JP3278393B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP3278393B2
JP3278393B2 JP02214798A JP2214798A JP3278393B2 JP 3278393 B2 JP3278393 B2 JP 3278393B2 JP 02214798 A JP02214798 A JP 02214798A JP 2214798 A JP2214798 A JP 2214798A JP 3278393 B2 JP3278393 B2 JP 3278393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管腔内に挿入される
挿入部の先端部に撮像ユニットを備えた観察手段および
内視鏡観察時の照明用の光源を備え、工業用、或いは医
療用に使用される内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図8に示すように内視鏡aにお
ける挿入部bの先端部cに対物光学系dと撮像ユニット
eを備えた観察手段fが配設されるとともに、内視鏡観
察時の照明用の光源としてランプgが配設された構成の
内視鏡aが知られている。このように挿入部bの先端部
cに照明用の光源としてランプgが配設されている場合
には内視鏡aの挿入部b内にランプ専用の電力供給線h
が配設されている。この電力供給線hの基端部は内視鏡
aのユニバーサルコードの先端に配設されたコネクター
に接続されている。そして、カメラコントロールユニッ
トi等の筐体に接続されたコネクターおよびランプ専用
の電力供給線hを介してランプgへの電力供給を行うよ
うになっている。なお、図8中で、参照符号jは撮像ユ
ニットeへの電力供給線、kは撮像ユニットeへの信号
入力線および信号出力線である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものにあっては内視鏡aの先端部cに照明用光
源であるランプgを実装する際に、ランプgへの電力供
給を行うランプ専用の電力供給線hが必要であり、これ
を内視鏡aの挿入部b内に配設しているので、内視鏡a
の挿入部bの細径化が難しい問題がある。
【0004】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、内視鏡先端に照明用光源を実装する際
に、挿入部内の信号線の数を減らすことができ、内視鏡
挿入部の細径化を図ることができる内視鏡装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内視
鏡の挿入部先端に配置された観察対象を照明するための
複数の半導体発光素子からなる照明手段と、この照明手
段により照明された観察対象を撮像するための対物レン
ズとこの対物レンズの後方に配置された撮像手段とから
なる観察手段と、を一体化して先端ユニットを構成し、
この先端ユニットに前記照明手段の電源を前記撮像手段
に供給される電源線に接続するための回路を設けたこと
を特徴とする内視鏡装置である。そして、内視鏡の挿入
部先端に照明手段と観察手段とを一体化した先端ユニッ
トを設け、この先端ユニットに照明手段の電源を撮像手
段に供給される電源線に接続するための回路を設けたこ
とにより、内視鏡先端に照明用光源を実装する際に、挿
入部内の信号線の数を減らし、挿入部の細径化を図る
うにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図3を参照して説明する。図1は本実施の形
態の内視鏡システム1を示すものである。本実施の形態
の内視鏡システム1には、図1に示す通り、観察対象物
の映像を捕らえるための例えば工業用の電子内視鏡装置
2と、この内視鏡装置2より出力される電気信号を映像
信号に変換するビデオプロセッサ3と、このビデオプロ
セッサ3からの映像信号を表示するモニタ4と、が設け
られている。
【0007】また、内視鏡装置2には、観察対象物内に
挿入する細長い挿入部5が設けられている。この挿入部
5の基端部には内視鏡装置2の操作を行う手元側の操作
部6が連結されている。さらに、操作部6にはユニバー
サルコード7の一端部が連結されている。このユニバー
サルコード7の他端部にはコネクタ8が連結されてい
る。そして、ユニバーサルコード7の他端部はこのコネ
クタ8を介してビデオプロセッサ3に着脱可能に連結さ
れている。
【0008】また、挿入部5は、操作部6より延出され
た屈曲自在な細長い軟性部9と、この軟性部9より先端
側に配置され、挿入部5の軸芯線に対して互いに直交す
る4方向に湾曲自在なフレキシブル性を有する湾曲部1
0と、この湾曲部10よりさらに先端側に配置された先
端部11と、から構成されている。
【0009】また、操作部6には例えば上下方向湾曲操
作用および左右方向湾曲操作用の各アングルノブ12が
装着されている。これら2つのアングルノブ12は操作
部6に対して回動自在に支持されている。さらに、各ア
ングルノブ12には挿入部5内に挿通されている図示し
ない操作ワイヤの一端部が連結されている。各操作ワイ
ヤの他端部は先端部11に連結されている。そして、ア
ングルノブ12の回動により操作ワイヤが引き操作され
る。このとき、操作ワイヤが先端部11を引くことで、
湾曲部10が湾曲し、先端部11の方向を定めることが
できる。
【0010】また、先端部11には、図2に示す通り、
観察対象物を照明するための照明手段としてLED(半
導体発光素子)13が配設されているとともに、観察手
段14が配設されている。ここで、本実施の形態のLE
D13は白色LEDによって形成されている。この白色
LEDは例えばInGaN系青色LEDと蛍光体とを組
み合わせることにより、RGBの3チップを使わずに単
一チップで白色を実現したものである。
【0011】また、観察手段14には観察対象物を結像
する対物光学系15と、この対物光学系15の後端に配
設されている撮像ユニット16とが設けられている。こ
の撮像ユニット16には、対物光学系15によって結像
された像を電気信号に変換するCCD(固体撮像素子)
17およびDC/DCコンバーター18等が装着されて
いる。
【0012】さらに、内視鏡装置2の挿入部5内にはC
CD17に電力供給を行う2本の電力供給線(導電線)
19,20と、CCD17への駆動信号を発信するとと
もにCCD17からの電気信号(出力信号)を受信する
CCD信号線21とが配設されている。ここで、CCD
17の2本の電力供給線19,20のうちの一方の電力
供給線20はアース用のGND線になっている。
【0013】なお、CCD17の2本の電力供給線1
9,20およびCCD信号線21の基端部側は内視鏡装
置2の挿入部5内および操作部6内、ユニバーサルコー
ド7内を順次介してビデオプロセッサ3に接続されてい
る。
【0014】また、DC/DCコンバーター18は図3
に示すように2本の電力供給線19,20に対してCC
D17と並列に接続されている。さらに、このDC/D
Cコンバーター18にはLED13への電力供給を行う
2本の電力供給線(導電線)22,23が接続されてい
る。ここで、LED13の2本の電力供給線22,23
のうちの一方の電力供給線23はアース用のGND線に
なっている。すなわち、CCD17へ電源を供給する2
本の電力供給線19,20(VDD,GND)のうちV
DDである一方の電力供給線19とLED13のアノー
ド側配線(電力供給線22)であるVCCとを同じライ
ンとし、LED13のカソード側配線(電力供給線2
3)であるGNDをCCD17のGND側の電力供給線
20と同じラインとしたものである。
【0015】そして、ビデオプロセッサ3から2本の電
力供給線19,20を経てCCD17に電力供給が行わ
れるとともに、2本の電力供給線19,20、DC/D
Cコンバーター18および2本の電力供給線22,23
を経てLED13への電力供給が行われるようになって
いる。これにより、内視鏡装置2の挿入部5内の2本の
電力供給線19,20によって撮像ユニット16内の電
気回路用の導電線およびLED13用の導電線の少なく
とも一部を共有化した導電線共有化手段24が構成され
ている。すなわち、撮像ユニット16内のCCD17の
駆動用電源とLED13用の電源とを共有化するように
なっている。
【0016】また、内視鏡装置2の操作部6にはビデオ
プロセッサ3を遠隔操作可能なスイッチ25が設けられ
ている。そして、このスイッチ25によってビデオプロ
セッサ3を遠隔操作してLED13の発光を制御できる
ようになっている。
【0017】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態では内視鏡システム1を、管路等の内部の
観察に使用する場合、まず、ビデオプロセッサ3から2
本の電力供給線19,20、DC/DCコンバーター1
8および2本の電力供給線22,23を順次介してLE
D13に電力が供給される。これにより、LED13が
発光されて観察領域が照明される。このとき同時に、2
本の電力供給線19,20を介してCCD17に電力が
供給され、CCD17が駆動される。これにより、対物
光学系15に入射される反射光(観察領域の観察画像)
がCCD17で電気信号に変換される。
【0018】また、CCD17から出力される電気信号
は、CCD信号線21を介してビデオプロセッサ3に入
力される。そして、このビデオプロセッサ3で画像信号
に変換されたのち、モニタ4に出力され、内視鏡装置2
による観察領域の観察画像がモニタ4の画面に表示され
る。
【0019】これにより、観察者は、内視鏡装置2の挿
入部5を管路等の内部に挿入する際に、モニタ4の画像
を観察しながらアングルノブ12を操作して先端部11
の方向を決めつつ先端部11を管路等の内部に押し込
み、先端部11を目的の観察対象物(位置)まで送るこ
とができる。
【0020】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では内視鏡装置2
の先端部11に配設されたCCD17へ電源を供給する
2本の電力供給線19,20(VDD,GND)のうち
VDDである一方の電力供給線19とLED13のアノ
ード側配線(電力供給線22)であるVCCとを同じラ
インとし、LED13のカソード側配線(電力供給線2
3)であるGNDをCCD17のGND側の電力供給線
20と同じラインとすることにより、内視鏡装置2の挿
入部5内の2本の電力供給線19,20によって撮像ユ
ニット16内のCCD17用の導電線およびLED13
用の導電線の少なくとも一部を共有化した導電線共有化
手段24を構成したものである。これにより、内視鏡装
置2の先端部11に照明用光源であるLED13を実装
する際に、挿入部5内に従来のように照明用光源専用の
電力供給線を設ける必要がないので、挿入部5内に配設
される信号線の数を従来に比べて減らすことができる。
その結果、内視鏡装置2の挿入部5の組立性の向上、コ
ストの削減の効果がある。さらに、内視鏡装置2の挿入
部5の細径化を図ることもできる。
【0021】また、図4は本発明の第2の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1乃至図3参照)の内視鏡システム1の構成を次の通り
変更したものである。
【0022】すなわち、本実施の形態ではビデオプロセ
ッサ3内に低電圧制御用の電圧制御回路を備えた電源回
路31と、電流制御回路32とが設けられている。そし
て、CCD17の2本の電力供給線19,20のうちの
一方の電力供給線19は電源回路31に接続されてい
る。さらに、他方の電力供給線20はアース用のGND
線になっている。
【0023】また、LED13には電力供給を行う2本
の電力供給線(導電線)33,34が接続されている。
ここで、LED13の2本の電力供給線33,34のう
ちの一方の電力供給線33(アノード側配線VCC)は
電流制御回路32に接続されている。さらに、他方の電
力供給線34はCCD17のアース用のGND線である
電力供給線20に接続されている。すなわち、LED1
3のカソード側配線(電力供給線34)であるGNDを
CCD17のGND側の電力供給線20と同じラインと
したものである。これにより、内視鏡装置2の挿入部5
内のCCD17のGND側の電力供給線20によってL
ED13のアース用のGND線の一部を共有化した導電
線共有化手段35が構成されている。なお、これ以外の
部分は第1の実施の形態の内視鏡システム1と同一構成
になっており、図4中で、第1の実施の形態の内視鏡シ
ステム1と同一部分には同一の符号を付してここではそ
の説明を省略する。
【0024】そこで、本実施の形態ではLED13のカ
ソード側配線(電力供給線34)であるGNDをCCD
17のGND側の電力供給線20と同じラインとしたこ
とにより、内視鏡装置2の挿入部5内のCCD17のG
ND側の電力供給線20によってLED13のアース用
のGND線の一部を共有化した導電線共有化手段35を
構成することができる。そのため、内視鏡装置2の先端
部11に照明用光源であるLED13を実装する際に、
挿入部5内に従来のように照明用光源専用のGND線を
設ける必要がないので、挿入部5内に配設される信号線
の数を従来に比べて減らすことができる。その結果、内
視鏡装置2の挿入部5の組立性の向上、コストの削減の
効果がある。さらに、内視鏡装置2の挿入部5の細径化
を図ることもできる。
【0025】さらに、本実施の形態ではビデオプロセッ
サ3内の電流制御回路32によりLED13の電流制御
を可能としていることにより、LED13の発光量の制
御およびLED13のバラツキ吸収を行うことができ
る。
【0026】また、図5は本発明の第3の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第2の実施の形態(図
4参照)の内視鏡システム1の構成を次の通り変更した
ものである。
【0027】すなわち、第2の実施の形態ではLED1
3のカソード側配線(電力供給線34)であるGNDを
CCD17のGND側の電力供給線20と同じラインと
した構成を示したが、本実施の形態ではLED13のア
ノード側配線(電力供給線41)をCCD17のVDD
側の電力供給線19と同じラインとしたものである。こ
こで、LED13のカソード側配線(電力供給線42)
はビデオプロセッサ3内の電流制御回路32を介してア
ース接続されている。これにより、内視鏡装置2の挿入
部5内のCCD17のVDD側の電力供給線19によっ
てLED13のアノード側配線の一部を共有化した導電
線共有化手段43が構成されている。
【0028】そこで、本実施の形態ではLED13のア
ノード側配線(電力供給線41)をCCD17のVDD
側の電力供給線19と同じラインとしたことにより、内
視鏡装置2の挿入部5内のCCD17のVDD側の電力
供給線19によってLED13のアノード側配線(電力
供給線41)の一部を共有化した導電線共有化手段43
を構成することができる。そのため、内視鏡装置2の先
端部11に照明用光源であるLED13を実装する際
に、挿入部5内に従来のように照明用光源専用のアノー
ド側配線(電力供給線41)を設ける必要がないので、
挿入部5内に配設される信号線の数を従来に比べて減ら
すことができる。その結果、内視鏡装置2の挿入部5の
組立性の向上、コストの削減の効果がある。
【0029】また、図6は本発明の第4の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第3の実施の形態(図
5参照)の内視鏡システム1の構成を次の通り変更した
ものである。
【0030】すなわち、本実施の形態では第3の実施の
形態のLED13のカソード側配線(電力供給線42)
であるGNDをCCD17のGND側の電力供給線20
に接続するとともに、この電力供給線42に抵抗51を
介設して電流制限をすることにより、第3の実施の形態
のビデオプロセッサ3内の電流制御回路32を省略する
構成にしたものである。この抵抗51は例えば内視鏡装
置2における挿入部5の先端部11に配設されている。
なお、これ以外の部分は第4の実施の形態の内視鏡シス
テム1と同一構成になっており、図6中で、第4の実施
の形態の内視鏡システム1と同一部分には同一の符号を
付してここではその説明を省略する。
【0031】そこで、本実施の形態では第3の実施の形
態のLED13のカソード側配線(電力供給線42)で
あるGNDをCCD17のGND側の電力供給線20に
接続したので、挿入部5内に配設される信号線の数を一
層、減らすことができ、内視鏡装置2の挿入部5の組立
性の向上、コストの削減の効果がある。
【0032】さらに、CCD17のGND側の電力供給
線20に接続されたLED13のカソード側の電力供給
線42に抵抗51を介設して電流制限をする構成にした
ので、第3の実施の形態のビデオプロセッサ3内の電流
制御回路32を省略することができる。そのため、ビデ
オプロセッサ3の内部構成を一層、簡素化することがで
きる。
【0033】また、図7は本発明の第5の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は内視鏡装置61におけ
る挿入部62の先端部に照明手段63と観察手段64と
を一体化した先端ユニット65を設けたものである。
【0034】ここで、内視鏡装置61の挿入部62には
細長いチューブ66が設けられている。このチューブ6
6の先端部には先端ユニット65のユニット本体67が
支軸68を中心に回動可能に取付けられている。
【0035】また、ユニット本体67の中央部位には観
察手段64を構成する対物レンズ69と、この対物レン
ズ69の後方に対向配置された撮像用のCCD(固体撮
像素子)70とが配設されている。さらに、ユニット本
体67上にはCCD70の周囲に観察対象物を照明する
ための照明手段として複数のLED(半導体発光素子)
71が配設されている。
【0036】また、挿入部62のチューブ66内にはユ
ニット本体67を支軸68を中心に回動操作するための
一対の操作ワイヤ72,73や、CCD70に電力供給
を行う電力供給線や、CCD信号線などを一体化したリ
ード線74などが配設されている。ここで、操作ワイヤ
72,73の先端部はユニット本体67に固定されてい
る。さらに、各操作ワイヤ72,73の基端部は手元側
の操作部6(図1参照)に配設された各アングルノブ1
2(図1参照)に連結されている。そして、アングルノ
ブ12の回動により操作ワイヤ72,73のいずれか一
方が引き操作される。このとき、操作ワイヤ72,73
のいずれか一方がユニット本体67を引くことで、ユニ
ット本体67が支軸68を中心に回動操作され、先端ユ
ニット65の向きを定めることができる。なお、ユニッ
ト本体67には照明用LED71の電源をCCD70に
供給される電源線に接続するための回路が設けられてい
る。そして、LED71はCCD70の電源を使って光
らせるようになっている。
【0037】そこで、上記構成のものにあってはCCD
70,対物レンズ69,LED71をユニット本体67
上に一体的に組付けた先端ユニット65を設けたので、
視野変換機能を持った細径スコープが作れる。
【0038】さらに、観察手段64を構成する対物レン
ズ69と、撮像用のCCD70とを一体的に組付けたの
で、CCDと光学レンズとをそれぞれ別々に組み立てて
先端枠に固定する場合に比べて観察手段64の光学系全
体の長さを小さくすることができる。そのため、照明系
まで含めた観察光学系を小型にすることができるので、
視野変換機能を簡単に実現することができる。
【0039】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 照明手段として、発光ダイオードを先端
に設けた内視鏡先端部において、撮像ユニット内の電気
回路駆動用電源と照明用の発光ダイオードの電源を共有
化することを特徴と内視鏡先端部。
【0040】(付記項1の従来技術) 照明手段として
ランプを内視鏡先端部に設けた場合、従来ランプへの電
力供給は、カメラコントロールユニット等筐体に接続す
るコネクターを介して、ランプ専用の電力供給線で行っ
ていた。
【0041】(付記項1が解決しようとする課題) 内
視鏡先端に照明用ランプを実装する時、ランプに電源供
給用の線が必要であり、これを内視鏡内を通すので、ス
コープの細径化が難しかった。
【0042】(付記項1の目的) 挿入部内の信号線の
数の省略化。 (付記項1の課題を解決するための手段) 照明手段と
して発光ダイオードを先端部に設けた電子内視鏡におい
て、撮像ユニット内の電気回路駆動用電源と上記発光ダ
イオードの電源を共有化することを特徴とする。
【0043】(付記項1の効果) 挿入部内の信号線の
数を減らすことができることから、組立性の向上、コス
トの削減の効果がある。 (付記項2) 照明手段として、発光ダイオードを先端
に設けた内視鏡先端部において、撮像ユニット内の電気
回路駆動用電源から電力を分配して、照明用の発光ダイ
オードの電源とすることを特徴とする内視鏡先端部。
【0044】(付記項2が解決しようとする課題) 内
視鏡先端に照明用LEDを実装する時、LEDに電源供
給用の線が必要であり、これを内視鏡内を通すので、ス
コープの細径化が難しかった。
【0045】(付記項2の目的) 内視鏡先端部に照明
用LEDを配置する場合に、ケーブルを減らしスコープ
の細径化を行う。 (付記項2の課題を解決するための手段) 内視鏡先端
部のCCDへ電源を供給する線をLEDへ電源を供給す
る線と共有する。
【0046】(付記項2の効果) 線を一本へらし、し
かも電流制御可能としていることにより明るさの調整も
行える。 (付記項3) 照明手段として、発光ダイオードを先端
に設けた内視鏡先端部において、撮像ユニット内の電気
回路駆動用電源からDC−DCコンバーターを介して電
力を分配して、照明用の発光ダイオードの電源とするこ
とを特徴とする内視鏡先端部。
【0047】(付記項4) 照明手段として、発光ダイ
オードを先端に設けた内視鏡先端部において、撮像ユニ
ットへの電源を供給する線のうち、どちらか一方の線を
上記発光ダイオードのアノード側もしくはカソード側の
電力供給線と共有し、かつ、上記発光ダイオードの他方
の電力供給線は、ビデオプロセッサ内の電流制御回路へ
と接続されていることを特徴とする内視鏡先端部。
【0048】(付記項5) 照明手段として、発光ダイ
オードを先端に設けた内視鏡先端部において、撮像ユニ
ットへの電源を供給する線と上記発光ダイオードの電力
供給線とを共有し、かつ、上記発光ダイオードの抵抗を
内視鏡先端部に設けたことを特徴とする内視鏡先端部。
【0049】(付記項6) 照明手段として発光ダイオ
ードを、かつ、撮像手段として固体撮像素子を設けた内
視鏡先端部において、上記撮像手段と照明手段を一体に
構成したことを特徴とする内視鏡先端部。
【0050】(付記項6の従来技術) LEDを内視鏡
の先端に設けたときに先端のCCDと光学レンズはそれ
ぞれ別々に組み立てられて先端枠に固定されていた。 (付記項6が解決しようとする課題) 照明系を含めた
先端光学系が長く、大きくなっていた。この為に簡単に
視野変換を実現することができなかった。
【0051】(付記項6の目的) 照明系まで含めた観
察光学系を小型にする。 (付記項6の課題を解決するための手段) CCD、グ
リーンレンズ、LEDを一体的に構成し、照明用LED
の電源をCCDに供給される電源線から供給する回路を
設けた。 (付記項6の効果) 視野変換機能を持った細径スコー
プが作れる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば内視鏡の挿入部先端に照
明手段と観察手段とを一体化した先端ユニットを設け、
この先端ユニットに照明手段の電源を撮像手段に供給さ
れる電源線に接続するための回路を設けたので、内視鏡
先端に照明用光源を実装する際に、挿入部内の信号線の
数を減らすことができ、挿入部の細径化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における工業用内
視鏡のシステム全体の概略構成図。
【図2】 第1の実施の形態における内視鏡のCCDお
よびLEDの信号線の接続状態を示す概略構成図。
【図3】 第1の実施の形態の内視鏡の撮像ユニット内
のDC/DCコンバーターの接続状態を示す要部の概略
構成図。
【図4】 本発明の第2の実施の形態における内視鏡の
CCDおよびLEDの信号線の接続状態を示す概略構成
図。
【図5】 本発明の第3の実施の形態における内視鏡の
CCDおよびLEDの信号線の接続状態を示す概略構成
図。
【図6】 本発明の第4の実施の形態における内視鏡の
CCDおよびLEDの信号線の接続状態を示す概略構成
図。
【図7】 本発明の第5の実施の形態を示す要部の縦断
面図。
【図8】 従来例の内視鏡におけるCCDおよび照明用
光源の信号線の接続状態を示す概略構成図。
【符号の説明】
5 挿入部 11 先端部 13 LED(照明手段) 14 観察手段 16 撮像ユニット 19,20 CCD用電力供給線(導電線) 22,23 LED用電力供給線(導電線) 24、35、43 導電線共有化手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 友尚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石引 康太 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 三堀 貴司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原野 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 関野 直己 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 樋熊 政一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 秀俊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−335450(JP,A) 特開 昭63−238842(JP,A) 特開 平6−34890(JP,A) 特開 平2−110505(JP,A) 特開 平7−289506(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部先端に配置された観察対
    象を照明するための複数の半導体発光素子からなる照明
    手段と、この照明手段により照明された観察対象を撮像
    するための対物レンズとこの対物レンズの後方に配置さ
    れた撮像手段とからなる観察手段と、を一体化して先端
    ユニットを構成し、この先端ユニットに前記照明手段の
    電源を前記撮像手段に供給される電源線に接続するため
    の回路を設けたことを特徴とする内視鏡装置
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