JPH11159033A - 展示パネルの連結部材及び展示用パラペット - Google Patents

展示パネルの連結部材及び展示用パラペット

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JPH11159033A
JPH11159033A JP34589497A JP34589497A JPH11159033A JP H11159033 A JPH11159033 A JP H11159033A JP 34589497 A JP34589497 A JP 34589497A JP 34589497 A JP34589497 A JP 34589497A JP H11159033 A JPH11159033 A JP H11159033A
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JP
Japan
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panel
groove
parapet
slit
pillar
Prior art date
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Pending
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JP34589497A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kokusho
勝義 国生
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ARUTAA KK
Original Assignee
ARUTAA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構造にして展示スペースの組立作業を
簡単かつ容易に行うことができるパネルの連結手段並び
にパネルに簡単かつ容易に取り付け可能な展示用パラペ
ットを提供する。 【解決手段】 枠体の柱状体で、その相対する二辺にパ
ネル7を直列方向に連結するスリット溝4を、相対する
他の二辺にパネル7を垂直方向に連結する接続溝5に棚
を取り付けるスリット柱13が嵌合される嵌合溝6をそ
れぞれ形成した中間柱1、並びに接続溝5と嵌合溝6が
形成され、スリット溝4は相対する二辺の一側辺のみに
形成されたエンド柱とから構成される。そして、スリッ
ト柱13に連結された多段の棚によって多様な展示スペ
ースを確保できる。更に、パネル7に連結される柱状体
の接続溝5に嵌合されるジョイント部材と、このジョイ
ント部材に連結され、相対するパネル7の長さに対応し
て長さ調節自在なアジャスト部材とからなるパラペット
本体からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は幕張メッセ等の日本
コンベンションセンターや東京国際展示場等の東京ビッ
グサイト等大空間の展示ホールにおいて開催される見本
市やギフトショー等のような各種イベントにおいて設置
される展示パネル及び展示用パラペットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模展示場においての小間作り
は、現場作業員が各種のパネルを手作業によって組み合
わせ、ネジ止めや釘の類によって連結していたので作業
能率が悪く、しかも、展示会等は予め日程が告知されて
いるために開会日には全ての準備が完了していなければ
ならず、次の新たなイベントの展示計画に沿った展示場
に作り変えなければならず、担当者の苦労は並大抵では
なかった。又、ブース内のパネル等に設けられる展示項
目、展示主催者等の展示内容を記載したパラペットと呼
ばれる掲示板は、従来は、パネルの作成と同様に作業員
の手作業によっていたので、非能率的であり迅速な準備
作業を行えない問題点を有していた。
【0003】本出願人は、前記のような欠点を払拭する
ために枠体のパネルの一側辺に雄フックを設け、この雄
フックに嵌合する雌フックを対応する他側辺に設けたパ
ネルによって、パネル同士を直列に連結可能となし、加
えてこのパネルを垂直方向にも連結できる支柱とパネル
及びパネルの一側端縁を面一に形成できるエンド柱を設
けることにより、パネルを所望形状の壁面に形成するこ
とができる可動壁面を開発したものである(特願平9ー
267877号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した可
動壁面を更に改良し、簡単な構造であってパネルとの嵌
合係止の手段のみによって種々の展示スペースを形成で
きるパネルの連結部材を提供し、かつ堅牢で繰り返し使
用でき、広大な展示会場を利用した大規模な展示壁面作
りにも少人数でも効率よく対応でき、しかも、組み立て
ロボットによる操作を可能となしてより効率よく組み立
て作業及び撤去作業ができる利点を有するパネルの連結
部材を提供することを目的とする。しかも、パネルに棚
板を取り付けることを可能にして種々の展示品を載置し
て多様な展示スペースを確保できる展示パネルの連結部
材を提供することを目的とする。又、短時間にして組み
立て作業が容易であり、パネルと一体となって展示項
目、展示主催者等を記載するための従来に全く見られな
かった展示用パラペットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、相対する二辺
の内、少なくともその一側辺にパネルを直列方向に連結
するスリット溝を、相対する他の二辺の内、少なくとも
その一側辺にパネルを垂直方向に連結する接続溝及び棚
を取り付けるスリット柱が嵌合される嵌合溝をそれぞれ
形成した柱状体からなることを特徴としている。
【0006】又、本発明は、前記柱状体は正方形又は長
方形等の枠体に形成され、その相対する二辺の両辺にパ
ネルを直列方向に連結するスリット溝を、相対する他の
二辺の両辺にパネルを垂直方向に連結する接続溝及び棚
を取り付けるスリット柱が嵌合される嵌合溝をそれぞれ
形成した中間柱、並びに中間柱と同様に接続溝と嵌合溝
が形成されていると共に、前記スリット溝は相対する二
辺の一側辺のみに形成されたエンド柱とから構成されて
いることを特徴とし、スリット溝、嵌合溝及び接続溝を
介してパネルを直列方向及び垂直方向に連結可能として
いる。
【0007】又、前記中間柱及びエンド柱のスリット溝
に雄フックを突設し、この雄フックをパネルの端部のU
字溝に設けた雌フックに嵌合してパネルを直列方向に連
結できるようにしたことを特徴としている。加えて、前
記中間柱及びエンド柱のスリット溝とパネルの端部のU
字溝に設けた雌フックとをボルト締めによってもパネル
を直列方向に連結できるようにしたことを特徴としてい
ると共に、前記中間柱及びエンド柱の接続溝にパネルを
ボルト締めによってもパネルを垂直方向に連結できるよ
うにしたことを特徴としている。
【0008】更に、前記中間柱及びエンド柱の嵌合溝に
嵌合したスリット柱に棚を取り付けてパネルと一体的に
連結すると共に、前記接続溝にパネル倒伏防止用の補強
部材を取り付け可能とし、変化性、展示スペースを拡大
するようにしたことを特徴としている。
【0009】他の発明として、柱状体の少なくともその
一側辺に形成した接続溝に嵌合されるジョイント部材
と、このジョイント部材に連結されたパラペット本体と
からなることを特徴とし、このジョイント部材は正方形
又は長方形等の枠体に形成された柱状体の相対する二辺
の両辺に形成した接続溝に嵌合されるようにしたことを
特徴としている。
【0010】前記パラペット本体はその後面上下端部に
設けた長溝状のフレーム体と、このフレーム体の両側に
一体的に連設されたアジャスト部材と、このアジャスト
部材間にネジ止めにより垂設された中間板体と、前記長
溝状のフレーム体の前面に連設され、展示内容を記載す
る基板が係合係止されるU字状のフレーム体とからなる
ことを特徴とし、基板をU字状のフレーム体に嵌合係止
するだけでパネルに展示用パラペットを簡単に取り付け
可能としている。
【0011】更に、パラペットが取り付けられる前記柱
状体は正方形の枠体の周縁に突設したコ字状の内溝と鉤
コ字状の外溝を相対向して設けた連結部材として構成
し、この内溝と外溝に前記パラペットのジョイント部材
を嵌合することにより、パラペットを直交して連結する
ようにしたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面によって詳述する。図1は本発明に係る展示パネルの
連結部材である中間柱の斜視図、図2は同平面図、図3
は本発明に係る展示パネルの連結部材であるエンド柱の
斜視図、図4は同平面図である。1は中間柱、2はエン
ド柱であり、長方形の枠体3をもって構成され、いずれ
も軽量にして堅牢であり、取扱性に優れたアルミニュー
ム材をもって構成されている。4はパネル7を直列方向
に連結するためのスリット溝であり、中間柱1にあって
は、相対する短辺の両辺の端部に、エンド柱2にあって
は、相対する短辺の一辺の端部にそれぞれ設けられてお
り、エンド柱2の短辺の他辺は閉塞状態の面一面に形成
されている。これはパネル7の端部を美麗に仕上げるた
めである。5はパネル7を垂直方向に連結するための接
続溝であり、中間柱1及エンド柱2の相対する長辺の両
辺の中央にそれぞれ形成されている。6は嵌合溝で、中
間柱1及エンド柱2の相対する長辺の他辺の両辺であっ
て、前記スリット溝4に隣接して形成されている。この
中間柱1とエンド柱2の形状は長方形の他、正方形でも
よく形状は格別に限定されない。パネル7も中間柱1及
びエンド柱2と同様にアルミニューム材をもって構成さ
れている。
【0013】図5は本発明に係る中間柱、エンド柱及び
パネルを連結し、所定の展示スペースを構成した例を示
す全体斜視図、図6はパネルを直列方向に連結する状態
を示す斜視図、図7は同平面図、図8はパネルを垂直方
向に連結する状態を示す平面図、図9はエンド柱にパネ
ルを連結した状態を示す斜視図、図10は同平面図で垂
直方向にもパネルを連結した状態を示す平面図である。
図5では、後述する展示用パラペットの取り付け状態も
合わせて図示されている。
【0014】8は中間柱1及びエンド柱2のスリット溝
4に突設した断面矢印状の雄フックであり、この雄フッ
ク8はパネル7の周縁部のU字溝9に形成した断面略C
字状の雌フック10に嵌合されることにより、パネル7
を直列方向に連結できるようになっている(図6、図
7、図9及び図10参照)。この雄フック8は中間柱1
及びエンド柱2に一定間隔をおいて複数突設されてい
る。パネル7は略畳大の大きさの枠体3をもって構成さ
れ、前記したようにその周縁部に形成したU字溝9は雄
フック8に対応する位置に複数設けられている。そし
て、このパネル7に防炎、防燃合板下地にクロス張り又
は難燃ペイント仕上げをしたもの等を張設してパネル7
が形成される。このパネル7の大きさは展示会場、設置
場所等の規模によって適宜選択される。図6〜図8に図
示されるように、中間柱1はパネル7を直列方向(横一
列)や垂直方向(十文字)に相互に連結するための連結
部材であり、一方、エンド柱2は図9及び図10に図示
されるように、パネル7の端縁の雌フック10部分を被
覆するための連結部材であり、スリット溝4に対向する
短辺は閉塞状態の面一面とし、パネル7の端縁を美麗に
仕上げ可能としている。又、雄フック8と雌フック10
の取付位置の関係は、例えば、左側に雄フック8が、右
側に雌フック10が位置するように配置しておき、これ
に連結するパネル7の左側の略中間に設けた雄フック8
を雌フック10のスリット11に挿入しながら下方にス
ライドし、離脱しない状態に下がったときに、上方の雄
フック8が対応する左側のパネル7の雌フック10に挿
入を開始するように若干位相がずれる位置関係とするこ
とにより、雄フック8と雌フック10との嵌合を段階的
に行うことができ、パネル7の結合が容易に行われる
(図6参照)。図8及び10に図示するのは、中間柱1
及びエンド柱2の接続溝3にパネル7を垂直方向に連結
した場合を示す。即ち、パネル7端縁の溝部と中間柱1
及びエンド柱2の接続溝5とをT字ボルト12によりボ
ルト締めし、中間柱1及びエンド柱2に垂直方向にパネ
ル7を連結したものである。
【0015】図11は前記のように連結したパネルに棚
を取り付けた状態を示す斜視図、図12は同平面図、図
13は棚部の側面図である。13は棚15を取り付ける
ためのスリット柱であり、このスリット柱13は棚15
を取り付けるためのスリット14が一定間隔をおいて縦
方向に複数形成されており、このスリット柱13は中間
柱1とエンド柱2の嵌合溝6に嵌合することにより中間
柱1とエンド柱2とに一体的に連結されている。棚15
は棚受け16とこの棚受け16上に載置される棚板17
とから構成されており、棚受け16は略長方形状に形成
され、その基部はスリット柱13のスリット14に係合
する三段のフック18が設けられていると共に、棚受け
16の取付角度を調整する調整ダイヤル19がフック1
8近傍に設けられている。スリット柱13には複数のス
リット14が形成されているので、棚15は図示するよ
うに所望間隔をおいて複数段設けることが可能である。
20は棚15を取り付けることにより、中間柱1、エン
ド柱2及びパネル7にかかる荷重を軽減し、パネル7の
倒伏を防止する補強部材であり、側面三角形状の枠体3
に形成されている。そして、この補強部材20の頂部を
中間柱1又はエンド柱2の接続溝6にT字ボルト12を
介してボルト締めすることにより、補強部材20がパネ
ル7に一体的に連結されている。21は中間柱1又はエ
ンド柱2の基部に設けたスタンドであり、このスタンド
21に立設したコ字状のスタンド脚部37を中間柱1又
はエンド柱2に嵌合してパネル7が立設される。棚15
とパネル7は前記のように構成してなるので、並設され
たパネル7のスリット柱13に棚15を嵌合係止するだ
けでパネル7に極めて簡単な作業で棚15を取り付ける
ことが可能であり、変化性、多様性に富んだ展示スペー
スを構築することができる。
【0016】図14に図示するのは、中間柱1及びエン
ド柱2とパネル7との連結の他の実施形態を示す平面図
である。この実施形態では、中間柱1及びエンド柱2と
パネル7とをボルトによって連結したものである。即
ち、中間柱1とエンド柱2のスリット溝4に蝶ボルト3
8を介してパネル7を連結し、接続溝5にT字ボルト1
2を介してパネル7をそれぞれ直列方向及び垂直方向に
連結可能としたものである。この実施形態では、別途雄
フック8と雌フック10を設ける必要がなく簡便に中間
柱1とエンド柱2とをパネル7に連結できる利点があ
る。
【0017】前記のように構成した中間柱1、エンド柱
2及びパネル7を使用して直列方向及び垂直方向にパネ
ル7を連結し、種々の展示スペースを形成する操作手順
を述べる。先ず、スタンド21に中間柱1又はエンド柱
2を固定しておき、そのスリット溝4の雄フック8をパ
ネル7の雌フック10の開口部に当てがい、そのU字溝
9の壁面に沿って下方にスライドさせ、雄フック8が雌
フック10に略離脱しない程度に至った段階で上方の雄
フック8を対応する雌フック10に嵌合させ、更に、雄
フック8を下方にスライドさせて雄フック8に雌フック
10が固定されてパネル7が直列方向に連結される。そ
して、エンド柱2はパネル7の端部の雌フック10側に
連結されてパネル7の端部を美麗に仕上げることができ
る。更に、中間柱1とエンド柱2の接続溝5にT字ボル
ト12を介してボルト締めしてパネル7を垂直方向に連
結すると共に、嵌合溝6に嵌合したスリット柱13に棚
15を係合してパネル7と一体的に取り付ける。
【0018】図15は他の発明に係る展示用パラペット
の構造を示す説明図、図16は同要部の側面図、図17
はパネルとパラペットとの連結状態を示す説明図、図1
8はパラペットとエンド柱との連結状態を示す斜視図、
図19は同平面図である。本発明に係る展示用パラペッ
ト23は、前記したパネル7の連結部材である中間柱1
又はエンド柱2の双方に取り付けられるが、図示例では
エンド柱2に取り付けられるパラペット23を説明す
る。エンド柱は前記したエンド柱2の構造と同一であ
る。即ち、パネル7を直列方向に連結するためのスリッ
ト溝4が相対する短辺の一辺の端部に設けられており、
エンド柱2の短辺の他辺は閉塞状態の面一面に形成され
ていると共に、相対する長辺の両辺の中央に接続溝5が
形成されている。そして、前記スリット溝4に隣接して
形成された嵌合溝6が相対する長辺の他辺の両辺に形成
され、スリット柱13が嵌合係止されている。そして、
パラペット23は図15に図示されるように、エンド柱
2の接続溝5に嵌合されるジョイント部材24と、この
ジョイント部材24に連結され、相対するパネル7の長
さに対応して長さ調節自在なアジャスト部材25をその
両側に設けたパラペット本体26とから構成される。ジ
ョイント部材24は断面T字状に形成され、エンド柱2
の接続溝5にその頂部のT字部27を嵌合し、裾部のネ
ジ穴28と後述するアジャスト部材25の長孔29にT
字ボルト12を介してボルト締めすることにより、パラ
ペット本体26に連結される。そして、T字部27を取
付板30を介してネジ止めし、ジョイント部材24をエ
ンド柱2に固定する。このパラペット本体26はその後
面上下端部に設けた長溝状のフレーム体31と、このフ
レーム体31の両側に一体的に連設されたアジャスト部
材25と、このアジャスト部材25間にネジ止めにより
垂設された中間板体32と、前記フレーム体31の前面
に連設され、展示内容を記載する基板33(ベニヤ板
等)が嵌合係止されるU字状のフレーム体34とから構
成されている。そして、前記アジャスト部材25には、
図示するように楕円形状の長孔29が穿設されており、
この長孔29の適宜位置に前記ジョイント部材24のネ
ジ穴28にT字ボルト12を介してボルト締めすること
により、長孔29の範囲内において相対するパネル7の
長さに対応したパラペット23を取り付けできるように
なっている(図15〜図18参照)。このように構成し
たパラペット23にベニヤ板等の基板33を取り付け、
その上面に紙等の化粧板を貼着し、展示項目、展示主催
者等の展示内容を記載するものである。
【0019】図20は前記パラペット23を直交して連
結する連結部材としての柱状体の他の実施形態を示す斜
視図、図21は同平面図である。この実施形態において
は、柱状体は正方形の枠体34に形成され、この枠体3
4の周縁にコ字状の内溝35と鉤コ字状の外溝36を相
対向して設けてあり、この内溝35と外溝36に前記パ
ラペット23のジョイント部材24を嵌合することによ
り、図20及び図21に図示されるように、パラペット
23が直交して連結されるようにしたものである。その
他の構成は前記したものと同様であるので、詳細な説明
は省略する。
【0020】本発明に係るパラペット23によれば、従
来のように作業員の手作業によることなく、単にパネル
の連結部材である中間柱1やエンド柱2に嵌合係止する
だけで簡単かつ容易に展示用パラペット23を構築する
ことが可能であり、新規にして極めて有用なパラペット
23を提供できる利点がある。
【0021】
【発明の効果】本発明は、前記のように構成したので、
次に述べる諸効果を奏する。本発明を構成する中間柱及
びエンド柱の構造は極めて簡単であり、よってパネルと
の組み立ては中間柱及びエンド柱に雄フック、雌フック
乃至はボルトを介して連結することのみによってパネル
の構築が可能であるから、その作業の効率性、省力化に
資するところ大である。又、アルミニューム材を素材と
しているので、軽量であって取扱性に優れ、しかも堅牢
であり、表面の仕上げ材や化粧板のみを交換することに
よって、繰り返し使用が可能であり、極めて経済的であ
る。加えて、パネルに棚をスリット柱を介して取り付け
可能であり、しかも棚をスリット柱のスリットに嵌合係
止するのみで変化性と多様な展示スペースを短時間にか
つ容易に提供できる利点がある。更に、他の発明として
パネルに取り付けられる展示用パラペットは枠体を主と
して構成されており、その構造的にも複雑ではなく、枠
体に基板を嵌合係止するのみで展示用パラペットを形成
できる従来に全く見られない新規なパラペットを提供で
きると共に、相対するパネルの長さに対応してその長さ
が調整可能であり、その使用価値、使い勝手の良さは従
来見られなかった優れた効果を奏する。加えて、ロボッ
ト化が実現でき、その省力効果は極めて大きい等の優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る展示パネルの連結部材である
中間柱の斜視図である。
【図2】 同平面図である。
【図3】 本発明に係る展示パネルの連結部材である
エンド柱の斜視図である。
【図4】 同平面図である。
【図5】 本発明に係る中間柱、エンド柱及びパネル
を連結し、所定の展示スペースを構成した例を示す全体
斜視図である。
【図6】 パネルを直列方向に連結する状態を示す斜
視図である。
【図7】 同平面図である。
【図8】 パネルを垂直方向に連結する状態を示す平
面図である。
【図9】 エンド柱にパネルを連結した状態を示す斜
視図である。
【図10】 同平面図で垂直方向にもパネルを連結した
状態を示す平面図である。
【図11】 連結したパネルに棚を取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図12】 同平面図である。
【図13】 棚部の側面図である。
【図14】 中間柱及びエンド柱とパネルとの連結の他
の実施形態を示す平面図である。
【図15】 他の発明に係る展示用パラペットの構造を
示す説明図である。
【図16】 同要部の側面図である。
【図17】 パネルとパラペットとの連結状態を示す説
明図である。
【図18】 同斜視図である。
【図19】 同平面図である。
【図20】 パラペットを連結する柱状体の他の実施形
態を示す斜視図である。
【図21】 同平面図である。
【符合の説明】
1 中間柱 2 エンド柱 3 柱状体 4 スリット溝 5 接続溝 6 嵌合溝 7 パネル 8 雄フック 9 U字溝 10 雌フック 13 スリット柱 15 棚 20 補強部材 23 パラペット 24 ジョイント部材 25 アジャスト部材 26 パラペット本体 31 長溝状のフレーム体 34 U字状のフレーム体
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】追加
【補正内容】
【0018】図15は他の発明に係る展示用パラペット
の構造を示す説明図、図16は同要部の側面図、図17
はパネルとパラペットとの連結状態を示す説明図、図1
8はパラペットとエンド柱との連結状態を示す斜視図、
図19は同平面図である。本発明に係る展示用パラペッ
ト23は、前記したパネル7の連結部材である中間柱1
又はエンド柱2の双方に取り付けられるが、図示例では
エンド柱2に取り付けられるパラペット23を説明す
る。エンド柱は前記したエンド柱2の構造と同一であ
る。即ち、パネル7を直列方向に連結するためのスリッ
ト溝4が相対する短辺の一辺の端部に設けられており、
エンド柱2の短辺の他辺は閉塞状態の面一面に形成され
ていると共に、相対する長辺の両辺の中央に接続溝5が
形成されている。そして、前記スリット溝4に隣接して
形成された嵌合溝6が相対する長辺の他辺の両辺に形成
され、スリット柱13が嵌合係止されている。そして、
パラペット23は図15に図示されるように、エンド柱
2の接続溝5に嵌合されるジョイント部材24と、この
ジョイント部材24に連結され、相対するパネル7の長
さに対応して長さ調節自在なアジャスト部材25をその
両側に設けたパラペット本体26とから構成される。ジ
ョイント部材24は断面T字状に形成され、エンド柱2
の接続溝5にその頂部のT字部27を嵌合し、裾部のネ
ジ穴28と後述するアジャスト部材25の長孔29にT
字ボルト12を介してボルト締めすることにより、パラ
ペット本体26に連結される。そして、T字部27を取
付板30を介してネジ止めし、ジョイント部材24をエ
ンド柱2の切込溝5に嵌入してパラペット23をエンド
柱2に固定する。このパラペット本体26はその後面上
下端部に設けた長溝状のフレーム体31と、このフレー
ム体31の両側に一体的に連設されたアジャスト部材2
5と、このアジャスト部材25間にネジ止めにより垂設
された中間板体32と、前記フレーム体31の前面に連
設され、展示内容を記載する基板33(ベニヤ板等)が
嵌合係止されるU字状のフレーム体34とから構成され
ている。そして、前記アジャスト部材25には、図示す
るように楕円形状の長孔29が穿設されており、この長
孔29の適宜位置に前記ジョイント部材24のネジ穴2
8にT字ボルト12を介してボルト締めすることによ
り、長孔29の範囲内において相対するパネル7の長さ
に対応したパラペット23を取り付けできるようになっ
ている(図15〜図18参照)。このように構成したパ
ラペット23にベニヤ板等の基板33を取り付け、その
上面に紙等の化粧板を貼着し、展示項目、展示主催者等
の展示内容を記載するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】追加
【補正内容】
【図18】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】追加
【補正内容】
【図19】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】追加
【補正内容】
【図20】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】追加
【補正内容】
【図21】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 15/00 G09F 15/00 H

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する二辺の内、少なくともその一側
    辺にパネルを直列方向に連結するスリット溝を、相対す
    る他の二辺の内、少なくともその一側辺にパネルを垂直
    方向に連結する接続溝及び棚を取り付けるスリット柱が
    嵌合される嵌合溝をそれぞれ形成した柱状体からなるこ
    とを特徴とする展示パネルの連結部材。
  2. 【請求項2】 前記柱状体は正方形又は長方形等の枠体
    に形成され、その相対する二辺の両辺にパネルを直列方
    向に連結するスリット溝を、相対する他の二辺の両辺に
    パネルを垂直方向に連結する接続溝及び棚を取り付ける
    スリット柱が嵌合される嵌合溝をそれぞれ形成した中間
    柱、並びに中間柱と同様に接続溝と嵌合溝が形成されて
    いると共に、前記スリット溝は相対する二辺の一側辺の
    みに形成されたエンド柱とから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の展示パネルの連結部材。
  3. 【請求項3】 前記中間柱及びエンド柱のスリット溝に
    雄フックを突設し、この雄フックをパネルの端部のU字
    溝に設けた雌フックに嵌合してパネルを直列方向に連結
    できるようにしたことを特徴とする請求項1及び2記載
    の展示パネルの連結部材。
  4. 【請求項4】 前記中間柱及びエンド柱のスリット溝と
    パネルの端部のU字溝に設けた雌フックとをボルト締め
    によってパネルを直列方向に連結できるようにしたこと
    を特徴とする請求項1及び2記載の展示パネルの連結部
    材。
  5. 【請求項5】 前記中間柱及びエンド柱の接続溝にボル
    ト締めによってパネルを垂直方向に連結できるようにし
    たことを特徴とする請求項1及び2記載の展示パネルの
    連結部材。
  6. 【請求項6】 前記中間柱及びエンド柱の嵌合溝に嵌合
    したスリット柱に棚を取り付けてパネルと一体的に連結
    すると共に、前記接続溝にパネル倒伏防止用の補強部材
    を取り付けたことを特徴とする請求項1及び2記載の展
    示パネルの連結部材。
  7. 【請求項7】 柱状体の少なくともその一側辺に形成し
    た接続溝に嵌合されるジョイント部材と、このジョイン
    ト部材に連結されたパラペット本体とからなることを特
    徴とする展示用パラペット。
  8. 【請求項8】 前記ジョイント部材は正方形又は長方形
    等の枠体に形成された柱状体の相対する二辺の両辺に形
    成した接続溝に嵌合されるようにしたことを特徴とする
    請求項7記載の展示用パラペット。
  9. 【請求項9】 前記パラペット本体はその後面上下端部
    に設けた長溝状のフレーム体と、このフレーム体の両側
    に一体的に連設されたアジャスト部材と、このアジャス
    ト部材間に垂設された中間板体と、前記長溝状のフレー
    ム体の前面に連設され、展示内容を記載する基板が嵌合
    係止されるU字状のフレーム体とからなることを特徴と
    する請求項7記載の展示用パラペット。
  10. 【請求項10】 前記柱状体は正方形の枠体の周縁に突
    設したコ字状の内溝と鉤コ字状の外溝を相対向して設け
    た連結部材として構成し、この内溝と外溝に前記パラペ
    ットのジョイント部材を嵌合することにより、パラペッ
    トを直交して連結するようにしたことを特徴とする請求
    項7及び8記載の展示用パラペット。
JP34589497A 1997-12-01 1997-12-01 展示パネルの連結部材及び展示用パラペット Pending JPH11159033A (ja)

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