JPH11159447A - 内装ばねの取り出し可能な流体注出ポンプ - Google Patents
内装ばねの取り出し可能な流体注出ポンプInfo
- Publication number
- JPH11159447A JPH11159447A JP32805797A JP32805797A JPH11159447A JP H11159447 A JPH11159447 A JP H11159447A JP 32805797 A JP32805797 A JP 32805797A JP 32805797 A JP32805797 A JP 32805797A JP H11159447 A JPH11159447 A JP H11159447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- compression spring
- pump
- piston
- vessel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃棄する際、金属製品部を容易に取り出して
合成樹脂部品と分別回収することが可能な流体注出ポン
プを提供すること。 【解決手段】 合成樹脂製シリンダー、その底部に内蔵
された金属性圧縮ばねおよびその上に接して圧縮ばねを
押すようにシリンダー内に配置されたピストンを有する
流体注出ポンプにおいて、シリンダー外周部に、シリン
ダー破壊又は分断用の一本以上の切込み溝を有すること
を特徴とする流体注出ポンプ。
合成樹脂部品と分別回収することが可能な流体注出ポン
プを提供すること。 【解決手段】 合成樹脂製シリンダー、その底部に内蔵
された金属性圧縮ばねおよびその上に接して圧縮ばねを
押すようにシリンダー内に配置されたピストンを有する
流体注出ポンプにおいて、シリンダー外周部に、シリン
ダー破壊又は分断用の一本以上の切込み溝を有すること
を特徴とする流体注出ポンプ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、頭部を押すことによ
ってピストンが下降し、シリンダー内の流体が頭部から
流出する流体注出ポンプ、例えば液体シャンプー、リン
ス液等の容器の蓋に組込まれ、頭部を下に押すと容器の
中のシャンプーやリンス液が頭部から流出する流体注出
ポンプに関する。
ってピストンが下降し、シリンダー内の流体が頭部から
流出する流体注出ポンプ、例えば液体シャンプー、リン
ス液等の容器の蓋に組込まれ、頭部を下に押すと容器の
中のシャンプーやリンス液が頭部から流出する流体注出
ポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、液体シャンプーやリンス液等の大
きなプラスチック容器には蓋に液体注出ポンプが組込ま
れており、使う時に、蓋を取らず、液体注出ポンプの頭
部を下に押せば、押し下げた行程に応じた量の液体が頭
部から流出するようなものが一般に普及している。
きなプラスチック容器には蓋に液体注出ポンプが組込ま
れており、使う時に、蓋を取らず、液体注出ポンプの頭
部を下に押せば、押し下げた行程に応じた量の液体が頭
部から流出するようなものが一般に普及している。
【０００３】この液体注出ポンプは、一例を図２に示す
と、合成樹脂製のシリンダー５の中に金属性の圧縮ばね
６とその上に接して圧縮ばね６を押し下げるピストン４
を有し、ピストン４を押し下げると圧縮ばね６を押すと
共にシリンダー５の内部の液体を加圧するので液体はピ
ストン５の中央の口から頭部１０の中の通路を通って出
口９から流出する。
と、合成樹脂製のシリンダー５の中に金属性の圧縮ばね
６とその上に接して圧縮ばね６を押し下げるピストン４
を有し、ピストン４を押し下げると圧縮ばね６を押すと
共にシリンダー５の内部の液体を加圧するので液体はピ
ストン５の中央の口から頭部１０の中の通路を通って出
口９から流出する。
【０００４】頭部１０から手を放すと圧縮ばね６によっ
てピストン４は押し上げられ、その行程に応じて吸込み
管８から液体がシリンダー５の内部に吸上げられるとい
う構造になっている。
てピストン４は押し上げられ、その行程に応じて吸込み
管８から液体がシリンダー５の内部に吸上げられるとい
う構造になっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の流体注出ポ
ンプは構造上を秘密を保つために、圧縮ばねが出来るだ
け強固に封入装着されているので一般消費者が容易に取
り外したりすることが出来なかった。しかし、昨今の環
境保護の目的のために、ごみ処理段階で分別仕分の必要
がでてきたにもかかわらず金属製品である圧縮ばねを取
り出すことが困難であった。本発明はそれを解決するた
めに、圧縮ばねを取り出し易い構造の流体注出ポンプを
提供しようとするものである。
ンプは構造上を秘密を保つために、圧縮ばねが出来るだ
け強固に封入装着されているので一般消費者が容易に取
り外したりすることが出来なかった。しかし、昨今の環
境保護の目的のために、ごみ処理段階で分別仕分の必要
がでてきたにもかかわらず金属製品である圧縮ばねを取
り出すことが困難であった。本発明はそれを解決するた
めに、圧縮ばねを取り出し易い構造の流体注出ポンプを
提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、合成樹脂製シリンダー、その底部に
内蔵された金属性圧縮ばねおよびその上に接して圧縮ば
ねを押すようにシリンダー内に配置されたピストンを有
する流体注出ポンプにおいて、シリンダー外周部に、シ
リンダー破壊又は分断用の一本以上の切込溝を有する流
体注出ポンプである。
の本発明の構成は、合成樹脂製シリンダー、その底部に
内蔵された金属性圧縮ばねおよびその上に接して圧縮ば
ねを押すようにシリンダー内に配置されたピストンを有
する流体注出ポンプにおいて、シリンダー外周部に、シ
リンダー破壊又は分断用の一本以上の切込溝を有する流
体注出ポンプである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を具体的に
説明すると、図１は容器の蓋２と注液ポンプの一部裁断
側面図である。
説明すると、図１は容器の蓋２と注液ポンプの一部裁断
側面図である。
【０００８】この図１から明らかなように、容器の口の
ねじ部に螺合する蓋２があり、その蓋２の中心部にポン
プ部Ａが固定されている。ポンプ部Ａはシリンダ５を有
し、その内部には圧縮ばね６とその上に接して圧縮ばね
６を押し下げるように配置されたピストン４がある。ピ
ストン４は頭部１０に連なる押し棒の下端に固定されて
いるので頭部１０を下に押すとピストン４は圧縮ばね６
を圧縮してシリンダー内を下降し、吸込み管８および流
下防止弁を経てシリンダー内に貯っていた液体を圧す
る。液体はピストン４の中央部から押し棒の中心、頭部
１０を通って出口９に至る液体通路を通って出口から流
出する。
ねじ部に螺合する蓋２があり、その蓋２の中心部にポン
プ部Ａが固定されている。ポンプ部Ａはシリンダ５を有
し、その内部には圧縮ばね６とその上に接して圧縮ばね
６を押し下げるように配置されたピストン４がある。ピ
ストン４は頭部１０に連なる押し棒の下端に固定されて
いるので頭部１０を下に押すとピストン４は圧縮ばね６
を圧縮してシリンダー内を下降し、吸込み管８および流
下防止弁を経てシリンダー内に貯っていた液体を圧す
る。液体はピストン４の中央部から押し棒の中心、頭部
１０を通って出口９に至る液体通路を通って出口から流
出する。
【０００９】この発明は上記シリンダーの外周に切込み
溝７を有するのがその特徴である。この切込み溝７は一
本以上必要であり、その溝の深さは、溝底のシリンダー
内面までの肉厚が、圧縮ばね６の反力に耐える強さがあ
ればよい。
溝７を有するのがその特徴である。この切込み溝７は一
本以上必要であり、その溝の深さは、溝底のシリンダー
内面までの肉厚が、圧縮ばね６の反力に耐える強さがあ
ればよい。
【００１０】容器１蓋２およびこのポンプ部Ａの材料は
高分子材料であり、圧縮ばね６が唯一金属製である。し
たがって、容器を廃棄するときは圧縮ばね６を取り出す
ことができれば廃棄物の分別ができる。
高分子材料であり、圧縮ばね６が唯一金属製である。し
たがって、容器を廃棄するときは圧縮ばね６を取り出す
ことができれば廃棄物の分別ができる。
【００１１】
【作用】この容器内の溶液を使用し終って容器を廃棄す
る場合、蓋２を容器から外し、ポンプ部Ａを容器１から
外に出してシリンダー５を溝７の位置で折り裂くと、唯
一の金属部品である圧縮ばね６を取り出し、合成樹脂製
の容器やポンプ部とは分別して廃棄することができる。
る場合、蓋２を容器から外し、ポンプ部Ａを容器１から
外に出してシリンダー５を溝７の位置で折り裂くと、唯
一の金属部品である圧縮ばね６を取り出し、合成樹脂製
の容器やポンプ部とは分別して廃棄することができる。
【００１２】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、使用後、ポンプ部を容易に分解でき、金属製部品で
ある圧縮ばねを取り出すことができるので、廃棄物を再
生利用することが極めて容易である。
ば、使用後、ポンプ部を容易に分解でき、金属製部品で
ある圧縮ばねを取り出すことができるので、廃棄物を再
生利用することが極めて容易である。
【図１】本発明の流体注出ポンプを組み込んだ容器の蓋
とポンプの一部裁断正面図、
とポンプの一部裁断正面図、
【図２】従来の流体注出ポンプを組み込んだ容器と蓋と
ポンプの一部裁断正面図。
ポンプの一部裁断正面図。
１ 容器 ２ 蓋 ３ ねじ部 ４ ピストン ５ シリンダー ６ 圧縮ばね ７ 溝 ８ 吸込み管 ９ 出口 １０ 頭部 Ａ ポンプ部
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂製シリンダー、その底部に内蔵
された金属性圧縮ばねおよびその上に接して圧縮ばねを
押すようにシリンダー内に配置されたピストンを有する
流体注出ポンプにおいて、シリンダー外周部に、シリン
ダー破壊又は分断用の一本以上の切込み溝を有すること
を特徴とする流体注出ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32805797A JPH11159447A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 内装ばねの取り出し可能な流体注出ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32805797A JPH11159447A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 内装ばねの取り出し可能な流体注出ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11159447A true JPH11159447A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18206040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32805797A Pending JPH11159447A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 内装ばねの取り出し可能な流体注出ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11159447A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010192A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-14 | Inprest Co Ltd | 外科用操作ハンドル分解構造 |
| CN109798279A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-05-24 | 西安石油大学 | 一种缸体内部压缩弹簧的拆装工具及方法 |
| JP2021008283A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ機構 |
| JP2021160762A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社吉野工業所 | 液体容器用吐出器 |
| JP2021160755A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社吉野工業所 | 液体容器用吐出器 |
| KR20230028994A (ko) * | 2021-08-23 | 2023-03-03 | 임동선 | 재활용 가능한 펌프용기 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP32805797A patent/JPH11159447A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010192A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-14 | Inprest Co Ltd | 外科用操作ハンドル分解構造 |
| JP4632582B2 (ja) * | 2001-07-02 | 2011-02-16 | 株式会社トップ | 外科用操作ハンドル分解構造 |
| CN109798279A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-05-24 | 西安石油大学 | 一种缸体内部压缩弹簧的拆装工具及方法 |
| JP2021008283A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ機構 |
| JP2021160762A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社吉野工業所 | 液体容器用吐出器 |
| JP2021160755A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社吉野工業所 | 液体容器用吐出器 |
| KR20230028994A (ko) * | 2021-08-23 | 2023-03-03 | 임동선 | 재활용 가능한 펌프용기 |
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