JPH11157443A - 車両用連結幌 - Google Patents

車両用連結幌

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JPH11157443A
JPH11157443A JP9327737A JP32773797A JPH11157443A JP H11157443 A JPH11157443 A JP H11157443A JP 9327737 A JP9327737 A JP 9327737A JP 32773797 A JP32773797 A JP 32773797A JP H11157443 A JPH11157443 A JP H11157443A
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實 石川
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幹夫 波多野
Noriaki Iwamuro
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 編成車両の偏倚等において、渡り板の貫通路
幅方向への移動を阻止し、解放側幌金枠を貫通路幅方向
に移動させて、厳しい偏倚に順応するとともに有効な客
室の面積を広くする。 【解決手段】 幌の中央において分離可能に連結される
一対の解放側幌金枠5と車体1A間を幌ひだ4で連結す
る。解放側幌金枠5に固着した部材に渡り板20を、貫
通路幅方向に摺動可能に連結する。渡り板20の車体側
先部を幌座2内へ挿入して貫通路幅方向の移動を規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用連結幌に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車体側と解放側幌金枠に夫々渡り
板を設け、2枚の渡り板で半連結部分を構成する型式の
車両連結幌において、図21及び図22に示すように、
双方の車体101,102の妻面に凹部103,104
を形成して該凹部103,104内の車体側に固定渡り
板105,106を設け、締め金具によって分離可能に
連結した両解放側幌金枠107,108側に設けた可動
渡り板109,110の先部を上記固定渡り板105,
106上に摺動可能に載置し、また、幌ひだ111,1
12を上記凹部103,104の周面と解放側幌金枠1
07,108間に架設したものが例えば特開昭61−1
05269号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造のものに
おいては、図22に示すように2車体間で偏倚が生じた
ときには、両解放側幌金枠107,108が図のように
傾斜すると同時に車体の幅方向に横移動する。そのた
め、両解放側幌金枠107,108に固着された両可動
渡り板109,110も同様に傾斜するとともに横移動
する。
【0004】このような傾斜と横移動時に可動渡り板1
09,110が車体101,102と干渉しないように
上記の凹部103,104は、貫通路の横幅D1 よりも
広いゆとりの寸法D2 と、貫通路方向の広いゆとりの寸
法D3 をもって形成されている。
【0005】しかし、このような広いゆとりの凹部10
3,104は客室側へ大きく食い込むことになり、有効
な客室面積を小さくする問題がある。そこで本発明は、
上記の問題等を解決する車両用連結幌を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、幌の中央において
分離可能に連結される一対の解放側幌金枠と車体間を幌
ひだで連結するものにおいて、解放側幌金枠に固着した
部材に渡り板を貫通路幅方向に移動可能に連結し、かつ
渡り板の車体側先部を幌座内へ挿入して幌座の両側枠に
当接させ、渡り板の車体側先部の貫通路幅方向への移動
を阻止するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の第2の発明は、上記第1の
発明において、解放側幌金枠に固着した部材と渡り板
を、相対的に貫通路幅方向の移動と上下方向の回転がで
きるように連結したものである。
【0008】請求項3記載の第3の発明は、上記第1の
発明において、解放側幌金枠にガイド板を水平に固着
し、該ガイド板上にキセを水平に固着し、キセの下部に
一方が固定の案内部材で他方が弾性を有する案内部材で
構成した下面が開口する案内溝を貫通路幅方向に設け、
渡り板の端部下面に固着したU字状の外れ防止部材の先
部を上記案内溝に嵌合して渡り板を解放側幌金枠側へ連
結したものである。
【0009】請求項4記載の第4の発明は、上記第3の
発明において、車体側幌取付枠に上記ガイド板が当接す
るガイドローラを設け、偏倚時にガイド板がガイドロー
ラに当接して解放側幌金枠のねじれを防止するようにし
たものである。
【0010】請求項5記載の第5の発明は、上記第1乃
至4のいずれかに記載の発明において、貫通路の両側に
位置して、一方の車体に外側パネルを貫通路幅方向に回
転可能に設け、他方の車体に内側パネルを貫通路幅方向
に回転可能に設け、外側パネルの先端と対向する側の車
体には、外側パネルの先端が進入できる凹部を設けたも
のである。
【0011】請求項6記載の第6の発明は、上記第5の
発明において、内側パネルの先端に外側パネルの内面を
摺動する滑り部材を備え、該滑り部材は、内側パネルに
設けた縦ピンに偏心的に備えられて偏心回転でき、その
滑り部材における外側パネルと接触する面が常に外側パ
ネルと平面状態で接触するようにしたものである。
【0012】請求項7記載の第7の発明は、上記第1乃
至第6のいずれかに記載の発明において、幌座と解放側
幌金枠間に、幌座側が上向きの傾斜になるようにして幌
吊り装置を架設するとともに、該幌吊り装置を、両車体
間にV状に配置し、かつ両側の上下に計8個配置したも
のである。
【0013】請求項8記載の第8の発明は、上記第1乃
至第7のいずれに記載の発明において、断面U字状で前
面から見て乗客が通行できる大きさのエンドレスに形成
した幌ひだを、幌座に固着した車体側幌取付枠と解放側
幌金枠に気密的に取り付けて設けたものである。
【0014】請求項9記載の第9の発明は、上記第1乃
至第8のいずれかに記載の発明において、両解放側幌金
枠の前面にエンドレスの凹部を形成し、該凹部内にパッ
キンを嵌合するとともにパッキンの先部を半円形にして
凹部より突出させ、更に、解放側幌金枠における一方の
側枠の前面にはガイドピンを突出し、他方の側枠にはガ
イド穴を形成して、両解放側金枠を接近させた場合にガ
イドピンが対向するガイド穴に嵌合するようにし、更
に、一方の解放側幌金枠には、両解放側幌金枠を相互に
引き寄せて連結できる締金を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図に示す実施例に基づいて本発明
の実施の形態について説明する。図に示す車両用連結幌
は、連結された2車体1A,1Bに夫々幌部と渡り板を
設け、これを解放側で連結して1つの連結幌を構成する
型式のものを示す。
【0016】図に示す一方の車体1Aの妻面には、貫通
路の周囲を囲むように前面から見て矩形の幌座2が固着
され、その前面には図4に示すような正面から見て矩形
の車体側幌取付枠3が固着されている。
【0017】上記車体側幌取付枠3の前面には、幌ひだ
4の一端が連結されている。該幌ひだ4は、形状安定、
寸法精度、気密度などの向上を図るために屈曲可能な材
料(例えば特殊配合のゴム)で断面U状に形成され、か
つ貫通路を囲撓するように前面から見て乗客が通行でき
る矩形のエンドレスに形成されている。該幌ひだ4の他
端には矩形(図5参照)の解放側幌金枠5が固着されて
いる。また、幌ひだ4の横断面形状は図2及び図3に示
すように、上記枠3,5に結合する座部は厚肉に形成さ
れ、その他の部分は座部より薄い肉厚で等厚に形成され
ている。また、上記の座部には枠に形成した凹溝に嵌る
凸部が形成され、横ずれを防止している。更に、座部は
押さえ金を介して小ねじとナットで締め付けて気密性を
確保している。
【0018】上記解放側幌金枠5の前面全周には凹部5
aを形成してこれにパッキン6が全周に渡って固着され
ている。また、該解放側幌金枠5には、前面から見て左
側枠前面の上下に先尖状のガイドピン7が突設され、右
側枠前面の上下には上記ガイドピン7が嵌るようなガイ
ド穴7aが形成されている。なお、図5は解放側幌金枠
5の背面(裏面)図であるため、上記ガイドピン7及び
ガイド穴7aの取付位置は上記の左右とは逆に表れてい
る。上記パッキン6は、例えば単独気泡のスポンジゴム
からなる半円断面形状に形成されて凹部5aの底面に接
着されており、如何なる外力によってもパッキン6が横
ズレすることなく安定して機能を果たすようにしてあ
る。
【0019】他方の車体1Bにも上記と同様の幌座2、
車体側幌取付枠3、幌ひだ4、解放側幌金枠5及びパッ
キン6が、上記と同様に固着されている。他方の車体1
B側における解放側幌金枠5の前面左側枠の上下には、
上記ガイド穴7aに嵌入する先尖状のガイドピン7が突
設され、前面右側枠の上下には上記ガイドピン7が嵌入
するガイド穴7aが形成されており、両解放側幌金枠
5,5を連結する場合に、ガイド穴7aがガイドピン7
に誘導されて嵌合し、その嵌合により両解放側幌金枠
5,5の相互の位置ずれを阻止できるようになってい
る。
【0020】また、上記一方の車体1A側における幌座
2の側部と解放側幌金枠5の側部間には、幌枠等の自重
及び走行中の振動・揺動による垂下を防止するために、
バネアクション形式の幌吊り装置8が図1のように傾斜
して架設されている。該幌吊り装置8は、幌ひだ4の片
側部で上下に位置して各1箇所、両側部で計4箇所配置
され、両車体1A,1Bの解放側幌金枠5,5を連結し
て1連結となった場合には合計8個をもって4個のV字
形状に形成される。
【0021】このように上下において夫々V字形状に配
置されることにより、1箇所のみでV字形状に吊り保持
するものに比べて、編成車両の走行中に発生する2車体
間での上下動に対しても解放側幌金枠5,5がふらつく
ことなく、単に垂直的に2車体間の上下移動量の約1/
2だけ上下するのみに止まり、幌ひだ4の不必要な動揺
が極力少なくなって耐久性が向上する。
【0022】また、図5に示すように、上記両解放側幌
金枠5,5における上記ガイドピン7を有する側枠の内
側には座板9を介して締金10が回転可能に備えられ、
ガイド穴7aを有する側枠の内側には座板11を介して
止ピン12が備えられている。締金10は図6に示すよ
うにピン10aを中心として回動でき、一方にハンドル
10bを有し、他方にエキセントリック状の溝10cを
有する。そして、対向する解放側幌金枠5,5が未接触
で接近しているときに締金10を矢印方向に回動するこ
とにより、溝10c内に止ピン12を引き寄せ、両解放
側幌金枠5,5を相互に引き寄せて締め付け連結し、更
に、上記パッキン6相互を押圧して貫通路内外間を気密
状態にするようになっている。
【0023】上記のように締金10を締め回動して両解
放側幌金枠5,5を締め付け連結することにより、両枠
5,5は上記パッキン6によって気密的に連結され、ま
た締金10を外すことにより両枠5,5は分離解放でき
る。
【0024】次に渡り板部について説明する。一方の車
体1Aにおける上記解放側幌金枠5の底枠には図7に示
すように、両側にテーパ部13aを形成したガイド板1
3が水平状態で車体側へ突出させて固定されている。該
ガイド板13は図7に示すように貫通路幅方向に分割さ
れている。
【0025】上記ガイド板13上には図8に示すよう
に、部材14を介してキセ15がネジ16により固着さ
れている。該キセ15は、その突出長が上記ガイド板1
3の突出長より短く、かつ解放側幌金枠5における両側
枠の内面に近接する横幅に形成されている。更に、上記
ガイド板13上には図8に示すようにアングル材からな
る第1案内部材17が、その長手方向を車体幅方向に配
置してネジ18で固着されている。更に、上記部材14
とキセ15間には、ガイド板13の長手方向幅より若干
短い幅に形成した板ばねからなる第2案内部材19が介
在されて上記ネジ16により固着されており、該第2案
内部材19の後部には、これを下方へ折曲してなる案内
部19aが一体形成されている。該案内部19aは、上
記第1案内部材17の後側に所定の隙間を有して平行に
配置されているとともに前後方向に弾性を有して屈曲で
きるようになっている。そして、上記第1案内部材17
と案内部19aとで、貫通路幅方向の案内溝19bが形
成されている。
【0026】上記キセ15の車体側には延長的に渡り板
20が水平状に配置されている。該渡り板20の幅(貫
通路幅方向の幅)は、図7に示すように、上記ガイド板
13の幅より若干短く形成されている。該渡り板20の
一方の端部の下面には、側断面形状がU字状に形成され
た外れ防止部材21が、渡り板20の一方の端縁に並行
して固着されている。該外れ防止部材21は図7に示す
ように、渡り板20の幅より若干短く形成されている。
そして、図8に示すように、外れ防止部材21の立上り
部を上記第1案内部材17と案内部19a間の案内溝1
9b内に介入して、これらの間で外れ防止部材21がば
ね状の案内部19aに弾力的に押圧されて摺動可能に保
持されている。このような遊合的嵌合による嵌合部Aに
よって、渡り板20の一方の端面とキセ15の後端面間
に所定の隙間が形成されるように渡り板20が保持さ
れ、かつ渡り板20とキセ15とが相対的に貫通路幅方
向に移動でき、かつ渡り板20が外れ防止部材21を中
心として上下に回動でき、更には渡り板20が前後方向
に若干移動できるようになっている。したがって、該遊
合的嵌合により、2車間によって生ずる偏倚での横移動
に対しても移動可能で、また、ピッチングにも順応でき
るヒンジ構造を構成している。更に、案内部材19によ
りガタが防止されているので振動でも異音発生を防ぐ構
造となっている。
【0027】上記渡り板20の車体側先部20aの下面
には、滑性の高い材料からなる滑り部材22が固着さ
れ、該滑り部材22を介して渡り板20の車体側先部2
0aが上記幌座2の底枠2a上に摺動可能に支承されて
いる。また、渡り板20は、図7に示すように、その車
体側両側部がハの字状に分割され、その分割片20aが
ヒンジ23により上下動可能に備えられているととも
に、その下面に滑り部材22aを固着して幌座2の底枠
2a上に摺動可能に支承されている。
【0028】また、渡り板20の貫通路幅方向は図2に
示すように、幌座2の側枠2bに近接する長さに設定さ
れているとともに車体側先部20aが幌座2内に位置し
ており、編成車両間に偏倚が生じた場合に渡り板20の
車体側先部20aの側縁が幌座2の側枠2bの内面に当
接して渡り板20の貫通路幅方向への移動を阻止してい
る。また、S曲線で図20のように大きく偏倚した場合
でも、渡り板20が幌座2に確実に支持され、かつ、キ
セ15が渡り板20に確実に支持された状態で移動し、
乗客の通行安全を図るように機能する。
【0029】また、上記のような偏倚時においては、上
記ガイド板13の後部両側に形成したテーパ部13a
が、車体側幌取付枠3の両側下部(図4(a)参照)に
設けたガイドローラRに当接して解放側幌金枠5が幌座
2に衝突しないように防止されており、解放側幌金枠5
のねじれ防止と乗客の通行安全が確保されている。この
ガイドローラRは、図4(b)に示すように車体側幌取
付枠3に設けた縦軸Pにより回転可能に設けられてい
る。
【0030】次に側パネルについて説明する。一方の車
体1A側における幌座2の前面右側枠2cには図2及び
図17に示すように一方の外側パネル24が縦型のヒン
ジ25により水平方向に回転可能に備えられている。ま
た、該外側パネル24は図2に示すように、外側パネル
24に設けたばね受け24aと車体側幌取付枠3に設け
たばね受け26間に架設したばね27からなる付勢手段
により外方へ付勢されている。更に該外側パネル24は
図9及び図10に示すように形成されているとともにそ
の前後方向の長さが後述する内側パネル32の長さより
も短く形成されている。
【0031】また、他方の車体1Bの幌座2の前面左側
枠2dには、図17に示すように凹部28が形成され、
特に条件の厳しい単曲線上で急停車或いは衝突による停
車があったときには、図19に示すように上記一方の外
側パネル24の先端24aが上記凹部28内に進入でき
るようにして、該外側パネル24の先端24aと幌座2
との干渉を防止してこれらの破損を防止するようになっ
ている。
【0032】更に、上記一方の外側パネル24の高さ
は、上記渡り板20の上面と後述する天板パネルの内面
までの高さに渡る長さに形成されているとともに図9に
示すように、その下端に閉遮用ゴム板29が付設されて
いる。なお、外側パネル24の上端にも上記と同様の閉
遮用ゴム板を設けてもよい。
【0033】また、上記他方の車体1Bにおける幌座2
の前面右側枠2cには上記の一方の外側パネル24と同
一の他方の外側パネル30が上記と同様に回転可能に付
設され、かつ一方の車体1Aの前面左側枠2dには、他
方の外側パネル30の先端30aが進入できる凹部31
が上記凹部28と同様に形成されている。
【0034】また、他方の車体1B側における幌座2の
前面左側枠2dには図17に示すように一方の内側パネ
ル32が縦型のヒンジ33により水平方向に回転可能に
備えられている。また、該内側パネル32も図12に示
すバネ34からなる付勢手段により上記外側パネルと同
様に外側へ付勢されている。更に、該内側パネル32は
図11及び図12に示すように形成されているとともに
その前後方向の長さが上記外側パネル24の長さよりも
長く形成されている。更に、該内側パネル32の高さ
は、上記渡り板20の上面と後述する天井パネルの内面
までの高さに渡る長さに形成されているとともに図11
に示すように、その下端に閉遮用ゴム板35が付設さ
れ、更に、該内側パネル32は図17に示すように渡り
板20の側端より内側に配置され、乗客(通行者)が渡
り板20の側端から踏み外さないように安全性が確保さ
れている。なお、内側パネル32の上端にも上記と同様
の閉遮用ゴム板を設けてもよい。
【0035】更に、上記内側パネル32の先端部の外面
には図11及び図12に示すように滑り部材36が必要
数、図の例では上下に各1個、計2個設けられている。
該滑り部材36は、滑性の高い材料で形成されていると
ともに上方から見て図12に示すように方形に形成さ
れ、内側に平滑面36aが形成されている。更に該滑り
部材36は内側パネル32に固着した凹状のブラケット
37に図12に示すように縦ピン38によって偏心して
回転可能に支持されている。
【0036】したがって、偏倚等によって内外側パネル
24,32が相対的に前後方向へ移動する場合には、滑
り部材36が外側パネル24の内面を滑動し、摺り傷や
摺動音の発生を防止し、また、偏倚時には、外側パネル
24の内面の傾動に則して滑り部材36が回転して常に
滑り部材36の平滑面36aが外側パネル24に平面的
に接触するようになっている。
【0037】また、図17に示すように、一方の車体1
Aにおける幌座2の前面左側枠2dにも上記一方の内側
パネル32と同様の他方の内側パネル39が上記と同様
に回転可能に付設され、他方の外側パネル30との関係
が、上記一方の外側パネル24と一方の内側パネル32
との関係と同様になっている。
【0038】次に天井パネルについて説明する。一方の
車体1Aにおける解放側幌金枠5の天枠部には図3に示
すように解放側天井パネル40が、解放側幌金枠5と一
体形成した支片5cに取り付けて庇状に突出して固設さ
れているとともに、その先部上面には滑性の高いフェル
ト等からなる滑り部材41が固着されている。該解放側
天井パネル40は図13及び図14に示すように形成さ
れ、その車体幅方向の長さは、上記解放側幌金枠5の内
法寸法と同長に形成され、その両端が上記両外側パネル
24,30の上端位置より外側に位置して、偏倚時に該
解放側天井パネル40と外側パネル24,30間に空隙
が生じないようにしている。
【0039】該解放側天井パネル40の先部両側には図
13に示すようにテーパ面40aが形成されている。そ
して偏倚時において、車体側幌取付枠3の両側上部(図
4(a)参照)に設けた上記下部のガイドローラと同様
のガイドローラRに当接して解放側金枠5が幌座2に衝
突しないようになっている。
【0040】また、一方の車体1Aにおける幌座2の天
枠部には図3に示すように車体側天井パネル42がヒン
ジ43によって上下回動可能に備えられているとともに
その先部が上記解放側天井パネル40の滑り部材41上
に摺動可能に載置されており、偏倚等によって両天井パ
ネル40と42が相対的に移動できるようになってい
る。
【0041】また、他方の車体1Bにおける解放側幌金
枠5にも上記解放側天井パネル40と同様の解放側天井
パネル(図示せず)が固設され、幌座2にも上記車体側
天井パネル42と同様の車体側天井パネル(図示せず)
が設けられている。
【0042】以上のようなキセ15、渡り板20、及び
美観を有する内外側パネル24,32,30,39と天
井パネル40,42によって、幌ひだ4が目につくこと
なくトンネル状に覆われ、客室のように寛いだ雰囲気が
醸し出される。
【0043】また、上記各滑り部材22,22a,36
及び41によって、各部材相互間の摺動が平滑、静寂的
に行われ、かつ部材の耐久性の向上が図られている。ま
た、上記各ヒンジの軸受部にも滑り部材が使用され、平
滑、静寂性、耐久性の向上を図っている。
【0044】したがって、トンネル状に形成された貫通
路は、編成車両が如何なる偏倚状態になっても、静かに
偏倚し、しかも耐久性が保持できるようになっている。
次に図17乃至図20により渡り板部と側パネルの動き
について説明する。
【0045】2車間が正常位(直線上)にあるときは図
17の状態にあり、両渡り板20の車体側先部20aは
両幌座2間に挿入状態で位置し、外側パネル24,30
は内側パネル32,39に隠れて殆ど目につかない状態
になり、天井パネル40,42とともに外観的にスッキ
リした美しさを有する貫通路が形成されている。
【0046】走行中に偏倚が生じ、図18のように、R
150mの単曲線上の2車間(対向車間)で引張、圧縮
が0mmの場合には、両解放側金枠5,5、両キセ1
5,15、両渡り板20,20は、ほぼ上記図17の無
変形状態を保持し、内外側パネル24,30,32,3
9が図18のように若干相対的に変位する。
【0047】次に、図19に示すように、R150mの
単曲線上で連結部に144mmの圧縮が生じた場合に
は、両渡り板20の車体側先部20aが幌座2へ深く進
入移動して圧縮に順応する。
【0048】また、曲線の内側に位置する外側パネル2
4は対向車側へ異常に接近するが、その外側パネル24
の先端24aが対向車の幌座2に形成した凹部28内に
進入し、その外側パネル24と幌座2との干渉が阻止さ
れてこれらの破損が防止される。
【0049】また、内側パネル32,39の先部は幌座
2内に移乗する。次に、図20に示すように、直線とR
150mの曲線間において50mmの横移動が生じた場
合(引張、圧縮は0mm)には、図20に示すように両
渡り板20の車体側先部20aが幌座2における側枠の
内面に当接して、車体に対する渡り板20の横移動が阻
止される。また、解放側幌金枠5、キセ15、ガイド板
13は嵌合部Aによって渡り板20に対して大きく横移
動し、大きな偏倚に順応する。また、内側パネル32,
39と外側パネル24,30はこれらの面に沿って相互
に引き離される方向へ移動するが、内側パネル32,3
9の先端が外側パネル24,30から外れることなく外
側パネル24,30の内面に位置し、これら内外側パネ
ルによってパネルによるトンネル形状は保持され、幌ひ
だ4は目につかない。
【0050】更に、ガイド板13のテーパ部13a及び
解放側天井パネル40のテーパ部材40aがガイドロー
ラRに当接し、偏倚時に発生する解放側金枠5,5のね
じれが防止される。なお、上記各偏倚時においては、解
放側天井パネル40と車体側天井パネル42が相対的に
摺動して順応する。
【0051】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、編成車両の偏倚等においては、渡り板の
貫通路幅方向への移動が阻止され、解放側幌金枠側に固
着した部材が渡り板に対して貫通路幅方向に移動して順
応する。そのため、幌座の貫通路幅は渡り板の幅と略同
等でよく、前記従来のような大きな凹部を形成する必要
がない。そのため、有効な客室面積を広くとることがで
き、また、乗客の安全が確保できる。
【0052】請求項2及び3記載の発明によれば、上記
の貫通路幅方向への移動とピッチングに対して良好に順
応する構造を提供できる。請求項4記載の発明によれ
ば、更に、偏倚時に発生する解放側幌金枠のねじれを防
止できる。請求項5記載の発明によれば、更に、条件の
厳しい単曲線で急停車したり或いは衝突による停車があ
ったときに車間が圧縮されて外側パネルが対向する車体
へ大きく接近移動した場合には、その外側パネルの先端
が対向車に設けた凹部に進入し、外側パネル等の部材の
破損を防止できる。
【0053】請求項6記載の発明によれば、更に、偏倚
やS曲線通過時等において、内外側パネルが相互にどの
ように摺動しても、滑り部材の接触面が常に平面状態で
接触するため、平滑、静寂的に摺動し、かつ部材の耐久
性を向上できる。
【0054】請求項7記載の発明によれば、吊り装置に
よって、解放側幌金枠が2車間で上下にふらつくことを
抑制し、単に垂直的に2車間上下動の量の1/2量だけ
上下するのみに止まるため、幌ひだの不必要な動揺が少
なくなり耐久性が向上する。
【0055】請求項8記載の発明によれば、更に、幌ひ
だが気密的に取り付られるので貫通路の環境が向上す
る。請求項9記載の発明によれば、締金により両解放側
幌金枠を連結した場合にパッキンによってその連結部の
気密性が確保され、かつパッキンが凹部に嵌合して取り
付られているので、そのパッキンの横ずれが防止され、
気密性が一層確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す連結部の側面図。
【図2】図1における要部拡大平断面図。
【図3】図1における縦断面図。
【図4】(a)は車体側幌取付枠の正面図、(b)はガ
イドローラの側面図。
【図5】解放側幌金枠の背面図。
【図6】締金部の側面図。
【図7】渡り板部を示す片側半面の平面図。
【図8】図7のX−X線断面図。
【図9】外側パネルの側面図。
【図10】外側パネルの平面図。
【図11】内側パネルの側面図。
【図12】内側パネルの平面図。
【図13】解放側天井パネルの片側半面の平面図。
【図14】図13のY−Y線拡大断面図。
【図15】車体側天井パネルの片側半面の平面図。
【図16】車体側天井パネルの側面図。
【図17】編成車両の直線状態の略平断面図。
【図18】編成車両の単曲線通過状態で車間の引張、圧
縮が0の場合を示す略平断面図。
【図19】編成車両の単曲線通過状態で車間が圧縮され
た場合を示す略平断面図。
【図20】編成車両が直線と曲線との間を通過する場合
でかつ車間の引張、圧縮が0の場合の略平断面図。
【図21】従来の車両連結幌を示す略平断面図。
【図22】図21の車両連結幌において、偏倚状態を示
す略平面図。
【符号の説明】
1A,1B…車体 2…幌座 3…車体側幌取付枠 4…幌ひだ 5…解放側幌金枠 6…パッキン 7…ガイドピン 7a…ガイド穴 8…幌吊り装置 10…締金 13…ガイド板 15…キセ 17,19…案内部材 19b…案内溝 20…渡り板 20a…車体側
先部 21…外れ防止部材 24,30…外
側パネル 28,31…凹部 32,39…内
側パネル 36…滑り部材 36a…平滑面 38…ピン 40…解放側天
井パネル 42…車体側天井パネル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幌の中央において分離可能に連結される
    一対の解放側幌金枠と車体間を幌ひだで連結するものに
    おいて、解放側幌金枠に固着した部材に渡り板を貫通路
    幅方向に移動可能に連結し、かつ渡り板の車体側先部を
    幌座内へ挿入して幌座の両側枠に当接させ、渡り板の車
    体側先部の貫通路幅方向への移動を阻止するようにした
    ことを特徴とする車両用連結幌。
  2. 【請求項2】 解放側幌金枠に固着した部材と渡り板
    を、相対的に貫通路幅方向の移動と上下方向の回転がで
    きるように連結した請求項1記載の車両用連結幌。
  3. 【請求項3】 解放側幌金枠にガイド板を水平に固着
    し、該ガイド板上にキセを水平に固着し、キセの下部に
    一方が固定の案内部材で他方が弾性を有する案内部材で
    構成した下面が開口する案内溝を貫通路幅方向に設け、
    渡り板の端部下面に固着したU字状の外れ防止部材の先
    部を上記案内溝に嵌合して渡り板を解放側幌金枠側へ連
    結した請求項1記載の車両用連結幌。
  4. 【請求項4】 車体側幌取付枠に上記ガイド板が当接す
    るガイドローラを設け、偏倚時にガイド板がガイドロー
    ラに当接して解放側幌金枠のねじれを防止するようにし
    た請求項3記載の車両用連結幌。
  5. 【請求項5】 貫通路の両側に位置して、一方の車体に
    外側パネルを貫通路幅方向に回転可能に設け、他方の車
    体に内側パネルを貫通路幅方向に回転可能に設け、外側
    パネルの先端と対向する側の車体には、外側パネルの先
    端が進入できる凹部を設けた請求項1乃至4のいずれか
    に記載の車両用連結幌。
  6. 【請求項6】 内側パネルの先端に外側パネルの内面を
    摺動する滑り部材を備え、該滑り部材は、内側パネルに
    設けた縦ピンに偏心的に備えられて偏心回転でき、その
    滑り部材における外側パネルと接触する面が常に外側パ
    ネルと平面状態で接触するようにした請求項5記載の車
    両用連結幌。
  7. 【請求項7】 幌座と解放側幌金枠間に、幌座側が上向
    きの傾斜になるようにして幌吊り装置を架設するととも
    に、該幌吊り装置を、両車体間にV状に配置し、かつ両
    側の上下に計8個配置した請求項1乃至6のいずれかに
    記載の車両用連結幌。
  8. 【請求項8】 断面U字状で前面から見て乗客が通行で
    きる大きさのエンドレスに形成した幌ひだを、幌座に固
    着した車体側幌取付枠と解放側幌金枠に気密的に取り付
    けて設けた請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用連
    結幌。
  9. 【請求項9】 両解放側幌金枠の前面にエンドレスの凹
    部を形成し、該凹部内にパッキンを嵌合するとともにパ
    ッキンの先部を半円形にして凹部より突出させ、更に、
    解放側幌金枠における一方の側枠の前面にはガイドピン
    を突出し、他方の側枠にはガイド穴を形成して、両解放
    側金枠を接近させた場合にガイドピンが対向するガイド
    穴に嵌合するようにし、更に、一方の解放側幌金枠に
    は、両解放側幌金枠を相互に引き寄せて連結できる締金
    を設けた請求項1乃至8のいずれかに記載の車両用連結
    幌。
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