JP3590510B2 - ディスクオルゴールのオートチェンジ機構 - Google Patents

ディスクオルゴールのオートチェンジ機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の演奏パターンに複数の演奏係合部を設けたオルゴールディスクを、モータにより回転駆動し、所定の演奏タイミングで、スターホイールを演奏係合部が係合して回転させ、スターホイールによりオルゴール弁を弾いて、メロディを奏でるディスクオルゴールに関し、使用者が、複数のオルゴールディスクから任意に選択可能とし、各曲毎に正確に演奏開始、停止が行えるようにした。
【0002】
【従来の技術】
一般に、時計等の報知に用いられる発音手段としては、発音回路及びスピーカ等を用いて、無機的な電子音を得るものに限らず、機械的なオルゴールを用いて、柔らかく古風なオルゴール音を得るようにしたものが知られている。
【0003】
このようなオルゴールは、単一の曲目をオルゴール演奏するものが一般的であり、この音程に応じた複数の発音部分を備えた長板状の発音体と、この発音体に対向配置された所定の演奏タイミングで発音体の発音部分を爪弾く突起が突設されたドラム体と、このドラム体を一定速度で回転駆動する駆動部とから構成されている。
【0004】
すなわち、この発音体は、略長板状の金属板を、音階数に応じた所定数の発音部分であるクシ歯状に形成され、これらのクシ歯部分(オルゴール弁)は、所定の長さ且つ厚さに形成され、このオルゴール弁の先端が爪弾かれた場合には、分担する音階のオルゴール音が発生するようにしている。また、ドラム体は、少なくとも発音体より長い円筒状に形成され、発音体の発音部位に対峙して回転可能に配設され、発音体の発音部分に対応した外周には、曲目に合せて間歇的な突起が形成されている。そして、駆動部が、ドラム体を一定方向に所定スピードで回転駆動することにより、所定のタイミングでドラム体の各突起が、発音体の各発音部位を爪弾くことにより、曲目をオルゴール演奏している。
【0005】
また、このように予め組込まれたドラム体の替わりに、異なる曲目が記録された複数のオルゴールディスクを、交換可能に構成し、任意の曲目をオルゴール演奏できるようにしたオルゴールも、提案されている。
【0006】
このオルゴールディスクは、円盤状に形成され、該オルゴールディスクの一面を発音体のオルゴール弁に応じて複数トラックに区画し、そのトラックが分担した音階の演奏タイミングに応じた周方向の箇所に演奏用係合部を形成した構成とされ、これらの演奏用係合部は、オルゴールディスクの所定箇所に設けた突起や所定径の孔により構成されている。そして、このような演奏用係合部を用いて、発音体の所定部位を、爪弾くことによって、オルゴール演奏が行われる。
【0007】
すなわち、このオルゴールディスクを用いるオルゴールは、多数の演奏用係合部を備えた円板状のオルゴールディスクを装着してオルゴール演奏するものであって、オルゴールディスクはオルゴール本体部の駆動機構により回転駆動され、他方、オルゴール本体部には、発音体のオルゴール弁を弾くスターホイールを、スターホイール軸に回転可能に装着している。そして、駆動機構によりオルゴールディスクを回転させると、オルゴールディスクの演奏用係合部が該演奏用係合部に対応するスターホイールの爪を引っ掛けて該スターホイールを回転させ、この回転するスターホイールを後続する他の爪により、所定のタイミングで所定音階のオルゴール弁を弾いてオルゴール音を生成し、メロディを奏でることができる。
【0008】
また、このディスクオルゴールは、スターホイールに対向する部位のオルゴールディスクを、押えローラを備えたオルゴールディスク押えアームで片側面から押圧して保持することにより、比較的に薄い厚さのオルゴールディスクを用いることができる。従って、異なる曲目パターンが形成されたオルゴールディスクを、多数、廉価に制作することができるとともに、オルゴールディスク自体が薄板円盤状なので、CDサイズのメディアと同様に、収納、保管も容易に行え、効率的に輸送することができ、効率的な商品流通が図れる。
【0009】
更に、このようにオルゴールディスク自体の取扱が容易なので、オルゴールに着脱することも簡易に行え、短時間にオルゴールディスク交換できる。従って、予め異なる曲目のオルゴールディスクを複数枚、用意しておき、これらのオルゴールディスクから任意の曲目を選択してオルゴールディスクを交換することにより、オルゴール演奏する曲目の変更を迅速且つ容易に行うことができる。
【0010】
このように、ディスクオルゴールは、ドラム固定型の1曲専用のオルゴールに比べて、複数のオルゴールディスクから任意のオルゴールディスクを選択した簡単に装着できるので、曲目の変更が柔軟且つ容易に行える利点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このような、ディスクオルゴールにオルゴールディスクの自動交換機構を設けようとした場合は、その交換が確実にでき、機構自体が簡易であり、交換動作に信頼性のある機構が要請される。
【0012】
近時においては、CDプレイヤーにCDディスクの自動交換機構を設けたものが多様され始めている。この種の自動交換機構は、横置きのCDディスクを移動して、横置きのまま読み出し装置で出力するようになっているが、CDディスクはディスク表面が平滑に形成され、発音体を共鳴させるための突設する爪が形成されているオルゴールディスクのような凸部を有するものには、転用することができない。また、CDプレイヤーの読み取りヘッド部分は、軽量小型化されて容易且つ迅速な移動操作が可能に構成され、この特質を用いて自動交換化しているのに対して、ディスクオルゴールは、良質な発音動作を行わせるために、オルゴール発音体にある程度の大きさと重さを必要とするので、比較的に移動が困難であり、CDプレイヤーの自動交換機能をそのまま転用することはできない。
【0013】
そこで、本発明は、この種のディスクオルゴールについて、選択動作が簡易且つ確実な機構を用いて、任意のオルゴールディスクを選択することが可能なディスクのオートチェンジ機構を提案するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本願第1請求項に記載した発明は、演奏動作を行うオルゴールを設けた演奏部と、前記オルゴールディスクを複数枚収納可能である収納部と、前記収納部に収納された任意のオルゴールディスクを前記演奏部に移送する移送機構と、前記移送機構により移送されたオルゴールディスクを前記演奏部にセットするセット機構を設けたディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、
前記収納部は、オルゴールディスクの保持及び内部に保持されたオルゴールディスクの変動を防止する保持機構を備えるとともに、オルゴールディスクを収納部に保持したままオルゴールにセットするための切欠部を備え、
前記移送機構は、前記収納部を駆動して、任意のオルゴールディスクを前記演奏部のオルゴールにセット可能な位置に移送し、
前記セット機構を駆動して、前記収納部内のオルゴールディスクを、オルゴールにセットして演奏を開始し、また、演奏終了後には、前記セット機構によって、前記オルゴールからオルゴールディスクのセットが解除されて、他の任意のオルゴールディスクに変更する構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0015】
このように、本発明のオートチェンジ機構は、複数枚のオルゴールディスクをセット可能な収納部と、前記収納部にセットされたオルゴールディスクを任意に選択するとともに、選択したオルゴールディスクを演奏部にセット可能に移送する移送機構と、前記オルゴールディスクを演奏部にセットするセット機構を備えていることにより、複数枚のオルゴールディスクの中から任意に選択されたオルゴールディスクの演奏が可能となる。従って、従来においては、オートチェンジ機構を用いることが困難であった、オルゴール弁を爪弾くための突起が形成されているオルゴールディスクであっても、任意に好みの曲を選択するオートチェンジ機構を設けることができる。
【0016】
また、本発明のオートチェンジ機構によれば、収納部にオルゴールディスクを保持したまま、演奏部にオルゴールディスクをセットすることができるため、ディスクオルゴールの薄型化及び小型化することができ、商品の汎用性を向上することができる。
【0017】
また、オートチェンジ機構を外部から視認することができるようにすると、突起のあるオルゴールディスクをデザイン的に見せることができ、また、オートチェンジ機構をからくり動作的に見せることができるため、見た目の楽しさを提供して商品購買力を向上することができる。
【0018】
本願第2請求項に記載された発明は、前記請求項1記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、前記移送機構は前記収納部を回転させる回転機構、または、平行移動させるスライド機構を設けてなるものである構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0019】
このように、前記移送機構は、前記収納部を回転させる回転機構、又は、平行移動させるスライド機構であるため、複雑な動作を必要とせずに、収納部を駆動して、収納部内に保持したディスクオルゴールをセット可能な位置に移送することができる。
【0020】
また、前記移送機構の移送動作によって、収納部の形状を変化させることができ、本発明のオートチェンジ機構を設けるディスクオルゴールの姿勢差をなくして商品の汎用性を向上させることができる。
【0021】
本願第3請求項に記載した発明は、前記請求項1記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、前記セット機構は、前記収納部又は前記演奏部を平行移動させることにより、オルゴールディスクをオルゴールにセット或は前記セットを解除する機構である構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0022】
このように、ディスクオルゴールのオートチェンジ機構に設けられたセット機構は、収納部又は演奏部を平行移動させる単純な動作によって、安定且つ確実に、任意のオルゴールディスクを演奏部にセットすることができる。
【0023】
また、収納部自体又は演奏部自体が移動して、オルゴールディスクが演奏部にセットされるので、オルゴール演奏する視認性が良好となり、より外観性の向上が図れ、商品価値を高めることができる。
【0024】
本願第4請求項に記載した発明は、前記請求項1又は3いずれか記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、前記演奏用のオルゴールディスクは、演奏用の凸部又は孔部による演奏用係合部を備え、前記オルゴールディスクの中央部の装着孔に該ディスクがディスクオルゴールに回転可能にセットされるためのアダプターを装着し、
前記アダプターは、オルゴールディスクに嵌着する嵌着部の側面にラチェットが形成されており、
前記ディスクホルダー内部に設けられた保持アームの先端に前記ラチェットと噛合する送り爪が設けられ、
前記ラチェットと送り爪の噛合により、ディスクホルダー保持時には、オルゴールディスクの回転防止機能、演奏時には、一方方向への回転補助機能が備えられている構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0025】
このように、オルゴールディスクのアダプターにラチェットが形成され、前記ディスクホルダー内部の保持アームの先端に設けられた送り爪と前記ラチェットと噛合する構成となっているため、ディスクホルダー内に保持されたオルゴールディスクの回転防止機能及び一定方向へ回転するように回転補助機能が発揮されることとなり、オルゴールディスクは、定位置で確実且つ安定に保持されるとともに、確実に定位置からの演奏を開始することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のディスクオルゴールに係る第1具体例を図1乃至図12に基づいて説明する。
【0027】
図1及び図2に示すように、本例のディスクオルゴールのオートチェンジ機構は、アダプターを装着したオルゴールディスク(以下、ディスク1と称する)を用いたディスクオルゴール(以下、オルゴール20と称する)を配設するとともに、複数のディスク1を保持する円形状のディスクホルダーを配設した収納部と、前記収納部を回転駆動して、任意のディスク1を演奏可能に演奏部にセットするセット機構を備えた構成である。
【0028】
本例のディスクオルゴールのオートチェンジ機構は、このオルゴール20によるオルゴール演奏動作や、ディスク1形状、ディスク1選択動作を外部から視認できるように設けられ、演出効果や装飾効果を十分発揮できるようにするとともに、複数のディスク1を収納する収納部の薄型化を図り、商品形態の向上と、商品価値を高めるようにしている。
【0029】
すなわち、ディスク1は、後述するディスクホルダー12に保持されて、該ホルダー12が装着された収納部11が回動して、任意のディスク1を選択し、その後、前記収納部11に保持されたディスク1が、本例のオートチェンジ機構のセット機構によって、オルゴール20に対して垂直方向に移動されて、ディスク1に装着されたアダプター5を介して、オルゴール20にディスク1がセットされる構成となっている。
【0030】
尚、本例のオートチェンジ機構10は、時計と組合せて用いることも可能であり、その場合は、文字盤を備えた時計が配置され、時計の時報動作として、オルゴール演奏がなされるようにしている。
【0031】
また、後述するが、本例のディスク1自体は、基本的に従来構成と同様に、演奏用の係合部3(係合突起3A)を設けたオルゴールディスクであり、そして従来構成と同様なオルゴール20に用いられているので、まず、このオルゴール20を説明し、次に、本例のディスク1を説明した後、オートチェンジ機構について説明する。
【0032】
このオルゴール20は、図3に示すように、略平板素材を用いて所定の平面形状に形成されたベース台21と、このベース台21上に立設された中心軸22と、ディスク1のアダプター5を回転駆動する駆動機構24と、この駆動機構24によって回転駆動されるディスク1の各演奏用係合部3により、対応した各スターホイール26を介して、発音駆動されるオルゴール発音体27とから構成されている。
【0033】
すなわち、このベース台21は、剛性強度が高い素材を用いて、少なくとも、ディスク1半径の長さより長い平板形状に形成され、その長手方向の一端に、ディスク1をアダプター5を介して回転可能に軸支する一方、他端に、駆動機構24のモータMを配設するとともに、これらの間に、オルゴール演奏時にモータ回転駆動力を、ディスク1のアダプター5に減速して伝達する駆動機構24の伝達軸及び歯車を配設した構成とされ、この駆動機構24により、オルゴール演奏時にディスク1を、一定回転方向に一定速度で回転駆動するようにしている。
【0034】
この駆動機構24は、図4に示すように、ディスク1が所定にセットされた場合、つまりディスク1に装着されたアダプター5が、中心軸22に遊嵌されたときに、該ディスク1の外側に位置するモータMと、このモータ回転出力をアダプター5に減速しつつ伝達する第1入力歯車32、伝達軸33、第1出力歯車34、第2歯車35とから構成されている。
【0035】
この駆動機構24のモータMは、DCモータが用いられ、ディスク1の外方に、そのモータ軸を、ベース台21の平面と平行に、ベース台21に固定されている。従って、モータMを、ベース台21の平面に安定して保持するとともに、オルゴール20の厚さを、ほぼ最小限、モータ形程度の高さに収めて、薄型化を図ることができるようにしている。
【0036】
また、このモータMの電源端子は、図示を省略したモータ駆動回路に接続され、このモータ駆動回路から、供給される駆動電流により、動作するように構成されている。
【0037】
更に、このモータMの出力軸には、ウォームギア31が固着され、このウォームギア31には、第1入力歯車32が噛合している。この第1入力歯車32は、このモータ出力軸の長手方向と直交し、且つスターホイール軸26Aと平行に軸支された伝達軸33の一端に固着され、この伝達軸33の他端には、第1出力歯車34が固着されている。この第1出力歯車34は、第2歯車35の入力歯車部35aに噛合し、この第2歯車35に一体に形成された出力歯車部35bは、ディスク・セット時には、該ディスク1に装着されたアダプター5に一体に形成された歯車部8に噛合できるようにしている。
【0038】
すなわち、この第2歯車35は、互いに直交する回転面を有する入力歯車部35a,出力歯車部35bを一体に備えており、その入力歯車部35aが、略円板上の外周縁を軸方向に突設するとともに、この突設された端面に歯部が刻設されて形成され、この歯部が、第1出力歯車34に噛合している。また、この第2歯車35の出力歯車部35bは、入力歯車部35aと同軸且つ内周に、比較的に小径な外歯状歯車に形成され、ディスク・セット時には、この出力歯車部35bが、ディスク1に装着されたアダプター5に一体に形成された歯車部8に、噛合するように設けられている。従って、第1入出力歯車34の回転を、該回転軸に直交する方向にベース台21上にセットされたアダプター5に、減速しつつ伝達するようにしている。
【0039】
更に、これらの互いに噛合する各歯車31,32,34,35a,35b間には、所定の減速比が設定されている。
【0040】
このように構成された駆動機構24により、モータMの回転駆動力は、所定速度に減速されつつアダプター5に伝達され、このアダプター5に装着されたディスク1を所定の回転速度で回転させるようにしている。
【0041】
また、オルゴール音を発生するオルゴール発音体27は、金属素材を用いて長板形状に形成され、セットされたディスク1と平行になるように、ベース台21上に配設されている。このオルゴール発音体27の一端側の先端は、クシ歯状に形成されたオルゴール弁部27aが設けられ、オルゴール弁部27a側の端部が、ディスク1の半径方向に揃うように、他端側の基端が、ベース台21に設けられた台座部に固定されている。また、これらのオルゴール弁部27a,27aは、発音する音階数に応じた所定数が設けられ、それぞれが、音階に応じた所定の厚さ及び長さに形成され、これらのオルゴール弁部27a,27aの先端が弾かれると、所定の音階/音程のオルゴール音を生成するように設けられている。
【0042】
そして、ディスク1下面側の箇所には、ディスク1の音階トラック数に応じた複数のスターホイール26が、スターホイール軸26Aにより、回転可能に軸支されている。
【0043】
このスターホイール26は、どのような回転位置でも、ディスク1の係合突部に係合できるように、8つの爪部が設けられており、これらの爪部の回転方向における前側は、鋭角なスロープ面に形成される一方、後側は、回転方向に直交する面に形成されて、ディスク1の係合突部との係合を確実に行えるようにしている。
【0044】
従って、演奏係合部として、穴を設けたタイプに比べて、全てのスターホイールの爪を一列に揃える整列動作や、穴に確実に係合するように回転方向にスターホイールを回転付勢する必要がなくなり、構成的に簡素化することができる。
【0045】
また、各スターホイール26に対峙したベース台21の箇所には、摩擦を低減できる合成樹脂を用いて、スターホイール26と同数に所定幅の間隙部を有した離間部材が設けられ、各スターホイール26を、スターホイール軸長手方向に沿った所定の間隔に維持できるようにしている。
【0046】
従って、各スターホイール26は、回転可能に、それぞれ、対応したオルゴール発音体27のオルゴール弁部27aに、常に対峙した位置であり、且つ、ディスク1に設けられた演奏用係合部3の回転軌跡に、常に対峙した位置で保持されるようになっている。
【0047】
そして、ベース台21に、任意に選択したディスク1をセットし、図示を省略した制御回路から正時等に起動信号が出力されたり、同様に図示を省略したモニタースイッチを使用者がオン操作すると、駆動機構24によりディスク1が回転駆動され、曲目の音階に応じたオルゴール弁部27aが、所定のタイミングで、スターホイール26の爪部26aにより爪弾かれ、オルゴール演奏が行われる。
【0048】
すなわち、ディスク1の各演奏用係合部3の突起が、該演奏用係合部3に対応するスターホイール26の爪部26aに引っ掛けて、該スターホイール26を強制的に回転させ、この回転するスターホイール26の後続する他の爪部26aにより、最終的にオルゴール弁部27aが弾かれ、オルゴール音が発生する。
【0049】
これは、ディスク1が回転駆動され(図5(1))、演奏用係合部3がスターホイール26の爪部26aのうち、例えば爪部26aと係合する(図5(2))と、該爪部26aは演奏用係合部3の突起3Aにより強制的に移動され、スターホイール26が回転させられる。このとき、スターホイール26の爪部26aにより、最終的にオルゴール弁部27aが弾かれ、オルゴール音が発生する。
【0050】
これは、ディスク1が回転駆動され(図5(1))、演奏用係合部3がスターホイール26の爪部26aのうち、例えば爪部26aと係合する(図5(2))と、該爪部26aは演奏用係合部3の突起3Aにより強制的に移動され、スターホイール26が回転させられる。このとき、スターホイール26の爪部26aに後続する爪部26aがオルゴール弁部27aを当接し(図5(3))、更に回転移動してオルゴール弁部27aを爪弾いて(図5(4))、この結果、当該オルゴール弁部27aの固有な音階のオルゴール音が発生する。
【0051】
次に、このように構成されたオルゴール20に用いるディスク1を説明する。
【0052】
図6乃至図9に示すように、このディスク1は、ステンレス等の軽金属を用いて所定の剛性強度を備えた円盤形状に形成され、その裏面に曲目パターンに応じて複数の演奏用係合部3が設けられている。
【0053】
また、ディスク1は、その中心に所定の内径を備えた円形状の装着孔2Aが貫設され、この装着孔2Aの近傍且つ曲目パターンの開始位置に応じた角度位置には、略四角形状の位置決め孔2Bが貫設されている。
【0054】
また、このディスク1の裏面は、前述したオルゴール20のオルゴール発音体27のオルゴール弁27aに相応して、径方向に複数トラックに区画されており、各トラックが分担した音階の発音タイミングに応じた周方向の箇所には、演奏用係合部3が形成され、これらの演奏用係合部3により、所定の曲目パターンを構成している。
【0055】
また、この演奏用係合部3は、本例においては、突起タイプのものが用いられており、金属製ディスク1の該当箇所を切り起こして突起3Aを形成し、この突起3Aを発音動作用の係合駆動部3としている。すなわち、略長方径のコ字形状に切り込み3aを形成し(図9(1))、この切り込み3aを押圧して切り起こし部3bに成形し(図9(2))、更にこの切り起こし部3bを中間で折り曲げて、所定高さにディスク1背面から突出した突起3Aを形成している(図9(3))。また、このような演奏用係合部3は、自動的な加工機械により、ディスク1の内周側から外周側に向って、順次、形成されている。従って、このように演奏用係合部3を形成しているので、簡易な製作治具、製作工程で容易に、多数のディスク1を製作することができる。
【0056】
更に、このディスク1の装着孔2Aにアダプター5を装着するとともに、同ディスク1の位置決め孔2Bを用いて、アダプター5をディスク1の曲目開始位置と合せるようにしている。
【0057】
また、このアダプター5は、ディスク・セット時には、ディスクオルゴールのベース台21に立設された中心軸22に遊嵌されるとともに、駆動機構の出力歯車に噛合されて、駆動機構に接続されるようになっている。
【0058】
すなわち、このアダプター5は、再び図6乃至図8に示すように、合成樹脂を用いて、同一の底面部を有した所定の多重環形状に形成され、その内周から外周に向けて、中心軸22に回転可能に挿嵌される軸挿嵌部6と、ディスク1の装着孔2Aに嵌着されるディスク嵌着部7と、駆動機構の出力歯車に噛合される歯車部8と、ディスク1の下面に当接するとともに、ディスク1の前記位置決め孔2Bに係合する突起部9aとディスク回転位置検出用の切欠き部9bとを備えた支持部9とが、一体成形により設けられている。
【0059】
この軸挿嵌部6は、その内径が、ディスクオルゴールに立設された中心軸22の外径と、ほぼ、同一径に形成されるとともに、その長手方向の寸法が、該中心軸22に、安定して挿嵌できる十分な長さに設定されている。
【0060】
従って、挿嵌された場合には、このアダプター5のみならず、アダプター5が結合されたディスク1を、中心軸22に、安定して回転可能に軸支することができ、この中心軸22に対するディスク回転の軸安定度を高めることができるようにしている。
【0061】
また、この軸挿嵌部6において、そのディスクオルゴール側の開口端部は、テーパー面が形成されている。
【0062】
従って、中心軸22に対して、アダプター5が僅かにずれたり、傾いたりしても、このテーパー面がガイド面となるので、中心軸22に、ディスクが装着されたアダプター5を、容易に挿嵌することができるようにしている。
【0063】
更に、このディスク嵌着部7は、略筒形状に形成され、その外直径の寸法が、ディスク1に設けられた装着孔2Aの内径寸法と、ほぼ、同一に設定されている。
【0064】
また、このディスク嵌着部7は、同図中において、上方の端面から下方に向けて、複数の切欠きが形成され、これらの切欠きによって分割されたディスク嵌着部7の各先端側を、径方向に弾性変形できるようにしている。
【0065】
更に、これらの各先端には、抜け止め爪部7aが設けられ、ディスク1にアダプター5を安定して、所定に装着できるようにしている。
【0066】
すなわち、これらの抜け止め爪部7aは、ディスク嵌着部7の所定箇所に、該ディスク嵌着部7の外周面と直交し、外周側に所定量、突出して形成された段差部と、この段差部の突出端面から開始された側面とから構成されている。
【0067】
また、抜け止め爪部7aの外周側面には、後述する保持アームの送り爪と噛合ラチェット7bが形成されている。
【0068】
また、アダプター5軸長手方向において、この段差部の段差面は、後述するように、支持部9のディスク支持面を、基準として、配置されており、これらの両者の間には、ディスク厚さの分だけの間隔が設けられている。
【0069】
従って、このようにディスク嵌着部7が構成されているので、ディスク1にアダプター5を、容易に脱着することができるとともに、その装着時には、確実且つ安定して、アダプター5にディスク1を保持することができる。
【0070】
また、アダプター装着を解除する場合には、アダプター5のディスク嵌着部7を内周側に押圧して、ディスク嵌着部7の各抜け止め爪部7aと、ディスク1の装着孔2Aとの係合を解除し、装着孔2Aからディスク嵌着部7を抜き出すことにより、アダプター5をディスク1から容易に取り外すことができる。
【0071】
また、装着部7の外周側面に形成されたラチェット7bは、後述するディスクホルダー内部に設けられた保持アームの先端部に備えられる送り爪14Aと噛合して、ディスク1の回転防止機能、及び、ディスク1のオルゴール20セット時には、一定方向に回転する回転補助機能が発揮される。
【0072】
更に、前記歯車部8は、比較的に大径の円筒形状に形成され、この外周には所定歯数の外歯が、一体に設けられている。
【0073】
従って、この歯車部8の比較的に大径な歯車を、オルゴール側に設けられた駆動機構の出力歯車に噛合し、回転駆動力を伝達するようにしているので、回転力の伝達が確実になり、安定したディスクの回転駆動が可能となる。
【0074】
また、この支持部9は、所定の直径のリング形状に形成され、アダプター軸長手方向における、そのリング状支持面の位置が、この支持部9の支持面に当接して保持されるディスク1が、上述したオルゴール20側に配置された各スターホイール26に対峙できるよう設定されている。
【0075】
更に、この支持部9の外直径は、ディスク1に設けられた演奏用係合部3の最内周トラックに接触しない最大の直径寸法に設定され、この支持部9とディスク1との接触面積を十分に確保できるようにしている。
【0076】
従って、この支持部9によって、該支持部9とディスク1との当接面積を確保して、アダプター5に安定保持するとともに、ディスク・セット時には、ディスク1の下面が、ディスクオルゴールのベース台面から、所定の間隔を、設けることができるようにしている。
【0077】
尚、支持部9は、ディスクを十分に安定して保持できるとともに、1回転検出手段の被検出部である切欠き部9bを設けることができれば、その形状が限定されることはない。すなわち、円板形状ではなく、放射状に3本の支持アームを設けた構成としても良く、デザイン性やディスクへのアダプター脱着容易性の向上を図ることもできる。
【0078】
また、支持部9の所定箇所には、ディスク1の位置決め孔2Bに係合し、ディスク1に対するアダプター5の回転角度位置を規定する突起部9aと、ディスク1の回転停止及び開始位置を規定する切欠き部9bとが、設けられている。
【0079】
すなわち、ディスク1の位置決め孔2Bは、予めディスク1の曲目パターンの開始位置に応じた角度位置に設けられ、同様に、この位置決め孔2Bに応じた角度位置に、アダプター側の支持部9の突起部9aが設けられ、更に同様に、この突起部9aに応じた角度位置に、支持部9の切欠き部9bが設けられている。
【0080】
従って、ディスク1に装着されたアダプター5に対して、そのディスク1の演奏開始及び演奏終了位置は、常に一定となり、アダプター側の切欠き部9bを検出することにより、この演奏開始及び終了位置を判別することができる。
【0081】
そして、本例においては、切欠き部9bの検出手段として、簡易なマイクロスイッチ39をディスクオルゴール側に固定設置して用い、ディスク回転位置検出手段37を構成している。
【0082】
すなわち、支持部の切欠き部9bを設ける位置と、オルゴール20のベース台21上にマイクロスイッチ39を設置する位置とは、互いに上下方向に一致した場合に、ディスク1の回転位置が、その開始曲の演奏開始及び演奏終了位置になるように設定されている。
【0083】
このマイクロスイッチ39は、図10(1)に示すように、スイッチ本体の上部に、ピン状のスイッチレバー39aを備え、このスイッチレバー39aは、その基端をスイッチ本体に回転可能に支持されるとともに、その先端が上方に向くようにバネ等により、付勢されている。
【0084】
また、マイクロスイッチ39とアダプター5の支持部9の下面との距離は、そのスイッチレバー39aの全長よりも短く、つまり、オルゴールの演奏途中の回転位置では、スイッチレバー39aが、支持部9の下面に当接して倒される距離に設定されている。
【0085】
そして、このマイクロスイッチ39内部には、スイッチレバー39aに連動して、検出信号を送出する接点構造等が収納されている。
【0086】
また、このマイクロスイッチ39は、通常とは逆転動作し、スイッチレバー39aが倒された場合に、オフ信号を出力する一方、スイッチレバー39aが起立した場合に、オフ信号を出力するように設定されている。尚、これに限らず、通常設定のマイクロスイッチを設置し、このスイッチの出力信号を逆転回路を介して用いる構成としても良い。
【0087】
従って、ディスク1の一回転途中、つまり、オルゴール曲の演奏途中の場合には、図10(2)に示すように、マイクロスイッチ39のスイッチレバー39aは、アダプター5の支持部9下面に当接して倒立され、オフ状態の信号が出力される。
【0088】
そして、図10(3)に示すように、アダプター5に設けた切欠き部9bが、スイッチレバー39aの直上方位置に到達すると、この切欠き部9bにスイッチレバー39aが入り込み、スイッチレバー39aが上方に起立するので、マイクロスイッチ39からオン状態の検出信号が出力され、これに基づき、ディスク1の回転駆動を停止し、オルゴール演奏を終了することができる。
【0089】
尚、このようにディスクの回転位置検出手段を構成しているので、これを用いて、従来と同様に、ディスク1のセット時に、自動的にディスク1をオルゴール演奏開始位置に設定する自動設定機構を容易に実現することができる。
【0090】
次に、このように構成されたオルゴール20に、ディスク1を自動交換するオートチェンジ機構10を説明する。
【0091】
このオートチェンジ機構10は、再び、図1及び図2に示すように、所定枚数のディスク1を円形状のディスクホルダー12に保持する収納部11と、この収納部11を駆動して、任意のディスク1をオルゴール20にセット可能な位置に移送する移送機構と、セット可能な位置に移送された収納部11内のディスク1をオルゴール20にセットするセット機構と、前記移送機構及びセット機構を作動させる駆動機構と、各機構の動作を判別するセンサ群とから構成されている。
【0092】
また、このディスクホルダー12は、円形状に形成されたホルダー表面部材12aと、ホルダー裏面部材12bとから構成されている。前記ホルダー表面部材12aには、複数のU字状の切欠部13が形成されている。この切欠部13は、ホルダー表面部材12aの円周に沿って、前記ディスクホルダー12の中心に位置する駆動軸44方向に向けて、6つのU字状の切欠部13,13が形成されている。そして、各切欠部13に各ディスク1が保持される構成となっている。この切欠部13に保持されるディスク1は、両隣のディスクと両端が重なり合うように保持され、ディスクホルダーの小型化が図られている。
【0093】
すなわち、前記ホルダー裏面部材12bは、ディスク1を保持可能なように、ディスク1の円周に沿って凸凹が形成され、また、ホルダー裏面部材12bにおいても、前記ホルダー表面部材12aの切欠部13と合致するように、同じく切欠部13が形成されている。
【0094】
また、各切欠部13の内部には、ディスク1を安定に保持し、かつ、ディスク1の位置変動を防止する保持機構が備えられており、この保持機構は、保持アーム14と、送り爪14Aから構成されている。
【0095】
この保持アーム14は、所定の剛性強度を備えた軽金属を用いて形成され、押圧付勢によって、ディスク1を保持することができるように構成されている。また、前記保持アーム14の先端部には、送り爪14Aが設けられている。
【0096】
この送り爪14Aには、バネ体が設けられており、送り爪14Aがディスク1のアダプター5に形成されたラチェット7bと噛合する。
【0097】
従って、ディスクホルダー12内に保持されたディスク1は、保持アーム14の押圧付勢により、ディスクホルダー12内部に安定に保持されるとともに、前記送り爪14Aによって、ディスクホルダー12内部に保持時においては、ディスク1の回転防止、及び、演奏時には、ディスク1を一定方向に回転するように逆回転防止がなされている。
【0098】
すなわち、この保持アーム14及び送り爪14Aにより、ディスク1は、確実にディスクホルダー12内に保持され、所定位置からの演奏の開始が可能になるとともに、オルゴール20自体の姿勢に拘らず、ディスク1を安定保持して、オルゴール演奏できるようにしている。
【0099】
また、このディスクホルダーには、各切欠部13の内部に図示を省略したスイッチレバーが突出されて配設されたリミットスイッチを用いており、このリミットスイッチの出力端子は、制御回路に接続されている。
【0100】
すなわち、このリミットスイッチは、オルゴール20の作動に伴うオルゴール演奏の終了を感知して、後述する移送機構及びセット機構を作動させ、自動的に任意のディスク1の演奏を可能とするものである。
【0101】
本例において、移送機構及びセット機構は一体的に構成されている。
【0102】
すなわち、図11及び図12に示すように、本例の移送機構は、円形の薄板状の台座41と、移送機構及びセット機構を駆動させるモータを備えたモータブロック43と、前記ディスクホルダー12を保持し、モータ駆動を伝える駆動軸44及び前記駆動軸44にモータ駆動を伝える歯車体45から構成されている。
【0103】
また、セット機構は、前記台座41の裏面に設けられた板バネ42と、前記台座41上に設けられた前記板バネ42の押圧付勢力を変化させる偏心カム46からなり、この偏心カム46は、図示を省略した所定の歯車列を介して前記モータブロックのモータにより作動されるように構成されている。
【0104】
尚、セット機構には、押圧されたディスク1がオルゴール20にセットされたことを検出するリミットスイッチ(図示を省略)が設けられている。
【0105】
従って、本例のオートチェンジ機構10は、図11及び図12に示すように、前記移送機構は、ディスクホルダー12を回動させて任意のディスク1を選択し、オルゴール20上に設置する回転機構であり、更に、前記移送機構によって、セット可能な位置に移送されたディスク1を、前記セット機構によって、演奏可能となるようにオルゴール20にセットする構成となっている。
【0106】
先ず、前記移送機構に設けられたモータの駆動が、歯車体45及び駆動軸44を介してディスクホルダー12に伝達され、ディスクホルダー12が駆動軸44を中心として回動し、任意のディスク1を選択して、オルゴール20上のセット可能な位置に移送する。
【0107】
次に、ディスク1の装着位置を感知して、セット機構の偏心カム46が回動し、板バネ42の押圧力を変化させて台座41を押圧し、ディスクホルダー12の位置を変化させる。
【0108】
そして、オルゴール20の中心軸22がディスク1の軸挿通部6に挿通されてオルゴール20にディスク1がセットされる。
【0109】
そして、前述したリミットスイッチの作動によって、オルゴール演奏が開始される。
【0110】
その後、演奏終了を感知してリミットスイッチが作動し、再び、偏心カム46が回動して、台座41の押圧し、ディスクホルダー12の位置を変化させてディスク1の軸挿通部6からオルゴール20の中心軸22が抜き取られ、更に、前記動作が繰り返されて、他の任意のディスク1がオルゴール20にセットされて演奏が開始される。
【0111】
このようにして、使用者の任意に、または、予め設定されたプログラムに従い、収納部12に収納されたディスク1が、順次自動交換され、複数曲目のオルゴール演奏を行うことができる。
【0112】
以上説明したように、本例のディスクオルゴールのオートチェンジ機構によれば、収納部に複数枚格納したディスクを、適宜、任意に先端交換して自動的にオルゴール演奏することができる。
【0113】
本例のディスクオルゴールのオートチェンジ機構によれば、収納部に複数枚のディスクを円形状に格納することができ、スペースの利用効率が良く、また、設置姿勢を選ばないため、時計等に容易に組込むことができ、利用範囲が広い。
【0114】
また、本例においては、収納部の回転動作及びセット機構による前後動作若しくは上下動作の単純な動作により、安定且つ確実に、オルゴールにディスクをセットすることができ、動作の信頼性や耐久性を十分に確保することができ、コスト的に有利となる。また、ディスクの交換動作及びオルゴール演奏動作を、外部に視認させた構成とすることにより、からくり的な装飾性として見た目の楽しさを提供することができ、商品購買力を喚起することができる。
【0115】
次に、本発明のディスクオルゴールのオートチェンジ機構に係る第2具体例を図13乃至図15に基づいて説明する。
【0116】
本例のオートチェンジ機構10は、複数枚のディスク1を直列状に収納部11に格納し、前記具体例と同様に、これらのディスク1を任意に選択交換して、オルゴール演奏するものである。
【0117】
このオートチェンジ機構10は、図13乃至図15に示すように、所定枚数のディスク1を直列状に収納する収納部11と、この収納部11自体を移動させる移送機構と、オルゴール20を備えた演奏部を、前記収納部11に保持されたディスクオルゴール1にセットするセット機構と、各機構の動作を判別するセンサ群とから構成されている。
【0118】
前記収納部11は、複数枚のディスク1を直列状に保持するものであり、図13に示すように長方形状のディスクホルダー52が形成されている。
【0119】
このディスクホルダー52は、長方形状に形成されたホルダー表面部材52aと、前記ホルダー表面部材の裏面に保持するホルダー裏面部材52bとから構成されている。前記ホルダー表面部材52a及びホルダー裏面部材52bには、複数のU字状の切欠部53が形成されている。このU字状の切欠部53は、ホルダー表面部材52aに所定距離離間して設けられている。また、各切欠部53内部には、ディスク1を安定に保持し、かつ、ディスク1の位置変動を防止する保持機構である保持アーム54が設けられている。この保持アーム54は、弾性機能を有するものであり、押圧付勢によってディスク1を保持する。また、保持アーム54の先端部には、ディスク1のアダプター5に形成されたラチェット7bと噛合する送り爪が設けられている(図示省略)。また、前記切欠部53内部には、前述と同様にリミットスイッチが設けられている。
【0120】
また、本例のディスクホルダー52は、ディスクホルダー52自体を左右又は上下に平行に移動させる移送機構が備えられている。
【0121】
すなわち、この移送機構は、前記ホルダー裏面部材52bの下端部に、ディスクホルダ52ーの長手方向に沿って形成されたラック55と、更に、このラック55に沿って回動するピニオン56によって構成されている。このピニオン56は、所定の歯車列を介して、図示を省略したモータによる駆動機構に接続されている。従って、モータ駆動により、ピニオン56が回動し、この回動に伴って、ディスクホルダー52自体が左右又は上下の平行に移動するスライド機構となっている。
【0122】
本例のディスクホルダー52は、図14に示すように、6枚のディスク1を直列に保持可能とするものであり、ディスク1の同士の端と端が交互に重なり形状で保持する構成となっている。
【0123】
すなわち、長方形状のディスクホルダー52内部には、カセット57が設けられており、ラック55側に位置する3枚のディスクはカセット57内部に位置し、前記保持アーム54によって安定に保持されている。また、他の3枚のディスク1は、ホルダー表面部材52aに近接して、保持アーム54により安定に保持されている。
【0124】
また、図15(1),(2)に示すように、オルゴール20自体は、前記ディスクホルダー52のディスク1位置に演奏可能となるようにセットするセット機構60上に設けられている。
【0125】
このセット機構60は、オルゴール20を装着する可動台座61と、固定された固定台座62と、パンタグラフ式のクロスアーム63と、クロスアームのクロス部分に設けられたピン部材64とから構成されている。
【0126】
すなわち、このセット機構60は、図示を省略した駆動ユニットに接続されたピン部材64を回動させることによって、クロスアーム63を伸縮動作し、オルゴール20を、その垂直姿勢を維持したまま、前後或は上下に所定距離、平行移動できるように構成されている。
【0127】
次に、このオートチェンジ機構の動作について説明する。
【0128】
先ず、センサ群からの出力を感知して、移送機構を構成するピニオン56が回動し、ディスクホルダー52を左右又は上下に平行移動して、任意のディスク1を、オルゴール20の挿通軸22が、ディスク1の軸挿通部6に挿通可能な位置まで、移送する。
【0129】
次に、セット機構60のピン部材64が駆動して可動台座61が伸長し、ディスク1の軸挿通部6にオルゴール20の挿通軸22が挿通されて、演奏可能にセットされる(図15(2))。
【0130】
演奏終了後、リミットスイッチの作動により、再びセット機構60のピン部材64が回動して、可動台座61を収縮させ、ディスク1の軸挿通部6からオルゴール20の挿通軸22を抜き取り、ディスク1のセットを解除する(図15(1))。
【0131】
その後、再び、前記動作が繰り返されて、任意のディスク1が選択され、オルゴール演奏が開始される。
【0132】
以上説明したように、本例のディスクオルゴールのオートチェンジ機構によれば、前記具体例と同様な効果を奏するのみならず、オルゴール自体が移動して、ディスクをセットするので、オルゴール演奏するディスクの視認性が良好となり、より外観性の向上が図れ、商品価値を高めることができる。
【0133】
また、同様に、発音動作するオルゴールがケース前面側に位置するので、オルゴールの演奏効果も改善され、臨場感に溢れるオルゴール演奏が期待できる。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように、演奏動作を行うオルゴールを設けた演奏部と、前記オルゴールディスクを複数枚収納可能である収納部と、前記収納部に収納された任意のオルゴールディスクを前記演奏部に移送する移送機構と、前記移送機構により移送されたオルゴールディスクを前記演奏部にセットするセット機構を設けたディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、
前記収納部は、オルゴールディスクの保持及び内部に保持されたオルゴールディスクの変動を防止する保持機構を備えるとともに、オルゴールディスクを収納部に保持したままオルゴールにセットするための切欠部を備え、
前記移送機構は、前記収納部を駆動して、任意のオルゴールディスクを前記演奏部のオルゴールにセット可能な位置に移送し、
前記セット機構を駆動して、前記収納部内のオルゴールディスクを、オルゴールにセットして演奏を開始し、また、演奏終了後には、前記セット機構によって、前記オルゴールからオルゴールディスクのセットが解除されて、他の任意のオルゴールディスクに変更する構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0135】
このように、本発明のオートチェンジ機構は、複数枚のオルゴールディスクをセット可能な収納部と、前記収納部にセットされたオルゴールディスクを任意に選択するとともに、選択したオルゴールディスクを演奏部にセット可能に移送する移送機構と、前記オルゴールディスクを演奏部にセットするセット機構を備えていることにより、複数枚のオルゴールディスクの中から任意に選択されたオルゴールディスクの演奏が可能となる。従って、従来においては、オートチェンジ機構を用いることが困難であった、オルゴール弁を爪弾くための突起が形成されているオルゴールディスクであっても、任意に好みの曲を選択するオートチェンジ機構を設けることができる。
【0136】
また、本発明のオートチェンジ機構によれば、収納部にオルゴールディスクを保持したまま、演奏部にオルゴールディスクをセットすることができるため、ディスクオルゴールの薄型化及び小型化することができ、商品の汎用性を向上することができる。
【0137】
また、オートチェンジ機構を外部から視認することができるようにすると、突起のあるオルゴールディスクをデザイン的に見せることができ、また、オートチェンジ機構をからくり動作的に見せることができるため、見た目の楽しさを提供して商品購買力を向上することができる。
【0138】
本願第2請求項に記載された発明は、前記請求項1記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、前記移送機構は前記収納部を回転させる回転機構、または、平行移動させるスライド機構を設けてなるものである構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0139】
このように、前記移送機構は、前記収納部を回転させる回転機構、又は、平行移動させるスライド機構であるため、複雑な動作を必要とせずに、収納部を駆動して、収納部内に保持したディスクオルゴールをセット可能な位置に移送することができる。
【0140】
また、前記移送機構の移送動作によって、収納部の形状を変化させることができ、本発明のオートチェンジ機構を設けるディスクオルゴールの姿勢差をなくして商品の汎用性を向上させることができる。
【0141】
本願第3請求項に記載した発明は、前記請求項1記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、前記セット機構は、前記収納部又は前記演奏部を平行移動させることにより、オルゴールディスクをオルゴールにセット或は前記セットを解除する機構である構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0142】
このように、ディスクオルゴールのオートチェンジ機構に設けられたセット機構は、収納部又は演奏部を平行移動させる単純な動作によって、安定且つ確実に、任意のオルゴールディスクを演奏部にセットすることができる。
【0143】
また、収納部自体又は演奏部自体が移動して、オルゴールディスクが演奏部にセットされるので、オルゴール演奏する視認性が良好となり、より外観性の向上が図れ、商品価値を高めることができる。
【0144】
本願第4請求項に記載した発明は、前記請求項1又は3いずれか記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、前記演奏用のオルゴールディスクは、演奏用の凸部又は孔部による演奏用係合部を備え、前記オルゴールディスクの中央部の装着孔に該ディスクがディスクオルゴールに回転可能にセットされるためのアダプターを装着し、
前記アダプターは、オルゴールディスクに嵌着する嵌着部の側面にラチェットが形成されており、
前記ディスクホルダー内部に設けられた保持アームの先端に前記ラチェットと噛合する送り爪が設けられ、
前記ラチェットと送り爪の噛合により、ディスクホルダー保持時には、オルゴールディスクの回転防止機能、演奏時には、一方方向への回転補助機能が備えられている構成のディスクオルゴールのオートチェンジ機構である。
【0145】
このように、オルゴールディスクのアダプターにラチェットが形成され、前記ディスクホルダー内部の保持アームの先端に設けられた送り爪と前記ラチェットと噛合する構成となっているため、ディスクホルダー内に保持されたオルゴールディスクの回転防止機能及び一定方向へ回転するように回転補助機能が発揮されることとなり、オルゴールディスクは、定位置で確実且つ安定に保持されるとともに、確実に定位置からの演奏を開始することができる。
【0146】
このように、本発明によれば、ディスク交換が確実で、交換動作に信頼性があり、且つ、ディスク回転の安定性を確保できるディスクオルゴールのオートチェンジ機構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクオルゴールのオートチェンジ機構の第1具体例に係り、全体構成を示す正面図である。
【図2】図1に示す、ディスクオルゴールのオートチェンジ機構の一部拡大図である。
【図3】本発明のディスクオルゴールの概略全体構成を示す側面図である。
【図4】本例のオルゴールディスクの駆動機構を示す一部省略した斜視図である。
【図5】本例のオルゴールディスクの発音動作を説明し、(1),(2)は発音準備状態を示し、(3)はオルゴールディスクの演奏用係合部にスターホイールの爪が係合した初期状態を示し、(4)はスターホイールの爪によりオルゴール弁が弾かれた発音状態を示す。
【図6】本例のオルゴールディスクに係り、概略全体構成を示す分解斜視図である。
【図7】本例のオルゴールディスクに係り、概略全体構成を示す斜視図である。
【図8】本例のオルゴールディスクに係り、(1)はアダプターを装着したオルゴールディスクの正面図、(2)は同ディスクの側面図、(3)は同ディスクの縦断面図である。
【図9】本例のオルゴールディスクの演奏用係合部である突起の形成過程を示し、(1)はオルゴールディスクに切り込みを入れた状態の斜視図、(2)はこの切り込みを押圧して切り起こし部を形成した状態の斜視図、(3)は更にこの切り起こし部を中間で折り曲げて突起を形成した状態の斜視図である。
【図10】本例に係り、(1)はマイクロスイッチを示し側面図、(2)及び(3)はマイクロスイッチとアダプターとの係合状態を示す図である。
【図11】本発明のディスクオルゴールのオートチェンジ機構に係り、図1のAーA断面を示す概略側面図である。
【図12】本発明のディスクオルゴールのオートチェンジ機構に係り、図1のBーB断面を示す概略側面図である。
【図13】本発明のディスクオルゴールのオートチェンジ機構の第2具体例に係り、全体構成を示す正面図である。
【図14】図13に示す、オートチェンジ機構に設けられた移送機構の概略構成を示す側面図である。
【図15】本発明の第2具体例に係り、(1),(2)は移送機構の概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 オルゴールディスク
2A 装着孔
2B 回転駆動用の位置決め孔
3 演奏用係合部
3A 係合突起
5 アダプター
6 軸挿嵌部
7 ディスク嵌着部
7a 抜け止め爪部
7b ラチェット
8 歯車部
9 支持部
9a 突起部
9b 切欠き部
10 オートチェンジ機構
11 収納部
12 ディスクホルダー
12a ホルダー表面部材
12b ホルダー裏面部材
13 切欠部
14 保持アーム
14A 送り爪
20 ディスクオルゴール
21 ベース台
22 中心軸
24 駆動機構
26 スターホイール
26A スターホイール軸
27 発音体
27a オルゴール弁
31 ウォームギア
32 第1入力歯車
33 伝達軸
34 第1出力歯車
35 第2歯車
35a 入力歯車部
35b 出力歯車部
37 ディスク回転位置検出手段
39 マイクロスイッチ
39a スイッチレバー
41 台座
42 板バネ
43 モータブロック
44 駆動軸
45 歯車体
46 偏心カム
52 ディスクホルダー
52a ホルダー表面部材
52b ホルダー裏面部材
53 切欠部
54 保持アーム
55 ラック
56 ピニオン
57 カセット
60 セット機構
61 可動台座
62 固定台座
63 クロスアーム
64 ピン部材
M モータ

Claims (4)

  1. 演奏動作を行うオルゴールを設けた演奏部と、前記オルゴールディスクを複数枚収納可能である収納部と、前記収納部に収納された任意のオルゴールディスクを前記演奏部に移送する移送機構と、前記移送機構により移送されたオルゴールディスクを前記演奏部にセットするセット機構を設けたディスクオルゴールのオートチェンジ機構において、
    前記収納部は、オルゴールディスクの保持及び内部に保持されたオルゴールディスクの変動を防止する保持機構を備えるとともに、オルゴールディスクを収納部に保持したままオルゴールにセットするための切欠部を備え、
    前記移送機構は、前記収納部を駆動して、任意のオルゴールディスクを前記演奏部のオルゴールにセット可能な位置に移送し、
    前記セット機構を駆動して、前記収納部内のオルゴールディスクを、オルゴールにセットして演奏を開始し、また、演奏終了後には、前記セット機構によって、前記オルゴールからオルゴールディスクのセットが解除されて、他の任意のオルゴールディスクに変更するものであることを特徴とするディスクオルゴールのオートチェンジ機構。
  2. 前記移送機構は前記収納部を回転させる回転機構、または、平行移動させるスライド機構を設けてなるものであることを特徴とする前記請求項1記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構。
  3. 前記セット機構は、前記収納部又は前記演奏部を平行移動させることにより、オルゴールディスクをオルゴールにセット或は前記セットを解除する機構であることを特徴とする請求項1記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構。
  4. 前記演奏用のオルゴールディスクは、演奏用の凸部又は孔部による演奏用係合部を備え、前記オルゴールディスクの中央部の装着孔に該ディスクがディスクオルゴールに回転可能にセットされるためのアダプターを装着し、
    前記アダプターは、オルゴールディスクに嵌着する嵌着部の側面にラチェットが形成され、
    前記ディスクホルダー内部に設けられた保持機構は、保持アームの先端に前記ラチェットと噛合する送り爪が設けられ、
    前記ラチェットと送り爪の噛合により、ディスクホルダー保持時には、オルゴールディスクの回転防止機能、演奏時には、一方方向への回転補助機能が備えられていることを特徴とする前記請求項1又は3いずれか記載のディスクオルゴールのオートチェンジ機構。
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