JPH11157787A - フラスコ着脱用リフト - Google Patents

フラスコ着脱用リフト

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Publication number
JPH11157787A
JPH11157787A JP32266197A JP32266197A JPH11157787A JP H11157787 A JPH11157787 A JP H11157787A JP 32266197 A JP32266197 A JP 32266197A JP 32266197 A JP32266197 A JP 32266197A JP H11157787 A JPH11157787 A JP H11157787A
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JP
Japan
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flask
lift
neck
holding
arm
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP32266197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kishimoto
辰雄 岸本
Isamu Ikeda
勇 池田
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型ロータリーエバポレータへのフラスコの
着脱・移動を容易且つ安全に行えるフラスコ着脱用リフ
トを提供する。 【解決手段】開口部が上方又は斜め上方に向いたフラス
コを保持するフラスコ保持台と、前記フラスコ保持台を
昇降可能に支持する移動可能な台とを備えるフラスコ着
脱用リフト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラスコ着脱用リ
フトに関し、特に、大型ロータリーエバポレータにおけ
るフラスコの着脱を1人の作業員で安全且つ容易に行う
ことを可能にするフラスコ着脱用リフトに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】数10
〜数100リットルの容量を有するフラスコを用いる大
型ロータリーエバポレータにおいては、フラスコを着脱
する際には、従来は1人の作業員が腕等でフラスコを抱
えて保持し、もう1人の作業員が、大型ロータリーエバ
ポレータへのフラスコの着脱を行っていた。
【0003】しかし、数10リットルの容量を有するフ
ラスコを備える大型ロータリーエバポレータの場合に
は、原料溶液をフラスコに充填したときのフラスコの重
量は数10kgにも達するので、ロータリーエバポレータ
にフラスコを着脱する際における、フラスコを保持する
作業員の肉体的負担及び危険は極めて大きかった。
【0004】本発明は、大型ロータリーエバポレータへ
のフラスコの着脱、及び大型ロータリーエバポレータか
ら取り外したフラスコの移動を、1人の作業員が容易且
つ安全に行うことを可能にするフラスコ着脱用リフトを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すること
を目的とするフラスコ着脱用リフトは、(1)フラスコ
の開口部が上方及び斜め上方のいずれかの方向に向いた
状態で前記フラスコを保持するフラスコ保持台と、前記
フラスコ保持台を昇降可能に保持する移動可能な台とを
備えてなることを特徴とするフラスコ着脱用リフト、
(2)前記(1)における移動可能な台は、前記(1)
におけるフラスコ保持台を上下方向にガイドする、垂直
に立設された柱状部材を備えてなる(1)に記載のフラ
スコ着脱用リフト、及び(3)前記(1)におけるフラ
スコ保持台は、フラスコを下方から支持するフラスコ支
持部材と、フラスコの開口部が斜め上方に向くように前
記フラスコの頚状部を保持する、前記フラスコ支持部材
の上方及び斜め上方のいずれかに設けられた第1の頚状
部保持部材と、フラスコの開口部が上方に向くように前
記フラスコの頚状部を保持する、前記フラスコ支持部材
の上方に設けられた第2の頚状部保持部材とを備える、
(1)に記載のフラスコ着脱用リフトに関する。
【0006】
【発明の実施の形態】上述のように、本発明は、(a)フ
ラスコを、前記フラスコの開口部が上方及び斜め上方の
いずれか一方に向いた状態に保持するフラスコ保持台
と、(b)フラスコ保持台を昇降可能に支持する移動可能
な台とを備えるフラスコ着脱用リフトである。
【0007】1.本発明に係るフラスコ着脱用リフトの
例 図1は、本発明に係るフラスコ着脱用リフトの一例を示
す側面図である。
【0008】図2は、図1に示されたフラスコ着脱用リ
フトの上面図である。
【0009】図3は、図1に示されたフラスコ着脱用リ
フトにおける、フラスコが載置されていない状態を示す
上面図である。
【0010】図4は、図1に示されたフラスコ着脱用リ
フトを用いて大型エバポレータからフラスコを取り外し
たところを示す概略図である。
【0011】図1に示すように、フラスコ着脱用リフト
においては、台車1は、四隅に車輪10を1個づつ計4
個備えている。台車1は、台車前半部1Aと、図1にお
ける台車前半部1Aの右方に結合され、且つ前記台車前
半部1Aの上面よりも一段高い上面を有する台車後半部
1Bとを備える。前記台車前半部1Aの図1における右
端部に柱状部材2が立設されている。台車1が有する4
個の車輪10の内、2個は、前記台車前半部1Aの図1
における左端部に取り付けられ、残りの2個は、前記台
車後半部1Bの図1における右端部に取り付けられてい
る。尚、前記台車後半部1Bに取り付けられた車輪10
は、前記台車前半部1Aに取り付けられた車輪10より
も大きな直径を有している。
【0012】柱状部材2は、後述するフラスコ保持台3
が固定されている昇降部材23と、昇降部材23を図1
における前後方向から挟持し、且つ昇降部材23を上下
方向にガイドする2本のガイド柱21と、前記2本のガ
イド柱21の頂部に載置された頭頂部材22とを備え、
全体として門形の形状を有している。
【0013】2本のガイド柱21の間における上方の部
分には、滑車25が回転可能に取り付けられている。ガ
イド柱21における、図1での右下方の部分には、後述
するワイヤ24を巻き取り又は繰り出すワイヤ巻取り装
置26が固定されている。尚、ガイド柱21の図1にお
ける外側の面には、フラスコ着脱用リフトを移動させる
ときに手で保持する取っ手27が固定されている。
【0014】昇降部材23の上端にはワイヤ24の一端
が固定されている。前記ワイヤ24の他端は、ワイヤ巻
取り装置26の内部に設けられた、図示されていない巻
取りドラムに固定されている。ワイヤ巻取り装置26の
図1における右側の面に回転可能に取り付けられたハン
ドル261によって、前記巻取りドラムは、ワイヤ34
を巻き取る方向又は繰り出す方向に回転し、これによっ
て、ワイヤ24は巻き取られ、又は繰り出される。ここ
で、ワイヤ24は、前記滑車25によって下方から支持
されている。よって、前記昇降部材23は、ワイヤ24
が巻き取られると上昇し、ワイヤ24が繰り出されると
下降する。
【0015】フラスコ保持台3は、フラスコを下方から
支持するフラスコ支持部材31と、第1の頚状部保持リ
ング321と、第2の頚状部保持リング331とを備え
る。
【0016】前記フラスコ支持部材31は、前記第1の
頚状部保持リング321と前記第2の頚状部保持リング
331とが取り付けられた、水平方向に延在する平行な
2本の腕状部材であるリフトアーム311a及び311
bを備える。ここで、リフトアーム311aは、図1に
おける前方に位置する腕状部材であり、リフトアーム3
11bは、図1における後方に位置する腕状部材であ
る。前記リフトアーム311a及び311bは、いずれ
も角柱状である。
【0017】前記リフトアーム311a及び311b
は、図1における右端部においてリフトアーム連結部材
312によって連結されている。
【0018】昇降部材23は、リフトアーム311a及
び311bの内側面及びリフトアーム連結部材312の
上面に固定され、これによって、フラスコ保持台3は、
昇降部材23の図1における左側に固定される。
【0019】前記リフトアーム311a及び311b
は、リフトアーム連結部材312の図1における左方の
部分において、フラスコ100の底部が当接するフラス
コ支持リング34によって連結されている。フラスコ支
持リング34は、図3に示すように、フラスコ100の
底部が当接する環状の部材であるフラスコ支持リング本
体341と、リフトアーム311a及び311bとの間
に前記フラスコ支持リング本体341を固定するフラス
コ支持リング固定部材342とを備える。尚、図1及び
図2において101は、フラスコ100の開口部を覆う
蓋の内の外蓋を示す。
【0020】第1の頚状部保持リング321は、フラス
コ100における頚状部の直径よりも小さな内径を有す
る逆Ω型の形状に形成された、弾性を有する板状部材で
ある。フラスコ100の頚状部が第1の頚状部保持リン
グ321の備える開口部に当接すると、第1の頚状部保
持リング321の開口部が押し開かれ、フラスコ100
の頚状部は、前記開口部を通って第1の頚状部保持リン
グ321の内側に嵌り込む。フラスコ100の頚状部
は、第1の頚状部保持リング321の内側に嵌り込む
と、第1の頚状部保持リング321のバネ作用によって
第1の頚状部保持リング321の内側に保持される。
【0021】リフトアーム311aの図1における左端
部には、第1の頚状部保持リング321を固定する、略
L字型の形状を有する第1リング支持腕322が固定さ
れている。前記第1の頚状部保持リング321は、前記
第1リング支持腕の上端に固定され、これによって、フ
ラスコ支持リング本体341の図1における左上方に固
定される。リフトアーム311aの図1における左端部
には、円筒形の部材である腕保持スリーブ323が固定
されている。前記第1リング支持腕322の下端部は、
前記腕保持スリーブ323に、図1における左右方向に
移動可能に嵌装されている。第1リング支持腕322に
は、長手方向に伸びる溝が形成され、前記溝に固定螺子
323aの先端が挿入されている。前記固定螺子323
aによって、第1リング支持腕322が腕保持スリーブ
323に対して回転することが阻止される。そして、前
記固定螺子322aを緩めれば第1リング支持腕322
は、腕保持スリーブ323に対して図1における左右方
向に移動させることができ、固定螺子322aを締めれ
ば、第1リング支持腕322は所定位置に固定される。
なお、第1リング支持腕322は、第1の頚状部保持リ
ング321の高さを調整し得るように形成されている。
【0022】第2の頚状部保持リング331は、蝶番3
31a及び留め金331bを備えた円環である。留め金
331bを外して第2の頚状部保持リング331を開
き、第2の頚状部保持リング331の内側にフラスコ1
00の頚状部を挿入し、この状態で留め金331bを締
めることによって、フラスコ100の頚状部は第2の頚
状部保持リング331の内側に保持される。
【0023】第2の頚状部保持リング331は、第2リ
ング支持腕332の一端に固定されている。前記第2リ
ング支持腕332の他端には、円筒状のガイド柱承け部
材333が固定されている。ガイド柱承け部材333に
は固定螺子333aが設けられている。ガイド柱承け部
材333の内部には、ガイド柱334が嵌装されてい
る。前記ガイド柱334は、リフトアーム連結部材31
2に垂直に立設された円柱状の部材であり、前記固定螺
子333aの先端が挿入される溝が長手方向に沿って形
成されている。前記ガイド柱334がガイド柱受け部材
333の内部に嵌装された状態においては、前記固定螺
子333aの先端が前記ガイド柱334に設けられた溝
に填るので、第2リング支持腕332がガイド柱334
の回りに回転することが阻止される。前記固定螺子33
3aを緩めれば、第2リング支持腕332をガイド柱3
34に沿って上下方向に移動させることができ、固定螺
子333aを締めれば、第2リング支持腕332は所定
の高さに固定される。
【0024】図1に示されたフラスコ着脱用リフトにお
いて、台車1、柱状部材2、ガイド柱21、頭頂部材2
2、昇降部材23、ワイヤ24、滑車25及びワイヤ巻
取り装置26は、本発明のフラスコ着脱用リフトにおけ
る移動可能な台に相当し、フラスコ保持台3は、本発明
のフラスコ着脱用リフトにおけるフラスコ保持台に相当
する。そしてフラスコ支持部材31は、フラスコ支持部
材と第1及び第2の頚状部保持部材とを備えた態様を有
する本発明のフラスコ着脱用リフトにおけるフラスコ支
持部材に相当する。第1の頚状部保持リング321、及
び第2の頚状部保持リング331は、それぞれ、前記態
様を有する本発明のフラスコ着脱用リフトにおける第1
の頚状部保持部材及び第2の頚状部保持部材に相当す
る。
【0025】以下、図1に示されたフラスコ着脱用リフ
トを用いてロータリーエバポレータのフラスコを着脱す
る操作について、図4を用いて説明する。
【0026】最初に、ロータリーエバポレータからフラ
スコを取り外す操作について説明する。
【0027】まず、ロータリーエバポレータAに取り付
けられたフラスコ100と、前記ロータリーエバポレー
タAが備えるウォーターバスCとの間に、フラスコ着脱
用リフトが備えるリフトアーム311a及び311bを
挿入し得るように、ウォーターバスCを下げる。
【0028】次いで、フラスコ着脱用リフトが備える台
車1が前記ウォーターバスCの下方に位置するように、
フラスコ着脱用リフトを移動させる。そして、ワイヤ巻
取り装置26に設けられたハンドル261を、ワイヤ2
4を巻き取る方向又はワイヤ24を繰り出す方向に回転
させてフラスコ保持台3を昇降させ、フラスコ支持リン
グ341をフラスコ100の底部に当接させる。そし
て、フラスコ100の頚状部を第1の頚状部保持リング
321で保持し、フラスコ100をフラスコ保持台上に
安定させる。ロータリーエバポレータAが備える、フラ
スコ100を固定するフラスコ締め付け部Bをこの状態
で緩め、フラスコ100をエバポレータAから取り外
す。このとき、フラスコ締め付け部Bの上方に開口し
た、蛇腹状のフレッシュエア供給管Dから、フレッシュ
エアをフラスコ100の開口部に向けて吹き付けて、フ
ラスコ100の開口部から放出される溶媒蒸気を拡散さ
せることにより、作業員が高濃度の溶媒蒸気を吸うこと
を防止する。この状態でフラスコ100の開口部に内蓋
をして、フラスコ着脱用リフトを適当な場所に移動させ
る。
【0029】フラスコ着脱用リフトを適当な場所に移動
させた後、フラスコ100の頚状部を第1の頚状部保持
リング321から外し、フラスコ支持リング本体341
上でフラスコ100を起こし、フラスコ100の開口部
を上方に向ける。そして、第2の頚状部保持リングでフ
ラスコ100の頚状部を保持する。これによって、フラ
スコ100は、開口部が上方に向いた状態でフラスコ保
持台3上に保持される。フラスコ保持台3上に保持され
たフラスコ100の開口部に外蓋101を被せて、作業
を終了する。
【0030】次に、ロータリーエバポレータAにフラス
コ100を取り付ける操作について説明する。
【0031】まず、フラスコ支持リング本体341上に
フラスコ100を載置し、フラスコ100の開口部が斜
め上方に向くように、フラスコ100の頚状部を第1の
頚状部保持リング321で保持する。
【0032】次いで、ロータリーエバポレータAが備え
るウォーターバスCの上方にフラスコ保持台3が位置す
るように、フラスコ着脱用リフトを移動させる。
【0033】そして、ロータリーエバポレータAにおけ
るフラスコ締め付け部Bの開口部と、フラスコ100に
おける開口部とがほぼ平行になるように、第1の頚状部
保持リング321の高さを調整する。
【0034】この状態で、ワイヤ巻取り装置26に設け
られたハンドル261を、ワイヤ24を巻き取る方向に
回転させてフラスコ保持台3を更に上昇させ、フラスコ
100の開口部とフラスコ締め付け部Bとがほぼ同一の
高さになるようにする。
【0035】フラスコ100の開口部とフラスコ締め付
け部Bとがほぼ同一の高さになったら、フラスコ100
の開口部とフラスコ締め付け部Bの開口部とを当接さ
せ、フラスコ締め付け部Bを締め付けて、フラスコ10
0をエバポレータAに固定する。
【0036】フラスコ100をエバポレータAに固定し
たら、フラスコ100の頚状部から第1の頚状部保持リ
ング321を外し、フラスコ着脱用リフトを引き出す。
【0037】フラスコ着脱用リフトを引き出したら、ウ
ォーターバスCを上昇させて、ウォーターバスCの水面
をフラスコ100に当接させ、この状態で、ロータリー
エバポレータAの運転を開始する。
【0038】2.本発明の構成要素 以下、本発明のフラスコ着脱用リフトを構成する各構成
要素を説明する。
【0039】2.1 フラスコ保持台 本発明のフラスコ着脱用リフトにおいて、フラスコ保持
台は、フラスコの開口部が上方及び斜め上方のいずれか
の方向に向いた状態でフラスコを保持する機能を有す
る。
【0040】フラスコ保持台としては、例えば、フラス
コを下方から支持するフラスコ支持部材と、フラスコの
開口部が斜め上方に向くように前記フラスコの頚状部を
保持する、フラスコ支持部材の上方及び斜め上方のいず
れかに設けられた第1の頚状部保持部材と、フラスコの
開口部が上方に向くように前記フラスコの頚状部を保持
する、フラスコ支持部材の上方に設けられた第2の頚状
部保持部材とを備えるフラスコ保持台を挙げることがで
きる。
【0041】2.1.1 フラスコ支持部材 フラスコ支持部材としては、例えば図1に挙げられたフ
ラスコ着脱用リフトにおけるリフトアーム311a及び
311bのような平行に延在する2本の腕状部材と、前
記腕状部材の間に設けられた、フラスコの底部が当接す
るフラスコ支持リングとを備えるフラスコ支持部材、フ
ラスコの底部が当接する凹陥部を備えた、板状のフラス
コ支持部材、及びフラスコの底部に当接する突起を板状
部材の一方の面に円周状に配列したフラスコ支持部材等
を挙げることができる。前記板状のフラスコ支持部材に
おける凹陥部の形状には特に制限はなく、円錐面状及び
球面状等の各種の形状を挙げることができる。
【0042】2.1.2 第1の頚状部保持部材 第1の頚状部保持部材としては、金属板、合成樹脂板、
又はガラス繊維強化樹脂板、炭素繊維強化樹脂板、若し
くはアラミド繊維強化樹脂板等の弾性を有する板上部材
を逆Ω型の形状に形成した、逆Ω型の形状を有する弾性
部材、上方に凹に湾曲した、二分の一円や三分の一円、
四分の一円等、部分円の形状を有する支持部材、前記逆
Ω型の形状を有する弾性部材の開口部に留め金を設けた
環状部材、及び留め金と蝶番とを備えた開閉可能な環状
部材等を挙げることができる。
【0043】第1の頚状部保持部材を設ける位置として
は、前記フラスコ支持部材上に載置したフラスコの頚状
部を第1の頚状部保持部材に固定したときに、フラスコ
の開口部が、斜め上方、即ち水平方向と垂直方向との間
の方向を向くような位置を挙げることができ、具体的に
は、前記フラスコ支持部材の上方及び斜め上方を挙げる
ことができる。
【0044】第1の頚状部保持部材を前記の位置に設け
る態様としては、例えば、腕を介してフラスコ支持部材
に取り付ける態様を挙げることができる。第1の頚状部
保持部材をフラスコ支持部材に取り付ける腕を以下「第
1の取付腕」と呼ぶこととする。前記第1の取付腕とし
ては、例えば、棒状部材、L字型部材、水平方向及び垂
直方向に伸縮可能なL字型部材、及び水平方向及び垂直
方向に伸縮可能であり、且つ第1の頚状部支持部材の取
付角度を変更し得るように形成されたL字型部材等を挙
げることができる。本発明のフラスコ着脱用リフトにお
いては、エバポレータに着脱するフラスコのサイズに応
じて第1の頚状部保持部材の位置を容易に調節できる点
から、第1の取付腕としては、水平方向及び垂直方向に
伸縮可能なL字型部材、特に水平方向及び垂直方向に伸
縮可能であり、且つ第1の頚状部支持部材の取付角度を
変更し得るように形成されたL字型部材が好ましい。
尚、前記第1の取付腕は、フラスコ支持部材上における
位置を変更し得るように設けることができる。
【0045】2.1.3 第2の頚状部保持部材 第2の頚状部保持部材としては、前記第1の頚状部保持
部材と同様の、金属板、合成樹脂板、又はガラス繊維強
化樹脂板、炭素繊維強化樹脂板、若しくはアラミド繊維
強化樹脂板等の弾性を有する板を逆Ω型の形状に形成し
た、逆Ω型の形状を有する弾性部材、上方に凹に湾曲し
た、二分の一円や、三分の一円、四分の一円等、部分円
の形状を有する支持部材、前記逆Ω型の形状を有する弾
性部材の開口部に留め金を設けた環状部材、及び留め金
と蝶番とを備えた開閉可能な環状部材等を挙げることが
できる。
【0046】第2の頚状部保持部材を設ける位置として
は、前記第2の頚状部保持部材にフラスコの頚状部を固
定したときに、フラスコの開口部が垂直方向を向く位置
を挙げることができ、具体的には、前記フラスコ支持部
材の上方を挙げることができる。
【0047】第2の頚状部保持部材を前記の位置に設け
る態様としては、前記第1の頚状部保持部材と同様に、
腕を介してフラスコ支持部材に取り付ける態様を挙げる
ことができる。第2の頚状部保持部材をフラスコ支持部
材に取り付ける腕を以下「第2の取付腕」と呼ぶことと
する。前記第2の取付腕としては、例えば、前記第1の
取付腕と同様、棒状部材、L字型部材、水平方向及び垂
直方向に伸縮可能なL字型部材、及び水平方向及び垂直
方向に伸縮可能であり、且つ第2の頚状部支持部材の取
付角度を変更し得るように形成されたL字型部材等を挙
げることができる。本発明のフラスコ着脱用リフトにお
いては、エバポレータに着脱するフラスコのサイズに応
じて第2の頚状部保持部材の位置を容易に調節できる点
から、第2の取付腕としては、水平方向及び垂直方向に
伸縮可能なL字型部材、特に水平方向及び垂直方向に伸
縮可能であり、且つ第2の頚状部支持部材の取付角度を
変更し得るように形成されたL字型部材が好ましい。
尚、前記第2の取付腕は、フラスコ支持部材上における
位置を変更し得るように設けることができる。
【0048】2.1.4 フラスコ保持台の他の態様 本発明のフラスコ着脱用リフトにおけるフラスコ保持台
としては、他には、前記フラスコ支持部材のみからなる
フラスコ保持台を挙げることができる。
【0049】前記態様のフラスコ保持台においては、フ
ラスコ支持部材としては、フラスコの底部が当接する凹
陥部を備えた、板状のフラスコ支持部材が、凹陥部全体
でフラスコの重量を受けることができ、フラスコ底面の
極狭い部分に応力が集中しない故に特に好ましい。尚、
前記フラスコ支持部材における凹陥部には、ゴム、皮
革、布帛、及び発泡シート等の、高い摩擦係数を有する
高摩擦係数材料を貼りつけて、フラスコの底部とフラス
コ支持部材との間の摩擦係数を大きくすることが好まし
い。
【0050】2.2 移動可能な台 本発明のフラスコ着脱用リフトにおいて、移動可能な台
は、前記フラスコ保持台を昇降可能に保持する、移動可
能な台座としての機能を有する。
【0051】移動可能な台には、人力で駆動される台車
と動力で駆動される台車のいずれもが含まれる。前者の
台車としては、例えば手押し式の台車を挙げることがで
き、後者の台車としては、例えばモータ又は内燃機関で
駆動される台車を挙げることができる。
【0052】フラスコ保持台が昇降可能に保持された台
としては、例えば、前記台車に垂直に立設された柱状部
材と、柱状部材に沿って昇降する、フラスコ保持台に固
定された昇降部材とを備えた台を挙げることができる。
【0053】前記態様の台としては、例えば、柱状部材
を1本のみ立設した台、及び柱状部材を2本以上立設し
た台を挙げることができる。
【0054】柱状部材を1本のみ立設した台において用
いうる昇降部材としては、柱状部材を上下方向に案内す
る案内孔を備える昇降部材を挙げることができる。前記
昇降部材においては、前記昇降部材に設けられた案内孔
に前記柱状部材を嵌装することにより、前記昇降部材は
前記柱状部材によって上下方向に案内され、且つ前記柱
状部材から脱落することが防止される。尚、前記昇降部
材としては、柱状部材の側面に当接する2以上の車輪を
前記案内孔の近傍若しくは内面、又は前記案内孔の近傍
及び内面に設けた昇降部材も挙げることができる。前記
昇降部材は、溶液の入った重いフラスコをフラスコ保持
台に載置した状態においても円滑に昇降させることがで
きる故に好ましい。
【0055】柱状部材を2本以上立設した台としては、
台車に立設された2本の柱状部材と、前記2本の柱状部
材の間に摺動可能に嵌装された昇降部材とを備える台を
挙げることができる。前記台においては、前記柱状部材
の長手方向に沿って直線状に延在する突出部を設け、昇
降部材には、前記突出部が嵌合される凹溝を設けること
により、昇降部材が2本の柱状部材の間から脱落するこ
とを防止し得る。又、前記昇降部材に案内溝又は案内孔
を設け、前記案内溝又は案内孔に柱状部材を嵌合させる
ことによっても、昇降部材の脱落を防止し得る。更に、
長手方向に延在する凹溝を前記柱状部材に設け、前記凹
溝に嵌装する突出部を昇降部材に設け、前記昇降部材に
おける突出部を前記柱状部材における凹溝に嵌合するこ
とによっても、昇降部材の脱落を防止し得る。
【0056】昇降部材をフラスコ保持台に固定する態様
には特に制限はなく、例えば、フラスコ支持部材を備え
るフラスコ保持台においては、フラスコ支持部材に前記
昇降部材を固定する態様を挙げることができる。前記昇
降部材をフラスコ支持部材に固定する方法としては、溶
接、鋲止め、接着、及び熱融着等の各種接合手段による
固定、並びに螺子による固定を挙げることができる。前
記方法としては、又、前記昇降部材とフラスコ支持部材
とを一体成形する方法も挙げることができる。フラスコ
支持部材がリフトアームのような腕状部材を有する場合
には、昇降部材を前記腕状部材に固定することができ
る。
【0057】前記態様の台において、前記昇降部材を昇
降させる昇降装置には特に制限はない。前記昇降装置と
しては、例えば昇降部材の上端面に取り付けられたワイ
ヤと、柱状部材下部又は前記台車上に設けられた、前記
ワイヤを巻き取り又は繰り出すワイヤ巻取り装置とを備
える昇降装置、昇降部材及び柱状部材のいずれか又は両
方に設けられた、柱状部材に当接する走行車輪と、前記
走行車輪を駆動する動力装置とを備える昇降装置、及び
台車の上面と昇降部材との間に挿入された螺子ジャッキ
若しくは油圧ジャッキ等のジャッキ、空気圧シリンダ、
又は、空気圧若しくは油圧によって伸縮するベローズ等
を備える昇降装置等を挙げることができる。
【0058】移動可能な台としては、他には、前記人力
又は動力で駆動される台車と、この台車に垂直に立設さ
れた、フラスコ保持台と滑り対偶を形成する柱状部材と
を備える台を挙げることができる。
【0059】前記態様の台としては、柱状部材を1本の
み備える台車、及び2本以上の柱状部材を備える台を挙
げることができる。
【0060】柱状部材を1本のみ備える台としては、例
えば前記柱状部材が嵌装される案内孔を備えるフラスコ
保持台を有する台を挙げることができる。前記台におい
ては、柱状部材が前記案内孔に嵌装されることによっ
て、前記フラスコ保持台との間に滑り対偶が形成され
る。
【0061】柱状部材を2本以上備える台としては、例
えば、台車上に立設された2本の柱状部材と、前記2本
の柱状部材の間に嵌装されたフラスコ保持台とを備える
台を挙げることができる。前記台においては、フラスコ
保持台に、前記2本の柱状部材が嵌装される案内溝を設
けることができる。柱状部材を2本以上備える台として
は、他に、台車の四隅に立設された4本の柱状部材を備
える台を挙げることができる。前記台においては、4本
の柱状部材のそれぞれに、フラスコ保持台の頂点の部分
が嵌装される、V字形の断面を有する案内溝を設けるこ
とができる。又、フラスコ保持台における四隅のそれぞ
れに、前記柱状部材が嵌合される案内溝又は案内孔を設
けてもよい。
【0062】前記態様の台において、フラスコ保持台を
昇降させる手段としては、ワイヤとワイヤ巻取り装置と
を備えた昇降装置、柱状部材に当接する走行車輪を備え
た昇降装置、及びジャッキ、空気圧シリンダ、又は空気
圧若しくは油圧によって伸縮するベローズ等を備えた昇
降装置を挙げることができる。
【0063】移動可能な台としては、他には、前記人力
又は動力で駆動される台車の上面とフラスコ保持台の下
面との間に、フラスコ保持台を昇降させるフラスコ保持
台昇降手段を設けた台を挙げることができる。フラスコ
保持台昇降手段としては、柱状部材を備える台と同様の
螺子ジャッキ、油圧ジャッキ、パンタグラフ機構、油圧
シリンダ、空気圧シリンダ、及び空気圧又は油圧によっ
て伸縮可能なベローズ等を挙げることができる。
【0064】3.本発明に係るフラスコ着脱用リフトの
他の例 図5は、図1〜図3に示されたフラスコ着脱用リフトに
おいて、第1の頚状部保持リングを支持する第1リング
支持腕、及び第2の頚状部保持リングを支持する第2リ
ング支持腕として、水平方向及び垂直方向に伸縮可能で
あり、且つ第1又は第2の頚状部保持リングの取付角度
が変更可能なL字型部材を用いた例を示す側面図であ
る。
【0065】図6は、図5に示されたフラスコ着脱用リ
フトの上面図である。
【0066】図7は、図5に示されたフラスコ着脱用リ
フトにフラスコを載置し、フラスコの頚状部を第2の頚
状部保持部材で保持した状態を示す側面図である。
【0067】図5、図6及び図7において、図1〜図4
における符号と同一の符号は、同一の構成要素を示す。
【0068】図5のフラスコ着脱用リフトにおいて、図
5における手前側のリフトアーム311aには、第1リ
ング支持腕322及び第2リング支持腕332を前記リ
フトアーム311aに固定する円筒状の腕保持スリーブ
323が固定されている。腕保持スリーブ323には、
前記第1リング支持腕322及び第2リング支持腕32
3を固定する4つの固定螺子323aが長手方向に一列
に設けられている。前記4つの固定螺子の内、図5にお
ける左側の2つの固定螺子323aによって前記第1リ
ング支持腕が固定され、図5における右側の2つの固定
螺子323aによって前記第2リング支持腕が固定され
る。
【0069】第1リング支持腕322は、図5における
前後方向に延在する、第1の頚状部保持リング321が
溶接された第1の水平腕と、垂直方向に延在する垂直腕
322cと、前記第1水平腕322a及び前記垂直腕3
22cを結合する第1クランプ322bと、前記垂直腕
322cにおける前記第1水平腕322aの下方に固定
された、図5における左右方向に延在する第2水平腕3
22eと、前記垂直腕322cと前記第2水平腕322
eとを結合する第2クランプ322dとを備えている。
前記第2水平腕322eの一端には、前記第2クランプ
322dが溶接され、前記第2水平腕322eの他端
は、前記腕保持スリーブ323の図5における左側に挿
入され、図5における左側の2つの固定螺子323aに
よって固定されている。前記第1クランプ322bは、
前記第1水平腕322aを前記第1クランプ322bに
固定する第1固定螺子322b1と、垂直腕322cを
前記第1クランプ322bに固定する第2固定螺子32
2b2とを備えている。前記第2クランプ322dに
は、前記垂直腕322cを固定する固定螺子322d1
が設けられている。
【0070】一方、第2リング支持腕332は、水平面
内においてリフトアーム311a及び311bに対して
直角の方向に延在する、第2の頚状部保持リング331
が溶接された第1水平腕332aと、垂直方向に延在す
る垂直腕332cと、前記第1水平腕332aと前記垂
直腕332bとを結合する第1クランプ332bと、前
記垂直腕332cにおける前記第1水平腕332aの下
方に固定された、図5における左右方向に延在する第2
水平腕332eと、前記垂直腕332c及び前記第2水
平腕332eを結合する第2クランプ332dとを備え
ている。前記第2水平腕332eの一端には、前記第2
クランプ332dが溶接され、前記第2水平腕332e
の他端は、前記腕保持スリーブ323の図5における右
側に挿入され、図5における右側の固定螺子323aに
よって固定されている。前記第1クランプ332bは、
前記第1水平腕332aを前記第1クランプ332bに
固定する第1固定螺子332b1と、垂直腕332cを
前記第1クランプ332bに固定する第2固定螺子33
2b2とを備えている。前記第2クランプには、前記垂
直腕332cを固定する固定螺子332d1が設けられ
ている。
【0071】第1リング支持腕322においては、第1
クランプ322bの第1固定螺子322b1を緩める
と、第1水平腕322aは、第1クランプに嵌装された
状態で回動し、且つ図5における前後方向に移動し得る
状態になる。よって、前記第1固定螺子322b1を緩
めることによって、第1の頚状部保持リング321の第
1リング支持腕322に対する取付角及び図5における
前後位置を調節することができる。
【0072】第1クランプ322bの第2固定螺子32
2b2を緩めると、第1クランプ322bは、第1リン
グ支持腕322における垂直腕322cに沿って摺動し
得る状態になる。又、第2クランプ322dに設けられ
た固定螺子322d1を緩めると、前記垂直腕322c
は、前記第2クランプ322dに対して摺動し得る状態
になる。よって、第1クランプ322bの第2固定螺子
322b2又は第2クランプ322dの固定螺子322
d1を緩めることにより、第1の頚状部保持リング32
1のフラスコ支持台3からの高さを調節することができ
る。
【0073】腕支持クランプ323aが備える図5にお
ける左側の2つの固定螺子323aを緩めることによ
り、前記第1リング支持腕における第2水平腕322e
は、リフトアーム311a及び311bに沿って移動し
得る状態になる。よって前記左側の2つの固定螺子32
3aを緩めることにより、前記第1の頚状部保持リング
321の、水平面内におけるリフトアーム311a及び
311bに平行な方向の位置を調節することができる。
【0074】一方、第2リング支持腕332において
も、第1クランプ332bの第1固定螺子332b1を
緩めると、第1水平腕332aは、前記第1クランプに
嵌装された状態で回動し、且つ図5における前後方向に
移動し得る状態になる。よって、前記第1固定螺子33
2b1を緩めることによって、第2の頚状部保持リング
331の第2リング支持腕332に対する取付角、及び
図5における前後位置を調節することができる。
【0075】第1クランプ332bの第2固定螺子33
2b2を緩めると、第1クランプ332bは、第1リン
グ支持腕における垂直腕332cに沿って摺動し得る状
態になる。又、第2クランプ332dに設けられた固定
螺子332d1を緩めると、前記垂直腕332cは、前
記第2クランプ332dに対して摺動し得る状態にな
る。よって、第1クランプ332bの第2固定螺子33
2b2又は第2クランプ332dの固定螺子332d1
を緩めることにより、第2の頚状部保持リング331の
フラスコ支持台3からの高さを調節することができる。
【0076】腕支持クランプ323aが備える図5にお
ける右側の2つの固定螺子323aを緩めることによ
り、前記第2リング支持腕における第2水平腕322e
も又、リフトアーム311a及び311bに沿って移動
し得る状態になる。よって前記2つの固定螺子323a
を緩めることにより、前記第2の頚状部保持リング33
1の、水平面内におけるリフトアーム311a及び31
1bに平行な方向の位置を調節することができる。
【0077】図5〜図7に示されたフラスコ着脱用リフ
トでは、第1リング支持腕322及び第2リング支持腕
が備える第1クランプ322b及び第2クランプ332
b、並びに腕支持クランプ323を緩めることにより、
フラスコの大きさに応じて、第1の頚状部保持リング3
21及び第2の頚状部保持リング332の水平面内にお
ける位置、フラスコ保持台3からの高さ、及び水平面に
対する傾きを調節できる。よって、前記フラスコ着脱用
リフトを用いることにより、大型のフラスコも小型のフ
ラスコも同様に安全にエバポレータに着脱することがで
きる。
【0078】図8は、第1及び第2の頚状部保持部材の
いずれも有しないフラスコ着脱用リフトの一例を示す側
面図である。
【0079】図9は、図8に示されたフラスコ着脱用リ
フトの上面図である。
【0080】図10は、図9に示されたフラスコ着脱用
リフトを用いて大型エバポレータからフラスコを取り外
したところを示す概略図である。
【0081】図8、図9及び図10において、図1〜図
4における符号と同一の符号は、同一の構成要素を示
す。
【0082】図8に示されたフラスコ着脱用リフトは、
第1及び第2の頚状部保持リングのいずれも有しない
点、並びにフラスコ保持台3が、フラスコ100を支持
する部材として、上方に開口した凹陥部を有する円盤状
の部材であるフラスコ支持板343を有するフラスコ支
持部材31を備える点で、図1のフラスコ着脱用リフト
と異なる。
【0083】したがって、図8に示されたフラスコ着脱
用リフトは、台車1、及び台車1に立設された柱状部材
2については、図1に示されたフラスコ着脱用リフトと
同様の構成を有している。
【0084】フラスコ支持部材31は、水平方向に延在
する平行な2本の腕状部材であるリフトアーム311a
及び311bを備える。ここで、リフトアーム311a
は、図8における前方に位置する腕状部材であり、リフ
トアーム311bは、図8における後方に位置する腕状
部材である。
【0085】前記リフトアーム311a及び311b
は、いずれも図1のフラスコ着脱用リフトにおけるリフ
トアーム311a及び311bと同様の構成を有してい
る。
【0086】前記リフトアーム311a及び311b
は、図8における右端部においてリフトアーム連結部材
312によって連結されている。
【0087】昇降部材23は、図1のフラスコ着脱用リ
フトの場合と同様に、リフトアーム連結部材312の上
面に固定され、これによって、フラスコ保持台3は、昇
降部材23に固定される。
【0088】前記リフトアーム311a及び311b
は、図8におけるリフトアーム連結部材312の左方に
おいて、板状のフラスコ支持板固定部材344によって
連結されている。前記フラスコ支持板固定部材344の
上面には、図9に示すように、フラスコ100の底部が
当接するフラスコ支持板343が固定されている。
【0089】前記フラスコ支持板343は、上述のよう
に上方に開口した凹陥部を有する円盤状の部材である。
フラスコ支持板343が備える凹陥部は、フラスコ10
0の底部の形状に対応した球面状である。前記凹陥部の
内側には、フラスコ100の底部との間で滑りが生じな
いように、ゴム板が貼付されている。
【0090】図8に示されたフラスコ着脱用リフトにお
いて、フラスコ保持台3は、本発明のフラスコ着脱用リ
フトにおけるフラスコ保持台に相当し、台車1、柱状部
材2、ガイド柱21、頭頂部材22、昇降部材23、ワ
イヤ24、滑車25及びワイヤ巻取り装置26は、本発
明のフラスコ着脱用リフトにおける移動可能な台に相当
し、フラスコ支持部材31は本発明のフラスコ着脱用リ
フトにおけるフラスコ支持部材に相当する。
【0091】以下、図8に示されたフラスコ着脱用リフ
トを用いてロータリーエバポレータにおいてフラスコを
着脱する操作について図7を用いて説明する。
【0092】最初に、ロータリーエバポレータからフラ
スコを取り外す操作について説明する。
【0093】まず、ロータリーエバポレータAに取り付
けられたフラスコ100と、前記ロータリーエバポレー
タAが備えるウォーターバスCとの間に、フラスコ着脱
用リフトが備えるリフトアーム311a及び311bを
挿入し得るように、ウォーターバスCを下げる。
【0094】次いで、フラスコ着脱用リフトが備える台
車1が前記ウォーターバスの下方に位置するように、フ
ラスコ着脱用リフトを移動させる。そして、ワイヤ巻取
り装置26に設けられたハンドル261を、ワイヤ24
を巻き取る方向又はワイヤ24を繰り出す方向に回転さ
せてフラスコ保持台3を昇降させ、フラスコ支持板34
3が備える凹陥部をフラスコ100の底部に当接させフ
ラスコ100をフラスコ保持台上に安定させる。ロータ
リーエバポレータAが備える、フラスコ100を固定す
るフラスコ締め付け部Bをこの状態で緩め、フラスコ1
00をエバポレータAから取り外す。このとき、フラス
コ締め付け部Bの上方に開口した、蛇腹状のフレッシュ
エア供給管Dから、フレッシュエアをフラスコ100の
開口部に向けて吹き付け、フラスコ100の開口部から
放出される溶媒蒸気を拡散させ、作業員が高濃度の溶媒
蒸気を吸うことを防止する。この状態でフラスコ100
の開口部に内蓋をして、フラスコ着脱用リフトを適当な
場所に移動させる。
【0095】フラスコ着脱用リフトを適当な場所に移動
させた後、フラスコ支持板343上でフラスコ100を
起こし、フラスコ100の開口部を上方に向ける。これ
によって、フラスコ100は、開口部が上方に向いた状
態でフラスコ保持台3上に保持される。この状態で、フ
ラスコ100の開口部に外蓋を被せる。
【0096】次に、ロータリーエバポレータAにフラス
コ100を取り付ける操作について説明する。
【0097】まず、フラスコ支持リング本体341上に
フラスコ100を載置し、フラスコ100の開口部が斜
め上方に向くように、フラスコ100の頚状部を第1の
頚状部保持リング321で保持する。
【0098】次いで、フラスコ保持台3が、ロータリー
エバポレータAが備えるウォーターバスCの上方に位置
するように、フラスコ着脱用リフトを移動させる。
【0099】そして、ロータリーエバポレータAにおけ
るフラスコ締め付け部Bの開口部と、フラスコ100に
おける開口部とがほぼ平行になるように、第1の頚状部
保持リング321の高さを調整する。
【0100】この状態で、ワイヤ巻取り装置26に設け
られたハンドル261を、ワイヤ24を巻き取る方向に
回転させてフラスコ保持台3を更に上昇させ、フラスコ
100の開口部とフラスコ締め付け部Bとがほぼ同一の
高さになるようにする。
【0101】フラスコ100の開口部とフラスコ締め付
け部Bとがほぼ同一の高さになったら、フラスコ100
の開口部とフラスコ締め付け部Bとを当接させ、フラス
コ締め付け部Bを締め付けて、フラスコ100をエバポ
レータAに固定する。
【0102】フラスコ100をエバポレータAに固定し
たら、フラスコ着脱用リフトを引き出す。
【0103】フラスコ着脱用リフトを引き出したら、ウ
ォーターバスCを上昇させて、ウォーターバスCの水面
をフラスコ100に当接させ、この状態で、ロータリー
エバポレータAの運転を開始する。
【0104】
【発明の効果】本発明によれば、大型ロータリーエバポ
レータへのフラスコの着脱、及び大型ロータリーエバポ
レータから取り外したフラスコの移動を、1人の作業員
が容易且つ安全に行うことを可能にするフラスコ着脱用
リフトが提供される。
【0105】本発明によって提供されるフラスコ着脱用
リフトの内、フラスコを下方から支持するフラスコ支持
部材と、フラスコの開口部が斜め上方に向くように前記
フラスコの頚状部を保持する第1の頚状部保持部材と、
フラスコの開口部が上方に向くように前記フラスコの頚
状部を保持する第2の頚状部保持部材とを備える態様の
フラスコ着脱用リフトにおいては、フラスコは、フラス
コ支持部材と、第1又は第2の頚状部保持部材とで支持
される。したがって、フラスコ保持台上のフラスコに作
業者の体の一部が当たっても、フラスコ保持台からフラ
スコが落下する虞が殆どないから、前記態様のフラスコ
着脱用リフトによれば、大型ロータリーエバポレータへ
のフラスコの着脱、及び大型ロータリーエバポレータか
ら取り外したフラスコの移動を、更に安全に行うことが
できる。
【0106】更に、前記第1及び第2の頚状部保持部材
を、垂直方向及び水平方向に伸縮可能なL字型部材によ
ってフラスコ支持部材に取り付けたフラスコ着脱用リフ
トにおいては、前記第1及び第2の頚状部保持部材のフ
ラスコ支持部材からの高さ及び水平面内における位置を
調節することができる。又、前記L字型部材において第
1及び第2の頚状部保持部材の取付角度を変更し得るよ
うに構成することにより、前記第1及び第2の頚状部保
持部材のフラスコ支持部材に対する角度を変更すること
ができる。したがって、前記フラスコ着脱用リフトにお
いては、エバポレータに取り付けるフラスコの大きさに
よって前記第1及び第2の頚状部保持部材の位置を調節
することができる。したがって、前記フラスコ着脱用リ
フトは、大きなフラスコの着脱にも小さなフラスコの着
脱にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るフラスコ着脱用リフトの
一実施態様を示す側面図である。
【図2】図2は、図1に示されたフラスコ着脱用リフト
の上面図である。
【図3】図3は、図1に示されたフラスコ着脱用リフト
における、フラスコが載置されていない状態を示す上面
図である。
【図4】図4は、図1に示されたフラスコ着脱用リフト
を用いて大型エバポレータからフラスコを取り外したと
ころを示す概略図である。
【図5】図5は、図1〜図3に示されたフラスコ着脱用
リフトにおいて、第1の頚状部保持リングを支持する第
1リング支持腕、及び第2の頚状部保持リングを支持す
る第2リング支持腕として、水平方向及び垂直方向に伸
縮可能であり、且つ第1又は第2の頚状部保持リングの
取付角度が変更可能なL字型部材を用いた例を示す側面
図である。
【図6】図6は、図5に示されたフラスコ着脱用リフト
の上面図である。
【図7】図7は、図5に示されたフラスコ着脱用リフト
にフラスコを載置した状態を示す側面図である。
【図8】図8は、本発明に係るフラスコ着脱用リフトの
他の実施態様を示す側面図である。
【図9】図9は、図8に示されたフラスコ着脱用リフト
の上面図である。
【図10】図10は、図8に示されたフラスコ着脱用リ
フトを用いて大型エバポレータからフラスコを取り外し
たところを示す概略図である。
【符号の説明】
1・・・台車、1A・・・台車前半部、1B・・・台車
後半部、10・・・車輪、2・・・柱状部材、21・・
・ガイド柱、22・・・頭頂部材、23・・・昇降部
材、24・・・ワイヤ、25・・・滑車、26・・・ワ
イヤ巻取り装置、27・・・取っ手、261・・・ハン
ドル、3・・・フラスコ保持台、31・・・フラスコ支
持部材、311a、311b・・・リフトアーム、31
2・・・リフトアーム連結部材、321・・・第1の頚
状部保持リング、322・・・第1リング支持腕、32
3・・・腕保持スリーブ、331・・・第2の頚状部保
持リング、331a・・・蝶番、331b・・・留め
金、332・・・第2リング支持腕、334・・・ガイ
ド柱、34・・・フラスコ支持リング、341・・・フ
ラスコ支持リング本体、342・・・フラスコ支持リン
グ固定部材、100・・・フラスコ、101・・・外蓋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図1】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラスコの開口部が上方及び斜め上方の
    いずれかの方向に向いた状態で前記フラスコを保持する
    フラスコ保持台と、前記フラスコ保持台を昇降可能に支
    持する移動可能な台とを備えてなることを特徴とするフ
    ラスコ着脱用リフト。
  2. 【請求項2】 前記請求項1における移動可能な台は、
    前記請求項1におけるフラスコ保持台を上下方向にガイ
    ドする、垂直に立設された柱状部材を備えてなる請求項
    1に記載のフラスコ着脱用リフト。
  3. 【請求項3】 前記請求項1におけるフラスコ保持台
    は、フラスコを下方から支持するフラスコ支持部材と、
    フラスコの開口部が斜め上方に向くように前記フラスコ
    の頚状部を保持する、前記フラスコ支持台の上方及び斜
    め上方のいずれかに設けられた第1の頚状部保持部材
    と、フラスコの開口部が上方に向くように前記フラスコ
    の頚状部を保持する、前記フラスコ支持台の上方に設け
    られた第2の頚状部保持部材とを備える、請求項1又は
    2に記載のフラスコ着脱用リフト。
JP32266197A 1997-11-25 1997-11-25 フラスコ着脱用リフト Abandoned JPH11157787A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102837954A (zh) * 2012-09-19 2012-12-26 惠达卫浴股份有限公司 一种石膏模型上线助力设备
JP2020040773A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 三菱ロジスネクスト株式会社 荷役車両

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