JP2002138693A - 共有空間構造体におけるポールとフレーム部材の連結構造 - Google Patents

共有空間構造体におけるポールとフレーム部材の連結構造

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JP2002138693A
JP2002138693A JP2000336580A JP2000336580A JP2002138693A JP 2002138693 A JP2002138693 A JP 2002138693A JP 2000336580 A JP2000336580 A JP 2000336580A JP 2000336580 A JP2000336580 A JP 2000336580A JP 2002138693 A JP2002138693 A JP 2002138693A
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groove
connection structure
frame
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Shinobu Namiki
忍 並木
Hisato Fujita
寿人 藤田
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有空間構造体のポールとフレーム部材の連
結構造において、その連結、分解の作業を素早く行うこ
とができ、かつ連結時には両者が確実に固着されるよう
にすること。 【解決手段】 ベース部材2とポール3とフレーム部材
4とから成る共有空間構造体であって、前記ポール3の
上部に形成された溝部9に、フレーム部材4の両端に取
付けた受け部材11が嵌入できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスルームや
パビリオン等の比較的広い空間体において、人と人とが
自由にふれ合うことのできるオープンな空間構造体の構
築に用いられるポールとフレーム部材の連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等のオープン化を図り、
コミュニケーションを活発化させるということが唱えら
れ初められているが、オフィスルームやパビリオン等の
比較的広い空間体を仕切って多目的のスペース、即ち来
客とビジネストークするレセプションスペース、意見等
を出し合うコラボレーションスペース、簡単な会合をす
るミーティングスペース、気分転換のためのリラックス
スペース或いは本や雑誌等が閲覧できるライブラリース
ペース等を構築する場合は、一般に、天井から床まで柱
を立てて、柱の間を壁で覆うようにして部屋を造るよう
にしたもの、或いはパーティションにより空間を間仕切
り所要のスペースを得るようにしたもの等が従来知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たいずれのものも、壁やパーティションにより所要空間
を画定するようになっているために、所要目的のために
構築した空間構造体がそれ以外の外部空間と部分的にし
か開放されていないような関係で連接するものであるか
ら、オフィス等のオープン化によるコミュニケーション
の活発化という目的を達成するための完全に解放された
空間構造体とはなっていなかった。その上、柱と壁によ
り部屋を造るようにした前者のスペース構築手段は、堅
固なスペースはできるが、部屋の構築や分解に手間と費
用が掛かり過ぎ、しかも床や天井が取付けのために部分
的に損傷する恐れもあった。また、パーティションによ
り間仕切りする後者のスペース構築手段は、組立、分解
は手早くできるものの、平面的な仕切を垂直に立てただ
けであるから外力に対し極めて不安定であり、スペース
の外郭をしっかりと保持することができない欠点を有し
ていた。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、オフィス等のオープン化を図るために、所要
目的のために構築した空間構造体が、それ以外の外部空
間と充分開放された関係で連接している構造体(以下こ
のような空間構造体を「共有空間構造体」と定義す
る。)になっており、この共有空間構造体のポールとフ
レーム部材の連結構造において、その連結、分解の作業
を素早く行うことができ、かつ連結時には両者が確実に
固着されるようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のポールとフレーム部材の連結構造は、床の
所定位置に設置したベース部材と、前記ベース部材から
上方に延びるポールと、少なくとも3つ以上の前記ポー
ルの上端にそれぞれ係合することでほぼ水平状態に支持
されるフレーム部材との組み合わせから成る共有空間構
造体であって、前記ポールの上部には、その上端から下
方に延びる溝部が形成され、また、前記フレーム部材の
両端には、前記溝部にポール上端から嵌入可能な受け部
材が形成されていることを特徴としている。この特徴に
よれば、フレーム部材の端部に形成されている受け部材
をポールの上方からポールに形成されている溝部に嵌入
させる簡単な作業で組み付け準備ができ、また分解時に
はフレーム部材を上方に持ち上げることでポールから離
脱できるのるので、共有空間構造体の組み付け、分解が
し易いポールとフレーム部材の連結構造となっている。
【0006】本発明のポールとフレーム部材の連結構造
は、前記ポールを円柱状とし、前記溝部が前記ポール上
端側外円周上に多数形成されていることが好ましい。こ
のようにすれば、溝部または凸部をポールの外円周上に
多数形成することができ、その数だけフレームの向きを
選択することができる。
【0007】本発明のポールとフレーム部材の連結構造
は、前記溝部には、該溝部の外方を向く開口の左右両側
に遊端が互いに向き合って離間する左右の係止片を有す
るとともに、前記ポールの上端部において、前記係止片
に係止される前記受け部材が前記フレーム部材の端部に
形成された止着部材に対して移動可能に止着され、前記
受け部材と前記止着部材により、前記係止片を挟持でき
るようになっていることが好ましい。このようにすれ
ば、ポールとフレーム部材は係止片を介して確実に結合
されるので、堅牢な共有空間構造体が得られる。
【0008】本発明のポールとフレーム部材の連結構造
は、前記受け部材と前記止着部材は螺合手段により移動
可能に係止されている。このようにすれば、ポールに対
してフレーム部材の取付け固定、分解取り外し作業が楽
にできる。
【0009】本発明のポールとフレーム部材の連結構造
は、前記受け部材は、前記溝部に嵌入させたときにポー
ル上端と係止する係止頭部を有していることが好まし
い。このようにすれば、フレーム部材の端部に形成した
受け部材を溝部に沿ってポールの上方より下方へ向けて
摺動させていけば、係止頭部によってフレーム部材の下
降移動が停止するので、フレーム組み付け時にフレーム
部材が落ちないようにおさえておく必要が無く、連結作
業が楽であるばかりでなく、フレーム取り外し時にもフ
レーム部材はポール上端に係止しているから、分解作業
も楽である。
【0010】本発明のポールとフレーム部材の連結構造
は、前記ポールの上端には、該ポールの前記溝部を上方
から覆うようにトップキャップが固定可能になっている
ことが好ましい。このようにすれば、たとえポールとフ
レーム部材との連結がゆるんできても、フレーム部材の
上方への抜け出しがトップキャップによって阻止するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明すると、まず図1にはワークスペースとして
構築した共有空間構造体1の全体図が示されており、こ
の共有空間構造体1は、ベース部材2と、ポール3(こ
の実施例では4本示されており、3a,3b、3c、3
dとする)と、フレーム部材4が組み合わされて構築さ
れている。この共有空間構造体1とは、図1に従って説
明すると、既に定義したように、4つのベース部材2と
4本のポール3a〜3dと5本のフレーム部材4から成
る空間構造体が、それ以外の外部空間と充分開放された
関係で連接できる構造体であることをいう。即ち、本実
施例ではポール3a,3b及びフレーム部材4で囲まれ
た部分、ポール3b、ポール3c及びフレーム部材4で
囲まれた部分及び上部の3つのフレーム部材4で囲まれ
た2箇所の部分が外部空間と開放された関係で連接され
ている。また、本実施例では、ポール3aとポール3d
との間及びポール3dとポール3cとの間にパネル用支
柱5をフレーム4より垂下してパネル6、6が付加的に
取り付けられているものが示されていて、一部が閉鎖的
な形になっているが、本発明は共有空間構造体があくま
でもベースとなっていて、その上で、ポール間の空間を
有効利用したものを示しているに過ぎない。
【0012】次に、本実施例で使用されている共有空間
構造体1の具体的な構造について説明すると、図2は、
ベース部材2とポール3とフレーム部材4及びトップキ
ャップ15の組立分解図であり、ベース部材2は空間構
造体の外郭を画定する床7の所定位置に設置され、その
底部に設けられた数個のアジャスタ8の位置調整により
床面が多少変形或いは傾斜していてもベース部材2が常
に水平状態を維持できるように構成されている。ポール
3の基端は、ベース部材2の床7側からポール3側に差
し込んだねじ部材2aによりポール3と着脱自在に固定
されるようになっている。ポール3とベース部材2との
結合方法は、これに限定されるものでなく、一般的な、
棒材とそれを支える基台との従来公知の結合手段を採用
すればよい。ポール3の上端は、フレーム部材4と着脱
自在に固定されている。トップキャップ15はその底部
中央に螺合雄ねじ15Xを有し、ポール3の上部中央に
形成されている雌ねじ部3Xとネジ結合することによ
り、ポール3に形成されている溝部9を覆うようにして
ポール3に固定される。
【0013】図3はポール3の上面図であって、本実施
例では円周に外側部が若干拡がった略U字状の8つの溝
部9が上下方向に延びており、各溝部9の外方を向く開
口9aの左右両側に、遊端が互いに向き合って離間する
左右の係止片10により溝部9の一部が覆われている。
本実施例において溝部9は円柱状のポールに形成してい
るため、比較的多くの溝部9を形成でき、そのためにフ
レーム部材4の取付け方向が選択できる。また、ポール
形状は円柱状と限らず、例えば四角柱状のもので4つの
溝を形成するようにしたものであってもよい。
【0014】図4は前記溝部9の一つと上方から下方に
向けて摺動係合できる受け部材11を示したものであっ
て、図4(a)はその側面図であり、図4(b)は受け
部材11の上面図であって頭部11aの形状が示されて
おり、図4(c)は図4(a)のA−A’断面図であ
る。受け部材11をポール3に形成した溝部9の上方よ
り挿入すると、図4(c)で示した受け部材11の断面
略台形状の係合凸部11bがポール3に形成した略U字
状の溝部9と摺動係合し、図3の仮想線で示したよう
に、溝部9よりも大きい係止頭部11aがポール3の上
端部と係合した時点で受け部材11の下方向への移動が
停止する。また、図4(a)に示されているように、こ
の受け部材11には雌ねじ部11cと嵌合穴11dがい
ずれも2箇所づつ形成されていて、雌ねじ部11cに螺
合するボルト13(図5参照)によって受け部材11が
係止片10と係合できるようにフレーム部材4の両端に
取り付けた止着部材12に向かって移動する。
【0015】図5は止着部材12の側面図であり、この
止着部材12の一側面側には図4の受け部材11の嵌合
穴11dと嵌合する嵌合突起12dが2箇所に設けられ
ていると共に、受け部材11の雌ねじ部11cと螺合で
きるボルト13を受け入れる貫通孔12cとボルト13
の頭部13aの座部12c’が形成されている。一方、
止着部材12の嵌合突起12dが形成された側と対向す
る反対面側にはフレーム部材4と嵌合する柱状突起12
aが上下2箇所に設けられ、図2に示したフレーム部材
4を構成するアッパービーム4aとローワビーム4a’
の中空部に差し込んで嵌合係止させ、この嵌合結合を更
に確実なものとするために、ボルト14により止着部材
12に設けた貫通孔12bを介して両ビーム4a,4
a’の中実部に螺合させている。また、両ビーム4aと
4a’は補強のため図2に示す中間材4bで溶接されて
いる。
【0016】図6はポール3にフレーム部材4が連結固
定された図で、図6(a)が側面図、図6(b)は図6
(a)のA−A’断面図である。連結固定方法は、先
ず、止着部材12を両ビーム4a,4a’の両端にボル
ト14により取り付け、受け部材11の嵌合穴11dを
止着部材12の嵌合突起12dにはめ込んで一体化し、
位置設定されている2つのポール3の上方からフレーム
部材4の端部に取り付けられている受け部材11を溝部
9に沿って下方に移動し、受け部材11の係止頭部11
aがポール3の上端部に係合するまで挿入する。この状
態では、作業員はフレーム部材4から手を離しても、フ
レーム部材4の下方への落下は係止頭部11aにより、
また、フレーム部材4の水平方向の離動は2つのポール
3,3によって阻止されているから、次の作業に移行す
るのが楽である。次に、ボルト13を止着部材12の貫
通孔12cに挿入し、ボルト13の先端部を受け部材1
1の雌ねじ部11cに螺合させ、その状態からボルト1
3をねじ込んでいけば、受け部材11は溝部9内でその
回動が阻止されているから、ネジ作用により受け部材1
1は図6(b)において図中向かって右方向に、止着部
材12は左方向に移動し、最終的にはポール3の溝部9
に形成した係止片10を受け部材11とフレーム部材4
の端部に形成されている止着部材12とで挟持すること
で、フレーム部材4がポール3に確実に連結固定される
ことになる。
【0017】図1に示す本発明の共有空間構造体1の構
築のための施工方法について説明すると、先ず最初に、
共有空間構造体1の外郭を画定する床7の所定位置に4
個のベース部材2を、床が多少変形或いは傾斜していて
も水平度が保てるように図2に示すアジャスタ8を調節
しながら設置する。次に、4本のポール3a〜3dの基
端を、ベース部材2の床7側からポール3側に差し込ん
だねじ部材2aによりベース部材2に固定して、4本の
ポール3を垂直状態に自立させる。なお、ベース部材2
とポール3とが予め一体化したものを使用して、垂直状
態に自立するようにしてもよい。ポール3bのベース2
は他のベース部材より大きいが、これはテーブル20を
支持するために大型となっているだけで、構造的には他
の3つのベース部材2と何等変わるのもではない。
【0018】4本のポール3が垂直に自立した後は、両
端に受け部材11を取り付けたフレーム部材4を、位置
設定されている2つのポール3の上方から、受け部材1
1をポール3に形成した溝部9と係合させながら、溝部
9よりも大きい係止頭部11aがポール3の上端部と当
接するまで挿入し、2本のボルト13を止着部材12の
貫通孔12cに挿入し、ボルト13の先端部を受け部材
11の雌ねじ部11cに螺合させてねじ込んでいけば、
係止片10が受け部材11とフレーム部材4の端部に形
成されている止着部材12とで挟持され、フレーム部材
4がポール3に確実に連結固定されることになる。
【0019】最後に、トップキャップ15を、その底部
中央に設けられている螺合雄ねじ15Xを、ポール3の
上部中央に形成されている雌ねじ部3Xとネジ結合させ
て、ポール3頂部に固定する。このトップキャップ15
は溝部9を上から覆うようになっているから、ポール3
とフレーム部材4との連結がゆるんできても、受け部材
11の係止頭部11aがトップキャップ15によりおさ
えられ、フレーム部材4の上方への抜け出しが阻止でき
る。
【0020】その後は、共有空間構造体の使用目的に応
じて、付属物を配設し使い勝手の良いものにしていく。
図1に示された例では、ポール3bが設置されたところ
にテーブル20と照明具21が、ポール3cが設置され
たところに観葉植物用等の小テーブル22が、ポール3
aとポール3dとの間及びポール3dとポール3cとの
間にはパネル用支柱5に支持されたパネル6、6が設け
られている。本実施例では4本のポールを用いた共有空
間構造体について説明したが、4本に限定されることな
く共有空間構造体の広さに応じて3本以上複数本用いら
れる。
【0021】受け部材11は、上述の実施例では、ポー
ル3に形成した溝部9に摺動係合できるように凸状とな
っているが、ポール側に溝部に代えて凸部を形成して、
受け部材側に、そのポールに形成した凸部に摺動係合で
きる係合凹部を形成するようにしてもよい。この場合も
受け部材の頭部にはポール上端で停止できる係止頭部が
形成されていれば、組み付け作業が楽である。要は、摺
動嵌合できる構造で有ればいかなる形態であってもよ
い。
【0022】特に、ポール3と受け部材11が摺動嵌合
できる構造であるから、フレーム部材4をポール3の上
端から素早く係合或いは離脱させることができる。ま
た、本発明のポール3とフレーム部材4の連結構造は、
共有空間構造体1の構築に際し、部屋の一部を損傷した
りする恐れはなく、ポール3の上部はフレーム部材4で
しっかり枠組みされているから、構造体自体が移動した
り変形したりするようなこともない。
【0023】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0024】(a)請求項1項の発明によれば、フレー
ム部材の端部に形成されている受け部材をポールの上方
からポールに形成されている溝部に嵌入させる簡単な作
業で組み付け準備ができ、また分解時にはフレーム部材
を上方に持ち上げることでポールから離脱できるのるの
で、共有空間構造体の組み付け、分解がし易いポールと
フレーム部材の連結構造となっている。
【0025】(b)請求項2項の発明によれば、溝部ま
たは凸部をポールの外円周上に多数形成することがで
き、その数だけフレームの向きを選択することができ
る。
【0026】(c)請求項3項の発明によれば、ポール
とフレーム部材は係止片を介して確実に結合されるの
で、堅牢な共有空間構造体が得られる。
【0027】(d)請求項4項の発明によれば、ポール
に対してフレーム部材の取付け固定、分解取り外し作業
が楽にできる。
【0028】(e)請求項5項の発明によれば、フレー
ム部材の端部に形成した受け部材を溝部に沿ってポール
の上方より下方へ向けて摺動させていけば、係止頭部に
よってフレーム部材の下降移動が停止するので、フレー
ム組み付け時にフレーム部材が落ちないように抑えてお
く必要が無く、連結作業が楽であるばかりでなく、フレ
ーム取り外し時にもフレーム部材はポール上端に係止し
ているから、分解作業も楽である。
【0029】(f)請求項6項の発明によれば、たとえ
ポールとフレーム部材との連結がゆるんできても、フレ
ーム部材の上方への抜け出しがトップキャップによって
阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施工方法によって構築された共有空間
構造体の全体図である。
【図2】ベース部材とポールとフレーム部材の組立分解
図である。
【図3】ポールの上面図である。
【図4】(a)は受け部材の側面図であり、(b)は受
け部材の上面図であり、(c)は(a)のA−A’断面
図である。
【図5】止着部材の側面図である。
【図6】ポールにフレーム部材が連結固定された図で、
(a)が側面図、(b)が(a)のA−A’断面図であ
る。
【符号の説明】
1 共有空間構造体 2 ベース部材 2a ねじ部材 3 ポール 3a,3b,3c,3d 4本の各ポール 3X 雌ねじ部 4 フレーム部材 4a アッパービーム 4a’ ローワビーム 4b 中間材 5 パネル用支柱 6 パネル 7 床 8 アジャスタ 9 溝部 10 係止片 11 受け部材 11a 係止頭部 11b 断面略台形状の係合凸部 11c 雌ねじ部 11d 嵌合穴 12 止着部材 12a 柱状突起 12b 貫通孔 12c 貫通孔 12c’ 座部 12d 嵌合突起 13 ボルト 13a 頭部 14 ボルト 15 トップキャップ 15X 螺合雄ねじ 20 テーブル 21 照明具 22 小テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E125 AA02 AA12 AB03 AB04 AG20 BB08 BB22 BB25 BB27 BB36 BE07 BE08 BF06 CA04 CA74 CA78 EA33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床の所定位置に設置したベース部材と、
    前記ベース部材から上方に延びるポールと、少なくとも
    3つ以上の前記ポールの上端にそれぞれ係合することで
    ほぼ水平状態に支持されるフレーム部材との組み合わせ
    から成る共有空間構造体であって、前記ポールの上部に
    は、その上端から下方に延びる溝部が形成され、また、
    前記フレーム部材の両端には、前記溝部にポール上端か
    ら嵌入可能な受け部材が形成されていることを特徴とす
    るポールとフレーム部材の連結構造。
  2. 【請求項2】 前記ポールを円柱状とし、前記溝部が前
    記ポール上端側外円周上に多数形成されている請求項2
    に記載のポールとフレーム部材の連結構造。
  3. 【請求項3】 前記溝部には、該溝部の外方を向く開口
    の左右両側に遊端が互いに向き合って離間する左右の係
    止片を有するとともに、前記ポールの上端部において、
    前記係止片に係止される前記受け部材が前記フレーム部
    材の端部に形成された止着部材に対して移動可能に止着
    され、前記受け部材と前記止着部材により、前記係止片
    を挟持できるようになっている請求項1または2に記載
    のポールとフレーム部材の連結構造。
  4. 【請求項4】 前記受け部材と前記止着部材は螺合手段
    により移動可能に係止されている請求項3に記載のポー
    ルとフレーム部材の連結構造。
  5. 【請求項5】 前記受け部材は、前記溝部に嵌入させた
    ときにポール上端と係止する係止頭部を有している請求
    項1ないし4に記載のポールとフレーム部材の連結構
    造。
  6. 【請求項6】 前記ポールの上端には、該ポールの前記
    溝部を上方から覆うようにトップキャップが固定可能に
    なっている請求項1ないし5のいずれかに記載のポール
    とフレーム部材の連結構造。
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