JPH11160767A - ストロボリフレクタの保護シート除去方法及び装置 - Google Patents
ストロボリフレクタの保護シート除去方法及び装置Info
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- JPH11160767A JPH11160767A JP9321260A JP32126097A JPH11160767A JP H11160767 A JPH11160767 A JP H11160767A JP 9321260 A JP9321260 A JP 9321260A JP 32126097 A JP32126097 A JP 32126097A JP H11160767 A JPH11160767 A JP H11160767A
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
護シートを、簡単な機構で効率よく確実に、且つ、反射
面を傷つけることなくストロボリフレクタから剥離する
ストロボリフレクタの保護シート除去方法及び装置を提
供する。 【解決手段】 レフケース40にセットされたストロボ
リフレクタ39が保護シート除去装置51に達すると、
ガス噴射ノズル52a〜52dから勢い良く圧搾空気が
間欠的に噴射される。このガス噴射ノズル52a〜52
dは、ストロボリフレクタ39の端縁の接線Aと同じ
か、或いはそれよりも外側に傾いた角度θの範囲でスト
ロボリフレクタ39の方向に延びているので、保護シー
ト39bが容易にストロボリフレクタ39の反射面から
浮き上がり、保護シート39bがストロボリフレクタ3
9から剥離する。そして、ストロボリフレクタから剥離
した保護シート39bは、吸引ノズル53で速やかに吸
引除去される。
Description
立てに関するものであり、更に詳しくは、ストロボリフ
レクタのを覆う保護シートの除去方法及び装置に関する
ものである。
広く用いられているストロボ装置は、一般的に、ストロ
ボ放電管と、このストロボ放電管を発光させるために昇
圧回路、コンデンサ等を有するストロボ回路基板、スト
ロボ光を効率よく前方に反射させるストロボリフレクタ
(反射鏡)、及びストロボ放電管を保護するためのプロ
テクター(拡散板)等から構成されている。
ロボリフレクタは周知のとおり薄い金属板等で形成され
ており、ストロボ光を前面側に効率よく反射させるため
に内側面が反射面(鏡面)となっている。ところで、こ
のようなストロボリフレクタの反射面は大変傷つき易
く、擦り傷等で表面が損傷した場合、ストロボ光が乱反
射されてしまい、ストロボ光を前面側(被写体側)に効
率よく反射することができなくなる恐れがある。また、
反射面に汚れや塵等も付着しやすい。特に、安価に大量
生産されるレンズ付きフイルムユニットにおいて、予め
金属板から打抜き成型されたストロボリフレクタが、レ
ンズ付きフイルムユニット用ストロボ装置の組み立て工
程に投入される迄の搬送途上等において、反射面が剥き
出しになっていると、振動や衝撃により擦り傷等の損傷
を受ける可能性がある。
鏡面加工された原反の時に、柔軟な樹脂シート等で表面
が保護されており、ストロボリフレクタの成型時も貼着
されたまま加工され、この樹脂シートが貼着された状態
でストロボ装置の組み立て工程に投入することにより、
ストロボリフレクタの反射面の損傷を防止することが従
来より行われている。そして、レンズ付きフイルムユニ
ット用ストロボ装置の組み立て工程に投入される直前
に、作業者がピンセット等で、ストロボリフレクタの反
射面からこの保護シートを1つ1つ剥がしてから、スト
ロボリフレクタをストロボ装置の組み立て工程に投入し
ている。
ボリフレクタをストロボ装置の組み立て工程に投入する
際に、作業者がピンセット等でストロボリフレクタの反
射面から保護シートを1つ1つ剥がす方法では、作業効
率が極めて悪く、ストロボリフレクタの投入がネックと
なって組み立て工程全体の生産性が低下する原因となり
問題となっている。
護シートを剥がす際に、ピンセット等の治具の使用によ
り、逆に反射面を傷つけてしまうことも多く、このよう
な点からも問題であった。
なされたもので、ストロボリフレクタの反射面に貼付さ
れた保護シートを、簡単な機構で効率よく確実に、且
つ、反射面を傷つけることなくストロボリフレクタから
剥離するためのストロボリフレクタの保護シート除去方
法及び装置を提供することを目的とする。
に、請求項1記載のストロボリフレクタの保護シート除
去方法においては、凹形状に湾曲したストロボリフレク
タの端縁に向けてガスを噴射して、ストロボリフレクタ
の反射面に密着して被せられた保護シートを反射面から
浮き上がらせ、反射面から浮き上がった保護シートをス
トロボリフレクタに対面して設置した吸引ノズルで吸い
込むようにしたものである。
シート除去装置においては、凹形状に湾曲したストロボ
リフレクタの端縁に噴射口が向けられ、ガスの吹きつけ
方向がストロボリフレクタの端縁における接線の方向に
対して0〜45°の範囲内で外側に傾くように配置され
た噴射ノズルと、ストロボリフレクタの中央部に吸引口
が向けられ、ガスの吹きつけによって反射面から浮き上
がった、ストロボリフレクタの反射面に密着して被せら
れた保護シートを吸引する吸引ノズルとを備えたもので
ある。
シート除去装置においては、前記噴射ノズルを、ストロ
ボリフレクタの互いに対向し合った少なくとも一対の端
縁に各々設けたものである。
して説明する。図2は本発明により組み立てられたスト
ロボ装置を内蔵したレンズ付きフイルムユニットの外観
斜視図であり、図3はその分解斜視図である。レンズ付
きフイルムユニット1は、本体部3と、この本体部3に
取りつけられる撮影機構4、ストロボ装置5、これらを
前後から覆う前カバ−6、後カバ−7とからなるユニッ
ト本体2と、このユニット本体2の一部を覆う外装体3
1と写真フイルムカートリッジ32とから構成される。
撮影レンズ9、ファインダ11、及び撮影枚数表示板1
2等が設けられている。前カバ−6の前面には、これら
撮影レンズ9、ファインダ11等を露出させる開口が設
けられており、ストロボ充電完了を確認するための充電
完了表示窓16も設けられている。また、前カバ−6の
前面下部には、ストロボ装置5のスイッチ接片25を操
作するためのスイッチ操作部材13が一体に設けられて
いる。
動作させるレリーズボタン14が一体に設けられ、ま
た、撮影枚数表示板12の一部を露出させる撮影枚数表
示窓15等が設けられている。
ーチャ17が設けられ、その両端には、カートリッジ室
18、フイルムロール室19が形成されている。そし
て、このカートリッジ室18、フイルムロール室19に
は、写真フイルムカートリッジ32と、この写真フイル
ムカートリッジ32から引き出されたフイルムロール3
3bが各々光密に収納される。さらに、カートリッジ室
18の上部には、写真フイルムカートリッジ32のスプ
ール34を回動させて、写真フイルム33aを巻き上げ
るための巻き上げノブ21が設けられる。
が取りつけられる。図4に示すように、ストロボ装置5
は、コンデンサ36や充電完了ランプ37等のストロボ
回路を構成するのに必要な各種部品がパターン上に半田
付けされたプリント基板22と、後述するストロボ発光
部23と、このストロボ回路に充電を開始させるスイッ
チ接片25、及びこのストロボ装置5に電力を供給する
電池24等から構成されている。
部材13の押圧によりプリント基板22上に形成された
接点35a,35bと接触し、この接点35aと接点3
5bとの間を短絡させることにより、ストロボ装置5の
コンデンサ36に充電が開始される。また、このストロ
ボ回路は、一回だけスイッチ操作部材13を押圧してス
イッチ接片25を閉じ、すぐにスイッチ操作部材13の
押圧を解除しても、メインコンデンサ36には必要な電
圧レベルまで充電が行われるタイプのものであり、回路
の詳しい構成、作用等は、例えば特願平5−26898
3号等に詳述されている。
は、ストロボ放電管38と、ストロボリフレクタ39
と、プロテクター10と、これらを一体に保持するレフ
ケース40とからなる。ストロボ放電管38は、周知の
とおり、内部にガスが封入された閃光放電管であり、電
極38aに高電圧をかけることにより、ストロボ光を発
する。
放物線状に湾曲するように折り曲げ成型されたものであ
り、湾曲している内面側は、反射面(鏡面)39aを構
成している。そして、ストロボ放電管38が発したスト
ロボ光の内、後部側に照射されたストロボ光を、この反
射面39aで前方に反射させて、ストロボ光を効率よく
前方(被写体側)に照射する。なお、このストロボリフ
レクタ39の反射面39aは大変傷つきやすいので、素
材の段階からストロボ装置5の組み立て前まで、薄いビ
ニール製の保護シート39bがこの反射面39aに貼り
付けられている。そして、後ほど詳述する保護シート除
去装置で保護シート39bが除去されてから組み込まれ
る。なお、ストロボリフレクタ39がレフケース40に
装着された状態で保護シート39bを除去してもよい。
8、及びストロボリフレクタ39を保護し、ストロボ光
を均一に分散させるものである。このプロテクター10
には、係合板10aが突設されており、プロテクター1
0の係合爪40aと係合する。レフケース40は、スト
ロボ放電管38、ストロボリフレクタ39、及びプロテ
クター10をストロボ発光部23として一体に保持する
ものであり、プロテクター10の係合板10aと係合す
る係合爪40aが、一体に突設されている。
て工程の内、ストロボリフレクタの反射面に貼り付けら
れている保護シートを除去するための保護シート除去装
置、及びストロボリフレクタを示す説明図である。保護
シート除去装置51は、圧搾空気のガス噴射手段である
ガス噴射ノズル52a〜52dと、保護シート39bの
吸引手段である吸引ノズル53と、ストロボリフレクタ
39の中央部分の上部にくるように設けられた飛び出し
防止リブ54等から構成されている。
配置された吸引ノズル53を取り巻くように設けられて
いる。このガス噴射ノズル52a〜52dは、圧搾空気
を送り込むコンプレッサー(図示せず)に繋がってお
り、図1に示すストロボリフレクタ39における端縁の
接線A(図1参照)と同じか、或いはそれよりも外側に
傾いた角度θの範囲でストロボリフレクタ39の方向に
延びている。この角度θは、接線Aに対して0〜45度
の範囲がよい。
らストロボリフレクタ39にガスを噴射することによ
り、ストロボリフレクタ39の反射面39aに貼り付け
られている保護シート39bが浮き上がり、保護シート
39bがストロボリフレクタ39から剥離する。なお、
このガス噴射ノズル52a〜52dから噴射されるガス
は、例えば、1.8秒間に3回など、間欠的に噴射する
ことにより、保護シート39bを効率的に剥離すること
が可能になる。
〜52dに囲まれるように、中央部に配置されており、
バキューム装置(図示せず)に接続している。これによ
り、ガス噴射ノズル52a〜52dによりストロボリフ
レクタ39から浮き上がった保護シート39bは、この
吸引ノズル53で吸引除去され、バキューム装置に蓄積
される。
置に設けられた飛び出し防止リブ54は、吸引ノズル5
3による保護シート39bの吸引時に、軽量のストロボ
リフレクタ39が浮き上がったりしないように、ストロ
ボリフレクタ39を押さえる。なお、この飛び出し防止
リブ54は、剥離した保護シート39bがストロボリフ
レクタ39との間に挟まれるのを防止するために、飛び
出し防止リブ54とストロボリフレクタ39の上辺との
間に、図1中の間隔Bで示される0.2〜2mmの隙間
があくように設けられており、角をテーパー形状にする
ことにより、保護シート39bがスムーズに吸引ノズル
53に引き込まれる。
る。レンズ付きフイルムユニット1のストロボ装置5の
組み立て工程において、ストロボリフレクタ39を取り
つける際には、まず、ストロボリフレクタ39の反射面
39aに保護シート39bが貼りついたまま、レフケー
ス40にセットされる。そして、例えばレフケース40
ごと搬送トレイ55に載置されて、保護シート除去装置
51に送られる。
フレクタ39が保護シート除去装置51に達すると、ガ
ス噴射ノズル52a〜52dから勢い良く圧搾空気が間
欠的に噴射される。このガス噴射ノズル52a〜52d
は、ストロボリフレクタ39における端縁の接線A(図
1参照)と同じか、或いはそれよりも外側に傾いた角度
θの範囲でストロボリフレクタ39の方向に延びている
ので、保護シート39bが容易に浮き上がり、保護シー
ト39bがストロボリフレクタ39から剥離する。
した保護シート39bは、吸引ノズル53で速やかに吸
引除去される。そして、保護シート39bが除去された
ストロボリフレクタ39は、レフケース40と共に次の
組み立て工程に投入される。
保護シート39bを剥離する際に、ピンセット等を使用
して人手により保護シート39bを剥離、除去する必要
がないので、連続して効率よくストロボリフレクタ39
から保護シート39bを剥離することができる。また、
保護シート39bを剥離を圧搾空気の噴射により行うの
で、剥離時にストロボリフレクタ39の反射面39aを
ピンセット等で傷つけてしまうこともない。
リフレクタはその断面が放物線状を成し、その端縁の接
線に対して0〜45°外側に傾けているが、これ以外に
も、例えば、底部が半筒状でそこから平面状に斜めに立
ち上がった断面をもつストロボリフレクタにおいては、
平面部分の延長線に対して0〜45°外側に傾けるよう
にしてもよい。
ズ付きフイルムユニット用のストロボ装置の例を取り上
げたが、勿論、一般のカメラに用いられるストロボ装置
のストロボリフレクタの保護シートを剥離する場合に
も、全く同様に適用することが可能である。
クタの保護シート除去方法においては、凹形状に湾曲し
たストロボリフレクタの端縁に向けてガスを噴射して、
ストロボリフレクタの反射面に密着して被せられた保護
シートを反射面から浮き上がらせ、反射面から浮き上が
った保護シートをストロボリフレクタに対面して設置し
た吸引ノズルで吸い込むようにしたので、ストロボリフ
レクタの反射面に貼付された保護シートを、簡単な機構
で効率よく確実に、且つ、反射面を傷つけることなくス
トロボリフレクタから剥離することが可能になる。
ート除去装置を示す説明図である。
ルムユニットを示す外観斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 凹形状に湾曲したストロボリフレクタの
反射面に密着して被せられた保護シートを除去する方法
において、 ストロボリフレクタの端縁に向けてガスを噴射して前記
保護シートを前記反射面から浮き上がらせ、反射面から
浮き上がった保護シートをストロボリフレクタに対面し
て設置した吸引ノズルで吸い込むようにしたことを特徴
とするストロボリフレクタの保護シート除去方法。 - 【請求項2】 凹形状に湾曲したストロボリフレクタの
反射面に密着して被せられた保護シートを除去する装置
において、 ストロボリフレクタの端縁に噴射口が向けられ、ガスの
吹きつけ方向がストロボリフレクタの端縁における接線
の方向に対して0〜45°の範囲内で外側に傾くように
配置された噴射ノズルと、ストロボリフレクタの中央部
に吸引口が向けられ、前記ガスの吹きつけによって反射
面から浮き上がった保護シートを吸引する吸引ノズルと
を備えたことを特徴とするストロボリフレクタの保護シ
ート除去装置。 - 【請求項3】 前記噴射ノズルは、ストロボリフレクタ
の互いに対向し合った少なくとも一対の端縁に各々設け
られていることを特徴とする請求項2記載のストロボリ
フレクタの保護シート除去装置。
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- 1998-10-29 US US09/181,663 patent/US5987264A/en not_active Expired - Fee Related
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