JPH11157601A - 崩壊性ゴミ袋 - Google Patents

崩壊性ゴミ袋

Info

Publication number
JPH11157601A
JPH11157601A JP10254235A JP25423598A JPH11157601A JP H11157601 A JPH11157601 A JP H11157601A JP 10254235 A JP10254235 A JP 10254235A JP 25423598 A JP25423598 A JP 25423598A JP H11157601 A JPH11157601 A JP H11157601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
weight
parts
fatty acid
starch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10254235A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ishikawa
雅博 石川
Kenji Fujii
賢治 藤井
Koji Nakada
幸司 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP10254235A priority Critical patent/JPH11157601A/ja
Publication of JPH11157601A publication Critical patent/JPH11157601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生分解性及び/又は崩壊性に優れたゴミ袋を
提供すること。 【解決手段】 ラクトン樹脂、合成脂肪族ポリエステル
樹脂及び脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸アミドからなり、
ラクトン樹脂/脂肪族ポリエステル樹脂の重量比率が5
/95〜70/30であり、ラクトン樹脂及び脂肪族ポ
リエステル樹脂の合計量100重量部に対する脂肪酸金
属塩もしくは脂肪酸アミドの比率が0.2〜5重量部で
ある樹脂組成物をインフレーション法によりフィルム化
して得られた崩壊性ゴミ袋及び表面に孔をあけた水切り
袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定組成のラクト
ン樹脂と合成脂肪族ポリエステル樹脂及び脂肪酸金属塩
もしくは脂肪酸アミドからなり、さらに液状滑剤、微粉
末シリカ及び/又は澱粉を添加してなる生分解性樹脂組
成物を成形して得られる崩壊性ゴミ袋、及び、ゴミ袋の
表面に多数の孔をあけた水切り用ゴミ袋に関するもので
ある。
【従来の技術】
【0002】生分解性樹脂とは、使用時は汎用のプラス
チックスとほぼ同等の物性を持つが、廃棄後、活性汚泥
中、土壌中、水中、堆肥中等の自然環境下において速や
かにバクテリアやカビ等の微生物又は温度、湿度、光等
の自然条件により、分解、資化される高分子をいい、も
のによっては最終的には二酸化炭素と水になる。従来よ
り、生分解性樹脂として、澱粉−EVOH(ポリビニル
アルコール)系樹脂、EVOH−脂肪族ポリエステル系
樹脂、脂肪族ポリエステル樹脂−ポリオレフィン系樹脂
等のブレンド系の樹脂組成物が知られており、これらの
樹脂組成物は各種の形状に成形されて実用に供されてい
る。ポリエステル系生分解性樹脂については特開平8−
11206号公報には成形時のドローダウンを避けるた
めに下向きのダイスの考案がなされ、特開平8−150
658号公報には澱粉−EVOH−ポリカプロラクトン
系の樹脂を使用した成形時の特定の温度や成形条件等の
製造方法についての記載がある。特開平8−18870
6号公報には、ポリカプロラクトン80〜100重量%
と、生物によって産出される生分解性直鎖状ポリエステ
ル系樹脂20〜0重量%との混合物100重量部に対し
て滑剤0.3〜0.8重量部を配合してなる組成物で成
形されることを特徴とする生分解性プラスチックからな
る生ゴミ収納袋が開示されている。しかし、上記のポリ
カプロラクトンと生物によって産出される生分解性直鎖
状ポリエステル系の樹脂組成物からなるゴミ袋は、機械
的強度に問題がありフィルムを量産することは困難であ
り、また得られたゴミ袋は家庭用生ゴミを入れてコンポ
スト化装置に投入してもゴミ袋の分解に100日もかか
るので、ゴミ袋の分解速度は十分速いとはいえない。ま
た、特開平8−157002には、生分解性フィルムお
よび/または生分解性布帛より構成されてなる水切り
袋、具体的には澱粉を主要素材としたフィルムとレーヨ
ン不織布を重ね合わせた水切り袋が開示されているが、
澱粉を主要素材とするため、水濡れ等による機械的物性
(強度、伸度)の低下や黴の発生、更には文字等を印刷
した場合の鮮明さに欠けるなどの固有の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題を解決することであり、生分解性及び/又は崩壊
性に優れたゴミ袋及び水切り用のゴミ袋を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリカプロラクト
ン、合成脂肪族ポリエステル樹脂及び脂肪酸金属塩もし
くは脂肪酸アミドに、液状滑剤、微粉末シリカ及び/又
は澱粉を添加した樹脂組成物を成形して得られたゴミ袋
が、良好な生分解性及び/又は崩壊性を示すことを見出
し、本発明を完成した。
【0005】本発明は、以下のものが提供される。本発
明の第1は、ラクトン樹脂、合成脂肪族ポリエステル樹
脂及び脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸アミドからなる生分
解性樹脂組成物を成形して得られた崩壊性ゴミ袋。本発
明の第2は、ラクトン樹脂と合成脂肪族ポリエステル樹
脂の合計の樹脂100重量部に対する脂肪酸金属塩もし
くは脂肪酸アミドの比率が0.2〜5重量部である本発
明の第1の崩壊性ゴミ袋。本発明の第3は、ラクトン樹
脂/合成脂肪族ポリエステル樹脂の重量比率が5/95
〜70/30である本発明の第1〜2のいずれかの崩壊
性ゴミ袋。本発明の第4は、ラクトン樹脂と合成脂肪族
ポリエステル樹脂の合計の樹脂100重量部に対して、
さらに液状滑剤を0.1〜3重量部含む本発明の第1〜
3のいずれかの崩壊性ゴミ袋。本発明の第5は、ラクト
ン樹脂と合成脂肪族ポリエステル樹脂の合計の樹脂10
0重量部に対して、さらに微粉末シリカを0.1〜3重
量部含む本発明の第1〜4のいずれかの崩壊性ゴミ袋。
本発明の第6は、ラクトン樹脂と合成脂肪族ポリエステ
ル樹脂の合計の樹脂100重量部に対して、さらに澱粉
を10〜80重量部含む本発明の第1〜5のいずれかの
崩壊性ゴミ袋。本発明の第7は、さらに、表面に多数の
孔を有する本発明の第1〜6のいずれかの崩壊性ゴミ
袋。本発明の第8は、常温における引裂強度が450k
g/cm2以上であり、80℃における引裂強度が10
kg/cm2以下である本発明の第1〜7の何れかの崩
壊性ゴミ袋。本発明の第9は、本発明の第7の崩壊性ゴ
ミ袋からなる水切り袋。
【0006】
【発明の実施の形態】
【0007】以下、本発明を詳しく説明する。本発明に
用いられる樹脂組成物は、主要ポリマー成分としてのラ
クトン樹脂と合成脂肪族ポリエステル樹脂の混合物及び
脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸アミドからなり、さらに、
任意成分として液状滑剤、微粉末シリカ及び/又は澱粉
を添加したものである。脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸ア
ミド、液状滑剤、微粉末シリカ、澱粉等を添加するに際
して、ラクトン樹脂と脂肪族ポリエステル樹脂の混合物
を樹脂といい、それらの添加割合を該樹脂に対する比率
で示す。樹脂組成物は、メルトフローインデックス(M
I)が190℃における荷重2160gで測定して、
0.5〜25g/10minが好ましく、特に1〜5g
/10minが適している。
【0008】ラクトン樹脂はポリカプロラクトン、ポリ
バレロラクトン等、ホモポリマーでも共重合体でもよい
が、常温で軟化しないものが好ましく、この観点から高
分子量であって軟化点が摂氏55℃以上の、安定した性
能が得やすいポリカプロラクトンが好適である。以下、
ポリカプロラクトンを例にして説明する。ポリカプロラ
クトンとしては、数平均分子量が10,000〜20
0,000、好ましくは10,000〜100,000
のものが使用できる。上記分子量のポリカプロラクトン
はJIS K6726の規定による相対粘度1.15〜
2.80を有するものであり、特に好ましくは1.50
〜2.80を有するものである。
【0009】本発明で合成脂肪族ポリエステル樹脂と
は、縮合重合系で得られた脂肪族ポリエステル樹脂であ
る。以下、合成脂肪族ポリエステル樹脂を、単に、脂肪
族ポリエステル樹脂と略称し、天然に産出されるもの場
合にはその旨明記する。本発明で使用する合成脂肪族ポ
リエステル樹脂としては特に限定されるものではない
が、特開平9−67513号に記載されているようなも
のが使用される。すなわち融点が100℃以上で、熱可
塑性を有するもの、比較的生分解性の高くないものが好
ましく、コハク酸と1,4−ブタンジオールから得られ
るポリエステル樹脂、コハク酸とエチレングリコールか
ら得られるポリエステル樹脂、シュウ酸とネオペンチル
グリコールから得られるポリエステル樹脂、シュウ酸と
1,4−ブタンジオールから得られるポリエステル樹
脂、シュウ酸とエチレングリコールから得られるポリエ
ステル樹脂等が例示できるが、特に好ましくはコハク酸
と1,4−ブタンジオールから得られるポリエステル樹
脂である。同様に本発明で使用される合成脂肪族ポリエ
ステル樹脂にはウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル
樹脂も含まれ、前記脂肪族ポリエステル樹脂を、好まし
くは脂肪族ジイソシアネート化合物により高分子量化し
たものである。脂肪族ジイソシアネート化合物として
は、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシ
アネートメチルエステル{OCN-(CH24-CH(-
NCO)(-COOCH3)}、トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート等が例示されるが、中でもヘキサメ
チレンジイソシアネートが好ましい。またウレタン結合
を含む脂肪族ポリエステル樹脂の好ましい数平均分子量
としては、20,000以上、更に好ましくは40,0
00以上の範囲である。このような低分子量脂肪族ジカ
ルボン酸と低分子量脂肪族ジオールより合成されるポリ
エステル樹脂、またはさらに脂肪族ジイソシアネート化
合物により高分子量化したポリエステル樹脂としては、
昭和高分子株式会社からビオノーレの商品名で販売され
ている。この他の脂肪族ポリエステル樹脂としては、合
成ポリ乳酸、ε−カプロラクトンとε−カプロラクタム
より合成されるポリアミドエステル樹脂、ポリアミノ酸
樹脂等が挙げられる。脂肪族ポリエステル樹脂として
は、GPCによる標準ポリスチレン換算で数平均分子量
が20,000以上200,000以下、好ましくは4
0,000以上のものが使用できる。
【0010】上記ポリカプロラクトンと脂肪族ポリエス
テル樹脂は混合して使用される。ポリカプロラクトンと
脂肪族ポリエステル樹脂の配合重量比率は、ポリカプロ
ラクトン70〜5重量%であり、脂肪族ポリエステル樹
脂が30〜95重量%であり、好ましくはポリカプロラ
クトンの配合重量比率は、60重量%以下、特に好まし
くは40〜10重量%である。脂肪族ポリエステル樹脂
の配合量が90重量%を越えると生分解性が遅くなった
り、逆に30重量%未満では、例えばフィルムに加工し
た場合には耐熱性が乏しい。ポリカプロラクトンの配合
割合は、上記割合を超えるときには、成形物の高温時の
機械的物性が不足するようになる。ただしゴミ袋の用途
によっては、上記配合割合から若干はずれても差し支え
ないこともある。
【0011】本発明で使用される脂肪酸金属塩として
は、炭素数10以上の脂肪酸の金属塩であり、好ましく
はステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリ
ン酸マグネシウム、これらの混合物もしくは複合物が挙
げられ、中でもステアリン酸カルシウムが離型性の点で
特に好ましい。
【0012】本発明で使用される脂肪酸アミドとして
は、ラウリン酸アミド、パルミチン酸アミド、高純度パ
ルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、精製ステアリ
ン酸アミド、高純度ステアリン酸アミド、ベヘン酸アミ
ド、高純度ベヘン酸アミド、ヒドロキシステアリン酸ア
ミド、オレイン酸アミド等の飽和脂肪酸モノアミド類;
メチレンビスステアリン酸アミド、エチレンビスカプリ
ン酸アミド、エチレンビスラウリン酸アミド、エチレン
ビスステアリン酸アミド、エチレンビスイソステアリン
酸アミド、エチレンビスヒドロキシステアリン酸アミ
ド、エチレンビスベヘン酸アミド、ヘキサメチレンビス
ステアリン酸アミド、ヘキサメチレンビスベヘン酸アミ
ド、ヘキサメチレンビスヒドロキシステアリン酸アミ
ド、N,N’−ジステアリルアジピン酸アミド、N,
N’−ジステアリルセバシン酸アミド等の飽和脂肪酸ビ
スアミド類;オレイン酸アミド、精製オレイン酸アミ
ド、精製エルカ酸アミド、リシノール酸アミド等の不飽
和脂肪酸モノアミド類;エチレンビスオレイン酸アミ
ド、ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド、N,N’−
ジオレイルアジピン酸アミド、N,N’−ジオレイルセ
バシン酸アミド等の不飽和脂肪酸ビスアミド類;N−ス
テアリルステアリン酸アミド、N−オレイルオレイン酸
アミド、N−ステアリルオレイン酸アミド、N−オレイ
ルステアリン酸アミド、N−ステアリルエルカ酸アミ
ド、N−オレイルパルミチン酸アミド等の置換アミド
類;メチロールステアリン酸アミド類;メチロールベヘ
ン酸アミド等のメチロールアミド類;N,N−ジステア
リルイソフタール酸アミド、メタキシリレンビスステア
リン酸アミド等の芳香族ビスアミド類等の脂肪酸アミド
類が挙げられる。これらの脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸
アミドは常温で固体の滑剤である。これらはまた離型剤
としての効果も示す。
【0013】上記脂肪酸アミドの中で、本発明による製
品の用途が多岐に亘るため、安全性が高く、且つ、FD
A(米国食品医薬品局)に登録されているエチレンビス
ステアリン酸アミド、ステアリン酸アミド、オレイン酸
アミド、エルカ酸アミドがよい。
【0014】脂肪酸アミドを選択する場合には、もちろ
ん各種の脂肪族ポリエステル樹脂の融点に応じて、その
融点以下のアミドを選択する必要がある。例えば、合成
脂肪族ポリエステル樹脂の融点を考慮して、脂肪酸アミ
ドとしては160℃以下の脂肪酸アミドが選ばれる。
【0015】脂肪酸金属塩を選択する場合には、ステア
リン酸カルシウムが内部滑剤もしくは離型剤としての効
果が大きく、特に好ましい。
【0016】脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸アミドは各単
独で用いても両者を併用してもよく、その配合割合は、
主要ポリマー成分としての樹脂量100重量部に対し
0.2〜5重量部、望ましくは0.3〜1.5重量部の
範囲で添加される。0.2重量部以下ではブロッキング
防止効果や離型効果が少なく、一方5重量部より多いと
フイルムの滑りも大きくなり過ぎ、印刷適性、接着性等
も悪くなる。
【0017】液状滑剤としては、融点が70℃以下の、
好ましくは常温で液状のものが使用される。液状滑剤と
しては、パラフィンワックス;ステアリルアルコール;
ステアリン酸;及びステアリン酸ブチル、ステアリン酸
モノグリセリド、ペンタエリスリトールテトラステアレ
ート、ステアリルステアレート等のステアリン酸エステ
ル類などが挙げられる。液状滑剤として最も望ましい流
動パラフインは、経口急性毒性(ラット)LD50が5
g/kgであるので非常に安全であり、食品衛生法の食
品添加物として認められていて、非常に好都合の材料で
ある。液状滑剤を混合する場合は、樹脂を含む全体の系
が、上述のそれぞれの固体滑剤の融点以上のときは実用
上使用可能であるが、望ましくは、室温において液体で
ある流動パラフィンを使用することが作業上最もよい。
【0018】主要ポリマー成分としてのポリカプロラク
トンや脂肪族ポリエステル樹脂は、通常ペレットもしく
はビーズ状で供給される。嵩比重の極めて小さい微粉末
シリカ等を均一に混合する時、どうしてもペレットもし
くはビーズの表面をウェットにしなければならない。ウ
ェッティング剤としての流動パラフインの添加量は、ポ
リカプロラクトン及び脂肪族ポリエステル樹脂の合計量
100重量部に対して、0.1〜3重量部、望ましくは
0.2〜0.7重量部の範囲で添加される。3重量部を
超えるとタンブラーの内面がべたついて安定な製造が困
難となり、0.1重量部未満では効果が少ない。
【0019】微粉末シリカは、湿式法でつくられたシリ
カや、四塩化ケイ素の酸水素焔中での高温加水分解によ
り製造されたシリカでもよいが、粒径が50μm以下の
ものがよく、本発明では熱可塑性のポリカプロラクトン
と脂肪族ポリエステル樹脂中に加熱混練され、この時、
かなりの高いセン断力が作用し二次凝集粒子がほぐさ
れ、製品のフイルムのブロッキング防止効果を発揮す
る。
【0020】微粉末シリカの添加量は、樹脂量100重
量部に対して0.1〜3重量部の範囲で添加される。
【0021】本発明で使用できる澱粉としては、生澱
粉、加工澱粉及びこれらの混合物が挙げられる。生澱粉
としてはトウモロコシ澱粉、馬鈴箸澱粉、甘藷澱粉、コ
ムギ澱粉、キャッサバ澱粉、サゴ澱粉、タピオカ澱粉、
コメ澱粉、マメ澱粉、クズ澱粉、ワラビ澱粉、ハス澱
粉、ヒシ澱粉等が挙げられる。加工澱粉としては、物理
的変性澱粉(α−澱粉、分別アミロース、湿熱処理澱粉
等);酵素変性澱粉(加水分解デキストリン、酵素分解
デキストリン、アミロース等):化学分解変性澱粉(酸
処理澱粉、次亜塩素酸酸化澱粉、ジアルデヒド澱粉
等);化学変性澱粉誘導体(エステル化澱粉、エーテル
化澱粉、カチオン化澱粉、架橋澱粉等)などが挙げられ
る。上記の中、エステル化澱粉としては、酢酸エステル
化澱粉、コハク酸エステル化澱粉、硝酸エステル化澱
粉、リン酸エステル化澱粉、尿素リン酸エステル化澱
粉、キサントゲン酸エステル化澱粉、アセト酢酸エステ
ル化澱粉など;エーテル化澱粉としては、アリルエーテ
ル化澱粉、メチルエーテル化澱粉、カルボキシメチルエ
ーテル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉、ヒド
ロキシプロピルエーテル化澱粉など;カチオン化澱粉と
しては、澱粉と2−ジエチルアミノエチルクロライドの
反応物、澱粉と2,3−エポキシプロピルトリメチルア
ンモニウムクロライドの反応物など;架橋澱粉として
は、ホルムアルデヒド架橋澱粉、エピクロルヒドリン架
橋澱粉、リン酸架橋澱粉、アクロレイン架橋澱粉などが
挙げられる。
【0022】上記澱粉は、樹脂100重量部に対して、
10〜80重量部、望ましくは25〜50重量部の範囲
で添加される。
【0023】前記樹脂に対しては、必要に応じて、分解
促進剤、ポリカプロラクトン及び脂肪族ポリエステル樹
脂以外の樹脂成分(エチレン共重合体やその他のポリオ
レフィン、水素添加スチレンーブタジエンゴム、ポリウ
レタン、ポリアミド、ポリヒドロキシブチレート等)、
澱粉以外の天然高分子(多糖類系高分子、セルロース系
高分子、タンパク質系高分子等)、直径が50ミクロン
以下の紙より製造した微粉末粒子、熱安定剤、増量剤、
炭酸カルシウム等の充填剤、前記以外の滑剤、着色剤、
難燃剤、耐水化剤、自動酸化剤、紫外線安定剤、架橋
剤、抗菌剤、除草剤、酸化防止剤、脱臭剤等を添加する
ことができる。又は、澱粉変性剤として、尿素、アルカ
リ土類、アルカリ金属水酸化物及びこれらの混合物も添
加可能である。
【0024】分解促進剤としては、光分解促進剤と生分
解促進剤とが挙げられる。光分解促進剤としては、例え
ば、ベンゾイン類、ベンゾインアルキルエーテル類、ベ
ンゾフェノン、4,4−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾ
フェノンなどのベンゾフェノンとその誘導体;アセトフ
ェノン、α,αージエトキシアセトフェノンなどのアセ
トフェノンとその誘導体;キノン類;チオキサントン
類;フタロシアニンなどの光励起材、アナターゼ型酸化
チタン、エチレン−ー酸化炭素共重合体、芳香族ケトン
と金属塩との増感剤などが例示される。これらの光分解
促進剤は、1種又は2種以上併用して使用できる。
【0025】生分解促進剤には、例えば、オキソ酸(例
えば、グリコール酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ
酸、などの炭素数2〜6程度のオキソ酸)、飽和ジカル
ボン酸(例えば、修酸、マロン酸、コハク酸、無水コハ
ク酸、グルタル酸、などの炭素数2〜6程度の低飽和ジ
カルボン酸など)などの有機酸;これらの有機酸と炭素
数1〜4程度のアルコールとの低級アルキルエステルが
含まれる。好ましい生分解促進剤には、クエン酸、酒石
酸、リンゴ酸などの炭素数2〜6程度の有機酸、及び椰
子殻活性炭等が含まれる。これらの生分解促進剤も1種
又は2種以上併用して使用できる。
【0026】上記の配合組成よりなる樹脂組成物を得る
方法としては、特に限定されない。例えば、上記の配合
組成物を得るのに、先ず主要ポリマー成分としてのポリ
カプロラクトン及び脂肪族ポリエステル樹脂と必要によ
り液状滑剤をタンブラーに入れて10〜20分攪拌混合
し、次いで脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸アミドを添加
し、微粉末シリカを加え、さらに澱粉を加えて、さらに
20〜30分攪拌混合する。その後、単軸或いは2軸押
出機等により140〜210℃程度で溶融混練を行い、
樹脂組成物の粉末又はペレットを得る。
【0027】上記の如くして得られた粉末又はペレット
状の樹脂組成物は、インフレーション法、T−ダイ法
等、従来の各種の成形方法により成形してフィルムに加
工される。例えば、インフレーション法によるフィルム
の成形法を以下に示す。初めに、環状ダイを備えた押出
機に供給され、180℃の温度で溶融混練されて環状の
ダイスリットよりチューブ状に押出される。例えば、こ
のときの押出機の押出径は40〜65mm程度で、長さ
/直径の比率(L/D)が26〜32であり、環状ダイ
の直径は50〜100mmものが採用でき、ダイスリッ
トのギャップは0.5〜1.5mmの範囲がよい。押出
されたチューブ状のフィルムはダイを貫通して挿入され
た気体吹込管より導入された気体の圧力によって、ブロ
ー比(チューブ径/ダイ径)を2以上として、所定の径
まで膨張され、次いでニップロールにより一定速度で引
き取られる。 本発明においては、環状ダイより押出さ
れる樹脂の温度にかかわらず、安定して、フイルムの製
造が可能であるが、外気温が夏場等のような、かなりの
高い温度のときは、20℃以下の冷風を気体吹込み管よ
り導入すると、より完全にブロッキングのないフイルム
が得られる。
【0028】フィルムの厚みは用途により異なるが、家
庭用のゴミ袋としては10〜100μm、大型で内容物
の重量が大きいものでは50〜200μmのものが使用
できる。フィルムの常温における引裂強度は、ゴミ袋と
しての性能上450kg/cm 2以上であることが好ま
しく、またコンポスト内の生分解時の崩壊性を考慮し
て、温度80℃における引裂強度が10kg/cm2
下であることが好ましい。本発明で提供されるゴミ袋
は、厚さを調整することにより、容易にこの好ましい引
裂強度範囲を満たすことができる。なお、引裂強度はJ
IS K7113(2号型試験片)に準拠して測定す
る。
【0029】フィルムがT−ダイ法フィルムのように一
枚の平面の場合には、適当な大きさに裁断したフィルム
を折り畳んで、例えば、側面を接着することによりゴミ
袋が得られ、インフレーション法フィルムのように筒状
の場合には、底部を接着することによりゴミ袋が得られ
る。上記接着の方法は、熱融着でも、接着剤を使用した
ものでもよい。また、水切り用のゴミ袋の場合には、そ
の表面に多数の水切り用の孔があけられる。孔の設けら
れている位置は、表面の両側でも片側でも、上部、下
部、全面でもよい。孔の径は0.1〜5mm、好ましく
は1〜3mmであり、孔の数は、10cm平方当たり1
0〜2000個、好ましくは100〜1500個であ
る。孔の形状や孔の相互位置関係は、ゴミ袋としての強
度や機能等が目的の範囲内に有れば、特に制限は無く、
形状は例えば円孔が挙げられ、相互位置関係は、規則的
に、上下に並んでいても、斜めにずれて並んでいてもよ
いし、あるいは不規則に設けられていてもよい。このよ
うにして得られた水切り袋は台所の流しの隅などに置か
れた収納容器の内側に敷いて、生ゴミの水切りに使用す
ることができる。
【0030】本発明のゴミ袋は生ゴミを収納するのに有
効であり、生ゴミを収納したゴミ袋は、このままコンポ
スト容器に投入して生ゴミと共に堆肥化されてもよい
し、ゴミ収集車により収集されて燃焼することもでき
る。以上説明した本発明によれば、自然環境下におい
て、短時間で容易に生分解性あるいは崩壊性を示すゴミ
袋、水切り用ゴミ袋が得られる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、実施例中「%」及び「部」とあるのは、特に断りの
ない限り重量基準を表す。メルトインデックスは190
℃における2160g加重の時の値である。
【0032】(樹脂組成物の調製) [調製例1]ポリカプロラクトン40部、ポリ1,4−
ブタンジオール−コハク酸エステル60部、流動パラフ
イン0.5部及びステアリン酸アミド1部を2軸スクリ
ュータイプのベント式押出機(40mm径)に入れ、ダ
イス温度180℃で押出して樹脂組成物のペレットを得
た。この樹脂組成物のメルトインデックスは3.5g/
10minであった。
【0033】[調製例2]ポリカプロラクトン40部、
ポリ1,4−ブタンジオール−コハク酸エステル60
部、流動パラフイン0.5部、ステアリン酸アミド0.
8部,アエロジル#200(日本アエロジル社製)0.
8部を用いて調製例1と同様に樹脂組成物ペレットを得
た。この樹脂組成物のメルトインデックスは3.9g/
10minであった。
【0034】[調製例3]ポリカプロラクトン40部、
ポリ1,4−ブタンジオール−コハク酸エステル60
部、流動パラフイン0.5部、ステアリン酸アミド0.
5部、アエロジル#200(同上)0.5部を用いて調
製例1と同様に樹脂組成物ペレットを得た。この樹脂組
成物のメルトインデックスは3.7g/10minであ
った。
【0035】[調製例4]ポリカプロラクトン40部、
ポリ1,4−ブタンジオール−コハク酸エステル60
部、流動パラフイン0.5部、ステアリン酸アミド0.
5部、アエロジル#200(同上)0.5部、トウモロ
コシ澱粉50部を用いて調製例1と同様に樹脂組成物ペ
レットを得た。この樹脂組成物のメルトインデックスは
2.5g/10minであった。
【0036】[参考調製例1]1−ブテン変性リニアロ
ーデンシティポリエチレン(MI:0.8g/10mi
n)50部、1−ブテン変性ベリーローデンシティポリ
エチレン(MI:1.0g/10min)20部、炭酸
カルシウム微粉末を飽和脂肪酸で処理したもの30部を
用いて調製例1と同様に樹脂組成物ペレットを得た。
【0037】[製膜例]調製例1で調製した樹脂組成物の
ペレットを用いて以下の如き成形条件でインフレーショ
ン法によりフィルムを製造した。 成形条件 押出機:40mm径押出機 スクリュー:L/D=28、MDPE(中密度ポリエチ
レン)用スクリューダイ:リップ径150mm、ダイギ
ャップ1mm 押出温度:シリンダー先端部において170℃ ダイ温度:170℃ 樹脂温度(T1):160℃ スクリュー回転数:15rpm 吐出量:15kg/hr ブロー比:2.5
【0038】調製例2〜4、参考調製例1の樹脂組成物
についても調製例1と同条件で製膜を行い、同様に評価
を行った。
【0039】[実施例1〜4及び比較例1]上記フィルム
を使用して、熱シールにより接着して、幅450mm、
長さ500mmの縦長のゴミ袋を製作した。調製例1〜
4のフィルムから得られたゴミ袋をそれぞれ実施例1〜
4で使用し、参考調製例1のフィルムから得られたゴミ
袋を比較例1で使用した。上記ゴミ袋に、家庭の厨房で
発生した食物くずなどを入れ、袋に入ったまま、コンポ
スト化装置に投入して、装置内の温度が約80℃で、8
時間コンポスト化装置で処理した。この結果、本発明の
ゴミ袋は崩壊していた(実施例1〜4)のに対して、比
較例1のゴミ袋は破れて丸まってはいたが、そのまま残
っていた。
【0040】[比較例2]フィルムとしてセルロース製
の厚さ30μのフィルムを使用して、実施例1と同様に
ゴミ袋を作成して、生ゴミを充填し、分解性を比較し
た。比較例2のゴミ袋は破れて丸まってはいたが、ほと
んどそのまま残っていた。
【0041】[実施例5]実施例1で得られたゴミ袋の
表、裏面の下部1/2に、孔径1mmの孔を縦横10m
m間隔であけた。このゴミ袋を流しの隅みに設けられた
三角柱状のプラスチック製収納容器の内側に敷いて、水
切り用ゴミ袋として使用することができた。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、自然環境下において、
短時間で容易に生分解性あるいは崩壊性を示すゴミ袋、
水切り用ゴミ袋が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 77/00 B01D 23/04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラクトン樹脂、合成脂肪族ポリエステル
    樹脂及び脂肪酸金属塩もしくは脂肪酸アミドからなる生
    分解性樹脂組成物を成形して得られた崩壊性ゴミ袋。
  2. 【請求項2】 ラクトン樹脂と合成脂肪族ポリエステル
    樹脂の合計の樹脂100重量部に対する脂肪酸金属塩も
    しくは脂肪酸アミドの比率が0.2〜5重量部である請
    求項1記載の崩壊性ゴミ袋。
  3. 【請求項3】 ラクトン樹脂/合成脂肪族ポリエステル
    樹脂の重量比率が5/95〜70/30である請求項1
    又は2に記載の崩壊性ゴミ袋。
  4. 【請求項4】 ラクトン樹脂と合成脂肪族ポリエステル
    樹脂の合計の樹脂100重量部に対して、さらに液状滑
    剤を0.1〜3重量部含む請求項1〜3のいずれかに記
    載の崩壊性ゴミ袋。
  5. 【請求項5】 ラクトン樹脂と合成脂肪族ポリエステル
    樹脂の合計の樹脂100重量部に対して、さらに微粉末
    シリカを0.1〜3重量部含む請求項1〜4のいずれか
    に記載の崩壊性ゴミ袋。
  6. 【請求項6】 ラクトン樹脂と合成脂肪族ポリエステル
    樹脂の合計の樹脂100重量部に対して、さらに澱粉を
    10〜80重量部含む請求項1〜5のいずれかに記載の
    崩壊性ゴミ袋。
  7. 【請求項7】 さらに、表面に多数の孔を有する請求項
    1〜6のいずれかに記載の崩壊性ゴミ袋。
  8. 【請求項8】 常温における引裂強度が450kg/c
    2以上であり、80℃における引裂強度が10kg/
    cm2以下である請求項1〜7の何れかに記載の崩壊性
    ゴミ袋。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の崩壊性ゴミ袋からなる水
    切り袋。
JP10254235A 1997-09-09 1998-09-08 崩壊性ゴミ袋 Pending JPH11157601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10254235A JPH11157601A (ja) 1997-09-09 1998-09-08 崩壊性ゴミ袋

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-260909 1997-09-09
JP26090997 1997-09-09
JP10254235A JPH11157601A (ja) 1997-09-09 1998-09-08 崩壊性ゴミ袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11157601A true JPH11157601A (ja) 1999-06-15

Family

ID=26541590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10254235A Pending JPH11157601A (ja) 1997-09-09 1998-09-08 崩壊性ゴミ袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11157601A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527596A (ja) * 2006-02-24 2009-07-30 ぺー・アガー・ベー・インドウストリアル・エシ・アー 生分解性ポリマー組成物及び生分解性ポリマー組成物の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527596A (ja) * 2006-02-24 2009-07-30 ぺー・アガー・ベー・インドウストリアル・エシ・アー 生分解性ポリマー組成物及び生分解性ポリマー組成物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8604123B1 (en) Biodegradable polymer composition with calcium carbonate and methods and products using same
JP2002146170A (ja) 結晶性ポリ乳酸樹脂組成物、これを用いたフィルムおよびシート
JP2000085054A (ja) 崩壊性積層体およびその製造方法
WO1999046332A1 (fr) Composition de resine contenant de la lactone, objet moule dans cette composition, et film
JP2002047402A (ja) 生分解性農業用マルチフィルム
JPH11302424A (ja) 生分解性気泡シート
JP4127648B2 (ja) 生分解速度が制御された生分解性樹脂組成物、フィルム及び農業用マルチフィルム
JP2002371201A (ja) 生分解性樹脂組成物
WO1999005078A1 (fr) Compositions degradables en granules comportant un revetement a usage agricole et horticole, composition biodegradable de resine, ses moulages et feuils, procede de fabrication de feuils et sacs a dechets degradables
JP2002249603A (ja) 脂肪族ポリエステルフィルム
JP2021127454A (ja) 樹脂組成物及びその製造方法、並びに可塑化澱粉及びその製造方法
JP3430125B2 (ja) マスターバッチ用脂肪族ポリエステル組成物及び該組成物を用いる脂肪族ポリエステルフィルムの製造方法
JPH1081815A (ja) 樹脂組成物
JPH11275986A (ja) 分解性農業用マルチフィルム
JPH11241009A (ja) ポリ乳酸系樹脂組成物
JP2004237625A (ja) 生分解性樹脂からなる多層フィルム及びその製造方法
JPH11157601A (ja) 崩壊性ゴミ袋
JP2004268940A (ja) 生分解性袋
JP2000015765A (ja) 生分解性多層フィルム・シート
JP3905896B2 (ja) 水蒸気バリヤー性が改善された生分解性フィルムおよび水蒸気バリヤー性のコントロール方法
JPH11140291A (ja) 生分解性樹脂組成物、その成形品、フィルム及びフィルムの製造方法
JPH11279390A (ja) 崩壊性ゴミ袋
JP2000264343A (ja) 生分解性チャック付き袋
JPH11279393A (ja) 生分解性テープ、包装・梱包用テープ及び粘着テープ
JP2000103025A (ja) 生分解性積層体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050525

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080325