JPH11160803A - 感光材料露光装置及びプリンタプロセッサ - Google Patents

感光材料露光装置及びプリンタプロセッサ

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JPH11160803A
JPH11160803A JP32251297A JP32251297A JPH11160803A JP H11160803 A JPH11160803 A JP H11160803A JP 32251297 A JP32251297 A JP 32251297A JP 32251297 A JP32251297 A JP 32251297A JP H11160803 A JPH11160803 A JP H11160803A
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JP
Japan
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photosensitive material
order
roll
frame
width
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JP32251297A
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English (en)
Inventor
Ryuji Uesugi
隆二 上杉
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1オーダに属する駒画像のプリントサイズが
複数ある場合であっても、露光する駒画像の順番の制約
をなくし、運用の自由度を増すこと。 【解決手段】 複数の感光材料のロールを所定位置にセ
ットでき、セットされた前記ロールの幅に関する幅情報
を得る幅情報取得手段と、前記幅情報に基づいて、露光
する駒画像のプリントサイズに応じた幅の感光材料のロ
ールを選択する選択手段と、を有し、前記選択手段によ
り選択されたロールから感光材料を送出して、前記駒画
像を露光する感光材料露光装置において、1オーダに属
する駒画像のプリントサイズが複数ある場合に、前記選
択手段が1オーダに属する駒画像の各駒画像毎に順次前
記ロールを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光材料露光装置及
びプリンタプロセッサに関する発明である。
【0002】
【従来の技術】複数の感光材料のロールを所定位置にセ
ットでき、セットされた前記ロールの幅に関する幅情報
を得る幅情報取得手段と、前記幅情報に基づいて、露光
する駒画像のプリントサイズに応じた幅の感光材料のロ
ールを選択する選択手段と、を有し、前記選択手段によ
り選択されたロールから感光材料を送出して、前記駒画
像を露光する感光材料露光装置は、従来から知られてい
るものである。
【0003】そして、このような感光材料露光装置と、
前記感光材料露光装置により露光された感光材料を前記
感光材料露光装置により露光された順番に現像処理する
自動現像機と、前記自動現像機により現像処理された感
光材料を前記自動現像機で現像処理された順番に受け取
りソートするソータと、を有するプリンタプロセッサも
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の感光材
料露光装置及びプリンタプロセッサでは、露光する前記
駒画像のプリントサイズに応じた幅のロールを選択する
が、それは、各駒画像毎に選択できるものではなく、オ
ーダ毎に選択するものであった。そのため、1オーダに
属する駒画像のプリントサイズが複数ある場合、同じプ
リントサイズの駒画像どうしを連続して露光し、次い
で、別のプリントサイズの駒画像を露光するというよう
に露光する駒画像の順番に制約があり運用の自由度が無
かった。そのため、できたプリントの順番が駒順とは全
く異なるバラバラの順になった。
【0005】本発明は、1オーダに属する駒画像のプリ
ントサイズが複数ある場合であっても、露光する駒画像
の順番の制約をなくし、運用の自由度を増すことを目的
とする。また、プリントの順番が駒順となるようにする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、特許請
求の範囲の各請求項に記載の発明を特定するために必要
な事項のすべてによって、達成される。以下、本発明の
各請求項について説明する。なお、引用項と重複する事
項については省略する。また、各請求項の発明の1つの
要素が複数の部材からなっていても良いことは言うまで
もなく、また、1又は複数の部材が、各請求項の発明の
複数の要素を兼ねていても良いことは、言うまでもな
い。
【0007】〔請求項1〕『複数の感光材料のロールを
所定位置にセットでき、セットされた前記ロールの幅に
関する幅情報を得る幅情報取得手段と、前記幅情報に基
づいて、露光する駒画像のプリントサイズに応じた幅の
感光材料のロールを選択する選択手段と、を有し、前記
選択手段により選択されたロールから感光材料を送出し
て、前記駒画像を露光する感光材料露光装置において、
1オーダに属する駒画像のプリントサイズが複数ある場
合に、前記選択手段が1オーダに属する駒画像の各駒画
像毎に順次前記ロールを選択することを特徴とする感光
材料露光装置。』 請求項1に記載の発明により、1オーダに属する駒画像
のプリントサイズが複数ある場合であっても、前記露光
手段が露光する駒画像の順番に制約がなくなり、運用の
自由度が飛躍的に高まる。
【0008】〔請求項2〕『前記選択手段が、1オーダ
に属する駒画像の駒順に、各駒画像毎に前記ロールを選
択することにより、1オーダに属する駒画像の駒順に、
駒画像を露光することを特徴とする請求項1に記載の感
光材料露光装置。』 請求項2に記載の発明により、1オーダに属する駒画像
のプリントサイズが複数ある場合であっても、露光され
る感光材料の順番が1オーダに属する駒画像の駒順に駒
順となる。
【0009】〔請求項3〕『写真フィルムに駒順に記録
された駒画像を前記感光材料に投影して露光するもので
あることを特徴とする請求項2に記載の感光材料露光装
置。』 請求項3に記載の発明により、写真フィルムを一方向に
移動させるだけで、全ての駒画像の露光を行うことがで
きる。従って、写真フィルムを傷が付くことを抑制でき
る。
【0010】〔請求項4〕『請求項2又は3に記載の感
光材料露光装置と、前記感光材料露光装置により露光さ
れた感光材料を前記感光材料露光装置により露光された
順番に現像処理する自動現像機と、前記自動現像機によ
り現像処理された感光材料を前記自動現像機で現像処理
された順番に受け取りソートするソータと、を有するこ
とを特徴とするプリンタプロセッサ。』 請求項4に記載の発明により、1オーダに属する駒画像
のプリントサイズが複数ある場合であっても、ソートさ
れた感光材料の順番が1オーダに属する駒画像の駒順に
駒順となる。
【0011】〔用語などの説明〕本発明における感光材
料の幅とは、ロールに収容されている感光材料の長尺方
向と垂直な方向の長さのことである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の具体例の幾つかの
例を実施形態として示すが、本発明はこれらに限定され
ない。また、実施形態には、用語等に対して断定的な表
現があるが、本発明の好ましい例を特定するもので、本
発明の用語の意義や技術的範囲を限定するものではな
い。
【0013】実施形態1 本実施形態のプリンタプロセッサの概略正面図である図
1に基づいて、本実施形態のプリンタプロセッサについ
て説明する。本実施形態のプリンタプロセッサは、写真
フィルムに記録された駒画像を写真フィルムに記録され
た駒順に、各駒画像から感光材料に投影露光する本実施
形態の感光材料露光装置1と、感光材料露光装置1によ
り露光された感光材料を感光材料露光装置1により露光
された順番に現像処理する自動現像機3と、自動現像機
3により現像処理された感光材料を自動現像機3で現像
処理された順番に受け取りソートするソータ4と、を有
する。
【0014】そして、感光材料露光装置1の制御部5に
より、各装置は制御されている。また、制御部5は、様
々な情報を表示するための表示部6と操作者が入力する
ための入力部7とを有する。
【0015】次ぎに、本実施形態の感光材料露光装置に
ついて、説明する。
【0016】第一ロールマガジン10及び第二ロールマ
ガジン20は、それぞれ、感光材料のロール15、25
を暗室状態で収容して運べる略直方体のロールマガジン
である。そして、収容した感光材料のロール15、25
を送出するための出入口である送出スリット13、23
が第一ロールマガジン10及び第二ロールマガジン20
の内部を遮光するように設けられており、この送出スリ
ット13、23から感光材料を送出する。送出スリット
13、23は、マガジンによらず底面から一定の高さの
位置に、搬送幅方向に垂直な断面が同じ断面であるよう
に設けられている。
【0017】また、第一ロールマガジン10及び第二ロ
ールマガジン20には、収容された感光材料のロール1
5、25から感光材料を送出するために感光材料の先端
側を挟持する送出ローラ対14、24が設けられてお
り、この送出スリット13、23から感光材料の先端側
を送出できるようにしている。
【0018】また、第一ロールマガジン10及び第二ロ
ールマガジン20の送出スリット13、23側の底から
所定高さの所定位置には、収容された感光材料のロール
15、25の幅を読取装置により読取可能に記録する幅
記録部11、21が設けられている。
【0019】また、第一ロールマガジン10及び第二ロ
ールマガジン20には、収容された感光材料のロール1
5、25を回転自在に保持する略円筒形状の保持軸1
2、22が設けられている。
【0020】送出部50は、第一ロールマガジン10及
び第二ロールマガジン20を所定位置にセットし、第一
ロールマガジン10及び第二ロールマガジン20の各々
から各々の感光材料を送出する部分である。
【0021】また、送出部50は上面が平面である複数
の台53、54を有し、送出部50の送出口51、52
が台53、54の上面から所定高さに設けられており、
第一ロールマガジン10及び第二ロールマガジン20の
送出スリット13、23を送出口51、52に挿入で
き、また、これにより、送出口51、52から内部を遮
光状態にする。
【0022】また、複数の台53、54に載せられるマ
ガジンの各々に対応する位置に、幅読取部17、27が
設けられており、第一ロールマガジン10及び第二ロー
ルマガジン20の送出スリット13、23側の底から所
定高さの所定位置に設けられた幅記録部11、21を読
み取って、第一ロールマガジン10及び第二ロールマガ
ジン20がセットされたことを識別し、収容されている
感光材料のロール15、25の幅を読み取る。
【0023】そして、第一ロールマガジン10及び第二
ロールマガジン20の各々に対応して、送出ローラ対駆
動部16、26が設けられており、送出ローラ対駆動部
16、26が送出ローラ対14、24を回転させること
により、送出スリット13、23から感光材料の先端側
を送出する。
【0024】また、第一ロールマガジン10及び第二ロ
ールマガジン20の送出スリット13、23から送出さ
れる感光材料を、所定の給送路に沿って、露光部70の
搬送部60に給送する手段として、それぞれ、第一給送
ローラ対18、28と、第二給送ローラ対19、29
と、が設けられている。そして、第二給送ローラ対3
9、49から給送された感光材料を露光台98に給送す
るための渡しローラ対59と、第一ロールマガジン10
及び第二ロールマガジン20のいずれかから送出された
感光材料を幅方向に切断するカッタ55と、が設けられ
ている。なお、第一給送ローラ対18、28から渡しロ
ーラ対59までの給送路は、ガイドにより規制されてい
る。
【0025】また、第一給送ローラ対18、28及び第
二給送ローラ対19、29の間の所定位置に感光材料が
有るか無いかを検知するためのセンサ110、120が
設けられている。また、センサ110、120により検
知する位置及び第二給送ローラ対19、29の間の所定
位置で給送路に挿入して遮光したり、離脱したりできる
遮光シャッタ111、121が設けられている。また、
第二給送ローラ対39、49からの感光材料の給送路の
合流地点から渡しローラ対59までの所定位置に感光材
料が有るか無いかを検知するためのセンサ130が設け
られている。そして、センサ130の検出位置と所定の
位置関係にある切断位置で感光材料を切断するカッタ5
5が設けられている。
【0026】そして、露光台98が、給送され、切断さ
れた感光材料を所定の露光位置に搬送して、投影焼付露
光された感光材料を自動現像機3に送るローラ対群10
1に送る。そして、ローラ対群101は自動現像機3に
投影焼付露光された感光材料を送る。
【0027】そして、露光部90は、写真フィルム9に
記録された駒画像から露光台98により所定位置に位置
決められた感光材料を投影焼付露光するものである。露
光部90には、投影焼付露光のための白色光源91と、
複数のカラーフィルタを有し、白色光源91からの光の
色調を調整するための調光部92と、均一にフィルムキ
ャリア94のマスク95に位置決められた写真フィルム
9の駒画像を均一に照明するために、調光部92からの
光を拡散させるための拡散部93と、マスク95が設け
られており、写真フィルムの駒画像を写真フィルムに記
録されている駒順にマスク95に位置決めるフィルムキ
ャリア94と、フィルムキャリア94のマスク95に位
置決められた写真フィルム9の駒画像を露光台98の所
定位置に位置決められた感光材料に結像させるレンズ部
97と、投影焼付露光時間の間だけ投影焼付するように
焼付光路に挿入離脱可能なシャッタを有するシャッタ部
96と、投影焼付する前に写真フィルム9に記録されて
いる各駒画像を撮像する撮像部102と、撮像部102
により写真フィルム9に記録された駒画像を撮像できる
ように焼付光路に挿入離脱可能な可動ミラー99と、が
設けられている。
【0028】次に、本実施形態の画像記録装置の作用に
ついて、説明する。
【0029】先ず、第一ロールマガジン10及び第二ロ
ールマガジン20が、送出部50の所定位置にセットさ
れると、幅読取部17、27が、各々のマガジンの幅記
録部11、21を読み取り、各々のマガジンに収容され
ている感光材料のロール15、25の幅を読み取る。
【0030】そして、可動ミラー99が焼付光路に挿入
された状態で、フィルムキャリア94が写真フィルム9
に記録されている駒順に駒画像をマスク95に順次位置
決めし、撮像部102が、写真フィルム9に記録されて
いる駒順に駒画像を撮像し、駒画像の画像判定用データ
を得る。そして、得られた駒画像の画像判定用データを
表示部6に表示しながら、1オーダに属する駒画像のプ
リントサイズが複数ある場合、入力部7から、各駒画像
に対する露光補正値、プリントサイズ及びプリント枚数
を、各駒画像毎に入力する。そして、制御部5は、入力
部7から入力されたプリントサイズ及びプリント枚数
と、幅読取部17、27が幅情報に基づいて、写真フィ
ルム9に記録されている駒順に、露光する駒画像のプリ
ントサイズに応じた幅の感光材料のロールを選択する。
【0031】この際に、フィルムキャリア94が横置き
の状態になっている場合は、プリントサイズの縦のサイ
ズがロールの幅と一致していれば、そのプリントサイズ
のプリントを得ることができるので、プリントサイズの
縦のサイズがロールの幅と一致しているロールを選択す
ることになる。また、フィルムキャリア94が縦置きの
状態になっている場合は、プリントサイズの横のサイズ
がロールの幅と一致していれば、そのプリントサイズの
プリントを得ることができるので、プリントサイズの横
のサイズがロールの幅と一致しているロールを選択する
ことになる。
【0032】そして、制御部5が選択したロールから感
光材料を送出して、その駒画像を露光する。すなわち、
制御部5が、1オーダに属する駒画像の駒順に、各駒画
像毎にロールを選択することにより、1オーダに属する
駒画像の駒順に、駒画像を露光する。
【0033】これにより、1オーダに属する駒画像のプ
リントサイズが複数ある場合であっても、露光される感
光材料の順番が1オーダに属する駒画像の駒順に駒順と
なるので、ソータ4によりソートされたプリントが写真
フィルム9に記録されている駒順にプリントを得ること
ができる。
【0034】以下、制御部5により選択されたロールか
ら感光材料を送出し、露光し、プリント得られるまでの
作用について説明する。先ず、選択されたロール15、
25を収容しているマガジンに対応する送出ローラ対駆
動部16、26が、送出ローラ対14、24を回転させ
ることにより、送出スリット13、23から感光材料の
先端側を送出する。
【0035】そして、第一ロールマガジン10及び第二
ロールマガジン20の送出スリット13、23から送出
される感光材料を、所定の給送路に沿って、露光台98
に給送する。そして、センサ130が感光材料の先端を
検出してから、プリントサイズに応じた長さだけ感光材
料を搬送すると、感光材料の搬送を停止し、カッタ55
が作動して感光材料を切断する。
【0036】そして、露光台98が、所定位置に感光材
料を位置決め、投影焼付露光が済むと、ローラ対群10
1に露光された感光材料を送り、ローラ対群101は、
露光された感光材料を自動現像機3の方向に搬送し、自
動現像機3で現像処理して、プリントを得て、ソータ4
に送り、ソータ4でオーダ毎にソートする。
【0037】また、露光台98から露光された感光材料
が送られると、次ぎに露光される駒画像のプリントサイ
ズに応じたロールが選択される。選択されたロールが直
前の回に選ばれたのロールと同じであれば、前述と同様
の動作を行い、異なると、以下の動作を行う。
【0038】先ず、カッタ55により先端が切断された
側の感光材料側のセンサ110、120が感光材料を検
出しなくなるまで、カッタ55により先端が切断された
側の第一給送ローラ対18、28及び第二給送ローラ対
19、29が感光材料を巻き戻し、対応する遮光シャッ
タ111、121が給送路に挿入され、遮光状態にな
る。
【0039】そして、選択されたロール側の遮光シャッ
タ111、121が給送路から離脱し、選択されたロー
ル側の第一給送ローラ対18、28及び第二給送ローラ
対19、29が感光材料を送る。
【0040】また、最近の焼付露光動作の終了からの経
過時間を計るタイマー(図示せず)が設けられており、
このタイマーが計っている最近の焼付露光動作の終了か
らの経過時間が所定の時間に達した場合、即ち、所定の
時間の間、焼付露光動作がされなかった場合、スリープ
モードに入り、センサ110、120のいずれもが感光
材料を検出しなくなるまで、第一給送ローラ対18、2
8及び第二給送ローラ対19、29が巻き戻し、対応す
る遮光シャッタ111、121が給送路に挿入され、遮
光状態になる。
【0041】なお、本実施形態では、マガジンがセット
されたか否かを幅読取部17、27で検出していたが、
別に、所定位置にマガジンをセットするためのロックレ
バーとロックセンサを設け、このロックセンサによりを
マガジンがセットされたか否かを検出できるようにして
もよい。また、このロックレバーにより、第一給送ロー
ラ対18、28が離脱状態から圧着状態になるようにし
てもよい。
【0042】また、スリープモードに入る所定の時間を
入力部7からの入力により、変更できるようにしてもよ
い。
【0043】実施形態2 本実施形態のプリンタプロセッサの概略正面図である図
2に基づいて、本実施形態のプリンタプロセッサについ
て説明する。本実施形態のプリンタプロセッサは、写真
フィルム9に記録された駒画像を写真フィルム9に記録
された駒順に読み取り、各駒画像の画像データを駒順に
得るフィルムスキャナ2と、後述する本実施形態の感光
材料露光装置1と、感光材料露光装置1により露光され
た感光材料を感光材料露光装置1により露光された順番
に現像処理する自動現像機3と、自動現像機3により現
像処理された感光材料を自動現像機3で現像処理された
順番に受け取りソートするソータ4と、を有する。
【0044】そして、感光材料露光装置1の制御部5に
より、各装置は制御されている。また、制御部5は、様
々な情報を表示するための表示部6と操作者が入力する
ための入力部7とを有する。
【0045】次ぎに、本実施形態の感光材料露光装置に
ついて、図2と、本実施形態の感光材料露光装置の概略
正面断面図である図3と、本実施形態の感光材料露光装
置の概略平面図である図4及び図5とに基づいて、説明
する。なお、図3は、図4及び図5のC−C断面図であ
り、また、図4は、図3のB−B断面図であり、また、
図5は、図3のA−A断面図である。
【0046】第一ロールマガジン10、第二ロールマガ
ジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロールマガ
ジン40は、それぞれ、感光材料のロール15、25、
35、45を暗室状態で収容して運べる略直方体のロー
ルマガジンである。そして、収容した感光材料のロール
15、25、35、45を送出するための出入口である
送出スリット13、23、33、43が第一ロールマガ
ジン10、第二ロールマガジン20、第三ロールマガジ
ン30及び第四ロールマガジン40の内部を遮光するよ
うに設けられており、この送出スリット13、23、3
3、43から感光材料を送出する。送出スリット13、
23、33、43は、マガジンによらず底面から一定の
高さの位置に、搬送幅方向に垂直な断面が同じ断面であ
るように設けられている。
【0047】また、第一ロールマガジン10、第二ロー
ルマガジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロー
ルマガジン40には、収容された感光材料のロール1
5、25、35、45から感光材料を送出するために感
光材料の先端側を挟持する送出ローラ対14、24、3
4、44が設けられており、この送出スリット13、2
3、33、43から感光材料の先端側を送出できるよう
にしている。
【0048】また、第一ロールマガジン10、第二ロー
ルマガジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロー
ルマガジン40の送出スリット13、23、33、43
側の底から所定高さの所定位置には、収容された感光材
料のロール15、25、35、45の幅を読取装置によ
り読取可能に記録する幅記録部11、21、31、41
が設けられている。
【0049】また、第一ロールマガジン10、第二ロー
ルマガジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロー
ルマガジン40には、収容された感光材料のロール1
5、25、35、45を回転自在に保持する略円筒形状
の保持軸12、22、32、42が設けられている。
【0050】送出部50は、第一ロールマガジン10、
第二ロールマガジン20、第三ロールマガジン30及び
第四ロールマガジン40を所定位置にセットし、第一ロ
ールマガジン10、第二ロールマガジン20、第三ロー
ルマガジン30及び第四ロールマガジン40の各々から
各々の感光材料を送出する部分である。
【0051】また、送出部50は上面が平面である複数
の台53、54を有し、送出部50の送出口51、52
が台53、54の上面から所定高さに設けられており、
第一ロールマガジン10、第二ロールマガジン20、第
三ロールマガジン30及び第四ロールマガジン40の送
出スリット13、23、33、43を送出口51、52
に挿入でき、また、これにより、送出口51、52から
内部を遮光状態にする。
【0052】また、複数の台53、54に載せられるマ
ガジンの各々に対応する位置に、幅読取部17、27、
37、47が設けられており、第一ロールマガジン1
0、第二ロールマガジン20、第三ロールマガジン30
及び第四ロールマガジン40の送出スリット13、2
3、33、43側の底から所定高さの所定位置に設けら
れた幅記録部11、21、31、41を読み取って、収
容されている感光材料のロール15、25、35、45
の幅を読み取る。
【0053】そして、第一ロールマガジン10、第二ロ
ールマガジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロ
ールマガジン40の各々に対応して、送出ローラ対駆動
部16、26、36、46が設けられており、送出ロー
ラ対駆動部16、26、36、46が送出ローラ対1
4、24、34、44を回転させることにより、送出ス
リット13、23、33、43から感光材料の先端側を
送出する。
【0054】また、第一ロールマガジン10、第二ロー
ルマガジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロー
ルマガジン40の送出スリット13、23、33、43
から送出される感光材料を、所定の給送路に沿って、露
光部70の搬送部60に給送する手段として、それぞ
れ、第一給送ローラ対18、28、38、48と、第二
給送ローラ対19、29、39、49と、が設けられて
いる。そして、第二給送ローラ対39、49から給送さ
れた感光材料を搬送部60に給送するためのガイド57
及び渡し給送部58と、第一ロールマガジン10及び第
二ロールマガジン20から送出される感光材料を同時に
幅方向に切断するカッタ55と、第三ロールマガジン3
0及び第四ロールマガジン40から送出される感光材料
を同時に幅方向に切断するカッタ56と、が設けられて
いる。
【0055】そして、搬送部60が、給送され、切断さ
れた感光材料を搬送する。そして、この搬送部60は、
送出部50から給送された感光材料を搬送する搬送ロー
ラ対61〜65、検出センサ66、68及びガイド69
からなっている。ガイド69は、渡し給送部58から給
送された感光材料も、第二給送ローラ対19、29から
給送された感光材料も、搬送ローラ対61〜65に給送
されるように案内するものである。そして、これら搬送
ローラ対61〜65は、いずれも、幅方向に単一の搬送
ローラ対であり、感光材料に直に接して搬送駆動する搬
送駆動ローラと、感光材料に直に接して回転する搬送従
動ローラとからなっている。なお、搬送ローラ対61は
円筒形のローラ、搬送ローラ対62〜65は溝ローラで
ある。また、検出センサ66、68は、感光材料の通過
を検出する。
【0056】そして、この搬送部60により搬送されて
いる感光材料に、出力画像データに基づき出力画像を露
光する露光部70が設けられている。そして、露光部7
0には、搬送ローラ対62及び搬送ローラ対63の間に
青色光露光ヘッド71と、搬送ローラ対63及び搬送ロ
ーラ対64の間に緑色光露光ヘッド72と、搬送ローラ
対64及び搬送ローラ対65の間に赤色光露光ヘッド7
3とがその露光域が幅方向に平行になるように、並べら
れて設けられている。そして、これら青色光露光ヘッド
71と緑色光露光ヘッド72と赤色光露光ヘッド73と
を所定の位置に所定の向きに保持する保持部材74が設
けられている。
【0057】そして、露光部70のこれら青色光露光ヘ
ッド71と緑色光露光ヘッド72と赤色光露光ヘッド7
3とは、搬送部60により搬送されている感光材料であ
ればどのような幅方向の位置であろうともその感光材料
の幅方向の全域を露光できる幅を有し、また、搬送部6
0により複数の感光材料を幅方向に並べて搬送する場合
のいずれの場合であっても、搬送部60により搬送され
ている感光材料の幅方向全域を露光できるように、設け
られている。
【0058】また、露光部70のこれら青色光露光ヘッ
ド71と緑色光露光ヘッド72は、複数の発光部が搬送
部60の給送方向と直交する方向に2列の直線上に点線
状に配列されたVFPH(蛍光プリントヘッド)であ
り、露光部70の赤色光露光ヘッド73は、複数の発光
部が搬送部60の給送方向と直交する方向に1列の直線
上に点線状に配列されたLEDアレイ(発光ダイオード
アレイ)である。
【0059】次に、本実施形態の画像記録装置の作用に
ついて、図2〜4に基づいて、説明する。
【0060】先ず、第一ロールマガジン10、第二ロー
ルマガジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロー
ルマガジン40が、送出部50の所定位置にセットされ
ると、幅読取部17、27、37、47が、各々のマガ
ジンの幅記録部11、21、31、41を読み取り、各
々のマガジンに収容されている感光材料のロール15、
25、35、45の幅を読み取る。
【0061】そして、フィルムスキャナ2が、写真フィ
ルム9に記録されている駒順に駒画像を読み取り、駒画
像の画像データを得る。そして、得られた駒画像の画像
データのサムネイル画像を表示部6に表示しながら、1
オーダに属する駒画像のプリントサイズが複数ある場
合、入力部7から、各駒画像に対するプリントサイズ及
びプリント枚数を、各駒画像毎に入力する。そして、制
御部5は、入力部7から入力されたプリントサイズ及び
プリント枚数と、幅読取部17、27、37、47が幅
情報に基づいて、写真フィルム9に記録されている駒順
に、露光する駒画像のプリントサイズに応じた幅の感光
材料のロールを選択する。
【0062】この際に、画像データの回転処理により、
プリントサイズの縦及び横のいずれか一方がロールの幅
と一致していれば、そのプリントサイズのプリントを得
ることができるので、プリントサイズの縦及び横のいず
れか一方がロールの幅と一致しているロールを選択する
ことになる。
【0063】そして、制御部5が選択したロールから感
光材料を送出して、その駒画像を露光する。すなわち、
制御部5が、1オーダに属する駒画像の駒順に、各駒画
像毎にロールを選択することにより、1オーダに属する
駒画像の駒順に、駒画像を露光する。
【0064】これにより、1オーダに属する駒画像のプ
リントサイズが複数ある場合であっても、露光される感
光材料の順番が1オーダに属する駒画像の駒順に駒順と
なるので、ソータ4によりソートされたプリントが写真
フィルム9に記録されている駒順にプリントを得ること
ができる。
【0065】なお、この際に、駒順が続いている駒画像
のプリントサイズが並べて露光できるような場合、搬送
部60によりこれらのプリントサイズに応じた複数の感
光材料を幅方向に並べて搬送し、これら駒順が続いてい
る駒画像を同時に露光するようにしてもよい。これによ
り、より効率的に露光することができる。
【0066】以下、制御部5により選択されたロールか
ら感光材料を送出し、露光し、プリントが得られるまで
の作用について説明する。先ず、選択されたロール1
5、25、35、45を収容しているマガジンに対応す
る送出ローラ対駆動部16、26、36、46が、送出
ローラ対14、24、34、44を回転させることによ
り、送出スリット13、23、33、43から感光材料
の先端側を送出する。
【0067】そして、第一ロールマガジン10、第二ロ
ールマガジン20、第三ロールマガジン30及び第四ロ
ールマガジン40の送出スリット13、23、33、4
3から送出される感光材料を、所定の給送路に沿って、
露光部70の搬送部60に給送する。そして、搬送ロー
ラ対61が開いた状態で、感光材料が給送され、検出セ
ンサ66、68が感光材料の先端を検出すると、検出さ
れた感光材料の給送を停止し、両方の感光材料の先端が
検出されると、両方の感光材料の給送を一旦停止し、搬
送ローラ対61が非回転状態で閉じる。そして、選択さ
れたロールに対応する第一給送ローラ対18、28、3
8、48と、第二給送ローラ対19、29、39、49
とが、カッタ45からプリントサイズに応じた所定の長
さ送った所で、停止する。この際、感光材料は、第二給
送ローラ対19、29、39、49及び搬送ローラ対6
1の間で、撓むことになる。そして、カッタ55、56
が作動して感光材料を切断する。
【0068】そして、第二給送ローラ対19、29、3
9、49、渡し給送部58及び搬送ローラ対61〜65
が、所定の搬送速度で、これら感光材料を搬送する。露
光部70が、所定の搬送速度で搬送されている感光材料
を露光する。
【0069】そして、搬送部60は、露光された感光材
料を自動現像機3の方向に搬送し、自動現像機3で現像
処理して、プリントを得て、ソータ4に送られる。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の発明により、1オーダ
に属する駒画像のプリントサイズが複数ある場合であっ
ても、前記露光手段が露光する駒画像の順番に制約がな
くなり、運用の自由度が飛躍的に高まる。
【0071】請求項2に記載の発明により、1オーダに
属する駒画像のプリントサイズが複数ある場合であって
も、露光される感光材料の順番が1オーダに属する駒画
像の駒順に駒順となる。
【0072】請求項3に記載の発明により、写真フィル
ムを一方向に移動させるだけで、全ての駒画像の露光を
行うことができる。従って、写真フィルムを傷が付くこ
とを抑制できる。
【0073】請求項4に記載の発明により、1オーダに
属する駒画像のプリントサイズが複数ある場合であって
も、ソートされた感光材料の順番が1オーダに属する駒
画像の駒順に駒順となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のプリンタプロセッサの概略正面
図。
【図2】実施形態2のプリンタプロセッサの概略正面
図。
【図3】実施形態2の感光材料露光装置の概略正面断面
図。
【図4】実施形態2の感光材料露光装置の概略平面断面
図。
【図5】実施形態2の感光材料露光装置の概略平面断面
図。
【符号の説明】
1 感光材料露光装置 2 フィルムスキャナ 3 自動現像機 4 ソータ 5 制御部 6 表示部 7 入力部 9 写真フィルム 10 第一ロールマガジン 20 第二ロールマガジン 30 第三ロールマガジン 40 第四ロールマガジン 15,25,35,45 ロール 50 送出部 60 搬送部 70 露光部 90 露光部 91 白色光源 92 調光部 93 拡散部 94 フィルムキャリア 95 マスク 96 シャッタ部 97 レンズ部 98 露光台 99 可動ミラー 101 ローラ対群 102 撮像部 110,120,130 センサ 111,121 遮光シャッタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の感光材料のロールを所定位置にセ
    ットでき、セットされた前記ロールの幅に関する幅情報
    を得る幅情報取得手段と、前記幅情報に基づいて、露光
    する駒画像のプリントサイズに応じた幅の感光材料のロ
    ールを選択する選択手段と、を有し、前記選択手段によ
    り選択されたロールから感光材料を送出して、前記駒画
    像を露光する感光材料露光装置において、1オーダに属
    する駒画像のプリントサイズが複数ある場合に、前記選
    択手段が1オーダに属する駒画像の各駒画像毎に順次前
    記ロールを選択することを特徴とする感光材料露光装
    置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段が、1オーダに属する駒画
    像の駒順に、各駒画像毎に前記ロールを選択することに
    より、1オーダに属する駒画像の駒順に、駒画像を露光
    することを特徴とする請求項1に記載の感光材料露光装
    置。
  3. 【請求項3】 写真フィルムに駒順に記録された駒画像
    を前記感光材料に投影して露光するものであることを特
    徴とする請求項2に記載の感光材料露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の感光材料露光装
    置と、前記感光材料露光装置により露光された感光材料
    を、前記感光材料露光装置により露光された順番に現像
    処理する自動現像機と、前記自動現像機により現像処理
    された感光材料を前記自動現像機で現像処理された順番
    に受け取りソートするソータと、を有することを特徴と
    するプリンタプロセッサ。
JP32251297A 1997-11-25 1997-11-25 感光材料露光装置及びプリンタプロセッサ Pending JPH11160803A (ja)

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