JPH11160631A - 広視野接眼レンズ - Google Patents

広視野接眼レンズ

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JPH11160631A
JPH11160631A JP9342300A JP34230097A JPH11160631A JP H11160631 A JPH11160631 A JP H11160631A JP 9342300 A JP9342300 A JP 9342300A JP 34230097 A JP34230097 A JP 34230097A JP H11160631 A JPH11160631 A JP H11160631A
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JP
Japan
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lens
lens group
eyepiece
positive
object side
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JP9342300A
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Noboru Koizumi
昇 小泉
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体側より順に正、負、正の屈折力を有する
3群構成で、第1レンズ群が正メニスカスレンズからな
り、条件式を満足することにより、視野角が60度以上
で、低倍率の望遠鏡や双眼鏡に用いても適正なアイレリ
ーフを有し、レンズ径が小さく軽量、コンパクトで、収
差補正が良好な広視野接眼レンズを得る。 【解決手段】 物体側から順に、第1レンズ群G1は凹
面を物体側に向けた正メニスカスレンズ、第2レンズ群
2は凸面を物体側に向けた負メニスカスレンズからな
り、全体として正の第3レンズ群G3は2組の接合レン
ズからなる3群6枚構成で、条件式(1)〜(4)を満足する
広視野接眼レンズ。 (1)1.2<f1/f<4 (2)1.3<-f2/f<10 (3)0.010<1/ν-a-
1/ν+a (4)1<|R3/f| ただし、 f :全系の焦点距離 fn :第nレン
ス゛群Gnの焦点距離 ν-a:全系の負レンス゛のアッヘ゛数の平均値 ν+a:全系の
正レンス゛のアッヘ゛数の平均値 R3 :第2レンス゛群G2の負レンス゛の物体側の面の曲率半径

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は望遠鏡や双眼鏡に用
いられる広視野の接眼レンズに関し、特に視野角が60
度以上でレンズ系のコンパクト化を図り得る広視野接眼
レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】望遠
鏡や双眼鏡(以下望遠鏡等と称する)に用いられる広視
野接眼レンズとしては、例えば、特開平9−54256
号公報に、視野角が40度以上の接眼レンズにおいて、
接眼レンズの最もアイポイント側のレンズ面からアイポ
イントまでの距離であるアイレリーフが、充分な長さと
された接眼レンズが示されている。この接眼レンズによ
れば、高倍率で利用するような望遠鏡等においては、利
用に適した充分な長さのアイレリーフを得ることができ
る。
【0003】しかしながら、倍率が10数倍といった高
倍率の望遠鏡等は、種々の状況全てについて便利に使用
できるというものではない。すなわち、高倍率の望遠鏡
等は、どうしても視野が狭くなりがちで、手ぶれも起こ
り易くなるためで、このような事情から、低倍率で利用
できる接眼レンズに対する要望もある。
【0004】ところが、一般に低倍率の望遠鏡等の接眼
レンズにおいては、アイレリーフが必要以上に長くなっ
たりレンズの外径が大きくなってしまい、利用しにくい
という問題がある。このような問題が生じるのは、倍率
=対物レンズの焦点距離÷接眼レンズの焦点距離という
関係にあることから、低倍率の望遠鏡等においては高倍
率のものよりも、接眼レンズの焦点距離が長くなること
により、必然的にアイレリーフも長くなるからである。
また、アイレリーフが長いということは、光線がアイポ
イントを通過することを考えると、ほぼ比例的にレンズ
の外径が大きくなることになる。すなわち、上記公報記
載の接眼レンズのように、高倍率で焦点距離が短いとき
でも充分な長さのアイレリーフが得られる接眼レンズ
を、低倍率で焦点距離の短い接眼レンズに応用すると、
必要以上にアイレリーフが長くなり、レンズ外径が大き
くなってしまうことになる。
【0005】例えば、レンズ外径を比較する際に用いら
れる評価値として、光軸から、アイポイントを所定の視
野角で通過する光線(主光線)の接眼レンズでの最外周
までの距離(以下hmaxと称する)と焦点距離(f)
の比が一般に知られている。上記特開平9−56254
号公報記載の接眼レンズでは、このhmax/fは視野
角が60度で0.7程度と大きく、レンズ外径が大き
い。
【0006】本願出願人もまた、必要なアイレリーフを
確保した広視野な接眼レンズを既に開示している(特願
平9−247701号)。この広視野接眼レンズは、視
野角が65度以上と広く、レンズ枚数を5枚ないし6枚
と少なくすることができ、諸収差が良好で、特に、歪曲
収差を効果的に補正することができるものであるが、上
述のhmax/fの値は視野角が65度で0.73とな
っており、上記公報記載の接眼レンズと同様、外径の大
きなレンズを使用することになる。この点に関し、焦点
距離が比較的長く低倍率の望遠鏡等で利用できる接眼レ
ンズにおいても、適正なアイレリーフを有しかつレンズ
外径を小さくするような、軽量化、コンパクト化の要望
は強い。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
ので、視野角が65度以上と広く、レンズ外径を小さく
したレンズでありながら、諸収差が良好に補正された広
視野接眼レンズを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る広視野接眼
レンズは、物体側より順に、凹面を物体側に向けた正の
屈折力を有するメニスカスレンズからなる第1レンズ
群、負の屈折力を有するレンズからなる第2レンズ群、
および全体として正の屈折力を有する第3レンズ群から
構成され、以下の条件式(1)〜(4)を満足すること
を特徴とするものである。 (1)1.2<f1/f<4 (2)1.3<−f2/f<10 (3)0.010<1/ν-a−1/ν+a (4)1<|R3/f| ただし、 f :全系の焦点距離 f1 :第1レンズ群の焦点距離 f2 :第2レンズ群の焦点距離 ν-a:全系のうち負レンズのアッベ数の平均値 ν+a:全系のうち正レンズのアッベ数の平均値 R3 :第2レンズ群の負の屈折力を有するレンズの物体
側の面の曲率半径
【0009】また、前記第1レンズ群を構成する正の屈
折力を有するメニスカスレンズと前記第2レンズ群を構
成する負の屈折力を有するレンズの各面のうち、少なく
とも1面が非球面とされてなることが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の広視野
接眼レンズについて図面を用いて説明する。図1は本発
明の実施形態に係る広視野接眼レンズを接眼レンズ系に
用いた単眼鏡の構成を示す概略図である。図示されるよ
うに、本実施形態の広視野接眼レンズを組み込んだ単眼
鏡は対物レンズ系1、接眼レンズ系2、および像正立プ
リズム3を備えている。対物レンズ系1による物体像は
像正立プリズム3を介して物体像位置4に結像され、接
眼レンズ系2によりアイポイント位置E.P.に導か
れ、網膜上で再び結像することとなる。以下、本発明の
具体的な実施例について説明する。
【0011】<実施例1>ここで、図2は本発明に係る
実施例1の広視野接眼レンズの基本構成を示すものであ
る。この広視野接眼レンズは、図1に示すような単眼鏡
の接眼部内に配されたもので、図2に示すとおり物体側
から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の
屈折力を有する第2レンズ群G2、および全体として正
の屈折力を有する第3レンズ群G3から構成される6枚
構成の広視野接眼レンズである。
【0012】第1レンズ群G1は凹面を物体側に向けた
正メニスカスレンズからなる第1レンズL1により、第
2レンズ群G2は凸面を物体側に向けた負メニスカスレ
ンズからなる第2レンズL2により構成され、第3レン
ズ群G3は物体側から順に、凸面を物体側に向けた負メ
ニスカスレンズからなる第3レンズL3と曲率の大きい
面を物体側に向けた両凸レンズからなる第4レンズL4
との接合レンズ、および曲率の大きい面を物体側に向け
た両凸レンズからなる第5レンズL5と凸面を眼側に向
けた負メニスカスレンズからなる第6レンズL6との接
合レンズから構成される。また、本実施形態のレンズ
は、以下の条件式(1)〜(4)を満足するように構成
されている。 (1)1.2<f1/f<4 (2)1.3<−f2/f<10 (3)0.010<1/ν-a−1/ν+a (4)1<|R3/f| ただし、 f :全系の焦点距離 f1 :第1レンズ群G1の焦点距離 f2 :第2レンズ群G2の焦点距離 ν-a:全系のうち負レンズのアッベ数の平均値 ν+a:全系のうち正レンズのアッベ数の平均値 R3 :第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
【0013】従来の広視野接眼レンズでは、接眼レンズ
の最も物体側には負レンズを配置して、非点収差の補正
と、充分なアイレリーフを達成することが基本となって
いる。しかし、接眼レンズの第1レンズが負レンズであ
ると光束が発散されるため、第2レンズ以降のレンズ径
が大きくなってしまう。この点を考慮して本発明の実施
形態の広視野接眼レンズは、第1レンズL1を正レンズ
として光束の発散を抑制し、非点収差の補正のために
は、第2レンズL2に負レンズを配置してペッツバール
和を小さくすることでこれを良好に補正するようにして
いる。また、第1レンズL1はメニスカスレンズとし、
凹面を物体側に向けることで、諸収差、特に歪曲収差を
良好に補正するようにしている。
【0014】以下、各条件式について説明する。条件式
(1)は、正の屈折力を有する第1レンズ群G1の焦点
距離を規定している。この下限値を下回ると、光線の収
束作用が大きくなりアイレリーフが短くなりすぎ、ま
た、歪曲収差が増加する。この上限値を上回ると、歪曲
収差は小さくなるが、収束作用が小さいため第2レンズ
2以降のレンズ径が大きくなってしまう。条件式
(2)は、負の屈折力を有する第2レンズ群G2の焦点
距離を規定している。この上限値を上回ると負のパワー
が小さくなり非点収差、歪曲収差を増大させてしまう。
この下限値を下回ると、光線がこの面で急激に発散さ
れ、第3レンズL3の径が大きくなってしまう。また、
非点収差、歪曲収差は小さくなるものの、他の諸収差が
増大してしまう。
【0015】条件式(3)は、全系中の負レンズと正レ
ンズの各々のアッベ数の平均値の逆数の差で、色分散の
差を規定している。この下限値を規定することにより、
倍率の色収差と軸上色収差を良好に補正している。条件
式(4)は、第2レンズ群G2への光線の入射角を規定
するものである。この下限値を下回ると、第2レンズ群
2への入射角が大きくなるため良好に収差補正ができ
なくなる。
【0016】次に、この実施例1における各レンズ面の
曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ
間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線(λ=587.6nm)
における屈折率Ndおよびアッベ数νdを下記表1に示
す。ただし、この表1および後述する表2〜4におい
て、各R,D,Nddに対応させた数字は物体側から順
次増加するようになっている。また、表1の下段には全
系の焦点距離f(mm)を示す。
【0017】
【表1】
【0018】さらに、この実施例1における条件式
(1)〜(4)の値、すなわちf1/f、−f2/f、1
/ν-a−1/ν+a、R3/Fの各値と、前述のとおりレ
ンズ外径の大きさを示す値であるhmax/f、および
視野角の各値は後述する表5のように設定されている。
表5に示すとおり、上記条件式(1)〜(4)は全て満足さ
れており、また、65度以上の広視野角とレンズ外径の
コンパクト化が達成されている。
【0019】<実施例2>次に、図3に本発明に係る実
施例2の広視野接眼レンズのレンズ構成を示す。全体と
して正の屈折力を有する第3レンズ群G3の構成が、物
体側より順に、曲率の大きい面を物体側に向けた両凸レ
ンズからなる第3レンズL3、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズからなる第4レンズL4と曲率の大き
い面を物体側に向けた両凸レンズからなる第5レンズL
5との接合レンズ、物体側に凸面を向けた正メニスカス
レンズからなる第6レンズL6となっていること以外
は、そのレンズ構成と条件式(1)〜(4)およびその作
用効果は上記実施例1と略同様とされている。
【0020】また、この実施例2における各レンズ面の
曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ
間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における屈折
率Ndおよびアッベ数νdを下記表2に示す。なお、表2
の下段には全系の焦点距離f(mm)を示す。
【0021】
【表2】
【0022】さらに、この実施例2における条件式
(1)〜(4)の値、すなわちf1/f、−f2/f、1
/ν-a−1/ν+a、R3/Fの各値と、hmax/fお
よび視野角の各値は後述する表5のように設定されてい
る。したがって、上記条件式(1)〜(4)は全て満足され
ており、また、65度以上の広視野角とレンズ外径のコ
ンパクト化が達成されている。
【0023】<実施例3>次に、図4に本発明に係る実
施例3の広視野接眼レンズのレンズ構成を示す。全体と
して正の屈折力を有する第3レンズ群G3の構成が、物
体側より順に、曲率の大きい面を物体側に向けた両凸レ
ンズからなる第3レンズL3、曲率の大きい面を物体側
に向けた両凸レンズからなる第4レンズL4と平面を眼
側に向けた平凹レンズからなる第5レンズL5との接合
レンズの5枚構成となっていること以外は、そのレンズ
構成と条件式(1)〜(4)およびその作用効果は上記実
施例1と略同様とされている。
【0024】また、この実施例3における各レンズ面の
曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ
間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における屈折
率Ndおよびアッベ数νdを下記表3に示す。なお、表3
の下段には全系の焦点距離f(mm)を示す。
【0025】
【表3】
【0026】さらに、この実施例3における条件式
(1)〜(4)の値、すなわちf1/f、−f2/f、1
/ν-a−1/ν+a、R3/Fの各値と、hmax/fお
よび視野角の各値は後述する表5のように設定されてい
る。したがって、上記条件式(1)〜(4)は全て満足され
ており、また、65度以上の広視野角とレンズ外径のコ
ンパクト化が達成されている。
【0027】<実施例4>次に、図5に本発明に係る実
施例4の広視野接眼レンズのレンズ構成を示す。本実施
例4の広視野接眼レンズは、第1レンズL1の眼側の面
が非球面となっていること以外は、そのレンズ構成と条
件式(1)〜(4)およびその作用効果は上記実施例1と
略同様とされている。なお、第1レンズL1の眼側の面
を非球面とすることにより、特に歪曲収差を良好に補正
することが可能になる。
【0028】また、この実施例4における各レンズ面の
曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ
間の空気間隔D(mm)、各レンズのd線における屈折
率Ndおよびアッベ数νdを下記表4に示す。表4中の面
番号の左側に*が付された面は非球面とされており、下
記非球面式で表される非球面形状であることを意味する
ものである。
【0029】
【数1】 ただし、Z:光軸からの高さhの非球面上の点より、非
球面頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線
の長さ(mm) C:非球面の近軸曲率 h:光軸からの高さ(mm) K:離心率 A4、A6、A8、A10:第4,6,8,10次の非球面
係数
【0030】また、表4の中段に全系の焦点距離f(m
m)を示し、下段に上記非球面式に示される非球面の各
定数K,A4 〜A10 の値を示す。
【0031】
【表4】
【0032】さらに、この実施例4における条件式
(1)〜(4)の値、すなわちf1/f、−f2/f、1
/ν-a−1/ν+a、R3/Fの各値と、hmax/fお
よび視野角の各値は下記表5のように設定されている。
【0033】
【表5】
【0034】したがって、上記条件式(1)〜(4)は全て
満足されており、また、65度以上の広視野角とレンズ
外径のコンパクト化が達成されている。なお、実施例1
〜4における、各収差図(球面収差、非点収差、歪曲収
差(ディストーション))を各々図6〜9に示す。これ
ら図6〜9に明らかなように、上述した各実施例によれ
ば、諸収差を良好なものとすることができ、広視野接眼
レンズとして良好に使用し得る性能を得ることができ
る。特に、図9に明らかなように、レンズの1面を非球
面とした実施例4によれば、歪曲収差の補正が著しい。
【0035】なお、本発明の広視野接眼レンズとして
は、上記実施例のものに限られるものではなく種々の態
様の変更が可能であり、例えば各レンズの曲率半径Rお
よび間隔(もしくはレンズ厚)Dを適宜変更することが
可能である。また、非球面とする面は第1レンズ群G1
と第2レンズ群G2のレンズの各面のうちで、上記実施
例のものに限られるものではなく、変更することも可能
である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る広視
野接眼レンズによれば、視野角65度以上と広視野角で
ありながら、低倍率の望遠鏡等に用いる場合においても
適正なアイレリーフを有し、レンズ外径を小さくして、
軽量化、コンパクト化を図り、諸収差を良好に補正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る広視野接眼レンズを用
いた単眼鏡の構成を示す概略図
【図2】本発明の実施例1に係る広視野接眼レンズの構
成を示す概略図
【図3】本発明の実施例2に係る広視野接眼レンズの構
成を示す概略図
【図4】本発明の実施例3に係る広視野接眼レンズの構
成を示す概略図
【図5】本発明の実施例4に係る広視野接眼レンズの構
成を示す概略図
【図6】実施例1に係るレンズの各収差図
【図7】実施例2に係るレンズの各収差図
【図8】実施例3に係るレンズの各収差図
【図9】実施例4に係るレンズの各収差図
【符号の説明】
1〜G3 レンズ群 L1〜L6 レンズ X 光軸 E.P. アイポイント位置 1 対物レンズ系 2 接眼レンズ系 3 像正立プリズム 4 物体像位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、凹面を物体側に向けた
    正の屈折力を有するメニスカスレンズからなる第1レン
    ズ群、負の屈折力を有するレンズからなる第2レンズ
    群、および全体として正の屈折力を有する第3レンズ群
    から構成され、以下の条件式(1)〜(4)を満足する
    ことを特徴とする広視野接眼レンズ。 (1)1.2<f1/f<4 (2)1.3<−f2/f<10 (3)0.010<1/ν-a−1/ν+a (4)1<|R3/f| ただし、 f :全系の焦点距離 f1 :第1レンズ群の焦点距離 f2 :第2レンズ群の焦点距離 ν-a:全系のうち負レンズのアッベ数の平均値 ν+a:全系のうち正レンズのアッベ数の平均値 R3 :第2レンズ群の負の屈折力を有するレンズの物体
    側の面の曲率半径
  2. 【請求項2】 前記第1レンズ群を構成する正の屈折力
    を有するメニスカスレンズと前記第2レンズ群を構成す
    る負の屈折力を有するレンズの各面のうち、少なくとも
    1面が非球面とされてなることを特徴とする請求項1記
    載の広視野接眼レンズ。
JP9342300A 1997-11-27 1997-11-27 広視野接眼レンズ Withdrawn JPH11160631A (ja)

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