JPH11156653A - Xyステージ - Google Patents

Xyステージ

Info

Publication number
JPH11156653A
JPH11156653A JP33177897A JP33177897A JPH11156653A JP H11156653 A JPH11156653 A JP H11156653A JP 33177897 A JP33177897 A JP 33177897A JP 33177897 A JP33177897 A JP 33177897A JP H11156653 A JPH11156653 A JP H11156653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving stage
stage
work
fixed table
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33177897A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Serizawa
祥吾 芹澤
Hiromi Nakamura
弘洋 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP33177897A priority Critical patent/JPH11156653A/ja
Publication of JPH11156653A publication Critical patent/JPH11156653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに作用する押し付け力に対して高い剛
性を備えるとともに、簡易な構造を備え、小型で製作コ
ストが掛からないXYθステージを提供する。 【解決手段】 固定テーブル12上に移動ステージ11
が載せられ、ワーク10は移動ステージ11上に吸着さ
れる。固定テーブル12には上下方向に貫通する開口部
19が形成され、固定テーブル12の下にXYθ移動テ
ーブル13が設置される。移動ステージ11は、開口部
19の中に収容された伝達部材21を介して、XYθ移
動テーブル13に接続される。伝達部材21は、移動ス
テージ11の上下方向の移動を拘束せず、水平面内の移
動および回転のみをXYθ移動テーブル13から移動ス
テージ11へ伝達する。移動ステージ11の上面には、
ワーク10の吸着兼浮上用のエア孔31が形成され、移
動ステージ11の下面には、移動ステージ11自体の吸
着兼浮上用のエアポケット33が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平板状のワークの
XY方向あるいはXYθ方向のアライメントに使用され
るXYステージに係り、特に、プレス加工機あるいは印
刷機などの様な、ワークに対して上方から大きな押し付
け力が作用する装置において使用されるXYステージに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の様な、平板状のワークに対
して上方から大きな押し付け力が作用する装置に組み込
まれるXYステージにおいては、例えば、ガイド部にボ
ールベアリングの代わりに滑り機構を採用したものな
ど、大きな押し付け力に耐えられる高い剛性を備えた装
置が使用されてきた。
【0003】(従来の装置の問題点)従来のXYステー
ジでは、ワークのアライメントの際にはワークに対して
大きな押し付け力は作用せず、アライメントの終了後に
大きな押し付け力が作用するにも拘らず、高剛性を備え
たXYステージが使用されていた。このため、XYステ
ージの構造が複雑化及び大型化し、その製作コストも大
きなものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
従来のXYステージの問題点に鑑み成されたもので、本
発明の目的は、ワークに作用する押し付け力に対して高
い剛性を備えるとともに、比較的簡易な構造を備え、小
型で製作コストが掛からないXYステージの構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のXYステージ
は、平板状のワークがその上面に吸着により保持される
移動ステージと、移動ステージの下面に対向して配置さ
れ、切替えによりその上面に移動ステージを吸着しある
いは浮上させることが可能で、上下方向に貫通する開口
部が形成された固定テーブルと、固定テーブルの下側に
配置され、水平面内での二軸方向の移動が可能な駆動機
構と、前記開口部の中に収容され、前記移動ステージを
前記駆動機構に接続し、前記移動ステージの上下方向の
移動が可能な状態で、水平面内の移動のみを前記駆動機
構から前記移動ステージに伝達する伝達部材と、を備え
たことを特徴とする。
【0006】本発明のXYステージを用いて、以下の手
順によりワークのアライメントを行うことができる。先
ず、ワークを移動ステージの上に搬送し、移動ステージ
の上に吸着する。次に、移動ステージを固定テーブルの
上に浮上させ、この状態で、駆動装置を用いて移動ステ
ージの水平面内の移動量を調整する。この結果、ワーク
の位置が目標の条件内に収まったときに、移動ステージ
を固定テーブルの上に降ろし、固定テーブルの上に吸着
する。これによって、ワークのアライメントが終了す
る。
【0007】ワークのアライメントが終了した後では、
ワークは固定テーブルの上に吸着されて保持されている
ので、ワークに対して上面から作用する押し付け力は、
固定テーブルで支えられ、駆動機構側には伝達されな
い。従って、駆動機構側には大きな押し付け力が作用し
ないので、高い剛性を備えたものは必要とされない。一
方、固定テーブル側は可動部分を内蔵していないので、
高い剛性を備えたものを容易に製作することができる。
なお、上記の構造は、θ方向の駆動機能を備えたXYス
テージ(XYθステージ)に対しても同様に適用するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に基づくXYステ
ージ(XYθステージ)の一例を示す。図中、11は移
動ステージ、12は固定テーブル、13はXYθ移動テ
ーブル(駆動機構)、19は開口部、21は伝達部材を
表す。
【0009】フレーム17の上に固定テーブル12が支
持され、固定テーブル12の上には移動ステージ11が
載せられている。ワーク10は、移動ステージ11の上
に吸着されて保持される。更に、固定テーブル12の上
には、移動ステージ11に隣接して搬送テーブル15が
固定されている。搬送テーブル15の上面の高さは、移
動ステージ11の上面の高さと同一である。ワーク10
は、搬送テーブル15を介して移動ステージ11上に送
られ、また、搬送テーブル15を介して移動ステージ1
1上から取出される。
【0010】固定テーブル12には、移動ステージ11
の四隅の近傍の下側に相当する部分などの複数箇所に、
それぞれ、上下方向に貫通する開口部19が形成されて
いる。なお、図1には、その内の二箇所が示されてい
る。
【0011】移動ステージ11の下方に相当する、固定
テーブル12の下にはXYθ移動テーブル13が設置さ
れている。移動ステージ11は、開口部19の中に収容
された伝達部材21を介して、XYθ移動テーブル13
に接続されている。この伝達部材21は、上端部が移動
ステージ11の下面に固定された伝達軸23と、XYθ
移動テーブル13側に設けられたボールブシュ25から
構成されている。伝達軸23は、周囲をボールブシュ2
5でガイドされた状態で上下方向に摺動することができ
る。従って、XYθ移動テーブル13の水平面内の移動
及び回転のみが移動ステージ11に伝達され、移動ステ
ージ11の上下方向の動きはXYθ移動テーブル13に
よって拘束されない。
【0012】移動ステージ11の上面には、ワーク10
の吸着兼浮上用のエア孔31が多数形成され、それらの
エア孔31は、移動ステージ11の内部及び複数の伝達
軸23のうちの一つ(図1において右側の伝達軸23)
の内部を通る経路を介して、ワーク用エア配管41に接
続されている。一方、移動ステージ11の下面には、移
動ステージ11自体の吸着兼浮上用のエアポケット33
が形成され、これらのエアポケット33は、移動ステー
ジ11の内部及び複数の伝達軸23のうちの他の一つ
(図1において左側の伝達軸23)の内部を通る経路を
介して、移動ステージ用エア配管43に接続されてい
る。また、搬送テーブル15の上面には、ワーク10の
搬送の際に使用される浮上用のエア孔35が多数形成さ
れ、それらのエア孔35は、搬送テーブル15の内部を
通る経路を介して、ワーク搬送用エア配管45に接続さ
れている。
【0013】次に、このXYθステージの使用方法につ
いて説明する。ワーク10を、搬送用ロボットなどによ
って搬送テーブル15の上に搬送した後、搬送テーブル
15上面のエア孔35及び移動ステージ11上面のエア
孔31から圧縮空気を吐出させてワーク10を浮上さ
せ、移動ステージ11上に移送する。移動ステージ11
の周縁部にはガイド用のストッパ29が設けられてお
り、ワーク10の端部をストッパ29に接触させること
によって移動ステージ11に対するワーク10の位置決
めが行われる。位置決め終了後、エア孔35及びエア孔
31からの圧縮空気の吐出を停止し、ワーク用エア配管
41を吸着側に切り替え、移動ステージ11の上にワー
ク10を吸着する。
【0014】次いで、移動ステージ11下面のエアポケ
ット33へ圧縮空気を供給し、移動ステージ11を固定
テーブル12の上に正圧により浮上させる。この状態
で、XYθ移動テーブル13を駆動して、伝達軸23を
介して移動ステージ11の水平面内における位置決めを
行う。位置決め終了後、エアポケット33からの圧縮空
気の供給を停止し、ワーク用エア配管41を吸着側に切
り替え、固定テーブル12の上に移動ステージ11を吸
着する。
【0015】この状態で、ワーク10に対して処理(プ
レスあるいは印刷など)を行う。この状態では、ワーク
10は、移動ステージ11を介して固定テーブル12に
よって支持されているので、ワーク10の上面から作用
する押し付け力は、XYθ移動テーブル13には伝達さ
れない。
【0016】ワーク10の処理が終了した後、再び、移
動ステージ11上面のエア孔31及び搬送テーブル15
上面のエア孔35から圧縮空気を吐出させてワーク10
を浮上させ、ワーク10を搬送テーブル15上に移送
し、更に装置外に搬出する。
【0017】なお、前述した実施の形態においては、移
動ステージ11を固定テーブル12に対して浮上及び吸
着するためのエアポケット33を移動ステージ11の下
面に設け、エアポケット33への圧縮空気の供給を伝達
軸23を介して行う例を示したが、このエアポケット3
3を固定テーブル12の上面に設け、固定テーブル12
内に設けられた経路を介して圧縮空気を供給するように
してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明のXYθステージでは、移動ステ
ージと駆動機構(XYθ移動テーブル)との間に固定テ
ーブルを配置し、伝達部材を介して、移動ステージをそ
の上下方向の移動を拘束しない状態で駆動機構に接続す
るとともに、移動ステージを、吸着及び浮上の切替えが
可能な状態で固定テーブル上に支持している。これによ
り、移動ステージを固定テーブル上に浮上させた状態で
ワークのアライメントを行った後、移動ステージを固定
テーブル上に吸着させた状態でワークに対する処理を行
うことができる。従って、ワークの処理の際にワークの
上面から作用する押し付け力は、固定テーブルで支えら
れ、駆動機構側には伝達されない。
【0019】本発明のXYθステージによれば、駆動機
構に対しては高い剛性が要求されず、比較的、小型で経
済的なものを採用することができる。更に、固定テーブ
ル側には可動部分が組み込まれていないので、高い剛性
を備えたものを容易に製作することができる。本発明の
XYθステージは高い剛性を備えているので、プレス加
工機あるいは印刷機などに適用することにより、それら
の寸法精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のXYθステージの概要を示す図。
【符号の説明】
10・・・ワーク、 11・・・移動ステージ、 12・・・固定テーブル、 13・・・XYθ移動テーブル(駆動機構)、 15・・・搬送テーブル、 17・・・フレーム、 19・・・開口部、 21・・・伝達部材、 23・・・伝達軸、 25・・・ボールブシュ、 29・・・ストッパ、 31・・・エア孔(ワークの吸着兼浮上用)、 33・・・エアポケット(移動ステージの吸着兼浮上
用)、 35・・・エア孔(ワークの浮上用)、 41・・・ワーク用エア配管、 43・・・移動ステージ用エア配管、 45・・・ワーク搬送用エア配管。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のワークがその上面に吸着により
    保持される移動ステージと、 移動ステージの下面に対向して配置され、切替えにより
    その上面に移動ステージを吸着しあるいは浮上させるこ
    とが可能で、上下方向に貫通する開口部が形成された固
    定テーブルと、 固定テーブルの下側に配置され、水平面内での二軸方向
    の移動が可能な駆動機構と、 前記開口部の中に収容され、前記移動ステージを前記駆
    動機構に接続し、前記移動ステージの上下方向の移動が
    可能な状態で、水平面内の移動のみを前記駆動機構から
    前記移動ステージに伝達する伝達部材と、 を備えたことを特徴とするXYステージ。
  2. 【請求項2】 平板状のワークがその上面に吸着により
    保持される移動ステージと、 移動ステージの下面に対向して配置され、切替えにより
    その上面に移動ステージを吸着しあるいは浮上させるこ
    とが可能で、上下方向に貫通する開口部が形成された固
    定テーブルと、 固定テーブルの下側に配置され、水平面内での二軸方向
    の移動及び回転が可能な駆動機構と、 前記開口部の中に収容され、前記移動ステージを前記駆
    動機構に接続し、前記移動ステージの上下方向の移動が
    可能な状態で、水平面内の移動及び回転のみを前記駆動
    機構から前記移動ステージに伝達する伝達部材と、 を備えたことを特徴とするXYステージ。
  3. 【請求項3】 前記移動ステージは、その上面にワーク
    の吸着兼浮上用のエア孔を備えるとともに、その下面に
    当該移動ステージを前記固定テーブル上に吸着しあるい
    は浮上させるためのエアポケットを備えていることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のXYステー
    ジ。
JP33177897A 1997-12-02 1997-12-02 Xyステージ Pending JPH11156653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33177897A JPH11156653A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 Xyステージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33177897A JPH11156653A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 Xyステージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11156653A true JPH11156653A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18247536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33177897A Pending JPH11156653A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 Xyステージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11156653A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001198886A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置
JP2012206247A (ja) * 2011-03-16 2012-10-25 Tdk Corp シート吸着装置およびシート積層装置
JP2017162919A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 ボンドテック株式会社 アライメント装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001198886A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置
JP2012206247A (ja) * 2011-03-16 2012-10-25 Tdk Corp シート吸着装置およびシート積層装置
JP2017162919A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 ボンドテック株式会社 アライメント装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100517624C (zh) 部件安装装置及基板输送方法
JP2001062665A (ja) 集じん機能付き工作機械
CN210743929U (zh) 承载装置
CN110015557B (zh) 基板翻转装置
CN109932873B (zh) 一种自动曝光机
JPH11156653A (ja) Xyステージ
JP4408694B2 (ja) 吸着装置
JP4222741B2 (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JP2785597B2 (ja) タンデムプレスラインのワーク搬送方法
KR101447128B1 (ko) 기판이송장치
JPH10328863A (ja) レーザ加工装置
JPH1022364A (ja) 搬送装置における吸着ハンド
JPS6411412B2 (ja)
KR20030060137A (ko) 박판 부품의 절단 및 흡착, 상하이송, 회전기구를 일체화한 장치
KR20210005371A (ko) 기판 얼라인 유닛 및 기판 처리 장치
JPH11123643A (ja) 板材の加工装置
JP4355379B2 (ja) 板材搬送装置
JP3613644B2 (ja) はんだボール搭載装置
JPH03279116A (ja) ワーク反転装置
JP3695611B2 (ja) 移載搬送装置及び移載搬送方法
US6507984B2 (en) Detailing tool for substrates having a self-alignment feature
CN218664029U (zh) 翻转搬运装置和翻转搬运设备
JP4424344B2 (ja) 板材搬送装置
JP7267763B2 (ja) 保持装置および保持方法
KR20040044226A (ko) 리버싱테이블장치