JPH1115467A - ディスクオルゴール - Google Patents

ディスクオルゴール

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JPH1115467A
JPH1115467A JP16760197A JP16760197A JPH1115467A JP H1115467 A JPH1115467 A JP H1115467A JP 16760197 A JP16760197 A JP 16760197A JP 16760197 A JP16760197 A JP 16760197A JP H1115467 A JPH1115467 A JP H1115467A
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disc
music
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Norihiko Nakamura
徳彦 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演奏時間を短くしたり、また、長くすること
の可能なディスクオルゴールを提案すること。 【構成】 演奏用の凸部又は孔部による演奏用係合部3
を備えた交換可能なオルゴールディスク1を、前記ディ
スクの中央部を支持するターンプレート23によって回
転駆動し、前記ディスクの演奏用係合部に案内されて回
転するスターホイールにより、オルゴール弁を弾いてメ
ロディを奏でるディスクオルゴールにおいて、前記ター
ンプレートの周上に、所定間隔で設けられた複数のディ
スク回転位置検出手段41を設けるとともに、前記回転
位置検出手段からの検出信号を、選択的に抑制する抑止
手段を設け、該抑止手段を、構造的に構成したり、電気
回路的に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の演奏パター
ンに複数の演奏係合部を設けたオルゴールディスクを、
モータにより回転駆動し、所定の演奏タイミングで、ス
ターホイールを演奏係合部が係合して回転させ、スター
ホイールよりオルゴール弁を弾いて、メロディを奏でる
ディスクオルゴールに関し、使用者が、単一曲及び複数
曲を記録したディスクを選択した場合にも、各曲毎に正
確に演奏開始、停止が行えるようにした。
【0002】
【従来の技術】一般に、時計等の報知に用いられる発音
手段としては、発音回路及びスピーカ等を用いて、無機
的な電子音を得るものに限らず、機械的なオルゴールを
用いて、柔らかく古風なオルゴール音を得るようにした
ものが知られている。
【0003】このようなオルゴールは、単一の曲目をオ
ルゴール演奏するものが一般的であり、この音程に応じ
た複数の発音部分を備えた長板状の発音体と、この発音
体に対向配置され所定の演奏タイミングで発音体の発音
部分を爪弾く突起が突設されたドラム体と、このドラム
体を一定速度で回転駆動する駆動部とから構成されてい
る。
【0004】すなわち、この発音体は、略長板状の金属
板を、音階数に応じた所定数の発音部分であるクシ歯状
に形成され、これらクシ歯部分(オルゴール弁)は、所
定の長さ且つ厚さに形成され、このオルゴール弁の先端
が爪弾かれた場合には、分担する音階のオルゴール音が
発生するようにしている。また、ドラム体は、少なくと
も発音体より長い円筒状に形成され、発音体の発音部位
に対峙して回転可能に配設され、発音体の発音部分に対
応した外周には、曲目に合わせて間歇的な突起が形成さ
れている。そして、駆動部が、ドラム体を一定方向に所
定スピードで回転駆動することにより、所定のタイミン
グでドラム体の各突起が、発音体の各発音部位を爪弾く
ことにより、曲目をオルゴール演奏している。
【0005】また、このような予め組込まれたドラム体
の替わりに、異なる曲目が記録された複数のオルゴール
ディスクを、交換可能に構成し、任意の曲目をオルゴー
ル演奏できるようにしたオルゴールも、提案されてい
る。
【0006】このオルゴールディスクは、円盤状に形成
され、該オルゴールディスクの一面を発音体のオルゴー
ル弁に応じて複数トラックに区画し、そのトラックが分
担した音階の演奏タイミングに応じた周方向の箇所に演
奏用係合部を形成した構成を備え、これらの演奏用係合
部は、オルゴールディスクの所定箇所に設けた突起や所
定径の孔により構成されている。そして、このような演
奏用係合部を用いて、発音体の所定部位を、爪弾くこと
によって、オルゴール演奏が行われる。
【0007】すなわち、このオルゴールディスクを用い
るオルゴールは、多数の演奏用係合部を備えた円板状の
オルゴールディスクを装着してオルゴール演奏するもの
であって、オルゴールディスクはオルゴール本体部の駆
動機構により回転駆動され、他方、オルゴール本体部に
は、発音体のオルゴール弁を弾くスターホイールを、ス
ターホイール軸に回転可能に装着している。そして、駆
動機構によりオルゴールディスクを回転させると、オル
ゴールディスクの演奏用係合部が該演奏用係合部に対応
するスターホイールの爪を引っ掛けて該スターホイール
を回転させ、この回転するスターホイールに後続する他
の爪により、所定のタイミングで所定音階のオルゴール
弁を弾いてオルゴール音を生成し、メロディを奏でるこ
とができる。
【0008】また、このディスクオルゴールは、スター
ホイールに対向する部位のオルゴールディスクを、押え
ローラを備えたオルゴールディスク押えアームで片側面
から押圧して保持することにより、比較的に薄い厚さの
オルゴールディスクを用いることができる。従って、異
なる曲目パターンが形成されたオルゴールディスクを、
多数、廉価に制作することができるとともに、オルゴー
ルディスク自体が薄板円盤状なので、CDサイズのメデ
ィアと同様に、収納、保管も容易に行え、効率的に輸送
することができ、効率的な商品流通が図れる。
【0009】更に、このようにオルゴールディスク自体
の取扱が容易なので、オルゴールに着脱することも簡易
に行え、短時間にオルゴールディスク交換できる。従っ
て、予め異なる曲目のオルゴールディスクを複数枚、用
意しておき、これらのオルゴールディスクから任意の曲
目を選択してオルゴールディスク交換することにより、
オルゴール演奏する曲目変更を迅速且つ容易に行うこと
ができる。
【0010】このように、ディスクオルゴールは、ドラ
ム固定型の1曲専用のオルゴールに比べて、複数のオル
ゴールディスクから任意のオルゴールディスクを選択し
て簡単に装着できるので、曲目の変更が柔軟且つ容易に
行える利点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなディスクオ
ルゴールにおいて、基本的に、1ディスクを回転動作さ
せて、オルゴール演奏させていたので、演奏曲目等に制
約が生じていた。特に、例えば、このようなオルゴール
ディスクを、時計に組込んだ場合には、報時動作毎に、
自動的に異なる曲目をオルゴール演奏できないという不
都合が生じ、商品展開を狭めていた。
【0012】すなわち、ディスクオルゴールを時計に組
込んで報時動作を行う従来のものは、正時信号が入力す
るとオルゴール機構のモータを発進駆動し、ディスクが
1回転するとオートストップ機構が働いて停止する。こ
のような従来のものは、演奏時間を短くしたり、また、
長くしたいという要望に適合し難い不都合がある。
【0013】そこで、本発明は、この種のディスクオル
ゴールにおいて、演奏時間を短くしたり、また、長くす
ることの可能なディスクオルゴールを提案するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項の発明
は、演奏用の凸部又は孔部による演奏用係合部を備えた
交換可能なオルゴールディスクを、前記ディスクの中央
部を支持するターンプレートによって回転駆動し、前記
ディスクの演奏用係合部に案内されて回転するスターホ
イールにより、オルゴール弁を弾いてメロディを奏でる
ディスクオルゴールにおいて、前記ターンプレートの周
上に、所定間隔で設けられた複数のディスク回転位置検
出手段を設けるとともに、前記回転位置検出手段からの
検出信号を、選択的に抑制する抑止手段を設けた構成の
ディスクオルゴールである。
【0015】本願第2請求項の発明は、請求項1の発明
において、前記回転位置検出手段を、前記ターンプレー
トの周上に、所定間隔で設けられた複数の切欠き部と、
該ターンプレートの切欠き部によって操作されるスイッ
チとから構成するとともに、前記抑止手段を、前記切欠
き部内に配置されるディスクに設けた突設部によって構
成したディスクオルゴールである。
【0016】本願第3請求項の発明は、請求項1の発明
において、前記回転位置検出手段からの検出信号に基づ
き、ディスクの回転駆動を停止するディスク駆動停止手
段を設けるとともに、外部スイッチからのスイッチ信号
に基づき、前記回転位置検出手段からの検出信号を、選
択的に抑制する抑止手段を設け、該外部スイッチの操作
によって、ディスク駆動停止手段の停止動作を制御した
構成のディスクオルゴールである。
【0017】従って、本発明によれば、演奏時間を短く
したり、また、長くすることの可能なディスクオルゴー
ルを得ることができる。この演奏時間の選択も、請求項
2に記載したように、ディスクの所定の回転位置検出を
阻止する突設部を設けたディスクにより行う構造的な態
様や、請求項3に記載したように、外部スイッチによる
検出信号の抑止によって行う電気的な態様を採ることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のディスクオルゴ
ールに係る第1具体例を図1ないし図11に基づいて説
明する。
【0019】図1及び図2に示すように、本例の本例の
ディスクオルゴール20は、容易且つすばやく交換する
ことの可能なオルゴールディスク1(以降、ディスク1
と称する)を用いて、オルゴール演奏するものである。
【0020】本例のディスクオルゴール20に用いるデ
ィスク1は、ステンレス等の軽金属を用いて所定の剛性
強度を備えた円盤形状に形成され、その裏面に曲目パタ
ーンに応じた複数の演奏用係合部3が設けられている。
更に、図3に示すように、ディスク1は、その中心に所
定の内径を備えた円形状の装着孔2が設けられ、この装
着孔2の近傍且つ演奏パターンに応じた角度位置には、
ディスク回転駆動制御に用いられる駆動孔4が設けられ
ている。この駆動孔4を用いて行うディスク回転駆動制
御については後述する。
【0021】また、このディスク1の裏面は、後述する
オルゴール20のオルゴール発音体27のオルゴール弁
27aに相応して、径方向に複数トラックに区画されて
おり、各トラックが分担した音階の演奏タイミングに応
じた周方向の箇所には、演奏用係合部3が形成され、こ
れらの演奏用係合部3により、所定の演奏パターンを構
成している。
【0022】また、この演奏用係合部3は、本例におい
ては、突起タイプのものが用いられており、金属製ディ
スク1の該当箇所を切り起こして突起6を形成し、この
突起6を発音動作用の係合部駆動2としている。すなわ
ち、略長方形のコ字形状に切り込み6aを形成し(図4
(1))、この切り込み6aを押圧して切り起こし部6
bに成形し(図4(2))、更にこの切り起こし部6b
を中間で折り曲げて、所定高さにディスク1背面から突
出した突起6を形成している(図4(3))。また、こ
のような演奏用係合部3は、自動的な加工機械により、
ディスク1の内周側から外周側に向って、順次、形成さ
れている。従って、このように演奏用係合部3を形成し
ているので、簡易な製作治具、製作工程で容易に、多数
のディスク1を製作することができる。
【0023】このようなディスク1を用いるディスクオ
ルゴール20は、略平板素材を用いて所定の平面形状に
形成されたベース台21と、このベース台21上に立設
された中心軸22に回転可能に遊嵌されたターンプレー
ト23と、このターンプレート23にディスク1を脱着
可能に保持する保持アーム25と、ターンプレート23
を一定速度で回転駆動する駆動機構24と、このターン
プレート23に同行して回転駆動されるディスク1の各
演奏用係合部3により、対応した各スターホイール26
を介して、発音駆動されるオルゴール発音体27とから
構成されている。
【0024】すなわち、このベース台21は、剛性強度
が高い素材を用いて、少なくとも、ディスク1半径の長
さより長く形成され、その長手方向の一端に、ディスク
1を保持するターンプレート23を立設して回転可能に
軸支する一方、他端に、駆動機構24のモータMを配設
するとともに、これらの間に、オルゴール演奏時にモー
タ回転駆動力をターンプレート23に減速して伝達する
駆動機構24の伝達軸及び歯車を配設して構成されてい
る。また、このベース台21の所定箇所には、ディスク
オルゴール20を時計等の本体ケースに取付けるねじ孔
が設けられている。
【0025】このターンプレート23は、ベース台21
に立設された金属製の中心軸22に遊嵌されるととも
に、ターンプレート23の先端側には、Eリングが嵌着
されて抜け止めが図られている。
【0026】また、このターンプレート23は、合成樹
脂を用いて、厚板円盤状に形成され、その先端側には、
ディスク1の内径に応じた外径の装着部23aが、中間
には、この装着部23aよりも大径でディスク1の下面
を支持する支持部23bが、また、基端側には、駆動機
構の出力歯車に噛合された歯車部23cが、それぞれ設
けられており、更に、ディスク1の前記駆動孔4に対応
する位置のターンプレート23には、駆動突起部23d
が突設されている。尚、図中、29はベース台21に固
定された所定高さの支持部材であり、この支持部材29
によって、ディスク1の外周側の下面を支持して、ディ
スク1を安定して回転駆動できるようにしている。
【0027】更に、ターンプレート23は、駆動機構2
4に接続され、この駆動機構24により、オルゴール演
奏時には、ターンプレート23を、一定回転方向に一定
速度で回転駆動するようにしている。
【0028】この駆動機構24は、図5に示すように、
ターンプレート23にディスク1が装着されたときに該
ディスク1の外側に位置するモータMと、このモータ回
転出力をターンプレート23に減速しつつ伝達する第1
入力歯車32、伝達軸33、第1出力歯車34、第2歯
車35とから構成されている。以下、各部を詳述する。
【0029】モータMは、DCモータが用いられ、ディ
スク1の外方に、そのモータ軸を、ベース台21の平面
と平行に、且つ、保持アーム25の長手方向と直交し
て、ベース台21の固定されている。従って、モータM
をベース台21の平面に、安定して保持できるととも
に、ほぼ最小限、モータ径程度の高さに、ディスクオル
ゴール20の厚さを収めることができるので、薄型化を
図ることができる。
【0030】また、このモータMの接続端子は、図示を
省略したモータ駆動回路に接続され、このモータ駆動回
路から、供給される駆動電流により、動作するように構
成されている。
【0031】モータMの出力軸には、ウォームギア31
が固着され、このウォームギア31には、第1入力歯車
32が噛合している。この第1入力歯車32は、このモ
ータ出力軸の長手方向と直交し、且つスターホイール軸
26Aと平行に軸支された伝達軸33の一端に固着さ
れ、この伝達軸33の他端には、第1出力歯車34が固
着されている。この第1出力歯車34は、第2歯車35
の入力歯車部35aに噛合し、この第2歯車35に一体
に形成された出力歯車部35bは、ターンプレート23
の基端に一体に形成された歯車部23cに噛合してい
る。
【0032】前記第2歯車35は、互いに直交する回転
面を有する入力歯車部35a,出力歯車部35bを一体
に備えており、その入力歯車部35aが、略円板上の外
周縁を軸方向に突設するとともに、この突設された端面
に歯部が刻設されて形成され、第1出力歯車34に噛合
している。また、この第2歯車35の出力歯車部35b
は、入力歯車部35aと同軸且つ内周に、所定外径の外
歯状に形成され、ターンプレート23の基端に一体に形
成された歯車部23cに、噛合している。従って、第1
入出力歯車の回転を、該回転軸に直交する方向に、ベー
ス台21上に設けられたターンプレート23に減速しつ
つ伝達するようにしている。
【0033】更に、これらの互いに噛合する各歯車3
1,32,34,34,23c間には、所定の減速比が
設定されている。
【0034】従って、この駆動機構24により、モータ
Mの回転駆動力は、所定速度に減速されつつターンプレ
ート23に伝達され、このターンプレート23に装着さ
れたディスク1を所定の回転速度で回転させる。
【0035】また、再び図1及び図2に示すように、保
持アーム25は、少なくとも前記ディスク1の半径長さ
よりも長い略長板形状に形成され、その基端がベース台
21に軸支され、先端が同ベース台21に立設された中
心軸22に、係合ロック可能に構成され、装着したディ
スク1を、ベース台21側のスターホイール26に回転
しながら押圧するローラ25aを備えている。
【0036】すなわち、中心軸22先端の保持アーム2
5が係合する箇所には、切欠き部22aが設けられる一
方、この切欠き部22aに応じて、保持アーム25の該
当箇所には、所定形状のロックアーム25bが設けら
れ、このロックアーム25bは、その先端が、切欠き部
22aに係合するようにバネ付勢されている。
【0037】従って、使用者がロックアーム25bの係
合を解除する操作を行わない限り、ディスク1は確実に
オルゴール20に装着されて保持され、オルゴール20
自体の姿勢に拘らず、ディスク1を安定保持して、オル
ゴール演奏できるようにしている。他方、このような保
持アーム25のロックを解除し、保持アーム25をスイ
ングして起立させることにより、迅速且つ容易に、ディ
スク1の交換を行うことができる。
【0038】図1及び図2において、オルゴール発音動
作するオルゴール発音体27は、金属素材を用いて長板
形状に形成され、ベース台21にディスク1と平行にな
るように配設されている。オルゴール発音体27の一端
側の先端は、クシ歯状形成されたオルゴール弁部27a
が設けられ、オルゴール弁部27a側の端部が、保持ア
ーム25に対応したディスク1の半径方向に揃うよう
に、他端側の基端が、ベース台21に設けられた台座部
に固定されている。また、これらのオルゴール弁部27
a,27aは、発音する音階数に応じた所定数が設けら
れ、それぞれが、音階に応じた所定の厚さ及び長さに形
成され、これらのオルゴール弁部27a,27aの先端
が弾かれると、所定の音階/音程のオルゴール音を生成
するように設けられている。
【0039】そして、保持アーム25に対応したディス
ク1下面側の箇所には、ディスク1の音階トラック数に
応じた複数のスターホイール26が、スターホイール軸
26Aにより、回転可能に軸支されている。
【0040】このスターホイール26は、どのような回
転位置でも、ディスク1の係合突部に係合できるよう
に、8つの爪部が設けられており、これらの爪部の回転
方向における前側は、鋭角なスロープ面に形成される一
方、後側は、回転方向に直交する面に形成されて、ディ
スク1の係合突部との係合を確実に行えるように設けら
れている。
【0041】従って、演奏係合部として、穴を設けたタ
イプに比べて、全てのスターホイールの爪を一列に揃え
る整列動作や、穴に確実に係合するように回転方向にス
ターホイールを回転付勢する必要が無くなり、構成的に
簡素化することができる。
【0042】また、各スターホイール26に対峙したベ
ース台21の箇所には、摩擦を低減できる合成樹脂を用
いて、スターホイール26と同数に所定幅の間隙部を有
した離間部材が設けられ、各スターホイール26のスタ
ーホイール軸長手方向に沿った所定の間隔に保持するよ
うにしている。従って、各スターホイール26は、それ
ぞれ、回転可能に、対応したオルゴール発音体27のオ
ルゴール弁部27aに、常に対峙した位置を維持できる
ようにしている。
【0043】そして、使用者が、ベース台21に任意に
選択したディスク1を装着し、図示を省略した制御回路
から正時等に起動信号が出力されたり、同様に図示を省
略したモニタースイッチを、使用者がオン操作すると、
駆動機構24によりディスク1が回転駆動され、曲目の
音階に応じたオルゴール弁部27aが、所定のタイミン
グで、スターホイール26の爪部26aにより爪弾か
れ、オルゴール演奏が行われる。
【0044】すなわち、ディスク1の各演奏用係合部3
の突起が、該演奏用係合部3に対応するスターホイール
26の爪部26aを引っ掛けて、該スターホイール26
を強制的に回転させ、この回転するスターホイール26
の後続する他の爪部26aにより、最終的にオルゴール
弁部27aが弾かれ、オルゴール音が発生する。
【0045】これは、ディスク1が回転駆動され(図6
(1))、演奏用係合部3がスターホイール26の爪部
26aのうち、例えば爪部26aと係合する(図6
(2))と、該爪部26aは演奏用係合部3の突起6に
より強制的に移動され、スターホイール26が回転させ
られる。このとき、スターホイール26の爪部26aに
後続する爪部26aがオルゴール弁部27aと当接し
(図6(3))、更に回転移動してオルゴール弁部27
aを爪弾いて(図6(4))、この結果、当該オルゴー
ル弁部27aの固有な音階のオルゴール音が発生する。
【0046】更に、本例では、使用者が、単一の曲目が
記録されたディスク1を選択した場合のみならず、演奏
時間が異なる複数の曲目を記録したディスク1を選択し
た場合にも、順次、各曲目毎に異なる演奏時間のオルゴ
ール演奏動作を正確に行えるようにしている。
【0047】すなわち、従来のディスクオルゴール20
は、単一の曲目を演奏するディスク1の1回転で自動的
にオルゴール演奏を停止するオートストップ機構が設け
られているが、本例においては、このオートストップ機
構と異なり、単一のディスク1に記録された複数の曲目
に応じた、ディスク1回転途中の複数位置で、ディスク
1を停止動作し、順次、曲目をオルゴール演奏できるよ
うにしたものであり、且つ、単一曲目ディスクの場合に
は、正常なディスク1回転動作を行えるようにしてい
る。
【0048】この複数曲目に応じてオルゴール演奏時間
を正確に制御するディスク回転位置検出手段41は、図
7及び図8に示すように、ターンプレート23に設けら
れた複数の切欠き部42と、ベース台21の所定箇所に
配設され、回転移動してきた切欠き部42を検出するマ
イクロスイッチ43とから構成され、このマイクロスイ
ッチ43の検出動作を選択的に抑制する抑止手段は、デ
ィスク1側に設けられ任意箇所の切欠き部42内に突出
配置された爪部7から構成されている。
【0049】この切欠き部42は、単一曲目の場合に、
その演奏開始及び演奏終了位置を規定し、複数曲目の場
合に、その第1曲目の演奏開始及び演奏終了位置を規定
する基準切欠き部42aと、この基準切欠き部42aを
設けた位置を起点とし、予め設定された単位時間に応じ
て、周方向に所定間隔を設けて形成された複数の単位切
欠き部42bとから構成されている。
【0050】これらの基準切欠き部42a及び単位切欠
き部42bは、ターンプレート23の支持部23bの外
周で、且つ前述した条件を満たす位置において、周方向
に所定の長さを設けて形成され、マイクロスイッチ43
による検出を確実にするようにしている。
【0051】これは、ターンプレート23に設けた駆動
突起部23bに、ディスク1の駆動孔4を係合させて、
ディスク1をターンプレート23に装着しているので、
常に、ターンプレート23に対して、同一の回転角度位
置で、ディスク1がターンプレート23に装着されるこ
とになる。
【0052】従って、単一曲目ディスク1の場合には、
ベース台21に対して、そのディスク1の演奏開始及び
演奏終了位置は、常に同一となり、複数曲目ディスク1
の場合にも、ベース台21に対して、その第1曲目の演
奏開始及び演奏終了位置は、常に、同一となる。
【0053】そして、これにより、ターンプレート23
の基準切欠き部42aを設ける位置と、ベース台21側
のマイクロスイッチ43を設置する位置とは、互いに上
下方向に一致した場合に、ディスク1の回転位置が、単
一曲目及び複数曲目でも、その開始曲の演奏開始及び演
奏終了位置になるように設定されている。
【0054】また、単位切欠き部42bは、基準切欠き
部42aを設けたターンプレート23の箇所を起点とし
て、予め定められた演奏単位時間に応じて、ターンプレ
ート23の外周における周方向に同一な所定距離を設け
て、順次、複数、設けられている。
【0055】尚、本例においては、均等な間隔で、単位
切欠き部42bが3つ設けられており、これは、例え
ば、ディスク1の1回転動作が1分間の場合に、各演奏
単位時間が約15秒間となるように設定されている。
【0056】更に、このマイクロスイッチ43は、図9
(1)に示すように、スイッチ本体の上部に、ピン状の
スイッチレバー43aを備え、このスイッチレバー43
aは、その基端をスイッチ本体に回転可能に支持される
とともに、その先端が上方に向くようにバネ等により、
付勢されている。
【0057】また、マイクロスイッチ43とターンプレ
ート23の支持部23bの下面との距離は、そのスイッ
チレバー43aの全長よりも短く、つまり、オルゴール
の演奏途中の回転位置では、スイッチレバー43aが、
支持部23bの下面に当接して倒される距離に設定され
ている。
【0058】そして、このマイクロスイッチ43内部に
は、スイッチレバー43aに連動して、検出信号を送出
する接点構造等が収納されている。
【0059】また、このマイクロスイッチ43は、通常
とは逆転動作し、スイッチレバー43aが倒された場合
に、オフ信号を出力する一方、スイッチレバー43aが
起立した場合に、オン信号を出力するように動作が設定
されている。尚、これに限らず、通常設定のマイクロス
イッチ43の出力信号を逆転回路を介して用いるように
してもよい。
【0060】従って、あるオルゴール曲の演奏途中の場
合には、図9(2)に示すように、マイクロスイッチ4
3のスイッチレバー43aは、ターンプレート23の支
持部23b下面に当接して倒立され、オフ状態の信号が
出力される。
【0061】そして、図9(3)に示すように、ターン
プレート23に設けた切欠き部42a(42b)が、ス
イッチレバー43aの直上方位置に到達すると、この切
欠き部42a(42b)にスイッチレバー43aが入り
込み、スイッチレバー43aが上方に起立するので、マ
イクロスイッチ43からオン状態の検出信号が出力さ
れ、これに基づいてディスク1の回転駆動が停止され、
オルゴール演奏を終了する。
【0062】このように、単位時間応じた複数の曲目が
記録されたディスク1を使用する場合には、これらの単
位切欠き部42bを用いて、曲目毎に、オルゴール演奏
を開始して、停止することができる。
【0063】しかし、ディスク1回転の単一曲目が記録
されたディスク1を使用する場合には、これらの単位切
欠き部42bの検出を防止しないと、その演奏途中で停
止してしまうので、正常なオルゴール演奏ができないこ
とになる。
【0064】そこで、単一の曲目が記録されたディスク
1は、その一回転の演奏途中に単位切欠き部42bによ
る検出を抑制する抑止手段として、図7に示すように、
ディスク1の背面の所定箇所に、該単位切欠き部42b
内に位置する爪部7を設けている。
【0065】また、この爪部7は、演奏用係合部と同様
な手法を用いて、形成されており、演奏用係合部の自動
的な加工機械を用いて、同様に容易にディスクを多数生
産することができる。
【0066】従って、図8(1),(2)に示すよう
に、基準切欠き部42a以外の全ての単位切欠き部42
b内に、ディスク1の爪部7の先端が位置して配置され
るので、これらの爪部7によって、マイクロスイッチ4
3のスイッチレバー43aが、単位切欠き部42b内に
入り込むのが阻止され、マイクロスイッチ43による単
位切欠き部42bの検出動作を抑制するようにしてい
る。
【0067】尚、複数曲目のディスクにおいて、全ての
単位切欠き部42bの検出を有効にした構成を説明した
が、これに限らず、一部の単位切欠き部42bのみの検
出を有効にするようにしても良い。すなわち、抑止手段
である爪部7を、単位切欠き部42bの数よりも少ない
数にディスク1に設け、この爪部7を任意の単位切欠き
部42b内にのみ配置した構成としても良い。
【0068】従って、1単位時間の曲目と、2,3単位
時間の曲目を混合して、記録した複数曲目のディスクを
構成することができる。
【0069】特に、ディスクの演奏時間単位を細分化し
た場合には、より柔軟且つ精密に各曲毎の演奏時間を設
定することができ、よりディスクに記録する曲目の選択
幅が広がることになる。
【0070】次に、本例のディスクオルゴール20を用
いた実際の使用例を説明する。
【0071】すなわち、単一曲目が記録されたディスク
1を選択して、ディスクオルゴール20を使用し、次
に、複数の曲目が記録されたディスク1に交換して、デ
ィスクオルゴール20を使用した場合を説明する。
【0072】尚、ディスクオルゴール20にセットされ
たディスク1は、使用者の操作や、図示を省略した自動
機構によって、予め、単一曲目及び複数曲目に拘わり無
く、その曲目の演奏開始位置にセットされるものとす
る。
【0073】まず、単一曲目のディスク1を使用する場
合には、使用者によるモニタースイッチ等の投入によっ
て、ディスク1の1回転動作による単一曲目のオルゴー
ル演奏が行われる。
【0074】このようにディスク1の回転駆動が開始さ
れると、この回転駆動は、ディスク1及びターンプレー
ト23の回転駆動に伴い回転移動する基準切欠き部42
aが検出するまで、継続され、ディスク1が、その単一
曲目の演奏開始位置に停止される。これは、ディスク1
回転途中の各単位切欠き部42bの検出を、上記爪部7
によって、阻止することによって、行なわれる。
【0075】すなわち、まず、ディスク1の演奏開始時
には、ディスク1の回転位置が演奏開始位置に有り、ス
イッチ43の直上にターンプレート23の基準切欠き部
42aが位置し、このスイッチ43のスイッチレバー4
3aが起立している(図10(1)参照)。
【0076】そして、ディスク1の回転駆動が開始さ
れ、オルゴール演奏途中の単位切欠き部42b同士の間
のディスク回転位置では、ターンプレート23の支持部
23bによって、スイッチレバー43aが倒され、スイ
ッチ43がオフ状態となる(図10(2)参照)。
【0077】更に、ディスク1の回転位置が最初の単位
切欠き部42bの検出位置になると、この単位切欠き部
42bに、ディスク1の爪部7が配置されているので、
この爪部7によって、スイッチレバー43aを倒した状
態を維持するので、スイッチ43がオフ状態を保持し、
ディスク1の回転駆動が継続される(図10(3)参
照)。
【0078】そして、これに後続する各単位切欠き部4
2bの検出回転位置においても、各単位切欠き部42b
内にディスク1の爪部7が配置されるので、同様に、ス
イッチ1による検出が阻止され、ディスク1の回転駆動
が継続される。
【0079】最後に、ディスク1の回転駆動が、基準切
欠き部42aの検出回転位置に到達すると、スイッチ1
がオン状態となり、この検出信号に基づき、ディスク1
の回転駆動が停止され、図10(1)に示す演奏開始状
態に復帰する。
【0080】尚、このディスク1を、同様な単一曲目の
ディスク1に交換した場合には、同じ動作が繰り返され
る。
【0081】次に、単一曲目のディスク1を、複数曲目
のディスクに交換して使用する場合には、このディスク
1には、抑止手段である爪部7が設けられていないの
で、演奏開始位置(基準切欠き部42aの検出回転位
置)(図11(1)参照)からディスク1回転までの途
中に、通過する単位切欠き部42bの検出が有効となり
(図11(3)参照)、各曲目毎の演奏終了位置及び次
曲目の演奏開始位置で、ディスク1の回転駆動を停止す
ることができる。
【0082】従って、特に、例えば、本例を時計に用い
た場合には、通常のオルゴール動作で使用する単一曲目
の専用ディスクを、時報動作で使用する複数曲目の専用
ディスクに、交換することのみで、各動作に応じたオル
ゴール曲目動作を行わせることが可能となる。
【0083】すなわち、オルゴールとして用いる場合に
は、単一曲目のディスクに交換して使用するが、時計の
報知手段として用いる場合には、複数曲目のディスクに
交換して使用し、異なる曲目又は、及び、異なる演奏時
間によるオルゴール演奏させた時報動作を行わせること
が可能となる。
【0084】また、このように報知手段として使用する
場合には、各時報毎に、異なる曲目や演奏時間を設定で
きることになり、演奏される曲目や演奏時間によって、
時刻を判別することができる。例えば、曲目を1小節毎
に区切った構成とした場合には、各時刻毎に、順次、1
小節、2小節、3小節の演奏を繰り返して行なうことが
できる。
【0085】以上説明したように、本例のディスクオル
ゴールによれば、ターンプレートの周方向における複数
の所定箇所に、ディスクの回転位置を検出する切欠き部
を設け、記録された曲目によっては、ある切欠き部の検
出を抑制する爪部を設けたディスクに交換することによ
り、容易に演奏時間を選択することが可能となる。
【0086】すなわち、各ディスク毎に抑止手段を設
置、不設置することにより、各ディスク毎に、何等余分
な操作を行わずに、ディスクをセットするのみで、自動
的に、そのディスクに応じて1回転動作や、1回転中の
複数位置毎に停止動作させることが可能となる。
【0087】また、特に、例えば、本例を時計に用いた
場合には、通常のオルゴール動作と、時計の時報動作と
では、各専用のディスクに交換することのみで、異なる
オルゴール動作を行わせることが可能となる。
【0088】更に、演奏途中のディスクの回転スピー
ド、すなわち、曲目の拍子が変更されても、これに自動
的に追従して、確実に各曲目毎に演奏を停止し、次の曲
目の演奏を正常に開始することができる。
【0089】次に、本発明のディスクオルゴールに係る
第2具体例を図12に基づいて説明する。
【0090】本例のディスクオルゴールは、上記第1具
体例と異なり、単一曲目専用のターンプレートと、複数
曲目専用のターンプレートを用意しておき、これらを任
意に交換して装着使用できるように構成したものであ
る。
【0091】図12(1)に示すように、単一曲目専用
のターンプレート51は、従来と同様に、単一曲目の演
奏開始・停止位置を規定する単一の切欠き部、つまり基
準切欠き部42aのみが、その所定位置に形成されてい
る。
【0092】従って、従来と同様に、この基準切欠き部
42aを用いて、ディスク1の1回転動作を行え、正常
な単一曲目のオルゴール演奏が可能となる。
【0093】また、複数曲目専用のターンプレート23
は、上記第1具体例と同様に、この基準切欠き部42a
に加えて、複数の単位切欠き部42bを、ターンプレー
ト52に、設けた構成とされている。
【0094】従って、第1具体例と同様に、複数曲目の
ディスク1を使用する場合には、各曲目に応じた、ディ
スク1回転動作の途中位置に停止動作でき、正常な各曲
目毎の正常なオルゴール演奏が可能となる。
【0095】尚、本具体例においては、予め異なる被検
出部(単位切欠き部42bの個数や設ける箇所)を備え
たターンプレート51,52を、用意しておき、ターン
プレート23自体を交換したが、これに限らず、図12
(2)に示す他の具体例のように、被検出部のみを、交
換するように構成しても良い。
【0096】すなわち、予めターンプレート56自体を
小径に形成し、この外周に、本来の外周部分であるリン
グ状の被検出部材57,58を、填め込んで装着する構
成とされ、これらの被検出部材57,58のみを任意に
交換すれば良いようにしている。
【0097】この単一曲目用の被検出部材57は、その
基準切欠き部42aのみが設けられる一方、複数曲目用
の被検出部材58は、この基準切欠き部42aに加え
て、周方向に所定間隔を設けて単位切欠き部42bが設
けられている。
【0098】また、ターンプレート56の外周と、各被
検出部材57,58の内周とは、凹凸嵌合する構成とさ
れ、この凹凸嵌合によって、ターンプレート56に設け
られたディスク1駆動用の駆動突起部56dと、各被検
出部材57,58の各切欠き部42a,42bとの相対
的な回転角度位置を、適正に確保できるようにしてい
る。
【0099】従って、ターンプレート51,52全体を
交換することに比べて、交換部分が小型化されるので、
交換作業が容易になるとともに、低コスト化を図ること
ができる。
【0100】また、上記第2具体例及び他の具体例にお
いては、ターンプレート23又は被検出部材56に設け
た切欠き部42a,43bによって、スイッチを係合操
作する構成としたが、これに限らず、突設部によって、
スイッチを係合操作する構成としても良く、更に、スイ
ッチの係合操作ではなく、光センサを用いて、切欠き部
又は突設部を検出するように構成しても良い。
【0101】以上説明したように、本例のディスクオル
ゴールによれば、オルゴールディスクに、爪部を設ける
ことなく、上記第1具体例と同様な効果を奏することが
できるので、第1具体例と比べて、ディスク製作を簡素
化できる。
【0102】また、ターンプレート毎に、予め単位切欠
き部を設ける箇所を任意に設定できるので、ディスクに
記録された曲目の演奏時間に柔軟に応じることができ、
曲目の選択幅を広げることができる。
【0103】更に、既に製作されている爪部による抑止
手段が設けられていないディスクを、複数の演奏時間に
区切って駆動制御することも可能となる。
【0104】更に、本発明のディスクオルゴールに係る
第3具体例を図13及び図14に基づいて説明する。
【0105】本例のディスクオルゴールは、上記第1,
第2具体例と異なり、単一曲目のディスク1を選択使用
する場合に、各単位切欠き部42bの検出を、電気的に
抑制するように構成したものである。
【0106】尚、ディスク回転位置検出手段41の構成
は、上述した第1具体例と同様なものを用いるので、説
明を省略する。
【0107】本例のディスクオルゴールの回路的な構成
は、図13に示すように、従来と同様に、使用者等によ
って操作されオルゴール演奏の開始動作を指示する起動
信号を出力するモニタースイッチ61と、ディスクを1
回転させるか、1回転途中の停止動作を有効にするかを
択一的に選択し、モード選択信号を出力するモード選択
スイッチ62(以降、モードSWと称する)と、これら
のスイッチ信号が入力され、起動信号に基づき動作指令
を出力するとともに、モード選択信号に基づき、上述し
た構成のディスク回転位置検出手段41からのディスク
1回転途中の検出信号を、有効か無効に判別して、停止
指令か動作継続指令を出力する抑止回路63と、この動
作指令に基づき、ディスクの回転駆動させるモータMを
制御するモータ駆動回路64とから構成されている。
【0108】すなわち、この抑止回路63は、モード選
択信号が複数曲目モードの場合には、ディスク回転位置
検出手段41から出力される全ての検出信号を有効とみ
なし、これらの各検出信号に基づき、停止動作指令を出
力する一方、モード選択信号が単一曲目モードの場合に
は、ディスクが1回転する途中に、ディスク回転位置検
出手段41から出力された全ての検出信号を無効とみな
し、動作指令の出力を維持するように構成されている。
【0109】また、使用者等によって操作されオルゴー
ル演奏の停止を指示する停止信号を出力する停止スイッ
チ65が、抑止回路63に直結され、該停止信号によっ
て、オルゴール演奏の途中に拘わり無く、使用者の任意
に、或いは、緊急の場合に、強制的なモータ作動の停止
による演奏終了ができるようにしている。
【0110】次に、図14に基づき、時計に組込んだ場
合の実際的な回路構成を説明する。
【0111】すなわち、時計の報知手段として、本例の
ディスクオルゴールを用い、正時毎に、比較的に短い演
奏時間の複数曲目をオルゴール演奏して報時動作できる
ようにするとともに、使用者が設定した目安時刻には、
演奏時間の長い単一曲目をオルゴール演奏して目安動作
できるようにしている。
【0112】本例の抑止回路を含んだオルゴールディス
クの回路構成は、図14に示すように、基本的に、正時
モード動作時に、単一曲目のディスクを用いて、ディス
クを1回転動作させる場合に、ディスク回転位置検出手
段から出力される検出信号をカウントし、このカウント
数が、予め設けられた単位切欠き部42bの個数以下の
時には、停止制御に用いないように構成したものであ
る。
【0113】尚、同図中のS入力端子は、図示を省略し
た時計の計時部に接続され、正時モード動作時には、こ
の計時部からハイレベルの正時信号が、目安モード動作
時には、ハイレベルの目安信号が出力されるものとす
る。
【0114】従って、使用者が報時動作を選択して、複
数曲目のディスク1を装着した場合には、モードSW6
2が、報時モードに設定され、ディスク1が1回転では
なく、各曲に応じた所定角度の回転と停止を繰り返し、
正時毎に、各複数曲目に応じた短時間のオルゴール演奏
が行なわれる。
【0115】すなわち、使用者によって、モードSW6
2が報時モードのオン位置に操作され、モードSW62
からハイレベル信号が出力された状態となる。
【0116】そして、正時に、S入力端子から正時信号
のハイレベル信号が、フリップフロップ74のクロック
(C)端子に入力されると、このフリップフロップ74
のQ端子出力がハイレベルとなり、モータ駆動回路64
が動作し、モータMによるディスク回転駆動が開始され
る。
【0117】更に、このディスク回転駆動に伴い、ター
ンプレート23の各単位切欠き部43bが、マイクロス
イッチ43の検出位置に回転移動すると、マイクロスイ
ッチ43がオン状態となり、ハイレベルの検出信号を出
力する。
【0118】そして、このハイレベルの検出信号は、ア
ンドゲート71,オアゲート73,ワンショット回路7
6介して、フリップフロップ74のリセット(R)端子
にパルス入力され、フリップフロップ74がリセットさ
れ、フリップフロップ74のQ端子出力がロウレベルと
なり、モータ駆動回路64の動作が解除され、モータM
によるディスク回転駆動が停止される。
【0119】従って、このように、ディスク1の複数曲
目に応じたディスクの分周駆動制御が可能となり、正時
毎に、複数曲目を短時間オルゴール演奏する報時動作を
行なうことができる。
【0120】また、使用者が目安動作を選択して、単一
曲目のディスク1を装着した場合には、モードSW62
が、目安モードに設定され、目安時刻に、ディスク1が
1回転駆動され、単一曲目に応じた長時間のオルゴール
演奏が行なわれる。
【0121】すなわち、使用者によって、モードSWが
目安モード62にオフ操作され、モードSW62からロ
ウレベル信号が出力された状態となり、後段に接続され
たアンドゲート71が閉状態となるとともに、後段にイ
ンバータ端子を介して接続されたアンドゲート72が開
状態となる。
【0122】そして、目安時刻に、S入力端子から目安
信号のハイレベル信号が、フリップフロップ74のクロ
ック(C)端子に入力されると、正時と同様に、このフ
リップフロップ74のQ端子出力がハイレベルとなり、
モータ駆動回路64が動作し、モータMによるディスク
回転駆動が開始される。
【0123】更に、このディスクの回転駆動に伴い、回
転移動してくるターンプレート23の各単位切欠き部4
3bが、マイクロスイッチ43により検出され、マイク
ロスイッチ43から検出信号が出力されるが、アンドゲ
ート71が閉状態なので、フリップフロップ74がリセ
ットされず、ディスク1の回転駆動が継続される。
【0124】これと同時に、マイクロスイッチ43から
検出信号は、アンドゲート72、ワンショット回路77
を介して、カウンタ75に入力される。
【0125】そして、このカウンタ75によって、所定
数(単位切欠き部43bの個数)がカウントされ、カウ
ント後の検出信号(基準切欠き部43aの検出信号)が
入力されると、このカウンタ75からパルス信号が、オ
アゲート73,ワンショット回路76介して、フリップ
フロップ74のリセット(R)端子に入力され、フリッ
プフロップ74がリセットされ、モータ駆動回路64の
動作が解除され、モータMによるディスク回転駆動が停
止される。
【0126】尚、このフリップフロップ74のリセット
に伴い、フリップフロップ74からカウンタ75のリセ
ット端子にも、リセット信号が入力され、カウンタ75
もカウント数をリセットされる。
【0127】従って、このように、ディスク1の単一曲
目に応じたディスクの1回転駆動制御が可能となり、目
安時刻に、単一曲目をオルゴール演奏する目安動作を行
なうことができる。
【0128】尚、目安信号の出力端子をアンドゲート7
2の入力端子に接続し、正時信号の出力端子をアンドゲ
ート71の入力端子に接続した構成とすれば、モードS
Wを設けなくても、各目安モード及び正時モード動作に
応じた動作を行なわせることが可能となる。
【0129】また、モニタースイッチを設けて、このス
イッチの出力端子をS入力端子に接続した構成とすれ
ば、ディスクの各回転位置検出毎のモニター操作が可能
となる。すなわち、このモニタースイッチのオン操作信
号により、アンドゲート71を介して、マイクロスイッ
チの検出信号を有効とできる。
【0130】尚、上記具体例においては、ディスク1の
回転位置検出手段は、ターンプレートに複数の切欠き部
を設け、ターンプレート回転時に、一つのスイッチによ
り検出した構成としたが、これに限らず、1)ターンプ
レートに一つの突部又は凹部による回転位置検出用の係
合部を設け、この係合部の回転軌跡上における所定位置
に、それぞれ、係合操作される複数のスイッチを設けた
構成としたり、2)オルゴールディスク自体にマーキン
グ(係合凹凸部や反射部等による被検出部)を施し、こ
のマーキングを機械的スイッチや光センサ等の検出手段
で検出する構成にも用いることができる。
【0131】すなわち、ディスク回転駆動時の回転角度
位置を検出する回転位置検出手段の構成を制約すること
無く、回転位置検出手段の構成自由度を高めることがで
きるとともに、この抑止手段を広く適用することができ
る。
【0132】以上説明したように、本例のディスクオル
ゴールによれば、上記第1具体例と同様な効果を奏する
のみならず、抑止手段として、電気回路的な構成を用い
ているので、複数のディスク回転角度位置を検出する、
いかなる、回転位置検出手段にも適用でき、応用範囲を
広くすることができる。
【0133】また、回路構成の変更のみで、より多数の
選択モードを設けることにより、ディスク回転時に、そ
の複数の任意の回転位置に停止制御するパターンも、複
雑且つ高度な多数のパターンを選択するようにでき、多
様なオルゴール演奏を行なうようにできる。
【0134】更に、オルゴールディスクの爪部を不要と
しているので、ディスク製作を簡素化できる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1請求項の
発明は、演奏用の凸部又は孔部による演奏用係合部を備
えた交換可能なオルゴールディスクを、前記ディスクの
中央部を支持するターンプレートによって回転駆動し、
前記ディスクの演奏用係合部に案内されて回転するスタ
ーホイールにより、オルゴール弁を弾いてメロディを奏
でるディスクオルゴールにおいて、前記ターンプレート
の周上に、所定間隔で設けられた複数のディスク回転位
置検出手段を設けるとともに、前記回転位置検出手段か
らの検出信号を、選択的に抑制する抑止手段を設けた構
成のディスクオルゴールである。
【0136】本願第2請求項の発明は、請求項1の発明
において、前記回転位置検出手段を、前記ターンプレー
トの周上に、所定間隔で設けられた複数の切欠き部と、
該ターンプレートの切欠き部によって操作されるスイッ
チとから構成するとともに、前記抑止手段を、前記切欠
き部内に配置されるディスクに設けた突設部によって構
成したディスクオルゴールである。
【0137】本願第3請求項の発明は、請求項1の発明
において、前記回転位置検出手段からの検出信号に基づ
き、ディスクの回転駆動を停止するディスク駆動停止手
段を設けるとともに、外部スイッチからのスイッチ信号
に基づき、前記回転位置検出手段からの検出信号を、選
択的に抑制する抑止手段を設け、該外部スイッチの操作
によって、ディスク駆動停止手段の停止動作を制御した
構成のディスクオルゴールである。
【0138】従って、本発明によれば、演奏時間を短く
したり、また、長くすることの可能なディスクオルゴー
ルを得ることができる。更に、本発明は、この演奏時間
の選択を、突設部を設けたディスクにより行う所謂機械
的実施態様及び、外部スイッチ操作よって行う所謂電気
的実施態様を採ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクオルゴールの具体例に係り、
全体構成を示す正面図である。
【図2】本発明のディスクオルゴールの具体例に係り、
概略全体構成を示す側面図である。
【図3】オルゴールディスクに係り、概略全体構成を示
す外観斜視図である。
【図4】本例のオルゴールディスクの演奏用係合部であ
る突起の形成過程を示し、(1)はオルゴールディスク
に切り込みを入れた状態の斜視図、(2)はこの切り込
みを押圧して切り起こし部を形成した状態の斜視図、
(3)は更にこの切り起こし部を中間で折り曲げて突起
を形成した状態の斜視図である。
【図5】本例のオルゴールディスクの駆動機構を示す一
部省略した斜視図である。
【図6】本例のオルゴールディスクの発音動作を説明
し、(1)は、発音準備状態を示し、(2)は、オルゴ
ールディスクの演奏穴にスターホイールの爪が係合した
初期状態を示し、(3)は、スターホイールの爪により
オルゴール弁が弾かれた発音状態を示し、(1)は、発
音準備に復帰した状態を示す。
【図7】本例のオルゴールディスクとターンプレートを
示す斜視図である。
【図8】本発明の具体例に係り、(1)はターンプレー
トを示す斜視図、(2)はターンプレートの切欠き部に
オルゴールディスクの爪部が挿入している状態を示す図
である。
【図9】本発明の具体例に係り、(1)はマイクロスイ
ッチを示す図、(2)及び(3)はマイクロスイッチと
ターンプレートの係合状態を示す図である。
【図10】本発明の具体例に係り、(1)、(2)及び
(3)はマイクロスイッチとターンプレートの係合状態
を示す図である。
【図11】本発明の具体例に係り、(1)、(2)及び
(3)はマイクロスイッチとターンプレートの係合状態
を示す図である。
【図12】本発明の第2具体例に係り、(1)は、ター
ンプレート自体を交換する構成を、(2)は、ターンプ
レートの被検出部のみを交換する構成を示す斜視図であ
る。
【図13】本第3具体例に係り、時計の報知手段に用い
た例を示す概略全体構成の回路図である。
【図14】本例に係り、実際の時計に用いる際の具体的
な回路構成図である。
【符号の説明】
1 オルゴールディスク 2 装着孔 3 演奏用係合部 4 回転駆動用の駆動孔 6 係合突起 7 切欠き検出阻止用の爪部 20 ディスクオルゴール 21 ベース台 22 中心軸 22a アームロック用切欠き部 23 ターンプレート 23a オルゴールディスク装着部 23b 支持部 23c 歯車部 23d 駆動突起部 24 駆動機構 25 保持アーム 25a オルゴールディスク中間上面用の押圧ローラ 25b ロックアーム 26 スターホイール 26A スターホイール軸 27 オルゴール発音体 27a オルゴール弁 29 固定支持部材 31 ウォームギア 32 第1入力歯車 33 伝達軸 34 第1出力歯車 35 第2歯車 35a 入力歯車部 35b 出力歯車部 41 ディスク回転位置検出手段 42 切欠き部 42a 基準切欠き部 42b 単位切欠き部 43 マイクロスイッチ 43a スイッチレバー 51 単一曲目(1回転)用ターンプレート 52 複数曲目(分割回転)用ターンプレート 56 ターンプレート 57 単一曲目(1回転)用被検出部材 58 複数曲目(分割回転)用被検出部材 61 モニタースイッチ 62 モード選択スイッチ 63 抑止回路 64 モータ駆動回路 65 停止スイッチ 71 アンドゲート 72 アンドゲート 73 オアゲート 74 フリップフロップ 75 カウンタ 76 ワンショット回路 77 ワンショット回路 M オルゴールディスク駆動用モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏用の凸部又は孔部による演奏用係合
    部を備えた交換可能なオルゴールディスクを、前記ディ
    スクの中央部を支持するターンプレートによって回転駆
    動し、前記ディスクの演奏用係合部に案内されて回転す
    るスターホイールにより、オルゴール弁を弾いてメロデ
    ィを奏でるディスクオルゴールにおいて、 前記ターンプレートの周上に、所定間隔で設けられた複
    数のディスク回転位置検出手段を設けるとともに、 前記回転位置検出手段からの検出信号を、選択的に抑制
    する抑止手段を設けたことを特徴とするディスクオルゴ
    ール。
  2. 【請求項2】 前記回転位置検出手段を、前記ターンプ
    レートの周上に、所定間隔で設けられた複数の切欠き部
    と、該ターンプレートの切欠き部によって操作されるス
    イッチとから構成するとともに、 前記抑止手段を、前記切欠き部内に配置されるディスク
    に設けた突設部によって構成したことを特徴とする請求
    項1記載のディスクオルゴール。
  3. 【請求項3】 前記回転位置検出手段からの検出信号に
    基づき、ディスクの回転駆動を停止するディスク駆動停
    止手段を設けるとともに、 外部スイッチからのスイッチ信号に基づき、前記回転位
    置検出手段からの検出信号を、選択的に抑制する抑止手
    段を設け、 該外部スイッチの操作によって、ディスク駆動停止手段
    の停止動作を制御することを特徴とする請求項1記載の
    ディスクオルゴール。
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