する。そのＮｏｐコマンドが埋め込まれ
ていた場合、そのコマンドはＵＲＬへのリンクボタンで
あると規定する。そして、ボタンが押される度に、ＵＲ
Ｌテーブルから順にＵＲＬをひとつずつ取得していき、
そのＵＲＬに対応するＨＴＭＬファイルをサーバから取
得して表示する。
実行時に、ＵＲＬを取り出してそれに対応するＨＴＭＬ
ファイルをサーバから取得して表示することが可能とな
る。 （その３） 「ＤＶＤメディアにＤＶＤビデオと一緒にＵＲＬテーブ
ルのファイルを格納しておき、Ｎｏｐコマンドの時に画
像表示装置内にダウンロードされているＵＲＬテーブル
を参照する方法」ＤＶＤビデオ規格のナビゲーションコ
マンドにはＮｏｐコマンド、すなわち何もしないという
コマンドが存在する。そのＮｏｐコマンドが埋め込まれ
ていた場合、そのコマンドはＵＲＬへのリンクボタンで
あると規定する。そして、ボタンが押される度に、ＵＲ
Ｌテーブルから順にＵＲＬをひとつずつ取得していき、
そのＵＲＬに対応するＨＴＭＬファイルをサーバから取
得して表示する。
【００８７】（その４） 「再生する側が場合によって、全てのボタンコマンドを
無視し、テーブル参照する方法」これは（その３）の変
形であるが、全てのコマンドはＵＲＬへリンクする可能
性があるものとして、ＵＲＬテーブルを参照しにいき、
ＵＲＬテーブルからＵＲＬを取得する。
無視し、テーブル参照する方法」これは（その３）の変
形であるが、全てのコマンドはＵＲＬへリンクする可能
性があるものとして、ＵＲＬテーブルを参照しにいき、
ＵＲＬテーブルからＵＲＬを取得する。
【００８８】次に、ＨＴＭＬファイル上からＤＶＤビデ
オを再生する方法について説明する。ＤＶＤビデオの指
定位置からの再生はナビゲーションコマンドによってす
べて実現可能である。そこで、このナビゲーションコマ
ンドをスクリプト化することによって、ＨＴＭＬから直
接再生できるようにする。
オを再生する方法について説明する。ＤＶＤビデオの指
定位置からの再生はナビゲーションコマンドによってす
べて実現可能である。そこで、このナビゲーションコマ
ンドをスクリプト化することによって、ＨＴＭＬから直
接再生できるようにする。
【００８９】ＨＴＭＬ内でスクリプトとして、あるボタ
ンが押されたとき、＜ＣａｌｌＳＳＦＰＰＧＣ＞（メデ
ィアがロードされたときに一番最初に再生すべきＰＧＣ
（ＦＰＰＧＣ）を呼び出して再生しなさいを意味する）
と記述しておくことにより、ＤＶＤメディアが入ったと
きに再生されるのと同じように再生を再開できる。すな
わち、この方法は、表示されているＨＴＭＬファイルを
主体にしてＤＶＤメディアの再生を制御するものであ
り、ＨＴＭＬのスクリプト内にＤＶＤビデオの再生開始
位置を指定するタグを埋め込んでおくというものであ
る。この方法によっても、ＤＶＤビデオとＨＴＭＬコン
テンツとの連動表示が可能である。
ンが押されたとき、＜ＣａｌｌＳＳＦＰＰＧＣ＞（メデ
ィアがロードされたときに一番最初に再生すべきＰＧＣ
（ＦＰＰＧＣ）を呼び出して再生しなさいを意味する）
と記述しておくことにより、ＤＶＤメディアが入ったと
きに再生されるのと同じように再生を再開できる。すな
わち、この方法は、表示されているＨＴＭＬファイルを
主体にしてＤＶＤメディアの再生を制御するものであ
り、ＨＴＭＬのスクリプト内にＤＶＤビデオの再生開始
位置を指定するタグを埋め込んでおくというものであ
る。この方法によっても、ＤＶＤビデオとＨＴＭＬコン
テンツとの連動表示が可能である。
【００９０】なお、以上の実施形態では、外部のサーバ
からＨＴＭＬコンテンツを取得する場合を前提に説明し
たが、ＤＶＤメディアの中に予め複数のＨＴＭＬコンテ
ンツを格納しておき、そのＨＴＭＬコンテンツをＤＶＤ
ビデオの再生に連動して表示することもできる。また、
ＷＷＷブラウザの機能をＤＶＤ再生制御プログラム１１
６内に組み込んでおくことも可能である。
からＨＴＭＬコンテンツを取得する場合を前提に説明し
たが、ＤＶＤメディアの中に予め複数のＨＴＭＬコンテ
ンツを格納しておき、そのＨＴＭＬコンテンツをＤＶＤ
ビデオの再生に連動して表示することもできる。また、
ＷＷＷブラウザの機能をＤＶＤ再生制御プログラム１１
６内に組み込んでおくことも可能である。
【００９１】さらに、ユーザによるボタン操作で逐一Ｈ
ＴＭＬコンテンツの表示を要求するのではなく、自動的
に全てのＨＴＭＬコンテンツをＤＶＤビデオの再生に連
動して表示するようにしてもよい。
ＴＭＬコンテンツの表示を要求するのではなく、自動的
に全てのＨＴＭＬコンテンツをＤＶＤビデオの再生に連
動して表示するようにしてもよい。
【００９２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ＤＶＤビデオ規格を変更することなく、その規格の有効
利用および簡単な拡張のみによってＤＶＤビデオタイト
ルとインターネットとを融合できるようになり、ＤＶＤ
ビデオタイトルと、インターネットで提供されるＨＴＭ
Ｌファイルなどのハイパーメディアコンテンツとを融合
させた新たなサービスを実現することができる。特に、
ＤＶＤビデオストリームに定期的に含まれているナビパ
ックにＵＲＬを埋め込むという手法を採用することによ
り、ＵＲＬの検索などの手間がなくなるので、ＨＴＭＬ
コンテンツの表示のリアルタイム性を高めることが可能
になる。
ＤＶＤビデオ規格を変更することなく、その規格の有効
利用および簡単な拡張のみによってＤＶＤビデオタイト
ルとインターネットとを融合できるようになり、ＤＶＤ
ビデオタイトルと、インターネットで提供されるＨＴＭ
Ｌファイルなどのハイパーメディアコンテンツとを融合
させた新たなサービスを実現することができる。特に、
ＤＶＤビデオストリームに定期的に含まれているナビパ
ックにＵＲＬを埋め込むという手法を採用することによ
り、ＵＲＬの検索などの手間がなくなるので、ＨＴＭＬ
コンテンツの表示のリアルタイム性を高めることが可能
になる。
【図１】本発明の実施形態に係る画像表示装置を実現す
るためのハードウェアおよびソフトウェアの基本構成を
示すブロック図。
るためのハードウェアおよびソフトウェアの基本構成を
示すブロック図。
【図２】同実施形態の画像表示装置の具体的なハードウ
ェア構成の一例を示すブロック図。
ェア構成の一例を示すブロック図。
【図３】同実施形態の画像表示装置で用いられるビデオ
データのフォーマットを示す図。
データのフォーマットを示す図。
【図４】同実施形態の画像表示装置によるＤＶＤビデオ
とＨＴＭＬコンテンツとの連動表示画面の一例を示す
図。
とＨＴＭＬコンテンツとの連動表示画面の一例を示す
図。
【図５】同実施形態の画像表示装置に適用される連動表
示処理の第１の手順を示すフローチャート。
示処理の第１の手順を示すフローチャート。
【図６】同実施形態の画像表示装置に適用される連動表
示処理の第２の手順を示すフローチャート。
示処理の第２の手順を示すフローチャート。
【図７】同実施形態の画像表示装置で用いられるＩＤと
ＵＲＬとの対応管理テーブルの一例を示す図。
ＵＲＬとの対応管理テーブルの一例を示す図。
【図８】同実施形態の画像表示装置に適用される連動表
示処理の第３の手順を示すフローチャート。
示処理の第３の手順を示すフローチャート。
【図９】同実施形態の画像表示装置で用いられるナビゲ
ーションコマンドの拡張例を示す図。
ーションコマンドの拡張例を示す図。
【図１０】同実施形態の画像表示装置で用いられるＰＧ
Ｃの構造とそれとリンクするコマンドの拡張例を示す
図。
Ｃの構造とそれとリンクするコマンドの拡張例を示す
図。
１００…通信装置 １１１…ＤＶＤドライブ １１２…ＭＰＥＧ２デコーダ １１３…ＶＧＡコントローラ １１４…リモコンコントローラ １１６…ＤＶＤ再生制御プログラム １１７…ＷＷＷブラウザ ２０１…ナビゲーションマネージャ ２０２…プレゼンテーションエンジン ３０１…ナビゲーションデータ ３０２…プレゼンテーションデータ
Claims (14)
- 【請求項１】 所定の再生単位毎にそれを構成するビデ
オデータの再生を制御するための管理情報を含む動画像
ストリームが格納された蓄積媒体から前記動画像ストリ
ームを読み出して動画像を画面表示する画像表示装置に
おいて使用される動画再生制御方法であって、 前記管理情報には、再生中のビデオデータの映像に関連
するハイパーメディア情報を外部から取得するために必
要な識別情報が埋め込まれており、 前記識別情報で指定されたハイパーメディア情報を外部
から取得し、 前記動画像の再生に連動して、その再生中の映像に関連
するハイパーメディア情報を画面表示することを特徴と
する動画再生制御方法。 - 【請求項２】 前記識別情報は、前記ハイパーメディア
情報の所在を示すアドレス情報であることを特徴とする
請求項１記載の動画再生制御方法。 - 【請求項３】 前記識別情報は、各シーンに対応するＩ
Ｄ情報であり、 前記画像表示装置内または接続先となる外部のサーバ内
で管理されている前記アドレス情報とＩＤ情報との対応
テーブルを参照して、前記ＩＤ情報に対応するハイパー
メディア情報を取得することを特徴とする請求項１記載
の動画再生制御方法。 - 【請求項４】 前記アドレス情報とＩＤ情報との対応テ
ーブルには、ＩＤ情報毎に現在再生中のシーンに対応す
るハイパーメディア情報の所在を示す第１のアドレス情
報と今後再生されるシーンに関連するハイパーメディア
情報の所在を示す第２のアドレス情報とが登録されてお
り、 前記第２のアドレス情報に基づいて、今後再生されるシ
ーンに関連するハイパーメディア情報を外部から先読み
することを特徴とする請求項３記載の動画再生制御方
法。 - 【請求項５】 前記アドレス情報とＩＤ情報との対応テ
ーブルには、ＩＤ情報毎に、互いに異なる複数のハイパ
ーメディア情報の所在をそれぞれ示す複数のアドレス情
報が登録されており、 現在の日時、または前記画像表示装置の再生中のデータ
から取得可能な情報に基づいて、前記複数のハイパーメ
ディア情報の中から取得すべきハイパーメディア情報を
選択することを特徴とする請求項３記載の動画再生制御
方法。 - 【請求項６】 前記ハイパーメディア情報の表示期間
中、前記動画像の再生を一時的に中断することを特徴と
する請求項１記載の動画再生制御方法。 - 【請求項７】 動画像ストリームとこの動画像ストリー
ムの再生手順を制御するための制御情報とを含むビデオ
情報が格納された蓄積媒体から前記ビデオ情報を読み出
して動画像を画面表示する画像表示装置において使用さ
れる動画再生制御方法であって、 前記制御情報には、前記動画像の再生中にユーザの操作
を促すためのデータと、ユーザがその操作をしたときに
実行すべきナビゲーションコマンドと、再生中のシーン
の映像に関連するハイパーメディア情報を取得するため
に必要な識別情報とが含まれており、 前記ナビゲーションコマンドの実行時に、そのナビゲー
ションコマンドで指定された識別情報に基づいて、再生
中のシーンの映像に関連するハイパーメディア情報を外
部から取得し、 前記ユーザの操作に連動して、再生中のシーンに関連す
るハイパーメディア情報を画面表示することを特徴とす
る動画再生制御方法。 - 【請求項８】 動画像ストリームとこの動画像ストリー
ムの再生手順を制御するための制御情報とを含むビデオ
情報が格納された蓄積媒体から前記ビデオ情報を読み出
して動画像を画面表示する画像表示装置において使用さ
れる動画再生制御方法であって、 前記制御情報には、前記動画像ストリームを構成するビ
デオオブジェクトの再生順を管理するためのプログラム
チェーン情報と、このプログラムチェーン情報に対する
リンク先を指定することにより再生開始位置を決定する
コマンドと、各シーンの映像に関連するハイパーメディ
ア情報を取得するために必要な複数の識別情報とが含ま
れており、 前記コマンドには、そのリンク先として前記識別情報を
指定するためのリンク情報が含まれており、 前記コマンド実行時に、そのコマンドによってリンク先
として指定された識別情報に基づいてハイパーメディア
情報を外部から取得し、 取得したハイパーメディア情報を画面表示することを特
徴とする動画再生制御方法。 - 【請求項９】 所定の再生単位毎にそれを構成するビデ
オデータの再生を制御するための管理情報を含む動画像
ストリームが格納された蓄積媒体から前記動画像ストリ
ームを読み出して動画像を画面表示する画像表示装置に
おいて、 前記管理情報には、再生中のビデオデータの映像に関連
するハイパーメディア情報を外部から取得するために必
要な識別情報が埋め込まれており、 前記識別情報で指定されたハイパーメディア情報を外部
から取得する手段と、前記動画像の再生に連動して、そ
の再生中の映像に関連するハイパーメディア情報を画面
表示する手段とを具備することを特徴とする画像表示装
置。 - 【請求項１０】 動画像ストリームとこの動画像ストリ
ームの再生手順を制御するための制御情報とを含むビデ
オ情報が格納された蓄積媒体から前記ビデオ情報を読み
出して動画像を画面表示する画像表示装置において、 前記制御情報には、前記動画像の再生中にユーザの操作
を促すためのデータと、ユーザがその操作をしたときに
実行すべきナビゲーションコマンドと、再生中のシーン
の映像に関連するハイパーメディア情報を取得するため
に必要な識別情報とが含まれており、 前記ナビゲーションコマンドの実行時に、そのナビゲー
ションコマンドで指定された識別情報に基づいて、再生
中のシーンの映像に関連するハイパーメディア情報を外
部から取得する手段を具備し、 前記ユーザの操作に連動して、再生中のシーンに関連す
るハイパーメディア情報を画面表示することを特徴とす
る画像表示装置。 - 【請求項１１】 動画像ストリームとこの動画像ストリ
ームの再生手順を制御するための制御情報とを含むビデ
オ情報が格納された蓄積媒体から前記ビデオ情報を読み
出して動画像を画面表示する画像表示装置において、 前記制御情報には、前記動画像ストリームを構成するビ
デオオブジェクトの再生順を管理するためのプログラム
チェーン情報と、このプログラムチェーン情報に対する
リンク先を指定することにより再生開始位置を決定する
コマンドと、各シーンの映像に関連するハイパーメディ
ア情報を取得するために必要な複数の識別情報とが含ま
れており、 前記コマンドには、そのリンク先として前記識別情報を
指定するためのリンク情報が含まれており、 前記コマンド実行時に、そのコマンドによってリンク先
として指定された識別情報に基づいてハイパーメディア
情報を外部から取得して画面表示する手段を具備するを
特徴とする画像表示装置。 - 【請求項１２】 所定の再生単位毎にそれを構成するビ
デオデータの再生を制御するための管理情報を含む動画
像ストリームが格納されたコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、 前記管理情報には、再生中のビデオデータの映像に関連
するハイパーメディア情報を外部から取得するために必
要な識別情報が埋め込まれていることを特徴とする記録
媒体。 - 【請求項１３】 動画像ストリームとこの動画像ストリ
ームの再生手順を制御するための制御情報とを含むビデ
オ情報が格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、 前記制御情報には、前記動画像の再生中にユーザの操作
を促すためのデータと、ユーザがその操作をしたときに
実行され、前記識別情報で指定されたハイパーメディア
情報を外部から取得して画面表示するナビゲーションコ
マンドとが含まれていることを特徴とする記録媒体。 - 【請求項１４】 動画像ストリームとこの動画像ストリ
ームの再生手順を制御するための制御情報とを含むビデ
オ情報が格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、 前記制御情報には、前記動画像ストリームを構成するビ
デオオブジェクトの再生順を管理するためのプログラム
チェーン情報と、このプログラムチェーン情報に対する
リンク先を指定することにより再生開始位置を決定する
コマンドと、各シーンの映像に関連するハイパーメディ
ア情報を取得するために必要な複数の識別情報とが含ま
れており、 前記コマンドには、そのリンク先として前記識別情報を
指定するためのリンク情報が含まれていることを特徴と
する記録媒体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32859597A JP3195284B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 動画再生制御方法およびその方法が適用される画像表示装置 |
| US09/200,801 US6580870B1 (en) | 1997-11-28 | 1998-11-27 | Systems and methods for reproducing audiovisual information with external information |
| US10/379,723 US7440675B2 (en) | 1997-11-28 | 2003-03-06 | AV information reproducing system and a reproducing method applied to the same system |
| US12/003,925 US8396345B2 (en) | 1997-11-28 | 2008-01-03 | AV information reproducing system and a reproducing method applied to the same system |
| US13/655,177 US20130077934A1 (en) | 1997-11-28 | 2012-10-18 | Av information reproducing system and a reproducing method applied to the same system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32859597A JP3195284B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 動画再生制御方法およびその方法が適用される画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11161663A true JPH11161663A (ja) | 1999-06-18 |
| JP3195284B2 JP3195284B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=18212040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32859597A Expired - Fee Related JP3195284B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 動画再生制御方法およびその方法が適用される画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3195284B2 (ja) |
Cited By (75)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000063915A1 (en) * | 1999-04-16 | 2000-10-26 | Apple Computer, Inc. | Convergence-enabled dvd and web system |
| KR20020026986A (ko) * | 2000-10-04 | 2002-04-13 | 배재철 | 데이터통신망을 매개로 네트워크 연동이 가능한디지털비디오디스크 재생장치 및 그것을 이용한비디오신호 다운로드방법 |
| WO2002037844A1 (fr) * | 2000-10-30 | 2002-05-10 | Sony Corporation | Procede de reproduction de contenus et dispositif de reproduction de contenus sur support d"enregistrement |
| JP2002269900A (ja) * | 2001-03-10 | 2002-09-20 | Samsung Electronics Co Ltd | 再生装置及び付加情報サービスサーバーシステム |
| EP1253593A1 (en) * | 2001-04-26 | 2002-10-30 | Cheng-Tao Paul Lee | Video data and web page data coexisted compact disk |
| JP2002369107A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 画像情報記録装置、画像情報記録システム及び画像情報記録装置制御プログラム |
| EP1288950A1 (en) * | 2001-06-11 | 2003-03-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium containing information for providing multi-language markup document, apparatus and method for reproducing thereof |
| JP2003069952A (ja) * | 2001-08-04 | 2003-03-07 | Samsung Electronics Co Ltd | 映像データの記録された情報貯蔵媒体、その記録方法、記録装置、再生方法及び再生装置 |
| WO2003036644A1 (en) | 2001-10-23 | 2003-05-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium containing event occurrence information, and method and apparatus therefor |
| EP1306848A1 (en) * | 2001-10-23 | 2003-05-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium having data structure that allows easy searching of text information, and apparatus and method for reproducing the information storage medium |
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| JP2003348567A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-05 | Makoto Sugimoto | Ｗｅｂページへの集客支援システム |
| EP1389777A2 (en) * | 2002-08-14 | 2004-02-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical Disk Apparatus and Optical Disk Processing Method and Optical Disk |
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| WO2005004473A1 (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 可搬性記録媒体、映像記録再生装置、映像記録再生方法、映像再生装置、映像記録装置、映像再生方法、及び映像記録方法 |
| JP2005027344A (ja) * | 2000-06-24 | 2005-01-27 | Lg Electronics Inc | 記録媒体を通してａ／ｖコンテンツの付加サービス情報を提供するための方法及びそれによる記録媒体 |
| WO2005045840A1 (ja) * | 2003-11-10 | 2005-05-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録媒体、再生装置、プログラム、再生方法、システム集積回路 |
| JP2005532626A (ja) * | 2002-07-05 | 2005-10-27 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | パレンタルレベルによるマークアップ文書ディスプレイ方法、そのインタラクティブモード再生方法、その装置及び情報保存媒体 |
| KR100544180B1 (ko) * | 2002-03-09 | 2006-01-23 | 삼성전자주식회사 | 마크업 문서를 사용하여 ａｖ 데이터를 인터랙티브 모드로 재생하는 장치 |
| KR100544178B1 (ko) * | 2001-06-11 | 2006-01-23 | 삼성전자주식회사 | 다국어 웹문서 지원정보가 기록된 광 정보저장매체, 그재생장치 및 재생방법 |
| EP1623425A1 (en) * | 2004-02-02 | 2006-02-08 | Samsung Electronics Co, Ltd | Storage medium in which audio-visual data with event information is recorded, and reproducing apparatus and reproducing method thereof |
| JPWO2004034395A1 (ja) * | 2002-10-10 | 2006-02-09 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスク、再生装置、プログラム、再生方法、記録方法 |
| JP2006506769A (ja) * | 2002-11-16 | 2006-02-23 | エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド | 対話形光ディスク装置でのコンテンツ情報再生方法、および、コンテンツ提供サーバーでのコンテンツ情報提供方法 |
| JP2006507615A (ja) * | 2002-11-13 | 2006-03-02 | エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド | 対話形光ディスク装置でのコンテンツ情報再生方法と、コンテンツ提供サーバーでのコンテンツ情報提供方法 |
| JP2006509321A (ja) * | 2002-12-07 | 2006-03-16 | エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド | 対話形記録媒体の収録データ及びこれの付加データの連動再生方法 |
| JP2006509442A (ja) * | 2002-12-09 | 2006-03-16 | エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド | 対話形記録媒体の付加データプレゼンテーション方法 |
| KR100561404B1 (ko) | 2003-10-30 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | 재생 모드 정보가 설정된 동영상 재생 장치, 저장 매체 및그 재생방법 |
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| EP1422941A3 (en) * | 2002-11-19 | 2006-07-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information playback apparatus and information playback method |
| WO2006088031A1 (en) * | 2005-02-18 | 2006-08-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Content reproduction apparatus, and content reproduction method |
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