JPH11154216A - ハイブリッドカード - Google Patents

ハイブリッドカード

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JPH11154216A
JPH11154216A JP33663297A JP33663297A JPH11154216A JP H11154216 A JPH11154216 A JP H11154216A JP 33663297 A JP33663297 A JP 33663297A JP 33663297 A JP33663297 A JP 33663297A JP H11154216 A JPH11154216 A JP H11154216A
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light
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optical recording
card
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JP33663297A
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Mitsuo Hiraoka
美津穂 平岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録面からカードを見た際にデザイン印刷
がよく見え、そのデザイン印刷が光記録層に悪影響を与
えず、かつ光記録・再生時のノイズを押さえたハイブリ
ッドカードを提供する。 【解決手段】 透明基板19と、光記録層20と、接着
層21と、コイル4、配線5、薄型コンデンサ6、薄型
ICチップ8等の光反射性物質を含む第2の記録層10
と、印刷層16を含む構成からなるハイブリッドカード
に於いて、光記録層20と第2の記録層10の間に、光
記録層20への記録・再生光を遮光し、かつ可視光を透
過する性質を持つ遮光層、例えば遮光性接着剤22を設
けてなるハイブリッドカード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光カードと非接触
ICカードの組み合わせからなるハイブリッドカードに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年になって電子商取引の需要が増え、
今までその主媒体であった磁気カードのセキュリティの
弱さが問題となってきた。ICカードは、日本ではコス
ト的な面からクローズドな実験的なシステムに利用がと
どまっていたが、セキュリティの面からコストが容認さ
れ実用化が進みつつある。一方、光カードはその容量、
セキュリティの高さから注目されている媒体であり、光
カードとICカードを組み合わせた提案もなされてい
る。
【0003】従来、光カードとICカードを組み合わせ
たハイブリッドカードには、以下の様なものがあった。
まず、特開昭61−103287号公報では、光記録部
に変更を要しない情報を記録し、IC記録部に変更を要
する情報を記録するカードが開示されており、カードの
面の同一平面に2つの記録部が配置されている。
【0004】また、特開昭62−194591号公報で
は、情報容量64kbitのICメモリ部と情報容量2
Mbyteの光メモリ部を有するカード状媒体が開示さ
れている。
【0005】一方、ICカードは接触型と非接触型に分
類される。このうち非接触型ICカードは、接触タイプ
に比べて通信距離が長いというメリットがある。また、
ICチップがカード内部に埋め込んであり、端子が外部
に露出していないため、耐環境性に優れているというメ
リットもある。さらに、ICチップを薄膜化した非接触
ICカードは、携帯性、柔軟性に優れるのみでなく、そ
の構造が平坦であることから、大量生産性に優れるとい
う特徴もある。この優れた性質を持つ非接触ICカード
と光カードを組み合わせることによって、それぞれのメ
リットを生かすことが重要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光カードとICカード
を組み合わせたハイブリッドカードは、光カードの光記
録層と、ICカードの第2の記録層により、情報の記録
・再生が行なわれる。第2の記録層として、超薄型非接
触ICカードを例にとって説明する。超薄型非接触IC
カードは、透明基板の中にコイルが中央に配置されてい
る。
【0007】一方、光カードは、光記録層を塗布してな
る透明基板、ラミネートによって透明化する接着層、印
刷層を設けた保護基板を積層してなる。
【0008】光カードに、超薄型非接触ICカードを組
み込みハイブリッド化して、さらにカードにデザイン印
刷を施す際、その構成は、透明基板、光記録層、接着
層、印刷層1、超薄型非接触ICカード、印刷層2の構
成となる。また、超薄型非接触ICカードの内部に印刷
層3として組込むことも考えられる。印刷層は印刷層1
〜印刷層3のいずれか1カ所以上に設けることが構成上
考えられる。
【0009】印刷層1を施すことは、印刷溶剤が接着剤
を通って光記録層に悪影響を及ぼし、光記録層の反射率
が低下するので好ましくない。しかし、印刷層1に印刷
をしないと、記録再生光を照射した場合、透明基板、光
記録層、接着層を通して、金属光沢を持つ超薄型非接触
ICカードのコイルやICチップからノイズを拾う。特
にこのコイルは、カード内の中央で大きい面積を占め、
かつ記録再生光の反射率が高いため、ノイズは避けがた
い問題である また、一般的にカード媒体はその性格上、ロゴや、名
称、連絡先等のデザイン印刷を有している。
【0010】さて、光記録媒体に於いて、従来、照射さ
れたレーザ光のうち記録膜を透過した光が保護層の表面
に反射して戻ってくることによる記録再生時のノイズ発
生の問題があった。これに対し、特公平6−85236
号公報では透明保護層の上に不透明樹脂層を形成するこ
とを提案している。不透明樹脂層とはここでは光透過率
が35%以下の合成樹脂のことである。しかし、ここで
不透明樹脂層を形成する際に用いる材料は、カーボンブ
ラック、酸化チタン等、可視光域にも透過率が低くなる
ものを用いている。すなわち、この提案では透明保護基
板側からはカーボンブラック等の不透明な媒体が見える
だけである。
【0011】また、特公平4−72713号公報では、
透明基板上に有機色素膜、記録用レーザ光を吸収する光
吸収材料を含む保護層を順次積層した構成を提案してい
る。しかし、ここで用いる光吸収材料はレーザ光照射時
にこれを含む保護層が軟化するための目的であり、可視
光の透過性についてはなんら言及していない。
【0012】また、従来の方法では、光・ICハイブリ
ッド・カードにおいて、光記録層を通して認識可能な情
報層(印刷層など)を設けることは、光記録・再生での
ノイズ発生が大きくなり実用化に至っていない。
【0013】本発明は、この様な従来技術の欠点を改善
するためになされたものであり、光カードと非接触IC
カードの組み合わせからなるハイブリッドカードに於い
て、光記録面からカードを見た際にデザイン印刷がよく
見え、そのデザイン印刷が光記録層に悪影響を与えず、
かつ光記録・再生時のノイズを押さえたハイブリッドカ
ードを提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、透明基
板、光記録層、接着層、光反射性物質を含む第2の記録
層および印刷層を有するハイブリッドカードに於いて、
光記録層と第2の記録層の間に、光記録層への記録・再
生光を遮光し、かつ可視光を透過する遮光層を設けてな
ることを特徴とするハイブリッドカードである。
【0015】本発明において、該遮光層が、光記録層と
光反射性物質を含む第2の記録層の間に設けた接着剤、
または光記録層と光反射性物質を含む第2の記録層の間
に設けたシートであるのが好ましい。
【0016】また、該ハイブリッドカードにおいて、少
なくとも光記録・再生に関わる光記録領域の光記録層と
光反射性物質を含む第2の記録層の間に遮光層が設けら
れているのが好ましい。光反射性物質を含む第2の記録
層が、ICチップとアンテナコイル(以下、コイルと略
記する)を含む非接触IC記録層からなるのが好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のハイブリッドカードは、
透明基板、光記録層、接着層、光反射性物質を含む第2
の記録層および印刷層を有する構成を含むハイブリッド
カードに於いて、光記録層と第2の記録層の間に、光記
録層への記録・再生光を遮光し、かつ可視光を透過する
遮光層を設けることによって、光記録層に悪影響を与え
ないデザイン印刷を施すとともに、光記録再生時のノイ
ズを減少させることを特徴とする。
【0018】以下、図面に基づいて本発明を説明する。
図1は本発明のハイブリッドカードの一実施態様を示す
断面図である。図中、1は人間の目と見える範囲、2は
レーザ光とその光が届く範囲、3は透明PET基板、4
はコイル、5は配線、6は薄型コンデンサ、7は透明P
ET基板、8は薄型ICチップ、9は異方導電性接着
剤、10は超薄型非接触ICカードの核となる部分で第
2の記録層(非接触IC記録層)、11、12は接着
層、13、14はPET、15は超薄型非接触ICカー
ド、16は印刷層、18はプリグルーブ、19はPC基
板、20は光記録層、21はホットメルト接着剤層、2
2は遮光層の遮光性接着剤である。
【0019】同図1において、本発明のハイブリッドカ
ードは、透明基板19と、光記録層20と、接着層21
と、コイル4、配線5、薄型コンデンサ6、薄型ICチ
ップ8等の光反射性物質を含む第2の記録層10と、印
刷層16を含む構成からなるハイブリッドカードに於い
て、光記録層20と第2の記録層10の間に、光記録層
20への記録・再生光を遮光し、かつ可視光を透過する
性質を持つ遮光層、例えば遮光性接着剤22を設けてな
ることを特徴とする。
【0020】光反射性物質とは、記録再生光の照射時
に、記録再生光をノイズとして反射するもので、その反
射率は記録再生光の波長でおおむね10%以上である。
【0021】図1において、人間の目と見える範囲1に
示す様に、人間の目では遮光層の遮光性接着剤22を透
過してコイル4、薄型ICチップ8や印刷層16まで見
ることができることを示している。。一方、記録・再生
レーザ光とその光が届く範囲2に示す様に、レーザ光で
は遮光層までしか透過しないことを示している。
【0022】図7は、本発明のハイブリッドカードの人
間の目で見ている状態のカードを示す。図8は、本発明
のハイブリッドカードの記録・再生レーザ光での見える
状態のカードを示す。
【0023】記録・再生レーザ光では、後述の実施例に
示す様に、PC透明基板19を透過して光記録層20と
遮光性接着剤22(実施例1の場合)、あるいは遮光性
材料入リシート23(実施例2の場合)しか見えない。
【0024】本発明において、光記録層への記録・再生
光を遮光し、かつ可視光を透過する性質を持つ遮光層に
用いられる遮光性をもつ材料には、タングステン系の色
素、フタロシアニン系の色素などを用いることができ
る。タングステン系の色素としてはWO3 を用いること
ができる。フタロシアニン系の色素としては、日本触媒
社製のエクスカラー(商品名)などを用いることができ
る。
【0025】遮光性をもつ材料の透過スペクトルは光記
録の記録・再生光の波長域で透過率が低く、可視光域の
透過率が高いものがよい。すなわち光記録・再生に用い
る光の波長によって遮光に使用する材料を変えることが
できる。
【0026】たとえば、830nmの半導体レーザを使
用するときは、エクスカラー80lW(色素薄膜におけ
る透過率15%:808nmにおける光透過率)、78
0nmの半導体レーザを使用するときはエクスカラー7
03B(色素薄膜における透過率15%:778nmに
おける光透過率)、650nmの半導体レーザを使用す
るときはエクスカラー60lW(色素薄膜における透過
率12%:663nmにおける光透過率 )などが好ま
しく用いられる。
【0027】遮光性を持つ材料を、ホットメルト系接着
剤などの接着剤に混合することで遮光性の接着剤を作製
することができる。また、遮光性を持つ材料を、樹脂に
混合することで遮光性のシートを作製することができ
る。
【0028】タングステン系の色素を含有するシート材
料として、パラグラスIRC−3701(830nmで
の透過率25%以下、クラレ社製)、IRC−3401
(830nmでの透過率5%以下、クラレ社製)などを
使用することができる。樹脂はアクリル系樹脂である。
【0029】上記遮光性を持つ材料の可視光(500n
m)における透過率は、エクスカラー801Wは約70
%、エクスカラー703Bは約66%、エクスカラー6
01Wは約95%、パラグラスIRC−3701は約7
5%、パラグラスIRC−3401は約40%である。
【0030】本発明に用いられる光カード材料は、特に
制限されることはなく通常の材料を用いることができ、
例えば特開平8−161770号公報に開示されている
材料などを使用できる。
【0031】本発明は、遮光層を光記録層と光反射性物
質を含む第2の記録層の間に設けた接着剤とすることに
よって、また遮光層が、光記録層と光反射性物質を含む
第2の記録層の間に設けたシート剤とすることによっ
て、光記録層に悪影響を与えないデザイン印刷を施すと
ともに、光記録再生時のノイズを減少させることができ
た。
【0032】また、本発明は、該遮光層が、ハイブリッ
ドカードを上面から見たときに、少なくとも光記録・再
生に関わる光記録層に相当する光記録領域に設けられる
ものが望ましい。さらに、本発明は、光反射性物質を含
む第2の記録層が、ICチップとコイルを含む非接触I
C記録層からなるものが用いられる。
【0033】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0034】実施例1 図2に示すハイブリッドカードを、図3〜図4に示す方
法により作成した。
【0035】 超薄型非接触ICカードの作製(工程
(a)〜(d)) 25μm厚の透明PET基板3上に、導電性印刷により
コイル4と配線5の形状に7000Åの厚さに設けた。
さらに3μmの薄型コンデンサ6を配置した。
【0036】一方、デバイスが形成されたシリコンウエ
ハ上に絶縁膜を設けた支持基板を接着する。シリコンウ
エハを裏面から化学的な方法で除去した後、表面を切削
加工する。(文献:超密度Si接合技術による欠陥救済
法における電気デバイス特性;宇佐美他、日立製作所)
これにより、25μm厚の透明PET基板7上に、厚さ
3μmの薄型ICチップ8を設けた。
【0037】これらを厚さ30μmの異方導電性接着剤
9を介して貼り合わせ、厚さ80μmの超薄型非接触I
Cカードの核となる部分である第2の記録層10を作製
した。(図3(a),(b)参照) 厚み調整用として、この両側にそれぞれ接着層11、l
2(40μm厚)を介して厚み50μmのPET 1
3、14を積層した。厚さ260μmの超薄型非接触I
Cカード15が作製できた。(図3(c)参照)
【0038】この一方の面に印刷層16(厚さ5μm)
を形成した。
【0039】印刷は、ICカード越しに見える画像と、
その外側に白印刷を施した。(図4(d)参照)
【0040】 光カードヘの組み込み(工程(e)) 400μm厚のプリグルーブ18付きPC透明基板19
のプリグルーブのない側にウレタンアクリレートからな
るハードコート(厚さ5μm)を施し(図示せず)、グ
ルーブ側にポリメチン系色素からなる光記録層20(厚
さ1000Å)を設けた。50μm厚のエチレンアクリ
ル酸からなるホットメルト接着剤21、50μm厚の三
酸化タングステン入りのエチレンアクリル酸からなるホ
ットメルト接着剤22を介して、超薄型非接触ICカー
ドを印刷層16を外側に配し、130℃のラミネーター
で接着した。(770μm) この様にして図2に示す構成のハイブリッドカードを得
た。
【0041】実施例1では、レーザ光のみ遮光し、可視
光は波長500nmにおいて約75%が透過し、印刷デ
ザインはよく見えた。また、デザイン印刷が光記録層に
悪影響を与えず、かつ光記録・再生時のノイズを押さ
え、コイル、ICチップなどの存在が光記録・再生時に
影響を与えなかった。
【0042】実施例2 図5に示すハイブリッドカードを、図6に示す方法によ
り作製した。
【0043】 超薄型非接触ICカードの作製:25
μm厚の透明PET基板上に、導電性印刷としてコイル
と配線の形状に5000Åの厚さに設けた。さらに厚さ
15μmの薄型コンデンサを配置した。一方、デバイス
が形成されたシリコンウエハ上に絶縁膜を設けた支持基
板を接着する。シリコンウエハを裏面から化学的な方法
で除去した後、表面を切削加工する。これにより、25
μm厚の透明PET基板上に、厚さ15μmの薄型IC
チップを設けた。
【0044】これらを30μm厚の異方導電性接着剤を
介して貼り合わせ、厚さ80μmの超薄型非接触ICカ
ードの核となる部分である第2の記録層10を作製し
た。
【0045】厚み調整用を兼ねて、この一方の側に接着
層(40μm厚)11を介して、一方の面に15μmの
印刷層24を施した厚さ75μmのPET13を印刷層
を内側に積層した。もう一方の側に、40μm厚の接着
剤12を介して75μm厚のエクスカラー80lW入り
のPET(遮光性材料入りのシート)23を積層して3
10μmの超薄型非接触ICカードを作製した。
【0046】 光カードヘの組み込み 0.4mm厚のプリグルーブ付きPC透明基板19のプ
リグルーブのない側にウレタンアクリレートからなるハ
ードコート(厚さ5μm)を施し、プリグルーブ側にポ
リメチン系色素からなる光記録層20(厚さ1000
Å)を設けた。
【0047】超薄型非接触ICカードのエクスカラー8
0lW入りPET23側を光記録層20側に向けて、4
0μmの接着層21、プリグルーブ付き透明基板19の
順に重ね140℃の温度で熱ラミネートした。(770
μm厚) この様にして図5に示す構成のハイブリッドカードを得
た。
【0048】実施例2では、レーザ光のみ遮光し、可視
光は波長500nmにおいて約70%が透過し、印刷デ
ザインはよく見えた。また、デザイン印刷が光記録層に
悪影響を与えず、かつ光記録・再生時のノイズを押さ
え、コイル、ICチップなどの存在が光記録・再生時に
影響を与えなかった。
【0049】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のハイブリッ
ドカードは、レーザ光のみ遮光し、可視光は透過するの
で、印刷デザインはよく見え、そのデザイン印刷が光記
録層に悪影響を与えず、かつ光記録・再生時のノイズを
押さえ、コイル、ICチップなどの存在が光記録・再生
時に影響しない。また、コイル、ICチップの周辺、又
はコイルの内部にデザイン印刷をほどこしても可視光で
認識することが可能となる。さらに、カードのデザイン
領域が増加する等の効果がえられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイブリッドカードの一実施態様を示
す断面図である。
【図2】本発明の実施例1のハイブリッドカードを示す
断面図である。
【図3】実施例1のハイブリッドカードの製造工程の前
半を示す工程図である。
【図4】実施例1のハイブリッドカードの製造工程の後
半を示す工程図である。
【図5】本発明の実施例2のハイブリッドカードを示す
断面図である。
【図6】実施例2のハイブリッドカードの製造工程を示
す図である。
【図7】本発明のハイブリッドカードの人間の目で見て
いる状態のカードを示す図である。
【図8】本発明のハイブリッドカードの記録・再生レー
ザ光での見える状態のカードを示す図である。
【符号の説明】
1 人間の目と見える範囲 2 レーザ光とその光が届く範囲 3 透明PET基板 4 コイル 5 配線 6 薄型コンデンサ 7 透明PET基板 8 薄型ICチップ 9 異方導電性接着剤 10 第2の記録層 11、12 接着層 13、14 PET 15 超薄型非接触ICカード 16 印刷層 18 プリグルーブ 19 PC基板 20 光記録層 21 ホットメルト接着剤 22 遮光性接着剤 23 遮光性材料入りのシート 24 印刷層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 7/24 572 G11B 7/24 572C 13/00 13/00 G06K 19/00 H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板、光記録層、接着層、光反射性
    物質を含む第2の記録層および印刷層を有するハイブリ
    ッドカードに於いて、光記録層と第2の記録層の間に、
    光記録層への記録・再生光を遮光し、かつ可視光を透過
    する遮光層を設けてなることを特徴とするハイブリッド
    カード。
  2. 【請求項2】 該遮光層が、光記録層と光反射性物質を
    含む第2の記録層の間に設けた接着剤である請求項1記
    載のハイブリッドカード。
  3. 【請求項3】 該遮光層が、光記録層と光反射性物質を
    含む第2の記録層の間に設けたシートである請求項1記
    載のハイブリッドカード。
  4. 【請求項4】 該ハイブリッドカードにおいて、少なく
    とも光記録・再生に関わる光記録領域の光記録層と光反
    射性物質を含む第2の記録層の間に遮光層が設けられて
    いる請求項1乃至3のいずれかの項に記載のハイブリッ
    ドカード。
  5. 【請求項5】 光反射性物質を含む第2の記録層が、I
    Cチップとアンテナコイルを含む非接触IC記録層から
    なる請求項1乃至4のいずれかの項に記載のハイブリッ
    ドカード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2221661A2 (en) * 2009-02-24 2010-08-25 Prime View International Co., Ltd. Reflective display apparatus

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