JPH11155811A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH11155811A
JPH11155811A JP9325074A JP32507497A JPH11155811A JP H11155811 A JPH11155811 A JP H11155811A JP 9325074 A JP9325074 A JP 9325074A JP 32507497 A JP32507497 A JP 32507497A JP H11155811 A JPH11155811 A JP H11155811A
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JP
Japan
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white led
current
endoscope
led
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JP9325074A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Fujimori
紀幸 藤森
Hisao Yabe
久雄 矢部
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LEDの電源ラインの長さが異なる内視鏡を用
いても、常に観察や検査に必要な光量を安定に保ち、信
頼性の高い照明系を備えた内視鏡装置を提供する。 【解決手段】白色LED11に供給される電流値を電流
検出手段33で検出し、検出した電流値を電流値比較回
路34で基準電流値と比較すると共に、電流値制御発生
手段35を介して電流値制御手段32により白色LED
11の定格以上の電流が流れないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色LEDを用い
て体腔内あるいは工業用の管腔内等を照明して観察や検
査を行う内視鏡を用いた内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて
処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療
処置できる医療用の内視鏡が広く利用されている。ま
た、工業用の管路等の腐食や傷等の検査に工業用の内視
鏡が利用されている。ところで、内視鏡の使用時に体腔
内や管腔内等を照明するための手段としては、外部の照
明装置からの照明光を内視鏡の挿入部内に配設されたラ
イトガイドを用いて伝送を行うものがあるが、照明装置
は大型であるために内視鏡装置全体が大型化してしま
う。
【0003】そこで、例えば特開昭60−85728号
公報に示されるように、照明ランプを挿入部の先端部に
配置し、内視鏡装置の小型化をねらった技術がある。照
明ランプとしては主としてLED(Light Emitting Dio
des)が用いられている。LEDは消費電力が少ない一
方で過電流に弱く破壊されやすいので、信頼性の要求さ
れる医療器に用いるのは難しいものであるが、小型化を
要求される内視鏡においては注目される技術の一つであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】LEDは、発光量が少
ないために常にLEDが耐えられる定格に近い電力を供
給して観察に必要な光量に保つ必要がある。一方、内視
鏡の挿入部は、その挿入性、操作性等から観察や検査す
る部位によってそれに適した長さが望まれており、観察
や検査部位に合わせて挿入部長が異なる複数種の専用の
内視鏡が製造されている。LEDを光源として用いた場
合には、挿入部の長さの変化に伴って電源供給用のケー
ブルの長さも変化する。そのため、電源供給用のケーブ
ル自身の抵抗値は挿入部の長さが異なる複数種の内視鏡
によって変化する。
【0005】図9は、照明用電源の電圧値が一定の下で
の内視鏡の挿入部の長さとLEDに供給される電流値の
関係を示すものである。これらは、内視鏡の挿入部の長
さが短いと定格電流値は大きくなり、挿入部の長さが長
くなると定格電流値が小さくなるという、反比例の関係
にある。通常、照明用電源はカメラコントロールユニッ
ト(以下CCUという)内に設置されており、CCUの
製造時に、ある内視鏡の挿入部L1の長さに対応したL
EDが耐えられる定格電流Iaが流れるように電圧値を
設定してしている。そのため、挿入部L1の長さより長
い挿入部L2をそのCCUに接続した場合には、定格以
下の電流しか流れず光量不足となってしまう。また、挿
入部L1の長さより短い挿入部L3をCCUに接続した
場合には、定格をはるかに超えた電流が供給されLED
の耐性に影響を及ぼしてしまう。
【0006】このように、挿入部の長さが異なる複数種
の内視鏡を用いると、LEDから所望の光量を得ること
が困難になる。なお、挿入部の長さだけでなくCCUに
接続されるユニバーサルコードの長さが異なる場合も、
LEDの電源ラインの長さが異なるので同様の不具合が
生じる。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、LEDの電源ラインの長さが異なる内視鏡を用いて
も、常に観察や検査に必要な光量を安定に保ち、信頼性
の高い照明系を備えた内視鏡装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】その解決手段として本発
明は、先端部に観察対象物を照明する照明体として白色
LEDを配置した内視鏡装置において、LEDの電源ラ
インの長さに基づいて白色LEDの光量を制御する電流
制御手段を設けている。これにより、電流制御手段は白
色LEDに定格電流値に近い電流が流れるよう制御し、
安定した光量を得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、医療用の内視鏡を用いて説
明をする。図1乃至図5は本発明の第1の実施形態を示
し、図1は内視鏡装置を示す図、図2は内視鏡の先端部
の断面図、図3はLED回路図、図4は内視鏡の挿入部
の長さに対するLEDの定格電流値を示す図、図5は第
1の実施形態における内視鏡の挿入部の長さとLEDに
供給される電流値を示す図である。
【0009】図1に示すように、内視鏡装置は、電子内
視鏡1と照明用電源及び画像信号処理回路、LED回路
を有したCCU2とモニタ3から構成される。電子内視
鏡1は、操作部4に連結された体腔内に挿入される挿入
部5とCCU2に接続されるユニバーサルコード6から
なる。挿入部5は先端より先端部7、湾曲部8、可撓管
部9で構成され、先端部7には観察手段として固体撮像
素子10が設けられ、観察手段の周囲に照明手段として
3つの白色LED11が均等に配置されている。操作部
4には湾曲部8を遠隔的に湾曲操作する湾曲操作ノブ1
2と、送気送水ボタン13をはじめとする各種の操作ボ
タンや操作スイッチが設けられている。ユニバーサルコ
ード6の端部にはCCU2に接続するコネクタ14が設
けられている。
【0010】図2に示すように、先端部7は、先端枠1
6を本体としてその外周に電気絶縁性の先端カバー17
及び外皮チューブ18が外装して形成されている。先端
枠16にはその中心付近に観察手段として対物光学系1
9、フィルタ20、固体撮像素子10が設けられ、被写
体の光像を固体撮像素子10の受光面に結像させてい
る。固体撮像素子10の後方にはリード21を介して固
体撮像素子出力信号増幅IC等の電子部品22を搭載し
た回路基板23が接続されている。そして、回路基板2
3には画像信号形成用及び画像信号伝送用の信号ケーブ
ル24の一端が接続されている。信号ケーブル24は挿
入部5、操作部4、ユニバーサルコード6を経て、他端
をコネクタ14に接続している。
【0011】先端枠16の先端には観察手段の周囲に3
つの照明レンズ25が等間隔で配置され、照明レンズ2
5の後方に白色LED11が配置されている。白色LE
D11には電源ラインとしてリード線27が接続されて
いる。リード線27は挿入部5、操作部4、ユニバーサ
ルコード6を経て、他端をコネクタ14に接続してい
る。
【0012】図3は白色LED11の光量を制御する電
流制御手段を示すLED回路図である。内視鏡1側では
複数の白色LED11が挿入部5の先端に配置され、白
色LED11に接続されたリード線27がコネクタ14
に接続されている。内視鏡1のコネクタ14を接続する
CCU2側では、各々の白色LED11のアノード側の
リード線27に照明用電源31が接続されている。各々
の白色LED11のカソード側のリード線27には可変
抵抗でなる電流値制御手段32が接続されている。電流
値制御手段32には白色LED11に供給される電流値
を検出する電流値検出手段33、照明用電源31が接続
されている。
【0013】また、電流値検出手段33には白色LED
11に供給される電流値と基準電流値とを比較する電流
値比較回路34が接続されている。電流値比較回路34
には電流値比較回路34の出力に基づいて動作する電流
値制御発生手段35、電流値制御発生手段35に基づい
て白色LED11の定格電流値以上の電流をカットする
電流値制御手段32が接続されている。
【0014】照明用電源31の電圧値は、図4に示され
るように、CCU2に装着して使用される内視鏡のうち
長さが一番長い挿入部Lmaxを持つ内視鏡を基準にし
て白色LEDの定格電流Iaが供給されるように設定さ
れている。具体的には、例えば、照明用電源31の電圧
値を3.2Vにて、白色LED11の定格電流値Iaを
20mAに設定している。また、CCU2内には図示し
ないが、固体撮像素子10からの画像信号を処理する画
像信号処理回路が設けられ、観察画像としてモニタ3に
表示するよう構成されている。
【0015】次に、上記構成に基づいて第1の実施形態
の作用を説明する。照明用電源31より各々の白色LE
D11に電力が供給される。それにより、白色LED1
1が発光し照明用レンズ25を介して体腔内を照明す
る。照明された体腔内の観察像は対物光学系19を介し
て固体撮像素子10の受光面に結像する。結像された光
像は固体撮像素子10で画像信号として光電変換され、
光電変換された画像信号は回路基板23にて蓄積、増幅
され、信号ケーブル24よりCCU2に伝送される。画
像信号はCCU2にて画像信号処理回路で信号処理さ
れ、観察画像としてモニタ3に表示される。
【0016】各々の白色LED11に供給される電流値
は、電流値検出手段33で検出され、検出された電流値
は電流値比較回路34にて設定電流値と比較される。そ
して、電流値比較回路34の比較結果に基づき、検出し
た電流値が設定されている基準電流値(定格電流値)を
超えていれば、電流値制御発生手段35が働き、各々の
白色LED11に直列に接続されている電流値制御手段
32によって白色LED11の定格以上の電流が流れな
いように制限され、常に白色LED11の定格に近い一
定の電流値で流れるよう、リミッタとして機能する。
【0017】挿入部5の長さがLmaxより短い内視鏡
1を接続すると、電源供給用のリード線27の長さの変
化に伴いリード線27の抵抗値が変化し、白色LED1
1に流れる電流値が定格電流値Iaを超えるものとな
る。しかしながら、前述した白色LED11の電流制御
手段により、白色LED11に供給される電流値は設定
された定格電流を保つよう制御されるので、図5に示す
ような内視鏡の挿入部の長さと白色LEDに供給される
電流値の関係が得られる。
【0018】この第1の実施形態によれば、内視鏡1の
挿入部5の長さがLmax以下のものであれば、常に定
格電流値Iaを供給できる。すなわち、白色LED11
の定格電流値Ia付近に電流値比較回路34の基準電流
値を設定しておけば、常にそれぞれの白色LED11の
持つ最大の発光量に保つことができる。また、突然の過
電流に対してもリミッタが働くため、不安定な照明用電
源31などによる白色LED11の破壊を妨ぐことがで
きる。
【0019】図6は本発明の第2の実施形態における内
視鏡装置のLED回路を示すものである。第2の実施形
態はさらに安全性を考慮した発明であり、第1の実施形
態と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説
明は省略する。この第2の実施形態は、各々の白色LE
D11のカソード側のリード線27に各々電流値検出手
段33を接続し、照明用電源31に対して並列に接続し
ている。そして、各々の電流値検出手段33は各々の電
流値検出手段33からの電流値を比較する電流値比較回
路37に接続され、電流値比較回路37は警報発生手段
38に接続されている。警報発生手段38は音やモニタ
3への表示等の手段で告知するものである。
【0020】次に第2の実施形態の作用を説明する。上
記構成によれば、各々の白色LED11は照明用電源3
1に対して並列に接続されているので、白色LED11
のいずれかが寿命や過電流により破壊されたとしても、
残りの白色LED11は発光し続けることができる。こ
の時、切れた白色LED11に接続された電流値検出手
段33は、切れた白色LED11に接続されたリード線
27に電流が流れていないのを検出し、電流値比較手段
37に検出値を入力する。電流値比較手段37では各々
の電流値検出手段33の出力を比較し、白色LED11
のいずれかが切れたこと検知し、警報発生手段38を作
動させ、操作者に告知する。
【0021】この第2の実施形態によれば、万が一、検
査中に白色LED11のいずれかが切れたとしても、他
の白色LED11で照明機能を維持すると共に、速やか
に操作者に告知し、安全に検査を行うことができる。な
お、第1の実施形態と同様に、内視鏡の挿入部の長さに
より白色LEDの定格電流値を超えることがないよう
に、電流値比較回路、電流値制御発生手段を設けてもよ
い。
【0022】図7は本発明の第3の実施形態における内
視鏡装置のLED回路を示すものである。第3の実施形
態は近接して観察する時に生じるハレーションを防止す
る発明であり、第1の実施形態と同一の部材については
同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。複数の白色
LED11のカソード側のリード線27は電流値制御手
段32に接続されている。CCU2内には固体撮像素子
10の信号ケーブル24に接続される波形検出手段40
が設けられており、固体撮像素子10に受光する光量の
変化に基づいた出力値を検出する。波形検出手段40
は、波形検出手段40の出力に基づいて作動する電流制
御発生手段39、電流制御発生手段39の出力に基づい
て白色LED11の電流値を制御する電流値制御手段3
2に接続されている。
【0023】次に第3の実施形態の作用を説明する。固
体撮像素子10から出力信号は波形検出手段40に入力
され、固体撮像素子10に受光する光量の変化を検出す
る。近接した場所を観察する際、画像にハレーションが
生じた場合には、受光した光量もそれに応じて大きくな
る。電流制御発生手段39はハレーションが生じるレベ
ルの光量を判断し、その信号を電流値制御手段32に入
力する。電流値制御手段32では、各々の白色LED1
1に対する電流をハレーションが生じることのない光量
で発光するように制御する。そして、挿入部5の先端部
7を観察部位から離した場合には、波形検出手段40を
通じて白色LED11の光量が足りないことを検出し、
通常の白色LED11の定格電流値に相当する電流を流
すよう制御される。
【0024】この第3の実施形態によれば、近接した場
所の観察時に像の明るさが均一になりハレーションを生
じても、直ちに適切な光量に制御できるので、白色LE
D11の光量を常に観察に適した光量に制御することが
できる。なお、第1の実施形態と同様に、内視鏡の挿入
部の長さにより白色LEDの定格電流値を超えることが
ないように、電流値比較回路、電流値制御発生手段を設
けてもよい。
【0025】図8は本発明の第4の実施形態における内
視鏡装置のLED回路を示すものである。第3の実施形
態における複数のLEDを個別に制御可能にするもので
あり、第3の実施形態とは同一の部材については同一の
符号を付し、詳細な説明は省略する。複数の白色LED
11のカソード側のリード線27には各々電流値制御手
段32が接続されている。固体撮像素子10の信号ケー
ブル24に接続される波形検出手段40には電流制御発
生手段39が接続されている。そして、電流制御発生手
段39は電流値制御手段32の各々に接続されている。
【0026】次に第4の実施形態の作用を説明する。第
3の実施形態と同様に、固体撮像素子10からの出力信
号による波形検出手段40の情報を下に、それぞれの電
流値制御手段32の抵抗値を変化させることにより、白
色LED11へ供給する電流値を各々変えることができ
る。
【0027】この第4の実施形態によれば、画像にハレ
ーションが生じた場合、白色LED11の発光量を個別
に変化させることができ、ハレーションを生じることの
ない観察に適した光量に設定することができる。なお、
第1の実施形態と同様に、内視鏡の挿入部の長さにより
白色LEDの定格電流値を超えることがないように、電
流値比較回路、電流値制御発生手段を設けてもよい。
【0028】以上、本発明について詳述したが上述した
実施形態に限定されることはない。例えば、第1の実施
形態乃至第4の実施形態におけるCCU内のLED回路
のうち、照明用電源以外の回路を内視鏡のコネクタ内に
設けてもよい。また、第1及び第2の実施形態において
は、内視鏡は電子内視鏡に限らず光学繊維束やリレーレ
ンズを用いた光学式内視鏡でもよい。その他、本発明の
主旨のものであれば種々変形したものも含むものであ
る。
【0029】以下、本発明の技術思想を付記項にて示
す。 (付記項1)内視鏡の挿入部先端部に観察対象物を照明
する照明体として白色LEDを配置した内視鏡装置にお
いて、前記白色LEDの光量を制御する電流制御手段を
設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0030】(付記項2)内視鏡の挿入部先端部に観察
対象物を照明する照明体として白色LEDを配置した内
視鏡装置において、前記白色LEDの電源ラインの長さ
に基づいて前記白色LEDの光量を制御する電流制御手
段を設けたことを特徴とする内視鏡装置。 (付記項3)内視鏡の挿入部先端部に観察対象物を照明
する照明体として白色LEDを配置した内視鏡装置にお
いて、内視鏡の挿入部長に基づいて前記白色LEDの光
量を制御する電流制御手段を設けたことを特徴とする内
視鏡装置。
【0031】(付記項4)前記電流制御手段は、前記白
色LEDの定格電流値に相当する電流で制御することを
特徴とする付記項1〜3の内視鏡装置。 (付記項5)前記電流制御手段は、前記白色LEDの電
源ラインの抵抗値に基づいて制御することを特徴とする
付記項1〜3の内視鏡装置。
【0032】(付記項6)前記電流制御手段は、前記白
色LEDの電源ラインの長さが異なる複数種の内視鏡に
対して、前記白色LEDの定格電流値に相当する電流で
制御することを特徴とする付記項1〜5の内視鏡装置。
【0033】(付記項7)内視鏡の挿入部先端部に観察
対象物を照明する照明体として複数の白色LEDを配置
した内視鏡装置において、各々の前記白色LEDを独立
して前記白色LEDの光量を制御する電流制御手段を設
けたことを特徴とする内視鏡装置。 (付記項7の効果)前記構成により、複数の白色LED
のいずれかが破損しても他の白色LEDの照明機能を維
持させることができる。
【0034】(付記項8)内視鏡の挿入部先端部に観察
対象物を照明する照明体として複数の白色LEDを配置
した内視鏡装置において、少なくとも一つの前記白色L
EDの異常を検知する手段を備えたことを特徴とする内
視鏡装置。 (付記項9)前記付記項8の内視鏡装置において、前記
白色LEDの異常を検知する手段に基づいて警報を発生
する警報発生手段を備えたことを特徴とする内視鏡装
置。
【0035】(付記項10)内視鏡の挿入部先端部に固
体撮像素子と、観察対象物を照明する照明体として白色
LEDを配置した内視鏡装置において、前記固体撮像素
子に受光する光量を検出する手段と、前記検出手段に基
づいて前記白色LEDの光量を制御する電流制御手段を
設けたことを特徴とする内視鏡装置。 (付記項10の効果)前記構成により、近接して観察す
るときにハレーションが生じても直ちに適正な光量で照
明することができる。
【0036】(付記項11)前記電流制御手段は、前記
白色LEDに供給する電流値の最大値を前記白色LED
の定格電流値とするよう制御することを特徴とする付記
項10の内視鏡装置。 (付記項12)付記項11あるいは12の内視鏡装置に
おいて、複数の前記白色LEDを備え、前記電流制御手
段は各々の前記白色LEDを独立して制御することを特
徴とする内視鏡装置。
【0037】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、LE
Dの電源ラインの長さが異なる内視鏡を用いても、常に
観察や検査に必要な光量を安定に保ち、信頼性の高い照
明系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態を示し、内視鏡
装置を示す図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施形態を示し、内視鏡
の先端部の断面図である。
【図3】図3は本発明の第1の実施形態を示し、LED
の回路図である。
【図4】図4は本発明の第1の実施形態を示し、内視鏡
の挿入部の長さに対するLEDの定格電流値を示す図で
ある。
【図5】図5は本発明の第1の実施形態を示し、内視鏡
の挿入部の長さとLEDに供給される電流値を示す図で
ある。
【図6】図6は本発明の第2の実施形態を示し、LED
の回路図である。
【図7】図7は本発明の第3の実施形態を示し、LED
の回路図である。
【図8】図8は本発明の第4の実施形態を示し、LED
の回路図である。
【図9】図9は従来技術を示し、従来の内視鏡の長さと
LEDに供給される電流値の関係を示した図である。
【符号の説明】
2 内視鏡 10 固体撮像素子 11 白色LED 27 リード線 31 照明用電源 32 電流値制御手段 33 電流値検出手段 34 電流値比較回路 35 電流値制御発生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部先端部に観察対象物を照明
    する照明体として白色LEDを配置した内視鏡装置にお
    いて、前記白色LEDの電源ラインの長さに基づいて前
    記白色LEDの光量を制御する電流制御手段を設けたこ
    とを特徴とする内視鏡装置。
JP9325074A 1997-11-27 1997-11-27 内視鏡装置 Pending JPH11155811A (ja)

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JP9325074A JPH11155811A (ja) 1997-11-27 1997-11-27 内視鏡装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058639A (ja) * 2000-06-06 2002-02-26 Asahi Optical Co Ltd ハレーションを防ぐ自動調光機能を備えた電子内視鏡装置
JP2007301098A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2009011676A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Olympus Corp 内視鏡システム

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