JP2009097571A - バネ装置およびリンク機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】リンクどうしが適正な間隔距離に保たれている状態では、両リンクに比較的に小さな引っ張り付勢力を与え、しかもリンクどうしの間隔距離が大きくなると、大きな引っ張り付勢力を与えて、ボールジョイントを構成するボール部から受部が抜け外れることを確実に防ぐことができるバネ装置を提供する。
【解決手段】このバネ装置は、第1圧縮バネ19と、該第1圧縮バネ19と直列状に配された第2圧縮バネ20とを付勢要素として備える。これら第1圧縮バネ19のバネ定数(k1)と第2圧縮バネ(k2)のバネ定数とは互いに異なるものとする。これにて、付勢要素全体の合成バネ定数(k0)としては、これら第1および第2圧縮バネ19・20の各々のバネ定数(k1・k2)よりも、それを抑えることができる。また、バネ定数の小さな圧縮バネ20が圧縮限界に至ったときには、他方のバネ定数の大きな圧縮バネ19のみが圧縮されるため、バネ装置15は大きな引っ張り付勢力を発揮する。
【選択図】図1

Description

本発明は、二つの被対象物の間に配されて、これら被対象物を近付ける方向に弾性付勢力を発揮するバネ装置に関する。本発明は、ボールジョイントを介して平行状に配された一対のリンクを含むリンク機構の付勢要素として好適である。
従来より、産業用ロボット等の分野においては、所謂パラレルメカニズムと称される三次元的な自由度の高い動きを可能とする機構が広く知られている。例えばパラレルメカニズムが採用された産業用ロボットでは、複数本(多くは三本)のアームで把持要素となるハンド部が支持されており、これらアームがフレキシブルに動くことで、ハンド部の高精度且つ広範囲の動作を実現している。各アームとしては、上下端部がボールジョイントを介して平行状に連結された一対のリンクで構成されたものが知られており、両リンクはバネ装置により引っ張り付勢力が与えられている。詳しくは、リンクの端部に形成されたカップ状の受部に、両リンク間に介在するジョイントに形成された球状のボール部が係合しており、ボール部が受部から抜け外れることを目的として、両リンクの間に引っ張り付勢力を与えるバネ装置が装着されている。
以上のようなリンク機構に適用されるバネ装置としては、引っ張りバネを付勢要素とするものがある(文献不詳)。しかし、引っ張りバネでは、両リンクが過度に広げられると、バネが伸びきる、すなわち付加方向(引っ張り方向)に塑性変形するおそれがある。また、引っ張りバネの両端とリンク等との間の連結部分が外れるおそれもある。
以上のような問題を解決し得るものとして、特許文献1には一個の圧縮バネを付勢要素とするバネ装置が記載されている。このバネ装置は、互いに隣り合って平行に変位できる第1のアングル装置を有する第1の引っ張り装置と、第2のアングル装置を有する第1の引っ張り装置と、これらアングル装置の間に配された圧縮バネとで構成される。そして、この圧縮バネに由来するリンクを近付ける方向に付勢する弾性付勢力により、ボールジョイントを構成するボール部に受部を押し付けて、ボール部から受部が抜け外れることを防止している。また、圧縮バネを付勢要素としたので、引っ張りバネにおいては避けることができなかった、バネの伸びきりや連結部分が外れるなどの問題も解消できる。
特表2002−529258号公報
特許文献1に記載のバネ装置の問題は、圧縮バネのバネ定数を大きくして付勢力を大きくすると、ボール部が受部から外れ難くなるものの、その分だけ受部がボール部に強く押し付けられてしまい、結果としてリンク機構の通常の稼動状態でボール部または受部が摩耗し易くなることにある。また、受部にボール部が強く押し付けられるため、リンク機構を駆動するモータの負荷が大きくなり消費電力の増大を招く不利もある。逆に圧縮バネのバネ定数を小さくすると、受部やボール部の磨耗等を抑えることができるものの、リンク間に働く引っ張り付勢力が小さくなって、ボール部から受部が抜け外れるおそれがある。
本発明の目的は、例えば被対象物間が適正な間隔距離に保たれている状態では、比較的に小さな引っ張り付勢力を発揮し、しかも被対象物間の間隔距離が大きくなると、大きな引っ張り付勢力を発揮するバネ装置を提供することにある。
すなわち、ボールジョイントを介して平行状に配された一対のリンクを備えるリンク機構に適用した場合を例にすると、リンクどうしが適正な間隔距離に保たれている状態では、両リンクに比較的に小さな引っ張り付勢力を与え、しかもリンクどうしの間隔距離が大きくなると、大きな引っ張り付勢力を与えて、ボール部からの受部の抜け外れを確実に防ぐことができるバネ装置を提供することにある。
また本発明の目的は、リンクどうしが適正な間隔距離に保たれている状態では、両リンクに比較的に小さな引っ張り付勢力を与え、しかもリンクどうしの間隔距離が大きくなると、大きな引っ張り付勢力を与えて、ボール部からの受部の抜け外れを確実に防ぐことができるリンク機構を提供することにある。
本発明は、二つの被対象物間に配されて、これら被対象物に引張り付勢力を与えるバネ装置を対象とする。このバネ装置は、第1圧縮バネと、該第1圧縮バネと直列状に配された第2圧縮バネとを付勢要素する。そして、これら第1圧縮バネのバネ定数と第2圧縮バネのバネ定数とが、互いに異なるものであることを特徴とする。ここで言う「圧縮バネ」とは、圧縮された状態において軸方向の外向きに向かって付勢力を発揮する圧縮コイルバネを意味する。
具体的には、バネ装置は、前記第1圧縮バネが収容されて、一方の被対象物に連結される筒状の第1ケースと、前記第2圧縮バネが収容されて、他方の被対象物に連結される筒状の第2ケースと、一端側が第1ケース内に挿入され、他端側が第2ケース内に挿入されるロッドとを有し、これら第1ケースおよび第2ケースが、前記ロッドの軸方向に往復移動可能に構成されている。前記第1ケースおよび第2ケースの一方の端壁には、前記ロッドの挿入を許すロッド孔が設けられている。前記第1圧縮バネは、前記第1ケースの前記ロッド孔を有する端壁の内面と、前記ロッドの一端部との間に圧縮状態で組み付けられており、前記第2圧縮バネは、前記第2ケースの前記ロッド孔を有する端壁の内面と、前記ロッドの他端部との間に圧縮状態で組み付けられている。そして、前記第1および第2圧縮バネが、前記第1および第2ケースの端壁と前記ロッドの端部との対向間隔距離が小さくなる方向の変位移動に抗する弾性付勢力を発揮することで、前記被対象物間に引っ張り付勢力を与えるように構成することができる。
前記ロッドの少なくとも一側端部に、前記第1圧縮バネおよび/又は第2圧縮バネの圧縮限界を規制するストッパーを設けることができる。
前記第1ケースおよび第2ケースとは、同一形状に形成することが好ましい。
本発明のバネ装置は、前記第1圧縮バネと前記第2圧縮バネとが直列状に収容される筒状のケースと、該ケースの軸方向の一側端に挿入されて、一方の被対象物に連結される第1ロッドと、該ケースの軸方向の他端側に挿入されて、他方の被対象物に連結される第2ロッドとを有し、これら第1ロッドと第2ロッドとは、前記ケースの軸方向に往復移動可能に構成されている形態を採ることができる。前記ケースの軸方向の両端壁には、第1および第2ロッドの挿入を許すロッド孔が設けられている。前記第1および第2圧縮バネは、前記ケースの前記ロッド孔を有する端壁の内面と、前記ロッドの一端部との間に圧縮状に組み付けられている。そして、前記第1および第2圧縮バネが、前記ケースの端壁と前記第1および第2ロッドの端部との対向間隔距離が小さくなる方向の変位移動に抗する弾性付勢力を発揮することで、前記被対象物間に引っ張り付勢力を与えるように構成することができる。
前記第1ロッドおよび第2ロッドのそれぞれに、前記第1圧縮バネおよび/又は第2圧縮バネの圧縮限界を規制するストッパーを設けることができる。
前記第1ロッドおよび第2ロッドとは同一形状に形成することが好ましい。
また、本発明は、ボールジョイントを介して平行状に配された一対のリンクを備えるリンク機構である。このバネ装置では、これらリンクに引っ張り付勢力を与えることを目的として、両リンクの間に上記のバネ装置が装着されている。
本発明においては、第1圧縮バネと第2圧縮バネという互いに異なるバネ定数を有する二種のバネを直線状に配してバネ装置の付勢要素を構成したので、付勢要素全体のバネ定数としては、これら第1および第2圧縮バネの各々のバネ定数よりも、それを抑えることができる。つまり、第1圧縮バネのバネ定数をk1、第2圧縮バネのバネ定数をk2とすると、付勢要素の全体としては、(k1・k2)/(k1+k2)の合成バネ定数k0が得られる。より具体的にはk1を6(N/mm)、k2を3(N/mm)とすると、付勢要素全体としては2(N/mm)の合成バネ定数k0が得られる。加えて、バネ定数の小さな圧縮バネが圧縮限界に至ったときには、他方のバネ定数の大きな圧縮バネのみが圧縮されるため、付勢要素のバネ定数が当該他方のバネ定数(k1)と一致することとなり、結果としてバネ定数の増加を図って(k0→k1)、バネ装置は大きな引っ張り付勢力を発揮するものとなる。
したがって、被対象物が適正な間隔距離に保たれているときには、これら被対象物に第1圧縮バネと第2圧縮バネの各々のバネ定数よりも低い合成バネ定数(k0)で付勢要素の引っ張り付勢力が発揮される。被対象物の間隔距離が大きくなり、しかも一方の圧縮バネが圧縮限界に至ったときには、他方のバネ定数の大きな圧縮バネに由来する大きな引っ張り付勢力が発揮される。
しかるに、本発明に係るバネ装置をパラレルリンクのリンク機構に適用した場合には、リンクどうしが適正な間隔距離に保たれている状態においては、両リンクに比較的に小さな引っ張り付勢力を与え、しかもリンクどうしの間隔距離が大きくなると、大きな引っ張り付勢力を与えてボール部からの受部の抜け外れを確実に防ぐことができる。すなわち、リンク機構を構成するリンク(被対象物)が適正な間隔距離に保たれている状態では、これらリンクに第1圧縮バネと第2圧縮バネの各々のバネ定数よりも低い合成バネ定数(k0)で付勢要素の引っ張り付勢力が発揮され、両リンクに作用する引っ張り力を抑えてボールジョイントのボール部に対する受部の押し付け力を抑えることができる。したがって、ボール部または受部が摩耗することを効果的に防止することができる。リンク機構を駆動するモータなどの駆動機構が要する負荷を抑えることができるので、消費電力が不必要に増加することも防止できる。一方、両リンクを離間させる方向へ外力が加わって、リンクどうしの間隔距離が大きくなると、他方のバネ定数の大きな圧縮バネに由来する大きな引っ張り付勢力が発揮されるため、ボール部からの受部の抜け外れを確実に防止できる。
第1圧縮バネが第1ケースのロッド孔を有する端壁の内面とロッドの一端部との間に圧縮状態で組み付けられており、第2圧縮バネが第2ケースのロッド孔を有する端壁の内面とロッドの他端部との間に圧縮状態で組み付けられているバネ装置によれば、ケース内に収容された状態で圧縮バネを伸縮動作させることができるので、圧縮バネがロッドの軸方向から抜け外れるのを防止して、適正な引っ張り付勢力を被対象物に与えることができる。圧縮バネに対する塵埃の付着に由来する動作不良の発生を確実に防ぐことができる点でも優れている。
ロッドの少なくとも一側端部に、第1圧縮バネおよび/又は第2圧縮バネの圧縮限界を規制するストッパーが設けられていると、圧縮バネが過剰に圧縮されて弾性を喪失する、いわゆる降伏点を越える危険性を回避できる。バネ定数の小さな圧縮バネの圧縮限界を確実に規定することができるため、付勢要素が合成バネ定数から大きな圧縮バネのバネ定数に移る移行点の制御が可能となり、バネ装置をより確実に作動させることができる。
第1ケースおよび第2ケースとが同一形状に形成されていると、両ケースを共通部品化して、バネ装置の製造コストの低減化を図ることができる。
第1および第2圧縮バネが、ケースのロッド孔を有する端壁の内面とロッドの一端部との間に圧縮状に組み付けられているバネ装置によれば、ケース内に収容された状態で圧縮バネを伸縮動作させることができるので、圧縮バネがロッドの軸方向から抜け外れるのを防止して、常に適正な引っ張り付勢力を被対象物に与えることができる。圧縮バネに対する塵埃の付着に由来する動作不良の発生を確実に防ぐことができる点でも優れている。
第1ロッドおよび第2ロッドのそれぞれに、第1圧縮バネおよび/又は第2圧縮バネの圧縮限界を規制するストッパーが設けられていると、圧縮バネが過剰に圧縮されて弾性を喪失する、いわゆる降伏点を越える危険性を回避できる。バネ定数の小さな圧縮バネの圧縮限界を確実に規定することができるため、付勢要素が合成バネ定数から大きな圧縮バネのバネ定数に移る移行点の制御が可能となり、バネ装置をより確実に作動させることができる。
第1ロッドと第2ロッドとが同一形状に形成されていると、両ロッドを共通部品化して、バネ装置の製造コストの低減化を図ることができる。
(第1実施形態) 図1ないし図6に、本発明に係るバネ装置およびリンク機構を産業用ロボットのパラレルメカニズムに適用した第1実施形態を示す。このパラレルメカニズム1は、図3および図4に示すように、天井やレール等に吊下げ支持されるベース2と、ベース2に連結された三本のアーム6と、各アーム6の遊端に連結されたリンク機構3と、これらリンク機構3の下端に支持された操作部4とを有する。操作部4には、ワークに対する把持要素となるハンド部などが装着される。各アーム6は、ベース2に設けられた駆動モータ5によってそれぞれ独立して駆動される。ベース2には、ユニバーサルジョイントを介して回転軸8が伸びており、この回転軸8によりハンド部は回転操作される。
各リンク機構3は、平行状に配置された一対のリンク7・7を備え、これらリンク7・7は、上端部と下端部とに配された計四組のボールジョイント9により連結されている。図1において符号10は、上端および下端のボールジョイント9・9どうしを繋ぐジョイント部材を示す。上端側のジョイント部材10はアーム6の遊端に設けられ、下端側のジョイント部材10は操作部4に設けられる。
図1に示すように、各ボールジョイント9は、ジョイント部材10の端部に設けた球状のボール部11と、リンク7の端部に形成されたカップ状の受部12とで構成される。受部12の凹面12aは、両リンク7・7において向かい合う内面側に形成されており、正常状態においてボール部11の約半分が受部12を受け止められる。
各ジョイント部材10よりもリンク7・7の長さ方向の中央寄りに、両リンク7・7に引っ張り付勢力を与えるバネ装置15が装着される。図2および図5に示すように、各バネ装置15は、第1および第2ケース16・17と、第1および第2圧縮バネ19・20と、両ケース16・17の間に配された1本のロッド21などで構成される。詳しくは、各バネ装置15は、左側のリンク7に対して軸36Lまわりに揺動可能に連結された第1ケース16と、右側のリンク7に対して軸36Rまわりに揺動可能に連結された第2ケース17と、第1ケース16の内部に収容された第1圧縮バネ19と、第2ケース17の内部に収容された第2圧縮バネ20と、一端側が第1ケース16内に挿入され、他端側が第2ケース17内に挿入されるロッド21などで構成される。図2および図5に示すように、第1ケース16および第2ケース17は、左右内方側に開口部を有する有底円筒状を呈しており、これらケース16・17の開口部には、ロッド21の挿入を許すロッド孔23a・24aを備える円盤状の封口部材23・24がビス25により固定されている。この封口部材23・24によりケース16・17の端壁が構成される。両圧縮バネ19・20は、圧縮コイルスプリングであり、図2に示すような組み付け状態において、ロッド21に外嵌状に装着される。
ロッド21は、横長のロッド本体22と、ロッド本体22の左右端部にビス26により締結固定されるエンド金具27・28とで構成される。エンド金具27・28の端部にはフランジ部27a・28aが設けられており、組み付け状態において、第1圧縮バネ19は、エンド金具27のフランジ部27aと、第1ケース16の端壁(封口部材23)の内面との間に圧縮状態で保持される。第2圧縮バネ20は、エンド金具28のフランジ部28aと第2ケース17の端壁(封口部材)24の内面との間に圧縮状態で保持される。
エンド金具27・28のロッド本体22との連結部分の外周面のそれぞれには、圧縮バネ19・20の圧縮限界を規制するリング状のストッパー31・31が張り出し形成されている。ストッパー31・31の外径寸法は、封口部材23・24のロッド孔23a・24aの内径寸法よりも大きく設定されている。しかるに、リンク7・7どうしの対向間隔距離が大きくなって、圧縮バネ19・20が圧縮操作されたとき、ストッパー31・31が封口部材23・24の内面に先当りすることで、圧縮バネ19・20の圧縮限界が規制される。
図5に示すように、封口部材23・24のロッド孔23a・24aの内周面には、小径のリング32が装着されている。また、エンド金具27・28のフランジ27a・28aの外周面には、大径のリング33が装着されている。これらリング32がロッド本体22の外周面に接触するとともに、リング33がケース16・17の筒壁内面に接触することで、ロッド21に対する往復移動時におけるケース16・17のがたつきを防止できる。また、ロッド孔23a・24aの内周面にリング32を装着してあると、ケース16・17内への塵埃進入効果も期待できる。これらリング32・33はシリコンゴムなどの弾性素材からなる。
第1ケース16の底壁16aには、雄ネジ部34が外向きに突設されており、雄ネジ部34をブラケット35Lに設けた貫通孔35aに挿通したうえで、雄ネジ部34にナット39を締め込むことで、第1ケース16の外側面にブラケット35Lが固定されている。同様の手順により、第2ケース17の外側面にブラケット35Rが固定されている。
第1ケース16と第2ケース17、或いは封口部材23・24は同一形状に形成されており、共通部品化されている。また、ロッド21のエンド金具27・28も同一形状に形成されていて、共通部品化されている。このように各種部品を共通部品化することで、部品管理の手間が軽減され、バネ装置15の全体コストの低減化に貢献できる。
そのうえで、本実施形態においては、互いにバネ定数の異なる圧縮バネ19・20を採用した点が着目される。すなわち、両圧縮バネ19・20は、線材径が異なる、或いは巻数の異なるものであり、要はバネ定数の異なるものとしている。この第1実施形態では、第1圧縮バネ19のバネ定数(k1)を第2圧縮バネ20のバネ定数(k2)よりも大きくした。
以上のような構成からなるバネ装置15においては、第1圧縮バネ19が、ロッド21のエンド金具27のフランジ部27aの内面と第1ケース16の端壁(封口部材23)との間を押し広げるように付勢し、また、第2圧縮バネ20が、ロッド21のエンド金具228のフランジ部28aの内面と第2ケース17の端壁(封口部材24)17aとの間を押し広げるように付勢する。つまり、ケース16・17内への組み付け状態において、第1圧縮バネ19が、第1ケース16の端壁(封口部材23)とロッド21のエンド金具7のフランジ部27aとの対向間隔距離が小さくなる方向の変位移動に抗する弾性付勢力を発揮し、第2圧縮バネ20が、第2ケース17の端壁(封口部材24)とロッド21のエンド金具28のフランジ部28aとの対向間隔距離が小さくなる方向の変位移動に抗する弾性付勢力を発揮する。以上のような第1・第2圧縮バネ19・20の弾性付勢力により、リンク7・7の間に組み付けられたバネ装置15は、両リンク7・7の間隔距離が小さくなる方向に引っ張り付勢力を発揮し、これにより、ボールジョイント9の受部12をボール部11に押し付けて、該ボール部11から受部12が抜け外れることを防いでいる。以上より、各リンク機構3を構成する両リンク7・7は、ジョイント部材10を介して互いに平行となる状態に維持され、また、ボールジョイント9を支点に上下方向および横方向への複合的な揺動が可能になる。
以上のような組み付け状態から、外力が加わり、リンク7・7どうしの間隔距離が押し広げられると、圧縮バネ19・20はさらに圧縮されていく。このときの圧縮バネ19・20の縮み代は、バネ定数の大きな第1圧縮バネ19が小さく、バネ定数の小さな第2圧縮バネ20では大きい。したがって、第2ケース17の端壁(封口部材24)がエンド金具28のストッパー31に先当りし、第1圧縮バネ19に先立って、第2圧縮バネ20は圧縮限界に至る。このように第2圧縮バネ20が圧縮限界に至ったのちに、さらにリンク7・7に外力が加わって両者7・7間の間隔距離が大きくなると、第1圧縮バネ19のみが圧縮されていく。なお、この第1圧縮バネ19の圧縮限界もロッド21のストッパー31で規制される
次に、リンク7・7の間隔距離の変化に応じたバネ装置15のバネ定数の変化、換言すればバネ装置15の引っ張り付勢力の変化について、図6を使って説明する。図6において、X0はリンク7・7間へバネ装置15の取り付け時(初期状態)における付勢要素の圧縮量(変位量)を示す。つまり、リンク7・7間にバネ装置15を装着した初期状態において、X0だけバネ19・20は圧縮されており、このときバネ装置15はF0の引っ張り付勢力を発揮する。このときの第1圧縮バネ19と第2圧縮バネ20とで構成される付勢要素全体の合成バネ定数(k0)は、圧縮バネ19・20個別のバネ定数(k1・k2)よりも小さなものとなる。すなわち、直列状に配置された二本の圧縮バネの合成バネ定数(k0)は、(k1・k2)/(k1+k2)で表されるため、例えば、第1圧縮バネ19のバネ定数を6(N/mm)、第2圧縮バネ20のバネ定数を3(N/mm)とすると、バネ装置15の全体としては、2(N/mm)の合成バネ定数(k0)が得られる。
したがって、以上のような初期状態においては、バネ装置15の付勢要素は、個々の圧縮バネ19・20のバネ定数(k1・k2)よりも小さな合成バネ定数(k0)を有しており、当該小さな合成バネ定数(k0)に由来する小さな引っ張り付勢力をリンク7・7間に与える。これにて、両リンク7・7に作用する引っ張り力を抑えてボールジョイント9のボール部11に対する受部12の押し付け力を抑えることができるので、ボール部11または受部12が摩耗することを効果的に防止することができる。また、リンク機構3を駆動するモータ5などの駆動機構が要する負荷を抑えることができるので、消費電力の不必要な増加を防止できる利点もある。また、以上のような合成バネ定数(k0)に由来する小さな引っ張り付勢力は、端壁(封口部材)24がストッパー31に接触して、第2圧縮バネ20が圧縮限界に至るまで持続される(図6のX1)。なお、図6においてX1は、第2圧縮バネ20が圧縮限界に至ったときの付勢要素全体の変位量を示している。
この状態からさらにリンク7・7に外力が加わって、両者7・7間の間隔距離が大きくなると、第1圧縮バネ19のみが圧縮されていく。この状態では、第1圧縮バネ19の大きなバネ定数(k1)に由来する大きな引っ張り付勢力が発揮される。図6において変位量X2は、ボール部11から受部12が外れるときの変位量を示している。このとき、バネ定数がk0の場合(図6において破線で示す)には、F1の外力でボール部11から受部12が抜け外れてしまうのに対して、バネ定数がk1の場合には、F2の外力が作用するまでボール部11から受部12が抜け外れることがない。これにて、ボール部11からの受部12の抜け外れを確実に防止できる。
以上のように、本実施形態に係るバネ装置15によれば、通常の使用状態においては弱い引っ張り付勢力を発揮し、リンク7・7の間隔距離が大きくなると、大きな引っ張り付勢力を発揮する。したがって、このバネ装置15によれば、通常の使用状態におけるボール部11や受部12等の摩耗防止と、ボール部11からの受部12の抜け外れの防止という相反する課題を同時に解決することができる。
(第2実施形態) 図7ないし図9は、本発明に係るバネ装置およびリンク機構を産業用ロボットのパラレルメカニズムに適用した第2実施形態を示す。第2実施形態のバネ装置15は、図7および図8に示すように、第1圧縮バネ19と第2圧縮バネ20とが直列状に収容される筒状のケース40と、該ケース40の左端から挿入されて、左側のリンク7にブラケット35Lを介して連結される第1ロッド41と、該ケース40の右端から挿入されて、右側のリンク7にブラケット35Rを介して連結される第2ロッド42とを有する。これら第1ロッド41と第2ロッド42とは、ケース40の軸方向に往復移動可能に構成されている。図9に示すように、ケース40の左端には、第1ロッド41の挿入を許すロッド孔43aを有する封口部材43がビス46により固定されており、ケース40の右端には、第2ロッド42の挿入を許すロッド孔44aを有する端壁44がビス46により固定されている。
図9に示すように、第1ロッド41は、円柱形のロッド本体41aと、ロッド本体41aの一端側に張り出し形成されたフランジ部41bとを有し、他端側にボルト50用のねじ穴41cが形成されている。ロッド本体41aの軸方向の中央部には、対向するケース40の端壁(封口部材43)の内面に接触して、第1圧縮バネ19の圧縮限界を規制するためのストッパー41dが張り出し形成されている。第2ロッド42は第1ロッド41と同形状であり、ロッド本体42a、フランジ部42b、ねじ穴42cおよびストッパー42dを備えている。圧縮バネ19・20をロッド本体41a・42aに外嵌状に装着したうえで、ブラケット35L・35Rの貫通孔35aとロッド孔43a・44aとを介して、外方向からボルト50をケース40内に挿入し、ボルト50の雄ねじ部50aをねじ穴41c・42cに螺合させることにより、ブラケット35L・35Rとロッド41・42とは連結されている。その他の構成は先の第1実施形態と同様であるので、同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
以上のような構成を有するバネ装置15は、先の第1実施形態に係るバネ装置15と同様の作用効果を奏する。すなわち、第1および第2圧縮バネ19・20が、ケース40の端壁(封口部材43・44)と第1および第2ロッド(41・42)の端部(フランジ部41b・42b)との対向間隔距離が小さくなる方向の変位移動に抗する弾性付勢力を発揮することで、リンク7・7間に引っ張り付勢力を与える。
したがって、リンク機構3の通常の稼動状態では、バネ装置15は合成バネ定数(k0)に由来する小さな引っ張り付勢力で両リンク7・7を付勢するため、各ボールジョイント9の受部12にボール部11が適正な力で押し付けられ、ボール部11または受部12が摩耗することを効果的に防ぐことができる。第2圧縮バネ20が圧縮限界に至ったのちは、第1圧縮バネ19の大きな引っ張り力で両リンク7・7を引っ張るために、両リンク7・7が離間方向に大きく変位することを抑えて、各ボールジョイント9のボール部11から受部12が抜け外れることを確実に防止できる。
本発明の第1実施形態に係るバネ装置およびリンク機構の要部を示す縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明を適用したパラレルメカニズムの上面図である。 図3のB−B線断面図である。 第1実施形態のバネ装置の分解図である。 第1実施形態のバネ装置の付勢力を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るバネ装置およびリンク機構の要部を示す縦断面図である。 図7のC−C線断面図である。 第2実施形態のバネ装置の分解図である。
符号の説明
3 リンク機構
7 リンク
9 ボールジョイント
15 バネ装置
16 第1ケース
17 第2ケース
19 第1圧縮バネ
20 第2圧縮バネ
21 ロッド
23 第1ケースの端壁(封口部材)
23a ロッド孔
24 第2ケースの端壁(封口部材)
24a ロッド孔
31 ストッパー
40 ケース
41 第1ロッド
42 第2ロッド
43 ケースの端壁(封口部材)
43a ロッド孔
44 ケースの端壁(封口部材)
44a ロッド孔

Claims (8)

  1. 二つの被対象物間に配されて、これら被対象物に引っ張り付勢力を与えるバネ装置であって、
    第1圧縮バネと、該第1圧縮バネと直列状に配された第2圧縮バネとを付勢要素とし、
    これら第1圧縮バネのバネ定数と第2圧縮バネのバネ定数とが、互いに異なるものであることを特徴とするバネ装置。
  2. 前記第1圧縮バネが収容されて、一方の被対象物に連結される筒状の第1ケースと、前記第2圧縮バネが収容されて、他方の被対象物に連結される筒状の第2ケースと、一端側が第1ケース内に挿入され、他端側が第2ケース内に挿入されるロッドとを有し、これら第1ケースおよび第2ケースが、前記ロッドの軸方向に往復移動可能に構成されており、
    前記第1ケースおよび第2ケースの一方の端壁には、前記ロッドの挿入を許すロッド孔が設けられており
    前記第1圧縮バネは、前記第1ケースの前記ロッド孔を有する端壁の内面と、前記ロッドの一端部との間に圧縮状態で組み付けられており、
    前記第2圧縮バネは、前記第2ケースの前記ロッド孔を有する端壁の内面と、前記ロッドの他端部との間に圧縮状態で組み付けられており、
    前記第1および第2圧縮バネが、前記第1および第2ケースの端壁と前記ロッドの端部との対向間隔距離が小さくなる方向の変位移動に抗する弾性付勢力を発揮することで、前記被対象物間に引っ張り付勢力を与えるように構成されている請求項1記載のバネ装置。
  3. 前記ロッドの少なくとも一側端部に、前記第1圧縮バネおよび/又は第2圧縮バネの圧縮限界を規制するストッパーが設けられている請求項2記載のバネ装置。
  4. 前記第1ケースおよび第2ケースとが同一形状に形成されている請求項2又は3記載のバネ装置。
  5. 前記第1圧縮バネと前記第2圧縮バネとが直列状に収容される筒状のケースと、該ケースの軸方向の一側端に挿入されて、一方の被対象物に連結される第1ロッドと、該ケースの軸方向の他端側に挿入されて、他方の被対象物に連結される第2ロッドとを有し、これら第1ロッドと第2ロッドとは、前記ケースの軸方向に往復移動可能に構成されており、
    前記ケースの軸方向の両端壁には、第1および第2ロッドの挿入を許すロッド孔が設けられており、
    前記第1および第2圧縮バネは、前記ケースの前記ロッド孔を有する端壁の内面と、前記ロッドの一端部との間に圧縮状に組み付けられており、
    前記第1および第2圧縮バネが、前記ケースの端壁と前記第1および第2ロッドの端部との対向間隔距離が小さくなる方向の変位移動に抗する弾性付勢力を発揮することで、前記被対象物間に引っ張り付勢力を与えるように構成されている請求項1記載のバネ装置。
  6. 前記第1ロッドおよび第2ロッドのそれぞれに、前記第1圧縮バネおよび/又は第2圧縮バネの圧縮限界を規制するストッパーが設けられている請求項5記載のバネ装置。
  7. 前記第1ロッドおよび第2ロッドとが同一形状に形成されている請求項5記載のバネ装置。
  8. ボールジョイントを介して平行状に配された一対のリンクを備え、
    これらリンクに引っ張り付勢力を与えることを目的として、両リンクの間に請求項1ないし7のいずれかに記載のバネ装置が装着されていることを特徴とするリンク機構。
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