JPH11157298A - くるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタン - Google Patents
くるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタンInfo
- Publication number
- JPH11157298A JPH11157298A JP34429997A JP34429997A JPH11157298A JP H11157298 A JPH11157298 A JP H11157298A JP 34429997 A JP34429997 A JP 34429997A JP 34429997 A JP34429997 A JP 34429997A JP H11157298 A JPH11157298 A JP H11157298A
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- Japan
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- spherical
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 真円球形を呈するように構成された、装身具
・装飾品構成用くるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタ
ンを新規に提供する。 【解決手段】 口縁に深い複数本の切込をもつ小さい開
口を備えた球形の外側芯材と、外側芯材の外側全面に被
覆され且つ外周辺部が上記小開口を介して外側芯材内に
入った状態で挟止された被覆材と、被覆材の外周辺部を
外側芯材内に入れるために機能してから同外側芯材内に
上記挟止機能および小開口閉塞機能を果す状態で残存さ
れたままの内側芯材と、より構成されたものである。
・装飾品構成用くるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタ
ンを新規に提供する。 【解決手段】 口縁に深い複数本の切込をもつ小さい開
口を備えた球形の外側芯材と、外側芯材の外側全面に被
覆され且つ外周辺部が上記小開口を介して外側芯材内に
入った状態で挟止された被覆材と、被覆材の外周辺部を
外側芯材内に入れるために機能してから同外側芯材内に
上記挟止機能および小開口閉塞機能を果す状態で残存さ
れたままの内側芯材と、より構成されたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、真円球形を呈する
ように構成された、装身具・装飾品構成用くるみ球形飾
り体およびくるみ球形ボタンに関する。
ように構成された、装身具・装飾品構成用くるみ球形飾
り体およびくるみ球形ボタンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、外形が扁平の円盤形状を呈したく
るみボタンは汎用されているが、真円球形状の形式は見
当らない。
るみボタンは汎用されているが、真円球形状の形式は見
当らない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来見当ら
ない新規のくるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタンを
提供することを目的とする。
ない新規のくるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタンを
提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るくるみ球形飾り体は、口縁に深い複数本
の切込をもつ小さい開口を備えた球形の外側芯材と、外
側芯材の外側全面に被覆され且つ外周辺部が上記小開口
を介して外側芯材内に入った状態で挟止された被覆材
と、被覆材の外周辺部を外側芯材内に入れるために機能
してから同外側芯材内に上記挟止機能および小開口閉塞
機能を果す状態で残存されたままの内側芯材と、より構
成されたものであり、
に本発明に係るくるみ球形飾り体は、口縁に深い複数本
の切込をもつ小さい開口を備えた球形の外側芯材と、外
側芯材の外側全面に被覆され且つ外周辺部が上記小開口
を介して外側芯材内に入った状態で挟止された被覆材
と、被覆材の外周辺部を外側芯材内に入れるために機能
してから同外側芯材内に上記挟止機能および小開口閉塞
機能を果す状態で残存されたままの内側芯材と、より構
成されたものであり、
【０００５】また、同じくくるみ球形ボタンは、口縁に
深い複数本の切込をもつ小さい開口を備えた球形の外側
芯材と、外側芯材の外側全面に被覆され且つ外周辺部が
上記小開口を介して外側芯材内に入った状態で挟止され
た被覆材と、被覆材の外周辺部を外側芯材内に入れるた
めに機能してから同外側芯材内に上記挟止機能および小
開口閉塞機能を果す状態で残存されたままの内側芯材
と、内側芯材の外面に設けた衣服等への取付脚と、より
構成されたものである。
深い複数本の切込をもつ小さい開口を備えた球形の外側
芯材と、外側芯材の外側全面に被覆され且つ外周辺部が
上記小開口を介して外側芯材内に入った状態で挟止され
た被覆材と、被覆材の外周辺部を外側芯材内に入れるた
めに機能してから同外側芯材内に上記挟止機能および小
開口閉塞機能を果す状態で残存されたままの内側芯材
と、内側芯材の外面に設けた衣服等への取付脚と、より
構成されたものである。
【０００６】
【実施例】本発明の一つの実施例を図面に依拠して説明
する。先ず、アルミニウム薄板を以て底面１が半球状と
され外周壁２が筒状とされ且つ外周壁２の切縁に多数本
の切込３を切設された外側芯体４を構成する。また、ア
ルミニウム薄板を以て天壁５に衣服等への取付脚７を設
けた皿形状の内側芯体８を構成する。また、布を以て円
形の被覆材９を構成する。
する。先ず、アルミニウム薄板を以て底面１が半球状と
され外周壁２が筒状とされ且つ外周壁２の切縁に多数本
の切込３を切設された外側芯体４を構成する。また、ア
ルミニウム薄板を以て天壁５に衣服等への取付脚７を設
けた皿形状の内側芯体８を構成する。また、布を以て円
形の被覆材９を構成する。
【０００７】そして、これ等外側芯体４、内側芯体８、
被覆材９と次のような２種類の第１・第２上型１１、１
２と１種類の中間型１３と１種類の下型１４と押込棒１
６とにより製造工程を行って完成品１５を得るようにし
たものである。
被覆材９と次のような２種類の第１・第２上型１１、１
２と１種類の中間型１３と１種類の下型１４と押込棒１
６とにより製造工程を行って完成品１５を得るようにし
たものである。
【０００８】第１上型１１は、外径が完成品１５の外径
と同じとされ且つ内径が内側芯体８の外径と同じとされ
た外筒１７と当該外筒１７の内側に上下摺動自在に嵌入
した内筒１５とから構成され、外筒１７の下端縁面が下
方に向って拡開するテーパ面１９とされたものであっ
て、中間型１３に挿し込んで用するものである。
と同じとされ且つ内径が内側芯体８の外径と同じとされ
た外筒１７と当該外筒１７の内側に上下摺動自在に嵌入
した内筒１５とから構成され、外筒１７の下端縁面が下
方に向って拡開するテーパ面１９とされたものであっ
て、中間型１３に挿し込んで用するものである。
【０００９】第２上型１２は、外径が上記外筒１７の外
径と同じとされ内径が上記内筒１８の内径と同じとされ
た筒状を呈し且つ下端面が完成品１５と同じ径の半球形
状面２０とされてその外周縁に断面レの字状の歯部２１
を形成されたものであって、上記第１上型１１の抜去に
引き続いて中間型１３に挿し込んで用いるものである。
径と同じとされ内径が上記内筒１８の内径と同じとされ
た筒状を呈し且つ下端面が完成品１５と同じ径の半球形
状面２０とされてその外周縁に断面レの字状の歯部２１
を形成されたものであって、上記第１上型１１の抜去に
引き続いて中間型１３に挿し込んで用いるものである。
【００１０】中間型１３は、上方部分２２の内径が上記
外筒１７の外径と同じとされ且つ下方部分２３の内径が
同外筒１７の外径より大きい径とされた短い筒状を呈す
るものである。
外筒１７の外径と同じとされ且つ下方部分２３の内径が
同外筒１７の外径より大きい径とされた短い筒状を呈す
るものである。
【００１１】下型１４は、上半部分２４の外径が中間型
３の下方部分２３の内径と同じとされ下半部分２５が同
内径よりも大きい外径とされた凸形状を呈するものであ
って、上半部分２３の上面が完成品１５と同じ径の半球
形状面２６とされたものである。
３の下方部分２３の内径と同じとされ下半部分２５が同
内径よりも大きい外径とされた凸形状を呈するものであ
って、上半部分２３の上面が完成品１５と同じ径の半球
形状面２６とされたものである。
【００１２】次に、製造工程を説明する。先ず、下型１
４の上半部分２４と中間型１３の下方部分２３を嵌合し
て下型１４の上に中間型１３を立て、この立てた後に中
間型１３の上面に被覆材９を裏側が上になるようにして
載せ、更に当該被覆材９の上に外側芯体４を載せ（図４
参照）ると共に外側芯体４の名に押込棒１６の先端を挿
入した状態で当該押込棒１６を押下し、よって被覆材９
および外側芯体４を中間型１３の上方部分２２内に押し
込み（図５参照）、この押し込み後に押込棒１６を抜去
する（第１工程）。
４の上半部分２４と中間型１３の下方部分２３を嵌合し
て下型１４の上に中間型１３を立て、この立てた後に中
間型１３の上面に被覆材９を裏側が上になるようにして
載せ、更に当該被覆材９の上に外側芯体４を載せ（図４
参照）ると共に外側芯体４の名に押込棒１６の先端を挿
入した状態で当該押込棒１６を押下し、よって被覆材９
および外側芯体４を中間型１３の上方部分２２内に押し
込み（図５参照）、この押し込み後に押込棒１６を抜去
する（第１工程）。
【００１３】また、他方において第１上型１１の外筒１
７における下端部内に内側芯体８をその取付脚７が内筒
１８の内径孔内に存する状態（図６参照）として抜落し
ないように嵌着する（第２工程）。
７における下端部内に内側芯体８をその取付脚７が内筒
１８の内径孔内に存する状態（図６参照）として抜落し
ないように嵌着する（第２工程）。
【００１４】然るのち、第１上型１１を上記被覆材９お
よび外側芯体４入り中間型１３の上方に位置させ（図６
参照）てこれを押下することによって被覆材９の外周辺
部２７を求芯方向に倒し（図７参照）、この倒し後に内
筒１８を押下して内側芯体８を外側芯体４内に圧入する
ことにより、上記の倒れた外周辺部２７をこれ等内・外
側芯体８、４間に挟着し（図８参照）、この挟着後に第
１上型１１を抜去るする（第３工程）。
よび外側芯体４入り中間型１３の上方に位置させ（図６
参照）てこれを押下することによって被覆材９の外周辺
部２７を求芯方向に倒し（図７参照）、この倒し後に内
筒１８を押下して内側芯体８を外側芯体４内に圧入する
ことにより、上記の倒れた外周辺部２７をこれ等内・外
側芯体８、４間に挟着し（図８参照）、この挟着後に第
１上型１１を抜去るする（第３工程）。
【００１５】次いで、第２上型１１を上記中間型１３の
上方に位置させ（図９参照）てこれを押下し、これによ
って上記外側芯体４の外周壁２の部分を半球形状に成形
し且つ内側芯体８を僅かに押し込んで被覆材９のたるみ
を吸収し、よって完成品１５を型内に得る（図１０参
照）と共に第２上型１１を抜去する（第４工程）。尚、
外側芯体４の外周壁２の成形時においては切込３が当該
成形をスムーズにしている。
上方に位置させ（図９参照）てこれを押下し、これによ
って上記外側芯体４の外周壁２の部分を半球形状に成形
し且つ内側芯体８を僅かに押し込んで被覆材９のたるみ
を吸収し、よって完成品１５を型内に得る（図１０参
照）と共に第２上型１１を抜去する（第４工程）。尚、
外側芯体４の外周壁２の成形時においては切込３が当該
成形をスムーズにしている。
【００１６】その後に、中間型１３を持ち上げ（図１１
参照）てから当該中間型１３の中に残っている完成品１
５を押し出して回収する（第５工程）。
参照）てから当該中間型１３の中に残っている完成品１
５を押し出して回収する（第５工程）。
【００１７】尚、図１２および図１３は、くるみ球形飾
り体の一実施例を示すものであって、糸３２や紐の通し
孔２８を底に明けた外側芯体２９と、糸３２や紐の通し
孔３０を天壁に明けた足付き脚無しの皿形状内側芯体３
１と、上記実施例と同様の被覆材９とを用いて、上記の
製造工程を行うことによって得た首飾３３の一部を示す
ものである。
り体の一実施例を示すものであって、糸３２や紐の通し
孔２８を底に明けた外側芯体２９と、糸３２や紐の通し
孔３０を天壁に明けた足付き脚無しの皿形状内側芯体３
１と、上記実施例と同様の被覆材９とを用いて、上記の
製造工程を行うことによって得た首飾３３の一部を示す
ものである。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、くるみ球形飾り体も球
形ボタンも容易に提供できるものであり、特に本発明に
おける外側芯体の開口縁に設けた切込は、当該外側芯体
４の外周壁２を球形とする成形のときに、外側芯体の半
球形状底面が濫りに変形することを回避するのに役立っ
ているものであって、良品の製造を可能としているもの
であり、その効果は多大である。
形ボタンも容易に提供できるものであり、特に本発明に
おける外側芯体の開口縁に設けた切込は、当該外側芯体
４の外周壁２を球形とする成形のときに、外側芯体の半
球形状底面が濫りに変形することを回避するのに役立っ
ているものであって、良品の製造を可能としているもの
であり、その効果は多大である。
【００１９】尚、本発明の実施例に際しては次のように
することができる。 口縁の切込を設けない。この場合、口縁部分を他の
部分より薄くするか、より高度の成形技術を駆使するか
することが有効である。 内側芯材をプラスチック、その他の材料製とする。 被覆材は皮革、合成樹脂地、紙製とする。 取付脚７は他の形式たとえば内側芯材と一体とする
等形式等を採用する。 外側芯体はアルミニウム薄板以外の金属薄板でもよ
い。 型による製造工程も自動化する。
することができる。 口縁の切込を設けない。この場合、口縁部分を他の
部分より薄くするか、より高度の成形技術を駆使するか
することが有効である。 内側芯材をプラスチック、その他の材料製とする。 被覆材は皮革、合成樹脂地、紙製とする。 取付脚７は他の形式たとえば内側芯材と一体とする
等形式等を採用する。 外側芯体はアルミニウム薄板以外の金属薄板でもよ
い。 型による製造工程も自動化する。
【図１】完成品を示す斜視図である。
【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】分解斜視図である。
【図４】第１工程の途中の状態を示す断面図である。
【図５】第１工程の完了の状態を示す断面図である。
【図６】第３工程の途中の状態を示す断面図である。
【図７】第３工程の途中の状態を示す断面図である。
【図８】第３工程の完了の状態を示す断面図である。
【図９】第４工程の途中の状態を示す断面図である。
【図１０】第４工程の完了の状態を示す断面図である。
【図１１】第５工程の途中の状態を示す断面図である。
【図１２】別異の実施例の完成品の一部分を示す切截正
面図である。
面図である。
【図１３】同じく分解斜視図である。
１ 底面 ２ 外周壁 ３ 切込 ４ 外側芯体 ５ 天壁 ７ 取付脚 ８ 内側芯体 ９ 被覆材 １１ 第１上型 １２ 第２上型 １３ 中間型 １４ 下型 １５ 完成品 １６ 押込棒 １７ 外筒 １８ 内筒 １９ テーパ面 ２０ 半球形状面 ２１ 歯部 ２２ 上方部分 ２３ 下方部分 ２４ 上半部分 ２５ 下半部分 ２６ 半球形状面 ２７ 外周辺部 ２８ 通し孔 ２９ 外側芯体 ３０ 通し孔 ３１ 内側芯体 ３２ 糸 ３３ 首飾
Claims (2)
- 【請求項１】 口縁に深い複数本の切込をもつ小さい開
口を備えた球形の外側芯材と、外側芯材の外側全面に被
覆され且つ外周辺部が上記小開口を介して外側芯材内に
入った状態で挟止された被覆材と、被覆材の外周辺部を
外側芯材内に入れるために機能してから同外側芯材内に
上記挟止機能および小開口閉塞機能を果す状態で残存さ
れたままの内側芯材と、より構成されたことを特徴とす
るくるみ球形飾り体。 - 【請求項２】 口縁に深い複数本の切込をもつ小さい開
口を備えた球形の外側芯材と、外側芯材の外側全面に被
覆され且つ外周辺部が上記小開口を介して外側芯材内に
入った状態で挟止された被覆材と、被覆材の外周辺部を
外側芯材内に入れるために機能してから同外側芯材内に
上記挟止機能および小開口閉塞機能を果す状態で残存さ
れたままの内側芯材と、内側芯材の外面に設けた衣服等
への取付脚と、より構成されたことを特徴とするくるみ
球形ボタン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34429997A JPH11157298A (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | くるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34429997A JPH11157298A (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | くるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11157298A true JPH11157298A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18368171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34429997A Pending JPH11157298A (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | くるみ球形飾り体およびくるみ球形ボタン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11157298A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006000155A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Wako:Kk | くるみボタン及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-11-29 JP JP34429997A patent/JPH11157298A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006000155A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Wako:Kk | くるみボタン及びその製造方法 |
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