JPH1020049A - ディスクオルゴール - Google Patents

ディスクオルゴール

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Publication number
JPH1020049A
JPH1020049A JP8317769A JP31776996A JPH1020049A JP H1020049 A JPH1020049 A JP H1020049A JP 8317769 A JP8317769 A JP 8317769A JP 31776996 A JP31776996 A JP 31776996A JP H1020049 A JPH1020049 A JP H1020049A
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JP
Japan
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music box
disc
disk
control information
performance
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Pending
Application number
JP8317769A
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English (en)
Inventor
Shigeru Miyagi
茂 宮城
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バラエティに富んだ機器を、曲目に連動させ
て、きめ細かに制御することがが可能なディスクオルゴ
ールを得ること。 【構成】 複数の演奏用係合部4,40を有するディス
ク3をモータMにより回転させるとともに、演奏用係合
部4,40に案内されて回転するスターホイール12に
よりオルゴール弁17aを弾いてメロディを奏でるディ
スクオルゴールにおいて、ディスク3の演奏用係合部
4,40を設けた箇所以外の任意箇所に、オルゴール演
奏に連係動作する他の機器を制御するための制御情報を
記録した構成のディスクオルゴールである。また、ディ
スク3の演奏用係合部4,40のうち1又は複数のもの
を特定し、当該特定した演奏用係合部を、オルゴール演
奏に連係動作する他の機器を制御するための制御情報の
記録媒体として用いる構成のディスクオルゴールであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の演奏用係合
部を有するディスクをモータにより回転させるととも
に、前記演奏用係合部に案内されて回転するスターホイ
ールにより、オルゴール弁を弾いてメロディを奏でるデ
ィスクオルゴールに関し、特に、このオルゴール演奏に
連係する機器を制御する制御情報をディスクに記録し、
オルゴール演奏に関連付けて、直接、且つ並列的に機器
を制御できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、時計等の報知に用いられる発音
手段としては、発音回路及びスピーカ等を用いて人工的
な電子音を得るものに限らず、機械的なオルゴール装置
を用いて柔らかなオルゴール音を得るようにしたものが
知られている。
【0003】このようなオルゴール装置は、所定の曲目
をオルゴール演奏する場合が多く、この音程に応じた複
数の発音部分を備えた発音体と、この発音体に対向配置
され曲目パターン状の突起が突設されたドラム体と、こ
のドラム体を回転駆動する駆動部とから構成されたもの
が一般的である。すなわち、この発音体は、略長板状の
金属板を、音階数に応じた所定数の発音部分であるクシ
歯状に形成され、これらクシ歯部分(オルゴール弁)
は、所定の長さ且つ厚さに形成され、このオルゴール弁
の先端が爪弾かれた場合には、分担するオルゴール音が
発生するようにしている。また、ドラム体は、少なくと
も発音体のより長い円筒状に形成され、発音体の発音部
位に対峙して回転可能に配設され、発音体の発音部分に
対応した外周には、曲目に合わせて間歇的な突起が形成
されている。そして、駆動部が、ドラム体を一定方向に
所定スピードで回転駆動することにより、所定のタイミ
ングでドラム体の各突起が、発音体の各発音部位を爪弾
くことにより、曲目をオルゴール演奏している。
【0004】また、円盤状に形成されたディスクに、前
記ディスクの内周から外周に向うトラック毎に、周方向
に間歇的な演奏穴(演奏用係合部)を形成し、この演奏
穴を用いて、オルゴール演奏するディスクオルゴールが
知られている。
【0005】すなわち、このようなディスクオルゴール
は、多数の演奏穴を備えた円板状のディスクを装着する
オルゴールであって、ディスクはオルゴール本体部のデ
ィスク駆動機構により回転駆動され、他方、オルゴール
本体部には、発音体のオルゴール弁を弾くスターホイー
ルを、スターホイール軸に回転可能に装着している。そ
して、ディスク駆動機構によりディスクを回転させる
と、ディスクの演奏穴が前記演奏穴に対応するスターホ
イールの爪を引っ掛けて該スターホイールを回転させ、
この回転するスターホイールに後続する他の爪でオルゴ
ール弁を弾いて、メロディを奏でる形式のオルゴールで
ある。
【0006】また、このディスクオルゴールは、スター
ホイールに対向する部位のディスクを、押えローラを備
えたディスク押えアームにより、上下両面から挾持して
保持することにより、比較的に薄い厚さのディスクを用
いることができるようにしている。従って、異なる曲目
の演奏穴パターンが形成されたディスクを、多数、廉価
に制作することができる。また、ディスク自体は、円板
状の平面形状なので、収納、保管も容易に行え、効率的
に輸送することもできる。
【0007】更に、このようにディスク自体の取扱が容
易なので、オルゴールに着脱することも簡易に行えて、
短時間にディスク交換できる。従って、予め異なる曲目
のディスクを複数枚、用意しておき、これらのディスク
から任意の曲目を選択してディスク交換することによ
り、オルゴール演奏する曲目変更を容易に行うことがで
きる。このように、ディスクオルゴールは、ドラム固定
型の1曲専用のオルゴールに比べて、複数のディスクか
ら任意のディスクを選択して簡単に装着できるので、曲
目の変更が自由且つ容易に行える利点を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなディスクオ
ルゴールにおいて、他の機器と協調動作させる場合は、
主として、予めタイムチャートを用意しておき、このタ
イムチャートに応じて、オルゴール演奏や機器の動作を
制御することが行われてきた。
【0009】すなわち、例えば、所定時刻に、からくり
動作を行うからくり時計においては、この予め用意され
たタイムチャートに基づき、オルゴール演奏を開始する
とともに、このタイムチャートに記録されたタイミング
でからくり人形等の連係機器の動作を制御していた。従
って、簡易な構成では、曲目が変化しても、機器の動作
が同一な場合もあり得た。
【0010】このため、曲目に応じた柔軟な制御が行い
にくく、また、家庭用のからくり時計等の小規模なもの
には、回路構成等が複雑過ぎて、応用しにくいという不
都合があった。
【0011】また、音穴を機器制御用に兼用する場合に
は、すなわち、発音パターンから直接的に各機器の制御
信号を得る場合には、曲目の音階等を判別してから、制
御信号を生成するので、やはり、回路構成等が複雑にな
ってしまう。
【0012】いずれにしても、オルゴール演奏に対して
は、間接的に機器を制御していることになり、きめ細か
な機器の制御が行いにくく、回路構成も複雑化する不都
合があった。
【0013】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、ディスクの演奏情報が記録されていない部分に、或
いは、演奏用係合部のうちの特定のものに、連係機器の
制御情報を記録したディスクオルゴールを提案するもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の演奏用
係合部を有するディスクをモータにより回転させるとと
もに、前記演奏用係合部に案内されて回転するスターホ
イールによりオルゴール弁を弾いてメロディを奏でるデ
ィスクオルゴールにおいて、前記ディスクの演奏用係合
部を設けた箇所以外の任意箇所に、オルゴール演奏に連
係動作する他の機器を制御するための制御情報を記録し
た構成のディスクオルゴールである。
【0015】更に、本発明は、この種のディスクオルゴ
ールにおいて、前記ディスクの演奏用係合部のうち1又
は複数のものを特定し、当該特定した演奏用係合部を、
オルゴール演奏に連係動作する他の機器を制御するため
の制御情報の記録媒体として用いる構成のディスクオル
ゴールである。
【0016】このように、連係機器の制御用情報を記録
した記録部をディスクに設け、オルゴール演奏に伴い、
直接的に連係機器を制御できるようにしているので、オ
ルゴール演奏に関連付けて、直接、且つ並列的に機器を
制御でき、回路構成を簡素化することができる。
【0017】また、ディスク毎に異なる機器の制御情報
を記録することができ、ディスク交換も容易に行えるの
で、状況に応じて曲目だけではなく、機器の動作を柔軟
に変更することが可能となる。例えば、予め同一曲目に
対して、異なる制御情報が記録されたディスクを用意し
ておくことにより、同一の曲目でも、ディスクの交換の
みで、連係機器に異なる動作を行わせることが、迅速且
つ容易にできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る具体例を図
1乃至図12に基づいて説明する。尚、以下に説明する
ディスクオルゴールの基本的な構成は、後述する各具体
例においても共通するので、各具体例におけるディスク
オルゴールの説明を省略する。
【0019】図1及び図2は本発明に係るディスクオル
ゴールを示す外観斜視図、図3はディスクを外した状態
の外観斜視図である。これらの図に示すように、本例の
ディスクオルゴール1は、曲目に応じて形成された、演
奏用係合部たる演奏穴4,4を備えた円板状のディスク
3を用いて、オルゴール演奏する形式のオルゴール装置
である。
【0020】このディスクオルゴール1は、ディスク3
を水平に回転可能に支持するオルゴール本体部2と、前
記ディスク3を回転駆動するモータMを有するディスク
駆動機構5と、この保持されたディスク3の下面に対面
配置され、スターホイール12を回転可能に支持するス
ターホイール軸7と、このスターホイール軸7に対向配
置されたオルゴール発音体17とから構成されている。
また、このディスク3には、後述するオルゴール演奏に
連係する機器用の制御情報を記録した記録部31が設け
られる一方、この制御情報を取得する読取り部32が、
オルゴール本体部2側に設けられている。
【0021】このディスクオルゴール1は、ベース台と
なるオルゴール本体部2上に、音階数に応じた所定数且
つ所定のクシ歯状に形成されたオルゴール弁体部17a
を有したオルゴール発音体17を水平に配置し、これら
のオルゴール弁体部17aに対峙したスターホイール1
2を回転可能に支持するスターホイール軸7を備えると
ともに、このスターホイール軸7に対面させて、ディス
クを水平に回転可能に支持するディスク保持部を設け、
前記ディスク3を所定方向に回転駆動するモータMを有
するディスク駆動機構5を設けて構成されている。
【0022】オルゴール発音体17は、金属素材を用い
て、長板形状に形成され、オルゴール本体部2上に水平
に配設されている。すなわち、オルゴール発音体17の
一端側の基端は、オルゴール本体部2に設けれた台座部
に固定される一方、他端側の先端には、クシ歯状形成さ
れたオルゴール弁部17aが設けられている。また、こ
れらのオルゴール弁部17a,17aは、発音する音階
数に応じた所定数が設けられ、それぞれが、音階に応じ
た所定の厚さ及び長さに形成され、これらのオルゴール
弁部17a,17aの先端が弾かれると、所定の音階/
音程のオルゴール音が発生できるようにしている。
【0023】また、これらのクシ歯部分(オルゴール弁
部17a)に対峙して、複数のスターホイール12が、
回転可能に軸支されている。すなわち、スターホイール
軸7にスターホイール12が遊嵌されおり、これらのス
ターホイール12の外周面には、等間隔を設けて爪部1
2a,12b,12c,12dが突設されている。そし
て、オルゴール本体部2に、任意に選択したディスク3
を装着し、図示を省略したモニタースイッチをオン操作
すると、ディスク駆動機構5によりディスク3が回転駆
動され、曲目の音階に応じたオルゴール弁部17aが、
所定のタイミングで、スターホイール12の爪部12
a,12b,12c,12dにより爪弾かれ、オルゴー
ル演奏される。すなわち、ディスク3の各演奏穴4が該
演奏穴4に対応するスターホイール12の爪部12a,
12b,12c,12dを引っ掛けて、該スターホイー
ル12を強制的に回転させ、この回転するスターホイー
ル12の後続する他の爪部12a,12b,12c,1
2dにより、最終的にオルゴール弁部17aが弾かれ、
オルゴール音が発生する。
【0024】前記オルゴール本体部2には、更に図4に
示すように、モータMと、このモータMの回転駆動力
を、スターホイール軸7及び後述するディスク押接回転
体64bに減速して伝達する歯車列6とが設けられてい
る。
【0025】このモータMは、DCモータが用いられ、
図示を省略したモータ駆動回路に接続され、このモータ
駆動回路から供給される正転及び逆転用駆動電流により
正回転及び逆回転動作が可能なようになっている。ま
た、このモータMは、後述するように、モニタースイッ
チのオン動作や、ディスク3の装着により所定の動作が
開始されるようになっている。
【0026】この歯車列6は、モータMのウォームギア
61に順次接続された、第1歯車62a、第2歯車62
b、第3歯車63aとから構成され、この第3歯車63
aに同行回転する第4歯車63bは、押えローラ軸15
に固着された歯車64aに接続されている。従って、モ
ータ駆動力を所定に減速して伝達し、ディスク3を所定
の回転速度にて駆動するようにしている。
【0027】すなわち、モータMの出力軸には、プラス
チック製のウォームギア61が固着され、このウォーム
ギア61には、第1歯車62aが噛合されている。この
第1歯車62aは、前記モータ出力軸と直交し、且つス
ターホイール軸7と平行に軸支されたプラスチック製の
軸62の一端に固定され、この軸62の他端には、第2
歯車62bが固着され、この第2歯車62bは、第1歯
車62aに同行回転するようにしている。また、第2歯
車62bは、第3歯車63aに噛合され、この第3歯車
63aは、スターホイール軸7のモータ側端部に固着さ
れている。そして、これらの歯車62a,62b,63
a間には、所定の減速比が設定されている。
【0028】更に、第3歯車63aには、第4歯車63
bが同軸に固定されて、同行回転するようにしている。
また、この第4歯車63bは、歯車64aが噛合され、
両者のギア比は、1:1に設定されている。すなわち、
歯車64aは、押えローラ軸15のモータ側端部に固着
され、この押えローラ軸15は、ディスク押えアーム8
の長手方向に沿って軸支されている。そして、ディスク
押えアーム8が、閉位置の場合には、前記第4歯車63
bとディスク回転付勢用の歯車64aが噛合するように
している。
【0029】従って、この歯車列6において、モータM
が回転すると、その回転駆動力は、ウォーム61から順
に第1歯車62a、第1歯車62aと同行回転する第2
歯車62b、第2歯車62bと噛合する第3歯車63
a、第3歯車63aと同行回転する第4歯車63bに伝
達され、これらの歯車間に設けられたギア比により所定
の回転速度に減速される。そして、この第4歯車63b
から、第4歯車63bをその先端に固着したスターホイ
ール軸7が回転すると同時に、第4歯車63bと噛合す
るディスク回転付勢用の歯車64aが回転する。
【0030】また、このスターホイール軸7を順方向に
回転駆動することにより、後に詳述するように、各スタ
ーホイール12,12を常時、正常な演奏方向の順方向
に回転付勢し、それらの爪部12a,12b,12c,
12dが、係合位置に回転移動したディスク3の演奏穴
4に入りやすくしている。また、歯車64aが、回転す
ることにより、この歯車64aと一体に形成されたディ
スク押接回転体64bが同行回転する。
【0031】このスターホイール軸7は、オルゴール本
体部2のモータMとは反対側に螺着されたディスク装着
金具9と、モータM側のオルゴール本体部2に螺着され
た上向き略コ字形状の支持材10との間に回転可能に架
設されている。また、図5に示すように、スターホイー
ル軸7には、所定厚さのリング状に形成されたスターホ
イール仕切り部材11,11が所定間隔を設けて固着さ
れ、これらのスターホイール仕切り部材11,11の間
に、スターホイール12,12を回転自在に装着してい
る。また、このスターホイール軸7の前記第4歯車63
bに隣接する箇所には、ディスク挟持用ローラ13が、
固着されている。尚、前記支持材10のコ字形壁間に、
第1歯車62a及び第2歯車62bを一体形成した軸6
2が、架設されている。
【0032】前記ディスク押えアーム8は、少なくとも
前記ディスク3の半径長さよりも長い略長板形状に形成
され、その一端がオルゴール本体部2に軸支され、他端
が同オルゴール本体部2のディスク装着金具9に係合ロ
ック可能に構成されている。すなわち、このディスク押
えアーム8の基部81は、オルゴール本体部2のディス
ク3外周側に位置して設けられた支持材14に揺動可能
に枢支される一方、先端部82には、前記ディスク装着
金具9のディスク中心穴挿入用の突起91を呑み込んで
係着する挿入穴部82aが形成されている。更に、前記
突起91の先端には、全周に亘って溝部91aが形成さ
れており、これに対応して、前記挿入穴部82aの近傍
には、前記溝部91aと係合するストッパー杆82bが
回動付勢されて設けられている。従って、まず、ディス
ク押えアーム8を上方に回動し、ディスク装着金具9の
突起91にディスク3の中心穴を差込み、次に、ディス
ク押えアーム8を下方に回動して、その挿入穴部82a
が突起91に嵌合すると、回動付勢されているストッパ
ー杆82bが溝部91aと係合してロックされ、ディス
ク押えアーム8、すなわち、ディスク3の装着固定化が
行われる。
【0033】更に、ディスク押えアーム8には、その長
手方向に沿って、押えローラ軸15が軸支されており、
この押えローラ軸15の一端には、前述した歯車64a
及びこれに一体形成されたディスク押接回転体64b
が、固着されている。また、押えローラ軸15には、複
数のプラスチック製の筒体16aを装着している。この
筒体16aには、円板状の押えローラ16bを一体形成
しており、前記押えローラ16bによって、ディスク押
えアーム8によるディスク押え時に、ディスク3をスタ
ーホイール側に押接して保持するようにしている。
【0034】従って、このように本例のディスクオルゴ
ール1は、スターホイール12,12に対向する部位の
ディスク3を、押えローラ16bを備えたディスク押え
アーム8で保持するので、比較的薄い厚さのディスクを
用いることができる。
【0035】また、ディスク3は、そのディスク3の外
周部が、前記ディスク挟持用ローラ13とディスク押接
回転体64bに挟まれるので、これらディスク挟持用ロ
ーラ13及びディスク押接回転体64bの回転に伴っ
て、確実に安定して回転駆動させられる。更に、ディス
ク押接回転体64bの周囲には、ゴムリング64cが装
着され、このゴムリング64cにより、ディスク回転駆
動時にスリップを防止するようにしている。
【0036】また、各スターホイール12,12は、金
属材料を用いて、リング状に形成され、スターホイール
軸7に遊篏されている。更に、このリング外周面の周方
向に沿って、90度間隔で各々4つの爪部12a,12
b,12c,12dが突設されている。これらの爪部1
2a,12b,12c,12dは、回転順方向に対して
は、曲面のスロープ面に形成される一方、回転逆方向に
対しては、回転方向に直交する平面に形成されている。
【0037】従って、スターホイール軸7が順方向に回
転されている場合には、各スターホイール12,12も
同方向に回転し、ある爪部12a,12b,12c,1
2dが対応するオルゴール発音体17のオルゴール弁部
17aに当接すると、その回転位置で遊転して、各スタ
ーホイール12,12が発音待機状態となる。そして、
ディスク3の回転により、所定の演奏穴4が対応するス
ターホイール12の爪部12に係合して、所定のオルゴ
ール音が生成される。すなわち、順回転方向の先方に位
置する爪部12a,12b,12c,12dが、ディス
ク3の演奏穴4に係合して、強制的に回転されることに
よって、オルゴール弁部17aを爪弾くようにしてい
る。
【0038】すなわち、図6に示すように、ディスク3
が順方向に回転駆動され(図6(1))、演奏穴4がス
ターホイール12の爪部12a,12b,12c,12
dのうち、例えば爪部12aと係合する(図6(2))
と、前記爪部12aは演奏穴4により強制的に移動さ
れ、スターホイール12が回転させられる。このとき、
スターホイール12の爪部12aに隣接する爪部12b
がオルゴール弁部17aと当接し(図6(3))、更に
回転移動してオルゴール弁部17aを爪弾いて(図6
(4))、この結果、当該オルゴール弁部17aに固有
な音階のオルゴール音が発生する。
【0039】他方、逆回転する場合には、爪部12a,
12b,12c,12dがオルゴール弁部17aに当接
した後に、スターホイール12が、スターホイール軸7
に対してスリップして、その位置に停止するようになっ
ている。
【0040】本例において、ディスク3を回転駆動させ
るディスク駆動機構5と、スターホイール軸7を回転駆
動させる軸駆動機構は、モータM及び歯車列6を使用す
る同一の駆動系によって設けられている。
【0041】図7はディスク3に設けた演奏用係合部の
他の例を示すもので、この例では、ディスク3に金属製
のものを用い、ディスク3を切り起こした突起40を演
奏用係合部としている。すなわち、図8に示すように、
長尺のコ字形状に切り込み41を入れ(図8(1))、
この切り込み41を押圧して切り起こし部42を形成し
(図8(2))、更にこの切り起こし部42を中間で折
り曲げて突起40を設けている(図8(3))。
【0042】ディスク3に前述した突起40を用いる場
合は、図9に示すように、各スターホイール12,12
は各々8つの爪部12e,12eを設けたものが用いら
れている。そして、図9(1)に示すように、ディスク
3が順方向に回転駆動され、突起40がスターホイール
12の爪部12eと係合する(図9(2))と、当該前
記爪部12eは突起40により強制的に移動され、スタ
ーホイール12が回転させられる。このとき、スターホ
イール12の爪部12eに隣接する爪部12eがオルゴ
ール弁部17aと当接し(図9(3))、更に回転移動
してオルゴール弁部17aを爪弾いて(図9(4))、
この結果、当該オルゴール弁部17aの固有な音階のオ
ルゴール音が発生する。
【0043】更に、本例のディスクオルゴール1には、
ディスク3の1回転、及びディスクの装着・未装着状態
を検出するスイッチ杆21bを有したストップスイッチ
21が設けられている。すなわち、このストップスイッ
チ21は、再び図1乃至図3に示すように、ディスク3
内周側の所定位置に形成された停止用穴3aに対応し
て、オルゴール本体部2上のディスク装着金具9近傍の
所定位置に配置されている。また、ディスク下面とスト
ップスイッチ21との距離が、そのスイッチ杆21bの
全長よりも所定に短く、すなわち、スイッチ杆21bが
ディスク下面に当接して倒される距離に設定されてい
る。
【0044】このストップスイッチ21は、図10に示
すように、スイッチケース21aの上部に、ピン状のス
イッチ杆21bを備え、このスイッチ杆21bは、基端
を筺体21aに回転可能に支持され、先端が上方に向く
ようにバネ等により回動付勢されている。また、このス
イッチ杆21bの基端には、接点端子が連動され、スイ
ッチ杆21bが横方向に倒立している場合には、接点端
子が接続され、ストップスイッチ21からオン状態信号
が出力される一方、上方に起立している場合には、接点
端子の接続が解除され、ストップスイッチ21がオフ状
態となるように構成されている。
【0045】従って、ディスクオルゴール1にディスク
3を装着した場合、または、オルゴール演奏途中の場合
には、図11(1)に示すように、ストップスイッチ2
1のスイッチ杆21bは、ディスク3の下面に当接して
倒立され、オン状態信号が出力される。
【0046】そして、図11(2)に示すように、ディ
スク3にストップスイッチ21に対応する停止用の穴3
aを設けているので、1曲目の演奏を終了してディスク
3が1回転動作し、前記穴3aがスイッチ杆21bの直
上方位置に到達すると、この穴3aにスイッチ杆21b
が入り込み、スイッチ杆21bが上方に起立するので、
ストップスイッチ21からオフ状態の信号が、モータ制
御回路部に出力される。次に、このオフ信号に基づき、
モータ制御回路部は、ディスク3の回転を所定に継続す
るオーバーラン動作後に、逆回転させてスターホイール
12の爪部12a,12b,12c,12dを整列させ
る整列動作して、ディスク駆動機構5のモータMが停止
するような動作制御が実行される。
【0047】次に、本発明のディスクオルゴールの詳細
を、図1乃至図3、並びに図12に示す第1具体例に基
づいて説明する。
【0048】本例のディスク3は、その最外周縁部に、
切り欠きにより連係機器用の制御情報を記録した記録部
31を設けるとともに、この制御情報を読取る読取り部
32として、オンオフ式の読取りスイッチ34をディス
クオルゴール本体部2側に設けて構成されている。
【0049】すなわち、図1乃至図3、並びに図12
(1)に示すように、この記録部31は、ディスク3の
最外周縁部の所定箇所に、所定の形状に切欠かれた切欠
き部33により構成されている。この切り欠き部33
は、ディスク3の回転駆動に伴う、所定の演奏タイミン
グに応じた位置から切欠きが開始され、所定の円弧長さ
が設定されている。また、これらの切欠き部33を設け
る箇所としては、基本的に、演奏穴4に対して径方向に
同期した位置に、設定されている。
【0050】尚、制御情報の記録形式を、この切欠き部
33の周方向長さ、すなわち円弧の長さにより、異なる
意味を持たせたものに設定しても良い。例えば、この長
さにより機器の制御方式を変更する、すなわち、この長
さが短い場合には、ある機器をパルス制御する一方、長
い場合には、直流制御するように構成することが可能で
ある。更に、この長さに応じて、より多段階の意味を持
たせるように構成しても良い。
【0051】また、この制御情報は、全てのオルゴール
演奏音に同期させたり、拍子音にのみ同期させたり、任
意に設定することができる。
【0052】従って、連係機器専用の制御情報を、ディ
スク3の演奏穴が設けられた箇所以外に記録して、機器
を直接的に制御するようにしているので、制御のきめ細
かさや、柔軟性を向上することができる。
【0053】また、周方向の移動する部分の距離が長い
ディスク最外周縁部に記録部31を設けているので、よ
り高密度な制御情報を記録することができる。
【0054】この読取り部32としては、図12(2)
に示すように、上述したストップスイッチ21と同様
に、筺体34aの上部に起倒動作するスイッチ杆34b
を備えた機械式スイッチ34を用いており、この読取り
スイッチ34のスイッチ杆34bが起立した場合に、オ
ン動作信号が出力されるように設定されている。すなわ
ち、このスイッチ34は、装着されたディスク3の最外
周位置に応じたオルゴール本体部2側の所定位置に設置
されるとともに、この場合のディスク下面とスイッチ3
4との距離が、そのスイッチ杆34bの全長よりも所定
に短く、つまり、スイッチ杆34bがディスク下面に当
接して倒される距離に設定されている。更に、その出力
端子は、図示を省略した連係機器用の駆動回路に直接、
接続されるか、又は、各機器を統合制御する総合制御回
路等に接続されている。
【0055】従って、ディスクの回転駆動によるオルゴ
ール演奏に伴い、この読取りスイッチ34の直上に、デ
ィスク記録部31の切欠き部33が到達すると、この切
欠き部33にスイッチ杆34bの先端が入り込み、読取
り部32としてのスイッチ34からオン動作信号が出力
され、後段の各機器を駆動するようにしている。
【0056】次に、このような連係機器用の制御情報を
記録したディスク3を用いたディスクオルゴール1の動
作制御を説明する。尚、予め使用者により、ディスクオ
ルゴール1には、本例のディスク3が装着され、スター
ホイール12の整列動作も終了されているものとする。
【0057】まず、使用者がモニタースイッチをオン操
作した場合、又は、所定時刻になった場合には、所定の
オルゴール演奏と、この演奏に連係した機器の動作が開
始される。すなわち、ディスクオルゴール1のモータ制
御回路により、モータMの駆動が所定に行われ、このモ
ータ駆動により、ディスク3が演奏開始位置から順方向
に回転駆動される。そして、このディスク3の回転に伴
い、該ディスク3に所定箇所に設けられた演奏穴4が、
対応するスターホイール12の爪12a,12b,12
c,12dを引っ掛けて、該スターホイール12を強制
的に回転させ、この回転するスターホイール12に後続
する他の爪12a,12b,12c,12dでオルゴー
ル弁17aを弾いて、所定のオルゴール音が発生され
る。
【0058】これと同時に、図12(3)に示すよう
に、同ディスク3の記録部31の所定箇所に設けられた
切欠き部33が、読取り部32の読取りスイッチ34の
直上に到達すると、この切欠き部33に倒立されていた
スイッチ杆34bの先端が入り込み、スイッチ杆34b
が上方に起立し、スイッチ34からオン信号が出力さ
れ、駆動回路や制御回路等を介して後段の機器が動作す
る。すなわち、オルゴール演奏に連係して、後段の連係
機器が所定に動作制御される。
【0059】最後に、ディスク3が所定に1又は複数に
回転駆動された後には、オルゴール演奏が終了する。す
なわち、モータ制御回路によるモータ制御駆動により、
スターホイール12の整列動作が行われた後に、ディス
ク3がオルゴール演奏開始する初期状態の回転位置に停
止される。
【0060】尚、本例においては、読取り部32に機械
式スイッチ34を用いたが、光センサを用いても良い。
すなわち、音符と同期した制御信号を取得し、且つ、そ
の音符の数が多数である場合には、この機械式スイッチ
34により読取ると、追従できないおそれがあるのに対
し、光センサによれば、確実に追従した制御情報を読取
ることができる。また、この場合には、非接触式の光セ
ンサにより、ディスクから制御情報を取得しているの
で、光センサやディスク自体の損耗を防止でき、耐久性
や信頼性を向上できる。
【0061】また、この連係機器用の制御情報を読取り
部32の設置箇所は、ディスクオルゴール側の部品配置
の都合に応じて、柔軟に変更することができる。すなわ
ち、ディスクのディスクが演奏を開始する回転位置を基
準とした場合に、この基準位置に対して、周方向に半回
転や1/4回転等の任意周期にずれた位置を、制御用情
報の記録開始位置として、記録することにより、これに
対応した読取り部32の設置箇所を任意に変更すること
ができる。
【0062】更に、これらの記録部31と読取り部32
との組合わせは、制御する機器や、ディスクの製作が容
易に行えるような最適な組合わせを適宜、選択すること
ができる。例えば、オルゴール演奏中に、ある機器のオ
ン動作信号を多く得たい場合には、このオン制御情報を
ディスクの記録部31に切欠きを設けない残留部として
記録し、これを読取るように構成して対処できる。ま
た、この制御情報を読取る読取り部32の構成も、スイ
ッチ検出出力を逆転させる逆転回路を設けて、従来のも
のを用いるようにしたり、スイッチの動作設定を、スイ
ッチ杆34bが倒立状態の場合にオン出力するようにし
て、容易に対処できる。この結果、ディスクの切欠き形
成部分が少なくて済み、ディスク強度的にも製作的にも
有利にできる。
【0063】また更に、オルゴール演奏の発音タイミン
グに拘わりなく、機器を制御することもできる。例え
ば、演奏が停止している間にも、機器に準備動作等の任
意の動作を行わせるともでき、機器に応じた柔軟な制御
を行うことができる。
【0064】また、同一の記録部31を、その回転周期
に応じて、切換えて利用するように構成しても良い。す
なわち、例えば、オルゴール演奏が、プレリュード・テ
ーマ、メイン・テーマ、エンディング・テーマの3パー
トから構成されている場合には、それぞれのテーマ毎
に、同一のトラックからの制御情報を、異なる機器に切
り換えて用いて、制御することができる。
【0065】更に、本例においては、ディスクの上下方
向から記録部の切欠きによる情報を読取ったが、これに
限らず、ディスクの径方向から、読取るようにしても良
い。また、ディスクの最外周から径方向の切込み深さ量
を多段階に設け、これを多段階式のイッチにより読取
り、多種の情報を読取るように構成してもよい。
【0066】また更に、これらの変更は、後述する各具
体例においても、同様に適用することができる。
【0067】以上説明したように、本例のディスクオル
ゴールによれば、連係機器の制御用情報を記録した記録
部をディスクに設け、オルゴール演奏に伴い、直接的に
連係機器を制御できるようにしているので、オルゴール
演奏に関連付けて、直接、且つ並列的に機器を制御で
き、回路構成を簡素化することができる。
【0068】また、ディスク毎に異なる機器の制御情報
を記録することができ、ディスク交換も容易に行えるの
で、状況に応じて曲目だけではなく、機器の動作を柔軟
に変更することが可能となる。例えば、予め同一曲目に
対して、異なる制御情報が記録されたディスクを用意し
ておくことにより、同一の曲目でも、ディスクの交換の
みで、連係機器に異なる動作を行わせることが、迅速且
つ容易にできる。
【0069】次に、本発明のディスクオルゴール1を、
図13に示す第2具体例に基づいて説明する。
【0070】本具体例のディスク3は、その演奏穴が設
けられたトラック間に、複数の記録部31を設ける一
方、このディスク径方向の記録部31に対応してディス
クオルゴール本体部2側に、複数の読取り部32を設け
た構成としたものである。
【0071】すなわち、図13(1)に示すように、こ
の記録部31は、ディスク3の演奏穴4が設けられた周
状のトラック間に、円弧状のスリット切欠き部35を形
成して、この切欠き部33により制御情報を記録した構
成とされている。
【0072】この記録部31は、ディスク3の演奏穴4
が設けられた周状トラック間の所定箇所に、所定の細長
形状に切欠かれた切欠き部35により、制御情報を記録
した構成されている。この記録部31の切欠き部35を
設ける箇所や、弧の長さは、上記具体例と同様に、任意
に設定できる。従って、ディスクの強度低下を最小限に
防止しながら、複数の記録部31を設けることができ
る。
【0073】また、これらの記録部31の制御情報によ
る機器の制御方法も、各記録部31毎に専用の機器を制
御したり、複数の制御情報により単一の機器を制御した
り、これらを混在させたり、任意に設定でき、これは、
後述する具体例も同様である。従って、制御する対象機
器に応じた制御情報を記録できることにより、連係機器
の高度且つ効率的な制御が可能となる。
【0074】また、読取り部32は、図13(2)に示
すように、上記具体例と同様に、機械式の読取りスイッ
チ34により構成されている。
【0075】従って、図13(3)に示すように、オル
ゴール演奏に伴い、所定に記録部の情報を読取ることが
できる。
【0076】また、上記具体例と同様に、読取り部32
として簡易なスイッチを用いることができるので、コス
トの低減を図ることができる。
【0077】次に、本発明のディスクオルゴール1を、
図14に示す第3具体例に基づいて説明する。
【0078】本具体例のディスク3は、本例のディスク
オルゴール1は、ディスク3を透過性を有する素材によ
り形成し、このディスク3に透光を阻止する阻止部材3
6により制御情報を記録した記録部31を設け、これに
応じて、ディスクオルゴール本体部2側に、発光素子3
7aと受光センサ37bを用いた読取り部32を設けた
構成とされている。
【0079】すなわち、図14(1)〜(3)に示すよ
うに、本例のディスク3は、所定量の光が通過可能な素
材を用いて形成され、その所定箇所には、従来と同様
に、オルゴール用の演奏穴4が設けられている。
【0080】また、上記記録部31は、このような透過
体ディスクの演奏穴4が設けられた周状のトラック間、
且つ周方向の所定位置に、透光を阻止する阻止部材36
を設けて、制御情報を記録している。
【0081】すなわち、本例の記録部31は、上述した
具体例と異なり、ディスクの所定箇所を切り欠かずに、
該所定箇所に透光を阻止する阻止部材36を設けた構成
とされている。従って、ディスク3の機械的な強度低下
を防止でき、確実且つ安定したオルゴール演奏が可能と
なる。
【0082】更に、上記読取り部32は、図14(2)
に示すように、ディスク3の記録部31に対応した径方
向の所定位置に、発光素子37aと受光センサ37bと
を、該ディスク3を挟んで設けた構成されている。
【0083】この発光素子37aは、一般的な発光ダイ
オードが用いられ、少なくともオルゴール演奏中には、
所定の駆動電流が供給され、この発光ダイオードから所
定光量の光を発信するようにしている。尚、自然光を用
いる、つまりディスクオルゴールの外部から自然光を導
入した構成にして、発光素子37aを不要にした構成に
しても良い。
【0084】また、この受光センサ37bは、一般的な
光センサが用いられ、上述した機械式スイッチと同様
に、その出力端子は、図示を省略した連係機器用の駆動
回路に直接、接続されるか、又は、各機器を統合制御す
る総合制御回路等に接続されている。更に、本例の場合
に、この受光センサ37bは、非受光時に、検出信号を
出力するよう設定されているが、上述した機械式スイッ
チと同様に、受光時に、検出信号を出力するようにも、
非受光時に、検出信号を出力するようにも任意に設定す
ることができ、また、出力端子に反転回路を介装しても
良い。
【0085】従って、通常は、読取り部32の発光素子
37aからの発光が、透過体のディスクを通過して、受
光センサ37bに入射され、読取り部32の受光センサ
37bから検出信号が出力されず、後段の機器が駆動さ
れない。
【0086】そして、オルゴール演奏に伴い、ディスク
が回転駆動され、図14(3)に示すように、記録部3
1の阻止部材が、読取り部32の発光素子37a、受光
センサ37bの間に到達すると、発光素子37aからの
発光が遮られるので、読取り部32の受光センサ37b
から検出信号が出力され、この検出信号に基づき、後段
の機器が駆動制御される。
【0087】尚、上述したように、予め固定的に制御情
報を記録する換わりに、使用者等の任意に、可変に変更
できる構成とすることもできる。
【0088】すなわち、透光を阻止する部材として、所
定量に透過光を阻止するものであれば、拭き取り可能な
塗料や、剥がせるシール状の部材を用いても良く、使用
者が容易に変更可能なものを用いることができる。従っ
て、この場合には、機器の試験的な動作確認や、使用者
の任意に特定機器の動作を抑制したり、動作を変更する
ことができ、多様な使用状況に応じることができる。
【0089】また、制御情報の記録形式を、バーコード
のように符号化したものとして、より多種類の情報を記
録できるように構成することもできる。
【0090】更に、制御情報の記録形式を、上述したオ
ンオフの2値的なものから、連続的に変化する多値的な
ものに変更し、応用範囲を拡大することもできる。すな
わち、制御情報の記載部分を、半透明体を混合させた
り、スリットの幅を任意に変更させた形状に形成して、
このスリットを通過する光量をディスクの回転に伴い任
意に連続的に変化させるともに、この変動する受光量に
応じた電圧又は電流信号を出力する光センサを用いた構
成にしても良い。これにより、上述した構成によって
は、デジタル的なオンオフ制御信号が得られることに対
して、この場合には、アナログ的な且つ連続的に変化す
る制御用の電流又は電圧信号を得ることができ、多様な
機器を直接的に制御することが可能となる。
【0091】以上説明したように、本例のディスクオル
ゴールによれば、上記具体例と同様な効果を奏するのみ
ならず、機器を連動制御する情報を、切欠き穴としてで
はなく、光の透過を阻止する部材によって表示している
ので、ディスクの機械的な強度が低下することを防止で
き、確実且つ安定したオルゴール演奏動作を行うことが
できる。
【0092】また、音符と同期した制御信号を取得し、
且つ、その音符の数が多数である場合には、機械式スイ
ッチにより読取ると、追従できないおそれがあるのに対
し、本例によれば、確実に追従した制御情報を読取るこ
とができる。
【0093】更に、非接触式の光センサにより、ディス
クから制御情報を取得しているので、光センサやディス
ク自体の損耗を防止でき、耐久性や信頼性を向上でき
る。
【0094】尚、連係動作させるある特定の機器が、複
数の動作モードを有した場合には、複数のトラックを、
その機器用の制御情報を記録する領域として用いること
により、容易に対応することができる。すなわち、複数
のオンオフ情報を組合わせて、異なる種類の動作信号を
得ることができる。例えば、2トラックの場合には、作
動停止を含めて、4種類の制御信号を得ることができ
る。
【0095】また、さらに複雑な制御信号を得る必要が
ある場合には、これに限らず、バーコードのように、制
御情報を符号化して、記録することもできる。但し、デ
コードする回路が余分に必要になる。
【0096】更に、上述したディスクの1回転を検出す
る穴を、本例のマークにより構成しても良く、同様にデ
ィスク強度の低下や、穴を設ける領域が不要となるの
で、ディスク自体のコンパクト化を図ることができる。
【0097】また、ディスク装着時の回転位置を検出す
るようにマークパターンを構成し、ホイール爪の整列動
作を最適化することもできる。すなわち、装着したディ
スクの回転位置を検出して、その回転位置から最短時間
でホイール爪を整列させるように、動作を制御すること
もできる。
【0098】また更に、制御情報の記録トラックと読取
り部32とを複数、予め用意しておき、ディスクの1回
転毎に任意に、又はランダムに制御情報を異なるものに
切換えることにより、連係機器の動作に多様性を持たせ
るようにしてもよい。また、例えば、ディスクオルゴー
ルの演奏スピードを任意に変更するとともに、これに応
じて別トラックから制御情報を取得し、機器の動作を変
更するようにもできる。
【0099】また、上述した同心円状に形成された複数
のトラックに制御情報を記録することに対して、内周か
ら外周に向って、単独又は適宜な複数のトラックをスパ
イラル形状に記録するように構成することもできる。例
えば、この場合には、単一の曲目ながら、からくり機器
等に長いストーリーを想起させる連続動作を行わせるこ
とができる。
【0100】次に、本発明のディスクオルゴールを、図
15に示す第4具体例に基づいて説明する。
【0101】本例のディスクオルゴール1は、ディスク
3の少なくとも一方の面を反射素材により形成し、この
ディスク面の反射を阻止する阻止部材39により機器用
の制御情報を記録し、これに対面した発光素子37a及
び受光センサ37bを用いた読取り部32をディスクオ
ルゴール本体部2側に固定して設けた構成とされてい
る。
【0102】すなわち、本例の記録部31は、上記第3
具体例と同様に、ディスク3の所定箇所を切り欠かず
に、該所定箇所に反射を阻止する所定形状の阻止部材3
9を設けた構成とされている。従って、同様に、ディス
ク3の機械的な強度低下を防止でき、確実且つ安定した
オルゴール演奏が可能となる。
【0103】更に、本例の読取り部32は、図15
(2)に示すように、上記具体例と同様に、一組の発光
素子37aと、受光センサ37bとから構成され、ディ
スクの記録部31に対応した径方向の所定位置に、該デ
ィスクの記録部31面に対面して設けられている。
【0104】この発光素子37aは、一般的な発光ダイ
オードが用いられ、少なくともオルゴール演奏中には、
所定の駆動電流が供給され、この発光ダイオードから所
定光量の光を発信するようにしている。
【0105】また、この受光センサ37bは、一般的な
光センサが用いられ、上述した機械式スイッチと同様
に、その出力端子は、図示を省略した連係機器用の駆動
回路に直接、接続されるか、又は、各機器を統合制御す
る総合制御回路等に接続されている。更に、本例の場合
に、この受光センサ37bは、非受光時に、検出信号を
出力するよう設定されているが、上述した機械式スイッ
チと同様に、受光時に、検出信号を出力するように設定
することができ、出力端子に反転回路を介装しても良
い。
【0106】従って、通常は、読取り部32の発光素子
37aからの発光が、ディスクの反射面により反射され
て、受光センサ37bに入射され、読取り部32の受光
センサ37bから検出信号が出力されず、後段の機器が
駆動されない。
【0107】そして、図15(3)に示すように、オル
ゴール演奏に伴い、ディスクが回転駆動され、記録部3
1の反射阻止部材が所定位置に到達すると、読取り部3
2の発光素子37aからの発光が、この反射阻止部材に
より阻止され、受光センサ37bに入射されないので、
読取り部32の受光センサ37bから検出信号が出力さ
れ、この検出信号に基づき、後段の機器が駆動制御され
る。
【0108】尚、反射部分を記録した制御情報として用
いる場合には、ディスク全面が反射面に形成されている
必要がなく、製作を容易化することができるとともに、
適用範囲を広げることができる。すなわち、例えば、従
来のディスクに、反射シールを貼着することにより、制
御情報を追加記録したり、使用者の任意に制御情報を変
更できるように構成することができる。
【0109】尚、本例によれば、ディスクの反射部分又
は非反射部分を制御情報の記録方法として用いている、
すなわち、ディスクの片面のみを用いて情報を記録して
いるので、両面に情報を記録するようにしても良く、よ
り多量の情報を記録することもできる。
【0110】また、上述したディスクの回転位置に応じ
た透過光を用いて、機器制御用情報を記録する手法と、
本例の反射光を用いた手法を、同一の領域に混合させて
用いて、適用することができ、より多種類の制御情報を
記録することもできる。すなわち、単一トラックに、透
過光、非透過、非透過且つ反射光の3つの記録形式を基
本として、半分の光量が透過し、同半分の光量が反射す
る等のより細分化した組合わせ形式を設定することがで
きる。
【0111】以上説明したように、本例のディスクオル
ゴールによれば、上記具体例と同様な効果を奏するのみ
ならず、より多量の制御情報を記録することができ、よ
り多様な連係機器を、直接的、並列的、柔軟且つ高度に
制御することができる。
【0112】更に、上述した各具体例のほかに、本発明
は、この種のディスクオルゴールにおいて、前記ディス
クの演奏用係合部のうち1又は複数のものを特定し、当
該特定した演奏用係合部を、オルゴール演奏に連係動作
する他の機器を制御するための制御情報の記録媒体とし
て用いる構成も採ることができる。例えば、図7乃至図
9に示した複数の演奏用係合部たる突起40,40のう
ち、特定のものを選んで、これを前記記録部31と同様
の記録媒体として用い、この記録媒体たる突起40に対
峙させて、この制御情報を読取る読取り部32として、
前記オンオフ式の読取りスイッチ34をディスクオルゴ
ール本体部2側に設けるものである。
【0113】また、記録媒体たる突起40に、前記第4
具体例の阻止部材39等のような素材を取付け、或いは
突起40に反射シールを貼着し、一組の発光素子と受光
センサを設けて、当該突起40の位置を確認することも
できる。
【0114】このように、前記ディスクの演奏用係合部
のうち1又は複数のものを特定し、当該特定した演奏用
係合部を、オルゴール演奏に連係動作する他の機器を制
御するための制御情報の記録媒体として用いる場合も、
オルゴール演奏に伴い、直接的に連係機器を制御できる
ものであり、その結果、オルゴール演奏に関連付けて、
直接、且つ並列的に機器を制御でき、回路構成を簡素化
することができる。
【0115】尚、上述した各具体例は、互いに排除する
ものではなく、適宜、組合わせて適用することができ
る。また、演奏用係合部として演奏穴を有するディスク
を例に採って説明したが、本発明は、前述した突起を備
えたディスクや、その他任意の演奏用係合部を有するデ
ィスクが用いられるものであることは勿論である。
【0116】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、複数の
演奏用係合部を有するディスクをモータにより回転させ
るとともに、前記演奏用係合部に案内されて回転するス
ターホイールによりオルゴール弁を弾いてメロディを奏
でるディスクオルゴールにおいて、前記ディスクの演奏
用係合部を設けた箇所以外の任意箇所に、オルゴール演
奏に連係動作する他の機器を制御するための制御情報を
記録した構成のディスクオルゴールである。
【0117】更に、本発明は、この種のディスクオルゴ
ールにおいて、前記ディスクの演奏用係合部のうち1又
は複数のものを特定し、当該特定した演奏用係合部を、
オルゴール演奏に連係動作する他の機器を制御するため
の制御情報の記録媒体として用いる構成のディスクオル
ゴールである。
【0118】このように、連係機器の制御用情報を記録
した記録部をディスクに設け、オルゴール演奏に伴い、
直接的に連係機器を制御できるようにしているので、オ
ルゴール演奏に関連付けて、直接、且つ並列的に機器を
制御でき、回路構成を簡素化することができる。
【0119】また、ディスク毎に異なる機器の制御情報
を記録することができ、ディスク交換も容易に行えるの
で、状況に応じて曲目だけではなく、機器の動作を柔軟
に変更することが可能となる。
【0120】このように、本発明によれば、極めてバラ
エティに富んだ機器を、曲目に連動させて、きめ細かに
制御することが可能なディスクオルゴールを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクオルゴールの概略全体構
成を示す外観斜視図である。
【図2】本発明のディスクオルゴール係り、ディスクが
未装着な状態を示す外観斜視図である。
【図3】本発明のディスクオルゴール係り、ディスク押
えアームを開いた状態を示す外観斜視図である。
【図4】本発明のディスクオルゴールの歯車列を示す斜
視図である。
【図5】本発明のスターホイール及びスターホイール軸
を示し、一部省略した分解斜視図である。
【図6】本発明のディスクオルゴールの発音動作を説明
し、(1)は、発音準備状態を示し、(2)は、ディス
クの演奏穴にスターホイールの爪が係合した初期状態を
示し、(3)は、スターホイールの爪によりオルゴール
弁が弾かれた発音状態を示し、(4)は、発音準備に復
帰した状態を示すものである。
【図7】本発明の他のディスクを示し、下方から見た斜
視図である。
【図8】本発明の他のディスクの突起の形成過程を示
し、(1)はディスクに長尺のコ字形状に切り込みを入
れた状態の斜視図、(2)はこの切り込みを押圧して切
り起こし部を形成した状態の斜視図、(3)は更にこの
切り起こし部を中間で折り曲げて突起を形成した状態の
斜視図である。
【図9】本発明のディスクオルゴールの発音動作を説明
し、(1)は、発音準備状態を示し、(2)は、ディス
クの突起にスターホイールの爪が係合した初期状態を示
し、(3)は、スターホイールの爪によりオルゴール弁
が弾かれた発音状態を示し、(4)は、発音準備に復帰
した状態を示すものである。
【図10】本発明のディスク1回転を検出するストップ
スイッチを示す正面図である。
【図11】本発明のストップスイッチの動作を説明し、
(1)は、ディスク回転途中の状態を示す側面図、
(2)は、ディスクの1回転を検出した状態を示す側面
図である。
【図12】本発明の第1具体例に係り、(1)は、ディ
スクの上面図、(2)は、読取り部付近を説明する概略
側面図、(3)は、読取り動作を説明する同側面図であ
る。
【図13】本発明の第2具体例に係り、(1)は、ディ
スクの上面図、(2)は、読取り部付近を説明する概略
側面図、(3)は、読取り動作を説明する同側面図であ
る。
【図14】本発明の第3具体例に係り、(1)は、ディ
スクの上面図、(2)は、読取り部付近を説明する概略
側面図、(3)は、読取り動作を説明する同側面図であ
る。
【図15】本発明の第4具体例に係り、(1)は、ディ
スクの下面図、(2)は、読取り部付近を説明する概略
側面図、(3)は、読取り動作を説明する同側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスクオルゴール 2 オルゴール本体部 3 ディスク 3a 停止用穴 4 演奏穴 5 ディスク駆動機構 6 歯車列 7 スターホイール軸 8 ディスク押えアーム 9 ディスク装着金具 10 支持材 11 スターホイール仕切り部材 12 スターホイール 12a 爪部 12b 爪部 12c 爪部 12d 爪部 12e 爪部 13 ディスク挟持用ローラ 14 支持材 15 押えローラ軸 16a 筒体 16b 押えローラ 17 オルゴール弁本体 17a オルゴール弁 21 ストップスイッチ 21a 筺体 21b スイッチ杆 31 記録部 32 読取り部 33 記録部の切欠き部(外周縁) 34 読取り用スイッチ 34a 筺体 34b スイッチ杆 35 記録部の切欠き部(演奏穴トラック間) 36 記録部の透光阻止部材 37a 発光素子 37b 受光センサ 39 記録部の反射阻止部材 40 突起 41 切り込み 42 切り起こし部 61 ウォームギア 62 軸 62a 第1歯車 62b 第2歯車 63a 第3歯車 63b 第4歯車 64a 歯車 64b ディスク押接回転体 81 基部 82 先端部 82a 挿入穴部 91 突起 91a 溝部 M モータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演奏用係合部を有するディスクを
    モータにより回転させるとともに、前記演奏用係合部に
    案内されて回転するスターホイールによりオルゴール弁
    を弾いてメロディを奏でるディスクオルゴールにおい
    て、 前記ディスクの演奏用係合部を設けた箇所以外の任意箇
    所に、オルゴール演奏に連係動作する他の機器を制御す
    るための制御情報を記録したことを特徴とするディスク
    オルゴール。
  2. 【請求項2】 複数の演奏用係合部を有するディスクを
    モータにより回転させるとともに、前記演奏用係合部に
    案内されて回転するスターホイールによりオルゴール弁
    を弾いてメロディを奏でるディスクオルゴールにおい
    て、 前記ディスクの演奏用係合部のうち1又は複数のものを
    特定し、当該特定した演奏用係合部を、オルゴール演奏
    に連係動作する他の機器を制御するための制御情報の記
    録媒体として用いることを特徴とするディスクオルゴー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記制御情報が、ディスク外周部に設け
    られた所定形状の切欠き部、又は、切欠かれない残留部
    により記録されていることを特徴とする請求項1記載の
    ディスクオルゴール。
  4. 【請求項4】 前記制御情報が、前記演奏用係合部が形
    成されるトラック間に設けられた所定形状の切欠き部、
    又は、切欠かれない残留部により記録されていることを
    特徴とする請求項1記載のディスクオルゴール。
  5. 【請求項5】 前記制御情報が、少なくともディスクの
    記録部領域を所定量の光が透過する素材により形成され
    るとともに、前記透過部分又は非透過部分により記録さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のディスクオル
    ゴール。
  6. 【請求項6】 前記制御情報が、少なくともディスクの
    記録部領域を所定量の光が反射する素材により形成する
    とともに、前記反射部分又は非反射部分により記録され
    ていることを特徴とする請求項1記載のディスクオルゴ
    ール。
  7. 【請求項7】 前記制御情報を読取る読取り部が、記録
    部からの透過光量又は反射光量に応じた信号強度を出力
    する光センサにより構成されていることを特徴とする請
    求項5又は6記載のディスクオルゴール。
JP8317769A 1996-04-30 1996-11-28 ディスクオルゴール Pending JPH1020049A (ja)

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JP8317769A JPH1020049A (ja) 1996-04-30 1996-11-28 ディスクオルゴール
TW086102004A TW333638B (en) 1996-04-30 1997-02-20 Disk type music box and information disk therefor, and a mechanical clock equipped with such disk type music box
US08/841,386 US5955687A (en) 1996-04-30 1997-04-30 Disc music box, information disc therefor, and trick timepiece with disc music box

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10926696 1996-04-30
JP8-109266 1996-04-30
JP8317769A JPH1020049A (ja) 1996-04-30 1996-11-28 ディスクオルゴール

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JPH1020049A true JPH1020049A (ja) 1998-01-23

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ID=26449049

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JP8317769A Pending JPH1020049A (ja) 1996-04-30 1996-11-28 ディスクオルゴール

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