JPH11155610A - はきもの及びその製造方法 - Google Patents

はきもの及びその製造方法

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JPH11155610A
JPH11155610A JP10249670A JP24967098A JPH11155610A JP H11155610 A JPH11155610 A JP H11155610A JP 10249670 A JP10249670 A JP 10249670A JP 24967098 A JP24967098 A JP 24967098A JP H11155610 A JPH11155610 A JP H11155610A
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JP
Japan
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footwear
string
outsole
lining
outer material
Prior art date
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Pending
Application number
JP10249670A
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English (en)
Inventor
Max Rauch
ラウフ マックス
Juergen Knese
クネーゼ ヨルゲン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WL Gore and Associates GmbH
Eccolet Sko AS
Original Assignee
WL Gore and Associates GmbH
Eccolet Sko AS
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Filing date
Publication date
Application filed by WL Gore and Associates GmbH, Eccolet Sko AS filed Critical WL Gore and Associates GmbH
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    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B9/00Footwear characterised by the assembling of the individual parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/42Filling materials located between the insole and outer sole; Stiffening materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00Footwear with health or hygienic arrangements
    • A43B7/12Special watertight footwear
    • A43B7/125Special watertight footwear provided with a vapour permeable member, e.g. a membrane

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた可撓性を備えたはきものを提供する。 【解決手段】 シャフト13によるはきものの製造方法
では、はきものは、中底のない足の長手方向の少なくと
も一部について表底の面上の端部において結び合わされ
かつ表底17を有し、表底17には防水絶縁又はクッシ
ョン性充填材料21が配置され、材料21は液体で硬化
又は反応可能な状態で導入され、表底17の少なくとも
一つの位置には少なくとも一つの充填用開口19が配置
され、液体状態でクリープ可能であって硬化された状態
で可撓性を有する充填材料21が、はきもの11がつり
こまれた状態の靴型に対して少なくとも一つの充填用開
口19を通して液体状態で導入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば靴のようなは
きものおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】靴のようなはきものはいわゆるつりこみ
方法(lasting process)によってしばしば形成される
が、このつりこみ方法においては、表底(outsole)の面
上のシャフト又は靴の甲革の端部が中底(insole)の周囲
の縁部を越えて折り畳まれると共にその底面に接着され
る。
【0003】斯かる方法はDE-A-25 08 500から公知とな
っている。中底の底面に接着されるべきつりこみ許容部
(lasting allowance)を特に良好に中底の底部に接着し
得る様に、つりこみ許容部の自由縁には靴の前部分にて
ひも収容溝が適用され、これを挿通してひもが引張ら
れ、これにより、靴の前部分のつりこみ許容部は、靴が
つりこまれる靴型上でしっかりと引き絞られる。つりこ
み許容部が中底に堅固に接着されたとき、ひも収容溝か
ら突出するひも部分は切断される。足中部においてもつ
りこみ許容部と中底底部との間に良好な接着効果を得る
為に、靴の長手方向に直交して靴には更なる数本のひも
が巻回されるが、これは、靴型とその上につりこまれた
靴を囲繞する靴ドラムを利用して行われる。これらのひ
もは、つりこみ許容部が中底に接着されたときには靴か
ら再び取り外される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】防水性の靴の場合、表
底の面上の靴の甲革の端部の密閉は特に問題となること
が分かっている。このことは防水性を有すると共に透湿
性の靴の場合に顕著であり、その靴の甲革は、通気通水
可能な織地材料もしくは革などの外側材料と、防水性で
あると共に水蒸気透過可能であることから透湿性の機能
層を有する裏地と、から構成される。
【0005】一般的なつりこみ方法においては、中底が
靴型上に取付けられると共に表底の面上の靴の甲革の端
部が中底の周縁部の回りに折り畳まれて中底に接着され
るが、斯かるつりこみ方法においては多くの処理段階が
必要であると共につりこみ領域における密閉に関して問
題が生ずることとなる。その様なつりこまれた靴を作成
する為には、先ず中底の周縁に接着剤を塗付せねばなら
ない。つりこみはその後で3つの領域および段階で実行
される。最初に、靴の尖端で接着を行い、次に側部領域
で行い、最後に踵領域で行われる。これらの各接着段階
の後、接着剤が十分な接着効果を発揮するまで待たねば
ならない。3つの接着段階が完了した後、接着剤は活性
化(activation)により再軟化されるが、これは、個々の
接着領域間の遷移を滑らかに仕上げる為である。これに
より、水分が浸透するであろう領域遷移部に不十分な接
着部位が残されるのが防止されると考えられる。
【0006】他の製造方法におけるのと同様に、つりこ
み方法においても、表底の面上における裏地から外側材
料への遷移部は特に、傷ついて水分架橋を形成し易い。
靴型のしわ(crease)には水分浸透可能な接着剤ギャップ
が存在する場合が多いことから、安全の為に靴型接着(l
ast gluing)の後に全面接着剤層が適用され、これによ
り、靴型のしわは信頼性を以て密閉されるものと考えら
れる。
【0007】好ましくは、防水透湿性の裏地としては4
層ラミネートが使用される。この材料は、順番に、裏
地、発泡プラスチック材料、好適には延伸膨張されるこ
とにより微小多孔性とされたポリテトラフルオロエチレ
ン(PTFE)の膜形状とされた機能層、および、上記機能層
に対する織地補強材の形状の裏側、を備えて成る。接着
剤により機能層を中底に対して防水接着する為に、接着
領域において機能層は所謂る端をそぐこと(skiving)に
より露出される。この端をそぐ間、裏地および発泡層は
除去される。その様にする上で発泡層は、機能層を損傷
せずに機能層から裏地を除去することを可能にする為の
ある耐性を提供している。また、裏地ラミネート全体に
発泡層が備えられるが、これはその様に損傷無く端をそ
ぐ方法を許容する為だけのものである。
【0008】裏地全体に発泡層を備える必要があること
から、裏地ラミネートを更に高価なものとしている。接
着剤で被覆すると、靴型接着を領域毎に行い、引続いて
靴型のしわを密閉すべく接着剤により全面被覆すること
になるが、これは費用の掛かる手作業と靴型上での長時
間の保持を必要とするものである。従って、これらの処
理段階は相当の靴製造コストに帰着するだけでなく、製
造スループットすなわち単位時間当りに製造される靴個
数が大量生産方法の要件を満足しないことになる。
【0009】斯かる問題は、本出願人自身のDE 37 12 9
01 C1から公知となる方法により克服されるが、該方法
においては、中底周縁上でつりこまれた靴の甲革の底面
上に注入用鋳型が載置されており、該鋳型はつりこまれ
た甲革の部分に向けて直立する密閉リップ構成を有する
と共に、中底の周縁外郭形状に対応した外郭形状を有し
ている。この注入用鋳型により、密閉リップ構成により
境界付けされた領域内に、液体状の硬化可能な密閉材料
が注入される。つりこみ操作の間、つりこみ許容部の内
縁部は未接着状態のままとされる。従って、注入用鋳型
を用いた密閉材料の注入の間、該密閉材料はつりこみ許
容部のこの内縁部を密閉することができる。
【0010】この公知の注入密閉プロセスは、技術的に
は相当に成功していることが分かっている。それは、水
密性に関して高度の安全性を有する靴をもたらす。但
し、それを行う上で靴製造業者は相当の投資を行う必要
がある、と言うのも、対応する射出成形機械を取得せね
ばならないからである。
【0011】表底の面上に靴のクッションパッドを配備
し、歩行もしくは走行の間に足の裏を緩衝することが要
求されることが多い。
【0012】本出願人はDE-A-44 36 495から公知である
方法を創案したが、該方法は、つりこまれた靴に対する
上記タイプの密閉を密閉化合物により相当により簡素か
つ安価な手法で達成し、且つ/または、表底の面上に靴
のクッションパッドを提供するものである。この目的の
為に公知の手法により、靴の表底および/または中底に
対してのみ充填材料導入用開孔として使用される孔が配
備され、表底と中底との間の領域には該開孔を介して充
填材料が導入される。靴を連続的に製造する為に、射出
成形工程は容易に自動化され得る。充填材料による密閉
により、靴型接着に対する出費を従来のつりこみ方法に
おけるほど大きくする必要は無くなる。従って、この公
知の方法によれば、相当のコスト削減が行われると共
に、靴製造工程が相当にもしくは完全に自動化される。
【0013】連続的な中底を有するはきものにより達成
されるよりも更に細かい動きで捩れ可撓性および/また
は回転可撓性を有すべくより大きな可撓性を有するはき
ものに対する要望が多い。
【0014】この点、DE-U-85 22 823からは、少なくと
も靴の足の前領域から中底を除き、この靴領域における
可撓性を増大することが公知となっている。この公知の
靴は靴型接着方法により製造されるが、最初に甲革のつ
りこみ許容部は、甲革がつりこまれる靴型の底面上へ、
または、暫定的にのみ使用される中底上へ、直接的に接
着される。この靴型接着の為に、後の段階で取り除かれ
得る接着剤が利用される。つりこみ許容部が靴型もしく
は暫定的中底に対して接着された後、つりこみ許容部の
底面には表底が接着される。その後、つりこみ用接着剤
は取り除かれ、靴は靴型から取り外される。暫定的中底
もしくは部分的中底が使用された場合には、この中底が
この段階で靴から取り外される。
【0015】本発明の目的は、上記DE-A-44 36 495から
公知である如き簡単で安価な手法により密閉および/ま
たは緩衝を得るだけでなく、更に優れた可撓性を備えた
はきものを提供する方法および該方法から得られる防水
性で水蒸気透過可能なはきものを実現可能とするにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はひもによりつり
こまれたシャフトとひもつりこみ用マージンのまわりで
前記シャフトに対して接着された表底とを具備するはき
ものであって、前記シャフトが、つりこみ用マージンを
それぞれ備えた外側材料と内側裏地とを有し、前記裏地
は耐水性で且つ水蒸気透過性であり、前記裏地のつりこ
み用マージンが、前記外側材料のつりこみ用マージンを
越えるある長さだけ突出しており、前記裏地のつりこみ
用マージンと前記外側材料のつりこみ用マージンとが別
個にひもによりつりこまれ、耐液性密閉材料が、前記表
底の内側領域に配置されると共に前記裏地のつりこみ用
マージンの突出している長さを覆い、前記はきものの底
に耐水性または詰め物を与える、はきものにより達成さ
れる。
【0017】本発明に関するはきものの実施形態は、外
側材料と裏地とを備えた甲革と表底とを具備し、前記裏
地は前記甲革の内側を裏打ちすると共に、防水性であっ
て水蒸気透過可能な機能層を有し、前記外側材料は、前
記表底の面上に外側材料端が拘束されていない外側材料
端部を有し、前記裏地は、前記表底の面上に裏地端が拘
束されていない裏地端部を有し、前記甲革は、中底を有
しない少なくとも靴の長手方向の一部についてひもによ
るつりこみによって結び合わされ、前記裏地は、前記表
底の面上の前記外側材料端部を越えるある長さだけ突出
しており、少なくとも靴の長手方向の一部において前記
表底の面上の端部はひもによるつりこみにより結び合わ
され、ひも収容溝が、前記表底の面上の拘束されていな
い外側材料端及び前記表底の面上の拘束されていない裏
地端に設けられ、結び合わすためのひもが、それぞれの
ひも収容溝に対して摺動可能に前記ひも収容溝内に収容
され、耐水性及び/又は詰め物充填材料が前記表底の内
側領域に配置されると共に、拘束されていない裏地端ま
で延びている。
【0018】本発明は更にひもによりつりこまれたはき
ものの底領域を密閉するための方法であって、 a)外側材料と前記外側材料の内側の裏地とを備えた靴
シャフトを靴型上に供給する工程を含み、前記靴型の少
なくとも一部分には中底がなく、前記裏地は防水性であ
って水蒸気透過可能であり、前記外側材料及び前記裏地
は表底の面上に拘束されていない端を有し、拘束されて
いない裏地端は、拘束されていない外側材料端を越えて
突出しており、更に b)前記拘束されていない外側材料端及び前記拘束され
ていない裏地端にそれぞれひも収容溝を設けると共にそ
の中にひもを配置する工程を含み、前記ひもは、表底の
面上の外側材料端部と表底の面上の裏地端部とをそれぞ
れ結び合わせるのに役立ち、更に c)靴型底を有する靴型に甲革を配置する工程と、 d)関連するひも収容溝内に配置されたひもにより、表
底の面上の前記外側材料端部と表底の面上の前記裏地端
部とを前記靴型の下でそれぞれ結び合わせる工程と、 e)表底の面上の前記外側材料端部の下面及び表底の面
上の前記裏地端部に対して表底を取付ける工程とを含
み、前記表底は少なくとも一つの位置に少なくとも一つ
の充填用開口を有し、更に f)液体状態でクリープ可能であって硬化された状態で
可撓性を有する液体の硬化可能又は反応可能な材料を供
給する工程と、 g)液体の材料を表底の前記開口を通して導入すると共
に、表底と靴型との間の空間を充填している間に硬化さ
せる工程とを含み、それにより硬化された材料は、充填
密閉及び/又はクッション材料を形成する、方法により
達成される。
【0019】本発明のはきものの更なる改良形及び本発
明の方法は従属請求項に示される。
【0020】DE-A-44 36 495から公知な方法の場合のよ
うに、本発明の方法において、充填材料は、表底に設け
られた少なくとも一つの充填用開口を通して導入され
る。少なくとも大きな可撓性が要求されるはきものの領
域において、はきものは中底を有さず、充填材料が表底
の一つ又は複数の充填用開口を通して靴型に向かって直
接注入される。この目的のために、充填材料が接着しな
い表面を有する靴型が使用されるか、あるいは、充填材
料の注入の前に靴型に分離剤が与えられており、この分
離剤により、充填材料の注入後にはきものが靴型から除
去される時に、充填材料は靴型から問題なく剥離され得
る。他の可能性としては、はきものは、中底のない領域
に分離底を有し、それは、はきものの内部空間を靴型に
向かって覆っており、それゆえ、充填材料は、靴型自体
の上には注入されず、分離底上に注入される。
【0021】多くのはきものにとって、足の前領域、つ
まり、足の球形部及び爪先の領域に大きな可撓性を有す
ることが望まれる。この場合、少なくともこの足の前領
域には中底が設けられない。しかしながら、例えばスポ
ーツの分野では、例えば踵領域の良好な回転適応性のよ
うな、足の後領域に大きな可撓性を有することが望まれ
ることもあり得る。この場合、少なくとも足の後領域は
中底なしで形成される。
【0022】足の長手方向の全てにわたって大きな可撓
性が必要とされる場合には、はきもの全体が中底を有さ
ないように形成される。
【0023】本発明において中底という語は、表底上に
配置される底を意味するものとして理解され、表底の下
面には、靴が靴型上に取付けられる、つまり、靴型上に
引張られて、包み込まれた状態に表底の面上に甲革の端
部が保持される前に、表底の面上の甲革の端部が取付け
られる。表底の面上に甲革の端部をこのように締結する
ことは、一般に、上述したようにつりこみ接着によって
行われる。
【0024】本発明の場合、少なくとも大きな可撓性が
必要とされるはきものの領域において、そのような中底
は省略される。にもかかわらず、表底の面上の甲革の端
部を必要な形状に維持するため、つまり、はきものの甲
革が靴型に取付けられた時に甲革の端部を靴型の下に維
持するために、つりこまれた状態で靴型の下に配置され
た甲革のこの端部は、それ自体公知なひもによるつりこ
み方法によって必要な形状に維持される。この方法にお
いて、表底の面上の甲革の周囲縁部はひも収容溝を有し
ており、ひも収容溝を通して、ひも収容溝に対して移動
可能なひもが延びており、またひも収容溝により、表底
の面上の甲革の縁部は必要な形状に共に引張られ得る。
このように共に引張る又は縛ることは、はきものが靴型
に取付けられる前に実行可能である。
【0025】本発明の方法において、少なくとも一つの
充填用開口は、充填材料が充填用開口を通して注入され
るように表底内に配置され、該開口は靴がつりこまれた
後にも、中底がない領域であって、表底の面上の甲革の
縁部が共に引張られているひもつりこみ領域に残ってい
る。靴型自体は、充填材料のための型の反対部分とし
て、あるいは、表底の面上の甲革の縁部の開口を靴型に
向かって閉鎖する上述した分離底として使用される。
【0026】防水性であるが水蒸気透過性であるはきも
のを製造すべきであるため、はきものは、その内側に、
防水性であって水蒸気透過性である裏地が設けられてい
る、水透過性であって水蒸気透過性である外側材料を備
えた甲革を有する。はきものが少なくともはきものの長
手方向の一部にわたって中底を有さない時、甲革は、甲
革がつりこまれた靴型の下側に対して、いわゆるひもに
よるつりこみによってはきものの中底のない領域におい
て縛られる。
【0027】この目的のために、外側材料の表底側縁部
及び裏地の表底側縁部の両方はひも収容溝を有し、ひも
収容溝内には、外側材料及び裏地をそれぞれ共に引張る
ためにひもが延びている。本裏地は、それ自体公知なよ
うに、防水性であって、水蒸気を透過性の機能層を有す
る。この機能層は、好適には、延伸膨張微小多孔性PT
FE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる。
【0028】そのような防水性はきものの場合、充填材
料は、水を透過しないように表底の面上のはきものの領
域を密閉するのに役立つ。裏地の機能層の切断縁部が信
頼性を有して密閉されるために、表底の面上の裏地、そ
れゆえ、機能層の端部は、少なくともひもによるつりこ
みによって結び合わされる領域において、表底の面上の
外側材料の端部を越えてある長さだけ突出して切断され
る。これにより、充填材料の注入中、表底の面上の外側
材料の部分を越えて突出しているシート状の長さ部分だ
けでなく、裏地、それゆえ、機能層自体の切断縁部が、
充填材料内に埋設される。これにより、表底領域におけ
る機能層の密閉効果がかなり効果的にされる。
【0029】甲革が外側材料と外側材料の内側を裏打ち
すると共に防水性であって水蒸気を透過性の機能層を有
する裏地とから構成されるはきものであって、はきもの
の長手方向の少なくとも一部にわたって中底がないはき
ものの場合、DE-A-38 21 602からそれ自体公知なことと
して、つりこまれたはきものは、表底がそれに対して射
出成形されて、靴型底の下で包まれた甲革の端部がひも
によるつりこみによって、つまり、ひもで共に縛られる
ことによって固定されるまで、靴型底の下に保持され
る。その場合、靴型底の下で包まれた甲革の拘束されて
いない端部は、ひも収容溝が与えられる。裏地及び網状
バンドの一方の側の両方が収容溝に対して縫い付けられ
ている。網状バンドの他方の側は、甲革の外側材料に対
して縫い付けられている。網状バンドは靴型底の下に配
置され、液体表底材料の射出成形中、液体表底材料は、
網状バンドを透過すると共に、靴型底から離れて面する
裏地下側に到達し、それによって機能層の防水性の密閉
が可能とされるように講じられている。しかしながら、
網状バンドの縫い付けは、回避することが望まれる費用
を構成する。更に、特には、強力な湾曲が存在するはき
もののそのような位置、例えばはきものの爪先領域にお
いて、比較的堅牢な材料の網状バンドのゆがみやしわが
生ずる可能性がある。しわのある位置において、網状バ
ンドが幾つかの層内で互いに上に横設される可能性があ
り、それにより、裏地の機能層までの液体表底材料の流
れが害される、あるいは阻止されることさえあり得る。
【0030】この問題は、外側材料及び裏地がそれぞれ
独自のひも収容溝を有すると共に、裏地が靴型底の下の
包まれた領域の外側材料を越えてある長さだけ突出して
いる、本発明によって克服される。別個のひも収容溝を
設けることにより、裏地及び外側材料は、互いから別個
に結び合わされ得る。裏地が外側材料に対してある長さ
突出しているため、裏地のひも収容溝に隣接する裏地の
一部は外側材料によって覆われずに残され、それゆえ、
液体表底材料は、裏地の機能層に到達するまで邪魔され
ることなくそこに浸透可能である。その結果、比較的簡
単な安価な製造手段により、底領域における機能層の非
常に良好な密閉効果が得られ、一方において網状バンド
に含まれる問題点が克服される。
【0031】本発明の好適な実施形態において、単一の
ひもが、外側材料及び裏地の両方のひも収容溝を通して
引張られ、二つのひも収容溝の隣接するひも出口位置に
おいて、一のひも収容溝から他のひも収容溝まで案内さ
れると共に、交差されかつ結ばれる。
【0032】通常は耐水性とはされない外側材料を介し
て外側材料の収容溝に到達した水分がひもを介して裏地
に移動し得ないことを保証するために、ひもにはモノフ
ィラメント材料が好適に使用されるが、これは、複数繊
維ひも材料の長手方向の水分導通性を示さない。
【0033】ひもによるつりこみ方法によって部分的な
長さに亙ってのみ共に保持される部分的な中底によりは
きものを製造すべき場合、結び合わせるために使用され
るひもは、はきものの部分的な中底部分とひもによるつ
りこみ部分との間の遷移領域において交差されかつ結ば
れる。また、中底が全く無い実施形態においては、ひも
を交差させかつ結ぶことは例えば踵領域において行い得
る。他には、足の前領域および足の後領域に対して別個
のひもを用い、それぞれ長手中央領域において二本のひ
もを交差させかつ結ぶことが可能である。
【0034】本発明に従って使用される充填材料は高い
クリープ性能(high creep capacity)および高い接着能
力を有することから、良好な密閉効果が確実となる。こ
の充填材料は、例えば圧力無しで流動し得る如き圧力な
しで液体状態で、靴型と表底との間の空洞内に導入され
得る。高いクリープ性能の故に、本充填材料は空洞の全
ての境界まで広がる。圧力無しで発泡して発泡体となる
充填材料を使用した場合、表底を変形すること無く、発
泡する充填材料の膨張が全ての空洞に対して生ずる。こ
の特性に依り、本充填材料は該充填材料により充填され
るべき空洞に関して大きな空洞許容範囲を可能とする。
【0035】硬化する液体反応化合物(liquid reaction
compound)を充填材料に導入する間にはきものは表底が
上方を向く如く位置せしめられることから、依然として
高いクリープ能力のある液体状態の反応化合物は外側材
料及び裏地の周縁における問題領域を最初に濡らし、其
処から発泡工程が開始する。この場合、液体状で未だ発
泡していない(未だ反応していない)充填材料は、密閉
すべき領域に最初に到達する。本充填材料の高いクリー
プ性能の故に、本充填材料の導入の間に表底を垂直にし
てはきものを位置せしめた場合同様の結果が得られる。
また、織地の裏側を有する機能層が存在する場合、これ
は既に発泡した充填材料によるよりも未発泡の充填材料
による方がよりよく浸透される。従って、機能層は未発
泡の充填材料によりよりよく密閉される。
【0036】発泡および硬化工程に先立ち、反応化合物
には付加的成分が付加されてもよいが、これは例えば充
填材料を帯電防止性とするものがある。また、本充填材
料に対して導電粒子を混合することも可能である。本充
填材料の導入に先立ち、靴型と表底との間に、少なくと
も一個の予め成形されたインサートを挿入し、然る後に
充填材料を導入してそれを固定することが可能である。
本インサートは例えば、釘がはきものの内部に入り込む
のを防止する金属プレートとしても良い。本インサート
はまた、エアクッションを備えた中間靴底部材、また
は、クッション材料としても良い。本インサートは更
に、はきものに取付けられたライトに電気エネルギを供
給する電池でも良い。斯かるインサート部材は、充填材
料により所望の位置に固定される。
【0037】本発明の場合における、事実上圧力無しで
発泡し得るポリウレタンフォームは、該フォームがその
周囲に対して全く外部圧力を付与せず又は低い外部圧の
みを付与することを意味する。但し、内部圧力は存在
し、これは発泡体の形成を許容し乍らも、外側に向けて
は全く圧力を発生しないか極めて低い圧力のみを付与す
るものである。従って、発泡操作を行っても、靴型と表
底との間の空洞の膨張は起こらない。
【0038】表底は好適には周縁部分においてのみ甲革
に接着されることから、表底の面上の甲革の端部は表底
に接着されないままとなる。これは一方ではしわを排除
すると共に、他方では充填材料が甲革の外側材料内に入
り込み、この領域における甲革の水分導通性能を排除す
るものである。
【0039】表底の面上の甲革の内縁部の内側に配置さ
れた中央部分において、表底に、部分的中底に向けて、
または足の内側に向けて開口する少なくとも一個の空洞
を配備するのが特に好都合である。この空洞は充填材料
により充填される。本充填材料は表底材料よりも相当に
軽量であることから、この手段により、靴の全体重量が
減少される。
【0040】本充填材料はまた、防水性のはきものであ
るか否かに関わり無く、表底内で表底面のクッションパ
ッドを提供する役割をも果たし得る。これに加え、防水
性はきものの場合に本充填材料は防水性密閉材料の機能
を肩代わりしても良い。斯かるクッションによれば、ク
ッション用インサートを製造する必要が無くなると共
に、種々のはきもののサイズおよびはきもの形状に対応
させて種々のサイズおよび形状のクッション用インサー
トをストックする必要が無くなる利点がある。
【0041】中底のない長さ方向の一部分のみにわたる
甲革とひもによるつりこみとにより共に保持されると共
に、長さ方向の残り部分にわたる部分的な中底とつりこ
み許容部とにより共に保持されたはきものにおいては、
部分的な中底領域に関してはDE-A-44 36 495から公知で
ある方法を採用すると共に、ひもによるつりこみ領域に
おいては本発明に係る方法を採用しても良い。
【0042】本発明の更なる特徴、本発明の好適な改良
および材料データは、特許請求の範囲に示されている。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、実施
形態により、本発明をより詳細に説明する。
【0044】図1は本発明の防水式靴11の一実施形態
の断面図であり、この靴は、甲革13と、足の後領域1
6の部分的な中底15と、導入用開口19を備えた表底
17と、部分的な中底15と表底17との間に配置され
た密閉材料21とを有する。密閉材料21は、本発明の
充填材料によって構成されており、付加的にクッション
機能を有することが可能である。中底のない足の前領域
22において、密閉材料21は、それがその部部の靴型
上に直接成形されているという理由から、部分的な中底
15の頂部の高さに配置されている。甲革13は、外側
材料23及び裏地ラミネート25から構成されている。
裏地ラミネート25は、好適には延伸膨張された微小多
孔性PTFEである防水性かつ水蒸気透過性の機能層
と、外側材料13に面する側の織物補強材料の裏側と、
反対側の裏地層とを有する。裏地ラミネート25の個々
の層は図示されていない。靴11の爪先領域及び踵領域
において、靴補強材料の前キャップ27及び後キャップ
29が、それぞれ、外側材料23と裏地ラミネート25
との間に設けられている。
【0045】図1に示す靴は、部分的な中底の領域につ
りこみ工程を施して製造されたものである。この目的の
ために、表底面上の甲革13のつりこみ部分31は、部
分的な中底15の周囲領域のまわりに引張られるか、つ
りこまれると共に、つりこみ用接着剤35によって部分
的な中底の周囲部分33に対して接着される。つりこみ
部分31の自由端において、裏地ラミネート25は、例
えば3mmから8mmほど外側材料を越えて突出して切
断される。
【0046】足の前領域22には中底は存在しない。そ
の部分の靴の底構造部分の内側表面は、密閉材料21に
よって形成される。この領域において、表底面上の外側
材料23及び裏地25の縁部は、それぞれ、ひもによる
つりこみ(string lasting)に使用されるひも47のため
の外側材料収容溝43と裏地収容溝45とを有する(図
2)。図2から推測されるように、単一のひも47が、
収容溝43及び45の両方に通され、ひも出口位置49
において、二つの収容溝43及び45から出されると共
に、交差されかつその部分で結ばれている。図2は、導
入用開口19を備えた表底17が接着される前の、つり
こまれた甲革、つまり、靴型上に引張られた甲革と、部
分的な中底15とひも47とを示している。
【0047】図1及び図2から判るように、ひも47が
交差されかつ結ばれた領域は、部分的な中底15と表底
17との間の領域に配置されている。
【0048】表底17は、つりこみ部分31の端部37
が、部分的な中底15を備えた甲革13の領域で表底1
7を接着するために使用される接着剤41に拘束され
ず、甲革13の収容溝部分が、ひもによるつりこみ領域
で接着剤41に拘束されないように表底の面上の甲革1
3の端部の外側材料23に接着される。図1において、
接着剤41は、表底領域に示した十字印によって示して
ある。実際には、当然ながら、接着剤41は、表底17
と甲革13との間に設けられている。湾曲部分39で密
閉材料21は、甲革13に接着されていない表底17の
中央部分と、つりこみ許容部によって覆われていない部
分的な中底15の中央部分と、ひもによるつりこみによ
ってまわりを包囲された中底のない甲革13の部分との
間の空間を充填している。
【0049】そのような靴を製造するために、本発明の
一実施形態は以下のように実行される。
【0050】外側材料23及び裏地ラミネート25は、
表底17から離れた甲革13の頂端部において互いに縫
い付けられる。表底の面上の甲革13の端部において、
裏地ラミネート25及び外側材料23は、裏地25が約
3mmから8mmほど外側材料23を越えて突出するよ
うに切断される。
【0051】ひもによるつりこみに備えられた足の前部
分22において、ひも47は表底の面上の外側材料23
及び裏地25の縁部上に配置され、外側材料収容溝43
及び裏地収容溝45は、それぞれ、いわゆる裁ち目かが
り縫い(overcast seam) 、つまり、トンネル又は管状縫
いによってひも47のまわりに縫い付けられている。こ
れは、これらのトンネル縫いが完成した時にひも47を
各収容溝43及び45に対して摺動可能に維持されるよ
うに行われる。これらの収容溝43及び45が縫い付け
られる時に甲革がまだつりこまれていないこと、及びそ
れゆえ張力が存在しないことにより、ひも47は、交差
しかつ結ばれた状態でトンネル縫いによって縫い付けら
れることが可能である。
【0052】他の可能性としては、トンネル縫いが行わ
れる間にひもをまだ開放させておく、つまり、結ばない
こと、及びトンネル縫いが形成された後のみに、できる
限りつりこみの後のみに交差させて結ぶことである。
【0053】説明している本実施形態では、甲革が靴型
に適用される前にひも47は既に結ばれていると仮定さ
れている。
【0054】トンネル縫いが形成された後ひも47が交
差されて結ばれた状態で、続いて、甲革13がつりこま
れる、つまり、靴型上に引張られる。この工程の前に、
部分的な中底15は、既に靴型に取付けられている。部
分的な中底15を有する領域において、つりこみ部分又
はつりこみ許容部31における裏地ラミネート25は、
約2cmの幅にわたって外側材料に接着され、つりこみ
許容部31の内側端部は接着されずに残されることが可
能である。皮の、あるいは人造繊維又は綿でできた皮状
材料の部分的な中底15は靴型に取付けられる。続い
て、部分的な中底15の領域に配置された表底面上の甲
革13の端部が、靴型のまわりに引張られると共に、市
場で一般的なつりこみ用接着剤35によって部分的な中
底15に取付けられる。
【0055】接着つりこみ方法の代わりに、少なくとも
踵領域の甲革が鋲によって中底に取付けられるつりこみ
方法を使用することも可能である。
【0056】甲革13をつりこんだ後に、外側材料23
は、つりこみ許容部31及びひもによるつりこみ許容部
51の領域にて荒くされ、特には爪先及び踵領域におけ
るつりこみ許容部31及びひもによるつりこみ許容部5
1にあるかもしれないしわが、研磨によって滑らかにさ
れる。続いて、つりこみ許容部31及びひもによるつり
こみ許容部51は、約0.5cmのつりこみ許容部31
及びひもによるつりこみ許容部51の端部が底用接着剤
41に拘束されないように、表底の材料に応じて市販の
底用接着剤41によってコーティングされる。更に、底
用接着剤41が、対応する幅の表底17の縁部に適用さ
れる。それゆえ、つりこみ部分31及びひもによるつり
こみ部分51の内側縁部内に配置された湾曲部分39は
接着されない。
【0057】例えば、関節の領域、つまり、中足のステ
ップ領域と踵との間において、表底17は、導入用開口
19としての穴を有する。この穴を、例えば足の前領域
22におけるような、表底17及び/又は部分的な中底
15の任意の他の位置に設けることも可能である。とい
うのは、密閉材料31を形成するために硬化する反応化
合物が、高いクリープ性能を有するために、導入又は充
填用開口19の位置にかかわらず、部分的な中底15と
靴型と表底17との間の全空洞を充填するからである。
充填用開口19は、表底の表底溝によって形成可能であ
り、その一端は、図1の垂直の表底壁の位置において開
口しており、その他端は、足の内部に面する表底の表面
において開口している。特にこの型式の表底溝に対し
て、靴は、充填材料の導入の間に表底を垂直に配置可能
である。充填用開口が部分的な中底にのみ設けられてい
る場合、充填材料の導入は、充填用開口に整合された靴
型内の充填用溝を通して行われ得る。靴11が完成した
後に、密閉材料21は、この導入用開口19を通して導
入されると共に、湾曲部分39を充填する。続いて、導
入用開口19は、例えば不図示の密閉栓によって密閉さ
れる。しかしながら、導入用開口19は、公知の方法で
液体反応化合物を導入可能にすると共に続いて硬化する
密閉材料によって内側で閉鎖されるバルブ栓によって、
反応化合物の導入の前に閉鎖可能である。
【0058】密閉材料21の導入の間、好適には、甲革
13及び靴型(図示せず)は、表底が頂部に配置される
と共に充填材料又は密閉材料21が充填用開口19内に
流入可能なように配置される。上述したように、充填材
料の導入の間に靴が表底を垂直にして配置される時に
も、良好な結果が得られる。
【0059】液体状態におけるクリープ性能により、密
閉材料は、つりこみ許容部31の接着されていない部分
に存在するすべての折り目又はしわ及び溝、及びひもに
よるつりこみ許容部51のすべてのしわ及び溝に到達
し、部分的には外側材料の構造部分に到達してこれらの
領域を密閉する。
【0060】本発明の方法は、特に以下の有利な点を達
成可能である。 ・簡単な自動化可能な製造工程。 ・製造工程は大量生産の製造条件に良好に適合される。 ・この方法は大きな投資をすることなくはきもの製造業
者によって実行可能である。 ・この方法は時間を要さないために生産能力が減少しな
い。 ・この方法は現存する方法よりも安価である。 ・湾曲部分に充填又は密閉材料を充填することにより全
底領域において衝撃吸収効果が得られる。 ・この方法は予め製造された底のすべての種類及び厚さ
に使用可能である。 ・良好な可撓性及び高い特に良好な水密性を有するはき
ものが製造される。
【0061】適切な充填又は密閉材料は、液体状態時に
良好な流動、接着及びクリープ性能を有すると共に、硬
化された状態時に高い安定性、可撓性及びひび割れ抵抗
を有する液化可能な硬化材料である。
【0062】本発明の特に好適な実施形態では、ポリウ
レタンが充填材料として使用される。これは、ポリウレ
タンフォームに発泡する反応混合物であることが可能で
ある。ポリウレタンフォームは、ポリエーテルポリウレ
タンフォーム又はポリエステルポリウレタンフォームで
あることが可能である。ポリウレタンフォームは、好適
にはポリエーテルポリオール又はポリエステルポリオー
ルであってOHの数が約60から280の範囲内にある
ポリオールと、NCO含有量が約15から25%である
イソシアネートとを含むことが可能である。OHの数が
約70から250の範囲内であって、NCO含有量が約
16から23%の範囲内であることが好適である。OH
の数が86であって、NCO含有量が20.7%である
ことが特に好適である。ポリオール及びイソシアネート
の重量混合比は、約100:20から約100:100
の範囲内であることが可能であり、好適には約100:
25から約100:50の範囲内である。100:33
の混合比が特に好適である。
【0063】完成したはきものから靴型を容易に除去可
能とするために靴型の表面に適用される分離剤は、例え
ば、油状シリコーン、オイルエマルジョン、ペトロラタ
ムのようなグリース、樹脂、密蝋のようなワックス、パ
ラフィン、脂肪、石鹸、グラファイト、タルク及びマイ
カのような粉末であることが可能である。
【0064】更に、靴型自体、又は少なくとも靴型の表
面、あるいはその対応する領域を、充填材料が接着しな
い材料によって製造することも可能である。そのような
材料は、例えば金属又はポリテトラフルオロエチレンで
あることが可能である。
【0065】機能層にとって適切な材料は、米国特許明
細書3 953 566 及び4 187 041 に記載された微小多孔性
の延伸膨張ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、
米国特許明細書4 194 041 に記載された親水性の含浸剤
及び/又は層を備えた延伸膨張PTFE、透湿性ポリウ
レタン層、又は米国特許明細書4 725 481 及び4 493870
に記載されたコポリエーテルエステル及びそのラミネ
ートのようなエラストマを含む。
【0066】防水性として定義された機能層は、表面が
少なくとも0.13bar(130kPa)の水柱圧に
耐える機能層である。好適には、この機能層は、1ba
r(1000kPa)よりも大きい水柱圧に耐える。こ
の機能層の水圧抵抗は、100cm2 の表面のこの機能
層のサンプルに作用する202°Cの蒸留水の柱圧を連
続的に増加させる検査方法によって測定される。水圧の
増加は、60cm H2O /分である。水の透過圧は、水
がこの機能層のサンプルの他方の側に現れる圧力であ
る。厳密な手順は、1981年のISO標準No.81
1に定められている。
【0067】機能層は、150m2 Pa/Wよりも小
さい水蒸気透過抵抗RETを有する時に、水蒸気透過性
として定義されている。この機能層は、好適には、20
2Pa/Wよりも小さいRETを有する。水蒸気透過
性は、Hohenstein Clothing Physiology Institute e.
V. の1987年9月の標準検査明細書No.BPI
1.4に記載されたHohenstein MDM 乾式方法によって
測定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の靴の長手方向断面図である。
【図2】外側材料と裏地ラミネートとから構成された本
発明により製造されたつりこまれた靴の底面図である。
【符号の説明】
11…はきもの 13…シャフト 17…表底 19…充填用開口 21…充填材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598120609 アクティーゼルスカブ エコレット スコ デンマーク国,デーコー−6261,ブリデブ ロ,インダストリバイ 5 (72)発明者 マックス ラウフ ドイツ連邦共和国,デー−82031 グリュ ンバルト,ビリー−シュタマー−シュトラ ーセ 23 (72)発明者 ヨルゲン クネーゼ ドイツ連邦共和国,デー−25899 ニービ ュル,ハイデンシャフトベク 5

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひもによりつりこまれたシャフトと、ひ
    もつりこみ用マージンのまわりで前記シャフトに対して
    接着された表底とを具備するはきものであって、 前記シャフトが、つりこみ用マージンをそれぞれ備えた
    外側材料と内側裏地とを有し、 前記裏地は耐水性で且つ水蒸気透過性であり、 前記裏地のつりこみ用マージンが、前記外側材料のつり
    こみ用マージンを越えるある長さだけ突出しており、 前記裏地のつりこみ用マージンと前記外側材料のつりこ
    み用マージンとが別個にひもによりつりこまれ、 耐液性密閉材料が、前記表底の内側領域に配置されると
    共に前記裏地のつりこみ用マージンの突出している長さ
    を覆い、前記はきものの底に耐水性または詰め物を与え
    る、はきもの。
  2. 【請求項2】 外側材料(23)と裏地(25)とを備
    えた甲革(13)と表底とを具備し、前記裏地(25)
    は前記甲革の内側を裏打ちすると共に、防水性であって
    水蒸気透過可能な機能層を有し、 前記外側材料(23)は、前記表底の面上に外側材料端
    が拘束されていない外側材料端部を有し、前記裏地(2
    5)は、前記表底の面上に裏地端が拘束されていない裏
    地端部を有し、 前記甲革(13)は、中底を有しない少なくとも靴の長
    手方向の一部についてひもによるつりこみによって結び
    合わされ、 前記裏地は、前記表底の面上の前記外側材料端部を越え
    るある長さだけ突出しており、少なくとも靴の長手方向
    の一部において前記表底の面上の端部はひもによるつり
    こみにより結び合わされ、 ひも収容溝(43、45)が、前記表底の面上の拘束さ
    れていない外側材料端及び前記表底の面上の拘束されて
    いない裏地端に設けられ、 結び合わすためのひも(47)が、それぞれのひも収容
    溝(43、45)に対して摺動可能に前記ひも収容溝
    (43、45)内に収容され、 耐水性及び/又は詰め物充填材料(21)が前記表底の
    内側領域に配置されると共に、拘束されていない裏地端
    まで延びている、はきもの。
  3. 【請求項3】 前記外側材料(23)及び前記裏地(2
    5)の両方を結び合わせるために単一のひも(47)が
    使用され、前記単一のひもは、二つのひも収容溝(4
    3、45)の隣接する出口位置の領域(49)におい
    て、一方のひも収容溝から他方のひも収容溝に互い違い
    に配置されている、請求項2に記載のはきもの。
  4. 【請求項4】 前記二つのひも収容溝(43、45)の
    二つの出口位置の間に配置された前記ひも(47)の領
    域は交差して結ばれている、請求項3に記載のはきも
    の。
  5. 【請求項5】 爪先及び球形部領域を包囲する前記甲革
    (13)の一部分(22)がひもによるつりこみにより
    共に保持されると共に、前記甲革(13)の残りの部分
    (16)が部分的な中底(15)によって共に保持され
    る、請求項2〜4のいずれか一項に記載のはきもの。
  6. 【請求項6】 前記甲革(13)のすべての底領域がひ
    もによるつりこみにより共に保持されると共に、前記外
    側材料(23)及び前記裏地(25)がそれぞれ完全に
    連続しているひも収容溝(43、45)を有し、かつ、
    ひも(47)が、中断されることなく各ひも収容溝を通
    して延びている、請求項2〜4のいずれか一項に記載の
    はきもの。
  7. 【請求項7】 前記甲革(13)のすべての底領域がひ
    もによるつりこみにより共に保持されると共に、前記外
    側材料(23)及び前記裏地(25)が、はきものの前
    領域のまわりに延びている前のひも収容溝とはきものの
    後領域のまわりに延びている後のひも収容溝とをそれぞ
    れ有し、別個のひもが一方で前記前のひも収容溝内に収
    容されると共に他方で前記後のひも収容溝内に収容さ
    れ、前記はきものの前領域及び前記はきものの後領域は
    それぞれ関連するひもによって別個に結び合わされる、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載のはきもの。
  8. 【請求項8】 前記ひも収容溝(43、45)はそれぞ
    れトンネル継ぎ目によって形成される、請求項2〜7の
    いずれか一項に記載のはきもの。
  9. 【請求項9】 各トンネル継ぎ目は継ぎ目領域上に配置
    されたひものまわりに縫い付けられる、請求項8に記載
    のはきもの。
  10. 【請求項10】 前記表底の面上のはきものの開口が、
    中底のない前記表底の面の領域において、分離底によっ
    てはきもの(11)の足の内部の方に閉鎖されている、
    請求項2〜9のいずれか一項に記載のはきもの。
  11. 【請求項11】 充填材料(21)としてポリウレタン
    を具備する、請求項2〜10のいずれか一項に記載のは
    きもの。
  12. 【請求項12】 前記ポリウレタンはフォームである、
    請求項11に記載のはきもの。
  13. 【請求項13】 ポリウレタンフォームは、ポリエーテ
    ルポリウレタンフォーム及びポリエステルポリウレタン
    フォームの材料群から選択される、請求項12に記載の
    はきもの。
  14. 【請求項14】 ポリウレタンフォームが、約60から
    280の範囲内のOHの数を有するポリオールと、NC
    O含有量が約15から25の重量%の範囲内であるジイ
    ソシアネートとを含む、請求項12に記載のはきもの。
  15. 【請求項15】 ひもによりつりこまれたはきものの底
    領域を密閉するための方法であって、 a)外側材料(23)と前記外側材料の内側の裏地(2
    5)とを備えた靴シャフトを供給する工程を含み、前記
    裏地は防水性であって水蒸気透過可能であり、前記外側
    材料及び前記裏地は表底の面上に拘束されていない端を
    有し、拘束されていない裏地端は、拘束されていない外
    側材料端を越えて突出しており、更に b)前記拘束されていない外側材料端及び前記拘束され
    ていない裏地端にそれぞれひも収容溝(43、45)を
    設けると共にその中にひも(47)を配置する工程を含
    み、前記ひも(47)は、表底の面上の外側材料端部と
    表底の面上の裏地端部とをそれぞれ結び合わせるのに役
    立ち、更に c)靴型の少なくとも一部分に中底がない状態で靴型上
    に甲革(13)を配置する工程と、 d)関連するひも収容溝(43、45)内に配置された
    ひも(47)により、表底の面上の前記外側材料端部と
    表底の面上の前記裏地端部とを前記靴型の下でそれぞれ
    結び合わせる工程と、 e)表底の面上の前記外側材料端部の下面及び表底の面
    上の前記裏地端部に対して表底(17)を取付ける工程
    とを含み、前記表底は少なくとも一の位置に少なくとも
    一つの充填用開口(19)を有し、更に f)液体状態でクリープ可能であって硬化された状態で
    可撓性を有する液体の硬化可能又は反応可能な材料を供
    給する工程と、 g)液体の材料を表底の前記開口を通して導入すると共
    に、表底と靴型との間の空間を充填している間に硬化さ
    せる工程とを含み、それにより硬化された材料は、充填
    密閉及び/又はクッション材料を形成する、方法。
  16. 【請求項16】 液体密閉混合物が前記液体の材料とし
    て使用され、前記液体密閉混合物は、ジイソシアネート
    及びポリオール、水、及びジイソシアネート及びポリオ
    ールの反応を開始するための触媒を含む、請求項15に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記外側材料(23)及び前記裏地
    (25)の両方を結び合わせるために単一のひも(4
    7)が使用され、前記単一のひもは、二つのひも収容溝
    (43、45)の隣接する出口位置の領域において、一
    方のひも収容溝から他方のひも収容溝に互い違いに配置
    されている、請求項15又は16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記二つのひも収容溝(43、45)
    の二つの出口位置の間に配置された前記ひも(47)の
    領域は交差しかつ結ばれている、請求項17に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 前記外側材料(23)及び前記裏地
    (25)は、爪先及び球形部領域を包囲する前記甲革
    (13)の一部分(22)においてひもによるつりこみ
    により共に保持されると共に、前記甲革の残りの部分
    (16)において部分的な中底(15)によって共に保
    持される、請求項15〜18のいずれか一項に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 前記甲革(13)のすべての底領域が
    ひもによるつりこみにより共に保持されると共に、前記
    外側材料(23)及び前記裏地(25)がそれぞれ完全
    に連続しているひも収容溝(43、45)を有し、か
    つ、ひも(47)が、中断されることなく各ひも収容溝
    (43、45)を通して延びているように各ひも収容溝
    (43、45)内に配置される、請求項15〜19のい
    ずれか一項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記甲革(13)のすべての底領域が
    ひもによるつりこみにより共に保持されると共に、前記
    外側材料(23)及び前記裏地(25)が、はきものの
    前領域(22)のまわりに延びている前のひも収容溝
    (43、45)とはきものの後領域(16)のまわりに
    延びている後のひも収容溝とをそれぞれ有し、別個のひ
    も(47)が一方で前記前のひも収容溝内に収容される
    と共に他方で前記後のひも収容溝内に収容され、前記は
    きものの前領域(22)及び前記はきものの後領域(1
    6)はそれぞれ関連するひも(47)によって別個に共
    に縛られる、請求項15〜19のいずれか一項に記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 前記ひも収容溝(43、45)はそれ
    ぞれトンネル継ぎ目によって形成される、請求項15〜
    21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 各トンネル継ぎ目は継ぎ目領域上に配
    置されたひも(47)のまわりに縫い付けられる、請求
    項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 液体密閉材料(21)は中底のないは
    きものの領域(22)において靴型に向かって充填され
    る、請求項15〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 少なくとも中底のないはきものの領域
    (22)で使用される靴型は、充填材料(21)が接着
    しない表面材料(23)を有する、請求項24に記載の
    方法。
  26. 【請求項26】 中底のないはきものの領域(22)の
    前記靴型は、前記靴型に充填材料(21)が接着するの
    を阻止する薬剤を有する、請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記中底のない領域(22)において
    はきものは、つりこみの前に分離底によって閉鎖された
    底の面上に開口を有する、請求項15〜26のいずれか
    一項に記載の方法。
  28. 【請求項28】 ほとんど圧力なしでポリウレタンフォ
    ームに発泡する液体充填混合物が、まだ液体であってま
    だ反応されていない状態において導入される、請求項1
    6〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 【請求項29】 ポリウレタンフォームは、ポリエーテ
    ルポリウレタンフォーム及びポリエステルポリウレタン
    フォームの材料群から選択される、請求項28に記載の
    方法。
  30. 【請求項30】 ポリオールが約60から280の範囲
    内のOHの数を有し、ジイソシアネートが約15から2
    5の重量%の範囲内のNCO含有量を有する、請求項1
    5〜29のいずれか一項に記載の方法。
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