JPH11156992A - 固体潤滑性および非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜、並びに皮膜付き物品 - Google Patents
固体潤滑性および非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜、並びに皮膜付き物品Info
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- JPH11156992A JPH11156992A JP34212797A JP34212797A JPH11156992A JP H11156992 A JPH11156992 A JP H11156992A JP 34212797 A JP34212797 A JP 34212797A JP 34212797 A JP34212797 A JP 34212797A JP H11156992 A JPH11156992 A JP H11156992A
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Abstract
施された物品を提供する。 【構成】 耐摩耗性硬質皮膜は、周期律表IVa族、V
a族、VIa族金属元素及びAl、Si、B、Cから選
択される一種以上の元素と、B、C、N、Oから選択さ
れる一種以上の元素とによって構成される単層または2
種以上の積層化合物皮膜である高硬度皮膜の上に、金属
クロム、またはCrと、B、C、N、Oから選択される
一種以上の元素によって構成される単層または2種以上
の積層化合物皮膜の固体潤滑皮膜で構成される。また、
物品に施される耐摩耗性硬質皮膜は、高硬度皮膜の下地
層と固体潤滑皮膜の表面層とからなる。
Description
非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜、並びに皮膜付
き物品に関する。
表面に耐摩耗性を向上させるためにイオンプレーティン
グ法などにより、TiN、TiCN、TiAlNなどを
被覆することは知られている。また、CrNなどの金属
クロムあるいはそれらの窒化物、酸化物などは、耐熱
性、摺動特性、非親和性が優れており、その結果、固体
潤滑性に優れていることが見い出されている。従来、C
r系の皮膜は固体潤滑性に優れるものの、膜硬度が低
く、耐摩耗性硬質皮膜としては不向きである。よって、
従来は、最外層がTiN、TiCNなどCr系以外の高
硬度皮膜で構成された皮膜が主に用いられている。
がTiN、TiCN、TiAlNで構成された皮膜は、
皮膜自身の硬度は高いものの、被切削材との親和性が高
いという欠点があった。そのため、構成刃先の成長が大
きい、切粉の排出性が悪い、摺動抵抗が高く発熱する、
表面にワーク材が溶着するなどの現象が生じ、膜の早期
脱落、剥離、摩耗などが起き、工具の寿命を縮ませてい
る。このように、これら従来の最外層がTiN、TiC
NなどのCr系以外の高硬度皮膜で構成された皮膜では
満足のいく寿命は得られなかった。
と、エンドミル、ドリル、タップ、リーマ、サイドカッ
タ、メタルソー、チップ、面取り、パンチ、シャー刃、
切削工具の切り刃は、図3、図4に示すように、すくい
面と逃げ面(ランド部、マージン部も含む)で構成され
ている。なお、図3はドリルを例にとった場合の斜視図
であり、図4は、リーマを例にとった場合の断面図であ
る。また、図3、図4中には、以下に記載する摩耗が生
ずる箇所を指示している。
よる摩耗、構成刃先による損傷及びそれらによる温度上
昇等により、一般にクレータ状の摩耗が発生する。逃げ
面では、被切削物との摩耗や構成刃先の脱落による摩
耗、損傷及び温度上昇等により、すきとり摩耗が発生す
る。同様にマージン部を持つドリル、タップ、リーマで
は被切削材とマージン部との摩耗が著しく、温度上昇が
激しい。特にハイス工具の場合、著しい温度上昇により
硬度低下が発生しエッジだれが起こる。従来の技術で
は、高硬度皮膜より刃先先端の保護は可能であるが、固
体潤滑性が低いため、切り粉、被切削物および構成刃先
による摩耗及びそれらによる温度上昇に対しては、期待
どおりの効果を上げることができなかった。
(例えば、摺動軸受け)等の場合、図5に示すように、
角R部は被加工物、摺動物により、摩耗し、面部は凝着
し、焼き付き等が生じ易かった。なお、図5はダイを例
にとった断面図である。また、図5には、摩耗及び付着
が生じる箇所を指示している。従来の技術では、高硬度
皮膜により角部の保護は可能であるが、固体潤滑性が低
いため、凝着や焼き付き、摩耗等に対しては、期待どお
りの効果を上げることができなかった。
解決するために、固体潤滑性および非親和性を有する複
合耐摩耗性硬質皮膜、並びに皮膜付き物品を提供するこ
とにある。
に、本発明は、周期律表IVa族、Va族、VIa族金
属元素及びAl、Si、B、Cから選択される一種以上
の元素と、B、C、N、Oから選択される一種以上の元
素とによって構成される単層または2種以上の積層化合
物皮膜である高硬度皮膜の上に、金属クロム、またはC
rと、B、C、N、Oから選択される一種以上の元素に
よって構成される単層または2種以上の積層化合物皮膜
の固体潤滑皮膜で構成されることを特徴とする固体潤滑
性および非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜を採用
するものである。
体潤滑皮膜の表面層とからなる複合耐摩耗性硬質皮膜が
施された物品を採用するものであり、ここで、前記高硬
度皮膜は周期律表IVa族、Va族、VIa族金属元素
及びAl、Si、B、Cから選択される一種以上の元素
と、B、C、N、Oから選択される一種以上の元素とに
よって構成される単層または2種以上の積層化合物皮膜
からなり、前記固体潤滑皮膜は金属クロム、またはCr
と、B、C、N、Oから選択される一種以上の元素によ
って構成される単層または2種以上の積層化合物皮膜か
らなることが好ましい。
めるあまり、母材側から傾斜的に硬度が高くなるような
膜構造にして最外層を最も硬くしていた。そのため、ワ
ーク材との非親和性は犠牲になっていた。これに対し
て、本発明者は、従来の高硬度皮膜の上に金属クロム、
またはCrと、B、C、N、Oから選択される一種以上
の元素によって構成される単層または2種以上の積層化
合物皮膜を施すことにより、最外層が下地層より低い固
体潤滑性や非親和性等を持つ膜構造が得られ、そのよう
な複合皮膜が切削工具等を含む各種の工具に優れた特性
を有することを見い出したものである。
くに従い、例えば、図2に示すように、エッジやコーナ
部の最外層積層化合物の固体潤滑皮膜3は次第に摩耗
し、下地層の積層化合物のうちの高硬度皮膜2が現れて
くる。結果として、エッジやコーナ部等は下からTi
N、TiCN、TiAlN等の高硬度皮膜が現れ、母材
1を保護し、耐摩耗性に効果を発揮し、面部は、金属ク
ロム、CrN等の固体潤滑性皮膜が残り、摺動特性が維
持でき、切粉の掃けや溶着、焼き付き防止等の固体潤滑
性や非親和性等に効果が上がる。個々の性能向上はもと
より、両方の相乗効果により、工具、金型、機械部品等
において飛躍的に寿命を延ばすことができるようになっ
た。
滑性の優れた皮膜を金属材料に施したものといえる。さ
らに具体的には、切削、摺動等の作業によって摩耗した
場合、内側の高硬度皮膜と外側の固体潤滑性に優れた皮
膜が表面に共存し、それによって、切削、摺動等の作業
に適した工具、部品にあるといえる。
ば、S15C等の肌焼き鋼、S45C等の構造用鋼、S
UP10等のバネ鋼、SUJ2等の軸受け鋼、SKD6
等の熱間加工用工具鋼、SKD11等の冷間加工用工具
鋼、SKH51等の高速度工具鋼等の鋼材や超硬合金、
またはAl合金、Cu合金、Ti合金等の非鉄金属があ
る。
スパッタリング法等の公知の方法を用いて成膜すること
ができる。2種類以上の金属イオンを供給し、かつ耐摩
耗性などの強固な付着力を要求される皮膜に対しては、
特に、強固な付着力が得られるイオンプレーティング法
が好ましい。以下に説明する実施例では、真空アーク放
電型イオンプレーティング装置を使用したが、真空ホロ
ーカソード型イオンプレーティング装置等を用いてもよ
い。
めの反応性ガスの場合、N2 、アンモニアまたはこれら
の混合ガスを用いるのが好ましい。窒化物生成後、窒化
物の表面を酸化物に置き換える場合、O2 あるいは大気
を用いるのが好ましい。
に説明する。
置として真空アーク放電型イオンプレーティング装置を
使用した。皮膜を形成させるための金属蒸発源として溶
解法で作成したTiターゲット及びCrターゲットを用
いた。被覆する金属材料として、SKH51からなる直
径8mmのドリルを用いた。この鋼材を有機溶剤により
洗浄後、真空反応槽内にセットし、この真空槽内の圧力
を1×10-5Torrまでの真空にした後、Tiイオン
衝撃による洗浄、加熱を行って、TiNの成膜を開始す
る。
/分の速度で反応槽内に導入し、圧力を30×10-3と
した。上記金属蒸発源に90Aの電流を流すことにより
Tiターゲットから真空アーク放電によりTiイオンを
放出させ、一方、上記鋼材には−500Vのバイアス電
圧を印加した。このような条件下で鋼材上にTiNを生
成させた。約40分の成膜反応後、その上に同様な方法
でCrNをイオンプレーティング法により生成させた。
約40分の成膜反応後、TiNである下地層2μの皮
膜、TiN/CrNである中間層0.2μの皮膜、Cr
Nである最外層3μの皮膜が得られた。
のような方法を採用した。即ち、このようにして得られ
た表面被覆ドリルの性能をドリル切削加工により形成で
きた穴の数によって評価した。切削条件は非削材が銅板
厚さ2T、切削速度50m/分、送り0.2mm/RP
M、貫通穴とした。その結果、切削回数2.500回を
越えた時点から、下地層であるTiNが現れ,全体とし
ての切削加工可能回数は10,500回であった。
コートのドリルを用いたときの切削可能回数は実施例1
と同じ切削条件で2,000回に過ぎなかった。
ングのみ施したドリルを用いたときの切削可能回数は実
施例1と同じ条件で3,100回に過ぎなかった。
ングのみ施したドリルを用いたときの切削可能回数は実
施例1と同じ条件で5,000回に過ぎなかった。
KH51からなる直径8mmのドリルを用いた。このド
リルを、Alターゲットを追加することを除いては、実
施例1と同じ方法で成膜し、TiAlNである下地層2
μの皮膜、TiAlN/CrNである中間層0,2μの
皮膜、CrNである最外層3μの皮膜が得られた。
のような方法を採用した。即ち、このようにした得られ
た表面被覆ドリルの性能をドリル切削加工により形成で
きた穴の数によって評価した。切削条件は非削材がSC
M440、ドリル回転数1,500回転/分、送り0,
15mm/RPM、切り込み深さ20mmとした。その
結果、切削回数が150回を越えた時点から、下地層で
あるTiAlNが現れ、全体として切削加工可能回数は
540回であった。
膜した上に、TiAlNとCrNを実施例2と同様にコ
ーティングを施したドリルを用いたときの切削可能回数
は実施例2と同じ条件で580回であった。
膜した上に、TiAlNを3μ成膜し、最外層としてC
rNを3μ、Cr2 Nを1μ、実施例2と同じ方法でコ
ーティングを施したドリルを用いたときの切削可能回数
は実施例2と同じ条件で600回であった。
グのみ施したドリルを用いたとき、切削可能回数は実施
例2と同じ条件で360回に過ぎなかった。
み施したドリルを用いたときの切削可能回数は実施例2
と同じ条件で130回に過ぎなかった。
KD11からなる外径45mm、内径20mm、高さ4
0mmのプレス絞り用ダイを用いた。このダイを実施例
1と同じ条件で成膜し、TiNである下地層2μの皮膜
及びCrNである最外層3μの皮膜が得られた。
のような方法を採用した。即ち、このようにして得られ
た表面被覆ダイの性能をアルミニウム絞り加工によりで
きた製品の数により評価した。被加工材料がA1100
アルミニウム板厚さ0,7T、切削油は強粘性プレス油
を使用し、加工速度は30spmで加工した。その結
果、20,000個加工した時点で下地層であるTiN
が現れ、全体として加工製品数は30,000個を優に
越え、ダイの溶着は見られず、継続して加工可能であっ
た。
た上に、Crを蒸着で5μコーティングを施したダイを
用いたとき、加工可能製品数は実施例5と同じ加工条件
で、約1,000加工した時点でR部にごく微量の剥離
が見られたものの、ダイへのアルミニウムの付着がな
く、全体として15,000個まで継続加工が可能であ
った。
た上に、CrNをイオンプレーティングで5μコーティ
ングを施し、大気若しくは酸化雰囲気中で加熱し表面に
Cr2 O3 を生成させたダイを用いたときの加工可能製
品数は、実施例5と同じ加工条件で、21,000加工
した時点で下地層であるTiNが現れ、全体として加工
製品数は30,000個を優に越え、ダイへの溶着は見
られず、継続して加工可能であった。また、金属粉や固
化したプレス油などの除去が大変容易であった。
コートのダイを用いたときの加工可能製品数は実施例5
と同じ加工条件でダイへのアルミニウムの付着が激しく
50個に過ぎなかった。
み施したダイを用いたときの加工可能製品数は実施例5
と同じ加工条件で100個前後から面部に比較例6と同
様な付着が見られ、1,100個に過ぎなかった。
み施したダイを用いたときの加工可能製品数は実施例5
と同じ加工条件で、2,000個前後からCrN膜摩擦
部分であるR部終端に比較例6と同様の付着が見られ、
2,800個に過ぎなかった。
れば、エッジや角R部等は下からTiN、TiCN、T
iAlN等の高硬度皮膜が現れ、耐摩耗性に効果を発揮
し、面図は金属クロム、CrN等固体潤滑皮膜が残り、
摺動特性が維持でき、切粉の掃けや溶着、焼き付き防止
等固体潤滑性や非親和性等に効果が上がる。個々の性能
向上はもとより、両方の相乗効果により、工具、金型、
機械部品等において、飛躍的に寿命を延ばすことができ
る。
である。
ある。
る。
る。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 周期律表IVa族、Va族、VIa族金
属元素及びAl、Si、B、Cから選択される一種以上
の元素と、B、C、N、Oから選択される一種以上の元
素とによって構成される単層または2種以上の積層化合
物皮膜である高硬度皮膜の上に、金属クロム、またはC
rと、B、C、N、Oから選択される一種以上の元素に
よって構成される単層または2種以上の積層化合物皮膜
の固体潤滑皮膜で構成されることを特徴とする固体潤滑
性および非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜。 - 【請求項2】 請求項1記載の複合耐摩耗性硬質皮膜に
おいて、前記積層化合物皮膜をイオンプレーティング法
で成膜することを特徴とする複合耐摩耗性硬質皮膜。 - 【請求項3】 請求項2記載の複合耐摩耗性硬質皮膜に
おいて、前記イオンプレーティング中、反応性ガスとし
てN2 あるいはアンモニアまたはこれらの混合ガスを用
いて成膜することを特徴とする複合耐摩耗性硬質皮膜。 - 【請求項4】 高硬度皮膜の下地層と固体潤滑皮膜の表
面層とからなる複合耐摩耗性硬質皮膜が施された物品。 - 【請求項5】 請求項4記載の物品において、前記高硬
度皮膜は周期律表IVa族、Va族、VIa族金属元素
及びAl、Si、B、Cから選択される一種以上の元素
と、B、C、N、Oから選択される一種以上の元素とに
よって構成される単層または2種以上の積層化合物皮膜
からなり、前記固体潤滑皮膜は金属クロム、またはCr
と、B、C、N、Oから選択される一種以上の元素によ
って構成される単層または2種以上の積層化合物皮膜か
らなることを特徴とする物品。 - 【請求項6】 請求項4記載の物品において、前記物品
は、エンドミル、ドリル、タップ、リーマ、サイドカッ
タ、メタルソー、チップ、面取り、パンチ、シャー刃、
切削工具、ダイ、または摩耗部分を持つ機械部品のうち
から選ばれた物品であることを特徴とする物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34212797A JP3891520B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 固体潤滑性および非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜、並びに皮膜付き物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34212797A JP3891520B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 固体潤滑性および非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜、並びに皮膜付き物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11156992A true JPH11156992A (ja) | 1999-06-15 |
JP3891520B2 JP3891520B2 (ja) | 2007-03-14 |
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ID=18351346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34212797A Expired - Lifetime JP3891520B2 (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 固体潤滑性および非親和性を有する複合耐摩耗性硬質皮膜、並びに皮膜付き物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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-
1997
- 1997-11-27 JP JP34212797A patent/JP3891520B2/ja not_active Expired - Lifetime
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