JPH11159313A - 電磁式弁駆動装置 - Google Patents

電磁式弁駆動装置

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JPH11159313A
JPH11159313A JP9343915A JP34391597A JPH11159313A JP H11159313 A JPH11159313 A JP H11159313A JP 9343915 A JP9343915 A JP 9343915A JP 34391597 A JP34391597 A JP 34391597A JP H11159313 A JPH11159313 A JP H11159313A
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valve
solenoid
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driving device
closing
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Fumiaki Arikawa
文明 有川
Sachihiro Tsuzuki
祥博 都筑
Keiji Yotsueda
啓二 四重田
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Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁式弁駆動装置において、着座速度を低減
して着座時の振動および騒音の発生を防止し、弁の耐久
性を向上させる。 【解決手段】 バルブ2と一体作動するアーマチャ4の
下方に開弁用のソレノイド61を、アーマチャ4の上方
に閉弁用のソレノイド62を設ける。バルブ2はスプリ
ング51,52により上下から付勢する。両ソレノイド
61,62を通電制御する通電制御手段8が、閉弁時に
閉弁用のソレノイド62の通電開始からバルブ2が着座
するまでの間にソレノイド62の通電をオフするオフ期
間を設定することで、オフ期間にバルブ2が十分に減速
され、バルブ2が滑らかに着座するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁式弁駆動装置に
関し、特に閉弁時における駆動騒音を低減するための構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁式弁駆動装置は内燃機関の吸気弁等
の弁の開閉を電磁駆動により行うもので、バルブと一体
に直線動するアーマチャを有し、閉弁方向にアーマチャ
を付勢する閉弁側のバネと、弁の開弁方向にアーマチャ
を付勢する開弁側のバネとにより、バルブを中立位置に
保持できるように構成されている。バルブの開閉は、上
記アーマチャを閉弁方向に吸引する閉弁用のソレノイド
と、上記アーマチャを開弁方向に吸引する開弁用のソレ
ノイドとにより行われる。
【0003】図6は閉弁時のタイムチャートで、ソレノ
イドのオンオフのタイミング(A)、リフト方向のバル
ブ位置(B)、バルブ速度(C)を示している。バルブ
を開弁状態から閉弁させるには、開弁用のソレノイドの
通電を停止し、ばね力によりバルブを閉弁方向に移動せ
しめる。次いで閉弁用ソレノイドに通電することによ
り、アーマチャが閉弁用のソレノイドに吸引されてバル
ブが着座する。
【0004】かかる電磁式弁駆動装置においては、ソレ
ノイドの吸引力で比較的速い速度を保ったままバルブが
着座し、着座する時の衝撃で、着座時に振動および騒音
を生じるおそれがある。また、衝撃を伴う開閉作動を繰
り返すことにより、弁の耐久性が低下するおそれがあ
る。
【0005】特開平8−135416号公報には、かか
る構成の装置において、閉弁時に閉弁用のソレノイドを
オンした後、バルブが着座する手前で開弁用のソレノイ
ドをオンする(図6中に破線で図示)ことでアーマチャ
に開弁方向の付勢力を作用せしめ着座時の衝撃緩和を図
ったものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしアーマチャがソ
レノイドから受ける吸引力は、アーマチャとソレノイド
間距離が大きいと小さい。上記特開平8−135416
号公報に記載の電磁式弁駆動装置では、バルブが着座す
る手前で開弁用のソレノイドからアーマチャが受ける吸
引力は、バルブを減速せしめるに十分なものではなく、
必ずしも着座時の衝撃緩和効果は十分ではない。
【0007】そこで本発明は、バルブ着座時の振動およ
び騒音を防止し、また弁の耐久性を向上して信頼性に優
れた電磁式弁駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、電磁式弁駆動装置は、バルブとアーマチャとがロッ
ドを介して一体化して閉弁方向または開弁方向に移動す
る。上記バルブには閉弁側のバネが閉弁方向に、開弁側
のバネが開弁方向に付勢する。閉弁用のソレノイドは、
上記アーマチャの一方の端面側に所定間隔をおいて設け
られ上記アーマチャを吸引して上記バルブの閉弁を保持
し、開弁用ソレノイドは、上記アーマチャの他方の端面
側に所定間隔をおいて設けられ上記アーマチャを吸引し
て上記バルブの開弁を保持する。これら開弁用ソレノイ
ドおよび閉弁用ソレノイドを通電制御する通電制御手段
を備えている。該通電制御手段には、ソレノイドの通電
時期を決定する通電時期決定手段を具備せしめる。該通
電時期決定手段は、上記バルブの閉弁時に、上記閉弁用
のソレノイドの通電開始から上記バルブが着座するまで
の間に閉弁用のソレノイドの通電をオフするオフ期間を
設定する。
【0009】かかる構成とすることにより、オフ期間に
はアーマチャに閉弁側のソレノイドの吸引力が作用せ
ず、バネのばね力によりバルブが十分に減速されて滑ら
かに着座し、着座時のバルブの衝撃が効果的に緩和され
る。しかして着座する際の振動や騒音の発生が大幅に低
減するとともに、バルブの耐久性が向上する。
【0010】請求項2記載の発明では、上記通電制御手
段には、上記バルブのリフト方向の位置を検出するバル
ブ位置検出手段を具備せしめ、かつ上記通電時期決定手
段は、バルブ位置検出手段により検出されたバルブ位置
が予め設定した位置になると閉弁用のソレノイドへの通
電のオンオフを切替える構成とする。
【0011】閉弁用のソレノイドへの通電のオンオフの
切替えがバルブ位置検出手段により検出されたバルブ位
置に基づいて行われるので、バルブを滑らかに着座せし
める効果が一定して得られる。
【0012】請求項3記載の発明では、通電制御手段に
は、上記バルブのリフト方向の速度を検出するバルブ速
度検出手段を具備せしめ、上記通電時期決定手段を、バ
ルブ速度検出手段により検出されたバルブの速度が略0
になると上記オフ期間を終了するように設定する。
【0013】バルブ速度が略0になってから閉弁用のソ
レノイドがアーマチャを吸引するので着座時のバルブ速
度は低く抑えられる。
【0014】請求項4記載の発明では、上記通電制御手
段にはさらにバルブのリフト方向の位置を検出するバル
ブ位置検出手段を具備せしめ、かつ上記通電時期決定手
段を、バルブ速度が略0となった時のバルブ位置と着座
位置との偏差に応じて以後の閉弁時における上記オフ期
間の開始時期を遅延側へ補正するように設定する。
【0015】バルブ速度が略0となった時のバルブ位置
と着座位置との偏差に応じてオフ期間の開始時期が遅
れ、バルブ速度が略0となるバルブ位置が着座位置側へ
移動する。しかして着座位置におけるバルブ速度がより
減速される。
【0016】請求項5記載の発明では、上記通電時期決
定手段を、バルブ速度が略0となった時のバルブ位置が
予め設定したバルブ位置よりも着座位置側の時、当該閉
弁時におけるオフ期間により以後のオフ期間を固定する
ように設定する。
【0017】バルブ速度が略0となった時のバルブ位置
が予め設定したバルブ位置よりも着座位置側になれば、
当該閉弁時におけるオフ期間はバルブが滑らかに着座可
能と判断する。かかる最適なオフ期間により以後のオフ
期間が固定されるから、以後、一定してきわめて滑らか
に着座する。
【0018】請求項6記載の発明では、上記バネを、上
記バルブの着座手前で、付勢力が増大する構成とする。
【0019】かかる構成とすることにより、上記バルブ
の着座手前でバルブの減速力が高められバルブ速度が略
0となる時間が長くなる。しかしてオフ期間の終了のタ
イミングがさ程厳密でなくともよいことになり、ソレノ
イドへの通電制御負担が軽減され、通電時期決定手段と
して簡単な構成のものが用いられ得る。
【0020】バネの付勢力が上記バルブの着座手前で増
大する構成としては、請求項7記載の発明のように、上
記バネを、長短長さの異なる2つのバネで構成し、短い
バネを、一端を自由端とするとともに長さを上記バルブ
のストローク端手前で圧縮が開始する長さとすること
で、上記バルブの着座手前でばね定数が実質的に大きく
なるようにする。あるいは請求項8記載の発明のよう
に、上記バネを、直列に接続されたばね定数の異なる2
つのバネで構成することで、ばね定数の小さいバネが圧
縮しきった後、ばね定数の大きいスプリングが圧縮する
ようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の電磁式弁駆動装置の一実施の形態を示したものであ
り、以下、これに基づいて説明する。公知のエンジンヘ
ッド1には吸気口11が設けられており、この吸気口1
1を開閉する吸気弁としてのバルブ2が配設されてい
る。バルブ2は、吸気口11端に形成されるバルブシー
ト11aと弁部を構成して吸気口11を閉鎖する弁体2
1とその上方に延びるステム22からなり、ステム22
は、エンジンヘッド1に圧入固定された筒状ガイド部材
12内に上下方向に摺動自在に挿通保持されている。
【0022】ガイド部材12上方のエンジンヘッド1内
には、ステム22の上端部外周に設けたスプリングスト
ッパ33との間に、閉弁側のバネたる第1のスプリング
41が配設されており、バルブ1を閉弁方向(図の上
方)に付勢している。エンジンヘッド1の上面には、上
端が閉鎖し下端が開口する筒状ハウジング71が固定さ
れ、ステム22の上端部は、ハウジング71内に摺動自
在に収容されるロッドたる第1のプッシュロッド31の
下端部に当接している。プッシュロッド31の外周に
は、バルブ2を開弁作動しその状態を保持する開弁用の
ソレノイドたる第1のソレノイド61が配設されてい
る。
【0023】第1のプッシュロッド31の上端部外周に
は、磁性体よりなる円盤状のアーマチャ4が固定してあ
り、アーマチャ4の下面は、所定間隔をおいて第1のソ
レノイド61の上面と対向している。第1のプッシュロ
ッド31上方のハウジング71内には、第2のプッシュ
ロッド32が摺動自在に収容され、第1のプッシュロッ
ド31の上端部は、この第2のプッシュロッド32の下
端部に当接している。プッシュロッド32の外周には、
バルブ2を閉弁作動しその状態を保持する閉弁用のソレ
ノイドたる第2のソレノイド62が配設されている。ア
ーマチャ4の上面は、所定間隔をおいてソレノイド62
の下面と対向している。両プッシュロッド31、32
は、バルブ2のステム22と同軸上に配置されている。
【0024】第2のプッシュロッド32の外周には、ス
プリングストッパ34が設けられ、スプリングストッパ
34とハウジング71の間には、バルブ1を開弁方向
(図の下方)に付勢する開弁側のバネたる第2のスプリ
ング52が配設されている。ここで、両スプリング5
1,52のばね力は等しく設定される。このため、第1
のソレノイド61または第2のソレノイド62のいずれ
にも通電しない図示の状態において、アーマチャ4は、
両ソレノイド61,62の略中間位置で静止している。
第1のソレノイド61または第2のソレノイド62のい
ずれかに通電すると、アーマチャ4が上方または下方に
吸引駆動され、これに伴ってバルブ2が閉弁または開弁
する。
【0025】アーマチャ4の外周には、ハウジング71
内周面に沿って筒状のスペーサ72が配設され、スペー
サ72により、アーマチャ4と両ソレノイド61、62
との間隔が設定され、アーマチャ4のストローク長すな
わちバルブリフト量を調整している。
【0026】ハウジング71の上方にはバルブ位置検出
手段83が設けてある。バルブ位置検出手段83はセン
サカバー831がハウジング71の上部に被せてあり、
第2のプッシュロッド32の、スプリングストッパ34
よりも上方の延伸部321がハウジング71を貫通して
センサカバー831内に侵入している。プッシュロッド
32の延伸部321の先端には平板状のターゲット83
2が、プッシュロッド32に対して垂直面をなして固定
され、バルブ2と一体にリフト方向に変位するようにな
っている。センサカバー831の天井からバルブ位置検
出手段たるギャップセンサ833が垂下せしめてあり、
ターゲット832と対向している。
【0027】ギャップセンサ833はターゲット832
の上面までの距離を検出し、バルブ2のリフト方向の位
置が知られるようになっている。またギャップセンサ8
33の検出信号を入力として、バルブ位置検出手段83
とともにバルブ速度検出手段84を構成する微分回路8
41が設けてあり、入力する検出信号を微分してバルブ
2の速度が知られるようになっている。
【0028】両ソレノイド61,62を通電制御する通
電制御手段8について説明する。通電制御手段8はソレ
ノイド駆動手段81と、これに通電指令を出力するソレ
ノイド駆動時期決定手段82と、上記バルブ位置検出手
段83およびバルブ速度検出手段84等で構成してあ
る。ソレノイド駆動時期決定手段82はマイクロコンピ
ュータ等により構成されている。ソレノイド駆動時期決
定手段82には、ギャップセンサ833の検出信号、微
分回路841の検出信号、図略のエンジンに設けられた
シリンダ内を往復動するピストンの位置を検出するセン
サ等、各種のセンサ(回転数、気筒判別等)の検出信号
が入力し、ソレノイド駆動時期決定手段82がこれらの
検出信号に基づいて通電のタイミングを決定するように
なっている。
【0029】次に、ソレノイド駆動時期決定手段82に
おける通電のタイミングの決定とともに、本実施形態に
なる電磁式弁駆動装置の作動について説明する。図1に
示す非通電状態では、両スプリング51,52の力がほ
ぼ等しいため、アーマチャ4は、両ソレノイド61,6
2の中間位置にある。ここから、エンジン始動前に、一
旦全ての気筒のバルブを閉とする起動制御をする必要が
ある。
【0030】この起動制御は、このシステムの可動部の
質量とバネで決まるバネ−質量系の固有振動を利用し、
第1のソレノイド61と第2のソレノイド62とへ固有
振動に相当する共振周波数にて、交互に通電することに
よりなされる。しばらく起動制御を行うとバルブ2が振
動しはじめ、振幅が大きくなっていく。やがて両ソレノ
イド61,62間距離で規定される最大リフト位置まで
作動するようになる。ここで、第2のソレノイド62に
アーマチャ4が吸引された状態で保持することで、バル
ブ2の閉状態が保持でき、起動制御が終了する。
【0031】その後、エンジンを始動し、ソレノイド駆
動手段81およびソレノイド駆動時期決定手段82によ
りエンジンからの各センサ出力を基にエンジンの吸気弁
および排気弁を任意のタイミングで開閉制御する。な
お、本実施の形態では図1の構成をエンジンの吸気弁に
適用した例として説明したが、本構成を排気弁に適用す
ることもできる。
【0032】図2は閉弁時におけるソレノイド駆動時期
決定手段82の制御を示すタイムチャートで、両ソレノ
イド61,62のオンオフのタイミング(A)、リフト
方向のバルブ位置(B)、バルブ速度(C)を示してい
る。先ずエンジン始動直後に、閉弁時におけるバルブ2
の着座を滑らかにする最適な通電のタイミングが求めら
れ、かかる最適なタイミングがソレノイド駆動時期決定
手段82のメモリに記憶される。それ以後は上記メモリ
に記憶されたタイミングで第2のソレノイド62のオン
オフが切替えられる。最初に、最適なタイミングが決定
された後の通常時の作動について説明し、その後でエン
ジン始動直後に最適な通電タイミングを決定する作動に
ついて説明する。
【0033】エンジンからの各センサ出力等に基づいて
決定された閉弁時期になると、まず第1のソレノイド6
1への通電をオフする(時点t0 )。すると、圧縮され
ていた第1のスプリング51が伸長し、バルブ2が上昇
を開始する。これに伴い、バルブ2のステム22が第1
のプッシュロッド31を上方に押し上げ、プッシュロッ
ド31と一体のアーマチャ4が上方に移動する。
【0034】次いでアーマチャ4が図1に示す中立位置
付近に到り、ギャップセンサ833により検出されるバ
ルブ位置がソレノイド駆動時期決定手段82のメモリに
記憶された通電開始位置x1 に達すると、第2のソレノ
イド62に通電される(時点t1 )。
【0035】このソレノイド62への通電により発生す
るアーマチャ4への吸引力により、バルブ2に対する減
速力が弱められバルブ速度をある程度高く維持して速や
かに着座位置手前まで到達する。
【0036】従来の電磁式弁駆動装置では、第2のソレ
ノイド62は第1のソレノイド61がオンした後、通電
状態が続く(図6参照)が、本発明の電磁式弁駆動装置
ではバルブ2が着座するまでに第2のソレノイド62が
オフするオフ期間が設定してある。
【0037】すなわちギャップセンサ833により検出
されたバルブ位置が上記メモリに記憶された、オフ期間
を開始する位置x2 に達すると、第2のソレノイド62
をオフして(時点t2 )バルブ2に対する減速力を高
め、バルブ2は急速に減速する。そしてギャップセンサ
833により検出されたバルブ位置が上記メモリに記憶
された、オフ期間を終了する位置x3 に達すると、第2
のソレノイド62を再びオンする(時点t3 )。このオ
フ期間にバルブ2は急速に減速するから、バルブ2は十
分に減速された状態で滑らかに着座する。バルブ2は着
座後は第2のソレノイド62の吸引力で着座状態が保持
される。かくして、上記構成によれば、バルブ2がバル
ブシート11aに着座する際の衝撃を大幅に緩和し、振
動や騒音の発生を防止して弁の耐久性を向上させること
が可能となる。
【0038】次にエンジン始動直後の作動について説明
する。第2のソレノイド62の通電のタイミングはソレ
ノイド駆動時期決定手段82がエンジン始動後にギャッ
プセンサ833により検出されるバルブ位置およびギャ
ップセンサ833および微分回路841により検出され
るバルブ速度等に基づいて決定する。
【0039】先ず第2のソレノイド62の通電開始時期
1 を決定する。エンジン始動直後の閉弁では、第1の
ソレノイド61がオフすると同時に第2のソレノイド6
2をオンし、オフ期間が設定されない従来の通電制御を
行う。そしてギャップセンサ833によりバルブ2の着
座を検出して第1のソレノイド61がオフしてからバル
ブ2が着座するまでの時間を計測する。
【0040】次の閉弁では、第1のソレノイド61がオ
フした後、予め設定した微小時間経過後に第2のソレノ
イド62をオンし上記のごとく第1のソレノイド61が
オフしてからバルブが着座するまでの時間を計測する。
このように順次、第2のソレノイド62がオンするタイ
ミングをずらして通電時間を短くしていき、計測時間を
比較する。この計測時間は第2のソレノイド62がオン
するタイミングが遅い程長くなる。しかしソレノイド6
2の、バルブ2を着座方向に付勢する吸引力はソレノイ
ド61,62とアーマチャ4間が離れていると殆ど作用
しないから、最初の計測時間は余り変わらない。やがて
上記吸引力が十分に作用する位置までアーマチャ4が移
動してからソレノイド62がオンするようになると、計
測時間は急に長くなる。
【0041】計測時間が余り変わらないうちはソレノイ
ド62は通電された電力が有効に用いられておらずソレ
ノイド62がオンするタイミングが早い程、無駄な電力
消費をしていることになる。一方、計測時間が長くなる
ことは、閉弁作動の遅れであり好ましくない。そこで第
2のソレノイド62がオンするタイミングに対して計測
時間が大きく上昇し始めるタイミングを第2のソレノイ
ド62の通電時期の最適値とする。そしてこの時点にお
けるバルブ位置を第2のソレノイド62の通電を開始す
る位置x1 として上記メモリに記憶しておく。かくして
第2のソレノイド62への通電を開始する時点t1 が、
電力消費の無駄がなくしかも十分に早い閉弁作動の可能
なタイミングに設定される。以後は、バルブ2が位置x
1 にくると第2のソレノイド62に通電が開始される。
【0042】次にオフ期間の開始時点t2 、終了時点t
3 を決定する。第2のソレノイド62への通電を開始す
る時点t1 が決定された後は、閉弁時において、第1の
ソレノイド61がオフ後、バルブ2が上記メモリに記憶
した位置にくると第2のソレノイド62が通電され、オ
フ期間も設定される。このオフ期間の開始時点t2 と終
了時点t3 は以下のようにして決定される。まず時点t
2 は、初期値として時点t1 から予め設定した微小時間
遅れた時点に設定される。この場合は通電時間が短いか
ら比較的早いタイミングでバルブ速度が低下し、0とな
る。ソレノイド駆動時期決定手段82は、バルブ速度が
予め設定した微速度を下回ると、すなわち略0となる
と、その時点をオフ期間の終了時点t3 とする。バルブ
2は第2のソレノイド62の吸引力により吸引され加速
して着座する。
【0043】その後の閉弁では、順次、オフ期間の開始
時点t2 を遅らせていく。オフ期間の終了時点t3 は上
記と同様にバルブ速度が略0となった時点とする。
【0044】オフ期間の開始時点t2 が早いときには、
開始時点t2 までの第2のソレノイド62への通電時間
が短いため、バルブ速度が速い速度に維持されない。こ
の結果、バルブ2がシート部11aから比較的離れてい
る時点で速度が略0となる。そして開始時点t2 が遅れ
て、バルブ2を着座方向に付勢する第2のソレノイド6
2への通電時間(t2 −t1 )が長くなっていくと、バ
ルブ速度が略0の時点におけるバルブ位置は着座位置に
近づいていく。すなわち開始時点t2 が遅れるにつれ、
バルブ速度が略0である終了時点t3 におけるバルブ位
置と着座位置との偏差が小さくなり、着座時におけるバ
ルブ速度が小さくなる。
【0045】ソレノイド駆動時期決定手段82は、閉弁
ごとに終了時点t3 のバルブ位置と着座位置との偏差を
求める。そしてこの偏差を予め設定したしきい値と比較
し、しきい値よりも大きければ次の閉弁時における開始
時点t2 を遅延側に設定する。一方、偏差が予め設定し
たしきい値よりも小さければ着座時のバルブ速度が十分
に減速され滑らかに着座可能と判断し、このときの時点
2 ,t3 におけるバルブ位置x2 ,x3 を記憶してオ
フ期間を固定する。
【0046】すなわち、以後は、検出されるバルブ位置
が記憶されたバルブ位置x2 になると第2のソレノイド
62がオフされ、バルブ位置x3 になると再びオンす
る。なお、上記しきい値は小さい程、よりバルブが滑ら
かに着座することが可能となるが、実験等により騒音等
の程度を判断して設定するのがよい。発明者らの実験に
よるとエンジンの吸排気弁においては5μm以下とする
のがよい。
【0047】このようにエンジン等が経年変化してもこ
れに追随して第2のソレノイド62への最適な通電タイ
ミングが設定される。またスプリング等の製造ばらつき
があっても各エンジンに最適な通電タイミングが設定さ
れる。
【0048】なお要求される騒音の程度によっては、ま
た他の遮音対策と併用することにより、最適なオフ期間
を、エンジンが始動される度に更新するのではなく、更
新頻度は適宜減らすことができる。また第2のソレノイ
ドの通電タイミングを始めから固定とし、ソレノイド駆
動時期決定手段82のメモリに記憶された位置(x1
2 ,x3 )に基づいて通電制御をしてもよい。この場
合は、予め実験により(x1 ,x2 ,x3 )を求めてお
く。
【0049】また第2のソレノイド62の通電開始時期
1 、オフ期間の開始時点t2 、終了時点t3 は、バル
ブ位置(x1 ,x2 ,x3 )により固定しているが、第
1のソレノイド61のオフからの時間で規定しても勿論
よい。
【0050】またオフ期間については固定するのではな
く、閉弁の度にバルブ速度を検出してバルブ速度が略0
の時にオフ期間を終了し、その時点のバルブ位置と着座
位置との偏差に応じて常にオフ期間の開始時点を補正す
る構成としてもよい。
【0051】また、ここまで閉弁側の制御方法として説
明してきたが、開弁側に適用しても同様の効果が期待で
きる。
【0052】(第2実施形態)図3に本発明の別の実施
形態を示す。基本的な構成は第1実施形態の構成と同じ
もので、図中、図1と同じ番号を付した部分については
実質的に同じ作動をするので第1実施形態との相違点を
中心に説明する。通電制御手段8Aは、微分回路を省略
してバルブ位置のみが知られる構成とし、ソレノイド駆
動時期決定手段82Aは、メモリに第2のソレノイド6
2の通電開始時期およびオフ期間を規定するバルブ位置
(x1 ,x2 ,x3 )が記憶され、第2のソレノイド6
2の通電タイミングを固定としている。
【0053】またスプリングは閉弁側のスプリング51
1,512、開弁側のスプリング521,522とも
に、太い径のスプリング511(521)と細い径のス
プリング512(522)とで二重に構成されている。
太い径のスプリング511,521は図1のスプリング
51,52と同様に、アーマチャ4をソレノイド61,
62の中間位置に保持する。
【0054】細い径のスプリング512(522)は下
端が太い径のスプリング511(521)とともに固定
してあり、上端が自由としてある。細い径のスプリング
512,522の自由長は、バルブ2のストローク端手
前にある時に、スプリング512,522の上端が固定
端となる長さとしてある。すなわちスプリング512
は、バルブ2が完全にリフトする手前でスプリングスト
ッパ33に当接し、スプリング522は、バルブ2が着
座する手前でハウジング71の天井面に当接する。しか
して開弁時であればスプリング512が、バルブ2が完
全にリフトする手前で圧縮を開始し、閉弁時であればス
プリング522が着座する手前で圧縮を開始するように
なっている。
【0055】かかる構成とすることにより、バルブ2が
着座する手前で両スプリング521,522は、そのば
ね定数の和で規定される大きな減速力を発生する。
【0056】図4は本実施形態におけるオフ期間の終了
時点t3 と着座時におけるバルブ速度の関係を示すもの
で、比較例として図1のようにスプリングが単一の構成
のもののデータ(白丸)を併せて示している。本実施形
態(黒丸)は、小さな着座時速度を与える許容される終
了時点t3 の幅が、比較例よりも広くなることが確認さ
れた。これはバルブ2に着座手前で大きな減速力が作用
するためと認められる。
【0057】このように本実施形態では小さな着座時速
度を与える許容される終了時点t3に幅があるので、バ
ルブ位置はさ程精度よく検出する必要はない。したがっ
てオフ期間を固定としても、エンジンの経時変化やエン
ジン間の個体差の影響を回避することができ、着座にお
ける滑らかさの厳しい要求に十分に応えることができ
る。またバルブ位置はさ程精度よく検出する必要がない
のでギャップセンサ833に安価なものが用いられ得
る。
【0058】バルブ2の着座位置手前でばね定数を上げ
るには、第2実施形態の構成において、スプリングを図
5のように構成してもよい。図5に示す構成ではスプリ
ングはばね定数の異なるスプリング513(523)と
514(524)とが直列に接続してあり、ばね定数の
小さなスプリング513(523)が圧縮し終えるとば
ね定数の大きなスプリング514(524)が圧縮を開
始し、ばね定数が上がるようになっている。かかる構成
でも小さな着座時速度を与える許容される終了時点t3
に幅を持たせることができる。
【0059】スプリングは、複数のスプリングで構成す
るのではなく、バネ材の径等が途中で変化してばね定数
が非線形な単一のスプリングで構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す電磁式弁駆動
装置の全体断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す電磁式弁駆動
装置の作動を説明するタイムチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す電磁式弁駆動
装置の全体断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す電磁式弁駆動
装置の作動を説明するグラフである。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す電磁式弁駆動
装置の全体断面図である。
【図6】従来の一の電磁式弁駆動装置の作動を説明する
タイムチャートである。
【符号の説明】
1 エンジンヘッド 11 吸気口 11a バルブシート 2 バルブ 31 プッシュロッド(ロッド) 4 アーマチャ 51,511,512,513,514 スプリング
(閉弁側のバネ) 52,521,522,523,524 スプリング
(開弁側のバネ) 61 第1のソレノイド(開弁用のソレノイド) 62 第2のソレノイド(閉弁用のソレノイド) 8,8A 通電制御手段 81 ソレノイド駆動手段 82,82A ソレノイド駆動時期決定手段(駆動時期
決定手段) 83 バルブ位置検出手段 84 バルブ速度検出手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16K 37/00 F16K 37/00 M (72)発明者 四重田 啓二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブと一体に閉弁方向または開弁方向
    に移動するロッドと、該ロッド周りに一体に設けられる
    アーマチャと、上記バルブを閉弁方向に付勢する閉弁側
    のバネおよび開弁方向に付勢する開弁側のバネと、上記
    アーマチャの一方の端面側に所定間隔をおいて設けられ
    上記アーマチャを吸引して上記バルブの閉弁を保持する
    閉弁用のソレノイドと、上記アーマチャの他方の端面側
    に所定間隔をおいて設けられ上記アーマチャを吸引して
    上記バルブの開弁を保持する開弁用のソレノイドと、開
    弁用のソレノイドおよび閉弁用のソレノイドを通電制御
    する通電制御手段とを備える電磁式弁駆動装置におい
    て、上記通電制御手段には、ソレノイドの通電時期を決
    定する通電時期決定手段を具備せしめ、該通電時期決定
    手段は、上記バルブの閉弁時に、上記閉弁用のソレノイ
    ドの通電開始から上記バルブが着座するまでの間に閉弁
    用のソレノイドの通電をオフするオフ期間を設定したこ
    とを特徴とする電磁式弁駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁式弁駆動装置におい
    て、上記通電制御手段には、上記バルブのリフト方向の
    位置を検出するバルブ位置検出手段を具備せしめ、かつ
    上記通電時期決定手段を、バルブ位置検出手段により検
    出されたバルブ位置が予め設定した位置になると閉弁用
    のソレノイドへの通電のオンオフを切り替える構成とし
    た電磁式弁駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電磁式弁駆動装置におい
    て、上記通電制御手段には、上記バルブのリフト方向の
    速度を検出するバルブ速度検出手段を具備せしめ、かつ
    上記通電時期決定手段を、バルブ速度検出手段により検
    出されたバルブの速度が略0になると上記オフ期間を終
    了するように設定した電磁式弁駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電磁式弁駆動装置におい
    て、上記通電制御手段には、上記バルブのリフト方向の
    位置を検出するバルブ位置検出手段を具備せしめ、かつ
    上記通電時期決定手段を、バルブ速度が略0となった時
    のバルブ位置と着座位置との偏差に応じて以後の閉弁時
    における上記オフ期間の開始時期を遅延側へ補正するよ
    うに設定した電磁式弁駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電磁式弁駆動装置におい
    て、上記通電時期決定手段を、バルブ速度が略0となっ
    た時のバルブ位置が予め設定したバルブ位置よりも着座
    位置側の時、当該閉弁時におけるオフ期間により以後の
    オフ期間を固定するように設定した電磁式弁駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか記載の電磁式
    弁駆動装置において、上記バネを、上記バルブの着座手
    前で、付勢力が増大する構成とした電磁式弁駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電磁式弁駆動装置におい
    て、上記バネを、長短長さの異なる2つのバネで構成
    し、短いバネを、一端を自由端とするとともに長さを上
    記バルブのストローク端手前で圧縮が開始する長さとし
    た電磁式弁駆動装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の電磁式弁駆動装置におい
    て、上記バネを、直列に接続されたばね定数の異なる2
    つのバネで構成した電磁式弁駆動装置。
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