JPH11161242A - 液晶表示システム - Google Patents

液晶表示システム

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JPH11161242A
JPH11161242A JP33826297A JP33826297A JPH11161242A JP H11161242 A JPH11161242 A JP H11161242A JP 33826297 A JP33826297 A JP 33826297A JP 33826297 A JP33826297 A JP 33826297A JP H11161242 A JPH11161242 A JP H11161242A
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JP
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signal
display
liquid crystal
display data
frame
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JP33826297A
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Hidekazu Okubo
秀和 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルの行電極および列電極によって選
択されたドットに対して、Vsyncの周期幅を固定せず
に、高品質な階調表現を行うようにする。 【解決手段】 液晶表示システムを構成するLCDコン
トローラ46は、クロック制御部53において、Vsync
パターンメモリ54の格納情報に基づいて周期ごとに異
なる周期幅を有するフレーム信号となるVsync信号を生
成し、これと同時に所定の一定周期の液晶パネルの行電
極・列電極を選択するためのHsync信号とDCLK信号
を生成するようにした。また、メモリアクセス部62に
よって読み出された表示データを表示パターンメモリ5
5に格納された表示パターンに基づいて表示データを変
換するようにした。Vsyncパターンメモリ54による周
期ごとに周期幅の異なる多様なフレーム信号と、表示パ
ターンメモリ55による表示パターンとの組み合わせに
より、一定周期のVsync信号による液晶表示システムで
は表現できない高品質な階調表現を実現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示システム
に係わり、詳細には表示のための同期信号の周期幅を変
更させて良好な品質の液晶表示を行うようにした液晶表
示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示システムは、N行の行電
極とM行の列電極によって構成されたマトリックス状の
液晶パネルに対して、それぞれ行電極および列電極によ
って選択されたマトリックス状のドットを表示するよう
になっている。このような液晶表示システムでさらに鮮
明な階調表示を行うために、さまざまな表示方式が知ら
れている。高速応答で高コントラスト表示が可能なST
N(Super Twisted Nematic)液晶においては、ディ
ザ方式およびFRC(Frame Rate Control)方式が知
られている。ディザ方式は濃淡画像を2値に量子化しあ
る一定面積の中の白と黒の出現範囲を変えた濃淡パター
ンを表示させることによって、擬似的に中間調画像を表
現する方式である。しかし、あくまで擬似的な表現方法
であって、鮮明な液晶表示を行うには十分とは言えな
い。
【0003】一方、ディザ方式に比べてより鮮明なコン
トラストを実現するうえ、制御回路の高速化と複雑化を
不要とするFRC方式が提案されている。
【0004】図4はこのような従来提案されたFRC方
式を用いた液晶表示システムの構成の概要を表わしたも
のである。この液晶表示システムは、VGA(Video G
raphics Array)コントローラ10と液晶表示(Liquid
Crystal Display:以下、LCDと略す。)装置11
とを有している。VGAコントローラ10は、表示デー
タ変換手段13を有しており、図示しない表示データメ
モリからのLCD表示データ12が入力されている。L
CD装置11は、VGAコントローラ10の表示データ
変換手段13によって変換された変換表示データ20が
入力される行・列信号発生手段14とを有している。こ
の行・列信号発生手段14からは、行データ15が行電
極駆動回路16に、列データ17が列電極駆動回路18
に入力されている。行電極駆動回路16はこの行データ
15を一行分取り込み所定の一分割時間Δtだけ出力す
ることによって液晶パネル19の行電極21を制御し、
列電極駆動回路18は列データ17を一列分取り込み所
定の一分割時間Δtだけ出力することによって液晶パネ
ル19の列電極22を制御するようになっている。
【0005】VGAコントローラ10の表示データ変換
手段13は、VGAコントローラ10に接続された図示
しない表示データメモリのLビットのLCD表示データ
12を1ビットの変換表示データ20に変換し、LCD
装置11に出力する。LCD装置11の行・列信号発生
手段14では、この1ビットの変換表示データ20と例
えばウォルシュ関数のような直交関数に基づく信号を発
生し、行電極駆動回路16および列電極駆動回路18に
よって液晶パネル19に印加される。このときLビット
のLCD表示データ12はMフレームを1周期とするフ
レームごとに変化する1ビットの変換表示データ20に
間引きするようにしているので、表示データ用のフレー
ムメモリの削減と本来必要な制御回路におけるL倍の高
速処理化を不要としている。
【0006】このような液晶表示システムは、例えば特
開平6−195043号公報に開示されている。
【0007】図5はこのような液晶表示システムを制御
するVGAコントローラの構成の概要を表わしたもので
ある。この液晶表示システムでは、VGAコントローラ
10はLCD装置11に接続されている。VGAコント
ローラ10は、VGAコア25とLCDコントローラ2
6とを有しており、LCD装置11の制御はVGAコア
25からLCDコントローラ26を介して行われるよう
になっている。表示データは図示しない中央処理装置
(Central Processing Unit:以下、CPUと略
す。)などによりホストバス24を経由して表示データ
メモリ23に一旦格納されるようになっている。VGA
コア25が適時この表示データメモリ23からの表示デ
ータをLCDコントローラ26に仲介することによっ
て、LCD表示データ12としてLCD装置11に供給
するようになっている。
【0008】これまで説明したようなLCD装置は、フ
レーム信号としてのVsync信号と、行電極駆動回路16
から行電極21を制御するHsync信号と、列電極駆動回
路18から列電極22を制御するドットクロック(DC
LK)信号と、表示情報に対応した表示データに基づい
て制御される。
【0009】図6はこのような液晶表示システムのLC
D装置とのインタフェース信号のタイミングを表わした
ものである。液晶表示のフレーム信号としてのVsync
(垂直同期)信号271は、所定の時間Tvを1周期と
するタイミングパルスを周期的に出力するようになって
いる。このTv時間にはHsync(水平同期)信号281
が、所定の時間Thを1周期とするタイミングパルスを
周期的に出力するようになっており、Tv時間のVsync
信号272の1周期の間に所定の数のHsync信号281
よるタイミングパルスが出力するようになっている。さ
らにこのTh時間にはドットクロック(DCLK)信号
29が、所定の時間Tdを1周期とするタイミングパル
スを周期的に出力するようになっており、Th時間のH
sync信号282の1周期の間には所定の数のDCLK信
号29によるタイミングパルスが出力するようになって
いる。このDCLK信号29と同期して表示データ情報
であるDATA30が出力される。
【0010】これまで説明したような液晶表示システム
における階調表示は、基本的に1フレームとなるTv時
間ごとに行電極および列電極によって選択された液晶パ
ネル上のマトリックス状のドットをオン・オフすること
であり、このドットの電荷を周期的にリフレッシュする
ことである。そしてこの階調表示を制御することは、こ
のリフレッシュサイクルを制御することであり、階調
(濃淡)を表現するために例えばウォルシュ関数に基づ
く値により、これらのオン・オフを行うことになる。
【0011】ところでLCD装置に表示データを供給す
るVGAコントローラについて、これまではCRT(Ca
thode Ray Tube)表示装置への表示データをそのまま
流用してLCD装置への表示データとして表示メモリか
ら読み出すようになっていた。しかし、LCD装置に対
して高コントラストへの要求が高まるにともない、CR
T表示装置の低いフレーム周波数のタイミングで表示デ
ータが入力されていることが問題となった。そこで、近
年のLSI技術の進歩によるメモリの高速化により、C
RT表示装置とLCD装置を非同期でそれぞれに最適な
タイミングで表示データを供給することによって、LC
D装置は高コントラストで鮮明な階調表示を実現できる
ようになった。
【0012】図7はこのようなVGAコントローラのメ
モリアクセスタイミングを表わしたものである。従来
は、所定のバスサイクル時間Tに、CPUからホストバ
ス24を経由した表示データメモリ23への書き込みサ
イクル31と図示しないCRT装置への読み出しサイク
ル32が起動されていた。しかし、上述したように矢印
36で示されるような半導体メモリの高速化により、所
定のバスサイクル時間Tに、CPUからのホストバス2
4経由の表示データメモリ23への書き込みサイクル3
3とCRT装置への読み出しサイクル34とLCD装置
への読み出しサイクル35を起動することができる。こ
れにより、LCD装置は高品質な階調表現と高速応答な
液晶表示を行うことができるようになる。
【0013】このように表示データメモリ23へのメモ
リアクセスは、ホストバス24を介したCPUとVGA
コントローラ内のCRT表示装置制御用のCRTコント
ローラとLCD表示装置制御用のLCDコントローラ
が、それぞれのバスアクセスを要求し、これらを調停す
ることによってそれぞれのメモリアクセスが起動される
ようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平6
−195043号公報や特開平7−28430号公報に
開示された技術を用いた液晶表示システムでは、液晶パ
ネルの行電極および列電極によって選択されたドットに
印加される電圧と、その印加電圧を一定周期Tvに同期
してパターン化することによって高品質な液晶表示を可
能としていたが、1フレームが一定周期で繰り返される
ため、さらに高品質な階調表現を行うには表示パターン
のバリエーションに限界があった。
【0015】そこで本発明の目的は、液晶パネルの行電
極および列電極によって選択されたドットに対して、多
様な表示パターンで表示ができるように、フレーム信号
であるVsyncの周期Tvを固定せずに、さらに高品質な
階調表現を行うようにした液晶表示システムを提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)表示データを格納する表示データ格納手段
と、(ロ)表示するフレームを特定するフレーム信号を
生成して周期ごとに所定の複数の異なる周期幅で出力す
るとともに表示するタイミングを特定するドットクロッ
ク信号を生成して所定の一定周期で出力するタイミング
信号出力手段と、(ハ)このタイミング信号出力手段に
よって生成されたこのフレーム信号に同期して表示デー
タ格納手段に格納された表示データを出力する表示デー
タ同期出力手段と、(ニ)フレーム信号で特定されたフ
レーム内でドットクロック信号に同期して表示データに
基づいた表示を行う液晶表示手段とを液晶表示システム
に具備させる。
【0017】すなわち請求項1記載の発明では、所定の
複数の異なる周期幅とを有するフレーム信号を生成する
とともに、これに合わせて生成されたドットクロック信
号を用いて、このフレーム信号に合わせて出力した表示
データ格納手段に格納された表示データにより対応する
表示データの階調表現を行うようにした。
【0018】請求項2記載の発明では、(イ)表示デー
タを格納する表示データ格納手段と、(ロ)表示するフ
レームを特定するフレーム信号を生成して周期ごとに所
定の複数の異なる周期幅で出力するとともに表示するタ
イミングを特定するドットクロック信号を生成して所定
の一定周期で出力するタイミング信号出力手段と、
(ハ)予め登録された表示パターンを格納する表示パタ
ーン格納手段と、(ニ)表示データ格納手段に格納され
た表示データに対応してこの表示パターン格納手段に格
納された表示パターンを出力する表示パターン出力手段
と、(ホ)この表示パターン出力手段によって出力され
た表示パターンをタイミング信号出力手段によって生成
されたこのフレーム信号に同期して出力する表示パター
ン同期出力手段と、(ヘ)フレーム信号で特定されたフ
レーム内でドットクロック信号に同期してこの表示パタ
ーンに基づいた表示を行う液晶表示手段とを液晶表示シ
ステムに具備させる。
【0019】すなわち請求項2記載の発明では、所定の
複数の異なる周期幅とを有するフレーム信号を生成する
とともに、これに合わせて生成されたドットクロック信
号を用いて、表示データ格納手段に格納された表示デー
タを予め登録された表示パターンが格納された表示パタ
ーン格納手段に基づいて変換した表示データをこのフレ
ーム信号に合わせて出力して、対応する表示データの階
調表現を行うようにした。
【0020】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の液晶表示システムで、複数のフレーム信
号の周期ごとに周期幅を特定する出力パターンを格納す
るフレーム信号パターン格納手段を備え、前記タイミン
グ信号出力手段がこのフレーム信号パターン格納手段に
格納された出力パターンに基づいてフレーム信号の周期
幅を変更して出力することを特徴としている。
【0021】すなわち請求項3記載の発明では、フレー
ム信号の周期ごとに有する周波数をフレーム信号パター
ン格納手段に格納された出力タイミングパターン基づい
て変更するようにした。
【0022】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の液晶表示システムで、前記フレーム信号
が垂直同期信号であることを特徴としている。
【0023】請求項5記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の液晶表示システムで、表示データ格納手
段および液晶表示手段を除いて1チップの表示コントロ
ーラとして集積化したことを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の一実施例における液晶表示
システムの構成の概要を表わしたものである。この液晶
表示システムは、VGAコントローラ40と、これに接
続されたLCD装置41とCRT装置42と、表示デー
タメモリ43とを有しており、ホストバス44を介して
図示しないCPUから表示データメモリ43に表示デー
タが書き込まれるようになっている。
【0027】VGAコントローラ40は、VGAコア4
5と、LCD装置41の表示制御を行うLCDコントロ
ーラ46と、CRT装置42の表示制御を行うCRTコ
ントローラ47とを有している。LCDコントローラ4
6は、VGAコア45を介して表示データ48が入力さ
れ、表示データに基づいてLCD表示データ50がLC
D装置41に供給されるようになっている。また、CR
Tコントローラ47は、VGAコア45を介して表示デ
ータ49が入力され、表示データに基づいてCRT表示
データ51がCRT装置42に供給されるようになって
いる。
【0028】表示データメモリ43には、LCD装置4
1やCRT装置42で表示する内容に基づいた表示デー
タが格納されており、図示しないCPU等によってホス
トバス44とVGAコア45と表示メモリバス52を介
して、この表示データメモリ43に格納される。本実施
例では、表示メモリバス52を制御するバスマスタとし
てホストバス44を介してアクセスする図示しないCP
UとLCDコントローラ46とCRTコントローラ47
が存在する。それぞれのバスを制御する各メモリアクセ
ス実行部からのメモリアクセス要求が調停後、この表示
データメモリ43に対して図示しないCPUからの表示
データの書き込みサイクルやLCDコントローラ46に
よるLCD装置41の表示データ読み出しサイクルある
いはCRTコントローラ47によるCRT装置42の表
示データ読み出しサイクルが、適時実行されるようにな
っている。
【0029】VGAコア45からLCDコントローラ4
6やCRTコントローラ47に供給される表示データ
は、VGAコントローラ40に接続されているLCD装
置41やCRT装置42のそれぞれが最適な動作タイミ
ングで互いに非同期で供給される。
【0030】図2はこのような液晶表示システムのVG
Aコントローラ40のLCDコントローラ46の構成の
概要を表わしたものである。このLCDコントローラ4
6は、表示パターンメモリ55と、タイミングパルス発
生部58と、メモリアクセス部62とを有している。ま
た、タイミングパルス発生部58は、CLK制御部53
と、Vsyncパターンメモリ54とを有している。このL
CDコントローラ46の特徴とするところは、クロック
制御部53とVsyncパターンメモリ54と表示パターン
メモリ55とを有しているところである。
【0031】クロック制御部53は、VGAコア45か
らの源クロック信号56の周期幅を変更することができ
る複数のカウンタ回路からなる周器やPLL(Phased
Locked Loop)で構成されており、Vsyncパターンメモ
リ54の格納情報に基づいて、生成された複数の周期ご
とに異なる周期幅の周期信号のうち1つを選択して液晶
表示のための同期信号として生成するようになってい
る。Vsyncパターンメモリ54は、表示パターンメモリ
55に格納された表示パターンとの組み合わせにより、
さらにきめこまかい階調表現を行うため、タイミングパ
ルス発生部58から出力する液晶表示のための各同期信
号61の周期幅を切り替えるための選択情報パターンが
格納されている。
【0032】このようなタイミングパルス発生部58の
クロック制御部53で生成される液晶表示同期信号61
は、フレーム信号であるVsync(垂直同期)信号と、液
晶パネルの行電極を制御するHsync(水平同期)信号
と、液晶パネルの列電極を制御するドットクロック(D
CLK)信号がある。特にVsync信号は周期ごとに周期
幅の異なる非一定周期の周期信号であるが、Hsync信号
やDCLK信号は液晶パネルに依存してフレーム信号の
1周期の間に所定の数のパルスが一定周期で出力される
ようになっている。
【0033】また、表示パターンメモリ55は、VGA
コアメモリ45を仲介に表示データメモリ43から読み
出した表示データ59に基づいて、Vsyncパターンメモ
リ54に格納された周期ごとに周期幅の異なる同期信号
61を出力するための選択情報パターンとの組み合わせ
により、さらにきめこまかい階調表現を行うためのLC
D表示データ60を出力するようになっている。
【0034】LCDコントローラ46は、メモリアクセ
ス部62を有しており、LCD装置への表示データ59
を読み出すために表示データメモリ43へのアクセス制
御信号63を出力する。
【0035】図3はこれまで説明したLCD装置46と
のインタフェース信号のタイミングを表わしたものであ
る。液晶表示のフレーム信号であるVsync信号64
1は、周期によりTv1時間あるいはTv2時間と複数
の異なる周期幅を有し、これはVsyncパターンメモリ5
4に格納された選択パターンに基づいてクロック制御部
53で生成された非一定周期のフレーム信号である。
【0036】このTv1時間にはHsync信号651が、
所定の時間Th′を1周期とするタイミングパルスを周
期的に出力するようになっており、Tv1時間のVsync
信号642の1周期の間には所定の数のHsync信号651
によるタイミングパルスが出力するようになっている。
さらにこのTh′時間にはDCLK信号66が所定の時
間Td′を1周期とするタイミングパルスを周期的に出
力するようになっており、Th′時間のHsync信号65
2の1周期の間には所定の数のDCLK信号66による
タイミングパルスが出力するようになっている。このD
CLK信号66と同期して表示データ情報であるDAT
A67が出力される。
【0037】なお前述の本実施例で、表示パターンメモ
リに格納された表示データが従来のRGBデータであっ
ても、表示データの形態に依存しないため同様の効果を
得ることができる。
【0038】これまで説明したように本実施例の液晶表
示システムでは、このようなVsyncパターンメモリ54
に基づくTv1、Tv2のような非一定周期の同期信号
を任意の数パターンで駆動し、これと組み合わせた表示
パターンメモリ55に基づいて表示データを変換したL
CD表示データによって、これまで一定周期の同期信号
のため不可能であったような表現パターンの液晶表示制
御が行えるようになる。
【0039】さらにこのようにVsyncの周期を一定にせ
ず、ある特定の周期を組み合わせることにより液晶パネ
ルの列電極および行電極の交点であるドットへ印加され
る電圧の周期をパターン化し、例えばウォルシュ関数の
ような直行関数に基づいて階調表現をすることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、所定の複数の異なる周期幅とを有するフレー
ム信号を生成するとともに、これに合わせて生成された
ドットクロック信号を用いて、このフレーム信号に合わ
せて出力した表示データ格納手段に格納された表示デー
タにより対応する表示データの階調表現を行うようにし
た。これにより、一定周期のフレーム信号では表現でき
なかった表現パターンを生成することができ、より多様
な階調表現と高品質な液晶表現を実現することができる
ようになる。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、所定
の複数の異なる周期幅とを有するフレーム信号を生成す
るとともに、これに合わせて生成されたドットクロック
信号を用いて、表示データ格納手段に格納された表示デ
ータを予め登録された表示パターンが格納された表示パ
ターン格納手段に基づいて変換した表示データをこのフ
レーム信号に合わせて出力して、対応する表示データの
階調表現を行うようにした。これにより、一定周期のフ
レーム信号では表現できない表現パターンを生成するこ
とができるうえ、階調表現特有の表現パターンを登録し
ておくことにより、さらに高品質な階調表現を実現する
ことができるようになる。
【0042】さらに請求項3記載の発明によれば、フレ
ーム信号の周期ごとに異なる周期幅をフレーム信号パタ
ーン格納手段に格納された出力パターン基づいて変更す
るようにしたので、フレーム信号の周期ごとの周期幅と
表現パターンの組み合わせを予め登録することによっ
て、一定周期のフレーム信号では表現できない表現パタ
ーンを生成することができ、さらに高品質な階調表現を
実現することができるようになる。
【0043】さらに請求項4記載の発明によれば、垂直
同期信号を周期ごとに異なる周期幅をもつようにしたの
で、従来のLCD装置との互換性を最大限に保つことが
でき、高品質な階調表現を行うことができるようにな
る。
【0044】さらに請求項5記載の発明によれば、フレ
ーム信号や同期信号や変換データを1チップ化するよう
にしたので、コスト低下に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例における液晶表示システムの構成の
概要を表わしたブロック図である。
【図2】 本実施例におけるLCDコントローラの構成
の概要を表わしたブロック図である。
【図3】 本実施例におけるLCD装置のインタフェー
ス信号のタイミングを表わしたタイミング図である。
【図4】 従来提案された液晶表示システムの構成の概
要を表わしたブロック図である。
【図5】 従来提案されたVGAコントローラの構成の
概要を表わしたブロック図である。
【図6】 従来提案されたLCD装置のインタフェース
信号のタイミングを表わしたタイミング図である。
【図7】 従来提案されたVGAコントローラのメモリ
アクセスタイミングを表わした説明図である。
【符号の説明】
40 VGAコントローラ 41 LCD装置 42 CRT装置 43 表示データ格納メモリ 44 ホストバス 45 VGAコア 46 LCDコントローラ 47 CRTコントローラ 48,49 表示データ 50 LCD表示データ 51 CRT表示データ 52 表示メモリバス 53 クロック制御部 54 Vsyncパターンメモリ 55 表示パターンメモリ 58 タイミングパルス発生部 62 メモリアクセス部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データを格納する表示データ格納手
    段と、 表示するフレームを特定するフレーム信号を生成して周
    期ごとに所定の複数の異なる周期幅で出力するとともに
    表示するタイミングを特定するドットクロック信号を生
    成して所定の一定周期で出力するタイミング信号出力手
    段と、 このタイミング信号出力手段によって生成されたこのフ
    レーム信号に同期して前記表示データ格納手段に格納さ
    れた表示データを出力する表示データ同期出力手段と、 前記フレーム信号で特定されたフレーム内で前記ドット
    クロック信号に同期して前記表示データに基づいた表示
    を行う液晶表示手段とを具備することを特徴とする液晶
    表示システム。
  2. 【請求項2】 表示データを格納する表示データ格納手
    段と、 表示するフレームを特定するフレーム信号を生成して周
    期ごとに所定の複数の異なる周期幅で出力するとともに
    表示するタイミングを特定するドットクロック信号を生
    成して所定の一定周期で出力するタイミング信号出力手
    段と、 予め登録された表示パターンを格納する表示パターン格
    納手段と、 前記表示データ格納手段に格納された表示データに対応
    してこの表示パターン格納手段に格納された表示パター
    ンを出力する表示パターン出力手段と、 この表示パターン出力手段によって出力された表示パタ
    ーンを前記タイミング信号出力手段によって生成された
    このフレーム信号に同期して出力する表示パターン同期
    出力手段と、 前記フレーム信号で特定されたフレーム内で前記ドット
    クロック信号に同期してこの表示パターンに基づいた表
    示を行う液晶表示手段とを具備することを特徴とする液
    晶表示システム。
  3. 【請求項3】 複数のフレーム信号の周期ごとに周期幅
    を特定する出力パターンを格納するフレーム信号パター
    ン格納手段を備え、前記タイミング信号出力手段がこの
    フレーム信号パターン格納手段に格納された出力パター
    ンに基づいてフレーム信号の周期幅を変更して出力する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表
    示システム。
  4. 【請求項4】 前記フレーム信号が垂直同期信号である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の液晶表
    示システム。
  5. 【請求項5】 前記表示データ格納手段および前記液晶
    表示手段を除いて1チップの表示コントローラとして集
    積化したことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の液晶表示システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191775A (ja) * 2006-12-15 2011-09-29 Nvidia Corp 節電のためにディスプレイのリフレッシュレートを調整するシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品
US8654132B2 (en) 2006-12-13 2014-02-18 Nvidia Corporation System, method and computer program product for adjusting a refresh rate of a display

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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