JPH11157275A - 回転出没式シャープペンシル - Google Patents
回転出没式シャープペンシルInfo
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- JPH11157275A JPH11157275A JP34206297A JP34206297A JPH11157275A JP H11157275 A JPH11157275 A JP H11157275A JP 34206297 A JP34206297 A JP 34206297A JP 34206297 A JP34206297 A JP 34206297A JP H11157275 A JPH11157275 A JP H11157275A
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- Japan
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- mechanical pencil
- push pin
- pencil unit
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
き、組み立てが簡単であり、部品の耐久性に優れた回転
出没式シャープペンシルを提供すること。 【解決手段】 軸筒内にシャープペンシルユニット出没
可能に配置したシャープペンシルにおいて、前記軸筒を
前軸1と後軸2とより構成し、前記前軸1にはシャープ
ペンシルユニット7を前後動可能に配置せしめると共
に、そのシャープペンシルユニット7に外パイプ7aを
囲繞せしめた状態で固定し、また、前記後軸2には、そ
の外パイプ7aを押圧前進すべくカム機構を配置すると
共に、そのカム機構を前記前軸1と後軸2との相対的な
回転動作によって作動せしめ、更に、前記後軸2にシャ
ープペンシルユニット7を作動せしめる押しピン14を
前記カム機構を貫通せしめた状態で配置した回転出没式
シャープペンシル。
Description
ペンシルユニットを出没可能に配置したシャープペンシ
ルに関する。
ら、従来より、非筆記時(携帯時等)にシャープペンシ
ルの先端部分を軸筒内に収納できる回転出没式シャープ
ペンシルが知られている。その中でシャープペンシルユ
ニットが芯タンクからなる一重パイプ式のものと、芯タ
ンクと外パイプからなる二重パイプ式(実公昭59−3
915号公報、実公昭60−21271号公報)のもの
がある。
て、前者は、筆記圧をシャープペンシルユニットのチャ
ックバネを介して受ける所望の芯耐圧を得るために、チ
ャックバネを強くせざるを得ず、その結果、ノック圧も
高くなるという問題点があった。後者は、二重パイプユ
ニットにより筆記圧はチャックバネを介さず外パイプが
受けるため、所望の芯耐圧が得られ、ノック圧を低くで
きるという利点があるが、シャープペンシルユニット
に、先端出没あるいは芯出しノックのための機構が直接
取り付けてあるため組み立ての複雑さがあり、また、シ
ャープペンシルユニットの外側にそれらの部材を取り付
けなければならない。しかし、前記の部品を取り付ける
のは、軸の外径を太くしなければならないが、軸筒の外
径を太くすると見栄えを損なうという問題が生じる。そ
こで、軸筒の部材の厚さを肉薄にしなければならず、部
品の耐久性が低下するという問題があった。
決することを目的とし、軸筒内にシャープペンシルユニ
ットを出没可能に配置したシャープペンシルにおいて、
前記軸筒を前軸と後軸とより構成し、前記前軸にはシャ
ープペンシルユニットを前後動可能に配置し、そのシャ
ープペンシルユニットに外パイプを囲繞した状態で固定
し、また、前記後軸には、その外パイプを押圧前進する
カム機構を配置し、そのカム機構を前記前軸と後軸との
相対的な回転動作によって作動させる如くなし、前記後
軸にシャープペンシルユニットを作動せしめる押しピン
を前記カム機構を貫通した状態で配置し、前記カム機構
を回転子と摺動子及びカム筒より構成し、前記シャープ
ペンシルユニットの前方への移動を前記摺動子の移動に
よって行い、その摺動子に前記押しピンを係合させた回
転出没式シャープペンシルにおいて、前記押しピンに少
なくとも1つの外方リブを形成し、一方前記回転子に回
転を制御され、長手方向に摺動可能なノック部を有する
天冠止めを、少なくとも先端部を前記回転子の内方に配
置し、前記天冠止めのノック部は先端面に少なくとも1
つの切り欠き部を形成し、前記押しピンが後方に位置し
ているシャープペンシルユニット収納時に、前記押しピ
ンの外方リブの後端面が前記天冠止めノック部の切り欠
き底部付近に位置し、押しピンが前進位置にあるシャー
プペンシルユニット繰り出し時に、所定の角度回転子と
同期して天冠止めが回転し、前記押しピン外方リブ後端
面の直後に前記天冠止めノック部の先端面が配置される
ようになした回転出没式シャープペンシルを要旨とする
ものである。
例に基づいて詳細に説明する。図1乃至図7は本発明の
第1実施例である。1は前軸で、後端にカム筒12が一
体に固定されている。2はカム筒12外周に挿着した後
軸で、後端の天冠止め10と天冠9でクリップ4を固定
している。天冠止め10外周には、その天冠止め10と
は回転不能ではあるが前後動可能な回転子11が係合し
ており、その回転子11の先端にはカム面11aが形成
されている。13は摺動子で、後方に摺動突起13aが
形成されている。その摺動子13は、前記カム筒12先
端より挿入され、摺動突起13aがカム筒12の溝部1
2a内に嵌入している。こうして、前記摺動子13はカ
ム筒12に対して、相対的な回動が阻止されているが、
前後動は可能になっている。14は押しピンで、押しピ
ン外方リブ14aと摺動子13の貫通孔13bに形成さ
れる内方開口溝13cに回転を規制され、摺動子内方係
止段部13dとこれに係止する押しピン係止突起14c
にて係止されると共に、前記係止突起14cとは異なる
位置に外方リブ14aが形成されている。天冠止めノッ
ク部10aはその先部が回転子11の内方に配置され、
先端面に切り欠き部10bが形成され、押しピン14が
後退しているシャープペンシルユニット収納時は、その
外方リブ14aの後端は切り欠き底部10c付近に位置
し、押しピン14が前進しているシャープペンシルユニ
ット繰り出し時には天冠止め10は回転子11と共に所
定の角度回転し、押しピン14の外方リブ14a後端は
天冠止めノック部10aの先端面付近に配置される。シ
ャープペンシルユニット繰り出し時、後軸2あるいはそ
の他の部材を押すことで天冠止め10が押され、天冠止
めノック部10aに近接する押しピン外方リブ14a
が、天冠止めノック部先端面10dによって押され、芯
出しが行える。
イプで、その外パイプ7aの後部は前記摺動子13の先
部に圧入固定されている。7bはシャープペンシルユニ
ット7の芯タンクで、押しピン14の先端が適宜隙間を
形成し対向位置している。その隙間の形成は、押しピン
14や芯タンク7bの長さ寸法のばらつきを考慮しての
ことである。つまり、互いに短く形成してしまった場合
には、芯の繰り出し操作が行えるが、長く形成してしま
った場合には、前記押しピン14が芯タンク7bを常に
押圧した状態となってしまうのである。そして、その押
圧動作により、シャープペンシルユニット7の芯を把持
するチャック体7cが解放した状態、或は、解放までは
しないまでも把持力が弱まってしまい、芯の繰り出し動
作が行えなくなるばかりでなく、筆記中に芯が没入して
しまうといった問題が発生する。押しピン14と芯タン
ク7bとの隙間は摺動子内方係止段部13dとそれに係
止する押しピン係止突起14cとの隙間であっても何ら
差し支えない。8はシャープペンシルユニット7を常時
後方に付勢している前バネ、3は先金、6は消しゴム、
15はカムバネである。シャープペンシルユニット7は
芯タンク7bがノックされる度に芯が一定量突出するが
その構造は周知あるので説明を略する。
シルユニット7先端の口金7dが前軸1先端より内方に
収納されている図1の状態より図2の突出状態にするに
は、後軸2を右方向に所定の角度回転させると天冠止め
10が回転し、同時に回転子11が回転し、カム面11
aが摺動子13の摺動突起13aを前方に押す。摺動子
13の摺動突起13aはカム筒12の溝部12aにより
回動を阻止されているので、前記摺動子13は回転せず
前進のみを行なうと共に、シャープペンシルユニット7
の外パイプ7aを前方に押す。この動作によって前記シ
ャープペンシルユニット7は前進し、口金7dが先金3
より突出する。この時、カム面11aの先端凹部11b
に摺動子13の摺動突起13aが嵌入し摺動子13をそ
の状態に保持する。この時、前記押しピン14の係止突
起14cは、摺動子13の内方係止段部13dに係合し
ているので、摺動子13と共に引っ張られ前方に前進す
る。尚、天冠止め10は回転子11と共に所定の角度回
転するので、天冠止めノック部10aの先端面10d
が、前進した押しピン14の外方リブ後端面14bの直
後に位置する。この状態で、頭冠5をノックすると天冠
止めノック部先端面10dが押しピン14の外方リブ後
端面14bを押し、押しピン14が芯タンク7bの後端
を押し、芯を一定長繰り出す。
突出した図2の状態において、後軸2を左方向に回転さ
せると回転子11も一体に回転し、回転子11のカム面
11aの先端凹部11bが摺動突起13aより外れる。
ここで、シャープペンシルユニット7は前バネ8により
後方に押されているので後軸2を元の位置迄回転させる
と、摺動子13は後方に移動すると共に、押しピン14
も後退し、天冠止め10が回転し、押しピン外方リブ後
端面14bは天冠止めノック部切り欠き底部10c付近
に位置される。この動作によって前記シャープペンシル
ユニット7の口金7dが図1に示す如く先金3内に収納
される。
4に切り欠き部14dを形成し、天冠止めノック部10
aに外方リブ10eを形成したものである。
る天冠止め10を後軸2、頭冠5等の部材と固定し、後
軸部を回転することで、シャープペンシルユニット7の
出没をなし、後軸部を押圧することで芯出しが行える後
軸ノック式を示したが、ノック部10aを有する天冠止
め10を後軸2とは固定せず、頭冠5に固定することに
より、頭冠5の押圧でシャープペンシルユニット7の芯
出しが行える後端ノック式としても何等差し支えない。
シルユニット出没可能に配置したシャープペンシルにお
いて、前記軸筒を前軸1と後軸2とより構成し、前記前
軸1にはシャープペンシルユニット7を前後動可能に配
置せしめると共に、そのシャープペンシルユニット7に
外パイプ7aを囲繞せしめた状態で固定し、また、前記
後軸2には、その外パイプ7aを押圧前進すべくカム機
構を配置すると共に、そのカム機構を前記前軸1と後軸
2との相対的な回転動作によって作動せしめ、更に、前
記後軸2にシャープペンシルユニット7を作動せしめる
押しピン14を前記カム機構を貫通せしめた状態で配置
したので、シャープペンシルユニット7の外パイプ摺動
機構と、芯タンク7bのノック機構を独立した構成にで
き、汎用性の高いシャープペンシルユニットを使用で
き、部品の共通化が計れ、組み立て時、シャープペンシ
ルユニットは最後に組み込めばよいので組み立てが容易
で、組み立て工程が大巾に低減できると共に、耐久性に
優れたシャ−プペンシルを提供することができる。更に
本発明ではシャープペンシルユニット収納時と繰り出し
時において先金3先端から頭冠5までの全長が変わるこ
となく、しかもシャープペンシルユニット7の前進にも
拘わらずノックストロークを短く設定することができ
る。
トが収納状態の正断面図である。
正断面図である。
る。
面図である。
面図である。
解斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸筒内にシャープペンシルユニットを出
没可能に配置したシャープペンシルにおいて、前記軸筒
を前軸と後軸とより構成し、前記前軸にはシャープペン
シルユニットを前後動可能に配置し、そのシャープペン
シルユニットに外パイプを囲繞した状態で固定し、ま
た、前記後軸には、その外パイプを押圧前進するカム機
構を配置し、そのカム機構を前記前軸と後軸との相対的
な回転動作によって作動させる如くなし、前記後軸にシ
ャープペンシルユニットを作動せしめる押しピンを前記
カム機構を貫通した状態で配置し、前記カム機構を回転
子と摺動子及びカム筒より構成し、前記シャープペンシ
ルユニットの前方への移動を前記摺動子の移動によって
行い、その摺動子に前記押しピンを係合させた回転出没
式シャープペンシルにおいて、前記押しピンに少なくと
も1つの外方リブを形成し、一方前記回転子に回転を制
御され、長手方向に摺動可能なノック部を有する天冠止
めを、少なくとも先端部を前記回転子の内方に配置し、
前記天冠止めのノック部は先端面に少なくとも1つの切
り欠き部を形成し、前記押しピンが後方に位置している
シャープペンシルユニット収納時に、前記押しピンの外
方リブの後端面が前記天冠止めノック部の切り欠き底部
付近に位置し、押しピンが前進位置にあるシャープペン
シルユニット繰り出し時に、所定の角度回転子と同期し
て天冠止めが回転し、前記押しピン外方リブ後端面の直
後に前記天冠止めノック部の先端面が配置されるように
なしたことを特徴とする回転出没式シャープペンシル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34206297A JP3843565B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 回転出没式シャープペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34206297A JP3843565B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 回転出没式シャープペンシル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11157275A true JPH11157275A (ja) | 1999-06-15 |
JP3843565B2 JP3843565B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=18350869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34206297A Expired - Fee Related JP3843565B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 回転出没式シャープペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3843565B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP34206297A patent/JP3843565B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3843565B2 (ja) | 2006-11-08 |
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A521 | Written amendment |
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Effective date: 20060307 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
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