JPH11160671A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH11160671A
JPH11160671A JP9327606A JP32760697A JPH11160671A JP H11160671 A JPH11160671 A JP H11160671A JP 9327606 A JP9327606 A JP 9327606A JP 32760697 A JP32760697 A JP 32760697A JP H11160671 A JPH11160671 A JP H11160671A
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JP
Japan
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shift register
liquid crystal
display device
crystal display
thin film
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JP9327606A
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English (en)
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Hiroshi Kageyama
景山  寛
Yoshiaki Mikami
佳朗 三上
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺回路を内蔵する液晶表示装置に含まれる
シフトレジスタを構成するnチャネルTFTのドレイン
−ソース間電圧が低い領域においてドレイン電流が著し
く低下するクラウディング現象がある場合でも、シフト
レジスタを十分に高速動作させ、液晶表示装置を高精細
化,低消費電力化する。 【解決手段】 液晶表示装置の周辺回路に含まれるシフ
トレジスタの単位シフトレジスタ41の回路45をNO
Rゲート42〜44により構成し、各NORゲート42
〜44をnチャネルTFTを並列接続した構造にして、
nチャネルTFTのドレイン−ソース間電圧を最大限に
して、クラウディング領域に入ることを未然に防止し、
ドレイン電流が低下するクラウディング現象の影響を回
避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺回路を内蔵し
ている液晶表示装置に係り、特に、薄膜トランジスタの
ドレイン−ソース間電圧が低い領域においてドレイン電
流が著しく低下する場合でも、液晶表示装置を高精細化
し低消費電力化する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、周辺回路を内蔵している液晶表
示装置の全体構成の一例を示すブロック図である。液晶
表示装置の絶縁基板1の表面には、表示領域14の他
に、周辺回路15が配置されている。表示領域14は、
走査電極9と、映像信号電極10と、画素TFT11
と、画素電極12とを含んでいる。周辺回路15は、映
像信号電極駆動回路2と、走査電極駆動回路3とを含ん
でおり、薄膜トランジスタすなわちTFTからなるシフ
トレジスタを内蔵している。
【0003】周辺回路15内の映像信号電極駆動回路2
は、シフトレジスタ4と、サンプル・ホールド回路7と
を内蔵している。走査電極駆動回路3は、シフトレジス
タ5と、バッファ8とを内蔵している。
【0004】図6は、従来の液晶表示装置の周辺回路1
5に内蔵されているシフトレジスタ4,5の一例を示す
回路図であり、図7は、クロックドインバータ,インバ
ータ,アナログスイッチの構成の一例を示す回路図であ
る。図6(a)のシフトレジスタは、図7(a)のクロック
ドインバータと図7(b)のインバータとからなり、図6
(b)のシフトレジスタは、図7(b)のインバータと図7
(c)のアナログスイッチとからなる。
【0005】図6(a),図6(b)のシフトレジスタは、
1段分の単位シフトレジスタ21,22を直列接続して
構成される。単位シフトレジスタ21,22には、シフ
ト動作の同期信号を供給するCLK,CLKINVが接
続され、奇数段と偶数段とでは、CLKとCLKINV
とが交互に入れ替えて接続される構造になっている。
【0006】1段分の単位シフトレジスタ21,22
は、1ビットの状態記憶回路であり、CLK,CLKI
NVから供給されるクロック信号の状態によって、書き
込み/保持の動作を切り替える。奇数段と偶数段とでC
LKとCLKINVとが交互に入れ替えて接続されてい
るので、奇数段と偶数段とで交互に書き込み/保持の動
作をする。したがって、CLK,CLKINVにクロッ
ク信号を入力すると、各段での書き込み/保持の動作が
シフトし、シフト動作を実行できる。
【0007】シフト動作を単方向だけではなく双方向に
実行可能な双方向シフトレジスタがある。この双方向シ
フトレジスタを備える液晶表示装置では、映像信号を変
更せずに、表示映像を左右反転または上下反転でき、表
示映像の反転切り替えが必要な液晶表示装置,例えば,
液晶プロジェクタなどに有効である。双方向シフトレジ
スタは、特開平8−55493号公報に示されているよ
うに、単方向のシフトレジスタと同様に、一般的には、
アナログスイッチ,クロックドインバータの少なくとも
一方を用いて構成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】nチャネルTFTのオ
フセット構造などの原因により、ドレイン抵抗が増加す
ると、nチャネルTFTのドレイン−ソース間電圧Vd
sとドレイン電流Idとの関係を示すVds−Id特性
にクラウディング(crowding)が、発生することがある。
【0009】図8は、nチャネルTFTの理想的Vds
−Id特性と、クラウディングを伴うnチャネルTFT
のVds−Id特性とを示す図である。クラウディング
とは、IdおよびVdsが低い領域で、nチャネルTF
Tの理想的Vds−Idの特性曲線と比ベ、ドレイン電
流Idが低下する現象であリ、『Extended Abstractsof
the 22nd Conference on Solid State Devices and Mat
erials』の999−1002ページにも、その簡単な説明があ
る。
【0010】クラウディングにより、ドレイン−ソース
間電圧Vdsが低い領域におけるドレイン電流Idが、
Vdsの高い領域のIdと比べて、理想TFTの場合よ
りも極端に少なくなる。クラウディングが発生したnチ
ャネルTFTを2つ以上直列に接続した回路では、ドレ
イン−ソース間電圧Vdsが互いに分圧されるので、ク
ラウディングの影響をより強く受けて、ドレインIdが
非常に少なくなる。
【0011】図9は、図6の従来のシフトレジスタの1
段分の回路をより具体的に示す回路図である。図6に示
した従来のシフトレジスタには、任意のTFTのゲート
電極と負側の電源線Vssとの間の電流経路に、直列に
接続したnチャネルTFTが含まれる個所がある。図6
(a),図6(b)の従来のシフトレジスタの1段分の回路
21,21を詳しく示す図9(a),図9(b)によれば、
ゲート電極31またはゲート電極32をハイレベルから
ローレベルにする動作は、電流経路33または電流経路
34に電流が流れ、ゲート電極の容量に充放電してなさ
れる。この電流経路33には、2つのnチャネルTFT
35,36が直列に接続され、電流経路34には、2つ
のnチャネルTFT37,38が直列に接続されてい
る。アナログスイッチまたはクロックドインバータを用
いてシフトレジスタを構成すると、このような個所が、
必ず含まれる。
【0012】nチャネルTFT35〜38にクラウディ
ングがある場合は、電流経路33または34を流れる電
流が非常に少なくなるため、ゲート電極31または32
の充放電が遅くなり、ゲート電極31または32をハイ
レベルからローレベルに変化させる動作が遅くなる。こ
の部分での動作速度がボトルネックとなり、結果とし
て、シフトレジスタ回路全体の動作速度が下がることに
なる。したがって、アナログスイッチやクロックドイン
バータを含む従来のシフトレジスタは、クラウディング
の影響が顕著に現われて、動作速度が低下する。
【0013】シフトレジスタの動作速度が低いと、特
に、映像信号電極への映像信号ラッチ動作の速度を上げ
ることが困難となるので、単位時間当たりのラッチ回数
を増やすことが困難となり、液晶表示装置の高精細化の
妨げとなる。この場合、シフトレジスタの動作速度を上
げるには、高い電源電圧が必要となり、消費電力の増大
や素子寿命の短縮などの悪影響を及ぼす。
【0014】本発明の目的は、クラウディングのあるn
チャネルTFTを用いても、実用上十分に高速動作し、
画面の高精細化,駆動電圧の低電圧化,低消費電力化を
実現する手段を備えた液晶表示装置を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、少なくとも一方が透明な一対の基板の間
に液晶層を挟持し、一対の基板の一方に表示領域とこの
表示領域を駆動する周辺回路とを有し、表示領域には複
数の薄膜トランジスタをマトリクス状に配置し、周辺回
路には複数の薄膜トランジスタからなりクロック信号と
その反転信号とを供給されるシフトレジスタを含む液晶
表示装置において、シフトレジスタが、nチャネル薄膜
トランジスタを並列接続して形成された複数個のNOR
ゲートからなる液晶表示装置を提案する。
【0016】本発明は、また、上記目的を達成するため
に、少なくとも一方が透明な一対の基板の間に液晶層を
挟持し、一対の基板の一方に表示領域とこの表示領域を
駆動する周辺回路とを有し、表示領域には複数の薄膜ト
ランジスタをマトリクス状に配置し、周辺回路には複数
の薄膜トランジスタからなりクロック信号を供給される
シフトレジスタを含む液晶表示装置において、シフトレ
ジスタが、nチャネル薄膜トランジスタを並列接続して
形成された複数個のNORゲートと、一対のnチャネル
薄膜トランジスタおよびpチャネル薄膜トランジスタに
より形成され上記クロック信号を反転させNORゲート
の一部に供給するインバータ素子とからなる液晶表示装
置を提案する。
【0017】いずれの場合も、前記シフトレジスタは、
シフト方向切り替え信号を取り込む3入力NORゲート
を含む双方向シフトレジスタとすることができる。
【0018】本発明においては、シフトレジスタをNO
Rゲートのみにより構成し、または、NORゲートとイ
ンバータとにより構成し、NORゲートのnチャネルT
FTを並列に接続したので、nチャネルTFTのソース
−ドレイン間Vds電圧を最大限に確保して、ドレイン
電流Idが極端に少なくなる領域に入ることを防止でき
る。したがって、クラウディングのあるnチャネルTF
Tを用いても、実用上十分に高速動作させ、画面の高精
細化,駆動電圧の低電圧化,低消費電力化を実現でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図1ないし図5を参照し
て、本発明による液晶表示装置の実施例を説明する。
【0020】図1は、本発明を適用すべき周辺回路を内
蔵している液晶表示装置の全体構成の一例を示すブロッ
ク図である。液晶表示装置の絶縁基板1の表面には、表
示領域14の他に、周辺回路15が配置されている。表
示領域14は、走査電極9と、映像信号電極10と、画
素TFT11と、画素電極12とを含んでいる。周辺回
路15は、映像信号電極駆動回路2と、走査電極駆動回
路3とを含んでおり、薄膜トランジスタすなわちTFT
からなるシフトレジスタを内蔵している。
【0021】周辺回路15内の映像信号電極駆動回路2
は、シフトレジスタ4と、サンプル・ホールド回路7と
を内蔵している。走査電極駆動回路3は、シフトレジス
タ5と、バッファ8とを内蔵している。シフトレジスタ
4の出力は、サンプル・ホールド回路7を通して、映像
信号電極10に接続されており、シフトレジスタ5の出
力は、バッファ8を通して、走査電極9に接続されてい
る。走査電極9と映像信号電極10との交差部付近に
は、画素TFT11があり、画素TFT11のゲート電
極が走査電極9に、ドレイン電極が映像信号電極に、ソ
ース電極が画素電極12に接続されている。画素TFT
は、nチャネルまたはpチャネルのTFTであるが、こ
の例では、nチャネルTFTである。
【0022】液晶表示装置の周辺回路15に設置される
シフトレジスタ4,5は、液晶パネルの外部から供給さ
れる映像信号と同期している同期信号に従ってシフト動
作する。シフトレジスタ4は、映像信号のドットクロッ
クに同期し、シフトレジスタ5は、映像信号の1ライン
周期と同期している。通常、複数あるシフトレジスタ
4,5の出力のうち、1つがイネーブルである。
【0023】映像信号電極10のうち、シフトレジスタ
4のイネーブルである出力に接続した電極には、液晶表
示装置の外部から与えられた映像信号が、サンプル・ホ
ールド回路7によりラッチされる。シフトレジスタ4の
シフト動作に従い、映像信号は、順次ラッチされ、シフ
トレジスタ4のシフト動作が一巡すると、すべての映像
信号電極10に対応した映像信号が、ラッチされる。
【0024】走査電極9のうち、イネーブルである出力
に接続した電極には、バッファ8により、ハイレベルの
電圧が印加され、その走査電極9にゲート電極を接続し
た横一列の画素TFTがオン状態になり、映像信号電極
10にラッチされているそれぞれの映像信号が、横一列
の画素TFTに書き込まれる。
【0025】図2は、図1の液晶表示装置のシフトレジ
スタ4,5の少なくとも一方に用いられる本発明による
シフトレジスタの実施例1の構成を示す回路図である。
図2のシフトレジスタは、単位シフトレジスタ41を直
列接続して構成されている。単位シフトレジスタ41
は、シフトレジスタ1段分の構成単位であり、1ビット
の状態記憶回路である。この単位シフトレジスタ41に
は、クロック信号線CLKとその反転信号線CLKIN
Vとが接続され、CLKとCLKINVとは、奇数段と
偶数段とで交互に接続されている。なお、ここでは電源
線VDD,VSSの図示を省略してある。
【0026】単位シフトレジスタ41は、2入力NOR
ゲート42〜44により構成されている。回路45の部
分では、CLK,CLKINVの信号により、2つの入
力を切り替えるラインセレクタとなっている。その2つ
の入力を、自段の単位シフトレジスタの出力と、図2の
図面左に隣接する単位シフトレジスタの出力とすると、
単位シフトレジスタ41は、CLK,CLKINVの信
号により、書き込み/保持の動作切り替えが可能な1ビ
ットの状態記憶回路となっている。
【0027】CLKがローレベルで、CLKINVがハ
イレベルのときに、奇数段は、保持動作をし、偶数段
は、書き込み動作をし、偶数段には、隣接する図面左側
の奇数段の出力状態が書き込まれ、データが、1段分シ
フトする。CLKがハイレベルで、CLKINVがロー
レベルのときに、奇数段は、書き込み動作をし、偶数段
は、保持動作をし、奇数段には、隣接する図面左側の偶
数段の出力状態が書き込まれ、データが1段分シフトす
る。このとき、START端子から、新しいデータが、
図2の図面左端の1段目の単位シフトレジスタに書き込
まれる。CLK,CLKINVにクロック信号を与える
と、以上の動作を繰り返し、シフト動作をする。
【0028】図3は、図1の液晶表示装置のシフトレジ
スタ4,5の少なくとも一方に用いられる本発明による
シフトレジスタの実施例2の構成を示す回路図である。
図3の単位シフトレジスタ61の構成は、図2の単位シ
フトレジスタ41の構成と同様であるが、シフトレジス
タ内にCLKの反転信号を生成するインバータ62が含
まれている。これにより、CLKINVの信号配線が不
必要となるので、配線を1本削減できる。
【0029】図4は、図1の液晶表示装置のシフトレジ
スタ4,5の少なくとも一方に用いられる本発明による
シフトレジスタの実施例3の構成を示す回路図である。
図4のシフトレジスタは、単位シフトレジスタ51を直
列接続して構成されている。単位シフトレジスタ51
は、双方向シフトレジスタであり、1ビットの状態記憶
回路である単位シフトレジスタ51には、クロック信号
線CLKと、その反転信号線CLKINVと、シフト方
向切り替え線SHLと、その反転信号SHRとが、接続
されている。CLKとCLKINVとは、奇数段と偶数
段で交互になるように接続されている。なお、ここでは
電源線VDD,VSSの図示を省略してある。単位シフ
トレジスタ51は、2入力NORゲート54と、3入力
NORゲート52,53,55とにより構成されてい
る。
【0030】SHRがハイレベルで、SHLがローレベ
ルのときに、NORゲート52がディスイネーブルであ
るので、単位シフトレジスタ51は、CLK,CLKI
NVの信号により、自段の出力の信号と図4の図面左側
に隣接する段の出力の信号とを切り替えるラインセレク
タになって、図2に示した実施例1のシフトレジスタと
同じ構成になり、結果として、図4の図面右方向にシフ
トするシフトレジスタになる。
【0031】SHRがローレベルで、SHLがハイレベ
ルのときに、NORゲート54がディスイネーブルであ
るので、単位シフトレジスタ51は、CLK,CLKI
NVの信号により、自段の出力の信号と図4の図面右側
に隣接する段の出力の信号とを切り替えるラインセレク
タになって、図2に示した実施例1のシフトレジスタと
左右反対の構成になり、結果として、図4の図面左方向
にシフトするシフトレジスタになる。
【0032】図5は、図4の実施例3に用いる2入力N
ORゲートと3入力NORゲートとの一例を示す回路図
である。図5(a)は、2入力NORゲートの構成の一例
を示し、図5(b)は、3入力NORゲートの構成を示し
ている。NORゲートの出力Yから負側の電源VSSへ
の電流経路は、並列接続したnチャネルTFTのいずれ
か1つを通る経路である。電流経路にあるnチャネルT
FTのドレイン−ソース間においては、従来のシフトレ
ジスタに含まれるnチャネルTFTの直列構造のような
分圧が発生しないために、ドレイン−ソース間電圧を最
大限にすることができる。
【0033】インバータが本発明による液晶表示装置の
シフトレジスタ回路に含まれる場合であっても、インバ
ータの構成を示す上記の図7(b)のように、出力Yから
負側電源VSSまでの電流経路にnチャネルTFTが単
独に1つしかないため、インバータ内のnチャネルTF
Tでのドレイン−ソース間電圧を最大限にすることがで
きる。
【0034】本発明の液晶表示装置に含まれる図2,図
3,図4のシフトレジスタは、nチャネルTFTにクラ
ウディングがある場合でも、その影響を受けず、従来の
シフトレジスタと比べて、高速に動作する。したがっ
て、本発明の液晶表示装置においては、シフトレジスタ
を含む周辺回路の動作が高速となるので、特に、映像信
号の映像信号電極へのラッチが高速となり、高精細化が
容易になる。
【0035】また、nチャネルTFTのソース−ドレイ
ン間電圧による分圧がないために、電源電圧を従来より
多少低電圧にしても、支障無く動作できる。シフトレジ
スタの電源電圧を下げることにより、液晶表示装置に供
給する電源電圧を低くでき、液晶表示装置の低消費電力
化が可能になる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、nチャネルTFTにク
ラウディングがある場合でも、十分に高速動作できるシ
フトレジスタが得られ、周辺回路の動作が高速になり、
高精細化が容易な液晶表示装置が提供される。また、比
較的低い電源電圧で動作するシフトレジスタを備えてい
るので、低消費電力化が容易な液晶表示装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用すべき周辺回路を内蔵している液
晶表示装置の全体構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の液晶表示装置のシフトレジスタの少なく
とも一方に用いられる本発明によるシフトレジスタの実
施例1の構成を示す回路図である。
【図3】図1の液晶表示装置のシフトレジスタの少なく
とも一方に用いられる本発明によるシフトレジスタの実
施例2の構成を示す回路図である。
【図4】図1の液晶表示装置のシフトレジスタの少なく
とも一方に用いられる本発明によるシフトレジスタの実
施例3の構成を示す回路図である。
【図5】図4の実施例に用いる2入力NORゲートと3
入力NORゲートとの一例を示す回路図である。
【図6】従来の液晶表示装置の周辺回路に内蔵されてい
るシフトレジスタの一例を示す回路図である。
【図7】クロックドインバータ,インバータ,アナログ
スイッチの構成の一例を示す回路図である。
【図8】nチャネルTFTの理想的Vds−Id特性
と、クラウディングを伴うnチャネルTFTのVds−
Id特性とを示す図である。
【図9】図6の従来のシフトレジスタの1段分の回路を
より詳細に示す回路図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 映像信号電極駆動回路 3 走査電極駆動回路 4 シフトレジスタ 5 シフトレジスタ 7 サンプル・ホールド回路 8 バッファ 9 走査電極 10 映像信号電極 11 画素TFT 12 画素電極 14 表示領域 15 周辺回路 31 ゲート電極 32 ゲート電極 33 電流経路 34 電流経路 35 nチャネルTFT 36 nチャネルTFT 37 nチャネルTFT 38 nチャネルTFT 41 単位シフトレジスタ 42 2入力NORゲート 43 2入力NORゲート 44 2入力NORゲート 45 回路部分 51 シフトレジスタ 52 3入力NORゲート 53 3入力NORゲート 54 2入力NORゲート 55 3入力NORゲート 61 単位シフトレジスタ 62 インバータ VDD 正側の電源線 VSS 負側の電源線 CLK クロック信号線 CLKINV クロック信号線の反転信号線 SHL 図面左側にシフト動作するときハイレベルにす
るシフト方向切替線 SHR 図面右側にシフト動作するときハイレベルにす
るシフト方向切替線 START シフトレジスタのシリアルデータ入力端子 Qi i段目の単位シフトレジスタの出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方が透明な一対の基板の間
    に液晶層を挟持し、前記一対の基板の一方に表示領域と
    前記表示領域を駆動する周辺回路とを有し、前記表示領
    域には複数の薄膜トランジスタをマトリクス状に配置
    し、前記周辺回路には複数の薄膜トランジスタからなり
    クロック信号とその反転信号とを供給されるシフトレジ
    スタを含む液晶表示装置において、 前記シフトレジスタが、nチャネル薄膜トランジスタを
    並列接続して形成された複数個のNORゲートからなる
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方が透明な一対の基板の間
    に液晶層を挟持し、前記一対の基板の一方に表示領域と
    前記表示領域を駆動する周辺回路とを有し、前記表示領
    域には複数の薄膜トランジスタをマトリクス状に配置
    し、前記周辺回路には複数の薄膜トランジスタからなり
    クロック信号を供給されるシフトレジスタを含む液晶表
    示装置において、 前記シフトレジスタが、nチャネル薄膜トランジスタを
    並列接続して形成された複数個のNORゲートと、 一対のnチャネル薄膜トランジスタおよびpチャネル薄
    膜トランジスタにより形成され上記クロック信号を反転
    させ前記NORゲートの一部に供給するインバータ素子
    とからなることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の液晶表
    示装置において、 前記シフトレジスタが、シフト方向切り替え信号を取り
    込む3入力NORゲートを含む双方向シフトレジスタで
    あることを特徴とする液晶表示装置。
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