JPH11153808A - アクティブ素子アレイ基板の製造方法 - Google Patents

アクティブ素子アレイ基板の製造方法

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JPH11153808A
JPH11153808A JP31881797A JP31881797A JPH11153808A JP H11153808 A JPH11153808 A JP H11153808A JP 31881797 A JP31881797 A JP 31881797A JP 31881797 A JP31881797 A JP 31881797A JP H11153808 A JPH11153808 A JP H11153808A
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forming
active element
interlayer insulating
insulating film
mounting terminal
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Application number
JP31881797A
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English (en)
Inventor
Takashi Hirose
貴司 廣瀬
Nobuyuki Tsuboi
伸行 坪井
Tatsuhiko Tamura
達彦 田村
Tatsuo Imada
龍夫 今田
Yoshihiro Konishi
芳広 小西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブ素子アレイ基板を製造するに際
し、層間絶縁膜の剥がれを無くし、もって歩留まりを向
上させる。 【解決手段】 層間絶縁材料膜を塗布形成する前処理と
して酸素プラズマ21を用いたアッシング処理を行う。
または、Alと高融点金属との積層構造からなる低抵抗
配線を形成した後、層間絶縁材料膜を塗布形成し、さら
に露光現像を行って層間絶縁膜を形成する。または、A
lと高融点金属との合金からなるAl合金系低抵抗配線
を形成した後、層間絶縁材料膜を全面に塗布形成し、さ
らに露光現像を行って層間絶縁膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理などに用
いられる液晶表示装置の表示パネルを構成するアクティ
ブ素子アレイ基板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、OA機器やテレビなどの情報
機器では、その画像表示装置として液晶表示装置が広く
用いられている。その液晶表示装置の表示画面を備えた
液晶表示パネルは、その内部に挟持された液晶を駆動す
る薄膜トランジスタ(ThinFilm Transistor ;以下、
「TFT」と略称する)などのアクティブ素子が基板上
に複数配列された、アクティブ素子アレイ基板を有して
いる。
【0003】このような表示パネルの表示画面における
開口率を高めるために、基板上の最上層に画素電極を形
成したアクティブ素子アレイ基板が知られている。この
種のアクティブ素子アレイ基板の製造方法としては、シ
ンジョウ氏ら著、「短縮工程法により作製した高開口率
11.3インチSVGA TFT−LCD」、1996
年アクティブ マトリックス液晶表示装置国際学会(A
M−LCD 96)予稿集、第201頁〜第204頁
(M.Sinjou et al.,A High Aperture Ratio11.3 inch-d
iagonal SVGA TFT-LCDs Fabricated by Reduced Proces
s Method,Digest of Technical Papers 1996 Internati
onal Workshop on Active-MatrixLiquid Crystal Displ
ays (AM-LCD 96 ),pp.201 〜pp.204)に記載されたも
のが知られている。
【0004】図8は、このような従来のアクティブ素子
アレイ基板の製造方法を示す断面図である。この図8に
おいて、1はガラスからなる基板、4はTFT、2およ
び3は、TFT4のソース電極およびドレイン電極、5
はTFT4のゲート電極配線、6はソース電極2に接続
されるソース配線、7は層間絶縁膜、8は画素電極、7
aは、ドレイン電極3と画素電極8とを接続するために
層間絶縁膜7に形成されたコンタクトホールである。
【0005】製造に際しては、まず、ガラスからなる基
板1上に、インジュウム錫酸化物(Indium Tin Oxide;
以下「ITO」と略称する)からなるソース電極2なら
びにドレイン電極3を形成する。次に、非晶質Siなら
びにSiNをそれぞれチャネル層およびゲート絶縁膜と
して、ソース電極2とドレイン電極3とゲート電極配線
5とを有するTFT4を形成するとともに、ソース電極
2上のソース配線6を形成する。次に、感光性でありか
つ低誘電率(比誘電率=3.5)である層間絶縁材料膜
をスピン塗布により全面に形成し、露光現像を行うこと
により、コンタクトホール7aを有する厚さ1.5μm
の層間絶縁膜7を形成する。次に全面に再度ITOを成
膜後、フォト・エッチング工程により画素電極8を形成
する。ここで画素電極8は、コンタクトホール7aを介
してドレイン電極3と接続され、かつゲート電極配線5
上ならびにソース配線6上に一部重ねて、層間絶縁膜7
上に形成される。
【0006】以上のように、層間絶縁膜7により、最上
層の画素電極8をゲート電極配線5上ならびにソース配
線6上にまで拡張して形成でき、画素電極8の面積を大
きくできる。また、層間絶縁膜7をスピン塗布で厚く形
成することにより、画素電極8と、ゲート電極配線5な
らびにソース配線6との間の寄生容量が低減される。よ
って、クロストークの発生を抑制した開口率の大きな液
晶表示装置を得ることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のアクティブ素子アレイ基板の製造方法では、
実装端子上を開口した層間絶縁膜の端部で、実装端子上
の層間絶縁膜が剥離しやすいという問題点を有してい
た。
【0008】この実装端子上での層間絶縁膜の剥がれの
発生について、図8および図9を用いて以下に説明す
る。図9は、従来のアクティブ素子アレイ基板の製造方
法を適用したときの、実装端子部における部分透視平面
図である。この図9および図8において、6aはソース
配線6に給電する実装端子、また6bはソース配線6の
抵抗を低減するためのAlからなる低抵抗配線である。
7bは層間絶縁膜端部であり、また7cは、層間絶縁膜
端部7bが実装端子6a上で剥離した部分すなわち層間
絶縁膜剥離部である。
【0009】製造時においては、まずソース配線6を形
成する際に、このソース配線6の下層金属としてTiか
らなるパターンを実装部分まで伸延して形成し、これを
実装端子6aとする(図9(a))。次に、ソース配線
6の上層金属として、Alからなる低抵抗配線6bを、
燐酸と硝酸と酢酸との混酸からなるエッチャントを用い
たエッチングにより、実装端子6aとなる部分を除いて
形成する(図9(b))。なお、低抵抗配線6bを形成
する際に実装端子6aとなる部分を除いたのは、後工程
でITOからなる画素電極8をパターン形成するとき
に、実装端子6a上にAlが存在するとヨウ化水素から
なるITOのエッチャントによりAlが腐食するためで
ある。
【0010】次に、層間絶縁材料膜をスピン塗布により
全面に形成後、露光現像を行って、コンタクトホール7
aを露呈するとともに層間絶縁膜端部7bにおいて実装
端子6aを露呈するように、層間絶縁膜7を形成する。
【0011】しかしながらここで、実装端子6a上にお
いて層間絶縁膜7が剥離し、層間絶縁膜剥離部7bがし
ばしば発生しやすいという傾向がある(図9(c))。
この層間絶縁膜剥離部7bの発生は層間絶縁膜7の剥離
小片の発生を意味し、この剥離小片がダストとなって、
アクティブ素子アレイ基板のパターン欠陥を招き、歩留
まりの低下をもたらしていた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、層間絶縁膜の
剥がれを無くし、もって歩留まりよくアクティブ素子ア
レイ基板を製造できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のアクティブ素子アレイ基板の製造方法は、層
間絶縁材料膜を塗布形成する前処理としてアッシング処
理を行うか、またはAlと高融点金属との積層構造から
なる低抵抗配線を形成した後、層間絶縁材料膜を塗布形
成し、さらに露光現像を行って層間絶縁膜を形成する
か、またはAlと高融点金属との合金からなるAl合金
系低抵抗配線を形成した後、層間絶縁材料膜を全面に塗
布形成し、さらに露光現像を行って層間絶縁膜を形成す
るものである。
【0014】したがって本発明によれば、層間絶縁膜の
剥がれを無くし、もってアクティブ素子アレイ基板を歩
留りよく製造することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、基板上
に駆動用のアクティブ素子を複数配列させて形成する工
程と、前記駆動用の信号を供給するために各アクティブ
素子からそれぞれ電気的に接続して引き出した実装端子
を形成する工程と、その後にアッシング処理を行う工程
と、このアッシング処理の後に、各アクティブ素子に通
じるコンタクトホールを備えるとともに前記複数のアク
ティブ素子を覆いかつ前記実装端子上を開口した層間絶
縁膜を形成する工程と、前記コンタクトホールを通じて
前記アクティブ素子にそれぞれ接続した画素電極を形成
する工程とを有するものである。これにより、実装端子
上での層間絶縁膜の剥離を防止するという作用を有す
る。
【0016】請求項2に記載の発明は、実装端子を形成
する工程では、その実装端子としてTiを用い、層間絶
縁膜を形成する工程では、アッシング処理として酸素プ
ラズマもしくはUV光を用い、その層間絶縁膜の材料と
して感光性有機膜を用いるものである。これにより、ア
ッシング処理による実装端子表面への影響を少なくする
ことが可能となるとともに、層間絶縁膜の加工工程を通
常のフォト工程と装置を共有化して行うことが可能とな
るという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、基板上に駆動用
のアクティブ素子を複数配列させて形成する工程と、前
記駆動用の信号を供給するために各アクティブ素子から
それぞれ電気的に接続して引き出した実装端子を形成す
る工程と、Alと高融点金属との積層構造からなる低抵
抗配線を前記実装端子を除くソース電極上に形成する工
程と、この低抵抗配線の形成の後に、各アクティブ素子
に通じるコンタクトホールを備えるとともに前記複数の
アクティブ素子を覆いかつ前記実装端子上を開口した層
間絶縁膜を形成する工程と、前記コンタクトホールを通
じて前記アクティブ素子にそれぞれ接続した画素電極を
形成する工程とを有するものである。これにより、実装
端子上での層間絶縁膜の剥離を防止するという作用を有
する。
【0018】請求項4に記載の発明は、実装端子を形成
する工程では、その実装端子としてTiを用い、低抵抗
配線を形成する工程では、高融点金属としてMoを用い
るとともに、燐酸と硝酸と酢酸とからなる混酸を用いた
エッチングによってその低抵抗配線を形成し、層間絶縁
膜の材料として感光性有機膜を用いるものである。これ
により、低抵抗配線の加工工程を一度で行うことが可能
となるとともに、層間絶縁膜の加工工程を通常のフォト
工程と装置を共有化して行うことが可能となるという作
用を有する。
【0019】請求項5に記載の発明は、実装端子を形成
する工程では、その実装端子としてTiを用い、低抵抗
配線を形成する工程では、高融点金属としてTiを用い
るとともに、F系ガスおよび燐酸と硝酸と酢酸とからな
る混酸を用いたエッチングによってその低抵抗配線を形
成し、層間絶縁膜の材料として感光性有機膜を用いるも
のである。これにより、低抵抗配線の高融点金属成膜工
程を実装端子の成膜工程と装置を共有化して行うことが
可能となるとともに、層間絶縁材料膜の加工工程を通常
のフォト工程と装置を共有化して行うことが可能となる
という作用を有する。
【0020】請求項6に記載の発明は、基板上に駆動用
のアクティブ素子を複数配列させて形成する工程と、前
記駆動用の信号を供給するために各アクティブ素子から
それぞれ電気的に接続して引き出した実装端子を形成す
る工程と、Alと高融点金属との合金からなるAl合金
系低抵抗配線を前記実装端子を除くソース電極上に形成
する工程と、この低抵抗配線の形成の後に、各アクティ
ブ素子に通じるコンタクトホールを備えるとともに前記
複数のアクティブ素子を覆いかつ前記実装端子上を開口
した層間絶縁膜を形成する工程と、前記コンタクトホー
ルを通じて前記アクティブ素子にそれぞれ接続した画素
電極を形成する工程とを有するものである。これによ
り、実装端子上での層間絶縁膜の剥離を防止するという
作用を有する。
【0021】請求項7に記載の発明は、実装端子を形成
する工程では、その実装端子としてTiを用い、低抵抗
配線を形成する工程では、高融点金属としてMoもしく
はTaもしくはZrもしくはTiもしくはWを用いると
ともに、燐酸と硝酸と酢酸とからなる混酸を用いたエッ
チングによってその低抵抗配線を形成し、層間絶縁膜の
材料として感光性有機膜を用いるものである。これによ
り、低抵抗配線の加工工程を一度で行うことが可能とな
るとともに、層間絶縁材料膜の加工工程を通常のフォト
工程と装置を共有化して行うことが可能となるという作
用を有する。
【0022】請求項8に記載の発明は、アクティブ素子
を形成する工程では、そのアクティブ素子として薄膜ト
ランジスタを用い、この薄膜トランジスタのドレイン電
極に、層間絶縁膜を形成する工程において形成されたコ
ンタクトホールを用いて画素電極を接続させるものであ
る。これにより、液晶表示装置におけるクロストークが
より低減化されるという作用を有する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図7
を用いて説明する。 (実施例1)まず、図1〜図3を用いて実施例1を説明
する。
【0024】図1は、本発明の実施例1のアクティブ素
子アレイ基板の製造工程であって、アッシング処理工程
におけるアクティブ素子部での断面構造を示す。図2
(a)、(b)、(c)、(d)および図3(a)、
(b)、(c)は、アクティブ素子アレイ基板の製造時
における各工程での、それぞれアクティブ素子部での断
面構造および実装端子部での部分透視平面構造を示す。
【0025】図1〜図3において、11はTFTのゲー
ト絶縁膜、12はTFTのチャネル層、13はTFTの
チャンネル保護膜、14はTFTのコンタクト層であ
る。21はアッシング処理としての酸素プラズマであ
る。その他の構成は従来例として図8、図9に示したア
クティブ素子アレイ基板の場合と同じであるため、同一
構成部分には同一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0026】製造に際しては、まず、ガラス(コーニン
グ社製;#1737、寸法;370×470mm)から
なる基板1上に、Arガスを用いたスパッタリング法に
より厚さ350nmのAlZr合金(Zr:1at.
%)を成膜後、ゲートパターンにエッチング加工し、ゲ
ート電極配線5を形成した。
【0027】次に、プラズマ化学気相蒸着法(以下「p
−CVD法」と略称する)により、ゲート絶縁膜11と
なる第1のSiNxと、チャネル層12となる非晶質S
iと、さらに第2のSiNxとの三層を、それぞれ厚さ
200nm、50nm、150nmで成膜後、第2のS
iNxをパターニングしてチャネル保護膜13を形成し
た。次に、Pを不純物添加してn型とした厚さ50nm
のn型非晶質Siをp−CVD法により全面に成膜する
とともに、厚さを100nmとしたTiをArガスを用
いたスパッタリング法により全面に成膜した。次に、前
記非晶質Siとn型非晶質SiとTiとをエッチング加
工することにより、それぞれTFTとしてのチャネル層
12とコンタクト層14とソース電極2とドレイン電極
3とを形成した。かつ、同時にソース電極2のパターン
を実装部分まで伸延して、実装端子6aを形成した(図
2(a)、図3(a))。
【0028】次に、Arガスを用いたスパッタリング法
により厚さを350nmとしたAlを全面に成膜後、燐
酸(wt.%)と硝酸(wt.%)と酢酸(wt.%)
と水(wt.%)とが16:4:4:1の割合からなる
混酸のエッチャントを用いたエッチングにより、実装端
子6aとなる部分を除いたソース電極2の上部に、低抵
抗配線6bを形成した(図2(b)、図3(b))。
【0029】次に、圧力500mTorr、高周波出力
700Wの酸素プラズマ21により、1分間アッシング
処理を行った(図2(b))。次に、感光性有機材料
(日本合成ゴム社製;PC−302)を全面にスピン塗
布(1000rpm、15sec)して層間絶縁材料膜
を形成した後、露光(露光機;キヤノン社製MPA−3
000)と、現像(現像液;東京応化社製NMD−3
(0.4%))とを行うことにより、コンタクトホール
7aと層間絶縁膜端部7bとを有する厚さ約2.5μm
の層間絶縁膜7を形成した(図2(c)、図3
(c))。このとき、従来の技術で示した実装端子6a
上の層間絶縁膜端部7bの剥がれ(図9(c)に示した
層間絶縁膜剥離部7c)は、全く生じなかった。
【0030】次に、Ar、O2 混合ガスを用いたスパッ
タリング法により全面にITOを厚さ約100nmで成
膜後、パターニングを行い、コンタクトホール7aを通
じてドレイン電極3と接続した画素電極8を形成して、
アクティブ素子アレイ基板が得られた(図2(d))。
【0031】以上の実施例1によれば、実装端子6a上
での層間絶縁膜7の剥離を防止することができた。な
お、以上の説明では、アッシング処理を酸素プラズマ2
1によるものとしたが、UV光(50mW/cm2 )を
照射した場合も、同様に実装端子6a上での層間絶縁膜
7の剥離を防止できた。 (実施例2)次に、図4および図5を用いて実施例2を
説明する。
【0032】図4(a)、(b)、(c)、(d)およ
び図5(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例2の
アクティブ素子アレイ基板の製造方法における各工程で
の、それぞれアクティブ素子部での断面構造および実装
端子部での部分透視平面構造を示す。
【0033】図4および図5において、低抵抗配線6b
は積層構造とされて、Al22の上に高融点金属23が
積層された構成となっている。その他の構成は、従来例
として図8、図9に示し、また実施例1として図1、図
2、図3に示したアクティブ素子アレイ基板の製造方法
と同じであるため、同一構成部分には同一番号を付して
詳細な説明を省略する。
【0034】製造に際しては、まず、実施例1と同様に
ガラスからなる基板1上に厚さ350nmのAlZr合
金(Zr:1at.%)を成膜後、ゲートパターンに加
工してゲート電極配線5を形成した。次に、ゲート絶縁
膜11となる第1のSiNxと、チャネル層12となる
非晶質Siと、さらに第2のSiNxとの三層を、それ
ぞれ厚さ200nm、50nm、150nmで成膜後、
第2のSiNxをパターニングしてチャネル保護膜13
を形成した。
【0035】次に、厚さ50nmのn型非晶質Siと厚
さ100nmのTiとを全面に成膜後、前記非晶質Si
とn型非晶質SiとTiとをエッチング加工することに
より、それぞれTFTとしてのチャネル層12とコンタ
クト層14とソース電極2とドレイン電極3とを形成し
た。かつ、同時にソース電極2のパターンを実装部分ま
で伸延して、実装端子6aを形成した(図4(a)、図
5(a))。
【0036】次に、Arガスを用いたスパッタリング法
により、厚さを350nmとしたAlと厚さを50nm
としたMoとを全面に積層成膜後、燐酸(wt.%)と
硝酸(wt.%)と酢酸(wt.%)と水(wt.%)
とが16:4:4:1の割合からなる混酸のエッチャン
トを用いたエッチングにより、実装端子6aとなる部分
を除いたソース電極2の上部に、Al22とMoの高融
点金属23との積層構造からなる低抵抗配線6bを形成
した(図4(b)、図5(b))。
【0037】次に、感光性有機材料(日本合成ゴム社
製;PC−302)を全面にスピン塗布(1000rp
m、15sec)して層間絶縁材料膜を形成した後、露
光(露光機;キヤノン社製MPA−3000)と、現像
(現像液;東京応化社製NMD−3(0.4%))とを
行うことにより、コンタクトホール7aと層間絶縁膜端
部7bとを有する厚さ約2.5μmの層間絶縁膜7を形
成した(図4(c)、図5(c))。このとき、従来の
技術で示した実装端子6a上の層間絶縁膜端部7bの剥
がれ(図9(c)に示した層間絶縁膜剥離部7c)は、
全く生じなかった。
【0038】次に、ITOを厚さ約100nmで成膜
後、パターニングを行い、コンタクトホール7aを通じ
てドレイン電極3と接続した画素電極8を形成して、ア
クティブ素子アレイ基板が得られた(図4(d))。
【0039】以上の実施例2によれば、低抵抗配線6b
をAl22とMoの高融点金属23との積層構造とする
ことにより、理由は明白ではないが実装端子6a上での
層間絶縁膜7の剥離を防止することができた。
【0040】なお、以上の説明では、高融点金属23を
Moによるものとし、低抵抗配線6bの形成を混酸のエ
ッチャントを用いた1種類のエッチングによるものとし
たが、高融点金属としてTiを用い、また低抵抗配線6
bの形成を、F系ガスを用いたものと、燐酸と硝酸と酢
酸との混酸を用いたものとの2種類のエッチングによる
ものとした場合も、同様に実装端子6上での層間絶縁膜
7の剥離を防止できた。 (実施例3)次に、図6および図7を用いて実施例3を
説明する。
【0041】図6(a)、(b)、(c)、(d)およ
び図7(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例3の
アクティブ素子アレイ基板の製造方法における各工程で
の、それぞれアクティブ素子部での断面構造および実装
端子部での部分透視平面構造を示す。
【0042】図6および図7において、6cはAl合金
系低抵抗配線であり、Alと高融点金属との合金によっ
て形成されている。なお、その他の構成は、従来例とし
て図8、図9に示し、また実施例1として図1、図2、
図3に示したアクティブ素子アレイ基板の製造方法と同
じであるため、同一構成部分には同一番号を付して詳細
な説明を省略する。
【0043】製造に際しては、まず、実施例1と同様に
ガラスからなる基板1上に厚さ350nmのAlZr合
金(Zr:1at.%)を成膜後、ゲートパターンに加
工してゲート電極配線5を形成した。次に、ゲート絶縁
膜11となる第1のSiNxと、チャネル層12となる
非晶質Siと、さらに第2のSiNxとの三層を、それ
ぞれ厚さ200nm、50nm、150nmで成膜後、
第2のSiNxをパターニングしてチャネル保護膜13
を形成した。
【0044】次に、厚さ50nmのn型非晶質Siと厚
さ100nmのTiとを全面に成膜後、前記非晶質Si
とn型非晶質SiとTiとをエッチング加工することに
より、それぞれTFTとしてのチャネル層12とコンタ
クト層14とソース電極2とドレイン電極3とを形成し
た。かつ、同時にソース電極2のパターンを実装部分ま
で伸延して、実装端子6aを形成した(図7(a)、図
8(a))。
【0045】次に、Arガスを用いたスパッタリング法
により、AlMo合金を厚さを350nmで全面に成膜
後、燐酸(wt.%)と硝酸(wt.%)と酢酸(w
t.%)と水(wt.%)とが16:4:4:1の割合
からなる混酸のエッチャントを用いたエッチングによ
り、実装端子6aとなる部分を除いたソース電極2の上
部に、AlMoからなるAl合金系低抵抗配線6cを形
成した(図7(b)、図8(b))。
【0046】次に、感光性有機材料(日本合成ゴム社
製;PC−302)を全面にスピン塗布(1000rp
m、15sec)して層間絶縁材料膜を形成した後、露
光(露光機;キヤノン社製MPA−3000)と、現像
(現像液;東京応化社製NMD−3(0.4%))とを
行うことにより、コンタクトホール7aと層間絶縁膜端
部7bとを有する厚さ約2.5μmの層間絶縁膜7を形
成した(図6(c)、図7(c))。このとき、従来の
技術で示した実装端子6a上の層間絶縁膜端部7bの剥
がれ(図9(c)に示した層間絶縁膜剥離部7c)は、
全く生じなかった。
【0047】次に、ITOを厚さ約100nmで成膜
後、パターニングを行い、コンタクトホール7aを通じ
てドレイン電極3と接続した画素電極8を形成して、ア
クティブ素子アレイ基板が得られた(図6(d))。
【0048】以上の実施例3によれば、従来の技術で示
した低抵抗配線6b(図9(b))を、Alと高融点金
属であるMoとの合金からなるAl合金系低抵抗配線6
cとすることにより、理由は明白ではないが、実装端子
6a上での層間絶縁膜7の剥離を防止することができ
た。
【0049】なお、以上の説明ではAl合金系低抵抗配
線6cの高融点金属をMoとしたが、高融点金属として
TaもしくはZrもしくはTiもしくはWを用いた場合
も、同様に実装端子6上での層間絶縁膜7の剥離を防止
できた。
【0050】また、上記実施例1〜3においては、層間
絶縁膜端部7bの近傍においてITOをすべて除去する
構成としたが、露呈した実装端子6a上をITOが覆う
構成としてもよい。さらに、アクティブ素子をTFTか
らなるものとしたが、MIM等の非線形2端子素子とし
てもよいことは明らかである。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、実装端子
上での層間絶縁膜の剥離防止が可能となる。もって、歩
留まりのよいアクティブ素子アレイ基板の製造方法が得
られるという有利な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるアクティブ素子アレ
イ基板の製造方法の途中工程を示した構造断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例1におけるアクティブ素子アレ
イ基板の製造方法を各工程ごとに示したアクティブ素子
部での構造断面図である。
【図3】本発明の実施例1におけるアクティブ素子アレ
イ基板の製造方法を各工程ごとに示した実装端子部での
部分透視平面図である。
【図4】本発明の実施例2におけるアクティブ素子アレ
イ基板の製造方法を各工程ごとに示したアクティブ素子
部での構造断面図である。
【図5】本発明の実施例2におけるアクティブ素子アレ
イ基板の製造方法を各工程ごとに示した実装端子部での
部分透視平面図である。
【図6】本発明の実施例3におけるアクティブ素子アレ
イ基板の製造方法を各工程ごとに示したアクティブ素子
部での構造断面図である。
【図7】本発明の実施例3におけるアクティブ素子アレ
イ基板の製造方法を各工程ごとに示した実装端子部での
部分透視平面図である。
【図8】従来のアクティブ素子アレイ基板の製造方法に
おけるアクティブ素子部での構造断面図である。
【図9】従来のアクティブ素子アレイ基板の製造方法に
おける実装端子部での部分透視平面図である。
【符号の説明】
1 基板 6 ソース配線 6a 実装端子 6b 低抵抗配線 6c Al合金系低抵抗配線 7 層間絶縁膜 7a コンタクトホール 8 画素電極 21 酸素プラズマ 22 Al 23 高融点金属
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今田 龍夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小西 芳広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルの駆動用のアクティブ素
    子アレイ基板の製造方法であって、基板上に駆動用のア
    クティブ素子を複数配列させて形成する工程と、前記駆
    動用の信号を供給するために各アクティブ素子からそれ
    ぞれ電気的に接続して引き出した実装端子を形成する工
    程と、その後にアッシング処理を行う工程と、このアッ
    シング処理の後に、各アクティブ素子に通じるコンタク
    トホールを備えるとともに前記複数のアクティブ素子を
    覆いかつ前記実装端子上を開口した層間絶縁膜を形成す
    る工程と、前記コンタクトホールを通じて前記アクティ
    ブ素子にそれぞれ接続した画素電極を形成する工程とを
    有することを特徴とするアクティブ素子アレイ基板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 実装端子を形成する工程では、その実装
    端子としてTiを用い、層間絶縁膜を形成する工程で
    は、アッシング処理として酸素プラズマもしくはUV光
    を用い、その層間絶縁膜の材料として感光性有機膜を用
    いることを特徴とする請求項1記載のアクティブ素子ア
    レイ基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 液晶表示パネルの駆動用のアクティブ素
    子アレイ基板の製造方法であって、基板上に駆動用のア
    クティブ素子を複数配列させて形成する工程と、前記駆
    動用の信号を供給するために各アクティブ素子からそれ
    ぞれ電気的に接続して引き出した実装端子を形成する工
    程と、Alと高融点金属との積層構造からなる低抵抗配
    線を前記実装端子を除くソース電極上に形成する工程
    と、この低抵抗配線の形成の後に、各アクティブ素子に
    通じるコンタクトホールを備えるとともに前記複数のア
    クティブ素子を覆いかつ前記実装端子上を開口した層間
    絶縁膜を形成する工程と、前記コンタクトホールを通じ
    て前記アクティブ素子にそれぞれ接続した画素電極を形
    成する工程とを有することを特徴とするアクティブ素子
    アレイ基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 実装端子を形成する工程では、その実装
    端子としてTiを用い、低抵抗配線を形成する工程で
    は、高融点金属としてMoを用いるとともに、燐酸と硝
    酸と酢酸とからなる混酸を用いたエッチングによってそ
    の低抵抗配線を形成し、層間絶縁膜の材料として感光性
    有機膜を用いることを特徴とする請求項3記載のアクテ
    ィブ素子アレイ基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 実装端子を形成する工程では、その実装
    端子としてTiを用い、低抵抗配線を形成する工程で
    は、高融点金属としてTiを用いるとともに、F系ガス
    および燐酸と硝酸と酢酸とからなる混酸を用いたエッチ
    ングによってその低抵抗配線を形成し、層間絶縁膜の材
    料として感光性有機膜を用いることを特徴とする請求項
    3記載のアクティブ素子アレイ基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 液晶表示パネルの駆動用のアクティブ素
    子アレイ基板の製造方法であって、基板上に駆動用のア
    クティブ素子を複数配列させて形成する工程と、前記駆
    動用の信号を供給するために各アクティブ素子からそれ
    ぞれ電気的に接続して引き出した実装端子を形成する工
    程と、Alと高融点金属との合金からなるAl合金系低
    抵抗配線を前記実装端子を除くソース電極上に形成する
    工程と、この低抵抗配線の形成の後に、各アクティブ素
    子に通じるコンタクトホールを備えるとともに前記複数
    のアクティブ素子を覆いかつ前記実装端子上を開口した
    層間絶縁膜を形成する工程と、前記コンタクトホールを
    通じて前記アクティブ素子にそれぞれ接続した画素電極
    を形成する工程とを有することを特徴とするアクティブ
    素子アレイ基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 実装端子を形成する工程では、その実装
    端子としてTiを用い、低抵抗配線を形成する工程で
    は、高融点金属としてMoもしくはTaもしくはZrも
    しくはTiもしくはWを用いるとともに、燐酸と硝酸と
    酢酸とからなる混酸を用いたエッチングによってその低
    抵抗配線を形成し、層間絶縁膜の材料として感光性有機
    膜を用いることを特徴とする請求項6記載のアクティブ
    素子アレイ基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 アクティブ素子を形成する工程では、そ
    のアクティブ素子として薄膜トランジスタを用い、この
    薄膜トランジスタのドレイン電極に、層間絶縁膜を形成
    する工程において形成されたコンタクトホールを用いて
    画素電極を接続させることを特徴とする請求項1から7
    までのいずれか1項記載のアクティブ素子アレイ基板の
    製造方法。
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